JP5269102B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、交流直流変換機能を持つ電力変換装置の制御に関するものである。
従来の電力変換装置として回生制御可能なコンバータを以下に示す。
三相のメインコンバータの各相の交流入力線に、メインコンバータの直流電圧より小さい直流電圧を有する単相のサブコンバータの交流側を直列接続して電力変換器を構成する。そして、メインコンバータを半周期に1パルスのゲートパルスにて駆動し、サブコンバータの交流端子の発生電圧を、交流電源電圧とメインコンバータの交流端子の発生電圧との差分となるように制御する。これにより、リアクトルを大きくすることなく高調波を抑制でき、電力損失および電磁ノイズも低減できる(例えば、特許文献1参照)。
国際公開WO2007/129456
従来の電力変換装置では、メインコンバータとサブコンバータとの各直流電圧を維持するように交流電流指令を生成し、交流電流が交流電流指令に追従するように電圧指令を生成してサブコンバータをPWM制御するものである。このような制御を実現する制御ハードウェアは、構成が複雑で高価なCPU(Central Processing Unit)と、CPUに取り込む情報の為の多数のA/D変換器等、複雑な周辺回路とが必要になるという問題があった。また、交流電流を電流指令に追従させる応答性はCPUの能力に依存するため、高速な電流制御には、さらに高価なCPUが必要であった。
この発明は、上記のような問題点を解消するために成されたものであって、メインコンバータとサブコンバータとを直列接続した電力変換装置に対し、高価で複雑なCPUを要することなく、高速な電流制御を実現することを目的とする。
この発明に係る電力変換装置は、交流と直流との間で電力変換を行い、直流側にそれぞれ有した各電力貯蔵器に出力するメインコンバータおよびサブコンバータを備え、上記メインコンバータの直流電圧は上記サブコンバータの直流電圧より大きく、上記メインコンバータと交流電源との間に上記サブコンバータを配置して直列接続した電力変換器と、上記交流電源の位相に基づいて生成した第1の制御信号により上記メインコンバータを制御し、上記電力変換器に入力される交流電流の指令を演算して、該交流電流の瞬時値が上記交流電流指令に追従するように生成した第2の制御信号により上記サブコンバータを制御する制御装置とを備える。そして、上記制御装置は、上記サブコンバータの直流電圧が所定の電圧指令に追従するように上記メインコンバータの直流電圧指令を調整し、該メインコンバータの直流電圧が上記直流電圧指令に追従するように上記交流電流指令を生成する電流指令演算部と、上記メインコンバータへの上記第1の制御信号を生成する第1の制御部と、上記交流電流指令と上記交流電流瞬時値との偏差が小さくなるように上記サブコンバータの交流側の出力電圧レベルを切り替える上記第2の制御信号を生成する第2の制御部とを備えるものである。
この発明によると、第2の制御部にて、交流電流指令と上記交流電流瞬時値との偏差が小さくなるようにサブコンバータの交流側の出力電圧レベルを切り替える第2の制御信号を生成するため、電流制御に係る第2の制御部をCPU以外のハードロジック回路で構成できると共に、交流電流瞬時値を交流電流指令に追従させる高速制御が可能になる。このように、高価で複雑なCPUを要することなく、高速な電流制御が実現できる。
この発明の実施の形態1による電力変換装置の主回路(電力変換器)の構成図である。 この発明の実施の形態1による電力変換器の動作を説明する各部の波形図である。 この発明の実施の形態1による制御装置のハードウェア構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による制御装置の電流指令値演算回路(CPU)の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による制御装置においてメインコンバータの出力制御を担う第1の制御部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による制御装置においてサブコンバータの出力制御を担う第2の制御部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による制御装置においてサブコンバータの出力制御を担う第2の制御部の構成の一部を示す図である。 この発明の実施の形態1による第1の制御部によるメインコンバータの制御を説明する図である。 この発明の実施の形態1による第2の制御部によるサブコンバータの制御を説明する図である。 この発明の実施の形態1による第2の制御部によるサブコンバータの制御を説明する図である。 この発明の実施の形態1によるサブコンバータのゲート駆動信号のパターンを示す図である。 この発明の実施の形態1の比較例による制御装置(CPU)の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1の比較例による制御装置(CPU)の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2による電力変換装置の構成図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による電力変換装置について説明する。図1はこの発明の実施の形態1による電力変換装置の主回路である電力変換器、より具体的には、三相交流電源(系統電源)1からの電力を直流電力に変換して直流負荷2に供給する電力変換器の構成を示す図である。
図1に示すように、三相交流電力を直流電力に変換するメインコンバータ3の交流ライン側の各相に、単相フルブリッジ回路から成るサブコンバータ4および交流リアクトル5が、それぞれ接続されている。メインコンバータ3は、直流側に電力貯蔵器としてのメインコンデンサ7が接続された三相2レベルコンバータで、直流電力を交流側に回生することを想定して、ダイオードを逆並列に接続したIGBT等の自己消弧型の半導体スイッチング素子6を用いている。
ここで用いる半導体スイッチング素子6はIGBT以外にも、GCT、GTO、トランジスタ、MOSFET等でも、また自己消弧機能がないサイリスタ等でも強制転流動作が可能であればよい。また、直流負荷2に図示しないインバータ回路を介してモータ等が接続されたときの回生電力の処理で、インバータ回路部にブレーキ抵抗などが付随しており、直流電力を交流系統に回生させる必要がない場合は自己消弧型半導体素子(半導体スイッチング素子6)をダイオードに置き換えてもよい。なお、メインコンバータ3の各相(R相、S相、T相)のアームを構成するP側、N側の各半導体スイッチング素子6を、RP、RN、SP、SN、TP、TNと称す。
サブコンバータ4は、複数のMOSFET等の自己消弧型の半導体スイッチング素子8から成る単相フルブリッジ回路と、それぞれ独立した電力貯蔵器としてのサブコンデンサ9とを備える。この場合も、半導体スイッチング素子8はMOSFET以外にも、ダイオードを逆並列に接続したIGBT、GCT、GTO、トランジスタ等でも、また自己消弧機能がないサイリスタ等でも強制転流動作が可能であればよい。また各相サブコンバータ4の交流電源側のアームをX側アーム、負荷側のアームをY側アームと称し、P側、N側の各半導体スイッチング素子8を、XP、XN、YP、YNと称す。
そして、サブコンバータ4は、図示された極性に充電された直流電圧を交流端子間に任意の期間で出力(出力電圧:Vsub)することができる。具体的には直流電圧をVとした場合、半導体スイッチング素子8のオン・オフの組合せによってVsub={−V,0,+V}の3レベルの電圧値をサブコンバータ4の交流端子間に印加することができる。
また、メインコンバータ3のメインコンデンサ7の電圧Vdcを検出する電圧センサ7aと、各相のサブコンバータ4のサブコンデンサ9の電圧Vbr、Vbs、Vbtを検出する電圧センサ9aと、三相交流電源1から入力される各相の交流電流i(ir、is、it)を検出する電流センサ10と、三相交流電源1の位相を検出するPLL回路11とを備える。なお、交流電流iは矢印の向きを正とする。
このように構成される電力変換器は、例えば、三相交流電源1が200V系の交流系統で、直流出力電圧であるメインコンデンサ7の電圧Vdcが250V、各相のサブコンデンサ9の電圧を60Vとした場合、メインコンバータ3を600V耐圧の素子で、サブコンバータ4を100V耐圧の素子で構成することができる。また、三相交流電源1が400V系の交流系統で、直流出力電圧であるメインコンデンサ7の電圧Vdcが500V、各相のサブコンデンサ9の電圧を60Vとした場合、メインコンバータ3を1200V耐圧の素子で、サブコンバータ4を100V耐圧の素子で構成することができる。
また、交流直流変換が可能な電力変換器は、直流側が太陽光や燃料電池等のエネルギ源で交流系統へ連系し電力授受を行うものでも良い。
このように構成される電力変換器の動作について以下に説明する。図2は、メインコンバータ3の例えばR相の出力電圧Vmain、メインコンバータ3を構成する各半導体スイッチング素子6(RP、RN、SP、SN、TP、TN)のゲート駆動信号、およびR相サブコンバータ4の出力電圧Vsubの各波形を示す図である。ここでは、1相あたりの電圧を説明する。
図に示すように、メインコンバータ3の各半導体スイッチング素子6のゲート駆動信号は、電源相電圧の1周期に1パルスの信号(以下、1パルス信号と称す)である。R相の電源相電圧が正極性の時には、P側の半導体スイッチング素子RPはオン状態、N側の半導体スイッチング素子RPはオフ状態であり、R相の電源相電圧が負極性の時には、半導体スイッチング素子RPはオフ状態、半導体スイッチング素子RPはオン状態である。
電力変換器の動作の基本は、直流出力電圧であるメインコンバータ3のメインコンデンサ7の直流電圧Vdcが維持されるように、交流−直流間で電力変換を行い、そのため交流側に電源電圧と同じ電圧である正弦波電圧を発生させるように動作する。
交流電源1の仮想中性点から見たメインコンバータ3のR相の出力電圧Vmainは、図に示すような階段状の波形となる。R相のサブコンバータ4は、半導体スイッチング素子8を細かくオン・オフして、電源相電圧とメインコンバータ3のR相の出力電圧Vmainとの差電圧を出力(出力電圧:Vsub)する。なお、サブコンバータ4のスイッチング制御についての詳細は後述するが、交流電流iは力率1となるように制御される。
図3は、このような電力変換器を制御する制御装置12のハードウェア構成を示す図である。制御装置12は、メインコンバータ3および各相のサブコンバータ4の各半導体スイッチング素子6、8のゲート駆動信号を生成して、メインコンバータ3および各相のサブコンバータ4を制御する。なお、メインコンバータ3を制御するゲート駆動信号が第1の制御信号、各相のサブコンバータ4を制御するゲート駆動信号が第2の制御信号である。
図3に示すように、制御装置は、CPUから成り各相の交流電流指令を演算する電流指令演算部としての電流指令値演算回路20と、コンパレータ回路30およびロジック回路40で構成されるハードロジック回路とで構成される。ロジック回路40には、FPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)等が用いられる。
コンパレータ回路30は、電圧センサ9aから得られる各相のサブコンデンサ9の電圧Vbr、Vbs、Vbtのアンバランスを検出するコンパレータ31(以下、第1のコンパレータ31と称す)と、電流センサ10から得られる各相交流電流ir、is、itの極性を検出するコンパレータ32(以下、第2のコンパレータ32と称す)と、複数のヒステリシスコンパレータから成る電流瞬時値制御回路33とを備える。電流瞬時値制御回路33は、各相交流電流ir、is、itの瞬時値が電流指令値演算回路20にて生成された各相の交流電流指令に追従するように、メインコンバータ3および各相のサブコンバータ4に対応する指令信号を出力する。
ロジック回路40は、第1、第2のコンパレータ31、32の出力に基づいて、各相のサブコンデンサ9の電圧バランスを補正するバランス補正回路41と、サブコンバータゲートパルス生成回路42と、メインコンバータゲートパルス生成回路43とを備える。
CPUから成る電流指令値演算回路20の制御ハードウェアの詳細を図4に示す。この電流指令値演算回路20は、マイコンやDSP(Digital Signal Processor)などを用いて構成することができる。
図に示すように、電流指令値演算回路20は、電圧センサ9aから得られる各相のサブコンデンサ9の電圧Vbr、Vbs、Vbt、および電圧センサ7aから得られるメインコンデンサ7の電圧Vdcを、A/Dコンバータを介して入力し、さらに三相交流電源1の線間電圧位相を、PLL回路11等、位相検出が可能なICの出力信号からディジタル信号として入力する。各相のサブコンデンサ電圧Vbr、Vbs、Vbtを入力として、三相分の平均値であるサブコンデンサ平均電圧を回路21にて計算する。そして、サブコンデンサ平均電圧がサブコンデンサ電圧指令に追従するように、即ち差分が0になるように回路22にてPI制御した出力をメインコンデンサ電圧指令に加算し、メインコンデンサ電圧指令を調整する。そして、メインコンデンサ電圧Vdcと調整後のメインコンデンサ電圧指令との差分を電流指令生成回路24に入力する。
また、PLL回路11から入力された線間電圧位相に基づいて、各相の基準正弦波を回路23にて演算し、該基準正弦波は電流指令生成回路24に入力される。電流指令生成回路24では、メインコンデンサ電圧Vdcと調整後のメインコンデンサ電圧指令との差分が回路25に入力され、メインコンデンサ電圧Vdcが調整後のメインコンデンサ電圧指令に追従するように、即ち差分が0になるように回路25にてPI制御して交流電流指令の振幅を演算する。そして、交流電流指令の振幅に回路23からの各相基準正弦波を乗じて各相の交流電流指令となる電流指令値を演算する。
演算された各相の交流電流指令は、D/Aコンバータを介して電流指令値演算回路20から出力される。
このように、電流指令値演算回路20では、サブコンバータ4の直流電圧としてのサブコンデンサ平均電圧がサブコンデンサ電圧指令に追従するように、メインコンバータ3の直流電圧指令であるメインコンデンサ電圧指令を調整し、メインコンデンサ電圧Vdcがメインコンデンサ電圧指令に追従するように交流電流指令を生成する。言い換えれば、交流電流指令をコントロールすることによって、サブコンデンサ平均電圧およびメインコンデンサ電圧Vdcをそれぞれ所望の電圧に維持する。また、サブコンデンサ平均電圧を一定に制御するために、メインコンデンサ電圧指令を調整することで、サブコンバータ4は、直流部に電力供給要素を必要とせず、サブコンデンサ9のみで電圧安定化が実現できる。
また、各相の交流電流指令を基準正弦波に基づいて生成しているため、各相交流電流ir、is、itは力率1となるように制御される。
次に、メインコンバータ3の出力制御を担う第1の制御部と各相のサブコンバータ4の出力制御を担う第2の制御部について説明する。
第1の制御部および第2の制御部は、コンパレータ回路30およびロジック回路40を、メインコンバータ3の出力制御と各相のサブコンバータ4の出力制御とのそれぞれを担う機能で2つに分けた部分で、第1の制御部の詳細を図5に、第2の制御部の詳細を図6、図7に示す。
コンパレータ回路30内の電流瞬時値制御回路33は、第1〜第3のヒステリシスコンパレータ33a〜33cを備え、第1のヒステリシスコンパレータ33aは、第1の制御部の一部となり、第2、第3のヒステリシスコンパレータ33b、33cは、第2の制御部の一部となる。なお、電流瞬時値制御回路33では、電流指令値演算回路20にて生成された交流電流指令と各相の交流電流とを比較して指令信号を出力するが、ここで扱う交流電流は交流電流瞬時値であり、以後、単に交流電流と記載する場合は、交流電流瞬時値を示すものとする。
メインコンバータ3の出力制御を担う第1の制御部は、第1のヒステリシスコンパレータ33aとメインコンバータゲートパルス生成回路43とを備え、図5は、第1の制御部のR相部分を図示したものである。なお、S相、T相についても同様の構成である。
図5に示すように、R相のメインコンバータゲートパルス生成回路43rは、1パルス信号生成回路44と判定回路45と電流抑制回路46とを備えて、メインコンバータ3のR相の半導体スイッチング素子RP、RN用のゲート駆動信号(以下、RPゲートパルス、RNゲートパルスと称す)を生成する。
1パルス信号生成回路44は、PLL回路11からの線間電圧位相に基づいて、電源相電圧の1周期に1パルスの信号(1パルス信号)から成るRPゲートパルス、RNゲートパルスを生成する(図2参照)。
以下、R相の制御について説明するが、他の各相も同様である。
第1のヒステリシスコンパレータ33aは、交流電流irと電流指令値演算回路20にて生成された交流電流指令との電流偏差が、所定のヒステリシス幅(±ia)を超えると異常信号をメインコンバータゲートパルス生成回路43rへ出力する。メインコンバータゲートパルス生成回路43rでは、判定回路45が第1のヒステリシスコンパレータ33aからの異常信号を入力として、電流極性が負の時、半導体スイッチング素子RPをオフさせるRP遮断信号を出力し、電流極性が正の時、半導体スイッチング素子RNをオフさせるRN遮断信号を出力する。電流抑制回路46は、1パルス信号生成回路44および判定回路45の出力が入力され、RPゲートパルス、RNゲートパルスを通常時はそのまま出力し、判定回路45からRP遮断信号、RN遮断信号が入力されたときは、RPゲートパルス、RNゲートパルスを、その期間オフさせるよう補正して出力する。この電流抑制回路46から出力されるRPゲートパルス、RNゲートパルスが、メインコンバータゲートパルス生成回路43rの出力となり、R相の半導体スイッチング素子RP、RNを駆動制御する。
メインコンバータ3は、通常時は1パルス信号から成るゲート駆動信号にて制御され、交流電流irを交流電流指令に追従させる制御は、サブコンバータ4の出力制御により行っている。このサブコンバータ4の出力制御の詳細は後述するものであるが、電源電圧が瞬低や停電などで急峻に変化した場合等、サブコンバータ4の出力制御では電流制御できず、過電流に陥る場合がある。その場合、第1のヒステリシスコンパレータ33aにて交流電流irと交流電流指令との電流偏差がヒステリシス幅(±ia)を超えたこと、即ち電流異常を検出し、上述したように、電流極性に応じて、メインコンバータ3のいずれかの半導体スイッチング素子RP、RNの1パルス信号をオフにする。
例えば、図8に示すように、交流電流irが正の時、半導体スイッチング素子RNがオンして、図示される電流経路にて電流が流れる。この時、第1のヒステリシスコンパレータ33aが、電流異常を検出すると、判定回路45はRN遮断信号を出力して、メインコンバータゲートパルス生成回路43rが出力するRNゲートパルスはオフとなる。これにより、半導体スイッチング素子RNがオフして交流電流irが抑制される。そして、交流電流irと交流電流指令との差分が、所定のヒステリシス幅(±ia)内に抑制されると再び半導体スイッチング素子RNを、元のRNゲートパルス(1パルス信号)通りにオンする。このように、電源電圧が急峻に変化した場合でも、過電流に至る前に電流抑制でき、運転継続することが可能になる。
次に、サブコンバータ4の出力制御を担う第2の制御部は、図6に示すように、第2、第3のヒステリシスコンパレータ33b、33cと、サブコンバータゲートパルス生成回路42rとを備える。また、図7に示すように、各相のサブコンデンサ9の電圧Vbr、Vbs、Vbtのアンバランスを検出する第1のコンパレータ31と、各相交流電流ir、is、itの極性を検出する第2のコンパレータ32と、第1、第2のコンパレータ31、32の出力に基づいて、各相のサブコンデンサ9の電圧バランスを補正するバランス補正回路41とを備える。
なお、図7は三相全ての部分を示しているが、図6に示す構成は、便宜上、R相部分のみでり、S相、T相についても同様の構成である。以下、図6を用いる説明では、R相の制御について説明するが、他の各相も同様である。
図6に示すように、電流指令値演算回路20にて生成された交流電流指令と交流電流irとの電流偏差は第2、第3のヒステリシスコンパレータ33b、33cに入力される。
第3のヒステリシスコンパレータ33cのヒステリシス幅(±i2)は、第2のヒステリシスコンパレータ33bのヒステリシス幅(±i1)より広く、第1の制御部の第1のヒステリシスコンパレータ33aのヒステリシス幅(±ia)より狭い。即ち、絶対値で比較するとi1<i2<iaとなる。第2、第3のヒステリシスコンパレータ33b、33cは、入力された電流偏差が、ヒステリシス幅を超えると異常信号を出力し、その出力はサブコンバータゲートパルス生成回路42rに入力される。
サブコンバータ4の出力制御の基本構成を、以下に説明する。
サブコンバータ4は、フルブリッジ構成なので、直流電圧をVとした場合、{−V、0、+V}の3レベルを選択して交流側に出力する。図9(a)、図9(b)は、交流電流指令と交流電流irとの電流偏差を横軸に、サブコンバータ4の出力電圧レベルを縦軸にして、出力電圧レベルの切替を説明する図である。この場合、第2のヒステリシスコンパレータ33bを用いて、電流偏差がヒステリシス幅(±i1)を超えると、交流電流irが抑制されるように出力電圧レベルを切り替える。
この出力電圧レベルの切替は、図9(a)のように{−V}、{0}間の切替と、図9(b)のように{0}、{+V}間の切替との2種のモードがある。このモードは、PLL回路11からサブコンバータゲートパルス生成回路42rに入力される線間電圧位相に基づいて判定されるサブコンバータ4の出力極性に応じて決定される。そして、半導体スイッチング素子XP、XN、YP、YNへのゲート駆動信号であるサブコンバータゲートパルス48のスイッチングパターンの切替により、出力電圧レベルが切り替わる。
上記のように、交流電流irを交流電流指令に追従させるように出力電圧レベルを切り替えるが、電源電圧位相の変動や位相検出系の遅れ等があると、サブコンバータ4の出力極性が乱れ、交流電流irは所望の範囲を逸脱する可能性がある。電流偏差が第2のヒステリシスコンパレータ33bのヒステリシス幅(±i1)を超えて、出力電圧レベルを切り替えても戻らない場合の補正を図10(a)、図10(b)に基づいて以下に示す。
図10(a)、図10(b)は、交流電流指令と交流電流irとの電流偏差を横軸に、サブコンバータ4の出力電圧レベルを縦軸にして、出力電圧レベルの切替を説明する図である。この場合、第2のヒステリシスコンパレータ33bを用いて、電流偏差がヒステリシス幅(±i1)を超えると交流電流irが抑制されるように出力電圧レベルを切り替え、さらに、第3のヒステリシスコンパレータ33cを用いて、電流偏差がヒステリシス幅(±i2)を超えると交流電流irが抑制されるように出力電圧レベルをさらに切り替える。
図10(a)に示すように、電流偏差がマイナス方向に増加しΔi1を超えたときに、出力電圧レベルを{+V}から{0}に切り替えても、電流偏差(絶対値)が減少せず、増加し続けてΔi2を超えると、出力電圧レベルをさらに{0}から{−V}に切り替えて、強制的に電流極性を変化させて電流偏差(絶対値)を低減させる。また、図10(b)に示すように、電流偏差がプラス方向に増加しΔi1を超えたときに、出力電圧レベルを{−V}から{0}に切り替えても、電流偏差が減少せず、増加し続けてΔi2を超えると、出力電圧レベルをさらに{0}から{+V}に切り替えて強制的に電流極性を変化させて電流偏差(絶対値)を低減させる。
このように、サブコンバータ4の出力制御は、交流電流指令と交流電流irとの電流偏差が小さくなるように、サブコンバータ4の交流側の出力電圧レベルを切り替える制御である。そして、このような出力電圧レベルの切り替えを行うサブコンバータゲートパルス48がサブコンバータゲートパルス生成回路42rにて生成される。
図6に示すように、サブコンバータゲートパルス生成回路42rでは、第2、第3のヒステリシスコンパレータ33b、33cの出力が、フリップフロップ回路FF1、FF2、FF3に入力され、パルス信号として出力される。フリップフロップFF1は、第2のヒステリシスコンパレータ33bの出力に基づいて、出力電流制御の基本制御信号RX(以下、電流制御信号RXと称す)を出力し、電流制御信号RXは、サブコンバータ4のX側アームの駆動信号源となる。
また、PLL回路11からの線間電圧位相がサブコンバータゲートパルス生成回路42rに入力され、回路47にてサブコンバータ4の出力極性を判定して出力極性を切り替えるための極性制御信号RYを生成する。サブコンバータ4の極性制御信号RYは、サブコンバータ4のY側アームの駆動信号源に用いられる。なお、サブコンバータ4の出力極性は、図2で示したサブコンデンサの出力電圧Vsubを想定して位相から判定する。
上記電流制御信号RX、極性制御信号RYから、半導体スイッチング素子XP、XN、YP、YNへのゲート駆動信号であるサブコンバータゲートパルス48は、図11に示すようにA〜Dの4種のスイッチングパターンで決定できる。このサブコンバータゲートパルス48の決定に先立ち、後述する各相サブコンデンサ電圧のバランス制御により得られたシフト補正信号としてのレベルシフト方向信号DLSと補正許可信号PPとに基づいて、電流制御信号RX、極性制御信号RYを所定のロジックで変更する。そして、フリップフロップ回路FF2、FF3から、第2、第3のヒステリシスコンパレータ33b、33cの出力に基づいた電流制御信号が出力され、該出力に応じて、サブコンバータ4の出力電圧レベルをさらに切り替えて強制的に電流極性を変化させるように、サブコンバータゲートパルス48は修正されて出力される。
以上のように、交流電流指令と交流電流irとの電流偏差が小さくなるように、サブコンバータ4の交流側の出力電圧レベルを切り替える制御を行う。この電流制御は各相毎に行われるのに対し、用いられる交流電流指令は、電流指令値演算回路20において各相のサブコンデンサ電圧Vbr、Vbs、Vbtの平均値であるサブコンデンサ平均電圧を用いて演算したものである。このため制御の信頼性を高めるため、サブコンバータ4の出力制御を担う第2の制御部は、図7に示す回路構成を有して、各相のサブコンデンサ9の電圧バランスを補正する。そして、生成されたレベルシフト方向信号DLSと補正許可信号PPは、各相のサブコンバータゲートパルス生成回路42(42r)に入力され、サブコンバータゲートパルス48は、各相のサブコンデンサ9の電圧がバランスするように出力される。
図7に示すように、第1のコンパレータ31は、電圧センサ9aから得られる各相のサブコンデンサ9の電圧Vbr、Vbs、Vbtのアンバランスを検出し、第2のコンパレータ32は、電流センサ10から得られる各相交流電流ir、is、itの極性を検出する。そして、第1、第2のコンパレータ31、32の出力と、各相のサブコンバータゲートパルス生成回路42(42r)内で生成された各相の電流制御信号RX、SX、TX、極性制御信号RY、SY、TYに基づいて、バランス補正回路41により、レベルシフト方向信号DLSと補正許可信号PPを生成する。バランス補正回路41内では、まず、第1、第2のコンパレータ31、32の出力に基づいて、サブコンバータ4の全相の出力電圧レベルの正負いずれかの方向にシフトさせる要否を判定し、各相の電流制御信号RX、SX、TX、極性制御信号RY、SY、TYに基づいて、実際の制御に合致したレベルシフト方向信号DLSと補正許可信号PPを生成する。
具体的には、三相のうち、ある相のサブコンデンサ9の電圧が上限しきい値を超え、交流電流極性が負、もしくは、サブコンデンサ9の電圧が下限しきい値以下で、交流電流極性が正、即ち、交流電源1から負荷2の方向に電流が流れている条件となった時に、各相のサブコンバータ4の出力電圧レベルを各相同時にプラス方向へシフトさせる補正要と判定する。ただし、いずれかの相が{+V}で出力していた場合はシフト動作しない様に修正してレベルシフト方向信号DLSを出力する。また、ある相のサブコンデンサ9の電圧が上限しきい値を超え、交流電流が正、もしくは、サブコンデンサ9の電圧が下限しきい値以下で、交流電流が負の条件となった時に、各相のサブコンバータ4の出力電圧レベルを各相同時にマイナス方向へシフトさせる補正要と判定する。ただし、いずれかの相が{−V}で出力していた場合はシフト動作しない様に修正してレベルシフト方向信号DLSを出力する。
そして、レベルシフト方向信号DLSにより、サブコンバータ4の直流電圧であるサブコンデンサ9の電圧バランスを保つ制御が為されるが、所定の時間間隔でレベルシフト動作を制限するための補正許可信号PPを生成する。これは、サブコンデンサ9の電圧のバランス制御が、上述した交流電流を交流電流指令に追従させる電流制御より効果が大きく、電流制御が発散する恐れを回避するもので、バランス制御量を調節することで適切な制御が可能になる。ここで、レベルシフト動作を許可、禁止するタイミングとその時比率については、自由に設定することができる。
このように、サブコンデンサ9の電圧バランスが崩れた場合に、{−V、0、+V}から成るサブコンバータ4の出力電圧レベルを三相同時にレベルシフトすることで、各相のエネルギ収支をコントロールして、サブコンデンサ9の電圧バランスを安定に保つことができる。そして、このようなサブコンデンサ9の電圧のバランス制御をしつつ、交流電流を交流電流指令に追従させる電流制御を行う。
この実施の形態では、電力変換装置は交流電力を一定の直流電力に変換するときに入力力率制御を行ういわゆる高力率コンバータ動作をするが、電源電圧の急峻な変化などの場合を除いて、サブコンバータ4の交流側の出力電圧レベルを切り替えるスイッチング制御のみで、交流電流を増加、減少させて交流電流の瞬時値を交流電流指令に追従させ、メインコンバータ3は交流電源1の位相に同期した1周期に1パルスのスイッチングのみでよい。このようにメインコンバータ3は低周波数でスイッチングし、電圧レベルの小さなサブコンバータ4を交流電流を抑制させるように高周波でスイッチングして、交流電流の瞬時値制御を行うため、CPUの能力に依らず高速な電流制御が実現できる。また、サブコンバータ4による交流電流の瞬時値制御は、2種のヒステリシス幅を用いた2段構成のヒステリシスコンパレータ33b、33cを用いるため、電源電圧に擾乱が生じた場合でも、安定して電流制御を継続することができ、制御の信頼性が向上する。
そして、サブコンバータ4の出力制御では電流制御できず、さらに電流偏差が(±ia)を超えて大きくなると、メインコンバータ3の1パルス信号をオフにして過電流を抑制するため、電源電圧が瞬低や停電などで急峻に変化した場合等でも制御不能に陥ることなく、電力変換装置の運転を継続することが出来る。
また、サブコンバータ4の交流側の出力電圧レベルを切り替えるスイッチング制御は、三相のサブコンデンサ9の電圧をバランスさせるように出力電圧レベルをシフトさせる補正を施して行うため、各相のサブコンデンサ電圧がバランスして所定電圧に維持される。
またこのような制御は、上述したように、交流電流指令を生成する電流指令値演算回路20以外の部分である、第1、第2の制御部を、コンパレータ回路30およびロジック回路40で構成されるハードロジック回路に集約して構成できる。このため、電流指令値演算回路20のみをCPUで構成すればよく、高価で複雑なCPUを要することがなく、さらに、CPUに取り込む情報の数が少ないためA/D変換器の数が低減でき、周辺回路の構成も簡便となる。従って、安価で簡便な制御装置12で、高速で信頼性の高い電流制御が実現できる。
また、メインコンバータ3は低周波数でスイッチングし、電圧レベルの小さなサブコンバータ4を交流電流を抑制させるように高周波でスイッチングする構成であるため、交流リアクトル5も小型で良く、サブコンバータ4の半導体スイッチング素子の素子耐圧については、メインコンバータ3に使用する素子耐圧の5分の1程度の素子で良いので、オン抵抗の小さい低耐圧の素子で構成できる。
次に、仮に制御装置をCPUのみで構成した場合の制御ハードウェアの比較例を図12、図13に示す。
図12、図13に示す制御装置50は、各相のサブコンデンサ9の電圧Vbr、Vbs、Vbt、メインコンデンサ7の電圧Vdc、および各相交流電流ir、is、itをA/Dコンバータを介して入力し、さらに三相交流電源1の位相θを、PLL回路11の出力信号からディジタル信号として入力する。
メインコンバータ3用の制御では、1パルス信号生成回路62が、PLL回路11からの位相θに基づいて、電源相電圧の1周期に1パルスの信号から成るゲート駆動信号を生成する。
サブコンバータ4側の制御では、各相のサブコンデンサ電圧Vbr、Vbs、Vbtを入力として、三相分の平均値であるサブコンデンサ平均電圧を回路51にて計算する。そして、サブコンデンサ平均電圧がサブコンデンサ電圧指令に追従するように、即ち差分が0になるようにサブコンデンサ電圧制御回路52にてPI制御した出力をメインコンデンサ電圧指令に加算し、メインコンデンサ電圧指令を調整する。そして、メインコンデンサ電圧Vdcが調整後のメインコンデンサ電圧指令に追従するように、即ち差分が0になるようにメインコンデンサ電圧制御回路53にてPI制御して交流電流指令の振幅54を演算する。また、PLL回路11から入力された位相θに基づいて、各相の基準正弦波を演算し、該各相基準正弦波を交流電流指令振幅54に乗じて各相の交流電流指令55を演算する。
次に、各相の交流電流指令55と入力された各相交流電流ir、is、itを比較し、電流偏差が0となるように交流電流制御回路56にてフィードバック制御を行う。また、サブコンバータ4の出力電圧指令58は、フィードバック制御とは別に、電源位相θとメインコンデンサ電圧Vdcから演算によって推定し、フィードフォワード項として電流制御出力57に加算する。さらに、各相のサブコンデンサ電圧Vbr、Vbs、Vbtと回路51にて計算した平均値との差を演算して、その差が最小となるようにサブコンデンサ電圧バランス制御回路59にて制御した出力に基づいて演算した零相電圧60をサブコンバータ4の出力電圧指令58に重畳する。
電流制御出力57には、零相電圧60が重畳された出力電圧指令58が加算されて、これらの制御項を合わせて、サブコンバータ4のサブコンデンサ電圧Vbr、Vbs、Vbtで正規化し、PWM回路61にて三角波PWM制御によるゲート駆動信号を生成する。
この比較例による制御装置50では、メインコンバータ3は、常に1パルス信号で制御されるため、サブコンバータ4のみで電流制御し、電源電圧が瞬低等の異常時には、制御範囲を逸脱する恐れがある。またサブコンバータ4は、各相交流電流ir、is、itが交流電流指令55に追従するように生成された出力電圧指令によりPWM制御される。このようにCPUのみで制御装置50を構成するため、CPUは複雑で高価なものとなる。また、交流電流を交流電流指令55に追従させる応答性はCPUの能力に依存するため、高速な電流制御には、さらに高価なCPUが必要となる。また、各相交流電流ir、is、itもCPUに取り込んでいるため、A/D変換器の数も多くなる。
これに対し、上述したこの発明の実施の形態による制御装置12では、安価なCPUを用いた簡便な構成にでき高速制御が実現できるものである。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2による電力変換装置について説明する。
上記実施の形態1では、交流電力を直流電力に変換するコンバータを示したが、同様の構成を有する電力変換器を、直流電力を交流電力に変換するインバータとして用いることもできる。
図14はこの発明の実施の形態2による電力変換装置の構成を示す図である。図に示すように、電力変換装置は、太陽電池や燃料電池などの直流電源200からの直流電力を交流電力に変換して三相の電力系統である交流電源210に連系する。主回路は、上記実施の形態1と同様の回路構成を有する電力変換器100と、電力変換器100の前段に設けられた平滑コンデンサ110およびDC/DCコンバータ111とを有し、電力変換器100を出力制御する制御装置220とDC/DCコンバータ111を制御する制御器112とを備える。
電力変換器100は、平滑コンデンサ105の直流電力を交流電力に変換する三相2レベルインバータから成るメインインバータ101の交流ライン側の各相に、単相フルブリッジ回路から成るサブインバータ102およびリアクトル103が、それぞれ接続されて構成される。メインインバータ101は、例えば、ダイオードを逆並列に接続したIGBT等の自己消弧型の半導体スイッチング素子104を用いる。また、サブインバータ102は、複数のMOSFET等の自己消弧型の半導体スイッチング素子106から成る単相フルブリッジ回路と、それぞれ独立した電力貯蔵器としてのサブコンデンサ107とを備える。なお、105aはメインインバータ101の入力直流電圧となる平滑コンデンサ105の電圧Vdcを検出する電圧センサ、107aは各相のサブコンデンサ107の電圧Vbr、Vbs、Vbt、108は各相の交流出力電流ir、is、itを検出する電流センサ、109は各相の交流出力電圧を検出する電圧センサ、110aは、直流電源100の出力直流電圧を平滑する平滑コンデンサ110の電圧を検出する電圧センサ、113は、直流電源100の出力電流を検出する電流センサである。
制御器112は、電流センサ113および電圧センサ110aから得られる、直流電源100の出力電流および出力電圧に基づいて、直流電源100が所定の電圧および電力を出力するようにDC/DCコンバータ111を制御する。この場合、直流電源100を太陽電池で構成し、太陽電池から最大電力を出力させる最大電力点制御を行う。各相のサブインバータ102の出力電圧は、メインインバータ101の各相出力電圧に重畳され、リアクトル103を介して交流電圧が出力される。出力が交流電源210に連系されるので、出力電圧は交流電源210と同等の電圧および位相になるように制御される。また、交流電流は、DC/DCコンバータ111により直流電源100から最大電力が出力されるように演算された振幅に基づいて、電力系統である交流電源210の力率が1で連系するように制御される。
この場合も、制御装置220は、上記実施の形態1と同様に、交流電流指令を生成する電流指令演算部をCPUで構成し、交流電源210の位相に基づいてメインインバータ101を制御する第1の制御信号を生成する第1の制御部と、交流電流指令と交流電流瞬時値との偏差が小さくなるようにサブインバータ102の交流側の出力電圧レベルを切り替える第2の制御信号を生成する第2の制御部とを備える。この場合、交流電流指令の生成方法が異なるが、その他の制御については、上記実施の形態1と同様であり、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。

Claims (9)

  1. 交流と直流との間で電力変換を行い、直流側にそれぞれ有した各電力貯蔵器に出力するメインコンバータおよびサブコンバータを備え、上記メインコンバータの直流電圧は上記サブコンバータの直流電圧より大きく、上記メインコンバータと交流電源との間に上記サブコンバータを配置して直列接続した電力変換器と、
    上記交流電源の位相に基づいて生成した第1の制御信号により上記メインコンバータを制御し、上記電力変換器に入力される交流電流の指令を演算して、該交流電流の瞬時値が上記交流電流指令に追従するように生成した第2の制御信号により上記サブコンバータを制御する制御装置とを備え、
    上記制御装置は、
    上記サブコンバータの直流電圧が所定の電圧指令に追従するように上記メインコンバータの直流電圧指令を調整し、該メインコンバータの直流電圧が上記直流電圧指令に追従するように上記交流電流指令を生成する電流指令演算部と、上記メインコンバータへの上記第1の制御信号を生成する第1の制御部と、上記交流電流指令と上記交流電流瞬時値との偏差が小さくなるように上記サブコンバータの交流側の出力電圧レベルを切り替える上記第2の制御信号を生成する第2の制御部とを備えたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 上記電力変換器は、交流電源からの交流電力を直流電力に変換するものであることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 上記第1の制御部は、上記交流電流指令と上記交流電流瞬時値との偏差が所定値を超えると、上記メインコンバータへの上記第1の制御信号をオフして上記交流電流瞬時値を抑制することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  4. 上記第2の制御部は、ヒステリシスコンパレータを備えて、上記交流電流瞬時値を上記交流電流指令に追従制御することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  5. 上記ヒステリシスコンパレータを、異なるヒステリシス幅を備えた2段構成としたことを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 上記電力変換器は、各相に上記サブコンバータを備えた三相電力変換器であり、
    上記第2の制御部は、各相の上記サブコンバータの直流電圧がバランスするように、各相の上記サブコンバータの交流側出力電圧レベルを同一の増減方向にシフトさせるシフト補正信号を生成して、上記各サブコンバータへの上記第2の制御信号を補正することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電力変換装置。
  7. 上記第2の制御部は、上記シフト補正信号を所定の期間で制限して、上記第2の制御信号の補正を制限することを特徴とする請求項6に記載の電力変換装置。
  8. 上記制御装置は、上記電流指令演算部のみCPUで構成し、上記第1の制御部および上記第2の制御部をハードロジック回路で構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電力変換装置。
  9. メインインバータおよびサブインバータを備え、上記メインインバータの直流電圧は上記サブインバータの直流電圧より大きく、上記メインインバータと交流電源との間に上記サブインバータを直列接続して、直流電源からの直流電力を交流電力に変換し上記交流電源に連系する電力変換器と、
    上記交流電源の位相に基づいて生成した第1の制御信号により上記メインインバータを制御し、上記電力変換器が出力する交流電流の指令を演算して、該交流電流の瞬時値が上記交流電流指令に追従するように生成した第2の制御信号により上記サブインバータを制御する制御装置とを備え、
    上記制御装置は、
    上記直流電源からの直流電力が最大となるように上記交流電流指令を生成する電流指令演算部と、上記メインインバータへの上記第1の制御信号を生成する第1の制御部と、上記交流電流指令と上記交流電流瞬時値との偏差が小さくなるように上記サブインバータの交流側の出力電圧レベルを切り替える上記第2の制御信号を生成する第2の制御部とを備えたことを特徴とする電力変換装置。
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