JP6746488B2 - 弾球遊技機の発射ハンドル装置、および、弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機などの弾球遊技機において、遊技者による回動操作が可能なハンドルを備え、ハンドルの回転量に応じて遊技球の発射強度を設定する発射ハンドル装置に関する。
従来、弾球遊技機のハンドルは、初期位置に戻るようにスプリングにより付勢される。遊技者は、所望の発射強度を維持するために、スプリングのバネ力に抗してハンドルを所望の回動位置に保持する必要がある。スプリングのバネ力に抗してハンドルを長時間保持することは、遊技者にとって苦痛であり、遊技に集中することができなくなる。
スプリングのバネ力に抗してハンドルを長時間保持する問題を解決するために、特許文献1に記載の打球発射装置が提案された。特許文献1に記載の装置は、遊技者が把持するハンドルと、ハンドルと連結されたロータリエンコーダと、タッチ電極と、カウンタ回路と、を備える。タッチ電極は、ハンドルの前面に接続される。遊技者が、ハンドルを把持してタッチ電極に接触した状態で、ハンドルを正回転させている間、カウンタ回路は、ロータリエンコータからのパルス信号の数を加算し、ハンドルを逆回転させている間、カウンタ回路は、ロータリエンコータからのパルス信号の数を減算する。遊技者が、ハンドルから手指を離すと、カウンタ回路は「0」にリセットされる。ロータリソレノイドを含む発射装置の発射強度は、カウンタ回路のカウント値に応じて設定される。
特開平4−361768号公報
特許文献1に記載の装置は、ハンドルを初期位置に戻すスプリングを必要としないことから、遊技者が発射装置の発射強度を所望の強度に維持することが容易になる点で、有効である。しかし、特許文献1に記載の装置では、タッチ電極がハンドルの前面に配置されることから、遊技中でない間に、遊技者の身体の一部がタッチ電極に接触してハンドルを回転させてしまうおそれがある。
不用意にハンドルが回転することを防止するためにハンドルの回動位置を保持するための保持力を大きくする構成が考えられる。しかし、保持力を大きくすると、遊技中において、遊技者がハンドルを回動操作するときに大きな操作力を必要とすることから、発射装置の発射強度を容易に調整することができない問題がある。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、ハンドルの不用意な回動を防止するとともに、発射強度を容易に調整することができる弾球遊技機の発射ハンドル装置を提供することを目的とする。
(第1発明態様、および、その具体的態様)
請求項1に記載の第1発明態様は、所定の収容空間を画定する壁面部と、収容空間を所定の開放方向に開放するための開口部と、を含む収容ケースと、遊技球の発射強度を調整するために所定の回動軸線の回りに正逆両方向に無制限に回動可能であり、収容ケースの収容空間の内部に配置されるハンドルと、遊技者によるハンドルの接触を検出するための接触検出部と、を備え、ハンドルは、所定の内部操作空間を画定する導電性の内周形成部を含み、内部操作空間は、遊技者の手指が内周形成部に接触可能となるように、収容ケースの開口部を介して所定の開放方向に開放し、接触検出部は、内周形成部と電気的に接続される発射ハンドル装置である。
本発明態様の発射ハンドル装置は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機などの弾球遊技機に使用される遊技球を発射させるために、遊技者が回動操作するハンドル装置であればよい。
本発明態様では、内周形成部の形状は、内部操作空間を形成することができる形状であれば、限定されない。たとえば、内周形成部の形状は、円筒形、円錐形、半球形状、多角形の筒状形状などの形状でもよい。
本発明態様では、内周形成部は、内部操作空間を画定する部分を有する構成であればよく、その画定する部分は、連続した面であってもよいし、間隔をあけて配置される多数の棒状部分であってもよい。内部操作空間を画定する部分が、連続した内周面である場合、その内周面の全体が導電性を有する構成であってもよいし、内周面の周方向に間隔をあけて導電性の部分が配置される構成であってもよい。
本発明態様の発射ハンドル装置は、ハンドルの回動を検出するための回動検出部を備える構成であってもよいし、回動検出部を備えない構成であってもよい。本発明態様の発射ハンドル装置が回動検出部を備えない構成である場合、弾球遊技機が、ハンドルに連結される回動部材と、その回動部材に連結される回動検出部と、を備える構成となる。
請求項2に記載の具体的態様では、ハンドルは、内周形成部に連結され、所定の回動軸線の方向に延びる導電性の回動軸部を含み、内周形成部は、回動軸部から放射状に延びる多数の導電性のスポーク部を含む。
本具体的態様では、多数の導電性のスポーク部の先端が、リム部により連結される構成であってもよいし、間隔をあけて離れる構成であってもよい。
請求項3に記載の具体的態様では、ハンドルは、多数の導電性のスポーク部の先端が連結される円形リム部を含み、収容ケースは、開口部の周縁にわたって配置され、円形リム部が開口部から露出しないように円形リム部を覆う覆い部を含む。
本具体的態様では、円形リム部が、導電性を有する構成であってもよいし、絶縁性を有する構成であってもよい。
請求項4に記載の具体的態様では、ハンドルは、内周形成部に連結され、所定の回動軸線の方向に延びる導電性の回動軸部を含み、接触検出部は、回動軸部に固定される導電性の環状部材と、環状部材と摺接する導電性の摺接部材と、を含み、摺接部材は、装置フレームに固定される。
本具体的態様では、摺接部材は、環状部材の全周にわたって接触する構成であってもよいし、環状部材と部分的に接触する構成であってもよい。
請求項5に記載の具体的態様では、ハンドルは、所定の回動軸線の方向に延びる回動軸部と、回動軸部の直径より大きな直径を有する円形リム部と、を含み、内周形成部は、回動軸部から所定の開放方向に湾曲して延びて円形リム部に連結される。本具体的態様は、収容ケースの開口部の周縁にわたって配置され、円形リム部、または、円形リム部の近傍位置でハンドルに取り付けられる部材が回動することを案内する円形案内部を、さらに備える。
本具体的態様では、遊技者の手指が内周形成部に接触して内周形成部を押圧するときに、円形リム部が、所定の回動軸線と直交する方向に変位しないように、円形案内部は、円形リム部の近傍位置でハンドルに取り付けられる部材を案内する構成であればよいので、円形リム部の近傍位置は、回動軸部よりも円形リブ部に近い位置であればよい。
請求項6に記載の具体的態様では、ハンドルは、内周形成部に連結され、所定の回動軸線の方向に延びる回動軸部を含む。本具体的態様は、回動軸部に連結され、ハンドルに回動抵抗を付与する抵抗付与手段を、さらに備える。
請求項7に記載の具体的態様では、抵抗付与手段は、回動出力軸を有するオイルダンパと、回動出力軸に固定される第1歯車と、回動軸部に固定され、第1歯車と噛み合う第2歯車と、を含む。
請求項8に記載の具体的態様では、収容ケースは、開口部が形成された箇所から所定の方向に延びる載置部を含み、載置部は、遊技者の手が載置可能な載置面を有する。
(第2発明態様)
請求項9に記載の第2発明態様は、第1発明態様、または、その具体的態様の発射ハンドル装置と、ハンドルの回動方向、および回動量を検出するための回動検出部と、接触検出部が遊技者によるハンドルの接触を検出している間に、回動検出部が検出するハンドルの回動方向、および回動量に従って、発射強度を設定する発射強度設定部と、発射強度設定部により設定される発射強度に従って、遊技球を打撃する打撃部を作動させる作動部と、を備える弾球遊技機である。
(第1発明態様、および、第2発明態様の効果)
請求項1または請求項9に記載の各発明態様では、ハンドルは、収容ケースの収容空間の内部に配置され、遊技球の発射強度を調整するために所定の回動軸線の回りに正逆両方向に無制限に回動可能である。ハンドルは、所定の内部操作空間を画定する導電性の内周形成部を含む。内部操作空間は、遊技者の手指が内周形成部に接触可能となるように、収容ケースの開口部を介して所定の開放方向に開放する。この結果、ハンドルの内周形成部が収容ケースの収容空間に配置されることから、ハンドルの不用意な回動を防止するとともに、発射強度を容易に調整することができる。
(具体的態様の効果)
請求項2に記載の具体的態様では、ハンドルは、内周形成部に連結され、所定の回動軸線の方向に延びる導電性の回動軸部を含む。内周形成部は、回動軸部から放射状に延びる多数の導電性のスポーク部を含む。この結果、遊技者は、指先で各スポーク部に接触しながらハンドルを回動させることができ、発射強度を調整する操作が容易になる。
請求項3に記載の具体的態様では、ハンドルは、多数の導電性のスポーク部の先端が連結される円形リム部を含む。覆い部は、開口部の周縁にわたって配置され、円形リム部が開口部から露出しないように円形リム部を覆う。この結果、各スポーク部の先端が円形リム部に連結されることから、遊技者が各スポーク部を押圧したときでも、各スポーク部が変形することを低減することができる。また、覆い部が円形リム部を覆うことから、遊技者の身体の一部が各スポーク部に不用意に接触することを確実に防止することができる。
請求項4に記載の具体的態様では、ハンドルは、内周形成部に連結され、所定の回動軸線の方向に延びる導電性の回動軸部を含む。接触検出部は、回動軸部に固定される導電性の環状部材と、環状部材と摺接する導電性の摺接部材と、を含み、摺接部材は、装置フレームに固定される。この結果、固定される摺接部材が、回動する環状部材と摺接することから、接触検出部は、遊技者の手指が内周形成部に接触したことを確実に検出することができる。
請求項5に記載の具体的態様では、ハンドルは、所定の回動軸線の方向に延びる回動軸部と、回動軸部の直径より大きな直径を有する円形リム部と、を含む。内周形成部は、回動軸部から所定の開放方向に湾曲して延びて円形リム部に連結される。円形案内部は、収容ケースの開口部の周縁にわたって配置され、円形リム部、または、円形リム部の近傍位置でハンドルに取り付けられる部材が回動することを案内する。この結果、円形案内部が、円形リム部、または、ハンドルに取り付けられる部材を案内することから、遊技者が内周形成部を押圧したときでも、ハンドルを円滑に回動させることができる。
請求項6に記載の具体的態様では、ハンドルは、内周形成部に連結され、所定の回動軸線の方向に延びる回動軸部を含む。抵抗付与手段は、回動軸部に連結され、ハンドルに回動抵抗を付与する。この結果、抵抗付与手段がハンドルに回動抵抗を付与することから、遊技者は、内周形成部に軽く接触するのみで、ハンドルの回動位置を容易に保持することができる。
請求項7に記載の具体的態様では、オイルダンパの回動出力軸に固定される第1歯車は、回動軸部に固定される第2歯車と噛み合う。この結果、第1および第2歯車の噛み合いにより、オイルダンパの回動抵抗力を回動軸部に確実に伝達することができる。
請求項8に記載の具体的態様では、収容ケースは、開口部が形成された箇所から所定の方向に延びる載置部を含む。載置部は、遊技者の手が載置可能な載置面を有する。この結果、遊技者は、遊技中に手指を載置面に載せることにより、手指に疲労感を覚えることなく、長時間ハンドルを回動操作することができる。
本発明の一実施形態である発射ハンドル装置40を備えるパチンコ遊技機1の正面図である。 発射ハンドル装置40の斜視図である。 発射ハンドル装置40の分解斜視図である。 図2に示すA−A線に沿って切断された発射ハンドル装置40の右側断面図である。 各構成部分が組み付けられた前方ユニット部48を後方から見た斜視図である。 収容ケース60の正面図である。 収容ケース60の背面図である。 ハンドル64の正面図である。 ハンドル64の右側面図である。 ハンドル64の背面図である。 光伝導体66の右側面図である。 光伝導体66の背面図である。 光放射体68の正面図である。 光放射体68の右側面図である。 各構成部分が組み付けられた後方ユニット部50を前方から見た斜視図である。 後方ユニット部50を後方から見た斜視図である。 後方ユニット部50の正面図である。 図17に示すB−B線に沿って切断された後方ユニット部50の右側断面図である。 取付ベース70の正面図である。 取付ベース70の背面図である。 補助取付体90の正面図である。 補助取付体90の左側面図である。 ダンパ機構88の正面図である。 パチンコ遊技機1における遊技球の発射動作に関係する電気的構成を示すブロック図である。 遊技者が手指HAによりハンドル64を回動操作する様子を示す発射ハンドル装置40の左側断面図である。
[実施形態]
以下に、本発明の一実施形態である発射ハンドル装置を備えるパチンコ遊技機について、図面を参照して説明する。図1は、パチンコ遊技機1の全体構成を示す正面図である。なお、図1に矢印で示す2つの方向を、上下方向、および左右方向とし、両方向に直交する方向を、前後方向として、図2以降の図面でも同様に、各方向を示す。
<パチンコ遊技機1の全体構成>
パチンコ遊技機1は、遊技盤10を有する。遊技盤10は、パチンコ遊技が実行される部分であり、ガラス板と、その背後にある多数の釘が打設された盤面とを有する。パチンコ遊技機1は、上皿12と下皿14とを有する。上皿12は、凹部16を有する。凹部16は、右方に向かって細くなるテーパ形状に形成され、左方から右方向に向って下る傾斜面を有する。凹部16の右端近辺の幅は、遊技球の直径と略同じ幅に設定される。凹部16の左端には、凹部16に臨む賞球排出口18が設けられる。賞球排出口18は、遊技の結果生じた賞球を上皿12に導く開口である。賞球は、パチンコ遊技機1の内部から、賞球排出口18を介して上皿12に排出される。上皿12の凹部16の右端には、孔20が設けられる。この孔20は、案内路22に連なる。案内路22は、遊技球の直径と略同じ直径を有する。
上皿12の構成により、賞球排出口18を介して上皿12の凹部16に排出された遊技球は、凹部16の傾斜面により、凹部16の内部を左方から右方に転がり、凹部16の右端近辺の細くなった部分で一列に整列される。整列された遊技球は、孔20から案内路22の中に順に落ち込んでいく。
案内路22は、その下端で、パチンコ遊技機1に内蔵される発射機構24と接続される。発射機構24は遊技盤10に遊技球を発射する機構である。発射機構24は、案内路22から導かれた遊技球を1球ずつ遊技盤10に発射する。発射機構24は、図24に示すロータリソレノイド308と、打撃ハンマ310とを、含む。
下皿14は、略直方体形状の箱状に形成され、上側に開口を有する。下皿14は、上皿12と連通路26により連結される。連通路26は、パチンコ遊技機1の内部で、賞球排出口18と連結される。上皿12の凹部16に遊技球が多くあるために、賞球が、賞球排出口18から上皿12の凹部16に排出し切れなかった場合、上皿12に排出し切れなかった賞球は、連通路26を介して下皿14に導かれる。下皿14の下面には、落下孔28が設けられる。この落下孔28は、遊技者の操作によって開閉自在に構成される。
遊技盤10の最下方には、外れ玉取入口30が配置される。遊技盤10で行われた遊技の結果、いずれの入賞口にも入らずに遊技盤10の最下方に至った遊技球は外れ玉となり、外れ玉取入口30から遊技盤10の内部に取込まれる。外れ玉取入口30は、遊技盤10の裏面に開けられた外れ玉排出口に、外れ玉移送管によって接続される。
発射ハンドル装置40は、パチンコ遊技機1の右下部分に配置される。発射ハンドル装置40は、発射機構24により発射される遊技球の発射強度を調整する装置である。
<発射ハンドル装置40の詳細な構成>
発射ハンドル装置40の詳細な構成について、図面を参照して説明する。図2は、発射ハンドル装置40が、パチンコ遊技機1に固定される取付フレーム42に取り付けられた状態を示す斜視図である。図3は、発射ハンドル装置40の分解斜視図である。
図3において、発射ハンドル装置40は、前方ユニット部48と、後方ユニット部50と、を含む。後方ユニット部50が、前方ユニット部48に、ねじなどの固定手段により取り付けられることにより、発射ハンドル装置40は、ユニット化される。ユニット化された発射ハンドル装置40は、ねじなどの固定手段により、取付フレーム42に取り付けられる。前方ユニット部48は、収容ケース60と、案内リング62と、ハンドル64と、光伝導体66と、光放射体68と、を備える。後方ユニット部50は、取付ベース70と、基板72と、基板押え74と、導電リング76と、摺接体78と、タッチセンサ80と、検出円板82と、回動センサ84と、連結歯車86と、ダンパ機構88と、補助取付体90と、停止ボタン組体92と、を備える。
<前方ユニット部48の詳細な構成>
前方ユニット部48の詳細な構成について、図3乃至図14を参照して説明する。図4は、図2に示すA−A線に沿って切断された発射ハンドル装置40の右側断面図である。図5は、各構成部分が組み付けられた前方ユニット部48を後方から見た斜視図である。前方ユニット部48において、案内リング62と、ハンドル64と、光伝導体66と、光放射体68とは、図4、および図5に示すように、収容ケース60に組み付けられる。
(収容ケース60の構成)
収容ケース60は、図3に示すように、筒状ベース部100と、載置部102と、を有する。収容ケース60は、ABS樹脂材料などの合成樹脂材料により一体に成形され、電気的に絶縁性を有する。載置部102は、筒状ベース部100の下方部分から前方に延びる。載置部102は、遊技者の手が載置される広さの載置面102Aを有する。
図6、および図7は、収容ケース60の正面図、および背面図である。図6において、円形の開口部104が、筒状ベース部100の前方に開放して形成される。図4、および図7に示すように、筒状の覆い壁部105が、開口部104の全周縁にわたって形成され、前後方向に延びる内周壁面を有する。7つの保持溝106A〜106Gが、筒状ベース部100の外周部分であって、上方の半円周部分に、等しい間隔をあけて配列される。7つの保持溝106A〜106Gの各保持溝は、筒状ベース部100の後方周縁部において後方に開放して形成され、後方周縁部から前方に向って延びる。円形の嵌合溝108が、筒状ベース部100の前方部分の内部に形成される。開口部104の直径は、遊技者の片手が挿入されるのに充分な大きさの直径に設定される。
収容空間SP1が、図4に示すように、筒状ベース部100の外周部分により画定される。収容空間SP1は、ほぼ円筒形状を有し、ハンドル64、および光伝導体66を収容する広さを有する。
(案内リング62の構成)
案内リング62は、ポリアセタール樹脂材料などの合成樹脂材料により一体に成形され、電気的に絶縁性を有する。案内リング62は、円形の外周形状を有し、収容ケース60の嵌合溝108に圧入されて収容ケース60の内部に取り付けられる。円形の案内溝112が、図4に示すように、案内リング62の内部に形成される。
(ハンドル64の構成)
図8乃至図10は、ハンドル64の正面図、右側面図、および背面図である。ハンドル64は、図9に示すように、回動軸部114と、円形リム部116と、多数のスポーク部118と、を含む。ハンドル64は、ABS樹脂材料などの合成樹脂材料により一体に成形され、銀メッキがハンドル64全体に施される。この銀メッキにより、ハンドル64全体が、導電性を有する。
回動軸部114は、円形板状部分120と、円筒形状部分122と、を含む。円筒形状部分122は、円形板状部分120から後方に延びる。一対の位置決めピン124、126が、図9に示すように、円形板状部分120から後方に向って突出する。一対のねじ孔128、130が、図10に示すように、円形板状部分120に形成され、ねじ溝を有する。4つの突出部132が、円筒形状部分122の外周部に間隔をあけて配置され、図9に示すように、円形板状部分120から後方に延びる。4つの突出部132の各突出部は、図9に示すように、突出量が大きい大突出部分134と、大突出部分134より突出量が小さい小突出部分136と、を有する。
多数のスポーク部118は、図9、および図10に示すように、回動軸部114の円形板状部分120から円形リム部116まで、等しい間隔をあけて放射状に延びる。多数のスポーク部118は、略半球状の内部操作空間SP2が画定されるように、図9に示すように内部操作空間SP2から外側に湾曲した状態で、円形板状部分120から前方に延びる。円形リム部116の直径は、図10に示すように、円形板状部分120の直径、および円筒形状部分122の直径より充分に大きな直径に設定されるとともに、図4に示すように、収容ケース60の開口部104の直径、すなわち筒状の覆い壁部105の内周壁面の直径より大きい直径に設定される。覆い壁部105が、円形リム部116の全周部分が開口部104から露出しないように、図4に示すように、円形リム部116の近傍まで後方に延びる。
多数の連結突部140が、図9に示すように、円形リム部116に近接した位置で、多数のスポーク部118の外側部から後方にそれぞれ突出する。
(光伝導体66の構成)
図11、および図12は、光伝導体66の右側面図、および背面図である。光伝導体66は、円形係合部142と、カバー部144と、を含む。カバー部144は、図11に示すように、円形係合部142の後方周縁部から後方に湾曲して形成され、略半球形状を有する。光伝導体66は、ポリカーボネート樹脂材料などの合成樹脂材料から一体に成形され、光を伝導するために透明に構成される。
挿通穴146が、カバー部144の後方部分に形成される。一対の位置決め孔148、150が、挿通穴146に近接した位置で、カバー部144の後方部分に形成される。一対の貫通孔152、154が、挿通穴146に近接した位置で、カバー部144の後方部分に形成される。多数の連結孔156が、円形係合部142に近接した位置で、等しい間隔をあけてカバー部144の前方部分に形成される。
図4に示すように、光伝導体66がハンドル64を外側から覆うように配置される状態において、円筒形状部分122が挿通穴146に挿通され、両位置決めピン124、126が両位置決め孔148、150に嵌入される。両位置決めピン124、126の嵌入により、光伝導体66とハンドル64とが外周方向に位置決めされる。この位置決め状態において、多数の連結突部140が多数の連結孔156にそれぞれ嵌入される。取付けねじが両貫通孔152、154に挿通されて両ねじ孔128、130にねじ込まれることにより、光伝導体66がハンドル64に取り付けられる。
図4に示すように、ハンドル64、および光伝導体66が収容ケース60に組み付けられる状態において、光伝導体66の円形係合部142の前方部分が、案内リング62の案内溝112に嵌合する。この嵌合により、ハンドル64、および光伝導体66は、ハンドル64の回動軸部114の軸線、すなわち図4に示す回動軸線AXの回りに回動するように、案内溝112に沿って案内される。
(光放射体68の構成)
図13、および図14は、光放射体68の正面図、および右側面図である。光放射体68は、支持板部158と、6つの放射ヘッド部160と、を含む。光放射体68は、ポリカーボネート樹脂材料などの合成樹脂材料から一体に成形され、光を放射するために透明に構成される。
支持板部158は、図13に示すように、円弧状に湾曲して形成される。6つの放射ヘッド部160は、等しい間隔をあけて支持板部158に配列され、図14に示すように、支持板部158から前方に突出した状態で配置される。6つの放射ヘッド部160は、収容ケース60の7つの保持溝106A〜106Gのうち、6つの保持溝106A〜106Fに嵌合する。
6つの放射ヘッド部160が6つの保持溝106A〜106Fに嵌合した状態において、図4に示すように、光放射体68は、収容ケース60の筒状ベース部100の上方部分に、ねじなどの固定手段により取り付けられる。
<後方ユニット部50の詳細な構成>
後方ユニット部50の詳細な構成について、図3、図4、および、図15乃至図23を参照して説明する。図15は、各構成部分が組み付けられた後方ユニット部50を前方から見た斜視図であり、図16は、後方ユニット部50を後方から見た斜視図である。図17、および図18は、各構成部分が組み付けられた後方ユニット部50の正面図、および、図17に示すB−B線に沿って切断された後方ユニット部50の右側断面図である。
(取付ベース70の構成)
図19、および図20は、取付ベース70の正面図、および背面図である。取付ベース70は、円形のベース部162と、円形壁部164とを有し、ABS樹脂材料などの合成樹脂材料により一体に成形される。円形壁部164は、図18に示すように、ベース部162の外周縁部から前方に延び、段状に形成される。円形の挿通穴166が、図19に示すように、ベース部162の中心位置に形成される。ボタン取付台座168が、図19に示すように、取付ベース70の前面において左端部に形成される。軸受溝168Aが、図19に示すように、上下方向に延びてボタン取付台座168に形成される。センサ取付台座170が、図20に示すように、ベース部162の後面において右下部分に形成される。コネクタ用開口部172が、図19に示すように、ベース部162の前面において右上部分に形成される。
7つの保持溝174A〜174Gが、円形壁部164の上方の半円周部分に、等しい間隔をあけて配列される。7つの保持溝174A〜174Gの各保持溝は、円形壁部164の前方周縁部において前方に開放して形成され、前方周縁部から後方に向って延びる。前方ユニット部48と、後方ユニット部50とが組み付けられる状態において、6つの保持溝174A〜174Fは、収容ケース60の6つの保持溝106A〜106Fと協働して、光放射体68の6つの放射ヘッド部160を保持する。保持溝174Gは、収容ケース60の保持溝106Gと協働して、後述の停止ボタン操作部182のヘッド部188が揺動可能となる空間を形成する。リング保持壁部175が、図20に示すように、取ベース部162の後面において挿通穴166と同心円の円形形状に形成される。
(基板72、および基板押え74の構成)
基板72は、図3に示すように、略円形形状を有し、多数の発光ダイオードと、コネクタ部72Aとを搭載する。円形開口部176が、図3、および図17に示すように、中心位置に形成される。図17に示すように、多数の発光ダイオードのうち、12個の発光ダイオード178が、円形開口部176の円周方向に等しい間隔をあけて配列されるとともに、別の6個の発光ダイオード180が、基板72の外周縁部に沿って等しい間隔をあけて配列される。12個の発光ダイオード178は、白色の発光ダイオードであり、6個の発光ダイオード180は、赤色の発光ダイオードである。
基板押え74は、円弧状の形状を有し、ABS樹脂材料などの合成樹脂材料により一体に成形される。基板押え74は、基板72をベース部162の前面に取り付けるために、前方から基板72をベース部162に押し付ける。基板押え74、および基板72は、ねじなどの固定手段により、ベース部162に取り付けられる。基板72がベース部162に取り付けられた状態において、6個の発光ダイオード180は、図17に示すように、6つの保持溝174A〜174Fに対向するように配置される。基板押え74は、6個の発光ダイオード180が前方に向って基板押え74から露出するように、各発光ダイオードに対応して配置される開口部を有する。基板72がベース部162に取り付けられたときに、基板72のコネクタ部72Aは、図16に示すように、取付ベース70のコネクタ用開口部172を通して後方に突出する。
(停止ボタン組体92の構成)
停止ボタン組体92は、図3に示すように、停止ボタン操作部182と、リミットスイッチ184と、スイッチ保持体186と、を含む。停止ボタン操作部182は、光放射体68の放射ヘッド部160と同じ形状のヘッド部188と、揺動軸部190とを含み、ポリアセタール樹脂材料などの合成樹脂材料により一体に成形される。揺動軸部190は、取付ベース70のボタン取付台座168の軸受溝168Aに嵌合可能に形成される。図15は、停止ボタン組体92が取付ベース70に組み付けられた状態を示す。リミットスイッチ184は、取付ピンなどの固定手段によりスイッチ保持体186に取り付けられた状態において、揺動軸部190が軸受溝168Aに嵌合された後に、スイッチ保持体186が、揺動軸部190を覆うように、ねじなどの固定手段によりボタン取付台座168に取り付けられる。停止ボタン組体92の組み付けにより、停止ボタン操作部182は、取付ベース70に揺動操作可能に取り付けられる。
リミットスイッチ184は、オフ状態に弾性力で常時付勢される作動部を有する。停止ボタン組体92の組み付け状態において、リミットスイッチ184の作動部は、図15に示すように、停止ボタン操作部182のヘッド部188の右側の面に当接する。作動部から弾性力を受けるヘッド部188の後端部は、図16に示すように、取付ベース70の保持溝174Gに係合し、ヘッド部188は取付ベース70から前方に起立した状態に維持される。遊技者が停止ボタン操作部182を押圧すると、停止ボタン操作部182は揺動してリミットスイッチ184の作動部を押圧する。この押圧により、リミットスイッチ184はオフ状態からオン状態に切り換わる。
(導電リング76、および摺接体78の構成)
導電リング76は、円形リング形状を有し、導電性、および耐摩耗性を有する材料から成形される。導電リング76の内周部は、図4に示すように、ハンドル64の小突出部分136と係合する。この係合により、導電リング76は、ハンドル64と一体的に回動することができる。導電リング76の外周部の直径は、図18に示すように、取付ベース70の挿通穴166の直径より大きい直径に設定される。この直径の設定により、導電リング76が取付ベース70に対して前方に移動することが防止される。導電リング76の外周部は、取付ベース70のリング保持壁部175と嵌合する。この嵌合により、導電リング76は、リング保持壁部175に案内されて回動することができる。
摺接体78は、略円形リング形状を有し、ABS樹脂材料などの合成樹脂材料により一体に成形され、銀メッキが摺接体78全体に施される。この銀メッキにより、摺接体78全体が、導電性を有する。摺接体78は、図18に示すように、取付ベース70のベース部162の後面に、ねじなどの固定手段により取り付けられる。摺接体78の内周部は、導電リング76の外周部と接触する。摺接体78の内周部の直径は、図18に示すように、導電リング76の外周部の直径より小さな直径に設定される。この直径の設定により、導電リング76が摺接体78、および取付ベース70に対して後方に移動することが防止される。
摺接体78は、図3に示すように、1つのセンサ接続部192を含む。センサ接続部192は、摺接体78の外周部から外方に突出して形成される。
(タッチセンサ80の構成)
タッチセンサ80は、図16に示すように、取付ベース70のセンサ取付台座170
に、ねじなどの固定手段により取り付けられる。タッチセンサ80は、導電接続ラインにより、摺接体78のセンサ接続部192と接続される。タッチセンサ80は、遊技者の手指がハンドル64に接触しているか否かを検出する静電容量式のセンサから構成される。遊技者の手指がハンドル64に接触しているときに、タッチセンサ80は、対地間静電容量の変化を検出し、遊技者の手指がハンドル64に接触している間、低レベルの検出信号を発生し、遊技者の手指がハンドル64から離れたときに、高レベルの検出信号を発生する。
(検出円板82、回動センサ84、連結歯車86、ダンパ機構88、および補助取付体90の構成)
検出円板82は、外周縁部に沿って形成された多数のスリットを有する。前方ユニット部48において、ハンドル64の円筒形状部分122は、図5に示すように、光伝導体66から後方に突出する。前方ユニット部48と後方ユニット部50とが組み付けられた状態において、円筒形状部分122の後方端部は、図4に示すように、基板72の円形開口部176、および取付ベース70の挿通穴166を通して、導電リング76、および摺接体78よりも後方に突出して配置される。検出円板82、および連結歯車86は、ねじなどの固定手段により、円筒形状部分122の後方端部に取り付けられる。遊技者がハンドル64を回動操作すると、検出円板82、および連結歯車86はハンドル64とともに回動する。
図21、および図22は、補助取付体90の正面図、および左側面図である。図21において、センサ取付台座194が、補助取付体90の左方部分に形成される。ダンパ取付台座196が、補助取付体90の上方端部分に形成される。ダンパ機構88は、補助取付体90のダンパ取付台座196に、ねじなどの固定手段により取り付けられる。検出円板82、および連結歯車86が円筒形状部分122の後方端部に取り付けられた状態において、補助取付体90は、図4、および図18に示すように、取付ベース70の後面に、ねじなどの固定手段により取り付けられる。
補助取付体90が取付ベース70の後面に取り付けられた状態において、回動センサ84は、補助取付体90のセンサ取付台座194に、ねじなどの固定手段により取り付けられる。回動センサ84は、発光部と、受光部とを備える。回動センサ84がセンサ取付台座194に取り付けられた状態において、回動センサ84の発光部と、受光部とは、検出円板82の多数のスリットが形成される領域を挟んで配置される。回動センサ84は、多数のスリットを光学的に検出し、位相の異なる2つの検出パルス信号を発生する。
図23は、ダンパ機構88の正面図である。図23において、ダンパ機構88は、オイルダンパ198と、出力軸部200と、出力軸部200に固定される出力歯車202と、を含む。補助取付体90が取付ベース70の後面に取り付けられた状態において、出力歯車202は、連結歯車86と噛み合う。出力歯車202のピッチ円の直径は、連結歯車86のピッチ円の直径より充分に小さい直径に設定される。オイルダンパ198は、オイルなどの粘性流体を収容し、出力軸部200に回動抵抗を付与するように構成される。遊技者がハンドル64を所望の回動量だけ回動操作した後に、ハンドル64に接触した状態でハンドル64に回動操作力を付与することを止めたときでも、ダンパ機構88の作用により、ハンドル64の回動位置を保持することができる。
<パチンコ遊技機1の電気的構成>
パチンコ遊技機1における遊技球の発射動作に関係する電気的構成について、図24を参照して説明する。図24は、遊技球の発射動作に関係する電気的構成を示すブロック図である。パチンコ遊技機1におけるパチンコ遊技の全般を制御するための電気的構成は公知であるので、図24においては省略される。
図24において、第1制御回路300は、遊技球の発射強度を設定するとともに、遊技球の発射動作を制御する。第1制御回路300は、公知のマイクロコンピュータから構成され、ROM、およびRAMを備える。ROMは、発射強度を制御するための主制御プログラムなどを固定記憶し、RAMは、制御処理結果などを一時記憶する。
タッチ判断回路302が、タッチセンサ80に接続され、タッチセンサ80から検出信号を受け取る。タッチ判断回路302は、所定期間を超える期間継続してタッチセンサ80から低レベルの検出信号を受け取ったときに、遊技者がハンドル64に接触していると判断してタッチ判断信号を第1制御回路300に供給する。
カウンタ回路304が、回動センサ84に接続され、回動センサ84から位相が異なる2つの検出パルス信号を受け取る。カウンタ回路304は、2つの検出パルス信号の位相に基いて、ハンドル64の回転方向を判断する。カウンタ回路304は、ハンドル64が正回転していると判断したときに、各検出パルス信号に従ってカウント値を増加させ、ハンドル64が逆回転していると判断したときに、各検出パルス信号に従ってカウント値を減少させる。カウンタ回路304がカウントするカウント値は、最大値と最小値「0」との範囲内に制限される。すなわち、カウント値が最大値に達したときには、ハンドル64が正回転し続けても、カウント値は最大値に制限される。カウント値が最小値「0」に達したときには、ハンドル64が逆回転し続けても、カウント値は最小値「0」に制限される。
停止ボタン組体92のリミットスイッチ184が、第1制御回路300に接続され、遊技者が停止ボタン操作部182を押圧操作している間、停止検出信号を第1制御回路300に供給する。
ソレノイド駆動回路306が、カウンタ回路304に接続され、カウンタ回路304から供給されるカウント値に従ってロータリソレノイド308を駆動する。ソレノイド駆動回路306は、デジタル情報であるカウント値をアナログ信号に変換し、アナログ信号に応じた大きさの駆動電流をロータリソレノイド308に供給する。打撃ハンマ310が、ロータリソレノイド308の回転子に連結され、ロータリソレノイド308の駆動電流の大きさに応じた強さで、遊技球を打撃する。
発射タイミング回路312は、所定周期で発射タイミングパルス信号をソレノイド駆動回路306に供給する。ソレノイド駆動回路306は、各発射タイミングパルス信号に従ってロータリソレノイド308に駆動電流を供給する。
第1制御回路300は、タッチ判断回路302からタッチ判断信号を受け取らないときに、リセット信号をカウンタ回路304に供給する。カウンタ回路304は、リセット信号を受け取ったときに、カウント値を最小値「0」にリセットする。また、第1制御回路300は、リミットスイッチ184から停止検出信号を受け取っている間、ソレノイド駆動回路306に駆動停止信号を供給し、リミットスイッチ184から停止検出信号を受け取っていない間、ソレノイド駆動回路306に駆動許可信号を供給する。ソレノイド駆動回路306は、駆動停止信号を受け取っている間、ロータリソレノイド308の駆動を停止する。
遊技者が停止ボタン操作部182の押圧操作を解除したときに、リミットスイッチ184からの停止検出信号の供給は停止される。リミットスイッチ184から停止検出信号が供給されている間でも、カウンタ回路304はカウント動作を継続することから、ソレノイド駆動回路306は、リミットスイッチ184からの停止検出信号の供給が停止された時点でのカウント値をカウンタ回路304から受け取り、その受け取ったカウント値に応じた駆動電流をロータリソレノイド308に供給する。
第2制御回路314が、遊技球の発射動作に関連する表示動作を制御するために、第1制御回路300から独立して設けられる。第2制御回路314は、タッチ判断回路302、表示駆動回路316、および、パチンコ遊技機1の電源スイッチ318にそれぞれ接続される。第2制御回路314は、タッチ判断回路302からのタッチ判断信号と、電源スイッチ318からの電源オン信号とに従って、表示制御情報を表示駆動回路316に供給する。
電源スイッチ318から電源オン信号が供給されている間、第2制御回路314は、12個の発光ダイオード178の全てを連続点灯させる点灯制御情報を表示駆動回路316に供給する。表示駆動回路316は、点灯制御情報に従って12個の発光ダイオード178の全てを白色に連続点灯させる。パチンコ遊技機1の電源が遮断されて電源オン信号の供給が停止されたときに、12個の発光ダイオード178の全てが消灯される。
電源スイッチ318から電源オン信号が供給されている状態で、タッチ判断信号が供給されていないとき、第2制御回路314は、6個の発光ダイオード180の各発光ダイオードを順番に点滅させるとともに、その点滅を繰り返し実行させる点滅制御情報を表示駆動回路316に供給する。電源スイッチ318から電源オン信号が供給されている状態で、タッチ判断信号が供給されている間、第2制御回路314は、6個の発光ダイオード180の全てを連続点灯させる点灯制御情報を表示駆動回路316に供給する。表示駆動回路316は、点滅制御情報に従って6個の発光ダイオード180の各発光ダイオードを赤色で順番に点滅させ、点灯制御情報に従って6個の発光ダイオード180の全てを赤色で連続点灯させる。パチンコ遊技機1の電源が遮断されて電源オン信号の供給が停止されたときに、6個の発光ダイオード180の全てが消灯される。
[パチンコ遊技機1における遊技球の発射に関連する動作および作用]
パチンコ遊技機1における遊技球の発射に関連する動作および作用について、図面を参照して説明する。パチンコ遊技機1のパチンコ遊技動作はよく知られているので、その説明を省略し、遊技球の発射に関連する動作および作用について、詳細に説明する。図25は、遊技者が手指HAによりハンドル64を回動操作する様子を示す発射ハンドル装置40の左側断面図である。
遊技者が、電源投入されたパチンコ遊技機1を使用してパチンコ遊技を楽しむために、図25に示すように、右手の手指HAの手のひらPAを載置部102の載置面102Aに載せ、ハンドル64の内部操作空間SP2に指先FNを差し入れる。遊技者が、指先FNをハンドル64のスポーク部118に接触すると、タッチ判断回路302は、タッチセンサ80から低レベルの検出信号を受け取ってタッチ判断信号を第1制御回路300に供給する。第1制御回路300は、リミットスイッチ184から停止検出信号を受け取らない限り、駆動許可信号をソレノイド駆動回路306に供給する。ソレノイド駆動回路306は、駆動許可信号を受け取っている間、ロータリソレノイド308の駆動が可能な状態に設定される。
タッチ判断回路302は、タッチ判断信号を第2制御回路314にも供給する。第2制御回路314は、パチンコ遊技機1への電力供給が行われている状態において、タッチ判断信号に従って、点滅制御情報の供給を停止して点灯制御情報を表示駆動回路316に供給する。表示駆動回路316は、点灯制御情報に従って6個の発光ダイオード180の全てを赤色で連続点灯させる。遊技者は、光放射体68から放射される光が赤色の点滅状態から赤色の連続点灯状態へ変化したことを見ることで、ハンドル64に接触したこと、および、遊技球の発射強度を調整することができることを、容易に認識することができる。
遊技者が、ハンドル64のスポーク部118に接触した状態で、ハンドル64を正回転させると、たとえば、図2においてハンドル64を左回りに回転させると、カウンタ回路304は、回動センサ84からの2つの検出パルス信号に従って、最小値「0」からカウント値を増加させる。ソレノイド駆動回路306は、カウンタ回路304からのカウント値に応じた駆動電流で、ロータリソレノイド308を駆動する。遊技球の発射強度を小さくするために、遊技者が、ハンドル64のスポーク部118に接触した状態で、ハンドル64を逆回転させると、たとえば、図2においてハンドル64を右回りに回転させると、カウンタ回路304は、回動センサ84からの2つの検出パルス信号に従って、現在のカウント値からカウント値を減少させる。ソレノイド駆動回路306は、カウンタ回路304から減少されたカウント値を受け取り、そのカウント値に応じて減少された駆動電流で、ロータリソレノイド308を駆動する。
遊技球の発射動作を一時的に停止させるために、遊技者が、たとえば左手で、停止ボタン操作部182を押圧操作すると、リミットスイッチ184が停止検出信号を第1制御回路300に供給する。第1制御回路300は、停止検出信号を受け取っている間、ソレノイド駆動回路306に駆動停止信号を供給し続ける。ソレノイド駆動回路306は、駆動停止信号を受け取っている間、ロータリソレノイド308の駆動を停止する。
遊技者が、停止ボタン操作部182の押圧操作を解除すると、第1制御回路300は、駆動許可信号をソレノイド駆動回路306に供給する。ソレノイド駆動回路306は、停止ボタン操作部182の押圧操作が解除された時点でのカウンタ回路304のカウント値を受け取り、そのカウント値に応じた駆動電流をロータリソレノイド308に供給する。
遊技者が、ハンドル64のスポーク部118から指先FNを離すと、タッチセンサ80は、指先FNがハンドル64から離れたことを表す高レベルの検出信号をタッチ判断回路302に供給する。タッチ判断回路302は、第1および第2制御回路300、314へのタッチ判断信号の供給を停止する。タッチ判断信号の停止に従って、第1制御回路300は、カウンタ回路304にリセット信号を供給する。カウンタ回路304は、リセット信号に従って、カウント値を最小値「0」に設定する。最小値「0」への設定により、ソレノイド駆動回路306はロータリソレノイド308への駆動電流の供給を停止する。
タッチ判断信号の停止に従って、第2制御回路314は、点灯制御情報の供給を停止して点滅制御情報を表示駆動回路316に供給する。表示駆動回路316は、点滅制御情報に従って6個の発光ダイオード180の各発光ダイオードを赤色で順番に点滅させる。遊技者は、光放射体68から放射される光が赤色の連続点灯状態から赤色の点滅状態へ変化したことを見ることで、ハンドル64から指先FNが離れたこと、および、遊技球の発射強度の調整を再度行う必要があることを、容易に認識することができる。
[実施形態の効果]
本実施形態では、導電性のハンドル64が、収容ケース64の収容空間SP1の内部に配置され、タッチセンサ80と電気的に接続される。遊技者は、収容ケース64の開口部104から手指を挿入してハンドル64の多数のスポーク部118に接触してハンドル64を回動させる。この結果、遊技者が開口部104から手指を意識して挿入しない限り、遊技者の身体の一部が不用意にハンドル64に接触することを防ぐことができる。
本実施形態では、ハンドル64の構成部分のうちで、開口部104に最も近い位置に配置される円形リム部116が、図4に示すように、収容ケース60の覆い壁部105により、前方から覆われる。この結果、遊技者の身体の一部が、導電性の円形リム部116に不用意に接触することを確実に防止することができる。
本実施形態では、導電リング76がハンドル64の回動軸部122に取り付けられ、摺接体78が取付ベース70に取り付けられる。導電リング76は、ハンドル64とともに無制限に回動可能であり、摺接体78と摺接する。摺接体78のセンサ接続部192が、取付ベース70に取り付けられるタッチセンサ80と接続される。この結果、タッチセンサ80は、無制限に回動するハンドル64への遊技者の接触を、確実に検出することができる。
本実施形態では、光伝導体66がハンドル64に取り付けられる。光伝導体66の円形係合部142の前方部分が、図4に示すように、案内リング62の案内溝112に嵌合する。円形係合部142の前方部分は、円形リム部116に近接して配置される。この結果、円形係合部142の前方部分が案内溝112により案内されることから、遊技者がスポーク部118を強く押圧した場合でも、円形リム部116が上下方向に移動することがなく、ハンドル64を円滑に回動させることができる。
本実施形態では、ハンドル64が多数の導電性のスポーク部118を有する。多数の導電性のスポーク部118が内部操作空間SP2を画定する。この結果、複数の指でハンドルの外周部分を握ってハンドルを回動させる従来の構成に比べ、遊技者は、指先で各スポーク部118を軽く引っ掛けてハンドル64を回動させることができ、ハンドル64の回動量の調整を容易に行うことができる。
光伝導体66の円形係合部142の前方部分が、案内リング62の案内溝112に嵌合することにより、ハンドル64の円形リム部116が回動可能に支持される。また、ハンドル64の小突出部分136と係合する導電リング76が摺接体78と摺接することにより、ハンドル64の回動軸部114が回動可能に支持される。この結果、ハンドル64は、円形リム部116と回動軸部114との2箇所で支持されることから、回動軸線AXに対して捩じれることなく円滑に回動することができる。
本実施形態では、停止ボタン操作部182が、収容ケース64の保持溝106Gと取付ベース70の保持溝174Gとにより形成される空間に揺動可能に配置され、収容ケース64の外部から操作される。ハンドル64は、収容ケース64の収容空間SP1の内部に配置される。この結果、停止ボタン操作部がハンドルに近接して配置される従来の構成に比べ、遊技者が、ハンドル64の回動操作中に、停止ボタン操作部を誤って操作して遊技球の発射を停止させてしまうことを確実に防止することができる。
本実施形態では、載置部102が、収容ケース64の筒状ベース部100の下方部分から前方に延びる。収容ケース64の開口部104は載置部102の載置面102Aに近接した位置で前方に開放する。この結果、図25に示すように、遊技者は、手のひらPAを載置面102Aに載せた状態で、指先FNを開口部104から挿入してハンドル64に接触することができ、手指HAに疲労感を覚えることなく遊技に長時間集中することができる。
<構成の対応関係>
パチンコ遊技機1、および発射ハンドル装置40は、本発明の弾球遊技機、および発射ハンドル装置の一例である。収容ケース60、および開口部104が、本発明の収容ケース、および開口部の一例である。開口部104が開放する前方向が、本発明の開口部の開放方向の一例である。筒状ベース部100、および収容空間SP1が、本発明の壁面部、および収容空間の一例である。ハンドル64、回動軸部114、および円形リム部116が、本発明のハンドル、回動軸部、および円形リム部の一例である。多数のスポーク部118が、本発明の内周形成部、および多数の導電性のスポーク部の一例である。内部操作空間SP2が、本発明の内部操作空間の一例である。ハンドル64の回動軸線AXが、本発明のハンドルの回動軸線の一例である。導電リング72、摺接体78、およびタッチセンサ80が、本発明の接触検出部の一例である。導電リング72、摺接体78、および取付ベース70が、本発明の環状部材、摺接部材、および装置フレームの一例である。覆い壁部105が、本発明の覆い部の一例である。案内リング62、および光伝導体66が、本発明の円形案内部、および、ハンドルに取り付けられる部材の一例である。載置部102、および載置面102Aが、本発明の載置部、および載置面の一例である。連結歯車86、およびダンパ機構88が、本発明の抵抗付与手段の一例である。オイルダンパ198、出力軸部200、出力歯車202、および連結歯車86が、本発明のオイルダンパ、回動出力軸、第1歯車、および第2歯車の一例である。検出円板82、回動センサ84、およびカウンタ回路304が、本発明の回動検出部の一例である。カウンタ回路304、およびソレノイド駆動回路306は、本発明の発射強度設定部の一例である。ソレノイド駆動回路306、および発射タイミング回路312が、本発明の作動部の一例である。ロータリソレノイド308、および打撃ハンマ310が、本発明の打撃部の一例である。
<変形例>
本発明は、本実施形態に限定されることはなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。以下にその変形の一例を述べる。
(1)本実施形態では、収容ケース60の筒状ベース部100は、ハンドル64の多数のスポーク部118を円周方向に覆う構成であるが、この構成に限定されない。たとえば、遊技者の身体の一部が不用意に接触することがない筒状ベース部100の下方部分において、多数のスポーク部118のうちの一部のスポーク部が下方に露出する構成であってもよい。
(2)本実施形態では、載置部102が筒状ベース部100の下方部分から前方に常時延びている構成であるが、この構成に限定されない。たとえば、載置部102の全てを筒状ベース部100から取り除いた構成であってもよい。または、載置部102の前方への延出長さが、遊技者の操作により調整される構成であってもよいし、載置部102が前方に延出する延出位置と、筒状ベース部100の内部に退避する退避位置との間で変位可能に構成されてもよい。
(3)本実施形態では、導電リング76がハンドル64の回動軸部122に取り付けられ、タッチセンサ80と電気的に接続される摺接体78が、導電リング76と摺接する構成であるが、この構成に限定されない。たとえば、案内リング62が、導電性を有する材料から成形され、ハンドル64の円形リム部116と接触して案内する構成であれば、タッチセンサ80が、案内リング62と電気的に接続される構成であってもよい。
(4)本実施形態では、ハンドル64は多数の導電性のスポーク部118を有し、多数のスポーク部118が内部操作空間SP2を画定する構成であるが、この構成に限定されない。たとえば、多数のスポーク部118に代えて、ハンドル64が連続する内周面を有する場合には、その連続する内周面が内部操作空間SP2を画定する構成となる。この変形例では、連続する内周面が、凹凸形状に形成され、遊技者の指先が内周面に引っ掛かり易い表面形状であることが好ましい。
(5)本実施形態では、後方ユニット部50が前方ユニット部48に取り付けられることにより、発射ハンドル装置40が1つのユニットとして組み立てられる。発射ハンドル装置40は、パチンコ遊技機1に固定される取付フレーム42に取り付けられるが、この発射ハンドル装置40の構成に限定されない。たとえば、後方ユニット部50、および前方ユニット部48が、1つのユニットに組み立てられることなく、取付フレーム42に個別に取り付けられる構成であってもよい。
(6)本実施形態では、ハンドル64の回動軸部114は、円形板状部分120と、円筒形状部分122と、を含む。円筒形状部分122は、図9に示すように、円形板状部分120から後方に延びる構成であるが、この構成に限定されない。たとえば、円形板状部分120が、前後方向に肉厚に形成され、回動可能に支持されるのであれば、円筒形状部分122に相当する部分を不要にすることができる。
(7)本実施形態では、光伝導体66の円形係合部142の前方部分が、案内リング62の案内溝112に嵌合することにより、ハンドル64の円形リム部116が回動可能に支持される。ハンドル64の小突出部分136と係合する導電リング76が摺接体78と摺接することにより、ハンドル64の回動軸部114が回動可能に支持される。ハンドル64は、2箇所で回動可能に支持される構成であるが、この構成に限定されない。たとえば、ハンドル64が回動軸線AXに対して捩れることなく回動することができるのであれば、円形リム部116および回動軸部114のいずれか1箇所でハンドル64を支持する構成であってもよい。
(8)本実施形態では、ダンパ機構88は、連結歯車86が取り付けられるハンドル64の回動軸部114に回動抵抗を付与する構成であるが、この構成に限定されない。たとえば、機械的弾性手段が、ハンドル64の円形リム部116と係合して回動抵抗を円形リム部に付与する構成であってもよい。
(9)本実施形態では、タッチ判断回路302、およびカウンタ回路304が、第1制御回路300と別個に設けられる構成であるが、この構成に限定されない。たとえば、タッチ判断回路302、およびカウンタ回路304の機能が、第1制御回路300に組み込まれることにより、ソフトウエアにより達成される構成であってもよい。
(10)本実施形態では、特許文献1に記載されるようなロータリソレノイド308が使用されるが、この構成に限定されない。たとえば、ロータリソレノイドに代えて、クラッパ型のソレノイドが使用されてもよい。クラッパ型のソレノイドの構成は、特開2008−132149号公報などにより公知である。
1 パチンコ遊技機
40 発射ハンドル装置
60 収容ケース
62 案内リング
64 ハンドル
66 光伝導体
70 取付ベース
72 導電リング
78 摺接体
80 タッチセンサ
82 検出円板
84 回動センサ
86 連結歯車
88 ダンパ機構
100 筒状ベース部
102 載置部
102A 載置面
104 開口部
105 覆い壁部
114 回動軸部
116 円形リム部
118 多数のスポーク部
198 オイルダンパ
200 出力軸部
202 出力歯車
300 制御回路
304 カウンタ回路
306 ソレノイド駆動回路
308 ロータリソレノイド
310 打撃ハンマ
312 発射タイミング回路
SP1 収容空間
SP2 内部操作空間
AX 回動軸線

Claims (9)

  1. 所定の収容空間を画定する壁面部と、収容空間を所定の開放方向に開放するための開口部と、を含む収容ケースと、
    遊技球の発射強度を調整するために所定の回動軸線の回りに正逆両方向に無制限に回動可能であり、収容ケースの収容空間の内部に配置されるハンドルと、
    遊技者によるハンドルの接触を検出するための接触検出部と、を備え、
    ハンドルは、所定の内部操作空間を画定する導電性の内周形成部を含み、
    内部操作空間は、遊技者の手指が内周形成部に接触可能となるように、収容ケースの開口部を介して所定の開放方向に開放し、
    接触検出部は、内周形成部と電気的に接続される発射ハンドル装置。
  2. ハンドルは、内周形成部に連結され、所定の回動軸線の方向に延びる導電性の回動軸部を含み、
    内周形成部は、回動軸部から放射状に延びる多数の導電性のスポーク部を含む請求項1に記載の発射ハンドル装置。
  3. ハンドルは、多数の導電性のスポーク部の先端が連結される円形リム部を含み、
    収容ケースは、開口部の周縁にわたって配置され、円形リム部が開口部から露出しないように円形リム部を覆う覆い部を含む請求項2に記載の発射ハンドル装置。
  4. ハンドルは、内周形成部に連結され、所定の回動軸線の方向に延びる導電性の回動軸部を含み、
    接触検出部は、回動軸部に固定される導電性の環状部材と、環状部材と摺接する導電性の摺接部材と、を含み、
    摺接部材は、装置フレームに固定される請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発射ハンドル装置。
  5. ハンドルは、所定の回動軸線の方向に延びる回動軸部と、回動軸部の直径より大きな直径を有する円形リム部と、を含み、
    内周形成部は、回動軸部から所定の開放方向に湾曲して延びて円形リム部に連結され、
    収容ケースの開口部の周縁にわたって配置され、円形リム部、または、円形リム部の近傍位置でハンドルに取り付けられる部材が回動することを案内する円形案内部を、さらに備える請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発射ハンドル装置。
  6. ハンドルは、内周形成部に連結され、所定の回動軸線の方向に延びる回動軸部を含み、
    回動軸部に連結され、ハンドルに回動抵抗を付与する抵抗付与手段を、さらに備える請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発射ハンドル装置。
  7. 抵抗付与手段は、回動出力軸を有するオイルダンパと、回動出力軸に固定される第1歯車と、回動軸部に固定され、第1歯車と噛み合う第2歯車と、を含む請求項6に記載の発射ハンドル装置。
  8. 収容ケースは、開口部が形成された箇所から所定の方向に延びる載置部を含み、
    載置部は、遊技者の手が載置可能な載置面を有する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の発射ハンドル装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の発射ハンドル装置と、
    ハンドルの回動方向、および回動量を検出するための回動検出部と、
    接触検出部が遊技者によるハンドルの接触を検出している間に、回動検出部が検出するハンドルの回動方向、および回動量に従って、発射強度を設定する発射強度設定部と、
    発射強度設定部により設定される発射強度に従って、遊技球を打撃する打撃部を作動させる作動部と、を備える弾球遊技機。
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