JP5421089B2 - 遊技機用のボタンユニット - Google Patents
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Description
この種の操作部として、遊技に演出を加えるための演出ボタンがある。この演出ボタンは、ボタンユニットとして遊技機の前面パネルに装備され、例えば、遊技者が遊技中に演出ボタンを押すと、遊技盤上での表示内容を変化したり遊技盤上の可動部材が作動したりするようになっている。
また、上述のような遊技者に演出ボタンが押された場合に演出ボタンに振動を加えることでは新鮮さに欠ける面があった。
請求項3に係る遊技機用のボタンユニットは、請求項1または請求項2の何れか1項に記載の遊技機用のボタンユニットにおいて、前記操作部の移動を検出可能な検出部と、前記演出部に向けて光を照射可能な光源と、前記検出部によって前記操作部の移動が検出された場合に、前記光源を制御して前記演出部に向けて光を照射させる制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項4に係る遊技機用のボタンユニットは、請求項3に記載の遊技機用のボタンユニットにおいて、前記演出部は、前記光源によって照射される光を反射するよう構成されていることを特徴とする。
[実施形態]
図1に示す本実施形態のボタンユニット1は、図示しない遊技機(パチンコ機、パチスロ機等)の前面パネル(図示省略)の中央や下部左側などに装備される。なお、前面パネルは前面が遊技者に対面する部材に該当する。前面パネルは遊技機の本体枠(外枠ともいう)にヒンジ構造で連結されており、扉状に開閉可能である。なお、前面パネルは通常は閉じられている。
[1.ボタンユニット1の構成の説明]
ボタンユニット1は、図2に示すように、筐体10と、押しボタン20と、ロータリー30と、基板40と、フォトセンサ50と、を備える。
筐体10は、合成樹脂製であり、図3および図4に示すように、内部が空洞である箱形状の箱体11の一面に形成された方形の開口11aを、板状の蓋部材12を被せることで閉塞した構造を有している。
[1.2.押しボタン20の構成の説明]
押しボタン20は、ドーム部21と、ボタン基部22と、回転シャフト23と、コイルばね27と、を備えている。
そして、ドーム部21は、箱体11の内部側から箱体11の開口11dに内挿されており、フランジ21bが箱体11の開口11dの縁部に当接して開口11dからは抜けないようになっている。
また、筒状部材22aの後端からは一対の舌片22eが後方に向けて延出している(図3参照)。そして、この舌片22eの先端からは返し22fが径方向へ向けて延出している。さらに、舌片22eの先端がテーパ状に形成されている。このため、舌片22eを棚部材13の開口13eに容易に挿入可能である。なお、開口13eに挿入された舌片22eは、返し22fによって容易に抜けなくなる。
ロータリー30は、支持部31と、回転体32と、カバー34と、を備える。
支持部31は、合成樹脂製であり、円筒状に形成されている。この支持部31には、貫通孔31aが径方向に沿って両側面に到達するよう形成されている。また、支持部31の後端部からは、3つのフランジ部31bが円周を3等分する位置から径方向へそれぞれ延出している。このフランジ部31bは、回転方向(時計回り)とは反対側へ行くに従って径方向へ延出する長さ寸法が長くなるよう形成されており、後端には径方向に沿った平面状に形成されている(平面31c)。
また、羽根32bは、回転基部32aへ取り付けられた部位から先端へ行くに従って回転方向(時計回り)とは反対側へ湾曲するよう形成されている(図2参照)。また、羽根32bは、回転時の前端部が後端部に比べて下方に位置するよう傾斜した姿勢で、回転基部32aへ取り付けられている。
基板40は円形に形成され、筐体10の蓋部材12の内面側中央部に取り付けられている。具体的には、基板40の外縁部には、円弧状の8つの切り欠き40aが等間隔に形成されており、この切り欠き40aに内挿されたビス42が、蓋部材12の中央部に形成された8つのボス部12bにそれぞれ取り付けられている。
フォトセンサ50は、光を放射する放射部と、放射部が放射した光を受光する受光部と、を備えており、放射部と受光部とが遮蔽板21cを挟んで対峙するよう配置された状態で、箱体11の前壁に形成されたボス部11hにビス(図示省略)で固定されている。また、フォトセンサ50は、基板40と電気線(図示省略)とで電気的に接続されている。
次に、特許請求の範囲との対応関係を説明する。
すなわち、押しボタン20のドーム部21が操作部に該当する。また、ロータリー30の回転体32が演出部に該当する。また、筐体10の棚部材13の開口13eおよび押しボタン20のボタン基部22と回転シャフト23が伝達機構に該当する。なお、このうちの回転シャフト23が回転軸に該当し、棚部材13の開口13eが回転補助部に該当する。また、フォトセンサ50が検出部に該当する。また、LED41が光源に該当する。また、基板40が制御部に該当する。
次に、ボタンユニット1の動作を、図面を参照しながら説明する。
図3および図4に示すように、初期状態では、押しボタン20が、コイルばね27の付勢力によってフランジ21bが箱体11の開口11dの縁部に当接する状態となっている。このとき、フォトセンサ50は押しボタン20の遮蔽板21cを検知しないために信号を出力せず、LED41も光を回転体32に照射しない。
(1)このように本実施形態のボタンユニット1によれば、回転体32が押しボタン20のドーム部21の移動に伴って動的に変化することで演出を行うことが可能であり、ドーム部21が遊技者による押圧動作によって移動すると、筐体10の棚部材13の開口13eおよび押しボタン20のボタン基部22と回転シャフト23がドーム部21の移動を伝達することで回転体32に動的変化を行わせる。
(3)また、本実施形態のボタンユニット1によれば、ドーム部21に伴って動的変化を行う回転体32に光を照射することで、遊技者の視覚に訴える新鮮な演出効果を得ることができる。
Claims (4)
- 前面が遊技者に対面する部材に取り付けられる遊技機用のボタンユニットであって、
遊技者による押圧動作によって移動する操作部と、
前記操作部の移動に伴って動的に変化することで演出を行う演出部と、
前記操作部の移動を伝達することで前記演出部に動的変化を行わせる伝達機構と、
を備えることを特徴とする遊技機用のボタンユニット。 - 請求項1に記載の遊技機用のボタンユニットにおいて、
前記伝達機構は、
周囲に螺旋状の溝部を有する軸状に形成されるとともに前記操作部の移動方向に長手方向が沿う姿勢で一方の端部が前記操作部に取り付けられて周方向に回転可能な回転軸と、
前記回転軸の前記溝部に係合し、前記操作部が移動する際に、係合する前記回転軸の回転を補助する回転補助部と、
を有し、
さらに、前記回転軸には前記演出部が取り付けられており、前記操作部の移動に伴って前記回転軸が回転する際に前記演出部を前記回転軸とともに回転させることで前記操作部の移動を伝達すること
を特徴とする遊技機用のボタンユニット。 - 請求項1または請求項2の何れか1項に記載の遊技機用のボタンユニットにおいて、
前記操作部の移動を検出可能な検出部と、
前記演出部に向けて光を照射可能な光源と、
前記検出部によって前記操作部の移動が検出された場合に、前記光源を制御して前記演出部に向けて光を照射させる制御部と、
を備えることを特徴とする遊技機用のボタンユニット。 - 請求項3に記載の遊技機用のボタンユニットにおいて、
前記演出部は、前記光源によって照射される光を反射するよう構成されていることを特徴とする遊技機用のボタンユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009284072A JP5421089B2 (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 遊技機用のボタンユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009284072A JP5421089B2 (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 遊技機用のボタンユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011125391A JP2011125391A (ja) | 2011-06-30 |
JP5421089B2 true JP5421089B2 (ja) | 2014-02-19 |
Family
ID=44288669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009284072A Active JP5421089B2 (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 遊技機用のボタンユニット |
Country Status (1)
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2009
- 2009-12-15 JP JP2009284072A patent/JP5421089B2/ja active Active
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