JP5258160B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、有機ELディスプレイ装置等の画像表示装置に関し、特にアクティブ・マトリクス型の画像表示装置に関するものである。
従来から、発光層に注入された正孔と電子とが再結合することによって光を生じる機能を有する電流制御型の有機EL(Electroluminescence)素子を用いた、いわゆるアクティブ・マトリクス型の画像表示装置が提案されている。
この種の画像表示装置の各画素領域は、例えばアモルファスシリコンや多結晶シリコン等で形成された薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下「TFT」という)や有機EL素子の一つである有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode:以下「OLED」という)などで構成されており、各画素領域に適切な電流値が設定されることにより、各画素領域の輝度が制御される。
例えばOLEDなどの電流駆動型発光素子と、OLEDに流れる電流を制御する、例えばTFTなどの駆動トランジスタとが直列に配置された画素領域を複数持つ前記アクティブ・マトリクス型の画像表示装置では、各画素領域に設けられた駆動トランジスタの閾値電圧のばらつきにより、発光素子に流れる電流値が変化して輝度むらが発生する。この現象を改善するための手法として、例えば駆動トランジスタの閾値電圧を予め検出するとともに、検出した閾値電圧に基づいて発光素子に流れる電流を制御する方式(例えば非特許文献1)や、当該方式に基づく具体的な回路構成(例えば非特許文献2)などが開示されている。
R.M.A. Dawson,et al.(1998).Design of an Improved Pixel for a Polysilicon Active−Matrix Organic LED Display. SID98 Digest, pp.11−14. S.Ono et al.(2003).Pixel Circuit for a−Si AM−OLED.Proceedings of IDW ’03,pp.255−258.
しかしながら、上記非特許文献1,2などに開示された回路構成は、図1に示すように、駆動トランジスタの閾値電圧を検出するため、図1に示すように、電源線、Tth制御線およびマージ線からなる制御線が必要であり、またこれらの各制御線は、それぞれ走査線と同一の本数を必要としている。走査線は画素領域の行毎に共通に設けられるため、画像表示装置を高精細化するため画素数を増大させると、それに応じて、走査線と制御線が増加する。例えば、ある画像表示装置において、画像信号線が960本、走査線が480本の場合、電源線、Tth制御線およびマージ線はそれぞれ480本必要である。この場合、これらの制御線を制御するために必要な駆動ICの出力端子の数は480×3個である。したがって、走査線の数が増加するにつれて回路が複雑になる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、走査線の数が増加した場合であっても、回路の複雑化を抑制することができる画像表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1の発明は、複数の走査線と、前記走査線と立体交差する複数の画像信号線と、前記走査線と前記画像信号線との各交差領域もしくはこの近傍領域に配列される複数の画素領域と、前記画素領域のそれぞれに接続された複数種の複数の制御線と、を備え、前記画素領域のそれぞれは、発光素子と、第1端子と、第2端子と、該第1端子と該第2端子との間の通電状態を制御するための制御信号が入力される制御端子とを有し、前記第1端子が前記発光素子と接続され、前記発光素子を駆動するドライバ素子と、第1端子と、第2端子と、該第1端子と該第2端子との間の通電状態を制御するための制御信号が入力される制御端子とを有し、前記第1端子が前記ドライバ素子の前記制御端子と接続され、前記第2端子が前記ドライバ素子の前記第1端子と接続された第1のスイッチング素子と、第1端子と、第2端子とを有し、該第1の端子が前記ドライバ素子の前記第1の端子と接続された保持容量と、第1端子と、第2端子と、該第1端子と該第2端子との間の通電状態を制御するための制御信号が入力される制御端子とを有し、前記第1端子が前記保持容量の前記第2の端子と接続され、前記第2端子が前記画像信号線と接続され、前記制御端子が前記走査線と接続された第2のスイッチング素子と、第1端子と、第2端子と、該第1端子と該第2端子との間の通電状態を制御するための制御信号が入力される制御端子とを有し、前記第1端子が前記保持容量の前記第2の端子と接続された第3のスイッチング素子と、を有し、前記複数種の複数の制御線は、供給する信号によって分類されるM種類(Mは1以上の整数)の配線から成り、前記制御線の一端側が同種の前記配線毎に複数本ずつ束ねられ、該束ねられた同種の配線同士が電気的に接続されているとともに、前記M種類の配線は、前記ドライバ素子の前記第2端子及び前記第3のスイッチング素子の前記第2端子に直接または間接的に電源電圧を供給する、前記走査線と同じ数の電源線と、前記第1のスイッチング素子を制御する制御信号を前記第1のスイッチング素子の前記制御端子に供給する駆動線と、前記第3のスイッチング素子を制御する制御信号を前記第3のスイッチング素子の前記制御端子に供給するマージ線と、を含んで構成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載した画像表示装置において、前記制御線を制御するための駆動ICを設け、互いに束ねられ電気的に接続された同種の配線同士が前記駆動ICの端子に電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、供給する信号によって分類されるM種類の配線からなる複数の制御線の一端側を同種の配線毎に複数本ずつ束ね、電気的に接続することによって、走査線の数が増加した場合であっても、制御線に接続される駆動ICの端子数および/または駆動ICの数の増加を抑制することができる。その結果、回路の複雑化を抑制し、生産性の高い画像表示装置が実現される。
以下に、本発明にかかる画像表示装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1を説明するための画像表示装置の1画素領域に対応する画素回路の構成を示す図である。図1に示す画像表示装置は、複数の画素をマトリックス状に配列された構造を有し、各画素には、発光素子の一つである有機発光素子OLED、有機発光素子OLEDを駆動するためのドライバ素子である駆動トランジスタTdを備えるとともに、閾値電圧検出手段を具現する閾値電圧検出用トランジスタTth、閾値電圧保持容量Cs、および閾値電圧保持容量Csを所定箇所に所定期間接続するためのスイッチング素子であるスイッチングトランジスタTs,Tmを備えている。そして、電源線10、Tth制御線11、マージ線12、走査線13は行方向に配列される各画素回路に対して共通に接続される。また画素信号線14は列方向に配列される各画素回路に対して共通に接続される。なお、図1に示す構成は、有機発光素子などを制御する画素回路の一般的構成であり、本発明の特徴を示すものではない。
図1において、駆動トランジスタTdは、制御端子であるゲート電極と第1の端子であるドレイン電極との間に与えられる電位差に応じて有機発光素子OLEDに流れる電流量を制御するための制御素子(駆動素子)である。なお、第1の端子として駆動トランジスタTdのソース電極を用いるようにしてもよい。
閾値電圧検出用トランジスタTthは、オン状態となったときに、駆動トランジスタTdのゲート電極とドレイン電極とを電気的に接続する。この時、駆動トランジスタTdのゲート電極からドレイン電極に向かって電流が流れる。この電流は、実質的に駆動トランジスタTdのソースに対するゲートの電位が駆動トランジスタTdの閾値電圧Vthとなるまで流れるため、かかる電流が実質的に流れなくなると、駆動トランジスタTdのソースに対するゲートの電位が駆動トランジスタTdの閾値電圧Vthが検出される。
有機発光素子OLEDは、Al、Cu、ITO(Indium Tin Oxide)等によって形成されたアノード層およびカソード層と、アノード層とカソード層との間にフタルシアニン、トリスアルミニウム錯体、ベンゾキノリノラト、ベリリウム錯体等の有機系の材料によって形成された発光層とを少なくとも備えた構造を有する。有機発光素子OLEDは、その両端のOLEDの閾値電圧以上の電位差(アノード−カソード間電位差)が印加されると、発光層に注入された正孔と電子とが再結合することによって発光層から光を発する。
駆動トランジスタTd、閾値電圧検出用トランジスタTth、スイッチングトランジスタTsおよびスイッチングトランジスタTmは、例えば、薄膜トランジスタとして構成される。なお、以下で参照される各図面においては、各薄膜トランジスタについてのチャネル(n型またはp型)については、特に明示していないが、n型またはp型のいずれを用いてもよい。本実施形態においては、各トランジスタTd、Tth、Ts、Tmはn型のトランジスタである。また、各薄膜トランジスタについて、特に、明記していないが、非晶質シリコン膜、微結晶シリコン膜、ポリシリコン膜を用いても良い。
電源線10は、駆動トランジスタTdおよびスイッチングトランジスタTmに電源電圧を供給する。駆動線であるTth制御線11は、閾値電圧検出用トランジスタTthに、該トランジスタTthを制御するための信号を供給する。マージ線12は、スイッチングトランジスタTmに、該トランジスタTmを制御するための信号を供給する。走査線13は、スイッチングトランジスタTsを制御するための信号を供給する。画像信号線14は、保持容量Csに画像信号を供給する。
なお、図1では、有機発光素子OLEDに所定の電源電圧を供給するために、高電位のグラウンド線と低電位の電源線10との間に有機発光素子OLEDを配するようにしているが、高電位側を電源線10として可変電位とし、低電位側をグラウンド線として固定電位にしたり、または高電位側、低電位側の双方を電源線とし、両方を可変電位としてもよい。
ところで、トランジスタには、一般的にゲート・ソース間およびゲート・ドレイン間に寄生容量が存在する。これらのうち、本実施形態における駆動トランジスタTdのゲート電位に影響を与えるのは、駆動トランジスタTdのゲート・ソース間容量CgsTd、駆動トランジスタTdのゲート・ドレイン間容量CgdTd、および閾値電圧検出用トランジスタTthのゲート・ソース間容量CgsTth、閾値電圧検出用トランジスタTthのゲート・ドレイン間容量CgdTthである。なお、これらの寄生容量と、有機発光素子OLEDが固有に有している有機発光素子自体が有する容量Coledを加えたものを図2に示す。
つぎに、図2に示した画素回路の動作について、図3〜図7を参照して説明する。ここで、図3は、図2に示した画素回路の一般的な動作を説明するためのシーケンス図であり、図4〜図7は、4つの期間に区分された準備期間(図4)、閾値電圧検出期間(図5)、書き込み期間(図6)および発光期間(図7)の各区間の動作を説明するための図である。なお、以下に説明する動作は、制御部(図示略)の制御下で行われる。
(準備期間)
準備期間の動作については、図3および図4を参照して説明する。準備期間では、電源線10が高電位(Vp)、マージ線12が高電位(VgH)、Tth制御線11が低電位(VgL)、走査線13が低電位(VgL)、画像信号線14がゼロ電位とされる。これにより、図4に示すように、閾値電圧検出用トランジスタTthがオフ、スイッチングトランジスタTsがオフ、駆動トランジスタTdがオン、スイッチングトランジスタTmがオンとされ、電源線10→駆動トランジスタTd→有機発光素子容量Coledという経路で電流が流れ、有機発光素子容量Coledに電荷が蓄積される。なお、この準備期間で有機発光素子容量Coledに電荷を蓄積する理由は、後述する閾値電圧検出期間に駆動トランジスタTdのドレイン・ソース間電流(以下「Ids」と表記)が流れなくなる状態(すなわち駆動トランジスタTdのソースに対するゲートの電位が閾値電圧に略等しい状態)を検出する際に、有機発光素子容量ColedをIdsに流す電流の供給源として作用させるためである。
(閾値電圧検出期間)
つぎに、閾値電圧検出期間の動作について図3および図5を参照して説明する。閾値電圧検出期間では、電源線10がゼロ電位、マージ線12が高電位(VgH)、Tth制御線11が高電位(VgH)、走査線13が低電位(VgL)、画像信号線14がゼロ電位とされる。これにより、図5に示すように、閾値電圧検出用トランジスタTthがオンとなり、駆動トランジスタTdのゲートとドレインとが接続される。
また、保持容量Csおよび有機発光素子容量Coledに蓄積された電荷が放電され、駆動トランジスタTd→電源線10という経路で電流が流れる。そして、駆動トランジスタTdのソースに対するゲートの電位が閾値電圧Vthに達すると、駆動トランジスタTdが実質的にオフとされ、駆動トランジスタTdの閾値電圧Vthが検出される。
(書き込み期間)
さらに、書き込み期間の動作について図3および図6を参照して説明する。書き込み期間では、データ電位(−Vdata)を保持容量Csに供給することにより、駆動トランジスタTdのゲート電位を所望電位に変化させることが行われる。具体的には、電源線10がゼロ電位、マージ線12が低電位(VgL)、Tth制御線11が高電位(VgH)、走査線13が高電位(VgH)、画像信号線14がデータ電位(−Vdata)とされる。
これにより、図6に示したように、スイッチングトランジスタTsがオン、スイッチングトランジスタTmがオフとなり、有機発光素子容量Coledに蓄積された電荷が放電され、有機発光素子容量Coled→閾値電圧検出用トランジスタTth→保持容量Csという経路で電流が流れ、保持容量Csに電荷が蓄積される。すなわち、有機発光素子容量Coledに蓄積された電荷は、保持容量Csに移動する。
ここで、駆動トランジスタTdの閾値電圧をVth、保持容量Csの容量値をCs、閾値電圧検出用トランジスタTthがオンの場合の全容量(すなわち駆動トランジスタTdのゲートに接続された静電容量および寄生容量)をCallとすると、駆動トランジスタTdのゲート電位Vgは、次式で表される(なお、上記仮定は、以下の式についても及ぶものとする)。
Vg=Vth−(Cs/Call)・Vdata ・・・(1)
また、保持容量Csの両端の電位差VCsは、次式で表される。
VCs=Vg−(−Vdata)=Vth+[(Call−Cs)/Call]・Vdata ・・・(2)
上記(2)式に示される全容量Callは、閾値電圧検出用トランジスタTthの導通時の全容量であり、次式で表される。
Call=Coled+Cs+CgsTth+CgdTth+CgsTd ・・・(3)
なお、上記(3)式に駆動トランジスタTdのゲート・ドレイン間容量CgdTdが含まれていないのは、駆動トランジスタTdのゲート・ドレイン間が閾値電圧検出用トランジスタTthによって接続され、駆動トランジスタTd両端が略同電位となっているからである。また、保持容量Csと有機発光素子容量Coledとの間には、一般的にはCs<Coledの関係がある。
(発光期間)
最後に、発光期間の動作について図3および図7を参照して説明する。発光期間では、電源線10がマイナス電位(−VDD)、マージ線12が高電位(VgH)、Tth制御線11が低電位(VgL)、走査線13が低電位(VgL)、画像信号線14がゼロ電位とされる。
これにより、図7に示したように、駆動トランジスタTdがオン、閾値電圧検出用トランジスタTthがオフ、スイッチングトランジスタTsがオフとなり、有機発光素子OLED→駆動トランジスタTd→電源線10という経路で電流が流れ、有機発光素子OLEDが発光する。
このとき、駆動トランジスタTdのドレインからソースに流れる電流(すなわちIds)は、駆動トランジスタTdの構造および材質から決定される定数β、駆動トランジスタTdのソースに対するゲート電位Vgs、駆動トランジスタTdの閾値電圧Vthを用いて次式で表される。
Ids'=(β/2)・(Vgs−Vth)2 ・・・(4)
つぎに、VgsとIdsとの関係を考察するため、画素回路の寄生容量を考慮しない場合のVgsを算出する。
図7において、発光時には駆動トランジスタTdが導通しており、また駆動トランジスタTdのゲート電位は、書き込み電位(−Vdata)に対応する電荷が保持容量Csと有機発光素子容量Coledに容量に応じて配分された状態となるので、電位差Vgsは、次式で表せる。
Vgs=Vth+Coled/(Cs+Coled)・Vdata ・・・(5)
したがって、VgsとIdsとの関係式は、上記(4)式、(5)式を用いて次式のようになる。
Ids=(β/2)・(Coled/(Cs+Coled)・Vdata)2
=a・Vdata2 ・・・(6)
(6)式に示されるように、閾値電圧Vthに依存しない電流Idsを得ることができる。なお、有機発光素子OLEDの輝度は、自身に流れる電流に比例するので、閾値電圧Vthに依存しない輝度が得られることになる。
このように、上記非特許文献1,2などに示された画素回路は、駆動トランジスタTdの閾値電圧の変化や、駆動トランジスタTdを含む各トランジスタが有する寄生容量の影響を補償することを主眼とするものであった。
ところが、この種の画素回路では、走査線と同数の電源線、Tth制御線およびマージ線(これらのうち「電源線」、「Tth制御線」および「マージ線」の総称を「制御線」という)が通常、必要であり、走査線の数が増加するにつれて駆動回路が複雑かつ高価になるという欠点があった。このことは、すでに述べたとおりである。
そこで、この実施の形態では、電源線、Tth制御線およびマージ線について、同種の配線毎に一端側を複数本ずつ束ねている。更に、その束ねられた同種の配線同士を電気的に接続し、束ねた配線同士が同じ駆動ICの端子に電気的に接続されている。それ故、走査線の増加に伴い増える駆動ICの端子数を抑制することができる。例えば、走査線の数をN本とし、同種の制御線がN本の場合、互いに束ねられた配線の束ね数をnとすれば、表示部の外部に引き出される同種の配線の数をN本からN/n本に減少させることができるので、制御線が接続される駆動ICの端子数もN/n個に減少させることができる。なお、本発明でいうところの制御線の種類は、図1などに示した電源線、Th制御線およびマージ線に限定されるものではなく、走査線以外の同期可能な配線の全てを含めることができる。
図8は、実施の形態1にかかる画像表示装置の表示部における配線構成の一例を示す図である。同図に示す例では、太実線で示した電源線、一点鎖線で示したマージ線および二点鎖線で示したTth制御線のそれぞれをn本(同図の例では4本)ずつ束ねるような構成としている。このような構成により、制御線にかかる駆動回路の端子数は従来の1/n(同図の例では1/4)で済む。その結果、駆動回路の簡素化(例えば駆動IC数の削減や駆動ICの小型化等)が可能となり、生産性の高い画像表示装置を実現できる。
図9は、本発明の実施の形態1にかかる制御手法を説明するためのシーケンス図であり、電源線、マージ線、Tth制御線それぞれの3本ずつを束ねた構成におけるシーケンスを示すものである。制御線のそれぞれを3本ずつ束ねたため、束ねる前の3本の制御線それぞれに対応する3本の走査線(走査線13−1、走査線13−2および走査線13−3)と画像信号線から供給される3つの信号パルスとを順次同期させて駆動する必要がある。具体的に、走査線13−1は画像信号線の信号パルスP1と同期させ、走査線13−2は画像信号線の信号パルスP2と同期させ、走査線13−3は画像信号線の信号パルスP3と同期させて駆動するようにする。
なお、図9に示すシーケンスでは、各制御線(電源線、Tth制御線、マージ線)ごとに3本ずつを束ねるような構成について例示したが、これらの束ね数は任意である。例えば、各制御線の総本数をそれぞれN本とすれば、束ね数nとして、2≦n≦Nを満足する整数を選択することができる。なお、nはNの公約数であることが好ましい。
また、各制御線をn本ずつ束ねた場合の画像表示装置の駆動方法を一般化すると、つぎのように説明することができる。
n本ずつ束ねられた制御線に対応する画素回路について、まず、最初に走査される走査線(第1の走査線とする)に対応する画素回路に対して、第1の走査線に走査信号が供給されるタイミングで所定の画素データ(画素信号、図9では画素信号P1に対応)が書き込まれる。このとき、第2〜第nの走査線に対応する画素回路には画像データが未入力の状態であり、待ち時間となる。次に、2番目に走査される走査線(第2の走査線とする)に対応する画素回路に対して、第2の走査線に走査信号が供給されるタイミングで所定の画素データ(図9では画素信号P2に対応)が書き込まれる。このとき、第3〜第nの走査線に対応する画素回路には画像データが未入力の状態であり、待ち時間となる。また、第1の走査線に対応する画素回路には既に画像データが入力済みの状態であり、待ち時間となる。以下同様に、k番目(kは、2≦k≦nを満たす整数)に走査される走査線(第kの走査線とする)に対応する画素回路に対して、第kの走査線に走査信号が供給されるタイミングで所定の画像データが書き込まれる。このとき、第1〜第k−1の走査線に対応する画素回路および第k+1〜第nの走査線に対応する画素回路は待ち時間となる。第kの走査線に対応する画素回路は、画像データの書き込み前に、少なくともk−1本分の走査時間に相当する待ち時間が設けられる。また、第kの走査線に対応する画素回路は、画像データの書き込み後に、少なくともn−k本分の走査時間に相当する待ち時間がそれぞれ設けられる。最後に、n番目に走査される走査線(第nの走査線とする)に対応する画素回路に対して、第nの走査線に走査信号が供給されるタイミングで所定の画像データが書き込まれる。なお、第nの走査線に対応する画素回路は、画像データの書き込みの前に、少なくともn−1本分の走査時間に相当する待ち時間が設けられる。このような制御が行われる結果、制御線を束ねない場合と同等の動作が保証される。
以上、説明したように、この実施の形態の画像表示装置によれば、画像信号線に交差配列されたN本(Nは2以上の整数)の走査線と、有機発光素子、駆動トランジスタおよび閾値電圧検出用トランジスタを駆動/制御するための電力または制御信号を出力する電源線や駆動線などの複数種のそれぞれN本の制御線と、が具備され、該制御線の一端側のそれぞれが、同一の束ね数n(nは2≦n≦Nを満足する整数)で束ねられて配線されているので、制御線が電気的に接続される駆動ICの端子数を低減することができる。その結果、走査線の数の増加に付随して生ずる回路の複雑化を抑制し、生産性が高い画像表示装置を実現できる。
(実施の形態2)
図11は、駆動トランジスタTdのソースに対するゲートの電位Vgsと、ドレイン・ソース間電流(Ids)1/2の関係(V−I1/2特性)を示す図である。同図において、実線部の波形は実測値の一例であり、破線部の波形は、前述の(6)式に従う特性を示した計算値である。なお、同図の縦軸は(Ids)1/2、横軸はVgsである。
トランジスタの特性には、トランジスタのドレイン・ソース間電位差Vdsの変化に対してIdsが略一定となる飽和領域と、Vdsの変化に対してIdsが略比例して変化する線形領域と、がある。また、飽和領域においては、Vgsの変化に対して(Ids)1/2は直線的に変化する。例えば、図11を参照すると、Vgs>6Vの領域において(Ids)1/2は直線的に変化しており、Vgs>6Vにおいては少なくとも飽和領域であることがわかる。なお、同図には図示していないが、Vgsをさらに大きくすると(Ids)1/2の直線的な変化から外れ、線形領域となる。
また、Vgsに対する(Ids)1/2の変化の傾きは飽和領域において最大値が存在する。この傾きが最大となるV−I1/2特性曲線における接線が図11における計算値の直線であり、この直線と横軸((Ids)1/2=0)との交点が駆動トランジスタTdの閾値電圧Vthである。同図に示されるように、閾値電圧Vth(図11の例では閾値電圧Vthは約2V)以下においても、駆動トランジスタTdのドレイン・ソース間には電流が流れる。
このため、閾値電圧検出期間の終了時においてVgsが閾値電圧Vthの計算値となっていても、実際には駆動トランジスタTdのドレインとソース間には電流が流れる。
一方、制御線を束ね、該束ねた制御線同士を電気的に接続した画像表示装置において、束ねられた制御線に対応する画素回路に対して同一フレーム内でVthを検出した後、束ねられた制御線に対応する各画素回路に対して走査線に順次走査信号を供給して画像データを書き込む場合、図9に示すように、各走査線13−1、13−2、13−3に対応する画素間で画像データの書き込み前の待ち時間が異なる。この待ち時間においては、閾値電圧検出用トランジスタTthがON状態であること、並びに、駆動トランジスタTdのドレイン・ソース間に電流が流れる環境にあること等の理由により、例えば、図10に示すように、走査線13−1に対応する画素回路では画像データの書き込みが行われ、走査線13−2、13−3に対応する画素回路では閾値電圧保持容量Cs及び有機発光素子容量Coledに蓄積された電荷が駆動トランジスタを介して電源線に向かって流れている場合がある。この場合、走査線13−2、13−3に対応する画素回路では、待ち時間においても駆動トランジスタTdのVgsは低下を続けることとなる。それゆえ、同一輝度の画像データを各走査線13−1、13−2、13−3に対応する画素回路に書き込んだとしても、書き込み後のソースに対するゲートの電位Vgsは、走査線13−1に対応する画素回路で高く、走査線13−3に対応する画素回路で低くなる。その結果、画像表示装置全体で見れば、制御線をn本ずつ束ねた場合、n本ごとに明暗の差が視認される場合がある。なお、ここでいう「フレーム」とは、画像表示装置のディスプレイに表示される画像を書き換える周期を意味するものであり、例えば、60Hzで駆動されるディスプレイであれば、1フレーム周期が16.67msとなる。
そこで、この実施の形態では、上述のような明暗差の発生の可能性を低減するため、「書き込みおよび待ち時間」の処理フェーズに、駆動トランジスタTdのソースに対するゲートの電位Vgsを小さくすることにより、駆動トランジスタTdのソース・ドレイン間に流れる電流量を低減するため、駆動トランジスタTdのソース電圧を、駆動トランジスタTdのタイプに基づいて変更するようにする。具体的には、駆動トランジスタTdがn型の場合には電源線の電位を上昇させ、またp型の場合には下降させる。本実施形態においては、駆動トランジスタTdがn型であるため、図12に示すシーケンス図のように、電源線10の電位を上昇させている。その結果、画像データ書き込み前の待ち時間において、駆動トランジスタTdのソースに対するゲートの電位Vgsが小さくなり、有機発光素子容量Coledおよび保持容量Csから駆動トランジスタTdを介して電源線に抜ける電荷量が抑制され、複数の走査線間におけるVth検出値のバラツキを低減することができる。その結果、画像表示装置によって、表示される画像の明暗差が低減される。なお、本実施形態においては、「書き込みおよび待ち時間」のフェーズ中に電源線の電位を常に上昇させているが、少なくとも各走査線13−1,13−2,13−3のいずれかに走査信号が供給されている間に、電源線の電位を駆動トランジスタTdのソースに対するゲートの電位を小さくするように変動させればよい。また、電源線の電位の変動量は0.5V以上であることが好ましい。電源線10の電位を0.5V上昇させることにより、VgsとVdsは共に0.5V低下し、Idsは電源線10の電位を上昇させない場合に比べて1/2となり、Vth検出値が0に近づくことを抑制できる。
このように、本実施形態によれば、複数の制御線が束ねられ、配線同士が電気的に接続されている場合において、閾値電圧検出用トランジスタTthを制御することにより、駆動トランジスタTdのゲート・ドレインの間を電気的に短絡し、駆動トランジスタTdのゲートを介してドレイン・ソース間に電流を流す第1の工程から、各画素領域に対応する走査線に順次走査信号を供給することにより、画素信号線から画素信号を順次各画素領域に供給する第2の工程に移るとき、各画素領域における駆動トランジスタTdのゲート・ソース間の電位差を第1の工程よりも小さくする。その結果、駆動トランジスタTdのドレインとソースとの間に流れる電流量を低減することができ、表示画像の輝度バラツキを抑制することが可能となる。なお、上記した電位差をより小さくする具体的な手段としては、電源線10の電位を制御する方法やTth制御線11の電位を制御する方法等が考えられる。
本発明の実施の形態1を説明するための画像表示装置の1画素に対応する画素回路の構成を示す図である。 図1に示した画素回路上にトランジスタの寄生容量および有機発光素子容量を示した回路構成を示す図である。 図2に示した画素回路の一般的な動作を説明するためのシーケンス図である。 図3に示した準備期間の動作を説明する図である。 図3に示した閾値電圧検出期間の動作を説明する図である。 図3に示した書き込み期間の動作を説明する図である。 図3に示した発光期間の動作を説明する図である。 実施の形態1にかかる画像表示装置の表示部における配線構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる制御手法を説明するためのシーケンス図である。 図8に示すような配線構成がなされた画像表示装置における隣接する2画素分の画素回路を抽出して示した図である。 駆動トランジスタTdのソースに対するゲート電位Vgsと、ドレイン・ソース間電流値の平方根(Ids)1/2の関係(V−I1/2特性)を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる制御手法を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
10 電源線
11 Tth制御線
12 マージ線
13,13−1〜13−3 走査線
14 画像信号線
OLED 有機発光素子
Td 駆動トランジスタ
Tth 閾値電圧検出用トランジスタ
Ts,Tm スイッチングトランジスタ
Cs 閾値電圧保持容量

Claims (2)

  1. 複数の走査線と、
    前記走査線と立体交差する複数の画像信号線と、
    前記走査線と前記画像信号線との各交差領域もしくはこの近傍領域に配列される複数の画素領域と、
    前記画素領域のそれぞれに接続された複数種の複数の制御線と、
    を備え、
    前記画素領域のそれぞれは、
    発光素子と、
    第1端子と、第2端子と、該第1端子と該第2端子との間の通電状態を制御するための制御信号が入力される制御端子とを有し、前記第1端子が前記発光素子と接続され、前記発光素子を駆動するドライバ素子と、
    第1端子と、第2端子と、該第1端子と該第2端子との間の通電状態を制御するための制御信号が入力される制御端子とを有し、前記第1端子が前記ドライバ素子の前記制御端子と接続され、前記第2端子が前記ドライバ素子の前記第1端子と接続された第1のスイッチング素子と、
    第1端子と、第2端子とを有し、該第1端子が前記ドライバ素子の前記制御端子と接続された保持容量と、
    第1端子と、第2端子と、該第1端子と該第2端子との間の通電状態を制御するための制御信号が入力される制御端子とを有し、前記第1端子が前記保持容量の前記第2端子と接続され、前記第2端子が前記画像信号線と接続され、前記制御端子が前記走査線と接続された第2のスイッチング素子と、
    第1端子と、第2端子と、該第1端子と該第2端子との間の通電状態を制御するための制御信号が入力される制御端子とを有し、前記第1端子が前記保持容量の前記第2端子と接続された第3のスイッチング素子と、
    を有し、
    前記複数種の複数の制御線は、供給する信号によって分類されるM種類(Mは1以上の整数)の配線から成り、前記制御線の一端側が同種の前記配線毎に複数本ずつ束ねられ、該束ねられた同種の配線同士が電気的に接続されているとともに、
    前記M種類の配線は、前記ドライバ素子の前記第2端子及び前記第3のスイッチング素子の前記第2端子に直接または間接的に電源電圧を供給する、前記走査線と同じ数の電源線と、
    前記第1のスイッチング素子を制御する制御信号を前記第1のスイッチング素子の前記制御端子に供給する駆動線と、
    前記第3のスイッチング素子を制御する制御信号を前記第3のスイッチング素子の前記制御端子に供給するマージ線と、
    を含んで構成されており、
    前記複数の走査線のうち、少なくとも一つの前記走査線に走査信号が供給されている間における前記ドライバ素子の前記制御端子と前記ドライバ素子の前記第2端子の間の電位差が、前記ドライバ素子の閾値電圧を検出する間における前記ドライバ素子の前記制御端子と前記ドライバ素子の前記第2端子の間の電位差よりも小さくなるように前記電源線の電位が制御されることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記制御線を制御するための駆動ICを設け、互いに束ねられ電気的に接続された同種の配線同士が前記駆動ICの同じ端子に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
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