JP2005095565A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者に対して遊技をする楽しみを与えることが出来る前扉を備えた新規な構造の遊技機を提供することを目的とする。
【解決手段】 遊技領域12を覆うように配設された前扉14において遊技領域12を外部から視認可能とするガラス窓42の外周側に対してガラス窓42を略全周に亘って囲むように配設された可動部材56と、可動部材56を周方向の適数箇所で周方向に回動可能に支持する複数の支持部材70a〜cと、複数の支持部材70a〜cのうち可動部材56の重量が入力される荷重入力支持部材70cに対して可動部材56を周方向に回動せしめるための駆動力を及ぼす駆動手段96とを、備えるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技機に係り、特に、遊技領域を視認可能に覆うガラス窓を備えた前扉において新規な構造を採用することにより遊技者に一層大きな楽しみを与えることの出来る遊技機に関するものである。
従来から、パチンコ機等の遊技機は、遊技領域を覆うように配設された前扉を備えた構造とされており、かかる前扉に設けられたガラス窓を通じて、遊技領域が外部から視認可能とされている。そして、ガラス窓を通じて視認可能とされた遊技領域には、遊技内容と関連のある図柄や模様が描かれており、それによって、これから遊技をする遊技機を選択する者に対して遊技機を選択する際の指標を提供したり、或いは、遊技をしている者(遊技者)に対して遊技をする楽しみを与えるようになっている。
ところで、遊技領域には、上述の如く、遊技内容と関連のある図柄や模様が描かれて装飾が施されているにも拘わらず、遊技領域を覆うように配設された前扉には、装飾ランプが設けられているだけの場合が多い。そして、前扉に設けられた装飾ランプは、遊技状況に応じて点灯乃至は点滅するだけであることから、ただ単に装飾ランプが設けられた前扉というのは、これから遊技をする遊技機を選択する者に対して遊技機を選択する際の指標を提供するという点において、また、遊技者に対して遊技をする楽しみを与えるという点において、十分でない。
そこで、機枠の前面に配置され中央部に方形状の開口を設けて額縁状に形成される前面枠と、前面枠の後側に配設されて前面枠に設けられた開口に臨み前面には所望の図柄・模様を設けた遊技盤と、前面枠に設けられた開口の一側に開閉可能に装着され、遊技盤が視認可能な窓孔を有するガラス扉枠とを備えたパチンコ遊技機において、前面枠の前面に遊技盤に設けられた図柄・模様と関連性をもつ図柄・模様を設けたものが提案されている(特許文献1参照)。
上述の如き構造のパチンコ遊技機においては、遊技盤前面の図柄・模様を前面枠前面にまで広げて設けるようにしたので、図柄・模様がパチンコ遊技機の前面全体に広がり臨場感が増大する。しかしながら、このようなパチンコ遊技機においては、これから遊技をする遊技機を選択する者に対して遊技機を選択する指標を提供する点においては有効であっても、遊技者に対して遊技をする楽しみを与えるという点においては、十分でない。即ち、単に前面枠の前面に図柄や模様を設けただけでは、その図柄や模様に慣れてしまうと殆ど目に入らない状態となってしまい、遊技者に対して楽しみを与えるという効果が比較的早期に発揮されなくなってしまうのである。
また、発射されたパチンコ球が当たり穴に入ると別のパチンコ球を賞品として払い出す、遊技盤が装着されるべき機枠と、その機枠に装着された遊技盤をそれの前面から覆うために機枠に開閉可能に取り付けられたガラス扉と、発射されるパチンコ球を機枠の前側において収容する前皿部と、その前皿部を備えるとともに、その前皿部と一緒に開閉可能に機枠に取り付けられた前皿部扉とを含む遊技機において、機枠とガラス扉と前皿部扉との少なくとも一つに可動部を設けるとともに、その可能部に運動を付与する運動付与装置を設けたものが提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、このような遊技機においては、可動部がソレノイドによって駆動せしめられるようになっており、それに伴って、可動部が往復移動せしめられるようになっていることから、可動部の可動範囲が狭くなってしまい、その結果、可動物を動かしたとしても、その動きが余り目に付かず、遊技者に対して遊技をする楽しみを与えるという点において十分でない。
特開2000−140337号公報 特開2002−113226号公報
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、遊技者に対して遊技をする楽しみを与えることが出来る前扉を備えた新規な構造の遊技機を提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることなく、明細書全体および図面に記載され、或いはそれらの記載から当業者が把握することが出来る発明思想に基づいて認識されるものであることが理解されるべきである。
遊技機に関する本発明の第一の態様は、(a)遊技領域を覆うように配設された前扉において該遊技領域を外部から視認可能とするガラス窓の外周側に対して該ガラス窓を略全周に亘って囲むように配設された可動部材と、(b)前記可動部材を周方向の適数箇所で周方向に回動可能に支持する複数の支持部材と、(c)前記複数の支持部材のうち前記可動部材の重量が入力される荷重入力支持部材に対して該可動部材を周方向に回動せしめるための駆動力を及ぼす駆動手段とを、備えていることを、特徴とする。
このような本態様に従う構造とされた遊技機においては、遊技領域を覆うように配設された前扉において遊技領域を外部から視認可能とするガラス窓の外周側に対してガラス窓を略全周に亘って囲むように配設された可動部材が周方向の適数箇所において複数の支持部材によって周方向に回動可能に支持されていると共に、それら複数の支持部材のうち可動部材の重量が入力される荷重入力支持部材に対して可動部材を周方向に回動せしめるための駆動力を及ぼす駆動手段を有していることから、荷重入力支持部材が駆動せしめられることで、ガラス窓を略全周に亘って囲むように配設された可動部材をガラス窓の周方向に全周に亘って回動せしめることが可能となり、それによって、遊技者の注意を可動部材の動きに惹きつけて、かかる可動部材の動きに対して遊技者に興味をもたせることが可能となり、その結果、遊技者に遊技をする楽しみを与えることが可能となる。
すなわち、本態様に係る遊技機においては、ガラス窓を略全周に亘って囲むように配設される程に大きな可動部材をガラス窓の周方向に全周に亘って回動することが出来るようになっていることから、可動部材の動きを目立たせることが可能となり、それによって、遊技者の注意を惹きつけることが容易に可能となる。また、このように大きな可動部材を大きく動かして、その動きを目立たせることにより、遊技者に対して、例えば、通常の遊技状態では得ることが出来ない利益を得ることが可能な大当たり遊技状態が発生するかもしれない等の期待感を与えて、遊技者に遊技をする楽しみを与えることが可能となる。
特に、本態様に係る遊技機においては、可動部材が遊技領域を外部から視認可能とするガラス窓を略全周に亘って囲むように配設されていることから、遊技に夢中になっている遊技者の視界にも可動部材の動きが入りやすくなる、即ち、遊技者が遊技を行う際に最も注目する遊技領域からそれほど視線を移さなくても可動部材の動きが目に入ってくるのであり、それによって、遊技者に対して可動部材の動きに興味をもたせることが可能となり、その結果、遊技者に遊技をする楽しみを与えることが可能となる。
そして、本態様に係る遊技機においては、例えば、遊技が行われていない待機状態下で可動部材を回動せしめることにより、これから遊技をする遊技機を選択している者に対して遊技機を選択する際の指標を与えることが可能となるのであり、また、遊技者に対しては、例えば、遊技状況に応じて可動部材を回動せしめることにより、遊技を盛り上げることが可能となり、それによって、遊技者を楽しませて遊技をする楽しみを与えることが可能となる。
また、本態様に係る遊技機においては、複数の支持部材のうち可動部材の重量が入力される荷重入力支持部材に対して駆動手段による駆動力が及ぼされるようになっていることから、可動部材の重量を利用して荷重入力部材に対する接触圧を得ることが可能となり、それによって、荷重入力支持部材と可動部材との接触状態の安定化を図ることが可能となり、その結果、可動部材における回動状態の安定化を図ることが可能となる。
なお、本態様における複数の支持部材は、それらの全てが可動部材の外周側に配設されていても良いし、或いは、それらの全てが可動部材の内周側に配設されていても良い。また、複数の支持部材が可動部材の内周側と外周側の両方に分散するようにして配設されていても良い。
更に、本態様においては、駆動手段による駆動力は、荷重入力支持部材に対して直接に及ぼされるようにしても良いが、特に、駆動手段が電気モータで構成されている場合には、可動部材に伝達される駆動力の大きさや動作速度等を適当に調節することが出来る等の観点から、歯車列等の減速手段を介して駆動手段による駆動力を荷重入力支持部材に対して及ぼすようにしても良い。
更にまた、本態様における駆動手段としては、可動部材を駆動することが出来るものであれば、特に限定されるものではないが、電気モータ等のように、電気を利用して駆動されるものが駆動エネルギの入手や制御の容易性から好適に採用される。
また、本態様における可動部材は、外部に露出せしめられた状態で配設されていても良いが、前扉に対して固定的に設けられたカバー部材によって覆われた状態で配設されていることが望ましく、それによって、遊技者が遊技中に手を触れてしまうこと等に起因して可動部材の回動が妨げられることを回避することが可能となり、その結果、可動部材の回動状態を安定させることが可能となる。
さらに、本態様において、荷重入力支持部材が二つ以上ある場合には、それらの荷重入力支持部材の少なくとも一つに対して駆動手段による駆動力が及ぼされるようになっていれば良い。
遊技機に関する本発明の第二の態様は、前記第一の態様に係る遊技機において、前記駆動手段を電気モータによって構成すると共に、該電気モータによって一方向に回転駆動せしめられる回転作動軸を設けて、該回転作動軸に対して前記荷重入力支持部材が組み付けられていることを、特徴とする。このような本態様に従う構造とされた遊技機においては、駆動手段が電気モータによって構成されており、かかる電気モータによって一方向に回転駆動せしめられる回転作動軸に対して荷重入力支持部材が組み付けられていることから、電気モータに対して直接に可動部材の分担支持荷重が入力されることを回避することが可能となり、それによって、電気モータの耐久性を向上することが可能となり、その結果、長期間に亘って安定した作動を維持することが可能となる。
遊技機に関する本発明の第三の態様は、前記第一又は第二の態様に係る遊技機において、前記複数の支持部材のうち少なくとも前記駆動手段の駆動力が及ぼされる前記荷重入力支持部材がゴム弾性体によって形成されていると共に、該荷重入力支持部材における前記可動部材への接触面が滑らかとされていることを、特徴とする。このような本態様に従う構造とされた遊技機においては、駆動手段の駆動力が及ぼされる荷重入力支持部材がゴム弾性体によって形成されていることから、荷重入力支持部材と可動部材の摩擦力を利用して可動部材を駆動することが可能となり、それによって、駆動手段からの駆動力に基づいて可動部材を駆動せしめるための歯車等を可動部材に対して設ける必要がなくなるのである。
特に、本態様に係る遊技機においては、可動部材の重量が及ぼされる荷重入力支持部材がゴム弾性体によって形成されていることから、可動部材の重量によって荷重入力支持部材に及ぼされる接触圧を利用することで、可動部材と荷重入力支持部材の間での摩擦力を一層有利に得ることが可能となり、それによって、駆動手段による駆動力を可動部材に対して効率良く及ぼすことが可能となる。
また、本態様に係る遊技機においては、荷重入力支持部材における可動部材への接触面が滑らかとされていることから、かかる接触面に歯が形成されている場合に比して、荷重入力支持部材の駆動をスムーズにすることが可能となる。
遊技機に関する本発明の第四の態様は、前記第一乃至第三の何れかの態様に係る遊技機において、前記可動部材が遊技状況に応じて駆動せしめられることを、特徴とする。このような本態様に従う構造とされた遊技機においては、可動部材が遊技状況に応じて駆動せしめられるようになっていることから、遊技を盛り上げることが可能となり、それによって、遊技者に対して遊技をする楽しみを与えることが可能となる。
本発明の第五の態様は、前記第一乃至第四の何れかの態様に係る遊技機において、前記可動部材に可視光線に対して透明な照明窓を設けると共に、前記前扉における前記可動部材が配設される部位に対して発光源を設けたことを、特徴とする。このような本態様に従う構造とされた遊技機においては、前扉における可動部材が配設される部位に対して発光源が設けられており、また、可視光線に対して透明な照明窓が可動部材に設けられていることから、発光源を点灯乃至は点滅した際に、かかる発光源の点灯乃至は点滅が可動部材に設けられた照明窓から遊技者に認識せしめられることとなる。
従って、本態様に係る遊技機においては、可動部材の動きに伴って発光源を点灯乃至は点滅せしめることで、可動部材が単に動くだけでなく、照明窓から光を発している印象を遊技者に与えることが可能となり、それによって、可動部材の動きに対して遊技者に興味をもたせることが一層容易に可能となる。
また、本態様に係る遊技機においては、前扉側に発光源が設けられていることから、発光源の配設スペースや発光源を発光制御するためのドライブ回路の配設スペースを有利に確保することが可能となる。更にまた、発光源を発光制御するためのドライブ回路への制御信号の伝送およびドライブ回路への電源の供給をハーネスを用いて行うことが可能となり、それによって、発光源を発光制御するために特別な装置を設ける必要もなくなる。
なお、本態様における照明窓は、可視光線に対して透明であれば、有色であっても良いし、無色であっても良い。また、本態様における発光源は、LED等によって有利に構成することが可能となる。更にまた、本態様における発光源の発する光は、1色のみであっても良いし、2色以上に変化せしめられるようになっていても良い。
遊技機に関する本発明の第六の態様は、前記第一乃至第五の何れかの態様に係る遊技機において、前記可動部材において内周側または外周側に突出して周方向の全周に亘って連続して延びる円環状の鍔部を設ける一方、前記複数の支持部材の少なくとも一つに対して外周面に開口する周溝を設け、該周溝に該可動部材の該鍔部を入り込ませたことを、特徴とする。このような本態様に従う構造とされた遊技機においては、可動部材における内周側又は外周側に突出して周方向の全周に亘って連続して延びる円環上の鍔部が、複数の支持部材の少なくとも一つに対して外周面に開口するように設けられた周溝に入りこんでいることから、鍔部を周溝の幅方向で位置決めすることが可能となり、それによって、可動部材の作動の安定化を図ることが可能となる。
遊技機に関する本発明の第七の態様は、前記第一乃至第六の何れかの態様に係る遊技機において、前記前扉における前記可動部材が配される部位に対して装飾体を設ける一方、該可動部材に対してレンチキュラーレンズを設けて、該装飾体を該レンチキュラーレンズを通して遊技者に視認可能にすると共に、該可動部材を前記駆動手段によって周方向に回動せしめることで該レンチキュラーレンズの方向を該装飾体の前方において変化せしめるようにしたことを、特徴とする。このような本態様に従う構造とされた遊技機においては、前扉における可動部材が配される部位に対して設けられた装飾体が、可動部材に設けられたレンチキュラーレンズを通して遊技者に視認可能とされていることから、装飾体の見え方を変化せしめることが可能となる。
すなわち、レンチキュラーレンズをいうのは、蒲鉾状の凸レンズを横一列に複数条連ねて形成したレンズであって、後方に配された装飾体を複数条の凸レンズが一列に並ぶ方向に引き延ばされたかの如く見せる特性を備えているものであり、このような特性を備えたレンチキュラーレンズが装飾体の前方に設けられていることから、装飾体の見え方が変化せしめられることとなるのである。なお、かかるレンチキュラーレンズの特性は、複数条の凸レンズが一列に並ぶ方向において、レンチキュラーレンズの後方に位置せしめられた装飾体が暈けて見えることに起因するものであり、このように複数条の凸レンズが一列に並ぶ方向においてレンチキュラーレンズの後方に位置せしめられた装飾体が暈けて見えることで、レンチキュラーレンズの後方に位置せしめられた装飾体が、恰も複数条の凸レンズが一列に並ぶ方向に引き延ばされたかの如く見えるのである。それ故、本態様の遊技機においては、装飾体の見え方が変化せしめられることに対して、遊技者の興味を惹きつけることが可能となる。
また、本態様においては、可動部材が駆動手段によって周方向に回動せしめられることでレンチキュラーレンズの方向が装飾体の前方において変化せしめられるようになっていることから、レンチキュラーレンズを構成する複数条の凸レンズが一列に並ぶ方向が変化せしめられることとなり、それによって、複数条の凸レンズが一列に並ぶ方向に引き延ばされたかの如く見える装飾体が動いているように見えるのである。
特に、本態様においては、レンチキュラーレンズを通して遊技者の目に映る装飾体の動きが、レンチキュラーレンズが設けられた可動部材が駆動手段によって駆動せしめられることにのみ起因していることから、レンチキュラーレンズを通して遊技者の目に映る装飾体が滑らかに連続して動いているかの如く見えるのである。
従って、本態様の遊技機においては、装飾体の見え方のみならず、装飾体の動きに対しても遊技者の興味を惹きつけることが可能となる。
なお、本態様における装飾体の形状や構造,色彩等は、特に限定されるものではない。また、本態様における装飾体は、それ自体が光を発するものであっても良いし、或いは、それ自体が動くものであっても良い。さらに、本態様におけるレンチキュラーレンズの方向とは、レンチキュラーレンズを構成する複数条の凸レンズが一列に並ぶ方向をいうものとする。更にまた、本態様における可動部材の回転の範囲や態様は、レンチキュラーレンズの方向を変化させるものであれば、特に、限定されるものではなく、例えば、回転範囲は360度より大きくても良いし、360度より小さくても良い。また、本態様の可動部材は、周方向の何れか一方にのみ回転可能とされていても良いし、或いは、周方向の両方に回転可能とされていても良い。更にまた、本態様において、レンチキュラーレンズと装飾体の離隔距離は、レンチキュラーレンズを通して遊技者の目に映る装飾体の形をどのようにするかということに基づいて適宜設定変更されるものであり、変更可能であっても良い。そこにおいて、レンチキュラーレンズと装飾体の離隔距離が変更可能とされている場合には、レンチキュラーレンズと装飾体の離隔距離を変更することによって、装飾体がレンチキュラーレンズの方向に引き延ばされて見える割合を変更することが可能となる。
また、本態様におけるレンチキュラーレンズは、可動部材に対して一枚だけ設けられるようにしても良いし、或いは、2枚重ね合わせた状態で可動部材に設けられるようにしてもよい。そして、このようにレンチキュラーレンズを2枚重ね合わせた状態で可動部材に設ける場合には、各レンチキュラーレンズの方向を一致させておいても良いが、各レンチキュラーレンズの方向を互いに異ならせておくことが望ましく、それによって、装飾体の見え方を一層バリエーションに富んだものにすることが可能となる。即ち、このように2枚のレンチキュラーレンズを重ね合わせた状態で可動部材に設けることによって、それら2枚のレンチキュラーレンズの後方に位置せしめられた装飾体は、2枚のレンチキュラーレンズのうち装飾体に近いほうに位置せしめられたレンチキュラーレンズの方向に引き延ばされた後、更に、2枚のレンチキュラーレンズのうち装飾体から離れたほうに位置せしめられたレンチキュラーレンズの方向に引き延ばされてから、遊技者に視認されることとなる。それ故、2枚のレンチキュラーレンズの方向を適当に設定することによって、装飾体の見え方のバリエーションを増やすことが可能となるのである。
遊技機に関する本発明の第八の態様は、前記第七の態様に係る遊技機において、前記装飾体が前記発光源を含んで構成されていることを、特徴とする。このような本態様に従う構造とされた遊技機においては、レンチキュラーレンズを通して遊技者の目に映る発光源の発する光がレンチキュラーレンズの方向に引き延ばされたかの如く見えるようになっていることから、発光源の発する光の見え方に対して遊技者の興味を惹きつけることが可能となる。
すなわち、発光源の発する光の見え方というのは、発光源の形状等によって予め決まってしまうものであり、それ故、発光源の発する光の見え方を変更しようとすると、例えば、発光源の前方にスリットが形成された光通過部材を設けて、かかる光通過部材に形成されたスリットを通して発光源の発する光を見せるようにする方法が考えられるが、このような方法では、変更後における発光源が発する光の見え方に斬新さがない。しかしながら、本態様に従えば、レンチキュラーレンズの後方に配された発光源の発する光が、レンチキュラーレンズを構成する複数条の凸レンズが一列に並ぶ方向に暈けて、かかる方向に引き延ばされたかの如く見えるという原理を巧く利用して、発光源の発する光の見え方を変更するようになっているのであり、その結果、変更後における発光源の発する光の見え方が従来にない斬新なものとなり、遊技者の興味を発光源の発する光の見え方に対して惹きつけることが可能となる。
また、本態様においては、レンチキュラーレンズの方向が可動部材の回動に基づいて変化せしめられるようになっていることから、レンチキュラーレンズの方向に引き延ばされたかの如く見える発光源の発する光が滑らかに連続して動くように見えることとなり、それによって、発光源の発する光の動きに対しても、遊技者の興味を惹きつけることが可能となる。
そして、このようにレンチキュラーレンズの方向に引き延ばされたかの如く見える発光源の発する光が滑らかに連続して動くように見えることから、発光源への給電線等の関係から発光源自体を動かしたくても動かせない等といった問題を解消することが可能となり、それによって、発光源の発する光を用いた演出等のバリエーションを増やすことが可能となる。
また、本態様においては、このように発光源の発する光を用いた演出等のバリエーションを増やすことが可能となることによって、発光源の発する光を用いた演出が単調になることを有利に回避することが可能となり、それによって、発光源の発する光を用いた演出であっても、遊技者を十分に楽しませることが可能となる。
また、遊技機の意匠を高める等の観点から、発光源の発する光というのは、従来、発光源の前方に配されたカバーを介して遊技者に認識されることが多く、それ故、発光源に対する遊技者の意識というのは、発光源の発する光によって文字情報が発現せしめられ、かかる文字情報が遊技者の興味を惹きつける場合は格別、そうでなければ、光を発しているか否かという点にのみ注がれているといっても過言ではない。このような遊技者の発光源に対する意識を、本態様の遊技機は、根底から覆すことが可能であり、それによって、遊技者の興味を発光源、延いては、発光源の発する光に対して十分に惹きつけることが可能となる。
遊技機に関する本発明の第九の態様は、前記第八の態様に係る遊技機において、前記発光源を複数採用して、前記レンチキュラーレンズの方向をそれら発光源の前方で変化させることにより、少なくとも二つの該発光源の発する光が前記遊技者において重なって見えるようにしたことを、特徴とする。このような本態様に従う構造とされた遊技機においては、複数採用された発光源の前方においてレンチキュラーレンズの方向が変化せしめられることによって、少なくとも二つの発光源の発する光が遊技者において重なって見えるようになっていることから、例えば、遊技者において重なって見えるようになっている、少なくとも二つの発光源の発する光の色を、互いに異ならせておくことによって、それらの発光源のそれぞれが発する光の色を遊技者において重なって見える部分で混ぜ合わせることが可能となり、それによって、発光源の発する光の見え方のバリエーションをより一層増やすことが可能となる。
遊技機に関する本発明の第十の態様は、前記第七乃至第九の何れかの態様に係る遊技機において、前記可動部材を前方から覆うようにして透明な保護カバーを配すると共に、該保護カバーに対して該可動部材に設けられた前記レンチキュラーレンズとは別のレンチキュラーレンズを設けることによって、該可動部材側のレンチキュラーレンズと該保護カバー側のレンチキュラーレンズを通して前記装飾体を前記遊技者において視認可能にしたことを、特徴とする。このような本態様に従う構造とされた遊技機においては、可動部材側のレンチキュラーレンズと保護カバー側のレンチキュラーレンズを通して装飾体が遊技者に視認可能とされていることから、可動部材側のレンチキュラーレンズと装飾体との離隔距離,保護カバー側のレンチキュラーレンズと可動部材側のレンチキュラーレンズとの離隔距離等を適当に調節することによって、装飾体の見え方のバリエーションをより一層増やすことが可能となる。
すなわち、本態様の遊技機の場合、装飾体は、可動部材側のレンチキュラーレンズの方向に引き延ばされた後、更に、保護カバー側のレンチキュラーレンズの方向に引き延ばされてから、遊技者に視認されるようになっており、しかも、可動部材側のレンチキュラーレンズの方向が可動部材の回動に基づいて変化せしめられるようになっていることから、装飾体の見え方が、一定の周期(例えば、可動部材が半回転する時間)毎に変化せしめられることとなる。それ故、本態様の遊技機においては、装飾体の見え方のバリエーションをより一層増やすことが可能となるのである。
遊技機に関する本発明の第十一の態様は、前記第七乃至第十の何れかの態様に係る遊技機において、前記装飾体と前記可動部材に設けられた前記レンチキュラーレンズとの離隔距離を変更する離隔距離変更手段を備えていることを、特徴とする。このような本態様に従う構造とされた遊技機においては、離隔距離変更手段によって、可動部材に設けられたレンチキュラーレンズと装飾体との離隔距離が変更せしめられるようになっていることから、装飾体がレンチキュラーレンズの方向に引き延ばされて見える割合を変更することが可能となる。
なお、このように可動部材に設けられたレンチキュラーレンズと装飾体の離隔距離が変更せしめられることに起因して、装飾体がレンチキュラーレンズの方向に引き延ばされて見える割合が変更せしめられるという現象は、可動部材に設けられたレンチキュラーレンズと装飾体との離隔距離が大きくなるに従って、可動部材に設けられたレンチキュラーレンズの後方に位置せしめられた装飾体が暈けて見えやすくなることに起因するものである。
上述の説明から明らかなように、本発明に従う構造とされた遊技機においては、前扉に設けられた遊技領域を視認可能にするガラス窓を略全周に亘って囲むように配設された可動部材がガラス窓の全周に亘って回転可能とされていることから、遊技者の興味を惹きつけて遊技者に遊技をする楽しみを与えることが可能となる。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1には、本発明の第一の実施形態としてのパチンコ機10が示されている。このパチンコ機10は、遊技領域12を覆うようにして前扉としてのガラス枠14が配設された構造とされている。
より詳細には、パチンコ機10は、中枠16を備えており、かかる中枠16が幅方向一方の端部を中心に回転可能な状態で外枠18に装着されている。また、中枠16の前面には、横長な長方形状の皿板20が幅方向一方の端部を中心に回転可能に装着されており、かかる皿板20の前面には、遊技球を貯留するための上皿22が固定されている。更にまた、中枠16の前面には、上皿22の下方において、下皿24が設けられている。この下皿24は、パチンコ機10の裏側において、上皿22に連通せしめられており、上皿22内から溢れた遊技球が下皿24内に排出されるようになっている。
また、下皿24の右側には、ハンドル26が設けられており、かかるハンドル26には、発射レバー28が回転可能に装着されている。更に、ハンドル26の裏側には、発射モータ(図示せず)が装着されている。この発射モータの回転軸には、クランク機構(図示せず)を介して打球槌(図示せず)が連結されており、発射レバー28が周方向一方の側に回動操作せしめられることによって発射モータに電源が供給され、打球槌が上皿22内に貯留された遊技球を弾き出すようになっている。
さらに、中枠16の後側には、額縁状の機構盤(図示せず)が設けられており、かかる機構盤によって遊技盤30が保持されている。この遊技盤30は、遊技板32に対して薄肉の金属プレートが厚さ方向に湾曲せしめられることで構成されたレールセット34が固定された構造とされており、かかるレールセット34の内周側に形成された略円形の領域によって遊技領域12が構成されている。この遊技領域12には、特別図柄表示装置36,始動入賞口装置38,大入賞口装置40,多数の遊技釘(図示せず)等が設けられており、発射レバー28の回転操作により発射されて遊技領域12に案内された遊技球が始動入賞口装置38に入賞すると、特別図柄表示装置36において複数の特別図柄(図示せず)の変動が開始されるようになっている。そして、これら複数の特別図柄の変動が所定の図柄組み合わせで停止した場合には、大入賞口装置40の入口が開放されて遊技者に有利な遊技状態、所謂、大当たり遊技状態となる。このことから明らかなように、本実施形態のパチンコ機10は、所謂第一種パチンコ機である。
そして、このような構造とされた遊技盤30を覆うようにして、即ち、遊技領域12を覆うようにして中枠16の前面にガラス枠14が配設されている。このガラス枠14は、その幅方向一方の端部を中心に回動可能となるように中枠16に装着されている。また、ガラス枠14の中央部分には、ガラス窓42が設けられており、かかるガラス窓42を通じて遊技領域12が外部から視認可能とされている。なお、本実施形態では、ガラス窓42は、2枚のガラス板44,44(図3参照)が所定距離を隔てた状態でガラス枠14によって保持されることで構成されている。
また、ガラス枠14の前面には、カバー46が配設されている。このカバー46は、図2において、その単体図が示されているように、硬質の合成樹脂材によって形成されており、円環板部48の内周縁部および外周縁部からそれぞれ円環板部48の厚さ方向一方の側に突出する内側壁部50および外側壁部52を備えた構造とされている。このような構造とされたカバー46は、外側壁部52および内側壁部50の突出先端側がガラス枠14の前面に重ね合わせられるようにして接着剤、或いはネジ等によってガラス枠14の前面に固着されており、このようにガラス枠14の前面に対してカバー46が固着された状態下において、ガラス窓42は内側壁部50の径方向内方側に位置せしめられている。即ち、カバー46は、ガラス枠14の前面において、ガラス窓42を囲むように設けられているのである。なお、本実施形態では、カバー46は可視光線に対して透明とされている。
また、このようにカバー46がガラス枠14に固着されることにより、カバー46とガラス枠14の間に略一定の断面でガラス窓42の外側を一周するように延びる環状の収容空間54が形成されている。この収容空間54には、図3乃至図5に示されているように、可動部材としての装飾可動部材56が収容配置されている。なお、図3乃至図5において、中枠16や中枠16に対して固定されている遊技盤30等の図示は、省略している。この装飾可動部材56は、図6および図7において、その単体図が示されているように、硬質の合成樹脂材によって形成されており、円環板形状の装飾部58における内周縁部および外周縁部からそれぞれ装飾部58の厚さ方向一方の側に突出する内周壁部60および外周壁部62を備えた構造とされている。また、外周壁部62の突出先端側には、全周に亘って径方向外方に突出する突出部としての外方突部64が一体形成されている。更に、装飾部58には、複数の凹所66が周方向に等間隔に形成されており、かかる凹所66に嵌めこまれるようにして照明窓としてのレンズ68が装飾可動部材56に固定されている。このレンズ68は、硬質の合成樹脂材によって形成されており、凹所66の形状に対応した形状を有している。そこにおいて、本実施形態では、これら複数のレンズ68は、何れも、可視光線に対して有色透明とされている。
このような構造とされた装飾可動部材56は、収容空間54に収容配置された状態下において、複数の支持部材としての支持ローラ70a〜cによって周方向に回動可能に支持されている。具体的には、装飾可動部材56は、その中心よりも上方に位置せしめられた上側支持ローラ70aと、その中心よりも下方に位置せしめられた第一および第二の下側支持ローラ70b,cによって支持されている。即ち、本実施形態では、第一および第二の下側支持ローラ70b,cに対して、装飾可動部材56の重量が入力されるようになっているのである。このことから明らかなように、本実施形態では、第一および第二の下側支持ローラ70b,cによって荷重入力支持部材が構成されることとなる。なお、本実施形態では、上側支持ローラ70aは、装飾可動部材56の中心を通って上下方向に延びる直線上に位置せしめられており、また、第一および第二の下側支持ローラ70b,cは、かかる直線を挟んで左右対称となる位置に配設されている。
上側支持ローラ70aは、図3(a)に示されているように、一対の構成部材72,72によって構成されている。この一対の構成部材72,72は、何れも、硬質の合成樹脂材によって形成されており、大径円板部74および小径円板部76が同一中心軸上で一体形成された構造とされている。このような構造とされた構成部材72,72は、同一中心軸上で重ね合わされて、各構成部材72に形成された中心孔に対してカバー46とガラス枠14によって固定的に支持された支持ピン78が挿通配置された状態で、収容空間54内において回動可能に収容配置されており、このように上側支持ローラ70aが収容空間54内に収容配置された状態下において、支持ピン78の軸方向で対向位置せしめられる大径円板部74,74の外周縁部の間に装飾可動部材56の外方突部64が位置せしめられている。即ち、装飾可動部材56は、大径円板部74,74の外周縁部に挟まれるようにして支持されているのである。このことから明らかなように、本実施形態では、大径円板部74,74の対向面間によって周溝が形成されている。
また、第一の下側支持ローラ70bは、図4に示されているように、上側支持ローラ70aと同様に、一対の構成部材80,80によって構成されている。この一対の構成部材80,80は、何れも、硬質の合成樹脂材によって形成されており、大径円板部82および小径円板部84が同一中心軸上で一体形成された構造とされている。このような構造とされた構成部材80,80は、同一中心軸上で重ね合わされて、各構成部材80に形成された中心孔に対してカバー46とガラス枠14によって固定的に支持された支持ピン86が挿通配置された状態で、収容空間54内において回動可能に収容配置されており、このように第一の下側支持ローラ70bが収容空間54内に収容配置された状態下において、支持ピン86の軸方向で対向位置せしめられる大径円板部82,82の外周縁部の間に装飾可動部材56の外方突部64が位置せしめられている。即ち、装飾可動部材56は、大径円板部82,82の外周縁部に挟まれるようにして支持されているのである。このことから明らかなように、本実施形態では、大径円板部82,82の対向面間によって周溝が形成されている。
一方、第二の下側支持ローラ70cは、図5に示されているように、ゴム弾性体によって形成されており、全体として厚肉の円環乃至は円筒形状を有している。即ち、第二の下側支持ローラ70cの外周面は、全周に亘って滑らかな筒状外周面とされているのである。このような第二の下側支持ローラ70cに対して回転作動軸としての駆動歯車90が組み付けられている。この駆動歯車90は、大径の円板形状を有し、その外周面に歯が形成された歯車部92の中心から厚さ方向一方に突出するようにして支持軸部88が一体形成された構造とされており、硬質の合成樹脂材によって形成されている。
そして、第二の下側支持ローラ70cの中心孔に対して支持軸部88が圧入固定されることにより、第二の下側支持ローラ70cが支持軸部88の軸方向一方の側に固定的に組み付けられている。そこにおいて、本実施形態では、自由状態下での第二の下側支持ローラ70cの内径寸法が、支持軸部88の外径寸法よりも小径とされており、それによって、第二の下側支持ローラ70cが、その弾性により支持軸部88の外周面に密着された状態で固定的に装着されている。
このように第二の下側支持ローラ70cが組み付けられた駆動歯車90は、カバー46とガラス枠14によって固定的に支持された支持ピン94が中心孔に対して挿通されることで、収容空間54内において、支持ピン94回りに回動可能に収容配置されており、また、このように駆動歯車90が収容空間54内に収容配置されることにより、駆動歯車90に組み付けられた第二の下側支持ローラ70cは、収容空間54内において、支持ピン94回りに駆動歯車90と一体的に回動可能な状態で収容配置されることとなる。更にまた、このように駆動歯車90が収容空間54内に収容された状態下において、駆動歯車90に組み付けられた第二の下側支持ローラ70cの外周面に対して装飾可動部材56における外周壁部62が当接せしめられている。このことから明らかなように、本実施形態では、第二の下側支持ローラ70cの外周面によって接触面が構成されている。
このように収容空間54内に収容配置された駆動歯車90の近くには、駆動手段としての電気モータ96が配設されている。この電気モータ96としては、従来から公知のステッピングモータ等の各種の電気モータが採用可能である。また、電気モータ96は、カバー46およびガラス枠14の何れかに対して固定されるようになっており、本実施形態では、ガラス枠14に対して固定されている。そして、電気モータ96の出力軸98に対して固定的に設けられた出力ピニオン100が歯車部92に噛合されるようになっており、それによって、電気モータ96の回転駆動力が駆動歯車90および第二の下側支持ローラ70cを介して装飾可動部材56に及ぼされるようになっている。そこにおいて、本実施形態では、第二の下側支持ローラ70cと装飾可動部材56における外周壁部62の間での摩擦力を利用することにより、電気モータ96の回転駆動力が装飾可動部材56に及ぼされて、装飾可動部材56が回動せしめられるようになっている。
なお、カバー46における複数の支持ローラ70a〜cおよび電気モータ96が位置せしめられる部位は、それら複数の支持ローラ70a〜cおよび電気モータ96の形状に対応した形状をもって、径方向外方に突出せしめられている。また、図面上では、電気モータ96が外部に露出せしめられているが、電気モータ96が外部へ露出しないように電気モータ96における外部へ露出せしめられている部分を覆い隠す部材をカバー46やガラス枠14に対して配設しても良い。
さらに、ガラス枠14には、装飾可動部材56と対向せしめられる部分において、複数の開口部102が周方向に適当な間隔をもって形成されており、かかる開口部102内には、発光源としての装飾LED106が位置せしめられている。この装飾LED106は、ガラス枠14に対して固定された基板104に実装されている。そこにおいて、本実施形態では、基板104はガラス枠14に対して装飾可動部材56が配設された側と反対の側から取り付けられており、また、このように基板104が取り付けられた状態において、装飾LED106は、開口部102内から装飾可動部材56側に突出せしめられておらず、それによって、装飾可動部材56の作動を妨げないようにすることが可能となる。
更にまた、ガラス枠14の幅方向他方の端部には、枠鍵108が装着されており、かかる枠鍵108によって中枠16を外枠18に対して密着した状態に保持するようになっていると共に、皿板20とガラス枠14を中枠16に対して密着した状態に保持するようになっている。
上述の如き構造とされたパチンコ機10は、発射レバー28の回転操作によって発射せしめられて、遊技領域12に案内された遊技球が始動入賞口装置38に入賞すると、特別図柄表示装置36において複数の特別図柄の変動が開始せしめられる。そして、これら複数の特別図柄の変動が順次停止し、最後に一つの特別図柄のみが変動している状態であって、かかる最後まで変動している特別図柄が特定の図柄で停止すると、複数の特別図柄が所定の図柄組み合わせで停止することとなる状態、即ち、リーチ状態が発生した場合に、電気モータ96への電源の供給が行われ、電気モータ96が駆動せしめられる。そして、電気モータ96の回転駆動力が駆動歯車90および第二の下側支持ローラ70cを介して装飾可動部材56に伝達されることとなり、それによって、装飾可動部材56が周方向一方向に回動せしめられることとなる。また、このように装飾可動部材56が周方向一方向に回動せしめられる際に、装飾LED106が点灯乃至は点滅せしめられるようになっており、かかる装飾LED106の点灯乃至は点滅が装飾可動部材56に取り付けられた複数のレンズ68を介して遊技者に視認されるようになっている。このような装飾可動部材56の回動および複数の装飾LED106の点灯乃至は点滅は、リーチ状態が発生している状態下において、継続せしめられるようになっている。そして、リーチ状態が終了すると、装飾可動部材56の回動および装飾LED106の点灯乃至は点滅は、行われないようになる。
そこにおいて、電気モータ96への電源供給、即ち、電気モータ96の駆動は、パチンコ機10の遊技動作を全体的に制御する主制御回路(図示せず)からの制御信号に基づいて、電気モータ96の回動を制御する電気モータ用ドライブ回路(図示せず)が行うようになっている。また、複数の装飾LED106の点灯乃至は点滅は、主制御回路からの制御信号に基づいて、装飾LED106の点灯乃至は点滅を制御する装飾LED用ドライブ回路(図示せず)が行うようになっている。これら主制御回路,電気モータ用ドライブ回路および装飾LED用ドライブ回路は、それぞれ、各別の制御基板に設けられており、また、これらの制御基板は各別に制御基板ケースに収容された状態で、パチンコ機10の裏側に配設されている。
このような構造とされたパチンコ機10においては、装飾可動部材56が遊技領域12を外部に視認可能とするガラス窓42の周囲に配設されていると共に、かかるガラス窓42の周りを全周に亘って回動せしめられるようになっていることから、遊技者の興味を惹きつけて遊技者に遊技をする楽しみを与えることが出来る。
特に、本実施形態では、装飾可動部材56がガラス窓42の外側の全周に亘って配設される程の大きさとされており、このように大きな装飾可動部材56がガラス窓42の周囲を回動せしめられることから、遊技者の興味を惹きつけることが容易に可能となる。
また、本実施形態では、装飾可動部材56がガラス窓42の周囲、即ち、遊技者が遊技をする際に最も注目する遊技領域12の周囲に配設されていることから、遊技者の視界に入りやすく、それによって、遊技者の注意を惹きつけることが容易に可能となって、遊技者に遊技をする楽しみを与えることが可能となる。
更にまた、図8には、本発明の第二の実施形態のパチンコ機に採用される可動部材としての装飾可動部材110が収容空間54に収容位置せしめられた状態が示されている。なお、本実施形態のパチンコ機は、第一の実施形態のパチンコ機(10)に比して、装飾可動部材110のみが異なっていることから、かかる装飾可動部材110についてのみ説明することとし、その他の部材および部位については、第一の実施形態と同一の符号を付すことによって、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態の装飾可動部材110は、有色乃至は無色透明な合成樹脂材によって形成されている。また、装飾部58には、凹所(66)が形成されておらず、その代わりに、装飾部58に対してレンチキュラーレンズ112が貼付されている。このレンチキュラーレンズ112は、従来から公知のものであるが、簡単に説明すると、図9に示されているように、蒲鉾状の凸レンズ114を横一列に複数条連ねて形成したものであり、全体としてシート形状とされている。なお、レンチキュラーレンズ112は、透明な合成樹脂材(PETやアクリル樹脂等)によって形成されている。
このような構造とされたレンチキュラーレンズ112は、装飾可動部材110における装飾部58に対して全体に亘って貼付されており、それによって、装飾体としての装飾LED106の発する光がレンチキュラーレンズ112を通して遊技者に視認可能とされているのである。そこにおいて、本実施形態では、このようにレンチキュラーレンズ112が設けられた装飾可動部材110の前方に設けられたカバー46によって、レンチキュラーレンズ112が保護されるようになっている。
そして、このようにレンチキュラーレンズ112を通って遊技者の目に映る装飾LED106が発する光116というのは、図10に示されているように、レンチキュラーレンズ112の方向、即ち、レンチキュラーレンズ112を構成する複数条の凸レンズ114が一列に並ぶ方向に延びて見えるのであり、その結果、装飾LED106における発光部分が棒状とされているかの如き印象を見る者(遊技者、或いは、これから遊技をするパチンコ機を選択している者)に与えるようになっている。
なお、レンチキュラーレンズ112を通して遊技者の目に映る装飾LED106の発する光116がレンチキュラーレンズ112の方向に延びて見えるという現象は、レンチキュラーレンズ112を構成する複数条の凸レンズ114が一列に並ぶ方向において、レンチキュラーレンズ112の後方にある装飾LED106の発する光が暈けて見えるようになっている一方、各凸レンズ114が延びる方向において、装飾LED106の発する光が暈けて見えないことに起因するものであり、それによって、装飾LED106の発する光116が、本来は丸い点状であったにも拘わらず、レンチキュラーレンズ112の方向に引き延ばされて帯状に見えるのである。
そこにおいて、装飾LED106の発する光116がレンチキュラーレンズ112の方向に引き延ばされる割合は、装飾LED106とレンチキュラーレンズ112との離隔距離等を適当に調節することによって変更することが可能である。
そして、電気モータ96の駆動力が装飾可動部材110に伝達されて、装飾可動部材110が回動せしめられると、装飾LED106の前方において、レンチキュラーレンズ112の方向が変化せしめられることとなり、それによって、丸い点状から帯状に見え方が変化せしめられた装飾LED106の発する光116が、その長手方向中央部分を中心として滑らかに連続して回転するかの如く見えるようになっているのである。
また、複数の装飾LED106が近接位置せしめられている場合には、装飾可動部材110に設けられたレンチキュラーレンズ112の方向に応じて、図11に示されているように、各装飾LED106の発する光116が重なって見えたり、或いは、図12に示されているように、各装飾LED106の発する光116が重なって見えなかったりする。この場合、各装飾LED106の発する光116の色を異なるものにしておくことによって、各装飾LED106の発する光116が重なって見える部分において、各装飾LED106の発する光116の色を混ぜ合わせることが可能となり、それによって、装飾LED106の発する光116の見え方のバリエーションを増やすことが可能となる。因みに、図11および図12においては、二つの装飾LED106の発する光116が重なって見える状態が示されている。
また、装飾LED106を点滅制御する場合には、装飾LED106が消灯している時間と装飾可動部材110の回動速度を適当に調節することによって、装飾LED106の発する光が、例えば、パチンコ機の上下方向に延びた状態から左右方向に延びた状態に突然変化せしめられたかの如き印象を遊技者に与えることが可能となり、それによって、装飾LED106の発光を利用した演出のバリエーションを一層増やすことが可能となる。更にまた、装飾LED106が発する光の色を変化させるようにしても良い。
このような装飾可動部材110を備えたパチンコ機においては、電気モータ96によって装飾可動部材110が回動せしめられるようになっていることから、第一の実施形態と同様な効果を得ることが可能となる。
そこにおいて、本実施形態では、電気モータ96によって装飾可動部材110が回動せしめられることに起因して、装飾可動部材110に設けられたレンチキュラーレンズ112が回転し、それによって、装飾LED106の前方においてレンチキュラーレンズ112の方向が変化せしめられるようになっていることから、レンチキュラーレンズ112によってその見え方が丸い点状から帯状に変化せしめられた装飾LED106の発する光を、その長手方向中央部分を中心として回転しているように見せることが可能となる。それ故、本実施形態では、装飾LED106の発する光を利用した演出のバリエーションを増やすことが可能となる。また、本実施形態では、装飾LED106の発する光を利用した演出を従来にない斬新なものにすることが可能となる。
更にまた、本実施形態では、帯状に見える装飾LED106が発する光の回転が、装飾可動部材110の回動にのみ起因していることから、帯状に見える装飾LED106の発する光を滑らかに連続して回転しているように見せることが可能となる。
また、装飾可動部材110の回動がリーチ状態の発生に起因して行われる場合には、帯状に引き延ばされた状態で回転しているように見える装飾LED106の発する光に対して遊技者の興味を惹きつけることが可能となり、それによって、遊技を盛り上げることが可能となる。
更にまた、図13には、本発明の第三の実施形態のパチンコ機に採用される保護カバーとしてのカバー46がガラス枠14に取り付けられることで形成された収容空間54内に可動部材としての装飾可動部材118が位置せしめられた状態が示されている。なお、以下の説明において、第一の実施形態と同様な構造とされた部材および部位については、図中に、第一の実施形態と同一の符号を付すことによって、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態の装飾可動部材118は、可視光線に対して透明な合成樹脂材によって形成されている。また、第一の実施形態では、装飾部58に凹所(66)が形成されていたが、本実施形態では、かかる凹所(66)が形成されておらず、その代わりに、装飾部58にレンチキュラーレンズ120が貼付されている。更にまた、本実施形態では、カバー46の円環板部48に対して、裏側(装飾LED106が位置せしめられている側)からレンチキュラーレンズ122が貼付されている。これにより、本実施形態では、装飾LED106の発する光が、装飾部58に貼付されたレンチキュラーレンズ120(以下、奥側レンチキュラーレンズ120と称する)と、円環板部48に貼付されたレンチキュラーレンズ122(以下、手前側レンチキュラーレンズ122と称する)を通って、遊技者に視認されるようになっている。
また、本実施形態では、奥側レンチキュラーレンズ120の前方に設けられたカバー46によって、奥側レンチキュラーレンズ120が保護されている一方、手前側レンチキュラーレンズ122が円環板部48に対して裏側から貼付されていることによって、手前側レンチキュラーレンズ122が保護されている。
そこにおいて、本実施形態では、奥側レンチキュラーレンズ120と手前側レンチキュラーレンズ122は、何れも、第二の実施形態において、装飾可動部材(110)に設けられていたレンチキュラーレンズ(112)と同様な構造とされていることから、その詳細な説明は省略する。また、本実施形態では、手前側レンチキュラーレンズ122の方向がパチンコ機の上下方向に一致している。
そして、電気モータ96によって、装飾可動部材118が回転せしめられると、装飾LED106の発する光の見え方が変化せしめられるようになっている。具体的には、手前側レンチキュラーレンズ122と奥側レンチキュラーレンズ120の方向が一致している場合、装飾LED106の発する光124は、本来は丸い点状であったにも拘わらず、図14に示されているように、手前側レンチキュラーレンズ122と奥側レンチキュラーレンズ120の方向に延びる帯状に見える。
このように装飾LED106の発する光124が帯状に見える状態から、装飾可動部材118が回動せしめられると、奥側レンチキュラーレンズ120の方向が手前側レンチキュラーレンズ122の方向に対して傾斜せしめられ、しかも、その傾斜角度が徐々に大きくなっていくようになる。これにより、装飾LED106の発する光124が、帯状から平行四辺形へと変化していくこととなる(図15乃至図17参照)。そして、奥側レンチキュラーレンズ120の方向が手前側レンチキュラーレンズ122の方向に対して直交すると、図18に示されているように、縦長の長方形になる。
因みに、図15には、手前側レンチキュラーレンズ122の方向に対して奥側レンチキュラーレンズ120の方向が30度傾斜した状態下での装飾LED106が発する光124の見え方が示されており、図16には、手前側レンチキュラーレンズ122の方向に対して奥側レンチキュラーレンズ120の方向が45度傾斜した状態下での装飾LED106が発する光124の見え方が示されており、図17には、手前側レンチキュラーレンズ122の方向に対して奥側レンチキュラーレンズ120の方向が60度傾斜した状態下での装飾LED106が発する光124の見え方が示されている。
また、装飾LED106の発する光が、縦長の長方形に見える状態から、更に、装飾可動部材118が回動せしめられると、手前側レンチキュラーレンズ122の方向に対する奥側レンチキュラーレンズ120の方向の傾斜角度が徐々に大きくなっていくようになっている。換言すると、鋭角側の傾斜角度は徐々に小さくなっているのである。これにより、装飾LED106の発する光124が、縦長の長方形から平行四辺形へと変化していくこととなる(図19乃至図21参照)。そして、奥側レンチキュラーレンズ120の方向が手前側レンチキュラーレンズ122の方向と一致すると、装飾LED106の発する光124は、図14に示されているように、帯状となる。
因みに、図19には、手前側レンチキュラーレンズ122の方向に対して奥側レンチキュラーレンズ120の方向が120度傾斜した状態下での装飾LED106が発する光124の見え方が示されており、図20には、手前側レンチキュラーレンズ122の方向に対して奥側レンチキュラーレンズ120の方向が135度傾斜した状態下での装飾LED106が発する光124の見え方が示されており、図21には、手前側レンチキュラーレンズ122の方向に対して奥側レンチキュラーレンズ120の方向が150度傾斜した状態下での装飾LED106が発する光124の見え方が示されている。
そして、上述の説明から明らかなように、本実施形態では、装飾LED106の発する光124の見え方が、装飾可動部材118が180度回転せしめられる毎に、帯状から平行四辺形を経て縦長の長方形となり、その後、平行四辺形を経て、再び帯状へと変化していくようになっているのである。
そこにおいて、このように装飾LED106の発する光124の見え方が変化していく現象は、装飾可動部材118が回動せしめられることで、装飾LED106の前方において、奥側レンチキュラーレンズ120の方向が変化せしめられると共に、奥側レンチキュラーレンズ120の方向と手前側レンチキュラーレンズ122の方向が一致したり一致しなかったりすることに起因している。
すなわち、奥側レンチキュラーレンズ120のみの場合だと、装飾LED106の発する光124は帯状となるが、本実施形態では、このように帯状に見える装飾LED106の発する光124の前方において、手前側レンチキュラーレンズ122が位置せしめられていることにより、帯状に見える装飾LED106の発する光124が、手前側レンチキュラーレンズ122の方向に引き延ばされてから遊技者の目に映るようになっている。その結果、奥側レンチキュラーレンズ120の方向が手前側レンチキュラーレンズ122の方向に対して傾斜せしめられている場合には、装飾LED106の発する光124は平行四辺形のようにみえるのであり、奥側レンチキュラーレンズ120の方向が手前側レンチキュラーレンズ122の方向に対して直交している場合には、装飾LED106の発する光124は縦長の長方形のようにみえるのであり、奥側レンチキュラーレンズ120の方向と手前側レンチキュラーレンズ122の方向が一致している場合には、装飾LED106の発する光124は、帯状に見えるのである。
また、装飾LED106が発する光124は、装飾LED106と奥側レンチキュラーレンズ120との離隔距離が変更せしめられることによって、奥側レンチキュラーレンズ120の方向に引き延ばされる割合が変更せしめられるようになっている一方、奥側レンチキュラーレンズ120と手前側レンチキュラーレンズ122との離隔距離が変更せしめられることによって、手前側レンチキュラーレンズ122の方向に引き延ばされる割合が変更せしめられるようになっている。従って、装飾LED106と奥側レンチキュラーレンズ120の離隔距離や奥側レンチキュラーレンズ120と手前側レンチキュラーレンズ122の離隔距離等を適当に調節することによって、装飾LED106の発する光124の見え方が調節されるようになっている。
なお、手前側レンチキュラーレンズ122の方向と奥側レンチキュラーレンズ120の方向が直交している場合に、装飾LED106の発する光124が縦長の長方形のように見えるのは、手前側レンチキュラーレンズ122と奥側レンチキュラーレンズ120が離隔位置せしめられていると共に、手前側レンチキュラーレンズ122の方向がパチンコ機の上下方向と一致していることに起因する。従って、例えば、奥側レンチキュラーレンズ120と手前側レンチキュラーレンズ122が密着せしめられているような場合には、装飾LED106の発する光124は略正方形状のように見えるのであり、手前側レンチキュラーレンズ122の方向がパチンコ機の左右方向と一致している場合には、装飾LED106の発する光124は横長の長方形状のように見えるのである。
更にまた、装飾可動部材118の回動速度は、装飾LED106の発する光124の見え方が変化する様を遊技者が視認できる程度であれば良い。また、手前側レンチキュラーレンズ122の方向は、必ずしも、パチンコ機の上下方向に限定されるものではない。
このようなパチンコ機においては、電気モータ96によって装飾可動部材118が回動せしめられるようになっていることから、第一の実施形態と同様な効果を得ることができる。
そこにおいて、本実施形態では、装飾可動部材118が回動せしめられることによって、奥側レンチキュラーレンズ120の方向が装飾LED106の前方で変化せしめられると共に、奥側レンチキュラーレンズ120の方向が手前側レンチキュラーレンズ122の方向と一致したり一致しなかったりすることとなり、それによって、装飾LED106の発する光124が、所定の周期(本実施形態では、奥側レンチキュラーレンズ120が180度回転するのに要する時間)でもって、滑らかに連続して変化して見えるようになる。その結果、装飾LED106の発する光を利用した演出のバリエーションを増やすことが可能となるのである。
また、本実施形態では、遊技者の興味を装飾LED106の発する光に対して惹きつけることが可能となる。
特に、装飾可動部材118の回動がリーチ状態において行われるようになっている場合には、装飾LED106の発する光によって、遊技を一層盛り上げることが可能となる。
また、本実施形態では、装飾LED106を点滅制御する場合において、装飾LED106が消灯せしめられている時間と装飾可動部材118の回動速度を適当に調節することにより、例えば、装飾LED106の発する光124が、帯状から長方形へと突然に変化せしめられたかの如き印象を遊技者に与えることが可能となり、それによって、装飾LED106の発する光を用いた演出のバリエーションをより一層増やすことが可能となる。また、装飾LED106の発する光の色を変化させることによって、装飾LED106の発する光を用いた演出のバリエーションを更に増やすことが可能となる。
また、複数の装飾LED106が近接位置せしめられている場合には、奥側レンチキュラーレンズ120の方向に応じて、図22に示されているように、各装飾LED106の発する光124が重なって見えたり、或いは、図23に示されているように、各装飾LED106の発する光124が重なって見えなかったりする。この場合、各装飾LED106の発する光124の色を異なるものにしておくことによって、各装飾LED106の発する光124が重なって見える部分において、各装飾LED106の発する光124の色を混ぜ合わせることが可能となり、それによって、装飾LED106の発する光の見え方のバリエーションを更に増やすことが可能となる。また、装飾LED106の発する光124が長方形や平行四辺形のように見える状態において、各装飾LED106の発する光が重なって見える部分を有利に確保することが可能となる。因みに、図22および図23においては、二つの装飾LED106の発する光124が重なって見える状態が示されている。
また、図24には、本発明の第四の実施形態としてのパチンコ機に採用される装飾可動部材56の要部が示されている。なお、以下の説明において、第一の実施形態と同様な構造とされた部材および部位については、図中に、第一の実施形態と同一の符号を付すことにより、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態では、装飾可動部材56に固定されたレンズ68に対してレンチキュラーレンズ130が貼付されている。なお、このレンチキュラーレンズ130は、第二の実施形態で採用されていたものと同様な構造とされていることから、その詳細な説明は省略する。
また、本実施形態では、装飾可動部材56の前方に設けられたカバー46によってレンチキュラーレンズ130が保護されるようになっている。
そこにおいて、本実施形態では、レンズ68が固定された位置にのみレンチキュラーレンズ130が設けられていることから、レンチキュラーレンズ130の方向に延びて見える装飾LED106の発する光132は、装飾可動部材56が回動せしめられると、図25に示されているように、所定角度だけ回動せしめられた後、遊技者の視界から消えるようになっており、再び遊技者によって視認される際には、所定角度回動せしめられる前の位置にあり、かかる位置から再び所定角度回動せしめられるようになっている。
このような構造とされたパチンコ機においては、装飾可動部材56が回動せしめられるようになっていることから、第一の実施形態と同様な効果を得ることができる。
加えて、本実施形態では、装飾回動部材56の回動に基づいてレンチキュラーレンズ130の方向に延ばされて見える装飾LED106の発する光が動いて見えることから、装飾LED106の発する光に対して遊技者の興味を惹きつけることが可能となる。
以上、本発明の幾つかの実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。
例えば、前記第一乃至第三の実施形態では、リーチ状態が発生した場合に、装飾可動部材56が回動せしめられるようになっていると共に、複数の装飾LED106が点灯乃至は点滅せしめられるようになっていたが、例えば、特別図柄表示装置36において複数の特別図柄の変動が開始される場合や、リーチ状態が発生することを遊技者に対して予告報知する場合、複数の特別図柄が所定の図柄組み合わせで停止する可能性が高いことを遊技者に対して予告報知する場合等、様々な遊技状況の変化に応じて、装飾可動部材56の回転および複数の装飾LED106の点灯乃至は点滅を行うようにしても良い。
また、前記第一乃至第三の実施形態では、装飾可動部材56の裏側に位置せしめられるようにして、複数の装飾LED106が設けられていたが、かかる複数の装飾LED106は、必ず設けられるものではない。
さらに、前記第一乃至第三の実施形態では、装飾可動部材56の外周側に複数の支持ローラ70a〜cが位置せしめられていたが、装飾可動部材56の内周側に複数の支持ローラが位置せしめられていても良い。或いは、装飾可動部材56における内周壁部60と外周壁部62の対向面間に複数の支持ローラを位置せしめるようにしても良い。
また、前記第一乃至第三の実施形態では、外周面が滑らかとされた第二の下側支持ローラ70cと装飾可動部材56との摩擦力を利用して装飾可動部材56が駆動せしめられるようになっていたが、歯車を用いて装飾可動部材56を駆動することも可能であり、それによって、装飾可動部材56への駆動力の伝達をより確実に行うことが可能となる。更に、歯車を用いて駆動することにより、可動部材を駆動制御する際の精度、特に、駆動開始時および駆動停止時の精度を向上することが可能となる。更にまた、荷重入力支持部材をベルトを用いて駆動することも可能である。
さらに、可動部材の回動方向や速度、発光源の発光の強さ等は、一定であっても良いが、変化をつけることにより、遊技者の興味を惹きつけることが一層容易に可能となり、それによって、遊技をする楽しみを更に向上することが可能となる。
更にまた、前記第二の実施形態において、装飾LED106をレンチキュラーレンズ112に対して接近/離隔変位せしめるようにしても良い。具体的には、例えば、図26に示されているように、電気モータ134の出力軸に固定された出力ピニオン136に噛合せしめられるラック138に対して装飾LED106が実装された基板104を固定しておき、電気モータ134の駆動力がラック138に伝達されることで、装飾LED106がレンチキュラーレンズ112に対して接近/離隔方向に変位せしめられる態様が考えられる。この場合、電気モータ134,出力ピニオン136,ラック138によって離隔距離変更手段が構成される。なお、このような離隔距離変更手段は、前記第三および第四の実施形態においても、勿論採用可能である。
加えて、前記第一乃至第三の実施形態では、第1種パチンコ機に対して本発明を適用したものの一具体例が示されていたが、本発明は、第2種パチンコ機や第3種パチンコ機に対しても適用可能であることは、言うまでもない。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の一実施形態としてのパチンコ機を示す正面図である。 図1に示されたパチンコ機に採用されているカバーの正面図である。 図1におけるIII−III方向の断面であって、装飾可動部材が収容空間に収容配置された状態を示す断面図である。 図1におけるIV−IV方向の断面であって、第一の下側支持ローラの配設状態を示す断面図である。 図1におけるV−V方向の断面であって、第二の下側支持ローラの配設状態を示す断面図である。 図1に示されたパチンコ機に採用されている装飾可動部材の正面図である。 図6におけるVII−VII方向の断面であって、レンズが取り付けられている部分を示す断面図である。 本発明の第二の実施形態のパチンコ機における要部を示す断面図であって、図1におけるIII−III方向に相当する図面である。 レンチキュラーレンズの構造を説明するための断面図である。 第二の実施形態において、装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面である。 第二の実施形態において、二つの装飾LEDの発する光が重なってみえる状態を説明するための図面である。 第二の実施形態において、二つの装飾LEDの発する光が重なっていない状態を説明するための図面である。 本発明の第三の実施形態のパチンコ機における要部を示す断面図であって、図1におけるV−V方向に相当する図面である。 第三の実施形態において、装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面であって、手前側レンチキュラーレンズの方向と奥側レンチキュラーレンズの方向が一致している状態での装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面である。 第三の実施形態において、装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面であって、手前側レンチキュラーレンズの方向に対して奥側レンチキュラーレンズの方向が30度傾斜している状態での装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面である。 第三の実施形態において、装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面であって、手前側レンチキュラーレンズの方向に対して奥側レンチキュラーレンズの方向が45度傾斜している状態での装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面である。 第三の実施形態において、装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面であって、手前側レンチキュラーレンズの方向に対して奥側レンチキュラーレンズの方向が60度傾斜している状態での装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面である。 第三の実施形態において、装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面であって、手前側レンチキュラーレンズの方向に対して奥側レンチキュラーレンズの方向が直交している状態での装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面である。 第三の実施形態において、装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面であって、手前側レンチキュラーレンズの方向に対して奥側レンチキュラーレンズの方向が120度傾斜している状態での装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面である。 第三の実施形態において、装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面であって、手前側レンチキュラーレンズの方向に対して奥側レンチキュラーレンズの方向が135度傾斜している状態での装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面である。 第三の実施形態において、装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面であって、手前側レンチキュラーレンズの方向に対して奥側レンチキュラーレンズの方向が150度傾斜している状態での装飾LEDが発する光の見え方を説明するための図面である。 第三の実施形態において、二つの装飾LEDの発する光が重なってみえる状態を説明するための図面である。 第三の実施形態において、二つの装飾LEDの発する光が重なっていない状態を説明するための図面である。 本発明の第四の実施形態のパチンコ機に採用される可動装飾部材の要部を示す断面図である。 第四の実施形態において、装飾LEDの発する光の見え方を説明するための図面である。 離隔距離変更手段の一具体例を説明するための図面である。
符号の説明
10 パチンコ機
12 遊技領域
14 ガラス枠
42 ガラス窓
56 装飾可動部材
70a 上側支持ローラ
70b 第一の下側支持ローラ
70c 第二の下側支持ローラ
96 電気モータ

Claims (11)

  1. 遊技領域を覆うように配設された前扉において該遊技領域を外部から視認可能とするガラス窓の外周側に対して該ガラス窓を略全周に亘って囲むように配設された可動部材と、
    前記可動部材を周方向の適数箇所で周方向に回動可能に支持する複数の支持部材と、
    前記複数の支持部材のうち前記可動部材の重量が入力される荷重入力支持部材に対して該可動部材を周方向に回動せしめるための駆動力を及ぼす駆動手段とを、
    備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記駆動手段を電気モータによって構成すると共に、該電気モータによって一方向に回転駆動せしめられる回転作動軸を設けて、該回転作動軸に対して前記荷重入力支持部材が組み付けられている請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記複数の支持部材のうち少なくとも前記駆動手段の駆動力が及ぼされる前記荷重入力支持部材がゴム弾性体によって形成されていると共に、該荷重入力支持部材における前記可動部材への接触面が滑らかとされている請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記可動部材が遊技状況に応じて駆動せしめられる請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記可動部材に可視光線に対して透明な照明窓を設けると共に、前記前扉における前記可動部材が配設される部位に対して発光源を設けた請求項1乃至4の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記可動部材において内周側または外周側に突出して周方向の全周に亘って連続して延びる円環状の鍔部を設ける一方、前記複数の支持部材の少なくとも一つに対して外周面に開口する周溝を設け、該周溝に該可動部材の該鍔部を入り込ませた請求項1乃至5の何れかに記載の遊技機。
  7. 前記前扉における前記可動部材が配される部位に対して装飾体を設ける一方、該可動部材に対してレンチキュラーレンズを設けて、該装飾体を該レンチキュラーレンズを通して遊技者に視認可能にすると共に、該可動部材を前記駆動手段によって周方向に回動せしめることで該レンチキュラーレンズの方向を該装飾体の前方において変化せしめるようにした請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機。
  8. 前記装飾体が前記発光源を含んで構成されている請求項7に記載の遊技機。
  9. 前記発光源を複数採用して、前記レンチキュラーレンズの方向をそれら発光源の前方で変化させることにより、少なくとも二つの該発光源の発する光が前記遊技者において重なって見えるようにした請求項8に記載の遊技機。
  10. 前記可動部材を前方から覆うようにして透明な保護カバーを配すると共に、該保護カバーに対して該可動部材に設けられた前記レンチキュラーレンズとは別のレンチキュラーレンズを設けることによって、該可動部材側のレンチキュラーレンズと該保護カバー側のレンチキュラーレンズを通して前記装飾体を前記遊技者において視認可能にした請求項7乃至9の何れかに記載の遊技機。
  11. 前記装飾体と前記可動部材に設けられた前記レンチキュラーレンズとの離隔距離を変更する離隔距離変更手段を備えている請求項7乃至10の何れかに記載の遊技機。
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