JP5861158B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、振動することで遊技に関する演出を行う振動演出部材を備えた遊技機に関する。
従来、この種の遊技機として、振動モータを用いて振動演出部材を振動させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−190434号公報(段落[0012])
しかしながら、上述した従来の遊技機では、振動演出部材の動きが単調で趣向性に欠けるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、振動演出部材による演出の趣向性を高めることが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、駆動源からの動力を受けて振動し、その振動により遊技を演出する振動演出部材と、駆動源からの動力を振動演出部材へ伝達する動力伝達部と、を備えた遊技機において、動力伝達部には、振動演出部材の振動方向と交差する方向に延びて振動方向に弾性曲げ変形可能な弾性部材と、振動演出部材に対して相対移動可能であって、その相対移動に伴って弾性部材からの動力を振動演出部材に伝達する移動伝達部材と、が設けられたところに特徴を有する。
なお、振動演出部材は、遊技者との接触により振動が遊技者に認識される構成であってもよいし、視認されることにより振動が遊技者に認識される構成であってもよい。
請求項の発明は、請求項に記載の遊技機において、駆動源は、電気的アクチュエータであって、弾性部材は、電気的アクチュエータの回転出力軸と同軸に配置されて回転出力軸と一体に回転するコイルバネで構成され、移動伝達部材は、コイルバネのうち電気的アクチュエータから離れた側の端部に固定されると共に、振動演出部材に嵌合され且つ振動演出部材に対して相対回転可能な回転部材で構成されたところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載の遊技機において、回転部材には、回転部材の回転軸から偏心した偏心錘が備えられたところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項又はに記載の遊技機において、回転出力軸の延長線から所定の範囲内で振動演出部材が振動するように振動演出部材の移動範囲を制限する移動範囲制限手段を備えたところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載の遊技機において、回転部材の回転軸方向で振動演出部材と対向する対向部材を備え、移動範囲制限手段は、対向部材と振動演出部材のうち一方の部材に設けられた円形孔と、対向部材と振動演出部材のうち他方の部材に設けられて、円形孔に遊嵌される円形突部と、で構成されたところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載の遊技機において、駆動源は、振動演出部材の下方に配置されて、上下方向と平行な回転出力軸を有し、対向部材は、駆動源と振動演出部材との間に配置されて振動演出部材を下方から受け止め可能に構成され、駆動源と対向部材との間の間隔を、コイルバネが自然長のときに振動演出部材が対向部材から浮き上がる長さに設定したところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1乃至のうち何れか1の請求項に記載の遊技機において、振動演出部材を視認可能に覆う透明カバーを備えたところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の発明によれば、振動演出部材は、弾性部材の弾性曲げ変形が加味された動きをすることが可能となり、動力伝達部に弾性部材を備えない場合よりも振動演出部材の動きを複雑にして、振動演出部材による演出の趣向性の向上を図ることが可能となる。
また、本発明によれば、弾性部材からの動力を振動演出部材に伝達する移動伝達部材に対して振動演出部材が相対移動可能となっているので、振動演出部材の動きを移動伝達部材の動きと異ならせることが可能となり、振動演出部材の動きに多様性を持たせることが可能となる。
[請求項の発明]
請求項の発明によれば、電気的アクチュエータの回転出力軸の延長線を中心として回転部材を回転させ、その回転により振動演出部材を振動させることが可能となる。なお、ここでいう「回転」とは、一回転以上のものには限られず、一回転未満(例えば、2分の1回転や4分の1回転)のものも含むものとする。また、「回転」は、一方向に運動するものに限らず、正逆両方向に運動するものも含むものとする。
[請求項の発明]
請求項の発明によれば、回転部材から振動演出部材への動力伝達効率の向上が図られる。
[請求項の発明]
請求項の発明によれば、振動演出部材の移動範囲が回転出力軸の延長線から所定の範囲内に制限されるので、振動演出部材の移動範囲が制限されない場合と比較して、振動演出部材の振動周期を短くして振動演出部材を激しく振動させることが可能となる。
[請求項の発明]
請求項の発明では、移動範囲制限手段が、対向部材と振動演出部材のうち一方の部材に設けられた円形孔と、他方の部材に設けられて円形孔に遊嵌される円形突部とで構成されているので、振動演出部材の動きをスムーズにすることが可能となる。
[請求項の発明]
請求項の発明によれば、コイルバネが自然長のときに振動演出部材が対向部材から浮き上がるので、駆動源が作動していないときの振動演出部材の位置を固定され難くすることが可能となり、振動演出部材の動きに多様性をもたらすことが可能となる。
[請求項の発明]
請求項の発明によれば、透明カバーによって遊技者が振動演出部材に触れることが規制されるので、振動演出部材の移動が遊技者との接触により妨げられることが抑制可能となる。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図 球貯留部の斜視図 操作ボタン装置の斜視図 操作ボタン装置の分解斜視図 カバー部材とその駆動機構を構成する部材の斜視図 カバー部材とその駆動機構の断面図 可動演出部材とその駆動機構を構成する部材の斜視図 可動演出部材とその駆動機構を構成する部材の斜視図 ベースプレート及び支持プレートの平面図 ベースプレートと円形突部の平断面図 可動演出部材とその駆動機構の断面図 変形例に係る可動演出部材とその駆動機構の断面図 変形例に係る可動演出部材とその駆動機構の断面図
以下、本発明をパチンコ遊技機に適用した第1実施形態を図1〜図11に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機10(以下、「遊技機10」という。)は、前面が前面枠10Zにて覆われており、その前面枠10Zに形成されたガラス窓10Wを通して遊技板11の遊技領域R1が視認可能になっている。
前面枠10Zのうちガラス窓10Wより下方には、遊技球を貯留可能な上皿26及び下皿27を上下2段にして備える球貯留部30が設けられ、下皿27の右側には操作ハンドル28が設けられている。そして、操作ハンドル28を回動操作すると、上皿26に貯留された遊技球が遊技領域R1に向けて弾き出される。
遊技領域R1には、図示しない始動入賞口と大入賞口が備えられ、始動入賞口に遊技球が入球すると所定数の賞球が払い出されると共に、当否判定が行われる。大入賞口は、通常は、可動扉等で閉塞されて入球が困難な状態になっていて、上記当否判定の結果が当りとなったときに開放されて入球が容易な状態となる。また、遊技領域R1には、当否判定の結果に基づく演出が行われる表示部(図示せず)が設けられている。
図2に示すように、上皿26は、球貯留部30の上部の後側部分に配置されていて、球貯留部30のうち上皿26の前側部分の上面には、十字ボタン31、演出用操作ボタン32、球排出ボタン33、球貸ボタン34、球貸用カードの返却ボタン35を並べて備える操作パネル部30Sが形成されている。
球排出ボタン33が操作されると、上皿26に収容されている遊技球が下皿27へと移動する。球貸ボタン34が操作されると、予め設定された数の遊技球が貸し出され、上皿26に貯留される。返却ボタン35が操作されると、球貸用カードが返却される。なお、球貸用カードは、パチンコホール内で遊技球を借りるためのカードであって、例えば、遊技機10の左側に設置される球貸用サンドのカード挿入口に挿入されると、球貸用カードに記録されている残高分の遊技球を借りることが可能となる。また、球貸用カードは、返却ボタン35が操作されると、球貸用サンドの返却口から返却される。
十字ボタン31及び演出用操作ボタン32は、遊技の進行に応じて実行される演出に使用される。その使用例としては、例えば、(a)実行する演出を複数種類の演出群の中から十字ボタン31で選択させて演出用操作ボタン32で決定させることや、(b)(a)の例と同様にして、遊技中のBGMを複数種類の楽曲の中から選択、決定させること等が挙げられる。
詳細には、操作パネル部30Sは、以下のようにして形成されている。即ち、ボタン31〜35を上部に備える複数の操作ボタン装置が球貯留部30の上部に組み付けられると共に、各ボタン31〜35が球貯留部30の上面から露出することで、操作パネル部30Sが形成される。
図3には、演出用操作ボタン32を備える操作ボタン装置40が示されている。演出用操作ボタン32は、ドーム部41Dを上部に有するカバー部材41にて支持プレート44の上方が覆われた構造になっていて、カバー部材41が支持プレート44に対して相対的に上下動可能となっている。そして、カバー部材41が押圧操作されて下方に移動すると、操作ボタン装置40の下部の底ケース50に収容された図示しないセンサにより押圧操作が検出される。
詳細には、図4に示すように、操作ボタン装置40は、カバー部材41と支持プレート44のほかに、可動演出部材42と、LED基板48と、底ケース50とを備えている。可動演出部材42は、カバー部材41と支持プレート44との間に配置されて、カバー部材41の内側に収容されている。ここで、カバー部材41のドーム部41Dは、全体が透明になっていて、上方から見ると、可動演出部材42の全体がカバー部材41を介して視認可能となっている。即ち、カバー部材41は本発明の「透明カバー」に相当する。LED基板48は、支持プレート44の下方に配置されて、可動演出部材42との間に支持プレート44を挟み、可動演出部材42を発光させるLED(図示せず)を制御する。底ケース50は、上述したカバー部材41の押圧操作検出用のセンサ、LED基板48、後述する第1モータ47及び第2モータ51等を収容する。なお、以下では、操作ボタン装置40において、カバー部材41側を上側、底ケース50側を下側、と適宜呼ぶことにする。
ここで、本実施形態では、カバー部材41と可動演出部材42とは、振動可能に構成されている。具体的には、カバー部材41と可動演出部材42とは、別々の駆動源によって駆動され、可動演出部材42を駆動するための第1モータ47(図4参照)は、予め設定された第1振動条件が成立したときに駆動され、カバー部材41を駆動するための第2モータ51(図6参照)は、予め設定された第2振動条件が成立したときに駆動される。なお、第2振動条件は、カバー部材41が押圧操作されたときに成立してもよいし、カバー部材41の押圧操作とは無関係に成立してもよい。
以下、カバー部材41の振動機構と、可動演出部材42の振動機構について説明する。図5には、カバー部材41と、カバー部材41を振動させる第2振動機構51Kとが示されている。同図に示すように、第2振動機構51Kは、支持プレート44と、第2モータ保持盤49と、第2モータ51と、底ケース50とを備えている。
図5に示すように、カバー部材41は、ドーム部41Dの底部を構成する円筒壁41Hから下方に突出して円筒壁41Hの径方向で対向配置された1対の第1脚部41Aと1対の第2脚部41Bとを備えている。第1脚部41Aと第2脚部41Bとは、カバー部材41の周方向で互いに90度ずれるように配置されている。また、第1脚部41Aは、第2脚部41Bよりも下方に突出し、第1脚部41Aの下端部には、円筒壁41Hの径方向に延びた係合孔41Kが形成されている。
支持プレート44は、カバー部材41の円筒壁41Hより大径の円形状をなし、支持プレート44の外周部には、カバー部材41の第1脚部41Aと第2脚部41Bとに対応した第1脚部挿通孔44Aと第2脚部挿通孔44Bが形成されている。また、支持プレート44の中央部には、略円形の中央孔44Cが形成されている。
第2モータ保持盤49は、長手方向の長さがカバー部材41の円筒壁41Hの直径と略同じ長さの長方形状をなしている。第2モータ保持盤49の長手方向の両端部からは、カバー部材41側に端部突壁49Hが突出し、その端部突壁49Hに、円筒壁41Hの径方向に突出する係合突部49Tが設けられている。また、第2モータ保持盤49の中央部には、略円形の中央孔49Cが形成されている。なお、上述したように、第1脚部41Aは第2脚部41Bより下方に突出しているので、第1脚部挿通孔44Aに挿通された第1脚部41Aは、支持プレート44を貫通し、この第1脚部41Aの係合孔41Kに端部突壁49Hの係合突部49Tが係合する。
図6に示すように、第2モータ51は、第2モータ保持盤49上に取り付けられ、第2モータ51の回転出力軸51Jには、重心が回転出力軸51Jからずれた偏心錘52が取り付けられている。具体的には、第2モータ保持盤49の長手方向の一方側には、モータ収容部53が設けられていて、第2モータ51はモータ収容部53に収容されることで、上下方向と水平方向の移動が規制されている。なお、図5では、モータ収容部53が省略して示されている。
底ケース50は、支持プレート44と略同じ大きさの円形状をなして、支持プレート44の底部に固定され、カバー部材41の第1脚部41Aと、第2モータ保持盤49と、第2モータ51とを収容する。また、底ケース50の底部と第2モータ保持盤49との間には、付勢バネ50Sが設けられ、この付勢バネ50Sによって第2モータ保持盤49及びカバー部材41が、底ケース50及び支持プレート44に対して上側に付勢される。なお、付勢バネ50Sは、底ケース50の底部と第2モータ保持盤49の互いの対向面に形成された位置決め凹部によって位置決めされている。また、上述したカバー部材41の押圧操作検出用のセンサは、付勢バネ50Sに抗して第2モータ保持盤49が下方位置へ配置されたことを検出するようになっている。
次に、第2振動機構51Kの動作について説明する。第2振動条件が成立して第2モータ51が作動すると、図6に示すように、回転出力軸51Jを中心として偏心錘52が回転する。すると、その偏心錘52の遠心力によって第2モータ51が振動し、第2モータ保持盤49のモータ収容部53と衝突する。そして、第2モータ51の振動が、モータ収容部53を介して第2モータ保持盤49に伝達され、第1脚部41Aを介して第2モータ保持盤49と係合するカバー部材41にも伝達する。これにより、カバー部材41が振動する。
ここで、上述したように、カバー部材41は、第1脚部42A及び第2脚部41が支持プレート44の第1脚部挿通孔44A及び第2脚部挿通孔44Bに挿通されることにより、水平方向の移動が制限される一方、付勢バネ50Sの伸縮により上下方向の移動は許容される。従って、カバー部材41の振動は、水平方向の振動よりも上下方向の振動が大きい、所謂、縦揺れ型の振動となっている。
次に、可動演出部材42の振動機構について説明する。図7には、可動演出部材42と、可動演出部材42を振動させる第1振動機構47Kとが示されている。同図に示すように、第1振動機構47Kは、回転部材43と、支持プレート44と、固定治具46と、コイルバネ45と、第1モータ47とを備えている。
図7に示すように、可動演出部材42は、円盤状のベースプレート42Bを装飾カバー42Aで覆った構成になっている。ベースプレート42Bは、支持プレート44に上方から重ねられ、ベースプレート42Bの中央部に突出形成された略円形の中央突部42Cが、支持プレート44の中央孔44Cに遊嵌される。
また、ベースプレート42Bのうち中央突部42Cの外側には、複数(例えば、3つ)の円形孔42Tが形成されている。複数の円形孔42Tは、ベースプレート42Bの周方向に等間隔に配置され、それら複数の円形孔42Tの中心は、ベースプレート42Bと同心円上に配置されている。そして、各円形孔42Tには、支持プレート44の中央孔44Cの開口縁から突出した複数の円形突部44Tが挿通されている(図8と図10を参照)。
ここで、円形孔42Tは、円形突部44Tよりも大径になっていて、円形孔42Tに挿通される円形突部44Tは、円形孔42T内を移動可能となっている。別の見方をすれば、ベースプレート42Bは、円形孔42Tの内周面と円形突部44Tとの当接によって移動が制限される。図10には、水平面内の一方向に移動して円形突部44Tにより移動が制限されたときのベースプレート42Bが点線で示され、ベースプレート42Bの移動が許容される範囲R2が2点鎖線で示されている。なお、本実施形態では、円形孔42Tと円形突部44Tとで本発明の「移動範囲制限手段」が構成され、支持プレート44が本発明の「対向部材」に相当する。
また、本実施形態では、複数の円形孔42T及び円形突部44Tは同じ大きさになっているので、一の円形突部44Tが円形孔42Tの内周面に当接すると、残りの円形突部44Tも円形孔42Tの内周面に当接する。これにより、ベースプレート42Bと円形突部44Tとの当接箇所を、ベースプレート42Bの周方向に分散させることが可能となる。また、本実施形態では、円形突部44Tが円形孔42Tの内周面に摺接することで、ベースプレート42Bをスムーズに移動させることが可能となる。
回転部材43は、ベースプレート42Bの中央部、即ち、中央突部42Cに取り付けられ、ベースプレート42Bに対して相対回転可能となっている。具体的には、回転部材43は、図11に示すように、ベースプレート42Bと直交する方向に延びてベースプレート42Bを貫通する回転シャフト43Aと、偏心錘43Bとを備えている。そして、回転シャフト43Aが中央突部42Cの中心部にベアリング(図示せず)を介して取り付けられることで、回転部材43はベースプレート42Bに対して相対回転可能となっている。また、回転部材43の下端部には、取付軸部43Jが形成されている。
偏心錘43Bは、回転シャフト43Aの上端部に固定されて、回転シャフト43Aと一体に回転する。偏心錘43Bは、平面視扇形状になっていて、ベースプレート42Bの上面には、偏心錘43Bの回転を許容する円形凹部42Dが形成されている。
図7に示すように、固定治具46は、固定板46Aと、取付板46Aから支持プレート44側に突出する複数の取付片42Bとで構成され、取付板46Aの中央部に円形の中央孔46Cが形成されている。そして、取付片42Bが支持プレート44の下面に固定されることで、固定板46Aが支持プレート44と平行に配置されると共に、固定板46Aと支持プレート44との間の距離が一定に保たれる。
第1モータ47は、回転出力軸47J側の面が固定治具46の固定板46Aの下面に重ねて固定され、第1モータ47の回転出力軸47Jが固定板46Aの中央孔46Cを貫通する。従って、固定治具46によって、第1モータ47と支持プレート44との間の距離が一定に保たれることとなる。
コイルバネ45は、第1モータ47の回転出力軸47Jと同軸に配置され、一端部が回転出力軸47Jに固定されている。また、コイルバネ45の他端部は、回転部材43の取付軸部43Jに固定されている。
ここで、本実施形態では、図11に示すように、コイルバネ45の自然長さは、コイルバネ45の他端部に回転部材43を介して固定されたベースプレート42B(可動演出部材42)が支持プレート44から浮き上がる長さになっている。別の見方をすれば、上述の固定治具46は、支持プレート44と第1モータ47との間隔を、コイルバネ45が自然長のときにベースプレート42B(可動演出部材42)が支持プレート44から浮き上がる長さとなるように保っている。
次に、第1振動機構47Kの動作について説明する。第1振動条件が成立して第1モータ47が作動すると、回転出力軸47Jを中心としてコイルバネ45の他端部と回転部材43が旋回する。すると、ベースプレート42Bが回転部材43に押されて、可動演出部材42も旋回しようとする。
ここで、回転部材43には、回転出力軸47Jから偏心した偏心錘43Bが備えられているので、回転部材43の旋回半径が大きくなり、ベースプレート42Bが支持プレート44の円形突部44Tと衝突する。従って、ベースプレート42Bは、図10に示した範囲R2内を、円形突部44Tとの衝突を繰り返しながら、水平方向に振動する。
また、本実施形態では、コイルバネ45が第1モータ47の回転出力軸47Jと同軸に配置され、可動演出部材42が振動する水平方向に弾性曲げ変形可能となっているので、ベースプレート42Bは、旋回する回転部材43の遠心力と、衝突した円形突部44Tから受ける抗力と、コイルバネ45の復元力の影響を受けて移動することになり、ベースプレート42Bを水平面内でランダムに振動させることが可能になる。
このように、可動演出部材42は、図10に示した範囲R2内を、水平方向にランダム振動する。また、コイルバネ45の伸縮により、可動演出部材42は、上下方向の振動も許容される。従って、可動演出部材42は、上下方向と水平方向の両方の振動が許容される。ここで、本実施形態では、第1モータ47の回転方向とコイルバネ45の巻方向は同じになっている。この構成により、コイルバネ45が回転しているときにコイルバネ45が回転出力軸47Jから外れたり、コイルバネ45の巻具合が崩れる等の問題を低減することが可能となる。このように、回転出力軸47Sを一方向にのみ回転させる場合には、その回転方向とコイルバネ45の巻方向を同じにするとよい。なお、回転出力軸47Jを正逆両方向に回転させたり往復運動させたりする場合には、上記問題点を考慮して設計することが好ましい。
以上、説明したように、可動演出部材42の振動パターンは、上述した縦揺れ型のカバー部材41の振動とは異なる振動パターンとなる。このように、本実施形態の遊技機10では、カバー部材41と可動演出部材42の振動パターンが異なっているので、2つの部材の振動の区別を容易にすることが可能となる。
また、カバー部材41は、上下方向、即ち、カバー部材41が遊技者と対向する方向に振動するので、カバー部材41の振動は、遊技者に視認困難となっている。これに対し、可動演出部材42は、水平方向で振動するので、可動演出部材42の振動は、カバー部材41の振動よりも遊技者に視認され易くなっている。これにより、可動演出部材42の振動状態を、可動演出部材42を覆うカバー部材41の振動状態よりも視覚的に際立たせることが可能となる。しかも、可動演出部材42の振動は、カバー部材41のドーム部41Dを介して視認されるので、カバー部材41によって遊技者が可動演出部材42に触れることが規制され、可動演出部材42の移動が遊技者との接触により妨げられることが抑制可能となる。
なお、本実施形態では、可動演出部材42が「振動演出部材」に相当し、第1モータ47が本発明の「駆動源」及び「電気的アクチュエータ」に相当する。また、第1振動機構47Kが本発明の「動力伝達部」に相当し、コイルバネ45が本発明の「弾性部材」に、回転部材43が本発明の「移動伝達部材」に相当する。以上が、可動演出部材42の振動機構に関する説明である。
本実施形態の遊技機10の構成に関する説明は以上である。次に、遊技機10の作用効果について説明する。
本実施形態の遊技機10では、遊技の進行状況に応じて、第1振動条件が成立すると、第1モータ47が駆動され、図11に示した第1振動機構47Kが可動演出部材42を水平方向に振動させる。
ここで、本実施形態では、第1振動機構47Kに、可動演出部材42が振動する水平方向に弾性曲げ変形可能なコイルバネ45を備えているので、可動演出部材42は、コイルバネ45の弾性曲げ変形が加味された動きをすることが可能となり、例えば、コイルバネ45の代わりに紐等を用いて第1振動機構47Kにコイルバネ45を備えない場合よりも可動演出部材42の動きを複雑にして、可動演出部材42による演出の趣向性の向上を図ることが可能となる。
しかも、本実施形態では、コイルバネ45が自然長のときに可動演出部材42が支持ベース44から浮き上がるので、第1モータ47が作動していないときの可動演出部材42の位置を固定され難くすることが可能となり、可動演出部材42の動きに多様性をもたらすことが可能となる。
また、本実施形態では、円形突部44Tと円形孔42Tとによって、可動演出部材42の移動範囲が駆動源47の回転出力軸47Jの延長線から所定の範囲R2(図10参照)内に制限されるので、可動演出部材42の移動範囲が制限されない場合と比較して、可動演出部材42の振動周期を短くして可動演出部材42を激しく振動させることが可能となる。以上、本実施形態では、可動演出部材42の回転運動にコイルバネ45の弾性変形が加わることで、可動演出部材42に、単純な円運動に留まらない複雑な動きをさせることが可能となり、振動に多様性を持たせることが可能となる。なお、本構成は、可動演出部材42が、常時、円運動を行うものでなければ、回転の途中で一時的に円運動を行う状態があることを排除するものではない。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、本発明をパチンコ遊技機に適用した例を示したが、スロットマシンやアレンジボール等の遊技機に適用してもよい。
(2)上記実施形態では、カバー部材41のドーム部41Dが可動演出部材42の全体を視認可能とする構成であったが、一部を視認可能としてもよい。
(3)上記実施形態では、カバー部材41が振動する構成であったが、振動しない構成であってもよい。
(4)上記実施形態では、本発明を操作ボタン装置40に備えた可動演出部材42に適用した例を示したが、遊技領域R1内に配置される演出用の役物に適用してもよい。
(5)上記実施形態では、可動演出部材42は、平面視円形状であったが、非円形状にしてもよい。その際、可動演出部材42は、振動方向に対称であっても非対称であってもよい。これにより、可動演出部材42が振動したときの可動演出部材42の見え方に多様性を持たせることが可能になる。
)上記実施形態では、偏心錘43Bの形状が、扇形状であったが、重心が第1モータ47の回転出力軸47Jの延長線からずれた位置に配置されるものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、円形状であっても楕円形状であっても多角形状であってもよい。
)上記実施形態では、本発明の「弾性部材」としてコイルバネ45を例示したが、可動演出部材42の振動方向(水平方向)に弾性曲げ変形するものであれば、例えば、第1モータの回転出力軸47Jの延長線上に配置される弾性片や棒状のゴムであってもよい。
)図12に示すように、本発明の「駆動源」及び「電気的アクチュエータ」としてのソレノイド60と、ソレノイド60のプランジャ60Aに固定される直動部材61と、直動部材61の移動方向と交差する方向に延びて直動部材61と可動演出部材42Vとを連結するコイルバネ62とを備えて、可動演出部材42Vを直動部材61の移動方向と平行な方向に振動させる構成としてもよい。なお、本構成では、直動部材61及びコイルバネ62が本発明の「動力伝達部」に相当し、コイルバネ62が本発明の「弾性部材」に相当する。
)上記()の構成において、図13に示すように、コイルバネ62の直動部材61と反対側の端部に当接部材63を固定すると共に、可動演出部材42Vに当接部材63と遊嵌する遊嵌孔64を設け、直動部材61の移動方向と平行な方向に当接部材63が振動したときに、遊嵌孔64の内周面が当接部材63と当接することで可動演出部材42が振動する構成としてもよい。本構成では、直動部材61、コイルバネ62及び当接部材63で本発明の「動力伝達部」が構成され、当接部材63が本発明の「移動伝達部材」に相当する。本構成によれば、可動演出部材42Vの動きを、コイルバネ62に固定された当接部材63の動きと異ならせることが可能となり、可動演出部材42Vの動きに多様性を持たせることが可能となる。
10)上記()、()の構成において、ソレノイド60の代わりにモータを用い、直動部材61を直動させる機構として、モータの回転を直動に変換するクランク機構を用いてもよい。
11)上記実施形態及び上記()、()の構成において、モータやソレノイド以外の電気的アクチュエータを用いてもよい。
12)上記実施形態において、回転部材43を、円軌道や楕円軌道の途中まで回転(例えば、2分の1回転や4分の1回転)させてもよい。また、その円や楕円の軌道上を一方向と他方向に往復させてもよい。その際、一方向に進む角度と他方向に進む角度は、同じであってもよいし異なっていてもよい。また、その角度は、360度以上であってもよいし、360度未満であってもよい。
13)上記実施形態では、円形孔42Tと円形突部44Tが真円形状であったが、楕円形状やその他の形状にしてもよい。本構成によれば、振動の多様性が図られる。
14)上記実施形態では、可動演出部材42がコイルバネ45を軸として回転及び揺動し、第1モータ47が作動していないときに可動演出部材42が所定の位置に固定されない構成になっているが、例えば、コイルバネ45の中にコイルバネ45よりも弾性変形し難い芯材を設けて、第1モータ47が作動していないときには、所定の位置に固定される構成としてもよい。本構成によれば、通常時に、可動演出部材42を所定の位置に安定して固定させることが可能となる。なお、芯材等のように第1モータ47の非作動時に可動演出部材42を所定の位置に固定する部材を用いる際には、コイルバネ45の弾性変形を規制させないような部材が好ましい。
15)上記実施形態では、1つのコイルバネ45と1つのモータ(第1モータ47)とで可動演出部材42を動かす構成であったが、コイルバネ又はモータを複数備えて、それらコイルバネとモータとによって、可動演出部材42を動かす構成としてもよい。
10 遊技機
32 演出用操作ボタン
40 操作ボタン装置
41 カバー部材(透明カバー)
42 可動演出部材(振動演出部材)
43 回転部材(移動伝達部材)
45 コイルバネ(弾性部材)
47 第1モータ(駆動源、電気的アクチュエータ)
47K 第1振動機構(動力伝達部)

Claims (7)

  1. 駆動源からの動力を受けて振動し、その振動により遊技を演出する振動演出部材と、
    前記駆動源からの動力を前記振動演出部材へ伝達する動力伝達部と、を備えた遊技機において、
    前記動力伝達部には、前記振動演出部材の振動方向と交差する方向に延びて前記振動方向に弾性曲げ変形可能な弾性部材と、前記振動演出部材に対して相対移動可能であって、その相対移動に伴って前記弾性部材からの動力を前記振動演出部材に伝達する移動伝達部材と、が設けられたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記駆動源は、電気的アクチュエータであって、
    前記弾性部材は、前記電気的アクチュエータの回転出力軸と同軸に配置されて前記回転出力軸と一体に回転するコイルバネで構成され、
    前記移動伝達部材は、前記コイルバネのうち前記電気的アクチュエータから離れた側の端部に固定されると共に、前記振動演出部材に嵌合され且つ前記振動演出部材に対して相対回転可能な回転部材で構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記回転部材には、前記回転部材の回転軸から偏心した偏心錘が備えられたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記回転出力軸の延長線から所定の範囲内で前記振動演出部材が振動するように前記振動演出部材の移動範囲を制限する移動範囲制限手段を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
  5. 前記回転部材の回転軸方向で前記振動演出部材と対向する対向部材を備え、
    前記移動範囲制限手段は、
    前記対向部材と前記振動演出部材のうち一方の部材に設けられた円形孔と、
    前記対向部材と前記振動演出部材のうち他方の部材に設けられて、前記円形孔に遊嵌される円形突部と、で構成されたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記駆動源は、前記振動演出部材の下方に配置されて、上下方向と平行な前記回転出力軸を有し、
    前記対向部材は、前記駆動源と前記振動演出部材との間に配置されて前記振動演出部材を下方から受け止め可能に構成され、
    前記駆動源と前記対向部材との間の間隔を、前記コイルバネが自然長のときに前記振動演出部材が前記対向部材から浮き上がる長さに設定したことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記振動演出部材を視認可能に覆う透明カバーを備えたことを特徴とする請求項1乃至6のうち何れか1の請求項に記載の遊技機。
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