JP5192224B2 - スロットマシン - Google Patents

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本発明は、状態移行図柄の停止表示に応じてリプレイ役の内部当選確率を変化させるスロットマシンに関する。
従来より、例えば、内部抽選により内部当選役を決定し、決定した内部当選役に応じて入賞を与えるスロットマシンがある。このようなスロットマシンとしては、状態移行図柄の停止表示を契機としてリプレイ役の内部当選確率を変化させるものがある(例えば、特許文献1参照。)。リプレイ役の内部当選確率を変化させるパターンとしては、通常状態における状態移行図柄の停止表示に応じて、通常状態よりもリプレイ役の内部当選確率を低くしたリプレイ低確率状態へ移行するパターンがある。このようなスロットマシンの多くでは、所定ゲーム数の消化、あるいはボーナス役の内部当選に応じて通常状態へ復帰し、リプレイ役の内部当選確率が元に戻るように設定されている。
しかしながら、上述した従来のスロットマシンでは、次のような問題がある。すなわち、前記リプレイ低確率状態を発生中のスロットマシンについて前記所定ゲーム数の残存ゲーム数を表示する場合には、新たに遊技を開始しようとする遊技者から当該残存ゲーム数が長いスロットマシンが敬遠されてしまう一方、前記残存ゲーム数を全く表示しない場合には、新たに遊技を開始した遊技者にとって前記所定ゲーム数がどの程度消化されているかが全くわからず不満を感じさせるおそれがある。
特開2006−340866号公報
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、通常状態からリプレイ低確率状態への移行後、所定ゲーム数の消化あるいはボーナス役の内部当選に応じて通常状態へ復帰させるスロットマシンにおいて、リプレイ低確率状態の消化度合いが全くわからないといった遊技者の不満を抑制し得るスロットマシンを提供しようとするものである。
本発明は、図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する変動表示部を複数、備えた図柄変動表示手段と、
ゲームを開始させるために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
該ゲーム開始操作手段の操作に応じて、少なくともリプレイ役及びボーナス役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実施し、決定した内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる内部抽選手段と、
前記変動表示部における図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
該停止操作手段の操作に応じて前記内部当選フラグに対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
前記図柄変動表示手段により停止表示された図柄が所定の入賞図柄であるか否かを判定する入賞判定手段と、
通常状態、及び該通常状態よりもリプレイ役の当選確率が低いリプレイ低確率状態を発生させる遊技状態切換手段と、を備えたスロットマシンであって、
前記遊技状態切換手段は、通常状態において前記図柄変動表示手段が所定の状態移行図柄を停止表示した場合に前記リプレイ低確率状態を発生させる一方、前記リプレイ低確率状態において所定期間が経過した場合、及び前記ボーナス役が内部当選した場合に当該リプレイ低確率状態を終了させて通常状態へ復帰させるように構成され、
前記リプレイ低確率状態において、前記ボーナス役が内部当選していないときは前記所定期間のうちの未消化期間である残存期間を遊技者側に報知することなく、前記ボーナス役が内部当選して当該リプレイ低確率状態が終了した際、当該残存期間を遊技者側に報知する残存期間報知手段を備えたことを特徴とするスロットマシンにある(請求項1)。
本発明のスロットマシンは、通常状態及び前記リプレイ低確率状態を発生させる前記遊技状態切換手段を備えている。この遊技状態切換手段は、通常状態において前記所定の状態移行図柄が停止表示された場合に前記リプレイ低確率状態を発生させる。一方、前記遊技状態切換手段は、前記所定期間が経過した場合、及びボーナス役が内部当選した場合に前記リプレイ低確率状態を終了させて通常状態へ復帰させる。
さらに、本発明のスロットマシンは、ボーナス役の内部当選により前記リプレイ低確率状態が終了した際、前記所定期間のうちの未消化期間である前記残存期間を遊技者側に報知する前記残存期間報知手段を備えている。前記残存期間を報知すれば、事後的、つまり前記リプレイ低確率状態を終了できた時点ではあるが、遊技者が当該リプレイ低確率状態の未消化期間である前記残存期間の長さを認識できるようになり、遊技者が感じるおそれがある不満を抑制できる。特に、前記残存期間が長い場合には、ボーナス役の内部当選に対する喜びが一層、高まり、遊技者の満足感が高くなり得る。
以上のように、本発明のスロットマシンによれば、ボーナス役の内部当選に応じて通常状態へ復帰した際、前記リプレイ低確率状態の未消化期間である前記残存期間を把握できるため、遊技者が不満を感じるおそれが少ない。特に、前記残存期間として長い期間を報知された場合には、ボーナス役を早期に内部当選させることができ、いち早く前記リプレイ低確率状態を終了できたことに対する喜びが大きくなり、遊技者の満足感が一層、高くなり得る。
本発明のスロットマシンとしては、メダルやコインを遊技媒体とした狭義のスロットマシンのほか、パチンコ玉を遊技媒体としたパロット(R)などであっても良い。
また、前記残存期間の報知には、当該残存期間の具体的なゲーム数を報知するだけでなく、例えば、100ゲーム〜200ゲーム以内あるいは200ゲーム以上というように当該残存期間の属するゲーム数範囲を報知することも含まれる。
また、前記残存期間報知手段は、前記リプレイ低確率状態においてボーナス役が内部当選して当該リプレイ低確率状態が終了した際、当該ボーナス役の入賞に応じて発生するボーナスゲームの開始時、該ボーナスゲームの実施中、及び該ボーナスゲームの終了時のうちの少なくともいずれかのタイミングで前記残存期間を報知することが好ましい(請求項2)。
この場合には、適切なタイミングで前記残存期間を遊技者に報知することができる。
また、ボーナス役の入賞に応じたボーナスゲームが終了してから新たにボーナス役が内部当選するまでの遊技期間における前記リプレイ低確率状態への移行履歴を表示する状態移行履歴表示手段を備えていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、前記リプレイ低確率状態への移行履歴を表示することで、新たにボーナス役が内部当選するまでの遊技期間における前記リプレイ低確率状態の発生状況を遊技者に把握させることができる。遊技者にあっては、事後的にではあるが前記リプレイ低確率状態の発生状況を把握できるため、不満を感じるおそれが少ない。
また、前記遊技状態切換手段は、通常状態において前記図柄変動表示手段が前記所定の状態移行図柄である第1の状態移行図柄を停止表示した場合に前記リプレイ低確率状態を発生させる一方、前記図柄変動表示手段が前記所定の状態移行図柄とは異なる第2の状態移行図柄を停止表示した場合に通常状態よりもリプレイ役の当選確率が高いリプレイ高確率状態を発生させるように構成され、
前記状態移行履歴表示手段は、ボーナス役の入賞に応じたボーナスゲームが終了してから新たにボーナス役が内部当選するまでの遊技期間における前記リプレイ低確率状態及び前記リプレイ高確率状態への移行履歴を表示することが好ましい(請求項4)。
この場合には、前記リプレイ高確率状態及び前記リプレイ低確率状態の移行履歴を表示することで、前記リプレイ高確率状態及び前記リプレイ低確率状態の発生状況を遊技者に把握させることができる。
(実施例)
本例は、状態移行図柄の停止表示に応じてリプレイ役の内部当選確率を変化させるスロットマシン1に関する例である。この内容について、図1〜図8を用いて説明する。
本例のスロットマシン1は、図柄表示領域110L、C、Rにおいて複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する変動表示部21L、C、R(以下、リール21L、C、Rという。)を3基、備えた図柄変動表示手段2と、ゲームを開始させるために遊技者が操作するゲーム開始操作手段62(以下、スタートレバー62という。)と、スタートレバー62の操作に応じて、少なくともリプレイ役及びボーナス役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実施し、決定した内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる内部抽選手段42と、リール21における図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段61(以下、ストップボタン61という。)と、ストップボタン61の操作に応じて内部当選フラグに対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで図柄表示領域110に停止表示させる表示制御手段45と、図柄変動表示手段2により停止表示された図柄が所定の入賞図柄であるか否かを判定する入賞判定手段49と、通常状態、及び通常状態よりもリプレイ役の当選確率が低いリプレイ低確率状態を発生させる遊技状態切換手段40と、を備えたスロットマシンである。
前記遊技状態切換手段40は、通常状態において図柄変動表示手段2が第1の状態移行図柄を停止表示した場合にリプレイ低確率状態を発生させる一方、リプレイ低確率状態において所定期間(本例では、第1の所定期間。)が経過した場合、及びボーナス役が内部当選した場合に当該リプレイ低確率状態を終了させて通常状態へ復帰させる。
スロットマシン1は、リプレイ低確率状態においてボーナス役が内部当選して当該リプレイ低確率状態が終了した際、前記第1の所定期間のうちの未消化期間である残存期間(本例では、第1の残存期間。)を遊技者側に報知する残存期間報知手段44を備えている。
以下、この内容について詳しく説明する。
まず、このスロットマシン1の役、内部当選役、入賞役について、図1〜図3を用いて説明する。本例のスロットマシン1では、BIGボーナス役及びリプレイ役のほか、8枚役や2種類の1枚役等の小役を含む9種類の役が設定されている。図3では、左列にそれぞれの役の名称を、中列にそれぞれ役に対応する入賞図柄を、右列に入賞に応じて遊技者に付与する特典を示してある。スロットマシン1では、内部抽選手段42により内部当選した役が内部当選役になる。図柄表示窓11に設定された入賞ラインのいずれかに沿って内部当選役に対応する入賞図柄が成立した際、その役が入賞役となる。
次に、本例のスロットマシン1の遊技性について説明する。本例のスロットマシン1では、BIGボーナスゲームのほか、リプレイ役の内部当選確率が異なる第1〜第4の通常状態が発生し得る(図3及び図5では、各通常状態を丸囲み数字1〜4により図示している。)。第3の通常状態は、スロットマシン1のリセット後、及びBIGボーナスゲームの終了後に開始される初期設定の遊技状態である。第1及び第2の通常状態は、第3の通常状態よりもリプレイ役の内部当選確率が低く設定された遊技状態である。第4の通常状態は、第3の通常状態よりもリプレイ役の内部当選確率が高く設定された遊技状態である。すなわち、本例のスロットマシン1では、第1及び第2の通常状態がリプレイ低確率状態であり、第4の通常状態がリプレイ高確率状態となっている。
図3に示すごとく、第1の通常状態(リプレイ低確率状態)への状態移行図柄である第1の状態移行図柄としては、第1の1枚役の入賞図柄、及び第1の1枚役の取りこぼし図柄が設定されている。第2の通常状態(リプレイ低確率状態)への状態移行図柄である第1の状態移行図柄としては、第2の1枚役の入賞図柄、及び第2の1枚役の取りこぼし図柄が設定されている。このように本例では、リプレイ低確率状態である第1及び第2の通常状態へ移行させる第1の状態移行図柄として、1枚役の入賞図柄とその取りこぼし図柄が設定されているため、1枚役が内部当選した場合には必ずその入賞図柄及び取りこぼし図柄のいずれかが停止表示されてリプレイ低確率状態が発生し得る。一方、リプレイ高確率状態である第4の通常状態への状態移行図柄である第2の状態移行図柄としては、8枚役の入賞図柄が設定されている。
また、本例のスロットマシン1では、第1の通常状態の終了条件である第1の所定期間として300ゲームが設定され、第2の通常状態に対する第1の所定期間として600ゲームが設定されている。一方、第4の通常状態の終了条件である第2の所定期間としては、30ゲームが設定されている。なお、第1、第2及び第4の通常状態は、全て、BIGボーナス役が内部当選した時点で終了し、第3の通常状態へ復帰する。
次に、本例のスロットマシン1は、図2に示すごとく外観的な構成を有している。スロットマシン1では、遊技者に対面する前面部分が、略矩形状の図柄表示窓11を略中央に設けた前面枠体10によって形成されている。前面枠体10では、図柄表示窓11の鉛直方向上側に、液晶表示部53及び左右一対のスピーカ520及び装飾ランプ部56が配設されている。鉛直方向下側には、スロットマシン1の基部をなすベース部100が形成されている。さらに、図柄表示窓11に向かって右側には、メダル払出数を表示する払出数表示部551と、クレジット数を表示するクレジット数表示部552とが配置されている。
ベース部100は、図2に示すごとく、遊技者から奥まって位置する図柄表示窓11に対して、遊技者に向って相対的に張り出すように形成されている。ベース部100は、図柄表示窓11に隣り合う上端部にテーブル状の操作面14を有し、下端部にメダルを払い出すメダル受け皿15を有し、操作面14とメダル受け皿15との間に操作パネル13を有している。
操作面14には、図1及び図2に示すごとく、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダルを賭けるためのベットボタン64と、クレジットされたメダルを払い出させるための精算ボタン65と、遊技に賭けるメダルを投入するメダル投入口630とが配設されている。操作パネル13には、リール21の図柄変動を開始させるためのスタートレバー62と、図柄変動を停止させるためのストップボタン61とが配設されている。
ベットボタン64は、図1及び図2に示すごとく、遊技賭け数としてマックスベット数である3ベットを指定するためのボタンである。このベットボタン64は、遊技賭け数3を表す3ベット信号を発生する。ただし、残りのクレジットが2又は1である場合には、2ベット信号又は1ベット信号を発生し、クレジットがゼロの場合は、ベット信号を発生しない。
3ベット専用機であるスロットマシン1では、メダルを直接投入するか、ベットボタン64の操作により3枚のメダルが賭けられたとき、スタートレバー62が有効状態に設定される。なお、遊技(ゲーム)毎に3枚のメダルを賭ける、いわゆる3ベット専用機である本例のスロットマシン1に代えて、遊技者の好みにより遊技賭け数を選択的に設定可能なタイプのスロットマシンであっても良い。この場合には、3ベット信号を発生するマックスベットボタンのほか、シングルベット信号を発生するシングルベットボタンを設けるのが良い。
スタートレバー62は、図1及び図2に示すごとく、リール21の制御信号である変動開始信号を遊技者が操作したタイミングで発生する操作レバーである。
ストップボタン61は、リール21の制御信号である変動停止信号を遊技者が操作したタイミングで発生する操作ボタンである。本例のストップボタン61は、左リール21Lに対応する左ストップボタン61L、中リール21Cに対応する中ストップボタン61C、右リール21Rに対応する右ストップボタン61Rを組み合わせてなる。
図柄表示窓11は、図2に示すごとく、図柄表示領域110L、C、Rを含む表示窓である。各図柄表示領域110L、C、Rは、3図柄分の図柄表示領域である。図柄表示窓11全体では、3行3列よりなる2次元マトリクス状に配列された9図柄分の図柄表示領域が形成されている。図柄表示窓11は、遊技者側から図柄20が見えるよう、窓全体が透明な樹脂プレートにより形成されている。2次元マトリクス状に配置された9個の図柄20に対しては、入賞の対象となる入賞図柄の並び方向である入賞ライン211〜215が設定されている。入賞ラインとしては、水平方向の入賞ライン211〜213と、対角方向の入賞ライン214、215とがある。
各図柄表示領域110L、C、Rの裏側には、図2及び図4に示すごとく、図柄変動表示手段2を構成するリール21L、C、Rがそれぞれ配置されている。リール21L、C、Rは、略円柱形状をなし、その外周面に略一定の間隔を設けて21個の図柄20が配置された回転式のリールである。各リール21L、C、Rは、その回転方向における1カ所の基準位置に基準位置片(図示略)を有している。この基準位置片は、後述する基準位置検知部66が検知する被検知片としての部材である。なお、リール21としては、本例の回転式のリールに代えて、液晶ディスプレイに図柄を変動表示する画像式のリールを採用することもできる。
液晶表示部53は、図1及び図2に示すごとく液晶ディスプレイよりなる。本例の液晶表示部53は、BIGボーナスゲームの発生中にBIGボーナス画面501(図5)を表示するほか、遊技を演出する様々な演出画面を表示するように構成してある。なお、BIGボーナス画面501の構成については後述する。
次に、本例のスロットマシン1は、図1に示すごとく、機械的な構成を備えている。
図1及び図2を用いて、スロットマシン1の全体動作を制御する制御基板3、及びこの制御基板3に電気的に接続された各部について説明する。制御基板3に対しては、前記の構成のほか、遊技媒体として投入されたメダルを検知する投入メダル検知部63と、リール21を回転駆動するリール駆動部22と、リール21の回転位置を検知する基準位置検知部66と、メダルを払い出すメダル払出部54と、遊技を演出するための各種表示部55と、遊技者の有利度合いを表す設定値を設定する設定値操作部68と、スピーカ520を制御する音声出力部52とが電気的に接続されている。
投入メダル検知部63は、図1及び図2に示すごとく、メダル投入口630から投入されたメダルの検知部である。投入メダル検知部63は、メダル投入口630からメダルが投入されるごとにインサート信号を出力する。3回のインサート信号が3ベット信号に相当している。なお、3ベット専用機である本例のスロットマシン1では、メダルを投入するか、ベットボタン64の操作により3枚のメダルをベットした際、スタートレバー62が有効な状態に設定される。
リール駆動部22は、図1に示すごとく、ステップ単位で制御し得るステッピングモータ(図示略)を含み、このステッピングモータの回転駆動力によりリール21を回転駆動する手段である。ステッピングモータは、制御基板3から取り込む制御パルス毎に1ステップずつ回転する。リール駆動部22は、前記変動開始信号を取り込んでリール21の回転を開始させると共に、前記変動停止信号を取り込んでリール21を停止させる。
基準位置検知部66は、図1に示すごとく、各リール21L、C、Rの前記基準位置片の通過を検知し、検知信号を出力する検知部である。
メダル払出部54は、制御基板3の制御により所定枚数のメダルをメダル受け皿15に払い出す払出部である。
設定値操作部68は、設定キー680を利用して、BIGボーナス役の当選確率を6段階に設定する設定値を変更するための操作部である。
前記制御基板3は、図1及び図2に示すごとく、CPU31と、メモリ手段であるROM33、RAM34と、入出力インターフェースとしてのI/O部32と、内部抽選用の乱数を抽出する乱数抽出部35と、を有している。CPU31は、ROM33から読み込みしたソフトウェアプログラムを実行することにより、入賞図柄を判定する入賞判定手段49、リール21を制御する表示制御手段45、内部当選役を抽選により決定する内部抽選手段42、内部当選フラグを制御する当選フラグ制御手段41、4種類の通常状態等の各種遊技状態を発生させる遊技状態切換手段40、第1及び第2の通常状態の終了条件である第1の所定期間に実施されたゲーム数をカウントするゲーム数カウント手段43、前記第1の残存期間を遊技者に報知する残存期間報知手段44、リプレイ低確率状態である第1及び第2の通常状態への移行履歴等を表示する状態移行履歴表示手段46の各機能を実現する。
メモリ手段としてのROM33は、図1及び図6に示すごとく、内部抽選手段42が内部当選役の抽選に用いる当選乱数テーブルを記憶している。当選乱数テーブルは、各役が当選するための当選乱数を規定したデータテーブルである。この当選乱数テーブルは、設定値毎、遊技状態毎に用意されている。スロットマシン1では、設定値毎に内部当選役の抽選に適用する当選乱数テーブルを切り換えることで、少なくともいずれかの役の内部当選確率を設定値に応じて変化させている。また、遊技状態毎に適用する当選乱数テーブルを切り替えることでリプレイ役の内部当選確率を変化させている。
図6(A)は、リプレイ低確率状態である第1の通常状態に適用する当選乱数テーブルを示している。同図は、左欄に入賞役を、中欄に当選乱数の始値及び終値を、右欄に各入賞役の内部当選確率を示している。図6(B)は、同図(A)の当選乱数テーブルを基準として、リプレイ低確率状態である第2の通常状態において追加設定するリプレイ役の当選乱数を示している。図6(C)は、同図(A)の当選乱数テーブルを基準として、第3の通常状態において追加設定されるリプレイ役の当選乱数を示している。図6(D)は、同図(A)の当選乱数テーブルを基準として、リプレイ高確率状態である第4の通常状態において追加設定されるリプレイ役の当選乱数を示している。図6に示す当選乱数テーブルによれば、第1〜第4の通常状態におけるリプレイ役の内部当選確率が、それぞれ順番に1/7.3、1/7.0、1/3.3、1/1.3となる。
乱数抽出部35は、図1に示すごとく、内部抽選用の乱数を抽出する部分である。乱数抽出部35は、乱数発生部350が発生する整数の中から乱数を抽出する。乱数発生部350は、0〜65535(十進数表示)の範囲に属する整数を発生させる部分である。乱数抽出部35は、スタートレバー62の操作に応じたゲーム開始信号をトリガー(契機)として乱数発生部350が発生する整数をサンプリングし、内部抽選用の乱数として抽出する。乱数抽出部35が抽出する乱数は、内部抽選手段42が内部当選役を抽選するための内部抽選用の乱数となる。
内部抽選手段42は、図1に示すごとく、乱数抽出部35が抽出した乱数に基づいて当選乱数テーブル(図6)を参照して内部当選役を決定し、その内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる手段である。本例の内部抽選手段42が抽選する内部当選役は、図3に示すごとく、2種類のBIGボーナス役、リプレイ役、8枚役「りんご」、第1及び第2の1枚役等、9種類の役である。
当選フラグ制御手段41は、各役が入賞可能な状態を表す内部当選フラグを制御する手段である。当選フラグ制御手段41は、リプレイ役を含む小役等の内部当選フラグについては、当該内部当選フラグが初めて設定されたゲームにおいて入賞したか否かに関わらず次のゲームを開始するまでにオフ状態に切り換える。一方、BIGボーナス役の内部当選フラグであるBIGボーナスフラグについては、入賞するまで次のゲームに持ち越し、BIGボーナス役入賞に応じてオフ状態に切り換える。このような当選フラグ制御手段41の制御により、内部当選したゲームで入賞しなかったリプレイ役を含む小役等は、いわゆる取りこぼしとなる。一方、BIGボーナス役は、一度内部当選すれば、入賞するまでボーナス確定状態が維持され得る。
表示制御手段45は、図1及び図2に示すごとく、前記変動開始信号に応じてリール21の図柄変動を開始させると共に、前記変動停止信号に応じてリール21の図柄変動を停止させる手段である。表示制御手段45は、リール駆動部22をなすステッピングモータに制御パルスを入力し、1パルス毎に1ステップずつステッピングモータを回転させる。表示制御手段45は、リール駆動部22に入力した制御パルス数、すなわち、ステッピングモータが回転したステップ数をカウントする。特に、本例の表示制御手段45では、各リール21について、前記基準位置片の検知信号を取り込むごとにステップ数をゼロリセットすることで、直近の検知信号の後に生じたステップ数をカウントしている。
表示制御手段45は、図1に示すごとく、規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)等が定める所定の引込範囲内の図柄を入賞ライン上に停止させる、いわゆる引込制御を実施する。本例では、前記引込範囲として、4図柄分に相当する範囲が設定されている。
入賞判定手段49は、図1及び図2に示すごとく、3基のリール21L、C、Rが停止表示する図柄の組合せが入賞図柄であるか否かを判定する手段である。具体的には、入賞判定手段49は、3基のリール21L、C、Rを横断するように設定された入賞ライン211〜215上に停止した図柄の組合せが入賞図柄であるか否かを判定し、入賞役を判断する。入賞判定手段49は、各リール21L、C、Rが停止した後、リール駆動部22の各ステッピングモータについて、表示制御手段45がカウントしたステップ数を取り込む。入賞判定手段49は、このステップ数を基にして入賞ライン211〜215上に停止した図柄20の種類を求め、その図柄20の組合せについて入賞役が成立するか否かを判定する。入賞判定手段49は、入賞役の種類に応じたメダルの払出数(図3参照。)をメダル払出部54に向けて出力する。
遊技状態切換手段40は、図1に示すごとく、第1〜第4の通常状態及びBIGボーナスゲームのうちのいずれかの遊技状態を選択的に発生させる。遊技状態切換手段40では、スロットマシン1の遊技状態を制御するための制御フラグである状態フラグが設定されている。状態フラグとしては、第1〜第4の通常状態に対応する第1〜第4の通常フラグ、BIGボーナスゲームに対応するBIGボーナスゲームフラグ等がある。
第1(第2)の通常フラグは、第3の通常状態における第1(第2)の1枚役の入賞図柄、あるいはその取りこぼし図柄の停止表示に応じてオン状態に切り換えられる一方、第1の所定期間である300ゲーム(600ゲーム)の満了、あるいはBIGボーナス役の内部当選に応じてオフ状態に切り換えられる。第4の通常フラグは、8枚役の入賞図柄の停止表示に応じてオン状態に切り換えられる一方、第2の所定期間である30ゲームの満了あるいはBIGボーナス役の内部当選に応じてオフ状態に切り換えられる。BIGボーナスゲームフラグは、BIGボーナス役の入賞に応じてオン状態に切り換えられる一方、BIGボーナスゲームにおける累計のメダル払出数が465枚に達したときにオフ状態に切り換えられる。第3の通常フラグは、第1、第2及び第4の通常フラグ、BIGボーナスゲームフラグが全てオフ状態である場合にオン状態に設定され、いずれかの状態フラグがオン状態に切り換えられた場合にオフ状態に切り換えられる。
なおここで、本例では、上述のように1枚役の入賞図柄及びその取りこぼし図柄が、リプレイ低確率状態である第1あるいは第2の通常状態への状態移行図柄である前記第1の状態移行図柄として設定されている。それ故、本例のスロットマシン1では、1枚役が内部当選した場合には、必ずリプレイ低確率状態である第1あるいは第2の通常状態へ移行し得る。
ゲーム数カウント手段43は、図1に示すごとく、リプレイ低確率状態である第1あるいは第2の通常状態が満了終了するまでの遊技期間である第1の残存期間、及びリプレイ高確率状態である第4の通常状態が満了終了するまでの遊技期間である第2の残存期間をカウントする手段である。ゲーム数カウント手段43は、RAM34に設定されたゲーム数カウンタを利用して第1あるいは第2の残存期間をカウントする。ゲーム数カウント手段43は、第1(第2)の通常状態の終了条件である第1の残存期間をカウントするに当たって、ゲーム数カウンタの初期値として300(600)ゲーム(第1の所定期間)を設定し、1ゲーム消化する毎に1ゲームずつ減算する。第4の通常状態の終了条件である第2の残存期間をカウントするに当たっては、ゲーム数カウンタの初期値として30ゲーム(第2の所定期間)を設定し、1ゲーム消化する毎に1ゲームずつ減算する。
残存期間報知手段44は、図1に示すごとく、BIGボーナス役の内部当選によりリプレイ低確率状態である第1あるいは第2の通常状態が終了した時点の第1の残存期間を報知する手段である。残存期間報知手段44は、BIGボーナスゲーム中に表示されるBIGボーナス画面501(図5参照。)を介して第1の残存期間を報知する。さらに、本例の残存期間報知手段44は、リプレイ高確率状態である第4の通常状態の発生中では、当該第4の通常状態が満了終了するまでの未消化期間である第2の残存期間を報知するように構成されている。なお、リプレイ高確率状態である第4の通常状態の発生中では、残存期間報知手段44は図示しない演出画面を介して第2の残存期間を報知する。
状態移行履歴表示手段46は、図1に示すごとく、遊技状態の移行履歴を表示する手段である。状態移行履歴表示手段46は、前回のBIGボーナスゲームが終了してから新たにBIGボーナス役が内部当選するまでの遊技期間におけるリプレイ低確率状態(第1及び第2の通常常状態)及びリプレイ高確率状態(第4の通常状態)への移行履歴等をBIGボーナス画面501(図5参照。)を介して表示する。
ここで、BIGボーナス画面501の構成について、図5を用いて説明する。BIGボーナス画面501は、「Congratulations!」の文字表示によりBIGボーナスゲーム発生中である旨を報知するボーナスゲーム表示欄502と、BIGボーナス役が内部当選した際の遊技状態の種別を表示する遊技状態表示欄503と、前回のBIGボーナスゲームが終了してから新たにBIGボーナス役が内部当選するまでの遊技期間におけるリプレイ低確率状態及びリプレイ高確率状態の移行履歴を表示する状態移行履歴表示欄504と、BIGボーナスゲーム発生中である旨をBIGボーナス役の入賞図柄により表示する状態表示欄505と、BIGボーナスゲーム中の累計のメダルの獲得数を表示する獲得数表示欄506と、BIGボーナスゲーム中の累計のメダルの払出数を表示する払出数表示欄507と、を組み合わせてなる。
ここで、遊技状態表示欄503及び状態移行履歴表示欄504では、第1〜第4の通常状態が、それぞれ丸囲み数字1〜4により表示される。遊技状態表示欄503は、BIGボーナス役が内部当選した時の遊技状態が第1の通常状態あるいは第2の通常状態であった場合に、その旨を表示する。状態移行履歴表示欄504は、異なる通常状態への状態移行を3回以上繰り返した場合にのみ移行履歴を表示する。
さらに、本例のBIGボーナス画面501は、リプレイ低確率状態である第1あるいは第2の通常状態においてBIGボーナス役が内部当選した場合に、リプレイ低確率状態の終了条件である第1の所定期間(第1及び第2の通常状態に対して、それぞれ300ゲーム、600ゲームが設定されている。)のうちの未消化期間である第1の残存期間を表示可能である。本例では、BIGボーナス画面501の背景の色分けによって第1の残存期間の長さを表示する。
具体的には、BIGボーナス画面501は、第1の残存期間が200ゲーム以上であるときを赤色の背景色、101ゲーム以上200ゲーム未満を黄色の背景色、1ゲーム以上100ゲーム以下を青色の背景色によって表示する。なお、本例に代えて、第1の残存期間のゲーム数を具体的に表示することもできる。さらになお、BIGボーナス画面501は、第3の通常状態及び第4の通常状態の発生中にBIGボーナス役が内部当選した場合には、緑色の背景色により、その旨を表示する。
なお、図5に例示するBIGボーナス画面501は、前回のBIGボーナスゲームが終了して第3の通常状態へ復帰し、その後、第1の通常状態、第3の通常状態、第2の通常状態を経てBIGボーナス役が内部当選した場合の表示画面である。さらに、このBIGボーナス画面501は、BIGボーナスゲームの進行途中に表示された表示画面の例であり、累計のメダルの獲得数が225枚であり、累計のメダルの払出数が375枚である旨を表示している。
次に、以上のように構成した本例のスロットマシン1の動作について、図7及び図8のフロー図を用いて説明する。図7及び図8は、状態移行処理の流れを示すフロー図である。図7及び図8とは、ともに状態移行処理を構成しており、紙面の都合上、別図で表示されている。図7と図8は、「A」により表示されるブロックにより相互に連結されている。
まず、図7及び図8を用いて状態移行処理の流れを説明する。状態移行処理では、図7に示すごとく、まず、ステップS101においてスロットマシン1がリセット(設定変更)された否かが判断される。リセットされていない場合には、ステップS102においてBIGボーナスゲームの終了が判断される。BIGボーナスゲーム終了の場合には、ステップS103のごとく第3の通常フラグがオン状態に設定されると共に、他の状態フラグがオフ状態にリセットさせる(ステップS104)。
リセットが行われた場合(ステップS101)には、ステップS110に移行して第3の通常フラグのフラグ状態が判断される。第3の通常フラグがオン状態である場合には、ステップS111のごとく第1の1枚役の入賞図柄又はその取りこぼし図柄が停止表示されたか否かが判断される。第1の1枚役の入賞図柄又は取りこぼし図柄が停止表示された場合には、ステップS112のごとく第1の通常フラグがオン状態に設定され、ゲーム数カウンタに300ゲームがセットされる(ステップS113)。その後、ステップS104のごとく第1の通常フラグ以外の状態フラグが全てオフ状態にリセットされる。
第1の1枚役の入賞図柄及び取りこぼし図柄が停止表示されていない場合(ステップS111)には、ステップS120のごとく第2の1枚役の入賞図柄又は取りこぼし図柄の停止表示が判断される。第2の1枚役の入賞図柄又は取りこぼし図柄が停止表示された場合には、ステップS121のごとく第2の通常フラグがオン状態に設定され、ゲーム数カウンタに600ゲームがセットされる(ステップS122)。その後、ステップS104のごとく第2の通常フラグ以外の状態フラグが全てオフ状態にリセットされる。
さらに、第1あるいは第2の1枚役の入賞図柄も、それらの取りこぼし図柄も停止表示されていない場合(ステップS111、S120)には、ステップS130のごとく8枚役の入賞図柄の停止表示が判断される。8枚役の入賞図柄が停止表示された場合には、第4の通常フラグがオン状態に設定(ステップS131)され、ゲーム数カウンタに30ゲームがセット(ステップS132)される。その後、ステップS104のごとく第4の通常フラグ以外の状態フラグが全てオフ状態にリセットされる。
ステップS110において第3の通常フラグがオフ状態である場合には、「A」ブロックを介して図7から図8に移行し、第1の通常フラグ、第2の通常フラグ、及び第4の通常フラグのフラグ状態が判断される(ステップS201、S210、S220)。各状態フラグがオン状態である場合には、ゲーム数カウンタの値が判断(ステップS202、S211、S221)され、ゼロである場合に各状態フラグがオフ状態にリセットされる(ステップS203、S212、S222)。その後、ステップS204のごとく第3の通常フラグがオン状態に設定される。
第1、第2及び第4の通常フラグがいずれもオフ状態である場合には、ステップS230のごとくBIGボーナス役が内部当選したか否かが判断される。BIGボーナス役が内部当選した場合には、ステップS231のごとくBIGボーナスフラグがオン状態に設定され、他の状態フラグが全てオフ状態にリセットされる(ステップ232)。
以上のように、本例のスロットマシン1は、BIGボーナス役の内部当選に応じて第3の通常状態へ復帰した際の前記リプレイ低確率状態の未消化期間である第1の残存期間を把握できるため、遊技者が不満を感じるおそれが少ない。特に、第1の残存期間として長い期間を報知された場合には、第3の通常状態への復帰の契機となったBIGボーナス役の内部当選に対する喜びが大きくなり、遊技者の満足感が一層、高くなり得る。
なお、本例では、BIGボーナス画面501の背景色によりリプレイ低確率状態(第1及び第2の通常状態)の未消化期間である第1の残存期間を報知したが、これに代えて、第1の残存期間を具体的なゲーム数により表示することもできる。また、背景色の変更に代えて、BIGボーナス役入賞時のファンファーレやBIGボーナスゲーム中の音楽等の種類を変更することにより第1の残存期間の長さを報知することも良い。さらに、BIGボーナスゲームの終了演出を変更することで、第1の残存期間の長さを報知することも良い。
また、本例では、リプレイ役の内部当選確率が異なる通常状態を4種類設けているが、これに代えて、リプレイ役の内部当選確率が異なる通常状態を2種類、3種類又は5種類設定することも良い。さらに、異なる通常状態への移行を報知する手段を設け、異なる通常状態への移行が発生したときにその旨を遊技者に報知することも良い。
さらにまた、リプレイ低確率状態である第1あるいは第2の通常状態から第3の通常状態へ復帰したときや、第3の通常状態から第1あるいは第2の通常状態へ移行したとき等、遊技状態の移行が発生したときにその旨を報知するための状態移行報知手段を設けることも良い。
なお、状態移行図柄は本例に限定されず、様々な図柄の組み合わせを設定することができる。
実施例における、スロットマシンの機械的な構成を示すブロック図。 実施例における、スロットマシンの外観を示す正面図。 実施例における、スロットマシンの役、入賞図柄、特典を示す説明図。 実施例における、各リールにおける図柄の配列を展開して示す展開図。 実施例における、BIGボーナス画面を示す正面図。 実施例における、当選乱数テーブルを示す説明図。 実施例における、状態移行処理の流れを示すフロー図(前半)。 実施例における、状態移行処理の流れを示すフロー図(後半)。
符号の説明
1 スロットマシン
11 図柄表示窓
110 図柄表示領域
2 図柄変動表示手段
20 図柄
21 変動表示部(リール)
3 制御基板
35 乱数抽出部
350 乱数発生部
40 遊技状態切換手段
41 当選フラグ制御手段
42 内部抽選手段
43 ゲーム数カウント手段
44 残存期間報知手段
45 表示制御手段
46 状態移行履歴表示手段
49 入賞判定手段
53 液晶表示部
61 停止操作手段(ストップボタン)
62 ゲーム開始操作手段(スタートレバー)

Claims (4)

  1. 図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する変動表示部を複数、備えた図柄変動表示手段と、
    ゲームを開始させるために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    該ゲーム開始操作手段の操作に応じて、少なくともリプレイ役及びボーナス役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実施し、決定した内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる内部抽選手段と、
    前記変動表示部における図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    該停止操作手段の操作に応じて前記内部当選フラグに対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記図柄変動表示手段により停止表示された図柄が所定の入賞図柄であるか否かを判定する入賞判定手段と、
    通常状態、及び該通常状態よりもリプレイ役の当選確率が低いリプレイ低確率状態を発生させる遊技状態切換手段と、を備えたスロットマシンであって、
    前記遊技状態切換手段は、通常状態において前記図柄変動表示手段が所定の状態移行図柄を停止表示した場合に前記リプレイ低確率状態を発生させる一方、前記リプレイ低確率状態において所定期間が経過した場合、及び前記ボーナス役が内部当選した場合に当該リプレイ低確率状態を終了させて通常状態へ復帰させるように構成され、
    前記リプレイ低確率状態において、前記ボーナス役が内部当選していないときは前記所定期間のうちの未消化期間である残存期間を遊技者側に報知することなく、前記ボーナス役が内部当選して当該リプレイ低確率状態が終了した際、当該残存期間を遊技者側に報知する残存期間報知手段を備えたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記残存期間報知手段は、前記リプレイ低確率状態においてボーナス役が内部当選して当該リプレイ低確率状態が終了した際、当該ボーナス役の入賞に応じて発生するボーナスゲームの開始時、該ボーナスゲームの実施中、及び該ボーナスゲームの終了時のうちの少なくともいずれかのタイミングで前記残存期間を報知するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. ボーナス役の入賞に応じたボーナスゲームが終了してから新たにボーナス役が内部当選するまでの遊技期間における前記リプレイ低確率状態への移行履歴を表示する状態移行履歴表示手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のスロットマシン。
  4. 前記遊技状態切換手段は、通常状態において前記図柄変動表示手段が前記所定の状態移行図柄である第1の状態移行図柄を停止表示した場合に前記リプレイ低確率状態を発生させる一方、前記図柄変動表示手段が前記所定の状態移行図柄とは異なる第2の状態移行図柄を停止表示した場合に通常状態よりもリプレイ役の当選確率が高いリプレイ高確率状態を発生させるように構成され、
    前記状態移行履歴表示手段は、ボーナス役の入賞に応じたボーナスゲームが終了してから新たにボーナス役が内部当選するまでの遊技期間における前記リプレイ低確率状態及び前記リプレイ高確率状態への移行履歴を表示するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のスロットマシン。
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