JP5002855B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
このようなスロットマシンでは、通常、ゲームの面白さを増すために、複数のリールが一定の確率で自動的に制御されて、各リールに付された図柄が入賞ライン上で所定配列となるよう停止する、所謂「内部抽せん」と呼ばれる入賞制御が行われる。
より具体的には、内部抽せんの結果、ある入賞内容に当せんすると、回転する複数のリールは、一定範囲内(例えば、該当する図柄の位置から図柄4コマ分の範囲内)で、遊技者の停止ボタンを押すタイミングに拘わらず、図柄が所定の入賞ライン上でその当せん内容に応じた所定の入賞配列(例えば「7・7・7」や「BAR・BAR・BAR」等)となるように停止制御(入賞制御)される。
このような停止制御により、遊技の巧拙等に拘わらず、遊技者が一定範囲内で停止ボタンを押下すれば、図柄が所定の入賞配列となるようにリールが自動的に停止されて、停止された入賞配列に応じて所定量の遊技媒体が払い出される。その結果、初心者や遊技に不慣れな者であっても、一定の確率で所定量の入賞遊技媒体を獲得できることになる。
通常遊技とは、特定遊技が行われていない状態のゲームであり、遊技が継続して行われる場合には、特定遊技状態の終了後、次の特定遊技状態が開始されるまでの遊技が通常遊技となる。
通常遊技においては、内部抽せんの結果として、一ゲーム毎に少量(例えばメダル2〜4枚,7枚等)の遊技媒体の入賞払出がある「小役」や、遊技媒体の投入なしで次回の遊技が行える「再遊技(リプレイ、RP)」、遊技媒体の払出のない「ハズレ」の停止制御が行われる。通常遊技における抽せん結果の効果はそのゲーム限り有効なものとなり、以降のゲームではその効果は消失する。
スロットマシン遊技は、一定確率で発生する特定遊技(役物)を除いては、一ゲーム単位で行われる通常遊技の繰り返し(通常遊技状態)が原則となる。
特定遊技としては、例えば、ボーナスゲームと呼ばれる遊技者に有利な特定遊技状態がある。ボーナスゲームには、例えば、「ビッグボーナスゲーム(BB)」,「レギュラーボーナスゲーム(RB)」,「シングルボーナスゲーム(SB)」などの種類がある。
また、ボーナスゲーム以外にも、例えば、「シングルチャレンジタイム」,「チャレンジタイム」等の特定遊技もある。
従って、スロットマシン遊技では、このような大当たり(特定遊技(役物)の入賞)によって発生する特定遊技状態において、遊技者に有利な大量の遊技媒体の払い出しが行われることが最大の魅力・醍醐味となっている。
具体的には、BBに当せん後、BBがスタートすると、まず通常遊技状態と同様の当せん確率で小役が発生する遊技状態(第一の遊技状態)が行われる。この第一の遊技状態では、各ゲーム毎に行われる内部抽せんにより、RB役が高確率で当せんするようになっており、RB役に当せんすると、以降の数ゲームにわたって大量払出(例えば入賞メダル15枚)のある小役に非常に高い確率で当せん・入賞するRB状態(第二の遊技状態)が行われる。
RB状態は所定の終了条件の成立、例えばRB中に所定回数(例えば12回)のゲームが行われるか、そのうち所定回数(例えば8回)小役に入賞するかによって終了し、その後は上述した第一の遊技状態に戻り、以降、所定のBB終了条件が成立(例えばBB中の総払出数が所定数に達する)まで、第一の遊技状態と第二の遊技状態(RB)が繰り返し行われる。
このようなBBゲームにおいて高確率でRBに当せんする特定遊技状態が行われるスロットマシンは、例えば、特許文献3に開示されている。
なお、特許文献3記載のスロットマシンでは、RB終了後にBBゲームをさらに継続されるか否かの抽せんが行われるようになっているが、RB自体はBBゲーム中にきわめて高い確率で当せん・発生するように設定されている。
このため、BBスタート後は、ほとんど第一の遊技状態でのゲームが行われることなく第二の遊技状態(RB)が開始されることになっている。そして、第二の遊技状態(RB)の終了後は、再び第一の遊技状態において高い確率でRBに当選するので、すぐにまた二回目以降のRBが開始され、結果として、BBの終了条件が成立するまで、ほとんど第一の遊技状態でのゲームが行われることなく、RB(第二の遊技状態)でのゲームが行われてBBが終了することになっていた。
ところが、従来のスロットマシンのように、BBに入るときわめて高い確率でRBに当せんしてしまう設定では、結果として、早期にBBの終了条件が成立してBBが終了してしまうことになり、大量の払出が得られたとしても、BB中に消化できるゲーム数は少なく、BBでの遊技時間は短いものとなっていた。
このため、従来のBB遊技は、あっという間に終わってしまうことになり、遊技者にとっては、BB開始後はできるだけBBでの遊技時間を長くし、BB中で行えるゲーム数をできるだけ多くしたいという要請があった。
しかしながら、このように単にRBの当せん確率を低くする方法では、第一の遊技状態におけるゲームが長時間繰り返される結果、手持ちのメダルが減少してしまい、例えばクレジットメダル(最大50枚)をすべて消化してもRBに当せんできないというような事態も発生する。このようになると、BBという本来は遊技者にとって有利な遊技状態であるにも拘わらず、手持ちのメダルがなくなってしまい、遊技を続けるためにはメダルを追加購入しなければならないという異常な事態になってしまい、たとえBB状態が長時間継続したとしても、遊技者にとってはもはや魅力的な遊技状態とはいえないことになる。
そこで、本願発明者らは、鋭意研究の結果、BB中に発生するRBの当せん確率を所定の値に設定することで、第一の遊技状態と第二の遊技状態のバランスをとることができ、これによって、遊技媒体の減少を最小限に抑えつつ、BBを長時間継続させ、しかも、BB本来の大量払出が獲得できる、従来には存在しない魅力的なスロットマシン遊技を実現し得る本発明に想到するに至ったものである。
式1:第二の遊技状態の抽せん確率≒遊技媒体賭け数÷最大遊技媒体貯留数
式2:1÷第二の遊技状態における可能ゲーム数≧第二の遊技状態の抽せん確率≧遊技媒体賭け数÷最大遊技媒体貯留
さらに、前記制御手段が、前記第二の遊技状態の抽せん確率として、以下の式3求められる値を記憶する構成とすることが好ましい。
式3:第二の遊技状態の抽せん確率≒最大遊技媒体賭け数÷最大遊技媒体貯留数
特に、前記最大遊技媒体貯留数が50であり、前記最大遊技媒体賭け数が3である構成とすることが好ましい。
その結果、RBが発生する前の第一の遊技状態は、手持ちの遊技媒体がなくならない範囲で、最大限のゲーム数を消化できるようになり、かつ、その後のRBの当せん・発生によって、RBによる大量払出の利益を享受できるようになる。
特に、一般に最も選択される可能性の高い賭け数である3枚賭けの場合を基準として、遊技媒体の最大賭け数(メダル3枚)を最大貯留数で除した値(3/50≒1/16)を、BB中に発生するRBの当せん確率として記憶・設定することで、本発明における効果をより多くの遊技者に提供することができる。
これにより、遊技者がこのような当せん確率を知ることによって、安心して遊技を行えることができ、遊技者に与えられる心理的なメリットは大きく、その結果、従来には存在しない安心感・信頼性の高いスロットマシン遊技を提供することができる。
一般に、BB中のRBは、例えばRB中に所定回数(例えば12回)のゲームが行われるか、そのうち所定回数(例えば8回)小役に入賞するかによって終了するようになっており、その後は第一の遊技状態に戻り、以降、所定のBB終了条件が成立(例えばBB中の総払出数が所定数に達する)まで、第一の遊技状態と第二の遊技状態(RB)が繰り返し行われる。
そこで、本発明では、RB中に行われるであろう可能ゲーム数(8〜12回)の逆数を求め、この値をBB中のRB発生確率として設定することで、BB中のRB発生前に行われるゲーム数(第一の遊技状態におけるゲーム数)と、RB発生中に行われるゲーム数(第二の遊技状態におけるゲーム数)とのバランスを保つことができる。
これにより、BB全体の遊技を長時間継続させ、かつ、BB本来の大量払出は獲得することができるという、従来には存在しない魅力的なスロットマシン遊技を実現することができる。
また、このように継続性をもって第一の遊技状態が行われることにより、第一の遊技状態と第二の遊技状態とで、演出内容(音楽や動画表示等)を変え易くなり、メリハリのある演出や刺激的な演出等も行えるようになる。
そして、このような本発明に係る特定遊技状態の制御は、内部抽せん用の抽せんテーブルに所定の抽せん確率を設定するだけで実現でき、既存のスロットマシンに対しても直ちに適用が可能で、低コストで汎用性、拡張性に優れたスロットマシンとして広く提供することができる。
これにより、特に、特定遊技状態としてビッグボーナスゲーム(BB)を行う場合に好適な、従来にはない魅力的な特定遊技を提供可能なスロットマシンを実現することができる。
ここで、以下の実施形態に示す本発明のスロットマシンは、プログラムに制御されたコンピュータにより動作するようになっている。プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、例えば、リールの回転開始処理,リールの停止制御処理,内部当たりの抽せん処理等を行わせる。このように、本発明にかかるスロットマシンにおける各処理,動作は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現されるものである。なお、プログラムは予めROM,RAM等の記録媒体に格納され、コンピュータに実装された記録媒体から当該コンピュータにプログラムを読み込ませて実行されるが、例えば通信回線を介してコンピュータに読み込ませることもできる。また、プログラムを格納する記録媒体は、例えば半導体メモリ,磁気ディスク,光ディスク,その他コンピュータで読取り可能な任意の記録手段により構成できる。
まず、図1、図2を参照して、本発明の一実施形態に係るスロットマシン本体の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るスロットマシンを示す概略正面図であり、図2は、同じく本実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す概略斜視図である。
これら図に示すように、本実施形態のスロットマシン1は、従来のスロットマシンと同様に、スロットマシン1に備えられた複数のリール21a,21b,21cを回転させることによって入賞遊技媒体を獲得することができる回胴式遊技機を構成している。
そして、本実施形態のスロットマシン1では、後述するように、特定遊技状態としてBB(ビッグボーナスゲーム)が行われるようになっており、そのBB中において当せん・発生するRBの当せん確率を、遊技媒体の賭け数と最大貯留数、RB中の可能ゲーム数に基づいて最適な値に設定することにより、遊技媒体の減少を抑えつつ、BB全体の遊技を長時間継続させて、BB本来の大量払出は獲得することができるようにするものである。
前扉1aは、図1及び図2に示すように、スロットマシン1の筐体にヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる扉体で、この前扉1aに前面パネル2とその他各部が備えられてスロットマシン1の正面部を構成している。
表示器Lは、点灯・点滅するランプや液晶表示装置等からなる表示手段であり、ボーナスゲーム等の当せん時や各種入賞役の当せん時や入賞時,遊技媒体の払出時等に、ランプが点灯・点滅したり、液晶表示装置に演出画像(動画及び静止画像を含む)が表示されることによって所定の演出が行われるようになっている。
この表示器Lによる演出は、スピーカ9からの音による演出と連動して、又はスピーカ9による音による演出とは独立して行われるようになっている。
この表示器Lは、制御部10に備えられる表示器駆動回路18によって駆動制御される(図4参照)。
例えば、制御部10で内部抽せんが行われ、所定の大当たりや小役に当せんした場合や、入賞図柄が揃って大当たりや小役に入賞した場合等に、スピーカ9から所定の演出音声や内部当たりを告知する音声等が発せられようになっている。
このスピーカ9から発生される音声は、制御部10に備えられるサウンド回路17に生成・出力される(図4参照)。
ここで、BBの小役ゲームやJACゲームにおける演出は、通常の遊技では行われないような特定の演出とすることが好ましい。例えば、本実施形態ではBB中の小役ゲームは一定時間継続するように設定されているため、通常遊技では行われない特定の演出をBBの小役ゲームにおいてのみ行うことで、普段は見ることのできない演出を見ることができ、BB入賞の喜びや興奮とともに、演出面でも遊技者の満足感を高めることができるようになる。
このようにして、本実施形態のスロットマシン1では、表示器Lやスピーカ9を介した演出と、継続性のある小役ゲームを組み合わせることにより、従来にはないおもしろさや満足感,充実感を与えることができる。
表示窓3は、スロットマシン1内部に配設された三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21c(図2参照)の視認用の窓部で、通常、無色透明又は有色透明な樹脂製パネル等からなり、三つの各リール21の周囲に描かれた複数の図柄のうち、縦方向に連続して隣接する複数(通常三つ)の図柄をそれぞれ視認,識別できるようになっている。
この表示窓3を介して視認されるリール21の図柄組み合わせには、所定の入賞ラインが設定されており、メダルの賭け数に応じて所定の入賞ラインが決定され、入賞ラインに沿って停止,配列されたリール21a〜21cの図柄の組合せによって、ゲームの入賞が決定されるようになっている。
内部当たり告知部2aは、スロットマシン1の制御部10における内部抽せんの結果、所定の大当たりに当せんした場合に点灯又は点滅するランプと、ランプの光によって絵柄等を透光表示させる透光表示部とを有している。
貯留枚数表示部2b,状態表示部2c及び獲得枚数表示部2dは、それぞれ7セグメントLED等からなり、所定の数値が表示されるようになっている。
すなわち、貯留枚数表示部2bは、貯留メダル数が表示され、状態表示部2cは、特定遊技状態中のメダルの払出総数や消化ゲーム数が表示され、獲得枚数表示部2dは、通常遊技や特定遊技における各入賞払出時の払出数が表示される。これら内部当たり告知部2aと、貯留枚数表示部2bと、状態表示部2cと、獲得枚数表示部2dの各表示部は、制御部10に備えられた表示部駆動回路16によって駆動制御される(図4参照)。
スタートレバー4は、三つの各リール21の回転を開始させるゲームスタート手段であり、このスタートレバー4が遊技者の操作によって押下されることで、後述する制御部10にスタート信号が出力され(図4参照)、本体内部の各リール21a〜21cが一斉又は順次に回転するようになっている。
また、このスタートレバー4の押下によりスタート信号が入力されることで、制御部10において後述する内部抽せんが行われる。
従って、遊技者がこれらスタートレバー4及び停止ボタン5を操作することにより、三つのリール21a〜21cを回転及び停止させて、各リール21a〜21cに付された図柄を所定の入賞配列となるよう揃えるスロットマシン遊技を行うことができる。
メダル投入口6の本体内部側には、図2に示すようにメダルセレクタ6aが備えられ、投入されたメダル数がカウントされ、そのメダル数を示すメダル信号が、本体内部の制御部10に出力されるようになっている。これにより、メダル投入口6からメダルが1枚投入されれば1枚賭けのゲーム、2枚投入されれば2枚賭けのゲーム、3枚投入されれば3枚賭け(MAXBET)のゲームが行えるようになる。
具体的には、メダルが3枚投入されている状態で、さらにメダル投入口6からメダルが投入されると、4枚目以降のメダルは貯留メダルとして、所定数(例えば、最大50枚)が貯留,記憶される。また、入賞払出があった場合、貯留メダルの最大数までは、入賞メダルは貯留メダルとして貯留させる。貯留メダル数は前面パネル2の貯留枚数表示部2bに数値として表示される。
この精算ボタン6bが押下されることで、貯留メダル分のメダルがメダル払出装置30から遊技メダル払出口8に排出され、RAM12に記憶された貯留メダル数のデータも消去される。
また、貯留メダルが精算されることで貯留枚数表示部2bの数値もゼロ表示となる。
具体的には、一回の押下によって一ゲームに投入可能な最大数のメダル(通常3枚)を貯留メダルから投入する3枚賭け用のMAXBETボタン7aと、一回の押下で1枚のメダルを貯留メダルから投入する1枚賭け用の1BETボタン7bとが備えられている。
1BETボタン7bは一回押下するたびに1枚賭け、2枚賭け、3枚賭けとBET数が増加するようになっている。
このBETボタン7が押下されると、メダル信号が制御部10に出力され(図4参照)、押下された回数と同数のメダルが、RAM12に記憶された貯留メダルからゲームに投入されることになる。
なお、貯留メダルが投入されると、メモリの貯留メダル数が投入数だけ減算され、貯留枚数表示部2bの表示数値も投入数だけ減ることになる。
遊技メダル払出口8は、停止ボタン5の押下によって停止されたリール21が所定の入賞配列となった場合に、筐体内のメダル払出装置30から排出される入賞配列に応じた数量の入賞メダルが払い出されるようになっている。払い出されたメダル数は、リールの表示窓3の下側にある状態表示部を構成する獲得枚数表示部2dに表示される。
ドラムユニット20は、三つのリール21a,21b,21cと、三つのリール21a〜21cを回転自在に保持し、各リール21a〜21cに対応するステッピングモータ23a〜23cを回転駆動することで各リール21a〜21cの回転の始動,定速回転及び停止の制御を行うモータ駆動回路22と、停止された各リール21a〜21cの停止位置を検出して位置信号を制御部10に出力する回胴位置検出部24を備えている(図4参照)。
各リール21a〜21cに備えられる図柄は、図3に示すように、各リールごとに等間隔で配設され、例えば「7」や「ベル」,「ピエロ」,「ブドウ」,「チェリー」,「リプレイ」,「BAR」等の絵柄や文字、その他スロットマシンのキャラクターや果物等を示す絵柄が、所定の順番で表示されており、通常、各リールに21個ずつの図柄が表示されるようになっている。
そして、それらリール21a〜21cの図柄が、対応する停止ボタン5a〜5cが押下操作されることで、上述した表示窓3の入賞ラインに沿って所定の組合せで停止されることで入賞が決定される。
ドラムユニット20では、三つのリール21a〜21cは対応する三つのステッピングモータ23a〜23cによってそれぞれ回転自在に保持されており、スタートレバー4及び停止ボタン5a〜5cが押下操作されることで、モータ駆動回路22が制御部10からパルス(駆動)信号を入力してステッピングモータ23a〜23cを駆動して(図4参照)、対応するリール21a〜21cの回転の始動,定速回転及び停止の制御が行われる。
これにより、スタートレバー4からのスタート信号を契機として制御部10で内部抽せんが行われ、制御部10からの制御信号によりドラムユニット20が制御されることで、停止ボタン5が押下されるタイミングに拘わらず、所定の停止制御範囲内で、抽せん結果に応じた図柄が入賞ライン上に配列されるよう、各リール21a,21b,21cが停止されることになる。
このメダル払出装置30から排出されるメダルが、前扉1aの遊技メダル払出口8からスロットマシン前面に払い出されて遊技者に提供されることになる。
次に、本実施形態のスロットマシン1を制御する制御部10について、図4を参照して説明する。
図4は、本実施形態に係るスロットマシンの制御手段となる制御部及びその周辺構成の概略を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施形態の制御部10は、上述したスロットマシン1の各部を制御する制御手段であって、IC,メモリ,各種回路基板等を備えたマイクロコンピュータを有して構成されている。
具体的には、制御部10は、CPU11と、記憶手段となるRAM12及びROM13,基準クロックを発生するクロック発生回路14,内部抽せん用の乱数を発生する乱数発生回路15,各表示部2a〜2dを駆動する表示部駆動回路16,スピーカ9を介して音声を発生させるサウンド回路17,演出用の表示器Lを駆動させる表示器駆動回路18等を備えている。
これにより、1回のゲームがスタート可能な状態となる。
さらに、制御部10は、ドラムユニット20から入力されるマーカー信号により、各リール21a〜21cの停止図柄を認識し、この停止図柄が所定の入賞配列か否かを判定するようになっており、判定の結果、所定の入賞配列であるときは、入賞の種類に応じた枚数のメダルの払出処理を行うようになっている。
内部抽せんは、各ゲーム毎に行われる抽せん処理であり、カウンタIC等からなる乱数発生回路15と、ROM13に予め設定,記憶された乱数テーブルにより実行され、抽出された乱数が乱数テーブルのいずれの領域に属しているかで、その属する領域が示す内容が抽せん結果として決定・当せんするようになっている。
具体的には、内部抽せんは、乱数発生回路15が、所定の乱数幅の範囲(例えば0〜16383)で乱数を発生させ、その発生された乱数値に基づいて当せん内容が決定されるようになっている。
乱数テーブルは、ROM13に格納されるデータテーブルからなり、図5に示すように、乱数値が取り得る範囲(0〜16383等)に対応して所定の当せん内容が割り当てられている。
例えば、図5に示す乱数テーブルでは、0〜10921:ハズレ、10922〜10980:BB、10981〜11006:RB、11007〜13850:ブドウ役、13851〜13866:ベル役、13867〜13882:ピエロ役、13883〜14138:チェリー役、14139〜16383:リプレイ役、というように各内容が所定の確率で当せんとなるように割り当てられている。
例えば、ある入賞内容(例えばBB)の当せん確率は、割り当てられた乱数の数(例えば59個)を乱数全体の数(16384個)で除算した数(ここでは約1/277.7)となる(図5(a)及び図6(a)参照)。
図6(a)は、通常遊技状態で使用される抽せん確率テーブル、同図(b)は、特定遊技状態(BB)の小役ゲーム(第一の遊技状態)において使用される抽せん確率テーブルの一例であり、それぞれ、規定数(賭け数)に応じて所定の抽せん確率が設定・記憶されている。
また、図6(c)は、特定遊技状態(BB)の小役ゲーム(第一の遊技状態)において使用される抽せん確率テーブルであって、図6(b)の抽せん確率テーブルとは異なる値を設定した場合の一例である。
このように、本実施形態において、内部抽せん用テーブルとは、抽せん確率テーブル及び乱数テーブルの双方を含むものである。
当せん内容が決定されると、その当せん内容に応じてリール21の停止位置が制御され、ある入賞内容に当せんすると、遊技者の停止ボタン5を押すタイミングに拘わらず、一定範囲内で各リール21に付された図柄がその入賞内容に応じた配列となるように停止制御されることになる。
特定遊技(役物)とは、内部抽せんの結果、所定の入賞役に当せんすると、そのゲーム又は次回以降のゲームで所定条件が成立することで特定遊技状態が開始し、通常遊技とは異なる制御で一回又は複数回のゲームが行われ、ある条件が成立することでその特定遊技状態が終了するものである。
また、レギュラーボーナス(RB),ビッグボーナス(BB)の他に、特定遊技(役物)として、例えば、シングルボーナスゲーム(SB)やシングルチャレンジタイム(SCT),チャレンジタイム(CT)などが備えられることもある。
本実施形態では、図5及び図6(a)に示すように、特定遊技状態として、ビッグボーナス(BB:第一種特別役物に係る役物連続作動装置)と、レギュラーボーナス(RB:第一種特別役物)が設定されており、所定の抽せん確率で当せん、実行されるようになっている。
通常遊技においては、内部抽せんの結果として、一ゲーム毎に少量(例えばメダル2〜4枚,7枚等)の遊技媒体の入賞払出がある「小役」や、遊技媒体の投入なしで次回の遊技が行える「リプレイ(再遊技)」、遊技媒体の払出のない「ハズレ」の停止制御が行われる。この通常遊技における抽せん結果の効果はそのゲーム限り有効なものとなり、以降のゲームではその効果は消失するようになっている。本実施形態に係るスロットマシン1の遊技においても、一定確率で発生する特定遊技(役物)を除いては、この一ゲーム単位で行われる通常遊技の繰り返しが原則となる。
従って、リールの停止制御により、入賞ライン上に所定の図柄が揃って特定遊技(役物)に入賞すると、次のゲームから特定遊技状態が開始され、遊技者に有利となるような制御が行われることになる。
一方、リールの停止制御が行われても入賞ライン上に所定の図柄が揃わず特定遊技(役物)に入賞しなかったときは、特定遊技状態は開始されず、次のゲームも引き続き通常遊技状態による遊技が行われることになる。
例えば、ビッグボーナス(BB)の終了後、引き続きリプレイタイム(RT)が開始されるような場合には、それらビッグボーナス(BB)とリプレイタイム(RT)との間に通常遊技は存在しないことになり、この場合は、リプレイタイム(RT)が終了した以降のゲームから通常遊技となる。
特定遊技状態となるレギュラーボーナス(RB)又はビッグボーナス(BB)においては、内部抽せんの結果、大量の遊技媒体の払出が可能となるレギュラーボーナス(RB)又はビッグボーナス(BB)に当せんすると、当該ゲーム又は次回以降のゲームでリールの図柄が所定の入賞配列(例えば「7・7・7」)となるまで、その当せんの効果が維持され、その入賞図柄でリールが停止して「入賞(スタート)」すると、それ以降の一ゲーム又は数ゲームの間特定遊技状態となり、通常遊技中には得られない高い出玉率(遊技媒体獲得率)で遊技媒体の払出が行われる。
ビッグボーナス(BB)に当せん・入賞した場合は、所定の終了条件が成立するまで、上記のレギュラーボーナス(RB)が所定の抽せん確率で当せんし、RBゲームが繰り返し行われるよう制御され、例えば数百枚の大量の遊技媒体が払い出されるようにゲームが制御される。
そして、本実施形態においては、このBB中に行われるRBの抽せん確率を所定の値に設定することで、BB中における、RBとそれ以外の消化ゲームとのバランスをとって、従来と比較してBBがより長時間行われるようにしたものである。
通常遊技状態において各ゲーム毎に行われる内部抽せん(図6(a)参照)の結果、所定の確率(例えば、1/277.7)でBBに当せんすると、その後、BBのスタート図柄(例えば[7・7・7])が揃えられることでBBがスタートする(図7参照)。
ここで、このBBの抽せん確率は、規定数(賭け数)に応じて異ならせることもできるし、すべての規定数(賭け数)で同じ抽せん確率を設定することもできる。本実施形態では、図6(a)に示すように、規定数(賭け数)に応じてBBの抽せん確率を異ならせている(1枚賭け:1/8192.0、2枚賭け:1/1024.0、3枚賭け:1/277.7)。従って、本実施形態では、賭け数が多い程、高確率でBBに当せんできるようになっている。
この小役ゲームでは、各ゲーム毎に内部抽せんが行われ、その内部抽せんにおいて所定の確率でRBに当せんするようになっている(図6(b)参照)。
この内部抽せんの結果、RBに当選すると、以降の数ゲームにわたって大量払出(例えば入賞メダル15枚)のある小役に非常に高い確率で当せん・入賞するRB状態(第二の遊技状態)、所謂JACゲームが行われる。
このRB(JACゲーム)は所定の終了条件の成立、例えばRB中に所定回数(例えば12回)のゲームが行われるか、そのうち所定回数(例えば8回)小役に入賞するかによって終了し、その後は上述した小役ゲーム(第一の遊技状態)に戻り、以降、所定のBB終了条件が成立(例えばBB中の総払出数が所定数に達する)まで、小役ゲームとJACゲーム(RB)とが繰り返し行われることになる(図7参照)。
これによって、遊技者は、最終的にBBが終了するまでの間に、通常遊技状態では得られない大量の遊技媒体の払出(例えば入賞メダル300枚以上)を獲得できることになる。
式1:RBの抽せん確率≒メダル賭け数÷最大メダル貯留数
式2:1÷RBにおける可能ゲーム数≧RBの抽せん確率≧メダル賭け数÷最大メダル貯留数
この場合において、上記のRBの抽せん確率は、特に以下の式3で求められる値を設定することが好ましい。
式3:RBの抽せん確率≧最大メダル賭け数÷最大メダル貯留数
また、RBの当せん確率の上限として、RB中に行われるであろう可能ゲーム数(8〜12回)の逆数(1/8〜1/12)を求め、この値をBB中のRB発生確率として設定するようにしてある。
このような値を設定することで、BB中に発生するRBは、いずれの賭け数で遊技が行われた場合にも、最大貯留数分のゲームが行われるまでに当せん・発生する可能性が高くなる。例えば、BB中に発生するRBは、最大賭け数(3枚賭け)で小役ゲームが行われた場合に、最大貯留数分のゲーム(16ゲーム)が行われるまでに当せん・発生する可能性が高くなり(当せん確率1/16)、メダルの貯留数が最大(50枚)であれば、その貯留メダルがなくなる前にはRBが発生する可能性が高くなることになる(図7参照)。
特に、一般に最も選択される可能性の高い賭け数である3枚賭けの場合を基準として、遊技媒体の最大賭け数(メダル3枚)を最大貯留数で除した値(3/50≒1/16)を、BB中に発生するRBの当せん確率として記憶・設定することで、本実施形態に係るスロットマシン遊技の効果をより多くの遊技者に提供することができる。
さらに、このように小役ゲーム状態が継続性をもって行われることにより、小役ゲームとJACゲーム(RB)とで、演出内容(音楽や動画表示等)を変え易くなり、メリハリのある演出や刺激的な演出等も行えるようになる。
勿論、すべての賭け数の抽せん確率を同じ値に設定することも可能である。
具体的には、図6(c)に示すように、BB中のRBの当せん確率は、1枚賭けの場合には「1/16.0」、2枚賭けの場合には「1/6.5」、3枚賭けの場合には「1/2.3」に設定してある。この設定では、1枚掛けの場合に、RBの当せん確率を上記式1〜式3を満たす値に設定してあり、2枚賭け、3枚賭けについては、それよりも高確率となるように設定してある。このようにしても、特定の賭け数(2〜3枚賭け)についてRBの抽せん確率を高確率に設定して、RBを早期に当せん・開始させることができ、小役ゲームを長く行いたくない場合や、BBをできるだけ短時間で終わらせたい場合にも対応でき、ゲーム性の選択の幅を広げることができるようになる。
次に、以上のような実施形態に係るスロットマシン1の遊技動作について、図8を参照しつつ説明する。
図8は、本実施形態に係るスロットマシンの遊技動作の概略を示すフローチャートである。
まず、遊技者がメダル投入口6にメダルを投入することでゲームが開始される(図8のステップ801)。このとき開始されるゲームは通常遊技のゲームである。
投入されるメダルは、通常、表示窓3上の入賞ラインに対応して1枚賭け,2枚賭け,3枚賭けに割り当てられ、4枚以上のメダルが投入された場合、4枚目以降のメダルは貯留メダルとして制御部10のRAM12に記憶される。従って、貯留メダルは、投入ボタン7によって2回目以降のゲームに使用されることになる。
この内部抽せんとともに、前回のスタートレバー押下から所定の一遊技時間(例えば4.1秒)が経過すると、三つのリール21が回転を開始する。
なお、内部抽せんの結果、所定の大当たり(BB)に入賞している場合には、そのゲームのスタートと同時に、あるいはそのゲームの終了後、内部当たり告知2aを介して所定の内部当たり告知を行わせることができる。
このとき、各リール21a〜21cは、制御部10及びドラムユニット20の制御により、停止ボタン5の押下のタイミングに拘わらず、一定範囲内で、各リール上の図柄が内部抽せんの入賞内容に応じた所定配列となるように停止制御される。
まず、内部抽せん(ステップ803)の結果、大当たりに当せんしていない場合には(ステップ806のNo)、次いで小役に当せんしているか否かが判断され(ステップ807)、この小役に当せんしていれば(ステップ807のYes)、リールの停止図柄が所定の入賞配列となっていることを条件に(ステップ808)、当該入賞配列に応じた遊技媒体が払い出される(ステップ809)。
その後は、遊技者の判断によりゲームの続行又は終了が選択されることになる(ステップ810)。
従って、ここでBBに当選している場合には、本実施形態に係るBB中のRBの抽せん確率が適正値に設定されたBB遊技が実行・制御されることになる(図7参照)。
なお、大当たり当せん後、停止図柄が所定の入賞配列となっていなければ(ステップ811のNo)、特定遊技はスタートせず、停止された図柄配列に応じて小役に当せんしていれば(ステップ807のyes)、リールの停止図柄が所定の入賞配列となっていることを条件に(ステップ808)、当該入賞配列に応じた遊技媒体が払い出されることになる(ステップ809)。
その後は、遊技者の判断によりゲームの続行又は終了が選択されることになる(ステップ810)。
このような値を設定することで、BB中に発生するRBは、いずれの賭け数で遊技が行われた場合にも、最大貯留数分のゲームが行われるまでに当せん・発生する可能性が高くなり、具体的には、メダルの貯留数が最大(50枚)であれば、その貯留メダルがなくなる前にはRBが発生している可能性が高くなる。
その結果、RBが発生する前の小役ゲーム(第一の遊技状態)は、手持ちのメダルがなくならない範囲で、最大限のゲーム数を消化できるようになり、かつ、その後のRBの当せん・発生によって、RBによる大量払出の利益を享受できるようになる。
従って、遊技者はこのような当せん確率を知ることによって、安心して遊技を行えることができ、遊技者に与えられる心理的なメリットは大きく、その結果、従来には存在しない安心感・信頼性の高いスロットマシン遊技を提供することができる。
一般に、BB中のRBは、例えばRB中に所定回数(例えば12回)のゲームが行われるか、そのうち所定回数(例えば8回)小役に入賞するかによって終了するようになっており、その後は小役ゲームに戻り、以降、所定のBB終了条件が成立(例えばBB中の総払出数が所定数に達する)まで、小役ゲーム状態とRBが繰り返し行われる。
そこで、本実施形態では、RB中に行われるであろう可能ゲーム数(8〜12回)の逆数を求め、この値をBB中のRB発生確率として設定することで、BB中のRB発生前に行われるゲーム数(小役ゲームにおけるゲーム数)と、一回のJACゲーム中に行われるゲーム数(一回のRB中のゲーム数)とのバランスを保つことができる。
これにより、BB全体の遊技を長時間継続させ、かつ、BB本来の大量払出は獲得することができるという、従来には存在しない魅力的なスロットマシン遊技を実現することができる。
また、このような継続性のある小役ゲームが行われることにより、小役ゲームとJACゲームとで、演出内容(音楽や動画表示等)を変え易くなり、メリハリのある演出や刺激的な演出等も行えるようになる。
さらに、このような本発明に係る特定遊技状態の制御は、内部抽せん用の抽せんテーブルに所定の抽せん確率を設定するだけで実現でき、既存のスロットマシンに対しても直ちに適用が可能で、低コストで汎用性、拡張性に優れたスロットマシンとして広く提供することができる。
例えば、上述した実施形態では、最大遊技媒体貯留数として50(メダル50枚分)、遊技媒体の賭け数として1〜3(メダル1〜3枚分)としてあるが、この値はスロットマシンの設定や遊技ルール、使用する遊技媒体の種類(メダルか遊技球か)などによって適宜変更可能である。
同様に、特定遊技状態における第二の遊技状態(BB中のRB)の終了条件についても、上述した実施形態で示したRB中に所定回数(12回)のゲームが行われるか、そのうち所定回数(例えば8回)小役に入賞するか、という条件中の各ゲーム数の値も適宜変更可能である。
2 前面パネル
3 表示窓
4 スタートレバー
5(5a,5b,5c) 停止ボタン
6 メダル投入口
7 BETボタン
8 遊技メダル払出口
9 スピーカ
10 制御部
20 ドラムユニット
21(21a,21b,21c) リール
30 メダル払出装置
Claims (4)
- スタート操作により複数のリールが回転し、停止操作により回転する各リールが停止し、停止した各リール上の図柄の配列に応じた数の遊技媒体が払い出されるスロットマシンであって、
所定の抽せん確率に基づいてゲーム毎に内部抽せんを行い、当該内部抽せんの結果に応じて、各ゲームを、通常遊技状態と、この通常遊技状態より遊技者に有利な特定遊技状態に制御する制御手段を備え、
前記制御手段が、
前記特定遊技状態における各ゲームを、第一の遊技状態と、この第一の遊技状態におけるゲーム毎に行われる内部抽せんの結果に応じて所定の抽せん確率で当せんする、当該第一の遊技状態より遊技者に有利な第二の遊技状態に制御するとともに、
前記第二の遊技状態が前記特定遊技状態中に複数回行われるとともに、当該複数回行われる第二の遊技状態に共通の抽せん確率として、以下の式で求められる値を記憶することを特徴とするスロットマシン。
式:1÷第二の遊技状態における可能ゲーム数≧第二の遊技状態の抽せん確率≧最大遊技媒体賭け数÷最大遊技媒体貯留数 - 前記制御手段は、
前記第二の遊技状態の抽せん確率として、遊技媒体の賭け数に応じて異なる抽せん確率を記憶する請求項1記載のスロットマシン。 - 前記最大遊技媒体貯留数が50であり、前記遊技媒体賭け数が1〜3である請求項1又は2記載のスロットマシン。
- 前記特定遊技状態がビッグボーナス状態であり、前記第一の遊技状態が前記ビッグボーナス状態における通常状態であり、前記第二の遊技状態が前記ビッグボーナスにおけるレギュラーボーナス状態である請求項1乃至3のいずれか一項記載のスロットマシン。
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