JP2013141476A - 弾球遊技用発射ハンドル及び遊技機 - Google Patents

弾球遊技用発射ハンドル及び遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2013141476A
JP2013141476A JP2012001634A JP2012001634A JP2013141476A JP 2013141476 A JP2013141476 A JP 2013141476A JP 2012001634 A JP2012001634 A JP 2012001634A JP 2012001634 A JP2012001634 A JP 2012001634A JP 2013141476 A JP2013141476 A JP 2013141476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front side
base part
wiring
operation member
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012001634A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP2012001634A priority Critical patent/JP2013141476A/ja
Publication of JP2013141476A publication Critical patent/JP2013141476A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】 基台部の正面側に配線基板等の電気部品が配設される発射ハンドルにおいて、電気部品と接続する電気配線の煩雑化及び断線等の発生を防止する。
【解決手段】 発射ハンドルは、遊技者が回動操作する発射操作部材23を回動可能に支持する基台部21と、発射操作部材23の正面側に配置され、内部に配線基板26を収納するキャップ部22とを備える。基台部21の正面側に配置される配線基板26の接続端子28と電気的に接続する電気配線30は、基台部21の内部において正面側断面の中心から接続端子28の位置に対応した位置寄りに設けられた配線通路61を経由して、基台部21の背面側に導かれる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、弾球遊技用発射ハンドル及び当該発射ハンドルを備えた遊技機に関する。
弾球遊技機の代表例のパチンコ遊技機においては、装飾性を高めるために、遊技盤面上やパチンコ機本体の正面の枠上に電飾ランプ等を設けて点滅又は点灯するほか、発射ハンドルにも発光手段を内蔵したものが提案されている。
例えば、下記特許文献1に開示された発射ハンドルでは、ハンドル基部において遊技者が回動操作するレバーよりも遊技機の本体側に設けられた発光体の発光により、光透過性を有するレバー及び正面側に位置するキャップ部材を照明するようにしている。しかしながら、発射ハンドルの照明効果をより向上させるためには、キャップ部材の内部に発光体を配置することが好適である。そこで、発射ハンドルの正面側にあって半透明な合成樹脂材料から半球形状に形成されたキャップ内に複数個のLED(発光ダイオード)を配置することが提案されている。
このような発射ハンドルにおいては、正面側のキャップ内に配設されたLED基板や他の配線基板から引き出された電気配線が、遊技者によって操作される発射操作部材の外周縁部に沿って開設された円弧状の孔を通り、遊技機に取り付けた発射ハンドルの基台部に導入される。このため、遊技者が遊技球を発射する際の力を調整するように発射操作部材を回動させるとき、電気配線が円弧状孔の内周縁に接触して擦れることになる。これにより、発射操作部材を繰り返し回動させると、電気配線の被覆層が剥がれて内部の芯線が露出し、短絡事故や断線事故を起こす可能性がある。
そこで、下記特許文献2に記載の発射ハンドルでは、発射操作部材の中央に基端側と先端側が開放される筒状の軸筒部を設け、この軸筒部の基端側が回動自在に嵌合して該軸筒部の内部と連通する透孔を開設した軸受凹部を、基台部内の仕切り壁に設け、発射操作部材の先端側の配線基板やモータ等の電気部品から引き出された電気配線を、上記軸筒部に挿通して基端側の基台部へ導くようにしている。
これにより、遊技者が発射操作部材を回動しても、電気配線は発射操作部材の回動動作に影響されずに配置されることになるので、発射操作部材の回動動作によって電気配線の被覆層が剥がれて短絡事故や断線事故が起こる可能性をなくすことができる。
特開2007−236636号公報 特開2008−264235号公報
しかしながら、上記のように正面側のキャップ内に配設された配線基板等の電気部品から引き出された電気配線が発射操作部材の中央の軸筒部を貫通して基台部に導入される配線構造では、基台部側から見ると、上記の電気配線は、発射操作部材の中央の軸筒部から正面側のキャップ内に入り、配線の先端が配線基板等の電気部品に接続されている。
このため、キャップ内の電気部品に電気配線の先端を接続するコネクタの位置が発射操作部材の中央部から離れる程、電気配線は延長される。その結果、コネクタに接続する配線の引き回しが煩雑化すると共に、キャップ内部のスペースも電気配線に占有されてしまうという問題がある。これは、発射ハンドルの装飾性を高めるために、キャップ内にLEDなどの発光体や電飾部材を作動させる機構をより多く配置する場合に、より大きな問題となる。
また、基台部の内部を通る電気配線の先端を接続する電気部品の接続端子が基台部の正面側に位置する場合でも、基台部における配線の引き回しが煩雑化する。その結果、正面側に位置する発射操作部材が回動操作される際に、引き回される配線が発射操作部材に接触したり引っ掛かったりして配線の短絡や断線を生ずる恐れもあった。
本発明は、以上に鑑みてなされたもので、基台部の正面側に配線基板等の電気部品が配設される発射ハンドルにおいて電気配線の煩雑化及び短絡等の故障を防止することを目的とする。
本発明の発射ハンドルは、遊技者が回動操作する発射操作部材と、前記弾球遊技機の正面に取り付けられて前記発射操作部材を回動可能に支持する基台部と、前記発射操作部材の正面側に配置されるキャップ部とを備え、前記基台部の正面側に配置された電気部品の接続端子と電気的に接続する電気配線が、前記基台部の正面側から、前記基台部の内部において該基台部の正面側断面の中心から前記接続端子の位置に対応した位置寄りに設けられた配線通路を経由して、前記基台部の背面側に導かれるように構成されることを特徴とする。
本発明の発射ハンドルにおいて、前記電気部品が前記キャップ部の内部に配置された配線基板である場合には、前記電気配線は、前記基台部の正面側で前記発射操作部材の内側に設けられた周方向長孔内に位置する2つの連結部の間を通って基台部内に入り、前記配線通路を経由して前記基台部の背面側に導かれることが好ましい。
また、前記電気部品が前記基台部の内部正面側に配置される場合には、前記電気配線は、前記基台部の正面側に位置する支持部材に支持されて、該支持部材に隣接して形成された開口から前記基台部内に入り、前記配線通路を経由して前記基台部の背面側に導かれることが好ましい。
本発明によれば、発射ハンドルにおいて電気配線の煩雑化を回避すると共に配線の短絡や断線を防止することができる。
本発明の実施形態の発射ハンドルを備えたパチンコ遊技機の正面斜視図。 実施形態の発射ハンドルの斜視図。 図2のIII−III線に沿う発射ハンドルの断面図。 発射ハンドルの分解斜視図。 基台部の正面側の構成部材を示す斜視図。 基台部の背面側の内部構成を示す斜視図。
本発明の実施形態は、パチンコ遊技機の本体正面に設けられる発射ハンドルであって、遊技者が回動操作する発射操作部材と、前記遊技機の正面に取り付けられて前記発射操作部材を回動可能に支持する基台部と、前記発射操作部材の正面側に配置されるキャップ部とを備え、前記基台部の背面側からその内部を通って、前記基台部の正面側に配置された電気部品の接続端子と電気的に接続する電気配線が、前記基台部の内部において該基台部の正面側断面の中心から前記接続端子の位置に対応した位置寄りに設けられた配線通路を経由して、背面側に導かれるように構成される。
詳細には、前記キャップ部の内部に配置された電気部品の接続端子に接続される電気配線は、前記基台部の正面側で前記発射操作部材の内側に位置する支持部材の下側から基台部内に入り、配線通路を経由して前記基台部の背面側に導かれる。また、前記基台部の内部正面側に配置された電気部品の接続端子に接続される電気配線は、前記基台部の正面側で前記発射操作部材の内側に位置する支持部材の下部から基台部内に入り、配線通路を経由して前記基台部の背面側に導かれる。
従って、発射操作部材より正面側に配置された電気部品の接続端子に接続する電気配線の引き回しを最小にして、電気配線の煩雑化と断線等の発生を回避することができる。
以下、図面を参照して説明する。なお、本発明の発射ハンドルは、パチンコ遊技機、雀球遊技機、アレンジボール機等、種々の弾球遊技機に適用できるが、以下の説明では、パチンコ遊技機に適用される場合について説明する。
図1は、本実施形態に係る発射ハンドルを備えたパチンコ遊技機1の正面側から見た斜視図である。このパチンコ遊技機1は、矩形状の外枠2と、この外枠2に開閉可能に枢着された前面枠3及び前扉5を備えている。前面枠3は額縁状で、開口部に遊技盤が取付け可能となっている。前扉5の中央部にはガラス板6が嵌め込まれ、外部から遊技盤が視認可能となっている。
前扉5の上部左右両側には、スピーカ7が設けられている。スピーカ7は、遊技に伴う演出効果音を外部に出力する音響出力部である。前扉5の左右両側及び上部には、枠装飾LED8が設けられている。枠装飾LED8は、遊技の演出に連動してLEDが点滅する発光装飾部である。
前扉5の下側には前面板9が取り付けられ、その左端部は、外枠2に開放可能に枢着されている。前面板9には、発射機構を作動させるための発射ハンドル10、遊技球を貯留する上貯留皿11及び下貯留皿12等が設けられている。発射ハンドル10は、これを遊技者が回動動作することによって、球発射部から遊技盤の盤面上に遊技球を打ち出す力を調節できるようになっている。
また、上貯留皿11の表面部分には、内蔵ランプが点灯したとき操作可能となる左演出ボタン13と、中央演出ボタン14が設けられている。両演出ボタン13、14は、遊技中に操作の機会が与えられ、ボタンを押下することにより演出を変化させることができる。
以下、実施形態の発射ハンドルについて詳細に説明する。
図2に示すように、発射ハンドル10は、全体として合成樹脂で形成され、上記パチンコ遊技機の前面板9に固定される円筒状の基台部21と、正面側の略ドーム状キャップ部22とを備え、これらの間に略リング状の発射操作部材23を回動可能に取り付けて構成されている。
発射操作部材23は、発射ハンドル10の外周に沿って、遊技者から見て右回りに回転可能に設けられ、遊技者がこの発射操作部材23を操作することに応じて、遊技機の前面枠3の内部に設けた球発射機構が遊技球を発射する。そのため、発射ハンドル10内には、遊技者が発射操作部材23を操作していることを検出する公知の検知回路が設けられている。また、発射操作部材23は、その外周面に複数箇所(図示の例では3箇所)で外方に突出する突起部23a,23b,23cを備えている。
図3及び図4に示すように、発射ハンドル10の基台部21は、正面側に径が大きく形成された円形の周縁部21aを有し、基台部21の上縁及び下縁には、それぞれ長手方向に延びた凹部21b及び21c(図6参照)が形成されている。基台部21の正面側周縁部21aの内側に、発射操作部材23の背面側周縁部からなる保持筒部23dが回転自在に取り付けられる。これにより、発射操作部材23は、基台部21に対して、基台部21と同じ軸周りに相対回転可能となっている。
従って、遊技者は、発射操作部材23を、その突起23a〜23c又はこれらの突起23a〜23cの間に指をかけた状態で回転させる。このように突起23a〜23cを設けたことにより、遊技者は発射操作部材23を容易に回転させることができる。また、遊技者が発射操作部材23を直接操作しているか否かを確実に判断することができる。
上記発射ハンドル10のキャップ部22は、ドームの頂点部分に円形の開口部を有する非透光性の樹脂材料で作られ、その開口部に円盤状の装飾板24を嵌合することにより全体としてドーム状に形成されている。装飾板24は、内側からの光で照明される樹脂材料で、例えば光透過性を有するプラスチック材料を用いて形成される。
また、キャップ部22は、その開口部の外周円に沿って複数の小径孔22aを備えている。これらの小径孔22aには、キャップ部22の内側に嵌合する光透過性装飾部材25の周縁から突出した複数の突起部25aが挿入される。装飾部材25は、その中央部分25bが正面側に膨らんで装飾板24の背面に当接し、かつ円形の外周部分がキャップ部22の内面に当接する円盤状に形成されている。
装飾部材25の内側周縁には、キャップ部22の内壁から背面側に突設した複数の円筒先端のネジ孔に対向する位置にネジ挿通孔を有する取付壁(図示省略)が設けられている。従って、キャップ部22の背面側に装飾部材25を装着し、そのネジ挿通孔を介してキャップ固定される。
更に、キャップ部22の内部では、装飾部材25の背面位置にLED基板26が配置される。このLED基板26の表面(正面側)上の中央、その左右下部及び上端部の各位置に合計4個のLED(発光ダイオード)27が実装されている。これらのLED27は、LED基板26の接続端子を構成する雌型コネクタ28と基板上の配線により電気的に接続されている。
雌型コネクタ28は、LED基板26上でキャップ部22の中心から偏移した位置に装着されている。この雌型コネクタ28には、複数のリード線からなる電気配線30の一端に設けた雄型コネクタ29が挿入されることで、外部の給電及び制御回路と電気的に接続される。
本実施形態の発射ハンドル10では、上記のようにLED基板26上に実装された複数のLED27で発光部が構成されている。この発光部は、例えば大当たり状態となった場合に、LED27に通電して発光させる。これにより、遊技機が大当たり状態となっていることを遊技者やその周囲に知らせることで、大当たり状態となった遊技者の注目度を高めることができる。
上記LED基板26のコネクタ28と接続したコネクタ29から引き出された第1の電気配線30は、図3に示すように、基台部21の正面側から、基台部21の内部において基台部21の正面側断面の中心から上記コネクタ28の位置に対応した位置寄りに設けられた配線通路61を経由して、基台部21の背面側に導かれる。
詳細には、第1の電気配線30は、後述のように発射操作部材23の内側に周方向に長く形成された2つの長孔32a,32bの一方(図示の実施形態では、正面側から見て右側の長孔32a)の中に位置する2本の連結部42b,42cの間を通って、基台部21内に入る。この基台部21の正面側に突設された3本の筒状連結部42a,42b,42cのうちの2本の連結部(図示の場合、連結部42bと42c)の間には、後述の支持部材43の下端部43aが配置されている。
従って、第1の電気配線30は、基台部21の正面側で発射操作部材23の内側に設けられた周方向長孔32aを通って基台部21内に入る。そして、基台部21の内部において支持部材43の下側から基台部21の内部底面上に形成された第1の配線通路61を経由して、基台部21の背面から外部に引き出される。
上記発射操作部材23は、その背面側に、基台部21の正面側周縁部21aの内側に配置される保持筒部23dを有する。そして、基台部21の正面側に回転自在に配置された発射操作部材23の内側に、上記のように装飾部材25及びLED基板26を収納したキャップ部22の背面側の環状周縁部が位置して、上記基台部21の正面側に取り付けられる。
また、図4に示すように、発射操作部材23の正面側において円形内壁の中心部に突設した円筒状突起部23eに捻りコイルバネ31が巻装される。このコイルバネ31の一端は、発射操作部材23の正面側に設けた掛止片23fに掛け止めされ、他端は、基台部21の正面側中央下部に設けた係止突起45(図5参照)の前端の穴に螺合されるネジ(図示省略)に巻回して止着される。これにより、発射操作部材23は、時計回りに回動操作されない限り定位置に設定されている。
また、発射操作部材23の内側には、基台部21の仕切壁41(図3参照)から正面側に突出した3本の筒状連結部42a,42b,42cが遊嵌し得る2つの周方向長孔32a,32bが形成されている。そして、発射操作部材23が回動操作されず定位置に設定されているとき、3本の連結部のうち第1の連結部42aは、発射操作部材23の正面側から見て左側の長孔32b内にあって長孔32bの上端に位置し、第2、第3の連結部42b,42cは右側の長孔32a内にあって、第2の連結部42bが長孔32aの左端に位置する。
従って、発射操作部材23が基台部21の正面側に取り付けられた状態で回転するとき、左側の長孔32bは第1の連結部42aに沿って、右側の長孔32aは第2、第3の連結部42b,42cに沿って、それぞれ移動することになる。なお、長孔32a,32bは左右に限らず、互いに上下に位置するように設けてもよい。
次に、発射ハンドル10の基台部21は、正面側の周縁部21aが椀状に広がる略円筒状の中空部材からなり、その内部の正面側寄りに、中心軸線に対して直交する仕切壁41が形成されている。この仕切壁41の正面に、3本の筒状連結部42a,42b,42cがそれぞれ正面側に突出するようにして一体に設けられている。
また、図4及び図5に示すように、基台部21の内部に導入される第2の電気配線53を支持する略円弧状の支持部材43が取り付けられ、その取付け箇所と異なる位置に、弾性を有するリード片51aを備えたマイクロスイッチ51が配置される。そのリード片51aには、揺動部材52が係合する。
揺動部材52は、基台部21の仕切壁41の正面側に突設された突起部44の先端に嵌合する孔52aを設けた支点部52bと、仕切壁41の正面側に取り付けられたときに、基台部21の正面側周縁部21aに形成された切欠部21dから外に出る操作端部52cとを有する。そして、揺動部材52の支点部52bを基台部21の突起部44の先端に嵌合し、孔52aにネジを入れて止めることにより、基台部21の正面側で、揺動部材52が突起部44を支点として搖動可能に取り付けられる。
上記のように、基台部21の仕切壁41の正面側にマイクロスイッチ51と揺動部材52を取り付けた状態では、マイクロスイッチ51のリード片51aは、先端がスイッチ本体から離れた開放位置にあり、遊技者が回動操作の際、これに係合する揺動部材52の操作端部52cを外側から押して揺動部材52を傾動させると、マイクロスイッチ51がオンに切換えられる。
上記マイクロスイッチ51は、略直方体形状のケースの長手方向一端にリード片51aの一端を固定し、ケースの長手方向他端に、第2の電気配線53の一端に結合した雄型コネクタ54を嵌め込んで電気的に接続する構造になっている。このコネクタ54から引き出された電気配線53は、図5に示すように、支持部材43の鉤部43bを介して、基台部21の仕切壁41の下側に形成された第2の配線通路62(図3)に導入される。
支持部材43は、正面側に突出した下端部43aと、上記のように電気配線53を係止する鉤部43bと、ネジを貫通する孔43cを設けた円筒状の取付部43dとを有する。そして、この取付部43dを基台部21の仕切壁41の正面側に突設された突起部46の先端に嵌合して、孔43cにネジを止めることで基台部21の正面側に固定される。
上記のとおり、基台部21は、その内部正面側に、揺動部材52の支点部52bを支持する突起部44と、コイルバネ31の他端をねじ止めする係止突起45と、支持部材43の取付部43dを支持する突起部46とを備えている。
次に、図3に示すように、基台部21の内部において、仕切壁41は背面側に突出した基端部41aを有し、その背面には、上記電気配線30、53とは別の第3の電気配線59を中継する接続端子部60を備えている。第3の電気配線59は、前記LED基板26やマイクロスイッチ51とは別の電気部品(例えば、発射操作部材の回転操作を検知するために、基台部21内に配置されたセンサ)に接続される。更に、仕切壁41の下側から背面側に向かって、前述のように第1、第2の電気配線30,53をそれぞれ通すための配線通路61、62が形成されている。
また、図3及び図6に示すように、基台部21の背面側では、端面を覆う蓋部材63が配置される。この蓋部材63は、中央から一側寄りに、配線用の貫通孔を形成する筒状部63aを有し、その貫通孔を、前述のように基台部21内に導入された電気配線53、59が貫通して基台部21の背面側に引き出される。これらの配線は、遊技機の制御装置に接続される。
上記蓋部材63は、基台部21内の仕切壁41の基端部41aから背面側に延びた円筒状の突出部70の先端に当接する位置に取り付けられる。ここで、蓋部材63は、突出部70の先端に対応する位置に設けられた孔63bにネジを通して突出部70の先端に止めることにより、取り付け位置に固定される。
上記のように、本実施形態では、キャップ部22内のLED基板26の接続端子としてのコネクタ28に接続するコネクタ29から引き出された第1の電気配線30は、発射操作部材23の保持筒部23dの内側に位置する支持部材43の下端部43aの下側開口から基台部21内に入り、第1の配線通路61を経由して、基台部21の背面側の蓋部材63の筒状部63aから発射ハンドル10の背面後方に導出される。
また、基台部21の正面側に配置されたマイクロスイッチ51の接続端子としてのコネクタ54から引き出された第2の電気配線53は、支持部材43の鉤部43bを介して、すなわち支持部材43に支持されて、その下端部43aに隣接して形成された開口から基台部21内に入り、仕切壁41の下側に形成された第2の配線通路62を経由して、第1の電気配線30と共に基台部21の背面側の筒状部63aから発射ハンドル10の背面後方に導出される。
更に、基台部21の内部に配置された電気部品の接続端子から引き出された第3の電気配線59は、基台部21内の下部空間を通り、接続端子部60を経由して、第2の電気配線53と共に基台部21の背面側の筒状部63aから発射ハンドル10の背面後方に導出される。
従って、本実施形態によれば、キャップ部22内に配置された電気部品であるLED基板26の接続端子と接続する電気配線30は、基台部21の内部において基台部21の正面側断面の中心から上記接続端子の位置に対応した位置寄りに設けられた配線通路61を経由して、また、基台部21の正面側に配置された電気部品であるマイクロスイッチ51の接続端子から引き出された電気配線53は、基台部21の正面側からその内部に形成された配線通路62を経由して、それぞれ基台部21の背面側に導かれる。このように基台部21の正面側に配置された電気部品の接続端子に接続する電気配線30、53の引き回しを最小にすることができ、その結果、正面側の電気配線の煩雑化と断線等の発生を防止することができる。
以上、実施形態の発射ハンドルについて説明したが、本発明はこれに限らない。また、本発明は、発射ハンドルの操作によって、打球発射部に位置する打球を発射させるタイプの弾球遊技機、或いはロータリーソレノイドによって打球発射部に位置する打球を発射させるタイプの弾球遊技機のいずれにも適用できる。
1・・・パチンコ遊技機、10・・・発射ハンドル、21・・・基台部、22・・・キャップ部、23・・・発射操作部材、24・・・装飾板、25・・・装飾部材、
26・・・LED基板(電気部品)、27・・・LED、28,29・・・コネクタ、30,53・・・電気配線、31・・・コイルバネ、41・・・仕切壁、43・・・支持部材、51・・・マイクロスイッチ(電気部品)、52・・・揺動部材、61,62・・・配線通路、63・・・蓋部材。

Claims (4)

  1. 弾球遊技機に設けられる発射ハンドルであって、
    遊技者が回動操作する発射操作部材と、
    前記弾球遊技機に取り付けられて前記発射操作部材を回動可能に支持する基台部と、
    前記発射操作部材の正面側に配置されるキャップ部とを備え、
    前記基台部の正面側に配置される電気部品の接続端子と電気的に接続する電気配線が、前記基台部の正面側から、前記基台部の内部において該基台部の正面側断面の中心から前記接続端子の位置に対応した位置寄りに設けられた配線通路を経由して、前記基台部の背面側に導かれるように構成されることを特徴とする発射ハンドル。
  2. 請求項1記載の発射ハンドルにおいて、前記電気部品は前記キャップ部の内部に配置された配線基板であり、前記電気配線は、前記基台部の正面側で前記発射操作部材の内側に設けられた周方向長孔内に位置する2つの連結部の間を通って前記基台部内に入り、前記配線通路を経由して前記基台部の背面側に導かれることを特徴とする請求項1記載の発射ハンドル。
  3. 請求項1記載の発射ハンドルにおいて、前記電気部品は前記基台部の内部正面側に配置され、前記電気配線は、前記基台部の正面側に位置する支持部材に支持されて、該支持部材に隣接して形成された開口から前記基台部内に入り、前記配線通路を経由して前記基台部の背面側に導かれることを特徴とする発射ハンドル。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれか1項記載の発射ハンドルを備えた遊技機。
JP2012001634A 2012-01-06 2012-01-06 弾球遊技用発射ハンドル及び遊技機 Pending JP2013141476A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012001634A JP2013141476A (ja) 2012-01-06 2012-01-06 弾球遊技用発射ハンドル及び遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012001634A JP2013141476A (ja) 2012-01-06 2012-01-06 弾球遊技用発射ハンドル及び遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013141476A true JP2013141476A (ja) 2013-07-22

Family

ID=49038382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012001634A Pending JP2013141476A (ja) 2012-01-06 2012-01-06 弾球遊技用発射ハンドル及び遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013141476A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017074135A (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 京楽産業.株式会社 遊技機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62116773U (ja) * 1986-01-17 1987-07-24
JPH06277337A (ja) * 1992-06-19 1994-10-04 Kiyouraku Sangyo Kk パチンコ機の打球発射用タッチスイッチハンドル
JP2006158786A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Heiwa Corp パチンコ機の発射操作装置
JP2007313365A (ja) * 2007-08-31 2007-12-06 Sanyo Product Co Ltd 電動式パチンコ機の操作ハンドル
JP2008023252A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Adachi Light Co Ltd 打球発射用ハンドル

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62116773U (ja) * 1986-01-17 1987-07-24
JPH06277337A (ja) * 1992-06-19 1994-10-04 Kiyouraku Sangyo Kk パチンコ機の打球発射用タッチスイッチハンドル
JP2006158786A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Heiwa Corp パチンコ機の発射操作装置
JP2008023252A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Adachi Light Co Ltd 打球発射用ハンドル
JP2007313365A (ja) * 2007-08-31 2007-12-06 Sanyo Product Co Ltd 電動式パチンコ機の操作ハンドル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017074135A (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 京楽産業.株式会社 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4780456B2 (ja) 発射ハンドル及び遊技機
JP5196632B2 (ja) 遊技機
JP5572787B2 (ja) 遊技機
JP2009219720A (ja) 回転灯装置
JP2013141476A (ja) 弾球遊技用発射ハンドル及び遊技機
JP6254892B2 (ja) 遊技機
JP4859056B2 (ja) 弾球遊技機の発射装置
JP2011024778A (ja) 遊技機用操作スイッチ及びそれを備えた遊技機
JP5757059B2 (ja) 遊技機
JP4226378B2 (ja) 遊技機の打球発射装置
JP2011125391A (ja) 遊技機用のボタンユニット
JP4521423B2 (ja) 弾球遊技機における打球力調整ハンドル
JP5128788B2 (ja) 遊技機
JP6078815B2 (ja) 遊技機
JP5001208B2 (ja) パチンコ機の風車
JP2017029643A (ja) ハンドルユニット及び遊技機
JP5670776B2 (ja) 演出装置及び遊技機
JP2000312740A (ja) 遊技機
JP2017051771A (ja) 遊技機
JP5220401B2 (ja) 発射ハンドル
JP5966219B2 (ja) 遊技機
JP4226583B2 (ja) 遊技機の打球発射装置
JP2009000294A (ja) 弾球遊技機の発射ハンドル
JP2009000576A (ja) 遊技機
JP6176552B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161025