JP2010243711A - 広角レンズ及び撮像装置 - Google Patents

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    • G02B9/60Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having five components only

Abstract

【課題】130度を超える画角を持ちながらも、従来達成されていた明るさ:F=2.8よりもさらに明るく、夜間等の暗い環境での撮影に好適であり、なおかつコンパクトな広角レンズを実現する。
【解決手段】130度を超える画角を有する広角レンズであって、物体側から像側へ向かって、前群、絞り、後群をこの順序に配してなり、前群は、物体側から像側へ向かって、非球面の負レンズである第1レンズL1、非球面の負レンズである第2レンズL2、球面の正レンズである第3レンズL3を配してなり、後群は絞りS側から像側へ向かって、球面の正レンズである第4レンズL4、球面の負メニスカスレンズである第5レンズL5からなる。後群の2枚のレンズは貼り合わせした後のパワーが正となる接合レンズである。第5のレンズL5の材質のアッベ数:νdL5が、νdL5<21を満足する。
【選択図】図1

Description

本発明は、広角レンズ及び撮像装置に関し、詳しくは接合レンズで色収差を補正するタイプの広角レンズに関する。
結像レンズとエリアセンサを組み合わせた監視用カメラや車載カメラが実用化されつつある。
監視用カメラや車載カメラ等に用いられる結像レンズは、広い撮像範囲を撮像可能であることが好ましく、画角が広いレンズであることが求められる。また、監視用カメラや車載カメラも屋外で使用される機会が多く、撮像環境での明るさは、日中と夜とで大きく異なることから、特に夜でも良好な撮像が可能であるように、明るいレンズであることも求められる。
さらに、監視用カメラや車載カメラのコンパクト性の要請から、小型のレンズであることも重要である。
高解像を得るべく接合レンズで色収差を補正するタイプの広角レンズとしては、例えば特許文献1に記載されているように、画角に関しては130度を超え、明るさに関してはF値:2.8のものが提案されている。
従来におけるF値:2.8のような暗いレンズによる撮像装置では、夜間等の暗い環境での撮像画像の明るさが低く、使用が制限されやすい。
本発明は、130度を超える画角を持ちながらも、従来達成されていた明るさ:F=2.8よりもさらに明るく、なおかつコンパクトな広角レンズの実現、また、かかる広角レンズを用いる撮像装置の実現をその目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、130度を超える画角を有する広角レンズであって、物体側から像側へ向かって、前群、絞り、後群をこの順序に配してなり、上記前群は、物体側から像側へ向かって、負レンズである第1レンズ、負レンズである第2レンズ、正レンズである第3レンズを配してなり、上記後群は、2枚のレンズを貼り合わせした後のパワーが正となる接合レンズであり、全体として5枚のレンズにより結像系が構成され、上記前群の第1レンズと第2レンズは非球面レンズ、第3レンズは球面レンズであることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の広角レンズにおいて、Fナンバ:Fが、2.0もしくはその近傍の値であることを特徴とする。
ここで、近傍の値とは、例えば1.9〜2.4である。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の広角レンズにおいて、上記後群は、正レンズと負のメニスカスレンズとからなり、負のメニスカスレンズの材質のアッベ数:νdLが、下記の条件:
νdL<21
を満足することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の広角レンズにおいて、上記後群は、上記絞り側から像側へ向かって、負のメニスカスレンズである第4レンズ、正レンズである第5レンズを配してなり、190度を超える画角を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3又は4記載の広角レンズにおいて、上記前群の第1レンズと第2レンズは樹脂レンズであり、第3レンズ及び上記後群の2枚のレンズはガラスレンズであることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、撮像装置において、請求項1〜5のいずれか1つに記載の広角レンズと、該広角レンズにより結像された撮像対象の像を画像データに変換する撮像素子とを有することを特徴とする。
上述したように、本発明は、130度を超える画角を有する広角レンズにおいて、従来達成されているF:2.8を「さらに超える明るさ」の実現を企図している。
明るさの指標であるF値は、レンズ系の焦点距離を入射瞳径で除したものであるから、明るさを達成するためにF値を小さくするには、焦点距離を小さく、入射瞳径を大きくすれば良いが、何れの場合も、軸上光線と軸外光線のなす角が大きくなり易く、色収差(特に倍率の色収差)の増大を招来し易く、撮像画像の像質を低下させ易い。
本発明の広角レンズにおいては、第1〜第3レンズにより構成されて「負・負・正のパワー配分を有する前群」に対し、後群を「2枚のレンズを貼り合わせした後のパワーが正となる接合レンズ」により構成し、前・後群間に絞りを配し、かかるレンズ構成において、後群の接合レンズにより色収差を補正するとともに、前群の第1レンズと第2レンズを非球面レンズ、第3レンズを球面レンズとする組み合わせによってディストーションを補正するものである。
また、後群を正レンズと負のメニスカスレンズとから構成し、負のメニスカスレンズとして、上記の条件(νdL<21)を満足する高分散のものを用いることにより「F値を小さくすることに付随する色収差の増大」を有効に補正し、良好な撮像画像を実現するのである。
即ち、前群において、主として正のパワーを持つ第3レンズの高分散性により、倍率の色収差を大きく発生させることにより、補正の取り扱いを容易にし、このように大きく発生させた倍率の色収差を、後群における負のパワーのレンズの高分散性により良好に補正する。
上記条件を満足しない場合、後群の接合レンズの分散性が不十分であり、F値を十分に小さくした場合に「色収差を十分に補正」することが困難である。
収差の補正には、非球面の採用が有効であるが、本発明では上記のように第1、第2レンズに非球面を採用している。
第1レンズ、第2レンズは何れも「結像光束径が最も小さくなる絞り位置」から離れているので、これらレンズのレンズ面上で、軸上光束と軸外光束が分離しており、軸上光束が通過する光軸近傍の領域と、軸外光束が通過するレンズ周辺の領域とで、これら各々の光束の収差補正に適した非球面形状を与えることにより収差を良好なものとすることができる。
第1、第2レンズに非球面を採用することには上記の如き利点があるが、非球面を採用するレンズはこれらに限定されない。
第1、第2レンズを非球面とする場合、これらのレンズは「非球面を形成しやすい樹脂レンズ」とするのが良い。
以上に説明したように、本発明によれば、上記の如き構成により、従来よりも明るく、且つ、色収差のみならず歪曲収差や他の収差も良好に補正した広角レンズを実現できる。
これにより、夜間等の暗い環境でも良好な撮影ができる撮像装置を実現できる。
本発明の一実施形態(実施例1に対応)に係る広角レンズのレンズ構成と軸上光束および最軸外光束とを示す図である。 実施例1の広角レンズのデータを示す図である。 実施例1の広角レンズの非球面データを示す図である。 実施例1の広角レンズのタンジェンシアル方向およびサジタル方向のコマ収差図である。 実施例1に関する非点収差図である。 実施例1に関する歪曲収差図である。 実施例1に関する相対的な倍率色収差を示す図である。 実施例1に関する相対的な倍率色収差(画素単位)を示す図である。 他の実施形態(実施例2に対応)に係る広角レンズのレンズ構成と軸上光束および最軸外光束とを示す図である。 実施例2の広角レンズのデータを示す図である。 実施例2の広角レンズの非球面データを示す図である。 実施例2の広角レンズのタンジェンシアル方向およびサジタル方向のコマ収差図である。 実施例2に関する非点収差図である。 実施例2に関する歪曲収差図である。 実施例2に関する相対的な倍率色収差を示す図である。 実施例2に関する相対的な倍率色収差(画素単位)を示す図である。 撮像装置における撮像素子と電子処理手段との部分を示す図である。 撮像装置のより詳細な構成を示すブロック回路である。 信号処理部のより詳細な構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
図1は、広角レンズの実施の1形態を示す図である。この広角レンズは、後述する実施例1のものである。
広角レンズは、物体側である図の左方から像側である図の右方へ向かって第1レンズL1〜第5レンズL5を配してなる。
第1レンズL1は「凸面を物体側に向けた負メニスカスレンズ」、第2レンズL2は「両凹レンズ」、第3レンズL3は「両凸レンズ」であり、これら第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3は「前群」を構成する。即ち、前群のパワー配分は「負・負・正」である。
第4レンズL4は曲率の大きい面を像側に向けた「両凸レンズ」であり、第5レンズL5は「凸面を像側に向けた負メニスカスレンズ」である。これら第4レンズL4と第5レンズL5は貼り合わされており、接合レンズとして「後群」を構成する。貼り合わせ後のパワーは正である。
前群と後群の間の「第4レンズL4の物体側面に近接した位置」に絞りSが配置されている。
図1において、符号CGは撮像素子(CCDエリアセンサ)のカバーガラスを示し、符号ISは結像面を示している。結像面ISは実体的には「撮像素子の受光面」である。撮像素子は、画素が2次元に配列され、広角レンズにより結像された「撮像対象の像」を電子的な画像データに変換する。
また、符号LF0は「軸上光束」、符号LF1は「最軸外光束」である。最軸外光束LF1の第1レンズL1への入射状況から明らかなように、この広角レンズは「130度を超える画角」を有する。
第1レンズL1、第2レンズL2は樹脂製の非球面レンズであり、第3レンズL3及び後群の第4レンズL4、第5レンズL5は、ガラス製の球面レンズである。
本実施形態では、後群の接合レンズ(第4レンズL4、第5レンズL5)により倍率色収差を補正し、前群の非球面レンズ(第1レンズL1、第2レンズL2)によりディストーション(歪曲収差)を補正するという考えに立っている(以下の他の実施形態において同じ)。
[実施例1]
図1に示す広角レンズの具体的な実施例を示す。なお、以下において、長さの次元を持つ量の単位は「mm」である。
実施例1では画角:136度(半画角:68度)、焦点距離:1.986である。
図2に実施例1に関する諸元のデータを示す。図2の最左欄は、第1レンズL1の物体側から結像面ISへ向かって数えた「面番号」を示す。面番号として数えられる面はレンズ面と絞りSの面、カバーガラスCGの両面および結像面(図2において「像面」)も含む。
図1との対応で言えば、面番号1〜6が第1レンズL1〜第3レンズL3の物体側・像側レンズ面、面番号L7が「絞りSの面」、面番号8〜10が第4レンズL4の物体側レンズ面〜第5レンズL5の物体側・像側レンズ面(第4レンズL4の像側レンズ面と第5レンズL5の物体側レンズ面は接合面)、面番号11、12はカバーガラスCGの物体側・像側面、面番号13は結像面ISの面を示す。
「非球面」の欄における「○印」はレンズ面が非球面であることを示し、図の如く、第1レンズL1の両面(面番号1、2)、第2レンズL2の両面(面番号3、4)が非球面である。なお、図1における「曲率半径」の欄の値は、非球面にあっては「近軸曲率半径」である。
非球面形状は、光軸直交方向の座標:h、光軸方向の座標:Z、近軸曲率半径:R、円錐定数:K、高次の非球面係数:A、B、C、D、E、Fを用いて、周知の次式で表し、K、A〜Fの値を与えて形状を特定する。
Z=(h/R)/[1+{1−(1+K)(h/R)}1/2
+Ah+Bh+Ch+Dh+Eh10+Fh12
図3に、実施例1の非球面データを示す。図2の最左欄は前記「面番号」である。
図3において例えば「1.064E−08」は「1.064×10−8」を意味する。
即ち、実施例1の広角レンズは、物体側から像側へ向かって、前群、絞りS、後群をこの順序に配してなり、前群は、物体側から像側へ向かって、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズである第1レンズL1、負レンズである第2レンズL2、正レンズである第3レンズL3を配してなり、後群は、絞りS側から像側へ向かって、正レンズである第4レンズL4、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズである第5レンズL5を配してなり、第4レンズL4と第5レンズL5は貼り合わせ後のパワーは正となる接合レンズであり、全体として5枚のレンズにより結像系が構成される。
後群の負メニスカスレンズである第5レンズL5の材質のアッベ数:νdL5(=18.9)が、条件:
νdL5<21
を満足する。
また、実施例1の広角レンズのF値は2.0である。
第1レンズL1、第2レンズL2が非球面レンズであり、これらのレンズは樹脂レンズである。また、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5はガラスレンズである。
また、バックフォーカス(第5レンズの像側面から結像面までの光軸上の距離)は、3.242mm、第1レンズの物体側面から結像面までの光軸上の距離である光学全長は、15.78mmである。光軸直交方向における広角レンズのサイズを規定する第1レンズの有口径は13mm以下である。このように、この実施例の広角レンズは、特許文献1等に記載された広角レンズと同等以下のコンパクトなサイズである。
図4は、実施例1に関するタンジェンシアル方向およびサジタル方向の「コマ収差」を含めた横収差図を示す。また、図5は実施例1に関する非点収差図である。図4、図5において「R1、R2」とあるのは波長:650nm、「G1、G2」とあるのは波長:546nm、「B1、B2」とあるのは波長:477nmの光に対するものであることを示す。また、R1、G1、B1はサジタル方向、R2、G2、B2はタンジェンシアル方向を示している。
図6は、画角に対する歪曲収差を示す。図6の左図は計算値を、右図は歪曲収差図を示す。歪曲収差図における縦軸は半画角(光軸に対する入射光束の入射角)を示し、横軸は歪曲量(%)である。なお、歪曲収差は「撮像素子における鉛直方向」における立体射影方式、即ち、広角レンズの焦点距離:f、像高:Y、半画角:θに対して、
Y=2f・tan(θ/2)
で示される射影方式によるものである。
図7には、相対的な倍率色収差、即ち緑色光(前述の波長:546nm)を基準とし、緑色光に対する赤色光(前述の波長:650nm)の「倍率色収差の差:R−G」および、緑色光に対する青色光(前述の波長:477nm)の「倍率色収差の差:B−G」を示す。図7左図は計算値、図7右図はグラフで、横軸は画角、縦軸は倍率の色収差ある。図7右図で曲線7−1が「R−G」、曲線7−2が「B−G」である。
図7から明らかなように、倍率色収差はきわめて良好に補正されている。
図8には、図7に示した倍率色収差の差:R−GおよびB−Gを「画素数との関係」として表したものである。図8左図は計算値、右図はグラフである。グラフの横軸は画角、縦軸は画素数である。図8右図でも曲線7−1が「R−G」、曲線7−2が「B−G」である。
例えば、ある画角において倍率色収差の差:R−Gの画素数が1であるとすれば、この画角において、赤色光:Rと緑色光:Gの結像位置が「1画素分」ずれていることを意味する。
図8に示した例は画素ピッチ:0.006mm(6μm)の場合のものである。
本実施形態では、F値:2.0という極めて明るいレンズとして例示したが、本発明に係る上記のレンズ構成及びアッベ数の規定は、F値が2.0を超えるレンズ(例えばF値:2.4)においても実施例1で示した色収差等の各収差補正機能は同様に得ることができる。
すなわち、F値:2.0よりも暗いレンズにおいても、その収差補正機能を高めることができる(以下の実施形態において同じ)。
図9は、広角レンズの実施の他の形態を示す図である。この広角レンズは、後述する実施例2のものである。
上記実施形態と異なる点は、後群の接合レンズの接合面が物体側に凸となっていることである。以下には主に相違する点について説明する。
本実施形態では第4レンズL4は「凸面を物体側に向けた負メニスカスレンズ」であり、第5レンズL5は「両凸レンズ」である。上記実施形態と同様に、これら第4レンズL4と第5レンズL5は貼り合わされており、接合レンズとして「後群」を構成する。貼り合わせ後のパワーは正である。また、第4レンズL4、第5レンズL5は、ガラス製の球面レンズである。
[実施例2]
図9に示す広角レンズの具体的な実施例を示す。なお、以下において、長さの次元を持つ量の単位は「mm」である。
実施例2では画角:190度(半画角:95度)、焦点距離:1.803である。
図10に実施例2に関する諸元のデータを示す。図の見方等は上記実施形態と同様である。図11に、実施例2の非球面データを示す。
即ち、実施例2の広角レンズは、物体側から像側へ向かって、前群、絞りS、後群をこの順序に配してなり、前群は、物体側から像側へ向かって、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズである第1レンズL1、負レンズである第2レンズL2、正レンズである第3レンズL3を配してなり、後群は、絞りS側から像側へ向かって、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズである第4レンズL4、正レンズである第5レンズL5を配してなり、第4レンズL4と第5レンズL5は貼り合わせ後のパワーは正となる接合レンズであり、全体として5枚のレンズにより結像系が構成される。
後群の負メニスカスレンズである第4レンズL4の材質のアッベ数:νdL4(=18.9)が、条件:
νdL4<21
を満足する。
また、実施例2の広角レンズのF値は2.4である。
また、バックフォーカス(第5レンズの像側面から結像面までの光軸上の距離)は、3.265mm、第1レンズの物体側面から結像面までの光軸上の距離である光学全長は、15.76mmである。光軸直交方向における広角レンズのサイズを規定する第1レンズの有口径は13mm以下である。このように、この実施例の広角レンズは、特許文献1等に記載された広角レンズと同等以下のコンパクトなサイズである。
図12は、実施例2に関するタンジェンシアル方向およびサジタル方向の「コマ収差」を含めた横収差図を示す。また、図13は実施例2に関する非点収差図である。図12、図13において「R1」とあるのは波長:650nm、「G1」とあるのは波長:532nm、「B1」とあるのは波長:477nmの光に対するものであることを示す。
図14は、画角に対する歪曲収差を示す。図14の左図は計算値を、右図は歪曲収差図を示す。歪曲収差図における縦軸は半画角(光軸に対する入射光束の入射角)を示し、横軸は歪曲量(%)である。なお、歪曲収差は「撮像素子における鉛直方向」における立体射影方式、即ち、広角レンズの焦点距離:f、像高:Y、半画角:θに対して、
Y=2f・tan(θ/2)
で示される射影方式によるものである。
図15には、相対的な倍率色収差、即ち緑色光(前述の波長:532nm)を基準とし、緑色光に対する赤色光(前述の波長:650nm)の「倍率色収差の差:R−G」および、緑色光に対する青色光(前述の波長:477nm)の「倍率色収差の差:B−G」を示す。図15左図は計算値、図15右図はグラフで、横軸は画角、縦軸は倍率の色収差ある。図15右図で曲線7−1が「R−G」、曲線7−2が「B−G」である。
図15から明らかなように、倍率色収差はきわめて良好に補正されている。
図16には、図15に示した倍率色収差の差:R−GおよびB−Gを「画素数との関係」として表したものである。図16左図は計算値、右図はグラフである。グラフの横軸は画角、縦軸は画素数である。図16右図でも曲線7−1が「R−G」、曲線7−2が「B−G」である。
例えば、ある画角において倍率色収差の差:R−Gの画素数が1であるとすれば、この画角において、赤色光:Rと緑色光:Gの結像位置が「1画素分」ずれていることを意味する。
図16に示した例は画素ピッチ:0.006mm(6μm)の場合のものである。
実施例1、2の広角レンズと、撮像素子とを組み合わせることにより撮像装置を構成することができる。
撮像素子は、既述したように、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)、即ち、2次元的に配置された画素を有し、広角レンズにより画素配列面(上述の結像面)に結像された被写体像(前記「撮像対象の像」)を画像データに変換するエリアセンサタイプが用いられる。
実施例1、2の広角レンズと組み合わせられる撮像素子の1例として、受光面の形状が長方形形状(長手方向をH、短手方向をVで表す。)で、画素ピッチがH、V両方向につき6μm、画素数が640(H方向)×480(V方向)のものをあげることができる。
この場合、実効撮像エリアは、2.88mm(V方向)×3.84mm(H方向)×4.80mm(D方向:対角線方向)である。
また、実施例1、2の広角レンズと、撮像素子と、電子処理手段とを組み合わせた撮像装置を構成しても良い。
図17に、撮像装置における「撮像素子と電子処理手段」との部分を示す。
「電子処理手段」は、符号3Aで示す撮像素子の「後段の部分」であり、撮像素子3Aから出力された画像データを記憶するメモリと、指定した画角に対応する画像データをメモリから出力させるメモリ出力制御回路と、広角レンズの歪曲収差を補正する第1信号処理回路と、広角レンズのMTFを補正する第2信号処理回路とを備えている。
即ち、図17に「一般的なブロック回路」として示すように、撮像素子3Aの光電変換信号はセンサ(I/0)3Bから出力される。センサ(I/O)3Bの出力は、例えば、SYNC(V−SYNC、HSYNC)、DATA、CLK(クロック)信号である。
DATA信号はR、G、Bのそれぞれにつき10ビットであり、CLK信号は、例えば、25MH(メガヘルツ)である。
これらの信号は、信号処理ユニット(DSPユニット)3Cに入力されて処理される。DSPユニット3Cは、既述のメモリ、メモリ出力制御手段、第1信号処理回路、第2信号処理回路を有する。
そのハード構成は、FPGA、DSP等のプログラマブルロジックやASIC等、入力信号に対して後述する処理を実現できるものであれば何でもよい。DSPユニット3Cにはクロック発生回路3Dから、例えば、100MHのクロック信号が入力される。
DSPユニット3Cの出力は、「システムの所望の出力」となるように、ポストI/F3Eにより変換出力される。出力形式としては、デジタルの場合、YUV422、YUV444、YUV221等があるが、ここでは、NTSCに変換して出力するものとする。
図18は「撮像装置」のより詳細な構成を示すブロック回路である。
図1、図9に示す結像レンズ系(上述の広角レンズ)により撮像素子3AであるCCDの像面(前記結像面IS)に結像された被写体像は、撮像素子3Aにより光電変換され、電子的な画像データとされる。広角レンズによる被写体像は図6、図14に示す歪曲収差を有する。
撮像素子3Aから出力される画像データは、前処理部3Fのオートゲインコントローラ3F1によって自動利得制御され、A/D変換器3F2によってデジタル信号に変換され、デジタル画像データとされる。なお、オートゲインコントローラ3F1は操作部3Gの操作に基づく制御回路3Hの制御により調節される。
デジタル画像データは信号処理部3Iにより画像処理される。この画像処理には、撮像素子3Aに起因する画像劣化の改善処理と、広角レンズに起因する画像劣化の改善処理とがある。
撮像素子3Aの画素配列には、例えば、緑(G)の画素数が赤(R)や青(B)の画素数より多いベイヤー配等がある。R、G、Bの各画像を作成する場合、単に、R、G、Bの画像データを取り出して合成するのみでは、各画素配列のズレにより、各色画像のズレが生じる。
信号処理部3Iでは、まず、これらの画素の再配列やR、G、B間のホワイトバランスの補正処理等を行う。この画像処理で、撮像素子3Aに起因する画像劣化の補正処理を行った後、結像レンズ系に起因する画像劣化要因としての歪曲収差、MTF劣化の補正処理を行う。
なお、これらの補正処理を行う際、R、G、Bの画像データは一時的にフレームメモリ(メモリ)3Jに記憶される。制御回路3Hは、指定した画角に対応する画像データをメモリから出力させるメモリ出力制御回路としても機能し、フレームメモリ3Jから読み出された画像データは、必要に応じて、信号処理部3Iにより処理される。
図19は信号処理部3Iの「より詳細な構成」を示し、ここでは、第1信号処理回路、第2信号処理回路の詳細構成のみを示している。
第1信号処理回路は一次変換回路3I1から構成されている。第2信号処理回路はFIRフィルタ回路3I2から構成されている。
一次変換回路3I1には、撮像素子3Aのハード構成に起因する画像劣化の補正処理済みのR、G、Bの各デジタル画像データが入力される。一次変換回路3I1はこのR、G、Bのデジタル画像データに対して一次変換処理を行う。一次変換処理は、歪曲収差による被写体像の歪みを考慮しながら、入力画像データの座標を出力画像データの座標に写像を用いて行う座標変換処理である。これにより、歪曲収差の補正処理が実行される。
即ち、歪曲収差は、広角レンズの特性として予め設計で定められているので既知であるか、又は、実際に計測することにより求めることができるので、この歪曲収差特性に基づいて、入力画像データの座標から出力画像データの座標への座標変換式を決定でき、この変換式に従って補正を行えば、歪曲収差を除去すること、すなわち、歪みの補正された画像データが得られる。変換式は、例えば多項式を用いて近似できる。
なお、変換式による画素の圧縮伸張により光量分布が変化し、シェーディングが発生する場合があるので、各画素の輝度に各画素の面積の拡大率に応じた係数を乗ずることにより、光量ムラの補正を行う。
このようにして、歪曲収差が補正されたデジタル画像データは、次段のFIRフィルタ3I2に入力される。FIRフィルタ3I2は一次変換回路3I1から出力されたデジタル画像データにデコンボリューション等の処理を施す。
これにより、MTFの劣化が補正される。このFIRフィルタには、ウイナフィルタや単純なHPF(ハイパスフィルタ)を用いることができる。
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
S 絞り
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
CG 撮像素子のカバーガラス
IS 結像面
特開2006−284620号公報

Claims (6)

  1. 130度を超える画角を有する広角レンズであって、
    物体側から像側へ向かって、前群、絞り、後群をこの順序に配してなり、
    上記前群は、物体側から像側へ向かって、負レンズである第1レンズ、負レンズである第2レンズ、正レンズである第3レンズを配してなり、
    上記後群は、2枚のレンズを貼り合わせした後のパワーが正となる接合レンズであり、
    全体として5枚のレンズにより結像系が構成され、
    上記前群の第1レンズと第2レンズは非球面レンズ、第3レンズは球面レンズであることを特徴とする広角レンズ。
  2. 請求項1記載の広角レンズにおいて、
    Fナンバ:Fが、2.0もしくはその近傍の値であることを特徴とする広角レンズ。
  3. 請求項1又は2記載の広角レンズにおいて、
    上記後群は、正レンズと負のメニスカスレンズとからなり、負のメニスカスレンズの材質のアッベ数:νdLが、下記の条件:
    νdL<21
    を満足することを特徴とする広角レンズ。
  4. 請求項3記載の広角レンズにおいて、
    上記後群は、上記絞り側から像側へ向かって、負のメニスカスレンズである第4レンズ、正レンズである第5レンズを配してなり、190度を超える画角を有することを特徴とする広角レンズ。
  5. 請求項3又は4記載の広角レンズにおいて、
    上記前群の第1レンズと第2レンズは樹脂レンズであり、第3レンズ及び上記後群の2枚のレンズはガラスレンズであることを特徴とする広角レンズ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の広角レンズと、該広角レンズにより結像された撮像対象の像を画像データに変換する撮像素子とを有する撮像装置。
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