JP5265262B2 - フロート弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車の燃料タンクに取付けられる、燃料満タン規制弁や、カット弁などに好適なフロート弁装置に関する。
自動車の燃料タンクには、給油時に燃料が満タン位置まで給油されたとき、燃料タンクの外部に連通する開口を閉じて、給油を停止させる燃料満タン規制弁が取付けられている。
また、燃料蒸気をキャニスタに逃がすと共に、自動車が走行中に大きく揺れたり、自動車が転倒したりしたときには、キャニスタに連通する開口を閉じて燃料が外部に漏れるのを防止するため、カット弁が設けられている。
このような燃料満タン規制弁やカット弁としては、燃料の液面の上昇に応じて浮上し、弁装置の開口部を閉じるように構成したフロート弁装置が採用されている。
しかしながら、フロート弁装置においては、自動車がラフロードを走行しているとき、フロート弁がハウジングの底面に衝突して異音を発生するという問題があった。
このため、下記特許文献1には、ハウジングに画成された室内にフロートバルブを上下動可能に配設した燃料漏れ防止弁において、上記フロートバルブの下面とハウジングの対向受け面間に別体成形の弾性緩衝体を介設して、該弾性緩衝体でフロートバルブの下面を弾持することにより、自動車の走行振動等に起因して、フロートバルブがその室内で上下動しようとしても、フロートバルブの下面とハウジングの対向受け面間に介設された別体成形の弾性緩衝体の弾持作用で、フロートバルブの下面がハウジングの対向受け面に強く衝突することを緩和でき、これにより、大きな異音の発生を効果的に軽減することが可能とした燃料漏れ防止弁が開示されている。
また、下記特許文献2には、燃料タンク上面部に装着されたバルブハウジングと、このバルブハウジング内に設けられハウジングの外部に突出する下流側通路を介して燃料蒸気の通気ラインに通じる弁口と、燃料タンク内の液面レベルを感知して弁口を開閉するフロート、弁頭とからなる燃料カットバルブにおいて、前記バルブハウジングの底部に、スリットを形成することにより片持の弁体支持部を一体に形成した燃料カットバルブが開示されている。
実開平6−40552号公報 特開平7−35255号公報
上記特許文献1では、フロートバルブの下面を支持する弾性緩衝体が、フロートバルブを上方に付勢するスプリングの外側に配置されているので、弾性緩衝体の外径が大きくなるため、その荷重や自由長等の精度を出しにくく、また、フロートバルブが傾いて下降してきたときに、外径の大きな弾性緩衝体の一部に荷重が集中するため、フロートバルブがハウジングに衝突することを十分に抑制できない可能性があった。
上記特許文献2では、バルブハウジングの材質を耐熱性等の要求から硬質樹脂にした場合に、片持の弁体支持部の弾性が乏しくなるため、フロート弁との衝突時における打音軽減防止効果が乏しくなり、片持の弁体支持部の弾性を高めるために薄く形成すると、割れやすくなってしまうという問題があった。
したがって、本発明の目的は、フロート弁による打音を低減する効果が高く、打音低減のための部品の設定を精度よく行うことができるフロート弁装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、仕切壁を介して下方空間と上方空間に別れており、上方空間の外壁には、上方空間を外部に連通させる通気管が取付けられており、前記仕切壁には開口部が設けられており、その下面に弁座が形成されており、下方空間の外壁には、下方空間を外部に連通させる連通孔が形成されているハウジングと、
前記ハウジングの下方空間に上下摺動可能に配置され、前記ハウジングの連通孔を通して流入する液体によって浮上し、前記開口部に接離するように構成されたフロート弁と、
このフロート弁の下面と前記ハウジングの底面との間に配置され、前記フロート弁を前記仕切壁の開口部に向けて付勢する上方付勢バネと、
この上方付勢バネの内側に配置され、前記フロート弁が最下方に移動したときに、その下面が前記ハウジングの底面に当接しないように支持する支持バネとを備えており、
前記フロート弁の下面の中心部には、前記支持バネを収容する、前記支持バネの自由長よりも深い支持バネ収容凹部が形成され、該支持バネ収容凹部の外周には、筒状の隔壁を介して、前記上方付勢バネを収容する上方付勢バネ収容凹部が形成されており、前記ハウジングの底面の中心部には、前記支持バネ収容凹部に挿入される突起が形成されていて、前記支持バネは前記突起により下端部を支持されて、前記支持バネ収容凹部に挿入されていることを特徴とするフロート弁装置を提供するものである。
上記発明によれば、例えば、自動車の燃料などの液体がハウジング内に流入し、その液面が所定高さ以上に上昇すると、フロート弁が上昇して仕切壁に形成された開口部を閉塞し、液体が開口部を通して上方空間に流入することを防止できる。したがって、例えば、自動車の燃料タンクの満タン規制バルブやカットオフバルブなどに適用することにより、給油時の満タン規制を行ったり、燃料の外部への漏れを防ぐことができる。
また、自動車走行時の車両の揺れ等によって、燃料などの液面が急激に変動し、フロート弁が急激に降下した場合でも、支持バネによってフロート弁が弾性的に受け止められ、フロート弁の下面がハウジングの底面に衝突することが防止されるため、打音を著しく低減することができる。
更に、支持バネを上方付勢バネの内側に配置したことにより、支持バネの外径を上方付勢バネの外径よりも小さくすることができるので、バネ荷重や、自由長等を精度よく設定することができる。その結果、フロート弁下面とハウジング底面との間に、適度な隙間を確実に設けることができ、打音の低減を効果的に図れる。
更に、支持バネが上方付勢バネの内側に配置されているので、フロート弁が傾いて下降したときでも、フロート弁を安定して支持することができ、フロート弁の下降動作をスムーズにすることができる。
また、支持バネと上方付勢バネとが、隔壁を介して形成された支持バネ収容凹部と上方付勢バネ収容凹部とに、それぞれ個別に収容されるので、組立て時や使用時において、バネどうしが絡み合ったり、干渉したりすることを防止できる。したがって、組立作業性を向上させると共に、使用時におけるバネ作用を確実に果たさせることができる。
また、支持バネ収容凹部は、支持バネの自由長よりも深く形成されており、支持バネは、ハウジングの底面に形成された突起に下端部を支持されて、支持バネ収容凹部に挿入されているので、支持バネと上方付勢バネとの接触を確実に防ぐことができると共に、支持バネの飛び出しを防止して、所定位置に確実に保持することができる。
本発明の第は、前記第の発明において、前記突起は、前記ハウジングの底面側に形成され、前記支持バネの下端を支持すると共に、フロート弁が昇降するときに、前記支持バネ収容凹部の内周に摺接する支持部と、該支持部の上端から支持部よりも縮径して伸び、前記支持バネの内周に挿入される挿入部とを有しているフロート弁装置を提供するものである。
上記発明によれば、突起の支持部によって、支持バネの下端を高い位置で支持しつつ、支持バネの内周に挿入される挿入部によって、支持バネを安定して支持することができる。また、フロート弁の昇降時に、突起の支持部が、支持バネ収容凹部の内周に摺接するようになっているので、フロート弁の傾きや偏心を防止して、スムーズに昇降させることができる。
本発明の第は、前記第の発明において、前記突起の、支持部及び挿入部の少なくとも一方は、その軸中心から外径方向に向かって放射状に突設した複数のリブからなるフロート弁装置を提供するものである。
上記発明によれば、突起を構成する支持部及び挿入部の少なくとも一方は、放射状に突設した複数のリブからなっているので、筒部内周に燃料が入り込んでも、それをスムーズに排出することができ、フロート弁の昇降動作に及ぼす影響を小さくすることができる。また、支持部が複数の放射状のリブである場合には、筒部の周壁内周に対する接触面積を小さく、フロート弁の昇降動作時の摺動抵抗を低減することができる。
本発明の第は、仕切壁を介して下方空間と上方空間に別れており、上方空間の外壁には、上方空間を外部に連通させる通気管が取付けられており、
前記仕切壁には開口部が設けられており、その下面に弁座が形成されており、下方空間の外壁には、下方空間を外部に連通させる連通孔が形成されているハウジングと、
前記ハウジングの下方空間に上下摺動可能に配置され、前記ハウジングの連通孔を通して流入する液体によって浮上し、前記開口部に接離するように構成されたフロート弁と、
このフロート弁の下面と前記ハウジングの底面との間に配置され、前記フロート弁を前記仕切壁の開口部に向けて付勢する上方付勢バネと、
この上方付勢バネの内側に配置され、前記フロート弁が最下方に移動したときに、その下面が前記ハウジングの底面に当接しないように支持する支持バネとを備えており、
前記フロート弁の下面の中心部には、前記支持バネの自由長よりも深い支持バネ収容凹部が形成され、該支持バネ収容凹部に前記支持バネが挿入されて、その上端部が前記支持バネ収容凹部の内端部に固着されており、
前記ハウジングの底面の中心部には、前記支持バネ収容凹部に挿入され、前記フロート弁が下降したときに、前記支持バネの下端部が当接する突起が形成されていることを特徴とするフロート弁装置を提供するものである。
上記発明によれば、支持バネがフロート弁の下面中心部に形成された支持バネ収容凹部に挿入され、その上端部が支持バネ収容凹部の内端部に固着されているので、フロート弁と支持バネとが一体化される。その結果、支持バネはフロート弁と一緒に昇降動作することとなり、フロート弁の昇降動作の際に支持バネが支持バネ収容凹部内周に摺接して昇降動作の抵抗となることを防止できる。
また、支持バネが、その自由長よりも深く形成された支持バネ収容凹部に挿入されると共に、ハウジング底面に形成された突起が支持バネ収容凹部に挿入されているので、支持バネと、その外側に配置される上方付勢バネとの干渉を確実に防止できる。
本発明の第5は、前記第4の発明において、前記突起は、前記フロート弁が昇降するときに、前記支持バネ収容凹部の内周に摺接するフロート弁装置を提供するものである。
上記発明によれば、フロート弁の昇降時に、突起が、支持バネ収容凹部の内周に摺接するようになっているので、フロート弁の昇降動作がガイドされて、その傾きや偏心が防止されて、スムーズに昇降させることができる。
本発明のフロート弁装置によれば、燃料液面が急激に変動し、フロート弁が急降下しても、支持バネによってフロート弁が弾性的に受け止められ、フロート弁の下面がハウジングの底面に衝突することが防止され、打音を著しく低減することができる。
また、支持バネを上方付勢バネの内側に配置したので、支持バネの外径を上方付勢バネの外径よりも小さくでき、バネ荷重や、自由長等を精度よく設定でき、フロート弁下面とハウジング底面との間に、適度な隙間を確実に設けることが可能となり、打音の低減を効果的に図れる。
更に、支持バネが上方付勢バネの内側に配置されているので、フロート弁が傾いて下降しても、フロート弁を安定して支持することができ、フロート弁の下降動作をスムーズにすることができる。
次に図1〜5を参照して、本発明によるフロート弁装置の一実施形態を説明する。
図1に示すように、このフロート弁装置10は、ハウジング20と、フロート弁40と、上方付勢バネ60と、支持バネ70とを有している。
図3を併せて参照すると、ハウジング20は、ハウジング本体21と、上キャップ22と、下キャップ23とで構成されている。ハウジング本体21の上部には仕切壁24が設けられており、この仕切壁24によってハウジング20内は、上方空間25と下方空間26とに区画されている。
仕切壁24には、開口部27が形成され、この開口部27の下縁部が弁座27aをなしている。ハウジング本体21の側壁には、連結管28と、連結管29(本発明における「通気管」に相当する)とが取り付けられている。これらの連結管28,29の基端側は、上キャップ22で閉塞された上方空間25に開口している。
また、ハウジング本体21の側壁上部には、互いに対向する方向に延出された一対のフランジ30,30が取り付けられており(図1参照)、このフランジ30を介して、燃料タンクの天壁80にフロート弁装置10が装着されるようになっている。なお、上キャップ22は、ハウジング本体21の上面に熱溶着等の手段で固着されている。
また、ハウジング本体21の側壁下端部には、複数の係合爪31が突設されている。この係合爪31に対応して、下キャップ23には舌片32が立設され、この舌片32に係合爪31が嵌合する係合孔33が形成されている。したがって、下キャップ23の舌片32を、ハウジング本体21の係合爪31に整合させて、下キャップ23をハウジング本体21の下面に向けて押し込むと、係合爪31が舌片32の係合孔33に嵌合し、下キャップ23をハウジング本体21に装着することができる。
図2を併せて参照すると、下キャップ23の底面中央部には、上方付勢バネ受け台34が設置されており、その中央部には、円盤状突部34aが設けられている。上方付勢バネ60は、その下端部を上方付勢バネ受け台34に当接させて支持されるようになっている。更に、円盤状突部34aの中心部には、横断面十字状をなす突起35が立設されている。突起35は、その下半部が外径の大きい支持部36をなし、その上半部は縮径された挿入部37をなしている。突起35の挿入部37は、支持バネ70の内周に挿入され、支持バネ70の下端部70bは、支持部36の上端部に当接支持されるようになっている。
再び図1を参照すると、フロート弁40は、その下半部に複数枚のガイドフィン41を有している。このガイドフィン41は、ハウジング20の下方空間26の内周に適合する大きさとされている。また、フロート弁40は、比較的径の大きい基部42と、やや縮径された頭部43とを有しており、前記ガイドフィン41は、基部42から外方に向けて延出されている。
また、頭部43の上端面には、弾性シール部材からなる弁体44が装着されている。図2,3に示すように、フロート弁40の下面中心部には、支持バネ収容凹部45が形成されている。支持バネ収容凹部45の外周には、筒状の隔壁46が配置され、この隔壁46の更に外周に上方付勢バネ収容凹部47が形成されている。上方付勢バネ60は、その上端部を上方付勢バネ収容凹部47に挿入され、その下端部を前記上方付勢バネ受け台34上に当接支持されて設置されるようになっている。
また、支持バネ70は前述したように、その内周に突起35の挿入部37を挿入され、その下端部70bを支持部36の上端部で支持され、その上端部70aを前記支持バネ収容凹部45に挿入されて設置されるようになっている。また、支持バネ70のバネ荷重は、フロート弁40の重量よりも、3倍〜40倍大きくなるように設定されている。
そして、図3に示すように、フロート弁40が下降した状態では、フロート弁40の下面から支持バネ収容凹部45の内端部(フロート弁40下降時に、支持バネ70が当接する面)に至る深さDよりも、上方付勢バネ受け台34から支持バネ70の上端部70aに至る長さLの方が長くなるように構成されている。その結果、フロート弁40が最も下方に下がった状態で、支持バネ70の上端部70aが支持バネ収容凹部45の内端に当接し、フロート弁40の下面と上方付勢バネ受け台34の上面との間に、隙間Gが形成されるようになっている。
また、支持バネ収容凹部45の深さDよりも、支持バネ70の自由長の方が短くなるように構成されており、図4に示すように、フロート弁40が浮上して、弁体44により開口部27が閉じられた状態においても、支持バネ70は支持バネ収容凹部45から露出しないように構成されている。
次に、このフロート弁装置10の作用について説明する。
図3、4は、このフロート弁装置10を燃料タンクの燃料満タン規制弁として利用した例を示している。前述したように、フロート弁装置10は、燃料タンクの天壁80の下面に取り付けられている。そして、給油時には、燃料Fの液面が徐々に上昇するため、燃料タンク内の空気及び燃料蒸気は、外部に流出させる必要がある。この場合、このフロート弁装置10においては、下キャップ23に形成された複数の連通孔38から燃料タンク内の空気や燃料蒸気が、ハウジング20内の下方空間26に流入し、開口部27を通して上方空間25に流れ、連結管29に連結された図示しない通気ラインを介して、燃料タンクの外部に配設されたキャニスタに送られるようになっている。
したがって、給油される燃料の体積に応じた体積の空気や燃料蒸気が外部へ抜けることによって、給油が進行されることになる。しかしながら、図4に示すように、燃料Fの液面が上限に近づくと、下キャップ23の開口部からハウジング20の下方空間26内に侵入した燃料により、フロート弁40に浮力が付与され、支持バネ70の付勢力と相まって、フロート弁40が浮上することになる。
そして、燃料Fの液面が上限に達すると、フロート弁40の弁体44が開口部27の弁座27aに当接し、開口部27を閉塞する。その結果、燃料タンク内の空気や燃料蒸気が外部に逃げることができなくなり、燃料タンクの内圧が高まるため、公知の機構によって給油ガンによる給油が自動的に停止されるようになっている。このようにして、給油時における満タン規制を行うことができる。
一方、自動車の走行時においては、特にラフロードを走行しているときに、その振動によってフロート弁40が激しく上下動する場合がある。しかしながら、このフロート弁装置10においては、図3に示すように、フロート弁40が下降したとき、支持バネ70の上端部70aが支持バネ収容凹部45の内端に当接し、フロート弁40の下面と上方付勢バネ受け台34の上面との間に、隙間Gを設けた状態でフロート弁40が支持されるようになっているので、フロート弁40の下端部が下キャップ23に衝突することがなく、支持バネ70によって衝撃が吸収されるため、大きな打音が発生することを防止することができる。
また、支持バネ70は上方付勢バネ60の内側に位置し、バネ径が小さくされているので、バネ荷重や自由長等を精度よく設定することができる。更に、フロート弁40が自動車の傾きによって、傾いた状態で下降した場合であっても、支持バネ収容凹部45に挿入された突起35の支持部36により、フロート弁40の移動がガイドされるので、支持バネ70によってフロート弁40が安定して支持されることになり、フロート弁40の下面が下キャップ23に衝突することを確実に防止することができる。
更に、支持バネ70の自由長よりも、支持バネ収容凹部45の深さDの方が長くされており、図4に示すようにフロート弁40が浮上して、開口部27が閉塞された状態でも、支持バネ70が支持バネ収容凹部45に収容された状態が維持されるようになっているので、支持バネ70と上方付勢バネ60とが絡み合って作動不良を起こすことを防止することができる。
また、フロート弁装置10の組立て時においては、図5に示すように、支持バネ収容凹部45の開口部が、上向きとなるようにフロート弁40をセットして、その状態で、支持バネ70を支持バネ収容凹部45に挿入した後、上方付勢バネ60を上方付勢バネ収容凹部47に挿入する。その状態でフロート弁40を、図示しないハウジング本体21内に挿入し、図5の矢印に示すように、下キャップ23を下方に押し込むことにより、図示しないハウジング本体21に組付けることができる。このとき、支持バネ70と上方付勢バネ60とが、隔壁46を介して形成された支持バネ収容凹部45と、上方付勢バネ収容凹部47とに、それぞれ個別に収容されているので、支持バネ70と上方付勢バネ60とが絡み合って組立作業が阻害されてしまうことを防止することができる。
なお、この実施形態では、突起35が横断面十字状のリブで構成されているため、各リブの間の隙間を通して、空気や燃料蒸気、更には燃料が支持バネ収容凹部45内に自由に出入りすることができるので、フロート弁40の昇降動作時の摺動抵抗を低減することができる。
なお、フロート弁40が浮上した図4に示す状態で、支持バネ70の上端部70aと、支持バネ収容凹部45の内端との間に空隙が形成されるため、支持バネ70が支持バネ収容凹部45内でガタ付く可能性はあるが、支持バネ70自体が弾性を有しており、しかも質量の小さなものであるため、そのガタ付き音は無視できるほど小さいものとなる。しかしながら、このガタ付き音を更に軽減するため、支持バネ70の下端部70bを、突起35の支持部36上に固定するようにしてもよい。
図6〜8には、本発明によるフロート弁装置の他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態のフロート弁装置10aは、前記実施形態と同様に、フロート弁40の下面の中心部に、支持バネ70が挿入される支持バネ収容凹部45が形成されている。更にこの支持バネ収容凹部45の内端部(内部上面)の中央から、下方に向けて所定高さで、かつ、支持バネ70の内径よりも大きな外径で、円柱状の圧入突部48が突設されている。
そして、圧入突部48の外周に支持バネ70を被せるように押し込むことにより、圧入突部48が支持バネ70の内周に圧入されて、支持バネ70の上端部70aが支持バネ収容凹部45の内端部に固着され、フロート弁40と支持バネ70とが一体化される。
この実施形態の場合、支持バネ70に圧入される圧入突部48が円柱状をなしているが、例えば、四角形や五角形、六角形等の多角形をなした柱状又は筒状の圧入突部や、横断面十字状に突設した圧入突部や、複数の板状リブが放射状に立設されてなる圧入突部などであってもよい。なお、上記形状の圧入突部の場合、支持バネ70内周に圧入突部48を圧入させたとき、圧入突部外周の角部が支持バネ70の内周に局所的に強く圧接され、支持バネ70の上端部70aが支持バネ収容凹部45の内端部に強固に固着されるという利点が得られる。
また、この実施形態では、支持バネ収容凹部45から下方に向けて圧入突部48を設け、これを支持バネ70の内周に圧入することにより、支持バネ70の上端部70aを支持バネ収容凹部45の内端部に固着させているが、支持バネ70の上端部70aと支持バネ収容凹部45の内端部とを固着させて、フロート弁40と支持バネ70とを一体化させる手段としては、これに限定されるものではない。
例えば、フロート弁40を射出成形する金型内部に、予め支持バネ70を配置しておき、これをインサート成形することによって、支持バネ70の上端部70aを支持バネ収容凹部45の内端部に固着させて、フロート弁40と支持バネ70とを一体化させてもよい。
また、支持バネ収容凹部45の内端部から上方に向かって所定深さで、かつ、支持バネ70の外径よりも小さな内径で凹部を設けておき、該凹部に支持バネ70を押し込むことにより圧入して、支持バネ70の上端部70aと支持バネ収容凹部45の内端部とを固着させて、フロート弁40と支持バネ70とを一体化させてもよい。
更には、支持バネ70の上端部70aを、耐燃料性のあるような接着剤を用いて、支持バネ収容凹部45の内端部に接着させたり、支持バネ70の上端部70aと支持バネ収容凹部45の内端部とを溶着により接合させたりしてよい。或いは、支持バネ収容凹部45の内端部から柱状又は筒状の突起を設け、この突起を支持バネ70の上端部70aに挿入して、突起の先端外周を溶着等の手段によりカシメて支持バネ70に固着させることにより、支持バネ70の上端部70aを支持バネ収容凹部45の内端部に固着してもよい。
また、この実施形態では、支持バネ収容凹部45の深さD(図7参照)よりも、支持バネ70の自由長が短く形成されている。更に、下キャップ23の底面中央には、上方に向ってやや縮径した円柱形状をなした突起35aが設けられている。この突起35aは、フロート弁40が昇降するときに、その外周が支持バネ収容凹部45の内周に摺接すると共に(図7,8参照)、フロート弁40が下降したときに、その上端部に支持バネ70の下端部70bが当接するようになっている(図7参照)。
次に、上記構成からなるフロート弁装置10aの作用について説明する。
フロート弁40の昇降動作は、図1〜5に示す実施形態と同様である。すなわち、図7に示すように、フロート弁40が下降した状態で、給油により燃料Fの液面が上昇すると、連通孔38を通して下方空間26内に燃料が侵入して、フロート弁40が浮上し、燃料Fの液面が上限に達すると、図8に示すように、弁体44が弁座27aに当接して、開口部27が閉塞され、その後の燃料タンク内圧の増大により、給油が自動停止され満タン規制がなされる。
ところで、前述した図1〜5に示す実施形態のフロート弁装置10の場合、支持バネ70の下端部70bが下キャップ23に形成された突起35に支持されているので(図3,4参照)、支持バネ収容凹部45の内径を十分にとれず、支持バネ70がやや傾いたような場合には、フロート弁40が昇降動作するとき、支持バネ70がフロート弁40の支持バネ収容凹部45の内周に摺接する可能性がある。その結果、フロート弁40の昇降動作に対する抵抗となり、フロート弁40の正確な動作に支障を来たす虞れがある。
これに対して、この実施形態のフロート弁装置10aでは、支持バネ70の上端部70aがフロート弁40の下面中心部に形成された支持バネ収容凹部45に挿入され、その上端部70aが支持バネ収容凹部45の内端部に固着されているので、フロート弁40と支持バネ70とが一体化されている。その結果、例えば図8に示すように、支持バネ70はフロート弁40と一緒に昇降動作することとなり、フロート弁40の昇降動作の際に、支持バネ70が支持バネ収容凹部45の内周に摺接して昇降動作の抵抗となることを防止できる。
また、この実施形態では、支持バネ70が、その自由長よりも深く形成された支持バネ収容凹部45に挿入されると共に、ハウジング底面に形成された突起35aが支持バネ収容凹部45に挿入されているので、支持バネ70と、その外側に配置される上方付勢バネ60との干渉を確実に防止できる。また、フロート弁40の昇降時に、突起35aが、支持バネ収容凹部45の内周に摺接するようになっている(図8参照)。そのため、フロート弁40の昇降動作がガイドされて、その傾きや偏心が防止されて、スムーズに昇降させることができる。
本発明によるフロート弁装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 同フロート弁装置におけるフロート弁、支持バネ、上方付勢バネ、及び、下キャップの断面図である。 同フロート弁装置を燃料タンクに取り付け、燃料液面が下方にあって、フロート弁が下降した状態を示す断面図である。 同フロート弁装置において、燃料液面が上昇し、フロート弁が開口部を閉塞した状態を示す断面図である。 同フロート弁装置の組付け手順を示す説明図である。 本発明によるフロート弁装置の他の実施形態を示しており、フロート弁、支持バネ、上方付勢バネ、及び、下キャップの断面図である。 同フロート弁装置を燃料タンクに取り付け、燃料液面が下方にあって、フロート弁が下降した状態を示す断面図である。 同フロート弁装置において、燃料液面が上昇し、フロート弁が開口部を閉塞した状態を示す断面図である。
符号の説明
10,10a フロート弁装置
20 ハウジング
24 仕切壁
25 上方空間
26 下方空間
27 開口部
35,35a 突起
36 支持部
37 挿入部
38 連通孔
40 フロート弁
45 支持バネ収容凹部
46 隔壁
47 上方付勢バネ収容凹部
48 圧入突部
60 上方付勢バネ
70 支持バネ
70a 上端部
70b 下端部

Claims (5)

  1. 仕切壁を介して下方空間と上方空間に別れており、上方空間の外壁には、上方空間を外部に連通させる通気管が取付けられており、前記仕切壁には開口部が設けられており、その下面に弁座が形成されており、下方空間の外壁には、下方空間を外部に連通させる連通孔が形成されているハウジングと、
    前記ハウジングの下方空間に上下摺動可能に配置され、前記ハウジングの連通孔を通して流入する液体によって浮上し、前記開口部に接離するように構成されたフロート弁と、
    このフロート弁の下面と前記ハウジングの底面との間に配置され、前記フロート弁を前記仕切壁の開口部に向けて付勢する上方付勢バネと、
    この上方付勢バネの内側に配置され、前記フロート弁が最下方に移動したときに、その下面が前記ハウジングの底面に当接しないように支持する支持バネとを備えており、
    前記フロート弁の下面の中心部には、前記支持バネを収容する、前記支持バネの自由長よりも深い支持バネ収容凹部が形成され、該支持バネ収容凹部の外周には、筒状の隔壁を介して、前記上方付勢バネを収容する上方付勢バネ収容凹部が形成されており、前記ハウジングの底面の中心部には、前記支持バネ収容凹部に挿入される突起が形成されていて、前記支持バネは前記突起により下端部を支持されて、前記支持バネ収容凹部に挿入されていることを特徴とするフロート弁装置。
  2. 前記突起は、前記ハウジングの底面側に形成され、前記支持バネの下端を支持すると共に、フロート弁が昇降するときに、前記支持バネ収容凹部の内周に摺接する支持部と、該支持部の上端から支持部よりも縮径して伸び、前記支持バネの内周に挿入される挿入部とを有している請求項記載のフロート弁装置。
  3. 前記突起の、支持部及び挿入部の少なくとも一方は、その軸中心から外径方向に向かって放射状に突設した複数のリブからなる請求項記載のフロート弁装置。
  4. 仕切壁を介して下方空間と上方空間に別れており、上方空間の外壁には、上方空間を外部に連通させる通気管が取付けられており、前記仕切壁には開口部が設けられており、その下面に弁座が形成されており、下方空間の外壁には、下方空間を外部に連通させる連通孔が形成されているハウジングと、
    前記ハウジングの下方空間に上下摺動可能に配置され、前記ハウジングの連通孔を通して流入する液体によって浮上し、前記開口部に接離するように構成されたフロート弁と、
    このフロート弁の下面と前記ハウジングの底面との間に配置され、前記フロート弁を前記仕切壁の開口部に向けて付勢する上方付勢バネと、
    この上方付勢バネの内側に配置され、前記フロート弁が最下方に移動したときに、その下面が前記ハウジングの底面に当接しないように支持する支持バネとを備えており、
    前記フロート弁の下面の中心部には、前記支持バネの自由長よりも深い支持バネ収容凹部が形成され、該支持バネ収容凹部に前記支持バネが挿入されて、その上端部が前記支持バネ収容凹部の内端部に固着されており、
    前記ハウジングの底面の中心部には、前記支持バネ収容凹部に挿入され、前記フロート弁が下降したときに、前記支持バネの下端部が当接する突起が形成されていることを特徴とするフロート弁装置。
  5. 前記突起は、前記フロート弁が昇降するときに、前記支持バネ収容凹部の内周に摺接する請求項4記載のフロート弁装置。
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