JP2004305463A - スロットマシン - Google Patents

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宏之 菅原
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Abstract

【課題】特定図柄態様の成立を許可する抽選確率を変化させることにより、遊技性を高めることができるスロットマシンを提供する。
【解決手段】抽選確率設定手段63は、予め設定された所定数のメダルを投入した際に、小当り態様とアシスト態様の成立を許可する抽選手段62の抽選確率を通常よりも高確率に設定し、また、予め設定された所定数のメダルを投入した際に、その所定数に対応付けられた大当り態様、小当り態様、アシスト態様の成立を許可する抽選手段62の抽選確率を、この抽選確率設定手段63が作動していない通常状態での抽選確率よりも高確率に設定する。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスロットマシンに関し、特に、図柄変動後の停止図柄として特定図柄態様が成立することを許可するか否か抽選する抽選確率を変化させるようにしたスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1枚又は2枚又は3枚のメダルを投入し、次に、スタートレバーを操作して停止している3つリールを回転させ、次に、回転している各リールを対応するストップボタンを操作して停止させて、各回のゲームを行うスロットマシンが種々実用に供されている。各リールには複数種類の図柄が印されており、3つのリールが回転停止して表示される停止図柄として、例えば、特別図柄態様、小役図柄態様、外れ図柄態様の何れかが成立する。
【0003】
例えば、図柄「7」が一列に並ぶと特別図柄態様が成立し、その成立により所定期間に亙って所謂ビッグボーナス[BB]が発生して、その[BB]ゲームを消化することにより遊技者は数100 枚程度のメダルを獲得することができ、また、図柄「ベル」が一列に並ぶと小役図柄態様が成立し、その成立により遊技者は数枚〜10数枚のメダルを獲得することができる。
【0004】
各ゲームにおいて、メダルが投入された状態でスタートレバーを操作すると内部抽選が行われ、その抽選の結果、例えば、特別フラグ、小役フラグ、外れフラグの何れかが設定され、その設定フラグに基づいて3つのリールが停止制御されて、設定フラグに対応する図柄態様を成立させることが可能になる。設定されていないフラグに対応する図柄態様については、タイミングを図ってストップボタンを操作(所謂目押し)しても成立させることは不可能となる。
【0005】
ところで、一般的なスロットマシンにおいては、特別図柄態様等の成立を許可するか否か抽選する抽選確率を、人為的に複数段階(設定1〜設定6の何れか)に変更できるようになっていて、その抽選確率は設定値が小さいほど低くなり(例えば、メダルを3枚投入したとき、特別図柄態様の成立を許可する抽選確率が、設定6で1/250 程度、設定1で1/400 程度)、メダルの投入枚数が少ないほど低くなる(例えば、設定6のとき、特別図柄態様の成立を許可する抽選確率が、投入枚数3枚で1/250 程度、投入枚数1枚で1/1000程度)。
【0006】
ここで、特許文献1には、サービス遊技状態では、メダルを1枚投入した場合の入賞の為の抽選確率を、通常遊技状態における最大投入枚数(3枚)時の最も有利な抽選確率と同一となるように設定する技術が開示されている。
特許文献2には、メダルの投入枚数によって入賞フラグ成立報知装置からの入賞フラグ成立の報知に違いを設けた技術が開示されている。
【0007】
【特許文献1】特開2001−129159号公報
【特許文献2】特開2001−170253号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のスロットマシンにおいては、前述のように、特別図柄態様等の成立を許可する抽選確率は、メダル投入枚数が少ないほど低くなるが、こうした抽選確率の基本的な変更を行うだけでは、メダル投入枚数を少なくして遊技するメリットが殆どなく斬新さに欠け、遊技性を高めることができないという問題がある。
【0009】
特許文献1のように、メダルを1枚投入した場合の入賞の為の抽選確率を、通常遊技状態における最大投入枚数(3枚)時の最も有利な抽選確率と同一となるように設定するものでは、メダル投入枚数が少ない程、抽選確率を有利にするというものではなく、結局、メダル投入枚数を少なくして遊技するメリット、斬新さ、遊技性を高めること、等に限界がある。
【0010】
また、特許文献1の技術では、メダルを2枚、3枚投入した場合に抽選確率を有利にするというものではなく、メダルを1枚投入した場合にだけ前記抽選確率を有利にするものであり、その抽選確率が有利になる入賞の対象も決まっているため、その点遊技性に乏しいものとなる。
【0011】
尚、従来のスロットマシンでは、種々の利益状態を発生させるものがあるが、この利益状態を常時発生させ、また、発生した遊技状態が永久に続くのでは、その利益状態の価値が非常に低いものとなり、遊技性に乏しいものとなる。また、利益状態によってはその有利さを報知しなければ遊技に反映できないものもあり、こうした報知がなされなければ遊技者に非常に酷なものとなり、更に、その報知が単純なものであれば、その報知面で遊技性に乏しいものとなる。
【0012】
本発明の目的は、特定図柄態様の成立を許可する抽選確率を投入された遊技媒体数が少ない方を高確率に設定し、また、遊技媒体の投入数と対応付けて予め設定された複数種類の特定図柄態様の何れかの成立を許可する抽選確率を通常よりも高確率に設定する抽選確率設定手段を設けることにより、遊技性を高めることができるスロットマシンを提供すること、等である。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1のスロットマシンは、複数種類の図柄を変動表示する図柄表示手段と、遊技媒体を投入する為の媒体投入手段と、遊技媒体が投入された状態で複数種類の図柄の変動を開始させる変動開始手段と、変動中の図柄を停止させる変動停止手段と、変動後の停止図柄として特定図柄態様が成立した場合に遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段とを備えたスロットマシンにおいて、前記媒体投入手段で遊技媒体が投入されたことを条件に、前記特定図柄態様が成立することを許可するか否か抽選する抽選手段と、前記媒体投入手段で予め設定された所定数の遊技媒体を投入した際に、前記特定図柄態様の成立を許可する抽選手段の抽選確率を、前記所定数よりも多い数の遊技媒体を投入した際の抽選確率よりも高確率に設定する抽選確率設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0014】
通常、特定図柄態様の成立を許可する抽選確率は、投入された遊技媒体数(投入媒体数)が少ないほど低確率になるが、抽選確率設定手段が作動した場合、媒体投入手段で予め設定された所定数の遊技媒体を投入した際に、特定図柄態様の成立を許可する抽選手段の抽選確率が、前記所定数よりも多い数の遊技媒体を投入した際の抽選確率よりも高確率に設定されるため、遊技者に非常に有利な状態になる。そして、この抽選確率設定手段が作動する場合と作動しない場合とに切換わるようにして、遊技性を高めることが可能になる。
【0015】
請求項2のスロットマシンは、複数種類の図柄を変動表示する図柄表示手段と、遊技媒体を投入する為の媒体投入手段と、遊技媒体が投入された状態で複数種類の図柄の変動を開始させる変動開始手段と、変動中の図柄を停止させる変動停止手段と、変動後の停止図柄として複数種類の特定図柄態様の何れかが成立した場合に特定図柄態様の種類に応じた遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段とを備えたスロットマシンにおいて、前記媒体投入手段で遊技媒体が投入されたことを条件に、前記複数種類の特定図柄態様の何れかが成立することを許可するか否か抽選する抽選手段と、各特定図柄態様の成立を許可する抽選手段の抽選確率を設定する抽選確率設定手段であって、前記媒体投入手段で予め設定された所定数の遊技媒体を投入した際に、その所定数に対応付けられた特定図柄態様の成立を許可する抽選手段の抽選確率を、この抽選確率設定手段が作動していない通常状態での抽選確率よりも高確率に設定する抽選確率設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0016】
通常、特定図柄態様の成立を許可する抽選確率は、投入された遊技媒体数(投入媒体数)が少ないほど低確率になるが、抽選確率設定手段が作動した場合、媒体投入手段で予め設定された所定数の遊技媒体を投入した際に、その所定数に対応付けられた特定図柄態様の成立を許可する抽選手段の抽選確率が、この抽選確率設定手段が作動していない通常状態での抽選確率よりも高確率に設定されるため、遊技者に非常に有利な状態になる。
【0017】
また、抽選確率設定手段が作動した場合、遊技者が投入媒体数を幾つにするか決定することにより、抽選手段の抽選確率を通常よりも高確率にする対象(特定図柄態様)を自由に選択できるように構成することができる。そして、この抽選確率設定手段が作動する場合と作動しない場合とに切換わるようにして、遊技性を高めることが可能になる。
【0018】
請求項1,2の発明においては、次のように構成してもよい。
前記抽選確率設定手段を作動させるか否か抽選する作動抽選手段を設ける(請求項3)。抽選確率設定手段を常時作動させるのではなく、作動抽選手段による抽選で当選した場合に作動させることで、抽選確率設定手段が作動した場合の価値を高めることができる。
【0019】
前記特定図柄態様は、その成立により所定期間に亙って遊技者に有利な特別遊技状態にする特別図柄態様を含み、その特別図柄態様が成立したことを条件に前記抽選確率設定手段が作動する(請求項4)。抽選確率設定手段を常時作動させるのではなく、特別図柄態様が成立したことを条件に作動させることにより、抽選確率設定手段が作動した場合の価値を高めることができる。
【0020】
前記抽選確率設定手段が作動したことを報知する報知手段を設ける(請求項5)。遊技者は、抽選確率設定手段が作動したことを知り、前記抽選確率が有利になる数の遊技媒体を投入して遊技できるように構成することができる。
【0021】
前記抽選確率設定手段が作動することにより、遊技媒体の投入数に応じて高くなる抽選確率に関する情報を報知する報知手段を設ける(請求項6)。遊技者は、遊技媒体の投入数に対応付けて高くなる抽選確率の情報を知り、前記抽選確率が有利になる数の遊技媒体を投入して遊技することができる。
【0022】
前記報知手段は複数種類の異なる報知内容の何れかで報知可能であると共に、その報知に供する報知内容を抽選により決定する報知内容抽選手段を設ける(請求項7)。抽選確率設定手段が作動したことを、複数種類の異なる報知内容のうち、報知内容抽選手段で抽選により決定された報知内容で報知することにより、この報知の面から遊技性を高めることができる。
【0023】
前記抽選確率設定手段が作動する作動期間を制限する作動制限手段を設ける(請求項8)。抽選確率設定手段を永遠に作動させるのではなく、その作動期間を制限することにより、抽選確率設定手段が作動した場合の価値を高めることができる。
【0024】
前記抽選確率設定手段が作動している状態では、所定数の遊技媒体が投入された場合に前記特定図柄態様の成立が有効となる図柄表示手段上の有効ラインの数を、抽選確率設定手段が作動していない状態よりも増やすように構成する(請求項9)。前記所定数は、例えば、1回のゲームで投入可能な最大遊技媒体数よりも小さな数である。
【0025】
所定数の遊技媒体が投入された場合に図柄表示手段上の有効ラインの数を、抽選確率設定手段が作動していない状態よりも増やすことにより、抽選手段の抽選により特定図柄態様の成立が許可された場合には、その特定図柄態様を成立させ易くなる。また、以上のように有効ラインの数を増やすことにより表示上で、抽選確率設定手段が作動していることを報知する機能もある。
【0026】
前記複数種類の特定図柄態様は、その成立により一定期間、遊技者に有利な大当り状態にする大当り図柄態様、大当り状態よりも程度の低い小当り状態にする小当り図柄態様、遊技媒体を所定数獲得できる小役図柄態様を成立させる為の図柄停止操作をアシストするアシスト発動図柄態様、図柄を停止させる際の滑り制御を無制御とする無制御発動図柄態様、遊技媒体を投入することなく次のゲームを行うことができる再遊技図柄態様を成立させる確率を高くする再遊技発動図柄態様、のうちの少なくとも1つの図柄態様を含む(請求項10)。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、遊技者が1枚又は2枚又は3枚のメダル(遊技媒体)を投入し、次に、スタートレバーを操作して停止している3つのリールを回転させ、次に、回転している各リールを対応するストップボタンを操作して停止させて、各回のゲームを行うスロットマシンに、本発明を適用した場合の例である。
【0028】
図1〜図3に示すように、スロットマシン1は収容ケース2(筐体)を備え、この収容ケース2の内部に、3つの(左、中、右)リール3〜5が設けられている。これらリール3〜5は回転軸心が左右方向向きになるようにして左右に並設されている。図4に示すように、各リール3〜5の外周面には複数(例えば、21個)の複数種類の図柄(例えば、「7(赤)」、「7(白)」、「BAR」、「ベル」、「R」、「A」)が印されている。
【0029】
収容ケース2は、前方が開放したケース本体6と、ケース本体6に上下軸心回りに回動可能に連結されてケース本体6の前側を開閉可能な開閉ドア7とを有する。開閉ドア7には、その上前面部に上部ランプ10,11と演出表示器12が設けられ、中段部分に前方へ張出す中段フレーム13が設けられ、演出表示器12と中段フレーム13の間に表示板14が設けられている。尚、演出表示器12として、液晶ディスプレイやLEDディスプレイ等が適用される。
【0030】
表示板14には、3つのリール3〜5の複数の図柄を表示する為の3つの表示窓15が形成され、表示窓15の左側に、メダル投入ランプ16〜20、スタートランプ21が設けられ、表示窓15の右側に、ビッグランプ22、レギュラーランプ23、リプレイランプ24、ウエイトランプ25、インサートランプ26が設けられ、表示窓15の下側に、貯留枚数表示器27、特別遊技表示器28、獲得枚数表示器29が設けられている。尚、表示板14を液晶ディスプレイやLEDディスプレイで構成してもよい。
【0031】
中段フレーム13の上面部側には、精算ボタン30、1枚投入ボタン31、2枚投入ボタン32、3枚投入ボタン33、メダル投入口34が設けられ、中段フレーム13の前面部側には、スタートレバー35、3つのストップボタン36〜38が設けられている。開閉ドア7の下部には、スピーカ40、メダル払出口41、メダル受皿42が設けられている。
【0032】
図2、図3に示すように、ケース本体2の内部には、上半部に、主制御基板50、副制御基板51、外部集中端子基板52、リールユニット53が設けられ、下半部に、メダル払出装置57、電源ユニット58が設けられている。電源ユニット58には、電源SW58a、設定キーSW58b、リセットSW58cが設けられている。
【0033】
リールユニット53は、リール3〜5、リール3〜5を夫々回転させる駆動モータ3a〜5a、駆動モータ3a〜5aを駆動するモータ駆動回路55、リール3〜5の回転位置を夫々検出する位置検出センサ3b〜5b、リール3〜5の内側に設けられた複数(例えば、9つ)のバックランプ56を備えている。
【0034】
尚、リールユニット53が、複数種類の図柄を変動表示する図柄表示手段に相当し、投入ボタン31〜33とメダル投入口34が、メダルを投入する為の媒体投入手段に相当し、スタートレバー35が、メダルが投入された状態で複数種類の図柄の変動を開始させる変動開始手段に相当し、3つのストップボタン36〜38が、変動中の図柄を停止させる変動停止手段に相当する。
【0035】
図3に示すように、主制御基板50にはCPU50aとROM50bとRAM50cとを含むマイクロコンピュータが設けられ、副制御基板51にもCPU51aとROM51bとRAM51cとを含むマイクロコンピュータが設けられている。これら主制御基板50と副制御基板51は複数の信号線を介して接続され、これら制御基板50,51に電源ユニット58から電力が供給される。
【0036】
主制御基板50には、精算ボタン20が操作されたことを検出する精算SW20a、1枚〜3投入ボタン31〜33が操作されたことを夫々検出する1枚〜3投入SW31a〜33a、メダル投入口34から投入されたメダルを検出する投入口SW33a、スタートレバー35が操作されたことを検出するスタートSW35a、ストップボタン36〜38が操作されたことを夫々検出するストップSW36a〜38aが接続されている。
【0037】
また、主制御基板50には、外部集中端子基板52、リールユニット53の位置検出センサ3b〜5bとモータ駆動回路55、表示板14に設けられた表示器27〜29とランプ群16〜26、メダル払出装置57が接続されている。
副制御基板51には、上部ランプ10,11、演出表示器12、スピーカ40リールユニット53の複数のバックランプ56が接続されている。
【0038】
次に、このスロットマシン1の基本的な遊技説明を行う。
先ず、ゲームを開始するにあたって、インサートランプ26が点灯している状態で、遊技者は1枚又は2枚又は3枚のメダルをメダル投入口34から手入れにより投入する。また、このスロットマシン1にはメダルを最大で所定枚数(例えば、50枚)まで貯留(クレジット記憶)することができ、メダルの貯留がある場合にその貯留メダルから、1枚投入ボタン31を操作して1枚のメダルを投入し、2枚投入ボタン32を操作して2枚のメダルを投入し、3枚投入ボタン33を操作して3枚のメダルを投入することができるように、複数種類のメダル投入枚数に夫々対応した複数の投入ボタンを設けている。
【0039】
ここで、清算ボタン30を操作することにより、貯留モードと非貯留モードが交互に切り換わり、貯留モードの場合にメダルの貯留が可能となり、貯留メダル枚数が貯留枚数表示器27に表示される。メダルの貯留は、前記所定枚数を上限として、貯留モードのときにメダルを獲得した場合と、メダルが3枚投入された状態でメダルをメダル投入口34から手入れした場合に行われ、このとき、メダルが前記所定枚数貯留された状態ではメダル受皿42に払い戻される。
【0040】
図5に示すように、3つの表示窓14に亙って5本の入賞ライン59a〜59eが設定されており、後述の抽選確率設定手段63が作動していない状態では、投入されたメダルが1枚の場合にメダル投入ランプ18が点灯して1本の入賞ライン59aが有効化され、2枚の場合にメダル投入ランプ17〜19が点灯して3本の入賞ライン59a〜59cが有効化され、3枚の場合にメダル投入ランプ16〜20が点灯して5本全ての入賞ライン59a〜59eが有効化される。
【0041】
1枚又は2枚又は3枚のメダルが投入されるとスタートランプ21が点灯し、この状態で、遊技者がスタートレバー35を操作すると、停止しているリール3〜5が回転を開始してゲームが開始され、表示窓15には複数種類の図柄が変動表示される。尚、スタートレバー35を操作した時に前回のゲーム開始時から一定時間(例えば、5秒程度)経過していない場合には、ウエイトランプ25が点灯し、その一定時間経過後にリール3〜5が回転を開始する。
【0042】
その後、リール3〜5が一定速度で回転する定常状態で、ストップボタン36〜38を操作すると、操作したストップボタン36〜38に対応するリール3〜5が停止する。ストップボタン36〜38が操作されなかった場合でも、スタートレバー35の操作時から一定時間(例えば、30秒)経過すると、リール3〜5は自動的に停止する。全リール3〜5が回転停止して、表示窓14に表示される変動後の3行3列計9つの停止図柄のうち、有効化した入賞ライン上に並ぶ3つの停止図柄として、図6に示す、大当り態様、小当り態様、小役態様1、小役態様2、リプレイ態様、アシスト態様、外れ態様の何れかが成立する。
【0043】
図6に示すように、大当り態様「7(赤)・7(赤)・7(赤)」と「7(白)・7(白)・7(白)」と小当り態様「BAR・BAR・BAR」が成立した場合は夫々15枚のメダルを獲得でき、小役態様1「ベル・ベル・ベル」が成立した場合は12枚のメダルを獲得でき、小役態様2「チェリー・−・−」が成立した場合は2枚のメダルを獲得でき、夫々、獲得したメダル枚数は獲得枚数表示器29に表示される。リプレイ態様「R・R・R」が成立した場合、リプレイランプ24が点灯して、メダルを投入しなくても、今回のゲームと同じ枚数のメダルが投入されたものとして次のゲームが再遊技可能になる。
【0044】
また、大当り態様が成立した場合には、所謂ビッグボーナス[BB]が発生し、図7に示すように、特別ゲームを最大で30ゲーム実行可能となり、この特別ゲームにおいて、 JAC IN 態様(例えば、通常時のリプレイ態様)が成立すると、特別ゲームとは別に「ボーナス」が開始される。1回の[BB]では「ボーナス」を最大で3セット実行可能になる。各「ボーナス」ではボーナスゲームを最大で12ゲーム実行可能となり、ボーナスゲームを12ゲーム消化するか、特別小役態様(例えば、通常時のリプレイ態様)が成立したボーナスゲームを8ゲーム消化すると、「ボーナス」は終了する。そして、特別ゲームを30ゲーム消化するか、又は、「ボーナス」を3セット消化すると、[BB]は終了する。
【0045】
小当り態様が成立した場合には、所謂レギュラーボーナス[RB]が発生して、[BB]の「ボーナス」に相当する状態となり、ボーナスゲームを最大で12ゲーム実行可能となる。そして、ボーナスゲームを12ゲーム消化するか、又は、特別小役態様が成立したボーナスゲームを8ゲーム消化すると、[RB]は終了する。この[BB]と[RB]が発生している状態で、特別遊技表示器28には、消化した(又は残りの)「ボーナス」の数や特別ゲーム数が表示される。
【0046】
ここで、通常遊技状態において、小役態様1「ベル・ベル・ベル」は、遊技者操作によるストップボタン左36、中37、右38の停止操作が抽選結果に対応する停止操作と同じにならない限り成立しない態様である。即ち、抽選手段62で小役態様1となる抽選結果は6種類(遊技者によるストップボタン操作順序が、左→中→右、左→右→中、中→左→右、中→右→左、右→左→中、右→中→左)存在する。このため、抽選手段62が内部的に小役態様1の成立を許可する抽選を行った場合でも、上記6種類のストップボタン36〜38の操作順序の抽選確率を均等とした場合、小役態様1が成立する確率は1/6になる。しかし、アシスト態様「A・A・A」が成立した場合、その後、複数ゲームに亙って「アシストタイム」が発生する。本実施形態のアシストタイムでは、ゲーム開始直後に、演出表示器12にストップボタン36〜38の操作順序が表示された場合、その押し順でストップボタン36〜38を操作すれば、所謂目押しを必要とせずに、小役態様1「ベル・ベル・ベル」を略確実に成立させることができる。
【0047】
本実施形態の場合、小当り態様とアシスト態様が請求項1に記載の特定図柄態様に相当し、大当り態様と小当り態様とアシスト態様が請求項2に記載の特定図柄態様に相当し、以上説明したように、大当り態様、小当り態様、アシスト態様が成立した場合に、遊技者に有利な利益状態である[BB]、[RB]、「アシストタイム」が発生する。
【0048】
次に、主制御基板50に構成されたマイクロコンピュータにより達成される各手段の機能、及び、副制御基板51に構成されたマイクロコンピュータにより達成される各手段の機能について説明する。尚、以下説明する機能達成の為に、主制御基板50のマイクロコンピュータのROMと、副制御基板51のマイクロコンピュータのROM等に制御プログラムが格納されている。
【0049】
図8に示すように、主制御基板50は、メダル投入処理手段60、ゲーム開始処理手段61、抽選手段62、抽選確率設定手段63、作動抽選手段64、作動制限手段65、フラグ設定手段66、リール制御手段67、停止図柄判定手段68、利益状態発生手段69、再遊技手段70、メダル付与手段71を備え、副制御基板51は、表示制御手段80、ランプ制御手段81、音声制御手段82を備えている。
【0050】
メダル投入処理手段60は、メダル投入口34からのメダルの手入れ、またメダルの貯留がある場合には投入ボタン31〜33を操作することにより、3枚以下のメダルの投入を可能にし、投入口SW34a、投入SW31a〜33aからの信号を受けて、投入されたメダルの枚数を計数する。
【0051】
ゲーム開始処理手段61は、リール3〜5が停止している状態で、メダル投入処理手段60により処理された投入メダル枚数が1枚又は2枚又は3枚の場合、スタートレバー35を操作することにより、そのスタートSW35aからの信号を受けてゲーム開始の為の処理を行う。
【0052】
抽選手段62は、メダル投入口34、投入ボタン31〜33によりメダルが投入されたことを条件に、複数種類の特定図柄態様(大当り態様、小当り態様、アシスト態様)を含む図柄態様(大当り態様、小当り態様、小役態様1、小役態様2、リプレイ態様、アシスト態様、外れ態様)の何れかが成立することを許可するか否か抽選する為のものである。
【0053】
この抽選手段62は、図9に示すように、多数の乱数値を順次規則的に又は不規則的に発生させる乱数発生手段62aと、ゲーム開始処理手段61によりゲームが開始される際にスタートレバー35の操作時に乱数発生手段62aで発生した乱数値を取得する乱数取得手段62bと、乱数取得手段62bで取得した乱数値を判定する乱数判定手段62cとを有する。
【0054】
図10に示すように、乱数判定手段62cは、設定6用の第1,第2判定テーブル、設定5用の第1,第2判定テーブル、設定4用の第1,第2判定テーブル、設定3用の第1,第2判定テーブル、設定2用の第1,第2判定テーブル、設定1用の第1,第2判定テーブルを備えている。
【0055】
このスロットマシン1を設置した遊技ホール側は、設定キースイッチを用いて設定1〜6の何れかに人為的に設定でき、その設定値に対応する第1,第2判定テーブルの何れか(例えば、設定6の場合に設定6用第1,第2判定テーブル)が採用され、そのうち、通常遊技状態では、第1判定テーブルが採用される。そして、乱数取得手段62bで取得した乱数値と、採用された判定テーブルの判定用数値とを対比させて、当選役(例えば、図11に示す、大当り、小当り、小役1、小役2、リプレイ、アシスト、外れ、の中の何れか)を決定する。
【0056】
図11(a)は設定6用第1判定テーブルによる抽選確率(各役の当選確率)を、また、図11(b)は設定6用第2判定テーブルによる抽選確率(各役の当選確率)を、夫々メダル投入枚数別(3枚、2枚、1枚)に示した図表である。図11(a)の通常の設定6用第1判定テーブルによる抽選確率について、各役の当選確率は、メダル投入枚数が少ないほど低くなっている。
【0057】
図11(b)の設定6用第2判定テーブルによる抽選確率については、メダルを3枚投入した際の大当り当選確率が、設定6用第1判定テーブルのメダルを3枚投入した際の大当り当選確率よりも高確率に、また、メダルを2枚投入した際の小当り当選確率が、設定6用第1判定テーブルのメダルを3枚及び2枚投入した際の小当り当選確率よりも高確率に、また、メダルを1枚投入した際のアシスト当選確率が、設定6用第1判定テーブルのメダルを3枚及び2枚及び1枚投入した際のアシスト当選確率よりも高確率になっている。
【0058】
更に、図11(b)の設定6用第2判定テーブルによる抽選確率について、小当り当選確率は、メダル枚数を3枚投入するよりも2枚投入する方が高確率に、また、アシスト当選確率は、メダルを3枚及び2枚投入するよりも1枚投入する方が高確率になっている。
【0059】
また、図11(b)の設定6用第2判定テーブルによる、メダルを2枚投入した際の小役1の当選確率が、設定6用第1判定テーブルのメダルを2枚投入した際の小役1の当選確率よりも高確率に、また、メダルを3枚投入した際の小役1の当選確率が、設定6用第1判定テーブルのメダルを2枚及び3枚投入した際の小役1の当選確率よりも高確率になっている。
【0060】
更に、図11(b)の設定6用第2判定テーブルによる抽選確率について、小役1の当選確率は、メダル枚数を3枚及び2投入するよりも1枚投入する方が高確率になっている。尚、設定5用第2判定テーブル〜設定1用第2判定テーブルによる抽選確率についても同様の傾向になっている。
【0061】
次に、図8に示すように、フラグ設定手段66は、抽選手段62の抽選結果を受けて、当選した役(大当り、小当り、小役1、小役2、リプレイ、アシスト、外れ)に対応するフラグ(大当りフラグ、小当りフラグ、小役1フラグ、小役2フラグ、リプレイフラグ、アシストフラグ、外れフラグ)を、フラグ記憶部66aに記憶させて設定する。
【0062】
リール制御手段67は、モータ駆動回路55と駆動モータ3a〜5aを介してリール3〜5を制御し、ゲーム開始処理手段61からのゲーム開始指令を受けてリール3〜5の回転を開始させ、その後、ストップボタン36〜38が操作されることにより、ストップSW36a〜38aからの信号を受けて、操作されたストップボタン36〜38に対応するリール3〜5の回転を停止させる。また、ストップボタン36〜38が操作されなかった場合でも、リール3〜5を回転開始から一定時間(例えば、30秒)経過後に停止させる。
【0063】
ここで、抽選手段62の抽選の結果当選し、その当選役のフラグが設定されると、それに対応する図柄態様の成立が許可(例えば、大当りが当選すると、その大当り(大当りフラグ)に対応する大当り図柄態様の成立が許可)され、リール制御手段67によるリール停止制御では、駆動モータ3a〜5aを駆動制御して、設定されたフラグに対応する図柄態様が有効化した入賞ラインに揃うようにリール3〜5を停止させることを可能にする。
【0064】
尚、大当りフラグ、小当りフラグ、アシストフラグが記憶設定された場合、これらフラグは、大当り態様、小当り態様、アシスト態様が成立するまで記憶保持され、小役1フラグ、小役2フラグ、リプレイフラグ、外れフラグが記憶設定された場合、これらフラグは今回のゲームのみ有効となり、今回ゲーム終了後に記憶消去されるが、小役態様1、小役態様2、リプレイ態様、外れ態様が成立するまで記憶保持されるようにしてもよい。
【0065】
停止図柄判定手段68は停止図柄を判定する為の手段であり、利益状態発生手段69は、大当り態様、小当り態様、アシスト態様が成立した場合に、[BB]、[RB]、アシストタイムを発生させる為の手段であり、再遊技手段70は、リプレイ態様が成立した場合にリプレイ処理を行う為の手段であり、メダル付与手段71は、メダル払出装置57を作動させて、獲得したメダル等のメダルを払い出す処理を行う為の手段である。
【0066】
ここで、抽選確率設定手段63、作動抽選手段64、作動制限手段65について詳しく説明する。
抽選確率設定手段63は、各特定図柄態様(大当り態様、小当り態様、アシスト態様)の成立を許可する抽選手段62の抽選確率を設定するものであって、投入ボタン31〜33、メダル投入口34により予め設定された所定数のメダルを投入した際に、その所定数に対応付けられた特定図柄態様(大当り態様、小当り態様、アシスト態様)の成立を許可する抽選手段62の抽選確率を、この抽選確率設定手段63が作動していない通常状態での抽選確率よりも高確率に設定する為のものである。
【0067】
また、抽選確率設定手段63は、投入ボタン31〜33、メダル投入口34により予め設定された所定数のメダルを投入した際に、特定図柄態様(小当り態様、アシスト態様)の成立を許可する抽選手段62の抽選確率を、前記所定数よりも多い数の遊技媒体を投入した際の抽選確率よりも高確率に設定する為のものである。この抽選確率設定手段63が作動すると、抽選手段62で採用される判定テーブルが、通常の第1判定テーブルから第2判定テーブルに切り換えられて、前記した抽選確率の変更が行われる。
【0068】
例えば、図11(a)(b)に示すように、設定6用第1判定テーブルから設定6用第2判定テーブルに切り換えられると、大当り態様と小当り態様とアシスト態様の成立を許可する、大当りと小当りとアシストの当選確率が通常よりも高確率(投入メダル枚数が3枚の場合の大当り当選確率;1/125 ←1/250,1/500,1/1000、投入メダル枚数が2枚の場合の小当り当選確率;1/125 ←1/250,1/500,1/1000、投入メダル枚数が1枚の場合のアシスト当選確率;1/150 ←1/250,1/500,1/1000)に設定される。
【0069】
また、設定6用第1判定テーブルから設定6用第2判定テーブルに切り換えられると、小当り態様の成立を許可する小当り当選確率が、投入メダル枚数が3枚よりも2枚の方が高確率(1/125 ←1/250 )に設定され、アシスト態様の成立を許可するアシスト当選確率が、投入メダル枚数が3枚,2枚よりも1枚の方が高確率(1/150 ←1/250,1/500 )に設定される。設定5用第1判定テーブル〜設定1用第1判定テーブルから設定5用第2判定テーブル〜設定1用第2判定テーブルへの切り換えによる抽選確率の設定も同様の傾向である。
【0070】
作動抽選手段64は、抽選確率設定手段63を作動させるか否か抽選する為のものである。本実施形態の場合、作動抽選手段64による抽選は、[BB]の終了後、所定の抽選期間(例えば、50ゲーム)内においてのみ行われ、そこで当選した場合に抽選確率設定手段63が作動して、通常の第1判定テーブルから第2判定テーブルに切り換えられる。このように、特定図柄態様である大当り態様が成立したことを条件に作動抽選手段64が作動するようになっている。
【0071】
作動制限手段65は、抽選確率設定手段63が作動する作動期間を制限する為のものである。本実施形態の場合、作動期間は抽選確率設定手段63が作動してから所定ゲーム(例えば、100 ゲーム)としており、その作動期間が終了すると、抽選確率設定手段63が作動停止して、第2判定テーブルから通常の第1判定テーブルに切り換えられる。
【0072】
これら、抽選確率設定手段63、作動抽選手段64、作動制限手段65等により行われる抽選確率設定の為の処理は図12のフローチャート(フローチャート中のSi(i=1、2、3・・・)各ステップを示す)に示すようになる。
即ち、この処理が開始されると、先ず、第1判定テーブル(設定値に応じたものとなる)が採用され(S1)、次に、[BB]が発生して終了すると(S2;Yes )、各ゲーム毎に作動抽選(S3)が行われる。
【0073】
S3の作動抽選で当選しない場合(S4;No)、[BB]終了後から所定の抽選期間(例えば、50ゲーム)が終了したか否か判定され(S5)、抽選期間が終了していない場合には(S5;No)S3へリターンし、抽選期間が終了した場合には(S5;Yes )S2へリターンする。S3の作動抽選で当選した場合には(S4;Yes )、通常の第1判定テーブルに代わって第2判定テーブル(設定値に応じたものとなる)が採用され(S6)、作動報知処理(S7)が行われる。
【0074】
次に、S8において、作動期間(例えば、S4の当選後から100 ゲーム)が終了したか否か判定され、作動期間が終了していない場合には(S8;No)S7へリターンし、作動期間が終了した場合には(S8;Yes )、S1へリターンして第2判定テーブルに代わって通常の第1判定テーブルが採用される。尚、S7の作動報知処理については後で詳細に説明する。
【0075】
次に、図8に示すように、副制御基板51において、表示制御手段80は演出表示器12を制御し、ランプ制御手段81は上部ランプ10,11とバックランプ56を制御し、音声制御手段82はスピーカ41を制御する。
表示制御手段80と演出表示器12が報知手段に相当し、抽選確率設定手段63が作動したことを報知すると共に、抽選確率設定手段63が作動することにより、メダルの投入数に応じて高くなる抽選確率に関する情報を報知する。
【0076】
ここで、表示制御手段80と演出表示器12が行う報知(図12のフローチャートのS7の作動報知処理を含む)について具体例を示して詳述する。
先ず、[BB]終了後、作動抽選手段64による抽選が行われているときには、図13(a)に示すように、演出表示器12に、その抽選の旨;「高確モード移行抽選中」と、残りの抽選ゲーム数;例えば「残り45ゲーム」が表示される。これにより、遊技者の期待感を高めることができる。
【0077】
この作動抽選手段64による抽選で当選すると、図13(b)に示すように、演出表示器12に、抽選確率設定手段63が作動したこと;「高確モード」と、メダルの投入数に応じて高くなる抽選確率に関する情報;「3BET→ビッグ当選確率UP!、2BET→レギュラー当選確率UP!、1BET→アシスト当選確率UP!」と、抽選確率設定手段63が作動する残りのゲーム数;「残り87ゲーム」が表示される。尚、演出表示器12に表示される情報として、上記の文言以外に、キャラクター画像、或いは、文言とキャラクター画像の両方を表示することにより、遊技者に抽選確率に関する情報を表示するようにしてもよい。
【0078】
以上のように、このスロットマシン1は、投入ボタン31〜33、メダル投入口34により予め設定された所定数のメダルを投入した際に、特定図柄態様(小当り態様、アシスト態様)の成立を許可する抽選手段62の抽選確率を、前記所定数よりも多い数のメダルを投入した際の抽選確率よりも高確率に設定する抽選確率設定手段63を備えたものである。通常、小当り態様、アシスト態様の抽選確率は、投入メダル枚数が少ないほど低確率になるが、抽選確率設定手段63が作動した場合、所定数のメダルを投入した際に、特定図柄態様(小当り態様、アシスト態様)の成立を許可する抽選手段の抽選確率が、所定数よりも多い数のメダルを投入した際の抽選確率よりも高確率に設定されるため、遊技者に非常に有利な状態になる。
【0079】
また、抽選確率設定手段63が作動した場合、投入ボタン31〜33、メダル投入口34により予め設定された所定数のメダルを投入した際に、その所定数に対応付けられた特定図柄態様(大当り態様、小当り態様、アシスト態様)の成立を許可する抽選手段62の抽選確率が、この抽選確率設定手段63が作動していない通常状態での抽選確率よりも高確率に設定されるので、遊技者に非常に有利な状態になる。つまり、抽選確率設定手段63が作動した場合、遊技者が投入メダル枚数を幾つにするか決定することにより、抽選手段62の抽選確率を通常よりも高確率にする対象(大当り態様又は小当り態様又はアシスト態様)を自由に選択することができる。そして、この抽選確率設定手段63が作動する場合と作動しない場合とに切換わるようになっているため、斬新なものとなり遊技性を高めることが可能になる。
【0080】
大当り態様が成立したことを条件に、抽選確率設定手段63を作動させるか否か抽選する作動抽選手段64を設け、そこで当選した場合に抽選確率設定手段63が作動するので、抽選確率設定手段63を常時作動させるのではなく、大当り態様が成立し且つ作動抽選手段64による抽選で当選した場合に作動させることで、更に抽選確率設定手段63が作動する作動期間を制限する作動制限手段65を設けることにより、抽選確率設定手段63が作動した場合の価値を高めることができる。
【0081】
抽選確率設定手段63が作動したことを報知し、また、抽選確率設定手段63が作動することにより、投入メダル枚数に応じて高くなる抽選確率に関する情報を報知する、報知手段に相当する演出表示器12と表示制御手段80を設けたので、遊技者は、抽選確率設定手段63が作動したことと、投入メダル枚数に応じて高くなる抽選確率の情報とを知り、前記抽選確率が有利になる数の遊技媒体を投入して遊技することができる。
【0082】
次に、変更形態について説明する。
1]抽選確率設定手段63について
(a)抽選確率設定手段63は、小当り態様やアシスト態様以外の、大当り態様等の特定図柄態様の成立を許可する抽選手段62の抽選確率を、投入メダル枚数が少ない方を高確率に設定するようにしてもよい。
(b)1枚又は2枚又は3枚のメダルを投入して遊技可能なスロットマシンにおいて、抽選確率設定手段63は、所定の特定図柄態様の成立を許可する抽選手段62の抽選確率を、3枚よりも2枚の方を高確率に設定すると共に、2枚よりも1枚の方を高確率に設定するようにしてもよい。
【0083】
(c)大当り態様以外の、小当り態様やアシスト態様等の特定図柄態様が成立したことを条件に、或いは、外れ態様が成立したことを条件に、抽選確率設定手段63が作動するようにしてもよい。
(d)特定図柄態様が成立するのではなく、抽選手段62の抽選により、内部的に大当りや小当りやアシスト、更には外れ等が当選したことを条件に、抽選確率設定手段63が作動するようにしてもよい。
(e)救済措置として、[BB]や[RB]やアシストタイム等の利益状態の発生後、次に利益状態が発生することなく所定ゲーム(例えば、1000ゲーム)経過したことを条件に、抽選確率設定手段63が作動するようにしてもよい。
【0084】
2]作動抽選手段64について
(a)前記実施形態では、作動抽選手段64は大当り態様が成立して[BB]が発生したことを契機に所定ゲーム間作動するが、それ以外に、前記1]で記した各条件が成立することを契機に所定ゲーム間作動するようにしてもよい。
(b)作動抽選手段64が常時作動するようにしてもよい。この場合、作動抽選手段64において、抽選確率設定手段63を作動させる抽選確率が高確率のモードと低確率のモードとに択一的に切り換え可能に構成し、前記各条件が成立したことを契機に所定ゲーム間は高確率モードに切り換えるようにしてもよい。
(c)作動抽選手段64を省略してもよい。この場合、前記各条件が成立したことを契機に、何ら抽選を行うことなく抽選確率設定手段63を作動させる。
【0085】
3]作動制限手段65について
(a)作動制限手段65により制限された、抽選確率設定手段63が作動する作動期間については、図14に示すように、(1)抽選確率設定手段63の作動後所定ゲーム数(例えば、100 ゲーム)消化する迄の期間(前記実施形態)、(2)所定の図柄態様(例えば、大当り態様、小当り態様、アシスト態様等)が成立する迄の期間、抽選手段62により所定役(例えば、大当り、小当り、アシスト)が当選する迄の期間、所定メダル枚数(例えば、3000枚)獲得する迄の期間、の何れかとしてもよい。
(b)前記の場合、(1)〜(4)の期間の何れかを抽選により、或いは、遊技者が自主的に選択して決定するようにしてもよい。
【0086】
4]報知手段について
(a)この報知手段を、前記実施形態の演出表示器12と表示制御手段80、及び/又は、上部ランプ10,11やバックランプ56とランプ制御手段81、スピーカ41と音声制御手段82で構成してもよい。上部ランプ10,11やバックランプ56の点灯(点滅)パターンを変更したり、スピーカ41が鳴らす音(音声)パターンを変更することにより、抽選確率設定手段63が作動したことを報知し、また、投入メダル枚数に応じて高くなる抽選確率の情報を報知するようにしてもよい。
【0087】
(b)図15に示すように、報知手段(表示制御手段80、ランプ制御手段81、音声制御手段82を含む)は複数種類の異なる報知内容の何れかで報知可能であると共に、その報知に供する報知内容を抽選により決定する報知内容抽選手段85を設けてもよい。
【0088】
例えば、報知手段として演出表示器12を用いた場合、報知内容は図16(a)〜(c)の3種類設定されているものとする。図16(a)に示す画面が演出表示器12に表示された場合は、抽選確率設定手段63が作動して高確モードになっていることが確定し、遊技者はその表示を信用し、メダルを3枚投入してビッグ当選確率を上げるか、メダルを2枚投入してレギュラー当選確率を上げるか、メダルを1枚投入してアシスト当選確率を上げるか、の何れにするかを自由に選択して確実に決定することができる。
【0089】
図16(b)に示す画面が演出表示器12に表示された場合は、抽選確率設定手段63が作動して高確モードになっている可能性が大であるが、抽選確率設定手段63が作動していない可能性もある。従って、遊技者はその表示を信用するかしないのか先ず選択することになるが、信用して正しいという確率が高い。そして、抽選確率設定手段63が作動している場合、上記同様にメダル枚数に応じて当選確率を上げることができる。
【0090】
図16(c)に示す画面が演出表示器12に表示された場合は、抽選確率設定手段63が作動して高確モードになっている可能性が小である。従って、遊技者はその表示を信用するかしないのか先ず選択することになるが、信用して正しいという確率は低い。そして、抽選確率設定手段63が作動している場合、上記同様にメダル枚数に応じて当選確率を上げることができる。
【0091】
このように、抽選確率設定手段63が作動したことを、複数種類の異なる報知内容の何れかで報知することにより、この報知の面から遊技性を高めることができる。尚、報知内容抽選手段85による抽選確率については、例えば、図16(d)に示す通りであり、これにより、図16(a)〜(c)の画面が演出表示器12に表示された場合の信頼度が決定される。尚、抽選確率設定手段63が作動していない場合、図16(a)の内容を抽選する抽選確率が0%であるため、図16(a)の内容が表示されれば、抽選確率設定手段63が作動している確率が100%となる。
【0092】
5]抽選確率設定手段63が作動している状態では、所定数のメダルが投入された場合に、大当り態様や小当り態様やアシスト態様等の特定図柄態様を含む各図柄態様の成立が有効となる有効ライン(入賞ライン)の数を、抽選確率設定手段63が作動していない通常状態よりも増やすようにしてもよい。尚、所定数のメダル枚数とは1枚又は2枚である。
【0093】
例えば、図17(a)〜(c)に示すように、抽選確率設定手段63が作動していない通常状態では、メダル投入枚数が1枚の場合は有効ライン59aが1本であり、メダル投入枚数が2枚の場合は有効ライン59a〜59cが3本であり、メダル投入枚数が3枚の場合は有効ライン59a〜59eが5本であるが、図17(d)に示すように、抽選確率設定手段63が作動している状態では、メダル投入枚数が1枚、2枚、3枚の場合全て、有効ライン59a〜59eが5本になるようにする。
【0094】
このように、所定数の遊技媒体が投入された場合に有効ラインの数を、抽選確率設定手段63が作動していない状態よりも増やすことにより、抽選手段62の抽選により特定図柄態様の成立が許可された場合には、その特定図柄態様を成立させ易くなる。また、以上のように有効ラインの数を増やすことにより表示上で、抽選確率設定手段63が作動していることを報知する機能もある。
【0095】
6]所定態様が設立した場合に発生する利益状態として、異なる複数種類の利益状態を備え、利益状態発生手段69が発生するゲームにおける投入メダル枚数に応じて、前記複数種類の利益状態の中から何れか1つを選択する利益状態選択機能を設けてもよい。また、所定態様が成立した場合に発生する利益状態として、異なる複数種類の利益状態を備え、利益状態発生手段69が発生するゲームにおける投入メダル枚数に応じて、乱数抽選により前記複数種類の利益状態の中から何れか1つを抽選する利益状態抽選機能を設けてもよい。尚、前記異なる複数種類の利益状態とは、大当り態様が成立した場合に発生するボーナスの回数、ボーナスゲームの回数、特別ゲームの回数の内の少なくとも1つとしてもよいし、小当り態様が成立した場合に発生するボーナスの回数、ボーナスゲームの回数の内の少なくとも1つとしてもよいし、小役態様が成立した場合に遊技者に払出されるメダル枚数としてもよい。
【0096】
7]前記特定図柄態様として、その成立により一定期間、図柄を停止させる際の滑り制御を無制御とする無制御発動態様、遊技媒体を投入することなく次のゲームを行うことができる再遊技態様を成立させる確率を高くする再遊技発動図柄態様、更に、その成立により遊技媒体を所定数獲得できる小役態様としてもよい。
8]その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施することが可能である。
【0097】
【発明の効果】以上のように、本願のスロットマシンによれば、媒体投入手段で予め設定された所定数の遊技媒体を投入した際に、特定図柄態様の成立を許可する抽選手段の抽選確率を、前記所定数よりも多い数の遊技媒体を投入した際の抽選確率よりも高確率に設定し、また、媒体投入手段で予め設定された所定数の遊技媒体を投入した際に、その所定数に対応付けられた特定図柄態様の成立を許可する抽選手段の抽選確率を、この抽選確率設定手段が作動していない通常状態での抽選確率よりも高確率に設定する抽選確率設定手段を設けたので、斬新で面白みがあり遊技性を高めることができるスロットマシンを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るスロットマシンの正面図である。
【図2】スロットマシンの内部の正面図である。
【図3】スロットマシンの制御系を含むブロック図である。
【図4】リールに印された複数種類の図柄の配置等を示す図表である。
【図5】スロットマシンの要部の正面図である。
【図6】停止図柄の組合せ態様とその利益等を示す図表である。
【図7】ビッグボーナスのゲーム内容を示す図である。
【図8】スロットマシンの制御系の機能ブロック図である。
【図9】抽選手段の機能ブロック図である。
【図10】乱数判定手段の機能ブロック図である。
【図11】(a)は設定6用第1判定テーブルによる抽選確率、(b)は設定6用第2判定テーブルによる抽選確率を示す図表である。
【図12】抽選確率設定の為の処理を行うフローチャートである。
【図13】(a)は抽選確率設定手段が作動したことを表示した演出表示器の画面、(b)はメダルの投入数に対応付けて高くなる抽選確率に関する情報を表示した演出表示器の画面である。
【図14】変更形態に係る抽選確率設定手段の作動期間を示す図表である。
【図15】変更形態に係る副制御基板の機能ブロック図である。
【図16】(a)〜(c)は演出表示器に表示された内容を示し、(a)は高確モードが確定する表示内容、(b)は高確モードの可能性が大の表示内容、(b)は高確モードの可能性が小の表示内容であり、(d)は報知内容の抽選確率を示す図表である。
【図17】(a)〜(d)はメダル投入枚数に応じて有効化する有効ラインを示す図であり、(a)は抽選確率設定手段が非作動で1枚の場合、(b)は抽選確率設定手段が非作動で2枚の場合、(c)は抽選確率設定手段が非作動で1枚の場合、(d)は抽選確率設定手段が作動で1〜3枚の場合を夫々示す。
【符号の説明】
1 スロットマシン
12 演出表示器
31 1枚投入ボタン
32 2枚投入ボタン
33 3枚投入ボタン
34 メダル投入口
35 スタートレバー
36〜38 ストップボタン
53 リールユニット
62 抽選手段
63 抽選確率設定手段
64 作動抽選手段
65 作動制限手段
69 利益状態発生手段
80 表示制御手段
85 報知内容抽選手段

Claims (10)

  1. 複数種類の図柄を変動表示する図柄表示手段と、遊技媒体を投入する為の媒体投入手段と、遊技媒体が投入された状態で複数種類の図柄の変動を開始させる変動開始手段と、変動中の図柄を停止させる変動停止手段と、変動後の停止図柄として特定図柄態様が成立した場合に遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段とを備えたスロットマシンにおいて、
    前記媒体投入手段で遊技媒体が投入されたことを条件に、前記特定図柄態様が成立することを許可するか否か抽選する抽選手段と、
    前記媒体投入手段で予め設定された所定数の遊技媒体を投入した際に、前記特定図柄態様の成立を許可する抽選手段の抽選確率を、前記所定数よりも多い数の遊技媒体を投入した際の抽選確率よりも高確率に設定する抽選確率設定手段と、
    を備えたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 複数種類の図柄を変動表示する図柄表示手段と、遊技媒体を投入する為の媒体投入手段と、遊技媒体が投入された状態で複数種類の図柄の変動を開始させる変動開始手段と、変動中の図柄を停止させる変動停止手段と、変動後の停止図柄として複数種類の特定図柄態様の何れかが成立した場合に特定図柄態様の種類に応じた遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段とを備えたスロットマシンにおいて、
    前記媒体投入手段で遊技媒体が投入されたことを条件に、前記複数種類の特定図柄態様の何れかが成立することを許可するか否か抽選する抽選手段と、
    各特定図柄態様の成立を許可する抽選手段の抽選確率を設定する抽選確率設定手段であって、前記媒体投入手段で予め設定された所定数の遊技媒体を投入した際に、その所定数に対応付けられた特定図柄態様の成立を許可する抽選手段の抽選確率を、この抽選確率設定手段が作動していない通常状態での抽選確率よりも高確率に設定する抽選確率設定手段と、
    を備えたことを特徴とするスロットマシン。
  3. 前記抽選確率設定手段を作動させるか否か抽選する作動抽選手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のスロットマシン。
  4. 前記特定図柄態様は、その成立により所定期間に亙って遊技者に有利な特別遊技状態にする特別図柄態様を含み、その特別図柄態様が成立したことを条件に前記抽選確率設定手段が作動することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のスロットマシン。
  5. 前記抽選確率設定手段が作動したことを報知する報知手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のスロットマシン。
  6. 前記抽選確率設定手段が作動することにより、遊技媒体の投入数に応じて高くなる抽選確率に関する情報を報知する報知手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のスロットマシン。
  7. 前記報知手段は複数種類の異なる報知内容の何れかで報知可能であると共に、その報知に供する報知内容を抽選により決定する報知内容抽選手段を設けたことを特徴とする請求項5又は6に記載のスロットマシン。
  8. 前記抽選確率設定手段が作動する作動期間を制限する作動制限手段を設けたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のスロットマシン。
  9. 前記抽選確率設定手段が作動している状態では、所定数の遊技媒体が投入された場合に前記特定図柄態様の成立が有効となる図柄表示手段上の有効ラインの数を、抽選確率設定手段が作動していない状態よりも増やすように構成したことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のスロットマシン。
  10. 前記複数種類の特定図柄態様は、その成立により一定期間、遊技者に有利な大当り状態にする大当り態様、大当り状態よりも程度の低い小当り状態にする小当り態様、遊技媒体を所定数獲得できる小役態様を成立させる為の図柄停止操作をアシストするアシスト態様、図柄を停止させる際の滑り制御を無制御とする無制御発動態様、遊技媒体を投入することなく次のゲームを行うことができる再遊技態様を成立させる確率を高くする再遊技発動図柄態様、のうちの少なくとも1つの図柄態様を含むことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のスロットマシン。
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