JP2010077941A - 燃料遮断弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、2段構造のフロートの構成において、車両の揺動時やタンク内圧の急激な上昇があっても、燃料の外部への流出を防止できる。
【解決手段】燃料遮断弁10は、ケーシング20と、フロート機構50とを備えている。フロート機構50は、カップ形状のフロート51と、フロート51の上部に昇降可能に載置され接続通路32aを開閉するとともに接続通路32aより通路面積の小さい接続孔58cを貫通形成した上部弁体55とを備えている。フロート51の上壁52には、昇降方向に貫通孔52bが貫通形成されている。上部弁体55は、上壁52と所定の間隙隔てて通気用間隙55Sを形成し、貫通孔52bに対向した位置に遮蔽壁56fを形成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料タンクの上部に装着され、燃料タンク内の燃料液位に応じて燃料タンクと外部とを連通遮断する燃料遮断弁に関する。
従来、この種の燃料遮断弁として、特許文献1などが知られている。燃料遮断弁は、燃料タンクの上部に装着されており、外部(キャニスタ)に接続される接続通路をその上部に設けたケーシングと、ケーシングの弁室内に燃料液位により浮力を増減して昇降するフロートと、フロートの上部に載置された上部弁体とを備えている。燃料タンクの燃料液位の上昇によりフロートが浮力を増大して、フロートと一体に上部弁体が上昇することで接続通路を閉じて燃料の外部への流出を防止している。このような燃料遮断弁では、接続通路の通路面積が大きい場合に、フロートで接続通路を直接開閉すると、フロートが吸着して再度、開弁する、いわゆる再開弁特性がよくないので、小さい通路面積の通路を有する上部弁体を設けた2段の弁構造としている。また、燃料遮断弁において、フロート室内の温度の変化に伴う浮力の変動を防ぐために、フロートに通気孔を設ける構成が知られている(特許文献2)。
しかし、フロートに通気孔を設けた場合に、車両の揺動や急激にタンク内圧が上昇したときに、フロート室に流入する燃料飛沫が通気孔を通じて外部へ流出し易い。このため、上述した2段の弁構造とした燃料遮断弁において、フロートの閉弁液位の変動や燃料の外部への流出するのを防止する手段が検討されている。
特開2007−253778号公報 特開2007−218125号公報
本発明は、上記従来の技術の問題点を解決することを踏まえ、2段構造のフロートの構成において、車両の揺動時やタンク内圧の急激な上昇があっても、燃料の外部への流出を防止できる燃料遮断弁を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
適用例1は、燃料タンクの上部に装着され、燃料タンクの外部に接続された弁室および該弁室と外部とを接続する接続通路を形成するケーシングと、上記弁室内に昇降可能に配置されたフロート機構とを備え、燃料タンク内の燃料液位に応じて上記フロート機構を昇降させることで燃料タンクと外部とを連通遮断する燃料遮断弁において、
上記フロート機構は、
上壁と円筒状の側壁とから形成され下方を開放したフロート室と、上壁の上面に形成された下部弁部とを有するカップ形状のフロートと、
上記フロートの上部に昇降可能に載置され、上記接続通路を開閉する上部弁部と、上記接続通路に接続されかつ該接続通路より通路面積の小さい接続孔を貫通形成した上部弁体と、
を備え、
上記フロートは、該フロートの上部に貫通形成された貫通孔を備え、
上記上部弁体は、上記上壁に対して所定の間隙を隔てることで形成されかつ上記弁室の上部スペースに接続される通気用間隙と、上記貫通孔に対向した遮蔽壁とを有していること、を特徴とする。
適用例1にかかる燃料遮断弁は、ケーシング内にフロート機構を備え、燃料液位に応じてフロート機構が昇降することにより外部への通路を連通遮断する。車両の揺動や燃料タンクの横波などにより、燃料遮断弁の周辺のタンク内圧が急激に上昇すると、燃料蒸気が弁室の下部スペースからフロート室に大きな流速で流入する場合がある。このような大きな流速の燃料蒸気は、フロート室から貫通孔を通り、さらに通気用間隙を通じて弁室の上部スペースに抜ける。このとき、貫通孔がフロートの上壁の気流の流れる上方に向けて開口しており、気流によるフロートを上昇させる力が低減される。よって、燃料液位の上昇以外の場合であって、急激な気流の増大によりフロート機構が接続通路を閉じることがなく、燃料遮断弁は、安定した閉弁液位で閉弁する。
また、フロートの上部に形成された貫通孔に対向した位置には、上部弁体の遮蔽壁が形成されており、この遮蔽壁は、横波などにより燃料飛沫がフロート室から貫通孔を通じて流出しても遮り、接続通路に直接向かわせない。よって、接続通路から燃料飛沫が流出することがない。
[適用例2]
適用例2の貫通孔は、上記フロートの上壁の上下方向に貫通形成されている構成である。
[適用例3]
適用例3の上部弁体は、円板部と、該円板部の外周部から突設され上記フロートの外周部に沿ってガイドされるガイド部材を備え、上記円板部であって上記貫通孔に対向しない位置に通気孔が形成されている構成である。
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。
(1) 燃料遮断弁10の概略構成
図1は本発明の一実施例にかかる自動車の燃料タンクFTの上部に取り付けられる燃料遮断弁10を示す断面図、図2は燃料遮断弁10の平面図である。図1において、燃料タンクFTは、その表面がポリエチレンを含む複合樹脂材料から形成されており、そのタンク上壁FTaに取付穴FTbが形成されている。タンク上壁FTaには、燃料遮断弁10がその下部を取付穴FTbに突入した状態にて取り付けられている。燃料遮断弁10は、給油時に燃料タンク内の燃料が所定液位まで上昇したときにキャニスタへの流出を規制するとともにオートストップを機能させるものである。燃料遮断弁10は、ケーシング20と、フロート機構50と、スプリング60とを主要な構成として備えている。ケーシング20は、ケーシング本体30と、底板35と、蓋体40とを備え、ケーシング本体30と底板35とにより囲まれたスペースが弁室20Sになっており、この弁室20Sにスプリング60に支持されたフロート機構50が収納されている。
(2) 燃料遮断弁10の各部の構成
(2)−1 ケーシング20
図3は燃料遮断弁を分解して示す断面図である。図3において、ケーシング20は、ケーシング本体30と、ケーシング本体30の下部に装着された底板35と、ケーシング本体30の上部に装着された蓋体40とを備えている。ケーシング本体30は、天井壁部32と、この天井壁部32から下方へ円筒状に延設された側壁部33とを備え、天井壁部32、側壁部33、および底板35とに囲まれたカップ状の弁室20Sを形成し、その下部を下開口30aとしている。天井壁部32の中央部には、弁室20Sに接続する接続通路32aが貫通しており、接続通路32aの弁室20S側が環状のシール部32bになっている。側壁部33の上部には、燃料タンクFT内と弁室20Sとを接続する導入孔33aが形成され、またその下部には、係合爪33bが形成されている。係合爪33bは、底板35を取り付けるためのものである。
底板35は、ケーシング本体30の下開口30aを閉じる部材であり、その外周部に形成された係合爪35aをケーシング本体30の係合爪33bに係合することにより、ケーシング本体30の下開口30aを閉じるように装着される。底板35の中央部には、連通孔35bが貫通形成されている。連通孔35bは、燃料タンク内と弁室20Sと連通し弁室20S内に燃料を流入させるための孔である。また、底板35の上部には、スプリング60を支持するスプリング支持部35cが形成されている。
蓋体40は、蓋本体41と、蓋本体41の中央から一方の側方へ突出した第1管体部42と、蓋本体41の中央から他方の側方へ突出した第2管体部43とを備え、これらを一体に形成している。蓋体40は、ケーシング本体30の天井壁部32との間に連絡室21Sを形成している。第1および第2管体部内42,43は、それぞれ断面円形の管通路42a,43aとなっている。管通路42aの一端は、接続通路32aを通じてケーシング本体30の弁室20Sに接続され、他端はキャニスタ(図示省略)側に接続される。また、貫通路43aの一端は、接続通路32aを通じてケーシング本体30の弁室20Sに接続され、他端は他の燃料遮断弁(図示省略)に接続されている。蓋本体41は、その外周部にフランジ41aを備えている。フランジ41aは、ケーシング本体30の内側溶着用フランジ30bを溶着する内側溶着端41bと、内側溶着端41bの外周部に延設され燃料タンクFTのタンク上壁FTa(図1)に溶着される外側溶着部41cとを備えている。
(2)−2 フロート機構50
図4はフロート機構を一部破断して分解した斜視図である。図4において、フロート機構50は、弁室20S内に収納されており、フロート51と、上部弁体55とを備えている。フロート51は、下方に開放したフロート室51Sを有し、上壁52と、上壁52の外周部から円筒形状に突設された側壁53を備えている。上壁52の中央部には、円形台座の下部弁部52aが形成され、また、貫通孔52bの外周側に、上壁52を上下方向に貫通形成された貫通孔52bが形成されている。側壁53には、ガイド突条53aが上下方向に沿いかつ周方向に等間隔に8箇所、その外周端がケーシング本体30の内壁に倣うように弁室20Sの内径より僅かに小さい外径に形成されている。ガイド突条53aは、ケーシング本体30の内壁に摺動することでフロート51が昇降する際の傾きを防止するようにガイドする。側壁53には、ガイド突条53aの間にガイド溝53bが上下方向の全長にわたって形成されている。フロート51は、上壁52の下面と底板35との間に掛け渡されたスプリング60(図1)により支持されている。スプリング60は、底板35の上のスプリング支持部35cにより位置決めされている。
上部弁体55は、再開弁特性を改善するための弁であり、フロート51の上部に昇降可能に支持されており、上部弁本体56と、上部弁本体56に装着されたゴム弁体58(上部弁部)とを備えている。上部弁本体56は、円板状の円板部56aと、円板部56aの外周から周方向に所定間隙を隔てて突設された複数のガイド部材56bとから形成されている。ガイド部材56bは、フロート51のガイド溝53bに挿入されることで上方方向にガイドされる。また、図5に示すように、上部弁体55は、フロート51の上壁52に対して所定の間隙を隔てることで形成された通気用間隙55Sを形成している。通気用間隙55Sは、弁室20Sの上部スペースに接続されている。また、円板部56aには、通気孔56dが形成されている。通気孔56dの周方向の間の位置(図4参照)には、通気孔56eがガイド部材56bに沿ってスリット形状に形成されている。これらの通気孔56d,56eは、貫通孔52bより外周側に配置されている。すなわち、貫通孔52bに対向する位置には、円板部56aが遮蔽壁56fになっている。遮蔽壁56fは、貫通孔52bから流出する燃料飛沫を遮るとともに、貫通孔52bから、通気用間隙55S、通気孔56dおよび通気孔56eへ至る通路を迂回路としている。
図4において、上部弁本体56の中央部には、弁保持凹所56cが形成されている。この弁保持凹所56cにゴム弁体58が装着されている。ゴム弁体58は、弁保持凹所56cに圧入支持される支持基部58aと、支持基部58aの外周部に形成された上部シート部58bと、支持基部58aを貫通する接続孔58cと、接続孔58cの下部に形成された下部シート部58dとを備え、上部シート部58bが図3に示す接続通路32aのシール部32bに接離するとともに、下部シート部58dが下部弁部52aに接離することで接続通路32aを開閉する。また、ガイド部材56bの通気孔56eの下端側には、内周側へ向けて係合爪56gが2カ所対向した位置に形成されている。係合爪56gは、ガイド溝53bに形成された係合穴53cに係合することにより、上部弁本体56が所定距離の範囲内で昇降可能なように係合している。
(3) 燃料遮断弁10の給油時における動作
次に燃料遮断弁10の動作について説明する。図1に示す燃料遮断弁10の開弁状態から、図示しない給油ガンにより燃料タンクFTに燃料が供給されると、燃料タンクFT内の上部に溜まっていた燃料蒸気は、燃料タンクFT内の燃料液位の上昇につれて側壁部33の導入孔33aおよび底板35の連通孔35b、弁室20S、接続通路32a、連絡室21S、管通路42aを通じてキャニスタ側へ逃がされる。このとき、フロート室51Sに入った燃料蒸気は、フロート51の上部の貫通孔52bから、通気用間隙55Sを経て、通気孔56dおよび通気孔56e(図4参照)を通じて弁室20Sの上部スペースに抜ける。
燃料タンクFT内の燃料液位が上昇するにつれて、図6に示すように、液体燃料は、連通孔35bを通じて弁室20Sに流入して、フロート機構50の浮力を増大させる。そして、燃料タンクFT内の燃料液位が所定液位FL1に達すると、燃料は導入孔33aを塞ぐことにより、燃料タンクFT内のタンク内圧が上昇する。この状態では、タンク内圧と弁室20S内の圧力との差圧が大きくなり、液体燃料が導入孔33a、連通孔35bを通じて、弁室20Sに流れ込み、燃料液位が弁室20S内を上昇する。弁室20S内の燃料液位が所定高さに達すると、フロート機構50の浮力およびスプリング60の荷重による上方への力と、フロート機構50の自重による下方への力との釣り合いによって、前者が後者を上回りフロート機構50が一体になって上昇して、上部弁体55のゴム弁体58の上部シート部58bがシール部32bに着座して接続通路32aを閉じる。このとき、インレットパイプ内に燃料が溜まり、給油ガンに燃料が触れると、オートストップを働かせる。これにより、燃料タンクへの給油の際等に、燃料タンクから燃料蒸気を逃がすとともに燃料が燃料タンク外へ流出するのを防止することができる。
一方、燃料タンクFT内の燃料の消費や車両の揺動により、燃料遮断弁10の付近の燃料液位が低下すると、図7に示すように、フロート機構50は、その浮力を減少して下降する。フロート機構50の下降により、下部弁部52aは、下部シート部58dから離れて接続孔58cを開く。接続孔58cの連通により上部弁体55の下方の圧力は、接続通路32aの付近と同じ圧力になる。上部弁体55は、その自重により下降することで、上部シート部58bがシール部32bから離れて、接続通路32aが開かれる。このように接続孔58cの通路面積を接続通路32aの通路面積より小さく設定することで、上部弁体55は、小さな力で開弁し、再開弁特性の向上を促進するように作用する。
(4) 燃料遮断弁10の作用効果
上記実施例にかかる燃料遮断弁10により、以下の作用・効果を奏する。
(4)−1 図8に示すように、車両の揺動や燃料タンクFTの横波などにより、燃料遮断弁10の周辺のタンク内圧が急激に上昇すると、燃料蒸気が弁室20Sの下部スペースからフロート室51Sに大きな流速で流入する場合がある。このような大きな流速の燃料蒸気は、フロート室51Sから貫通孔52bを通り、さらに通気用間隙55S、通気孔56dおよび通気孔56eを通じて弁室20Sの上部スペースに抜ける。このとき、貫通孔52bおよび通気孔56eがフロート51の上壁52の気流の流れる上方に向けて開口しており、気流によるフロート51を上昇させる力が低減される。よって、急激な気流の増大によりフロート機構50が接続通路32aを閉じることがなく、燃料遮断弁10は、安定した閉弁液位で閉弁する。
(4)−2 図8に示すように、貫通孔52bと通気孔56dおよび通気孔56eは、フロート51の軸方向にずれた位置に配置されているので、横波などにより燃料飛沫がフロート室51Sに入り、さらに、貫通孔52bから流出しても、上部弁本体56の遮蔽壁56fに当たって、接続通路32aに直接向かわない。よって、接続通路32aから燃料飛沫が流出することがない。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例にかかる燃料遮断弁は、給油時の満タン液位であるときに接続通路を閉じる満タン規制バルブに用いたが、これに限らず、車両の傾斜時などに燃料タンクの流出を防止するロールオーバーバルブに用いてもよい。
本発明の一実施例にかかる自動車の燃料タンクの上部に取り付けられる燃料遮断弁を示す断面図である。 燃料遮断弁の平面図である。 燃料遮断弁を分解して示す断面図である。 フロート機構を一部破断して分解した斜視図である。 フロート機構の上部を拡大した断面図である。 燃料遮断弁の動作を説明する説明図である。 図6に続く動作を説明する説明図である。 フロート機構の作用を説明する説明図である。
符号の説明
10…燃料遮断弁
20…ケーシング
20S…弁室
21S…連絡室
30…ケーシング本体
30a…下開口
30b…内側溶着用フランジ
32…天井壁部
32a…接続通路
32b…シール部
33…側壁部
33a…導入孔
33b…係合爪
35…底板
35a…係合爪
35b…連通孔
35c…スプリング支持部
40…蓋体
41…蓋本体
41a…フランジ
41b…内側溶着端
41c…外側溶着部
42a,43a…管通路
42,43…第1および第2管体部内
50…フロート機構
51…フロート
51S…フロート室
52…上壁
52a…下部弁部
52b…貫通孔
53…側壁
53a…ガイド突条
53b…ガイド溝
53c…係合穴
55…上部弁体
55S…通気用間隙
56…上部弁本体
56a…円板部
56b…ガイド部材
56c…弁保持凹所
56d,56e…通気孔
56f…遮蔽壁
56g…係合爪
58…ゴム弁体
58a…支持基部
58b…上部シート部
58c…接続孔
58d…下部シート部
60…スプリング
FT…燃料タンク
FTa…タンク上壁
FTb…取付穴

Claims (3)

  1. 燃料タンク(FT)の上部に装着され、燃料タンク(FT)の外部に接続された弁室(20S)および該弁室(20S)と外部とを接続する接続通路(32a)を形成するケーシング(20)と、上記弁室(20S)内に昇降可能に配置されたフロート機構(50)とを備え、燃料タンク内の燃料液位に応じて上記フロート機構(50)を昇降させることで燃料タンク(FT)と外部とを連通遮断する燃料遮断弁において、
    上記フロート機構(50)は、
    上壁(52)と円筒状の側壁(53)とから形成され下方を開放したフロート室(51S)と、上壁(52)の上面に形成された下部弁部(52a)とを有するカップ形状のフロート(51)と、
    上記フロート(51)の上部に昇降可能に載置され、上記接続通路(32a)を開閉する上部弁部と、上記接続通路(32a)に接続されかつ該接続通路(32a)より通路面積の小さい接続孔(58c)を貫通形成した上部弁体(55)と、
    を備え、
    上記フロート(51)は、該フロート(51)の上部に貫通形成された貫通孔(52b)を備え、
    上記上部弁体(55)は、上記上壁(52)に対して所定の間隙を隔てることで形成されかつ上記弁室(20S)の上部スペースに接続される通気用間隙(55S)と、上記貫通孔(52b)に対向した遮蔽壁(56f)とを有していること、
    を特徴とする燃料遮断弁。
  2. 請求項1に記載の燃料遮断弁において、
    上記貫通孔(52b)は、上記フロート(51)の上壁(52)の上下方向に貫通形成されている燃料遮断弁。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料遮断弁において、
    上記上部弁体(55)は、円板部(56a)と、該円板部(56a)の外周部から突設され上記フロート(51)の外周部に沿ってガイドされるガイド部材(56b)を備え、上記円板部(56a)であって上記貫通孔(52b)に対向しない位置に通気孔(56d,56e)が形成されている燃料遮断弁。
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