JP2017029643A - ハンドルユニット及び遊技機 - Google Patents

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孝一郎 池内
Koichiro Ikeuchi
孝一郎 池内
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Abstract

【課題】演出効果の高いハンドルユニット及び遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機のハンドル本体の前面を覆う前面カバー113に開口部が開設されてあり、ハンドル本体内の保持位置に保持され、保持位置から開口部を通って前面カバー113より前方に突出可能な可動部と、ハンドル本体内に固定され、可動部の周囲に配置されたLEDと、可動部に固定されたリフレクタ1142とを備え、リフレクタ1142は、反射方向が異なる内側面1142b及び外側面1142cを有し、可動部が保持位置に位置する場合に、内側面1142bはLEDからの光を可動部の前方から外部へ反射し、可動部が前面カバー113より前方に突出した突出位置に位置する場合に、外側面1142cはLEDからの光を可動部の側方から外部へ反射する。
【選択図】図6A

Description

本発明は、遊技機に搭載され、遊技球を発射する強度を調整する回動操作を受け付ける操作レバーと、前記操作レバーを回動自在に軸支するハンドル本体と、前記ハンドル本体の前面を覆う前面カバーとを備えるハンドルユニット、及びそのようなハンドルユニットを備えた遊技機に関する。
従来から遊技機としてパチンコが広く普及している。パチンコ等の遊技機では、遊技に用いる遊技球を発射する発射装置を操作するためのハンドルが設けられている。そして、遊技者が触れるハンドルに演出効果を有する機能を付与することにより、遊技者に対し遊技への期待感を抱かせる等の効果が見込まれている。
例えば、特許文献1には、ハンドルに設けたハンドルランプを点灯又は点滅させることにより、遊技者に対して大当たりに当選したことを報知する特別な演出を行う遊技機が提案されている。特許文献1に提案されている遊技機では、ハンドル内に収容されたLEDが発光し、ハンドルカバーを透過する。そして、ハンドル内に収容された複数のLEDが、点灯、点滅することにより、遊技者に対して大当たりに当選したことを報知する特別な演出を行う。
特許第5420338号公報
しかしながら、特許文献1に提案されている遊技機は、ハンドル内部のLEDを点灯及び点滅させることにより、一定の演出効果を有するものの、更に高い演出効果が求められている。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、前面カバーに開設された開口部から可動部を突出可能とし、可動部の突出状況により、光の照射方向を変化させることにより、演出効果を高めることが可能なハンドルユニットの提供を目的とする。
また、本発明は、本発明に係るハンドルユニットを備えた遊技機の提供を他の目的とする。
上記問題を解決するため、本発明に係るハンドルユニットは、遊技機に搭載され、遊技球を発射する強度を調整する回動操作を受け付ける操作レバーと、前記操作レバーを回動自在に軸支するハンドル本体と、前記ハンドル本体の前面を覆う前面カバーとを備えるハンドルユニットであって、前記前面カバーに開設された開口部と、前記ハンドル本体内の保持位置に保持され、保持位置から前記開口部を通って前記前面カバーより前方に突出可能な可動部と、前記ハンドル本体内に固定され、前記可動部の周囲に配置された光源と、前記可動部に固定され、前記光源から照射された光を反射する反射体とを備え、前記反射体は、反射方向が異なる複数の反射面を有し、前記可動部が保持位置に位置する場合に、第1の反射面は光源からの光を前記可動部の前方から外部へ反射し、前記可動部が前記前面カバーより前方に突出した突出位置に位置する場合に、前記第1の反射面と異なる第2の反射面は光源からの光を前記可動部の側方から外部へ反射することを特徴とする。
また、本発明に係るハンドルユニットは、前記反射体は、前記第1の反射面を内側面とし、前記第2の反射面を外側面とする外縁と、前記外縁の一部が切開された切り欠きとを有し、前記第1の反射面は、前記反射体の周囲から切り欠きを通って照射された光を前方へ反射し、前記第2の反射面は、前記反射体の周囲から照射された光を側方へ反射することを特徴とする。
また、本発明に係るハンドルユニットは、前記前面カバーの内面は、光源からの光を前記反射体側へ反射させる鏡面であることを特徴とする。
また、本発明に係るハンドルユニットは、前記光源は、複数であり、第1の光源は、前記可動部が保持位置に位置する場合に、前記第1の反射面に到達する方向へ光を照射し、前記第1の光源と異なる第2の光源は、前記可動部が突出位置に位置する場合に、前記第2の反射面に到達する方向へ光を照射することを特徴とする。
更に、本発明に係る遊技機は、前記ハンドルユニットを備えることを特徴とする。
本発明では、前面カバーから可動部が突出可能であり、しかも突出することにより、光の反射方向を変化させることが可能である。
本発明は、ハンドル本体内の保持位置から、前面カバーに開設された開口部を通って前面カバーより前方に突出可能な可動部を備え、可動部が保持位置に位置する場合と、突出位置に位置する場合とで、ハンドル本体内の光源から照射された光を異なる方向に反射させる。これにより、動きと光とを連動させ、演出効果を高めることが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明に係るハンドルユニットを備えた遊技機の一例を示す概略外観図である。 本発明に係るハンドルユニットの外観の一例を概略的に示す概略外観図である。 本発明に係るハンドルユニットの外観の一例を概略的に示す概略外観図である。 本発明に係るハンドルユニットの内部構造の一例を概略的に示す分解斜視図である。 図4A(a)は、本発明に係るハンドルユニット11の一例を示す概略正面図であり、図4A(b)は、本発明に係るハンドルユニット11の内部構造の一例を概略的に示す概略断面図である。 図4B(a)は、本発明に係るハンドルユニット11の一例を示す概略正面図であり、図4B(b)は、本発明に係るハンドルユニット11の内部構造の一例を概略的に示す概略断面図である。 本発明に係るハンドルユニットの外観を正面視で概略的に示す概略正面図である。 本発明に係るハンドルユニットの前方部分の内部構造を概略的に示す概略断面図である。 本発明に係るハンドルユニットの前方部分の内部構造を概略的に示す概略断面図である。 本発明に係るハンドルユニットの前方部分の内部構造を概略的に示す概略断面図である。 本発明に係るハンドルユニットの前方部分の内部構造を概略的に示す概略断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具現化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
<遊技機全体>
図1は、本発明に係るハンドルユニット11を備えた遊技機1の一例を示す概略外観図である。図1は、遊技機1を前方右上側から視た斜視図である。図1は、本発明に係る遊技機1をパチンコ台に適用した例を示している。遊技機1は、遊技機本体10に、遊技盤12、演出ユニット13、上皿14、下皿15、発射ユニット(図示せず)、ハンドルユニット11等の様々な装置を取り付けて構成されている。
遊技盤12は、遊技機本体10の前面の上部約2/3程度を占める遊技領域を形成しており、画像の表示、音声の出力、羽根部材の動作等の各種演出を行う演出ユニット13が中央付近に配設されている。また、遊技盤12には、遊技球の進路を変更させる多数の釘120が打設されており、更に、遊技盤12には、「セーフ球」として遊技球を回収する入賞口121及び「アウト球」として遊技球を回収するアウト口122が開設されている。
遊技盤12の下方には、遊技によって獲得した遊技球が貯留される上皿14が配設されており、上皿14に貯留された遊技球は発射ユニットへ送られる。更に、上皿14の下方には、上皿14からあふれた遊技球を貯留する下皿15が配設されている。
遊技機本体10の下皿15の右側には、遊技者の回動操作を受け付けるハンドルユニット11が配設されており、遊技者はハンドルユニット11を回動操作することにより、発射ユニットにより、遊技球を遊技盤12に発射させることができる。
<ハンドルユニット>
図2A及び図2Bは、本発明に係るハンドルユニット11の外観を概略的に示す概略外観図である。図2A及び図2Bは、ハンドルユニット11を前方左上側から視た斜視図であり、図2Aは、後述する可動部114が保持位置に位置する状態を示しており、図2Bは、可動部114が突出した状態を示している。なお、ハンドルユニット11は、操作者が相対する側が前方であり、遊技機本体10に取り付けられる側が後方となる。以降の説明においても、遊技機本体10に取り付けられる側を後方、その反対側を前方として、前後方向を表現する。
ハンドルユニット11は、ハンドル本体110、操作レバー111、停止ボタン112及び前面カバー113等の構成を備えている。ハンドル本体110は、ハンドルユニット11の筐体となっており、円筒状をなし、後端側が遊技機本体10に取り付けられる。
操作レバー111は、ハンドル本体110の前端近傍に回動自在に軸支された円環部111aと、円環部111aから外周方向へ突出する突出部111bとを備えている。操作レバー111は、遊技球を発射する強度を調整する回動操作を受け付ける機能を有しており、操作者が、突出部111bに指を掛け、操作レバー111が回動するように操作することで、遊技球を発射する強度を調整することができる。また、操作者が操作レバー111から手を離した場合、内蔵されている図示しない復帰バネにより、操作レバー111は元の位置に自動的に戻る。
停止ボタン112は、操作レバー111の後方に配設されており、遊技球の発射を停止する操作を受け付ける。即ち、操作者が操作レバー111を回動操作することにより、遊技球を発射させることができ、操作レバー111を操作している状態で、更に、停止ボタン112を押下した場合、操作レバー111の操作角度を維持しながら、遊技球の発射を停止することができる。
前面カバー113は、ハンドル本体110の前端側部及び前面を覆う円筒状をなし、後端側の底面は開放されて、ハンドル本体110に嵌合している。前面カバー113の前端側は、円筒の底面となる前面から側面にかけて滑らかな曲面に形成されており、操作者が手を掛けやすいようになっている。前面カバー113の前面には、円状の開口部が開設されており、開口部には円柱状をなす可動部114の底面が位置している。
可動部114は、ハンドル本体110の軸方向、即ち、前後方向に移動可能に構成されており、図2Aに例示するように、前面カバー113の前端より後方に窪んでいる状態から、遊技上の演出として、図2Bに例示するように、前面カバー113の前端より前方へ突出可能である。
図3は、本発明に係るハンドルユニット11の内部構造の一例を概略的に示す分解斜視図である。図4A(a)は、本発明に係るハンドルユニット11の一例を示す概略正面図であり、図4A(b)は、本発明に係るハンドルユニット11の内部構造の一例を概略的に示す概略断面図である。図4B(a)は、本発明に係るハンドルユニット11の一例を示す概略正面図であり、図4B(b)は、本発明に係るハンドルユニット11の内部構造の一例を概略的に示す概略断面図である。図4A(a)の概略正面図に示すA−A方向の断面を図4A(b)として示しており、図4B(a)の概略正面図に示すB−B方向の断面を図4B(b)として示している。また、図4Aは、可動部114が保持位置に位置する状態を示しており、図4Bは、可動部114が突出した状態を示している。円筒状をなすハンドル本体110の内部には、前述の可動部114の他、ハンドル本体110に固定された固定部115、可動部114を後方へ付勢する復帰バネを用いた付勢部材116等の各種構成が収容されており、前方は前面カバー113により覆われている。
固定部115は、保持ベース1150、LED基板1151、コイル部1152等の各種構成を備えており、これらの各種構成は、外形が略円状をなし、ハンドル本体110と中心軸を一にして配置されている。保持ベース1150は、中央に凹部を有する円形皿状をなしている。保持ベース1150は、固定部115の基台となる部材であり、ビスにより、ハンドル本体110に固定されている。
LED基板1151は、保持ベース1150と略同様の直径をなす円環状に形成された基板上に、光源として用いられるLED(発光ダイオード:Light Emitting Diode)1151a等の複数の発光素子と、LED1151aの点灯を制御するICチップ等の点灯制御回路1151bとが固定されている。LED基板1151は、ネジにより保持ベース1150に螺着されている。
コイル部1152は、円筒状をなす台部に導線を巻回してコイルを形成したものであり、LED基板1151の円環の内側で保持ベース1150の凹部に位置するようにネジで螺着されている。
可動部114は、可動体1140、可動ベース1141、リフレクタ(反射体)1142、可動レンズ1143、前面パネル1144等の各種構成を備えた円柱状をなしており、ハンドル本体110と中心軸を一にして配置されている。可動部114の径方向の外径(直径)は、前面カバー113の開口部の内径より若干小さく形成されており、開口部から前面カバー113より前方へ突出可能となっている。
可動体1140は、後方側が開放された有底二重円筒状をなし、内側の円筒体の外側面には、磁化方向が前後方向となる永久磁石1145が嵌着されている。嵌着された永久磁石1145は円筒状をなし、一方の極が前端であり、他方の極が後端となっている。
可動ベース1141は、円板を円筒内に嵌合させた形状をなし、後端の外周には付勢部材116の後端を係着させる環状部材が設けられている。可動ベース1141は、可動部114の基台となる部材であり、内部の円板には、後方側に、可動体1140が円筒内に嵌合した状態でネジにより螺着されている。また、円板の前方側には、円筒内にリフレクタ1142及び可動レンズ1143が嵌合している。
リフレクタ1142は、円錐の頂部を凹ませ、円錐の側面となる外縁1142aの一部を切開して切り欠き1142dを設けた形状をなしている。また、リフレクタ1142の外縁1142aの外側面1142cには、球冠状の小さな窪みが多数凹設されている。リフレクタ1142の内側面1142b及び外側面1142cは、LED1151aから照射される光を反射させる反射体となっており、外側面1142cに凹設された多数の窪みにより、光を様々な角度に乱反射させる。リフレクタ1142の形状及び反射方向の詳細については後述する。
可動レンズ1143は、後方が開放された有底円筒状をなし、前部の底面には、中央部を厚くした前面パネル1144が嵌め込まれており、凸レンズとなっている。可動レンズ1143は、光を透過させる透明の樹脂で形成されており、外側面は光を乱反射させるローレット加工がなされており、前面は、前面パネル1144の中央に形成された星形の形状部分のみが光を透過させる。このように可動レンズ1143は、前面の星形部分及び側面が透明となっているため、リフレクタ1142で反射した光を前面及び側面から外部へ透過させることができる。
前面カバー113の内側には、付勢部材116の前端を係着させる係着部が設けられており、付勢部材116の後端の可動ベース1141を後方へ押圧し、可動部114が突出したままの状態とならないように後方へ付勢している。前面カバー113の内側は銀メッキされた鏡面となっており、LED1151aから照射された光をリフレクタ1142の内側面1142b及び外側面1142cへ反射させる。
図4A及び図4Bに示すように、コイル部1152は、可動部114の周囲を巻回するように固定部115に配設されており、永久磁石1145は、コイル部1152の内側に遊嵌し、磁化方向が前後方向となるように可動部114に固定されている。永久磁石1145により形成される磁場の中でコイル部1152に通電されると、コイル部1152は磁場からローレンツ力を受けることになる。本実施形態では、コイル部1152が固定部115に配設されているため、反作用としての力を永久磁石1145が受け、永久磁石1145が固定されている可動部114が移動することになる。即ち、このように形成された可動部114及び固定部115は、永久磁石1145と永久磁石1145の周囲を巻回するコイル部1152とにより、ボイスコイルモータとして機能する。
<演出方法>
以上のように構成されたハンドルユニット11を用いた演出について説明する。図5は、本発明に係るハンドルユニット11の外観を正面視で概略的に示す概略正面図である。図5は、ハンドルユニット11の正面図に、ハンドル本体110に収容されている固定部115に配設されたLED基板1151上のLED1151aの位置を破線で示している。図5に示すハンドルユニット11では、前方へ突出する可動部114の周囲に5個のLED1151aが配設されている。なお、説明の便宜上、図中、最も下に位置するLED1151aをLED1とし、向かって右回りにLED2,LED3,LED4,LED5と称する。図6A及び図6B並びに図7A及び図7Bは、本発明に係るハンドルユニット11の前方部分の内部構造を概略的に示す概略断面図である。図6A及び図6Bは、可動部114が保持位置に位置する場合において、図6Aが図5に示すC−C方向の断面を示し、図6BがD−D方向の断面を示している。図7A及び図7Bは、可動部114が突出位置に位置する場合において、図7Aが図5に示すC−C方向の断面を示し、図7BがD−D方向の断面を示している。また、図6A、図6B、図7A及び図7Bには、LED1151aから照射される光の光路のうち、外部へ透過する光路の一例を概念的に破線にて示している。
前述の様に、リフレクタ1142は、円錐状をなす基本形状から、円錐の頂部を逆向きの円錐状に凹ませて凹部を形成し、凹部の外縁1142aのうち、LED1が配設された下端方向から円錐の中心にかけて、円錐の底面と平行な切り欠き1142dを設けた形状をなしている。また、リフレクタ1142の外縁1142aを形成する内側面1142b及び外側面1142cは、切り欠き1142d部位も含めて光を反射するように鏡面加工されており、また、外側面1142cには、多数の窪みが凹設されている。
可動部114が保持位置にある場合、可動レンズ1143の側面は前面カバー113より後方にある。前面カバー113の内側は、銀メッキがなされ、光を全反射するように鏡面加工されている。従って、LED1〜LED5から照射された光が外部に出るためには、可動レンズ1143の前面に嵌め込まれた前面パネル1144の星形の部分を透過する必要がある。
図6Aにおいて矢印破線にて示すように、LED2及びLED4から照射された光は、前面カバー113の内側で反射し、リフレクタ1142の外側面1142cに照射される。リフレクタ1142の外側面1142cに照射された光は、外側面1142cで様々な方向に反射されるが、前面パネル1144の星形の部分へ向かう光路は殆どないため、大部分の反射光は外部に出ることはない。LED3及びLED5から照射された光も同様である。
図6Bにおいて矢印破線にて示すように、LED1から照射された光は、リフレクタ1142の外縁1142aの切り欠き1142d部分を通り、リフレクタ1142の内側面1142bで反射して前方へ向かい、前面パネル1144の星形の部分を透過して外部へと向かう光路をとる。従って、遊技者は、ハンドルユニット11の前面の星形部分がLED1から照射された光の色に輝く演出を視認することができる。
可動部114が突出位置にある場合、可動レンズ1143の側面の前方部分は前面カバー113より前方にある。従って、LED1〜LED5から照射された光が外部に出るためには、前面パネル1144の星形の部分だけでなく、可動レンズ1143の側面を透過する光路を通っても良い。
図7Aにおいて矢印破線にて示すように、LED2及びLED4から照射された光は、前面カバー113の内側で反射し、更にリフレクタ1142の外側面1142cで反射して、可動レンズ1143の側面を透過して外部へと向かう光路をとる。LED3及びLED5から照射された光も同様である。従って、遊技者は、ハンドルユニット11の側面がLED2〜LED5から照射された光の色に輝く演出を視認することができる。なお、リフレクタ1142の外側面1142cには多数の窪みが凹設されており、可動レンズ1143の外側面1142cはローレット加工がなされているため、LED2〜LED5から照射された光は乱反射され、演出効果の高い発光状態となる。従って、遊技者は、ハンドルユニット11の側面がLED2〜LED5から照射された光の色に輝く演出を視認することができる。
図7Bにおいて矢印破線にて示すように、LED1から照射された光は、前面カバー113の内側で反射し、更にリフレクタ1142の外側面1142cで反射して、可動レンズ1143の側面を透過して外部へと向かう光路をとる。また、一部の光は、リフレクタ1142の内側面1142bで反射して前方へ向かい、前面パネル1144の星形の部分を透過して外部へと向かう光路(図示せず)をとる。従って、遊技者は、ハンドルユニット11の前面の星形部分及び側面がLED1から照射された光の色に輝く演出を視認することができる。
以上のように、本発明に係るハンドルユニット11は、可動部114が保持位置に位置する場合、光源LED1から照射された光を、リフレクタ1142の内側面1142bにて反射し、可動部114の前方から外部へ反射する。また、可動部114が突出位置に位置する場合、主として、光源LED2〜LED5から照射された光を、リフレクタ1142の外側面1142cにて反射し、可動部114の側方から外部へ反射する。これにより、本発明に係るハンドルユニット11は、可動部114の突出及び光の変化という演出効果の高い動作を行うことが可能である。
なお、可動部114の動作は、コイル部1152に通電する電流を制御することにより可能であるため、可動部114の動作速度、振動周期、突出位置等の様々な状態を制御することにより、突出状況だけで無く、光の反射方向が様々に変化するため、より演出効果の高い動作を行うことが可能である。
また、LED2〜LED5の点灯色、点灯タイミングを制御することにより、発光状態を演出することが可能であり、例えば、LED2〜LED5を順番に点灯させ、また消灯させることにより、回転灯のような演出を行うことができる等、様々な動作を行うことが可能である。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形態で実施することが可能である。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。更に、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
例えば、前記実施形態では、前面カバー113の内側を全反射するように鏡面加工する形態を示したが、本発明はこれに限らず、一部の光が透過するハーフミラーとして形成するようにしても良い。その場合、突出部111bが保持位置にある場合でも、LED2〜LED5から照射された光により、前面カバー113が内側から照射された光の色に輝く演出を行うことが可能である。
また、前記実施形態では、永久磁石1145の周囲にコイル部1152を配置したボイスコイルモータにより、可動部114を突出させる形態を示したが、本発明はこれに限らず、鉄心を用いたソレノイド等の他の電気的機構、ラックピニオン等の機械的機構等の様々な方法で突出させるようにしても良い。
更に、前記実施形態では、内側面1142b及び外側面1142cにより反射方向を制御する形態を示したが、本発明はこれに限らず、可動部114の位置状態及び光源の位置により、異なる反射面にて反射し、前方又は側方への光路をとる様々な形状のリフレクタ1142を用いることが可能である。
1 遊技機
11 ハンドルユニット
110 ハンドル本体
114 可動部
1140 可動体
1141 可動ベース
1142 リフレクタ(反射体)
1142a 外縁
1142b 内側面
1142c 外側面
1142d 切り欠き
1143 可動レンズ
1144 前面パネル
1145 永久磁石
115 固定部
1150 保持ベース
1151 LED基板
1151a LED(光源)
1151b 点灯制御回路
1152 コイル部
116 付勢部材

Claims (5)

  1. 遊技機に搭載され、遊技球を発射する強度を調整する回動操作を受け付ける操作レバーと、前記操作レバーを回動自在に軸支するハンドル本体と、前記ハンドル本体の前面を覆う前面カバーとを備えるハンドルユニットであって、
    前記前面カバーに開設された開口部と、
    前記ハンドル本体内の保持位置に保持され、保持位置から前記開口部を通って前記前面カバーより前方に突出可能な可動部と、
    前記ハンドル本体内に固定され、前記可動部の周囲に配置された光源と、
    前記可動部に固定され、前記光源から照射された光を反射する反射体と
    を備え、
    前記反射体は、反射方向が異なる複数の反射面を有し、
    前記可動部が保持位置に位置する場合に、第1の反射面は光源からの光を前記可動部の前方から外部へ反射し、
    前記可動部が前記前面カバーより前方に突出した突出位置に位置する場合に、前記第1の反射面と異なる第2の反射面は光源からの光を前記可動部の側方から外部へ反射する
    ことを特徴とするハンドルユニット。
  2. 請求項1に記載のハンドルユニットであって、
    前記反射体は、
    前記第1の反射面を内側面とし、前記第2の反射面を外側面とする外縁と、
    前記外縁の一部が切開された切り欠きと
    を有し、
    前記第1の反射面は、前記反射体の周囲から切り欠きを通って照射された光を前方へ反射し、
    前記第2の反射面は、前記反射体の周囲から照射された光を側方へ反射する
    ことを特徴とするハンドルユニット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のハンドルユニットであって、
    前記前面カバーの内面は、光源からの光を前記反射体側へ反射させる鏡面である
    ことを特徴とするハンドルユニット。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のハンドルユニットであって、
    前記光源は、複数であり、
    第1の光源は、前記可動部が保持位置に位置する場合に、前記第1の反射面に到達する方向へ光を照射し、
    前記第1の光源と異なる第2の光源は、前記可動部が突出位置に位置する場合に、前記第2の反射面に到達する方向へ光を照射する
    ことを特徴とするハンドルユニット。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のハンドルユニットを備えることを特徴とする遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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