JP2011024778A - 遊技機用操作スイッチ及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 種々の回転手段をプッシュ式の操作スイッチにコンパクトに組み込むことによって、遊技者の五感を直接刺激して遊技者参加型の演出機能を一層高めることのできる遊技機用操作スイッチとそれを備えた遊技機を提供する。
【解決手段】 フォトセンサ33aによる移動突起13aの検知により、電動モータ51が駆動回転し、回転羽根41と発光基板42とは同期回転する。これによって、回転羽根41の回転に基づく送風がカバー体12の送風口12bから吹き出す。それと同時に、回転羽根41の連続回転と発光素子42aの点滅とに基づく残像効果によって、演出表示のための図柄が残像表示される。
【選択図】 図10

Description

本発明は、遊技機用操作スイッチとその操作スイッチを備えた遊技機に関する。
従来から、パチンコ機、アレパチ機等の弾球遊技機やスロットマシン、パチスロ機等の回胴式遊技機を含む種々の遊技機では、遊技領域に設ける液晶表示部(可変表示手段)や機枠(台枠)に設けるランプ、LED等の発光部(発光手段)を用いた表示演出、あるいは機枠(台枠)に設けるスピーカー(音声・音響出力手段)を用いた効果音・合成音声等の音演出によって、遊技者の興趣を高め遊技が単調になるのを防ぐ工夫がなされている。さらに近年では、遊技機側(すなわち遊技店側)から遊技者側に一方的に提供されるこれらの演出機能に加え、例えば遊技者の操作に基づき演出表示パターンを選択したり変更したりすることによって遊技環境に変化をもたらすことができるように、遊技者参加型の演出機能を備えるものも登場している。
このような遊技者参加型演出機能の一類型として、遊技者による中心軸線方向への押圧移動操作(プッシュ操作)が可能な、いわゆるプッシュ式の操作スイッチを備える場合がある。例えば、液晶表示部や操作スイッチの表示画面でのナビゲーション表示(告知表示)に従って遊技者が操作スイッチを押圧操作することにより、液晶表示部に一覧表示された複数の演出表示パターン(モード)の中から特定のパターンを選択したり決定したりすることができる(非特許文献1,2参照)。
一方、例えばLED等の発光手段(光源)を搭載した基板等を回転させることによって、従来のような液晶表示部での演出表示以外に、光学的な演出表示を遊技盤上で行う回転演出装置も提案されている(特許文献1〜3参照)。具体的には、特許文献1ではLEDが外側方に向けて実装された発光基板を回転させることにより、光演出表示を行っている。また、特許文献2ではLEDが搭載された可動板を回転させ、特許文献3では非回転のLED群からの光を側端面に導くための導光部が形成された表示板を回転させることにより、それぞれ残像効果を利用した光演出表示を行っている。
特許庁監修「平成18年度標準技術集 遊技機及びその関連技術」"第1部パチンコ 4−3−5−1 入力装置"(2007年3月14日特許庁ホームページにて公表) 特許庁監修「平成18年度標準技術集 遊技機及びその関連技術」"第2部パチスロ 2−3−4−3 プレイヤー参加型"(同上)
特開2007−312912号公報 特開2004−283505号公報 特開2008−228946号公報
ところで、近年ますます大型化する液晶表示部での鮮明な画像表示に伍して変化に富んだ演出表示を提供し、遊技者の興趣を高め遊技が単調になるのを防ぐためには、特許文献1〜3に開示されるような回転演出装置は、遊技盤に搭載する際に存在が目立つように全体が大きく構成されている。したがって、これらの回転演出装置を上記したプッシュ式の操作スイッチに組み込んで、遊技者参加型の演出機能を高めようとしても、操作スイッチそのものが巨大化して製造コストが高騰し、押圧操作が重くなって操作性が低下するおそれがある。
本発明の課題は、種々の回転手段をプッシュ式の操作スイッチにコンパクトに組み込むことによって、遊技者の五感を直接刺激して遊技者参加型の演出機能を一層高めることのできる遊技機用操作スイッチとそれを備えた遊技機を提供することにある。具体的には、光の発生源となる回転手段をプッシュ式の操作スイッチにコンパクトに組み込むことによって、遊技者の視覚を直接刺激して遊技者参加型の演出機能を一層高めることのできる遊技機用操作スイッチとそれを備えた遊技機を提供することにある。また、風の発生源となる回転手段をプッシュ式の操作スイッチにコンパクトに組み込むことによって、遊技者の触角を直接刺激して遊技者参加型の演出機能を一層高めることのできる遊技機用操作スイッチとそれを備えた遊技機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記の課題を解決するために、本発明の遊技機用操作スイッチは、
遊技機に固定配置された固定ケースと、押圧操作に基づき前記固定ケース内にて押圧方向に移動可能な移動ケースと、それら両ケース間に介装されて前記移動ケースを前記押圧方向とは逆方向へ付勢する弾発部材とを備え、人為的な押圧移動操作が可能とされたプッシュ式の遊技機用操作スイッチであって、
前記移動ケースの内部に収容されるとともに、前記押圧方向に沿って配置される回転軸線周りで回転運動する際に、自身が遊技者の五感のうちの少なくともいずれか1つを刺激する人体刺激物質(あるいは人体刺激手段)の発生源となってその人体刺激物質を(例えば前記回転軸線方向に沿って)前記移動ケースの外部へ放出可能な回転手段と、
前記回転手段を前記回転軸線周りで回転させるための駆動源とを備えることを特徴とする。
このように、人体刺激物質の発生源となる回転手段をプッシュ式の操作スイッチにコンパクトに組み込むことによって、遊技者の五感(すなわち、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)を直接刺激して遊技者参加型の演出機能を一層高めることができる。なお、遊技者の五感を刺激する人体刺激物質として、例えば光,風,音,マイナスイオン,アロマオイル等を例示することができる。
また、上記の課題を解決するために、本発明の遊技機用操作スイッチは、
遊技機に固定配置された固定ケースと、押圧操作に基づき前記固定ケース内にて押圧方向に移動可能な移動ケースと、それら両ケース間に介装されて前記移動ケースを前記押圧方向とは逆方向へ付勢する弾発部材とを備え、人為的な押圧移動操作が可能とされたプッシュ式の遊技機用操作スイッチであって、
前記移動ケースの内部に収容されるとともに、前記押圧方向に沿って配置される回転軸線周りで回転運動する際に、自身が光の発生源となってその光を(例えば前記回転軸線方向に沿って)前記移動ケースの外部へ放出可能な回転手段と、
前記固定ケースに固定保持され、前記移動ケースの移動を検知するための移動検出手段を実装する第一配線基板と、
前記移動ケースに内蔵され、前記回転手段が放出する光を発するための光源を実装する第二配線基板とを備え、
前記第一配線基板は前記弾発部材から見て前記押圧方向の上手側に位置し、前記第二配線基板は同じく下手側に位置するように、前記回転軸線方向に沿って振り分け状に配置されていることを特徴とする。
このように、光の発生源となる回転手段をプッシュ式の操作スイッチにコンパクトに組み込むことによって、遊技者の視覚を直接刺激して遊技者参加型の演出機能を一層高めることができる。ここでは、弾発部材(例えば圧縮コイルばね)を挟んで、第一配線基板(例えば中継基板)を押圧方向の上手側に位置させる一方、第二配線基板(例えば発光基板)を同じく下手側に位置させて、回転軸線方向に沿って振り分け状に配置しているので、操作スイッチを小型・コンパクトに構成することが容易である。ただし、「押圧方向の上手側」とは「押圧方向の奥(先端)に位置する側(例えば下方)」を意味し、「押圧方向の下手側」とは「押圧方向の手前(基端)に位置する側(例えば上方)」を意味している。なお、この場合、第二配線基板を移動ケースに固定保持し、特許文献3を参照して、回転手段に光源と対応する導光部を形成することも可能である。
なお、移動検出手段として、次のような変位センサを用いることができる。
(1)非接触センサ:フォトセンサ,レーザセンサ,近接スイッチ,リニアエンコーダ等;
(2)接触センサ:ポテンショメータ,マイクロスイッチ等。
具体的には、回転手段と第二配線基板とを回転軸線周りで同期回転させるための単一の駆動源を備え、
回転手段は、駆動源からの駆動力により回転軸線周りで回転運動する際、自身の連続回転と第二配線基板に実装された光源の点滅とに基づく残像効果によって、演出表示のための数字・文字・図形・記号・模様等からなる図柄の残像表示が可能である。
このように、回転手段と第二配線基板とを同期回転させるとともに、光源(例えばLED)の点滅制御と組み合わせることによって、任意の文字(例えば『NPP』)等からなる図柄を、時間残像効果を利用して光源の旋回領域内の空間に浮き上がらせて表示し、遊技者の興趣を一層高めることができる。すなわち、人体の目の時間分解能はおよそ50ms〜100msとされているので、点滅周期がこの時間よりも長ければ点滅しているように知覚され、短ければ連続点灯しているように知覚される。したがって、「光源の回転周期=光源の点滅周期<50ms」となるように、駆動源(例えば電動モータ)の回転数と光源の点滅周期とを調整することによって、時間残像効果により光源が周方向の同一位置にて光るように視認され、図柄としての残像表示も可能となる。なお、駆動源(例えば電動モータ)の回転数と光源の点滅タイミングとを調整することによって、残像表示位置(図柄のキャンバスに見立てられる)を変更することができる。
その光源を、回転軸線から半径方向外側へ向かって、所定間隔にて複数配置することが望ましい。
このように、時間残像効果を生み出す複数の光源を同時発光させることによって、文字等の図柄を2次元的に残像表示することが可能となり、演出機能を飛躍的に高めることができる。なお、この場合、複数の光源を回転軸線から半径方向一列状に等間隔で配置するだけでも十分インパクトのある演出表示が行える。
さらに、回転手段は、自身が風の発生源となってその風を(例えば回転軸線方向に沿って)移動ケースの外部へ放出可能な1又は複数の回転羽根を有し、回転軸線周りで回転運動する際、図柄の残像表示と回転羽根の回転に基づく送風とが同時に可能としてもよい。
このように、図柄の残像表示に加えて回転羽根の回転に基づく送風を同時に行うことによって、五感のうちの2つ(視覚及び触覚)を同時刺激して遊技者の興趣を一段と高めることができる。
具体的には、第二配線基板の光源は、回転手段の回転羽根に対して押圧方向の上手側であって、軸線方向から見て回転羽根の外形線で囲まれた領域内に配置され、回転羽根を透光性材料にて構成する場合がある。
これによって、回転羽根の後方側に位置する光源からの光は、回転羽根を透過して手前側に浮かんだ状態で残像表示されるので、インパクトのある演出表示ができる。また、押圧方向の上手側が下方であれば、回転羽根の下方に重なり状態で配置される第二配線基板や光源を他物との接触や塵埃の堆積等から防護できる。
その際、回転手段の回転羽根と第二配線基板の光源とを回転軸線方向に所定距離離間して配置し、駆動源により各々直結駆動することができる。
このように、回転手段の回転羽根と第二配線基板の光源とを離間して配置することによって、回転羽根と光源との組み合わせの自由度が増大し、残像表示態様の多様化を図ることができる。
あるいは、第二配線基板及び光源を回転手段の回転羽根と一体化し、第二配線基板が一体化された回転羽根を駆動源により直結駆動することもできる。
このように、第二配線基板及び光源を回転手段の回転羽根と一体化することによって、操作スイッチを一層小型化することができる。
一方、第二配線基板の光源は、回転手段の回転羽根に対して押圧方向の上手側であって、回転軸線方向から見て回転羽根の外形線で囲まれた領域外に配置される場合がある。
これによって、回転羽根の後方側に位置する光源(及び第二配線基板)の配置の自由度が増大し、残像表示態様の多様化を図ることができる。
さらに、上記の課題を解決するために、本発明の遊技機用操作スイッチは、
遊技機に固定配置された固定ケースと、押圧操作に基づき前記固定ケース内にて押圧方向に移動可能な移動ケースと、それら両ケース間に介装されて前記移動ケースを前記押圧方向とは逆方向へ付勢する弾発部材とを備え、人為的な押圧移動操作が可能とされたプッシュ式の遊技機用操作スイッチであって、
前記移動ケースの内部に収容されるとともに、前記押圧方向に沿って配置される回転軸線周りで回転運動する際に、自身が風の発生源となってその風を(例えば前記回転軸線方向に沿って)前記移動ケースの外部へ放出可能な1又は複数の回転羽根を有する回転手段と、
前記固定ケースに固定保持され、前記移動ケースの移動を検知するための移動検出手段を実装する第一配線基板と、
前記移動ケースに固定保持され、(例えば前記回転軸線方向に沿って)前記移動ケースの外部へ放出する光を発するための光源を実装する第二配線基板とを備え、
前記第一配線基板は前記弾発部材から見て前記押圧方向の上手側に位置し、前記第二配線基板は同じく下手側に位置するように、前記回転軸線方向に沿って振り分け状に配置されていることを特徴とする。
このように、風の発生源となる回転羽根を有する回転手段をプッシュ式の操作スイッチにコンパクトに組み込むことによって、遊技者の触覚を直接刺激して遊技者参加型の演出機能を一層高めることができる。ここでは、弾発部材(例えば圧縮コイルばね)を挟んで、第一配線基板(例えば中継基板)を押圧方向の上手側(例えば下方)に位置させる一方、第二配線基板(例えば発光基板)を同じく下手側(例えば上方)に位置させて、回転軸線方向に沿って振り分け状に配置しているので、操作スイッチを小型・コンパクトに構成することが容易である。
具体的には、回転手段を回転軸線周りで回転させるための駆動源を備え、
回転手段は、駆動源からの駆動力により回転軸線周りで回転運動する際、回転羽根の回転に基づく送風と第二配線基板に実装された光源から発する光に基づく照明とが同時に可能としてもよい。
このように、回転羽根の回転に基づく送風に加えて光源の発光表示を同時に行うことによって、五感のうちの2つ(触覚及び視覚)を同時刺激して遊技者の興趣を一段と高めることができる。
これらの操作スイッチにおいて、移動ケースには、回転手段及び第二配線基板を内蔵した状態にてその移動ケースを押圧方向の下手側から覆うことにより、移動ケースとの一体的な移動を可能としたカバー体が設けられ、
カバー体の全体を透光性材料にて構成することができる。
このようなカバー体は押圧操作するための操作部を構成するので、遊技者による人為的操作が行いやすくなる。また、移動ケースの内部に収容される回転手段及び第二配線基板(光源)をカバー体によって保護できる。さらに、カバー体を介して光源の発光表示形態の観察も容易に行える。なお、カバー体に送風用の開口を設けることによって、遊技者は回転羽根の回転に基づく送風を直接体感することができる。
さらに、固定ケース又はそれに一体固定された部材[蓋体]には、移動ケースの回転軸線方向への移動に伴って、第一配線基板と第二配線基板とを接続する配線に発生する撓みを収容するための配線収容部が形成される場合がある。
このように、移動ケースの回転軸線方向への移動により生じる配線の撓み(伸縮)を固定ケースの内部に形成される配線収容部にて吸収できるので、固定ケースの外側を迂回して架け渡さなくても両配線基板間を配線接続することができる。したがって、上記カバー体を叩き続けるような過酷な使用態様においても、配線同士が絡み合ったり他物に引っ掛かったりすることによる損傷を受けにくくなる。なお、固定ケースに一体固定された部材として、固定ケースを塞ぐための蓋体等を例示することができる。
そこで、上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
以上のような遊技機用操作スイッチが、前記回転手段の前記回転軸線周りでの回転可能、かつ人為的な押圧操作により前記移動ケースの前記回転軸線方向への移動可能な形態にて、装着されることを特徴とする。
このように、光、風等の人体刺激物質の発生源となる回転手段をプッシュ式の操作スイッチにコンパクトに組み込むことによって、遊技者の五感(すなわち、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)を直接刺激して、遊技機における遊技者参加型の演出機能を一層高めることができる。
なお、本発明の遊技機には、(1)パチンコ機等の弾球遊技機、(2)スロットマシンやパチスロ機等の回胴式遊技機、(3)ポーカーゲーム機、雀球遊技機等の各種ゲーム機、等が含まれる。
本発明に係る操作スイッチを備えたパチンコ機を例示する斜視図。 本発明に係る操作スイッチの一例を示す全体斜視図。 図2の操作スイッチの平面図及び正面図。 図2の操作スイッチの上部ユニットを分解して示す斜視図。 図2の操作スイッチのうち下部ユニットを分解して示す斜視図。 図4のうち回転羽根の駆動系を取り出して組み立てた状態を示す平面図、正面図及び斜視図。 図3(a)に示す操作スイッチのA−A断面図。 図3(a)に示す操作スイッチのB−B断面図。 図3(a)に示す操作スイッチのC−C断面図。 プッシュノブの押圧操作を説明する断面図。 残像表示の一例を説明する平面図。 発光基板の変形例を示す断面図。 発光基板の他の変形例を示す平面図。 本発明に係る操作スイッチの他の例を示す断面図。 本発明に係る操作スイッチのさらに他の例を示す断面図。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る遊技機用操作スイッチ(以下、単に操作スイッチともいう)を備えたパチンコ機を例示する斜視図である。図1に示すように、パチンコ機1(遊技機)には遊技盤2が設けられ、前面側(遊技者に対面する側)の盤面に遊技領域2aが形成されている。遊技盤2(遊技領域2a)のほぼ中央には液晶表示部3が搭載され、その周辺には大入賞口(アタッカー)、電動チューリップ(電チュー)にて構成される始動口をはじめとする役物や、障害釘、風車等(いずれも図示せず)が配置されている。
遊技盤2は内枠4に固定され、内枠4は正面視左側にてヒンジ4aにより外枠5に対して回動開閉可能に支持されている。また、遊技盤2は手前側(遊技者側)に位置するガラス板(図示せず)で覆われ、ガラス板は前面枠6(ガラス枠)に固定され、前面枠6はヒンジ(図示せず)により内枠4に対して回動開閉可能に支持されている。なお、内枠4は前面枠6の背面側に、外枠5は内枠4の背面側に、それぞれ全体がほぼ重なり合った状態で配置されている。さらに、内枠4の下部には、発射用の遊技球を貯留しておくための球受皿7が前方側に膨出する形で左右方向に延設され、内枠4の右側下端部には、球受皿7から供給された遊技球を遊技領域2aに発射するための発射ハンドル8が前方側に突出形成されている。
上記液晶表示部3では、パチンコ機1が遊技状態(発射ハンドル8により遊技球が遊技領域2aに発射されている状態)であるか、待機状態(遊技球が発射されていない状態)であるかにかかわらず、種々の演出表示が可能である。そして、球受皿7の中央前端部には、液晶表示部3の表示画面におけるナビゲーション表示(告知表示)に従って、あるいはそれとは無関係に、遊技者が操作することのできる操作スイッチ100が設置されている。操作スイッチ100は、遊技者による上下方向の軸線O(回転軸線)方向への押圧移動操作(プッシュ操作)が可能な、いわゆるプッシュ式に構成されている。
なお、本明細書において、上下方向とは遊技盤2の盤面に沿う形で遊技球が流下する方向(例えば、鉛直方向)を意味する。また、左右方向とは遊技盤2の盤面に沿う形で上下方向と交差する方向(例えば、水平方向)を意味し、遊技者側からみて左側、右側をいう。さらに、前後方向とは遊技盤2と交差(例えば、直交)する方向を意味し、遊技者に対面する側(手前側)が前面側(前方側)であり、その反対側(奥側)が後面側(後方側)となる。
図2は本発明に係る操作スイッチの一例を示す全体斜視図、図3は平面図及び正面図、図4は上部ユニットの分解斜視図、図5は下部ユニットの分解斜視図である。また、図6は回転羽根の駆動系を説明する平面図、正面図及び斜視図、図7は図3の平面図におけるA−A断面図、図8は同じくB−B断面図、図9は同じくC−C断面図を表す。図2及び図3に示すように、この操作スイッチ100は、全体が回転軸線O方向(上下方向)へ移動可能な上部ユニット10と、上部ユニット10に対して上方への弾発力(付勢力)を作用させるための圧縮コイルばね20(弾発部材)と、上部ユニット10及び圧縮コイルばね20を内部に収容し球受皿7(図1参照)に固定配置される下部ユニット30と、を備えている。
図4に示すように、上部ユニット10は、主要構成部品として、回転軸線O方向への移動可能な、移動ケース11とカバー体12(操作部)と保持体13とを有している。また、移動ケース11には、回転手段40と、その回転手段40を駆動回転するための駆動部50とが設けられている。
回転手段40は、移動ケース11及びカバー体12の内部に収容され、押圧方向に沿って配置される回転軸線O(回転軸41a)周りで回転運動する際に、遊技者の五感を刺激する人体刺激物質(あるいは人体刺激手段)の1つである風の発生源となってその風を回転軸線O方向に沿って移動ケース11の外部へ放出可能な複数(例えば3枚)の回転羽根41と、同じく光の発生源となってその光を回転軸線O方向に沿って移動ケース11の外部へ放出可能な発光素子42a(光源)とを含む。発光素子42aは、鍵型のように回転軸線Oから半径方向外側へ向かって延びる発光基板42(第二配線基板)に実装され、半径方向1列状に等間隔で複数(例えば7個)配置されている。駆動部50は、回転手段40を構成する回転羽根41と発光基板42とを同期回転するための電動モータ51(駆動源)と、電動モータ51の駆動力を回転手段40に伝達するためのスリップリング52とを含む。
カバー体12は、移動ケース11に回転手段40等を内蔵した状態にて、移動ケース11を押圧方向(回転軸線O方向)の上方(下手側)から覆うことにより、移動ケース11を押圧操作するための操作部を構成し、移動ケース11と一体的に移動する。具体的には、移動ケース11の上部固定溝11a(第二固定凹部)にカバー体12の上部固定爪12a(第二固定凸部)を嵌合させることにより、カバー体12は移動ケース11の上側に固定される。また、カバー体12は全体が透光性高分子(例えばポリカーボネート(PC)樹脂等の合成樹脂)材料にて構成され、上壁部には多数の送風口12bが開口しているので、発光素子42aの発光状況の視認性がよくなり、回転羽根41からの送風を直接体感することができる。なお、保持体13は、複数(例えば4本)のビス13b(締結部材)により移動ケース11に固定され、移動ケース11と一体的に移動する。
一方、図5に示すように、下部ユニット30は、主要構成部品として、回転軸線O方向(押圧方向)への移動不能な、固定ケース31と蓋体32と中継基板33(第一配線基板)とを有している。なお、図8に示すように、圧縮コイルばね20は、保持体13と固定ケース31の底壁との間に介装され、回転軸線Oに沿って下方へ押下げられた上部ユニット10を上方へ押し戻すための戻しばねとして機能する。また、図4及び図5に示すように、圧縮コイルばね20から見て中継基板33は押圧方向の下方(上手側)に位置し、発光基板42は上方(下手側)に位置するように、回転軸線O方向に沿って振り分け状に配置されている。
図4に示すように、電動モータ51のモータ保持板51bは、ビス51c(締結部材)によりスリップリング52の固定保持部52bに固定され、スリップリング52の固定保持部52bは、複数(例えば2本)のビス52c(締結部材)により移動ケース11に固定されている。発光基板42は、複数(例えば2本)のビス42b(締結部材)により回転羽根41に固定され、回転羽根41と同期回転する。図7〜図9に示すように、電動モータ51のモータ軸51aはスリップリング52の摺動回転部52aを介して回転羽根41の回転軸41aに固定されている。
図6に示すように、発光素子42a(及び鍵形状の発光基板42)は、回転羽根41に対して押圧方向の下方であって、回転軸線O方向から見て回転羽根41の外形線で囲まれた領域内に配置されている。回転羽根41と発光基板42(発光素子42a)とは回転軸線O方向に所定距離離間してモータ軸51aに直結され、電動モータ51により駆動される。なお、回転羽根41は透光性高分子(例えばポリカーボネート(PC)樹脂等の合成樹脂)材料にて構成されている。
図5及び図9に示すように、下部ユニット30の固定ケース31は上向きに開口する有底円筒状に形成され、上記した圧縮コイルばね20と上部ユニット10とを内部に収容している。固定ケース31の底壁からさらに下方へ延長された周壁の下端部には、複数(例えば2個)の下部固定爪31a(第一固定凸部)が半径方向外側へ突出形成されている。一方、蓋体32の周縁部には、複数(例えば2個)の下部固定溝32a(第一固定凹部)が起立形成されている。固定ケース31の下部固定爪31aに蓋体32の下部固定溝32aを嵌合させることにより、蓋体32は固定ケース31の下側に固定される。このとき、擬似矩形状の中継基板33は、圧縮コイルばね20の下方(上部ユニット10とは反対側)において、固定ケース31の底壁と蓋体32との間に水平状に挟み込み固定される。
図5及び図9に示すように、中継基板33の上面であって、回転軸線Oを含む形で貫通形成された配線挿通孔33bの近傍に、上部ユニット10の押圧移動を検知するためのフォトセンサ33a(移動検出手段)が実装(立設固定)されている。回転軸線Oの近傍における保持体13の下面には、フォトセンサ33aで移動検知される移動突起13a(移動被検知部)が中継基板33に向って(回転軸線O方向に)突出形成(一体成形)されている。フォトセンサ33aが移動突起13aを光学的に検知することによって、上部ユニット10の押圧移動を検出できる(図10参照)。なお、保持体13の移動突起13aは、固定ケース31の底壁に貫通形成された移動孔31cを挿通している。
蓋体32には、上部ユニット10(移動ケース11)の回転軸線O方向への移動に伴って、発光基板42と中継基板33とを電気的に接続する配線Wに発生する撓みを収容するために、下方(外側)へ半球状に膨出する膨出部32b(配線収容部)が形成されている(図10参照)。なお、中継基板33には、その配線Wを挿通させるための配線挿通孔33bが貫通形成されている。上記配線Wは、配線挿通孔33bを経由することにより、膨出部32bの内面に沿って滑らかに湾曲でき、基板42,33間での配線Wの折れ曲がりを防止できる。また、発光基板42の回転に伴う配線Wのねじれは、スリップリング52の摺動回転部52aによって吸収される。
図5及び図7に示すように、移動ケース11の底壁下面から複数(例えば2個)のスライド爪11b(案内凸部)が半径方向外側へ突出形成されている。一方、固定ケース31の底壁からさらに下方へ延長された周壁の内周面には、複数(例えば2本)のスライド溝31b(案内凹部)が上下方向(回転軸線O方向)に形成されている。移動ケース11のスライド爪11bと固定ケース31のスライド溝31bとを係合させることにより、カバー体12を押圧したとき、スライド爪11bはスライド溝31bに沿って上下移動する。
以上のように構成された操作スイッチ100の作動(操作)について、主として図9〜図11により説明する。
<回転軸線O方向への移動操作>(図9,図10)
遊技者がカバー体12を回転軸線O方向へ押圧操作すると、上部ユニット10(すなわち、移動ケース11,カバー体12,保持体13,回転羽根41,発光基板42,電動モータ51,スリップリング52)は、圧縮コイルばね20をその弾発力に抗して圧縮しながら、全体が一体的に回転軸線O方向へ移動する。フォトセンサ33aが移動突起13aを検知することによって、上部ユニット10の下方移動が検出される。遊技者がカバー体12の押圧操作を中断すると、圧縮コイルばね20の弾発力によって上部ユニット10はもとの上昇位置に復帰し、フォトセンサ33aは移動突起13aを検知しなくなる。
<回転軸線O方向への移動操作>(図10,図11)
フォトセンサ33aによる移動突起13aの検知により、電動モータ51が駆動回転し、回転羽根41と発光基板42とは同期回転する。これによって、回転羽根41の回転に基づく送風がカバー体12の送風口12bから吹き出す。それと同時に、回転羽根41の連続回転と発光素子42aの点滅とに基づく残像効果によって、演出表示のための図柄C(例えば『NPP』の文字)が残像表示される。
具体的には、「発光基板42(発光素子42a)の回転周期=発光素子42aの点滅周期<50ms」となるように、電動モータ51の回転数と各発光素子42aの点滅周期とを調整することによって、時間残像効果により発光素子42aが周方向の同一位置にて光るように視認され、図柄C『NPP』としての残像表示が可能となる。なお、電動モータ51の回転数と発光素子42aの点滅タイミングとを調整することによって、残像表示位置(図柄のキャンバスに見立てられる)を図11から変更することができる。
このように、回転羽根41と発光基板42とを同期回転させるとともに、発光素子42aの点滅制御と組み合わせることによって、任意の文字等からなる図柄Cを、時間残像効果を利用して発光素子42aの旋回領域内の空間に浮き上がらせて表示し、遊技者の興趣を一層高めることができる。また、図柄Cの残像表示に加えて回転羽根41の回転に基づく送風を同時に行うことによって、五感のうちの2つ(視覚及び触覚)を同時刺激して遊技者の興趣が一段と高められる。なお、移動ケース11内に芳香剤等を備えることにより、五感の嗅覚も同時に刺激することができ、回転羽根41の回転により芳香を広範囲に広めることができる。また、上部ユニット10の押圧時に芳香液を噴霧するようにしてもよい。
(変形例1)
図12は発光基板の変形例を示す断面図である。図12に示す遊技機用操作スイッチ100’の回転手段40’において、発光基板42’(第二配線基板)及び発光素子42a’(光源)は、例えば回転羽根41の下面に形成された凹部に発光素子42a’(光源)を対応させる形で、接着剤にて貼り合わせることにより、回転羽根41と一体化されている。したがって、回転羽根41は発光基板42’及び発光素子42a’と一体化された状態で、電動モータ51(駆動源)により駆動される。
このように、発光基板42’及び発光素子42a’を回転羽根41と一体化することによって、操作スイッチ100’を一層小型化できる。なお、回転羽根41に発光素子42a’(光源)に対応させて透孔を形成するようにしてもよく、光が鮮明となり遊技者の遊技参加意欲を一層高めることができる。
(変形例2)
図13は発光基板の他の変形例を示す平面図である。図13に示すの回転手段40”において、発光基板42”(第二配線基板)は、回転羽根41の旋回半径とほぼ同じ半径を有する円盤状に形成され、回転羽根41に対して押圧方向の下方(上手側)に所定距離離間して配置されている。発光基板42”に実装される発光素子42a”(光源)は、半径方向1列状に等間隔で複数(例えば7個)並ぶ形態で、軸線方向Oから見て回転羽根41の外形線で囲まれた領域外に配置されている。
このように、回転羽根41の後方側において回転羽根41の外形線で囲まれた領域外に発光素子42a”を配置する場合、発光素子42a”の配置の自由度が増大し、残像表示態様の多様化を図れる。また、半径方向1列状に等間隔で複数(例えば7個)並ぶ発光素子42a”(光源)を1グループとしてそのグループを複数個所(すなわち、回転軸線Oを中心として放射状)に設けてもよく、グループ毎に発光素子42a”(光源)の色を異ならせることで複数の残像を表示でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
(実施例2)
次に、図14は本発明に係る遊技機用操作スイッチ(以下、単に操作スイッチともいう)の他の例を示す断面図である。図14に示す操作スイッチ200の回転手段140には回転羽根がなく、発光基板142(第二配線基板)及び発光素子142a(光源)のみが回転軸線O周りで回転する。
この場合にも、光の発生源となる発光基板142(発光素子142a)をプッシュ式の操作スイッチ200にコンパクトに組み込み、発光基板142(発光素子142a)が回転することによって遊技者の視覚を直接刺激し、遊技者参加型の演出機能が高められる。
(実施例3)
次に、図15は本発明に係る遊技機用操作スイッチ(以下、単に操作スイッチともいう)のさらに他の例を示す断面図である。図15に示す操作スイッチ300の回転手段240は回転羽根241のみで構成され、発光素子242a(光源)は、回転羽根241の回転軸線O方向下方において、移動ケース11の上面に固定された発光基板242(第二配線基板)に実装されている。発光基板242が移動ケース11に固定されているので、スリップリングは不要となり、電動モータ51(駆動源)は回転羽根241のみを回転軸線O周りで回転駆動する。
これによって、回転羽根241は、電動モータ51からの駆動力により回転軸線O周りで回転運動する際、回転羽根241の回転に基づき風を発生する。また、それと同時に、発光素子242aから発する光が、透光性の回転羽根241を透過して視認される。なお、回転羽根241が非透光性であると、発光素子242aからの光は、回転する回転羽根241の間から木漏れ日のように視認される。いずれにしても、回転羽根241の回転に基づく送風効果に加えて、発光素子242aの発光表示による回転羽根241の照明効果が同時に達成され、五感のうちの2つ(触覚及び視覚)を同時刺激して遊技者の興趣を一段と高めることができる。この実施例に示す操作スイッチ300(カバー体12)は、実施例1,2と同様に、回転羽根241(及び非回転の発光素子242a)のON・OFF操作用として用いることができるが、異なる用途も考えられる。例えば、遊技状態において、液晶表示部3に「押せ!」等の指示画面を表示し、画面表示に従ってカバー体12を押圧操作(連打)させることにより、演出表示パターンやキャラクターの選択・決定操作用として用いてもよい。
なお、変形例1,2及び実施例2,3(図12〜図15)において実施例1(図2〜図11)と共通の機能を有する部分には同一符号を付して説明を省略した。
以上の実施例では操作スイッチ100,200,300をパチンコ機1の球受皿7に取り付けた場合のみについて説明したが、その他の部位に取り付けてもよい。その際、回転軸線O方向は上下方向以外に設定してもよい。また、パチンコ機に取り付けた場合のみについて説明したが、アレパチ機等の他の弾球遊技機やスロットマシン、パチスロ機等の回胴式遊技機に取り付けてもよい。
1 パチンコ機(遊技機)
2 遊技盤
2a 遊技領域
3 液晶表示部
4 内枠
4a ヒンジ
5 外枠
6 前面枠(ガラス枠)
7 球受皿
8 発射ハンドル
10 上部ユニット
11 移動ケース
11a 上部固定溝(第二固定凹部)
11b スライド爪(案内凸部)
12 カバー体(操作部)
12a 上部固定爪(第二固定凸部)
12b 送風口
13 保持体
13a 移動突起(移動被検知部)
20 圧縮コイルばね(戻しばね;弾発部材)
30 下部ユニット
31 固定ケース
31a 下部固定爪(第一固定凸部)
31b スライド溝(案内凹部)
31c 移動孔
32 蓋体
32a 下部固定溝(第一固定凹部)
32b 膨出部(配線収容部)
33 中継基板(第一配線基板)
33a フォトセンサ(移動検出手段)
33b 配線挿通孔
40 回転手段
41 回転羽根
41a 回転軸
42 発光基板(第二配線基板)
42a 発光素子(光源)
50 駆動部
51 電動モータ(駆動源)
51a モータ軸
51b モータ固定板
52 スリップリング
52a 摺動回転部
52b 固定保持部
100 操作スイッチ(遊技機用操作スイッチ)
C 図柄
O 回転軸線
W 配線

Claims (14)

  1. 遊技機に固定配置された固定ケースと、押圧操作に基づき前記固定ケース内にて押圧方向に移動可能な移動ケースと、それら両ケース間に介装されて前記移動ケースを前記押圧方向とは逆方向へ付勢する弾発部材とを備え、人為的な押圧移動操作が可能とされたプッシュ式の遊技機用操作スイッチであって、
    前記移動ケースの内部に収容されるとともに、前記押圧方向に沿って配置される回転軸線周りで回転運動する際に、自身が遊技者の五感のうちの少なくともいずれか1つを刺激する人体刺激物質の発生源となってその人体刺激物質を前記移動ケースの外部へ放出可能な回転手段と、
    前記回転手段を前記回転軸線周りで回転させるための駆動源とを備えることを特徴とする遊技機用操作スイッチ。
  2. 遊技機に固定配置された固定ケースと、押圧操作に基づき前記固定ケース内にて押圧方向に移動可能な移動ケースと、それら両ケース間に介装されて前記移動ケースを前記押圧方向とは逆方向へ付勢する弾発部材とを備え、人為的な押圧移動操作が可能とされたプッシュ式の遊技機用操作スイッチであって、
    前記移動ケースの内部に収容されるとともに、前記押圧方向に沿って配置される回転軸線周りで回転運動する際に、自身が光の発生源となってその光を前記移動ケースの外部へ放出可能な回転手段と、
    前記固定ケースに固定保持され、前記移動ケースの移動を検知するための移動検出手段を実装する第一配線基板と、
    前記移動ケースに内蔵され、前記回転手段が放出する光を発するための光源を実装する第二配線基板とを備え、
    前記第一配線基板は前記弾発部材から見て前記押圧方向の上手側に位置し、前記第二配線基板は同じく下手側に位置するように、前記回転軸線方向に沿って振り分け状に配置されていることを特徴とする遊技機用操作スイッチ。
  3. 前記回転手段と第二配線基板とを前記回転軸線周りで同期回転させるための単一の駆動源を備え、
    前記回転手段は、前記駆動源からの駆動力により前記回転軸線周りで回転運動する際、自身の連続回転と前記第二配線基板に実装された光源の点滅とに基づく残像効果によって、演出表示のための数字・文字・図形・記号・模様等からなる図柄の残像表示が可能である請求項2に記載の遊技機用操作スイッチ。
  4. 前記光源は、前記回転軸線から半径方向外側へ向かって、所定間隔にて複数配置されている請求項3に記載の遊技機用操作スイッチ。
  5. 前記回転手段は、自身が風の発生源となってその風を前記移動ケースの外部へ放出可能な1又は複数の回転羽根を有し、前記回転軸線周りで回転運動する際、前記図柄の残像表示と前記回転羽根の回転に基づく送風とが同時に可能である請求項3又は4に記載の遊技機用操作スイッチ。
  6. 前記第二配線基板の光源は、前記回転手段の回転羽根に対して前記押圧方向の上手側であって、前記軸線方向から見て前記回転羽根の外形線で囲まれた領域内に配置されるとともに、
    前記回転羽根は透光性材料にて構成されている請求項5に記載の遊技機用操作スイッチ。
  7. 前記回転手段の回転羽根と第二配線基板の光源とは前記回転軸線方向に所定距離離間して配置され、前記駆動源により各々直結駆動される請求項6に記載の遊技機用操作スイッチ。
  8. 前記第二配線基板及び光源は前記回転手段の回転羽根と一体化され、前記第二配線基板が一体化された回転羽根は前記駆動源により直結駆動される請求項6に記載の遊技機用操作スイッチ。
  9. 前記第二配線基板の光源は、前記回転手段の回転羽根に対して前記押圧方向の上手側であって、前記回転軸線方向から見て前記回転羽根の外形線で囲まれた領域外に配置されている請求項5に記載の遊技機用操作スイッチ。
  10. 遊技機に固定配置された固定ケースと、押圧操作に基づき前記固定ケース内にて押圧方向に移動可能な移動ケースと、それら両ケース間に介装されて前記移動ケースを前記押圧方向とは逆方向へ付勢する弾発部材とを備え、人為的な押圧移動操作が可能とされたプッシュ式の遊技機用操作スイッチであって、
    前記移動ケースの内部に収容されるとともに、前記押圧方向に沿って配置される回転軸線周りで回転運動する際に、自身が風の発生源となってその風を前記移動ケースの外部へ放出可能な1又は複数の回転羽根を有する回転手段と、
    前記固定ケースに固定保持され、前記移動ケースの移動を検知するための移動検出手段を実装する第一配線基板と、
    前記移動ケースに固定保持され、前記移動ケースの外部へ放出する光を発するための光源を実装する第二配線基板とを備え、
    前記第一配線基板は前記弾発部材から見て前記押圧方向の上手側に位置し、前記第二配線基板は同じく下手側に位置するように、前記回転軸線方向に沿って振り分け状に配置されていることを特徴とする遊技機用操作スイッチ。
  11. 前記回転手段を前記回転軸線周りで回転させるための駆動源を備え、
    前記回転手段は、前記駆動源からの駆動力により前記回転軸線周りで回転運動する際、前記回転羽根の回転に基づく送風と前記第二配線基板に実装された光源から発する光に基づく照明とが同時に可能である請求項10に記載の遊技機用操作スイッチ。
  12. 前記移動ケースには、前記回転手段及び第二配線基板を内蔵した状態にてその移動ケースを前記押圧方向の下手側から覆うことにより、当該移動ケースとの一体的な移動を可能としたカバー体が設けられ、
    前記カバー体は、全体が透光性材料にて構成されている請求項2ないし11のいずれか1項に記載の遊技機用操作スイッチ。
  13. 前記固定ケース又はそれに一体固定された部材には、前記移動ケースの前記回転軸線方向への移動に伴って、前記第一配線基板と第二配線基板とを接続する配線に発生する撓みを収容するための配線収容部が形成されている請求項2ないし12のいずれか1項に記載の遊技機用操作スイッチ。
  14. 請求項1ないし13のいずれか1項に記載の遊技機用操作スイッチが、前記回転手段の前記回転軸線周りでの回転可能、かつ人為的な押圧操作により前記移動ケースの前記回転軸線方向への移動可能な形態にて、装着されることを特徴とする遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012187324A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2016083411A (ja) * 2015-12-10 2016-05-19 株式会社三共 遊技機
JP2020103347A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社ソフイア 遊技機
JP2020103349A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社ソフイア 遊技機

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