JP5272614B2 - 広角レンズ及びこの広角レンズを用いた撮像装置 - Google Patents

広角レンズ及びこの広角レンズを用いた撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、広角レンズ及びこの広角レンズを用いた撮像装置に関し、特に、広画角の広角レンズが要望される車載カメラ装置等に適用するのに好適な撮像装置に関する。
従来から、絞りを境に物体側から像側へ向かって前群レンズ群と後群レンズ群とが配置され、前群レンズ群を構成するレンズの枚数と後群レンズ群を構成するレンズの枚数の合計が6枚の結像レンズ系からなるものが知られている(特許文献1参照)。
また、従来から、特許文献1に開示の広角レンズの改良として、前群レンズ群を構成するレンズの枚数と後群レンズ群を構成するレンズの枚数との合計が5枚以下の結像レンズ系からなるものも知られている。この従来の広角レンズは、画角が190度以上である(特許文献2参照)。
特開2002−72085号公報 特開2007−25499号公報
しかしながら、特許文献1に開示の広角レンズは、多数のレンズを用いて収差補正等を行っているので、設計の自由度は比較的大きいが、レンズの枚数を少なくすることが困難で、結像レンズ系の全長が長くなり、小型化に限界があるのみならず、コストの増大や重量の増加を招く。
その一方、特許文献2に開示の広角レンズは、絞り後のレンズが正のパワーを持つレンズ1枚のみで構成されているため、像高が高い位置での像面への主光線の入射角度が大きくなり、すなわち、絞りを通過する最大像高の主光線の角度が40°以下であるので、像高が高い位置での像面への主光線の入射角度が大きくなり、像面の位置に撮像素子を配置して、カメラモジュールを構築した際、像高が高い位置で撮像素子へ入射する主光線の入射角度が大きくなり、撮像素子へ入射する光量が減少する。
撮像素子、又はマイクロレンズ付きの撮像素子では、撮像面に入射する光束の主光線の入射角度が大きくなればなるほど、全ての光束を撮像素子の画素(受光部)に導けなくなるので、光量ロスが発生する。
また、Fナンバーが大きく、暗い結像レンズ系となるので、この結像レンズ系を用いて車両用カメラモジュールとして組み込む構成とすると、低照度時の撮影画像が暗くなる。
本発明の目的は、180度を超える広角な結像レンズ系でありながら、全長が短く、像面への主光線の入射角度が比較的小さく、従って、撮像素子の周辺部においての光量ロスが少なく、かつ、低コストの広角レンズを提供することにある。
請求項1に記載の広角レンズは、
絞りを境にして物体側から像側へ向かって前群レンズ群と後群レンズ群とが配置され、前群レンズ群を構成するレンズの枚数と後群レンズ群を構成するレンズの枚数の合計が5枚の結像レンズ系からなり、
前記前群レンズ群は、物体側から前記絞り側に向かってそれぞれ負のパワーを有する2枚のレンズと、正のパワーを有する1枚のレンズとからなり、
前記後群レンズ群は、前記絞り側から前記像側に向かってそれぞれ正のパワーを有する2枚のレンズとからなり、
前記後群レンズ群のうち前記絞りに近い側のレンズのアッベ数をν4として、ν4>70 を満たすとともに、前記前群レンズ群の物体側から数えて第2番目のレンズの像側の面および前記後群レンズ群の前記絞りから遠い側のレンズの像側の面が非球面であることにより、
前記絞りを通過する最大画角の主光線の前記結像レンズ系の光軸に対する入射角度θIを、60°>θI > 40°としたことを特徴とする。
請求項2に記載の広角レンズは、請求項1に記載の広角レンズにおいて、前記入射角度θIはメリジオナル平面内で定義されていることを特徴とする。
請求項3に記載の広角レンズは、請求項2に記載の広角レンズにおいて、前記後群レンズ群を構成する2枚のレンズ群のうち前記絞りに近い側のレンズに入射する主光線が前記光軸と為す角度に対して当該レンズから出射する主光線が前記光軸と為す角度が小さくなるように当該レンズが構成され、
前記後群レンズ群を構成する2枚のレンズ群のうち前記絞りに近い側のレンズから出射されかつ前記絞りから遠い側のレンズに入射する主光線が前記光軸と為す角度に対して当該レンズから出射する主光線が前記光軸と為す角度が小さくなるように当該レンズが非球面レンズから構成されていることを特徴とする。
請求項に記載の広角レンズは、 請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の広角レンズにおいて、180度を超える画角を有することを特徴とする。
請求項に記載の広角レンズは、請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の広角レンズにおいて、前記前群レンズ群を構成するレンズのうちの物体側から数えて第1番目のレンズを構成する材料がガラスであることを特徴とする。
請求項に記載の撮像装置は、請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の広角レンズと、
2次元的に配置された画素を有しかつ前記光学系により前記画素に結像された被写体を画像データに変換する撮像素子と、
該撮像素子から出力された画像データを記憶するメモリと、
該メモリから指定された画角に対応する画像データを読出すメモリ出力制御回路と、
前記広角レンズの歪曲収差を補正する第1信号処理回路と、前記広角レンズの倍率色収差を補正する第2信号処理回路と、前記広角レンズのMTFを補正する第3信号処理回路とを有することを特徴とする。
請求項に記載の車載カメラ装置は、請求項に記載の撮像装置を有することを特徴とする。
請求項1ないし請求項3に記載の広角レンズによれば、全長が短く、像面への主光線の入射角度を比較的小さくでき、従って、撮像素子の周辺部においての光量ロスが少なく、かつ、低コストの広角レンズを提供できる。
また、前群レンズ群の絞り直前の第3レンズの厚みを厚くすることなく、像面においての色収差を小さくできる。
また、歪曲収差、非点収差の補正が容易であるという効果に加えて、像面へ入射する主光線の入射角度のコントロールが容易である、像面における解像力を向上させることができるという効果を奏する。更に、撮像素子に入射する光束の光量ロスを低減できるという効果を奏する。
また、サジタル方向のパワーとメリジオナル方向のパワーとの差を小さくできるので、非点収差の発生を抑制でき、像面における解像力を向上させることができる。
請求項に記載の広角レンズによれば、車載用カメラ装置に用いるのに好適である。
請求項に記載の広角レンズによれば、第1番目のレンズがガラスにより構成されているので、傷がレンズ表面につきにくいという効果を奏する。
請求項に記載の撮像装置によれば、結像レンズ系で光学的に補正しきれない収差、歪みを画像処理により除去することができ、解像度の向上した被写体画像を提供できる。
請求項に記載の車載カメラ装置によれば、車外の情報を取り込み、車内にその情報を表示するような車載用撮影システムに用いるのに好適であるという効果を奏する。
以下に、本発明に係わる広角レンズ及びこの広角レンズを用いた撮像装置の発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
図1は、本発明に係わる広角レンズの発明の実施の形態の実施例1の結像レンズ系を示す図である。この図1において、符号1は前群レンズ群を示し、符号2は後群レンズ群を示している。前群レンズ群1は開口絞りIを境に物体側に配置され、後群レンズ群2は絞りIを境に像側に配置されている。
前群レンズ群1は第1レンズL1と第2レンズL2と第3レンズL3とから構成されている。後群レンズ群2は第4レンズL4と第5レンズL5とから構成されている。前群レンズ群1を構成するレンズの枚数と後群レンズ群2を構成するレンズの枚数との合計は5枚である。この合計5枚のレンズにより結像レンズ系が構成される。各レンズ1〜レンズ5は単一のレンズであり、貼り合わせレンズではない。絞りIは第3レンズL3と第4レンズL4との間に配置されている。
なお、図1において、符号r1〜r6は広角レンズの第1面ないし第6面、r8〜r11は広角レンズの第8面ないし第11面の曲率半径、符号r7は第7面の曲率半径、すなわち、絞りIの曲率半径を表し、符号d1〜d12は面間隔を表している。また、符号CGはカバーガラス、符号3は像面を示している。更に、画角は200度とする。
第1レンズL1、第2レンズL2は負のパワー(負の焦点距離)を有する。また、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5は正のパワー(正の焦点距離)を有する。
すなわち、前群レンズ群1は、物体側から順に負、負、正のパワーを有するレンズから構成される。前群レンズ群1が物体側から順に負、負、正のパワーを与えられているので、物体側から広角に入射した光を前群レンズ群1を構成するレンズL1、L2、L3の各面で緩やかに屈折させることができることになり、特に、軸外の光を極力収差の発生を抑制しつつ絞りIを通過させて後群レンズ群2を構成するレンズL4、L5に導くことができる。
特に、前群レンズ群1の物体側から第2番目に配置されている負のパワーを有する第2レンズL2の像側の面r4は光軸Oに対して緩やかに曲率が小さくなるような非球面となっている。
これにより、軸外の光がその面r4から受けるサジタル方向のパワーとメリディオナル方向のパワーとの差を小さくすることができるため、非点収差の発生を抑えることができ、像面3においての解像力を向上させることができる。
後群レンズ群2は、一般的には、非点収差、コマ収差、色収差等の光学収差を補正しながら、図2に拡大して示すように、像面3に入射する最大画角の主光線P1の光軸Oに対する入射角度θ’を小さくするという役割を有している。すなわち、撮像素子3Aの撮像面3’に入射する最大画角の主光線P1の光軸Oに対する入射角度θ’を小さくするという役割を有している。なお、像面3に入射する最大画角の主光線P1のみでなく、比較的大きな画角の主光線の光軸Oに対する入射角度θ’を小さくしても良い。
この実施例では、後群レンズ群2は、絞りIに近い側から正、正のパワーを有する2枚のレンズからなる。従って、収差補正を効率良く行なうことができると共に、撮像素子3Aの撮像面3’への光の結像効果を高め、像面3に入射する主光線P1の入射角度θ’を極力小さくできる。また、撮像素子3Aに入射する光束の光量ロスを大幅に低減できる。
特に、後群レンズ群2のうちの絞りIから遠い側のレンズL5の最も像側の面r11は、後群レンズ群2の中で各像高に対する主光線P1、P2が最も分離している面であるので、非球面とすることが望ましい。
これにより、結像レンズ系の歪曲収差、非点収差の収差補正を特に行い易く、像面(撮像面3’)への主光線P1、P2の入射角度のコントロールが容易となる。その結果、撮像面3’においての解像力が向上し、歪曲収差を光学設計により目標とする値に容易に設定でき、撮像素子3Aに入射する光束の光量ロスも少なくできる。
前群レンズ群1に、物体側から負、負、正のパワーを有するレンズを配し、後群レンズ群2に、絞りIの側から正、正のパワーを有するレンズを配した場合、絞りIを通過する最大像高の主光線P1の入射角度θIを下記の条件式(1)のように40°以上60°未満とすることにより、撮像素子3Aの撮像面3’に入射する主光線P1の光軸Oに対する入射角度を15°以内とすることができる。
60°>θI > 40° ・・・・条件式(1)
すなわち、CCDやCMOS等の撮像素子3Aの撮像面3’への像高h’が高い位置に入射する主光線P1の入射角度θ’が小さくなり、撮像素子3Aへ入射する光量の減少を抑制することができる。
CCDやCMOS等の撮像素子、マイクロレンズ付きの撮像素子は、入射する光束の主光線P1の入射角度θが大きくなればなるほど、全ての光束を撮像素子3の撮像面の画素(受光部)に導けなくなるので光量ロスが生じる。
絞りIを通過する最大像高の主光線P1の入射角度θIを大きくし、後群レンズ群2の2枚の正のパワーを有するレンズL4、L5により、主光線P1のメリジオナル平面内での入射角度を絞りI側から像面3に向かって緩やかに小さくしながら、各主光線の同族光束を集光させる(すなわち、各主光線とその周辺光線を集光させる)ことにより、像面3において像のサイズを保ちながら、かつ、解像力を高く保ちながら、像面3に入射する主光線の光軸Oに対する入射角度θ’を小さくすることができる(なお、「同族光束」については、オプトエレクトロニクス社の「ユーザーエンジニアのための光学入門(岸川 敏郎 著)の第2章 近軸領域の結像関係(P.15):平成9年7月13日 第1版第5刷発行 発行所 (株)オプトロニクス社」の定義を参照)。
ここで、絞りIと像面3の距離(d7+d8+d9+d10+d11+d12+d13)を長くすれば、入射角度θIを40度以上としなくとも、像面3に入射する主光線の入射角度θ’を小さくすることができる。しかしながら、このように構成すると、結像レンズ系の全体の長さ、すなわち、第1レンズL1の物体側の面r1から像面3までの距離、すなわち、結像レンズ系の全長が長くなり、広角レンズのコンパクト化を図ることができないこととなる。
この実施例1では、後群レンズ群2を構成する2枚のレンズL4、L5のうち、絞りIに近い側の第4レンズL4に入射する主光線が光軸Oと為す角度に対してこの第4レンズL4から出射する主光線が光軸Oと為す角度に対して小さくなるように構成され、後群レンズ群2を構成する2枚のレンズL4、L5のうち、絞りIに近い側のレンズL4から出射されかつ絞りIから遠い側のレンズL5に入射する主光線が光軸Oと為す角度に対してこのレンズL5から出射する主光線が光軸Oと為す角度が小さくなるようにこのレンズL5が非球面レンズから構成されているので、広角レンズの光学系のコンパクト化を図りながら、像面3において像のサイズを保ちながら、かつ、解像力を高く保ちながら、歪曲収差、非点収差の収差補正を補正しつつ光量ロスを避けることができる。
また、絞りIの直前に配置されている正のパワーを有する第3レンズL3の厚さを厚くすると、倍率色収差補正の自由度が向上する(特開2007−25499号公報の段落番号0033参照)。
しかしながら、絞りIの直前に配置された第3レンズL3の厚さを厚くすると、使用する硝材の量が多くなり、コストが高くなると同時に、広角レンズの全体の重量が大きくなる。
そこで、第3レンズL3を2枚のレンズに分割し、2枚のレンズを貼り合わせて合成レンズ系とすることが考えられるが、このような考えにより広角レンズを設計したとしても、追加分の製造コストやレンズモジュールの組み付けコストがアップするので、好ましくない。
このため、この実施例1の広角レンズは、第4レンズL4のアッベ数ν4を、
ν4>70 ・・・条件式(2)
とした。
これにより、色収差(軸上色収差、倍率色収差)を効果的に小さくすることができる。すなわち、第3レンズL3による色収差補正の負担を減らすことができ、結果として、第3レンズL3の厚みを厚くすることなく、像面3においての色収差を小さくできる。
また、この実施例では、非球面のレンズL2、L3、L5の硝材はプラスチックであり、第1レンズL1の硝材はガラスである。プラスチックは、ガラスに比べて融点が低いので、加工が容易であり、レンズL2、L3、L5をプレス成形するための金型の寿命が長くなって、コストダウンを図ることができる。また、第1レンズL1の硝材はガラスであるので、第1レンズL1の物体側の面がカメラモジュール外部にむき出しになって、小石等がぶつかっても、プラスチック材料のレンズに較べて、傷がつきにくいという利点がある。
以下に、この実施例1の具体例について説明する。
(具体例)
ここでは、この具体例の広角レンズの設計上のFナンバーは2.0、設計上の光束の基準波長は587.56nmである。
この具体例の非球面は、光軸Oに直交する方向の座標をh、光軸方向の座標をZ、曲率半径をR、円錐定数をK、高次の非球面係数をA、B、Cとして、下記の周知の定義式を用いて特定される。
Z=(h2/R)/[1+{1−(1+K)(h2/R2)}1/2]+Ah4+Bh6+Ch8
下記の表1に、この広角レンズの面番号、曲率半径r、面間隔d、屈折率n、アッベ数νの数値を示す。
面番号は物体側から像側に向かって順番に付している。曲率半径rに付した添字はその面番号を意味している。また、表1において、○印はその面が非球面であることを意味している。
Figure 0005272614
下記の表2に、この広角レンズの面番号3〜6、面番号10、11についての非球面の円錐定数K、非球面係数A、B、Cの具体的数値を示す。
Figure 0005272614
下記の表3に、この広角レンズの焦点距離の具体的数値と、条件式(1)、条件式(2)の具体的数値とを示す。
Figure 0005272614
この表3のように、入射角度θIを42.2°とすることにより、この具体例の広角レンズの像面3に入射する主光線P1の入射角度は約14.6°となり、小さな値にすることができる。入射角度θIは42.2以上であれば良いが、入射角度θIの上限は結像レンズ系の構成により自ずから定まり、
90度未満であり、60度未満とすることが望ましい。
入射角度θIが60度よりも大きなると、レンズや保持枠に起因する口径食により光線がけられやすくなり、像面で周辺画角の光量が減少する可能性が大きくなるからである。
このように、入射角度θIを42.2度以上とすると、像面3に入射する主光線P1の入射角度の最大値は14.6度となり、従って、撮像素子へ入射する光束の光量の減少を抑制することができる。また、結像レンズ系の全長(第1レンズL1の物体側の面r1から像面3までの距離)も、11.285mmと短くできるので、コンパクトな結像レンズ系とすることができる。
図3はこの具体例の非点収差図、図4はこの具体例のディストーション(歪曲収差)図、図5はこの具体例のコマ収差図である。
なお、図4のディストーション図は、立体射影方式(Yを像高、fを焦点距離、θを半画角としたとき、
Y=2f×TAN(θ/2)
で示される射影方式)を用いて求めた歪量を示しており、下記に示す表4はこのディストーション図を描くときに用いた数値を示している。
Figure 0005272614
また、非点収差図、コマ収差図の符号R1は波長650nm(赤)のサジタル方向の収差曲線(図3には破線で示されている)、符号R2(実線)は波長650nm(赤)のメリディオナル方向の収差曲線、符号G1は波長587.56nm(緑)のサジタル方向の収差曲線(図3には破線で示されている)、符号G2(実線)は波長587.56nm(緑)のメリディオナル方向の収差曲線、符号B1は、波長450nm(青)のサジタル方向の収差曲線(図3には破線で示されている)、符号B2(実線)は波長450nm(青)のメリディオナル方向の収差曲線を示している。
この具体例では、第4レンズL4のアッベ数ν4は81.6であり、アッベ数が非常に大きい低分散材が用いられている。
従って、図3に示す非点収差曲線、図5に示すコマ収差曲線から見てとれるように、色収差が小さく、第3レンズL3の厚みを厚くすることなく、像面3においての色収差を小さくできる。
また、前群レンズ群1の物体側から第2番目に配置されている負のパワーを有する第2レンズL2の像側の面r4が光軸Oに対して緩やかに曲率が小さくなるような非球面となっているので、軸外の光がその面r4から受けるサジタル方向のパワーとメリディオナル方向のパワーとの差を小さくすることができるため、図3に示すように、非点収差の発生を抑えることができ、像面3においての解像力を向上させることができる。
(実施例2)
図6は本発明に係わる広角レンズの発明の実施の形態の実施例2の結像レンズ系を示す図、図7はその図6に示す結像レンズ系の部分拡大図である。
その図6において、実施例1の光学要素と同一の光学要素については、同一符号を付してその説明を省略することとする。
その図6に示す広角レンズの具体例を下記の表5〜表8に示す。
この実施例2の具体例では、広角レンズの設計上のFナンバー、設計上の光束の基準波長は実施例1の具体例と同一である。非球面の特定に用いる定義式も実施例1と同様であり、表5は表1と同様に広角レンズの面番号、曲率半径r、面間隔d、屈折率n、アッベ数νの数値を示している。
表6は、表2と同様にこの広角レンズの面番号3〜6、面番号10、11についての非球面の円錐定数K、非球面係数A、B、Cの具体的数値を示している。表7は表3と同様に広角レンズの焦点距離の具体的数値と条件式(1)、条件式(2)を充足する数値とをそれぞれ示している。表8は、表4と同様にディストーション(歪曲収差)図を描く際に用いた数値を示している。
Figure 0005272614
Figure 0005272614
Figure 0005272614
Figure 0005272614
表7に示すように、入射角度θIを45.9°とすることにより、実施例1の広角レンズの像面に入射する主光線の入射角度の最大値は約12.3°となり、小さな値とすることができ、像面3、すなわち、撮像素子3Aの撮像面3’へ入射する光量の減少を抑えることができる。また、結像レンズ系の全長も11.667mmと短くでき、コンパクトな結像レンズ系とすることができる。
なお、図8は図3に対応する非点収差図、図9は図4に対応するディストーション図、図10は図5に対応するコマ収差図であり、符号の意味は実施例1と同じである。
この具体例では、第4レンズL4のアッベ数ν4は70.4であり、実施例1と同様にアッベ数が非常に大きい低分散材が用いられている。
従って、図8に示す非点収差曲線、図10に示すコマ収差曲線から見てとれるように、実施例1と同様に色収差が小さく、第3レンズL3の厚みを厚くすることなく、像面3においての色収差を小さくできる。
また、前群レンズ群1の物体側から第2番目に配置されている負のパワーを有する第2レンズL2の像側の面r4が光軸Oに対して緩やかに曲率が小さくなるような非球面となっているので、軸外の光がその面r4から受けるサジタル方向のパワーとメリディオナル方向のパワーとの差を小さくすることができるため、図8に示すように、非点収差の発生を抑えることができ、像面3においての解像力を向上させることができる。
(実施例3)
以下に、本発明に係わる広角レンズを有する撮像装置(車載用カメラ装置)について説明する。
この撮像装置には、ここでは、実施例1において説明した光学特性を有する広角レンズを用いている。しかしながら、実施例2において説明した光学特性を有する広角レンズを用いても良い。
撮像素子3Aには、既述したように、CCD、CMOS、すなわち、2次元的に配置された画素を有しかつ広角レンズにより画素に結像された被写体像を画像データに変換するタイプが用いられる。
この撮像装置は、撮像素子3Aから出力された画像データを記憶するメモリと、指定した画角に対応する画像データをメモリから出力させるメモリ出力制御回路と、広角レンズの歪曲収差を補正する第1信号処理回路と、広角レンズの倍率色収差を補正する第2信号処理回路と、広角レンズのMTFを補正する第3信号処理回路とを備えている。
以下に、その詳細を説明する。
図11は撮像装置の一般的なブロック回路を示している。撮像装置3Aの光電変換信号はセンサ(I/0)3Bから出力される。センサ(I/O)3Bの出力は、例えば、SYNC(V−SYNC、HSYNC)、DATA、CLK(クロック)信号である。DATA信号はR、G、Bのそれぞれにつき10ビットであり、CLK信号は、例えば、25MH(メガヘルツ)である。
これらの各信号は、信号処理ユニット(DSPユニット)3Cに入力されて処理される。DSPユニット3Cは、既述の機能を有するメモリ、メモリ出力制御手段、第1信号処理回路〜第3信号処理回路を有する。
そのハード構成は、FPGA、DSP等のプログラマブルロジックやASIC等、入力信号に対して後述する処理を実現できるものであれば何でもよい。DSPユニット3Cにはクロック発生回路3Dから、例えば、100MHのクロック信号が入力される。
DSPユニット3Cの出力は、「システムの所望の出力」となるように、ポストI/F3Eにより変換出力される。出力形式としては、デジタルの場合、YUV422、YUV444、YUV221等があるが、ここでは、NTSCに変換して出力するものとする。
図12はその撮像装置のより詳細な構成を示すブロック回路である。
図1に示す結像レンズ系により像面3(撮像面3’)に結像された被写体像は、撮像素子3Aにより光電変換され、画像データ化される。この結像レンズ系による被写体像は、図4に示す歪曲収差や図3に示す倍率色収差を有している。
撮像素子3Aから出力される画像データは、前処理部3Fのオートゲインコントローラ3F1によって自動利得制御され、A/D変換器3F2によってデジタル信号に変換され、デジタル画像データとされる。なお、オートゲインコントローラ3F1は操作部3Gの操作に基づく制御回路3Hの制御により調節される。
デジタル画像データは信号処理部3Iにより画像処理される。この画像処理には、撮像素子3Aに起因する画像劣化の改善処理と、結像レンズ系に起因する画像劣化の改善処理とがある。
撮像素子3Aの画素配列には、例えば、緑(G)の画素数が赤(R)や青(B)の画素数より多いベイヤー配等がある。R、G、Bの各画像を作成する場合、単に、R、G、Bの画像データを取り出して合成するのみでは、各画素配列のズレにより、各色画像のズレが生じる。
信号処理部3Iでは、まず、これらの画素の再配列やR、G、B間のホワイトバランスの補正処理等を行う。この画像処理で、撮像素子3Aに起因する画像劣化の補正処理を行った後、結像レンズ系に起因する画像劣化要因としての倍率色収差、歪曲収差、MTF劣化の補正処理を行う。
なお、これらの補正処理を行う際、R、G、Bの画像データは一時的にフレームメモリ(メモリ)3Jに記憶される。制御回路3Hは、指定した画角に対応する画像データをメモリから出力させるメモリ出力制御回路としても機能し、フレームメモリ3Jから読み出された画像データは、必要に応じて、信号処理部3Iにより処理される。
図13はその信号処理部3Iのより詳細な構成を示し、ここでは、第1信号処理回路〜第3信号処理回路の詳細構成のみを示している。
第1信号処理回路、第2信号処理回路は一次変換回路3I1から構成されている。第3信号処理回路はFIRフィルタ回路3I2から構成されている。
一次変換回路3I1には、撮像素子3Aのハード構成に起因する画像劣化の補正処理済みのR、G、Bの各デジタル画像データが入力される。一次変換回路3I1はこのR、G、Bのデジタル画像データに対して、一次変換処理を行う。この一次変換処理は、歪曲収差による被写体像の歪みを考慮しながら、入力画像データの座標を出力画像データの座標に写像を用いて行う座標変換処理である。これにより、歪曲収差の補正処理が実行される。
すなわち、歪曲収差は、広角レンズの特性として予め設計で定められているので既知であるか、又は、実際に計測することにより求めることができるので、この歪曲収差特性に基づいて、入力画像データの座標から出力画像データの座標への座標変換式を決定でき、この変換式に従って補正を行えば、歪曲収差を除去すること、すなわち、歪みの補正された画像データが得られる。その変換式は、例えば、多項式を用いて近似できる。
R、G、Bの画像に対してそれぞれ歪曲収差補正を行うことにより、倍率色収差の補正も同時に行われることになる。
従って、一次変換回路3I1は処理歪曲収差の補正処理を行う第1信号処理回路と、倍率色収差補正を行う第2信号処理回路とを兼用している。
なお、変換式による画素の圧縮伸張により光量分布が変化し、シェーディングが発生する場合があるので、各画素の輝度に各画素の面積の拡大率に応じた係数を乗ずることにより、光量ムラの補正を行う。
このようにして、歪曲収差、倍率色収差が補正されたデジタル画像データは、次段のFIRフィルタ3I2に入力される。FIRフィルタ3I2は一次変換回路3I1から出力されたデジタル画像データにデコンボリューション等の処理を施す。
これにより、MTFの劣化が補正される。このFIRフィルタには、ウイナフィルタや単純なHPF(ハイパスフィルタ)を用いることができる。
図14は実施例1の広角レンズを用いて撮像した画像データに対して、図12、図13に即して説明した処理を行った結果を示している。
この図14において、横軸は空間周波数、縦軸は輝度信号のMTFである。画像データに処理を加えないままの場合、倍率色収差により、周波数が高くなるに伴って、符号111で示す曲線で示すように、MTFが劣化する。
倍率色収差の補正と歪曲収差の補正とを行うと、MTFの劣化を補正することができる。また、FIRフィルタを用いて、高周波成分を補償することにより、更に、高周波数領域でより一層十分なMTFを有する鮮明な画像を取得可能である。
その曲線112は倍率色収差を補正したときのサジタル方向に関するMTF、曲線113は倍率色収差を補正したときのタンジェンシャル方向に関するMTFであり、解像力が極めて良好に補正されている。
すなわち、図14の曲線111と曲線112〜曲線115との差が、電子回路による処理を用いて解像力が補正された部分である。
この発明の実施例は、結像レンズ系と画像処理系との開発を画像の品質という観点からリンクして進めるという発想から為され、結像レンズ系で負担するには相当の困難を伴う光学特性値であるが、画像処理系で処理するにはそれほどの困難を伴わない光学特性値に着目し、画像の光学特性値の劣化を画像処理系に負担させて解消させることにより、結像光学の設計に関する負担を軽減し、総合的に画像品質の改善を図ることができる。
これらの補正処理が施された画像は、結像レンズ系の広角レンズの倍率色収差、歪曲収差に基づく劣化が補正され、かつ、画像の周辺部等で低下したMTFも補正された画像として出力される。静止画を出力する場合、補正されたR、G、Bの各画像からビットマップデータ、JPEG画像等を作成して出力する。
また、動画を出力する場合、R、G、Bの各画像から図12に示すように、ビデオエンコーダ3Kを通して、H.264やMPEG2、4等の動画フォーマットの画像を生成する。デジタル出力の場合、HDMI(登録商標)やDVI、アナログ出力の場合、D/A変換回路を通してNTSC、D2、D4、コンポーネント信号等に変換してディスプレイ3Lに出力する。
これらの処理方法については、特願2008−035263号に詳述されているので、これ以上の説明は省略する。
本発明の実施例1に係わる広角レンズの光学図である。 図1に示す広角レンズの部分拡大図である。 図1に示す広角レンズの非点収差曲線を示す図である。 図1に示す広角レンズのディストーション曲線を示す図である。 図1に示す広角レンズのコマ収差曲線を示す図である。 本発明の実施例2に係わる広角レンズの光学図である。 図6に示す広角レンズの部分拡大図である。 図6に示す広角レンズの非点収差曲線を示す図である。 図7に示す広角レンズのディストーション曲線を示す図である。 図8に示す広角レンズのコマ収差曲線を示す図である。 本発明の実施例3に係わる撮像装置の一般的な画像処理ブロック回路を示す図である。 図11に示す画像処理ブロック回路のより詳細な構成を示す図である。 図12に示す信号処理部のより詳細な構成を示すブロック回路図である。 本発明の実施例3に係わる撮像装置のMTF特性曲線図である。
符号の説明
1…前群レンズ群
2…後群レンズ群
I…絞り
O…光軸
θI…入射角度

Claims (7)

  1. 絞りを境にして物体側から像側へ向かって前群レンズ群と後群レンズ群とが配置され、前群レンズ群を構成するレンズの枚数と後群レンズ群を構成するレンズの枚数の合計が5枚の結像レンズ系からなる広角レンズであって、
    前記前群レンズ群は、物体側から前記絞り側に向かってそれぞれ負のパワーを有する2枚のレンズと、正のパワーを有する1枚のレンズとからなり、
    前記後群レンズ群は、前記絞り側から前記像側に向かってそれぞれ正のパワーを有する2枚のレンズとからなり、
    前記後群レンズ群のうち前記絞りに近い側のレンズのアッベ数をν4として、ν4>70 を満たすとともに、前記前群レンズ群の物体側から数えて第2番目のレンズの像側の面および前記後群レンズ群の前記絞りから遠い側のレンズの像側の面が非球面であることにより、
    前記絞りを通過する最大画角の主光線の前記結像レンズ系の光軸に対する入射角度θIを、60°>θI > 40°としたことを特徴とする広角レンズ。
  2. 前記入射角度θIはメリジオナル平面内で定義されていることを特徴とする請求項1に記載の広角レンズ。
  3. 前記後群レンズ群を構成する2枚のレンズ群のうち前記絞りに近い側のレンズに入射する主光線が前記光軸と為す角度に対して当該レンズから出射する主光線が前記光軸と為す角度が小さくなるように当該レンズが構成され、
    前記後群レンズ群を構成する2枚のレンズ群のうち前記絞りに近い側のレンズから出射されかつ前記絞りから遠い側のレンズに入射する主光線が前記光軸と為す角度に対して当該レンズから出射する主光線が前記光軸と為す角度が小さくなるように当該レンズが非球面レンズから構成されていることを特徴とする請求項2に記載の広角レンズ。
  4. 180度を超える画角を有することを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の広角レンズ。
  5. 前記前群レンズ群を構成するレンズのうちの物体側から数えて第1番目のレンズを構成する材料がガラスであることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の広角レンズ。
  6. 請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の広角レンズと、
    2次元的に配置された画素を有しかつ前記光学系により前記画素に結像された被写体を画像データに変換する撮像素子と、
    該撮像素子から出力された画像データを記憶するメモリと、
    該メモリから指定された画角に対応する画像データを読出すメモリ出力制御回路と、
    前記広角レンズの歪曲収差を補正する第1信号処理回路と、前記広角レンズの倍率色収差を補正する第2信号処理回路と、前記広角レンズのMTFを補正する第3信号処理回路とを有することを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項に記載の撮像装置を有する車載カメラ装置。
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