JP5290289B2 - マルチメディア処理電力管理のためのパワーゲーティング - Google Patents

マルチメディア処理電力管理のためのパワーゲーティング Download PDF

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Description

本開示は集積回路に関し、より詳細には集積回路のための電力管理に関する。
特定用途向け集積回路(ASIC)などの集積回路を組み込んだ電子機器は、多くの場合、省電力技術を用いて電力消費を低減し、電池寿命を延ばす。携帯電話や携帯情報端末(PDA)などといった小型の携帯式機器は、通常、論理回路によって電力消費を制限する非アクティブモードを実施するための回路を組み込んでいる。非アクティブモードには、待機モード、低電力モード及びスリープモードが含まれ得る。
デジタル回路、より具体的には、CMOS回路における電力損失は、電源電圧の二乗にほぼ比例する。したがって、低電力性能を達成するのに最も有効な方法は、電源電圧を下げることである。ASIC上のCMOS回路は、著しく低い電力レベルで動作することができる。しかし、伝搬遅延の増大を回避するために、CMOSデバイスのしきい値電圧も低減される。
しきい値電圧の低下は、一般に、MOSデバイスのサブスレッショルド(sub-threshold)漏れ電流の変化によるスタンバイ電流の増大を生じさせる。「オフ」のトランジスタを流れる漏れ電流は、デバイスのしきい値電圧が低減されるに従って指数関数的に増大する傾向にある。しかも、製造技術が高レベルの集積へと進化し、製造可能な最小の要素がますます小型化し、90nm、65nmまたは45nm以下などといったナノテクノロジレベルへと進むに従って、ゲート漏れ及びサブスレッショルド漏れがさらに一層問題となる。したがって、長時間にわたって非アクティブモードのままである、携帯電話やPDAといった電子機器は、著しい漏れ電流を呈し、非アクティブモード時に望ましくない電池電力の消耗をもたらす可能性がある。
本開示は、一般に、マルチメディア処理環境内でパワーゲーティングを実施するための回路を対象とする。開示の回路は、相互の別々に動作する様々な構成要素を含み得るマルチメディア表示プロセッサのためのより効果的な電力管理に対応する。このように、開示の回路は、マルチメディア処理環境内での電力節約及び性能改善に対応することができる。
待機モード時の漏れ電流を低減するために、いくつかの特定用途向け集積回路(ASIC)は、CMOS回路の低電圧しきい値(LVT)論理ゲートと電源レールまたは接地レールの間に電気的に接続されているヘッドスイッチまたはフットスイッチを含み得る。ヘッドスイッチとは、ASICコアまたはブロックの局部電源網配線と最上位電源網配線の間に位置する高電圧しきい値(HVT)PMOSトランジスタである。フットスイッチとは、局部接地網配線と最上位接地レール/網の間に位置するHVT NMOSトランジスタである。
非アクティブモード時、ヘッドスイッチまたはフットスイッチは、LVT論理ゲートを電源/接地から切断して電源レールを「折りたたむ(collapse)」ためにオフにされる。ヘッドスイッチまたはフットスイッチは高しきい値電圧を有するため、ヘッドスイッチまたはフットスイッチにより電源から引き出される漏れ電流の量は、通常LVT論理ゲートを流れるはずの漏れ電流と比べて大幅に低減される。アクティブモード時、ヘッドスイッチまたはフットスイッチは、電源及び接地をLVTゲートと接続するためにオンにされる。したがって、アクティブモード時、LVT論理ゲートは、あたかもこれらが電源及び接地に直接接続されているかのうように、実質的に同じ電圧によって電力供給される。
本開示のいくつかの態様では、ヘッドスイッチまたはフットスイッチ回路は、例えば論理構成要素がアクティブモードにあるかそれとも非アクティブモードにあるかなど、個々の論理構成要素の動作モードに応じて、マルチメディア表示プロセッサの異なる論理構成要素を電源レールと独立して、選択的に接続し、切断するように実施され得る。論理ゲートと電源レールまたは接地レールの間のスイッチを分配することは、マルチメディア表示プロセッサ内の他の回路がオフにされ、または低電力状態にある間にマルチメディア表示プロセッサの一部が動作を続行し得る非アクティブモードを有する電子機器においては特に有利である。詳細には、分配されたスイッチを個別に制御して、電源電圧をマルチメディア表示プロセッサの選択された領域、ブロックまたは列から分離することができる。
本開示で説明する回路は、様々な電子機器に適用できるが、マルチメディア処理を行い、非アクティブ回路モードを利用して電池電力を節約する、小型の携帯式無線通信機器において特に有益となり得る。例えばこの回路は、携帯電話や携帯情報端末(PDA)といった無線機器に適用され得る。あるいは、本明細書で説明する回路は、非無線機器において使用されてもよい。
一態様では、本開示は、第1のマルチメディア処理タスクを処理する第1のブロックと、第2のマルチメディア処理タスクを処理する第2のブロックと、第1のブロック及び第2のブロックのための電力を生成する電源と、第2のブロックとは独立に第1のブロックと電源を選択的に結合し、分離するパワー・ゲーティング・モジュールとを備えるマルチメディアプロセッサを提供する。
別の態様では、本開示は、無線送信機と、無線受信機と、第1のマルチメディア処理タスクを処理する第1のブロック、第2のマルチメディア処理タスクを処理する第2のブロック、第1のブロック及び第2のブロックのための電力を生成する電源、ならびに第2のブロックとは独立に第1のブロックと電源を選択的に結合し、分離するパワー・ゲーティング・モジュールを有するマルチメディア表示プロセッサを含む、送信機を駆動し、無線受信機によって受信される信号を処理する処理回路とを備える無線通信機器を提供する。
別の態様では、本開示は、マルチメディア表示プロセッサ内の処理ブロックがアイドル状態であることを検出することと、処理ブロックがアイドル状態であるときに、マルチメディア表示プロセッサ内の他のアクティブ状態の処理ブロックを電源から分離することなく、処理ブロックへの電力を独立にゲート制御するために処理ブロックを電源と選択的に分離することとを含む方法を提供する。
別の態様では、本開示は、コンピュータに、マルチメディア表示プロセッサ内の処理ブロックがアイドル状態であることを検出させる命令群と、コンピュータに、処理ブロックがアイドル状態であるときに、マルチメディア表示プロセッサ内の他のアクティブ状態の処理ブロックを電源から分離することなく、処理ブロックへの電力を独立にゲート制御するために、処理ブロックを電源と選択的に分離させる命令群とを備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。
別の態様では、本開示は、マルチメディアプロセッサをアセンブルする方法であって、第1のマルチメディア処理タスクを独立に処理する第1のブロックと第2のマルチメディア処理タスクを独立に処理する第2のブロックとを含む論理回路を形成することと、第1のブロック及び第2のブロックのための電力を生成する電源を形成することと、第2のブロックとは独立に第1のブロックを電源と選択的に結合し、分離するパワー・ゲーティング・モジュールを形成することとを含む方法を提供する。
別の態様では、本開示は、第1のマルチメディア処理タスクを処理する手段と、第2のマルチメディア処理タスクを処理する手段と、第1のブロック及び第2のブロックのための電力を生成する手段と、第2のマルチメディア処理タスクを処理する手段とは独立に、第1のマルチメディア処理タスクを処理する手段と、電力を生成する手段を選択的に結合し分離する手段とを備えるマルチメディアプロセッサを提供する。
本開示で説明する技法は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせとして実施され得る。ソフトウェアとして実施される場合、このソフトウェアは、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、デジタル信号プロセッサ(DSP)といった、1つまたは複数のプロセッサにおいて実行され得る。技法を実行するソフトウェアは、最初はコンピュータ可読媒体に格納され、プロセッサにロードされ、実行されてもよい。したがって本開示では、実行時に、本開示で説明する技法を機器に行わせる命令群を備えるコンピュータ可読媒体も考慮されている。場合によっては、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品の一部を形成していてもよい。
本開示の1つまたは複数の態様の詳細を、添付の図面及び以下の説明において示す。本開示の他の特徴、目的、及び利点は、以下の説明及び図面、ならびに特許請求の範囲から明らかになるであろう。
マルチメディア表示プロセッサの例を示すブロック図である。 本開示の技法に従って動作するマルチメディア処理回路及び電源の例を示すブロック図である。 マルチメディア表示プロセッサ内でフットスイッチを用いる多しきい値CMOS(MTCMOS)回路の例を示す回路図である。 例示的フレーム時間にわたるマルチメディア表示プロセッサの構成要素の電力損失プロファイルの例を示すブロック図である。 例示的フレーム時間にわたるマルチメディア表示プロセッサの構成要素の電力損失プロファイルの例を示すブロック図である。 スイッチを使用してマルチメディア表示プロセッサの別々の構成要素への電力を選択的にゲート制御する際のマルチメディア表示プロセッサの動作の一例を示す流れ図である。 スイッチを使用してマルチメディア表示プロセッサの別々の構成要素への電力を選択的にゲート制御する際のマルチメディア表示プロセッサの動作の別の例を示す流れ図である。 本開示で説明する論理回路を組み込んだ電子機器を示すブロック図である。
図1は、マルチメディア表示プロセッサ10の例を示すブロック図である。マルチメディア表示プロセッサ10は、特定用途向け集積回路(ASIC)またはシステム・オン・チップ(SOC)内のハード・マクロ・コアの一部とすることができる。ハード・マクロ・コアは、ASICまたはSOCの論理素子が相互接続される方式を指定し、論理素子間の物理配線経路及び配線パターンを指定する論理機能とすることがでる。例えば、ハード・マクロ・コアは、メモリブロック、デジタル信号プロセッサ(DSP)回路、カスタム・プロセッサ・コア、または他の任意の強化IP(intellectual property)コアを備えていてもよい。マルチメディア表示プロセッサ10は、電池式携帯用電子機器の一部とすることもできる。本明細書で説明する技法は、マルチメディア表示プロセッサの一部がオフにされ、または低電力状態にある間にマルチメディア表示プロセッサの一部が動作を続行するスリープまたは待機モードを有する携帯電話、携帯情報端末(PDA)などといった携帯用電子機器において特に有利となり得る。
マルチメディア表示プロセッサ10は、マルチメディア表示プロセッサ10内の複数の論理構成要素の間で処理要求を調和(balance)するアービタ12を含む。論理構成要素には、画素処理パイプ(PPP)14と、複数の直接メモリアクセス(DMA)パイプ、すなわち、1次DMA(DMA−P)16A、2次DMA(DMA−S)16B、外部DMA(DMA−E)16C、及びテレビジョンDMA(DMA−TV)16Dが含まれる。DMA16A〜16D(DMA16)は、メモリ(メモリ11など)への直接メモリアクセスを有し、メモリから表示パネルにフレームバッファ画像を移動させるハードウェア要素である。
図1の例では、マルチメディア表示プロセッサ10は、パラレル赤緑青(RGB)インタフェース17、パラレルCPUインタフェース18、シリアルインタフェース19、パラレルCPUインタフェース20、TVエンコーダ21といった、異なる種類のディスプレイに接続するためのインタフェースも含む。パラレルRGBインタフェース17は、フレームバッファなしのLCDパネルに接続する。パラレルCPUインタフェース18は、フレームバッファを備える表示パネルに接続する。シリアルインタフェース18は、フレームバッファを備える表示パネルに直列に接続する。TVエンコーダ21はテレビジョンディスプレイに接続する。
PPP14は、メモリ内にフレームバッファを構成するために、色変換、画像の拡大/縮小、混合、クロマ・アップサンプリング/ダウンサンプリング、及び複数画像平面の混合による画素の処理に使用され得る。例えばPPP14は、互いに異なる画像平面上のビデオ、グラフィックス、アイコン、及び他のマルチメディアオブジェクトを単一のフレームバッファに統合することができる。マルチメディアオブジェクトは、異なるソフトウェアアプリケーションからのものとすることもできる。一態様では、図1に示すように、フレームバッファ13がマルチメディア表示プロセッサ10の一部としてのメモリ11に格納され得る。別の態様では、フレームバッファは、外部のシンクロナスDRAM(SDRAM)またはシステムメモリに格納され得る。DMA16A〜16D(「DMA16」)は、フレームバッファ13にアクセスし、フレームバッファ13を表示用の表示パネル(不図示)に送る。表示パネルは、LCD(液晶ディスプレイ)、テレビジョンディスプレイ、パラレルもしくはシリアルディスプレイ、または他のディスプレイとすることができる。
マルチメディア表示プロセッサ10は、マルチメディアタスクを処理するための2つの別々のブロック、すなわちPPP14とDMAブロック15とに機能的に分けられているものと考えられる。DMAブロック15は、複数の下位ブロック、すなわちDMA16A〜16Dからなる。図1に示すマルチメディア表示プロセッサ10のアーキテクチャは、マルチメディア表示プロセッサ10が、表示更新速度と異なるフレーム合成速度でPPP14を使用することを可能にする。加えて、各DMA16も、異なる表示更新速度で動作し得る。PPP14は、好ましくは、最悪の場合の性能要件を処理し、すなわち、同時に動作するすべてのDMA16をサポートし、多くのシステム・オン・チップ(SOC)プラットフォームのためのハードウェアIP(知的財産)の再使用を可能にするようなサイズとされる。しかし、使用シナリオ及びSOCプラットフォームには、所与のタスクを達成するのに必ずしもマルチメディア表示プロセッサ10のすべての部分が必要とされるとは限らないものも多くある。
以下でさらに詳細に説明するように、電力は、マルチメディア表示プロセッサ10の各論理構成要素、すなわちPPP14と、DMAブロック15の1つまたは複数の下位ブロックとに、選択的に独立してゲート制御され、これによって、論理構成要素の非アクティブモード時の漏れ電流の量が低減される。例えば、マルチメディア表示プロセッサ10は、マルチメディア表示プロセッサ10内に存在するすべての論理構成要素を使用する高性能製品に組み込まれてもよく、マルチメディア表示プロセッサ10内に存在する論理構成要素の一部だけしか使用しない低性能製品に組み込まれてもよい。低性能製品の場合、使用されない論理構成要素の電力は独立してオフにゲート制御され得る。独立パワーゲーティングは、個々のスイッチを、PPP14及びDMA16のそれぞれと関連付けることによって達成され得る。例えば、フットスイッチやヘッドスイッチが使用され得る。詳細には、コンポーネント(ソフトウェアコンポーネントなど)が、論理構成要素14、16のうちの1つが非アクティブ状態(アイドル状態)であることを検出すると、このコンポーネントは、この論理構成要素を非アクティブモードにするために個々のスイッチをオフにすることができる。非アクティブモードの電源レール(power rail)から引き出される漏れ電流の量は、上記スイッチが高しきい値電圧を有し、個々の論理構成要素を流れる電流が生じないために、低減され得る。加えて、本明細書で説明する技法は、クロックゲート制御(clock gated)されない構成要素によって消費される電流も低減し得る。
図2は、本開示の技法に従って動作するマルチメディア処理回路22及び電源28の例を示すブロック図である。マルチメディア処理回路22は、論理回路24A〜24N(「論理回路24」)を含む。論理回路24は、異なるマルチメディア処理タスクを独立に処理し得る。電源28は、各論理回路24A〜24Nのための電力を生成する。パワー・ゲーティング・モジュール(power gating module)26は、論理回路24と電源28を選択的に結合し分離する。パワー・ゲーティング・モジュール26は、この結合と分離を、各論理回路24A〜24Nごとに独立に行うことができる。例えば、パワー・ゲーティング・モジュール26は、論理回路24Nと電源28を結合及び分離するのとは独立して、論理回路24Aと電源28を結合及び分離することができる。別の例として、パワー・ゲーティング・モジュール26は、各論理回路24を独立に結合するのではなく、個々の論理回路24の様々なグループまたは組み合わせと電源28を結合し、分離してもよい。
パワー・ゲーティング・モジュール26は、論理回路24A〜24Nのうち、それぞれ異なる1つと関連付けられた複数のスイッチセル(不図示)を含み得る。またパワー・ゲーティング・モジュール26は、個々の論理回路24と電源28を選択的に結合及び分離するために複数のスイッチセルを独立に制御するドライバモジュール(不図示)または中間ソフトウェアインテリジェンス層も含み得る。
電源28は、論理回路24と連通する電源レールと、論理回路24と連通する接地レールとを含み得る。パワー・ゲーティング・モジュール26は、電源レールと接地レールのうちの一方を個々の論理回路24と選択的に結合し、分離するために複数のスイッチセルを独立に制御することもできる。一態様では、スイッチセルは、個々の論理回路24A〜24Nを電源レールと結合するために、電源レールによって提供される電圧源と個々の論理回路24A〜24Nとの間に位置決めされたヘッドスイッチとすることができる。別の態様では、スイッチは、個々の論理回路24A〜24Nを接地レールに結合するために、個々の論理回路24A〜24Nと接地レールの個々の接地ノード(図3のGND1〜GND5で表される)の間に位置決めされたフットスイッチとすることができる。ヘッドスイッチ及びフットスイッチに関する例について説明しているが、パワー・ゲーティング・モジュール26は、これのために電源から引き出される漏れ電流の量が実質的に低減されるどんな種類の回路を備えていてもよい。
図3は、マルチメディア表示プロセッサ内でフットスイッチを用いる多しきい値CMOS(MTCMOS)回路30の例を示す回路図である。回路30は、ASICなどの集積回路における論理回路の一部を形成する。回路30は、低減された電源電圧及びしきい値電圧により論理構成要素における漏れ電流の量を低減するように構成される。したがって回路30は、低電圧しきい値(LVT)論理ゲートの大規模な配列を組み込んだASICなどの回路において特に有用となり得る。図3に示すように、MTCMOS回路30のPPP14、DMA−P16A、DMA−S16B、DMA−E16C、及びDMA−TV16Dは、それぞれ、外部電源レールによって提供される実際の電圧源VDD35に電気的に結合されている。しかし、PPP14、DMA−P16A、DMA−S16B、DMA−E16C、及びDMA−TV16Dは、それぞれ、実際の接地ノードGNDではなく、別々の「仮想」接地ノードGNDVに結合されている。入力信号(IN)38A〜38E(「入力信号38」)が、それぞれ、論理構成要素PPP14、DMA−P16A、DMA−S16B、DMA−E16C、及びDMA−TV16Dを駆動し、次いで各論理構成要素が、それぞれ、出力信号(OUT)40A〜40E(「出力信号40」)を生成する。
PPP14、DMA−P16A、DMA−S16B、DMA−E16C、及びDMA−TV16Dは、それぞれ、パワー・ゲーティング・モジュール45内の個々のフットスイッチ32A〜32E(「フットスイッチ32」)に結合されている。フットスイッチ32は、それぞれ、個々の論理構成要素の動作モードに応じて、すなわち、論理構成要素がアクティブモードにあるかそれとも非アクティブモードにあるかに応じて、個々の仮想接地ノードGNDVを実際の接地ノードGNDと選択的に接続及び切断する、高電圧しきい値(HVT)または超高電圧しきい値(UHVT)PMOSトランジスタを含み得る。電圧源VDD35は、論理構成要素を組み込んだ回路の外部にある外部端子から提供される。同様に、接地GNDも、外部接地端子によって提供される。回路30の実際の電圧源VDD35及び実際の接地GNDは、電池によって提供されてもよく、適用され得るいかなる電圧調整回路または電力調整回路によって提供されてもよい。例えば、携帯電話では、VDD35及びGNDは、0.5ボルトから2.0ボルトまでの電圧差を有し得る。
パワー・ゲーティング・モジュール45のドライバ42は、フットスイッチを独立にオンとオフにし、これによって、個々の実際の接地GNDを個々の仮想接地GNDVと結合し、分離するために、個々の入力ゲート44A〜44E(「入力ゲート44」)を介してフットスイッチ32にスリープ信号SL1〜SL5を印加する。フットスイッチ32のうちの1つがオンにされ、事実上「閉じる」と、個々の仮想接地ノードGNDVは個々の実際の接地ノードGNDの電位に接続され、フットスイッチ32の電圧降下分だけ少ない。フットスイッチ32は、アクティブモードでは、個々の論理構成要素PPP14、DMA−P16A、DMA−S16B、DMA−E16C、及びDMA−TV16Dに、あたかもこれらが実際の接地GNDに直接接続されているかのように、実質的に同じ電圧によって電力供給されることを可能にするが、非アクティブモードでは、個々の論理構成要素にほとんど、または全く電流を流さず、これによって、漏れ電流も、クロックゲート制御されない構成要素によって消費される電流も低減される。
詳細には、スリープまたは待機モード時には、入力ゲート44A〜44Eの1つにおいてスリープ信号SLがディアサートされて(de-asserted)個々のフットスイッチ32がオフになる。非アクティブモードでVDD35から引き出される漏れ電流の量は、フットスイッチ32が高しきい値電圧を有し、個々の論理構成要素を流れる電流がほとんど、または全く生じないために低減される。これに対し、非アクティブモード時にフットスイッチ32が使用されなかった場合、個々の論理構成要素は、実際の電源電圧VDD35から実際の接地基準GNDまで接続され、非アクティブモード時に望ましくない量の漏れ電流を発生することになる。
同様に、アクティブモード時には、1つまたは複数の入力ゲート44A〜44Eにおいてスリープ信号SLがアサート(assert)され、個々の1つまたは複数のフットスイッチ32がオンになり、個々の仮想接地GNDVが個々の実際の接地GNDに結合され、これによって、アクティブモードで通常動作するために個々の論理構成要素に電力供給される。したがって、アクティブモード時に、例示的MTCMOS回路30の個々の論理構成要素は、あたかもこれがVDD35とGNDの両方に直接接続されているかのように、実質的に同じ電圧によって電力供給される。よって、例示的MTCMOS回路30は、マルチメディア表示プロセッサの個々の論理構成要素のしきい値電圧を下げることを可能にすると同時に、非アクティブモード時の漏れ電流の量を低減し、クロックゲート制御されない構成要素によって消費される電流も低減する。
ドライバ42は、PPP14、DMA16、あるいはPPP14及びDMA16の状況を監視するデーモンプロセス(すなわち背景コンピュータプログラム)から、PPP14または1つもしくは複数のDMA16がアイドル状態であることを示す、及び1つもしくは複数の割込みコマンドまたは他のメッセージを受信すると、その受信に応答して、個々のフットスイッチ32をオフにするためのスリープ信号SL1〜SL5を選択的にフットスイッチ32に印加することができる。態様によっては、ドライバ42は、割込みコマンドを受け取るとスリープ信号を印加する。別の態様では、ドライバ42は、割込みコマンドを受け取ると、スリープ信号を印加する前に、まず、個々の論理構成要素の別のタスクが保留状態になっているかどうかチェックする。ドライバ42は、PPP14または1つもしくは複数のDMA16が新しいタスクを受け取っており、オンに戻される必要があることを示すデーモンプロセスからの1つまたは複数のメッセージを受信すると、その受信に応答して、個々のフットスイッチ32をオンにするために、スリープ信号SL1〜SL5を選択的に印加し得る。デーモンプロセスは、論理構成要素14、16がアイドル状態であるかどうか判定するために、PPP14、DMA16によるアクティビティを監視してもよく、また、レジスタに新しいタスクが存在するかどうか周期的にチェックしてもよい。代替として、ドライバ42は、上位層ソフトウェアモジュールからPPP14またはDMA16へのタスクを代行受信し、タスクを代行受信したことに応答して個々のフットスイッチ32をオンにするために、スリープ信号SL1〜SL5を選択的に印加してもよい。
このように、パワー・ゲーティング・モジュール45のドライバ42は、回路30の個々の論理構成要素への電力をゲート制御するように、フットスイッチ32を個別に作動させることができる。例えば、ドライバ42は、DMA16とは別個にPPP14に電力供給するようにフットスイッチ32Aを作動させることもできる。ドライバ42は、PPP14とは独立に、1つのグループとしてDMA16に電力供給するようにフットスイッチ32B〜32Eを作動させることもできる。あるいはドライバ32は、各DMA16に別々に電力供給することもできる。
フットスイッチ32の電圧降下はフットスイッチがオンであるときに最小となり、ゲート入力44におけるSL信号は、VDD35からの他の回路に実質的に影響を及ぼさないように、時間の経過と共に上昇し得る。初期電源投入時に、すべてのフットスイッチ32をデフォルトでオンとすることもできる。しかし、電力リセット、すなわちウォームブート後には、ウォームブートに関与するフットスイッチ32だけがデフォルトでオンになる。ウォームブートの後に続いて、ドライバ42と関連付けられたソフトウェアは、フットスイッチ32をオンにして電源レールを確立し、フットスイッチ32をリセットするようにレジスタをプログラムすることができる。本開示のいくつかの態様では、異なる動作またはアプリケーションを起動するために、個々のフットスイッチ32が必要に応じて独立にリセットされ得る。このように、電力崩壊後の電源投入のためのオーバヘッドを最適化することができる。
いくつかの態様では、ヘッドスイッチが、回路30内のコア領域にほとんど、または全く影響を及ぼさずに、フットスイッチ32の代わりに、またはフットスイッチ32と組み合わせて使用され得る。このような態様では、ヘッドスイッチはVDD35の下に設けられ、個々の論理構成要素14、16に接続される。
図3の回路30を含むマルチメディアプロセッサをアセンブルすることもできる。例えば、論理回路が、第1のマルチメディア処理タスクを独立に処理する第1のブロックと、第2のマルチメディア処理タスクを独立に処理する第2のブロックを含むように形成され得る。第1のブロック及び第2のブロックのための電力を生成する電源が形成され、第2のブロックとは独立に第1のブロックと電源を選択的に結合及び分離するパワー・ゲーティング・モジュールも形成され得る。態様によっては、パワー・ゲーティング・モジュールは、第1のブロックと関連付けられた第1のスイッチセルを形成し、第2のブロックと関連付けられた第2のスイッチセルを形成し、第1のブロック及び第2のブロックと電源を選択的に結合及び分離するように、第1のスイッチセル及び第2のスイッチセルを独立に制御するドライバモジュールを形成することによって形成され得る。電源は、第1のブロック及び第2のブロックに繋がる電源レールを形成し、第1のブロック及び第2のブロックと繋がる接地レールを形成することによって形成することができ、パワー・ゲーティング・モジュールは、電源レール及び接地レールの一方と個々のブロックを選択的に結合及び分離するために、第1のスイッチセル及び第2のスイッチセルを独立に制御するように形成される。マルチメディアプロセッサは、特定用途向け集積回路(ASIC)またはシステム・オン・チップ(SOC)内のハード・マクロ・コアの一部として形成され得る。マルチメディアプロセッサは、標準的なリソグラフィまたはダイパッケージング(die packaging)の技術を使用して形成され得る。
図4A〜図4Bは、例示的フレーム時間にわたるマルチメディア表示プロセッサの構成要素の電力損失プロファイルの例を示すブロック図である。比較のために、図4Aには、本明細書で説明する独立パワーゲーティングの技法を用いないフレーム時間での電力損失プロファイルが示されている。これに対して、図4Bには、本明細書で説明するように、マルチメディア表示プロセッサ10の個々の構成要素にパワーゲーティングの技法を用いたフレーム時間での電力損失プロファイルが示されている。
プロファイル50A及びプロファイル52AはPPP14の電力損失プロファイルを示している。図4A及び図4Bに示すように、PPP14は、アクティブ時間中はアクティブ電力レベル46で動作し、アイドル時間中は非アクティブ電力レベル48で動作する。プロファイル50Aは、PPP14がパワーゲーティングを有効にせずにアイドル状態のままに置かれているときに電力が損失されることを示し、プロファイル52Aは、PPP14がアイドル状態であるときにPPP14への電力がゲート制御され、これによって、漏れ電流と、クロックゲート制御されない構成要素によって消費される電流が低減されることを示している。
プロファイル50B及びプロファイル52Bは、DMA−P16Aの電力損失プロファイルを示している。この例では、DMA−P16Aは、フレーム時間中常にアクティブ電力レベル46で動作する。DMA−P16Aは常にオンのままであるため、この例では、DMA−P16Aへの電力はゲート制御されない。
プロファイル50C及びプロファイル52Cは、DMA−S16B、DMA−E16C、及びDMA−TV16Dの電力損失プロファイルを示している。図3A及び図3Bの例では、DMA16B〜16Dは、これらのフレーム時間の間アイドル状態である。プロファイル50Cは、DMA16B〜16Dがアイドル状態であるときに非アクティブ電力レベル48にあることを示している。これに対して、プロファイル502Cは、DMA16B〜16Dの電力がゲート制御されており、このため、ゲート制御されているときには非アクティブ電力レベル48で動作していないことを示している。単一の電力損失プロファイルの例として示されているが、DMA−S16B、DMA−E16C、及びDMA−TV16Dは、それぞれ、独立にアクティブ状態及びアイドル状態とすることもでき、アイドル時間中に電力を独立にゲート制御させることもできる。例えば前述のように、DMA16は異なる表示更新速度を有していてもよい。
図5Aは、スイッチを使用してマルチメディア表示プロセッサ10の別々の構成要素への電力を選択的にゲート制御する際の、マルチメディア表示プロセッサ10の動作の一例を示す流れ図である。マルチメディア表示プロセッサ10の論理構成要素14、16のうちの1つが上位層ソフトウェアからタスクを受け取る(60)。例えば、PPP14が、マルチメディアオブジェクトを単一のフレームバッファに統合するタスクを受け取ってもよい。PPP14はこのタスクを処理し(62)、タスクの完了時に出力信号40Aとしてドライバ42(図3)に割込みメッセージを送る(64)。ドライバ42がPPP14から割込みメッセージを受け取る(66)と、ドライバ42は、フットスイッチ32Aをオフにするために入力ゲート44Aを介してスリープ信号SL1をアサートし、これによって、PPP14への電力を独立にゲート制御する(68)。これは非アクティブモードにおいて電流がPPP14に流れるのを停止し、これによって、漏れ電流と、クロックゲート制御されない構成要素によって消費される電流が低減される。
PPP14に上位層ソフトウェアから新しいタスクが割り当てられる(70)と、デーモンプロセスが新しいタスクを検出し、ドライバ42に、PPP14をオンに戻すよう指示するメッセージを送る(72)。メッセージを受け取ると、ドライバ42は、フットスイッチ32Aをオンにするために入力ゲート44Aを介してスリープ信号SL1をアサートし(74)、再度PPP14に電流を流す。代替として、ドライバ42が新しいタスクを代行受信し、PPP14をオンにすべきであると判定してもよい。
図5Bは、スイッチを使用してマルチメディア表示プロセッサ10の別々の構成要素への電力を選択的にゲート制御する際の、マルチメディア表示プロセッサ10の動作の別の例を示す流れ図である。前述のように、マルチメディア表示プロセッサ10の論理構成要素14、16のうちの1つが上位層ソフトウェアからタスクを受け取る(76)。例えば、DMA−TV16Dが、フレームバッファにアクセスし、フレームバッファをTVディスプレイに送るタスクを受け取ってもよい。DMA−TV16Dはこのタスクの処理を開始する(78)。ドライバ42、またはドライバ層の上のパワー・ゲーティング・モジュール45内の中間インテリジェンス層(デーモンプロセスなど)は、DMA−TV16Dのためのソフトウェアレジスタ内のアイドル状態ビットをチェックして、DMA−TV16Dがアイドル状態であるかどうかを調べる(80)。論理構成要素14、16のそれぞれのために別々のビットが保持され得る。
アイドル状態ビットが、DMA−TV16Dがアイドル状態ではないことを示すとき(82のNO分岐)、ドライバ42または中間インテリジェンス層は、ある期間だけ待機してから再度アイドル状態ビットをチェックしてもよい。ドライバは、アイドル状態ビットが、DMA−TV16Dがアイドル状態である、すなわち、DMA−TV16Dがタスクの処理を終了していることを示していると判定する(82のYES分岐)。例えば、ドライバ42またはデーモンプロセスは、アイドル状態ビットの1回の肯定チェック後に判定を行ってもよく、構成要素が少なくともある期間にわたってアイドル状態であると判明した後で(複数回の肯定チェック後などに)判定を行ってもよい。ドライバ42は、DMA−TV16Dがアイドル状態であると判定する(82のYES分岐)と、フットスイッチ32Eをオフにするために入力ゲート44Eを介してスリープ信号SL5をアサートし、これによって、DMA−TV16Dへの電力を独立にゲート制御する(84)。これは非アクティブモードにおいて電流がDMA−TV16Dに流れるのを停止し、これによって、漏れ電流と、クロックゲート制御されない構成要素によって消費される電流が低減される。
DMA−TV16Dに上位層ソフトウェアから新しいタスクが割り当てられる(86)と、デーモンプロセスが新しいタスクを検出し、ドライバ42に別のメッセージを送る(88)。メッセージを受け取ると、ドライバ42は、フットスイッチ32Eをオンにするために入力ゲート44Eを介してスリープ信号SL5をアサートし(90)、再度DMA−TV16Dに電流を流す。代替として、ドライバ42が新しいタスクを代行受信し、DMA−TV16Dをオンにすべきであると判定してもよい。
図6は、本開示で説明する処理回路を組み込んだ電子機器の例を示すブロック図である。図6の例では、電子機器は、携帯電話のような無線通信機器92である。図6に示すように、無線通信機器92は、処理回路94と、受信機96と送信機98とを含む。受信機96はアンテナ100を介して無線信号を受信し、送信機98はアンテナ102を介して無線信号を送信する。態様によっては、受信機96及び送信機98は、デュプレクサなどにより、共通のアンテナを使用してもよい。
処理回路94は、送信機98を駆動し、受信機96によって受信される信号を処理するための複数の論理回路104A〜104N(「論理回路104」)」を含む。処理回路94は、図2のマルチメディア処理回路22と一致するように動作してもよく、図1のマルチメディア表示プロセッサ10を含んでいてもよい。代替として、またはこれに加えて、処理回路94は、典型的な無線モデム機能を組み込んでいてもよく、また、ユーザインタフェース機能といった無線通信機器92内の様々な機能を制御するように装備されていてもよい。パワー・ゲーティング・モジュール106は、論理回路104内の論理セルを、電池や適切な電力変換回路といった外部電源108に選択的に、独立に接続する。パワー・ゲーティング・モジュール106は、例えば、ヘッドスイッチ回路素子やフットスイッチ回路素子などを含み得る。また、パワー・ゲーティング・モジュール106は、ヘッドスイッチまたはフットスイッチ回路素子の動作を制御するドライバも含み得る。
本開示で説明したように、パワー・ゲーティング・モジュール106は、論理セルを選択的に、独立に、アクティブモードまたは非アクティブモードにするために、論理セルを電源108の外部電源端子または外部接地基準に独立に接続する。
以上、様々な態様及び例を説明した。しかし、本開示の構造または技法には、添付の特許請求の範囲を逸脱することなく変更を加えることができる。例えば、本明細書で説明した電力管理の技法を別の種類の機器が実施することもできる。本開示の上記及び他の態様は、添付の特許請求の範囲内に含まれるものである。

Claims (17)

  1. 第1のマルチメディア処理タスクを処理する第1のブロックと、
    第2のマルチメディア処理タスクを処理する第2のブロックと、
    前記第1のブロック及び前記第2のブロックのための電力を生成する電源と、
    前記第1及び第2のブロックにおいて、一方のブロックとは独立に、他方のブロックと前記電源を選択的に結合及び分離するパワー・ゲーティング・モジュールと、を備え、
    前記第1及び第2のブロックのそれぞれは、タスク完了時、前記パワー・ゲーティング・モジュールに割り込みメッセージを送信し、前記パワー・ゲーティング・モジュールは該メッセージに応答して、前記メッセージを送信したブロックと前記電源を分離し、及び前記電源から分離された前記ブロックが新たなタスクを受け取ると、該ブロックと前記電源を結合するマルチメディアプロセッサ。
  2. 前記パワー・ゲーティング・モジュールは、
    前記第1のブロックと関連付けられた第1のスイッチセルと、
    前記第2のブロックと関連付けられた第2のスイッチセルと、
    前記第1のブロック及び前記第2のブロックと前記電源を選択的に結合及び分離するように、前記第1のスイッチセル及び前記第2のスイッチセルを独立に制御するドライバモジュールと、
    を含む請求項1に記載のマルチメディアプロセッサ。
  3. 前記電源は、前記第1のブロック及び前記第2のブロックと繋がる電源レールと、前記第1のブロック及び前記第2のブロックと繋がる接地レールとを含み、前記パワー・ゲーティング・モジュールは、前記電源レール及び前記接地レールの一方と前記個々のブロックを選択的に結合及び分離するように、前記第1のスイッチセル及び前記第2のスイッチセルを独立に制御する請求項2に記載のマルチメディアプロセッサ。
  4. 前記第2のブロックは複数の下位ブロックを備え、前記第2のブロックは、所与のマルチメディア処理タスクを処理するために、前記下位ブロックのうちの1つを選択する請求項1に記載のマルチメディアプロセッサ。
  5. 前記パワー・ゲーティング・モジュールは、前記電源の接地レールを前記第1のブロック及び前記第2のブロックのそれぞれと接続及び切断するための第1のフットスイッチ及び第2のフットスイッチを含む請求項1に記載のマルチメディアプロセッサ。
  6. 前記パワー・ゲーティング・モジュールは、前記電源の電源レールを前記第1のブロック及び前記第2のブロックのそれぞれと接続及び切断するための第1のヘッドスイッチ及び第2のヘッドスイッチを含む請求項1に記載のマルチメディアプロセッサ。
  7. 前記第1のブロック及び前記第2のブロックの少なくとも1つは低電圧しきい値論理ゲートを含み、前記パワー・ゲーティング・モジュールは高電圧しきい値スイッチを含む請求項1に記載のマルチメディアプロセッサ。
  8. 前記第1のブロックは画素処理パイプ(PPP)を含み、前記第1のマルチメディア処理タスクは画素処理タスクを含む請求項1に記載のマルチメディアプロセッサ。
  9. 前記第2のブロックは直接メモリアクセス(DMA)パイプを含み、前記第2のマルチメディア処理タスクは、メモリからディスプレイにフレームバッファ画像を転送することを含む請求項1に記載のマルチメディアプロセッサ。
  10. 前記DMAパイプは、1次DMA(DMA−P)、2次DMA(DMA−S)、外部DMA(DMA−E)、及びテレビジョンDMA(DMA−TV)のうちの少なくとも2つ以上を含む複数の下位ブロックを備える請求項9に記載のマルチメディアプロセッサ。
  11. 前記第1のブロックは前記第1のマルチメディア処理タスクを、前記第2のブロックが前記第2のマルチメディア処理タスクを処理する速度とは異なる速度で処理する請求項1に記載のマルチメディアプロセッサ。
  12. 前記パワー・ゲーティング・モジュールは、前記第1のブロック及び前記第2のブロックがそれぞれアイドル状態であるかどうかに基づいて、前記電源と前記第1のブロック及び前記第2のブロックのうちの1つまたは複数を独立に結合及び分離する請求項1に記載のマルチメディアプロセッサ。
  13. 前記パワー・ゲーティング・モジュールは、前記第1のブロックがアイドル状態である間、前記電源を前記第1のブロックと分離し、前記パワー・ゲーティング・モジュールは同時に、前記第2のブロックがアクティブ状態である間、前記電源を前記第2のブロックに結合する請求項1に記載のマルチメディアプロセッサ。
  14. 無線送信機と、
    無線受信機と、
    前記送信機を駆動し、前記無線受信機によって受信される信号を処理する処理回路とを具備し、
    この処理回路は、第1のマルチメディア処理タスクを処理する第1のブロックと、第2のマルチメディア処理タスクを処理する第2のブロックと、前記第1のブロック及び前記第2のブロックのための電力を生成する電源、ならびに前記第1及び第2のブロックにおいて、一方のブロックとは独立に、他方のブロックと前記電源を選択的に結合及び分離するパワー・ゲーティング・モジュールとを有し、
    前記第1及び第2のブロックのそれぞれは、タスク完了時、前記パワー・ゲーティング・モジュールに割り込みメッセージを送信し、前記パワー・ゲーティング・モジュールは該メッセージに応答して、前記メッセージを送信したブロックと前記電源を分離し、及び前記電源から分離された前記ブロックが新たなタスクを受け取ると、該ブロックと前記電源を結合するマルチメディア表示プロセッサを含む無線通信機器。
  15. 前記パワー・ゲーティング・モジュールは、前記電源と前記第1のブロック及び前記第2のブロックのそれぞれを独立に結合及び分離するためのヘッドスイッチを含む請求項14に記載の無線通信機器。
  16. 前記パワー・ゲーティング・モジュールは、前記電源と前記第1のブロック及び前記第2のブロックのそれぞれを独立に結合及び分離するためのフットスイッチを含む請求項14に記載の無線通信機器。
  17. 前記パワー・ゲーティング・モジュールは、前記第1のブロック及び前記第2のブロックがそれぞれアイドル状態であるかどうかに基づいて、前記電源と前記第1のブロック及び前記第2のブロックのうちの1つまたは複数を独立に結合及び分離する請求項14に記載の無線通信機器。
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