JPS6017653B2 - ワイヤカツト放電加工機のワイヤ電極断線検出装置 - Google Patents
ワイヤカツト放電加工機のワイヤ電極断線検出装置Info
- Publication number
- JPS6017653B2 JPS6017653B2 JP8158282A JP8158282A JPS6017653B2 JP S6017653 B2 JPS6017653 B2 JP S6017653B2 JP 8158282 A JP8158282 A JP 8158282A JP 8158282 A JP8158282 A JP 8158282A JP S6017653 B2 JPS6017653 B2 JP S6017653B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire electrode
- wire
- roller
- electrical discharge
- detection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はワイヤカット放電加工機のワイヤ電極断線検出
装置に関する。
装置に関する。
ワイヤカット放電加工機は被加工物とワイヤ電極とを微
小間隙をおいて対向させ、その両者に通電して該微小間
隙中に放電を生ぜしめ、この放電ェネルギ−によって被
加工物に加工作用を及ぼすものであり、被加工物に所望
の寸法、形状による加工を施すために被加工物とワイヤ
電極との間には更に相対移動を与える構成が探られる。
小間隙をおいて対向させ、その両者に通電して該微小間
隙中に放電を生ぜしめ、この放電ェネルギ−によって被
加工物に加工作用を及ぼすものであり、被加工物に所望
の寸法、形状による加工を施すために被加工物とワイヤ
電極との間には更に相対移動を与える構成が探られる。
すなわち〜一般的には被加工物を水平面内の×，Ｙ両方
向に加工進捗に合わせて微小量ずつ送り「一方「ワイヤ
亀極をその線材方向に送る構成が探られている。このよ
うにワイヤ電極は常にその線材方向に送られることによ
って放電時の蟹極消耗による断線事故の発生を予防する
処理が探られているが、断線事故の発生を完全に防止す
ることは不可能である。被ってワイヤ懸樋の断線が発生
したときにこの断線を検出してその後にワイヤ電極の張
り替えを自動的に遂行し、ワイヤ力ツト放蟹加工を再開
し得るようにする改善方法や装置は既に提案されている
。従って本発明の目的はこのような改善装置の−環とし
てワイヤ電極の断線発生時にワイヤ函極送給装置より放
電加工部に達するワイヤ蝿極送給路に設けられているガ
イドローラからワイヤ磁極がはずれることを防止してワ
イヤ蟹機張り替え処鷹を迅速に達成可能にすべく、ワイ
ヤ蟹極の断線を正確に検出するワイヤ力ット放鰭加工機
のワイヤ電極断線検出菱贋を提供するものである。
向に加工進捗に合わせて微小量ずつ送り「一方「ワイヤ
亀極をその線材方向に送る構成が探られている。このよ
うにワイヤ電極は常にその線材方向に送られることによ
って放電時の蟹極消耗による断線事故の発生を予防する
処理が探られているが、断線事故の発生を完全に防止す
ることは不可能である。被ってワイヤ懸樋の断線が発生
したときにこの断線を検出してその後にワイヤ電極の張
り替えを自動的に遂行し、ワイヤ力ツト放蟹加工を再開
し得るようにする改善方法や装置は既に提案されている
。従って本発明の目的はこのような改善装置の−環とし
てワイヤ電極の断線発生時にワイヤ函極送給装置より放
電加工部に達するワイヤ蝿極送給路に設けられているガ
イドローラからワイヤ磁極がはずれることを防止してワ
イヤ蟹機張り替え処鷹を迅速に達成可能にすべく、ワイ
ヤ蟹極の断線を正確に検出するワイヤ力ット放鰭加工機
のワイヤ電極断線検出菱贋を提供するものである。
すなわち、本発明によれば、被加工物とワイヤ電極とを
微小間隙をもって対向し、被加工物とワイヤ蟹極とに通
電して前記微小間隙に放食させるとともに被加工物とワ
イヤ電極とを相対的に移動させて被加工物を加工するワ
イヤ力ット放鰭加工機において、ワイヤ亀極ＩＪールに
収納されているワイヤ函機を所定の速度まで糠出すワイ
ヤ亀極送給装魔と「放電加工部の上方にあり前記ワイヤ
蝿極送給装置から繰出されたワイヤ電極を案内するガィ
ドロ−ラと、前記放電加工部を通過したワイヤ蟹極を巻
上げるワイヤ電極巻上げ装層と「前記ワイヤ電極送給装
置と前記ガイド。ーラとの間に設けられ、ワイヤ電極の
送り案内をしつつワイヤ鰭極に適正張力を与えるダンシ
ングローラと、前記ダンシングローラに接近配慮されて
該ダンシングローラの過剰変位を感知することによって
ワイヤ電極が断線したことを検知するワイヤ磁極断線検
知装置と、前記放電加工部の上方に設けられてワイヤ電
極の放電加工部に向う前進送りのみを許容するように保
持するワイヤ電極クランプ装置と、前記ワイヤ電極断線
検知装置の検知信号を受けて前記ワイヤ電極送給装置を
迅速博動させる制御装置とを具備して構成されることを
特徴とするワイヤカット放電加工機のワイヤ電極断線検
出装置が提供される。以下、本発明を添付図面に基づき
詳細に説明する。
微小間隙をもって対向し、被加工物とワイヤ蟹極とに通
電して前記微小間隙に放食させるとともに被加工物とワ
イヤ電極とを相対的に移動させて被加工物を加工するワ
イヤ力ット放鰭加工機において、ワイヤ亀極ＩＪールに
収納されているワイヤ函機を所定の速度まで糠出すワイ
ヤ亀極送給装魔と「放電加工部の上方にあり前記ワイヤ
蝿極送給装置から繰出されたワイヤ電極を案内するガィ
ドロ−ラと、前記放電加工部を通過したワイヤ蟹極を巻
上げるワイヤ電極巻上げ装層と「前記ワイヤ電極送給装
置と前記ガイド。ーラとの間に設けられ、ワイヤ電極の
送り案内をしつつワイヤ鰭極に適正張力を与えるダンシ
ングローラと、前記ダンシングローラに接近配慮されて
該ダンシングローラの過剰変位を感知することによって
ワイヤ電極が断線したことを検知するワイヤ磁極断線検
知装置と、前記放電加工部の上方に設けられてワイヤ電
極の放電加工部に向う前進送りのみを許容するように保
持するワイヤ電極クランプ装置と、前記ワイヤ電極断線
検知装置の検知信号を受けて前記ワイヤ電極送給装置を
迅速博動させる制御装置とを具備して構成されることを
特徴とするワイヤカット放電加工機のワイヤ電極断線検
出装置が提供される。以下、本発明を添付図面に基づき
詳細に説明する。
図は本発明によるワイヤカット放電加工機のワイヤ電極
断線検出装置の構成、配線を示す機構図である。同図に
おいて〜 ワイヤカット放電加工機は被加工物Ｗとワイ
ヤ蟹極１０との間に微小間隙を保った状態で被加工物Ｗ
に通電するとともに、ワイヤ蟹極１０１こも給露子１２
？ １２を介して通蟹を行い、その結果被加工物Ｗとワ
イヤ電極ＩＱとの間で生じる放電ェネルギによって被加
工物Ｗに加工を施すものである。そしてこの被加工物Ｗ
とワイヤ電極亀０との対向部が放電加工部を形成してい
るものである。さて「ワイヤ電極１■は予めワイヤ電極
リール１亀に充分な量が巻回収納されており、このワイ
ヤ電極リール１＆からワイヤ鰭極綴出モー夕１８の作用
で繰り出される。ワイヤ鰭樋１Ｍま更に押圧ロー１８と
ワイヤ鰭極送給ローラ２０の回転駆動を受けるワイヤ電
極送総ローラ２２とからなるワイヤ電極送給機構で前進
送給され、後述するダンシングローラ２４を経由して放
電加工部の上方領域に設けられているガイドローラ２６
に到る。このガイドローラ２６を通過したワイヤ電極１
Ｑ‘ま更に案内ローラ２８とこれに接触したワイヤ電極
新線線出し用の新線線出しローラ３０との間を通過する
。この新線操出しローラ３８亀ま新線線出用の騒動モー
タ３２によって回転駆動されもので、駆動モータ３２自
体は通常の放電加工時には非作動状態にあるが「後述の
ようにワイヤ電極１０１こ断線が生じたときに作動され
る。前記ワイヤ電極線出モータ１６、ワイヤ電極送給モ
ータ２０および駆動モータ３２はそれぞれトルクモータ
で、ワイヤ電極に適正な張力を与えている。駆動モータ
３２は、前記モータ１６およびモータ２０１こ比べて低
いトルクのモータである。それらのモータ８は適宜制御
装置によって駆動停止の制御が行なわれる。案内ローラ
２８と新線繰出ローラ３０との間を通過したワイヤ電極
竃川ま圧力水流入口３４ａと圧力水噴出ノズル３４ｂと
からなり、ワイヤ電極１０の断線時に新線を放電加工部
へ送入する新緑送入装置３４を経由する。次いでワイヤ
電極ＩＱはワイヤ電極クランプ装置３６を通過する。こ
のワイヤ電極クランプ装瞳３６は逆転防止機構付ローラ
３８とこのロ−ラ３８にばね４２のばね力で常時押圧さ
れているクランプローラ４０とを有し、通常はこれら両
ローラ３８，４０の間に抜圧されながらワイヤ電極１０
‘ま更に放電加工部へ進むのである。なお、上述の如く
ローラ３８は逆転防止機構を有しているので、両ローラ
３８，４０の間に侠圧されたワイヤ電極１０は両ローラ
３８．４０が庄接状態にある限り、これらのローラの間
を逆進することはないのである。なお、クランプｏ−ラ
４０は支点４４に松着された二又リンク４６の一方の腕
４８の先端に松着されており、他方の腕５０の先端には
案内ローラ５２が松着されている。そして常時はこの案
内ローラ５２を介して上述のローラ３８，４０の間にワ
イヤ電極１０は送入されているが、腕５０の中央部に配
設された例えばエアーシリンダからなる圧力応鰯アクチ
ュヱータ５４のピストン禅によって二又リンク４６がば
ね４２のばね力に抗して支点４４の周りに旋回せしめら
れると、クランプローラ４０は逆転防止機構付ローラ３
８から解離されるので、両ローラ３８，４０の間にワイ
ヤ電極１０の大きな通過ギャップが形成されるのである
。さて、ワイヤ電極クランプ装置３６を通過したワイヤ
電極１０は放電加工部の直上方と直下方で適宜のワイヤ
ガイド５６，５６によって位贋決めされながら被加工物
Ｗと対向する放電加工部を通過し、その後は押付ローラ
５８とワイヤ電極巻上げローラ６０との間を通った後に
巻き上げリール（図示なし）上に巻き上げられる。この
際にワイヤ電極巻上げローラ６０はワイヤ電極巻上げモ
ータ６２によって巻上げ駆動されるようになつている。
上述のようにワイヤ電極１０は放電加工時に一定の経路
を通過する間に被加工物Ｗに放電加工を施すが、本発明
によれば、上述した諸要素、諸装置のうち、ダンシング
ローラ２４は支点７０に枢着されたりンク７２の先端に
枢着された一定の重さを有するローラとして設けられて
いることが重要な一特徴である。
断線検出装置の構成、配線を示す機構図である。同図に
おいて〜 ワイヤカット放電加工機は被加工物Ｗとワイ
ヤ蟹極１０との間に微小間隙を保った状態で被加工物Ｗ
に通電するとともに、ワイヤ蟹極１０１こも給露子１２
？ １２を介して通蟹を行い、その結果被加工物Ｗとワ
イヤ電極ＩＱとの間で生じる放電ェネルギによって被加
工物Ｗに加工を施すものである。そしてこの被加工物Ｗ
とワイヤ電極亀０との対向部が放電加工部を形成してい
るものである。さて「ワイヤ電極１■は予めワイヤ電極
リール１亀に充分な量が巻回収納されており、このワイ
ヤ電極リール１＆からワイヤ鰭極綴出モー夕１８の作用
で繰り出される。ワイヤ鰭樋１Ｍま更に押圧ロー１８と
ワイヤ鰭極送給ローラ２０の回転駆動を受けるワイヤ電
極送総ローラ２２とからなるワイヤ電極送給機構で前進
送給され、後述するダンシングローラ２４を経由して放
電加工部の上方領域に設けられているガイドローラ２６
に到る。このガイドローラ２６を通過したワイヤ電極１
Ｑ‘ま更に案内ローラ２８とこれに接触したワイヤ電極
新線線出し用の新線線出しローラ３０との間を通過する
。この新線操出しローラ３８亀ま新線線出用の騒動モー
タ３２によって回転駆動されもので、駆動モータ３２自
体は通常の放電加工時には非作動状態にあるが「後述の
ようにワイヤ電極１０１こ断線が生じたときに作動され
る。前記ワイヤ電極線出モータ１６、ワイヤ電極送給モ
ータ２０および駆動モータ３２はそれぞれトルクモータ
で、ワイヤ電極に適正な張力を与えている。駆動モータ
３２は、前記モータ１６およびモータ２０１こ比べて低
いトルクのモータである。それらのモータ８は適宜制御
装置によって駆動停止の制御が行なわれる。案内ローラ
２８と新線繰出ローラ３０との間を通過したワイヤ電極
竃川ま圧力水流入口３４ａと圧力水噴出ノズル３４ｂと
からなり、ワイヤ電極１０の断線時に新線を放電加工部
へ送入する新緑送入装置３４を経由する。次いでワイヤ
電極ＩＱはワイヤ電極クランプ装置３６を通過する。こ
のワイヤ電極クランプ装瞳３６は逆転防止機構付ローラ
３８とこのロ−ラ３８にばね４２のばね力で常時押圧さ
れているクランプローラ４０とを有し、通常はこれら両
ローラ３８，４０の間に抜圧されながらワイヤ電極１０
‘ま更に放電加工部へ進むのである。なお、上述の如く
ローラ３８は逆転防止機構を有しているので、両ローラ
３８，４０の間に侠圧されたワイヤ電極１０は両ローラ
３８．４０が庄接状態にある限り、これらのローラの間
を逆進することはないのである。なお、クランプｏ−ラ
４０は支点４４に松着された二又リンク４６の一方の腕
４８の先端に松着されており、他方の腕５０の先端には
案内ローラ５２が松着されている。そして常時はこの案
内ローラ５２を介して上述のローラ３８，４０の間にワ
イヤ電極１０は送入されているが、腕５０の中央部に配
設された例えばエアーシリンダからなる圧力応鰯アクチ
ュヱータ５４のピストン禅によって二又リンク４６がば
ね４２のばね力に抗して支点４４の周りに旋回せしめら
れると、クランプローラ４０は逆転防止機構付ローラ３
８から解離されるので、両ローラ３８，４０の間にワイ
ヤ電極１０の大きな通過ギャップが形成されるのである
。さて、ワイヤ電極クランプ装置３６を通過したワイヤ
電極１０は放電加工部の直上方と直下方で適宜のワイヤ
ガイド５６，５６によって位贋決めされながら被加工物
Ｗと対向する放電加工部を通過し、その後は押付ローラ
５８とワイヤ電極巻上げローラ６０との間を通った後に
巻き上げリール（図示なし）上に巻き上げられる。この
際にワイヤ電極巻上げローラ６０はワイヤ電極巻上げモ
ータ６２によって巻上げ駆動されるようになつている。
上述のようにワイヤ電極１０は放電加工時に一定の経路
を通過する間に被加工物Ｗに放電加工を施すが、本発明
によれば、上述した諸要素、諸装置のうち、ダンシング
ローラ２４は支点７０に枢着されたりンク７２の先端に
枢着された一定の重さを有するローラとして設けられて
いることが重要な一特徴である。
すなわち、このダンシングローラ２４はワイヤ電極１０
をガイドローラ２６に向けて送り案内すると共にワイヤ
電極送給ローフ２２からガイドローラ２６に到る間でワ
イヤ電極１０‘こ適正な張力を付与し、常時ほぼ一定の
送り率でワイヤ電極１０が放電加工部へ向けて前進送給
されるようにしているのである。従ってダンシングロー
ラ２４はワイヤ電極１０の送り率の変化に敏感に反応し
て一点鎖線で図示の如く支点７０の周りに変位し、常時
ワイヤ電極１０を適正緊張状態に維持する。しかも本発
明によれば、このダンシングローラ２４に接近した位置
にリミットスイツチ７４がワイヤ亀機１０の断線を検知
して信号を送出する断線検知手段として設けられている
のである。すなわち、放鰭加工部において断線が発生す
ると、ワイヤ電極１０は巻上げローラ６０の作動にもか
かわらず、放電加工部の上方域ではもはや定常時な巻上
げ力の作用が及ばず、またクランプ袋鷹３６の逆転防止
機構付ローラ３８とクランプｏ−ラ４０との庄薮力によ
るクランプ作用でワイヤ電機１０は停止する。しかもワ
イヤ電極操出モータ１６の作用とワイヤ電極送給ローラ
２２の送給作用によってガイドロ−ラ２６に向けてワイ
ヤ電極リール１４からの新線線出し‘ま継続するので、
送給ローラ２２とガイドローラ２６との間でワイヤ電極
の余剰が生ずる。依ってダンシングローラ２４はこの余
剰に応じて下向し、遂にはリンク７２がリミットスイッ
チ７４に当接してこれを作動させ、ワイヤ電極１０の断
線発生を検知することができるのである。つまり、断線
検知手段を形成するりミットスイッチ７４は、ダンシン
グローラ２４が通常の張力付与作用のための変位より断
線発生によって過剰に変位するので、これを検知するこ
とによって断線発生を示す信号を制御装置７８に送入す
るのである。なお、７６はダンシングローラ２４の過剰
変位を一定位贋で止めるストツパである。さて、制御装
置７８は断線発生を示す信号を受信すると、直ちにワイ
ヤ電極線出モータ１６、ワイヤ電極送給モータ２０の両
者に停止信号を送出してこれら両モータ１６，２０を停
止させる。従ってワイヤ電極１０の送給作用が停止する
。故にワイヤ電極１０がガイドローラ２６からはずれ出
ることもないのである。この際に制御装置７８は更に被
加工物Ｗの送り機構や通電機構にも作動停止信号を送る
こともできる。この間に、放蚤加工部より下方の断線し
たワイヤ電極は、巻上げローラ６０の作用で巻き取られ
てしまう。次いで圧力応敷アクチュェータ５４を作動し
てクランプ装置３６のクランプ作用を一旦解除させ、制
御装鷹７８の信号で新線操出用の駆動モータ３２、ワイ
ヤ電極線出モータ１６およびワイヤ電極送給モータ２０
とを駆動させるとともに、圧力水による新線送入装直３
４も作動させる。ワイヤ電極１０の新線が圧力水の噴出
ェネルギの作用によってクランプ装置３６の解除された
間隙を通過して放電加工部へ、更にはワイヤ電極巻上げ
ローラ６０まで桑内送入され、再度ワイヤ鰭極１０が自
動的に装填されるのである。新しいワイヤ電極が巻上ロ
ーラ６Ｑに喰い付くと、ワイヤ電極巻上げローラ６０の
回転速度がワイヤ電極送給ローラ２２の回転速度より大
きく設定してあるので「 ワイヤ電極１０が引張られて
ダンシングローラ２４は過剰変位位贋から通常の位直へ
復帰し、断線検知手段のリミットスイッチ７４が非作動
状態に復帰する。このリミットスイッチ７４が非作動状
態に復帰したという信号によって制御菱贋７８は、新線
裸出用の騒動モータ３２および新綾送入装置３４の作動
を止め、同時に圧力応敷アクチュェータ５４のピストン
樺を元に戻してクランブローラ４０を逆転防止機礎付ロ
ーラ３８に庄唆させてクランプ作用を再開させ、放蟹加
工部で発生した断線の修復が完了するのである。こうし
てワイヤ電極１０の断線が正確に検知されるとともに、
その検知信号に従って放電加工部の上方ではワイヤ電極
ＩＱがガイドローラ２６からはずれるのを迅速に防止す
るので「その後直ちに断線修復を遂行し、断線検知手段
が非作動状態に復帰した状態で再び放電加工を再開させ
ることができるのである。以上の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、ワイヤカット放電加工機のワイヤ
鰭極送給路にダンシングローラを設け「通常の放蟹加工
時にはワイヤ電極の桑内送給と適正張力の付与とをおこ
なうと共に、ワイヤ電極の断線が発生したときにはこの
ダンシングローラの過剰変位を感知することによって断
線発生を検知するという一つのダンシングローラを多用
途に利用し、しかも断線発生の検知を正確に遂行してワ
イヤ電極がその経路外にはずれるのを防止し、以つて断
線修復を容易、かつ迅速に達成し得るようにした効果を
得ることができるのである。
をガイドローラ２６に向けて送り案内すると共にワイヤ
電極送給ローフ２２からガイドローラ２６に到る間でワ
イヤ電極１０‘こ適正な張力を付与し、常時ほぼ一定の
送り率でワイヤ電極１０が放電加工部へ向けて前進送給
されるようにしているのである。従ってダンシングロー
ラ２４はワイヤ電極１０の送り率の変化に敏感に反応し
て一点鎖線で図示の如く支点７０の周りに変位し、常時
ワイヤ電極１０を適正緊張状態に維持する。しかも本発
明によれば、このダンシングローラ２４に接近した位置
にリミットスイツチ７４がワイヤ亀機１０の断線を検知
して信号を送出する断線検知手段として設けられている
のである。すなわち、放鰭加工部において断線が発生す
ると、ワイヤ電極１０は巻上げローラ６０の作動にもか
かわらず、放電加工部の上方域ではもはや定常時な巻上
げ力の作用が及ばず、またクランプ袋鷹３６の逆転防止
機構付ローラ３８とクランプｏ−ラ４０との庄薮力によ
るクランプ作用でワイヤ電機１０は停止する。しかもワ
イヤ電極操出モータ１６の作用とワイヤ電極送給ローラ
２２の送給作用によってガイドロ−ラ２６に向けてワイ
ヤ電極リール１４からの新線線出し‘ま継続するので、
送給ローラ２２とガイドローラ２６との間でワイヤ電極
の余剰が生ずる。依ってダンシングローラ２４はこの余
剰に応じて下向し、遂にはリンク７２がリミットスイッ
チ７４に当接してこれを作動させ、ワイヤ電極１０の断
線発生を検知することができるのである。つまり、断線
検知手段を形成するりミットスイッチ７４は、ダンシン
グローラ２４が通常の張力付与作用のための変位より断
線発生によって過剰に変位するので、これを検知するこ
とによって断線発生を示す信号を制御装置７８に送入す
るのである。なお、７６はダンシングローラ２４の過剰
変位を一定位贋で止めるストツパである。さて、制御装
置７８は断線発生を示す信号を受信すると、直ちにワイ
ヤ電極線出モータ１６、ワイヤ電極送給モータ２０の両
者に停止信号を送出してこれら両モータ１６，２０を停
止させる。従ってワイヤ電極１０の送給作用が停止する
。故にワイヤ電極１０がガイドローラ２６からはずれ出
ることもないのである。この際に制御装置７８は更に被
加工物Ｗの送り機構や通電機構にも作動停止信号を送る
こともできる。この間に、放蚤加工部より下方の断線し
たワイヤ電極は、巻上げローラ６０の作用で巻き取られ
てしまう。次いで圧力応敷アクチュェータ５４を作動し
てクランプ装置３６のクランプ作用を一旦解除させ、制
御装鷹７８の信号で新線操出用の駆動モータ３２、ワイ
ヤ電極線出モータ１６およびワイヤ電極送給モータ２０
とを駆動させるとともに、圧力水による新線送入装直３
４も作動させる。ワイヤ電極１０の新線が圧力水の噴出
ェネルギの作用によってクランプ装置３６の解除された
間隙を通過して放電加工部へ、更にはワイヤ電極巻上げ
ローラ６０まで桑内送入され、再度ワイヤ鰭極１０が自
動的に装填されるのである。新しいワイヤ電極が巻上ロ
ーラ６Ｑに喰い付くと、ワイヤ電極巻上げローラ６０の
回転速度がワイヤ電極送給ローラ２２の回転速度より大
きく設定してあるので「 ワイヤ電極１０が引張られて
ダンシングローラ２４は過剰変位位贋から通常の位直へ
復帰し、断線検知手段のリミットスイッチ７４が非作動
状態に復帰する。このリミットスイッチ７４が非作動状
態に復帰したという信号によって制御菱贋７８は、新線
裸出用の騒動モータ３２および新綾送入装置３４の作動
を止め、同時に圧力応敷アクチュェータ５４のピストン
樺を元に戻してクランブローラ４０を逆転防止機礎付ロ
ーラ３８に庄唆させてクランプ作用を再開させ、放蟹加
工部で発生した断線の修復が完了するのである。こうし
てワイヤ電極１０の断線が正確に検知されるとともに、
その検知信号に従って放電加工部の上方ではワイヤ電極
ＩＱがガイドローラ２６からはずれるのを迅速に防止す
るので「その後直ちに断線修復を遂行し、断線検知手段
が非作動状態に復帰した状態で再び放電加工を再開させ
ることができるのである。以上の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、ワイヤカット放電加工機のワイヤ
鰭極送給路にダンシングローラを設け「通常の放蟹加工
時にはワイヤ電極の桑内送給と適正張力の付与とをおこ
なうと共に、ワイヤ電極の断線が発生したときにはこの
ダンシングローラの過剰変位を感知することによって断
線発生を検知するという一つのダンシングローラを多用
途に利用し、しかも断線発生の検知を正確に遂行してワ
イヤ電極がその経路外にはずれるのを防止し、以つて断
線修復を容易、かつ迅速に達成し得るようにした効果を
得ることができるのである。
図は本発明によるワイヤカット放電加工機のワイヤ電極
断線検出菱層の機成、配置を示す機構図である。 １０・・…・ワイヤ電極、亀２・・・・・・給電子、１
４・・・…ワイヤ鰭極りール「 ２２・・・・・・ワイ
ヤ電極送給ローラ「 １６……ワイヤ電極鰻出モータ、
２４．．．．．・ダンシングローラ、２６……ガイドロ
ーラ、３６…・・・クランプ装置、３８・・・…逆転防
止機構付ローラ、４Ｑ……クランプローラ、４２……ば
ね、６８……ワイヤ電極巻上げローラ、７０…・・・支
点、７２……リンク、７４……リミットスイッチ「７８
・…・・制御装置、Ｗ・…・・被加工物。
断線検出菱層の機成、配置を示す機構図である。 １０・・…・ワイヤ電極、亀２・・・・・・給電子、１
４・・・…ワイヤ鰭極りール「 ２２・・・・・・ワイ
ヤ電極送給ローラ「 １６……ワイヤ電極鰻出モータ、
２４．．．．．・ダンシングローラ、２６……ガイドロ
ーラ、３６…・・・クランプ装置、３８・・・…逆転防
止機構付ローラ、４Ｑ……クランプローラ、４２……ば
ね、６８……ワイヤ電極巻上げローラ、７０…・・・支
点、７２……リンク、７４……リミットスイッチ「７８
・…・・制御装置、Ｗ・…・・被加工物。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 被加工物とワイヤ電極とを微小間隙をもつて対向し
、被加工物とワイヤ電極とに通電して前記微小間隙に放
電されるとともに被加工物とワイヤ電極とを相対的に移
動させて被加工物を加工するワイヤカツト放電加工機に
おいて、ワイヤ電極リールに収納されているワイヤ電極
を所定の速度で繰出すワイヤ電極送給装置と、放電加工
部の上方にあり前記ワイヤ電極送給装置から繰出された
ワイヤ電極を案内するガイドローラと、前記放電加工部
を通過したワイヤ電極を巻上げるワイヤ電極巻上げ装置
と、前記ワイヤ電極送給装置と前記ガイドローラとの間
に設けられ、ワイヤ電極の送り案内をしつつワイヤ電極
に適正張力を与えるダンシングローラと、前記ダンシン
グローラに接近配置されて該ダンシングローラの過剰変
位を感知することによつてワイヤ電極が断線したことを
検知するワイヤ電極断線検知装置と、前記放電加工部の
上方に設けられてワイヤ電極の放電加工部に向う前進送
りのみを許容するように保持するワイヤ電極クランプ装
置と、前記ワイヤ電極断線検知装置の検知信号を受けて
前記ワイヤ電極送給装置を迅速停動させる制御装置とを
具備して構成されることを特徴とするワイヤカツト放電
加工機のワイヤ電極断線検出装置。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載のワイヤカツト放電加
工機のワイヤ電極断線検出装置において、前記ワイヤ電
極断線検知装置は、前記ワイヤ電極が断線して適正張力
を失うと、揺動リンクに取付けたダンシングローラの位
置の過剰変位に応じて作動するリミツトスイツチからな
るワイヤカツト放電加工機のワイヤ電極断線検出装置。 ３ 特許請求の範囲第１項または第２項に記載のワイヤ
カツト放電加工機のワイヤ電極断線検出装置において、
前記ワイヤ電極クランプ装置は、ワイヤ電極送給方向に
のみ回転する逆転防止機構付ローラと、揺動リンクに設
けたクランプローラと、前記クランプローラを前記逆転
防止機構付ローラに押圧するばね装置と、前記クランプ
ローラを前記逆転防止機構付ローラから離すように作動
し得るアクチユエータとからなるワイヤカツト放電加工
機のワイヤ電極断線検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8158282A JPS6017653B2 (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | ワイヤカツト放電加工機のワイヤ電極断線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8158282A JPS6017653B2 (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | ワイヤカツト放電加工機のワイヤ電極断線検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58202726A JPS58202726A (ja) | 1983-11-26 |
| JPS6017653B2 true JPS6017653B2 (ja) | 1985-05-04 |
Family
ID=13750306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8158282A Expired JPS6017653B2 (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | ワイヤカツト放電加工機のワイヤ電極断線検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6017653B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002055252A1 (fr) * | 2001-01-16 | 2002-07-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif d'usinage par decharge electrique faisant appel a un fil |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4689462A (en) * | 1984-03-05 | 1987-08-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Wire cutting type electrical discharge machining system |
| JPS60259329A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-21 | Hitachi Seiko Ltd | ワイヤ放電加工機におけるワイヤ断線検出装置 |
| JPH0616970B2 (ja) * | 1985-04-05 | 1994-03-09 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工におけるワイヤ断線表示方法 |
| JPS62287934A (ja) * | 1986-06-02 | 1987-12-14 | Mitsubishi Electric Corp | ワイヤ放電加工装置 |
| JPH01199726A (ja) * | 1988-02-03 | 1989-08-11 | Fanuc Ltd | ワイヤ張力，断線検出制御装置 |
| JPH03213215A (ja) * | 1990-01-18 | 1991-09-18 | Fanuc Ltd | ワイヤ張力制御装置 |
| US8907243B2 (en) * | 2009-04-07 | 2014-12-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Maintenance system for wire transport system of wire discharge processing machine |
| CN102357692B (zh) * | 2011-10-20 | 2014-07-09 | 北京安德建奇数字设备有限公司 | 具有自动穿丝功能的恒张力运丝机构 |
-
1982
- 1982-05-17 JP JP8158282A patent/JPS6017653B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002055252A1 (fr) * | 2001-01-16 | 2002-07-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif d'usinage par decharge electrique faisant appel a un fil |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58202726A (ja) | 1983-11-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6017653B2 (ja) | ワイヤカツト放電加工機のワイヤ電極断線検出装置 | |
| JPS6219343B2 (ja) | ||
| JPS6353097B2 (ja) | ||
| JPH01127548A (ja) | 巻取紙の端末処理方法およびその装置 | |
| CN102806391B (zh) | 具备电极丝切断功能的电火花线切割机 | |
| JPH05278148A (ja) | タイヤ構成材料から成る帯状材料の切断方法及びその装置 | |
| JPS6052893B2 (ja) | ワイヤカツト放電加工機 | |
| JP3366509B2 (ja) | ワイヤ放電加工方法 | |
| JP3084879B2 (ja) | ワイヤ放電加工機 | |
| US4158762A (en) | Apparatus and method for cutting and heat sealing woven thermoplastic material | |
| JP3084880B2 (ja) | ワイヤ放電加工機におけるワイヤ電極の切断装置 | |
| US11390480B2 (en) | Sheet supply device and sheet supply method | |
| JPH06304819A (ja) | ワイヤ放電加工機 | |
| CN112093563B (zh) | 一种使用胶布进行粘接的复卷机 | |
| JPH0471647B2 (ja) | ||
| US20070227672A1 (en) | Apparatus for preparing roll of paper | |
| JPS6245455A (ja) | 溶融金属急冷薄板製造方法およびその装置 | |
| JPS6211970B2 (ja) | ||
| JP2010137301A (ja) | 連続シート供給装置 | |
| JP2647536B2 (ja) | 粘着テープ貼付装置 | |
| JPH0970824A (ja) | ワイヤソーのワイヤ脱線検出装置 | |
| JP2657619B2 (ja) | 製袋機における原紙供給装置 | |
| JPH0812194A (ja) | バンチ巻き処理装置 | |
| JPH0511246Y2 (ja) | ||
| JP2696389B2 (ja) | ワイヤ電極交換装置 |