JP6264336B2 - 自動車のペダル後退防止構造 - Google Patents
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Description
図面は自動車のペダル後退防止構造を示し、図1は当該ペダル後退防止構造を備えたペダル装置の右側面図、図2(A)は図1の要部の拡大側面図、図2(B)は図2(A)中のX1部の拡大側面図、図3は図2のA−A線に沿う要部の矢視断面図、図4は図2のB−B線に沿う要部の矢視断面図、図5(A)は回動レバーの右側面図、図5(B)は離脱防止部材の右側面図である。
上述の倍力装置5はバルブオペレーティングロッド8(いわゆるプッシュロッド)を備えており、このバルブオペレーティングロッド8はブレーキ装置4の倍力装置5内におけるバルブプランジャに連結され、倍力装置5でマスタシリンダ6に対する押圧力を増大させて、該マスタシリンダ6の作動油圧(ブレーキ液圧)により制動を行なうようになっている。
このペダル装置14は、倍力装置5の取付け部5aを介して車体としてのダッシュロアパネル3に取付けられたベースブラケット15と、左右のペダルブラケット16,17と、これらペダルブラケット16,17にペダル軸18を介して支持された吊下げ式のブレーキペダル20とを備えている。
このように、左右のペダルブラケット16,17の各ペダル軸支持部16d,17dの開口端に、離脱規制部としての絞り突起16eを形成することにより、上述のペダル軸18と、該ペダル軸18に枢支されたブレーキペダル20とは、所定荷重以上の荷重入力時に下方へ離脱可能となるよう上記ペダルブラケット16,17に軸支されたものである。
また、該離脱防止部材28は、回動レバー24の回動時に、ストッパ26による係止状態が解除されて、ペダル軸18と共にペダルブラケット16,17から下方へ離脱するように構成されている。
上述の樹脂製ブッシュ34における筒部の外周部には、ペダルアーム29の上端部に一体的に取付けられた鋼製のペダル側筒部35が装着され、このペダル側筒部35が、車両衝突に伴って回動する上述の回動レバー24の曲線部24sによって押圧される。
すなわち、ブレーキぺダル200を下方へ離脱させることで足への後退荷重伝達を抑制する効果はあるが、更なる改善の余地があった。
この発明の車体側当接部は、実施例の当接プレート11に対応し、
以下同様に、
ペダルは、ブレーキペダル20に対応し、
前下離脱手段は、前下案内溝16v,17v、及び/又は曲線部24sに対応し、
係合手段は、係合突起24t、又は後述するレバー側凹凸部42、及びペダル軸側凹凸部43に対応し、
回動レバー側押圧部は、曲線部24sに対応し、
ペダル軸側被押圧部は、ペダル側筒部35に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
本発明の係合手段は、上述した実施例においては、ブレーキぺダル20側に設けられた回動レバー24側に食い込む係合突起24tで形成したが(図2(B)参照)、ペダル軸18と回動レバー24との相対回動を抑制できる構成であれば特に限定しない。
なお、図7(A)、(B)は、それぞれ図6(B)、(D)に対応する他の実施例の作用説明図である。
一方で、ペダル軸18がペダル軸支持部16dから脱落した後は、歯合を維持するように作用していた回動レバー24とペダル軸18間の押圧力が低下して、レバー側凹凸部42とペダル軸側凹凸部43との噛合は互いに解除される。
16d,17d…ペダル軸支持部
16v,17v…前下案内溝
18…ペダル軸
20…ブレーキぺダル
24…回動レバー
24s…曲線部
24t…係合突起
25…回動レバー軸
35…ペダル側筒部
42…レバー側凹凸部
43…ペダル軸側凹凸部
Claims (5)
- 車両前後方向に揺動操作されるペダルと、
前記ペダルをペダル軸を介して揺動自在に支持するペダルブラケットと、
車両衝突時に、車体側部材との干渉により前記ペダル軸を押し下げるように回動レバー軸を介して回動して該ペダル軸をペダルブラケットから離脱させる回動レバーとを備えた自動車のペダル後退防止機構において、
離脱中に前記回動レバーと前記ペダルとを互いの相対回動を抑制すべく係合する係合手段と、
前記ペダル軸を前下方向に離脱させる前下離脱手段とが設けられた
自動車のペダル後退防止機構。 - 前記係合手段は、前記回動レバー側と、前記ペダル側とのうち少なくとも一方の部材に、他方に食い込むように設けられた係合突起である
請求項1に記載の自動車のペダル後退防止機構。 - 前記ペダルブラケットに前記ペダル軸を支持するペダル軸支持部が形成され、
前記前下離脱手段は、前記ペダル軸支持部から前下に延びるように前記ペダルブラケットに形成された前下案内溝である
請求項1、又は2に記載の自動車のペダル後退防止機構。 - 前記回動レバー軸が前記ペダル軸の後側下方に配設されている
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自動車のペダル後退防止機構。 - 前記回動レバーに前記ペダル軸を押圧する回動レバー側押圧部を備えるとともに、前記ペダル軸に前記回動レバー側押圧部により押圧されるペダル軸側被押圧部を備え、
前記係合手段は、離脱後の係合解除を可能とすべく前記回動レバー側押圧部と前記ペダル軸側被押圧部とが係合される構成とした
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の自動車のペダル後退防止機構。
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