JP4297391B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数のシンボルが表示された複数のリールを回転させ、抽選手段により内部抽選を行い、停止釦スイッチの操作により各リールを個別に停止させ、内部抽選結果が当たりであり且つ所定の停止ラインに並んだシンボルが所定の組み合わせである場合に入賞となるスロットマシンであって、内部抽選結果を表示する内部抽選結果表示手段を備えるスロットマシンが知られている。
上記スロットマシンにおいては、遊戯者は内部抽選結果を知ることにより入賞に対する意欲をかき立てられ、ひいてはゲームに対する興味をかき立てられる。この結果、遊戯場の売上が向上する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
内部抽選の当たり確率は所定値1/fに設定されているが、f回のゲーム中に必ず当たりがあるわけでは無い。従って、例えば内部抽選1回毎に内部抽選結果を表示する場合、f回を超えて外れの内部抽選結果表示が続く場合が起こり得る。外れの内部抽選結果表示が多数回続くと、遊戯者の入賞に対する意欲が損なわれ、ひいてはゲームに対する興味が損なわれ、内部抽選結果を表示する意味が無くなる可能性がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、複数のシンボルが表示された複数のリールを回転させ、抽選手段により内部抽選を行い、停止釦スイッチの操作により各リールを個別に停止させ、内部抽選結果が当たりであり且つ所定の停止ラインに並んだシンボルが所定の組み合わせである場合に入賞となるスロットマシンであって、内部抽選結果を表示する内部抽選結果表示手段を備えるスロットマシンにおいて、内部抽選結果の表示が遊戯者の入賞に対する意欲を損なう事態を招来するおそれの無いスロットマシンを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては、複数のシンボルが表示された複数のリールを回転させ、抽選手段により内部抽選を行い、停止釦スイッチの操作により各リールを個別に停止させ、内部抽選結果が当たりであり且つ所定の停止ラインに並んだシンボルが所定の組み合わせである場合に入賞となるスロットマシンであって、内部抽選結果を表示する内部抽選結果表示手段を備えるスロットマシンにおいて、内部抽選結果の表示回数をカウントし内部抽選結果が当たりであると初期化される内部抽選結果表示回数カウント手段を備え、内部抽選結果表示手段は、内部抽選結果表示回数カウント手段がカウントした内部抽選結果表示回数が所定回数に達した後は内部抽選結果が当たりとなるまで内部抽選結果の表示を行わないことを特徴とするスロットマシンを提供する。
【0005】
本発明に係るスロットマシンにおいては、内部抽選結果表示回数カウント手段がカウントした内部抽選結果表示回数が所定回数に達した後は、換言すれば外れの内部抽選結果表示が所定回数連続した後は、内部抽選結果が当たりとなるまで内部抽選結果は表示されないので、外れの内部抽選結果表示が遊戯者の入賞に対する意欲を損なう程の多数回に亘って続くおそれは無い。他方連続して外れの内部抽選結果表示が続いた後に内部抽選結果の表示が行われなくなると、次回の内部抽選結果表示は必ず当たり表示なので、薄れかけていた遊戯者の入賞に対する意欲が再びかき立てられる。この結果、ゲームに対する遊戯者の興味が増し、遊戯場の売上が向上する。
【0006】
本発明の好ましい態様においては、スロットマシンは前記所定回数までの内部抽選結果表示の残り回数を表示する残り回数表示手段を備える。
外れの内部抽選結果表示が後何回続けばその次の内部抽選結果表示は当たり表示であることが遊戯者に告知されれば、外れの内部抽選結果表示が続いても遊戯者の入賞に対する意欲は損なわれない。
【0007】
本発明の好ましい態様においては、残り回数表示手段は、内部抽選結果表示の残り回数が所定値に達した時以降、前記所定回数までの内部抽選結果表示の残り回数を表示する。
外れの内部抽選結果表示が少数回続いても遊戯者の入賞に対する意欲は損なわれない。外れの内部抽選結果表示が中程度の回数続いて遊戯者の入賞に対する意欲が損なわれ始めた時に、内部抽選結果表示の残り回数の表示を開始すれば良い。
【0008】
本発明の好ましい態様においては、スロットマシンは内部抽選結果表示の残り回数を表示するか否かの抽選を行う残り回数表示抽選手段を備え、残り回数表示手段は、残り回数表示抽選手段による抽選結果が当りの時に、内部抽選結果表示の残り回数を表示する。
内部抽選結果表示の残り回数を表示するか否かが抽選によって決められると、内部抽選結果表示の残り回数表示がランダムに行われることになるので、内部抽選結果表示の残り回数表示そのものに加えて内部抽選結果表示の残り回数表示が行われるか否かにも遊戯者の興味が向けられ、ゲームに対する遊戯者の興味が増し、遊戯場の売上が向上する。
【0009】
本発明の好ましい態様においては、スロットマシンは内部抽選結果表示の残り回数を表示するか否かの抽選を行う残り回数表示抽選手段を備え、残り回数表示手段は、残り回数表示抽選手段による抽選結果が当りとなった時以降、内部抽選結果表示の残り回数を表示する。
上記構成によれば、内部抽選結果表示の残り回数表示そのものに加えて内部抽選結果表示の残り回数の表示開始時期にも遊戯者の興味が向けられ、ゲームに対する遊戯者の興味が増し、遊戯場の売上が向上する。
【0010】
本発明の好ましい態様においては、スロットマシンは内部抽選結果を表示するか否かの抽選を行う内部抽選結果表示抽選手段を備え、内部抽選結果表示抽選手段は内部抽選の当たり確率よりも高い当たり確率で抽選を行い、内部抽選結果表示抽選手段による抽選結果が当たりの時に、内部抽選結果表示手段は内部抽選結果を表示する。
内部抽選結果を表示するか否かが抽選によって決められると、内部抽選結果表示がランダムに行われることになるので、内部抽選結果表示そのものに加えて内部抽選結果表示が行われるか否かにも遊戯者の興味が向けられ、ゲームに対する遊戯者の興味が増し、遊戯場の売上が向上する。この場合には、内部抽選結果を表示するか否かの抽選は、内部抽選の当たり確率よりも高い当たり確率で行われる必要がある。内部抽選の当たり確率は所定の低い値に設定されているので、内部抽選結果を表示するか否かの抽選の当たり確率が内部抽選の当たり確率以下であると、内部抽選結果の表示が殆ど行われなくなり、内部抽選結果表示の効果が得られなくなる。
【0011】
本発明の好ましい態様においては、リールが停止した時に所定の停止ラインに所定のシンボルの組み合わせが得られると、内部抽選結果表示手段は内部抽選結果を表示する。
【0012】
リールが停止した時に所定の停止ラインに所定のシンボルの組み合わせが得られると内部抽選結果が表示されるのであれば、遊戯者の興味が上記所定のシンボルの組み合わせを得ることにも向けられ、遊戯者のゲームに対する興味が増し、遊戯場の売上が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例に係るスロットマシンを説明する。
図1に本実施例に係るスロットマシンの外観正面図を示す。スロットマシン1の前面に、周面に複数のシンボルガ表示された3個のリール2a、2b、2cと、リール表示窓3と、表示器4と、メダル投入口5と、始動レバー6と、停止釦スイッチ7a、7b、7cと、メダル投入スイッチ8と、清算スイッチ9と、メダル排出口10と、メダル受け皿11とが配設されている。
リール2a、2b、2cはリール表示窓3内に配設されており、リール表示窓3を介してリール2a、2b、2cの回転状態を見ることができる。リール2a、2b、2cが停止すると、各リールの3駒分のシンボルが、上、中、下、斜めの停止ラインL1〜L5上に整列して並ぶ。停止ラインL1〜L5は、ゲームに投入されるメダルの枚数に応じて順次有効化される。1枚のメダルがゲームに投入されるとL1が有効化され、2枚のメダルがゲームに投入されるとL1〜L3が有効化され、3枚のメダルがゲームに投入されるとL1〜L5が有効化される。有効化された停止ライン上に整列したシンボルの組み合わせが入賞に係るものであれば、所定枚数のメダルが払い出される。
【0014】
始動レバー6を操作するとリール2a、2b、2cが一斉に始動し、停止釦スイッチ7a、7b、7cを操作するとリール2a、2b、2cが停止する。
メダル投入口5を介してメダルを投入する。メダル投入口5を介して投入されたメダルは、3枚までがゲームに投入され、3枚を超える枚数分のメダルは、スロットマシン1の機体内に貯留される。貯留されたメダルの枚数は表示器4に表示される。表示器4に貯留メダル数が表示されている時には、メダル投入スイッチ8を操作して、貯留されたメダルをゲームに投入することができる。メダル投入スイッチ8の操作により投入されたメダルは、3枚までがゲームに投入され、3枚を超える枚数分のメダルは、スロットマシン1の機体内に再度貯留される。清算スイッチ9を操作すると、貯留されたメダルが、メダル排出口10を介してメダル受け皿11へ放出される。
【0015】
図2にスロットマシン1の制御回路図を示す。CPU12、ROM13、RAM14、乱数発生器15により制御部16が構成されている。ROM13には、機械動作の制御手順を示すプログラムやリール2a、2b、2cのシンボル配列テーブル等の固定データが格納されている。RAM14には、ゲーム遂行中に順次書き換えられるシンボルデータや、一時的にサンプリングされて保持される乱数値等が格納される。CPU12は、ROM13のプログラムや固定データや各種入力信号に従って各種演算を行い、RAM14のデータを読み書きし、入出力各部の作動を制御する。乱数発生器15は、所定の時間間隔で任意の整数値を出力する。CPU12は乱数発生器15が発生させた乱数値を取り込んで抽選を行う。
入力ポート17、出力ポート18、表示インターフェイス19が、バス20を介してCPU12に接続されている。始動レバー6、停止釦スイッチ7a、7b、7c、メダル投入スイッチ8は、入力ポート17に接続されている。これらレバー、スイッチの操作による電気信号は入力ポート17とバス20とを介してCPU12へ送られる。
【0016】
リール駆動部21とホッパ駆動部22とが出力ポート18に接続されている。CPU12からの指令がバス20と出力ポート18とを介してリール駆動部21とホッパ駆動部22とヘ伝えられる。リール駆動部21はリール2a、2b、2cの駆動用ステッピングモータの作動を制御してリール2a、2b、2cを回転、停止させる。リール駆動部21が生成するリール駆動パルスと、ROM13に格納されたシンボル配列テーブルとに基づいて、CPU12は、どのシンボルが有効停止ライン上に位置するかを認識する。ホッパ駆動部22は図示しないホッパを駆動して所定枚数のメダルをホッパからメダル排出口10を介してメダル受け皿11へ放出させる。
表示回路23が表示インターフェス19に接続されている。CPU12からの指令がバス20と表示インターフェス19とを介して表示回路23ヘ伝えられる。表示回路23は表示器4を作動させる。
【0017】
図3のフローチャートに基づいて、スロットマシン1の作動を説明する。
遊戯者がメダル投入口5にメダルを投入し、或いはメダル投入スイッチ8を操作して貯留されたメダルを投入すると、図示しないメダルセンサーから検知信号がCPU12へ送られ、CPU12はメダルの投入を認識する(S1)。
遊戯者が、始動レバー6を操作すると、操作信号がCPU12へ伝えられ、CPU12は始動レバー6の操作を認識する。CPU12はリール駆動部21へスタート信号を送り、リール2a、2b、2cを一斉に始動させる(S2〜S3)。
【0018】
CPU12は次いで内部抽選を行う。即ち、CPU12は、乱数発生器15が発生させた乱数を取り込み、取り込んだ乱数値とROM13に格納された判定値と比較して、当たり外れを決定する。(S4)。
遊戯者が、停止釦スイッチ7a、7b、7cの何れかを操作すると、操作信号がCPU12へ伝えられ、CPU12は停止釦スイッチの操作を認識し、内部抽選結果をチェックする(S5〜S6)。
内部抽選結果が当たりの場合には、CPU12は引き込み停止制御に基づくストップ信号をリール駆動部21へ送る。引き込み停止制御では、停止釦スイッチの操作信号をCPU12が受け取った時に、操作された停止釦スイッチに対応するリールに表示された入賞に係るシンボルが、有効な停止ラインの手前の所定駒数内に位置していれば、当該シンボルが有効停止ライン上で停止するように、操作された停止釦スイッチに対応するリールを停止制御し、そうでなければ、法律で規制された駒数以内でシンボルを移動させた後当該リールを停止制御する(S6〜S7)。
内部抽選結果が外れの場合には、CPU12は、所定の短いタイミングで、入賞に係るシンボルが有効な停止ライン上で止まらないように、操作された停止釦スイッチに対応するリールを停止させる(S6、S8)。
リール2a、2b、2cの全てが停止するまで、S5〜S8の制御が繰り返される(S9、S5〜S8)。
【0019】
リール2a、2b、2cの全てが停止すると、CPU12は、有効な停止ライン上に入賞に係るシンボルの組み合わせが形成されているか否か判定し、形成されていればホッパ駆動部22へ指令を送り、所定枚数のメダルをホッパからメダル受け皿11へ払出した後ゲームを終了し、形成されていなければそのままゲームを終了する(S10〜S11)。
【0020】
次に、スロットマシン1で実行される内部抽選結果表示ルーチンの第1実施例を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
内部抽選結果表示ルーチンは、図3の制御フローのステップS4に続いて、図3の制御フローのステップS5〜S11と平行に遂行される。
CPU12は内部抽選を行った後、内部抽選回数nに1を加えて内部抽選回数nを更新し、次いで内部抽選結果をチェックする(S4、S12〜S13)。
内部抽選結果が当たりであれば、CPU12は、表示インターフェイス19を介して表示回路23へ表示信号を送り、内部抽選結果が当たりである旨の表示を表示器4に所定時間表示させる。CPU12は内部抽選回数nと内部抽選結果表示回数iとを初期化してn=0、i=1とし、内部抽選結果表示ルーチンを終了する(S14〜S15)。尚、内部抽選回数n、内部抽選結果表示回数iは、スロットマシン1の電源が投入された時にも、0、1に初期化される。
【0021】
内部抽選結果が外れであれば、CPU12は、内部抽選回数nが内部抽選結果表示回数iの所定の整数m倍であるか否かチェックする(S16)。
内部抽選回数nが内部抽選結果表示回数iの整数m倍でなければ、CPU12は新たな制御を行うこと無く内部抽選結果表示ルーチンを終了する。
内部抽選回数nが内部抽選結果表示回数iの整数m倍であれば、CPU12は次いで内部抽選結果表示回数iが所定回数i0 以下であるか否かチェックする(S17)。
内部抽選結果表示回数iが所定回数i0 を超えていれば、CPU12は新たな制御を行うこと無く内部抽選結果表示ルーチンを終了する。
内部抽選結果表示回数iが所定回数i0 が以下であれば、CPU12は表示インターフェイス19を介して表示回路23へ表示信号を送り、内部抽選結果が外れである旨の表示を表示器4に所定時間表示させる(S18)。
【0022】
CPU12は、i0 −iが所定値i1 以下であるか否かチェックする(S19)。
0 −iが所定値i1 を超えていれば、CPU12は内部抽選結果表示回数iiに1を加えて内部抽選結果表示回数iを更新し(S21)、内部抽選結果表示ルーチンを終了する。
0 −iが所定値i1 以下であれば、CPU12は表示インターフェイス19を介して表示回路23へ表示信号を送り、i0 −iを表示器4に所定時間表示させ(S20)、内部抽選結果表示回数iに1を加えて内部抽選結果表示回数iを更新し(S21)、内部抽選結果表示ルーチンを終了する。
【0023】
上記の内部抽選結果表示ルーチンによれば、内部抽選結果表示回数iが所定回数i0 に達した後は、換言すれば外れの内部抽選結果表示が所定回数i0 連続した後は、内部抽選結果が当たりとなるまで内部抽選結果は表示されないので、外れの内部抽選結果表示が遊戯者の入賞に対する意欲を損なう程の多数回に亘って続くおそれは無い。他方連続して外れの内部抽選結果表示が続いた後に内部抽選結果の表示が行われなくなると、次回の内部抽選結果表示は必ず当たり表示なので、薄れかけていた遊戯者の入賞に対する意欲が再びかき立てられる。この結果、遊戯者の入賞に対する意欲をかき立て、ゲームに対する遊戯者の興味をかき立て、遊戯場の売上を向上させるという、内部抽選結果表示の効果が維持される。
【0024】
上記の内部抽選結果表示ルーチンによれば、外れの内部抽選結果表示が後i0 −i回続けばその次の内部抽選結果表示は当たり表示であることが遊戯者に告知されるので、外れの内部抽選結果表示が続いても遊戯者の入賞に対する意欲は損なわれない。
【0025】
上記の内部抽選結果表示ルーチンによれば、内部抽選結果表示の残り回数i0 −iが所定値i1 に達した時以降に、内部抽選結果表示の残り回数i0 −iが表示される。外れの内部抽選結果表示が少数回続いても遊戯者の入賞に対する意欲は損なわれない。外れの内部抽選結果表示が中程度の回数続いて遊戯者の入賞に対する意欲が損なわれ始めた時に、すなわち内部抽選結果表示の残り回数i0 −iが所定値i1 まで減少した時に、内部抽選結果表示の残り回数i0 −iの表示を開始して、遊戯者の入賞に対する意欲をかき立てれば良い。
【0026】
上記実施例において、i0 、i1 は、内部抽選の当たり確率に応じて定められる。例えば、内部抽選の当たり確率が1/20に設定されている場合であって、mが1に設定され内部抽選1回毎に内部抽選結果が表示される場合には、i0 は例えば15乃至25中の適当な数値に設定され、i1 は例えば5乃至10中の適当な数値に設定される。また、例えば、内部抽選の当たり確率が1/150に設定されている場合であって、mが10に設定され内部抽選10回毎に内部抽選結果が表示される場合には、i0 は例えば10乃至20中の適当な数値に設定され、i1 は例えば3乃至6中の適当な数値に設定される。
【0027】
次に、スロットマシン1で実行される内部抽選結果表示ルーチンの第2実施例を、図5のフローチャートに基づいて説明する。
本実施例に係る内部抽選結果表示ルーチンは、第1実施例に係る内部抽選結果表示ルーチンのステップS18までは、第1実施例に係る内部抽選結果表示ルーチンと同一なので、当該部の説明は省略する。
CPU12は、内部抽選結果が外れである旨の表示を表示器4に所定時間表示させ(S18)、次いで内部抽選と同様の手順で、i0 −iを表示するか否かの抽選を行い、抽選結果をチェックする(S22〜S23)。i0 −iを表示するか否かの抽選の当たり確率は、内部抽選の当たり確率よりも高い値に設定されている。
0 −iを表示するか否かの抽選の結果が外れであれば、CPU12は内部抽選結果表示回数iに1を加えて内部抽選結果表示回数iを更新し(S25)、内部抽選結果表示ルーチンを終了する。
0 −iを表示するか否かの抽選の結果が当たりであれば、CPU12は表示インターフェイス19を介して表示回路23へ表示信号を送り、i0 −iを表示器4に所定時間表示させ(S24)、内部抽選結果表示回数iに1を加えて内部抽選結果表示回数iを更新し(S25)、内部抽選結果表示ルーチンを終了する。
【0028】
上記抽選結果表示ルーチンによれば、内部抽選結果表示の残り回数i0 −iを表示するか否かが抽選によって決められ、内部抽選結果表示の残り回数i0 −iの表示がランダムに行われることになるので、内部抽選結果表示の残り回数i0 −iの表示そのものに加えて内部抽選結果表示の残り回数i0 −iの表示が行われるか否かにも遊戯者の興味が向けられ、ゲームに対する遊戯者の興味が増し、遊戯場の売上が向上する。
【0029】
上記第1実施例又は第2実施例において、図6に示すように、内部抽選結果表示回数iが所定回数i0 に達する前においても(S17)、所定回数の内部抽選の度毎に内部抽選結果を表示するのでは無く、内部抽選結果を表示するか否かの抽選を行い(S26)、当該抽選結果が当たりの場合(S27)にのみ、内部抽選結果を表示する(S18)ようにしても良い。
上記制御によれば、内部抽選結果を表示するか否かが抽選によって決められ、内部抽選結果表示がランダムに行われることになるので、内部抽選結果表示そのものに加えて内部抽選結果表示が行われるか否かにも遊戯者の興味が向けられ、ゲームに対する遊戯者の興味が増し、遊戯場の売上が向上する。
図6の制御を行う場合には、内部抽選結果を表示するか否かの抽選は、内部抽選の当たり確率よりも高い当たり確率で行われる必要がある。内部抽選の当たり確率は所定の低い値に設定されているので、内部抽選結果を表示するか否かの抽選の当たり確率が内部抽選の当たり確率以下であると、内部抽選結果の表示が殆んど行われなくなり、内部抽選結果表示の効果が得られなくなるからである。
【0030】
図6の制御を行う場合には、内部抽選結果の表示を停止するまでの内部抽選結果表示回数i0 は、内部抽選結果を表示するか否かの抽選の当たり確率と内部抽選の当たり確率とから計算される内部抽選で当たりとなるまでの内部抽選結果の平均表示回数からかけ離れない値に設定されるが望ましい。内部抽選結果の表示を停止するまでの内部抽選結果表示回数i0 が、内部抽選の表示を行うか否かの抽選の当たり確率と内部抽選の当たり確率とから計算される内部抽選で当たりとなるまでの内部抽選結果の平均表示回数からかけ離れていると、多い方にかけ離れている場合には外れの内部抽選結果表示が多数回続いて遊戯者の入賞に対する意欲が損なわれる場合を生じ、少ない方にかけ離れている場合には内部抽選結果の表示が停止しても一向に当たり表示がなされず、遊戯者の入賞に対する意欲が損なわれる場合を生ずるからである。
より具体的に説明すると、内部抽選の当たり確率が1/150に設定されており、mが3に設定されて3回の内部抽選の度毎に内部抽選結果を表示するか否かの抽選が行われ、内部抽選結果を表示するか否かの抽選の当たり確率が1/5に設定されている場合、内部抽選で当たりとなるまでの内部抽選結果の平均表示回数は10回である。この場合、i0 を例えば20に設定すると、外れの内部抽選結果表示が10回続き、そろそろ当たりの内部抽選結果表示がなされる頃だと遊戯者が期待し始めた後も、外れの内部抽選結果表示が延々と続き、遊戯者の入賞に対する意欲が損なわれる場合を生じ得る。他方、i0 を例えば5に設定すると、内部抽選結果表示が停止されたので今後数ゲーム中に当たりの内部抽選結果が表示されると、遊戯者が期待し始めた後も、一向に当たりの内部抽選結果が表示されず、遊戯者の入賞に対する意欲が損なわれる場合を生じ得る。
【0031】
上記第1実施例又は第2実施例において、図7に示すように、内部抽選結果表示回数iが所定回数i0 に達する前においても(S17)、所定回数の内部抽選の度毎に内部抽選結果を表示するのでは無く、リール2a、2b、2cが全て停止した時に、有効な停止ライン上に入賞に係るシンボルの組み合わとは異なる所定のシンボルの組み合わせが得られた時にのみ(S28)、内部抽選結果を表示する(S18)ようにしても良い。
上記制御によれば、停止釦スイッチ7a〜7cの操作如何により、内部抽選結果の表示の有無が決定されるので、遊戯者の興味が上記所定のシンボルの組み合わせを得ることにも向けられ、遊戯者のゲームに対する興味が増し、遊戯場の売上が向上する。
【0032】
上記第2実施例においては、内部抽選結果が外れである旨を表示する度毎にi0 −iを表示するか否かの抽選を行ったが、図8に示すように、i0 −iを表示するか否かの抽選結果が当たりとなった時以降(S30、S29)、内部抽選結果が外れである旨の表示の度毎にi0 −iを表示するようにしても良い。この場合、内部抽選結果が当たりとなった時とスロットマシンの電源投入時とにi0 −iを表示する旨のフラグをOFFにする。
上記制御によれば、内部抽選結果表示の残り回数i0 −iの表示そのものに加えて内部抽選結果表示の残り回数i0 −iの表示開始時期にも遊戯者の興味が向けられ、ゲームに対する遊戯者の興味が増し、遊戯場の売上が向上する。
【0033】
以上本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されない。
抽選結果表示ルーチンの第1実施例において、ステップS19を省略し、内部抽選結果を表示する度毎に、内部抽選結果表示の残り回数i0 −iを表示するように構成しても良い。
本発明は、CRTディスプレー、液晶ディスプレー等の電子式表示器の画面上に回転するリールの動画が表示されるように構成されたスロットマシンにも適用可能である。
【0034】
【発明の効果】
本発明に係るスロットマシンにおいては、内部抽選結果表示回数カウント手段がカウントした内部抽選結果表示回数が所定回数に達した後は、換言すれば外れの内部抽選結果表示が所定回数連続した後は、内部抽選結果が当たりとなるまで内部抽選結果は表示されないので、外れの内部抽選結果表示が遊戯者の入賞に対する意欲を損なう程の多数回に亘って続くおそれは無い。他方連続して外れの内部抽選結果表示が続いた後に内部抽選結果の表示が行われなくなると、次回の内部抽選結果表示は必ず当たり表示なので、薄れかけていた遊戯者の入賞に対する意欲が再びかき立てられる。この結果、ゲームに対する遊戯者の興味が増し、遊戯場の売上が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るスロットマシンの外観正面図である。
【図2】本発明の実施例に係るスロットマシンの制御回路図である。
【図3】本発明の実施例に係るスロットマシンに於ける制御の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施例に係るスロットマシンに於ける制御中の内部抽選結果表示ルーチンのフローチャートである。
【図5】本発明の実施例に係るスロットマシンに於ける制御中の内部抽選結果表示ルーチンのフローチャートである。
【図6】本発明の実施例に係るスロットマシンに於ける制御中の内部抽選結果表示ルーチンのフローチャートである。
【図7】本発明の実施例に係るスロットマシンに於ける制御中の内部抽選結果表示ルーチンのフローチャートである。
【図8】本発明の実施例に係るスロットマシンに於ける制御中の内部抽選結果表示ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 スロットマシン
2a、2b、2c リール
3 リール表示窓
4 表示器
5 メダル投入口
6 始動レバー
7a、7b、7c 停止釦スイッチ
8 メダル投入スイッチ
9 清算スイッチ
10 メダル排出口
11 メダル受け皿
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 乱数発生器
16 制御部
17 入力ポート
18 出力ポート
19 表示インターフェイス
20 バス
21 リール駆動部
22 ホッパ駆動部
23 表示回路

Claims (7)

  1. 複数のシンボルが表示された複数のリールを回転させ、抽選手段により内部抽選を行い、停止釦スイッチの操作により各リールを個別に停止させ、内部抽選結果が当たりであり且つ所定の停止ラインに並んだシンボルが所定の組み合わせである場合に入賞となるスロットマシンであって、内部抽選結果を表示する内部抽選結果表示手段を備えるスロットマシンにおいて、内部抽選結果の表示回数をカウントし内部抽選結果が当たりであると初期化される内部抽選結果表示回数カウント手段を備え、内部抽選結果表示手段は、内部抽選結果表示回数カウント手段がカウントした内部抽選結果表示回数が所定回数に達した後は内部抽選結果が当たりとなるまで内部抽選結果の表示を行わないことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記所定回数までの内部抽選結果表示の残り回数を表示する残り回数表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 残り回数表示手段は、内部抽選結果表示の残り回数が所定値に達した時以降、前記所定回数までの抽選結果表示の残り回数を表示することを特徴とする請求項2に記載のスロットマシン。
  4. 内部抽選結果表示の残り回数を表示するか否かの抽選を行う残り回数表示抽選手段を備え、残り回数表示手段は、残り回数表示抽選手段による抽選結果が当りの時に、内部抽選結果表示の残り回数を表示することを特徴とする請求項2に記載のスロットマシン。
  5. 内部抽選結果表示の残り回数を表示するか否かの抽選を行う残り回数表示抽選手段を備え、残り回数表示手段は、残り回数表示抽選手段による抽選結果が当りとなった時以降、内部抽選結果表示の残り回数を表示することを特徴とする請求項2に記載のスロットマシン。
  6. 内部抽選結果を表示するか否かの抽選を行う内部抽選結果表示抽選手段を備え、内部抽選結果表示抽選手段は内部抽選の当たり確率よりも高い当たり確率で抽選を行い、内部抽選結果表示抽選手段による抽選結果が当たりの時に、内部抽選結果表示手段は内部抽選結果を表示することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のスロットマシン。
  7. リールが停止した時に所定の停止ラインに所定のシンボルの組み合わせが得られると、内部抽選結果表示手段は内部抽選結果を表示することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のスロットマシン。
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