JP5196632B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関し、例えば発射ハンドルを備えた遊技機に関する。
「風営適正化法」内の「風俗営業などの規制及び業務の適正化等に関する法律」の「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」には、構造に関する規格として、「発射装置は、遊技者が直接操作する場合のほか、遊技球を発射することができない構造を有するものであること」と定められている。
この規定を満たすために、従来より、発射ハンドルの操作が遊技者によるものであるか否かを検出するためにタッチセンサが用いられている。例えば、発射ハンドル、あるいは操作レバーの表面に導電性のメッキ等が施され、これと接続されたタッチセンサが、メッキ部分に接触している物体の静電気容量の変化を検出し、静電気容量の変化が特定値を示した場合に、遊技者がハンドル操作部に触れたと判断され、遊技球の発射が可能となるものである。
ところで、特許文献1に記載の技術は、発射ハンドル(グリップ部)を予め回転操作することで、遊技球を所定の強度で発射できるように調整することができ、遊技の際には、遊技者が発射ハンドルを回転操作することなく、グリップ部(例えば、タッチセンサが電気的に接続されている回動レバー)に接触させるだけで、遊技球を所定の強度で発射できるようにして、遊技者にとって煩わしい発射ハンドルの操作を強いることがないようにしたものである。
特開2006−6694号公報
しかしながら、発射ハンドルが回転操作されることなくグリップ部に接触されるだけで遊技球を発射する構造は、上述のように規定された遊技者が直接操作する場合のほか、遊技球を発射することができない構造とは言い難い。さらには、その規則に逆らう行為を助長していることに成りかねない。
このように、発射ハンドルにタッチセンサを設けたことにより、グリップ部を所定の回転角度に固定されると、遊技球の発射がタッチセンサに接触する、しないのみによって操作することができてしまい、グリップ部をしっかりと握らすためにタッチセンサを設けたはずの提供者の思惑とは異なっているのが現状である。
例えば、発射ハンドルをしっかりと握らずに遊技する行為として、グリップ部における回動レバーの隙間にコインなどの異物を挟み込んで、回動レバーを固定する行為がある。
そして、コインを回動レバーの隙間に挟み込む行為は、その隙間に無理やりコインが押し込まれるので回動レバーや発射タッチセンサが傷ついたり、破損することがあり、またタッチセンサがメッキ加工されているものについては、そのメッキが剥がれて見栄えが悪くなるだけでなく、接触不良の原因となり、二次的な問題が発生する恐れがある。
本発明の課題は、遊技球を発射する際に、遊技者に確実に発射ハンドルを握らせて直接操作するように誘導することができる遊技機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
遊技者が遊技機前面側に取り付けられた発射ハンドルの操作部を回動操作することにより遊技球が遊技盤内に発射される遊技機であって、
発射ハンドルは、遊技機前面側の固定板に固定されたベース部が前方に延び、ベース部の前側部分に形成された膨出部が前方に向かって拡径し、膨出部の前方側に操作部が配置され、膨出部と操作部とを含み遊技者に把持される把持部を形成し、
発射ハンドルには、遊技者の接触を検出するための発射タッチセンサが、把持部から離間した後方側に位置するように、ベース部と一体的に成形、又はベース部に固定配置、若しくは固定板に直接的に固定配置されて設けられており、
遊技者が把持部を把持しつつ操作部を回動操作した状態で発射タッチセンサを接触可能であることを特徴とする。
通常、遊技機が備える発射ハンドルにおいて、操作部の回動操作が遊技者によるものであるか否かを検出するための発射タッチセンサは、遊技者の回動操作の妨げにならないように、比較的触れ易い(接触容易な)位置、例えば発射ハンドルの前側部や操作部(例えば、回動レバー)自身、或いは操作部に隣接するように配置されている。この場合に、遊技者は、操作部を所定の回動角度で固定することにより、触れ易い位置にある発射タッチセンサに接触するだけで、発射ハンドルを直接操作することなく遊技球を遊技盤内に発射することができてしまう。本発明によれば、発射タッチセンサが、操作部から離間した後方側に位置するように設けられているので、(たとえ操作部を固定された場合においても)遊技者に確実に発射ハンドルを握らせて直接操作するように誘導することができる。言い換えれば、発射タッチセンサが操作部の後方側に位置することで、遊技者は発射ハンドルを握ることにより無理なく発射タッチセンサに接触することが可能となる。
したがって、発射タッチセンサを操作部の後方に離間して配置するという簡単な構造にかかわらず、効果的に遊技者に発射ハンドルを握らすことができ、上記した法律の規則に従った構造としてタッチセンサが機能する発射ハンドル(発射装置)を備えた遊技機を提供することができる。
発射ハンドルにおける発射タッチセンサは、発射ハンドルの外周上に操作部と同芯状となるように配置することができる。これによれば、発射タッチセンサを発射ハンドルに安定した状態で簡単に組み付けることができる。そして、遊技者が、発射ハンドルを握って操作部を回動操作した状態の回動角度に関わらず、簡単に発射タッチセンサに接触することができるものとなる。
また、発射タッチセンサは、後方に向かって拡開するように形成することが好ましい。これによれば、発射タッチセンサは後方に向かって拡開するので、固定領域が広がり、安定的に遊技機に固定配置することができる。そして、遊技者は、発射タッチセンサに無理なく、スムーズに接触することができる。
そして、発射タッチセンサは、外表面に凸状又は凹状の表面加工を施すように形成することができる。これによれば、その表面加工により遊技者が発射タッチセンサに接触していることを一層容易に認識し得ることが可能となる。
また、発射タッチセンサの外表面に発射停止スイッチを設けることが好ましい。これによれば、発射タッチセンサと発射停止スイッチを一体的に形成することで、発射ハンドルの組み立て性が向上する。また、通常、遊技者は遊技中において常に発射タッチセンサに接触することとなるので、遊技球の発射停止操作を容易に行うことができる。
このように、発射タッチセンサが操作部の後方側に配置されることにより、従来における発射ハンドルの前側部で発射タッチセンサが占領していたスペースが開放されるため、また、上記のようにその前側部の表面においてメッキ等を施す必要もなくなるため、発射ハンドルの設計の自由度が増し、様々な装飾や演出機能を搭載した、或いは小型化やコンパクト化を実現した発射ハンドルとすることができる。ひいては、遊技者の興趣を増大させることが可能となる。
具体的には、発射ハンドルには、遊技者に把持される把持部のうち、その全体又は遊技者側の前方部を操作部として形成することができる。これによれば、操作部が把持部の全体又は前方部として形成されるので、回動操作される操作部(回動側)の固定側と摺動する対向面を少なく抑えることができる。すなわち、対向面を少なく抑えることで、回動操作する操作部を所定の回動角度で固定するために行われるコイン等の異物を操作部の隙間に挟み込む行為を抑制することができる。ひいては、コイン等を無理やり隙間に挟み込むなどの行為が抑制されるので、発射ハンドルの破損や損傷する恐れがなくなる。なお、部品点数を削減することができコスト低減となる。
また、発射ハンドルには、光を透過する光透過性を有し、操作部を全体又は部分的に構成して遊技者に把持される把持部が形成され、
該把持部の内部には、後方側に向けて光を照射する発光部が設けられる一方、発射タッチセンサには、発光部からの照射光を遊技者側に向けて反射する鏡面加工を施した反射面が形成された構成とすることができる。
これによれば、把持部の内部に発射タッチセンサが配置されていないので、上述のごとくメッキ処理などを施す必要もなくなり、把持部の全体が光透過性を有するように形成することができる。そして、問題なく発光部を設けることができる。また、発射ハンドルの把持部は、遊技者の手のひらによって前面側が覆われるが、発射タッチセンサの反射面を介して遊技者に対して照射(発光)させることにより、手のひらに照射光を遮断されることなく、合理的に遊技者に対して照射し、様々なバリエーションの発光態様の演出を実現することができる。ひいては、装飾効果を高めるとともに、遊技に対する興趣の向上を図ることができる。
さらに、把持部の内部には、前方側に向けて光を照射する発光部を設けることができる。これによれば、把持部を内部から全体を光らせることができるので、さらなる演出を実現することができる。また、遊技待機者の目を引いて、遊技機に対する興味を喚起させることができる。なお、発光部としては、発光基板の両面にそれぞれ発光素子を実装することにより、簡単に後方及び前方に向けて光を照射することができ、把持部の内部にコンパクトに収容することができる。
そして、以上のような発射ハンドルを配置することにより、より一層興趣に富んだ遊技機を実現することができるようになる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る遊技機の一例を示す正面図、図2は発射ハンドルの一例を示す一部破断斜視図、図3は図2における発射ハンドルの正面図、図4は図2における発射ハンドルの側面図、図5は図3におけるA−A断面図、図6は図2における発射ハンドルの分解斜視図である。
図1に示すように、遊技機1には、ほぼ左半周が内外2本の発射レール2aによって区画され、全体として円形の遊技領域2bが形成された遊技盤2が設けられている。その遊技盤2の下方には、下皿ユニットとして、固定板3aに下皿3や灰皿4、並びに上皿(図示せず)に準備された遊技球を図示しない発射装置により遊技盤2(遊技領域2b)内に発射させるための発射ハンドル5等が配置されている。
そして、遊技盤2において、遊技領域2bの中央には液晶表示部2cが搭載され、液晶表示部2cの下方(遊技領域2bの中央下部)に大入賞口を有した入賞装置2dが配置されている。また、液晶表示部2cと入賞装置2dとの間には、始動入賞口を有して一対の回動翼片によって形成される電動チューリップ(電チュー)2eが配置されている。
次に、図2ないし図6を用いて、本発明の要部である発射ハンドル5について詳しく説明する。発射ハンドル5は、遊技者から見て遊技機1前面側の右側下部に取り付けられている(図1参照)。発射ハンドル5は、下皿ユニットの固定板3aに固定配置されるハンドル本体10と、遊技球を発射させる際の操作部としてハンドル本体10に対して回動操作されるハンドルキャップ20と、ハンドル本体10を取り囲むカバー部として遊技者の接触を検出するための発射タッチセンサ30とを備えている。なお、発射タッチセンサ30は、操作部としてのハンドルキャップ20から離間した後方側に位置するように設けられており、遊技者(手P)がハンドルキャップ20を回動操作した状態で接触可能なように固定配置されている(図4参照)。
また、発射ハンドル5は、例えば遊技者の手のひらで包み込まれて把持される擬似球形状の把持部Gを形成している(図2,4参照)。そして、発射ハンドル5の内部(例えば、把持部Gの内部)には、ハンドルキャップ20をハンドル本体10に対して回動軸線O1周りに回動可能に支持する支持機構としてハンドル本体10に固定される環状の本体側摺動部材40及びハンドルキャップ20に固定される環状のキャップ側摺動部材50と(図2及び図6参照)、ハンドルキャップ20の回動量を検出するための可変抵抗器60と、発光基板70と、並びにハンドルキャップ20を原点側に付勢するねじりばね(図示せず)等が設けられている。
ハンドル本体10は、図5及び図6に示すように、固定板3aを貫通して固定配置されるとともに前後方向に延びる筒状のベース部11と、そのベース部11の前側部分に一体的、かつ連続的に形成され、前方に向かって拡径する椀状の膨出部12とを備えている。また、ハンドル本体10には、膨出部12の開口部12aから突出するように本体側摺動部材40を固定するためのボス部13が回動軸線O1に平行状に延びる形態で複数(例えば、3本)形成されている。なお、このボス部13は、ハンドルキャップ20が回動するときの、また、発光基板70を配置するときのガイド棒として兼用することができる。また、ハンドル本体10には、可変抵抗器60のシャフト62をハンドルキャップ20と同芯状(回動軸線O1)に配置するとともに、本体部61を回動不能に固定するための取付部14が形成されている。
ハンドルキャップ20は、図2ないし図6に示すように、前方に向かって膨らむドーム状のドーム部21と、径方向外側に向かって突出する指かけ部22とを備えている。また、ハンドルキャップ20の内側には、キャップ側摺動部材50を固定するためのボス部23が回動軸線O1に平行状に延びる形態で複数(例えば、2本)形成されている(図2,5参照)。これにより、ハンドルキャップ20が把持部Gのうち遊技者側の前方部において操作部として一体的に形成されているので、強固に形成することが可能となる。また、コイン等の異物が挟み込まれる恐れのある隙間等が形成されないので、損傷や破損などが発生する恐れもなくなる。なお、ハンドルキャップ20は、把持部Gのうち全体を構成するように形成してもよい。すなわち、ハンドルキャップ20がハンドル本体10の膨出部12を含む形で擬似球形状をなすように形成され、筒状のベース部11に対して回動することとなる。これによって、コイン等の異物が挟み込まれる恐れのある隙間等が形成されないので、損傷や破損などが発生する恐れもなくなる。
ここで、ハンドル本体10及びハンドルキャップ20は、光を透過する光透過性を有する材料で形成されている。すなわち透明や半透明の他に、光を透過する性質を有すればよく、ハンドル本体10及びハンドルキャップ20を介してその内側を確認することができないように光を拡散するものや透過率を低くしたものでもよい。これにより、発射ハンドル5内部に設けた後述する発光基板70の発光部からの光を外部に問題なく照射することができる。
次に、発射タッチセンサ30は、図2ないし図6に示すように、後方に向かって拡開(拡径)するテーパー状の筒状形態をなして形成されている。そして、発射タッチセンサ30は、ハンドル本体10のベース部11(発射ハンドル5)の外周上に、そのベース部11を取り囲むようにハンドルキャップ20(操作部)と同芯状(回動軸線O1)になるように固定配置されている。すなわち、発射タッチセンサ30は、ハンドルキャップ20から後方に離間した位置まで延設されるとともに、回動軸線O1の周囲を少なくとも部分的に取り囲むように固定板3aに直接的に固定配置されている。なお、発射タッチセンサ30は、図示しない制御部に配線39によって接続され(図5参照)、静電気容量の変化を検出することにより遊技者が発射タッチセンサ30に接触したか否かを検出するものである。
なお、発射タッチセンサ30は、ハンドル本体10のベース部11と一体的に成形してもよい。見方を換えれば、ベース部11を発射タッチセンサとして構成してもよい。その場合に、タッチセンサにあたる部分の表面部をメッキ加工し、導電性を持たせればよい。
したがって、発射タッチセンサ30の外表面31に導電性のメッキ等を施した場合に、その外表面31に鏡面加工を施して、発光基板70の後側発光部71からの照射光L1を遊技者側に向けて反射させる反射面(傾斜面)として形成することができる(図5参照)。
また、発射タッチセンサ30には、外表面31に凸状の表面加工が施されたタッチ認識部32が形成されている。具体的に、タッチ認識部32は、回動軸線O1に沿って延びるとともに、周方向に等間隔に複数形成されている。さらには、発射タッチセンサ30の外表面31に発射停止スイッチ33が設けられている。なお、本実施例において、タッチ認識部32は、凸状の表面加工によって形成された例で示しているが、これに限定するものではなく、凹状の表面加工によって形成してもよい。なお、発射停止スイッチを形成する領域と発射タッチセンサを構成する領域とに形成されるタッチ認識部の態様を区別(例えば、凸状と凹状)することで、遊技者の接触の認識を効果的に補助することができる。
ここで、把持部Gと発射タッチセンサ30との関係について説明する。図3及び図4に示すように、発射タッチセンサ30は、遊技者側から見たときに、把持部Gに納まる(隠れる)ように形成されている。すなわち、発射タッチセンサ30の回動軸線O1を中心とする最大径rが、把持部Gの回動軸線O1を中心とする最小径Rよりも小さくなるように定められている(換言すれば、把持部G及び発射タッチセンサ30を回動軸線O1に直交する平面(例えば、固定板3a)に投影したときに、その直交平面上において発射タッチセンサ30が把持部Gの投影した内部領域内に位置するように形成されている)。これによれば、図4に示すように、遊技者(手P)に発射ハンドル5(把持部G)をしっかりと握らせて遊技を行うように誘導することができる。
次に、本体側摺動部材40は、図5及び図6に示すように、支持機構としての滑り軸受を構成する内周部材として形成され、環状の筒状形態をなし、その外周面が摺動面41として構成される。また、本体側摺動部材40の内側には、ハンドル本体10のボス部13に対応してボス部42が形成されており、ビスなどの締結部材によって両ボス部を締結することにより、本体側摺動部材40は、ハンドル本体10に一体的に固定される。
キャップ側摺動部材50は、図5及び図6に示すように、支持機構としての滑り軸受を構成する外周部材として形成され、環状の有底筒状形態をなし、その内周面が摺動面51として構成されている。そして、底部52には、ハンドル本体10のボス部13が挿通される厚み方向に貫通形成された円弧状のガイド孔52aが形成されている。また、底部52には、ハンドルキャップ20のボス部23に対応してビス挿通孔52b(ボス部)が形成されており、ビスなどの締結部材によって締結することにより、キャップ側摺動部材50は、ハンドルキャップ20に一体的に固定される。また、底部52には、その中心部に可変抵抗器60のシャフト62が嵌め込まれる非円形状をなす軸孔53が形成されている。これにより、ハンドルキャップ20が回動操作されると、キャップ側摺動部材50の軸孔53を介して可変抵抗器60のシャフト62が本体部61に対して相対的に回動する。これにより、ハンドルキャップ20の回動操作が検出されることとなる。
すなわち、ハンドル本体10と本体側摺動部材40との間にキャップ側摺動部材50が挟み込まれるように形成されており、本体側摺動部材40及びキャップ側摺動部材50は摺動回転可能に係合されている。見方を換えれば、ハンドルキャップ20とキャップ側摺動部材50との間に本体側摺動部材40が挟み込まれるように形成されている。これにより、ハンドルキャップ20がハンドル本体10に対して回動軸線O1周りに回動可能となるように固定される。なお、ハンドルキャップ20の回動角度範囲は、ハンドル本体10のボス部13と、キャップ側摺動部材50のガイド孔52aによって規制される。
発光基板70は、図5及び図6に示すように、環状の円盤形態をなすとともに、ハンドル本体10の膨出部12内に配置するために、ボス部13に対応するようにガイド凹部73が形成されている。また、発光基板70には、後方側に向けて光を照射する後側発光部71と、前方側に向けて光を照射する前側発光部72とが設けられている。すなわち、発光基板70には、前面及び背面の両面にそれぞれ発光素子が実装されて形成されている。これにより、ハンドル本体10及びハンドルキャップ20が光透光性を有して形成されているので、後側発光部71においては、鏡面加工を施した反射面を有する発射タッチセンサ30によって遊技者に向けて照射光L1を反射させることができる。また、前側発光部72においては、摺動部材40,50を貫通して前方に向けて照射光L2を照射することができる。この場合には、摺動部材40,50における表面部に鏡面加工を施して反射面を形成することもできる。摺動部材40,50の表面部を反射面とすることで、前側発光部72からの照射光L2を様々な角度に反射させ、演出効果を高めることができる。なお、発光基板70は、把持部Gにおけるハンドルキャップ20内領域に配置しても良い。すなわち、発光基板70をより前方に配置することで、遊技者に対してより近い位置から照射することができる。
なお、発光素子としては、単色発光ダイオードやフルカラー発光ダイオードなどが用いられ、これらの発光素子の配置や発光色(具体的には、色相や明度、彩度といった色調)、発光状況(例えば、点灯状態や点滅状態、消灯状態)等を組み合わせることで発光態様(表示態様)のバリエーションを飛躍的に増大させることができる。
以上のような発射ハンドル5について、遊技機1上での発射ハンドル5の作動について概略を説明する。遊技者が遊技を開始するために発射ハンドル5を把持して、ハンドルキャップ20(操作部)が回動操作されると、上皿(図示せず)に準備された遊技球が図示しない発射装置に送り出され、その発射装置により遊技盤2(遊技領域2b)内に遊技球が発射される。このとき、可変抵抗器60がハンドルキャップ20の回動角度範囲を検出するとともに、発射タッチセンサ30が遊技者による接触を検出した場合に、その可変抵抗器60の検出した値に基づく予め設定された強さで遊技球が遊技盤2内に発射されている。したがって、発射タッチセンサ30が、把持部Gの後方側に離間して配置されているので、遊技者は発射タッチセンサ30に接触するために、確実に把持部Gを握ることとなる。
このとき、発射ハンドル5には、発光基板70が搭載されているので、遊技球が入賞したとき等の遊技状態に対応させて発光部71,72の発光態様を変化(例えば、点滅等)させることで、遊技者にとって入賞期待感等を与えることができ、遊技に対する興趣を飛躍的に高められる。
なお、本発明において、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、目的、用途に応じて当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
本発明に係る遊技機の一例を示す正面図。 発射ハンドルの一例を示す一部破断斜視図。 図2における発射ハンドルの正面図。 図2における発射ハンドルの側面図。 図3におけるA−A断面図。 図2における発射ハンドルの分解斜視図。
符号の説明
1 遊技機
2 遊技盤
3 下皿
5 発射ハンドル
10 ハンドル本体
11 ベース部
12 膨出部
20 ハンドルキャップ(操作部)
30 発射タッチセンサ
32 タッチ認識部
33 発射停止スイッチ
40 本体側摺動部材(摺動部材)
50 キャップ側摺動部材(摺動部材)
60 可変抵抗器
61 本体部
62 シャフト
70 発光基板
71 後側発光部(発光部)
72 前側発光部(発光部)

Claims (7)

  1. 遊技者が遊技機前面側に取り付けられた発射ハンドルの操作部を回動操作することにより遊技球が遊技盤内に発射される遊技機であって、
    前記発射ハンドルは、遊技機前面側の固定板に固定されたベース部が前方に延び、前記ベース部の前側部分に形成された膨出部が前方に向かって拡径し、前記膨出部の前方側に前記操作部が配置され、前記膨出部と前記操作部とを含み遊技者に把持される把持部を形成し、
    前記発射ハンドルには、遊技者の接触を検出するための発射タッチセンサが、前記把持部から離間した後方側に位置するように、前記ベース部と一体的に成形、又は前記ベース部に固定配置、若しくは前記固定板に直接的に固定配置されて設けられており、
    遊技者が前記把持部を把持しつつ前記操作部を回動操作した状態で前記発射タッチセンサを接触可能であることを特徴とする遊技機。
  2. 前記発射タッチセンサは、筒状に形成された前記ベース部の外周上に前記操作部と同芯状となるように配置されている請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記発射タッチセンサは、後方に向かって拡開するように形成されている請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記把持部は光を透過する光透過性を有し
    該把持部の内部には、後方側に向けて光を照射する発光部が設けられる一方、前記発射タッチセンサには、前記発光部からの照射光を遊技者側に向けて反射する鏡面加工を施した反射面が形成されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遊技機。
  5. 前記把持部の内部には、前方側に向けて光を照射する発光部が設けられている請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記発射タッチセンサには、外表面に凸状又は凹状の表面加工が施され、その表面加工により遊技者が接触を認識し得る請求項1ないし5のいずれか1項に記載の遊技機。
  7. 前記発射タッチセンサの外表面に発射停止スイッチが設けられている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の遊技機。
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