JP2006305161A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技媒体の賭け数に応じて遊技状態の抽せん確率に変化を持たせて、ボーナスゲームの高確率状態を実現する。
【解決手段】 内部抽せんの抽せん確率を定めた内部抽せん用テーブルを記憶する記憶手段と、その内部抽せん用テーブルに定められた抽せん確率にもとづいて内部抽せんを行う制御手段とを備えたスロットマシンにおいて、その内部抽せん用テーブルが、所定の遊技媒体賭け数における特定遊技状態の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数における特定遊技状態の抽せん確率よりも高く定め、制御手段が、抽せん確率が高くなる所定の遊技媒体賭け数を、所定の特定遊技状態においてのみ受付可能に制御する構成とした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技媒体を投入後、スタート操作により回転を開始する複数のリール(回胴)を、定速回転後、各リールに付された絵柄,文字等の図柄が入賞ライン上で所定の配列となるよう停止させることによって一定量の入賞遊技媒体(賞球)を獲得するスロットマシン(回胴式遊技機)に関し、特に、遊技媒体の投入枚数(遊技媒体賭け数、規定数)に応じて遊技状態ごとの内部抽せん確率に変化を持たせ、所定の特定遊技状態においてボーナス高確率状態を実現するスロットマシンに関する。
一般に、スロットマシンは、遊技者が遊技媒体となる遊技用のメダル(コイン)を投入してスタートレバーを押下することにより、外周面に所定の絵柄や数字,文字等の図柄を表示した複数(通常3個)のリールが回転を開始し、定速回転後、任意のタイミングで停止ボタンが押されることでリールが停止し、停止したリールの図柄の配列に応じて所定数の遊技媒体が払い出される遊技機である。
このようなスロットマシンでは、通常、ゲームの面白さを増すために、複数のリールが一定の確率で自動的に制御されて、各リールに付された図柄が入賞ライン上で所定配列となるよう停止する、いわゆる「内部抽せん」と呼ばれる入賞制御が行われる。
この内部抽せんによる制御は、スタートレバーの押下によりゲームが開始されると、ゲーム1回ごとにスロットマシン内部で自動的に内部当たりの抽せんが行われて当せん内容が決定され、その当せん内容に応じてリールの停止位置が制御されるもので、抽せんの結果ある内容に当せんすると、遊技者の停止ボタンを押すタイミングに拘わらず、一定範囲内で各リールに付された図柄がその当せん内容に応じた配列(入賞配列)となるように自動的に停止制御され(スベリ)、その入賞配列に応じた所定量の遊技媒体が払い出される。
より具体的には、内部抽せんの結果、ある内容に当せんすると、回転する複数のリールは、一定範囲内(例えば、該当する図柄の位置から図柄4コマ分の範囲内)で、遊技者の停止ボタンを押すタイミングに拘わらず、図柄が所定の入賞ライン上でその当せん内容に応じた所定の入賞配列(例えば「7・7・7」や「BAR・BAR・BAR」等)となるように停止制御(入賞制御)される。
このようにリールの停止制御が行われることにより、各リールの停止ボタンの押下タイミングが、ある入賞内容の配列を構成する図柄(「7」,「BAR」等)を配列上に止めるタイミングからずれたとしても、そのずれが一定範囲内(その図柄から4コマ分等の範囲内)であれば、機械的制御によってその図柄が所定の入賞ライン上に位置するように止められ、入賞配列が構成される。
この停止制御の結果、遊技の巧拙等に拘わらず、遊技者が一定範囲内で停止ボタンを押下すれば、図柄が所定の入賞配列となるようにリールが自動的に停止され、停止された入賞配列に応じて所定量の遊技媒体が払い出される。その結果、初心者や遊技に不慣れな者であっても、一定の確率で所定量の入賞遊技媒体を獲得できることになる。
ここで、以上のようなリールの停止制御によって所定量の遊技媒体が払い出されるスロットマシンゲームでは、通常、遊技者に有利な特定遊技と、この特定遊技以外の遊技である通常遊技とが行われるようになっている。
特定遊技(役物)とは、内部抽せんの結果、所定の「大当たり」に当せんすると、そのゲーム又は次回以降のゲームで所定条件が成立することで特定遊技状態が開始し、通常遊技とは異なる制御で一回又は複数回のゲームが行われ、ある条件が成立することでその特定遊技状態が終了するというものである。
例えば、いわゆる「ボーナスゲーム」と呼ばれる遊技者に有利な特定遊技状態が知られている。このボーナスゲームには、例えば、「シングルボーナスゲーム(SB)」,「レギュラーボーナスゲーム(RB)」,「ビッグボーナスゲーム(BB)」などがある。
内部抽せんの結果、シングルボーナスゲーム(SB)(以下、略して「シングルボーナス(SB)」という。)に「当せん(フラグ成立)」し、シングルボーナス(SB)の入賞図柄でリールが停止して「入賞(スタート)」すると、次回のゲームのみが特定遊技状態となり、この次回のゲームでリールが所定の入賞図柄(例えば、「JAC・JAC・JAC」)で停止すると、所定数の遊技媒体が払い出されるようになっている。なお、シングルボーナス(SB)は、普通役物に該当するゲームとされる。
また、内部抽せんの結果、大量の遊技媒体の払出が可能となるレギュラーボーナスゲーム(RB)(以下、略して「レギュラーボーナス(RB)」という。)やビッグボーナスゲーム(BB)(以下、略して「ビッグボーナス(BB)」という。)等のボーナスゲームに当せんすると、当該ゲーム又は次回以降のゲームでリールの図柄が所定の入賞配列(例えば「7・7・7」)となるまで、その当せんの効果が維持され、その入賞図柄でリールが停止して「入賞(スタート)」すると、それ以降の一ゲーム又は数ゲームの間特定遊技状態となり、通常遊技中には得られない高い出玉率で遊技媒体の払出が行われるようになる。
具体的には、レギュラーボーナス(RB)に当せん・入賞した場合は、数ゲームが1セットとなったボーナスゲーム用の制御が行われ、そのボーナスゲーム中は、少量の払出のある小役や大量払出のある所定の図柄配列が連続して揃うように抽せん及びリールの制御が行われ、例えば百枚以上の遊技媒体が払い出されるようになる。なお、レギュラーボーナス(RB)は、第一種特別役物に該当するゲームとされる。
また、ビッグボーナス(BB)に当せん・入賞した場合は、上記のレギュラーボーナス(RB)が数セット(例えば3セット)連続する制御が行われ、例えば数百枚の大量の遊技媒体が払い出されるようにゲームが制御される。なお、ビッグボーナス(BB)は、第一種特別役物連続作動に該当するゲームとされる。
これらシングルボーナス(SB),レギュラーボーナス(RB),ビッグボーナス(BB)の他、特定遊技(役物)には、例えば、シングルチャレンジタイム(SCT)やチャレンジタイム(CT)が含まれる。
シングルチャレンジタイム(SCT)とは、内部抽せんの結果に関係なく停止ボタンの押下タイミングに応じて少なくとも一のリールが停止制御される遊技状態であって、次回のゲームのみをその状態とするものをいう。
このシングルチャレンジタイム(SCT)におけるリールの停止制御には、停止ボタンが押下された時点で入賞ライン上に位置していた図柄をそのまま入賞ライン上に停止させる制御(いわゆる「ビタ止め」)と、停止ボタンが押下された時点で入賞ライン上に位置していた図柄を基準としてこの図柄から所定図柄数(例えば、1コマや2コマなど)の範囲内にある図柄を入賞ライン上に停止させる制御(いわゆる「スベリ制御」)と、入賞ライン上の図柄の配列が所定の入賞配列とならないようにその図柄を入賞ライン上から外して停止させる制御(入賞阻止制御)とを含む。
これら停止制御は、内部抽せんの結果とは無関係に行われる。例えば、内部抽せんの結果が「ハズレ」であったとしても、停止ボタンを押下した時点で入賞ライン上に位置していた図柄が3リールとも「小役」であるために入賞ライン上に「小役,小役,小役」が揃えば(すなわち、ビタ止めで「小役,小役,小役」が揃えば)、入賞する。
また、停止ボタンが押下された時点で入賞ライン上に位置していた図柄の配列が「小役,小役,小役」ではなかったものの、その押下時点で入賞ライン上に位置していた図柄を基準として所定図柄数の範囲内に「小役」があるときは、内部抽せんの結果が例えば「ハズレ」であったとしても、その「小役」を入賞ライン上に停止させるようにスベリ制御を行い、この制御が三つのリールの全て又は一部に対して行われて「小役,小役,小役」が揃うことで、入賞する。
さらに、停止ボタンが押下された時点で入賞ライン上に位置していた図柄の配列が入賞を回避すべき図柄の配列(例えば、ビッグボーナス(BB)に入賞することを意味する「7,7,7」など)である場合には、入賞阻止制御により、一又は二以上のリールにおけるその図柄(「7」)を入賞ライン上から外して停止させ、その入賞を回避する。
このような停止制御が行われるシングルチャレンジタイム(SCT)では、通常、スベリ制御の行われる図柄数の範囲が1コマ又は2コマ程度と少なくなっており、しかも、内部抽せんの結果の如何を問わず停止ボタンの押下タイミングにほぼ従うかたちでリールが停止するため、ビタ止めを得意とする熟練の遊技者に有利な遊技状態とされている。
チャレンジタイム(CT)とは、所定の払出数(例えば数百枚)に達するまで又は所定条件を満たすまで、シングルチャレンジタイム(SCT)が複数ゲーム行われる遊技状態をいう。
なお、シングルチャレンジタイム(SCT)は、第二種特別役物に該当するゲームとされる。また、チャレンジタイム(CT)は、第二種特別役物連続作動に該当するゲームとされる。
以上述べた特定遊技(役物)においては、所定の図柄が高確率で入賞ライン上に揃うように制御され、これにより、所定量あるいは大量の遊技媒体の獲得が可能となっている。
このように、従来のスロットマシンでは、大当たり(特定遊技(役物)の入賞)により発生する特定遊技状態において、遊技者に有利な大量の遊技媒体の払い出しが行われるように制御されるものであり、このことがスロットマシンの最大の特徴となっている(例えば、特許文献1−2参照。)。
一方、通常遊技とは、特定遊技状態が開始していない状態での遊技をいう。また、通常遊技には、特定遊技状態の終了後、次の特定遊技状態が開始されるまでの遊技が含まれる。なお、ビッグボーナス(BB)の終了後、引き続きリプレイタイム(RT)が開始されるような場合には、それらビッグボーナス(BB)とリプレイタイム(RT)との間に通常遊技は存在しない。この場合は、リプレイタイム(RT)が終了して次のゲーム以降が通常遊技となる。
この通常遊技においては、内部抽せんの結果として、一ゲーム毎に少量(例えば2枚,7枚等)の遊技媒体の払出がある「小役」や、遊技媒体の投入なしで次回の遊技が行える「再遊技(リプレイ、RP)」、遊技媒体の払出のない「ハズレ」の停止制御が行われる。これら抽せん結果の効果はそのゲーム限り有効なものとなり、以降のゲームではその効果は消失する。
一般に、スロットマシンゲームでは、一定確率で発生する特定遊技(役物)を除いては、この一ゲーム単位で行われる通常遊技の繰り返しが原則となる。
また、通常遊技においては、内部抽せんの結果として、シングルボーナス(SB)、レギュラーボーナス(RB)、ビッグボーナス(BB)(さらに、搭載している場合には、シングルチャレンジタイム(SCT)やチャレンジタイム(CT))などに当せんすることがあり、これら当せんの内容に応じたリールの停止制御が行われる。ここで、その停止制御により、入賞ライン上に所定の図柄が揃って特定遊技(役物)に入賞すると、次のゲームから特定遊技状態が開始され、遊技者に有利となるような制御が行われる。一方、リールの停止制御が行われても入賞ライン上に所定の図柄が揃わず特定遊技(役物)に入賞しなかったときは、特定遊技状態は開始されず、次のゲームも引き続き通常遊技状態による遊技が行われる。
ところで、上述したように、スロットマシンにおいては、スタート操作に伴って内部抽せんが行われるが、その内部抽せんの抽せん確率は、所定の抽せん確率テーブルによって定められている。
この抽せん確率テーブルの具体例を、図11(a),(b)に示す。同図(a)は、3枚賭け専用機(通常遊技における遊技媒体(メダル)の賭け数が3枚に限定された遊技機)における遊技状態ごとの抽せん確率の具体例、同図(b)は、1枚〜3枚賭け機(通常遊技における遊技媒体(メダル)の賭け数が1枚,2枚,3枚のいずれをも可能とする遊技機)における遊技状態ごとの抽せん確率の具体例をそれぞれ示したものである。
同図(a),(b)に示すように、3枚賭け専用機と1枚〜3枚賭け機との双方において、抽せん確率テーブル上では、通常遊技中の小役の抽せん確率(1/10など),再遊技(RP)の抽せん確率(1/7.3),ビッグボーナス(BB)の抽せん確率(1/500など),レギュラーボーナス(RB)の抽せん確率(1/300など)、ビッグボーナス(BB)中の小役の抽せん確率(1/1)、レギュラーボーナス(RB)中の小役の抽せん確率(1/1)が、それぞれ定められている。
なお、ビッグボーナス(BB)中及びレギュラーボーナス(RB)中は、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)について抽せんされないため、抽せん確率は定められていない。
ここで、大量の遊技媒体の獲得が可能なビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率は、小役や再遊技(RP)の抽せん確率に比べて非常に低くなっている。これは、ビッグボーナス(BB)等が頻繁に入賞して遊技者が過剰な利益を得ることを抑制するためである。
また、1枚〜3枚賭け機の場合、通常遊技では、遊技媒体(メダル)の賭け数が少なくなるほど抽せん確率が次第に低くなっている。しかも、3枚賭けや2枚賭けに比べて、1枚賭けの抽せん確率が非常に低いものとなっている。これは、3枚賭けが遊技者にとって有利な状態となるように定められたものである。
特開2003−175156号公報(第2頁、第1図) 特開2004−329532号公報(第2−3頁、第1図)
しかしながら、従来のスロットマシンにおいては、遊技者の射幸心を過度に煽らないようにするため、ボーナスゲームの抽せん確率は一定の低い水準、例えば、1/300や1/500程度に定められた。このため、遊技者は、ボーナスゲームの当せん・入賞に期待こそするものの、従来のスロットマシンではその期待度を大いに高めながら遊技を行うことはできなかった。
ここで、意図的にボーナスが高確率で抽せんしているような状態をつくるものとして、いわゆるストック機が提案されている。
ストック機は、当せんしたボーナスを一時貯めておき、後でまとめて放出するようにした遊技機である。これにより、擬似的に高確率状態をつくることはできる。
しかし、ストック機の場合、ボーナスのストックが貯まっているか貯まっていないかで遊技者にとって非常に不公平な状態をつくってしまうこととなっていた。
また、従来のスロットマシンには、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)と比較して抽せん確率が高く定められたシングルボーナス(SB)やシングルチャレンジタイム(SCT)を搭載した機種も存在する。ところが、それらシングルボーナス(SB)等は、遊技者に有利な状態で行われるゲームが次回のゲームのみとなっているため、ビッグボーナス(BB)等のような大量獲得に結びつけることはできなかった。このため、シングルボーナス(SB)等は、ビッグボーナス(BB)等に比べて魅力の無いゲームとされていた。
さらに、ビッグボーナス(BB)等の抽せん確率の低さは、遊技媒体を大量に獲得したいとの遊技者の期待感を阻害するものであった。すなわち、遊技者は、遊技媒体の大量獲得を希望する一方で、ビッグボーナス(BB)等の入賞は到底望めるものではなく、このため大量獲得は実現し得ないものと考える傾向にあった。このように遊技者のスロットマシンへの興味が減殺されてしまうと、遊技ホール側としては、来場者の減少につながりかねないとの懸念を抱くようになっていた。
こうした状況を改善して遊技者の来場を促し稼動率の向上を図るために、遊技ホール側としては、ビッグボーナス(BB)等の抽せん確率が非常に高くなる遊技状態を実現可能とする魅力あるスロットマシンの提供を望んでいた。
また、スロットマシン遊技は近年急速に普及,拡大しており、各種スロットマシンの遊技内容や攻略方法等を示した書籍等も販売されるようになり、これまで採用されてきたスロットマシンの遊技システムや遊技内容,遊技方式は、既に多くの遊技者の間に広く周知,浸透するに至っている。
このため、より魅力あるスロットマシンを継続的に提供する観点から、スロットマシンの外観やキャラクター等の変更が一定のサイクルで行われている。
しかしながら、遊技者に対して常に新鮮で面白味のあるスロットマシン遊技を提供して、スロットマシン遊技の人気を維持,拡大するためには、スロットマシンの外観やキャラクター等の変更だけでなく、これまでの内部抽せん方式に代わる新たな抽せん方式を取り入れることも必要となってきた。
本発明は、発明者が上記各事情を十分考慮して鋭意研究を重ねた結果創作したものであり、遊技媒体の賭け数に応じて各遊技状態の抽せん確率に変化を持たせボーナスゲームの高確率状態を実現するとともに、シングルボーナス(SB)やシングルチャレンジタイム(SCT)の魅力を向上させることができ、しかも、遊技者の不公平な状況をつくることなくボーナスゲームの高確率状態を実現可能とする、従来にはまったく存在しなかった新たな魅力に溢れるスロットマシンの提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明のスロットマシンは、スタート操作により回転を開始する複数のリールを、各リール上の図柄が所定の入賞配列となるよう停止させることにより、入賞図柄に応じた遊技媒体が払い出されるスロットマシンであって、ゲーム毎に行われる内部抽せんの抽せん確率を定めた内部抽せん用テーブルを記憶する記憶手段と、内部抽せん用テーブルに定められた抽せん確率にもとづいて内部抽せんを行い、当該抽せんの結果に応じて、各ゲームを、通常遊技状態又は特定遊技状態のいずれかで行うように制御する制御手段とを備え、内部抽せん用テーブルが、所定の遊技媒体賭け数における特定遊技状態の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数における特定遊技状態の抽せん確率よりも高く定め、制御手段が、抽せん確率が高くなる所定の遊技媒体賭け数を、所定の特定遊技状態においてのみ受付可能に制御する構成としてある。
スロットマシンをこのような構成とすると、遊技媒体の賭け数に応じて各遊技状態の抽せん確率に変化を持たせ、ボーナスゲームの高確率状態を実現できる。
例えば、遊技媒体賭け数「1」における特定遊技状態の抽せん確率を、遊技媒体賭け数「3」における特定遊技状態の抽せん確率よりも高く定める。そして、遊技媒体賭け数「1」は、所定の特定遊技状態(例えば、シングルボーナス(SB))においてのみ受付可能とする。これにより、遊技媒体賭け数に応じて各遊技状態の抽せん確率を変動させ、所定の特定遊技状態における特定遊技状態の高確率状態を実現できる。
ここで、所定の特定遊技状態における特定遊技状態の抽せん確率は、従来のスロットマシンにおける特定遊技状態の抽せん確率よりも飛躍的に高く定めることができる。このため、本発明は、従来にはまったく存在しなかった新たな魅力に溢れるスロットマシンを提供できる。
しかも、本発明のスロットマシンにおけるボーナスゲームの高確率状態は、従来のストック機における擬似的な高確率状態とは異なり、実際に高確率で内部抽せんが行われるものである。このため、遊技者に対する不公平を払拭でき、本当の意味での高確率状態を体験できるスロットマシンの実現が可能となる。
さらに、遊技媒体賭け数が遊技状態に応じて変動するため、遊技者は、現在の遊技状態を容易に把握できる。
例えば、シングルボーナス(SB)中の遊技媒体賭け数を「1」とする。この場合、遊技者は遊技媒体を2枚以上投入しようとしても投入できない。このため、遊技者は、現在の遊技状態がシングルボーナス(SB)の作動中であるものと容易に把握できる。
また、本発明のスロットマシンは、特定遊技状態が、第一及び第二の複数の特定遊技状態を含み、内部抽せん用テーブルが、所定の遊技媒体賭け数における第一及び/又は第二の特定遊技状態の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数における第一及び/又は第二の特定遊技状態の抽せん確率よりも高く定め、制御手段が、所定の遊技媒体賭け数を、第一及び/又は第二の特定遊技状態を含む所定の特定遊技状態においてのみ受付可能に制御する構成としてある。
スロットマシンをこのような構成とすれば、遊技媒体の賭け数に応じて各遊技状態の抽せん確率に変化を持たせ、第一又は第二の特定遊技状態の一方又は双方における特定遊技状態の高確率状態を実現できる。
例えば、所定の遊技媒体賭け数を「1」とし、他の遊技媒体賭け数を「3」とし、第一の特定遊技状態をシングルボーナス(SB)とし、第二の特定遊技状態をビッグボーナス(BB)とし、所定の特定遊技状態をシングルボーナス(SB)とすると、所定の遊技媒体賭け数「1」は所定の特定遊技状態(シングルボーナス(SB))においてのみ受付可能となることから、例えば、通常遊技状態でシングルボーナス(SB)に当せん・入賞すれば、その後は、シングルボーナス(SB)又はビッグボーナス(BB)の一方又は双方の抽せん確率が高確率となったシングルボーナス(SB)を行うことができる。
さらに、第一の特定遊技状態中の第一の特定遊技状態の抽せん確率が高確率となっていることから、一度第一の特定遊技状態に当せん・入賞すれば、その後何ゲームも連続して第一の特定遊技状態に入賞し続けることも可能となる。しかも、第一の特定遊技状態中は第二の特定遊技状態の抽せん確率も高確率となっている。そうすると、第一の特定遊技状態が続けて行なわれている間は、第二の特定遊技状態の当せん・入賞への期待感が高まり、この高い期待感・緊張感を持続させながら複数のゲームを続けて行うことができる。
このように、通常遊技状態から第一の特定遊技状態へ移行すれば、第二の特定遊技状態(ボーナスゲーム)の抽せん確率が高くなることから、遊技状態の移行によるボーナスゲームの入賞への期待感を高揚させることができる。
さらに、上述したように、例えば、第一の特定遊技状態をシングルボーナス(SB)とすれば、そのシングルボーナス(SB)の魅力を向上させることができる。
従来のシングルボーナス(SB)は、次回のゲームだけがボーナスゲームとなり、これが終わると再び通常遊技状態となっていた。これに対し、本発明のスロットマシンにおいて第一の特定遊技状態をシングルボーナス(SB)とすると、原則は次回のゲームだけがボーナスゲームとなるが、この次回のゲームではシングルボーナス(SB)の抽せん確率が高くなっているため、その後も連続してシングルボーナス(SB)のボーナスゲームを行うことが高確率で可能となる。しかも、このシングルボーナス(SB)が続いている間は、第二の特定遊技状態の抽せん確率が高くなっており、この第二の特定遊技状態の入賞への期待を遊技者に与えることができる。このため、シングルボーナス(SB)の魅力を、従来のシングルボーナス(SB)よりも飛躍的に向上させることができる。
さらに、本発明のスロットマシンにおいては、シングルチャレンジタイム(SCT)についても、シングルボーナス(SB)と同様のことが言える。すなわち、第一の特定遊技状態をシングルチャレンジタイム(SCT)とすれば、このシングルチャレンジタイム(SCT)を連続して行うことが高確率で可能となり、しかも、これに伴って第二の特定遊技状態の入賞への期待感も大いに高めることができる。したがって、シングルボーナス(SB)とともにシングルチャレンジタイム(SCT)の魅力をも飛躍的に向上させることができる。
また、本発明のスロットマシンは、特定遊技状態の少なくとも一つが、シングルボーナスゲームである構成としてある。
スロットマシンをこのような構成とすると、所定の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率よりも高く定めることができる。そして、所定の遊技媒体賭け数を所定の特定遊技状態(例えば、シングルボーナス(SB))においてのみ受付可能とすることができる。さらに、シングルボーナス(SB)における他の特定遊技状態(例えば、ビッグボーナス(BB)など)の抽せん確率を、通常遊技状態における他の特定遊技状態の抽せん確率よりも高く定める。これにより、シングルボーナス(SB)に当せん・入賞することでビッグボーナス(BB)等の抽せん確率が高い遊技状態となり、ボーナスゲームの高確率状態を実現できる。
また、本発明のスロットマシンは、特定遊技状態の少なくとも一つが、ビッグボーナスゲームである構成としてある。
スロットマシンをこのような構成とすれば、所定の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率よりも高く定めることができる。そして、所定の遊技媒体賭け数を所定の特定遊技状態(例えば、シングルボーナス(SB))においてのみ受付可能とすることができる。これにより、シングルボーナス(SB)等に当せん・入賞することでビッグボーナス(BB)の抽せん確率が高い遊技状態となり、ビッグボーナス(BB)の高確率状態を実現できる。
また、本発明のスロットマシンは、特定遊技状態の少なくとも一つが、レギュラーボーナスゲームである構成としてある。
スロットマシンをこのような構成とすると、所定の遊技媒体賭け数におけるレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数におけるレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率よりも高く定めることができる。そして、所定の遊技媒体賭け数を所定の特定遊技状態(例えば、シングルボーナス(SB))においてのみ受付可能とすることができる。これにより、シングルボーナス(SB)等に当せん・入賞することでレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が高い遊技状態となり、レギュラーボーナス(RB)の高確率状態を実現できる。
また、本発明のスロットマシンは、特定遊技状態の少なくとも一つが、シングルチャレンジタイムである構成としてある。
スロットマシンをこのような構成とすれば、所定の遊技媒体賭け数におけるシングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数におけるシングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率よりも高く定めることができる。そして、所定の遊技媒体賭け数を所定の特定遊技状態(例えば、シングルチャレンジタイム(SCT))においてのみ受付可能とすることができる。さらに、シングルチャレンジタイム(SCT)における他の特定遊技状態(例えば、ビッグボーナス(BB)など)の抽せん確率を、通常遊技状態における他の特定遊技状態の抽せん確率よりも高く定める。これにより、シングルチャレンジタイム(SCT)に当せん・入賞することでビッグボーナス(BB)等の抽せん確率が高い遊技状態となり、ボーナスゲームの高確率状態を実現できる。
また、本発明のスロットマシンは、特定遊技状態の少なくとも一つが、チャレンジタイムである構成としてある。
スロットマシンをこのような構成とすると、所定の遊技媒体賭け数におけるチャレンジタイム(CT)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数におけるチャレンジタイム(CT)の抽せん確率よりも高く定めることができる。そして、所定の遊技媒体賭け数を所定の特定遊技状態(例えば、シングルボーナス(SB))においてのみ受付可能とすることができる。これにより、シングルボーナス(SB)等に当せん・入賞することでチャレンジタイム(CT)の抽せん確率が高い遊技状態となり、チャレンジタイム(CT)の高確率状態を実現できる。
さらに、チャレンジタイム(CT)における所定の特定遊技状態(例えば、シングルボーナス(SB))の抽せん確率を、通常遊技状態における所定の遊技状態の抽せん確率よりも高く定めることができる。そして、所定の特定遊技状態における他の特定遊技状態(例えば、ビッグボーナス(BB))の抽せん確率を、通常遊技状態における他の特定遊技状態の抽せん確率よりも高く定めることができる。
したがって、チャレンジタイム(CT)に当せん・入賞し、さらに、所定の特定遊技状態に当せん・入賞することでボーナスゲームの抽せん確率の高い遊技状態となることから、ボーナスゲームの高確率状態を実現できる。
また、本発明のスロットマシンは、第一の特定遊技状態が、シングルボーナスゲームからなり、第二の特定遊技状態が、ビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームからなり、内部抽せん用テーブルが、所定の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナスゲームの抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナスゲームの抽せん確率よりも高く定めるとともに、所定の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームの抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームの抽せん確率よりも高く定め、制御手段が、所定の遊技媒体賭け数を、シングルボーナスゲームを含む所定の特定遊技状態においてのみ受付可能に制御する構成としてある。
スロットマシンをこのような構成とすると、シングルボーナス(SB)におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率を、通常遊技状態におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率よりも高く定めることができる。そして、シングルボーナス(SB)におけるビッグボーナス(BB)あるいはレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を、通常遊技状態におけるビッグボーナス(BB)あるいはレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率よりも高く定めることができる。
したがって、シングルボーナス(SB)に当せん・入賞することでビッグボーナス(BB)あるいはレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が高い遊技状態となることから、ボーナスゲームの高確率状態を実現できる。
なお、このようなゲーム性の具体例については、後記の[発明を実施するための最良の形態]の(タイプa)〜(タイプd)で詳述する。
また、本発明のスロットマシンは、ビッグボーナスゲームが、ビッグボーナスゲームの終了後引き続きリプレイタイムが行われるビッグボーナスゲームを含む構成としてある。
スロットマシンをこのような構成とすると、ビッグボーナス(BB)の中でも特にリプレイタイム(RT)を伴うビッグボーナス(BB)(第二のビッグボーナス(BB2))の抽せん確率を高く定めることができる。
このように、所定の特定遊技状態(例えばシングルボーナス(SB))に当せん・入賞することでリプレイタイム(RT)を伴うビッグボーナス(BB)の抽せん確率が高い遊技状態となることから、ボーナスゲームの高確率状態を実現できる。
なお、このようなゲーム性の具体例については、後記の[発明を実施するための最良の形態]の(タイプd)で詳述する。
また、本発明のスロットマシンは、第一の特定遊技状態が、シングルボーナスゲームからなり、第二の特定遊技状態が、シングルチャレンジタイムからなり、第三の特定遊技状態が、ビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームからなり、内部抽せん用テーブルが、所定の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナスゲーム及び/又はシングルチャレンジタイムの抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナスゲーム及び/又はシングルチャレンジタイムの抽せん確率よりも高く定めるとともに、所定の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームの抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームの抽せん確率よりも高く定め、制御手段が、所定の遊技媒体賭け数を、シングルボーナスゲーム及び/又はシングルチャレンジタイムを含む所定の特定遊技状態においてのみ受付可能に制御する構成としてある。
スロットマシンをこのような構成とすれば、シングルボーナス(SB)におけるシングルボーナス(SB)及びシングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率を、通常遊技状態におけるシングルボーナス(SB)及びシングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率よりも高く定めることができ、さらに、シングルチャレンジタイム(SCT)におけるシングルボーナス(SB)及びシングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率を、通常遊技状態におけるシングルボーナス(SB)及びシングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率よりも高く定めることができる。このため、通常遊技状態において例えばシングルボーナス(SB)に入賞すると、次に行われるシングルボーナス(SB)においてはシングルボーナス(SB)及びシングルチャレンジタイム(SCT)が高確率で抽せんが行われ、ここでシングルチャレンジタイム(SCT)に当せん・入賞すれば、次にシングルチャレンジタイム(SCT)が行われる。そして、このシングルチャレンジタイム(SCT)においては、シングルボーナス(SB)及びシングルチャレンジタイム(SCT)が高確率で抽せんが行われ、ここで、シングルボーナス(SB)に当せん・入賞すれば、次にシングルボーナス(SB)が行われる。このように、一度シングルボーナス(SB)あるいはシングルチャレンジタイム(SCT)に入賞することで、シングルボーナス(SB)とシングルチャレンジタイム(SCT)との双方が高確率状態となり、その後は、シングルボーナス(SB)とシングルチャレンジタイム(SCT)とを繰り返しながら遊技を進めていくことができる。
しかも、シングルボーナス(SB)においては、シングルボーナス(SB)の抽せん確率も高いため、シングルボーナス(SB)中にシングルボーナス(SB)に当せん・入賞し、引き続きシングルボーナス(SB)を行うことも可能となる。そして、シングルボーナス(SB)が連続して行われることで、シングルボーナス(SB)とシングルチャレンジタイム(SCT)との双方の高確率状態が維持される。一方、シングルチャレンジタイム(SCT)においてもシングルボーナス(SB)と同様のことが言える。すなわち、シングルチャレンジタイム(SCT)におけるシングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率が高いため、シングルチャレンジタイム(SCT)が連続して行われ得る。そして、シングルチャレンジタイム(SCT)が連続して行われることにより、シングルチャレンジタイム(SCT)とシングルボーナス(SB)の高確率状態が維持される。したがって、一度シングルボーナス(SB)あるいはシングルチャレンジタイム(SCT)に入賞すれば、その後、シングルボーナス(SB)とシングルチャレンジタイム(SCT)とを交互に繰り返しながら遊技を進めていくことができる。
そして、シングルボーナス(SB)あるいはシングルチャレンジタイム(SCT)におけるビッグボーナス(BB)あるいはレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を、通常遊技状態におけるビッグボーナス(BB)あるいはレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率よりも高く定めることにより、ビッグボーナス(BB)あるいはレギュラーボーナス(RB)の高確率状態を実現できる。
なお、このようなゲーム性の具体例については、後記の[発明を実施するための最良の形態]の(タイプc)で詳述する。
また、本発明のスロットマシンは、第一の特定遊技状態が、シングルボーナスゲームからなり、第二の特定遊技状態が、チャレンジタイムからなり、第三の特定遊技状態が、ビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームからなり、内部抽せん用テーブルが、所定の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナスゲーム及び/又はチャレンジタイムの抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナスゲーム及び/又はチャレンジタイムの抽せん確率よりも高く定めるとともに、所定の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームの抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームの抽せん確率よりも高く定め、制御手段が、所定の遊技媒体賭け数を、シングルボーナスゲーム及び/又はチャレンジタイムを含む所定の特定遊技状態においてのみ受付可能に制御する構成としてある。
スロットマシンをこのような構成とすると、シングルボーナス(SB)におけるシングルボーナス(SB)及びチャレンジタイム(CT)の抽せん確率を、通常遊技状態におけるシングルボーナス(SB)及びチャレンジタイム(CT)の抽せん確率よりも高く定めることができ、さらに、チャレンジタイム(CT)におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率を、通常遊技状態におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率よりも高く定めることができる。このため、通常遊技状態において例えばシングルボーナス(SB)に入賞すると、次に行われるシングルボーナス(SB)においてはシングルボーナス(SB)及びチャレンジタイム(CT)が高確率で抽せんが行われ、ここでチャレンジタイム(CT)に当せん・入賞すれば、次にチャレンジタイム(CT)が行われる。そして、このチャレンジタイム(CT)においては、シングルボーナス(SB)が高確率で抽せんが行われ、ここで、シングルボーナス(SB)に当せん・入賞すれば、次にシングルボーナス(SB)が行われる。このように、一度シングルボーナス(SB)に入賞することで、シングルボーナス(SB)とチャレンジタイム(CT)との双方が高確率状態となり、その後は、シングルボーナス(SB)とチャレンジタイム(CT)とを繰り返しながら遊技を進めていくことができる。
しかも、シングルボーナス(SB)においては、シングルボーナス(SB)の抽せん確率も高いため、シングルボーナス(SB)中にシングルボーナス(SB)に当せん・入賞し、引き続きシングルボーナス(SB)を行うことも可能となる。そして、シングルボーナス(SB)が連続して行われることで、シングルボーナス(SB)とチャレンジタイム(CT)との双方の高確率状態が維持される。一方、チャレンジタイム(CT)においてはシングルチャレンジタイム(SCT)が複数回行われ、この間シングルボーナス(SB)の高確率状態が維持される。したがって、一度シングルボーナス(SB)に入賞すれば、その後、シングルボーナス(SB)とチャレンジタイム(CT)とを交互に繰り返しながら遊技を進めていくことができる。
そして、シングルボーナス(SB)におけるビッグボーナス(BB)あるいはレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を、通常遊技状態におけるビッグボーナス(BB)あるいはレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率よりも高く定めることにより、ビッグボーナス(BB)あるいはレギュラーボーナス(RB)の高確率状態を実現できる。
なお、このようなゲーム性の具体例については、後記の[発明を実施するための最良の形態]の(タイプe)で詳述する。
以上のように、本発明によれば、遊技媒体の賭け数に応じて各遊技状態の抽せん確率に変化を持たせて、ボーナスゲームの高確率状態を実現できる。
また、特定遊技には、シングルボーナス(SB)、ビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス(RB)、シングルチャレンジタイム(SCT)、チャレンジタイム(CT)などを含めることができ、これらの抽せん確率を従来にない高確率とすることができる。
さらに、ボーナスゲームの抽せん確率が高確率に定められる所定の遊技媒体賭け数のみ受付可能な所定の特定遊技状態をシングルボーナス(SB)にし、このシングルボーナス(SB)中のシングルボーナス(SB)やビッグボーナス(BB)等の抽せん確率を高く定めることにより、連続してシングルボーナス(SB)に入賞可能とし、この間ビッグボーナス(BB)等の抽せん確率が高い状態を維持できる。このため、シングルボーナス(SB)の魅力を飛躍的に向上させることができる。
同様に、所定の特定遊技状態をシングルチャレンジタイム(SCT)とし、このシングルチャレンジタイム(SCT)中のシングルチャレンジタイム(SCT)やビッグボーナス(BB)等の抽せん確率を高く定めることにより、連続してシングルチャレンジタイム(SCT)に入賞可能にして、この間ビッグボーナス(BB)の抽せん確率が高い状態を維持できる。このため、シングルチャレンジタイム(SCT)の魅力を飛躍的に向上させることができる。
さらに、通常遊技状態から他の遊技状態例えばシングルボーナス(SB)へ移行すると、ビッグボーナス(BB)などの特定遊技状態の抽せん確率が非常に高くなることから、遊技状態の移行によるボーナスゲームの入賞への期待感を高揚させることができる。
加えて、遊技状態に応じて遊技媒体賭け数を変動させるため、遊技者は、現在の遊技状態を容易に把握できる。
また、第一の特定遊技状態をシングルボーナス(SB)、第二の特定遊技状態をシングルチャレンジタイム(SCT)、第三の特定遊技状態をビッグボーナス(BB)等とし、第一の特定遊技状態における第一,第二,第三の各特定遊技状態の抽せん確率を高くし、さらに第二の特定遊技状態における第一,第二,第三の各特定遊技状態の抽せん確率を高くすることで、シングルボーナス(SB)とシングルチャレンジタイム(SCT)とが高確率で交互に繰り返して行われ得るようになり、これらシングルボーナス(SB)とシングルチャレンジタイム(SCT)による遊技媒体の獲得を複数回にわたって可能とするとともに、ビッグボーナス(BB)等の入賞への期待感を大いに高めながら遊技を行うことができる。
同様に、第一の特定遊技状態をシングルボーナス(SB)、第二の特定遊技状態をチャレンジタイム(CT)、第三の特定遊技状態をビッグボーナス(BB)等とし、第一の特定遊技状態における第一,第二,第三の各特定遊技状態の抽せん確率を高くし、さらに第二の特定遊技状態における第一の各特定遊技状態の抽せん確率を高くすることで、シングルボーナス(SB)とチャレンジタイム(CT)とが高確率で交互に繰り返して行われるようになり、これらシングルボーナス(SB)とチャレンジタイム(CT)による遊技媒体の獲得を可能とするとともに、ビッグボーナス(BB)等の入賞への期待感を大いに高めながら遊技を行うことができる。
そして、これらを実現可能とすることで、従来にはまったく存在しなかった新たな魅力に溢れるスロットマシンを提供することができる。
以下、本発明に係るスロットマシンの好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
ここで、以下の実施形態に示す本発明のスロットマシンは、プログラムに制御されたコンピュータにより動作するようになっている。プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、例えば、リールの回転開始処理,リールの停止制御処理,内部当たりの抽せん処理等を行わせる。このように、本発明にかかるスロットマシンにおける各処理,動作は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現されるものである。なお、プログラムは予めROM,RAM等の記録媒体に格納され、コンピュータに実装された記録媒体から当該コンピュータにプログラムを読み込ませて実行されるが、例えば通信回線を介してコンピュータに読み込ませることもできる。また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ,磁気ディスク,光ディスク,その他コンピュータで読取り可能な任意の記録手段により構成できる。
[スロットマシン本体]
まず、図1、図2を参照して、本実施形態に係るスロットマシン本体の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るスロットマシンを示す概略正面図である。
図2は、本実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す扉を開いた状態の概略斜視図である。
これら図に示すように、本実施形態のスロットマシンは、従来のスロットマシンと同様、スロットマシン1に備えられた複数のリール21a,21b,21cを回転させることによって入賞遊技媒体を獲得することができる回胴式遊技機を構成している。
具体的には、スロットマシン1は、内部にマイクロコンピュータ等で構成された制御部10及び必要な機械,装置等を収納可能な筐体状に構成されており、筐体の前面側が前扉1aによって開閉可能に覆われている。
前扉1aは、図1及び図2に示すように、スロットマシン1の筐体にヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる扉体で、この前扉1aに前面パネル2とその他各部が備えられてスロットマシン1の正面部を構成している。
前扉1aの最上部には、表示器Lが備えられている。
表示器Lは、点灯・点滅するランプ等からなる表示手段であり、大当たり当せん時や各種役の入賞時,遊技媒体の払出時等に、ランプが点灯・点滅することで演出が行われるようになっている。
この表示器Lは、制御部10に備えられる表示器駆動回路18によって駆動制御される(図3参照)。
前面パネル2は、ほぼ中央部分に表示窓3が設けられ、筐体内の各リール21a〜21cが外部から視認可能となっている。
表示窓3は、スロットマシン1内部に配設された三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21c(図3参照)の視認用の窓部で、通常、無色透明又は有色透明な樹脂製パネル等からなり、三つの各リール21の周囲に描かれた複数の図柄のうち、縦方向に連続して隣接する複数(通常三つ)の図柄をそれぞれ視認,識別できるようになっている。
この表示窓3には、通常、入賞ライン表示が描かれており(図示省略)、所定の入賞ラインに沿って停止,配列されたリール21a〜21cの図柄の組合せによって、ゲームの入賞が決定されるようになっている。
前面パネル2の下側の前扉1aのほぼ中央部分には、スタートレバー4,停止ボタン5,メダル投入口6,精算ボタン6b,投入ボタン7等の遊技者が操作するためのボタン類が備えられている。
スタートレバー4は、三つの各リール21の回転を開始させるゲームスタート手段であり、このスタートレバー4が遊技者の操作によって押下されることで、後述する制御部10にスタート信号が出力され(図3参照)、本体内部の各リール21a〜21cが一斉に(又は順次)回転するようになっている。
また、このスタートレバー4の押下によりスタート信号が入力されることで、制御部10において後述する内部抽せんが行われる。
停止ボタン5は、回転するリール21を停止させる停止手段であり、三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cに対応して設けられた三つの停止ボタン(左)5a,停止ボタン(中)5b,停止ボタン(右)5cが備えられている。この各停止ボタン5a,5b,5cが遊技者の任意のタイミングで押下されることで、制御部10にストップ信号が出力され(図3参照)、対応する各リール21a,21b,21cの回転が停止されるようになっている。
従って、遊技者がこれらスタートレバー4及び停止ボタン5を操作することにより、三つのリール21a〜21cを回転及び停止させて、各リール21a〜21cに付された図柄を所定の入賞配列となるよう揃えるスロットマシン遊技を行うことができる。
メダル投入口6は、ゲームに使用される遊技媒体となるメダルの受け入れ口であり、このメダル投入口6から投入されたメダル数に応じてゲームが行えるようになっている。メダル投入口6の本体内部側には、図2に示すようにメダルセレクタ6aが備えられ、投入されたメダル数がカウントされ、そのメダル数を示すメダル信号が、本体内部の制御部10に出力されるようになっている。
また、メダル投入口6から投入されるメダルの数は、貯留メダル数として制御部10内のRAM12に記憶されるようになっており(図3参照)、遊技の開始に先立って、予め複数のメダルを投入して貯留メダルとして貯留,記憶できるようになっている。この貯留メダル数は前面パネル2のクレジット表示部2bに数値として表示される。
精算ボタン6bは、遊技の終了時等に貯留メダルを精算するためのスイッチであり、この精算ボタン6bが押下されることで、貯留メダル分のメダルがホッパー装置30から遊技メダル払出口8に排出され、RAM12に記憶された貯留メダル数のデータも消去される。また、貯留メダルが精算されることでクレジット表示部2bの数値もゼロ表示となる。
メダルの投入ボタン7は、メダル投入口6から投入されたメダルに貯留メダルがある場合に、その貯留メダルの中からゲームに使用する(賭ける)メダルを投入するメダル投入用のスイッチであり、一回の押下によって一ゲームに投入可能な最大数のメダル(通常3枚)を貯留メダルから投入するMAX投入ボタン7aと、一回の押下で1枚のメダルを貯留メダルから投入する1枚賭け用の投入ボタン7bとがある。
この投入ボタン7が押下されると、メダル信号が制御部10に出力され(図3参照)、押下された回数と同数のメダルが、RAM12に記憶された貯留メダルからゲームに投入されることになる。なお、貯留メダルが投入されると、メモリの貯留メダル数が投入数だけ減算され、クレジット表示部2bの表示数値も投入数だけ減ることになる。
スロットマシン1の最下部には、遊技メダル払出口8及びスピーカ9が備えられている。
遊技メダル払出口8は、停止ボタン5の押下によって停止されたリール21が所定の入賞配列となった場合に、筐体内のホッパー装置30から排出される入賞配列に応じた数量の入賞メダルが払い出されるようになっている。払い出されたメダル数は、リールの表示窓3の下側にある状態表示部を構成するペイアウト表示部2dに表示される。
スピーカ9は、遊技者に対してメロディ音やメッセージ音等の各種の音声を発生するようになっており、例えば、制御部10で内部抽せんが行われ、所定の大当たりや小役に当せんした場合や、入賞図柄が揃って大当たりや小役に入賞した場合等に、所定の演出音声や内部当たりを告知する音声等を発するようになっている。
このスピーカ9から発生される音声は、制御部10に備えられるサウンド回路17に生成・出力される(図3参照)。
図2に、スロットマシン1の筐体内部の概略を示す。
同図に示すように、スロットマシン1の筐体内部には、三個のリール21a〜21cを回転及び停止駆動するドラムユニット20や、メダルを払い出すホッパー装置30、その他の機械,装置等が備えられている。
ドラムユニット20は、三つのリール21a,21b,21cと、三つのリール21a〜21cを回転自在に保持し、各リール21a〜21cに対応するステッピングモータ23a〜23cを回転駆動することで各リール21a〜21cの回転の始動,定速回転及び停止の制御を行うモータ駆動回路22と、停止された各リール21a〜21cの停止位置を検出して位置信号を制御部10に出力する回胴位置検出部24を備えている(図3参照)。
リール21は、既存のスロットマシンにおけるものと同様、外周に複数(通常21個)の絵柄や文字等の図柄が描かれた円筒状部分からなり、縦方向(図面上下方向)に回転する三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cが横方向(図面左右方向)に一列に並んで配設されている(図2参照)。
各リール21a〜21cに備えられる図柄は、各リールごとに等間隔で配設され、例えば「チェリー」や「BAR」,「リプレイ」等の文字や、スロットマシンのキャラクターや果物等を示す絵柄等が、所定の順番で表示されており、通常、各リールに21個ずつの図柄が表示されるようになっている。
そして、それらリール21a〜21cの図柄が、対応する停止ボタン5a〜5cが押下操作されることで、上述した表示窓3の入賞ラインに沿って所定の組合せで停止されることで入賞が決定される。
このような三つのリール21a〜21cは、制御部10とドラムユニット20のモータ駆動回路22及び回胴位置検出部24によって駆動制御及び停止制御される。
ドラムユニット20では、三つのリール21a〜21cは対応する三つのステッピングモータ23a〜23cによってそれぞれ回転自在に保持されており、スタートレバー4及び停止ボタン5a〜5cが押下操作されることで、モータ駆動回路22が制御部10からパルス(駆動)信号を入力してステッピングモータ23a〜23cを駆動して(図3参照)、対応するリール21a〜21cの回転の始動,定速回転及び停止の制御が行われる。
そして、制御部10で行われる内部抽せんの結果に応じてリール21の停止位置が制御されて、遊技者の停止ボタン5を押すタイミングに拘わらず、すなわち、各停止ボタン5a〜5cの押下タイミングがずれていても、一定範囲内(通常、図柄4コマの範囲内)で対応するリール21a〜21cの図柄が特定配列となるよう、リール21が停止制御されることになる。
これにより、スタートレバー4からのスタート信号を契機として制御部10で内部抽せんが行われ、制御部10からの制御信号によりドラムユニット20が制御されることで、停止ボタン5が押下されるタイミングに拘わらず、一定範囲内で内部抽せんの結果に応じた停止位置で各リール21a,21b,21cが停止されることになる。
ホッパー装置30は、筐体内のドラムユニット20の下側に配設されるメダル払出用の装置であり、払出用のメダルを収納するホッパー31と、ホッパー31を駆動して所定数のメダルを排出させるホッパー駆動回路32と、排出されたメダルの枚数を検出して払出数信号を制御部10に出力するメダル検出部33を備えている(図3参照)。
このホッパー装置30から排出されるメダルが、前扉1aの遊技メダル払出口8からスロットマシン前面に払い出されて遊技者に提供されることになる。
前面パネル2の表示窓3の下側には、内部当たり告知部2aと、クレジット表示部2bと、状態表示部2cと、ペイアウト表示部2dとが備えられている。
内部当たり告知部2aは、スロットマシン1の制御部10における内部抽せんの結果、所定の大当たりに当選した場合に点灯又は点滅するランプと、ランプの光によって絵柄等を透光表示させる透光表示部とを有している。
クレジット表示部2b,状態表示部2c及びペイアウト表示部2dは、それぞれ7セグメントLED等からなり、所定の数値が表示されるようになっている。
すなわち、クレジット表示部2bは、貯留メダル数が表示され、状態表示部2cは、特定遊技状態中のメダルの払出総数や消化ゲーム数が表示され、ペイアウト表示部2dは、各入賞払出時の払出数が表示される。
以上の内部当たり告知部2aと、クレジット表示部2bと、状態表示部2cと、ペイアウト表示部2dの各表示部は、制御部10に備えられた表示駆動回路16によって駆動制御される(図3参照)。
[制御手段]
次に、図3を参照して、以上のような構成からなる本実施形態に係るスロットマシンを制御する制御部10について説明する。図3は、本実施形態に係るスロットマシンの制御手段及びその周辺構成の概略を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施形態の制御部10は、上述したスロットマシン1の各部を制御する制御手段であって、IC,メモリ,各種回路基板等を備えたマイクロコンピュータを有して構成されている。
具体的には、制御部10は、CPU11と、記憶手段となるRAM12及びROM13,基準クロックを発生するクロック発生回路14,内部抽せん用の乱数を発生する乱数発生回路15,各表示部2a〜2dを駆動する表示部駆動回路16,スピーカ9を介して音声を発生させるサウンド回路17,演出用の表示器Lを駆動させる表示器駆動回路18等を備えている。
まず、制御部10は、メダルセレクタ6aからのメダル信号及び投入ボタン7(7a,7b)からのメダル信号を入力し、メダル投入口6から投入されたメダルの枚数及び投入ボタン7が押下されて賭けられたメダルの投入枚数を確認するとともに、投入ボタン7からのメダル信号に基づき、RAM12で記憶される貯留メダル枚数を減少させる。これにより、各ゲームに使用される(賭けられる)メダル数が決定されることになる。
また、制御部10は、スタートレバー4からのスタート信号及び停止ボタン5a〜5cからのストップ信号を入力することにより、リール21の制御信号となるパルス(駆動)信号をドラムユニット20へ出力し、リール21a〜21cを回転及び停止させる。これにより、ドラムユニット20では、スタート信号によってリール21a〜21cを回転させるとともに、停止ボタン5a〜5cの押下操作により入力されるストップ信号により、対応するリール21a〜21cを停止させることになる。
また、制御部10は、ドラムユニット20から入力されるマーカー信号により、各リール21a〜21cの停止図柄を認識し、この停止図柄が所定の入賞配列か否かを判定するようになっており、判定の結果、所定の入賞配列であるときは、入賞の種類に応じた枚数のメダルの払出処理を行うようになっている。
そして、以上のようなゲーム制御を行う制御部10は、各ゲーム毎に内部抽せんを行い、その内部抽せんの結果に従ってゲームを制御している。
内部抽せんは、各ゲーム毎に行われる抽せん処理であり、カウンタIC等からなる乱数発生回路15とROM13に予め設定,記憶された抽せんテーブルにより実行され、抽出された乱数が抽せんテーブルのいずれの領域に属しているかで、その属する領域が示す内容が抽せん結果として決定・当選するようになっている。
具体的には、乱数発生回路15は、所定の乱数幅の範囲(例えば1〜16384)で乱数を発生させる。抽せんテーブルは、ROM13に格納されるデータテーブルからなり、乱数値が取り得る範囲(1〜16384等)に対応して所定の当選内容が割り当てられている。
抽せんテーブルに設定される当選内容としては、大当たり(BB,RB等)や、小役,リプレイ,ハズレ等があり、抽せんテーブルにはこの当選内容が乱数幅の範囲に対応して割り当てられ、例えば、1〜55:大当たり、55〜1055:小役、1056〜16384:ハズレ、というように各内容が所定の当選確率となるように割り当てられている。
そして、スタートレバー4が押下された瞬間に乱数発生回路15から一の乱数が抽出され、その抽出された乱数が抽せんテーブルの値と照合されることにより、その乱数が属する当選内容が抽せん結果として決定され、その当選内容に応じてリール21の停止位置が制御され、ある入賞内容に当選すると、遊技者の停止ボタン5を押すタイミングに拘わらず、一定範囲内で各リール21に付された図柄がその入賞内容に応じた配列となるように停止制御されることになる。
ところで、上述した抽せんテーブルは、乱数値の取り得る範囲内で各当せん内容(各遊技状態)を割り当てたものである。すなわち、抽せんテーブルは、乱数各値と遊技状態との対応表となっている。そして、その抽せんテーブルから、各遊技状態の抽せん確率を求めることができる。すなわち、ある遊技状態(例えば、ビッグボーナス(BB))の抽せん確率は、その遊技状態(ビッグボーナス(BB))が割り当てられた乱数の数(例えば、55個)を乱数全体の数(例えば、16384個)で除算した数(ここでは、約1/300)となる。このような計算により各遊技状態の抽せん確率を算出し、これをまとめると、図4や図11で示すような抽せん確率テーブルとなる。
なお、本実施形態においては、それら抽せんテーブルと抽せん確率テーブルとを総称して「内部抽せん用テーブル」という。
そして、制御部10は、内部抽せん用テーブル(抽せん確率テーブル)に定められた抽せん確率にもとづいて内部抽せんを行い、当該当せんの結果に応じて、各ゲームを、特定遊技状態又は通常遊技状態のいずれかで行うように制御する。
ここで、抽せん確率テーブルでは、所定の遊技媒体賭け数における特定遊技状態の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数における特定遊技状態の抽せん確率よりも高く定め、この抽せん確率が高く定められた所定の遊技媒体賭け数が所定の特定遊技状態においてのみ受付されるように定められている。
制御部10では、その抽せん確率テーブルにより定められた内容にしたがって内部抽せんが行われる。すなわち、抽せん確率テーブルで抽せん確率が高く定められた所定の遊技媒体賭け数が、所定の特定遊技状態においてのみ受付可能となるように制御する。
ここで、「所定の遊技媒体賭け数」,「他の遊技媒体賭け数」,「特定遊技状態」,「所定の特定遊技状態」,「抽せん確率」等については任意に定めることができるが、ゲーム性や規則の制約などから、下記の[内部抽せんの具体例]で挙げた(タイプa)〜(タイプe)が主な実施例となる。
これら内部抽せんの具体例を、下記の[内部抽せんの具体例]で詳述する。
[内部抽せんの具体例]
次に、図4(a)〜(e)を参照して、本実施形態のスロットマシンの制御手段で行われる内部抽せんの具体例を説明する。
図4(a)〜(e)は、本実施形態のスロットマシンにおける内部抽せんの各タイプ((タイプa)〜(タイプe))でそれぞれ使用される抽せん確率テーブルの具体例を示す図である。
また、図4(a)〜(e)に示した抽せん確率テーブルはあくまでも例示である。したがって、遊技媒体の賭け数に応じて遊技状態の抽せん確率に変化を持たせてボーナスゲームの高確率状態を実現しているものである限り、抽せん確率テーブルにて遊技状態や抽せん確率を任意に定めることが可能なことは言うまでもない。
(タイプa)
本タイプは、内部抽せん用テーブルにおいて、所定の遊技媒体賭け数「1」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数「3」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率よりも高く定め、かつ、所定の遊技媒体賭け数「1」におけるビッグボーナス(BB)及びレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数「3」におけるビッグボーナス(BB)及びレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率よりも高く定め、抽せん確率が高くなる所定の遊技媒体賭け数「1」を、(それらビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が高くなる限りにおいて)シングルボーナス(SB)においてのみ受付可能とした場合(ただし、通常遊技状態におけるビッグボーナス(BB)及びレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を0とした場合)の具体例を示すものである。
本タイプのスロットマシン1は、図4(a)に示すように、通常遊技中にて、小役,再遊技(リプレイ),シングルボーナス(SB)の当せんを可能としている。また、シングルボーナス(SB)中にて、小役,再遊技(リプレイ),ビッグボーナス(BB),レギュラーボーナス(RB),シングルボーナス(SB)の当せんを可能としている。
そして、本タイプでは、遊技媒体賭け数(賭け数)及び内部抽せんの抽せん確率を図4(a)に示すように定めている。
すなわち、遊技媒体賭け数については、通常遊技及びビッグボーナス(BB)での遊技媒体賭け数を3枚、レギュラーボーナス(RB)及びシングルボーナス(SB)での遊技媒体賭け数を1枚と定めている。
一方、抽せん確率については、通常遊技におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率を1/100、シングルボーナス(SB)におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率を1/5、シングルボーナス(SB)におけるレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を1/16、シングルボーナス(SB)におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率を1/2と定めている。
ここで、通常遊技で受付可能な遊技媒体賭け数「3」と、シングルボーナス(SB)で受付可能な遊技媒体賭け数「1」について見てみると、遊技媒体賭け数「1」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率(1/2)は、遊技媒体賭け数「3」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率(1/100)よりも高くなっている。また、遊技媒体賭け数「1」におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率(1/5)は、遊技媒体賭け数「3」におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率(0とみなす)よりも高くなっている。さらに、遊技媒体賭け数「1」におけるレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率(1/16)は、遊技媒体賭け数「3」におけるレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率(0とみなす)よりも高くなっている。
そして、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が高くなる限りにおいて遊技媒体賭け数「1」は、シングルボーナス(SB)でのみ受付可能となっており、これら以外の遊技状態では受付不可となっている。このため、シングルボーナス(SB)中において、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を非常に高いものとすることができる。
なお、本タイプにおいては、シングルボーナス(SB)だけでなくレギュラーボーナス(RB)においても遊技媒体賭け数が「1」となっている。しかし、レギュラーボーナス(RB)においては、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せんが行われない。このため、レギュラーボーナス(RB)は、「ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が高くなる限りにおいて」の範囲には含まれない。
次に、本タイプのスロットマシン1におけるゲームの流れを、図5を参照して説明する。
遊技者は、まず、通常遊技状態(通常遊技)にてシングルボーナス(SB)の入賞を期待して遊技を行う。ここで、シングルボーナス(SB)の抽せん確率は、1/100である。これは、例えば図4(b)で示すビッグボーナス(BB)の抽せん確率1/800に比べて当せんし易い確率となっている。
シングルボーナス(SB)に当せん・入賞すると、次にビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の入賞を期待して遊技を行う。
シングルボーナス(SB)中は、ビッグボーナス(BB)の抽せん確率が1/5,レギュラーボーナス(RB)が1/16となり、いずれも飛躍的に当せんし易くなっている。このように、本タイプのスロットマシン1では、ボーナスゲームの高確率を実現できる。
また、シングルボーナス(SB)中は、シングルボーナス(SB)の抽せん確率が1/2となっている。これは、シングルボーナス(SB)中にシングルボーナス(SB)に当せん・入賞する可能性が非常に高いことを意味している。このため、連続して何度もシングルボーナス(SB)が行えるようになる。しかも、シングルボーナス(SB)中は、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が飛躍的に高くなっている。このことから、シングルボーナス(SB)が続く限り、それらビッグボーナス(BB)等の抽せん確率が高い状態が継続する。このため、遊技者は、シングルボーナス(SB)を連続して行うことで、ビッグボーナス(BB)等の入賞への期待感を大いに高めながら遊技を続けていくことができる。したがって、本タイプのスロットマシン1は、従来にないまったく新たな遊技性を備えたスロットマシン1を提供できる。
(タイプb)
本タイプは、タイプaと同様、内部抽せん用テーブルにおいて、所定の遊技媒体賭け数「1」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数「3」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率よりも高く定め、かつ、所定の遊技媒体賭け数「1」におけるビッグボーナス(BB)及びレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数「3」におけるビッグボーナス(BB)及びレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率よりも高く定め、抽せん確率が高くなる所定の遊技媒体賭け数「1」を、(それらビッグボーナス(BB)及びレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が高くなる限りにおいて)シングルボーナス(SB)においてのみ受付可能とした場合の具体例を示すものである。
ただし、タイプaとの相違点として、通常遊技状態におけるビッグボーナス(BB)及びレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率は、0以外となっている。
本タイプのスロットマシン1は、図4(b)に示すように、通常遊技中にて、小役,再遊技(リプレイ),ビッグボーナス(BB),レギュラーボーナス(RB),シングルボーナス(SB)の当せんを可能としている。また、シングルボーナス(SB)中も同様に、小役,再遊技(リプレイ),ビッグボーナス(BB),レギュラーボーナス(RB),シングルボーナス(SB)の当せんを可能としている。
そして、本タイプでは、遊技媒体賭け数(賭け数)及び内部抽せんの抽せん確率を図4(b)に示すように定めている。
遊技媒体賭け数についてはタイプaと同様である。
一方、抽せん確率については、通常遊技におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率と通常遊技におけるレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率とを共に1/800、通常遊技におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率を1/150、シングルボーナス(SB)におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率を1/8、シングルボーナス(SB)におけるレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を1/8、シングルボーナス(SB)におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率を1/2と定めている。
ここで、通常遊技で受付可能な遊技媒体賭け数「3」と、シングルボーナス(SB)で受付可能な遊技媒体賭け数「1」について見てみると、遊技媒体賭け数「1」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率(1/2)は、遊技媒体賭け数「3」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率(1/150)よりも高くなっている。また、遊技媒体賭け数「1」におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率(1/8)は、遊技媒体賭け数「3」におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率(1/800)よりも高くなっている。さらに、遊技媒体賭け数「1」におけるレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率(1/8)は、遊技媒体賭け数「3」におけるレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率(1/800)よりも高くなっている。
そして、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が高くなる限りにおいて遊技媒体賭け数「1」は、シングルボーナス(SB)でのみ受付可能となっており、これら以外の遊技状態では受付不可となっている。このため、シングルボーナス(SB)中において、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を非常に高いものとすることができる。
なお、本タイプにおいては、シングルボーナス(SB)だけでなくレギュラーボーナス(RB)においても遊技媒体賭け数が「1」となっている。しかし、レギュラーボーナス(RB)においては、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せんが行われない。このため、レギュラーボーナス(RB)は、「ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が高くなる限りにおいて」の範囲には含まれない。
次に、本タイプのスロットマシン1におけるゲームの流れを、図6を参照して説明する。
遊技者は、通常遊技にてビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の入賞に期待することも可能であるが、抽せん確率が低いため、ここではまず、通常遊技にてシングルボーナス(SB)の入賞を期待して遊技を行う。シングルボーナス(SB)の抽せん確率は、1/150であるため、ビッグボーナス(BB)等の抽せん確率1/800に比べて当せんし易い確率となっている。
シングルボーナス(SB)に当せん・入賞すると、次にビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の入賞を期待して遊技を行う。
シングルボーナス(SB)中は、ビッグボーナス(BB)とレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が共に1/8となっており、通常遊技中のビッグボーナス(BB)等の抽せん確率に比べていずれも飛躍的に当せんし易くなっている。このように、本タイプのスロットマシン1では、ボーナスゲームの高確率を実現できる。
また、シングルボーナス(SB)中は、シングルボーナス(SB)の抽せん確率が1/2となっている。このため、連続して何度もシングルボーナス(SB)が行えるようになる。このことから、シングルボーナス(SB)が続く限り、それらビッグボーナス(BB)等の抽せん確率が高い状態が継続する。したがって、本タイプのスロットマシン1は、従来にないまったく新たな遊技性を備えたスロットマシン1を提供できる。
(タイプc)
本タイプは、タイプaやタイプbと同様、内部抽せん用テーブルにおいて、所定の遊技媒体賭け数「1」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数「3」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率よりも高く定め、かつ、所定の遊技媒体賭け数「1」におけるビッグボーナス(BB)及びレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数「3」におけるビッグボーナス(BB)及びレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率よりも高く定めて、抽せん確率が高くなる所定の遊技媒体賭け数「1」を、(それらビッグボーナス(BB)及びレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が高くなる限りにおいて)シングルボーナス(SB)においてのみ受付可能とした場合の具体例を示すものである。
ただし、本タイプのスロットマシン1は、タイプaやタイプbのスロットマシン1と比較して、シングルチャレンジタイム(SCT)やチャレンジタイム(CT)を新たに搭載している点で相違する。
そして、シングルチャレンジタイム(SCT)中では、小役,再遊技(リプレイ),ビッグボーナス(BB),レギュラーボーナス(RB),チャレンジタイム(CT),シングルチャレンジタイム(SCT),シングルボーナス(SB)の当せんを可能としている。また、チャレンジタイム(CT)中では、小役,レギュラーボーナス(RB),シングルボーナス(SB)の当せんを可能としている。
このため、本タイプは、タイプaやタイプbと相違する点として、内部抽せん用テーブルにおいて、所定の遊技媒体賭け数「2」におけるビッグボーナス(BB),レギュラーボーナス(RB),チャレンジタイム(CT),シングルチャレンジタイム(SCT),シングルボーナス(SB)の各抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数「3」におけるビッグボーナス(BB),レギュラーボーナス(RB),チャレンジタイム(CT),シングルチャレンジタイム(SCT),シングルボーナス(SB)の各抽せん確率よりも高く定め、抽せん確率が高くなる所定の遊技媒体賭け数「2」を、シングルチャレンジタイム(SCT)においてのみ受付可能とした場合の具体例を示すものである。
さらに、本タイプは、タイプaやタイプbと相違する点として、内部抽せん用テーブルにおいて、所定の遊技媒体賭け数「1」におけるチャレンジタイム(CT)及びシングルチャレンジタイム(SCT)の各抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数「3」におけるチャレンジタイム(CT)及びシングルチャレンジタイム(SCT)の各抽せん確率よりも高く定め、抽せん確率が高くなる所定の遊技媒体賭け数「1」を、(それらビッグボーナス(BB)及びレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が高くなる限りにおいて)シングルボーナス(SB)においてのみ受付可能とした場合の具体例を示すものである。
そして、本タイプでは、遊技媒体賭け数(賭け数)及び内部抽せんの抽せん確率を図4(c)に示すように定めている。
遊技媒体賭け数については、通常遊技,ビッグボーナス(BB),チャレンジタイム(CT)での遊技媒体賭け数を3枚、シングルチャレンジタイム(SCT)での遊技媒体賭け数を2枚、レギュラーボーナス(RB)及びシングルボーナス(SB)での遊技媒体賭け数を1枚と定めている。
一方、抽せん確率については、通常遊技中は、ビッグボーナス(BB),レギュラーボーナス(RB),チャレンジタイム(CT)の抽せん確率を1/800、シングルチャレンジタイム(SCT)とシングルボーナス(SB)の抽せん確率を1/150と定めている。
さらに、チャレンジタイム(CT)中は、レギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を1/800、シングルボーナス(SB)の抽せん確率を1/150と定めている。
また、シングルチャレンジタイム(SCT)中は、ビッグボーナス(BB)の抽せん確率を1/20、レギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を1/50、チャレンジタイム(CT)の抽せん確率を1/12、シングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率を1/2、シングルボーナス(SB)の抽せん確率を1/10と定めている。
さらに、シングルボーナス(SB)中は、ビッグボーナス(BB)の抽せん確率を1/12、レギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を1/50、チャレンジタイム(CT)の抽せん確率を1/20、シングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率を1/10、シングルボーナス(SB)の抽せん確率を1/2と定めている。
ここで、通常遊技で受付可能な遊技媒体賭け数「3」と、シングルボーナス(SB)で受付可能な遊技媒体賭け数「1」について見てみると、遊技媒体賭け数「1」におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率(1/12),レギュラーボーナス(RB)の抽せん確率(1/50),チャレンジタイム(CT)の抽せん確率(1/20),シングルチャレンジタイム(CT)の抽せん確率(1/10),シングルボーナス(SB)の抽せん確率(1/2)は、それぞれ遊技媒体賭け数「3」におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率(1/800),レギュラーボーナス(RB)の抽せん確率(1/800),チャレンジタイム(CT)の抽せん確率(1/800),シングルチャレンジタイム(CT)の抽せん確率(1/150),シングルボーナス(SB)の抽せん確率(1/150)よりも高くなっている。
そして、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が高くなる限りにおいて遊技媒体賭け数「1」は、シングルボーナス(SB)でのみ受付可能となっており、これら以外の遊技状態では受付不可となっている。このため、シングルボーナス(SB)中において、ビッグボーナス(BB),レギュラーボーナス(RB),チャレンジタイム(CT),シングルチャレンジタイム(CT),シングルボーナス(SB)の各抽せん確率を非常に高いものとすることができる。
なお、本タイプにおいては、シングルボーナス(SB)だけでなくレギュラーボーナス(RB)においても遊技媒体賭け数が「1」となっている。しかし、レギュラーボーナス(RB)においては、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せんが行われない。このため、レギュラーボーナス(RB)は、「ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率が高くなる限りにおいて」の範囲には含まれない。
さらに、通常遊技で受付可能な遊技媒体賭け数「3」と、シングルチャレンジタイム(SCT)で受付可能な遊技媒体賭け数「2」について見てみると、遊技媒体賭け数「2」におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率(1/20),レギュラーボーナス(RB)の抽せん確率(1/50),チャレンジタイム(CT)の抽せん確率(1/12),シングルチャレンジタイム(CT)の抽せん確率(1/2),シングルボーナス(SB)の抽せん確率(1/10)は、それぞれ遊技媒体賭け数「3」におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率(1/800),レギュラーボーナス(RB)の抽せん確率(1/800),チャレンジタイム(CT)の抽せん確率(1/800),シングルチャレンジタイム(CT)の抽せん確率(1/150),シングルボーナス(SB)の抽せん確率(1/150)よりも高くなっている。
そして、遊技媒体賭け数「2」は、シングルチャレンジタイム(SCT)でのみ受付可能となっており、これら以外の遊技状態では受付不可となっている。このため、シングルチャレンジタイム(SCT)中において、ビッグボーナス(BB),レギュラーボーナス(RB),チャレンジタイム(CT),シングルチャレンジタイム(CT),シングルボーナス(SB)の各抽せん確率を非常に高いものとすることができる。
次に、本タイプのスロットマシン1におけるゲームの流れを、図7を参照して説明する。
遊技者は、通常遊技にて、ビッグボーナス(BB),レギュラーボーナス(RB),チャレンジタイム(CT)の入賞に期待することも可能であるが、これらは抽せん確率が非常に低いことから、ここではシングルチャレンジタイム(SCT)又はシングルボーナス(SB)の入賞を期待して遊技を行うようにする。
シングルチャレンジタイム(SCT)及びシングルボーナス(SB)の抽せん確率は、いずれも1/150である。これらは、ビッグボーナス(BB)等の抽せん確率1/800に比べて当せんし易い数となっている。
シングルチャレンジタイム(SCT)又はシングルボーナス(SB)に当せん・入賞すると、次にビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)の入賞を期待して遊技を行う。
例えば、シングルボーナス(SB)中は、ビッグボーナス(BB)の抽せん確率が1/12,レギュラーボーナス(RB)が1/50となり、いずれも飛躍的に当せんし易くなっている(シングルチャレンジタイム(SCT)中も同様である)。
なお、ここでチャレンジタイム(CT)の入賞を期待して遊技を行い、このチャレンジタイム(CT)中にレギュラーボーナス(RB)の入賞を期待して遊技を行うようにすることもできる。ただし、チャレンジタイム(CT)中のレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率は、1/800となっているため、シングルチャレンジタイム(SCT)中又はシングルボーナス(SB)中にレギュラーボーナス(RB)の入賞を期待して遊技を行う方が当せんしやすい。
また、シングルボーナス(SB)中は、シングルボーナス(SB)の抽せん確率が1/2となっている。このため、連続して何度もシングルボーナス(SB)が行えるようになり、ビッグボーナス(BB)等の抽せん確率が高い状態を継続させることができる。
なお、シングルチャレンジタイム(SCT)中のシングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率も1/2と高くなっているため、連続して何度もシングルチャレンジタイム(SCT)を行って、ビッグボーナス(BB)等の抽せん確率が高い状態を継続させることができる。
さらに、本タイプの特徴としては、シングルボーナス(SB)とシングルチャレンジタイム(SCT)とが高確率で交互に繰り返し行われる点が挙げられる。
図4(c)に示すように、シングルボーナス(SB)におけるシングルボーナス(SB)及びシングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率が、通常遊技状態におけるシングルボーナス(SB)及びシングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率よりも高く定められている。また、シングルチャレンジタイム(SCT)におけるシングルボーナス(SB)及びシングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率が、通常遊技状態におけるシングルボーナス(SB)及びシングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率よりも高く定められている。
このため、通常遊技状態において例えばシングルボーナス(SB)に入賞すると、次に行われるシングルボーナス(SB)においてはシングルボーナス(SB)及びシングルチャレンジタイム(SCT)が高確率で抽せんが行われ、ここでシングルチャレンジタイム(SCT)に当せん・入賞すれば、次にシングルチャレンジタイム(SCT)が行われる。そして、このシングルチャレンジタイム(SCT)においては、シングルボーナス(SB)及びシングルチャレンジタイム(SCT)が高確率で抽せんが行われ、ここで、シングルボーナス(SB)に当せん・入賞すれば、次にシングルボーナス(SB)が行われる。
このように、一度シングルボーナス(SB)あるいはシングルチャレンジタイム(SCT)に入賞することで、シングルボーナス(SB)とシングルチャレンジタイム(SCT)との双方が高確率状態となり、その後は、シングルボーナス(SB)とシングルチャレンジタイム(SCT)とを繰り返しながら遊技を進めていくことができる。
しかも、シングルボーナス(SB)においては、シングルボーナス(SB)の抽せん確率も高いため、シングルボーナス(SB)中にシングルボーナス(SB)に当せん・入賞し、引き続きシングルボーナス(SB)を行うことも可能となる。そして、シングルボーナス(SB)が連続して行われることで、シングルボーナス(SB)とシングルチャレンジタイム(SCT)との双方の高確率状態が維持される。一方、シングルチャレンジタイム(SCT)においてもシングルチャレンジタイム(SCT)の抽せん確率が高いため、シングルチャレンジタイム(SCT)が連続して行われ得る。そして、シングルチャレンジタイム(SCT)が連続して行われることにより、シングルチャレンジタイム(SCT)とシングルボーナス(SB)の高確率状態が維持される。
したがって、一度シングルボーナス(SB)あるいはシングルチャレンジタイム(SCT)に入賞すれば、その後、シングルボーナス(SB)とシングルチャレンジタイム(SCT)とを交互に繰り返しながら遊技を進めていくことができる。
さらに、シングルボーナス(SB)あるいはシングルチャレンジタイム(SCT)におけるビッグボーナス(BB)あるいはレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を、通常遊技状態におけるビッグボーナス(BB)あるいはレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率よりも高く定めることにより、ビッグボーナスゲーム(BB)あるいはレギュラーボーナス(RB)の高確率状態を実現できる。
(タイプd)
本タイプのスロットマシン1は、タイプaのスロットマシン1と比較して、レギュラーボーナス(RB)を搭載していない代わりに、2種類のビッグボーナス(BB1,BB2)を搭載している点で相違する。
第一のビッグボーナス(BB1)は、タイプaのスロットマシン1におけるビッグボーナス(BB)と同様の遊技内容である。
第二のビッグボーナス(BB2)は、ビッグボーナス(BB1)の終了後にリプレイタイム(RT)と呼ばれるボーナスゲームが引き続き行われるものである。
リプレイタイム(RT)とは、再遊技図柄が入賞ラインに揃う確率が非常に高くなった遊技状態をいう。このリプレイタイム(RT)においては、遊技媒体(メダル)の減少を抑えながら、次のビッグボーナス(BB)の当せん・入賞が期待できる。しかも、高確率で一定ゲーム数シングルボーナス(SB)の当せん・入賞を期待できる。
そして、本タイプは、内部抽せん用テーブルにおいて、所定の遊技媒体賭け数「1」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数「3」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率よりも高く定め、かつ、所定の遊技媒体賭け数「1」における第一及び第二のビッグボーナス(BB1,BB2)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数「3」における第一及び第二のビッグボーナス(BB1,BB2)の抽せん確率よりも高く定めて、抽せん確率が高くなる所定の遊技媒体賭け数「1」を、シングルボーナス(SB)においてのみ受付可能とした場合の具体例を示すものである。
本タイプでは、遊技媒体賭け数(賭け数)及び内部抽せんの抽せん確率を図4(d)に示すように定めている。
遊技媒体賭け数については、通常遊技,第一のビッグボーナス(BB1),第二のビッグボーナス(BB2)での遊技媒体賭け数を3枚、シングルボーナス(SB)での遊技媒体賭け数を1枚と定めている。
一方、抽せん確率については、通常遊技中は、第一のビッグボーナス(BB1)の抽せん確率を1/300、第二のビッグボーナス(BB2)の抽せん確率を1/10000、シングルボーナス(SB)の抽せん確率を1/300と定めている。
また、シングルボーナス(SB)中は、第一のビッグボーナス(BB1)の抽せん確率を1/16、第二のビッグボーナス(BB2)の抽せん確率を1/5、シングルボーナス(SB)の抽せん確率を1/2と定めている。
ここで、通常遊技で受付可能な遊技媒体賭け数「3」と、シングルボーナス(SB)で受付可能な遊技媒体賭け数「1」について見てみると、遊技媒体賭け数「1」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率(1/2)は、遊技媒体賭け数「3」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率(1/300)よりも高くなっている。また、遊技媒体賭け数「1」における第一のビッグボーナス(BB1)の抽せん確率(1/16)は、遊技媒体賭け数「3」における第一のビッグボーナス(BB1)の抽せん確率(1/300)よりも高くなっている。さらに、遊技媒体賭け数「1」における第二のビッグボーナス(BB2)の抽せん確率(1/5)は、遊技媒体賭け数「3」における第二のビッグボーナス(BB2)の抽せん確率(1/10000)よりも非常に高くなっている。
そして、遊技媒体賭け数「1」は、シングルボーナス(SB)でのみ受付可能となっており、これら以外の遊技状態では受付不可となっている。このため、シングルボーナス(SB)中において、第一及び第二のビッグボーナス(BB1,BB2)の抽せん確率を非常に高いものとすることができる。
次に、本タイプのスロットマシン1におけるゲームの流れを、図8を参照して説明する。
通常遊技で当せんする可能性がある特定遊技には、第一のビッグボーナス(BB1)と第二のビッグボーナス(BB2)とシングルボーナス(SB)があるが、第二のビッグボーナス(BB2)は抽せん確率が1/10000であるため、当せんしないに等しいと言える。しかし、遊技者としては、大量獲得可能な第二のビッグボーナス(BB2)への入賞を期待したいところである。そこで、遊技者としては、まず、シングルボーナス(SB)の入賞を期待して遊技を行う。シングルボーナス(SB)の抽せん確率は、1/300である。
シングルボーナス(SB)に当せん・入賞すると、次に第二のビッグボーナス(BB2)の入賞を期待して遊技を行う。
シングルボーナス(SB)中は、第二のビッグボーナス(BB2)が1/5となっており、飛躍的に当せんし易くなっている。
また、シングルボーナス(SB)中は、シングルボーナス(SB)の抽せん確率が1/2となっている。このため、連続して何度もシングルボーナス(SB)が行えるようになる。このことから、シングルボーナス(SB)が続く限り、第二のビッグボーナス(BB2)の抽せん確率が高い状態が継続する。
なお、上述したゲームの流れでは、シングルボーナス(SB)に当せん・入賞後、第二のビッグボーナス(BB2)に当せん・入賞する流れとしてあるが、本タイプdにおいては、この他に、通常遊技から第一のビッグボーナス(BB1)に当せん・入賞して大量の遊技媒体を獲得するように遊技を行うことも可能である。
(タイプe)
本タイプのスロットマシン1は、タイプaのスロットマシン1と比較して、レギュラーボーナス(RB)を搭載していない代わりに、チャレンジタイム(CT)を搭載している点で相違する。
そして、本タイプは、内部抽せん用テーブルにおいて、所定の遊技媒体賭け数「1」におけるビッグボーナス(BB),チャレンジタイム(CT),シングルボーナス(SB)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数「3」におけるビッグボーナス(BB),チャレンジタイム(CT),シングルボーナス(SB)の抽せん確率よりも高く定め、かつ、遊技媒体賭け数「2」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数「3」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率よりも高く定めて、抽せん確率が高くなる所定の遊技媒体賭け数「1」をシングルボーナス(SB)においてのみ受付可能とし、さらに遊技媒体賭け数「2」をチャレンジタイム(CT)においてのみ受付可能とした場合の具体例を示すものである。
本タイプでは、遊技媒体賭け数(賭け数)及び内部抽せんの抽せん確率を図4(e)に示すように定めている。
遊技媒体賭け数については、通常遊技及びビッグボーナス(BB)での遊技媒体賭け数を3枚、チャレンジタイム(CT)での遊技媒体賭け数を2枚、シングルボーナス(SB)での遊技媒体賭け数を1枚と定めている。
一方、抽せん確率については、通常遊技中は、ビッグボーナス(BB)の抽せん確率を1/1000、チャレンジタイム(CT)の抽せん確率を1/200、シングルボーナス(SB)の抽せん確率を0と定めている。
また、チャレンジタイム(CT)中は、シングルボーナス(SB)の抽せん確率を1/16と定めている。
さらに、シングルボーナス(SB)中は、ビッグボーナス(BB)の抽せん確率を1/5、チャレンジタイム(CT)の抽せん確率を1/4、シングルボーナス(SB)の抽せん確率を1/4と定めている。
ここで、通常遊技で受付可能な遊技媒体賭け数「3」と、シングルボーナス(SB)で受付可能な遊技媒体賭け数「1」について見てみると、遊技媒体賭け数「1」におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率(1/5),チャレンジタイム(CT)の抽せん確率(1/4),シングルボーナス(SB)の抽せん確率(1/4)は、それぞれ遊技媒体賭け数「3」におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率(1/1000),チャレンジタイム(CT)の抽せん確率(1/200),シングルボーナス(SB)の抽せん確率(0)よりも高くなっている。
また、通常遊技で受付可能な遊技媒体賭け数「3」と、チャレンジタイム(CT)で受付可能な遊技媒体賭け数「2」について見てみると、遊技媒体賭け数「2」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率(1/16)は、遊技媒体賭け数「3」におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率(0)よりも高くなっている。
加えて、遊技媒体賭け数「1」は、シングルボーナス(SB)でのみ受付可能となっており、これら以外の遊技状態では受付不可となっている。また、遊技媒体賭け数「2」は、チャレンジタイム(CT)でのみ受付可能となっており、これら以外の遊技状態では受付不可となっている。このため、シングルボーナス(SB)中におけるビッグボーナス(BB),チャレンジタイム(CT),シングルボーナス(SB)の各抽せん確率や、チャレンジタイム(CT)におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率を非常に高いものとすることができる。
次に、本タイプのスロットマシン1におけるゲームの流れを、図9を参照して説明する。
遊技者は、通常遊技にてビッグボーナス(BB)の入賞を期待することは可能であるが、抽せん確率が低いため、ここではまず、チャレンジタイム(CT)の入賞を期待して遊技を行う。チャレンジタイム(CT)の抽せん確率は、1/200である。これは、ビッグボーナス(BB1)等の抽せん確率に比べて当せんし易い数となっている。なお、通常遊技中は、シングルボーナス(SB)が当せんしないようになっている。
チャレンジタイム(CT)に当せん・入賞すると、次にシングルボーナス(SB)の入賞を期待して遊技を行う。チャレンジタイム(CT)中は、シングルボーナス(SB)の抽せん確率が1/16となり飛躍的に当せんし易くなっている。
そして、シングルボーナス(SB)に当せん・入賞すると、次にビッグボーナス(BB)の入賞を期待して遊技を行う。シングルボーナス(SB)中は、ビッグボーナス(BB)の抽せん確率が1/5となり飛躍的に当せんし易くなっている。
また、シングルボーナス(SB)中は、シングルボーナス(SB)の抽せん確率が1/4となっている。このため、連続して何度もシングルボーナス(SB)が行えるようになる。このことから、シングルボーナス(SB)が続く限り、それらビッグボーナス(BB)の抽せん確率が高い状態が継続する。
さらに、本タイプの特徴としては、シングルボーナス(SB)とチャレンジタイム(CT)とが高確率で交互に繰り返し行われる点が挙げられる。
図4(e)に示すように、シングルボーナス(SB)におけるシングルボーナス(SB)及びチャレンジタイム(CT)の抽せん確率が、通常遊技状態におけるシングルボーナス(SB)及びチャレンジタイム(CT)の抽せん確率よりも高く定められている。また、チャレンジタイム(CT)におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率が、通常遊技状態におけるシングルボーナス(SB)の抽せん確率よりも高く定められている。
このため、通常遊技状態において例えばチャレンジタイム(CT)に入賞すると、次ゲーム以降行われるチャレンジタイム(CT)においてはシングルボーナス(SB)が高確率で抽せんされ、ここでシングルボーナス(SB)に当せん・入賞すれば、次にシングルボーナス(SB)が行われる。そして、このシングルボーナス(SB)においては、シングルボーナス(SB)及びチャレンジタイム(CT)が高確率で抽せんされ、ここで、チャレンジタイム(CT)に当せん・入賞すれば、次にチャレンジタイム(CT)が行われる。
このように、一度チャレンジタイム(CT)に入賞することで、その後は、シングルボーナス(SB)とチャレンジタイム(CT)とを繰り返しながら遊技を進めていくことができる。
しかも、シングルボーナス(SB)においては、シングルボーナス(SB)の抽せん確率も高いため、シングルボーナス(SB)中にシングルボーナス(SB)に当せん・入賞し、引き続きシングルボーナス(SB)を行うことも可能となる。そして、シングルボーナス(SB)が連続して行われることで、シングルボーナス(SB)とチャレンジタイム(CT)との双方の高確率状態が維持される。一方、チャレンジタイム(CT)においては、所定の払出数(例えば数百枚)に達するまで又は所定条件を満たすまでシングルチャレンジタイム(SCT)が複数ゲーム行われ、この間、シングルボーナス(SB)の高確率状態が維持される。
したがって、一度チャレンジタイム(CT)に入賞すれば、その後、シングルボーナス(SB)とチャレンジタイム(CT)とを交互に繰り返しながら遊技を進めていくことができる。
さらに、シングルボーナス(SB)におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率が、通常遊技状態におけるビッグボーナス(BB)の抽せん確率よりも高く定められているため、シングルボーナス(SB)におけるビッグボーナスゲーム(BB)の高確率状態を実現できる。
なお、本実施形態におけるタイプeのスロットマシン1は、レギュラーボーナス(RB)が搭載されていない構成としてあるが、タイプeのスロットマシン1は、レギュラーボーナス(RB)を搭載した構成とすることもできる。この場合、例えば、通常遊技におけるレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を1/500程度とし、シングルボーナス(SB)におけるレギュラーボーナス(RB)の抽せん確率を1/5程度として、シングルボーナス(SB)におけるレギュラーボーナス(RB)の高確率を実現することもできる。
[遊技動作]
次に、以上のような実施形態に係るスロットマシンの遊技動作について、図10を参照しつつ説明する。
図10は、本実施形態に係るスロットマシンの遊技動作の概略を示すフローチャートである。
まず、遊技者がメダル投入口6にメダルを投入することでゲームが開始される(図10のステップ1001)。このとき開始されるゲームは通常遊技のゲームである。
ここで、投入されるメダルは、通常、表示窓3上の入賞ラインに対応して1枚賭け,2枚賭け,3枚賭けに割り当てられ、4枚以上のメダルが投入された場合、4枚目以降のメダルは貯留メダルとして制御部10のRAM12に記憶される。従って、貯留メダルは、投入ボタン7によって2回目以降のゲームに使用されることになる。
メダル投入後は、スタートレバー4が押下されることにより(ステップ1002)、三つのリール21が回転を開始し、同時に、制御部10で内部抽せんが行われる(ステップ1003)。
ここで、内部抽せんの結果、所定の大当たり(BB)に入賞している場合には、そのゲームのスタートと同時に、あるいはそのゲームの終了後、内部当たり告知2aを介して所定の内部当たり告知を行わせることができる。
その後、遊技者により停止ボタン5a〜5cが押下操作されると(ステップ1004)、各停止ボタン5a〜5cに対応するリール21a〜21cが停止制御される(ステップ1005)。
このとき、各リール21a〜21cは、制御部10及びドラムユニット20の制御により、停止ボタン5の押下のタイミングに拘わらず、一定範囲内で、各リール上の図柄が内部抽せんの入賞内容に応じた所定配列となるように停止制御される。
そして、全リール21a〜21cが停止されると(ステップ1005)、その停止図柄に応じた処理が行われる。
まず、内部抽せん(ステップ1006)の結果、大当たりに当せんしていない場合には(ステップ1006のNo)、次いで小役に当せんしているか否かが判断され(ステップ1007)、この小役に当せんしていれば(ステップ1007のYes)、リールの停止図柄が所定の入賞配列となっていることを条件に(ステップ1008)、当該入賞配列に応じた遊技媒体が払い出される(ステップ1009)。
その後は、遊技者の判断によりゲームの続行又は終了が選択されることになる(ステップ1010)。
一方、内部抽せん(ステップ1003)の結果、大当たりに当せんしている場合には(ステップ1006のYes)、フラグ成立であり、リール21の停止図柄が所定の入賞配列となっていれば入賞となり(ステップ1011のYes)、特定遊技状態となってその特定遊技が行われる(ステップ1012)。
停止図柄が所定の入賞配列となっていなければ(ステップ1011のNo)、特定遊技はスタートせず、停止された図柄配列に応じて小役に当せんしていれば(ステップ1007のyes)、リールの停止図柄が所定の入賞配列となっていることを条件に(ステップ1008)、当該入賞配列に応じた遊技媒体が払い出されることになる(ステップ1009)。
その後は、遊技者の判断によりゲームの続行又は終了が選択されることになる(ステップ1010)。
なお、以上説明した本実施形態に係るスロットマシン1の構成は、上述した各部の他は、既存のスロットマシンにおける構成,機能とほぼ同様となっており、遊技方法,遊技システム等もほぼ同様である。
従って、既存マシンと同様の部分については詳細な説明は省略する。
以上説明したように、本実施形態に係るスロットマシンによれば、遊技媒体の賭け数に応じて遊技状態の抽せん確率に変化を持たせて、ボーナスゲームの高確率状態を実現できる。
また、所定の特定遊技状態をシングルボーナス(SB)やシングルチャレンジタイム(SCT)とすれば、これら特定遊技状態の魅力を飛躍的に向上させることができる。
さらに、通常遊技からシングルボーナス(SB)などの特定遊技状態へ移行すると、ビッグボーナス(BB)などの遊技状態の抽せん確率が非常に高くなることから、遊技状態の移行によるボーナスゲームの入賞への期待感を高揚させることができる。
加えて、遊技状態に応じて遊技媒体賭け数を変動させるため、遊技者は、現在の遊技状態を容易に把握できる。
そして、これらを実現可能とすることで、従来にはまったく存在しなかった新たな魅力に溢れるスロットマシンを提供可能とする。
以上、本発明のスロットマシンの好ましい実施形態について説明したが、本発明に係るスロットマシンは上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、スロットマシンの内部抽せんにより抽せん,決定される入賞内容としては、小役,再遊技(リプレイ),ビッグボーナス(BB),レギュラーボーナス(RB),チャレンジタイム(CT),シングルチャレンジタイム(SCT),シングルボーナス(SB),ハズレなどを挙げてあるが、遊技媒体の賭け数に応じて遊技状態の抽せん確率に変化を持たせてボーナスゲームの高確率状態を実現できる限り、特段の限定等はない。
さらに、上述した実施形態のスロットマシンでは、使用する遊技媒体がメダル(コイン)の場合を示したが、本発明に係るスロットマシンに使用可能な遊技媒体はメダルに限られず、例えば、パチンコ球と同様の遊技球を遊技媒体として使用することもできる。このような遊技球を使用して遊技可能なスロットマシンは、パチロット等とも呼ばれ、本発明のスロットマシンとして適用可能である。
本発明は、遊技媒体として主にメダル(コイン)を使用して遊技が行われるスロットマシン(回胴式遊技機)に利用することができ、特に、ゲーム毎に内部抽せんを行うスロットマシンに好適に利用することができる。
本発明の一実施形態に係るスロットマシンを示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す扉を開いた状態の概略斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの制御部及びその周辺構成の概略を示すブロック図である。 本発明のスロットマシンに係る各タイプごとの抽せん確率テーブルであって、(a)はタイプaのスロットマシン,(b)はタイプbのスロットマシン,(c)はタイプcのスロットマシン,(d)はタイプdのスロットマシン,(e)はタイプeのスロットマシンの抽せん確率テーブルをそれぞれ示す。 タイプaのスロットマシンの動作を示す流れ図である。 タイプbのスロットマシンの動作を示す流れ図である。 タイプcのスロットマシンの動作を示す流れ図である。 タイプdのスロットマシンの動作を示す流れ図である。 タイプeのスロットマシンの動作を示す流れ図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの動作を示すフローチャートである。 従来のスロットマシンの抽せん確率テーブルを示す図表である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 前面パネル
3 表示窓
4 スタートレバー
5(5a,5b,5c) 停止ボタン
6 メダル投入口
7a MAX投入ボタン
7b 投入ボタン
8 遊技メダル払出口
9 スピーカ
10 制御部
20 ドラムユニット
21(21a,21b,21c) リール
30 ホッパー装置
31 ホッパー

Claims (11)

  1. スタート操作により回転を開始する複数のリールを、各リール上の図柄が所定の入賞配列となるよう停止させることにより、入賞図柄に応じた遊技媒体が払い出されるスロットマシンであって、
    ゲーム毎に行われる内部抽せんの抽せん確率を定めた内部抽せん用テーブルを記憶する記憶手段と、
    前記内部抽せん用テーブルに定められた前記抽せん確率にもとづいて前記内部抽せんを行い、当該抽せんの結果に応じて、各ゲームを、通常遊技状態又は特定遊技状態のいずれかで行うように制御する制御手段とを備え、
    前記内部抽せん用テーブルが、
    所定の遊技媒体賭け数における特定遊技状態の抽せん確率を、他の遊技媒体賭け数における特定遊技状態の抽せん確率よりも高く定め、
    前記制御手段が、
    前記抽せん確率が高くなる所定の遊技媒体賭け数を、所定の特定遊技状態においてのみ受付可能に制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記特定遊技状態が、第一及び第二の複数の特定遊技状態を含み、
    前記内部抽せん用テーブルが、
    前記所定の遊技媒体賭け数における第一及び/又は第二の特定遊技状態の抽せん確率を、前記他の遊技媒体賭け数における第一及び/又は第二の特定遊技状態の抽せん確率よりも高く定め、
    前記制御手段が、
    前記所定の遊技媒体賭け数を、前記第一及び/又は第二の特定遊技状態を含む所定の特定遊技状態においてのみ受付可能に制御する
    請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記特定遊技状態の少なくとも一つが、シングルボーナスゲームである請求項1又は2記載のスロットマシン。
  4. 前記特定遊技状態の少なくとも一つが、ビッグボーナスゲームである請求項1〜3のいずれかに記載のスロットマシン。
  5. 前記特定遊技状態の少なくとも一つが、レギュラーボーナスゲームである請求項1〜4のいずれかに記載のスロットマシン。
  6. 前記特定遊技状態の少なくとも一つが、シングルチャレンジタイムである請求項1〜5のいずれかに記載のスロットマシン。
  7. 前記特定遊技状態の少なくとも一つが、チャレンジタイムである請求項1〜6のいずれかに記載のスロットマシン。
  8. 前記第一の特定遊技状態が、シングルボーナスゲームからなり、
    前記第二の特定遊技状態が、ビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームからなり、
    前記内部抽せん用テーブルが、
    前記所定の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナスゲームの抽せん確率を、前記他の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナスゲームの抽せん確率よりも高く定めるとともに、
    前記所定の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームの抽せん確率を、前記他の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームの抽せん確率よりも高く定め、
    前記制御手段が、
    前記所定の遊技媒体賭け数を、シングルボーナスゲームを含む所定の特定遊技状態においてのみ受付可能に制御する
    請求項2記載のスロットマシン。
  9. 前記ビッグボーナスゲームが、ビッグボーナスゲームの終了後引き続きリプレイタイムが行われるビッグボーナスゲームを含む
    請求項4又は8記載のスロットマシン。
  10. 前記第一の特定遊技状態が、シングルボーナスゲームからなり、
    前記第二の特定遊技状態が、シングルチャレンジタイムからなり、
    第三の特定遊技状態が、ビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームからなり、
    前記内部抽せん用テーブルが、
    前記所定の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナスゲーム及び/又はシングルチャレンジタイムの抽せん確率を、前記他の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナスゲーム及び/又はシングルチャレンジタイムの抽せん確率よりも高く定めるとともに、
    前記所定の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームの抽せん確率を、前記他の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームの抽せん確率よりも高く定め、
    前記制御手段が、
    前記所定の遊技媒体賭け数を、シングルボーナスゲーム及び/又はシングルチャレンジタイムを含む所定の特定遊技状態においてのみ受付可能に制御する
    請求項2記載のスロットマシン。
  11. 前記第一の特定遊技状態が、シングルボーナスゲームからなり、
    前記第二の特定遊技状態が、チャレンジタイムからなり、
    第三の特定遊技状態が、ビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームからなり、
    前記内部抽せん用テーブルが、
    前記所定の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナスゲーム及び/又はチャレンジタイムの抽せん確率を、前記他の遊技媒体賭け数におけるシングルボーナスゲーム及び/又はチャレンジタイムの抽せん確率よりも高く定めるとともに、
    前記所定の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームの抽せん確率を、前記他の遊技媒体賭け数におけるビッグボーナスゲーム及び/又はレギュラーボーナスゲームの抽せん確率よりも高く定め、
    前記制御手段が、
    前記所定の遊技媒体賭け数を、シングルボーナスゲーム及び/又はチャレンジタイムを含む所定の特定遊技状態においてのみ受付可能に制御する
    請求項2記載のスロットマシン。
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