JP2001129159A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2001129159A
JP2001129159A JP31899099A JP31899099A JP2001129159A JP 2001129159 A JP2001129159 A JP 2001129159A JP 31899099 A JP31899099 A JP 31899099A JP 31899099 A JP31899099 A JP 31899099A JP 2001129159 A JP2001129159 A JP 2001129159A
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JP
Japan
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game
lottery
service
winning
probability
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JP31899099A
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Kenichiro Kaneko
健一郎 金子
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Olympia KK
Original Assignee
Olympia KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一枚掛けのサービス遊技を備えたことによ
り、一枚掛けの遊技を有効に使用することができて、メ
ダル投入枚数に関して遊技内容を変化させることがで
き、さらに、サービス遊技を最大投入メダル枚数の有効
入賞ラインの数及び最も有利な抽選確率と同一にしたこ
とにより、遊技者の興味を引きつけることができるスロ
ットマシンを提供する。 【解決手段】 特別遊技は、所定の条件の下、メダルの
一枚投入により遊技者に有利な遊技を行わせることが可
能なサービス遊技を備え、サービス遊技は、メダルを一
枚投入した場合の有効入賞ラインの数及び入賞のための
抽選確率を、通常遊技における最大投入メダル枚数の有
効入賞ラインの数及び最も有利な抽選確率と同一となる
ように設定されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシ
ン、さらに詳しくは、メダルを一枚投入した場合でも遊
技者に有利な遊技を行わせることが可能なサービス遊技
を備えたスロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンとして
は、抽選により入賞フラグが成立し、それに加えて、複
数の回転リールが停止した状態で、正面側に表示される
複数の図柄が、予め設定した所定の方向の有効入賞ライ
ン上に揃うことを条件にメダルが払い出されている。そ
して、メダルの投入枚数の増加によって前記有効入賞ラ
インの数が増加し、さらに、入賞のための抽選確率も増
加するものがほとんどであった。
【0003】具体的には、例えば、三個の回転リールが
停止した状態で、各回転リールの正面側には三個の図柄
が表示されるように設定されている。そして、有効入賞
ラインとしては、以下に示す五本のラインが使用されて
いる。すなわち、上下三個の図柄のうち各回転リールの
上端、中央及び下端の各図柄同士を横方向に結んだ上端
ラインと、中央ラインと、下端ラインとが設定されてい
る。さらに、回転リールが停止した状態で表示される縦
三個、横三個の3×3の合計9個の図柄の対角線上を右
上がり斜め方向に結ぶ右上がり斜めラインと、左上がり
斜め方向に結ぶ左上がり斜めラインとの五つである。
【0004】そして、メダルを投入した枚数によって、
メダル払い出しとなる有効入賞ラインが変わるように設
定されている。メダルを一枚投入した一枚掛けだと、有
効入賞ラインは一本となり、メダルを二枚投入した二枚
掛けだと、有効入賞ラインは三本となり、メダルを三枚
投入した三枚掛けだと、有効入賞ラインは五本となるも
のである。具体的には、一枚掛けでは、中央ラインの一
本のみが有効入賞ラインとなっている。そして、二枚掛
けでは、中央ラインに加えて、上端ライン及び下端ライ
ンの合計三本が有効入賞ラインとなっている。そして、
三枚掛けでは、中央ライン、上端ライン及び下端ライン
に加えて、右上がり斜めライン及び左上がり斜めライン
の合計五本が有効入賞ラインとなっている。
【0005】そして、入賞抽選手段の入賞のための抽選
確率も、一枚掛け、二枚掛け、三枚掛けの順に大きくな
り、遊技者にとって有利となるように設定されている。
具体的には、通常、一枚掛けで三回遊技して入賞する確
率は、三枚掛けで一回遊技して入賞する確率よりも低く
なるように設定されている。すなわち、メダルの投入枚
数が同じでも入賞する確率は、一枚掛けよりも三枚掛け
の方が大きくなるように設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のスロッ
トマシンでは、メダルの投入枚数を一枚掛け、二枚掛
け、三枚掛けのいずれにも自由に選択することができる
にも拘わらず、遊技者にとって、三枚掛けの方が有利と
なるため、ほとんどの遊技者が三枚掛けの遊技を行って
いる。このため、従来のスロットマシンでは、メダルの
投入枚数に関する遊技内容の変化があまり見られず、メ
ダルの投入枚数の違いにより、遊技者の興味を引きつけ
るような遊技内容になっていないという第一の問題点が
あった。
【0007】また、従来のスロットマシンにおいて、三
枚掛け以外の遊技を行うのは、いわゆるレギュラーボー
ナスゲーム(以下、「RBゲーム」という。)中のJA
Cゲーム内のみであって、通常、この場合しか一枚掛け
の遊技は行われていない。このため、せっかくの一枚掛
けの遊技が設定されているにも拘わらず、有効に使用さ
れていないといった第二の問題点があった。
【0008】そこで、各請求項にそれぞれ記載された各
発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、次の点に
ある。 (請求項1)すなわち、請求項1記載の発明は、上記し
た従来の技術の有する第一及び第二の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、一枚掛け
のサービス遊技を備えたことにより、一枚掛けの遊技を
有効に使用することができて、メダル投入枚数に関して
遊技内容を変化させることができ、さらに、サービス遊
技を最大投入メダル枚数の有効入賞ラインの数及び最も
有利な抽選確率と同一にしたことにより、遊技者の興味
を引きつけることができるスロットマシンを提供しよう
とするものである。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した従来の技
術の有する第一及び第二の問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、一枚掛けのサービス
遊技を備えたことにより、一枚掛けの遊技を有効に使用
することができて、メダル投入枚数に関して遊技内容を
変化させることができ、さらに、サービス遊技を三枚掛
けの遊技の有効入賞ラインの数及び入賞のための抽選確
率と同一にしたことにより、遊技者の興味を引きつける
ことができるスロットマシンを提供しようとするもので
ある。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的と
する。
【0009】すなわち、請求項3記載の発明は、所定の
条件で、遊技者が一定の利益を確実に得ることができ
て、遊技者の興味を引きつけることができるスロットマ
シンを提供しようとするものである。 (請求項4)請求項4記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的と
する。
【0010】すなわち、請求項4記載の発明は、サービ
ス遊技への移行を所定の条件の下、毎回抽選するように
したことにより、遊技内容に変化をつけて、遊技に意外
性を付与することができるスロットマシンを提供しよう
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】(特徴点)各請求項にそ
れぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成する
ためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示
した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
【0012】なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形
態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。また、図面番号も、発明の実施の
形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を
限定するものでない。 (請求項1)請求項1記載の発明は、次の点を特徴とす
る。
【0013】すなわち、本発明に係るスロットマシン(1
0)は、周囲に複数の図柄(61)を表示した回転リール(40)
を有するリールユニット(60)と、前記リールユニット(6
0)の駆動を開始させるためのスタートスイッチ(30)と、
前記リールユニット(60)の駆動を停止させるためのスト
ップスイッチ(50)と、前記リールユニット(60)、前記ス
タートスイッチ(30)及び前記ストップスイッチ(50)を制
御すると共に、一定確率で入賞の抽選を行うための制御
装置(20)とを備え、複数の回転リール(40)が停止した状
態で、正面側に表示される複数の図柄(61)が、予め設定
した所定の方向の有効入賞ライン上に揃うことを条件に
メダルが払い出されるようにしている。
【0014】そして、前記制御装置(20)は、入賞か否か
の抽選を行う入賞抽選手段(110)を備え、遊技として、
通常遊技と、抽選結果に基づいて開始する特別遊技とを
少なくとも設けている。そして、前記通常遊技は、メダ
ルの投入枚数の増加によって有効入賞ラインの数及び入
賞のための抽選確率が増加するように設定され、前記特
別遊技は、所定の条件の下、メダルの一枚投入により遊
技者に有利な遊技を行わせることが可能なサービス遊技
を備えている。
【0015】そして、前記サービス遊技は、メダルを一
枚投入した場合の前記有効入賞ラインの数及び入賞のた
めの抽選確率を、通常遊技における最大投入メダル枚数
の有効入賞ラインの数及び最も有利な抽選確率と同一と
なるように設定されていることを特徴とする。なお、こ
こで、「有効入賞ライン」とは、入賞図柄が、その有効
入賞ライン上に揃うことにより、入賞が確定するライン
を意味するものである。具体的には、例えば、スロット
マシン(10)の前面側の停止図柄を結ぶ、中央ライン
(A)、下端ライン(B)、上端ライン(C)、右上がり斜めラ
イン(D)及び左上がり斜めライン(E)の五本の入賞ライン
のうち、入賞図柄がそのライン上に揃うことにより、入
賞が確定するように設定されている有効な入賞ラインを
意味するものである。
【0016】また、ここで、「通常遊技における最大投
入メダル枚数」とは、通常遊技において、メダルを投入
可能な最大枚数を意味するものであり、具体的には、例
えば、3枚を意味するものである。また、ここで、「通
常遊技における最大投入メダル枚数の有効入賞ラインの
数」とは、通常遊技において、メダルを投入可能な最大
枚数、例えば3枚を投入した場合に有効入賞ラインとし
て設定される数を意味するものである。具体的には、例
えば、中央ライン(A)、下端ライン(B)、上端ライン
(C)、右上がり斜めライン(D)及び左上がり斜めライン
(E)の合計5本を意味するものである。
【0017】また、ここで、「最も有利な抽選確率」と
は、通常遊技における抽選確率のうち、投入メダル枚数
及び設定のすべての中で最も遊技者にとって、メダル獲
得枚数が多くなるように設定されている抽選確率を意味
するものである。具体的には、通常遊技において、投入
メダル枚数の1枚〜3枚の違いにより、メダル投入枚数
が多くなる程、入賞のための抽選確率が大きくなるよう
に設定されてあり、また、抽選確率を設定1〜6の6段
階設けて、設定値が大きくなる程、入賞のための抽選確
率が大きくなるように設定されてあるが、これらのメダ
ル投入枚数1〜3枚及び設定1〜6の中で最終的に遊技
者が最も多くのメダルを獲得することができるような抽
選確率を意味するものである。
【0018】また、ここで、「抽選結果に基づいて開始
する特別遊技」とは、具体的には、例えば、入賞確率の
大きい特定遊技、いわゆるRBゲームや、この特定遊技
の導入確率が大きい特定導入遊技、いわゆるビッグボー
ナスゲーム(以下、「BBゲーム」という。)や、メダ
ルの一枚投入により遊技者に有利な遊技を行わせること
が可能なサービス遊技を含むものである。
【0019】また、ここで、「サービス遊技」は、特定
の図柄が有効入賞ライン上に揃うことにより、或いは、
特定の抽選に当たることにより、行うことができるよう
に設定されているものを含むものである。 (作用)本発明によれば、前記特別遊技は、所定の条件
の下、メダルの一枚投入により遊技者に有利な遊技を行
わせることが可能なサービス遊技を備えている。このた
め、一枚掛けの遊技を有効に使用することができて、メ
ダル投入枚数に関して遊技内容に変化をつけることがで
き、遊技に意外性を付与して、遊技を興味溢れるものに
することができる。
【0020】そして、サービス遊技は、メダルを一枚投
入した場合の有効入賞ラインの数及び入賞のための抽選
確率を、通常遊技における最大投入メダル枚数の有効入
賞ラインの数及び最も有利な抽選確率と同一となるよう
に設定されている。このため、サービス遊技は、メダル
の投入枚数が一枚であるにも拘わらず、メダルの投入枚
数が最も多い場合に得られる有効入賞ラインの数及び最
も有利な抽選確率と同一の条件を得ることができ、遊技
者に大きな利益を与えることができる。これにより、サ
ービス遊技は、遊技者の興味を引きつけることができ
る。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0021】すなわち、本発明に係るスロットマシン(1
0)は、周囲に複数の図柄(61)を表示した回転リール(40)
を有するリールユニット(60)と、前記リールユニット(6
0)の駆動を開始させるためのスタートスイッチ(30)と、
前記リールユニット(60)の駆動を停止させるためのスト
ップスイッチ(50)と、前記リールユニット(60)、前記ス
タートスイッチ(30)及び前記ストップスイッチ(50)を制
御すると共に、一定確率で入賞の抽選を行うための制御
装置(20)とを備え、複数の回転リール(40)が停止した状
態で、正面側に表示される複数の図柄(61)が、予め設定
した所定の方向の有効入賞ライン上に揃うことを条件に
メダルが払い出されるようにしている。
【0022】そして、前記制御装置(20)は、入賞か否か
の抽選を行う入賞抽選手段(110)を備え、遊技として、
通常遊技と、抽選結果に基づいて開始する特別遊技とを
少なくとも設けている。そして、前記通常遊技は、メダ
ルの投入枚数の増加によって前記有効入賞ラインの数及
び入賞のための抽選確率が増加するように設定され、前
記特別遊技は、所定の条件の下、メダルの一枚投入によ
り遊技者に有利な遊技を行わせることが可能なサービス
遊技を備えている。
【0023】そして、前記サービス遊技は、メダルを一
枚投入した場合の前記有効入賞ラインの数及び入賞のた
めの抽選確率を、メダルを三枚投入した場合の前記有効
入賞ラインの数及び入賞のための抽選確率と同一となる
ように設定されていることを特徴とする。なお、ここ
で、「有効入賞ライン」、「通常遊技における最大投入
メダル枚数」、「通常遊技における最大投入メダル枚数
の有効入賞ラインの数」、「抽選結果に基づいて開始す
る特別遊技」及び「サービス遊技」は、上記請求項1の
手段の説明と、同一内容であるため、説明を省略する。 (作用)本発明によれば、前記特別遊技は、所定の条件
の下、メダルの一枚投入により遊技者に有利な遊技を行
わせることが可能なサービス遊技を備えている。このた
め、一枚掛けの遊技を有効に使用することができて、メ
ダル投入枚数に関して遊技内容に変化をつけることがで
き、遊技に意外性を付与して、遊技を興味溢れるものに
することができる。
【0024】そして、サービス遊技は、メダルを一枚投
入した場合の有効入賞ラインの数及び入賞のための抽選
確率を、メダルを三枚投入した場合の有効入賞ラインの
数及び入賞のための抽選確率と同一となるように設定さ
れている。このため、サービス遊技は、メダルの投入枚
数が一枚であるにも拘わらず、メダルの投入枚数が三枚
の場合に得られる有効入賞ラインの数及び入賞のための
抽選確率と同一の条件を得ることができ、遊技者に大き
な利益を与えることができる。これにより、サービス遊
技は、遊技者の興味を引きつけることができる。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴
とする。
【0025】すなわち、前記特別遊技として、入賞確率
の大きい特定遊技と、この特定遊技の導入確率が大きい
特定導入遊技とを少なくとも設けている。そして、前記
制御装置(20)は、前記サービス遊技に移行するか否かの
抽選を行うためのサービス遊技移行抽選手段(130)を備
え、前記サービス遊技移行抽選手段(130)は、前記特定
導入遊技の入賞を条件として、前記サービス遊技に移行
するか否かの抽選を行い、前記サービス遊技は、前記特
定導入遊技の終了を条件として、所定の遊技回数だけ行
われるように設定されていることを特徴とする。
【0026】なお、ここで、「入賞確率の大きい特定遊
技」とは、具体的には、例えば、RBゲームを意味する
ものである。また、「特定遊技の導入確率が大きい特定
導入遊技」とは、具体的には、例えば、BBゲームを意
味するものである。 (作用)本発明によれば、サービス遊技は、特定導入遊
技の終了を条件として、所定の遊技回数だけ行われるよ
うに設定されている。このため、サービス遊技に移行す
るか否かの抽選に入賞した場合、遊技者は、所定の遊技
回数のサービス遊技を行うことができて、一定の利益を
確実に得ることができる。これにより、サービス遊技に
対して、遊技者の興味を引きつけることができて、興味
溢れる遊技を行うことができる。 (請求項4)請求項4記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴
とする。
【0027】すなわち、前記特別遊技として、入賞確率
の大きい特定遊技と、この特定遊技の導入確率が大きい
特定導入遊技とを少なくとも設けている。そして、前記
制御装置(20)は、前記サービス遊技に移行するか否かの
抽選を行うためのサービス遊技移行抽選手段(130)を備
え、前記サービス遊技移行抽選手段(130)は、前記特定
導入遊技の終了を条件として、第一番目の前記サービス
遊技に移行するか否かの抽選を行い、第二番目以降の前
記サービス遊技は、直前の前記サービス遊技の終了を条
件として、次の前記サービス遊技に移行するか否かの前
記サービス遊技移行抽選手段(130)の抽選結果により行
われるようにしていることを特徴とする。 (作用)本発明によれば、サービス遊技移行抽選手段(1
30)は、特定導入遊技の終了を条件として、第一番目の
前記サービス遊技に移行するか否かの抽選を行い、第二
番目以降のサービス遊技は、直前のサービス遊技の終了
を条件として、次のサービス遊技に移行するか否かのサ
ービス遊技移行抽選手段(130)の抽選結果により行われ
るようにしている。すなわち、第二番目以降のサービス
遊技は、直前のサービス遊技の終了後に毎回、サービス
遊技移行抽選手段(130)の抽選結果により、サービス遊
技に移行するか否かが決定されている。このように、毎
回、移行の有無を抽選により決定することにより、遊技
内容に変化を付けることができ、遊技に意外性を付与す
ることができる。これにより、遊技が単調なものになる
ことを回避することができ、遊技を興味溢れるものにす
ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】(第一の実施の形態) (図面の説明)図1乃至図4は、本発明の第一の実施の
形態を示すものである。図1はスロットマシンの入力、
制御及び出力のブロック図、図2はスロットマシンの外
観正面図、図3はスロットマシンの前面の有効入賞ライ
ンの外観正面図及び図4はスロットマシンの動作の概略
のフローをそれぞれ示すものである。 (スロットマシン10)図2中、10は、スロットマシン10
を示すものである。
【0029】スロットマシン10は、図2に示すように、
四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上
部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が
形成されている。そして、この中央部の表示窓12の中央
には、三個の回転リール40の図柄61を見ることができる
図柄表示窓13が形成されている。なお、回転リール40
は、図2及び図3の向かって左端側に位置する左側回転
リール43と、図2及び図3の向かって右端側に位置する
右側回転リール45と、この左側回転リール43及び右側回
転リール45の間に位置する中央回転リール44とからなる
ものである。そして、スロットマシン10の前面側には、
図3に示すように、五本の有効入賞ラインA〜Eが形成さ
れている。 (有効入賞ラインA〜E)上記有効入賞ラインA〜Eは、入
賞を確定させるための条件として、入賞図柄を、特定の
位置に揃わせるための有効な入賞ラインである。
【0030】すなわち、入賞抽選手段110の抽選により
入賞フラグが成立し、それに加えて、回転リール40が停
止した状態で、正面側に表示される一個乃至三個の図柄
61が、予め設定した所定の方向の有効入賞ラインA〜E上
に揃うことを条件にメダルが払い出されるものである。
具体的には、例えば、図2及び図3に示すように、三個
の回転リール40が停止した状態で、各回転リール40の正
面側には三個の図柄61が表示されるように設定されてい
る。そして、入賞ラインとしては、以下に示す五本のラ
インが設定されている。すなわち、上下三個の図柄61の
うち、右側回転リール45、中央回転リール44及び左側回
転リール43の中央の図柄61同士を横方向に結ぶことによ
り、中央ラインAが形成されている。そして、上下三個
の図柄61のうち、右側回転リール45、中央回転リール44
及び左側回転リール43の下端の図柄61同士を横方向に結
ぶことにより、下端ラインBが形成されている。そし
て、上下三個の図柄61のうち、右側回転リール45、中央
回転リール44及び左側回転リール43の上端の図柄61同士
を横方向に結ぶことにより、上端ラインCが形成されて
いる。そして、回転リール40が停止した状態で表示され
る縦三個、横三個の3×3の合計9個の図柄61の対角線
上を右上がり斜め方向に結ぶことにより、右上がり斜め
ラインDが形成されている。この右上がり斜めラインD
は、具体的には、右側回転リール45の上端の図柄61と、
中央回転リール44の中央の図柄61と、左側回転リール43
の下端の図柄61とを結ぶ位置に設定されているものであ
る。そして、回転リール40が停止した状態で表示される
縦三個、横三個の3×3の合計9個の図柄61の対角線上
を左上がり斜め方向に結ぶことにより、左上がり斜めラ
インEが形成されている。この左上がり斜めラインEは、
具体的には、右側回転リール45の下端の図柄61と、中央
回転リール44の中央の図柄61と、左側回転リール43の上
端の図柄61とを結ぶ位置に設定されているものである。
【0031】そして、下端ラインBは、右上がり斜めラ
インDの下端の図柄61と、左上がり斜めラインEの下端の
図柄61とが結ばれているものである。また、上端ライン
Cは、右上がり斜めラインDの上端の図柄61と、左上がり
斜めラインEの上端の図柄61とが結ばれているものであ
る。そして、通常遊技においては、メダルを投入した枚
数によって、メダル払い出しとなる有効入賞ラインの本
数が変わるように設定されている。すなわち、メダルを
一枚投入した一枚掛けの場合、有効入賞ラインは一本と
なり、メダルを二枚投入した二枚掛けの場合、有効入賞
ラインは三本となり、メダルを三枚投入した三枚掛けの
場合、有効入賞ラインは五本となるものである。具体的
には、一枚掛けでは、中央ラインAの一本のみが有効入
賞ラインとなっている。そして、二枚掛けでは、中央ラ
インAと、下端ラインBと、上端ラインCとの三本のみが
有効入賞ラインとなっている。そして、三枚掛けでは、
中央ラインAと、下端ラインBと、上端ラインCと、右上
がり斜めラインDと、左上がり斜めラインEとの合計五本
が有効入賞ラインとなっている。
【0032】スロットマシン10の内部には、図示してい
ないが、スロットマシン10の全体の動作を制御するため
の制御装置20(図1参照)が内蔵されている。 (制御装置20)上記制御装置20は、図示しないが、CP
Uを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備え
ている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラ
ムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を有
するものである。
【0033】(1)遊技制御装置21 (2)演出制御装置22 図1に示すように、スタートスイッチ30及びストップス
イッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を
制御するための遊技制御装置21と、ランプやスピーカ等
の表示装置66を制御するための演出制御装置22とが内蔵
されている。また、CPUは、一個に限定されず、二個
以上のCPUで制御するようにしても良い。
【0034】また、CPU、ROM、RAM及びI/O
等は一体化されてワンチップを構成しても良いものであ
る。 (遊技制御装置21)上記遊技制御装置21は、スタートス
イッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リ
ール40の回転及び停止を制御するためのものである。そ
して、この遊技制御装置21は、次の(1)乃至(4)の
手段として機能する。
【0035】(1)通常遊技制御手段70 (2)特別遊技制御手段80 (3)入賞抽選手段110 (4)サービス遊技移行抽選手段130 なお、前記通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせる
ために通常遊技に関する制御を行うものであり、前記特
別遊技制御手段80は、特別遊技を行わせるために特別遊
技に関する制御を行うものである。
【0036】また、遊技制御装置22としては、上記した
(1)〜(4)の手段に限定されるものではなく、他の
手段を含んでいても良い。 (演出制御装置22)上記演出制御装置22は、ランプやス
ピーカ等の表示装置66を制御するためのものである。 (入力段)上記制御装置20の入力段には、図1に示すよ
うに、次のパーツが接続されている。
【0037】(1)投入スイッチ15 (2)ベットスイッチ16 (3)精算スイッチ17 (4)スタートスイッチ30 (5)ストップスイッチ50 なお、入力段としては、上記した(1)乃至(5)のパ
ーツに限定されるものではない。 (出力段)上記制御装置20の出力段には、図1に示すよ
うに、次のパーツが接続されている。
【0038】(1)リールユニット60 (2)ホッパーユニット65 (3)表示装置66(ランプ及びスピーカ) なお、出力段としては、上記した(1)乃至(3)のパ
ーツに限定されるものではない。 (投入スイッチ15)上記投入スイッチ15は、図2に示す
ように、回転リール40の斜め下方に位置するスイッチで
あって、投入された遊技メダルを検知するためのもので
ある。 (ベットスイッチ16)上記ベットスイッチ16は、図2に
示すように、回転リール40の下方に位置するスイッチで
あって、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるため
のものである。 (精算スイッチ17)上記精算スイッチ17は、図2に示す
ように、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであ
って、貯留した投入メダルを払い出すためのものであ
る。 (スタートスイッチ30)上記スタートスイッチ30は、図
2に示すように、回転リール40の斜め下方に位置するレ
バーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッ
チ16の投入を条件に、または、「再遊技(Replay)」時
には前遊技から所定時間経過を条件に、リールユニット
60の駆動を開始させるためのものである。
【0039】なお、ここで、「再遊技(Replay)」と
は、入賞抽選手段110の抽選により、「再遊技(Repla
y)」のフラグが成立し、「再遊技(Replay)」の図柄
が有効入賞ライン上に揃うことにより、次の遊技におい
て、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技
を行うことができるものである。 (ストップスイッチ50)上記ストップスイッチ50は、リ
ールユニット60の駆動を停止させるためのものである。
具体的には、ストップスイッチ50は、図2に示すよう
に、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成
され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されている
ものである。回転リール40に対応したストップスイッチ
50の操作により、当該対応した回転リール40が回転を停
止するように設定されているものである。 (リールユニット60)上記リールユニット60は、特に図
示しないが枠体に固定或いは支持された三個のモータ
と、各々のモータの出力軸に固定された三個の回転リー
ル40とから構成されている。そして、各回転リール40
は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの
周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えて
いる。このリールテープ42の外周面には、複数個(例え
ば21個)の図柄61が表示されている。 (ホッパーユニット65)上記ホッパーユニット65は、図
示しないが、遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを
払い出すためのものである。 (表示装置66)上記表示装置66は、スピーカや表示ラン
プ等であって、遊技者に入賞等を報知させるためのもの
である。具体的には、演出制御装置22の制御により、入
賞時にスピーカから入賞音を発生させ、表示ランプを点
灯又は点滅させることにより、遊技者に入賞等を報知さ
せるためのものである。 (通常遊技制御手段70)上記通常遊技制御手段70は、通
常遊技を行わせるためのものである。
【0040】すなわち、メダルの投入若しくはベットス
イッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(Repla
y)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スター
トスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動さ
れ、三個の回転リール40が回転を開始する。その後、ス
トップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回
転リール40の回転が停止する。
【0041】そして、ストップスイッチ50を三個全て操
作し終わると、三個の回転リール40の回転が全て停止す
る。このとき、表示窓12の有効入賞ライン上に、予め設
定された図柄61が停止すると、ホッパーユニット65を介
して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを
払い出す代わりに、クレジットしても良い。入賞には、
遊技メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する
小役入賞と、この小役入賞よりもさらに大きな利益を遊
技者に付与する特別入賞と、遊技メダルの払い出しは無
いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技
を行うことができる「再遊技(Replay)」とを備えてい
る。そして、その抽選結果がいずれかの入賞となった場
合、その入賞に対応した入賞フラグが成立する。そし
て、抽選結果が特別入賞である場合に、特別入賞フラグ
が成立し、この特別入賞フラグ成立中に、リールユニッ
ト60の回転リール40の停止図柄61の組み合わせが、予め
定められた所定の特別入賞図柄61(例えば、有効入賞ラ
イン上に「7」が三個揃うもの)と一致したことを条件
に入賞が確定し、遊技者に有利な特別遊技を行わせるよ
うに形成されている。そして、抽選により特別入賞フラ
グが成立したが、回転リール40の停止図柄61の組み合わ
せが特別入賞図柄61と一致していない場合、それ以後の
遊技に特別入賞フラグ成立の権利が持ち越されるように
設定されている。なお、小役の入賞フラグは、入賞フラ
グが成立した遊技で入賞を確定させられない場合、入賞
フラグ成立の権利の次の遊技への持ち越しはない。
【0042】また、いずれかの入賞フラグが成立中に、
対応する入賞図柄61を有効入賞ライン上に揃えることが
できるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場
合、ストップスイッチ50のタイミングによるものであ
る。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、1
90ms以内に回転リール40が停止するように設定され
ているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのま
ま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回
転リール40の円周上の引き込み可能図柄61、例えば停止
図柄から連続する4個の引き込み可能図柄61の中に、対
応する入賞図柄61が含まれているような場合には、停止
するまでの時間を遅らせて、回転リール40は有効入賞ラ
イン上にその入賞図柄61を引き込んで停止する。一方、
かかる4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する入賞
図柄61が含まれていないような場合には、有効入賞ライ
ン上にその入賞図柄61を引き込んで停止することができ
ない。 (特別遊技制御手段80)上記特別遊技制御手段80は、抽
選手段の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技
を行わせるためのものである。
【0043】上記特別遊技としては、大別すると、次の
ゲームがある。 (1)特定導入遊技(BBゲーム) (2)特定遊技(RBゲーム) (3)特定入賞遊技(JACゲーム) (4)サービス遊技 なお、特定遊技、例えばRBゲームは、特定導入遊技、
例えばBBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中で
無い場合にも単独で行われるものである。また、上記特
定入賞遊技、いわゆるJACゲームは、RBゲーム中に
行われるものである。また、サービス遊技は、所定の条
件の下、メダルの一枚投入により遊技者に有利な遊技を
行わせるものである。また、特別遊技としては、上記し
た(1)乃至(4)の遊技に限定されるものではない。
【0044】なお、通常遊技において、図示しないが、
例えば「7」等の図柄61が有効入賞ライン上に三個揃う
と、ホッパーユニット65を介して、例えば15枚のメダ
ルが払い出される。このとき、BBゲームが開始され
る。具体的には、特別遊技制御手段80は、図1に示すよ
うに、大別すると、次の手段を備える。
【0045】(1)特定導入遊技制御手段91(BBゲー
ム制御手段90) (2)特定遊技制御手段101(RBゲーム制御手段100) (3)サービス遊技制御手段120 (特定導入遊技制御手段91)上記特定導入遊技制御手段
91は、BBゲームを制御するためのものである。
【0046】具体的には、BBゲームに移行すると、通
常遊技と同様に最大3枚のメダルの投入によって開始さ
れ、3つの回転リールの回転を各々停止させた際に、有
効入賞ライン上に入賞図柄が揃っているか否かによっ
て、メダルの払い出しが行われるものである。したがっ
て、BBゲーム中では、通常遊技と同様に小役を含めた
抽選が毎回行われるものである。ただ、このBBゲーム
中にRBゲームに移行するための特定入賞図柄(例えば
「7(セブン)」)が有効入賞ライン上に揃った場合に
は、その後RBゲームに移行するものである。
【0047】なお、通常、BBゲーム中はRBゲームへ
の移行が、例えば最大3回行われることになっているた
めに、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述し
たような通常遊技と同様な抽選及び制御が行われるもの
である。そして、BBゲームでは、BBゲーム中のRB
ゲームが所定の最大回数、例えば3回か、或いはBBゲ
ーム中の通常遊技が所定の最大回数、例えば最大30回
の終了により、BBゲームは終了するものである。 (特定遊技制御手段101)上記特定遊技制御手段101は、
RBゲームを制御するためのものである。
【0048】具体的には、RBゲームに移行すると、メ
ダルが1枚投入となり、回転リール40の所定の図柄61が
表示窓12の中央ラインA上に揃った場合に入賞確定とな
る特定入賞遊技が行われるものである。そして、RBゲ
ームでは、入賞するか否かの特定入賞遊技が最大12回
行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞確定が可
能である。すなわち、最大8回の入賞が確定するか、或
いは最大12回の特定入賞遊技の終了により、RBゲー
ムは終了するものである。 (サービス遊技制御手段120)上記サービス遊技制御手
段120は、サービス遊技を制御するためのものである。
【0049】具体的には、サービス遊技に移行すると、
サービス遊技制御手段120の制御により、メダルが1枚
投入となり、通常遊技におけるメダルを3枚投入した場
合の有効入賞ラインの数と同一の有効入賞ラインの数と
なるものである。具体的には、通常遊技において、メダ
ルが1枚投入の一枚掛けでは、中央ラインAのみの1本
が有効入賞ラインとなり、メダルが2枚投入の二枚掛け
では、中央ラインA、下端ラインB及び上端ラインCの3
本が有効入賞ラインとなり、メダルが3枚投入の3枚掛
けでは、中央ラインA、下端ラインB、上端ラインC、右
上がり斜めラインD及び左上がり斜めラインEの合計5本
が有効入賞ラインとなっている。これに対して、サービ
ス遊技では、メダルが1枚投入の一枚掛けのみの遊技と
なり、この一枚掛けでは、三枚掛けと同様に中央ライン
A、下端ラインB、上端ラインC、右上がり斜めラインD及
び左上がり斜めラインEの合計5本が有効入賞ラインと
なるものである。
【0050】さらに、サービス遊技では、サービス遊技
制御手段120の制御により、入賞抽選手段110を用いて、
通常遊技の同一設定におけるメダルを3枚投入した場合
の入賞のための抽選確率と同一の抽選確率になるように
設定される。これらにより、サービス遊技は、メダルの
投入枚数が一枚であるにも拘わらず、メダルの投入枚数
が三枚の場合に得られる有効入賞ラインの数及び抽選確
率と同一の条件を得ることができ、遊技者に大きな利益
を与えることができる。具体的には、通常遊技におい
て、三枚掛けで入賞時に払い出されるメダルの払い出し
枚数の最大が15枚である場合、一回の遊技で獲得可能
なメダルの最大獲得枚数は、12枚(15−3)とな
る。これに対して、サービス遊技において、一回の遊技
で獲得可能なメダルの最大獲得枚数は、14枚(15−
1)となるものである。すなわち、サービス遊技は、通
常遊技の三枚掛けと同一の有効入賞ラインの数及び同一
の抽選確率を、メダル一枚で得ることができ、メダルの
最大獲得枚数を増加させることができるものである。
【0051】サービス遊技は、BBゲームの入賞を条件
として、サービス遊技移行抽選手段130のサービス遊技
に移行するか否かの抽選が行われ、その抽選結果、サー
ビス遊技に移行することに入賞した場合に、BBゲーム
の終了を条件として所定の遊技回数、例えば20回だけ
サービス遊技制御手段120により行われるものである。
サービス遊技制御手段120は、サービス遊技を、BBゲ
ームの終了を条件として、所定の遊技回数だけ行うこと
ができるようように設定されている。このため、サービ
ス遊技移行抽選手段130によるサービス遊技に移行する
か否かの抽選に入賞した場合、サービス遊技制御手段12
0は、遊技者に所定の遊技回数のサービス遊技を確実に
行わせることができて、一定の利益を確実に与えること
ができるものである。これにより、遊技者の興味を引き
つけることができて、興味溢れる遊技を行わせることが
できるものである。
【0052】なお、サービス遊技を行うことができる所
定の回数は、上述した20回に限定されるものではな
く、他の数値でも良いものである。さらに、このサービ
ス遊技の所定の回数を、抽選により、決定されるように
しても良いものである。また、本実施の形態に係るサー
ビス遊技は、一枚掛けの遊技となって、サービス遊技の
一枚掛けのみを、通常遊技の三枚掛けの場合と同一の有
効入賞ライン及び抽選確率に設定しているが、特にこれ
に限定されるものではない。例えば、サービス遊技の一
枚掛け、二枚掛け及び三枚掛けの遊技の全てが、通常遊
技の三枚掛けの場合と同一の有効入賞ライン及び抽選確
率となるように設定しても良いものである。また、サー
ビス遊技において、一枚掛けの設定を、通常遊技の二枚
掛けの場合と同一の有効入賞ライン及び抽選確率に設定
し、サービス遊技の二枚掛けの設定を、通常遊技の三枚
掛けの場合と同一の有効入賞ライン及び抽選確率に設定
するようにしても良いものである。
【0053】また、サービス遊技では、通常遊技の同一
設定値におけるメダルを3枚投入した場合の入賞のため
の抽選確率と同一の抽選確率になるように設定されてい
るが、特に、これに限定されるものではない。具体的に
は、設定値1〜6のうち、最も遊技者にとって有利とな
るような設定値の抽選確率と同一の抽選確率になるよう
に設定しても良いものである。これにより、サービス遊
技は、メダルの投入枚数が一枚であるにも拘わらず、メ
ダルの投入枚数が最も多い場合に得られる有効入賞ライ
ンの数と、全ての設定値のうちで最も有利な抽選確率と
同一の条件となり、遊技者にさらに大きな利益を与える
ことができる。 (入賞抽選手段110)上記入賞抽選手段110は、予め定め
た抽選確率に基づいて入賞か否かの入賞判定の抽選を行
うものである。そして、入賞抽選手段110による抽選結
果が入賞である場合に入賞フラグが成立し、この入賞フ
ラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが
予め定められた入賞図柄と一致したことを条件に入賞が
確定し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利
益が付与されるように設定されている。
【0054】上記入賞抽選手段110は、図1に示すよう
に、大別すると、次の手段を備える。 (1)乱数発生手段111 (2)乱数抽出手段112 (3)入賞判定テーブル113 (4)判定手段114 なお、入賞抽選手段110としては、上記した(1)乃至
(4)に限定されるものではない。 (乱数発生手段111)上記乱数発生手段111は、入賞抽選
用の乱数を所定の領域内(例えば十進数で0〜6553
5)で発生させるものである。 (乱数抽出手段112)上記乱数抽出手段112は、乱数発生
手段111が発生する乱数を、所定の条件(例えば、スタ
ートスイッチ30の操作)で抽出するものである。なお、
この抽出した乱数を抽出乱数データとする。 (入賞判定テーブル113)上記入賞判定テーブル113は、
乱数発生手段111がとる乱数の全領域中、各入賞項目の
入賞領域を有するものである。 (判定手段114)上記判定手段114は、乱数抽出手段112
が抽出した抽出乱数データと、入賞判定テーブル113の
抽選確率データを基に、乱数発生手段111がとる乱数の
全領域中の各入賞項目の入賞領域からなる入賞判定領域
データとを照合し、当該抽出乱数データが属する入賞領
域に対応する入賞を決定するものである。 (サービス遊技移行抽選手段130)上記サービス遊技移
行抽選手段130は、サービス遊技に移行するか否かの抽
選を行うためのものである。具体的には、サービス遊技
移行抽選手段130は、BBゲームの入賞を条件として、
サービス遊技に移行するか否かの抽選を行うものであ
る。なお、上述したように、サービス遊技移行抽選手段
130は、BBゲームの入賞、すなわち、BBゲームの入
賞フラグ成立を条件としているが、特にこれに限定され
るものではなく、BBゲームの入賞確定、すなわち、入
賞フラグ成立中に当該入賞図柄が有効入賞ライン上に揃
うことを条件として、抽選を行うようにしても良いもの
である。また、さらに、サービス遊技移行抽選手段130
による抽選の開始条件は、BBゲームの入賞に限定され
ることなく、RBゲームの入賞や、他の特別遊技の入賞
を条件としても良いものである。
【0055】なお、本実施の形態において、サービス遊
技移行抽選手段130は、入賞抽選手段110とは、別個、独
立に形成されているが、特にこれに限定されるものでは
なく、入賞抽選手段110の抽選処理と共通して抽選処理
が行われるようにしても良いものである。具体的には、
例えば、入賞抽選手段110の入賞判定テーブル113のBB
ゲームの入賞領域を、BBゲーム終了後にサービス遊技
に移行するサービス遊技入賞領域と、BBゲーム終了後
にサービス遊技に移行しないサービス遊技外れ領域との
二つの領域に予め区分しておき、BBゲームの入賞の場
合に抽出された乱数値が、それらの二つの領域のいずれ
に属するかによって、サービス遊技に移行するか否かを
決定するようにしても良いものである。 (スロットマシン10の動作)次に、上記構成を備えたス
ロットマシンの動作の概略について、図3に示したフロ
ーを用いて説明する。
【0056】先ず、図3に示すステップ100におい
て、通常遊技が行われる。そして、次のステップ101
に進む。ステップ101において、BBゲームに入賞し
ているか否か、すなわちBBゲームの入賞フラグが成立
したか否かがが判定される。そして、BBゲームに入賞
していると判定された場合、次のステップ102に進
む。
【0057】なお、前記ステップ101において、BB
ゲームに入賞しているか否かを判定しているが、特にこ
れに限定されるものではない。具体的には、例えば、B
Bゲームの入賞が確定しているか否か、すなわち、BB
ゲームに入賞して、BBゲームの入賞フラグ成立中に当
該入賞図柄が有効入賞ライン上に揃うことにより、BB
ゲームの入賞が確定しているか否かを判定するようにし
ても良いものである。
【0058】ステップ102において、サービス遊技移
行抽選手段130により、サービス遊技に移行するか否か
の抽選が行われる。そして、次のステップ103に進
む。ステップ103において、BBゲームが行われて、
BBゲームの内容が消化され、BBゲームが終了する。
そして、次のステップ104に進むステップ104にお
いて、前記ステップ102の抽選結果、サービス遊技に
入賞していたか否かが判定される。そして、ステップ1
02の抽選結果、サービス遊技に入賞していると判定さ
れた場合、次のステップ105に進む。
【0059】ステップ105において、サービス遊技が
行われ、一枚掛けの遊技が、通常遊技の三枚掛けの遊技
と同じ内容になる。具体的には、メダルを一枚投入した
場合の有効入賞ラインが、通常遊技におけるメダルを三
枚投入した場合の有効入賞ラインと同一の中央ライン
A、下端ラインB、上端ラインC、右上がり斜めラインD及
び左上がり斜めラインEの合計五本となった状態で遊技
が行われる。さらに、メダルを一枚投入した場合の入賞
のための抽選確率が、通常遊技におけるメダルを三枚投
入した場合の抽選確率と同一のもので遊技が行われる。
そして、次のステップ106に進む。
【0060】ステップ106において、サービス遊技
が、予め設定した所定の遊技回数だけ消化されたか否か
が判定される。そして、サービス遊技が、所定の遊技回
数だけ消化されたと判定された場合、次のステップ10
7に進む。ステップ107において、サービス遊技が終
了して、一枚掛けで有効入賞ラインが一本となり、二枚
掛けで有効入賞ラインが三本となり、三枚掛けで有効入
賞ラインが五本となるような通常遊技に戻って、かかる
通常遊技が行われ、遊技が終了する。
【0061】前記ステップ101において、BBゲーム
に入賞していないと判定された場合、ステップ100に
戻り、通常遊技が行われる。前記ステップ104におい
て、ステップ102の抽選結果、サービス遊技に入賞し
ていないと判定された場合、ステップ107に進む。前
記ステップにおいて、106において、サービス遊技
が、所定の遊技回数だけ消化されていないと判定された
場合、ステップ105に戻る。 (第二の実施の形態) (図面の説明)図5はスロットマシンの動作の概略のフ
ローを示すものである。 (スロットマシン10)上記スロットマシン10の外観は、
第一の実施の形態と同一であって、図2と同一であるた
め、説明を省略する。 (有効入賞ラインA〜E)上記有効入賞ラインA〜Eは、第
一の実施の形態と同一であって、図3と同一であるた
め、説明を省略する。 (制御装置20)上記制御装置20は、次の(1)及び
(2)の装置を有するものである。
【0062】(1)遊技制御装置21 (2)演出制御装置22 図1に示すように、スタートスイッチ30及びストップス
イッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を
制御するための遊技制御装置21と、ランプやスピーカ等
の表示装置66を制御するための演出制御装置22とが内蔵
されている。なお、演出制御装置22は、第一の実施の形
態と同一であるため、説明を省略する。 (遊技制御装置21)上記遊技制御装置21は、スタートス
イッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リ
ール40の回転及び停止を制御するためのものである。そ
して、この遊技制御装置21は、次の(1)乃至(4)の
手段として機能する。
【0063】(1)通常遊技制御手段70 (2)特別遊技制御手段80 (3)入賞抽選手段110 (4)サービス遊技移行抽選手段130 (入力段)上記制御装置20の入力段には、図1に示すよ
うに、次のパーツが接続されている。
【0064】(1)投入スイッチ15 (2)ベットスイッチ16 (3)精算スイッチ17 (4)スタートスイッチ30 (5)ストップスイッチ50 (出力段)上記制御装置20の出力段には、図1に示すよ
うに、次のパーツが接続されている。
【0065】(1)リールユニット60 (2)ホッパーユニット65 (3)表示装置66(ランプ及びスピーカ) なお、上述した入力段の投入スイッチ15、ベットスイッ
チ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30及びストッ
プスイッチ50、並びに、出力段のリールユニット60、ホ
ッパーユニット65及び表示装置66は、第一の実施の形態
と同一であるため、説明を省略する。
【0066】また、通常遊技制御手段70と、特別遊技制
御手段80の特定導入遊技制御手段91及び特定遊技制御手
段101は、第一の実施の形態と同一であるため、説明を
省略する。 (サービス遊技制御手段120)上記サービス遊技制御手
段120は、サービス遊技を制御するためのものである。
【0067】具体的には、サービス遊技に移行すると、
サービス遊技制御手段120の制御により、メダルが1枚
投入となり、通常遊技におけるメダルを3枚投入した場
合の有効入賞ラインの数と同一の有効入賞ラインの数と
なるものである。さらに、サービス遊技では、サービス
遊技制御手段120の制御により、入賞抽選手段110を用い
て、通常遊技の同一設定におけるメダルを3枚投入した
場合の入賞のための抽選確率と同一の抽選確率になるよ
うに設定される。
【0068】これらにより、サービス遊技は、メダルの
投入枚数が一枚であるにも拘わらず、メダルの投入枚数
が三枚の場合に得られる有効入賞ラインの数及び抽選確
率と同一の条件を得ることができ、遊技者に大きな利益
を与えることができる。サービス遊技は、BBゲームの
終了を条件として、サービス遊技移行抽選手段130によ
り、第一番目のサービス遊技に移行するか否かの抽選が
行われる。そして、その抽選結果、サービス遊技に移行
することに入賞した場合に、第二番目以降のサービス遊
技は、直前のサービス遊技の終了を条件として、次のサ
ービス遊技に移行するか否かのサービス遊技移行抽選手
段130の抽選結果により行われるようにしているもので
ある。すなわち、第二番目以降のサービス遊技は、直前
のサービス遊技の終了後に毎回、サービス遊技移行抽選
手段130の抽選結果により、サービス遊技に移行するか
否かが決定されている。このように、毎回、サービス遊
技への移行の有無を抽選により決定することにより、遊
技内容に変化を付けることができ、遊技に意外性を付与
することができるものである。これにより、遊技が単調
なものになることを回避することができ、遊技を興味溢
れるものにすることができるものである。
【0069】なお、本実施の形態に係るサービス遊技
は、一枚掛けのみを、三枚掛けの場合と同一の有効入賞
ライン及び抽選確率に設定しているが、特にこれに限定
されるものではない。例えば、サービス遊技において、
一枚掛けの設定を、通常遊技の二枚掛けの場合と同一の
有効入賞ライン及び抽選確率に設定し、二枚掛けの設定
を、通常遊技の三枚掛けの場合と同一の有効入賞ライン
及び抽選確率に設定するようにしても良いものである。
【0070】また、サービス遊技では、通常遊技の同一
設定値におけるメダルを3枚投入した場合の入賞のため
の抽選確率と同一の抽選確率になるように設定されてい
るが、特に、これに限定されるものではない。具体的に
は、設定値1〜6のうち、最も遊技者にとって有利とな
るような設定値の抽選確率と同一の抽選確率になるよう
に設定しても良いものである。これにより、サービス遊
技は、メダルの投入枚数が一枚であるにも拘わらず、メ
ダルの投入枚数が最も多い場合に得られる有効入賞ライ
ンの数と、全ての設定値のうちで最も有利な抽選確率と
同一の条件となり、遊技者にさらに大きな利益を与える
ことができる。 (入賞抽選手段110)上記入賞抽選手段110は、第一の実
施の形態で説明したものと同一であるため説明を省略す
る。 (サービス遊技移行抽選手段130)上記サービス遊技移
行抽選手段130は、サービス遊技に移行するか否かの抽
選を行うためのものである。具体的には、サービス遊技
移行抽選手段130は、BBゲームの終了を条件として、
第一番目のサービス遊技に移行するか否かの抽選を行う
ものである。
【0071】そして、サービス遊技移行抽選手段130
は、第二番目移行のサービス遊技において、直前のサー
ビス遊技の終了を条件として、次のサービス遊技に移行
するか否かの抽選を行うものである。なお、上述したよ
うに、サービス遊技移行抽選手段130による第一番目の
サービス遊技への移行のための抽選は、BBゲームの終
了を条件としているが、特にこれに限定されるものでは
ない。すなわち、サービス遊技移行抽選手段130による
第一番目のサービス遊技の抽選の開始条件は、BBゲー
ムの終了に限定されることなく、RBゲームの終了や、
他の特別遊技の終了を条件としても良いものである。 (スロットマシン10の動作)次に、上記構成を備えたス
ロットマシンの動作の概略について、図5に示したフロ
ーを用いて説明する。
【0072】先ず、図5に示すステップ200におい
て、通常遊技が行われる。そして、次のステップ201
に進む。ステップ201において、BBゲームに入賞し
ているか否か、すなわちBBゲームの入賞フラグが成立
したか否かがが判定される。そして、BBゲームに入賞
していると判定された場合、次のステップ202に進
む。
【0073】なお、前記ステップ201において、BB
ゲームに入賞しているか否かを判定しているが、特にこ
れに限定されるものではない。具体的には、例えば、B
Bゲームの入賞が確定しているか否か、すなわち、BB
ゲームに入賞して、BBゲームの入賞フラグ成立中に当
該入賞図柄が有効入賞ライン上に揃うことにより、BB
ゲームの入賞が確定しているか否かを判定するようにし
ても良いものである。
【0074】ステップ202において、BBゲームが行
われて、BBゲームの内容が消化され、BBゲームが終
了する。そして、次のステップ203に進む ステップ203において、サービス遊技移行抽選手段13
0により、サービス遊技に移行するか否かの抽選が行わ
れる。そして、次のステップ204に進む。ステップ2
04において、前記ステップ203の抽選結果、サービ
ス遊技に入賞していたか否かが判定される。そして、ス
テップ203の抽選結果、サービス遊技に入賞していな
いと判定された場合、次のステップ206に進む。
【0075】ステップ206において、一枚掛けで有効
入賞ライン一本、二枚掛けで有効入賞ライン三本、三枚
掛けで有効入賞ライン五本の通常遊技が行われる。そし
て、遊技が終了する。前記ステップ201において、B
Bゲームに入賞していないと判定された場合、ステップ
200に戻り、通常遊技が行われる。
【0076】前記ステップ204において、ステップ2
02の抽選結果、サービス遊技に入賞していると判定さ
れた場合、次のステップ205に進む。ステップ205
において、サービス遊技が行われ、一枚掛けの遊技が、
通常遊技の三枚掛けの遊技と同じ遊技内容で行われる。
具体的には、メダルを一枚投入した場合の有効入賞ライ
ンが、通常遊技におけるメダルを三枚投入した場合の有
効入賞ラインと同一の中央ラインA、下端ラインB、上端
ラインC、右上がり斜めラインD及び左上がり斜めライン
Eの合計五本となった状態で遊技が行われる。さらに、
メダルを一枚投入した場合の入賞のための抽選確率は、
通常遊技におけるメダルを三枚投入した場合の抽選確率
と同一のもので遊技が行われる。そして、ステップ20
3に戻る。
【0077】上述した第一及び第二の実施の形態におい
て、サービス遊技は、サービス遊技移行抽選手段130の
抽選に入賞することにより、行われるようにしている
が、特にこれに限定されるものではなく、例えば、特定
の図柄が有効入賞ライン上に揃うことにより、行うこと
ができるように設定しても良いものである。
【0078】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
【0079】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
一枚掛けのサービス遊技を備えたことにより、一枚掛け
の遊技を有効に使用することができて、メダル投入枚数
に関して遊技内容を変化させることができ、さらに、サ
ービス遊技を最大投入メダル枚数の有効入賞ラインの数
及び最も有利な抽選確率と同一にしたことにより、遊技
者の興味を引きつけることができるスロットマシンを提
供することができる。 (請求項2)請求項2記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
【0080】すなわち、請求項2記載の発明によれば、
一枚掛けのサービス遊技を備えたことにより、一枚掛け
の遊技を有効に使用することができて、メダル投入枚数
に関して遊技内容を変化させることができ、さらに、サ
ービス遊技を三枚掛けの遊技の有効入賞ラインの数及び
入賞のための抽選確率と同一にしたことにより、遊技者
の興味を引きつけることができるスロットマシンを提供
することができる。 (請求項3)請求項3記載の発明によれば、上記した請
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え、次のよう
な効果を奏する。
【0081】すなわち、請求項3記載の発明によれば、
所定の条件で、遊技者が一定の利益を確実に得ることが
できて、遊技者の興味を引きつけることができるスロッ
トマシンを提供することができる。 (請求項4)請求項4記載の発明によれば、上記した請
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え、次のよう
な効果を奏する。
【0082】すなわち、請求項4記載の発明によれば、
サービス遊技への移行を所定の条件の下、毎回抽選する
ようにしたことにより、遊技内容に変化をつけて、遊技
に意外性を付与することができるスロットマシンを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態であって、スロット
マシンの入力、制御及び出力を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態であって、スロット
マシンを示す外観正面図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態であって、スロット
マシンの有効入賞ラインを示す外観正面図である。
【図4】本発明の第一の実施の形態であって、スロット
マシンの動作の概略を示すフローである。
【図5】本発明の第二の実施の形態であって、スロット
マシンの動作の概略を示すフローである。
【符号の説明】
10 スロットマシン 11 筐体 12 表示窓 13 図柄表示窓 15 投入スイッチ 16 ベットスイ
ッチ 17 精算スイッチ 20 制御装置 21 遊技制御装置 22 演出制御装
置 30 スタートスイッチ 40 回転リール 42 リールテープ 43 左側回転リ
ール 44 中央回転リール 45 右側回転リ
ール 50 ストップスイッチ 60 リールユニ
ット 61 図柄 65 ホッパーユ
ニット 66 表示装置 70 通常遊技制
御手段 80 特別遊技制御手段 90 BBゲーム
制御手段 91 特定導入遊技制御手段 100 RBゲーム
制御手段 101 特定遊技制御手段 110 入賞抽選手段 111 乱数発生手段 112 乱数抽出手段 113 入賞判定テーブル 114 判定手段 120 サービス遊技制御手段 130 サービス遊技
移行抽選手段 A 中央ライン B 下端ライン C 上端ライン D 右上がり斜めラ
イン E 左上がり斜めライン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲に複数の図柄を表示した回転リール
    を有するリールユニットと、 前記リールユニットの駆動を開始させるためのスタート
    スイッチと、 前記リールユニットの駆動を停止させるためのストップ
    スイッチと、 前記リールユニット、前記スタートスイッチ及び前記ス
    トップスイッチを制御すると共に、一定確率で入賞の抽
    選を行うための制御装置とを備え、 複数の回転リールが停止した状態で、正面側に表示され
    る複数の図柄が、予め設定した所定の方向の有効入賞ラ
    イン上に揃うことを条件にメダルが払い出されるように
    したスロットマシンにおいて、 前記制御装置は、入賞か否かの抽選を行う入賞抽選手段
    を備え、 遊技として、通常遊技と、抽選結果に基づいて開始する
    特別遊技とを少なくとも設け、 前記通常遊技は、メダルの投入枚数の増加によって有効
    入賞ラインの数及び入賞のための抽選確率が増加するよ
    うに設定され、 前記特別遊技は、所定の条件の下、メダルの一枚投入に
    より遊技者に有利な遊技を行わせることが可能なサービ
    ス遊技を備え、 前記サービス遊技は、メダルを一枚投入した場合の前記
    有効入賞ラインの数及び入賞のための抽選確率を、通常
    遊技における最大投入メダル枚数の有効入賞ラインの数
    及び最も有利な抽選確率と同一となるように設定されて
    いることを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 周囲に複数の図柄を表示した回転リール
    を有するリールユニットと、 前記リールユニットの駆動を開始させるためのスタート
    スイッチと、 前記リールユニットの駆動を停止させるためのストップ
    スイッチと、 前記リールユニット、前記スタートスイッチ及び前記ス
    トップスイッチを制御すると共に、一定確率で入賞の抽
    選を行うための制御装置とを備え、 複数の回転リールが停止した状態で、正面側に表示され
    る複数の図柄が、予め設定した所定の方向の有効入賞ラ
    イン上に揃うことを条件にメダルが払い出されるように
    したスロットマシンにおいて、 前記制御装置は、入賞か否かの抽選を行う入賞抽選手段
    を備え、 遊技として、通常遊技と、抽選結果に基づいて開始する
    特別遊技とを少なくとも設け、 前記通常遊技は、メダルの投入枚数の増加によって前記
    有効入賞ラインの数及び入賞のための抽選確率が増加す
    るように設定され、 前記特別遊技は、所定の条件の下、メダルの一枚投入に
    より遊技者に有利な遊技を行わせることが可能なサービ
    ス遊技を備え、 前記サービス遊技は、メダルを一枚投入した場合の前記
    有効入賞ラインの数及び入賞のための抽選確率を、メダ
    ルを三枚投入した場合の前記有効入賞ラインの数及び入
    賞のための抽選確率と同一となるように設定されている
    ことを特徴とするスロットマシン。
  3. 【請求項3】 前記特別遊技として、入賞確率の大きい
    特定遊技と、この特定遊技の導入確率が大きい特定導入
    遊技とを少なくとも設け、 前記制御装置は、前記サービス遊技に移行するか否かの
    抽選を行うためのサービス遊技移行抽選手段を備え、 前記サービス遊技移行抽選手段は、前記特定導入遊技の
    入賞を条件として、前記サービス遊技に移行するか否か
    の抽選を行い、 前記サービス遊技は、前記特定導入遊技の終了を条件と
    して、所定の遊技回数だけ行われるように設定されてい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスロッ
    トマシン。
  4. 【請求項4】 前記特別遊技として、入賞確率の大きい
    特定遊技と、この特定遊技の導入確率が大きい特定導入
    遊技とを少なくとも設け、 前記制御装置は、前記サービス遊技に移行するか否かの
    抽選を行うためのサービス遊技移行抽選手段を備え、 前記サービス遊技移行抽選手段は、前記特定導入遊技の
    終了を条件として、第一番目の前記サービス遊技に移行
    するか否かの抽選を行い、 第二番目以降の前記サービス遊技は、直前の前記サービ
    ス遊技の終了を条件として、次の前記サービス遊技に移
    行するか否かの前記サービス遊技移行抽選手段の抽選結
    果により行われるようにしていることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のスロットマシン。
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