JP2004229803A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作ハンドルに照明手段を備えるパチンコ機を提供する。
【解決手段】操作ハンドル100は、操作用突部113が設けられた可動ハンドル体111を備え、その前面は前面固定カバー体108で被われている。可動ハンドル体111の後方には固定ハンドル体105が設けられ、該可動ハンドル体111の下部には、両端あるいは一方の端から入射される光を進行方向に対して略直角方向に出射する環状の発光体により、ハンドルの周縁部を環状に照明する照明手段3が設けられている。可動ハンドル体111の上には透明の感圧式のタッチセンサ30が可動ハンドル体111と一体に回動可能に取り付けられ、タッチセンサ30が遊技者によって押されると球発射装置の発射モータの作動を許可する信号を送出する。遊技者は、照明手段3から出射される光を透明のタッチセンサ30を介して視認できる。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作ハンドルに照明手段を備えるパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パチンコ機において、ランプ、LED等の発光体の点灯、点滅によって装飾性を高めたり、あるいは、ハンドル状況を表示したり、あるいは、遊技状況を表示することによって、遊技の興趣を高めることがなされている。この種の発光体は、遊技盤の盤面、パチンコ機本体の上部前側、あるいは、パチンコ機本体の前側に開閉可能に装着された前枠のガラス枠周縁部等に配設されているのが一般的であった。ところで、遊技盤の盤面、パチンコ機本体の上部前側、あるいは、前枠のガラス枠周縁部等には前記発光体等の部品を配設する余裕がなかったり、あるいは、各種の装備品が装着されることがある。このため、遊技盤の盤面、パチンコ機本体の上部前側、あるいは、前枠のガラス枠周縁部等に対し、発光体の配設スペースを確保することが困難となり、パチンコ機前側に発光領域を拡張することができなくなる場合があった。前記問題点に鑑み、操作ハンドルのハンドル本体を発光させることで、パチンコ機前側に発光領域を拡張することができるパチンコ機がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−219222号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、係る方法では、以下のような問題点があった。即ち、ハンドル本体の外周部と後部とのうち、少なくとも後部に透光性部分が設けられるとともに、透光性部分に光を発する発光体(LED素子)が固定ハンドル体の内部に設けられている。発光体が透光性部分から離れていることから、発光体から出射される光が拡散してしまい、透光性部分を充分に明るくすることが難しい。係る問題を解決するためには、発光体を固定ハンドル体の周縁部に沿って略環状をなすように、発光体基板の周縁部に略環状に多数配列することが必要になる。一方、ハンドルの大きさは限られている。そのために、ハンドルの色を多色で光らせたり、明るくする場合には、発光体の設置スペースが少なく、当該発光体の数には限りがある。その結果、ハンドルの光の強さは弱まり、装飾性を高めたり、あるいは遊技の興趣を高めるという、初期の目的が達せられない場合がある。更にまた、発光体が複数個のLED素子からなることにより、発光する場所がそれぞれ異なり、ハンドル内部の同一箇所で発光させることができない。そのために、装飾性が損なわれる場合もある。
【0005】
本発明は、かかる問題を解決して出射する光が減少せず装飾効果を持続できる照明手段を備えるハンドルを有するパチンコ機を提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために請求項1記載のパチンコ機は、パチンコ機本体に操作ハンドルを回転可動に設け、該操作ハンドルの回動に応じて球打ち出し機構の球の打ち出し強さを調整するようにした操作ハンドルにおいて、該操作ハンドルには両端あるいは一方の端から入射される光が前記操作ハンドルの周縁部に沿って出射される、環状の照明手段が設けられていることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載のパチンコ機は、請求項1記載のパチンコ機において、前記発光手段は、前記操作ハンドルの周縁部に沿って設けられていることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載のパチンコ機は、請求項1又は2に記載のパチンコ機において、前記照明手段は、その両端あるいは一方の端に、それぞれ異なる複数の色及び明るさを発する発光手段を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載のパチンコ機は、請求項3記載のパチンコ機において、前記発光手段は、発光制御手段に電気的に接続され、該発光制御手段は遊技状態あるいはハンドル操作状態に応じて前記発光手段を制御することを特徴とする。
【0010】
請求項5記載のパチンコ機は、請求項1から4の何れかに記載のパチンコ機において、前記発光手段の外周には透明のタッチセンサが設けられていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明のパチンコ機の操作ハンドルについて、以下図1乃至図5により説明する。操作ハンドル100は、可動ハンドル体111に操作用突部113が設けられ、該可動ハンドル体111の前面は前面固定カバー体108で被われている。可動ハンドル体111の後方には固定ハンドル体105が設けられ、該固定ハンドル体105と可動ハンドル体111との間には、照明手段3(図6参照)が前記可動ハンドル体111と一体になって回動操作可能に設けられている。図3に示すように、ハンドル取付台95の中心部には、作動軸101が嵌挿されている。この作動軸101の後端部は、ハンドル取付台95を貫通して定められた長さだけ後方に突出されており、その後端部の軸回りには発射用ハンマーに対する発射用バネ(何れも図示しない)の弾発力を作動軸101の操作角度に応じて調整可能な作動用カム103が設けられている。また、作動軸101の前端部はハンドル取付台95の前面から定められた長さだけ突出されている。そして、ハンドル取付台95の前側には、作動軸101を回動操作するための可動ハンドル体111を備えた操作ハンドル100が作動軸101の軸上においてハンドル操作可能に装着されている。
【0012】
図3、図4、図5で示すように、操作ハンドル100は、固定ハンドル体105と、前面固定カバー体108との間に可動ハンドル体111を回動操作可能に備えている。そして、これら固定ハンドル体105、前面固定カバー体108、及び可動ハンドル体111を主体としてハンドル本体が構成されている。固定ハンドル体105は、前方に開口部を有する略半球殻状に形成され、その後側面の略中央部には中心に軸孔が貫設された、固定用ボス106が突設されている。固定ハンドル体105は、その固定用ボス106がハンドル取付台95の組付孔に回り止めされて嵌挿され、図示しない固定ねじの締め付けによってハンドル取付台95に着脱可能に固定される。該ハンドル取付台95は、本体基盤20の前面の片側下部に装着された装飾カバー体96を貫通して前方に向けて突出されている。
【0013】
また、固定ハンドル体105の軸孔には作動軸101が回転可能に嵌挿されており、該固定ハンドル体105の内壁面には、前面固定カバー体108を固定するための複数の締付用ボス107が前方に向けて突設されている。一方、前面固定カバー体108の後面(内面)には、締付用ボス107に対応する位置において締付用ボス110が後方に向けて突設されている。その中心部には、作動軸101の前端が軸受け筒119を介して回転可能に支持される軸受け用ボス109が突設されている。また、固定ハンドル体105と可動ハンドル体111との間には、照明手段3が挟持されている。該照明手段3は、発光体基板120に取りつけられて可動ハンドル体111と共に一体的に回動操作可能である。前記操作ハンドル100の周縁部に沿って設けられている。そして、固定ハンドル体105の締付用ボス107から前面固定カバー体108の締付用ボス110に図示していない締付けネジMがねじ込まれる。その結果、固定ハンドル体105の前方に、照明手段3、可動ハンドル体111が一体的に回動操作可能になると共に、前面固定カバー体108が固定状態で組み付けられる。
【0014】
可動ハンドル体111は、照明手段3と前面固定カバー体108との間において、作動軸101の軸回りにトルク伝達可能に組み付けられている。この可動ハンドル体111は、照明手段3の外径と略同径に形成され、その中心部にはボス112(図5参照)が形成されている。また、可動ハンドル体111の周壁部外周には、遊技者の指が掛けられる操作用突部113が突設されている。また、可動ハンドル体111の後部には、該可動ハンドル体111と略同径で導電性を有する円板状の周知の静電式タッチセンサの検出部114が締付け部材116によって可動ハンドル体111と一体に取り付けられている。周知のように、タッチセンサ検出部114は、接続線によって図示していない発射制御基板に電気的に接続されている。遊技者の指の一部がタッチセンサ検出部114に触れることによって、発射モータの作動が許可されるようになっている。
【0015】
照明手段3は、発光制御手段を備える発光体基板120に取りつけられて前記静電式タッチセンサ検出部114と共に、締付け部材116によって図示していないネジなどで着脱可能に可動ハンドル体111装着されている。なお、前記発光制御手段は、図示していないパチンコ機の遊技制御を行なう遊技制御基板あるいは、該遊技制御基板により制御される副基板に設けてもよい。図3と図4に示すように、可動ハンドル体111、タッチセンサ検出部114及び締付け部材116には、固定ハンドル体105の軸受け用ボス109、又は前面固定カバー体108の締付用ボス110が貫挿されている。また、固定ハンドル体105に対し可動ハンドル体111を所定の操作角度の範囲においてその回動操作を許容する図示していない円弧状の長孔が設けられている。
【0016】
図5に示すように、この発光体基板120は、プリント基板によって略円板状に形成されている。その中心部には、作動軸101が貫通される貫通孔130が形成されている。また、貫通孔130の周辺には、固定ハンドル体105の締付用ボス107が貫通される貫通孔121が形成されている。発光体基板120の周囲には、環状の照明手段3(図6参照)が設けられている。該照明手段3は、固定ハンドル体105と可動ハンドル体111との間に挟持され、両端あるいは一方の端から入射される光がその周縁部に沿って略環状をなすように出射されると共に可動ハンドル体111と一体に回動する。
【0017】
前記照明手段3は、図7に示すような、例えば、両端あるいは一方の端から入射される光を進行方向に対して略直角方向に出射する発光体15、[例えばレイダックロッド(商品名)]を使用する。発光ダイオード12をケース17に入れ、発光体15の一方の端に配設し、抵抗器Rを介して電圧Eを印加して発光ダイオード12を点灯する。該発光ダイオード12から出射された光は発光体15の一方の端から入射される。発光体15の他方の端は例えばアルミ反射板14が設けられ、前記一方の端から入射された光を反射して有効に利用する。あるいは、発光体15が長い場合には、ロッド全長に亘って一様な明るさとなるように、発光ダイオード12をケース17に入れ、発光体15の両端に配設する。発光ダイオード12が発光体15の両端のみでよいことから、発光ダイオードの数が少ない。その結果、該発光ダイオードを駆動する回路は小型であると共に使用する電力も少ない。また、光を有効に利用するための拡散用のレンズも不必要になる。
【0018】
発明の理解を容易にするために、図8により前記発光体15について説明する。発光体15は、透明の樹脂からなるコア16の周囲にアクリル系樹脂からなるクラッド11から形成されている。そして、コア16とクラッド11との間に特殊樹脂からなる反射層13が、発光体15の長手方向に形成されている。発光体15の端から入射された光は、周知の光ファイバーと同様に、コア16とクラッド11との間で全反射がおこり、この繰り返しによって一端から入射された光が他端に到達する。しかし、コア16とクラッド11との間で生じる全反射光のうち、前記反射層13で反射された光は、図8に示すように入射された光の進行方向に対して反射層13が形成されている側と反対側の面(以下、開口面APと称す。)から発光体15に対して略直角方向に出射光Pとして出射される。
【0019】
図8(a)は反射層13が1つの場合、図8(b)は反射層13が2つ互いに直角に形成された場合の、それぞれの出射光Pの様子を示す図である。反射層13の形成の仕方により何れの方向にも出射光Pが得られる。また、図9に示すように反射層13の形状により狭指向性タイプAと広指向性タイプBの何れも実現できる。前記何れのタイプを用いるかは、操作ハンドルの形状によって適宜決定する。
【0020】
本実施形態において、前記発光体15の開口面APは、両端あるいは一方の端から入射される光がその周縁部に沿って外側に出射されるように向けられている。該発光体15の一方の端に配設される発光ダイオード12は、単色であってもよく、あるいは複数の色を選択発光できるものでもよい。更に、異なる色の発光ダイオード12を複数個設け、それぞれを同時、あるいは切替え手段を用いて切替えて使用するようにしてもよい。前記発光手段である発光ダイオード12は発光体基板120に設けられている。
【0021】
発光ダイオード12は、図示していない発光制御手段に電気的に接続され、該発光制御手段は図示していないパチンコ機の遊技制御を行なう遊技制御基板あるいは、該遊技制御基板により制御される副基板に接続されている。発光制御手段は、遊技制御基板あるいは、該遊技制御基板により制御される副基板の制御のもとで前記発光ダイオード12を遊技状態に応じて制御する。前記遊技状態に応じた制御は、例えば、遊技球の発射強度に応じて、その色を変えたり、光の強さを変えるようにしてもよい。あるいは、発光ダイオード12を点滅して、遊技球の発射強度に応じて、その点滅速度を変えるようにしてもよい。
【0022】
図6に示すように、前記照明手段3は、ケース17に入れられた発光ダイオード12が発光体15の両端に配設される。両端から入射される光が前記操作ハンドルの周縁部に沿って出射光Pとして出射されるように発光体15の開口面APは図6(c)に示す方向、即ち、両端から入射される光がその周縁部に沿って外側に出射されるように向けられている。なお、前記出射光Pを固定ハンドル体105の方向あるいは前面固定カバー体108の方向に出射させる場合には図6(b)の如く発光体15の開口面APを90度異なる方向に配設する。
【0023】
図10により、本実施形態のパチンコ機の制御回路について説明する。該制御回路は照明手段3、特別図柄始動スイッチ201、普通図柄作動スイッチ202、大入賞口スイッチ大入賞口スイッチ203、リセット回路205、電源回路206、入力ポート207、主制御部208、ROM209、RAM210、出力ポート211、特別図柄表示装置102、普通図柄表示装置106、大入賞口作動ソレノイド212、普通電動役物作動ソレノイド213、ランプ表示装置214、効果音発生装置215、賞球払出装置216、球発射装置217およびその他スイッチ204を有する。図10において、特別図柄始動スイッチ201は、遊技者により打ち出されて始動入賞口に入賞した遊技球が、特別図柄始動スイッチ201を通過する時にトリガを発生して入賞を検知する。その結果、主制御部208により特別図柄表示装置102の特別図柄変動の契機を与えると共に、前記入賞の検知を契機として、主制御部208により特別図柄の当り乱数による抽選が行われる。特別図柄が当り図柄であった場合には、主制御部208内の図示していない確率変動判定手段(プログラム)が作動して確変図柄の当り乱数の抽選を行い、リーチ及び確変の判定を行う。又、主制御部208は、出力ポート211を介して確率変動判定手段の判定結果を特別図柄表示装置102内の表示指令信号受信回路を介して表示指令信号(以下、コマンドと呼ぶ)として送信し、制御部CPUへ渡す。特別図柄表示装置102は、前記コマンドを受信して後述する取得乱数情報を可変表示部に表示する。
【0024】
普通図柄作動スイッチ202は、遊技者により打ち出されて普通図柄表示装置作動ゲートおよび普通図柄表示装置作動ゲートを通過した遊技球が、普通図柄作動スイッチ202を通過する時にトリガを発生し、普通図柄表示装置106の普通図柄変動の契機を与える。大入賞口スイッチ203は、当りになった時に、可変入賞球装置への球の入賞検知を行う。また、リセット回路205は、主制御部208を初期状態にする。電源回路206は回路全体に電力を供給する。更に、入力ポート207は、各部からの信号を取り込み、主制御部208に転送する。
【0025】
主制御部208は、パチンコ機全体の制御を行うCPU(処理装置)であり、ROM(読み出し専用メモリ)209およびRAM(ランダムアクセスメモリ)210を内蔵する1チップCPUを使用しても、ROM209およびRAM210を外付けでバス接続したCPUを使用してもよい。前記発光手段3は、発光制御手段としての主制御部208に出力ポートを介して接続され、該主制御部208は遊技状態あるいはハンドル操作状態に応じて前記発光手段3を前述のように制御する。なお、本実施形態では発光制御手段として主制御部208を用いているが、これ以外に、主制御部208により制御される例えば1チップMPUなどからなる発光制御手段を発光ダイオード12と共に発光体基板120に設けて、発光ダイオード12の色を変えたり、光の強さを変えるようにしてもよい。あるいは、発光ダイオード12を点滅して、遊技球の発射強度に応じて、その点滅速度を変えるようにしてもよい。
【0026】
ROM209には、パチンコ機を制御するプログラムが記憶されている。具体的には、主制御部208のCPUが行う遊技制御処理の内容を規定するとともに、前記発光手段である発光ダイオード12を制御する遊技制御プログラムを記憶している。ROM209にはさらに、パチンコ機を制御するための各種パラメータが格納されている。RAM210には、主制御部208に対する入出力データや演算処理のためのデータ、遊技に関連する乱数カウンタを初めとする各種カウンタ等の値を一時記憶する。また、保留球表示手段、普通図柄保留ランプに表示する保留球の情報を記録するランダムアクセスメモリである。
【0027】
出力ポート211は、主制御部208から出力し、各部に対する信号を転送する。大入賞口作動ソレノイド212は、当りになった時に、可変入賞球装置前面の大入賞口を開放する。普通電動役物作動ソレノイド213は、普通図柄表示装置106が特定の図柄を停止表示した場合に、普通電動役物を開放する。ランプ表示装置214は、遊技に関連するランプ類の表示装置であり、主制御部208の指示で複数のランプを選択的に点灯/消灯させる。これにより前記保留球表示手段、普通図柄保留ランプも、前記RAM210上の保留メモリに情報が記録されることに伴って点灯され、保留球の保留消化に伴って消灯される。効果音発生装置215は、遊技に関連する音響を発生する。賞球払出装置216は、特別図柄始動スイッチ201、大入賞口スイッチ203、その他スイッチ204等で入賞検知がされた場合の、賞球の払出を行う。その他スイッチ204の一つとして設けられているタッチセンサ検出部114により遊技者の球発射動作が検知されると、球発射装置217により球が遊技領域内へ発射される。
【0028】
図11は、前記静電式タッチセンサ検出部114に代わって、透明のタッチセンサを照明手段3の外周に沿って設けるようにした、第2の実施形態の操作ハンドルである。かかるタッチセンサとしては、感圧式の周知のタッチセンサが使用できる。そして該タッチセンサからの信号により、照明手段3の色及び明るさを変化しあるいは点滅し、その速度を変えるなどして、ハンドル状況または遊技状況に応じて制御するようにしてもよい。
【0029】
以下、図11について説明するが、図3と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。図11において、符号114は締め付け部材であり、締め付け部材116と同様に作用する。なお、図3における静電式タッチセンサ検出部114は、本実施形態では備えられていない。可動ハンドル体111は、締付け部材114及び116の外径と略同径の形成され、その中心部にはボス112(図5参照)が形成されている。また、可動ハンドル体111の周壁部外周には、遊技者の指が掛けられる操作用突部113が突設されている。また、可動ハンドル体111の周囲には、遊技者が触れているか否かを押圧により感知する感圧式のタッチセンサ30が可動ハンドル体111と一体に取り付けられている。該タッチセンサ30は、望ましくは可動ハンドル体111の形状にあわせて形成され、遊技者がハンドルを握ったときにその押圧を感知しやすいように略全周に渡って形成されることが好ましい。このタッチセンサ30は、押圧を感知して信号を発し、図示していない接続線によって同じく図示していない主制御部発射制御基板に電気的に接続されている。そして遊技者の指がタッチセンサ30を押すことによって、球発射装置の発射モータの作動が許可されるようになっている。
【0030】
図12により前記感圧式のタッチセンサ30について説明する。前記感圧式のタッチセンサ30は、パームトップパソコンなどに用いられている周知のタッチセンサと同一であり、可動ハンドル体111とともに遊技者がタッチセンサ30の内側に設けられた発光手段3が視認可能なように透明である。タッチセンサ30は、タッチ面T1、パネル接着面T3及びタッチ面T1と接着面T3を結合する弾性部材T2で形成されている。タッチ面T1と接着面T3との間にはタッチ面T1と接着面T3を結合する弾性部材T2と、スイッチ部Sa、Sbがそれぞれ設けられている。図12(a)、(b)に示すように可動ハンドル体111の周囲にはその外周の形状に沿ってタッチセンサ30のパネル接着面T3が接着剤で接着されている。図12(b)に示すように前記タッチ面T1を指9で押圧することにより、スイッチ部Sa、Sbが接触して導通される。図12においてスイッチ部Sa、Sbは複数個配置されているが、可動ハンドル体111の形状により遊技者が押圧する位置に適宜配置されている。
【0031】
図12(c)は、その他スイッチ204の一つとして設けられているタッチセンサ30の回路図である。前記スイッチ部Sa、Sbによりスイッチが形成されている。抵抗器Rを介して電圧Vがスイッチ部Saとインバータ回路Aに印加され、スイッチ部Sbは接地されている。又、インバータ回路Aの出力は、その他スイッチ204の一つとして入力ポート207に接続されていて(図10参照)、遊技者の球発射動作が検知されると、前記図示していない球発射装置により球が遊技領域内へ発射される。
【0032】
なお、図13に示すように、可動ハンドル体111の一部に切り欠き40を設けて、該一部に切り欠き40が形成されている箇所のタッチセンサ30の下部に前記発光手段3を設けても良い。かかる場合には、可動ハンドル体111は透明でなくともよい。
【0033】
【発明の効果】
請求項1記載のパチンコ機によれば、操作ハンドルに両端あるいは一方の端から入射される光が前記操作ハンドルの周縁部に沿って出射される、環状の照明手段が設けられていることにより、発光体の設置スペースが少なくてもハンドルを充分明るく照らし、装飾性を高めたり、あるいは遊技の興趣を高めることができる。また、照明手段が両端あるいは一方の端から入射される光が前記操作ハンドルの周縁部に沿って出射される環状であることにより、発光手段を切替えても発光する場所が同一なのでハンドル内部の同一箇所で発光させることができ、装飾性を高めたり、あるいは遊技の興趣を高めることができる。
【0034】
請求項2記載のパチンコ機によれば、前記発光手段は、前記操作ハンドルの周縁部に沿って設けられていることにより、ハンドルの光の強さが弱まることがない。更に、透明のタッチセンサを設けることが容易になる。
【0035】
請求項3記載のパチンコ機によれば、前記照明手段は、その両端あるいは一方の端に、それぞれ異なる複数の色及び明るさを発する発光手段を備えることにより、装飾性を高めたり、あるいは遊技の興趣を高めることができる。
【0036】
請求項4記載のパチンコ機によれば、前記発光手段は、発光制御手段に電気的に接続され、該発光制御手段は遊技状態あるいはハンドル操作状態に応じて前記発光手段を制御することにより、遊技の興趣を高めることができる。パチンコ機の稼働状態を報知し、それによって不正行為、変則発射を試みている遊技者の存在を報知することができる。また、このことにより不正行為、変則発射行為を牽制する効果が期待できる。
【0037】
請求項5記載のパチンコ機によれば、前記発光手段の外周には透明のタッチセンサが設けられていることにより、ハンドルの操作状況が確実に把握され、照明手段の色及び明るさ、点滅速度の変更なとが確実になると共に、前記発光手段からの光が妨げられることがなく、遊技の興趣を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操作ハンドルにおける第1の実施形態の正面図である。
【図2】本発明の操作ハンドルにおける第1の実施形態の側面図である。
【図3】本発明の操作ハンドルにおける第1の実施形態の側断面図である。
【図4】本発明の操作ハンドルにおける第1の実施形態の構成部品を分解した側面図である。
【図5】本発明の操作ハンドルにおける第1の実施形態の構成部品を分解して後方から表した斜視図である。
【図6】本発明の照明手段の正面図(a)、そのA−A断面図(b)、及び他の実施形態におけるA−A断面図である。
【図7】照明手段を説明する図である。
【図8】照明手段の発光特性を説明する図である。
【図9】照明手段の配光特性を説明する図である。
【図10】本発明のパチンコ機における制御系の回路構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の操作ハンドルにおける第2の実施形態の側断面図である。
【図12】感圧式のタッチセンサ一部断面図であって、図12(a)はタッチセンサが押されていない図、図12(b)はタッチセンサが押されている図、図12(c)はタッチセンサの回路図である。
【図13】本発明の操作ハンドルにおける第2の実施形態における他の実施形態の側断面図である。
【符号の説明】
1 操作ハンドル
3 照明手段
12 発光ダイオード
13 反射層
15 発光体
17 ケース
30 タッチセンサ
105 固定ハンドル体
108 前面固定カバー体
111 可動ハンドル体
113 操作用突部
120 発光体基板

Claims (5)

  1. パチンコ機本体に操作ハンドルを回転可動に設け、該操作ハンドルの回動に応じて球打ち出し機構の球の打ち出し強さを調整するようにした操作ハンドルを備えるパチンコ機において、該操作ハンドルには両端あるいは一方の端から入射される光が前記操作ハンドルの周縁部に沿って出射される、環状の照明手段が設けられていることを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記発光手段は、前記操作ハンドルの周縁部に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 前記照明手段は、その両端あるいは一方の端に、それぞれ異なる複数の色及び明るさを発する発光手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ機。
  4. 前記発光手段は、発光制御手段に電気的に接続され、該発光制御手段は遊技状態あるいはハンドル操作状態に応じて前記発光手段を制御することを特徴とする請求項3に記載のパチンコ機。
  5. 前記発光手段の外周には、透明のタッチセンサが設けられていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のパチンコ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014023763A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Aiwa Raito:Kk 発射ハンドル

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