JP5421089B2 - 遊技機用のボタンユニット - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機の技術分野に属し、詳しくは遊技機に装着されるボタンユニットに関する。
パチンコ機に代表される弾球遊技機やスロットマシン等の遊技機には、遊技に関連して遊技者が使用する各種操作部が設けられている。
この種の操作部として、遊技に演出を加えるための演出ボタンがある。この演出ボタンは、ボタンユニットとして遊技機の前面パネルに装備され、例えば、遊技者が遊技中に演出ボタンを押すと、遊技盤上での表示内容を変化したり遊技盤上の可動部材が作動したりするようになっている。
そして、上述のような演出効果を増大させるため、遊技者に演出ボタンが押された場合に演出ボタンに振動を加える加振手段(振動モータ)を備えたボタンユニットも知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−75331号公報(第8頁、図3,4)
しかしながら、上述のボタンユニットにおいては、演出効果を増大させるために加振手段という動力源を備える必要があった。
また、上述のような遊技者に演出ボタンが押された場合に演出ボタンに振動を加えることでは新鮮さに欠ける面があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、動力源を必要とせず、新鮮な演出効果を得ることが可能な遊技機用のボタンユニットを提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係る遊技機用のボタンユニットは、前面が遊技者に対面する部材に取り付けられる遊技機用のボタンユニットであって、遊技者による押圧動作によって移動する操作部と、前記操作部の移動に伴って動的に変化することで演出を行う演出部と、前記操作部の移動を伝達することで前記演出部に動的変化を行わせる伝達機構と、を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明の遊技機のボタンユニットによれば、演出部が操作部の移動に伴って動的に変化することで演出を行うことが可能であり、操作部が遊技者による押圧動作によって移動すると、伝達機構が操作部の移動を伝達することで演出部に動的変化を行わせる。
このことにより、ボタンユニットによる演出効果としては従来にない視覚効果を得ることができる。なお、このような演出効果を得るために振動モータなどの動力源を必要としない。したがって、動力源を必要とせず、新鮮な演出効果を得ることが可能な遊技機用のボタンユニットを提供することができる。
請求項2に係る遊技機用のボタンユニットは、請求項1に記載の遊技機用のボタンユニットにおいて、前記伝達機構は、周囲に螺旋状の溝部を有する軸状に形成されるとともに前記操作部の移動方向に長手方向が沿う姿勢で一方の端部が前記操作部に取り付けられて周方向に回転可能な回転軸と、前記回転軸の前記溝部に係合し、前記操作部が移動する際に、係合する前記回転軸の回転を補助する回転補助部と、を有し、さらに、前記回転軸には前記演出部が取り付けられており、前記操作部の移動に伴って前記回転軸が回転する際に前記演出部を前記回転軸とともに回転させることで前記操作部の移動を伝達することを特徴とする。
このように構成された本発明の遊技機のボタンユニットによれば、伝達機構が、操作部の移動に伴って回転軸が回転する際に演出部を回転軸とともに回転させることで操作部の移動を伝達する。操作部の移動が伝達された演出部は動的変化を行う。
このことにより、操作部の移動に伴って演出部を回転させることで遊技者の視覚に訴える新鮮な演出効果を得ることができる。
請求項3に係る遊技機用のボタンユニットは、請求項1または請求項2の何れか1項に記載の遊技機用のボタンユニットにおいて、前記操作部の移動を検出可能な検出部と、前記演出部に向けて光を照射可能な光源と、前記検出部によって前記操作部の移動が検出された場合に、前記光源を制御して前記演出部に向けて光を照射させる制御部と、を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明の遊技機のボタンユニットによれば、検出部が操作部の移動を検出可能であり、光源が演出部に向けて光を照射可能であり、検出部によって操作部の移動が検出された場合に、制御部が、光源を制御して演出部に向けて光を照射させる。
このことにより、操作部の移動に伴って動的変化を行う演出部に光を照射することで、遊技者の視覚に訴える新鮮な演出効果を得ることができる。
請求項4に係る遊技機用のボタンユニットは、請求項3に記載の遊技機用のボタンユニットにおいて、前記演出部は、前記光源によって照射される光を反射するよう構成されていることを特徴とする。
このように構成された本発明の遊技機のボタンユニットによれば、動的変化を行っている演出部が光源によって照射される光を反射することにより、遊技者の視覚に訴える新鮮な演出効果を得ることができる。
実施形態のボタンユニット1の平面図(a)、側面図(b) 実施形態のボタンユニット1の分解平面図 図1のA―A断面図 図1のB―B断面図
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な態様にて実施することが可能である。
[実施形態]
図1に示す本実施形態のボタンユニット1は、図示しない遊技機(パチンコ機、パチスロ機等)の前面パネル(図示省略)の中央や下部左側などに装備される。なお、前面パネルは前面が遊技者に対面する部材に該当する。前面パネルは遊技機の本体枠(外枠ともいう)にヒンジ構造で連結されており、扉状に開閉可能である。なお、前面パネルは通常は閉じられている。
なお、ボタンユニット1の前面パネルへの取付形態によっては後述する筐体10の形状が異なる場合や筐体10がない場合もある。
[1.ボタンユニット1の構成の説明]
ボタンユニット1は、図2に示すように、筐体10と、押しボタン20と、ロータリー30と、基板40と、フォトセンサ50と、を備える。
[1.1.筐体10の構成の説明]
筐体10は、合成樹脂製であり、図3および図4に示すように、内部が空洞である箱形状の箱体11の一面に形成された方形の開口11aを、板状の蓋部材12を被せることで閉塞した構造を有している。
また、箱体11の縁部の一つからはフランジが形成されており、このフランジには、筐体10をビスで前面パネルに取り付けるための取付孔11bが二つ形成されている(図1(a)参照)。
なお、本実施形態では、箱体11の開口11aが形成されて蓋部材12が取り付けられた側が筐体10の後方であって蓋部材12が筐体10の後面となっており、一方、その反対側が筐体10の前面となっている。そして、本実施形態では、筐体10を前面パネルに取り付ける際には、筐体10の後面が前面パネルに接することになる。
また、箱体11の四隅(うち二隅については取付孔11bの内側)には、内部に雌螺子部が形成されるボス部11cがそれぞれ設けられている。一方、蓋部材12の四隅には貫通孔(図示省略)がそれぞれ形成されている。なお、これら箱体11の四隅のボス部11cおよび蓋部材12の四隅の貫通孔は、箱体11の開口11aに蓋部材12を被せた場合に、互いに連通するように配置されている。そして、箱体11の四隅のボス部11cと蓋部材12の四隅の貫通孔とを連通させた状態で、蓋部材12の貫通孔を貫通させたビスを箱体11のボス部11cに取り付けることにより、箱体11に蓋部材12が固定されている。
また、箱体11の前壁の中央部には円形の開口11dが形成されている(図1(a)参照)。また、箱体11の側壁のうち取付孔11bが形成される側とは反対側の側壁には方形の開口11eが形成されており(図1(b)および図2参照)、さらに、その側壁と直交する側壁の一つには方形の開口11fが形成されている(図2参照)。
また、箱体11の内部には、棚部材13が配置されている。この棚部材13は、合成樹脂製であり、板状の板材13aの中央部から円筒状の筒状部材13bが後方に向けて延出する構成を有している。そして、板材13aは、円筒状の筒状部材13bの中心線と箱体11の開口11dの中心線とが一致する姿勢で、箱体11の前壁に取り付けられている。具体的には、箱体11の四隅(ボス部11cのさらに内側)には、内部に雌螺子部が形成されるボス部11gがそれぞれ設けられている。一方、板材13aの四隅には貫通孔(図示省略)がそれぞれ形成されている。なお、これら箱体11の四隅のボス部11gおよび板材13aの四隅の貫通孔は、円筒状の筒状部材13bの中心線と箱体11の開口11dの中心線とが一致する姿勢で、互いに連通するように配置されている。そして、箱体11の四隅のボス部11gと板材13aの四隅の貫通孔とを連通させた状態で、板材13aの貫通孔を貫通させたビスを箱体11のボス部11gに取り付けることにより、箱体11に棚部材13が固定されている。
また、筒状部材13bの後端は板状の底部材13cで閉塞されている。さらに、底部材13cの中央部には長方形の開口13dが形成されている。そして、この開口13dには、後述する押しボタン20の回転シャフト23の中央部23aが内挿されている。
また、筒状部材13bの周囲には一対の開口13eが形成されている。なお、開口13eには、後述する押しボタン20のボタン基部22の舌片22eが内挿されている。
[1.2.押しボタン20の構成の説明]
押しボタン20は、ドーム部21と、ボタン基部22と、回転シャフト23と、コイルばね27と、を備えている。
ドーム部21は、透光性を有する合成樹脂(例えばポリカーボネート)製であり、遊技者側(前側)が凸となるドーム状をしている。また、ドーム部21の先端21aにはフランジ21bが外側へ向けて形成されている。なお、このフランジ21bの一部については、ドーム部21の径方向に沿うよう延出する板状の遮蔽板21cとして形成されている(図4参照)。
なお、ドーム部21の先端21aの外径寸法は、箱体11の開口11dの外径寸法よりも若干小さく形成されている。一方、ドーム部21のフランジ21bの外径寸法は、箱体11の開口11dの外径寸法よりも若干大きく形成されている。
また、ドーム部21の中央部からは、円筒状の筒状部材21dがドーム部21の中心線に沿うように後方に向けて延出している。
そして、ドーム部21は、箱体11の内部側から箱体11の開口11dに内挿されており、フランジ21bが箱体11の開口11dの縁部に当接して開口11dからは抜けないようになっている。
ボタン基部22は、合成樹脂製であり、円筒状の筒状部材22aの後端に形成された板状の底部材22bから円筒状の筒状部材22cがさらに後方に向けて延出する構造を有している。なお、筒状部材22aの外径寸法は、ドーム部21の筒状部材21dの内径寸法よりも若干小さく形成されている。また、筒状部材22cの外径寸法は、箱体11の筒状部材13bの内径寸法よりも若干小さく形成されている。
また、底部材22bの中央部には円形の開口22dが形成されている。なお、この開口22dには、後述する回転シャフト23が回転可能に取り付けられている。
また、筒状部材22aの後端からは一対の舌片22eが後方に向けて延出している(図3参照)。そして、この舌片22eの先端からは返し22fが径方向へ向けて延出している。さらに、舌片22eの先端がテーパ状に形成されている。このため、舌片22eを棚部材13の開口13eに容易に挿入可能である。なお、開口13eに挿入された舌片22eは、返し22fによって容易に抜けなくなる。
なお、一対の舌片22eの外表面同士の幅寸法は、ドーム部21の筒状部材21dの内径寸法よりも若干小さく形成されている。一方、一対の舌片22eの返し22fの外表面同士の幅寸法は、ドーム部21の筒状部材21dの内径寸法よりも大きく形成されている。
そして、筒状部材22aの舌片22eが筒状部材13bの開口13eに内挿されるとともに開口22dに回転シャフト23が回転可能に取り付けられた状態で、筒状部材22aが筒状部材21dに内挿されてドーム部21の中央部に取り付けられることにより、ボタン基部22はドーム部21に取り付けられている。
なお、舌片22eの長さ寸法および筒状部材22cの長さ寸法については、ドーム部21のフランジ21bが箱体11の開口11dの縁部に当接して開口11dからは抜けない状態であるときに、返し22fが棚部材13の開口13eの縁部に当接し且筒状部材22cの先端が筒状部材13bの内部に位置するように設定されている。そして、このときの筒状部材22cの先端と筒状部材13bの後端を閉塞する底部材13cとの間の距離が、押しボタン20が移動可能な距離となり、この距離寸法の分押しボタン20を前後方向に移動することができる。
回転シャフト23は、中央部23aが長方形の断面を有する金属製の板材を右巻きに捻ることでスクリュー形状に形成されている。また、回転シャフト23は、前端部23bが円筒状に形成され、後端部23cが板状に形成されている。
なお、前端部23bの外径寸法は、中央部23aおよび後端部23cを形成する断面が長方形である板材の幅寸法よりも小さく設定されており、前端部23bを後述する軸受け24に内挿した際に、中央部23aが軸受け24に当接するようになっている。
また、前端部23bの前面には、ビスを取り付けるための取付孔23dが回転シャフト23の中心線に沿って形成されており、取付孔23dの内部には雌螺子部が形成されている。
また、前端部23bがボタン基部22の底部材22bの開口22dに軸受け24を介して内挿されるとともに、取付孔23dにはビス26が取り付けられており、このことにより、回転シャフト23は、ボタン基部22の底部材22bに回転可能に取り付けられている。なお、軸受け24は、一方の端部にフランジが形成された円筒形状を有しており、底部材22bの後側から開口22dに内挿されている。また、軸受け24の内径寸法は、回転シャフト23の前端部23bの外径寸法よりも若干大きく設定されている。そして、開口22dに内挿された前端部23bには、円形の板材25が取り付けられている。具体的には、この板材25には貫通孔25aが形成されており、この貫通孔25aに内挿されたビス26が前端部23bの取付孔23dに取り付けられている。なお、板材25の外径寸法は底部材22bの開口22dの内径寸法よりも大きく形成されており、回転シャフト23は開口22dから抜けなくなっている。
一方、後端部23cの側面には、ビスを取り付けるための取付孔23eが回転シャフト23の中心線に直交する方向に沿って形成されており、取付孔23eの内部には雌螺子部が形成されている。
そして、後端部23cは、その断面形状が棚部材13の開口13dよりも若干小さく形成されており、棚部材13の底部材13cに形成された長方形の開口13dに内挿されている。
なお、スクリュー形状の中央部23aの長さ寸法については、基部22の返し22fが棚部材13の開口13eの縁部に当接する際に、中央部23aの下端部が棚部材13の開口13dの内部に位置し、筒状部材22cの先端が底部材13cに当接する際に、中央部23aの上端部が棚部材13の開口13dの内部に位置するように設定されている。
コイルばね27は、回転シャフト23に外挿されるとともにボタン基部22の筒状部材22cに内挿された状態で、ボタン基部22の底部材22bと棚部材13の底部材13cとの間に配置されている。
なお、コイルばね27は、内径寸法が回転シャフト23の外径寸法よりも大きく且つ外径寸法がボタン基部22の筒状部材22cの内径寸法よりも小さく設定されている。また、コイルばね27は、長手方向の寸法が、ボタン基部22の底部材22bと棚部材13の底部材13cとの間の距離寸法よりも大きく設定され、ボタン基部22の底部材22bと棚部材13の底部材13cとの間に押し縮めた状態で収納されている。
そして、押しボタン20を後方へ移動させると、棚部材13の開口13eの内部に位置するスクリュー形状の中央部23aの位置が変化して、中央部23aが開口13eの内部で右回り(時計回り)に回転し、これに伴って回転シャフト23が右回りに回転する。なお、このように押しボタン20を後方へ移動させると、ボタン基部22の底部材22bと棚部材13の底部材13cとの間の距離が小さくなって、ボタン基部22の底部材22bと棚部材13の底部材13cとの間に配置されるコイルばね27をさらに押し縮め、押しボタン20を前方へ押圧するコイルばね27の付勢力が大きくなる。一方、押しボタン20を前方へ移動させると、棚部材13の開口13eの内部に位置するスクリュー形状の中央部23aの位置が変化して、中央部23aが開口13eの内部で左回り(反時計回り)に回転し、これに伴って回転シャフト23が左回りに回転する。なお、このように押しボタン20を前方へ移動させると、ボタン基部22の底部材22bと棚部材13の底部材13cとの間の距離が大きくなって、ボタン基部22の底部材22bと棚部材13の底部材13cとの間に配置されるコイルばね27が伸張し、押しボタン20を前方へ押圧するコイルばね27の付勢力が小さくなる。
[1.3.ロータリー30の構成の説明]
ロータリー30は、支持部31と、回転体32と、カバー34と、を備える。
支持部31は、合成樹脂製であり、円筒状に形成されている。この支持部31には、貫通孔31aが径方向に沿って両側面に到達するよう形成されている。また、支持部31の後端部からは、3つのフランジ部31bが円周を3等分する位置から径方向へそれぞれ延出している。このフランジ部31bは、回転方向(時計回り)とは反対側へ行くに従って径方向へ延出する長さ寸法が長くなるよう形成されており、後端には径方向に沿った平面状に形成されている(平面31c)。
回転体32は、合成樹脂製であり、円筒状の回転基部32aの側面の円周を8等分する位置から8枚の羽根32bが径方向へそれぞれ延出し、これら8枚の羽根32bの先端が円筒状の筒状部材32cの内壁に接続する構造を有している。
また、羽根32bは、その裏面に銀色のシート材が貼付されており、光を反射する反射体として機能する。なお、羽根32bを光を反射する反射体として機能させるために、羽根32bの裏面に蒸着処理やレンズカット処理を施してもよいし、羽根32bを赤色などの色付きポリカーボネートで形成してもよい。
なお、回転基部32aの内径寸法は、支持部31の外径寸法よりも若干大きく且つ支持部31のフランジ部31bの外径寸法よりも小さく設定されている。
また、羽根32bは、回転基部32aへ取り付けられた部位から先端へ行くに従って回転方向(時計回り)とは反対側へ湾曲するよう形成されている(図2参照)。また、羽根32bは、回転時の前端部が後端部に比べて下方に位置するよう傾斜した姿勢で、回転基部32aへ取り付けられている。
そして、回転体32が支持部31に外挿されるとともに支持部31が回転シャフト23の後端部23cに外挿された状態で、貫通孔31aに内挿されたビス35が後端部23cの取付孔23eに取り付けられることで、支持部31および回転体32が回転シャフト23に取り付けられている。このとき、回転体32は、上述のように支持部31に外挿されており、支持部31のフランジ部31bに下方から支持されて回転可能となっている。
カバー34は、透光性を有する合成樹脂(例えばポリカーボネート)製であり、円盤状の底部材34aの中央部の開口34bから円筒状の筒状部材34cがさらに後方に向けて延出し、筒状部材34cの後端を底部材34dで閉塞した構造を有している。
なお、底部材34aの外径寸法は、回転体32の外径寸法とほぼ同一に設定されている。また、開口34bの内径寸法および筒状部材34cの内径寸法は、支持部31のフランジ部31bの外径寸法よりも大きく設定されている。
そして、カバー34は、筒状部材34cが支持部31のフランジ部31bを内包する状態で、底部材34aを回転体32の筒状部材32cの後端部にビス止めすることで回転体32に取り付けられる。
さらに、底部材34dと回転体32とに挟まれ、フランジ部31bの平面31cと、隣接するフランジ部31bの側面31dと、筒状部材34cの内周面34eとの間に形成される3箇所の空間には、球状の球体36がそれぞれ配置されている。
なお、この球体36の径寸法が支持部31の側面と筒状部材34cの内周面34eとの間の距離寸法よりも若干小さく設定されている。そして、球体36は、カバー34を回転体32に取り付ける際に、前記空間内に配置すればよい。
このことにより、支持部31が回転体32およびカバー34に対して相対的に右回り(時計回り)に回転すると、支持部31のフランジ部31bの側面31dとカバー34の筒状部材34cの内周面34eとの間に球体36が挟まり、支持部31とカバー34とが球体36を介して一体となる。そして、右回りに回転する支持部31とカバー34とが球体36を介して一体となっている間は、右回りに回転する支持部31が球体36を介してカバー34を押圧して右回りに回転させる。一方、支持部31が回転体32およびカバー34に対して相対的に左回り(反時計回り)に回転する場合には、支持部31のフランジ部31bの平面31cに球体36が当接した状態となり、回転体32およびカバー34は支持部31の回転状態には拘束されない状態となる。
[1.4.基板40の構成の説明]
基板40は円形に形成され、筐体10の蓋部材12の内面側中央部に取り付けられている。具体的には、基板40の外縁部には、円弧状の8つの切り欠き40aが等間隔に形成されており、この切り欠き40aに内挿されたビス42が、蓋部材12の中央部に形成された8つのボス部12bにそれぞれ取り付けられている。
そして、基板40の表面には、8個のLED41が円周上の等角度となる方向にそれぞれ実装されている。なお、8個のLED41が配置される円周の中心線は、押しボタン20の中心線と一致するよう設定されている。
また、基板40は、遊技機が備える電源部(図示省略)と電気線(図示省略)で電気的に接続されており、電源部から電力供給を受けるようになっている。なお、この電気線は、箱体11の開口11eまたは開口11fを利用して配線される。
[1.5.フォトセンサ50の構成の説明]
フォトセンサ50は、光を放射する放射部と、放射部が放射した光を受光する受光部と、を備えており、放射部と受光部とが遮蔽板21cを挟んで対峙するよう配置された状態で、箱体11の前壁に形成されたボス部11hにビス(図示省略)で固定されている。また、フォトセンサ50は、基板40と電気線(図示省略)とで電気的に接続されている。
なお、遮蔽板21cは、押しボタン20が後方へ移動するとこれに伴って後方に移動して放射部と受光部との間に位置し、一方、押しボタン20が前方に移動するとこれに伴って前方に移動して放射部と受光部との間から離間するように設定されている。
そして、フォトセンサ50は、放射部によって放射された光が受光部に届く状態では出力信号を基板40には出力せず、放射部によって放射された光が遮蔽板21cに遮られて受光部に届かない状態となると出力信号を基板40に出力するようになっている。
また、基板40には、制御部として機能する電気回路が実装されており、フォトセンサ50からの出力信号が入力されると、LED41を制御してロータリー30に向けて光を照射させる。
[1.5.特許請求の範囲との対応関係の説明]
次に、特許請求の範囲との対応関係を説明する。
すなわち、押しボタン20のドーム部21が操作部に該当する。また、ロータリー30の回転体32が演出部に該当する。また、筐体10の棚部材13の開口13eおよび押しボタン20のボタン基部22と回転シャフト23が伝達機構に該当する。なお、このうちの回転シャフト23が回転軸に該当し、棚部材13の開口13eが回転補助部に該当する。また、フォトセンサ50が検出部に該当する。また、LED41が光源に該当する。また、基板40が制御部に該当する。
[2.ボタンユニット1の動作の説明]
次に、ボタンユニット1の動作を、図面を参照しながら説明する。
図3および図4に示すように、初期状態では、押しボタン20が、コイルばね27の付勢力によってフランジ21bが箱体11の開口11dの縁部に当接する状態となっている。このとき、フォトセンサ50は押しボタン20の遮蔽板21cを検知しないために信号を出力せず、LED41も光を回転体32に照射しない。
次に、遊技者が押しボタン20のドーム部21を押すと、ボタンユニット1は次のように動作する。すなわち、上述のように、押しボタン20は、筒状部材13bに内挿される筒状部材22cの先端が棚部材13の底部材13cに当接するまで後方へ移動可能となっており、遊技者が押しボタン20のドーム部21を押すと、棚部材13の開口13eの内部に位置するスクリュー形状の中央部23aの位置が変化して、中央部23aが開口13eの内部で右回り(時計回り)に回転し、これに伴って回転シャフト23が右回りに回転する。このように回転シャフト23が右回りに回転すると、これに伴ってロータリー30の支持部31が右回りに回転し、支持部31のフランジ部31bの側面31dとカバー34の筒状部材34cの内周面34eとの間に球体36が挟まって支持部31とカバー34とが球体36を介して一体となり、右回りに回転する支持部31が球体36を介してカバー34を押圧してロータリー30が右回りに回転する。
このとき、フォトセンサ50が遮蔽板21cを検知して信号を基板40へ出力し、フォトセンサ50からの出力信号が入力された基板40が8個のLED41を制御して光を回転体32にそれぞれ照射させる。8個のLED41から照射された光は、回転する羽根32bの裏面に反射され、回転体32の押しボタン20のドーム部21を透過して演出を行い、ボタンユニット1の演出効果を増大させる。
また、このように遊技者が押しボタン20のドーム部21を押すと、ボタン基部22の底部材22bと棚部材13の底部材13cとの間の距離が小さくなって、ボタン基部22の底部材22bと棚部材13の底部材13cとの間に配置されるコイルばね27を押し縮め、押しボタン20を前方へ押圧するコイルばね27の付勢力が大きくなる。
一方、遊技者が押しボタン20を押すのを途中で止めると、押しボタン20の移動が止まって支持部31が回転体32およびカバー34に対して相対的に左回り(反時計回り)に回転する状態となり、支持部31のフランジ部31bの平面31cに球体36が当接した状態となって回転体32およびカバー34は支持部31の回転状態には拘束されない状態となり、回転体32は慣性力で回転し続ける。このとき、フォトセンサ50が遮蔽板21cを検知し続けるために信号を基板40へ出力し続け、基板40によって制御されるLED41が光を回転体32に照射し続ける。
なお、遊技者が途中まで押された押しボタン20から手を離すと、押しボタン20がコイルばね27の付勢力によってフランジ21bが箱体11の開口11dの縁部に当接するまで前方に移動して元の位置に戻るが、支持部31が回転体32およびカバー34に対して相対的に左回り(反時計回り)に回転する状態は変わらず、回転体32は慣性力で回転し続ける。このとき、フォトセンサ50は遮蔽板21cを検知しないために信号を出力せず、LED41も光を回転体32に照射しなくなり、上述の初期状態に戻る。
また、遊技者が押しボタン20を最後まで押すと、押しボタン20の筒状部材22cの先端が棚部材13の底部材13cに当接して押しボタン20の後方への移動が止まり、支持部31が回転体32およびカバー34に対して相対的に左回り(反時計回り)に回転する状態となり、支持部31のフランジ部31bの平面31cに球体36が当接した状態となって回転体32およびカバー34は支持部31の回転状態には拘束されない状態となり、回転体32は慣性力で回転し続ける。このとき、フォトセンサ50が遮蔽板21cを検知し続けるために信号を基板40へ出力し続け、基板40によって制御されるLED41が光を回転体32に照射し続ける。
なお、遊技者が最後まで押された押しボタン20から手を離すと、押しボタン20がコイルばね27の付勢力によってフランジ21bが箱体11の開口11dの縁部に当接するまで前方に移動して元の位置に戻るが、支持部31が回転体32およびカバー34に対して相対的に左回り(反時計回り)に回転する状態は変わらず、回転体32は慣性力で回転し続ける。このとき、フォトセンサ50は遮蔽板21cを検知しないために信号を出力せず、LED41も光を回転体32に照射しなくなり、上述の初期状態に戻る。
[3.実施形態の効果]
(1)このように本実施形態のボタンユニット1によれば、回転体32が押しボタン20のドーム部21の移動に伴って動的に変化することで演出を行うことが可能であり、ドーム部21が遊技者による押圧動作によって移動すると、筐体10の棚部材13の開口13eおよび押しボタン20のボタン基部22と回転シャフト23がドーム部21の移動を伝達することで回転体32に動的変化を行わせる。
このことにより、当該ボタンユニット1による演出効果としては従来にない視覚効果を得ることができる。なお、このような演出効果を得るために振動モータなどの動力源を必要としない。したがって、動力源を必要とせず、新鮮な演出効果を得ることが可能な遊技機用のボタンユニット1を提供することができる。
(2)また、本実施形態のボタンユニット1によれば、ドーム部21の移動に伴って回転体32を回転させることで遊技者の視覚に訴える新鮮な演出効果を得ることができる。
(3)また、本実施形態のボタンユニット1によれば、ドーム部21に伴って動的変化を行う回転体32に光を照射することで、遊技者の視覚に訴える新鮮な演出効果を得ることができる。
(4)また、本実施形態のボタンユニット1によれば、このように構成された本発明の遊技機のボタンユニットによれば、回転中の回転体32がLED41によって照射される光を反射することにより、遊技者の視覚に訴える新鮮な演出効果を得ることができる。
1…ボタンユニット、10…筐体、11…箱体、11a…開口、11b…取付孔、11c…ボス部、11d,11e,11f…開口、11g,11h…ボス部、12…蓋部材、12b…ボス部、13…棚部材、13a…板材、13b…筒状部材、13c…底部材、13d,13e…開口、20…押しボタン、21…ドーム部、21a…先端、21b…フランジ、21c…遮蔽板、21d…筒状部材、22…ボタン基部、22a…筒状部材、22b…底部材、22c…筒状部材、22d…開口、22e…舌片、22f…返し、23…回転シャフト、23a…中央部、23b…前端部、23c…後端部、23d,23e…取付孔、24…軸受け、25…板材、25a…貫通孔、26…ビス、27…コイルばね、30…ロータリー、31…支持部、31a…貫通孔、31b…フランジ部、31c…平面、31d…側面、32…回転体、32a…回転基部、32b…羽根、32c…筒状部材、34…カバー、34a…底部材、34b…開口、34c…筒状部材、34d…底部材、34e…内周面、35…ビス、36…球体、40…基板、40a…切り欠き、41…センサ、42…ビス、50…フォトセンサ

Claims (4)

  1. 前面が遊技者に対面する部材に取り付けられる遊技機用のボタンユニットであって、
    遊技者による押圧動作によって移動する操作部と、
    前記操作部の移動に伴って動的に変化することで演出を行う演出部と、
    前記操作部の移動を伝達することで前記演出部に動的変化を行わせる伝達機構と、
    を備えることを特徴とする遊技機用のボタンユニット。
  2. 請求項1に記載の遊技機用のボタンユニットにおいて、
    前記伝達機構は、
    周囲に螺旋状の溝部を有する軸状に形成されるとともに前記操作部の移動方向に長手方向が沿う姿勢で一方の端部が前記操作部に取り付けられて周方向に回転可能な回転軸と、
    前記回転軸の前記溝部に係合し、前記操作部が移動する際に、係合する前記回転軸の回転を補助する回転補助部と、
    を有し、
    さらに、前記回転軸には前記演出部が取り付けられており、前記操作部の移動に伴って前記回転軸が回転する際に前記演出部を前記回転軸とともに回転させることで前記操作部の移動を伝達すること
    を特徴とする遊技機用のボタンユニット。
  3. 請求項1または請求項2の何れか1項に記載の遊技機用のボタンユニットにおいて、
    前記操作部の移動を検出可能な検出部と、
    前記演出部に向けて光を照射可能な光源と、
    前記検出部によって前記操作部の移動が検出された場合に、前記光源を制御して前記演出部に向けて光を照射させる制御部と、
    を備えることを特徴とする遊技機用のボタンユニット。
  4. 請求項3に記載の遊技機用のボタンユニットにおいて、
    前記演出部は、前記光源によって照射される光を反射するよう構成されていることを特徴とする遊技機用のボタンユニット。
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