JP5280359B2 - 垂直磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

垂直磁気記録媒体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5280359B2
JP5280359B2 JP2009523669A JP2009523669A JP5280359B2 JP 5280359 B2 JP5280359 B2 JP 5280359B2 JP 2009523669 A JP2009523669 A JP 2009523669A JP 2009523669 A JP2009523669 A JP 2009523669A JP 5280359 B2 JP5280359 B2 JP 5280359B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic recording
layer
recording medium
manufacturing
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009523669A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009011382A1 (ja
Inventor
直志 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ulvac Inc filed Critical Ulvac Inc
Priority to JP2009523669A priority Critical patent/JP5280359B2/ja
Publication of JPWO2009011382A1 publication Critical patent/JPWO2009011382A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5280359B2 publication Critical patent/JP5280359B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/84Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/84Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
    • G11B5/855Coating only part of a support with a magnetic layer
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/1278Structure or manufacture of heads, e.g. inductive specially adapted for magnetisations perpendicular to the surface of the record carrier
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/64Record carriers characterised by the selection of the material comprising only the magnetic material without bonding agent
    • G11B5/65Record carriers characterised by the selection of the material comprising only the magnetic material without bonding agent characterised by its composition
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/64Record carriers characterised by the selection of the material comprising only the magnetic material without bonding agent
    • G11B5/66Record carriers characterised by the selection of the material comprising only the magnetic material without bonding agent the record carriers consisting of several layers
    • G11B5/667Record carriers characterised by the selection of the material comprising only the magnetic material without bonding agent the record carriers consisting of several layers including a soft magnetic layer
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/74Record carriers characterised by the form, e.g. sheet shaped to wrap around a drum
    • G11B5/82Disk carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B2005/0002Special dispositions or recording techniques
    • G11B2005/0026Pulse recording
    • G11B2005/0029Pulse recording using magnetisation components of the recording layer disposed mainly perpendicularly to the record carrier surface
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10S428/90Magnetic feature

Description

本発明は、垂直磁気記録媒体の製造方法に関する。
本願は、2007年7月18日に、日本に出願された特願2007−187253号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、ハードディスク等に用いられる磁気記録媒体は、磁気記録層を構成する磁性粒子の微細化、材料の変更、ヘッド加工の微細化等の改良により、面記録密度の大幅な向上が図られてきた。しかし、更なる面記録密度の向上にあたっては、磁気ヘッドの加工限界、磁気ヘッドの記録磁界の広がりに起因して記録対象のトラック(記録要素)に隣接するトラックへの誤った情報の記録や、再生時のクロストークなどの問題が顕在化し、従来の手法による面記録密度の向上は限界にきている。
面記録密度の更なる向上のために、磁気記録層において、互いに隣接するトラックの境界部分に溝を形成し、隣接するトラックどうしを磁気的に区画した磁気記録媒体が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような磁気記録媒体は、ディスクリートトラック型磁気記録媒体などと称され、隣接するトラックどうしが溝によって物理的に区画されるため、隣接トラックへの誤記録やクロストーク等の問題を起こすことなく、面記録密度の更なる向上ができるものとして期待されている。
このような、磁気記録層に溝を備えた磁気記録媒体の製造にあたっては、従来、非磁性の基板自体に溝を形成し、この基板の上に軟磁性層や磁気記録層を積層することによって、基板に形成した溝の形状に倣って、磁気記録層に溝が形成されるようにした製造方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、基板上に形成した磁気記録層に対して、磁気材料をカルボニル化させる化学的エッチング方法によって、磁気記録層の一部をカルボニル化させて除去することにより、磁気記録層に溝を形成する方法も知られている(例えば、非特許文献1参照)。
特開2006−31756号公報 特開2006−127681号公報 日本応用磁気学会誌 Vol28,No 3.2004,P.249-253
しかしながら、磁気記録層に溝を備えた磁気記録媒体を製造するにあたって、上述した特許文献2に記載された製造方法では、基板に形成した溝の形状を正確に倣った溝を磁気記録層に形成することは困難であり、磁気記録層の結晶配向が乱れやすく、所定の方向に磁化容易軸が形成されなかったり、溝自体に磁気異方性が生じて隣接するトラックどうしで磁気的な区画が確実にできないなどの課題があった。
一方、非特許文献1に記載された製造方法では、磁気記録層の構成材料が化学的エッチングに用いるカルボニル基に反応してカルボニル化合物を生じる材料に限定されてしまい、磁気特性に優れた材料であってもカルボニル基に反応しない材料では溝を形成できないという大きな制約があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、磁気記録層の構成材料の種類に限定されることなく、記録要素を磁気的に分離する溝を、高精度形成することが可能な垂直磁気記録媒体の製造方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明の垂直磁気記録媒体の製造方法は、基板と、この基板上に形成された軟磁性層と、この軟磁性層上に中間層を挟んで形成され、表面に対して垂直な磁化容易軸を有する磁気記録層とを備え、前記磁気記録層には、前記磁気記録層を複数の記録要素に区画する複数の溝が形成されている垂直磁気記録媒体の製造方法であって、
前記磁気記録層の上層に形成したハードマスク層をマスクとして、少なくともハロゲンおよび酸素を含有するガスを用いた反応性イオンエッチングにより前記各溝を形成する工程を備え、
前記各溝は、前記中間層の途中まで達する深さで形成されることを特徴とする
前記記録要素ごとに区画された前記中間層は、前記溝の底面で互いに繋がるように形成されるのが好ましい。
また、前記各溝は、少なくとも前記軟磁性層と前記磁気記録層との間で生じるエッチングレートの差によって、前記各溝の側壁へ付着する付着物を除去しながら前記軟磁性層の一面近傍の深さまで形成されることが好ましい。
前記溝の形成後、少なくとも水素を含有するガスを用いたガスプラズマが前記磁気記録層に照射されるのが好ましい。
前記磁気記録層は、少なくともCoを含んでいてもよい。前記磁気記録層は、少なくともカルボニル基と反応しない金属元素を含んでいてもよい。前記ハードマスク層は、少なくともTi,W,Taのいずれかを含んでいてもよい。
前記各溝は、前記垂直磁気記録媒体の記録トラック方向に沿って形成されてもよい。
また、前記各溝は、前記垂直磁気記録媒体の記録トラック方向とこれに垂直な方向とに沿って形成されてもよい。
さらに、前記各溝が略格子状に形成されていてもよい。
本発明の垂直磁気記録媒体の製造方法によれば、酸素とハロゲンとを含むエッチングガスを用いて、磁気記録層をエッチングすることによって、高精度で、かつ微細な溝を磁気記録層に形成することが可能になる。
また、例えば、従来のカルボニル化によるエッチングでは不可能であった、PtやCrなどカルボニル基と反応しない金属元素を含む材料から構成された磁気記録層に対してもエッチングを行うことが可能になる。これにより、PtやCrなど、カルボニル基と反応しない金属元素を含む材料から構成された磁気記録層にも、高精度に溝を形成することができる。
さらに、酸素とハロゲンとを含むエッチングガスを用いて磁気記録層をエッチングすることによって、ハードマスク層の表面には酸化膜が形成され、ハードマスク層と磁気記録層との間で、エッチングガスに対するエッチングレートに大幅な差が生じる。これにより、磁気記録層に形成する溝の深さに対して、ハードマスク層の厚みが大幅に薄くても、磁気記録層に溝を所定の深さまで形成することが可能になる。ハードマスク層の厚みを薄くすることにより、エッチング時のハードマスク層の飛散による溝への付着を低減し、溝を高精度に形成可能にするとともに、後工程でのハードマスク層の除去も容易にすることができる。
図1Aは、本発明に係る垂直磁気記録媒体の製造方法によって形成された垂直磁気記録媒体の一例を示す断面図である。 図1Bは、図1Aのaの拡大図である。 図2Aは、本発明に係る垂直磁気記録媒体の製造方法の一例を示す断面図である。 図2Bは、本発明に係る垂直磁気記録媒体の製造方法の一例を示す断面図である。 図2Cは、本発明に係る垂直磁気記録媒体の製造方法の一例を示す断面図である。 図2Dは、本発明に係る垂直磁気記録媒体の製造方法の一例を示す断面図である。 図3Aは、本発明に係る垂直磁気記録媒体の製造方法の一例を示す断面図である。 図3Bは、本発明に係る垂直磁気記録媒体の製造方法の一例を示す断面図である。 図3Cは、本発明に係る垂直磁気記録媒体の製造方法の一例を示す断面図である。 図3Dは、本発明に係る垂直磁気記録媒体の製造方法の一例を示す断面図である。 図4は、垂直磁気記録媒体の他の一例を示す断面図である。 図5は、垂直磁気記録媒体の他の一例を示す断面図である。 図6は、本発明の検証結果を示すグラフである。
符号の説明
10 垂直磁気記録媒体
11 基板
12 軟磁性層
13 中間層
14 磁気記録層
15 溝
以下、本発明に係る垂直磁気記録媒体の製造方法の最良の形態について説明する。なお、本実施形態は、本発明の趣旨をより良く理解するために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
まず、本発明の垂直磁気記録媒体の製造方法によって製造される垂直磁気記録媒体の一例について説明する。図1A及び図1Bは、それぞれコンピュータのハードディスクドライブに用いられるディスクリートトラック型の垂直磁気記録媒体を示す一部破断斜視図および要部拡大断面図である。なお、図1A及び図1Bでは、各部を明確に示すために、特に厚み方向が拡大されて描かれている。
垂直磁気記録媒体10は、円盤状の非磁性体からなる基板11上に、軟磁性層12、中間層13、磁気記録層14、および保護層15が、この順に積層された構造とされている。
[基板]
基板11としては、例えば、アルミニウムとその合金あるいは酸化物、チタンとその合金或いは酸化物、またはシリコン、ガラス、カーボン、セラミック、プラスチック、樹脂およびそれらの複合体化からなる基板の表面に、異種材質の非磁性層をスパッタ法、蒸着法、メッキ法等の成膜法により、表面コーティング処理を行ったものが挙げられる。
基板11の形状としては、ディスク用途の場合、ドーナツ円盤状のものが使われる。後述する磁気記録層14を上層に設けた基板11、すなわち垂直磁気記録媒体10は、磁気記録および再生時、この円盤の中心を軸として、例えば3600rpm〜15000rpm程度の速度で回転させて使用される。この時、情報の読取、書込を行なう磁気ヘッドが、垂直磁気記録媒体10の表面又は裏面に対して0.1μm〜数nm程度の間隔をあけて浮上走行する。従って、基板11としては表面又は裏面の平坦性、表裏両面の平行性、基板円周方向のうねり、および表裏面の粗さが適切に制御されていることが望ましい。
[軟磁性層]
基板11の上層を成す軟磁性層12は、スパッタ法や蒸着法などにより形成することができる。その構成としては、例えば、CoNbZr膜といった非晶質の合金材料、FeTaC膜といった微結晶析出型の合金膜、あるいはNiFe膜といった結晶質の合金膜が用いられればよい。また、こうした軟磁性層12は、例えば軟磁性体と非磁性体とを交互に積層した積層体から構成されてもよい。
[中間層]
中間層13は、例えば配向層などとも呼ばれる。例えば、この中間層13に重ねて形成される磁気記録層14の磁化容易軸の方向を、垂直磁気記録媒体10の表面に対して垂直な方向に配向させる。また、磁気記録層14のエピタキシャル成長の促進を図る。中間層13は、例えば、膜厚0.1〜10nm程度の面心立方構造(fcc)又は最密六方構造(hcp)を有する金属膜から構成されることが好ましい。特に、CoCr合金、CoCrRu合金、Pd、Cu、Pt、Ru等を好ましく採用することができる。
[磁気記録層]
磁気記録層14は、例えば、磁化容易軸が垂直磁気記録媒体10の表面に対して垂直な方向に配向した強磁性材料であればよい。なお、こうした磁化容易軸の配向は、磁気記録層14単独で制御されていても、中間層13の存在によって制御されるものであってもよい。磁気記録層14は、その組成を特に限定するものではないが、例えば、CoとCrを主たる成分とし、磁化容易軸が膜面に略垂直方向に配向した六方稠密構造(hcp:hexagonal closest packed structure)を有するCoCr系強磁性材料が好適に用いられる。このCoCr系強磁性材料は、必要に応じて他の元素が添加されたものであっても良い。
CoCr系強磁性材料の具体例としては、CoCr、CoCrNi、CoCrTa、CoCrPt、CoCrPtTa、CoCrPtB等のCoCr系合金が挙げられる。また、この磁気記録層14の結晶粒の粒径制御や粒間の偏析制御、結晶粒の結晶磁気異方性定数Kugrainの制御、耐食性の制御、低温プロセスへの対応等を目的として、O、SiOx、Fe、Mo、V、Si、B、Ir、W、Hf、Nb、Ru、希土類元素等を適宜添加することも好ましい。
また、上記のCoCr系合金以外の強磁性材料、例えば、CoPt、CoPd、FePt等の熱擾乱耐性に優れた材料や、それらを微細化するためにB、N、O、SiOx、Zr等を添加した材料を用いてもよい。
さらに、Co層とPt層とを多数積層した多層構造の磁気記録層を用いることもできる。この多層構造の磁気記録層としては、Co層とPd層、あるいはFe層とPd層等を組み合わせた多層構造の磁気記録層、またはこれらの各層にB、N、O、Zr、SiOx等を添加したものも適用可能である。また、CoPtCr−SiOグラニュラーなども好ましい。
磁気記録層14には、複数の溝16が形成されている。溝16は、磁気記録層14を複数の記録要素に磁気的に区画するものである。この溝16によって、磁気記録層14には、記録要素であるトラックTが複数形成される。互いに隣接するトラックT(記録要素)どうしは、溝16によって磁気的に完全に区画されるので、ハードディスクドライブの磁気記録媒体に用いた際に、隣接トラックへの誤記録やクロストークなど起こすことない。この結果、面記録密度を大幅に向上させることができる。この溝16の形成方法については、後ほど詳述する。
溝16は、SiOや樹脂などの非磁性材料層17によって埋められている。これにより互いに隣接するトラックTどうしの磁気的な区画が確実に行なわれるとともに、磁気記録層14の上面を平坦にすることができる。
[保護層]
溝16が形成された磁気記録層14を覆う保護層15は、例えば、厚さが1〜5nm程度のダイヤモンドライクカーボンと呼称される硬質炭素膜から形成されれば良い。この保護層15は、磁気記録層14の損傷を防止するとともに、垂直磁気記録媒体10の表面を平滑に保つ。なお、この保護層15の上に、フッ素系の潤滑剤からなる潤滑層など、ハードディスクドライブの磁気ヘッドとの接触を円滑にするための構造体を更に形成しても良い。
なお、図1A及び図1Bに示す垂直磁気記録媒体10の積層構造は、ディスクリート型磁気記録媒体の基本的な構造の一例であり、例えば、基板11と磁気記録層14との間に、更に他の中間層を必要に応じて設けた構成としても良く、磁気記録媒体10の積層構造は限定されるものではない。
次に、本発明の垂直磁気記録媒体の製造方法について、特に磁気記録層に溝を形成する工程を中心に説明する。図2A〜図2Dは、垂直磁気記録媒体の製造方法を段階的に示した模式図である。まず、図2Aに示すように、非磁性の基板21上に、軟磁性層22および中間層23をこの順に積層する。また、図2Bに示すように、中間層23の上に磁気記録層24を積層する。磁気記録層24は、単独で、または中間層23の作用によって、磁気記録層24の表面に対して垂直な方向に磁化容易軸が形成される。
軟磁性層22、中間層23、磁気記録層24は、それぞれ図1A及び図1Bを用いて説明した垂直磁気記録媒体の詳細な構成例に示された材料などから構成されていればよい。また、この軟磁性層22、中間層23、磁気記録層24は、それぞれ複数の層から構成されていても良い。
次に、図2Cに示すように、磁気記録層24の上に、ハードマスク層25を形成する。このハードマスク層25は、後工程において磁気記録層24に溝を形成するためのものである。ハードマスク層25には、例えば、Ti,W,Ta,およびこれらの酸化物、窒化物などが用いられればよい。特に、このハードマスク層25は、酸素と酸化物を形成することにより、ハロゲンを含むガスに対する耐エッチング性を具備する材料で構成されるのが好ましい。
ハードマスク層25は、厚みが例えば2〜20nm程度になるように形成されれば良い。ハードマスク層25の積層方法としては、例えば、スパッタリング法や蒸着法などが挙げられる。
次に、図2Dに示すように、ハードマスク層25に、凹凸パターン25aを形成する。この凹凸パターン25aは、後工程において磁気記録層24に形成される溝の形成パターンに倣った形状を成していればよい。この凹凸パターン25aの形成方法としては、図示したように、レジストマスク26を用いてハードマスク層25をドライエッチングする方法が挙げられる。なお、パターンを有するこのレジストマスクの形成方法としては、ナノインプリント法や、予め塗布されたレジスト層に対して電子ビームを露光する方法や、KrF,ArFのエキシマレーザを露光することによって形成する方法が挙げられる。レジストの種類によってはUV硬化や熱処理が施される。
その後、図3Aに示すように、凹凸パターン25aが形成されたハードマスク層25をマスクとして、磁気記録層24に溝を形成する。磁気記録層24に溝を形成する工程では、フッ素や塩素などのハロゲンを含有するガスに、一定量の酸素を含有するガスを混合したエッチングガスGを用いて反応性エッチングを行う。
ハロゲンを含有するガスとしては、例えば、Cl,BCl,HBrなどが好ましく用いられる。また、酸素を含有するガスとしては、O以外にも、例えば、CO,CHOH,COHなどが挙げられる。また、これらのガスにAr,Xe,Krといった不活性ガスやNなどを希釈用ガスとして添加しても良い。エッチングガスGの酸素の好ましい比率は、例えば10〜25%である。また、反応性エッチングの好ましい条件例としては、ガス圧力が0.1Pa〜3.0Pa程度,処理温度が室温〜300℃程度,プラズマのアンテナ(ソース)電力が300〜2000W程度,基板バイアス電力が50〜1000W程度である。
上述したような酸素とハロゲンとを含むエッチングガスGを用いて反応性エッチングを行なうと、図3Bに示すように、磁気記録層24のうち、ハードマスク層25の凹凸パターン25aから露出した部分がエッチングガスGによってエッチングされ、ハードマスク層25の凹凸パターン25aに倣った形状の溝27が形成される。
また、上述したような酸素とハロゲンとを含むエッチングガスGを用いて反応性エッチングを行なうと、図3Bに示すように、ハードマスク層25の表面には酸化膜25bが形成される。この酸化膜25bは、エッチングガスGに含まれる酸素によって、ハードマスク層25を形成しているTi,Taなどが酸化されたものである。
このように、ハードマスク層25に酸化膜25bが形成されると、このハードマスク層25と、ハードマスク層25の凹凸パターン25aから露出された磁気記録層24との間で、エッチングガスGに対するエッチングレートに大幅な差が生じる。即ち、酸化膜25bが形成されたハードマスク層25は、磁気記録層24に対してエッチングレートが大幅に低下する。これは、エッチングガスGのハロゲンに対して、酸化膜25bは反応しにくくなるためである。
これにより、磁気記録層24に形成される溝27の深さに対して、ハードマスク層25の厚みが大幅に薄くても、磁気記録層24に溝27を所定の深さまで形成することが可能になる。この場合、ハードマスク層25の厚みを薄くできるため、後工程でのハードマスク層25の除去も容易にすることができる。
また、このエッチング工程において、エッチングガスGにハロゲンを含有するガスを用いることによって、従来のカルボニル化によるエッチングでは不可能であった、PtやCrを含む材料から構成された磁気記録層24に対してもエッチングを行うことが可能になる。これは、PtやCrが、カルボニル基とは反応しないのに対して、ハロゲンとはPtCl,PtCl,PtBr,PtI,CrClなどの化合物を生じるためである。これにより、PtやCrを含む材料から構成された磁気記録層24に、高精度に溝27を形成することができる。
なお、ハードマスク層25に対する磁気記録層24のエッチングレートの比率は、5.0〜20.0の範囲にするのが好ましい。この範囲のエッチングレートの比率にするために、磁気記録層24の材料をCoCrPt、ハードマスク層25の材料をTaとしたときに、エッチングガスGとしてClガスを60%,Oガスを15%,Arガスを25%の割合で配合したもの用いる例が挙げられる。
磁気記録層24に溝27を所定の深さ、所定のパターンで形成した後、ハードマスク層25を除去する(図3C参照)。ハードマスク層25の除去にあたっては、例えば、フッ素やハロゲンを含むガス種Xを用いてガスプラズマを生成し、このガスプラズマによってハードマスク層25を除去すればよい。この場合、ハードマスクの材料として挙げたW,Ti,Ta及びその酸化物などは、上述したガス種Xが酸素を含まないためにエッチングレートが上昇するので、溝27の磁性層に比べて十分に速いレートでエッチングされる。なお、その後工程として、最終的に表面に露出する保護層や磁性層あるいは中間層の腐食を防ぐため、水素を含むガスのプラズマを用いた処理や純水洗浄、有機溶剤を用いた洗浄などを行っても良い。
以上のような工程を経て磁気記録層24に溝27を形成した後、図3Dに示すように、溝27にSiOや樹脂などからなる非磁性材料層28溝27を埋めて、磁気記録層24の上面を平坦化する。そして、磁気記録層24の上に、磁気記録層24の損傷を防止し、表面を平滑にする保護層29を更に形成すれば、垂直磁気記録媒体20が完成する。
なお、磁気記録層に形成される溝は、上述したように、磁気記録層の厚みよりも浅い深さで、磁気記録層の中だけに形成される以外にも、中間層の途中まで達する深さに形成されていてもよい。例えば、図4に示す垂直磁気記録媒体30では、基板31の表面に、軟磁性層32、中間層33、および磁気記録層34が順に積層され、磁気記録層34を磁気的に複数の記録要素(トラック)に区画する溝35は、磁気記録層34を貫通して中間層33の途中まで達する深さに形成されている。 記録要素ごとに区画された中間層33は、溝35の底面で互いに繋がるように形成されている。そして、それぞれの溝35の底面を成す中間層33の厚みが、全て同一になるように溝35の深さが揃えられている。
上記溝35の形成後、水素ガスプラズマ処理を行うことによって、軟磁性層32の腐食を防止することができる。上記のガスプラズマを生成するための水素を含むガスは、化合物中に水素を含むもの(例えば水蒸気)や、水素ガスと他のガスとの混合ガス(例えば、水素ガスとアルゴン,窒素,酸素,キセノンなどを混合したもの)であればよい。このような水素を含むガスにより生成されたガスプラズマを照射することにより、磁気記録層24の腐食防止処理ができるばかりでなく、磁気記録層24の上にあるハードマスク層25を確実に除去し、さらに、溝27の形成に用いた残留エッチングガスの除去も併せて行なうことができる。
以上のように、溝35を中間層33まで達する深さに形成することにより、磁気記録層34の隣接する記録要素どうしは磁気的に一層確実に区画されるため、ハードディスクドライブの磁気記録媒体に用いた際に、隣接トラックへの誤記録やクロストークなどをより確実に防止することが可能になる。また、こうした溝35は、水素を含むガスによるガスプラズマを照射することによって、腐蝕、劣化する懸念が無い。
また、例えば、図5に示す垂直磁気記録媒体40では、基板41の表面に、軟磁性層42、中間層43、および磁気記録層44が順に積層され、溝45は、磁気記録層44および中間層43を貫通して、軟磁性層42が露出する深さまで形成されている。
この溝45は、軟磁性層42と磁気記録層44との間で生じるエッチングレートの差によって、溝45の側壁に付着する付着物を除去しながら軟磁性層42の一面近傍の深さまで形成される。これによって、磁気記録層44に再付着した不純物を確実に除去可能になる。
上述のように、溝45を軟磁性層42が露出する深さまで形成することにより、磁気記録層44の互いに隣接する記録要素どうしは、磁気的に一層確実に区画される。したがって、垂直磁気記録媒体40をハードディスクドライブの磁気記録媒体に用いた際に、隣接トラックへの誤記録やクロストークなどをより確実に防止することが可能になる。
本発明の効果を検証するため、エッチングガスに対するハードマスク層と磁気記録層とのエッチングレートの差を検証した。検証にあたって、ガラスが主体の基板上にCoPtからなる磁気記録層を厚み150nmで形成した。また、前出の基板上にTaからなるハードマスク層を厚み150nmで形成した。それぞれの単層膜をさまざまなエッチング条件でエッチングし、SEMによるそれら膜の断面観察を行ってエッチング速度を算出した。
上記エッチングでは、Clガスを流量40sccmで、またArガスを20sccmで流して混合し、これにOガスを段階的に加えたエッチングガスを用いた。エッチング条件としては、ガス圧力0.5Pa,プラズマ源電力600W,基板バイアス電力300Wである。図6に、エッチングガスが含有するOの量を段階的に増やしていった際の、ハードマスク層(Ta)と磁気記録層(CoPt)のエッチングレートの変化を示す。
図6によれば、エッチングガスに含有させる酸素を増加させることによって、ハードマスク層(Ta)のエッチングレートは磁気記録層(CoPt)のエッチングレートよりも大幅に低下していくことがわかる。この結果より、磁気記録層に溝を形成する際のマスクとなるハードマスク層(Ta)を、磁気記録層(CoPt)よりも大幅に薄くしても、磁気記録層に十分な深さの溝を形成可能なことが確認された。
なお、上記実施形態では、本発明の垂直磁気記録媒体の製造方法を、ディスクリートトラック型磁気記録媒体の製造に適用した例を示したが、これに限られない。本発明の垂直磁気記録媒体の製造方法は、いわゆるパターンドメディアの製造にも適用可能である。上記のディスクリートトラック型磁気記録媒体では、一方向(トラック方向)のみに沿って磁気記録層が分離されているのに対し、パターンドメディアでは、トラック方向とこれに垂直な方向とに沿って、磁気記録層が二次元的に単一磁区に分離されている。
本発明の垂直磁気記録媒体の製造方法をパターンドメディアの製造に適用した例としては、上記実施形態において、パターンドメディアの各単一磁区の配列に対応したパターンを有するハードマスク層を用いることが挙げられる。この場合、磁気記録層には、前記ハードマスク層のパターンに対応した溝が形成される。なお、上記実施形態によれば、各種の前記各単一磁区の配列パターンに対応した溝が形成される。典型的には、上記溝が略格子上に形成される例が挙げられる。
上述のように形成された溝に、上記実施形態で示したような非磁性材料を充填することにより、パターンドメディアを得ることができる。
磁気記録層の構成材料の種類に限定されることなく、記録要素を磁気的に分離する溝を、高精度形成することが可能な垂直磁気記録媒体の製造方法を提供することができる。

Claims (10)

  1. 基板と、この基板上に形成された軟磁性層と、この軟磁性層上に中間層を挟んで形成され、表面に対して垂直な磁化容易軸を有する磁気記録層とを備え、前記磁気記録層には、前記磁気記録層を複数の記録要素に区画する複数の溝が形成されている垂直磁気記録媒体の製造方法であって、
    前記磁気記録層の上層に形成したハードマスク層をマスクとして、少なくともハロゲンおよび酸素を含有するガスを用いた反応性イオンエッチングにより前記各溝を形成する工程を備え、
    前記各溝は、少なくとも前記中間層の途中まで達する深さで形成されることを特徴とする垂直磁気記録媒体の製造方法。
  2. 請求項1に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法であって、前記記録要素ごとに区画された前記中間層は、前記溝の底面で互いに繋がるように形成される。
  3. 請求項1に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法であって、前記各溝は、少なくとも前記軟磁性層と前記磁気記録層との間で生じるエッチングレートの差によって、前記各溝の側壁へ付着する付着物を除去しながら前記軟磁性層の一面近傍の深さまで形成される。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法であって、前記各溝の形成後、少なくとも水素を含有するガスを用いたガスプラズマが前記磁気記録層に照射される。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法であって、前記磁気記録層は、少なくともCoを含む。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法であって、前記磁気記録層は、少なくともカルボニル基と反応しない金属元素を含む。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法であって、前記ハードマスク層は、少なくともTi,W,Taのいずれかを含む。
  8. 請求項1に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法であって、前記各溝は、前記垂直磁気記録媒体の記録トラック方向に沿って形成される。
  9. 請求項1に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法であって、前記各溝は、前記垂直磁気記録媒体の記録トラック方向とこれに垂直な方向とに沿って形成される。
  10. 請求項9に記載の垂直磁気記録媒体の製造方法であって、前記各溝が略格子状に形成されている。
JP2009523669A 2007-07-18 2008-07-17 垂直磁気記録媒体の製造方法 Expired - Fee Related JP5280359B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009523669A JP5280359B2 (ja) 2007-07-18 2008-07-17 垂直磁気記録媒体の製造方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007187253 2007-07-18
JP2007187253 2007-07-18
PCT/JP2008/062904 WO2009011382A1 (ja) 2007-07-18 2008-07-17 垂直磁気記録媒体の製造方法
JP2009523669A JP5280359B2 (ja) 2007-07-18 2008-07-17 垂直磁気記録媒体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009011382A1 JPWO2009011382A1 (ja) 2010-09-24
JP5280359B2 true JP5280359B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=40259714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009523669A Expired - Fee Related JP5280359B2 (ja) 2007-07-18 2008-07-17 垂直磁気記録媒体の製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20100187197A1 (ja)
JP (1) JP5280359B2 (ja)
KR (1) KR20100049003A (ja)
CN (1) CN101743588B (ja)
TW (1) TW200910336A (ja)
WO (1) WO2009011382A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014106996A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Toshiba Corp 垂直磁気記録媒体、及びその製造方法
JP6417888B2 (ja) * 2014-11-20 2018-11-07 戸田工業株式会社 非水電解質二次電池用正極活物質粒子粉末とその製造方法、および非水電解質二次電池

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005008882A (ja) * 1999-06-07 2005-01-13 Toshiba Corp 多孔質構造体の製造方法、多孔質構造体形成材料、パターン形成方法、パターン形成材料、電気化学セル、および中空糸フィルター
JP2005056547A (ja) * 2003-07-18 2005-03-03 Tdk Corp 磁性材を含む被加工体の加工方法及び磁気記録媒体の製造方法
JP2006252772A (ja) * 2006-06-23 2006-09-21 Tdk Corp 磁気記録媒体の製造方法
JP2006278456A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Ulvac Japan Ltd トンネル接合素子のエッチング加工方法
JP2007035164A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Toshiba Corp 凹凸パターン基板およびその製造方法、磁気記録媒体、ならびに磁気記録装置
JP2007095115A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Toshiba Corp 磁気記録媒体および磁気記録装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6024885A (en) * 1997-12-08 2000-02-15 Motorola, Inc. Process for patterning magnetic films
JP2002025032A (ja) * 2000-06-30 2002-01-25 Sony Corp 磁気記録媒体
US6762911B2 (en) * 2002-02-11 2004-07-13 Headway Technologies, Inc. Combination type thin film magnetic head and method of manufacturing the same
US6821907B2 (en) * 2002-03-06 2004-11-23 Applied Materials Inc Etching methods for a magnetic memory cell stack
US7101633B2 (en) * 2002-03-06 2006-09-05 Tdk Corporation Electroplated magnetic thin film, method of manufacturing the same, electroplating bath and thin film magnetic head
US6942813B2 (en) * 2003-03-05 2005-09-13 Applied Materials, Inc. Method of etching magnetic and ferroelectric materials using a pulsed bias source
JP2004332045A (ja) * 2003-05-07 2004-11-25 Renesas Technology Corp 多層膜材料のドライエッチング方法
US7405162B2 (en) * 2004-09-22 2008-07-29 Tokyo Electron Limited Etching method and computer-readable storage medium
JP2006127681A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Hitachi Ltd 磁気記録媒体及びその製造方法、磁気記録再生装置
JP2006286105A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fujitsu Ltd 磁気記録媒体および磁気記憶装置
JP4675722B2 (ja) * 2005-09-02 2011-04-27 株式会社東芝 磁気記録媒体
JP2008159105A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Tdk Corp 強磁性共鳴を用いる磁気記録方法及び該方法に用いる薄膜磁気ヘッド
US7758981B2 (en) * 2007-07-25 2010-07-20 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method for making a master disk for nanoimprinting patterned magnetic recording disks, master disk made by the method, and disk imprinted by the master disk
US7976715B2 (en) * 2008-06-17 2011-07-12 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method using block copolymers for making a master mold with high bit-aspect-ratio for nanoimprinting patterned magnetic recording disks
US8003236B2 (en) * 2008-06-17 2011-08-23 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method for making a master mold with high bit-aspect-ratio for nanoimprinting patterned magnetic recording disks, master mold made by the method, and disk imprinted by the master mold

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005008882A (ja) * 1999-06-07 2005-01-13 Toshiba Corp 多孔質構造体の製造方法、多孔質構造体形成材料、パターン形成方法、パターン形成材料、電気化学セル、および中空糸フィルター
JP2005056547A (ja) * 2003-07-18 2005-03-03 Tdk Corp 磁性材を含む被加工体の加工方法及び磁気記録媒体の製造方法
JP2006278456A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Ulvac Japan Ltd トンネル接合素子のエッチング加工方法
JP2007035164A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Toshiba Corp 凹凸パターン基板およびその製造方法、磁気記録媒体、ならびに磁気記録装置
JP2007095115A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Toshiba Corp 磁気記録媒体および磁気記録装置
JP2006252772A (ja) * 2006-06-23 2006-09-21 Tdk Corp 磁気記録媒体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20100049003A (ko) 2010-05-11
CN101743588A (zh) 2010-06-16
WO2009011382A1 (ja) 2009-01-22
JPWO2009011382A1 (ja) 2010-09-24
US20100187197A1 (en) 2010-07-29
CN101743588B (zh) 2012-07-18
TW200910336A (en) 2009-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4357570B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
US8377318B2 (en) Magnetic device manufacturing method
JP2009181674A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JP2007220280A (ja) 垂直磁気記録ディスクの作製方法
JP2008217908A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JP2009211781A (ja) 垂直磁気記録媒体の製造方法
JP2009117012A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JP5105248B2 (ja) 凹凸パターンの形成方法およびパターンドメディア型磁気記録媒体の製造方法
JP5280359B2 (ja) 垂直磁気記録媒体の製造方法
JP5245734B2 (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JP2009169993A (ja) パターンドメディア型磁気記録媒体の製造方法
JP5485588B2 (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法
US8404130B2 (en) Method of manufacturing a discrete track medium type perpendicular magnetic recording medium
JP2005235356A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JP5422399B2 (ja) パターンドメディアおよびその製造方法
JP5115759B2 (ja) 磁気記録媒体
JP6124245B2 (ja) 垂直磁気記録媒体及び磁気記録再生装置
JP4630850B2 (ja) パターンド磁気記録媒体およびその製造方法
JP4681262B2 (ja) 垂直磁気記録媒体の製造方法及び垂直磁気記録媒体の製造システム
JP2010140556A (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法、及び磁気記録再生装置
JP5207134B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JP2009116986A (ja) 垂直磁気記録媒体の製造方法及び磁気記録再生装置
JP2010123224A (ja) パターンドメディア型磁気記録媒体の製造方法
JP2009116987A (ja) 垂直磁気記録媒体の製造方法及び磁気記録再生装置
JP2011146125A (ja) 磁気記録媒体および磁気記録媒体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130522

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5280359

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees