JP2002218295A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2002218295A
JP2002218295A JP2001009950A JP2001009950A JP2002218295A JP 2002218295 A JP2002218295 A JP 2002218295A JP 2001009950 A JP2001009950 A JP 2001009950A JP 2001009950 A JP2001009950 A JP 2001009950A JP 2002218295 A JP2002218295 A JP 2002218295A
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optical system
imaging
angle
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JP2001009950A
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English (en)
Inventor
Yuji Miyauchi
裕司 宮内
Katsuhiro Takada
勝啓 高田
Yuko Kobayashi
祐子 小林
Noriyuki Iyama
紀之 猪山
Takanori Yamanashi
隆則 山梨
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/04Reversed telephoto objectives

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い撮像範囲が得られると共に、プリントし
た場合にも画面の中心部ないし周辺部まで十分な画質と
鮮鋭感、被写体の遠近感が得られる電子撮像装置。 【解決手段】 被写体の像を形成する結像光学系10
と、結像光学系10の像側に配され像の画像情報を得る
電子撮像素子20とを有する撮像装置において、撮像素
子20の撮像面上における最も軸外に入射する最軸外主
光線と撮像面の中心に入射する軸上主光線とのなす角
が、風景撮影に求められる遠近感、画面全体の鮮鋭感を
得るのに適した画角を規定する条件(1)、撮像素子へ
の入射光束を撮像面に対し略垂直に入射させる条件
(2)を満足し、撮像素子20は撮像素子における有効
画素数若しくは信号処理による最大記録画素数を規定す
る条件(3)を満足する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子画像を得るた
めの電子撮像素子を用いた撮像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】結像光学系を用いて得られた像をCCD
等の電子撮像素子で画像情報に変換し、その情報を基に
モニター上やプリンター等により像を再現し、観察でき
るデジタルカメラ等の撮像装置がある。現在市販されて
いるデジタルカメラにおいては、安価な普及タイプのも
のから複雑な機能を備えたハイエンド機まで様々であ
る。
【0003】この中、普及タイプのものは、人間の一般
的な視野範囲を撮影するものや、中望遠領域までをカバ
ーするズームタイプの結像光学系を備えたものである。
【0004】一方、ハイエンド機に当たる機種は、銀塩
カメラ用に設計された交換レンズを用いるものが主流で
あり、像位置にCCDを配する構成となっている。
【0005】また、高変倍ズームレンズを結像光学系と
して用いたハイエンドなデジタルカメラも存在するが、
その撮像範囲は人間の一般的な視野範囲を広角端とする
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、普及タ
イプのものや高変倍ズームレンズを用いたタイプのデジ
タルカメラでは、撮影可能な画角の中、広角端で撮影し
ても十分な視野を得ることができず、風景撮影のような
広がりを持った被写体の撮影には不向きでなものある。
【0007】また、広角端の焦点距離よりも短い焦点距
離を得るためのワイドコンバージョンレンズを撮影レン
ズに装着することで広角な範囲を撮影可能なものもある
が、光学系の結像性能を大きく劣化させることになる。
また、デジタルカメラの場合、広範囲な風景等の高い空
間周波数を持つ撮影の場合、普及タイプのデジタルカメ
ラに用いられるCCDでは画素数の不足からその空間周
波数を十分に再現できず、一般的な鑑賞サイズに引き伸
ばしてプリントした場合の画質は鑑賞用には不向きであ
る。
【0008】また、レンズ交換が可能なハイエンドなデ
ジタルカメラにあっては、交換レンズの中、いわゆる広
角レンズや超広角レンズと呼ばれるタイプのものを用い
た場合、広範囲を撮影することは一応可能である。しか
しながら、これらのレンズは銀塩フィルムに用いること
が前提で設計されたものであるため、CCDの周辺部に
入射する入射角が大きく、それによる画像の劣化が生じ
ていた。
【0009】このように、従来より存在するデジタルカ
メラでは、風景等の高い空間周波数の被写体を撮影する
場合、撮影範囲全体にわたって鮮鋭な画像を得ることが
困難であり、解像感の不足や、撮像面周辺部分での画質
が十分ではなかった。特に、鑑賞サイズに画像を引き伸
ばしてプリントした場合に、画像の不鮮明さが顕著に現
れ、到底銀塩写真の画質には達していない。
【0010】また、いわゆる輪郭強調の処理を施すこと
により、見た目にシャープ感のある画像を得る手法が提
供されている(特開平5−347730号)。現在、コ
ンシューマ用途に商品化されている撮像装置も、ほとん
どがこの輪郭強調処理を用いており、一見してシャープ
な画像に見える。電気的にはほとんど無制限に輪郭強調
処理を施すことは可能であるが、無理な強調処理をかけ
ると、大きく拡大したとき極端に画像が劣化する。した
がって、輪郭強調のレベルは極力低くしておくことが、
画像の高品位化のためには望ましく、従来のコンシュー
マ用途の撮像装置では、この点からも到底銀塩写真の画
質には達していない。
【0011】本発明は以上の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、コンバージョンレンズを用いる
ことなく広い撮像範囲が得られると共に、空間周波数の
高い風景等の撮影にて鑑賞サイズに引き伸ばしてプリン
トした場合であっても、画面の中心部ないし周辺部まで
十分な画質と鮮鋭感、被写体の遠近感が得られる電子撮
像装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の撮像装置は、被写体の像を形成する結像光学
系と、前記結像光学系の像側に配され前記像の画像情報
を得る電子撮像素子とを有する撮像装置において、前記
電子撮像素子の撮像面上における最も軸外に入射する最
軸外主光線と前記撮像面の中心に入射する軸上主光線と
のなす角が以下の条件(1)、(2)を満足し、前記撮
像素子は以下の条件(3)を満足することを特徴とする
ものである。
【0013】(1) 36°<ωwI<60° (2) −15°≦ωwO<10° (3) 3.5<N<20 〔100万〕 ただし、ωwIは前記結像光学系の入射面における前記軸
上主光線の入射方向と前記最軸外主光線の入射方向との
なす角であり、前記結像光学系が変倍光学系の場合はそ
の広角端における角、ωwOは前記結像光学系の射出面に
おける前記軸上主光線の射出方向と前記最軸外主光線の
射出方向とのなす角であり、光軸から離れる方向の射出
の場合は符号を負とし、前記結像光学系が変倍光学系の
場合はその広角端における角、Nは電子撮像素子の有効
画素数(単位100万)若しくは信号処理による最大記
録画素数(単位は100万)である。
【0014】この第1の撮像装置の作用を以下に説明す
る。
【0015】本発明は、風景写真のニーズである、広画
角、高画質を達成し、かつ、この風景写真を鑑賞サイズ
までプリントした場合であっても、銀塩写真と遜色のな
い電子撮像装置を達成することを目的としている。
【0016】まず、風景撮影において必要とされる撮影
画角を検討する。
【0017】人間の通常の視野は、全視野で50°近辺
であるが、リラックスした状態では、70°程度まで広
がる。また、それ以上の視野であればなお広がりを感じ
る。そのため、風景撮影においては36°以上の半画角
を有することが望ましい。
【0018】条件(1)は、第1の撮像装置における前
提部分を構成するものであり、風景撮影に求められる遠
近感、画面全体の鮮鋭感を得るのに適した画角を規定し
たものである。(1)の下限の36°を越えると、近距
離の被写体と遠方の被写体とを同時に撮影したときのの
十分な遠近感が得難くなる。また、近距離と遠距離の被
写体の双方を同時に焦点深度内に収めることが難しくな
る。又は、双方でシャープな描写を得ようとすると、撮
影光学系における光束径を細くし、それによって撮像素
子に光束を入射させる時間を長くする必要があるため、
被写体ブレ等による像の劣化が生じやすくなる。また、
絞りを絞り込むことによる回折の影響も無視できなくな
る。一方、上限の60°を越えると、撮影光学系中の最
軸外主光線の折り曲げ角が大きくなり、ディストーショ
ンが発生しやすく、かえって画質が劣化してしまう。又
は、ディストーションを補正するために撮影光学系の構
成をより複雑化させる必要が生じ、コストが高くなる。
【0019】条件(2)は、撮像素子への入射光束を撮
像面に対し略垂直に入射させる条件であり、上下限の−
15°と10°を越えると、撮像された画像の周辺部で
画像の劣化が起こりやすくなる。また、上限を越える
と、最軸外主光線が光軸に向って射出するため結像光学
系の大型化や収差の悪化が起こりやすくなる。
【0020】本発明における結像光学系は、上記
(1)、(2)を同時に満たすことにより、風景撮影に
適した電子画像撮影用の結像光学系を達成している。
【0021】本発明は風景撮影したものを鑑賞サイズま
で引き伸ばした場合に必要とされる画素数についても言
及している。
【0022】広範囲な被写体撮影では、標準画角の撮影
に比べて空間周波数が高くなる。そのため、高いコント
ラストを得るためには画素数が通常の撮影よりも必要と
される。以下にそのことを説明する。
【0023】人間の眼の標準的な角度分解能を1’(視
力1.0に対応)と考えると、この値は限界解像力を得
る値であるから、画像に含まれるラインアンドスペース
がシャープな画像として認識できる分解能はそれよりも
下がったところ(大きい角度)にあると考えられる。例
えば、その立体角を1.67’(視力0.6に対応)程
度と考えると、例えば40cm離れた位置から画像を観
察するとき、0.194mmの大きさまではシャープな
像と認識できることになる。したがって、40cm離れ
た位置からA4(210mm×297mm)サイズのプ
リントを観察することを考えると、プリント画像をシャ
ープな画像として認識するためには、A4のプリントに
必要な画素数は約1100×1500=165万画素と
なる。この数値は、A4フルサイズのプリントであり、
周囲に余白を10mm程度とることを考えると、画素数
は約140万画素になる。これ以下の画素数では、プリ
ントのドットを明確に認識できるため、例えばエッジ像
が直線でないとか、濃淡の変化が階段状に見える等によ
り、低い画質と認識する。
【0024】データ量は少なくても、出力時に補間処理
を施してプリントすることにより画像の画素数を上げる
こともできるが、補間処理の際に画質劣化は避けられ
ず、エッジが鈍る等の現象を引き起こし、上記画素数を
直接出力した画像とは画質の点で大きな差がある。
【0025】一般に、プリント等の画像の大きさと観察
距離には相関があり、小さい画像は近い距離で、大きな
画像は離れた距離で観察することが自然である。画像の
大きさと観察距離の関係が線型であれば、人が認識する
シャープネスは、画素の大きさではなく、前述の立体角
で決まる。したがって、上記では、必要な画素数の計算
をA4サイズの画像で行ったが、異なる画像の大きさで
求めても同じ結果を得る。
【0026】しかし、A4の画像を観察する距離と比
べ、A6サイズ(105mm×149mm)等の極端に
小さな画像では、実際の観察距離は前述の関係より遠く
なることが多く、したがって、A6等の画像サイズで
は、必要な画素数は上記の165万画素を下回ることに
なる。
【0027】さて、撮像素子を用いて作成された画像
は、当然画像を構成する画素単位は一定であるため、そ
の単位以上の高い空間周波数を有する物体は表現できな
い。種々の空間周波数のパターン部分を有するテストチ
ャートを撮影した場合、最も線幅の狭い部分でその線幅
が画素ピッチに等しいパターンは全て分解して観察され
のに対して、線幅が画素ピッチを下回りその最も狭い線
幅が画素ピッチの1/2となる画素単位以上の高い空間
周波数を有するパターンは、低周波の濃淡、いわゆるモ
アレが観察されるだけである。
【0028】前述の計算で求めた画素数の画像では、プ
リントの最小画素単位を人間が高いコントラストで明確
に認識できる。したがって、上述のテストチャートの観
察の結果を一般画像に拡張すると、ある空間周波数まで
シャープに見え、最小画素単位以下の空間周波数が急激
に分解しない画像になるため、画像のコントラストは高
くても、グラデーションが十分表現できているとは認識
できず、いわゆる荒れ感のある画像となる。
【0029】一方、銀塩写真は、人間が感知する解像限
界以下の大きさの粒子から、人間がシャープに認識でき
る大きさの粒子まで様々な大きさの粒子により構成され
ており、そのことによって、画像のコントラストだけで
はなく、画像のグラデーションを表現することができ、
画像の高品位感に大きな影響を与えていると考えられ
る。したがって、上記の画素数の画像では、写真画質を
達成しているとは言い難い。
【0030】グラデーション豊かな画像とするために
は、人間が感知する解像限界に近い空間周波数まで表現
しなければならない。我々はこの点に着目し、銀塩写真
と等価な画質と見なすために必要な画素単位の大きさを
検討した結果、画像を構成する最小画素単位は、前記の
立体角1.67’に対応する画素単位では不十分であ
り、少なくとも立体角1.25’(視力0.8)に対応
する画素単位が必要であることが分かった。もちろん、
解像限界である1’の分解能に対応する画素単位、ある
いは、さらに品位感を上げるために1’を下回る分解能
で分解できる画素単位まであればなお良い。
【0031】以下、シャープな画像と認識できる立体角
に対応する画素単位の大きさを「良像限界画素単位」、
グラデーション感を与えるために必要とする立体角に対
応する画素単位の大きさを「解像可能画素単位」、解像
限界に対応する画素単位の大きさを「解像限界画素単
位」と呼ぶことにする。このとき、良像限界画素単位>
解像可能画素単位>解像限界画素単位である。
【0032】この表現を用いると、前述の結果は、解像
限界を1’とするとき、解像可能画素単位は立体角1.
25’に対応する画素単位以下が必要となる。この場
合、前述の方法と同様にして必要な画素数を求めると、
用紙フルサイズ(A4)に対し約300万画素、余白を
考えると約250万画素となる。
【0033】したがって、様々な被写体を撮影する汎用
機としては、被写体が含む空間周波数の平均もそれ程高
くないので、250万画素あれば実用上問題はないが、
本発明のように非常に高い空間周波数を含む風景写真に
ウエイトを置くと、前述の解像可能画素単位をさらに小
さくしておくことが必要である。
【0034】しかも、広範囲を撮影した風景写真では、
観察者が臨場感を得るために、左右への広がりが求めら
れる。そのため、少なくとも40cm離れた位置からの
A4フルサイズにおける高い画質の確保が必要となる。
そのため、半画角が36°以上の広範囲な風景を撮影し
た場合における写真画質に必要な画素数は、350万画
素を最低確保しておく必要があることが分かった。
【0035】条件(3)は、上記の検討に基づき撮像素
子における有効画素数若しくは信号処理による最大記録
画素数を規定するものである。式(3)の上限の200
0万は、得られる画像データの大きさを考慮して設けた
ものであり、上限の2000万を越えて大きくなると、
1枚の画像情報を保持しておく媒体に必要な記憶容量が
極めて大きくなるため、小さい記憶容量の媒体に記憶さ
せるためには圧縮率を大きくする必要が生じ、画質の劣
化が避けられず、本発明の目的に反する。また、大容量
の記憶媒体への書き込み装置を撮像装置に内蔵する場合
には、装置全体が極めて大型化し、本発明の目的に反す
る。また、画像情報が大きくなりすぎると、画像データ
の転送速度や媒体への書き込み速度の低下が著しくな
り、撮像装置としての機動性に著しい障害となり好まし
くない。式(3)の下限の350万を越えて少なくなる
と、上述のように風景撮影における解像可能画素単位
(グラデーション感を与えるために必要とする立体角に
対応する画素単位の大きさ)を満たす画素数を下回るこ
とになり、グラデーションが豊かで高品位な画像を与え
ることが困難になる。
【0036】このように、本発明の撮像装置は、単に撮
影画角を広くしたのみではなく、広角撮影のニーズが高
い風景撮影において要求される、画面全体の画質(特に
鮮鋭度)を十分に保つことを可能とする。
【0037】本発明の第2の撮像装置は、第1の撮像装
置において、前記結像光学系は以下の条件(4)を満足
することを特徴とするものである。
【0038】(4) 28°<ωwI+ωwO<45° 条件(4)は、結像光学系の最軸外主光線の最適な折り
曲げ角を規定するものである。下限の28°を越える
と、必要とされる画角が得られなくなるか、像周辺での
撮像面入射角が適切でなくなる。上限の45°を越える
と、最軸外主光線の折れ方が大きくなり、結像光学系の
収差補正が難しくなる。
【0039】本発明の第3の撮像装置は、第1又は第2
の撮像装置において、前記電子撮像素子の撮像面の対角
線長Dは、以下の条件(5)を満足することを特徴とす
るものである。
【0040】(5) 5mm<D<30mm 式(5)は、結像光学系の大きさと画質とをバランスさ
せるための条件である。一般的に撮像面が大きい方がナ
イキスト周波数が低くなるため、結像性能は良くなる
が、本発明のように電子撮像素子が350万以上の画素
を有していれば、ナイキスト周波数が高くなる撮像面の
サイズであってもグラデーションの良い良好な画像が再
生できる。撮像面が下限の5mmを越えて小さくなる
と、相対的に画素のピッチ(画素間距離)が短くなり、
結像光学系の結像性能を高くする必要が生じ、製造誤差
の影響を受けやすくなる。一方、上限の30mmを越え
て大きくなると、先の条件(2)を満足するためには、
光学系全体を大きく構成する必要が生じる。
【0041】本発明の第4の撮像装置は、第1から第3
の撮像装置において、前記結像光学系は以下の条件
(6)を満足する結像性能を有し、前記電子撮像素子は
以下の条件(7)を満足することを特徴とするものであ
る。
【0042】(6) 1.05<φw /P×√(3.5
/N)<8.0 (7) 0.0015<P<0.008 〔mm〕 ただし、φw は略画面中心における絞り開口値F5.
6、波長e−線での、光学ローパスフィルターによるロ
ーパス作用を除いた、光学系による点像強度分布(po
int spread function by am
plitude)の90%エンサークルドエネルギーの
直径の大きさ(単位はmm)であり、前記結像光学系が
変倍光学系の場合はその広角端における直径、Pは撮像
素子の画素ピッチ(単位はmm)である。
【0043】上記式(6)は、解像可能画素単位(解像
限界に対応する画素単位の大きさ)から算出した画素数
を350万画素としたときに満足することが好ましい式
である。
【0044】先に、広範囲撮影により空間周波数が高く
なる撮影においては350万画素以上が必要である旨を
説明したが、この場合重要なことは、必ずしも解像可能
画素単位に対応する空間周波数まで高いコントラストで
ある必要はないことである。良像限界画素単位に対応す
る空間周波数までは高いコントラストを実現する必要が
あるが、それ以上の周波数は人間自身が高いコントラス
トで認識できないため、画像のコントラストが低下して
いくことは、画像のグラデーションを表現することに何
ら妨げにはならないのである。
【0045】したがって、例えば解像可能画素単位と撮
像素子の各画素が1対1の対応がある場合には、光学系
の結像性能は、撮像素子の画素ピッチに対応する空間周
波数、いわゆるナイキスト周波数においては、高いコン
トラスト性能は必ずしも必要ないことになる。
【0046】また、解像可能画素単位よりも撮像素子の
画素ピッチが小さい場合、すなわち、画像に必要な画素
数以上の画素数を撮像素子が有している場合には、撮像
素子の画素ピッチではなく、解像可能画素単位に対応す
る画素ピッチを考えれば十分である。
【0047】さて、画素数の観点から、画素ピッチに視
点を転じる。本発明者は、単に画素数を増やすことでは
なく、画素数をどのように増やすかについても言及す
る。また、そのときに光学系に求められる結像性能につ
いても考察している。
【0048】本発明では、画素数を増やす際に、撮像素
子の画素ピッチを縮小化することにより、画素数を増や
すことを提案している。そのことにより光学性能に及ぼ
す影響を示す。
【0049】電子撮像系の場合、光学系の伝達関数で与
えられるコントラストの画像が得られる訳ではなく、撮
像素子の光電変換部、いわゆる撮像素子の開口部が有限
の面積を持ち、そこで光量が平均化されるため、開口部
の大きさに応じた伝達関数の劣化が起こる。
【0050】簡単のため、開口部を矩形に近似すると、
フーリエ変換により伝達関数の劣化は、図12に示すよ
うに、sinc関数として表現できる。ただし、ピッチ
間隔に対する開口部の大きさの面積比、いわゆる開口効
率は70%としている。
【0051】例えば、ピッチ間隔7.5μm、素子サイ
ズ2/3インチ、約100万画素の撮像素子を用い、図
13に示すMTF特性を有する光学系で撮影する場合、
開口での劣化を考慮した総合的なMTF特性は図14の
ようになる(図12のピッチ間隔7.5μmの曲線の値
と、図13の曲線の値とを掛けたもの)。
【0052】そこで、前述の特性を考慮し、画素ピッチ
を5μmに縮小化することによって同じ素子サイズで約
230万画素を達成したとし、上記と同じ図13に示す
MTF特性を有する光学系を用いると、開口での劣化を
考慮した総合的なMTF特性は図15のようになる(図
12のピッチ間隔5μmの曲線の値と、図13の曲線の
値とを掛けたもの)。
【0053】図14、図15から明らかなように、画素
ピッチを縮小化することによって、撮像素子開口部での
伝達関数の劣化が抑制され、総合的な光学性能はむしろ
高くなる。したがって、画素数の議論により適切な画素
数を設定し、その画素数を画素ピッチの縮小化で達成す
ることにより、光学系単体で保証すべき性能は、撮像素
子開口部での伝達関数の劣化を前提として、劣化分を予
め性能を上げておくことによってカバーするという従来
の手法により予測したレベルよりも、落とすことが可能
となる。
【0054】撮像装置の光学系に求められる性能は、検
討の結果、前記の解像可能画素単位に対応する画素ピッ
チに対して、点像強度分布の90%エンサークルドエネ
ルギーの直径が8倍程度の大きさまで許容できることを
見出した。これを越えると、コントラストの低下が著し
く、前記良像限界画素単位に対する空間周波数での解像
も得られなくなる(もちろん、光学性能が高いことを禁
止するものではない。)。
【0055】このように、条件(6)内とすることで、
先の条件(3)とあいまって、良好なグラデーションの
画像が得られる。つまり、高い光学性能でなくとも、高
密度プリントを行うことで引き伸ばし倍率が下がり、プ
リントの画質が確保できる。式(6)の下限の1.05
を越えると、光学系の光学性能が高くなるため、画像は
高画質になるが、構成するレンズ枚数を増やさないと所
望の性能が得られなくなったり、あるいは、レンズ系の
大きさを大きくして、各レンズで発生する収差量を抑制
する等の対策が必要になり、何れにしてもレンズ系の低
コスト化、小型化の点で不利である。あるいは、小さい
製造公差を設けなければならなくなり、レンズ系のコス
トを下げることが困難になる。若しくは、画素数が必要
以上に多くなり、コスト高になってしまう。式(6)の
上限の8.0を越えると、上記のように、コントラスト
の低下が著しく、良像限界画素単位(シャープな画像と
認識できる立体角に対応する画素単位の大きさ)に対す
る空間周波数での解像も得られなくなり、高品位な画像
が得られなくなる。
【0056】式(7)の下限の0.0015mmを越え
て画素ピッチが小さくなると、条件(6)を満足する光
学レンズを製作することができなくなる。式(7)の上
限の0.008mmを越えると、撮像装置を小型化でき
ず、また、撮像素子が高コストなものとなってしまう。
【0057】また、条件(1)の上下限は、条件式の範
囲内で変更可能であり、 (1−1) 36.4°<ωwI<45° とすれば、より遠近感と光学系の収差補正とのバランス
が図れるため、好ましい。
【0058】また、条件(2)の上下限は、条件式の範
囲内で変更可能であり、 (2−1) −8°≦ωwO<5° さらには、 (2−2) −6°≦ωwO<2° とすれば、より像の周辺部での画質が良好となり好まし
い。
【0059】また、条件(3)の上下限は、条件式の範
囲内で変更可能であり、 (3−1) 4<N<20 〔100万〕 さらには、 (3−2) 5<N<20 〔100万〕 さらに、 (3−3) 6<N<20 〔100万〕 とすることでより、良好な画質が得られ好ましい。
【0060】また、条件(4)の上下限は、条件式の範
囲内で変更可能であり、 (4−1) 30°<ωwI+ωwO<44° さらには、 (4−2) 34°<ωwI+ωwO<43° とすると、光学系設計の困難さと必要な性能とをバラン
スさせることができ好ましい。
【0061】また、条件(5)の上下限は、例えば以下
に示す(5−1)、(5−2)、(5−3)のように条
件式の範囲内で変更可能である。
【0062】また、撮像面の大きさが小さい程結像光学
系が小さくできる反面、設計が厳しくなる。そのため、
有効画素数(若しくは最大記録画素数)を多めにとるこ
とで、結像光学系の性能を補填できる。また、撮像面の
大きさは、光学性能と撮像素子との製造コストと画質と
のバランスをとるために、撮像面の対角線長に応じて画
素数を決定することが好ましい。
【0063】具体的には、 (5−1) 5mm<D≦10mm のときは、 (3−4) 3.5<N≦6.5 〔100万〕 を満足するとよい。さらに、上限を5.5とすると、な
およい。
【0064】(5−2) 10mm<D≦16.5mm のときは、 (3−5) 4.5<N≦8.5 〔100万〕 を満足するとよい。さらに、上限を7.5、さらには
6.5とすると、なお一層よい。
【0065】(5−3) 16.5mm<D<30mm のときは、 (3−6) 5.5<N<11 〔100万〕 を満足するとよい。さらに、その上限を10.0、さら
には9.5、さらには8.5とすると、なお一層よい。
【0066】また、撮像面の対角長が30mm以上の場
合について、 (5−4) 30mm≦D<40mm のときは、 (3−7) 6.5≦N<14.0 〔100万〕 を満足するとよい。
【0067】(5−5) 40mm≦D<80mm のときは、 (3−8) 7.5≦N<20.0 〔100万〕 を満足するとよい。
【0068】上記の条件(3−1)、(3−2)、(3
−3)、(3−4)、(3−5)における上限を越える
と、撮像素子の画素ピッチが小さくなり、製造が難しく
なる。一方、下限を越えると、撮像面積に対する画素数
が少なくなり、撮像素子の製造コストに対する性能のバ
ランスが悪くなる。
【0069】また、条件(6)の上下限は、条件式の範
囲内で変更可能であるが、電子撮像装置におけるプリン
ト像の鮮明さとコストとをバランスさせるためには、 (6−1) 1.3<φw /P×√(3.5/N)<
3.0 とすることが望ましい。
【0070】また、条件(7)の上下限は、条件式の範
囲内で変更可能であるが、 (7−1) 0.002<P<0.007 〔mm〕 とすると、必要とされる画素数の確保と電子撮像素子の
作りやすさの点でより好ましい。
【0071】本発明の第5の撮像装置は、第1から第4
の撮像装置において、前記結像光学系は無限遠物点の被
写体に対して半画角が36°以上となる広角端を含むズ
ームレンズであることを特徴とするものである。
【0072】特に、本発明の撮像装置は、電子撮像素子
の画素数を十分確保することにより、良好な画像を得る
ことができるものであるから、例えば、変倍比が3倍以
上のズームレンズ、5倍以上のズームレンズ、さらには
10倍以上のズームレンズといった広角端における光学
性能の維持が難しい結像光学系を用いた場合であって
も、十分に鑑賞サイズの鮮鋭な風景写真を楽しむことが
できる。
【0073】特に、結像光学系の変倍比Eが大きい程光
学性能を高く保つことが難しくなるため、変倍比Eに対
して以下のように画素数Nを対応させることが好まし
い。
【0074】2.3<E<5.1のとき、3.5<N
〔100万〕とすることが好ましい。
【0075】5.1≦E<10.0のとき、4.0<N
〔100万〕とすることが好ましい。
【0076】10.0≦E<20のとき、5.0<N
〔100万〕とすることが好ましい。
【0077】なお、上述の画素数Nは電子撮像素子の有
効画素数(単位100万)に限らず、例えばハニカム画
素を用いる場合は、信号処理による最大記録画素数(単
位は100万)であってよいが、より自然な像再現のた
めには、画素数Nは電子撮像素子の有効画素数(単位1
00万)とすることが好ましい。
【0078】本発明の第6の撮像装置は、第1から第3
の撮像装置において、前記結像光学系は以下の条件
(8)を満足する結像性能を有することを特徴とするも
のである。
【0079】(8) 1.5<φw /P<8.0 ただし、φw は略画面中心における絞り開口値F5.
6、波長e−線での、光学ローパスフィルターによるロ
ーパス作用を除いた、光学系による点像強度分布の90
%エンサークルドエネルギーの直径の大きさ(単位はm
m)であり、前記結像光学系が変倍光学系の場合はその
広角端における直径、Pは撮像素子の画素ピッチ(単位
はmm)である。
【0080】このように構成することで、上記の画面中
心における絞り開口値F5.6、波長e−線での、光学
ローパスフィルターによるローパス作用を除いた、光学
系による点像強度分布の90%エンサークルドエネルギ
ーの直径が、複数の画素にまたがることになり、ローパ
スフィルターの効果を得ることができる。下限の1.5
を越えて小さくなると、ローパス効果が薄くなり、か
つ、光学系の結像性能を高くする必要が生じる。一方、
上限の8.0を越えると、シャープな映像を得ることが
困難になってくる。
【0081】より好ましくは、 (8−1) 1.8<φw /P<4.5 とするとよい。
【0082】
【発明の実施の形態】以下、本発明の撮像装置の実施の
形態について説明する。
【0083】本発明に基づく撮像装置全体の構成は、図
1に示すように、被写体の像を結像する光学系10と、
その結像位置に配置されたCCD等からなる撮像素子2
0と、その撮像素子20で得られた画像信号を処理する
信号処理回路30と、その信号処理回路30に接続さ
れ、撮像された画像データを記憶する記憶装置40と、
信号処理回路30に接続され、撮像された画像を表示す
る表示装置50と、撮像された画像を出力するプリンタ
ー等の出力装置60とからなる。
【0084】また、光学系10は、図示しない複数の羽
絞りを可動させることにより光学系10の光軸を中心と
して開口の大きさを可変に構成した開口絞り70を有し
ている。この開口絞り70の開口の大きさ及び撮像素子
20による露光時間を共に制御する露出制御回路80に
より、撮像素子20が読み取るべき光量が適正に制御さ
れる。
【0085】この開口の大きさ及び露光時間の組み合わ
せによる露出制御は、被写体の状態を測光して露出制御
回路80により自動設定されるか、又は、使用者が任意
に開口値又は露光時間を設定でき、それに合わせて露光
時間又は開口値を自動制御するか、開口値及び露光時間
も使用者の好みにより設定できるように構成されてい
る。
【0086】図11は、撮像素子20の画素配列を示す
図であり、画素ピッチPでR,G,Bの画素がモザイク
状に配されている。図中に示す有効撮像面は、光学系の
性能に合わせて、撮像素子20の全画素数よりも少ない
画素数の領域に設定されている。Dは、この有効撮像面
の対角長である。また、この撮像面で受けた画像情報は
信号処理回路30にて信号処理されるが、有効撮像面に
おける画素数と同じ画素数で画像情報を記録するものと
する。撮像素子20をハニカム画素配列とし、有効画素
数よりも多い画素数で画像情報を記録する処理を行うよ
うにしてもよい。以下に、主として光学系10に用いる
レンズ系とその際に用いる撮像素子20に関する実施例
1、2、3について説明する。
【0087】実施例1 この実施例は、光学系10としてズームレンズを使用す
る実施例であり、撮像素子20としては、4/3インチ
で、有効撮像面は長辺17.6mm×短辺13.2mm
を用い、対角線長Dが22.0mm、有効画素数645
万画素(長辺2933×短辺2200)で、ピクセルサ
イズPが0.006mmのものを用いる。
【0088】光学系10を構成するレンズ系は、図2に
広角端(a)、標準状態(b)、望遠端(c)の断面図
を示すような構成のズームレンズ系であり、レンズ系と
像面Iの間に撮像素子20のカバーガラス21、ローパ
スフィルター22、IRカットフィルター23等のフィ
ルター類を構成する平行平面板が配置されている。この
レンズ系の数値データは後記するが、非球面を用いてい
る。図8は、この実施例の広角端の光路図である。この
実施例の広角端(a)、標準状態(b)、望遠端(c)
の収差図を図3に示す。図中、SAは球面収差、ASは
非点収差、DTは歪曲収差、CCは倍率色収差を示す。
ただし、図中、“ω”は半画角を表している。以下の収
差図においても同じ。
【0089】また、開口値F4を越えた絞り値によって
被写界深度をコントロールすることが可能で、小型低コ
ストな撮像装置を得ることができる。
【0090】なお、本実施例は、絞り開放時のFナンバ
ーからF16近辺まで多段階に若しくは連続して開口の
大きさが調整可能に構成されている。
【0091】各条件式に対応する値は以下の通りであ
る。
【0092】ωwI=36.49° ωwO=−7.2° N=6.45(×100万画素) ωwI+ωwO=29.29° D=22mm φw =0.012mm P=0.006mm φw /P×√(3.5/N)=1.473 E=5.0 φw /P=2.0
【0093】実施例2 この実施例は、光学系10としてズームレンズを使用す
る実施例であり、撮像素子20としては、2/3インチ
で、有効撮像面は長辺8.8mm×短辺6.6mmで対
角線長Dが11.0mm、画素数645万画素(長辺2
933×短辺2200)で、ピクセルサイズPが0.0
03mmのものを用いる。
【0094】光学系10を構成するレンズ系は、図4に
広角端(a)、標準状態(b)、望遠端(c)の断面図
を示すような構成のズームレンズ系であり、レンズ系と
像面Iの間に撮像素子20のカバーガラス21、ローパ
スフィルター22、IRカットフィルター23等のフィ
ルター類を構成する平行平面板が配置されている。この
レンズ系の数値データは後記するが、非球面を用いてい
る。図9は、この実施例の広角端の光路図である。
【0095】また、開口値F4を越えた絞り値によって
被写界深度をコントロールすることが可能で、小型低コ
ストな撮像装置を得ることができる。
【0096】なお、本実施例は、絞り開放時のFナンバ
ーからF16近辺まで多段階に若しくは連続して開口の
大きさが調整可能に構成されている。
【0097】各条件式に対応する値は以下の通りであ
る。
【0098】ωwI=36.86° ωwO=−0.39° N=6.45(×100万画素) ωwI+ωwO=36.45° D=11.0m φw =0.012mm P=0.003mm φw /P×√(3.5/N)=2.947 E=10.2 φw /P=4.0
【0099】実施例3 この実施例は、光学系10としてズームレンズを使用す
る実施例であり、撮像素子20としては、4/3インチ
で有効撮像面の長辺17.6mm×短辺13.2mmを
用い、有効撮像面の対角線長Dが22.0mm、有効画
素数645万画素(長辺2933×短辺2200)で、
ピクセルサイズPが0.006mmのものを用いる。
【0100】光学系10を構成するレンズ系は、図6に
広角端(a)、標準状態(b)、望遠端(c)の断面図
を示すような構成のズームレンズ系であり、レンズ系と
像面Iの間に撮像素子20のカバーガラス21、ローパ
スフィルター22、IRカットフィルター23等のフィ
ルター類を構成する平行平面板が配置されている。この
レンズ系の数値データは後記するが、非球面を用いてい
る。図10は、この実施例の広角端の光路図である。
【0101】また、開口値F4を越えた絞り値によって
被写界深度をコントロールすることが可能で、小型低コ
ストな撮像装置を得ることができる。
【0102】なお、本実施例は、絞り開放時のFナンバ
ーからF16近辺まで多段階に若しくは連続して開口の
大きさが調整可能に構成されている。
【0103】各条件式に対応する値は以下の通りであ
る。
【0104】ωwI=37.45° ωwO=−5.39° N=6.45(×100万画素) ωwI+ωwO=32.06° D=22.0mm φw =0.015mm P=0.006mm φw /P×√(3.5/N)=1.842 E=9.7 φw /P=2.5
【0105】以下に、上記各実施例の光学系10の数値
データを示すが、記号は上記の外、fは全系焦点距離
(単位mm)、FNOはFナンバー、φS は絞り径(単位
mm)、r1 、r2 …は各レンズ面の曲率半径(単位m
m)、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔(単位m
m)、nd1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1
νd2…は各レンズのアッベ数である。また、WEは広角
端、STは標準状態、TEは望遠端を示す。なお、非球
面形状は、xを光の進行方向を正とした光軸とし、yを
光軸と直交する方向にとると、下記の式にて表される。
【0106】x=(y2 /r)/[1+{1−P(y/
r)2 1/2 ]+A44 +A66 +A88 + A1010 ただし、rは近軸曲率半径、Pは円錐係数、A4、A6
A8、A10 はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面
係数である。
【0107】 (実施例1) r1 = 78.670 d1 = 1.50 nd1 =1.80518 νd1 =25.42 r2 = 44.526 d2 = 8.70 nd2 =1.49700 νd2 =81.54 r3 =3874659.084 d3 = 0.20 r4 = 38.299 d4 = 5.50 nd3 =1.62299 νd3 =58.16 r5 = 149.092 d5 = (可変) r6 = 47.513 (非球面) d6 = 1.20 nd4 =1.77250 νd4 =49.60 r7 = 10.705 d7 = 5.90 r8 = -37.283 d8 = 1.05 nd5 =1.77250 νd5 =49.60 r9 = 11.991 d9 = 3.50 nd6 =1.84666 νd6 =23.78 r10= -159.526 d10= 1.70 r11= -14.017 d11= 1.20 nd7 =1.77250 νd7 =49.60 r12= -38.158 d12= (可変) r13= ∞(絞り) d13= 0.65 r14= 17.453 d14= 3.50 nd8 =1.49700 νd8 =81.54 r15= -35.380 d15= 0.20 r16= 19.943 (非球面) d16= 3.20 nd9 =1.49700 νd9 =81.54 r17= -19.595 d17= 1.00 nd10=1.80100 νd10=34.97 r18= -170.727 d18= (可変) r19= 15.606 d19= 5.50 nd11=1.49700 νd11=81.54 r20= -20.010 d20= 1.00 nd12=1.77250 νd12=49.60 r21= -3292.381 (非球面) d21= (可変) r22= -11.529 d22= 1.50 nd13=1.54814 νd13=45.79 r23= -35.763 d23= 5.58 r24= 31.596 d24= 3.50 nd14=1.63930 νd14=44.87 r25= -1207.064 (非球面) d25= (可変) r26= ∞ d26= 2.46 nd15=1.54771 νd15=62.84 r27= ∞ d27= 1.00 nd16=1.51633 νd16=64.14 r28= ∞ d28= 0.50 r29= ∞ d29= 0.70 nd17=1.51633 νd17=64.14 r30= ∞ d30= 0.99 r31= ∞(撮像面) 非球面係数 第6面 K = 0.000 A4 = 7.34440×10-6 A6 =-5.47600×10-8 A8 = 4.46078×10-10 A10=-1.38040×10-12 第16面 K = 0.000 A4 =-3.25911×10-5 A6 =-2.24817×10-9 A8 =-1.97658×10-9 A10= 9.98600×10-12 第21面 K = 0.000 A4 = 6.35320×10-5 A6 =-3.26695×10-8 A8 = 3.48949×10-10 A10= 5.73630×10-13 第25面 K = 0.000 A4 =-1.33790×10-6 A6 =-6.81344×10-8 A8 = 5.84722×10-10 A10=-2.06452×10-12 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 14.871 33.685 74.184 FNO 3.50 4.00 4.50 d5 1.00 10.96 28.03 d12 11.15 3.93 1.00 d18 11.13 8.95 8.58 d21 4.10 8.92 11.19 d25 1.00 12.55 14.96 φS 9.78 11.48 11.02 。
【0108】 (実施例2) r1 = 89.831 d1 = 2.60 nd1 =1.84666 νd1 =23.78 r2 = 63.969 d2 = 0.00 r3 = 64.105 d3 = 9.17 nd2 =1.49700 νd2 =81.54 r4 = 479.847 d4 = 0.20 r5 = 75.241 d5 = 6.43 nd3 =1.60311 νd3 =60.64 r6 = 342.992 d6 = (可変) r7 = 959.971 d7 = 1.80 nd4 =1.81600 νd4 =46.62 r8 = 18.842 d8 = 5.38 r9 = -472.524 d9 = 1.10 nd5 =1.73400 νd5 =51.47 r10= 28.939 d10= 5.91 r11= -29.210 d11= 1.20 nd6 =1.71300 νd6 =53.87 r12= 100.546 d12= 0.15 r13= 49.322 d13= 7.57 nd7 =1.63980 νd7 =34.46 r14= -24.681 (非球面) d14= (可変) r15= 1133.429 d15= 1.20 nd8 =1.78472 νd8 =25.68 r16= 106.597 d16= 0.25 r17= ∞(絞り) d17= (可変) r18= 20.155 (非球面) d18= 5.10 nd9 =1.49700 νd9 =81.54 r19= -94.742 d19= 0.18 r20= 36.005 d20= 1.14 nd10=1.80440 νd10=39.59 r21= 13.506 d21= 5.53 nd11=1.60311 νd11=60.64 r22= -1129.492 d22= (可変) r23= -72.560 d23= 0.90 nd12=1.51633 νd12=64.14 r24= 11.805 d24= 2.93 nd13=1.84666 νd13=23.78 r25= 16.801 d25= (可変) r26= 91.913 d26= 2.97 nd14=1.49700 νd14=81.54 r27= -29.023 (非球面) d27= 0.15 r28= 48.863 d28= 5.10 nd15=1.60311 νd15=60.64 r29= -13.320 d29= 0.85 nd16=1.84666 νd16=23.78 r30= -48.001 d30= (可変) r31= ∞ d31= 16.00 nd17=1.51633 νd17=64.14 r32= ∞ d32= 1.00 r33= ∞ d33= 2.60 nd18=1.54771 νd18=62.84 r34= ∞ d34= 1.00 r35= ∞ d35= 0.75 nd19=1.51633 νd19=64.14 r36= ∞ d36= 1.24 r37= ∞(撮像面) 非球面係数 第14面 K = 0.000 A4 =-8.95501×10-9 A6 = 8.47476×10-9 A8 = 1.67607×10-11 A10= 0 第18面 K = 0.000 A4 =-1.75923×10-5 A6 = 4.44554×10-9 A8 =-1.34515×10-10 A10= 0 第27面 K = 0.000 A4 =-1.47160×10-6 A6 = 1.54417×10-9 A8 =-2.36290×10-10 A10= 0 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 7.338 23.289 74.688 FNO 2.80 3.50 3.50 d6 1.36 31.07 61.33 d14 54.26 11.10 1.70 d17 17.42 8.86 1.03 d22 1.50 6.86 16.90 d25 6.86 6.18 6.82 d30 4.46 8.38 5.36 φS 9.95 10.11 13.64 。
【0109】 (実施例3) r1 = 98.486 d1 = 1.70 nd1 =1.80518 νd1 =25.42 r2 = 48.098 d2 = 9.50 nd2 =1.49700 νd2 =81.54 r3 = -449.337 d3 = 0.10 r4 = 41.194 d4 = 5.95 nd3 =1.71300 νd3 =53.87 r5 = 118.580 d5 = (可変) r6 = 41.612 (非球面) d6 = 1.50 nd4 =1.72916 νd4 =54.68 r7 = 10.021 d7 = 5.66 r8 = -21.370 d8 = 0.70 nd5 =1.77250 νd5 =49.60 r9 = 31.263 d9 = 0.10 r10= 25.595 d10= 3.55 nd6 =1.84666 νd6 =23.78 r11= -23.685 d11= 1.08 r12= -16.841 d12= 0.70 nd7 =1.77250 νd7 =49.60 r13= -3028.008 d13= (可変) r14= ∞(絞り) d14= 0.60 r15= 17.225 d15= 2.75 nd8 =1.61772 νd8 =49.81 r16= -9104.928 d16= 6.41 r17= 27.817 (非球面) d17= 5.00 nd9 =1.49700 νd9 =81.54 r18= -14.018 d18= 0.55 nd10=1.80518 νd10=25.42 r19= -33.314 d19= (可変) r20= 352.923 d20= 4.20 nd11=1.48749 νd11=70.23 r21= -19.723 d21= 13.68 nd12=1.80100 νd12=34.97 r22= -27.952 (非球面) d22= (可変) r23= -24.739 d23= 1.40 nd13=1.80100 νd13=34.97 r24= 37.589 d24= 3.25 nd14=1.84666 νd14=23.78 r25= -157.090 d25= 0.10 r26= 43.407 d26= 3.75 nd15=1.49700 νd15=81.54 r27= -93.811 (非球面) d27= (可変) r28= ∞ d28= 2.46 nd16=1.54771 νd16=62.84 r29= ∞ d29= 1.00 nd17=1.51633 νd17=64.14 r30= ∞ d30= 0.50 r31= ∞ d31= 0.70 nd18=1.51633 νd18=64.14 r32= ∞ d32= 1.22 r33= ∞(撮像面) 非球面係数 第6面 K = 0.000 A4 = 1.02356×10-5 A6 = 2.95186×10-9 A8 =-2.21364×10-10 A10= 1.05286×10-12 第17面 K = 0.000 A4 =-4.67672×10-5 A6 =-1.30812×10-7 A8 = 4.52729×10-10 A10=-2.21549×10-11 第22面 K = 0.000 A4 = 2.27047×10-5 A6 =-1.28307×10-8 A8 = 4.31712×10-11 A10=-9.83443×10-14 第27面 K = 0.000 A4 =-4.11040×10-5 A6 = 1.18570×10-7 A8 =-2.52218×10-10 A10= 2.96812×10-13 ズームデータ(∞) WE ST TE f (mm) 14.360 40.000 139.500 FNO 3.52 4.37 4.46 d5 0.97 15.78 40.00 d13 15.40 5.61 1.21 d19 1.00 10.90 26.60 d22 11.17 8.68 3.48 d27 2.20 19.88 8.56 φS 10.0 10.5 11.4 。
【0110】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、コンバージョンレンズを用いなくとも広い撮
像範囲が得られると共に、空間周波数の高い風景等の撮
影で鑑賞サイズに引き伸ばしてプリントした場合であっ
ても、画面の中心部ないし周辺部まで十分な画質と鮮鋭
感、被写体の遠近感が得られる電子撮像装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく撮像装置全体の構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の実施例1における光学系を構成するレ
ンズ系の広角端(a)、標準状態(b)、望遠端(c)
の断面図である。
【図3】本発明の実施例1のレンズ系の広角端(a)、
標準状態(b)、望遠端(c)の収差図である。
【図4】本発明の実施例2における光学系を構成するレ
ンズ系の広角端(a)、標準状態(b)、望遠端(c)
の断面図である。
【図5】本発明の実施例2のレンズ系の広角端(a)、
標準状態(b)、望遠端(c)の収差図である。
【図6】本発明の実施例3における光学系を構成するレ
ンズ系の広角端(a)、標準状態(b)、望遠端(c)
の断面図である。
【図7】本発明の実施例3のレンズ系の広角端(a)、
標準状態(b)、望遠端(c)の収差図である。
【図8】本発明の実施例1の広角端の光路図である。
【図9】本発明の実施例2の広角端の光路図である。
【図10】本発明の実施例3の広角端の光路図である。
【図11】本発明に基づく撮像装置の撮像素子の画素配
列を示す図である。
【図12】撮像素子の開口部を矩形に近似した場合の伝
達関数の劣化を示す図である。
【図13】光学系のMTF特性を示す図である。
【図14】開口での劣化を考慮した総合的なMTF特性
を示す図である。
【図15】画素ピッチを縮小化した場合の総合的なMT
F特性を示す図である。
【符号の説明】 10…光学系 20…撮像素子 21…カバーガラス 22…ローパスフィルター 23…IRカットフィルター 30…信号処理回路 40…記憶装置 50…表示装置 60…出力装置 70…開口絞り 80…露出制御回路 I…像面
フロントページの続き (72)発明者 小林 祐子 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 猪山 紀之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山梨 隆則 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H054 AA01 2H087 KA03 NA02 PA10 PA11 PA12 PA16 PB14 PB15 PB16 QA02 QA07 QA17 QA21 QA25 QA34 QA37 QA41 QA42 QA45 QA46 RA05 RA12 RA13 RA32 RA36 RA42 RA43 SA43 SA47 SA49 SA52 SA54 SA57 SA62 SA63 SA64 SA65 SA66 SA74 SB04 SB15 SB22 SB24 SB33 SB34 SB43 SB44 SB46 5C022 AA11 AB12 AB36 AB62 AB66 AC42 AC54 CA00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の像を形成する結像光学系と、前
    記結像光学系の像側に配され前記像の画像情報を得る電
    子撮像素子とを有する撮像装置において、 前記電子撮像素子の撮像面上における最も軸外に入射す
    る最軸外主光線と前記撮像面の中心に入射する軸上主光
    線とのなす角が以下の条件(1)、(2)を満足し、前
    記撮像素子は以下の条件(3)を満足することを特徴と
    する撮像装置。 (1) 36°<ωwI<60° (2) −15°≦ωwO<10° (3) 3.5<N<20 〔100万〕 ただし、ωwIは前記結像光学系の入射面における前記軸
    上主光線の入射方向と前記最軸外主光線の入射方向との
    なす角であり、前記結像光学系が変倍光学系の場合はそ
    の広角端における角、ωwOは前記結像光学系の射出面に
    おける前記軸上主光線の射出方向と前記最軸外主光線の
    射出方向とのなす角であり、光軸から離れる方向の射出
    の場合は符号を負とし、前記結像光学系が変倍光学系の
    場合はその広角端における角、Nは電子撮像素子の有効
    画素数(単位100万)若しくは信号処理による最大記
    録画素数(単位は100万)である。
  2. 【請求項2】 前記結像光学系は以下の条件(4)を満
    足することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 (4) 28°<ωwI+ωwO<45°
  3. 【請求項3】 前記電子撮像素子の撮像面の対角線長D
    は、以下の条件(5)を満足することを特徴とする請求
    項1又は2記載の撮像装置。 (5) 5mm<D<30mm
  4. 【請求項4】 前記結像光学系は以下の条件(6)を満
    足する結像性能を有し、前記電子撮像素子は以下の条件
    (7)を満足することを特徴とする請求項1から3の何
    れか1項記載の撮像装置。 (6) 1.05<φw /P×√(3.5/N)<8.
    0 (7) 0.0015<P<0.008 〔mm〕 ただし、φw は略画面中心における絞り開口値F5.
    6、波長e−線での、光学ローパスフィルターによるロ
    ーパス作用を除いた、光学系による点像強度分布の90
    %エンサークルドエネルギーの直径の大きさ(単位はm
    m)であり、前記結像光学系が変倍光学系の場合はその
    広角端における直径、Pは撮像素子の画素ピッチ(単位
    はmm)である。
  5. 【請求項5】 前記結像光学系は無限遠物点の被写体に
    対して半画角が36°以上となる広角端を含むズームレ
    ンズであることを特徴とする請求項1から4の何れか1
    項記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記結像光学系は以下の条件(8)を満
    足する結像性能を有することを特徴とする請求項1から
    3の何れか1項記載の撮像装置。 (8) 1.5<φw /P<8.0 ただし、φw は略画面中心における絞り開口値F5.
    6、波長e−線での、光学ローパスフィルターによるロ
    ーパス作用を除いた、光学系による点像強度分布の90
    %エンサークルドエネルギーの直径の大きさ(単位はm
    m)であり、前記結像光学系が変倍光学系の場合はその
    広角端における直径、Pは撮像素子の画素ピッチ(単位
    はmm)である。
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