JP5241916B2 - ワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システム - Google Patents

ワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システム Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システムに関するものである。
ワイヤ放電加工機のワイヤ走行系では、ワイヤ送りの際にテンション変動が起こると加工物にスジがつくなどの影響が出ることが知られており、テンション変動が少ないように調整する必要がある。ワイヤ走行系は複数のプーリ、モータなどの部品で構成されており、ワイヤ放電加工機を長期に使用していると、プーリなどの走行系が磨耗したり偏心したりして振動を起こし、それがテンション変動を起こすため、部品交換などのメンテナンスが必要である。
そこで、従来技術では、ワイヤ走行系にテンション計を取付け、一定速度でワイヤを送り、テンション変動を計測し、変動が大きくなっている場合に、部品交換を行なっていた。また、特許文献1では、放電加工機に使用される各要保守部品の積算使用時間を求め、この積算使用時間の基準時間に対する百分率データを求め、この百分率データに基づき各要保守部品の交換時期を判別している。
特開昭59−115124号公報
しかしながら、テンション計を設ける従来技術では、テンション計が必要で、ユーザの機械の計測をするには、サービス会社のサービスマンが計測器を持ってユーザの工場を訪問して計測する必要があった。またどの部品が交換必要なのかの判定は、経験に頼っており、調整に時間とコストがかかっていた。また、特許文献1の従来技術では、各部品の積算使用時間のみから交換時期を判別しているので、各部品毎の交換時期を正確に判別できないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ワイヤ走行系で用いられる各種部品の保守時期を、計測器を用いることなく正確に判断することが可能なワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ワイヤ走行系のワイヤのテンションに対応する物理量を計測する計測手段と、前記計測手段が計測した物理量を記録する記録手段とを備えるワイヤ放電加工機と、前記記録された物理量の平均値、ばらつき、および周波数解析データのうちの少なくとも一つを物理量の解析結果として求める解析手段と、前記解析結果を基準値と比較し、比較結果に基づき保守の要否を判定する判定手段と、前記判定結果を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ワイヤ走行系のワイヤのテンションに対応する物理量を計測し、計測された物理量の平均値、ばらつき、および周波数解析データのうちの少なくとも一つを物理量の解析結果として求め、この解析結果を基準値と比較し、比較結果に基づき保守の要否を判定することとしているので、ワイヤ走行系で用いられる各種部品の保守時期を、計測器を用いることなく正確に判断することが可能となる。
図1は、ワイヤ放電加工装置のワイヤ走行系の部品構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1にかかるワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システムの制御構成例を示す図である。 図3は、変動記録ファイルの記録動作手順を示すフローチャートである。 図4は、変動解析手順および保守要否判定手順を示すフローチャートである。 図5は、エンコーダデータ波形、エンコーダ差分データ波形およびFFT解析波形を示す図である。 図6は、正常な機械および滑りが発生している機械のエンコーダ差分データ波形を示す図である。 図7は、良好な機械および保守が必要な機械のFFT解析波形を示す図である。 図8は、ワイヤ走行系の各部品の直径、対応周波数などを示す図である。 図9は、FFT解析結果の周波数範囲毎の振幅判定値、メッセージを示す図である。 図10は、実施の形態2にかかるワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システムの制御構成例を示す図である。 図11は、実施の形態3にかかるワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システムの制御構成例を示す図である。
1 ワイヤ送給部
2 上部ワイヤガイド部
3 下部ワイヤガイド部
4 ワイヤ回収部
10 ワイヤ(電極ワイヤ)
11 ワイヤボビン
13 MTローラ(メインテンションローラ)
13a,13b MTピンチローラ
14 MTモータ
15 エンコーダ
16 ワイヤ押さえローラ
17 下部ローラ
18 回収ローラ
18a 回収ピンチローラ
19 回収モータ
20 ワーク加工空間
31 変動記録部
31a モータ制御部
32 変動解析部
33 保守要否判定部
34 表示部
35 変動記録ファイル
36 変動解析結果ファイル
37 判定基準データ
70 ウェブサーバ(サーバ)
90 ワイヤ放電加工機械
95 NCコントローラ
100 ワイヤ放電加工装置
W ワーク
以下に、本発明にかかるワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、ワイヤ放電加工機械90のワイヤ走行系の構成例を示すものである。図1に示すように、ワイヤ放電加工機械は、機械本体側に設けられたワイヤ送給部1および上部ワイヤガイド部2と、加工槽側に設けられた下部ワイヤガイド部3およびワイヤ回収部4とを備えている。
ワイヤ送給部1には、電極ワイヤ(以下単にワイヤという)10が巻装されていて電極ワイヤ10を繰出すワイヤボビン11と、送りローラ12a,12bと、メインテンションローラ(以下、MTローラという)13と、MTピンチローラ13a,13bと、MTローラ13をベルト駆動するMTモータ14と、MTモータ14の回転軸に取り付けられたエンコーダ15とが備えられている。上部ワイヤガイド部2には、一対のワイヤ押さえローラ16が設けられている。ワイヤ回収部4には、下部ローラ17と、回収ローラ18と、回収ローラ18を回転駆動する回収モータ19と、回収ピンチローラ18aが設けられている。
MTローラ13は、ワイヤボビン11と上部ワイヤガイド部2の間のワイヤ走行経路に配置され、MTモータ14によってベルト駆動されることで、ワイヤ10の走行を制動してワイヤ10に張力を与える。MTローラ13には、MTローラ13との間にワイヤ10を挟み込む2つのMTピンチローラ13a,13bが押圧されている。ワイヤ押さえローラ16は、ワイヤ10の牽引走行方向には回転自在であるが、その逆方向には回転せず、ワイヤ10がワークWを加工中にワーク加工空間20で断線したときに、MTローラ13により巻上げられて上部ワイヤガイド部2から抜けてしまうのを防止する。回収モータ19は、回収ローラ18を回転駆動して、回収ローラ18と回収ピンチローラ18aとの間を走行するワイヤ10を、図示しないワイヤ回収箱に回収する。
このワイヤ走行系においては、回収モータ19およびMTモータ14を回転駆動することで、ワイヤボビン11から繰出されたワイヤ10を、送りローラ12a,12b、MTローラ13、ワイヤ押さえローラ16、ワーク加工空間20、下部ワイヤガイド部3、下部ローラ17、回収ローラ18を介して所定の速度で牽引しかつ回収する。MTモータ14の回転軸には、MTモータ14の回転を制御するためにエンコーダ15が直結されており、エンコーダ15からは位置信号としてのエンコーダデータ(エンコーダパルス)が出力される。
図2は、実施の形態1に係るワイヤ走行系保全システムを示すブロック図である。本実施の形態1に係る保全システムにおいては、ユーザ工場などに配されるワイヤ放電加工装置100内に、全ての必要な構成要素が配されている。ワイヤ放電加工装置100は、ワイヤ放電加工機械90と、このワイヤ放電加工機械90を制御するNCコントローラ95とから構成されている。
NCコントローラ95には、変動記録部31、変動解析部32、保守要否判定部33と、表示部34が備えられている。変動記録部31は、保守モードの際に、回収モータ19およびMTモータ14を駆動制御するモータ制御部31aを有し、モータ制御部31aによって回収モータ19およびMTモータ14を駆動した状態で、テンション計測部としてのエンコーダ15の出力を所定の時間の間、所定のサンプリング周期でサンプリングし、サンプリングしたエンコーダデータを変動記録ファイル35に記録する。変動解析部32は、変動記録ファイル35に記録されたエンコーダデータを解析して、平均値δおよび標準偏差σの算出と周波数解析(FFT処理)を行い、これらの解析結果を変動解析結果ファイル36に記録する。保守要否判定部33は、変動解析結果ファイル36に記録された各解析データを判定基準データ37と比較することによって保守の要否を判定し、その判定結果を表示部34に表示する。表示部34には、保守の要否を示す各種メッセージが表示される。
図3は、変動記録部31によって行われるデータ収集手順を示すものである。まず、変動記録部31は、回収モータ19に所定の回転指令を与えワイヤ10を送給する(ステップS100)。また、変動記録部31は、MTモータ14に所定の逆回転指令を与えワイヤ10に所要のテンションをかける(ステップS110)。これにより、ワイヤ10に対し所定のテンションをかけた状態で、ワイヤ10を所定の速度で送給する。変動記録部31は、所定の時間(数秒間)待って、ワイヤの走行状態が安定するのを待ち(ステップS120)、その後、今回の変動記録を記録するべき変動記録ファイル35を作成し、変動記録ファイル35に変動記録を書き込み可能な状態とする(ステップS130)。作成された変動記録ファイル35には、記録開始の日付、時刻など所要の情報も記録される。
その後、変動記録部31は、エンコーダ15からのエンコーダデータを、所定のサンプリング周期で、所定の時間の間読み取り、読み取ったエンコーダデータを順次、変動記録ファイル35に記録する(ステップS140〜S160)。所定の時間分のデータ記録が終了すると、変動記録ファイル35が閉じられる(ステップS170)。
図4は、変動解析部32によって行われる変動解析処理の手順と、保守要否判定部33によって行われる保守要否判定処理の手順を示すものである。変動解析部32は、記録された変動記録ファイル35を開き、開いた変動記録ファイル35から、第1番目のサンプリング時点のエンコーダ記録値と、次の第2番目のサンプリング時点のエンコーダ記録値とを読み出す(ステップS210,S220)。図5(a)は、所定のサンプリング周期で所定の時間の間サンプリングしたエンコーダパルスの時系列データを示すものである。
変動記録部31は、読み出した第1番目のサンプリング時点のエンコーダ記録値と、第2番目のサンプリング時点のエンコーダ記録値との差をとることで、エンコーダデータの微分をとってMTモータ14の回転速度を算出し、算出した差分データ(速度データ)をエンコーダ値差分ファイル40に記録する。つぎに、変動記録部31は、第3番目のサンプリング時点のエンコーダ記録値を変動記録ファイル35から読み出し、第2番目のサンプリング時点のエンコーダ記録値と、第3番目のサンプリング時点のエンコーダ記録値との差をとることで、MTモータ14の回転速度を算出し、算出した差分データ(速度データ)をエンコーダ値差分ファイル40に記録する。このような処理を繰り返すことにより、サンプリング個数に対応する多数の差分データを取得する(ステップS230,S240)。図5(b)は、図5(a)に示したエンコーダデータに対応する差分データの一例を示すものである。
変動解析部32は、エンコーダ値差分ファイル40に記録されたエンコーダ差分データの平均値δおよびばらつき(例えば、標準偏差σ)を計算する(ステップS250)。保守要否判定部33は、計算された平均値δを基準値C1と比較し、平均値δが基準値C1を下回ったときに、ワイヤ走行系に滑りが発生してテンション値が低下していると判断し、その旨を表示部34に表示する(ステップS260,S270)。また、保守要否判定部33は、計算された標準偏差σを基準値C2と比較し、標準偏差σが基準値C2を上回っているときに、ワイヤ走行系にテンション変動が発生していると判断し、その旨を表示部34に表示する(ステップS260,S270)。
図6(a)は、正常な機械の差分データの波形を示すもので、図6(b)は滑りとテンション変動が発生している機械の差分データの波形を示すものである。図6(a)に示すように、正常な機械の場合は、例えば、所定時間(この場合14.22ms)当たりのエンコーダパルスの通過数の平均δは48前後の値をとり、標準偏差σは1を下回る。これに対し、図6(b)に示すように、滑りが発生している機械の場合は、例えば、所定時間(14.22ms)当たりのエンコーダパルスの通過数の平均δは45を下回り、テンション変動がある場合は、標準偏差σは2を上回る。このような機械の挙動を考慮し、適切な基準値C1,C2を設定している。
つぎに、変動解析部32は、エンコーダ差分データの周波数解析(FFT処理)を行い(ステップS280)、周波数解析結果を周波数解析ファイル41に保存する。保守要否判定部33は、周波数解析ファイル41に保存された周波数解析結果に基づいてワイヤ走行系の各部での異常を別々に判定し(ステップS290)、異常発生の有無に応じて、表示部34に所定のメッセージを表示して、ユーザにメインテナンスを促す(ステップS300)。
図5(c)は、図5(b)に示したエンコーダ差分データの周波数解析結果を示すものであり、横軸は周波数であり、縦軸は出力レベルとしての速度変動振幅である。また、図7(a)は、メインテナンスの不要な良好な機械の周波数解析結果を示すものであり、図7(b)は、メインテナンスが必要な機械の周波数解析結果を示すものである。また、図8は、図7に示した周波数解析に用いたワイヤ走行系の各種部品の直径、回転数などを示すものである。図8には、周波数解析結果における各部品に対応する周波数(対応周波数)と、周波数解析結果から異常判断(保守要否判断)を行うための振幅判定値C3が、各部品毎に示されている。
図8に示すように、各部品の直径(mm)は、ワイヤボビン11が160、MTローラ13が80、MTピンチローラ13a,13bが50、ワイヤ押さえローラ16が18、下部ローラ17が40、回収ローラ18が80,MTモータ14の回転軸が40としており、これら各部品の直径によって周波数解析結果における周波数軸上での相対位置が決定される。図7に示す周波数解析結果においては、エンコーダ15としては、1回転当たり4000パルスを出力するものを用いている。回収モータ19およびMTモータ14の回転数を変化させ、ワイヤ10の送り速度を変化させると、これに応じて図7に示す周波数解析結果における、各部品の対応周波数の絶対値は変化するが、各部品の対応周波数間の相対位置は基本的には変化しない。
したがって、図7(a)に示すように、各部品の対応周波数は、各部品の直径が大きいものほど低くなり、直径が小さいものほど高くなる。具体的には、この場合、各部品の対応周波数(Hz)は、ワイヤボビン11が0.432、MTローラ13が0.864、MTピンチローラ13a,13bが1.383、ワイヤ押さえローラ16が3.841、下部ローラ17が1.728、回収ローラ18が0.864,MTモータ14の回転軸が1.728となる。また、図8において、各部品に対するメンテンナンスの要否を判定するための振幅判定値C3としては、ワイヤボビン11が0.5、MTローラ13が1.0、MTピンチローラ13a,13bが0.7、ワイヤ押さえローラ16が0.5、下部ローラ17が0.6、回収ローラ18が1.0,MTモータ14の回転軸が0.6と、設定している。
NCコントローラ95には、図2に示した判定基準データ37として、ワイヤ走行系を構成する各部品毎に、図8に示すような、各部品と、対応周波数域と、振幅判定値C3との関連付けを示す関連付けテーブルを有しており、保守要否判定部33は、この関連付けテーブルを参照して、周波数解析結果を用いた保守要否判定を実行する。
図4に示したステップS290において、保守要否判定部33は、周波数解析ファイル41に保存した周波数解析結果から、各部品の対応周波数域に対応する出力レベル(速度変動振幅)を算出し、算出した各対応周波数域の出力レベルを関連付けテーブルに登録された各振幅判定値C3と夫々比較し、振幅判定値C3を越える出力レベルが存在する場合、例えば、図9に示すようなメッセージを表示部34に表示する。図9に示すように、対応周波数が0.4〜0.45Hzの箇所にレベル超過が発生した場合は、ワイヤボビン取付確認要である旨を表示し、対応周波数が0.75〜0.85Hzの箇所にレベル超過が発生した場合は、MTローラまたは回収ローラが清掃要である旨を表示し、対応周波数が1.3〜1.4Hzの箇所にレベル超過が発生した場合は、ピンチローラが清掃要である旨を表示し、対応周波数が1.65〜1.8Hzの箇所にレベル超過が発生した場合は、下部ローラまたはMTモータ軸が清掃要である旨を表示し、対応周波数が3.7〜3.9Hzの箇所にレベル超過が発生した場合は、ワイヤ押さえローラが清掃要である旨を表示する。この方法により、特定の部品が摩耗したり偏心したりしてテンション変動を起こしている状態を見分けることができる。
つぎに、図4のステップS310〜S330においては、周波数解析ファイル41に保存された周波数解析結果を用いて図8に示した対応周波数域が特定された部品以外の部品が原因の振動(その他部品が原因の振動)の発生の有無を判定している。その他部品が原因の振動は、図7(b)に示すように、周波数解析結果において、最も径の小さいローラの対応周波数(この場合は、最も径の小さなワイヤ押さえローラ16の対応周波数域3.7〜3.9Hz)よりも大きな周波数域で発生することが多いことが本発明者による実験により判明した。そこで、保守要否判定部33は、ステップS310において、周波数解析結果の各周波数成分のうちで、最も径の小さいローラの対応周波数よりも大きな周波数域での最大振幅成分を求め、この最大振幅成分が所定の基準値C4よりも大きい場合は、その他部品が原因の振動が発生していると判断し、その旨を表示部34に表示する(ステップS320、S330)。
このように実施の形態1では、ワイヤ走行系に設けたエンコーダによって検出した速度データの平均、ばらつきに基づいてワイヤ走行系での滑りを検出するようにしており、これによりワイヤ走行系で用いられる各種部品の保守時期を、新たな計測器を用いることなく正確に判断することが可能となる。また、実施の形態1では、ワイヤ走行系に設けたエンコーダによって検出した速度データの周波数解析を行い、この周波数解析結果に基づいてワイヤ走行系を構成する各部品の保守の要否を各部品毎に検出するようにしており、保守員がどの部品が保守が必要かを調査する必要がなくなり、調査のための時間、コストを削減でき、保守の作業性を向上させることが可能となる。また、この実施の形態1では、周波数解析結果に基づいて、その他部品が原因の振動の発生の有無を判定しており、その他部品が原因の振動に対する保守のきっかけを与えることが可能となる。
なお、上記実施の形態においては、ワイヤ走行系のテンション変動を計測するための物理量としてワイヤの走行速度を用い、ワイヤの走行速度をMTモータ14に取り付けたエンコーダ15によって計測するようにしたが、ワイヤの走行速度をワイヤ走行系に設けた回収モータ19や、ワイヤ押さえローラ16,下部ローラ17などの走行速度を検出することで計測するようにしてもよい。また、ローラやモータの走行速度を計測する計測手段としてエンコーダを採用したが、他の任意の検出手段によって走行速度を検出するようにしてもよい。また、ワイヤ走行系のテンション変動を計測するための物理量として、ワイヤの走行速度の他に、ワイヤの負荷荷重をロードセルによって検出するようにしてもよく、さらに他の物理量を用いてワイヤ走行系のテンション変動を計測してもよい。
また、図8に示した、各部品と、対応周波数域と、振幅判定値C3との関連付けを示す関連付けテーブルをワイヤ放電加工機の機種毎に用意し、機種に応じて関連付けテーブルを選択するようにしてもよい。
また、実施の形態1では、エンコーダ差分データの平均、ばらつきを用いた第1の判定と、エンコーダ差分データの周波数解析結果に基づく各部品の保守要否の判定としての第2の判定と、その他部品が原因の振動判定としての第3の判定を行うようにしたが、これら3つの判定の少なくとも1つを実行して、ワイヤ放電加工機の保守要否を判定するようにしてもよい。
実施の形態2.
図10は、実施の形態2のワイヤ走行系保全システムの構成例を示すものである。この実施の形態2においては、ワイヤ放電加工装置100では、NCコントローラ95に設けた変動記録部31によって、ワイヤ放電加工機械90のエンコーダ15のエンコーダデータを、前記同様にして変動記録ファイル35に記録する。NCコントローラ95には、変動記録部31が記録した変動記録ファイル35を外部に電子ファイルとして取り出せる外部インタフェースを設ける。
一方、保守要員のパーソナルコンピュータ(PC)50には、実施の形態1と同様の、変動解析部32、保守要否判定部33、表示部34を設けており、保守要員のPC50でワイヤテンションの変動原因の判定、保守点検の要否の判定、その他部品が原因の振動の発生の有無の判定が可能としている。なお、変動解析部32、保守要否判定部33、表示部34を保守要員のパソコンに限らず、任意のパソコンに搭載するようにしてもよい。
実施の形態3.
図11は、実施の形態3のワイヤ走行系保全システムの構成例を示すブロック図である。実施の形態3のワイヤ走行系保全システムは、ワイヤ放電加工装置100とウェブサーバ70とで構成されている。ワイヤ放電加工装置100では、NCコントローラ95に設けた変動記録部31によって、ワイヤ放電加工機械90のエンコーダ15のエンコーダデータを、前記同様にして変動記録ファイル35に記録する。NCコントローラ95には、変動記録部31が記録した変動記録ファイル35を外部に電子ファイルとして取り出せる外部インタフェースを設ける。
また、インターネットに接続されたサーバ70上には、実施の形態1と同様の、変動解析部32、保守要否判定部33、表示部34を設けている。この実施の形態3のシステムにおいては、例えば、ユーザ工場のなどのPC60からサーバ70にアクセスして変動記録ファイル35をサーバ70にアップロードすれば、サーバ70は、前記同様、ワイヤテンションの変動原因の判定、保守点検の要否の判定、その他部品が原因の振動の発生の有無の判定を行って、その判定結果をPC60上に提示する。ユーザ工場のユーザは、PC60に提示された判定結果を参照して、保守の要否などを決めることが可能となる。
本発明にかかるワイヤ走行系保全システム及び保全方法は、ワイヤ放電加工機の保全に有用である。

Claims (11)

  1. ワイヤ走行系のワイヤのテンションに対応する物理量を計測する計測手段と、前記計測手段が計測した物理量を記録する記録手段とを備えるワイヤ放電加工機と、
    前記記録された物理量の平均値、ばらつき、および周波数解析データのうちの少なくとも一つを物理量の解析結果として求める解析手段と、
    前記解析結果を基準値と比較し、比較結果に基づき保守の要否を判定する判定手段と、
    前記判定結果を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とするワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システム。
  2. 前記計測手段は、ワイヤの走行速度を計測することを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システム。
  3. 前記計測手段は、ワイヤ走行系の回転部品に取り付けたエンコーダから出力されるエンコーダデータを微分して得た速度データを物理量として計測することを特徴とする請求項2に記載のワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システム。
  4. 前記判定手段は、平均値が第1の基準値を下回ったときに、保守が必要と判断し、ばらつきが第2の基準値を上回ったときに、保守が必要と判断することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載のワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システム。
  5. 前記判定手段は、ワイヤ走行系に備えられた複数の部品と、前記周波数解析データにおける対応周波数域と、第3の基準値とが関連付けれた関連付けテーブルを有し、
    前記判定手段は、周波数解析データにおける前記各対応周波数域の出力レベルを、対応する前記第3の基準値とそれぞれ比較し、各出力レベルが対応する第3の基準値を上回ったときに保守が必要と判定することによって各部品毎に保守の要否を判定し、前記表示手段には、部品単位の判定結果を表示することを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載のワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システム。
  6. 前記関連付けテーブルには、複数の部品と、対応周波数域と、第3の基準値との関係が、機種毎に夫々設定されていることを特徴とする請求項5に記載のワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システム。
  7. 前記判定手段は、前記複数の部品の対応周波数域のうちの最大の対応周波数域よりも大きな周波数領域に、第4の基準値を上回る出力レベルが発生した際に、前記関連付けテーブルに登録された部品以外の部品が原因の振動発生と判定することを特徴とする請求項5に記載のワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システム。
  8. 前記解析手段、判定手段および表示手段は、ワイヤ放電加工機に搭載されることを特徴とする請求項1〜7の何れか一つに記載のワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システム。
  9. 前記解析手段、判定手段および表示手段は、パーソナルコンピュータに搭載されることを特徴とする請求項1〜7の何れか一つに記載のワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システム。
  10. 前記解析手段、判定手段および表示手段は、インターネットによりアクセス可能なサーバ上に搭載されることを特徴とする請求項1〜7の何れか一つに記載のワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システム。
  11. ワイヤ走行系のワイヤのテンションに対応する物理量を計測する計測ステップ、
    前記計測した物理量を記録する記録ステップと、
    前記記録された物理量の平均値、ばらつき、および周波数解析データのうちの少なくとも一つを物理量の解析結果として求める解析ステップと、
    前記解析結果を基準値と比較し、比較結果に基づき保守の要否を判定する判定ステップと、
    前記判定結果を表示する表示ステップと、
    を備えることを特徴とするワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全方法。
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