JP3638499B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、メダル式又は球式スロットマシンの図柄停止制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平6−142281号公報で開示されたスロットマシンは、図柄可変表示装置の図柄が可変している間に、遊技者が遊技開始スイッチ装置を操作することにより図柄可変表示装置の図柄可変が停止する。又、特開平6−142276号公報で開示されたスロットマシンは、クレジットモードが選択された場合に、遊技者が兼用スイッチ装置を操作すると、図柄可変表示装置が図柄可変を開始し、その状態において遊技者が兼用スイッチ装置を再び操作することにより図柄可変表示装置の図柄可変が停止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の何れのスロットマシンでも、1回の遊技中に1つのスイッチ装置を2回操作することにより図柄停止を行うというように、1つのスイッチ装置に本来の機能とは別の図柄停止機能を加えることにより1つのスイッチ装置の多機能化を図る構成であるため、遊技者が1つのスイッチ装置を意図せずに誤って2度押しした場合、遊技者の意志に反して図柄可変表示装置の図柄が停止してしまう。特に、図柄停止スイッチ装置の操作に不慣れな初心者にとっては多機能化された1つのスイッチ装置の操作がわずらわしく、遊技性に欠けることは否めない。
【0004】
そこで、本発明は、図柄停止操作の容易化を図り、初心者であっても十分に遊技を楽しむことができるスロットマシンを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、異なる複数の図柄を有する図柄列を3列以上で可変表示する図柄可変表示装置と、図柄可変表示装置の図柄列に対応する個数であって遊技者による図柄停止操作で図柄停止信号を個別に出力する複数の図柄停止スイッチ装置と、遊技者による図柄自動停止操作で図柄自動停止信号を出力する図柄自動当り停止スイッチ装置と、遊技者による遊技開始操作で遊技開始信号を出力する遊技開始スイッチ装置と、抽選結果を遊技者に報知する報知手段と、図柄停止信号と図柄自動停止信号と遊技開始信号との入力で図柄可変表示装置と報知手段とを制御する制御装置とを備え、制御装置は遊技開始信号により当り外れを決定する抽選処理を実行するとともに図柄可変表示装置の3列以上の図柄列の可変表示を開始し、また、抽選結果が外れの場合に制御装置は図柄自動停止信号を受け付けることなく図柄列に対応する個々の図柄停止信号を受け付けて当該受け付けた個々の図柄停止信号に対応する上記図柄可変表示装置の可変表示中の図柄列を上記抽選結果の外れを反映すべく当り図柄以外の図柄となるように停止し、また、抽選結果が当りの場合に制御装置は報知手段を駆動して抽選結果の当りを遊技者に報知するとともに図柄可変表示装置の最後に停止する以外の複数の図柄列に対応する図柄停止信号を受け付けることなく図柄自動停止信号を受け付けて図柄可変表示装置の可変表示中の最後に停止する図柄列以外の複数の図柄列を同じ当り図柄に揃うリーチ状態となるように停止し、また、制御装置は上記図柄可変表示装置のリーチ状態後に最後に停止する図柄列に対応する図柄停止信号を抽選結果の当り図柄を基準とする所定範囲内に受け付けた場合に図柄可変表示装置の最後に停止する図柄列を上記リーチ状態で停止した当り図柄と同じ当り図柄に停止し、さらに、制御装置は上記図柄可変表示装置のリーチ状態後に最後に停止する図柄列に対応する図柄停止信号を抽選結果の当り図柄を基準とする所定範囲外で受け付けた場合に図柄可変表示装置の最後に停止する図柄列を上記リーチ状態で停止した当り図柄以外の図柄に停止することを特徴としている。よって、本発明によれば、抽選結果が当りの場合、遊技者が図柄自動当り停止スイッチ装置を操作すると、図柄可変表示装置の最後に停止する図柄列以外の複数の図柄列が同じ当り図柄に揃うリーチ状態で停止し、遊技者が当該図柄停止スイッチ装置を抽選結果の当り図柄を基準とする所定範囲内で操作すれば、図柄可変表示装置が最後に停止する図柄列をリーチ状態の当り図柄と同じ当り図柄で停止する当り遊技を表示する一方、遊技者が当該図柄停止スイッチ装置を抽選結果の当り図柄を基準とする所定範囲外で操作すれば、図柄可変表示装置が最後に停止する図柄列をリーチ状態の当り図柄以外の図柄で停止する外れ遊技を表示する。よって、遊技者が熟練者でも遊技性を損うことなく、遊技者が初心者でも当り遊技を成立させ易くなる。又、本発明にあっては、抽選結果が当りでありかつ図柄可変表示装置の3列以上の図柄列が可変表示した状態において図柄自動停止信号を抽選結果の当り図柄を基準とする所定範囲内に受け付けた場合に制御装置は図柄可変表示装置の最後に停止する図柄列以外の複数の図柄列を同じ当り図柄に揃うリーチ状態となるように停止し、また、抽選結果が当りでありかつ図柄可変表示装置の3列以上の図柄列が可変表示した状態において制御装置は図柄自動停止信号を抽選結果の当り図柄を基準とする所定範囲外に受け付けた場合に図柄可変表示装置の最後に停止する図柄列以外の複数の図柄列を上記抽選結果の外れを反映すべく当り図柄以外の図柄となるように停止すれば、遊技者による図柄停止スイッチ装置と図柄自動当りスイッチ装置との何れかが抽選結果の当り図柄を基準とする所定範囲外に操作されると、図柄可変表示装置が図柄列を当り図柄以外の図柄で停止した外れ遊技となる一方、遊技者による図柄停止スイッチ装置と図柄自動当りスイッチ装置との双方が抽選結果の当り図柄を基準とする所定範囲内に操作されることで、図柄可変表示装置が全ての図柄列を同じ当り図柄で停止した当り遊技となるので、3つ以上の図柄列を停止するための個々の図柄列に対応する個数の図柄停止スイッチ装置を全部操作させる場合に比べ、全部の図柄列を停止するためのスイッチの操作回数が減少し、遊技者が初心者でも当り遊技を成立させ易くなる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4、図7は本発明の一実施形態であって、図1は球式スロットマシンを示し、図2は選択図柄停止制御テーブル11を示し、図3は図柄テーブル12を示し、図4はフローチャートを示し、図5はタイミングチャートを示し、図7は球式スロットマシンの正面を示す。
【0007】
図1を参照し、スロットマシンの全体構成について説明する。スロットマシンは、図柄可変表示装置1、複数の図柄停止スイッチ装置2、遊技開始スイッチ装置3、球投入スイッチ装置4、図柄自動当り停止スイッチ装置5、報知手段6が設けられる。図柄停止スイッチ装置2は図柄可変表示装置1の3列の図柄と対応している。
【0008】
制御装置7はスロットマシンの前側から遊技者に見えないように裏側に取付けられ、ボードマイコンのようなコンピュータを内蔵し遊技全般の制御処理を実行するものであって、有効判定手段8、選択図柄当り停止制御手段9、抽選手段10、選択図柄停止制御テーブル11、図柄テーブル12、無効化手段13を備える。上記各手段8;9;10;13は、制御装置7に内蔵されたボートマイコンのCPUがRAMを一時記憶装置として使用しながら、ROMに書込まれたプログラムに従う処理を実行する形態である。
【0009】
制御装置7は球投入スイッチ装置4が遊技者により操作された回数を検出しその検出結果により、球取込制御処理を実行する。そして、制御装置7が制御処理結果としての取込信号を図外の球取込機構に出力することによって、球取込機構が球投入スイッチ装置4の操作回数に応じた数の球をスロットマシンの内部に取込む。例えば、球が図外の上皿装置に入れられた状態において、遊技者が球投入スイッチ装置4を1回押すと5個の球が、2回押すと10個の球が、3回押すと15個の球が、図外の上皿装置の球投入口よりスロットマシンの内部に投入される。
【0010】
第1実施形態において、制御装置7は、抽選手段10からの抽選処理結果が外れである場合には従来と同様な図柄停止制御を実行するが、遊技者に対する図柄停止操作の容易化のために重要な要素として、図柄自動当り停止スイッチ装置5、有効判定手段8、選択図柄当り停止制御手段9、報知手段6、無効化手段13を備える特徴がある。
【0011】
制御装置7の抽選手段10は、選択図柄停止制御テーブル11の制御プログラム数と同じ数以上の値を常に巡回計数する制御決定カウンタと、図柄テーブル12の全図柄種類数と同じ数以上の値を常に巡回計数する図柄決定カウンタとを備え、遊技開始スイッチ装置3が遊技者により操作された際に、遊技開始スイッチ装置3からのオン信号が制御装置7に入力されたタイミングを検出し、この検出タイミングを契機として抽選処理や決定処理を実行する。そして、抽選手段10は抽選や決定等の処理結果を選択図柄当り停止制御手段9に出力する。抽選処理は遊技者に有利な当りや遊技者に不利な外れ等の遊技を選ぶ処理である。決定処理は図柄の止め方や停止図柄の種類を選ぶ処理である。抽選処理結果が当りの場合には、抽選手段10が当り信号を有効判定手段8に出力し、図柄決定カウンタが図柄テーブル12の当り図柄を決定し、抽選手段10から出力される当り図柄情報が選択図柄当り停止制御手段9に入力される。又、抽選処理結果が外れの場合には抽選手段10が外れ信号を有効判定手段8に出力する。これらのカウンタや時間に関する処理については、各時間データを所定のRAMのエリアに格納し、ソフト的に所定周期で発生するよう構成されているリセット割込み毎に減算するソフトカウンタ方式及びソフトタイマ方式とする(時間データ=リセット割込み回数×リセット割込みの時間間隔)。
【0012】
選択図柄当り停止制御手段9は、抽選手段10からの当り信号が入力されると、制御装置7に格納された全部の図柄表示機構識別子を包括するブロック14中に斜線を描いたように左側図柄表示機構を表す左側図柄表示機構識別子15と中央図柄表示機構を表す中央図柄表示機構識別子16とを自動停止要素として決定する。そして、選択図柄当り停止制御手段9は、自動停止要素決定処理の結果として自動停止要素決定信号を制御装置7に出力する。
【0013】
制御装置7は報知手段6の表示領域を点灯、点滅、消灯する制御プログラムを備え、選択図柄当り停止制御手段9から自動停止要素決定信号が入力されると、報知手段6の左側・中央の表示領域17;18を点灯又は点滅又は消灯するための表示信号を報知手段6に出力する。表示信号が入力された報知手段6では、表示信号に応じて左側・中央の表示領域17;18が点灯又は点滅又は消灯する。これらの表示領域17;18の動作において、消灯する場合は、全部の表示領域17;18;19を点灯又は点滅させておき、制御装置7からの表示信号により、対応する表示領域が消える表示形態である。つまり、抽選手段10から当り信号が制御装置7に出力された場合に、制御装置7が全部の表示領域17;18;19を包括するブロック20中に斜線を描いたように左側表示領域17と中央表示領域18とを駆動し、報知手段6の表示領域17;18が点灯又は点滅又は消灯することによって、遊技者が報知手段6の表示領域17;18を見ると抽選手段10で抽選された当りを認識することができる。又、抽選手段10の抽選処理結果が外れの際に抽選手段10から出力される外れ信号が制御装置7に出力された場合に、制御装置7が左側表示領域17と中央表示領域18とを駆動しないことによっても、遊技者が報知手段6の表示領域17;18を見ると抽選手段10で抽選された結果の外れを認識することができる。
【0014】
図柄自動当り停止スイッチ装置5は図柄自動停止釦21と図柄自動停止スイッチ22とからなる1組の関連付けられた要素を備える。そして、遊技者が図柄自動停止釦21を操作することにより、選択操作に応じて自動図柄停止スイッチ22がオン動作し、そのオン信号を制御装置7に出力する。
【0015】
有効判定手段8は、抽選手段10の抽選処理結果が外れである場合には、図柄自動当り停止スイッチ装置5からのオン信号の受付を無効化するが、抽選手段10の抽選処理結果が当りである場合には、図柄自動当り停止スイッチ装置5からのオン信号の受付を有効とする。つまり、抽選手段10からの当り信号が有効判定手段8に入力された状態において、遊技者が図柄自動停止釦21を操作した際に図柄自動当り停止スイッチ装置5から出力されるオン信号は、有効判定手段8を経由して選択図柄当り停止制御手段9に出力される。又、抽選手段10からの外れ信号が有効判定手段8に入力されるか、或いは、抽選手段10から当り信号が有効判定手段8に入力されない状態において、遊技者が図柄自動停止釦21を操作した際に図柄自動当り停止スイッチ装置5から出力されるオン信号は、有効判定手段8を経由することにより無効化されるために、選択図柄当り停止制御手段9に出力されない。
【0016】
選択図柄当り停止制御手段9は、選択図柄停止制御テーブル11、図柄テーブル12を備え、図柄自動当り停止スイッチ装置5が遊技者により操作された際に、図柄自動当り停止スイッチ装置5からのオン信号が制御装置7に入力されたタイミングを検出し、この検出タイミングを契機として抽選手段10からの処理結果である選択図柄停止制御テーブル11の番号及び図柄テーブル12の番号に基づいて停止処理を実行する。そして、選択図柄当り停止制御手段9からの制御処理結果としての左側・中央の各モータ停止信号が制御装置7から図柄可変表示装置1の各図柄表示機構のモータに個別に出力されることによって、図柄可変表示装置1の左側・中央の図柄表示機構が停止する。
【0017】
図2に示すように、選択図柄停止制御テーブル11は番号毎に1つの制御プログラムを対応付けて記述したが、制御プログラムの数は少なくとも1つ以上であればよい。選択図柄停止制御テーブル11の番号と制御内容(止め方)との関係について説明する。この制御内容において、右、中、左はそれぞれ図柄可変表示装置1の右側の図柄、図柄可変表示装置1の中央の図柄、図柄可変表示装置1の左側の図柄を示す。番号▲1▼に対応する制御内容は、左→中の順番に停止する。番号▲2▼に対応する制御内容は、中→左の順番に停止する。番号▲3▼に対応する制御内容は、左中が同時に停止する。
【0018】
図3は図柄テーブル12の例を示す。図柄テーブル12は番号毎に1つの図柄の種類を対応付けて記述したが、図柄可変表示装置1の図柄表示機構に描かれた図柄に相当する2値化データである。図柄テーブル12における番号と図柄種類との関係について説明する。番号▲1▼の図柄は「7」を表すデータ、番号▲2▼の図柄は「JACK」を表すデータ、番号▲3▼の図柄は「チェリー」を表すデータ、番号▲4▼の図柄は「レモン」を表すデータ、番号▲5▼の図柄は「スイカ」を表すデータであり、番号▲6▼以下は略している。番号▲1▼〜▲3▼を当り図柄とし、それ以降の番号を外れ図柄とする。
【0019】
図1に戻り、無効化手段13は、抽選手段10から当り信号が入力されることにより、決定された自動停止要素に対応する左側・中央の図柄停止スイッチ装置2から制御装置7に出力されるオン信号の受付をキャンセルする。又、図柄可変表示装置1の図柄可変開始状態において、遊技者が遊技開始スイッチ装置3を操作することで遊技開始スイッチ装置3から制御装置7に出力されるオン信号の受付と、遊技者が球投入スイッチ装置4を操作することで球投入スイッチ装置4から出力されるオン信号の受付とを無効化手段13がキャンセルする。
【0020】
抽選手段10の抽選処理結果が当りであり、図柄可変表示装置1の図柄可変開始状態において、遊技者が図柄自動停止釦21を操作した場合、抽選手段10からの当り図柄情報と決定処理結果とに基づいて選択図柄停止制御テーブル11の停止制御が選択図柄当り停止制御手段9で実行され、左側・中央の図柄可変表示装置1の図柄が当り図柄で停止し、停止図柄がリーチ状態となる。図柄可変表示装置1における残る1つの可変表示された図柄は、遊技者が残る1つに対応する図柄停止スイッチ装置2を操作することによって、制御装置7の従来と同様な図柄停止制御処理によって最後に停止される。これによれば、遊技者が熟練者であっても遊技性を損なうことがなく、遊技者が初心者であっても当り遊技を成立させ易くなる。
【0021】
制御装置7は図外の右側・中央・左側図柄配列記憶部を備え、図柄可変表示装置1の図柄表示機構における右側・中央・左側の図柄配列を記録する。図柄表示機構がリールタイプ又はドラムタイプである場合において、右側・中央・左側の各図柄表示機構は原点信号或いは回転位置信号を制御装置7に出力することによって、制御装置7が右側・中央・左側の各出力信号と右側・中央・左側の各図柄配列記憶部とを照合し、当りラインに対応する図柄の種類及び当り図柄の位置を認識する。
【0022】
制御装置7は図柄可変表示装置1の3つの図柄列が当り図柄の組合せで停止するというように、停止図柄が予め制御装置7に設定された設定図柄に揃うことにより、球払出制御処理を実行する。そして、球払出制御処理結果としての球払出信号が制御装置7から図外の球払出機構に出力されることによって、球払出機構が小当り、中当り、大当りの当りに応じた球数の賞球をスロットマシンより図外の上皿装置に払出す。
【0023】
制御装置7は図柄可変表示装置1周りに設けられた各表示灯を点灯又は点滅するため、当りラインの掛数表示灯を点灯するため、或いは掛数を表示する表示部を点灯するため等のコンピュータによる制御処理を行い、その処理結果である駆動信号を配線により表示灯や掛数表示灯や表示部等に出力する。制御装置7から各表示灯への駆動信号の種類には、球投入指示表示、1当りライン表示、3当りライン表示、5当りライン表示、待機指示表示、遊技開始指示表示、図柄変動中表示、小当り決定表示、中当り決定表示、大当り決定表示、大当り中表示、大当り終了表示、再遊技指示表示、掛数表示等がある。
【0024】
制御装置7は効果音を前枠に設けられたスピーカで発生するためのコンピュータによる制御処理を行い、その処理結果である駆動信号を配線によりスピーカに出力する。制御装置7からの駆動信号の種類には、球投入音、当りライン設定音、図柄変動開始音、図柄変動中音、図柄停止音、小当り決定音、中当り決定音、大当り決定音、大当り中音、大当り終了音等がある。
【0025】
図4を参照し、制御装置7での制御処理について説明する。所定個数の球がスロットマシンの内部に投入され、図柄可変表示装置1の図柄が停止状態である遊技開始前の場合には、ステップ401に示す遊技開始条件が成立する。この遊技開始条件としては球投入スイッチ装置4からの球投入信号、所定数の球がスロットマシンの内部に投入されたことを示す球取込装置からの球取込完了信号等であり、これらの信号が制御装置7に入力されたことにより遊技開始条件が成立する。ステップ402〜403に示すように、遊技開始スイッチ装置3から遊技開始信号が制御装置7に入力されると制御装置7が遊技開始処理を実行すると共に、その後の遊技開始スイッチ装置3からの遊技開始信号と球投入スイッチ装置4からの球投入信号との双方の受付を無効化手段13がキャンセルする。そして、ステップ404での抽選手段10からの当り信号が制御装置7に入力されたことによる自動停止判定処理結果の場合には、2点鎖線で囲まれた枠Aの図柄自動停止処理が以下に示すように実行される特徴がある。つまり、ステップ405に示すように、図柄自動当り停止スイッチ装置5からの図柄停止信号が制御装置7に入力されると、図柄当り停止処理を選択図柄当り停止制御手段9が実行する。上記とは逆に、ステップ404での抽選からの外れ信号が制御装置7に入力されたことによる手動停止判定処理結果の場合には、図柄手動停止処理が以下に示すように実行される。つまり、ステップ406に示すように、図柄停止スイッチ装置2からの図柄停止信号が制御装置7に入力されると、図柄停止処理を制御装置7が実行する。そして、ステップ407では、図柄可変表示装置1の停止図柄が制御装置7に定められた設定図柄に揃うと、球払出制御手段が賞球払出処理を実行し、その結果として所定数の球が図外の球払出機構より上皿装置に払出される。
【0026】
要するに、第1実施形態によれば、球がスロットマシン内に投入された状態で遊技者が遊技開始スイッチ装置3を操作すると、抽選手段10が抽選処理を実行し、図柄可変表示装置1が図柄可変を開始する。抽選手段10の抽選処理結果が当りの場合には、有効判定手段8が抽選手段10からの当り信号の入力を契機として図柄自動当り停止スイッチ装置5からのオン信号を有効信号として扱い、制御装置7が図柄可変表示装置1の最後に停止する以外の図柄に対応する報知手段6の2つの表示領域を表示動作させる。そして、遊技者が全部の図柄を普通の図柄停止スイッチ装置2の操作で手動停止させる代わりに、図柄自動当り停止スイッチ装置5を操作することにより、選択図柄当り停止制御手段9が制御装置7に設定された抽選手段10や選択図柄停止制御テーブル11及び図柄テーブル12更に図柄配列記憶部等の要素を使用した処理手順に従って図柄可変表示装置1の最後に停止する以外の図柄を当り図柄に停止制御し、図柄可変表示装置1の図柄がリーチ停止する。次に、遊技者が図柄可変表示装置1の最後に停止する図柄に対応する図柄停止スイッチ装置2を操作すると、制御装置7が図柄可変表示装置1の最後に停止する図柄を停止制御する。これによって、初心者であっても当りを成立させ易くなり、遊技性が向上する。
【0027】
又、図柄可変表示装置1の1つの図柄を先に手動的に停止させ、残る2つの図柄を最後に自動的に停止するようにしてもよく、この場合には、遊技者が図柄可変表示装置1の最初に停止する1つの図柄に対応する図柄停止スイッチ装置2を操作すると、制御装置7が図柄可変表示装置1の最初に停止する図柄を停止制御する。そして、選択図柄当り停止制御手段9が制御装置7に設定された処理手順に従って図柄可変表示装置1の最初に停止する以外の図柄を停止制御する。このように自動停止及び手動停止はどちらが先であってもよく、遊技の幅が広がるため、更に遊技性を向上できる。又、図柄可変表示装置1の2つの図柄を先に手動的に停止させ、残る1つの図柄を最後に自動的に停止するようにしてもよい。このように図柄可変表示装置1の自動停止する図柄数を変更するには、選択図柄停止制御テーブル11の制御プログラムを変更すれば可能である。
【0028】
又、選択図柄停止制御テーブル11の「左」を「右」と読替え、報知手段6の左側・中央の表示領域17;18を中央・右側の表示領域18;19と読替え、無効化手段13が中央・右側の図柄停止スイッチ装置2のオン信号を無効化すると読替えれば、図柄可変表示装置1の中央・右側の図柄表示機構が自動停止要素となることは理解できるであろう。又、選択図柄停止制御テーブル11の「中」を「右」と読替え、報知手段6の左側・中央の表示領域17;18を左側・右側の表示領域17;19と読替え、無効化手段13が左側・右側の図柄停止スイッチ装置2のオン信号を無効化すると読替えれば、図柄可変表示装置1の左側・右側の図柄表示機構が自動停止要素となることは理解できるであろう。
【0029】
又、図5に示すように、第1実施形態ではa図に示すように、時刻T1における球投入スイッチ装置4からの球投入信号により制御処理を開始し、時刻T2における遊技開始スイッチ装置3からの遊技開始信号により図柄可変処理と共に抽選処理を行い、時刻T3で抽選手段10の抽選処理結果が当りとなり、その後の時刻T4において図柄自動当り停止スイッチ装置5からのオン信号(図柄自動停止信号)により選択図柄当り停止制御手段9が図柄自動停止処理を実行したが、b図に示すように球投入スイッチ装置4からの球投入信号が入力された時刻T1から抽選手段10の抽選処理結果が当りとなる時刻T3までの間に図柄自動当り停止スイッチ装置5からの図柄自動停止信号が入力された場合には、この自動停止信号を制御装置7が保持しておき、抽選手段10の抽選結果の当りが確定(時刻T3)してから選択図柄当り停止制御手段9が図柄自動停止処理を実行してもよく、抽選手段10の抽選結果が外れの場合は無効化手段13が図柄自動当り停止スイッチ装置5からの自動停止信号を無効化すればよい。上記自動停止信号の保持は少なくとも制御装置7の制御処理の1サイクルが終了するまでに破棄されればよい。
【0030】
又、カウンタ及び時間に関する処理については、制御装置7のコンピュータの動作に必要な基準計数用のクロック信号を分周するハードカウンタ方式及びハードタイマ方式としてもよい。
【0031】
又、図柄可変表示装置1はデジタル表示装置や液晶やLED又はCRT或いはプラズマディスプレイであっても良い。
【0032】
図1では球式スロットマシンとして説明したが、メダル式スロットマシンにも適用できる。
【0033】
図6は本発明の第2実施形態を示す。制御装置25は、図1の有効判定手段8に相当するタイミング判定手段26を備える特徴がある。タイミング判定手段26は、抽選手段10の抽選処理結果が外れである場合には、図柄自動当り停止スイッチ装置5からのオン信号の受付を無効化することは有効判定手段8と同じである。抽選手段10の抽選処理結果が当りである場合には、図柄表示機構29での抽選された当り図柄27を基準とする所定コマ数の図柄が図柄視認領域31の当りライン28と対応する状態において、遊技者が図柄自動当り停止スイッチ装置5を操作することにより、図柄自動当り停止スイッチ装置5からのオン信号が制御装置25に入力されると、タイミング判定手段26は図柄自動当り停止スイッチ装置5からのオン信号を有効信号として扱う。そして、選択図柄当り停止制御手段9が図柄自動当り停止スイッチ装置5からのオン信号の入力タイミングを契機として図柄可変表示装置1の図柄をリーチ状態となるように停止制御する。
【0034】
当り図柄27の所定範囲とは、「7」なる当り図柄27と仮定した場合、矢印X方向に図柄可変中の左側の図柄表示機構29において、当り図柄27を基準として所定コマ数、例えば4コマ目のハート図柄30までの範囲である。例えば、中央横方向の当りライン28にハート図柄30が対応する時刻t1から当りライン28に当り図柄27が対応する時刻t2までの所定時間範囲32内に、遊技者が図柄自動当り停止スイッチ装置5を操作すれば、タイミング判定手段26は図柄自動当り停止スイッチ装置5から出力されたオン信号(図柄自動停止信号)が所定時間範囲32内に入力されたことを判定し、判定結果としてのオン信号を選択図柄当り停止制御手段9に出力するので、2つの図柄表示機構29;29の「7」なる当り図柄27が揃ったリーチ状態となる。
【0035】
タイミング判定手段26は、図柄自動当り停止スイッチ装置5からのオン信号が制御装置25に入力されたタイミングと、各図柄表示機構29からの原点信号又は回転位置信号とを照合することで、入力タイミングが所定時間範囲32内であるかを判定し、抽選処理結果に従うか反するかを確定する。タイミング判定手段26は、入力タイミングが所定時間範囲32内であった場合には、図柄自動停止信号を有効として選択図柄当り停止制御手段9に出力し、選択図柄当り停止制御手段9が図柄当り停止処理を実行し、図柄がリーチ停止する。入力タイミングが所定範囲外であった場合には、図柄自動停止信号を所定範囲外として選択図柄当り停止制御手段9に出力し、選択図柄当り停止制御手段9が図柄外れ停止処理を実行し、図柄が外れ停止する。
【0036】
制御装置7は、抽選手段10から当り信号が入力されると、左側表示領域17を駆動し、報知手段6の左側表示領域17が点灯又は点滅又は消灯する。よって、遊技者は抽選処理結果の当りを認識でき、左側の図柄を注視した状態で停止操作を行うことになる。
【0037】
要するに、第2実施形態によれば、球がスロットマシン内に投入され、遊技者が遊技開始スイッチ装置3を操作した後に、遊技者が全部の図柄を普通の図柄停止スイッチ装置2の操作で手動停止させる代わりに、当り図柄27を基準とする所定コマ数までの図柄が当りライン28と対応する間に、遊技者が図柄自動当り停止スイッチ装置5を操作することにより、選択図柄当り停止制御手段9が制御装置7に設定された抽選手段10や選択図柄停止制御テーブル11及び図柄テーブル12更に図柄配列記憶部等の要素を使用した処理手順に従って図柄可変表示装置1の最後に停止する以外の図柄を当り図柄27に停止制御し、図柄可変表示装置1の図柄がリーチ停止する。次に、当り図柄27を基準とする所定コマ数までの図柄が当りライン28と対応する間に、遊技者が図柄可変表示装置1の最後に停止する図柄に対応する図柄停止スイッチ装置2を操作すると、制御装置7が図柄可変表示装置1の最後に停止する図柄を当り図柄27に停止制御し、図柄可変表示装置1の図柄が当り停止し、当り遊技が確定する。これによって、図柄自動当り停止スイッチ装置5と図柄停止スイッチ装置2との所定範囲での操作つまり目押し回数が減少するので、初心者であっても当りを成立させ易くなり、遊技性が向上する。
【0038】
第2実施形態では、遊技者は左側の図柄を見て停止操作していたが、タイミング判定手段26が中央の図柄表示機構29又は右側の図柄表示機構29における当り図柄27が所定時間範囲32内にあるか否かを判定するようにし、これに伴って制御装置25が報知手段6の中央表示領域18又は右側表示領域19を表示駆動すれば、遊技者が中央又は右側の図柄を停止操作するようにできることは可能である。
【0039】
又、図柄自動当り停止スイッチ装置5からのオン信号が上述の所定時間範囲32内で制御装置25に取込まれた場合に、選択図柄当り停止制御手段9に相当する全図柄当り停止制御手段を用いて、全ての図柄を当り図柄27に停止制御するようにしてもよい。選択図柄停止制御テーブル11に相当する全図柄停止制御テーブルの制御内容は、3つの図柄を所定時間間隔で順次停止するか、又は、3つの図柄を異なる時間間隔で順次停止するか、或いは、2つの図柄を同時に停止後に1つの図柄を停止するか、又は、1つの図柄を停止後に2つの図柄を同時に停止するか、或いは、3つの図柄を同時に停止する等が考えられる。この場合、3つの図柄を所定時間間隔で順次停止する制御と、3つの図柄を異なる時間間隔で順次停止する制御と、2つの図柄を同時に停止後に1つの図柄を停止する制御とは、リーチを経由する当りとなる。又、1つの図柄を停止後に2つの図柄を同時に停止する制御と、3つの図柄を同時に停止する制御とは、リーチを経由しないでそのまま当りとなる。
【0040】
図7を参照し、第1・第2実施形態の図柄自動当り停止スイッチ装置5、報知手段6が設けられたスロットマシンについて説明する。スロットマシンは、外枠に片開き自在に取り付けられた前枠35、前枠35に取り付けられたガラス又は合成樹脂よりなるパネル36、パネル36に形成された図柄視認領域31の裏側に配置された図柄可変表示装置1、パネルよりも下側に設けられた上皿装置37、上皿装置37よりも下側に配置された下皿装置38を有する。パネル36の図柄視認領域31には、複数の当りライン28が表示され、その下側に報知手段6が設けられる。上皿装置37には、図柄自動当り停止スイッチ装置5の自動自動停止釦21、遊技開始スイッチ装置3、複数の図柄停止スイッチ装置2、球投入スイッチ装置4が設けられる。
【0041】
第1・第2実施形態では報知手段6をスロットマシンの前面に組込んで遊技者から見やすくしたが、報知手段6の表示領域17〜19に相当する表示灯で図柄可変表示装置1の左側・中央・右側の各図柄表示機構の図柄を照明するか、又は、表示灯を図柄自動停止釦21に組込んで発光するか、又は、表示灯を図柄自動停止釦21周りに組込んで発光するようにしてもよい。又、報知手段6を回転表示式や回転発光表示式としてもよく、報知手段6をスピーカや駆動回路で構成して音声やメロディで報知してもよい。又、図柄自動停止釦21を上皿装置37の前面に設けられた図柄停止スイッチ装置2の操作部(釦又はレバー)と読替えれば、当該操作部を表示灯で表示することが可能であることは理解できるであろう。
【0042】
図8は本発明の第3実施形態に係る抽選手段50と選択図柄停止制御手段51とを示す。抽選手段50はカウンタ52を備え、図柄の止め方と停止図柄の種類とを決定する。選択図柄停止制御手段51は番号毎に図柄停止制御プログラムと図柄の種類とが1組ずつ併記された制御図柄テーブル53を備える。制御図柄テーブル53の制御内容は、図2の選択図柄停止制御テーブル11の制御内容と図3の図柄テーブル12の図柄種類とを組合せて記述する。すなわち、番号▲1▼に対応する制御内容は、図柄停止制御テーブルの番号▲1▼に相当する制御プログラムと図柄テーブル12の番号▲1▼に相当する図柄の種類とを用いて、図柄可変表示装置1の最後に停止する以外の図柄を当り図柄となるように自動的に停止制御し、最後に停止する以外の図柄をリーチ停止する。そして、図柄可変表示装置1の最後に停止する図柄は対応する図柄停止スイッチ装置2の人為的操作を契機として制御装置が停止制御する。番号▲2▼に対応する制御内容は、第1選択図柄停止制御テーブルの番号▲2▼に相当する制御プログラムと図柄テーブル12の番号▲1▼に相当する図柄の種類とを用いて、図柄可変表示装置1の最後に停止する以外の図柄を当り図柄となるように自動的に停止制御し、最後に停止する以外の図柄をリーチ停止する。そして、図柄可変表示装置1の最後に停止する図柄は対応する図柄停止スイッチ装置2の人為的操作を契機として制御装置が停止制御する。番号▲3▼以下は略しているが、この番号を増やして図柄可変表示装置1の止め方や停止図柄のパターンを増やすことができる。つまり、抽選処理及び決定処理に用いるカウンタの数は少なくとも1つ以上あればよい。
【0043】
図9は本発明の第4実施形態に係る制御図柄テーブル53、第2制御図柄テーブル54を示す。選択図柄停止制御手段55は図9の制御図柄テーブル53に加え、書換可能な第2制御図柄テーブル54、書換内容を選択する書換カウンタ56を備えるものであって、所定条件を契機に制御図柄テーブル53に基づいて第2制御図柄テーブル54の内容を書換える。この書換処理は、電源投入時、リセット操作時、大当りゲーム終了時を契機として実行され、書換カウンタ56により読取られた乱数により図柄の止め方や停止図柄の種類を制御図柄テーブル53より抽出し、その抽出情報を第2制御図柄テーブル54にテーブル番号500から順に格納する処理である。つまり、書換処理では、制御図柄テーブル53に固定的に記録された図柄の止め方や停止図柄の種類を書換カウンタ56の値により選択し、その選択情報を第2制御図柄テーブル54のテーブル番号に順次に割付けるというように、第2制御図柄テーブル54の内容が決定される。第2制御図柄テーブル54への制御図柄情報の格納順序は下から上でも良い。これによって、上記所定条件毎に、第2制御図柄テーブル54に格納された制御内容が変わるので、遊技者が体感機等を使用して当りの発生する周期を狙い打ちするような不正行為を防止できる。不正防止としては、第1・第2・第3・第4実施形態で抽選処理に用いたカウンタの所定周期を上記所定条件毎に変更するようにしても当りの発生する周期を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す構成図。
【図2】 同実施形態の選択図柄停止制御テーブルを示す図表。
【図3】 同実施形態の図柄テーブルを示す図表。
【図4】 同実施形態のフローチャート。
【図5】 同実施形態のタイミングチャート。
【図6】 第2実施形態を示す構成図。
【図7】 第1・第2実施形態のスロットマシンの正面図。
【図8】 第3実施形態を示す構成図。
【図9】 第4実施形態を示す構成図。
【符号の説明】
5 図柄自動停止スイッチ装置
6 報知手段
9 選択図柄当り停止制御手段
Claims (2)
- 異なる複数の図柄を有する図柄列を3列以上で可変表示する図柄可変表示装置と、図柄可変表示装置の図柄列に対応する個数であって遊技者による図柄停止操作で図柄停止信号を個別に出力する複数の図柄停止スイッチ装置と、遊技者による図柄自動停止操作で図柄自動停止信号を出力する図柄自動当り停止スイッチ装置と、遊技者による遊技開始操作で遊技開始信号を出力する遊技開始スイッチ装置と、抽選結果を遊技者に報知する報知手段と、図柄停止信号と図柄自動停止信号と遊技開始信号との入力で図柄可変表示装置と報知手段とを制御する制御装置とを備え、制御装置は遊技開始信号により当り外れを決定する抽選処理を実行するとともに図柄可変表示装置の3列以上の図柄列の可変表示を開始し、また、抽選結果が外れの場合に制御装置は図柄自動停止信号を受け付けることなく図柄列に対応する個々の図柄停止信号を受け付けて当該受け付けた個々の図柄停止信号に対応する上記図柄可変表示装置の可変表示中の図柄列を上記抽選結果の外れを反映すべく当り図柄以外の図柄となるように停止し、また、抽選結果が当りの場合に制御装置は報知手段を駆動して抽選結果の当りを遊技者に報知するとともに図柄可変表示装置の最後に停止する以外の複数の図柄列に対応する図柄停止信号を受け付けることなく図柄自動停止信号を受け付けて図柄可変表示装置の可変表示中の最後に停止する図柄列以外の複数の図柄列を同じ当り図柄に揃うリーチ状態となるように停止し、また、制御装置は上記図柄可変表示装置のリーチ状態後に最後に停止する図柄列に対応する図柄停止信号を抽選結果の当り図柄を基準とする所定範囲内に受け付けた場合に図柄可変表示装置の最後に停止する図柄列を上記リーチ状態で停止した当り図柄と同じ当り図柄に停止し、さらに、制御装置は上記図柄可変表示装置のリーチ状態後に最後に停止する図柄列に対応する図柄停止信号を抽選結果の当り図柄を基準とする所定範囲外で受け付けた場合に図柄可変表示装置の最後に停止する図柄列を上記リーチ状態で停止した当り図柄以外の図柄に停止することを特徴とするスロットマシン。
- 抽選結果が当りでありかつ図柄可変表示装置の3列以上の図柄列が可変表示した状態において図柄自動停止信号を抽選結果の当り図柄を基準とする所定範囲内に受け付けた場合に制御装置は図柄可変表示装置の最後に停止する図柄列以外の複数の図柄列を同じ当り図柄に揃うリーチ状態となるように停止し、また、抽選結果が当りでありかつ図柄可変表示装置の3列以上の図柄列が可変表示した状態において制御装置は図柄自動停止信号を抽選結果の当り図柄を基準とする所定範囲外に受け付けた場合に図柄可変表示装置の最後に停止する図柄列以外の複数の図柄列を上記抽選結果の外れを反映すべく当り図柄以外の図柄となるように停止することを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
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