JP5193289B2 - 脆性材料ブレーク装置及び脆性材料ブレーク方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スクライブラインが移動方向と略平行に形成されたガラス板のような脆性材料であっても、連続的に移動させて脆性材料の側方部分をブレークすることができる脆性材料ブレーク装置及び脆性材料ブレーク方法に関する。
ガラス板等の板状の脆性材料にスクライブラインが形成された後、脆性材料に所定の加重を負荷することにより、脆性材料をスクライブラインに沿ってブレークすることができる。
例えば特許文献1には、サーボモータ等にて駆動されるアクチュエータにより動作するブレードを上下動させ、スクライブラインが形成されたガラス板のような脆性材料を、クラック等を生じさせない状態で、かつ手際良く切断することができるブレーク装置が開示されている。脆性材料は、スライドテーブルにより所定の位置へと移動させて停止させ、固定した状態でブレードを下方へ駆動することにより、スクライブラインに沿って切断される。
特開2007−277032号公報
しかし、特許文献1に開示されているようなブレーク装置では、脆性材料をブレークする時点で一度停止させて固定する必要がある。したがって、連続的にブレークすることができないことから、ブレークするべきガラス板の枚数が多くなればなるほどブレーク工程に要する時間を短縮することが困難であるという問題点があった。
また、正確にブレークするためには、スクライブラインとブレードとの位置合わせを正確に行う必要があり、カメラ等の位置合わせセンサを別途設けることにより、位置の補正を行う等、装置全体の機構が複雑となり、コスト高となるという問題点もあった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、脆性材料を連続的に移動させつつブレークすることができ、特にスクライブラインとブレードとの位置合わせ、位置補正等を行うことなく確実にブレークすることができる脆性材料ブレーク装置及び脆性材料ブレーク方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係る脆性材料ブレーク装置は、脆性材料を両側から挟持する複数の移動ローラを備え、該複数の移動ローラが脆性材料の移動方向に配列されており、前記移動ローラにより連続的に移動される脆性材料を、表面に形成されているスクライブラインに沿ってブレークする脆性材料ブレーク装置であって、前記脆性材料の幅は、前記移動ローラの前記脆性材料の進行方向と略直交する方向の間隔よりも広く、前記脆性材料の前記スクライブラインは、前記移動ローラの外側に位置する一端又は両端部分に、前記脆性材料の進行方向と略平行に形成されており、前記脆性材料の前記スクライブラインよりもさらに外側に位置する一端又は両端部分の上方に、加圧ローラと支点ローラとが、互いに平ベルトが掛け回されて対となるようにして、前記加圧ローラが前記支点ローラよりも進行方向側に位置するように配置され、前記加圧ローラが押し下げられると、前記平ベルトが前記支点ローラを回転中心として斜めに押し下げられた状態になり、前記加圧ローラおよび前記平ベルトが前記脆性材料の前記スクライブラインより外側部分を加圧することが可能となるように構成され、前記脆性材料が前記複数の移動ローラにより移動される領域に存在する間は、前記加圧ローラおよび平ベルトを前記脆性材料側へ押し下げるようにしてあることを特徴とする。
また、第2発明に係る脆性材料ブレーク装置は、第1発明において、前記脆性材料の存在を検知するセンサを備え、該センサが前記脆性材料の存在を検知している間、前記加圧ローラを前記脆性材料側へ押し下げるようにしてあることを特徴とする。
また、第3発明に係る脆性材料ブレーク装置は、第1又は第2発明において、前記スクライブラインは、前記脆性材料の前記加圧ローラ側の面に形成してあることを特徴とする。
次に上記目的を達成するために第4発明に係る脆性材料ブレーク方法は、脆性材料を両側から挟持する複数の移動ローラが脆性材料の移動方向に配列されており、前記移動ローラにより連続的に移動される脆性材料を、表面に形成されているスクライブラインに沿ってブレークする脆性材料ブレーク方法であって、前記脆性材料の幅は、前記移動ローラの前記脆性材料の進行方向と略直交する方向の間隔よりも広く、前記脆性材料の前記スクライブラインは、前記移動ローラの外側に位置する一端又は両端部分に、前記脆性材料の進行方向と略平行に形成され、前記脆性材料の前記スクライブラインよりもさらに外側に位置する一端又は両端部分の上方に、加圧ローラと支点ローラとが、互いに平ベルトが掛け回されて対となるようにして、前記加圧ローラが前記支点ローラよりも進行方向側に位置するように配置され、前記脆性材料が前記複数の移動ローラにより移動される領域に存在する間は、前記加圧ローラが押し下げられるとともに、前記平ベルトが前記支点ローラを回転中心として斜めに押し下げられた状態になり、前記加圧ローラおよび前記平ベルトにより前記脆性材料の前記スクライブラインより外側部分を押し下げて加圧するようにしていることを特徴とする。
第1発明及び第4発明では、脆性材料を両側から挟持する複数の移動ローラが脆性材料の移動方向に配列されている。移動ローラにより連続的に移動される脆性材料を、表面に形成されているスクライブラインに沿ってブレークする。脆性材料の幅は、移動ローラの脆性材料の進行方向と略直交する方向の間隔よりも広くなるようにしてあり、脆性材料の前記スクライブラインは、移動ローラの幅を超えた脆性材料の外側の一端又は両端部分に、脆性材料の進行方向と略平行に形成されている。加圧ローラおよび平ベルトにより、前記移動ローラが前記脆性材料に接する位置の外側のスクライブラインの形成された一端又は両端部分にて前記脆性材料に加圧することが可能としてあり、脆性材料が複数の移動ローラにより移動される領域に存在する間は、加圧ローラを脆性材料側へ押し下げる。このとき平ベルトは支点ローラを回転中心として斜めに押し下げられる。加圧ローラを押し下げることによりスクライブラインの外側の両端部分に確実に曲げモーメントをかけることができ、さらに平ベルトにより移動方向の先端から順次押し下げられ、せん断力も付与することができ、精緻な位置合わせをすることなく簡単な機構でスクライブラインに沿って確実にブレークすることが可能となる。また、脆性材料を停止することなくブレークすることができるので、ブレーク工程に要する時間を大きく短縮することが可能となる。
第2発明では、脆性材料の存在を検知するセンサを備え、該センサが脆性材料の存在を検知している間、加圧ローラを脆性材料側へ押し下げる。脆性材料が存在している間だけ、加圧ローラに掛け回されているベルトが押し下げられることにより、脆性材料の両側部分に形成されているスクライブラインに沿って確実にブレークすることができる。
第3発明では、スクライブラインは、脆性材料の加圧ローラ側の面に形成してあることにより、加圧ローラによる圧力によってスクライブラインに沿って確実にブレークすることができる。
上記構成により、加圧ローラを押し下げることによりスクライブラインの外側の両端部分に確実に曲げモーメントをかけることができ、さらに平ベルトによりせん断力も付与することができ、精緻な位置合わせをすることなく簡単な機構でスクライブラインに沿って確実にブレークすることが可能となる。また、脆性材料を停止することなくブレークすることができるので、ブレーク工程に要する時間を大きく短縮することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る脆性材料ブレーク装置の構成を模式的に示す移動ローラの回転軸方向から見た側面図である。 スクライブラインの形成状態を示すガラス板の平面図である。 ガラス板と上部移動ローラ、下部移動ローラ、加圧ローラそれぞれとの位置関係を示すガラス板の移動方向から見た正面図である。 加圧ローラを押し下げた場合のガラス板の移動方向から見た正面図である。 平ベルトを用いた場合の本実施の形態に係る脆性材料ブレーク装置の概略構成を示す斜視図である。
11 ガラス板(脆性材料)
13 上部移動ローラ
14 下部移動ローラ
15 加圧ローラ
18 スクライブライン
17、19、20 平ベルト
21 センサ
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳細に説明する。以下の説明では、ブレークの対象となる脆性材料はガラス板であり、事前に周知のスクライブライン形成装置等によりスクライブラインが形成されているものとする。
図1は、本発明の実施の形態に係る脆性材料ブレーク装置の構成を模式的に示す移動ローラの回転軸方向から見た側面図である。図1に示すように、本実施の形態に係る脆性材料ブレーク装置は、板状の脆性材料、例えばガラス板11を矢印12方向へと連続的に移動させる。ガラス板11は、一対の上部移動ローラ13及び下部移動ローラ14により複数個所で両面から挟持され、複数の上部移動ローラ13、13、・・・及び下部移動ローラ14、14、・・・の回転により移動する。
ガラス板11には、移動する方向に沿って2本のスクライブラインが形成されている。図2は、スクライブラインの形成状態を示すガラス板11の平面図である。図2に示すように、ガラス板11の両端部分に、移動方向12と略平行な2本のスクライブライン18、18が形成されている。
図1に戻って、ガラス板11をブレークするための加圧ローラ15、15が、ガラス板11の進行方向の側方であり、スクライブライン18、18よりも外側に配置されている。加圧ローラ15、15は、複数の上部移動ローラ13、13、・・・及び下部移動ローラ14、14、・・・が配置されている位置よりもガラス板11が進行する方向に少し離れた位置に配置される。
図3は、ガラス板11と上部移動ローラ13、13、・・・、下部移動ローラ14、14、・・・、加圧ローラ15、15それぞれとの位置関係を示すガラス板11の移動方向から見た正面図である。図3に示すように、ガラス板11は、上部移動ローラ13、13、・・・及び下部移動ローラ14、14、・・・により上下から挟持されている。そして、ガラス板11の上面に、スクライブライン18、18がガラス板11の進行方向に沿って形成されている。スクライブライン18、18は、上部移動ローラ13、13、・・・及び下部移動ローラ14、14、・・・により上下から挟持されている位置よりも外側に形成されている。
加圧ローラ15、15は、スクライブライン18、18よりもさらに外側に配置されている。このように配置することで、加圧ローラ15、15を押し下げた場合、ガラス板11の両端部分には外側を押し下げる方向への曲げモーメントが発生し、スクライブライン18、18に沿ってガラス板11をブレークすることができる。
図4は、加圧ローラ15、15を押し下げた場合のガラス板11の移動方向から見た正面図である。図4に示すように、加圧ローラ15、15を押し下げることにより(矢印方向)、ガラス板11はスクライブライン18、18に沿ってブレークされ、ブレークされた切片は下方へ落下して回収される。
加圧ローラ15、15を押し下げるタイミングは、少なくともガラス板11の先端部分が加圧ローラ15、15の直下に位置している状態で押し下げ、ガラス板11の後端部分が加圧ローラ15、15を通過した時点で元の位置へ戻れば足りる。加圧ローラ15、15の上下動を制御するために、ガラス板11が通過しているか否かを検出するセンサ21、加圧ローラ15、15を上下動させるアクチュエータ22、及びセンサ21で検出された信号に基づいてアクチュエータ22へ上下動の指示信号を送出する制御装置23を備えている。
センサ21は、例えば光電センサであり、ガラス板11のような透明な材質の有無を検出することができる回帰型光電センサであることが好ましい。センサ21は、ガラス板11が上部移動ローラ13、13、・・・及び下部移動ローラ14、14、・・・により上下から挟持された状態になった時点でガラス板11の存在を検出することができるよう、上部移動ローラ13、13、・・・及び下部移動ローラ14、14、・・・よりガラス板11の進行方向側であって、ガラス板11の幅の略中央に配設する。また、加圧ローラ15、15の上下動中心と、センサ21が検出する位置が略一致する位置、又はセンサ21が検出する位置の方がガラス板の進行方向の先の位置に配設することが好ましい。このようにすることで、センサ21がガラス板11の存在を検出した時点で、ガラス板11は必ず加圧ローラ15、15の直下に一部が存在することになる。
そして、センサ21がガラス板11の存在を検出した場合、制御装置23はアクチュエータ22に加圧ローラ15、15を押し下げるよう指示信号を送信する。アクチュエータ22は、サーボモータ等であり、指示信号に応じて加圧ローラ15、15を所定量押し下げる。
加圧ローラ15、15が押し下げられることにより図4の状態となり、加圧ローラ15、15の存在する位置までガラス板11が移動された時点でガラス板11は、スクライブラインに沿ってブレークされる。そのまま連続的にガラス板11が移動されることにより、特に位置合わせ等の複雑な動作制御を行うことなく、順次スクライブラインに沿ってブレークされる。
センサ21が、ガラス板11の不存在を検出した場合、制御装置23はアクチュエータ22に加圧ローラ15、15を引き上げるよう指示信号を送信する。アクチュエータ22は、指示信号に応じて加圧ローラ15、15を元の位置まで引き上げる。すなわち、センサ21がガラス板11の不存在を検出した時点では、既にブレーク工程は完了しており、次のガラス板11が移動されるまで加圧ローラ15、15を引き上げておくことにより、連続的にブレーク工程を実行することができる。
なお、図1に戻って、ブレーク工程を円滑に実行するべく、加圧ローラ15、15とそれぞれ一対となった支点ローラ16、16を設け、加圧ローラ15と支点ローラ16との間を平ベルト17等で接続しておくことが好ましい。同様に、ガラス板11の移動を円滑にするために、上部移動ローラ13、13、・・・及び下部移動ローラ14、14、・・・を互いに平ベルト19、20等で接続しても良い。
図5は、平ベルトを用いた場合の本実施の形態に係る脆性材料ブレーク装置の概略構成を示す斜視図である。図5では、下部移動ローラ14、14、・・・及び平ベルト20は省略しているが、ガラス板11は、上部移動ローラ13、13、・・・及び下部移動ローラ14、14、・・・に掛け回してある平ベルト19、20の回転にしたがって、矢印12の方向へ移動している。
ガラス板11が、図1に示すセンサ21にて検出されるまで、加圧ローラ15、15とそれぞれ一対となった支点ローラ16、16に掛け回されている平ベルト17、17は、加圧ローラ15、15が押し下げられていないことからガラス板11とは接触していない。そして、センサ21がガラス板11の存在を検出した時点で加圧ローラ15、15が押し下げられ、平ベルト17、17は、支点ローラ16、16を回転中心としてガラス板11に対して斜めに押し下げられる。そして、ガラス板11の両端部分、すなわちスクライブライン18、18が形成されている部分よりも外側の部分を、移動方向の先端から順次押し下げるよう機能する。
このように平ベルト17、17によりガラス板11の両端部分を押し下げるようにすることで、加圧ローラ15、15のみでブレークする場合の曲げモーメントだけでなく、せん断力も付与することができ、より確実にスクライブライン18、18に沿ってブレークすることが可能となる。
以上のように本実施の形態によれば、加圧ローラ15、15を押し下げる、又は平ベルト17、17を押し下げることにより、スクライブライン18、18の外側の両端部分に確実に曲げモーメントをかける、又はスクライブライン18、18に沿ってせん断力を付与することができ、精緻な位置合わせをすることなく簡単な機構でスクライブラインに沿って確実にブレークすることが可能となる。また、ガラス板11を停止することなくブレークすることができるので、ブレーク工程に要する時間を大きく短縮することが可能となる。
なお、脆性材料はガラス板11に限定されるものではなく、分断する場合にスクライブラインを形成し、その後でブレーク工程を実行することにより高い精度で分断を行う脆性材料であれば、その種類を問わない。また、センサ21の種類も特に限定されるものではなく、透明なガラス板11等を検出することが可能なセンサであれば何でも良い。その他、本発明の趣旨の範囲内であれば多種の変形、置換等が可能であることは言うまでもない。

Claims (4)

  1. 脆性材料を両側から挟持する複数の移動ローラを備え、
    該複数の移動ローラが脆性材料の移動方向に配列されており、
    前記移動ローラにより連続的に移動される脆性材料を、表面に形成されているスクライブラインに沿ってブレークする脆性材料ブレーク装置であって、
    前記脆性材料の幅は、前記移動ローラの前記脆性材料の進行方向と略直交する方向の間隔よりも広く、
    前記脆性材料の前記スクライブラインは、前記移動ローラの外側に位置する一端又は両端部分に、前記脆性材料の進行方向と略平行に形成されており、
    前記脆性材料の前記スクライブラインよりもさらに外側に位置する一端又は両端部分の上方に、加圧ローラと支点ローラとが、互いに平ベルトが掛け回されて対となるようにして、前記加圧ローラが前記支点ローラよりも進行方向側に位置するように配置され、
    前記加圧ローラが押し下げられると、前記平ベルトが前記支点ローラを回転中心として斜めに押し下げられた状態になり、前記加圧ローラおよび前記平ベルトが前記脆性材料の前記スクライブラインより外側部分を加圧することが可能となるように構成され
    前記脆性材料が前記複数の移動ローラにより移動される領域に存在する間は、前記加圧ローラおよび前記平ベルトが前記脆性材料側へ押し下げるようにしてあることを特徴とする脆性材料ブレーク装置。
  2. 前記脆性材料の存在を検知するセンサを備え、
    該センサが前記脆性材料の存在を検知している間、前記加圧ローラを前記脆性材料側へ押し下げるようにしてあることを特徴とする請求項1記載の脆性材料ブレーク装置。
  3. 前記スクライブラインは、前記脆性材料の前記加圧ローラ側の面に形成してあることを特徴とする請求項1又は2記載の脆性材料ブレーク装置。
  4. 脆性材料を両側から挟持する複数の移動ローラが脆性材料の移動方向に配列されており、
    前記移動ローラにより連続的に移動される脆性材料を、表面に形成されているスクライブラインに沿ってブレークする脆性材料ブレーク方法であって、
    前記脆性材料の幅は、前記移動ローラの前記脆性材料の進行方向と略直交する方向の間隔よりも広く、
    前記脆性材料の前記スクライブラインは、前記移動ローラの外側に位置する一端又は両端部分に、前記脆性材料の進行方向と略平行に形成され、
    前記脆性材料の前記スクライブラインよりもさらに外側に位置する一端又は両端部分の上方に、加圧ローラと支点ローラとが、互いに平ベルトが掛け回されて対となるようにして、前記加圧ローラが前記支点ローラよりも進行方向側に位置するように配置され、
    前記脆性材料が前記複数の移動ローラにより移動される領域に存在する間は、前記加圧ローラが押し下げられるとともに、前記平ベルトが前記支点ローラを回転中心として斜めに押し下げられた状態になり、前記加圧ローラおよび前記平ベルトとにより前記脆性材料の前記スクライブラインより外側部分を押し下げて加圧することを特徴とする脆性材料ブレーク方法。
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