JP2022074914A - 弁装置 - Google Patents

弁装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022074914A
JP2022074914A JP2020185345A JP2020185345A JP2022074914A JP 2022074914 A JP2022074914 A JP 2022074914A JP 2020185345 A JP2020185345 A JP 2020185345A JP 2020185345 A JP2020185345 A JP 2020185345A JP 2022074914 A JP2022074914 A JP 2022074914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
hole
opening
float
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020185345A
Other languages
English (en)
Inventor
健太 三原
Kenta Mihara
拓馬 近
Takuma KON
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Piolax Inc
Original Assignee
Piolax Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Piolax Inc filed Critical Piolax Inc
Priority to JP2020185345A priority Critical patent/JP2022074914A/ja
Publication of JP2022074914A publication Critical patent/JP2022074914A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Float Valves (AREA)

Abstract

Figure 2022074914000001
【課題】流通孔から弁室内に燃料が流入しても開口部を通じて通気室内に流入することを抑制する弁装置を提供する。
【解決手段】この弁装置10は、開口部25を設けた仕切壁23を有するハウジング15と、開口部を開閉するフロート弁50と、燃料タンク内と弁室内とを連通させる流通孔30と、サブフロート弁60とを有し、流通孔30は、フロート弁30が上昇して開口部25を閉じたときに、弁室内に燃料タンク内の空気を流入させるように構成され、サブフロート弁60は、上下方向に貫通する貫通孔0と通気部75とを有し、フロート弁50が開口部25を閉じたとき、サブフロート弁60が流通孔30の開口周縁部に当接し、貫通孔70の下端開口は液没し、通気部75は液没しないように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の燃料タンクに取付けられ、燃料流出防止弁や満タン規制弁等として用いられる、弁装置に関する。
例えば、自動車等の車両の燃料タンクには、車両が傾いたり横転したりしたときに、燃料タンク内の燃料が、燃料タンク外へ漏れるのを防止する弁装置が取付けられている。このような弁装置は、一般的に、通気孔を有する仕切壁を介して、上方に通気室、下方に弁室を設けたハウジングと、弁室内に昇降可能に配置されたフロート弁とを有する。
例えば、下記特許文献1には、タンク外と通じる通気弁口を上部に備えると共に、これより下方に燃料の流入部を備えたケースと、このケース内に上下動可能に納められると共に、流入部にタンク内の燃料液位が達したときにこの流入部を通じてケース内に流入される燃料によって上昇して通気弁口に着座されるフロート体とを備え、ケースには、着座時のフロート体の吃水線より上方において、タンク内とケース内を連通させる通気部が形成されていると共に、着座時にこの通気部が絞られるようになっている、燃料タンク用弁装置が記載されている。また、特許文献1の図10~13に示す態様では、ケースのアッパーボディの天井部に、上下方向に開口した第1通気孔が形成されており、フロート弁の主弁体の天板から、凸部が突設されている。そして、フロート弁が上昇すると、ケースの第1通気孔内に、フロート弁の凸部が挿入されて、第1通気孔が絞られるようになっている。
特許第5242440号公報
上記特許文献1の燃料タンク用弁装置では、燃料が第1通気孔からケース内に流入することがあるが、この燃料がフロート弁の主弁体の天板に溜まってしまうことがある。そして、この燃料が、ケースの通気弁口を通じて、タンク外へと漏れることがあった。
したがって、本発明の目的は、ハウジングに形成した流通孔から弁室内に燃料が流入しても、この燃料が、開口部を通じて通気室内に流入して燃料タンク外へ漏出することを抑制できる弁装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る弁装置は、仕切壁を介して、下方に燃料タンク内に連通する弁室、上方に燃料タンク外に連通する通気室が設けられ、前記仕切壁に前記弁室及び前記通気室を連通する開口部が設けられた、ハウジングと、前記弁室内に昇降可能に収容され、前記開口部を開閉するフロート弁と、前記ハウジングに形成され、燃料タンク内と弁室内とを互いに連通させる流通孔と、前記弁室内に昇降可能に収容され、前記流通孔の開口周縁部に当接離反する孔当接部材とを有しており、前記流通孔は、前記フロート弁が上昇して前記開口部を閉じたときに、前記弁室内に燃料タンク内の空気を流入させるように構成されており、前記孔当接部材は、上下方向に貫通する貫通孔と、同貫通孔に連通し且つその下端開口よりも高い位置に配置され、前記流通孔の開口面積よりも小さい開口面積で形成された通気部とを有しており、前記フロート弁が上昇して前記開口部を閉じたときに、前記孔当接部材が前記流通孔の開口周縁部に当接して、前記貫通孔の上端開口が前記流通孔に連通し、且つ、前記貫通孔の下端開口は液没し、前記通気部は液没しないように構成されていることを特徴とする。
本発明によればハウジングの流通孔の上端開口から燃料が流入しても、燃料は、孔当接部材の貫通孔を下方へ流れて、液没した下端開口から流出するため、開口部を通じて通気室内に流入することを抑制して、燃料タンク外への燃料漏出を抑制することができる。
本発明に係る弁装置の、第1実施形態を示す分解斜視図である。 同弁装置の断面図である。 同弁装置におけるハウジングを構成する、ハウジング本体の斜視図である。 同弁装置におけるハウジングを構成する、ハウジング本体の底面図である。 同弁装置における孔当接部材をなすサブフロート弁の斜視図である。 同弁装置における孔当接部材をなすサブフロート弁を示しており、(A)は正面図、(B)は底面図である。 同弁装置において、タンク内に燃料が給油されて、サブフロート弁が上昇した状態の断面図である。 同弁装置において、タンク内に燃料が給油されて、サブフロート弁及びフロート弁が上昇して、満タン規制がされた状態の断面図である。 図8の要部拡大断面図である。 本発明に係る弁装置の、第2実施形態を示しており、同弁装置を構成するフロート弁の斜視図である。 同弁装置の断面図である。 同弁装置において、タンク内に燃料が給油されて、フロート弁が上昇して、満タン規制がされた状態の断面図である。
(弁装置の第1実施形態)
以下、図1~9を参照して、本発明に係る弁装置の第1実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、この実施形態における弁装置10は、弁室V及び通気室Rを有するハウジング15と、弁室V内に昇降可能に収容されるフロート弁50と、ハウジング15に形成された流通孔30と、一対のサブフロート弁60,60とから、主として構成されている。この実施形態では、サブフロート弁60が、弁室V内に昇降可能に収容され、流通孔30の開口周縁部31(図9参照)に当接離反する「孔当接部材」をなしている。
なお、以下の説明において、「燃料」とは、液体の燃料(燃料の飛沫も含む)を意味し、「燃料蒸気」とは、蒸発した燃料を意味するものとする。
この実施形態におけるハウジング15は、略筒状をなしたハウジング本体20と、該ハウジング本体20の下方に装着される下部キャップ40と、前記ハウジング本体20の上方に装着される上部カバー45とを有している。
前記ハウジング本体20は、略円筒状をなした周壁21を有しており、その上方には仕切壁23が配置されている。周壁21の下方には、複数の第1係止爪21aが、周方向に均等な間隔を空けて突設されている。また、周壁21の上方には、複数の第2係止爪21bが、周方向に均等な間隔を空けて突設されている。更に周壁21の上方内周には、リング装着溝26が形成されており、このリング装着溝26の内側に、略円板状をなした前記仕切壁23が配置されている。リング装着溝26には、シールリング27が装着されるようになっている。また、仕切壁23の中央に、円形状をなした開口部25が形成されている。この開口部25の内周には、略十字状をなしたリブ25aが設けられている。
また、図2に示すように、周壁21の周方向に対向する2箇所には、ハウジング15の径方向内方へ向けて凹んだ凹部29がそれぞれ設けられている。各凹部29の底部29aに、一端がハウジング15の外側に開口し、他端が下方に向けてハウジング15の内側に開口して、燃料タンク内と弁室V内とを互いに連通させる、前記流通孔30が形成されている。図9に示すように、この実施形態における流通孔30は、ハウジング15の軸方向(ハウジング15及びフロート弁50の軸心Cに沿った方向を意味する)に沿って形成されており、その上端に一端開口30aが設けられ、下端に他端開口30bが設けられている。また、図3に示すように、この実施形態の流通孔30は、略四角形状をなしている。
なお、この実施形態における凹部29は、ハウジング本体20の周壁21の周方向2箇所に形成されているが、凹部としては、例えば、ハウジング本体20の周壁21の周方向の全周に亘って形成された環状凹部としたり、或いは、ハウジング本体20の上方部分に、下方部分よりも縮径した縮径部を設けておき、この縮径部と、上部カバー45の周壁46の下方から張り出したフランジ部との間で、凹部を形成したりしてもよく、特に限定はされない。すなわち、「ハウジング内方に向けて凹む凹部」とは、ハウジング全体(ハウジング本体単独、又は、ハウジング本体及び上部カバー)において、ハウジング内方に向けて凹む形状であればよい。
なお、流通孔は、例えば、丸孔や、楕円形状の孔、小判状の孔、扇状の孔等であってもよい。また、流通孔は、斜め下方に延びていてもよく、その他端がハウジングの内側に開口していればよい。
そして、流通孔30の他端開口30b側の周縁部が、サブフロート弁60が当接する、開口周縁部31をなしている。また、上記流通孔30は、フロート弁50が上昇して開口部25を閉じたときに、弁室V内に燃料タンク内の空気を流入させるように構成されている。
更に図4に示すように、ハウジング本体20の周壁21の内周上方には、ハウジング15の軸心Cに向けて突出し、且つ、ハウジング15の軸方向に延びるガイドリブ32が、周方向に均等な間隔を空けて設けられている。これらのガイドリブ32により、フロート弁50の昇降動作がガイドされる。なお、周方向に隣接する所定の一対のガイドリブ32,32の間に、前記凹部29の底部29aが位置している。また、周壁21の内周であって、前記一対のガイドリブ32,32に整合する位置には、ハウジング15の軸方向に延びる一対のガイドリブ34,34が、周方向に対向する2箇所に設けられている。各一対のガイドリブ34,34は、各サブフロート弁60の外周面65(図5参照)に対向して配置され、各サブフロート弁60の昇降動作をガイドする。更に、周壁21の内周であって、前記一対のガイドリブ32,32の周方向外側には、略L字枠状をなしたガイド部36が設けられている。
前記下部キャップ40は、略円板状をなした底壁41と、その周縁から立設した周壁42とを有している。前記底壁41には、複数の通口41aが形成されており、前記周壁42には、複数の係止孔42aが形成されている。そして、下部キャップ40の各係止孔42aに、ハウジング本体20の各第1係止爪21aを係止させることで、ハウジング本体20の下方に下部キャップ40が装着される。その結果、前記仕切壁23を介して、ハウジング下方に図示しない燃料タンク内に連通する弁室Vが形成される(図2参照)。
また、底壁41の中央部からは、断面十字状をなした柱状部43が立設されている。更に、底壁41の、周壁42寄りの位置であって、前記ハウジング本体20のガイド部36に対応した箇所には、ガイド部44が設けられている。各ガイド部44には、ガイド孔44aが形成されている。
前記上部カバー45は、上方が閉塞した略ハット状をなしており、その周壁46の所定箇所から接続管47が外径方向に向けて延出している。この接続管47は、燃料タンクの外部に配置されるキャニスタに連結される図示しないチューブが接続される。また、周壁46の下方からは、枠状の係止片48が複数延設されている。そして、各係止片48をハウジング本体20の各第2係止爪21bにそれぞれ係止させることで、リング装着溝26に装着されたシールリング27が、上部カバー45の周壁46の内周に当接した状態で、ハウジング本体20の上方に上部カバー45が装着される(図2参照)。その結果、仕切壁23を介して、その上方に燃料タンクの外部に連通する通気室Rが形成されるようになっている(図2参照)。
上記弁室V内には、前記開口部25を開閉するフロート弁50が、前記下部キャップ40との間で、コイルスプリングからなる付勢バネSを介在させた状態で、昇降可能に収容配置されるようになっている。このフロート弁50は、燃料浸漬時に自身の浮力及び付勢バネSの付勢力で上昇し、燃料の非浸漬時に自重で下降する。
なお、以上説明したハウジングの形状や構造は、上記態様に限定されるものではない。
図1及び図2に示すように、この実施形態のフロート弁50は、燃料浸漬時に浮力を発生させるフロート本体51と、該フロート本体51の上方に装着され、フロート本体51に対して相対的に昇降動作し、開口部25に接離するシール部材56とを有している。
前記フロート本体51は、上下両端部に拡径部52a,52aを設け、それらの間が縮径した形状をなす周壁52と、該周壁52の上端に配置された天井壁53と、該天井壁53の上部中央から突出した段状をなし、内部に内部空間54aを設けた組付部54とを有している。組付部54には、内部空間54aに連通する通孔54bが形成されている(図2参照)。また、周壁52の縮径部分であって、拡径した上端部よりもやや下方には、フロート本体51の内部空間51aに連通する、通孔52bが形成されている。更に、天井壁53の中央部の、前記組付部54に整合する位置からは、円筒状をなすと共に、組付部54の内部空間54aに連通する筒状部55が垂設されている。この筒状部55内に、下部キャップ40の柱状部43が挿入されて、フロート弁50が昇降可能に支持されるようになっている。
また、前記シール部材56の上方には、ゴムや弾性エラストマー等の弾性材料からなるシール弁体57が装着されている。このシール弁体57の中央には、連通孔57aが形成されている。そして、シール部材56は、前記組付部54の外周に配置されて、フロート本体51に対して所定距離だけ昇降可能となるように、抜け止め保持状態で組付けられる。なお、シール部材56は、フロート本体51に対して傾動可能ともなっている。
また、組付部54の上部とシール弁体57との間には、中間弁体58が傾動可能に支持されている。この中間弁体58は、常時はシール弁体57の下端部に当接して、連通孔57aの下方開口を閉塞し、フロート本体51がシール部材56フロートに対して下降したときに開くようになっている。
なお、この実施形態におけるフロート弁50は、フロート本体51やシール部材56等からなる多部品構成となっているが、フロート弁としては、例えば、上方に弾性材料からなるシール弁体を装着したフロート弁等であってもよく、開口部25を開閉可能であれば、その形状や構造は特に限定されない。
次に、上記フロート弁50の周方向両側に配置される、一対のサブフロート弁60,60について、図2、図5、及び図6を参照して説明する。
一対のサブフロート弁60,60は、前記フロート弁50と同様に、弁室V内に昇降可能に収容される(図2参照)。また、各サブフロート弁60は、フロート弁50とは別体となっている。
上述したように、サブフロート弁60は「孔当接部材」をなしているが、この孔当接部材は、上下方向に貫通する貫通孔70と、この貫通孔70に連通し且つその下端開口70bよりも高い位置に配置され、流通孔30の開口面積よりも小さい開口面積で形成された通気部75とを有している。また、貫通孔70の上端開口70aの開口面積は、流通孔30の開口面積よりも大きく形成されている。更に、孔当接部材(ここではサブフロート弁60)が、流通孔30の開口周縁部31に当接したときに、流通孔30は、貫通孔70の上端開口70aの内側に位置するように構成されている(図9参照)。
各サブフロート弁60は、ハウジング15の軸方向に沿って所定長さで延びる細長箱状をなしたフロート本体61と、フロート本体61の周方向両側に連設され、フロート本体61の下端部61aよりも長くなるように二股状に延びる細長の薄肉箱状をなした、一対の浮き部材63,63とを有している。また、サブフロート弁60の外周面65及び内周面67は、フロート本体61及び浮き部材63間で段差のない連続した円弧状曲面をなしている。なお、サブフロート弁60の外周面65とは、ハウジング15の内周に近接配置される面を意味し、内周面67とは、フロート弁50の外周に近接配置される面を意味している。
フロート本体61は、浮き部材63の天井面63aから所定高さで突出して、流通孔30の開口周縁部31に当接する、当接部69が設けられている。なお、この当接部69が、本発明における「前記孔当接部材の、前記流通孔の開口周縁部に当接する部分」をなしている。そして、フロート本体61には、上記の当接部69の上端から下端部61aに至る範囲で、周方向に沿って長く延びる略長孔状をなした貫通孔70(図6(B)参照)が、上下方向に貫通して形成されている。すなわち、この貫通孔70は、その上下方向両端が開口しており、上端側に上端開口70aが設けられ、下端側に下端開口70bが設けられている。なお、貫通孔70の下端開口70bは、浮き部材63の下端部63bよりも上方に位置している。また、当接部69の上端部であって、外周面65側の外周からは、フランジ部69aが突設している。当接部69は、流通孔30の開口周縁部31に対して、フランジ部69aも含めて当接するようになっている(図7~9参照)。
一方、各浮き部材63は、上方が天井面63aで閉塞されると共に、外周が略扇状をなすような壁面で囲まれて閉塞されて(図6(B)参照)、下方のみが開口した薄肉箱状をなしており、その内部に空気室64が形成されている。サブフロート弁60は、このような浮き部材63をフロート本体61の両側に設けることで、燃料浸漬時に浮力が生じて上昇するようになっている。なお、浮き部材63内に設けた空気室64と、フロート本体61に設けた貫通孔70とは、連通しないようになっており、浮き部材63は独立した空気室64を有している。
また、図5に示すように、各浮き部材63の下端部63b側(天井面63aとは反対側)であって、その外側面からは、浮き部材63の下端部63bよりも下方に突出した、第1ガイドピン71が垂設されている。更に、各浮き部材63の天井面63a側であって、前記フロート本体61に対して周方向に最も離反した箇所から、第2ガイドピン73が所定高さで立設している。第1ガイドピン71は、ハウジング15を構成する下部キャップ40の、ガイド部44のガイド孔44aに挿入され、第2ガイドピン73は、ハウジング15の略L字枠状をなしたガイド部36内に挿入される。これらの上下一対のガイドピン71,73によって、サブフロート弁60の昇降動作がガイドされるようになっている。なお、この実施形態においては、各浮き部材63の下端及び上端にガイドピン71,73がそれぞれ設けられているが、浮き部材の下端のみ又は浮き部材の上端のみに、ガイドピンを設けてもよい。
また、図5及び図6(A)に示すように、通気部75は、フロート本体61の内周面67の周方向中央部であって、浮き部材63の天井面63aよりもやや下方位置に形成されている。更に、この実施形態の通気部75は、フロート本体61の、内周面67を設けた壁部を、ハウジング15の軸方向に対して直交する向きで貫通する、丸孔状をなしている。すなわち、この通気部75は、貫通孔70に連通し、且つ、貫通孔70の下端開口70bよりも高い位置に配置されている(図2参照)。また、図9に示すように、丸孔状の通気部75の開口面積は、流通孔30の開口面積よりも小さく、かつ、貫通孔70の開口面積よりも小さく形成されている。
更に、この通気部75は、貫通孔70の下端開口70bが液没しても、開口状態が維持されて液没しないように構成されている(図7~9参照)。そのため、サブフロート弁60が上昇して、当接部69が流通孔30の開口周縁部31に当接し、貫通孔70の上端開口70aが流通孔30に連通した状態で(図7~9参照)、流通孔30を通過して貫通孔70内に流入した燃料タンク内の空気を、弁室V内に流入させる役割をなす。なお、この実施形態の通気部75は、孔状をなしているが、切欠き溝やスリット等であってもよい。
また、この実施形態におけるサブフロート弁60が、弁室V内の液面が所定高さのときに、流通孔30の開口周縁部31に当接するようになっている。ここでのサブフロート弁60は、フロート弁50が上昇して開口部25を閉じるときの、弁室V内の液面位置よりも、下方の液面位置で上昇して、流通孔30の開口周縁部31に当接するように構成されている。
これについて図2を参照して説明する。図2で示す水平線Aは、弁室V内に流入した燃料がフロート弁50に浸漬して、生じた浮力がフロート弁50の自重に打ち合って、フロート弁50が上昇して開口部25を閉じるときの喫水線(フロート弁50が開口部25を閉塞するときの、弁室V内での燃料液面の高さであり、ロックポイントを示す線)を意味する。一方、図2で示す水平線Bは、弁室V内に流入した燃料がサブフロート弁60に浸漬して、生じた浮力がサブフロート弁60の自重に打ち合って、サブフロート弁60が上昇して流通孔30の開口周縁部31に当接したときの喫水線(サブフロート弁60が流通孔30の開口周縁部31に当接したときの、弁室V内での燃料液面の高さであり、ロックポイントを示す線)を意味する。
そして、図2に示すように、この実施形態では、サブフロート弁60の喫水線Bは、フロート弁50の喫水線Aよりも低くなるように設定されている。その結果、燃料タンクへの給油によって、燃料が下部キャップ40の通口41a等を通過して弁室V内に流入して両フロート弁50,60が上昇する際には、図7に示すように、サブフロート弁60の方が、フロート弁50よりも早いタイミングで上昇するようになっている。また、サブフロート弁60の喫水線Bの位置は、貫通孔70の下端開口70bよりも高い位置に設定されている。そのため、燃料浸漬によってサブフロート弁60が上昇して、その当接部69が流通孔30の開口周縁部31に当接し、貫通孔70の上端開口70aが流通孔30に連通したときには、貫通孔70の下端開口70bは液没した状態となる。
そして、この弁装置10においては、図8に示すように、フロート弁50が上昇して開口部25を閉じたときに、孔当接部材であるサブフロート弁60が、流通孔30の開口周縁部31に当接して、貫通孔70の上端開口70aが流通孔30に連通し、且つ、貫通孔70の下端開口70bは液没するように構成されている。
この実施形態では、燃料タンクへの給油によって、燃料が下部キャップ40の通口41a等を通過して弁室V内に流入したときは、上述したように、サブフロート弁60が、フロート弁50よりも早く上昇して、当接部69が、フランジ部69aを含めて、流通孔30の開口周縁部31に当接して、貫通孔70の上端開口70aが流通孔30に連通し、且つ、貫通孔70の下端開口70bは液没する(図7参照)。
その後、フロート弁50が上昇して、シール弁体57が開口部25の裏側周縁部に当接することで、図8及び図9に示すように開口部25が閉塞される。このとき、サブフロート弁60は、流通孔30の開口周縁部31に当接して、貫通孔70の上端開口70aが流通孔30に連通し、且つ、貫通孔70の下端開口70bは液没した状態となっている(図8及び図9参照)。なお、上述したように、通気部75は、貫通孔70の下端開口70bが液没しても、開口状態が維持されて液没しないようになっている(図7~9参照)。
以上説明したサブフロート弁の形状や構造は、上記態様に限定されるものではない。例えば、この実施形態の孔当接部材は、フロート弁50とは別体のサブフロート弁60としたが、フロート弁と一体形成してもよい。更に、サブフロート弁60は、フロート本体61の両側に一対の浮き部材63,63を設けた構成となっているが、フロート本体の一側のみに、浮き部材を設けた構成としたり、一対のフロート本体の間に1個の浮き部材を設けた構成としたりしてもよい。また、フロート弁50の外周に一対のサブフロート弁60,60を配置したが、フロート弁の外周に、1個のサブフロート弁を配置したり、3個以上のサブフロート弁を配置したりしてもよい。
なお、この実施形態では、燃料タンクへの給油時に、サブフロート弁60がフロート弁50よりも早く上昇するように設定されているが、例えば、フロート弁50がサブフロート弁60よりも早く上昇するように設定したり、フロート弁50及びサブフロート弁60が同時に上昇するように設定したりしてもよく、特に限定はされない。
(作用効果)
次に、上記構造からなる弁装置10の作用効果について説明する。
図2に示すように、燃料タンク内に燃料が給油されても、フロート弁50が燃料に浸漬されていない場合には、フロート弁50は自重で下降して、開口部25が開くため、この開口部25を通じて弁室Vと通気室Rとが連通した状態となっている。同様に、サブフロート弁60が燃料に浸漬されていない場合には、サブフロート弁60は自重で下降して、当接部69が流通孔30の開口周縁部31から離れて、流通孔30が開くため、この流通孔30を通じて、燃料タンク内と弁室Vとが連通した状態となっている。また、貫通孔70の下端開口70bも開いている。
そして、燃料タンク内に燃料が給油されていくと、燃料タンク内の空気が、下部キャップ40の通口41aや流通孔30を通過して、弁室V内に流入し、更に開口部25を通過して通気室R内に流入し、燃料タンク外のキャニスタへと排出される。このように、燃料タンク内の空気が、燃料タンク外へ排出されることで、燃料タンク内に燃料を給油可能となっている。
上記の図2に示す状態から、燃料タンク内に燃料が給油されていくと、燃料が、下部キャップ40の通口41a等を通じて弁室V内に流入して、フロート弁50及びサブフロート弁60に燃料が浸漬する。そして、弁室V内の燃料液面が、サブフロート弁60の喫水線Bに達すると、図7に示すように、サブフロート弁60がフロート弁50よりも早く上昇して、その当接部69が流通孔30の開口周縁部31に当接して、貫通孔70の上端開口70aが流通孔30に連通し、且つ、貫通孔70の下端開口70bは液没する。その後、更に燃料タンク内に燃料が給油されて、弁室V内の燃料液面が、フロート弁50の喫水線Aに達すると、図8に示すように、フロート弁50が上昇して、そのシール弁体57が開口部25の裏側周縁部に当接して、同開口部25が閉塞される。その結果、開口部25を通じての、弁室Vと通気室Rとの空気流通が遮断される。すると、燃料タンク内の燃料が燃料タンクに設けた給油管を上昇して、給油口に差し込まれた給油ノズルの満タン検知センサに燃料が接触して満タンを検知するので、燃料タンク内への給油が停止されて満タン規制を図ることができる。
このとき、図8に示すように、孔当接部材をなすサブフロート弁60の当接部69が、流通孔30の開口周縁部31に当接して、貫通孔70の上端開口70aが流通孔30に連通するが、貫通孔70の下端開口70bは液没した状態となっている。そのため、燃料タンク内の空気を、流通孔30及び貫通孔70を通じて、弁室V内へ流入させにくくすることとができる。したがって、フロート弁50を下降を抑制して、満タン検知状態を一定時間維持することができ、追加給油をしにくくすることができる。
また、孔当接部材であるサブフロート弁60には、貫通孔70に連通し且つその下端開口70bよりも高い位置に配置され、流通孔30の開口面積よりも小さい開口面積で形成された通気部75を有している。この通気部75は、フロート弁50の上昇時に開口部25が閉塞され、貫通孔70の下端開口70bが液没しても、開口状態が維持されて液没しないようになっている。そのため、図9の矢印F1に示すように、流通孔30から流入した燃料タンク内の空気が、貫通孔70を通って、通気部75から弁室V内に流入するので、弁室V内の燃料液面を下げることができ、フロート弁50を下降させることができる。その結果、燃料タンク内への燃料の給油後に、弁室V内にてフロート弁50を昇降させることが可能となって、フロート弁50をいわゆるカットバルブとして機能させることができ、燃料タンク外への燃料漏出を抑制することができる。
そして、この弁装置10においては、フロート弁50が上昇して開口部25を閉じたときに、サブフロート弁60の貫通孔70の下端開口70bは液没している。そのため、車両振動等により燃料が揺動して、流通孔30の一端開口30aから燃料が流入しても、同燃料は、図9の矢印F2に示すように貫通孔70を下方へ流れて、液没した下端開口70bから流出するので、開口部25を通じて通気室R内に流入することを抑制して、燃料タンク外への燃料漏出を抑制することができる。なお、貫通孔70は、通気部75に連通しているが、通気部75の開口面積は、流通孔30の開口面積よりも小さいため、流通孔30から貫通孔70内に流入した液体燃料を、通気部75から流出させにくくすることができ、液体燃料の、弁室V内への直接的な流入は抑制されるようになっている。
また、この実施形態においては、孔当接部材は、フロート弁50とは別体で且つフロート弁50の側方に配置され、弁室V内に昇降可能に収容されたサブフロート弁60となっている。この態様によれば、フロート弁50が上昇して開口部25を閉じる前に、流通孔30の開口周縁部31に当接するように設定しやすいので(図7参照)、流通孔30の一端開口30aから流入する燃料を、貫通孔70へと確実に流通させることでき、燃料の通気室R内への流出を、より抑制することができる。
更に、この実施形態においては、サブフロート弁60は、貫通孔70及び通気部75を有するフロート本体61と、該フロート本体61の両側に設けられ、内部に空気室64を設けた浮き部材63,63とからなる。
上記態様によれば、サブフロート弁60は、フロート本体61の両側に浮き部材63,63が設けられているので、サブフロート弁60の燃料浸漬時に上昇させやすくすることができると共に、サブフロート弁60の上昇時に傾きにくくして、サブフロート弁60を、流通孔30の開口周縁部31に安定した姿勢で当接させることができる。
また、この実施形態においては、各浮き部材63の下端及び上端から、ガイドピン71,73がそれぞれ突出しており、これらのガイドピン71,73が、ハウジング15に設けたガイド部45,36にそれぞれ挿入されるようにっている。
上記態様によれば、サブフロート弁60の上昇時に、サブフロート弁60をより傾きにくくして、サブフロート弁60を、流通孔0の開口周縁部31に、より安定した姿勢で当接させることができる。なお、浮き部材の下端のみ又は上端のみに、ガイドピンを設けた場合にも同様の効果が得られるが、下端及び上端の両端にガイドピンを設けた方が、サブフロート弁の傾き抑制効果は高い。
更に、この実施形態においては、ハウジング15は周壁21を有しており、この周壁21に、ハウジング内方に向けて凹む凹部29が設けられており、この凹部29の底部29aに流通孔30が形成されており、孔当接部材であるサブフロート弁60の、流通孔30の開口周縁部31に当接する当接部69の外周には、フランジ部69aが設けられている。
上記態様によれば、フロート弁50が上昇して開口部25を閉じたときに、サブフロート弁60の当接部69に加えて、該当接部69の外周に設けたフランジ部69aが、流通孔30の開口周縁部31に当接するので、流通孔30の開口周縁部31に対する孔当接部材の当接面積を増大させることができる。その結果、流通孔30の他端開口30bに対する、貫通孔70の上端開口70aのシール性を高めることができ、流通孔30の一端開口30aから流入する燃料を、貫通孔70へとより確実に流通させることができる。
(弁装置の第2実施形態)
図10~12には、本発明に係る弁装置の第2実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態の弁装置10Aは、孔当接部材の構造が前記実施形態と異なっている。図10示すように、この実施形態では、フロート弁50Aに、孔当接部材80が一体形成されている。
より具体的には、フロート弁50Aのフロート本体51の上方側の拡径部52aから、周方向に均等な間隔を空けて、複数の孔当接部材80が突出している。また、各孔当接部材80の天井面81であって、略四角枠状をなした枠状突起83が突設されている。この枠状突起83の上端から孔当接部材80の下端に至る範囲で、上下両端が開口した貫通孔70Aが貫通して形成されている。そして、図12に示すように、フロート弁50Aが上昇して開口部25を閉じたときに、孔当接部材80の枠状突起83が、流通孔30の開口周縁部31に当接して、貫通孔70Aの上端開口70aが流通孔30に連通し、且つ、貫通孔70Aの下端開口70bは液没するようになっている。
更に、枠状突起83の、フロート弁50Aの軸心C側の部分の中央部には、切欠き溝が形成されており、この切欠き溝が通気部85をなしている。この切欠き溝状の通気部85は、貫通孔70Aに連通しており、且つ、貫通孔70Aの下端開口70bよりも高い位置に配置されている。また、通気部85の開口面積は、流通孔30の開口面積よりも小さく、かつ、貫通孔70Aの開口面積よりも小さく形成されている。
図11には、フロート弁50Aが下降して開口部25が開き、弁室Vと通気室Rとが連通し、且つ、孔当接部材80が流通孔30の開口周縁部31から離れて、流通孔30が開いた状態が示されている。この状態から、図12に示すように、燃料タンク内に給油された燃料にフロート弁50Aが浸漬して上昇し、開口部25を閉じると、それと同時に、孔当接部材80の枠状突起83が、流通孔30の開口周縁部31に当接して、貫通孔70Aの上端開口70aが流通孔30に連通し、且つ、貫通孔70Aの下端開口70bは液没する。
すなわち、この実施形態においても、フロート弁50Aが上昇して開口部25を閉じたときに、孔当接部材80の貫通孔70Aの下端開口70bは液没している。そのため、車両振動等により燃料が揺動して、流通孔30の一端開口30aから燃料が流入しても、同燃料は、図12の矢印F2に示すように貫通孔70を下方へ流れて、液没した下端開口70bから流出するので、開口部25を通じて通気室R内に流入することを抑制して、燃料タンク外への燃料漏出を抑制することができる。
また、図12に示すように、フロート弁50Aが上昇して開口部25及び流通孔30を閉じた状態でも、流通孔30は、貫通孔70及び切欠き状の通気部85を介して、燃料タンク内と弁室V内とに連通している。そのため、図12の矢印F1に示すように、フロート弁50Aの上昇時において、流通孔30から流入した燃料タンク内の空気が、貫通孔70を通って、通気部75から弁室V内に流入するので、弁室V内の燃料液面を下げて、フロート弁50を下降させることができる。その結果、前記実施形態と同様に、燃料タンクへの燃料給油後に、フロート弁50Aをカットバルブとして機能させることができる。
また、この実施形態においては、孔当接部材80はフロート弁50Aに一体形成されているので、構造を簡素化して製造コストの低減を図ることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
10,10A 弁装置
15 ハウジング
20 ハウジング本体
21 周壁
23 仕切壁
25 開口部
27 シールリング
29 凹部
29a 底部
30 流通孔
30a 一端開口
30b 他端開口
31 開口周縁部
40 下部キャップ
45 上部カバー
50 フロート弁
60 サブフロート弁(孔当接部材)
61 フロート本体
63 浮き部材
64 空気室
70 貫通孔
70a 上端開口
70b 下端開口
71,73 ガイドピン
75,85 通気部
80 孔当接部材
R 通気室
S 付勢バネ
V 弁室

Claims (6)

  1. 仕切壁を介して、下方に燃料タンク内に連通する弁室、上方に燃料タンク外に連通する通気室が設けられ、前記仕切壁に前記弁室及び前記通気室を連通する開口部が設けられた、ハウジングと、
    前記弁室内に昇降可能に収容され、前記開口部を開閉するフロート弁と、
    前記ハウジングに形成され、燃料タンク内と弁室内とを互いに連通させる流通孔と、
    前記弁室内に昇降可能に収容され、前記流通孔の開口周縁部に当接離反する孔当接部材とを有しており、
    前記流通孔は、前記フロート弁が上昇して前記開口部を閉じたときに、前記弁室内に燃料タンク内の空気を流入させるように構成されており、
    前記孔当接部材は、上下方向に貫通する貫通孔と、同貫通孔に連通し且つその下端開口よりも高い位置に配置され、前記流通孔の開口面積よりも小さい開口面積で形成された通気部とを有しており、
    前記フロート弁が上昇して前記開口部を閉じたときに、前記孔当接部材が前記流通孔の開口周縁部に当接して、前記貫通孔の上端開口が前記流通孔に連通し、且つ、前記貫通孔の下端開口は液没し、前記通気部は液没しないように構成されていることを特徴とする弁装置。
  2. 前記孔当接部材は、前記フロート弁とは別体で且つ同フロート弁の側方に配置され、前記弁室内に昇降可能に収容されたサブフロート弁である請求項1記載の弁装置。
  3. 前記サブフロート弁は、前記貫通孔及び前記通気部を有するフロート本体と、該フロート本体の両側に設けられ、内部に空気室を設けた浮き部材とからなる請求項2記載の弁装置。
  4. 各浮き部材の下端及び/又は上端からガイドピンが突出しており、このガイドピンが、前記ハウジングに設けたガイド部に挿入される請求項2記載の弁装置。
  5. 前記ハウジングは周壁を有しており、この周壁に、ハウジング内方に向けて凹む凹部が設けられており、この凹部の底部に前記流通孔が形成されており、
    前記孔当接部材の、前記流通孔の開口周縁部に当接する部分の外周には、フランジ部が設けられている請求項1~5のいずれか1つに記載の弁装置。
  6. 前記孔当接部材は、前記フロート弁に一体形成されている請求項1記載の弁装置。
JP2020185345A 2020-11-05 2020-11-05 弁装置 Pending JP2022074914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020185345A JP2022074914A (ja) 2020-11-05 2020-11-05 弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020185345A JP2022074914A (ja) 2020-11-05 2020-11-05 弁装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022074914A true JP2022074914A (ja) 2022-05-18

Family

ID=81605787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020185345A Pending JP2022074914A (ja) 2020-11-05 2020-11-05 弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022074914A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4939120B2 (ja) 液体遮断弁装置
JP5265262B2 (ja) フロート弁装置
JP3909837B2 (ja) 燃料タンクの燃料流出規制装置
JP6157376B2 (ja) 弁装置
US7963296B2 (en) Fuel cutoff valve
JP5949686B2 (ja) インタンク用弁ユニット
JP4881660B2 (ja) 液体遮断弁装置
JP5785053B2 (ja) 弁装置
US20230191903A1 (en) Valve device
JP2022074914A (ja) 弁装置
JP7441339B2 (ja) 満タン規制バルブ
JP6070453B2 (ja) 燃料遮断装置
JP4440090B2 (ja) 満タン規制バルブ
JP2008075596A (ja) 燃料遮断弁
CN115697748A (zh) 阀装置
JP7115890B2 (ja) 弁装置
WO2022080302A1 (ja) 満タン規制バルブ
JP4487915B2 (ja) 燃料遮断弁
US20240001759A1 (en) Valve device for fuel tank
WO2012118118A1 (ja) 燃料遮断弁
WO2022168676A1 (ja) 弁装置
WO2022215586A1 (ja) ピラー付き弁装置
JP2023088727A (ja) 弁装置
US20230144508A1 (en) Fill-up restriction valve
JP6765937B2 (ja) 燃料タンク用弁装置