JP5220559B2 - ペダルブラケットの固定構造 - Google Patents

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本発明は、運転者の足で操作されるペダルを揺動自在に支持するペダルブラケットをダッシュパネルおよびステアリングハンガーに複数の固定部によって着脱自在に固定するペダルブラケットの固定構造に関する。
かかるペダルブラケットの固定構造は、下記特許文献1により公知である。
図7に示すように、上記従来のペダルブラケットの固定構造は、ペダルアーム01を揺動自在に支持するペダルブラケット02の後部にL字状の取付ブラケット03をボルト04で締結し、ペダルブラケット02の前部をダッシュロアパネル05に後ろ向きに固定したスタッドボルト06にナット07を螺合して締結するとともに、ペダルブラケット02の後部の取付ブラケット03をボルト08でステアリングハンガー09のハンガーブラケット010に締結することで、ペダルブラケット02をダッシュロアパネル05およびハンガーブラケット010に固定するものである。
特開2002−87227号公報
ところで、上記従来のものは、ペダルブラケット02を取り外す際に、ナット07を外してダッシュロアパネル05との締結を解除し、ボルト04を抜いて取付ブラケット03との締結を解除した後に、ペダルブラケット02を車体後方の車室側に分離するようになっている。仮に、ペダルブラケット02と取付ブラケット03とが一体に形成されていると、ナット07を外してペダルブラケット02とダッシュロアパネル05との締結を解除し、ボルト08を抜いて取付ブラケット03とハンガーブラケット010との締結を解除しても、ペダルブラケット02はスタッドボルト06に拘束されて車体後方にしか移動できないため、取付ブラケット03がハンガーブラケット010と干渉してペダルブラケット02を分離することができなくなる。
この不具合を解消するために、前記スタットボルト06をウエルドナットに変更し、このウエルドナットに車体前方に向けてボルトを螺合することで、ペダルブラケット02の前部をダッシュロアパネル05に締結することが考えられる。しかしながら、このように構成すると、ペダルブラケット02の組付時に前記スタットボルト06による仮保持(位置決め)ができないため、作業性が悪くなる可能性がある。
上記従来のものは、上述した不都合を回避するために、ペダルブラケット02に対して着脱自在な取付ブラケット03を採用したものであり、この取付ブラケット03を設けたことにより部品点数が増加するという問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ペダルを揺動自在に支持するペダルブラケットから取付ブラケットを廃止しても、ペダルブラケットをダッシュパネルおよびステアリングハンガーに対して容易に着脱できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、運転者の足で操作されるペダルを揺動自在に支持するペダルブラケットをダッシュパネルおよびステアリングハンガーに着脱自在に固定するペダルブラケットの固定構造であって、前記ダッシュパネル、前記ステアリングハンガーおよび前記ペダルブラケットの何れか一つに車体前後方向に固定されて、前記ペダルブラケットを前記ダッシュパネル又は前記ステアリングハンガーに締結する第1のボルトと、前記ペダルブラケットと前記ダッシュパネル又は前記ステアリングハンガーとの間に設けられ、前記第1のボルトを支点として前記ペダルブラケットを回転させることで係合状態と離脱状態とが切換可能であると共に、その係合状態では前記ペダルブラケットを前記ダッシュパネル又は前記ステアリングハンガーに位置決めすべく該ペダルブラケットの前記回転を規制する係止手段と、前記第1のボルトおよび前記係止手段から独立して設けられて、前記ペダルブラケットを前記ダッシュパネル又は前記ステアリングハンガーに締結する第2のボルトとを備え、前記ペダルブラケットが前記係止手段により前記ダッシュパネル又は前記ステアリングハンガーに位置決めされた状態で、前記ペダルブラケットに設けられたボルト孔と前記ステアリングハンガー又は前記ダッシュパネルに設けられたボルト孔とが相互に一致して前記第2のボルトの挿通を可能とすることを特徴とするペダルブラケットの固定構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、記係止手段は、前記ダッシュパネルあるいは前記ステアリングハンガーから車体後方に突出する係止部と、前記ペダルブラケットに設けられて前記係止部に係合する被係止部とで構成されることを特徴とするペダルブラケットの固定構造が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記被係止部は、下方に動不能かつ上方に動可能に前記係止部に係合することを特徴とするペダルブラケットの固定構造が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜3の何れかの構成に加えて、前記ペダルブラケットは、前記ステアリングハンガーと前記ダッシュパネルとに跨って延びる左側板及び右側板を備え、これら左右側板の後部は、その後端に向かって車体右側に傾いていることを特徴とするペダルブラケットの固定構造が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜4の何れかの構成に加えて、前記ペダルブラケットが前記係止手段で前記ダッシュパネルに位置決めされたとき、前記係止手段と前記第2のボルトのボルト孔とが車幅方向で並ぶことを特徴とするペダルブラケットの固定構造が提案される。
、実施の形態のパーキングブレーキペダル20は本発明のペダルに対応し、実施の形態のスタッドボルト35は本発明の第1のボルトに対応し、実施の形態のボルト34,38は本発明の第2のボルトに対応する。
請求項1の構成によれば、ペダルを揺動自在に支持するペダルブラケットをダッシュパネルおよびステアリングハンガーに着脱自在に固定するペダルブラケットの固定構造でが、ダッシュパネル、ステアリングハンガーおよびペダルブラケットの何れか一つに車体前後方向に固定されて、ペダルブラケットをダッシュパネル又はステアリングハンガーに締結する第1のボルトと、ペダルブラケットとダッシュパネル又はステアリングハンガーとの間に設けられ、第1のボルトを支点としてペダルブラケットを回転させることで係合状態と離脱状態とが切換可能であると共に、その係合状態ではペダルブラケットをダッシュパネル又はステアリングハンガーに位置決めすべく該ペダルブラケットの前記回転を規制する係止手段と、第1のボルトおよび係止手段から独立して設けられて、ペダルブラケットをダッシュパネル又はステアリングハンガーに締結する第2のボルトとを備え、ペダルブラケットが係止手段によりダッシュパネル又はステアリングハンガーに位置決めされた状態で、ペダルブラケットに設けられたボルト孔と前記ステアリングハンガー又はダッシュパネルに設けられたボルト孔とが相互に一致して第2のボルトの挿通を可能とするので、ペダルブラケットを、車体前後方向に固定した第1のボルトでダッシュパネル又はステアリングハンガーに仮保持した後、ペダルブラケットを第1のボルトを支点として回転させて係止手段を係合状態とすることで、該ペダルブラケットがダッシュパネル又はステアリングハンガーに位置決めされ、該位置決め状態で相互に一致したボルト孔から挿入される第2のボルトにより、ペダルブラケットとステアリングハンガー又はダッシュパネルとが締結される。従って、第1のボルトまわりにペダルブラケットを回転させることでペダルブラケットとステアリングハンガーおよびダッシュパネルとの干渉を回避して、ペダルブラケットをダッシュパネルおよびステアリングハンガーに対して車体前後方向に着脱することができ、補助ブラケットを設けることなくペダルブラケットの着脱が可能になって部品点数の削減が可能になる。
また請求項2の構成によれば、ダッシュパネルあるいはステアリングハンガーから車体後方に突出する係止部と、ペダルブラケットに設けられて係止部に係合する被係止部とで係止手段を構成したので、係止部および被係止部の係合によりペダルブラケットを容易に位置決めすることができる。
また請求項3の構成によれば、被係止部が下方に動不能かつ上方に動可能に係止部に係合するので、被係止部を上方に移動させて係止部との係合を外すことを可能にしながら、ペダルおよびペダルブラケットの着脱時に、その重量を係止部側に支持させて作業性を高めることができる。
また請求項4の構成によれば、ペダルブラケットは、ステアリングハンガーとダッシュパネルとに跨って延びる左側板及び右側板を備え、これら左右側板の後部は、その後端に向かって車体右側に傾いているので、車体前方から衝突荷重が入力したときに、これら左右側板を容易に変形させて衝突荷重を効果的に吸収することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の実施の形態を示すもので、図1はパーキングブレーキペダル装置の正面図、図2は図1の2−2線矢視図、図3は図1の3−3線矢視図、図4は図1の4−4線矢視図、図5は図1の5−5線拡大断面図、図6は前記図1に対応する作用説明図である。
図1〜図5に示すように、運転者の足により操作されるパーキングブレーキペダル装置のペダルブラケット11は、エンジンルームおよび車室間を仕切るダッシュパネル12と、図示せぬステアリングシャフトを支持するステアリングハンガー13とに着脱自在に固定される。ダッシュパネル12の後面には車体左右方向に延びるパネルブラケット14が溶接され、ステアリングハンガー13は、車体左右方向に延びるハンガーパイプ15と、ハンガーパイプ15に溶接されたハンガーブラケット16とで構成される。
ペダルブラケット11は、所定間隔を存して略平行に延びる左側板17および右側板18を備えており、左側板17および右側板18間に支軸19を介してパーキングブレーキペダル20の上部が前後揺動自在に枢支される。パーキングブレーキペダル20は、右側板18に設けたバネ受け18aとパーキングブレーキペダル20に設けたバネ受け20aとに両端を係止したリターンスプリング21により、その下端の被踏部20bが後方に向けて付勢される。パーキングブレーキペダル20の後方への揺動限界は、そのパーキングブレーキペダル20に設けたストッパラバー受け部22が左側板17の後面に設けたストッパラバー23に当接することで規制される。
右側板18にピン24を介して枢支されたラチェットポール25がスプリング26で付勢されており、このラチェットポール25に噛合可能なラチェット歯27がパーキングブレーキペダル20の上部に設けられる。ラチェットポール25には、その振動を抑制するためのダンパーラバー28が当接する。
しかして、運転者がパーキングブレーキペダル20を踏み込むと、ラチェット歯27がラチェットポール25に噛合することで、パーキングブレーキペダル20は踏み込み位置に保持されてパーキングブレーキが作動する。
次に、ペダルブラケット11を、ダッシュパネル12のパネルブラケット14およびステアリングハンガー13のハンガーブラケット16に着脱自在に固定する構造を説明する。
ペダルブラケット11の左側板17および右側板18の上部17c,18eは、その後後端に向かって車体右側に傾いており(図1参照)、それらの後端間が車体左右方向に延びる連結壁31,32により相互に重ね合わされて連結される(図3および図4参照)。連結壁31,32を貫通するようにボルト孔31a,32aが形成される。連結壁31の前面にウエルドナット33が固定されており、このウエルドナット33にハンガーブラケット16のボルト孔16aと、連結壁31,32のボルト孔31a,32aとを後方から前方に貫通するボルト34が螺合することで、ペダルブラケット11の上部がハンガーブラケット16に締結される
左側板17の下部から左側に向けて取付部17aが突設されており、取付部17aにボルト孔17bが形成される。パネルブラケット14の前面に溶接により固定されたスタッドボルト35が車体後方に延びており、このスタッドボルト35が取付部17aのボルト孔17bを貫通してナット36に締結される
右側板18の下部から右側に向けて取付部18bが突設されており、取付部18bに長孔よりなるボルト孔18cが形成される。パネルブラケット14の前面にウエルドナット37が溶接されており、取付部18bのボルト孔18cおよびパネルブラケット14のボルト孔14aを後方から前方に貫通するボルト38が前記ウエルドナット37に締結される
パネルブラケット14に、切り起こしにより係止部14bが形成される。係止部14bは後方に突出するとともに、上方および左右側方に開放して下方に閉塞している。一方、右側板18の取付部18bの右端には板状の被係止部18dが設けられており、この被係止部18dは係止部14bに上方から係合可能である(図5参照)。係止部14bおよび被係止部18dは本発明の係止手段を構成する。
次に、上記構成を備えたパーキングブレーキペダル装置を、ダッシュパネル12およびハンガーブラケット16に組み付ける工程を説明する。
先ず、図6に示すように、ペダルブラケット11を最終的な取付姿勢から反時計方向に回転させることで、ペダルブラケット11の上端がステアリングハンガー13のハンガーブラケット16と干渉するのを回避し,かつペダルブラケット11の右側板18の取付部18bの被係止部18dがダッシュパネル12のパネルブラケット14の係止部14bと干渉するのを回避した状態で、ペダルブラケット11を前方に移動させながら、パネルブラケット14から後方に突出するスタッドボルト35に、ペダルブラケット11の左側板17の取付部17aのボルト孔17bを嵌合させる。
続いて、スタッドボルト35を支点としてペダルブラケット11を時計方向に回転させ、図1に示すように、ペダルブラケット11の右側板18の取付部18bの被係止部18dをダッシュパネル12のパネルブラケット14の係止部14bに上方から係合させる(図5参照)。このとき、ペダルブラケット11はスタッドボルト35と、係止部14bおよび被係止部18dよりなる係止手段とで位置決めされるため、手を離しても落下することはない。特に、被係止部18dは下方に移動不能かつ上方に移動可能に係止部14bに係合するので、被係止部18dを上方に移動させて係止部14bとの係合を外すことを可能にしながら、ペダルブラケット11の重量を係止部側14bに支持させて作業性を高めることができる。
この状態において、ハンガーブラケット16のボルト孔16aペダルブラケット11の連結壁31,32のボルト孔31a,32aとが相互に一致し、かつ右側板18の取付部18bのボルト孔18cパネルブラケット14のボルト孔14aとが相互に一致する。またこのとき、ボルト孔14a,18cと前記係止手段とは車幅方向で並ぶ。
よって、スタッドボルト35にナット36を締結し、ハンガーブラケット16のボルト孔16a、ペダルブラケット11の連結壁31,32のボルト孔31a,32aに挿入したボルト34をウエルドナット33に締結し、かつ右側板18の取付部18bのボルト孔18cおよびパネルブラケット14のボルト孔14aに挿入したボルト38をウエルドナット37に締結することで、ペダルブラケット11がパネルブラケット14およびハンガーブラケット16に固定される。
ペダルブラケット11をパネルブラケット14およびハンガーブラケット16から取り外すには、上述した取付時の手順と逆の手順を行えば良い。即ち、ナット36、ボルト34およびボルト38を外した後、スタッドボルト35まわりにペダルブラケット11を反時計方向に回転させて被係止部18dおよび係止部14bの係合を解除し、図6の状態とした後にスタッドボルト35からペダルブラケット11を後方に引き抜けば良い。
以上のように、本実施の形態によれば、ペダルブラケット11に着脱自在な取付ブラケット(図7の取付ブラケット03参照)を設けることなく、ペダルブラケット11をダッシュパネル12およびステアリングハンガー13に着脱することができるので、ペダルブラケット11から取付ブラケットを廃止して部品点数を削減することができる。
また図1から明らかなように、ペダルブラケット11の左側板17および右側板18の上部17c,18eを、その後後端に向かって車体右側に傾くように傾けたので、車体前方から衝突荷重が入力したときに、前記上部17c,18eを容易に変形させて衝突荷重を効果的に吸収することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計設定を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではパネルブラケット14にスタッドボルト35を設けているが、ハンガーブラケット16やペダルブラケット11にスタッドボルトを設けても良い。即ち、ダッシュパネル、ステアリングハンガーおよびペダルブラケットのうちの一つだけにスタッドボルトを設けることで、前記スタッドボルトを中心にペダルブラケット11を回転させて前記係止手段を係脱できるように構成すれば良い。
また実施の形態ではパーキングブレーキペダル20のペダル装置を例示したが、本発明はブレーキペダルあるいはアクセルペダルのペダル装置に対して適用することが可能である。
パーキングブレーキペダル装置の正面図 図1の2−2線矢視図 図1の3−3線矢視図 図1の4−4線矢視図 図1の5−5線拡大断面図 前記図1に対応する作用説明図 従来のブレーキペダル装置の側面図
11 ペダルブラケット
12 ダッシュパネル
13 ステアリングハンガー
14a ボルト孔
14b 係止部(係止手段)
16a ボルト孔
17 左側板
18 右側板
18c ボルト孔
18d 被係止部(係止手段)
20 パーキングブレーキペダル(ペダル)
31a ボルト孔
32a ボルト孔
34 ボルト(第2のボルト)
35 スタッドボルト(第1のボルト)
38 ボルト(第2のボルト)

Claims (5)

  1. 運転者の足で操作されるペダル(20)を揺動自在に支持するペダルブラケット(11)をダッシュパネル(12)およびステアリングハンガー(13)に着脱自在に固定するペダルブラケットの固定構造であって
    記ダッシュパネル(12)、前記ステアリングハンガー(13)および前記ペダルブラケット(11)の何れか一つに車体前後方向に固定されて、前記ペダルブラケット(11)を前記ダッシュパネル(12)又は前記ステアリングハンガー(13)に締結する第1のボルト(35)と、
    前記ペダルブラケット(11)と前記ダッシュパネル(12)又は前記ステアリングハンガー(13)との間に設けられ、前記第1のボルト(35)を支点として前記ペダルブラケット(11)を回転させることで係合状態と離脱状態とが切換可能であると共に、その係合状態では前記ペダルブラケット(11)を前記ダッシュパネル(12)又は前記ステアリングハンガー(13)に位置決めすべく該ペダルブラケット(11)の前記回転を規制する係止手段(14b,18d)と、
    前記第1のボルト(35)および前記係止手段(14b,18d)から独立して設けられて、前記ペダルブラケット(11)を前記ダッシュパネル(12)又は前記ステアリングハンガー(13)に締結する第2のボルト(34,38)とを備え、
    前記ペダルブラケット(11)が前記係止手段(14b,18d)により前記ダッシュパネル(12)又は前記ステアリングハンガー(13)に位置決めされた状態で、前記ペダルブラケット(11)に設けられたボルト孔(18c,31a,32a)と前記ステアリングハンガー(13)又は前記ダッシュパネル(12)に設けられたボルト孔(14a,16a)とが相互に一致して前記第2のボルト(34,38)の挿通を可能とすることを特徴とするペダルブラケットの固定構造。
  2. 記係止手段(14b,18d)は、前記ダッシュパネル(12)あるいは前記ステアリングハンガー(13)から車体後方に突出する係止部(14b)と、前記ペダルブラケット(11)に設けられて前記係止部(14b)に係合する被係止部(18d)とで構成されることを特徴とする、請求項1に記載のペダルブラケットの固定構造。
  3. 前記被係止部(18d)は、下方に動不能かつ上方に動可能に前記係止部(14b)に係合することを特徴とする、請求項2に記載のペダルブラケットの固定構造。
  4. 前記ペダルブラケット(11)は、前記ステアリングハンガー(13)と前記ダッシュパネル(12)とに跨って延びる左側板(17)及び右側板(18)を備え、これら左右側板(17,18)の後部は、その後端に向かって車体右側に傾いていることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載のペダルブラケットの固定構造。
  5. 前記ペダルブラケット(11)が前記係止手段(14b,18d)で前記ダッシュパネル(12)に位置決めされたとき、前記係止手段(14b)と前記第2のボルト(34)のボルト孔(14a,18c)とが車幅方向で並ぶことを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載のペダルブラケットの固定構造。
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