JP2001112923A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2001112923A
JP2001112923A JP29316699A JP29316699A JP2001112923A JP 2001112923 A JP2001112923 A JP 2001112923A JP 29316699 A JP29316699 A JP 29316699A JP 29316699 A JP29316699 A JP 29316699A JP 2001112923 A JP2001112923 A JP 2001112923A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 「再遊技」において、遊技者のスタートレバ
ーの操作の手間を減らすことができて、遊技者の操作軽
減を図ることができるスロットマシンを提供する。 【解決手段】 入賞の項目のうちには、再度、遊技者が
メダルの投入を行うことなく次の遊技を開始可能な「再
遊技」を備え、制御装置(20)は、「再遊技」の入賞確定
から所定の待ち時間経過後に、スタートスイッチ(30)を
操作することなく、自動的に回転リール(40)の回転を開
始させるためのリール自動回転開始制御手段(132)を備
えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシン
に関し、さらに詳しくは、「再遊技」に入賞確定してか
ら待ち時間経過後に回転リールが自動的に回転を開始可
能なスロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンにおい
て、再度、遊技者がメダルの投入を行うことなく次の遊
技を開始可能な、いわゆる「再遊技」(Replay、リプレ
イ)が入賞項目の一つとして設定されている場合が多
い。そして、かかる「再遊技」に入賞が確定した後、メ
ダル投入を行うことなく遊技を行うことができる次の遊
技において、回転リールの回転を開始させるためには、
遊技者がスタートレバーを操作することが必要であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスロットマシンでは、いわゆる「再遊技」において、
メダルの投入は不要であるのに対して、遊技者がスター
トレバーの操作をしなければならず、遊技者によって
は、かかるスタートレバーの操作も手間であると感じて
いる場合があった。すなわち、「再遊技」におけるスタ
ートレバーの操作が手間であるという第一の問題点があ
った。
【0004】また、「再遊技」の入賞確定から所定時間
で回転リールを自動的に開始して、それと同時に次の抽
選処理を行うようにすると、「再遊技」の入賞確定から
抽選処理までの時間が常に一定のものとなり、抽選処理
に用いる乱数発生に偏りが生じるおそれがあるという第
二の問題点があった。具体的には、抽選処理の結果、
「再遊技」に入賞し、いわゆる「再遊技」の入賞フラグ
が成立した後、「再遊技」の入賞図柄が有効入賞ライン
上に揃うことにより、「再遊技」の入賞が確定する。そ
して、入賞確定後、一定の時間経過後に、回転リールの
回転開始と同時に次の抽選を行うような場合を考える。
【0005】かかる場合、抽選処理の結果、「再遊技」
に入賞してから、入賞確定までの時間が一定になると、
この「再遊技」の抽選から、次の抽選までの時間が一定
になる。ここで、「再遊技」に入賞してから、入賞確定
までの時間が一定になる場合とは、具体的には、「再遊
技」入賞後、ストップスイッチを所定の時間、操作しな
いときに、自動的に回転リールの回転を停止させるよう
に設定されているものである。
【0006】一方、乱数発生手段から乱数抽出手段によ
り、乱数が抽出されるが、ハードウェア乱数カウンタを
使用しているような乱数発生手段を用いるような場合、
乱数発生手段が発生する乱数は、その性質上、「再遊
技」に該当する所定の乱数が発生してから、一定の時間
経過後に発生する乱数は、特定の数値若しくは、何らか
の周期性を有するものになる可能性が高くなる。かかる
場合、その抽選結果も特定の抽選結果となるか、若しく
は何らかの周期性を有するような抽選結果となる可能性
が高くなるものである。
【0007】そこで、各請求項にそれぞれ記載された各
発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、次の点に
ある。 (請求項1)請求項1記載の発明は、上記した従来の技
術の有する第一の問題点に鑑みてなされたものであり、
次の点を目的とする。
【0008】すなわち、請求項1記載の発明は、「再遊
技」において、遊技者のスタートレバーの操作の手間を
減らすことができて、遊技者の操作軽減を図ることがで
きるスロットマシンを提供しようとするものである。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した従来の技
術の有する第二の問題点に鑑みてなされたものであり、
請求項1記載の発明の目的に加え、次の点を目的とす
る。
【0009】すなわち、請求項2記載の発明は、「再遊
技」の待ち時間に揺らぎを与えて、抽選処理に用いる乱
数発生に偏りが生じるのを抑えることができるスロット
マシンを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】(特徴点)各請求項にそ
れぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成する
ためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示
した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
【0011】なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形
態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。また、図面番号も、発明の実施の
形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を
限定するものでない。 (請求項1)請求項1記載の発明は、次の点を特徴とす
る。
【0012】すなわち、本発明に係るスロットマシン(1
0)は、周囲に複数の図柄(61)を表示した回転リール(40)
を有するリールユニット(60)と、メダル投入を条件とし
て前記リールユニット(60)の駆動を開始させるためのス
タートスイッチ(30)と、前記リールユニット(60)の駆動
を停止させるためのストップスイッチ(50)と、前記スタ
ートスイッチ(30)及び前記ストップスイッチ(50)の操作
により、前記回転リール(40)の回転及び停止を制御する
ための制御装置(20)とを備えている。
【0013】そして、前記入賞の項目のうちには、再
度、遊技者がメダルの投入を行うことなく次の遊技を開
始可能な「再遊技」を備えている。そして、前記制御装
置(20)は、前記「再遊技」の入賞確定から所定の待ち時
間経過後に、前記スタートスイッチ(30)を操作すること
なく、自動的に回転リール(40)の回転を開始させるため
のリール自動回転開始制御手段(132)を備えたことを特
徴とする。
【0014】なお、ここで、「所定の待ち時間」とは、
予め定められた一定の時間を含むものであるが、特にこ
れに限定されるものではなく、待ち時間を所定の操作に
より変動させるようにして得られたものも含むものであ
る。 (作用)本発明によれば、リール自動回転開始制御手段
(132)は、「再遊技」の入賞確定から所定の待ち時間経
過後に、スタートスイッチ(30)を操作することなく、自
動的に回転リール(40)の回転を開始させる。このため、
遊技者は、「再遊技」の入賞確定により、メダルの投入
を行うことなく次の遊技を開始可能な上に、スタートス
イッチ(30)の操作を行うことなく、回転リール(40)の回
転を自動的に開始させることができる。すなわち、「再
遊技」に入賞確定すると、メダル投入及びスタートスイ
ッチ(30)の操作を行わずに、ストップスイッチ(50)の操
作から行えば良いことになる。これにより、「再遊技」
において、遊技者のスタートスイッチ(30)の操作の手間
を減らすことができ、遊技者の操作軽減を図ることがで
きる。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0015】すなわち、前記制御装置(20)は、前記リー
ル自動回転開始制御手段(132)の作動開始時に、入賞か
否かの抽選を行う入賞抽選手段(110)と、前記待ち時間
の長さを抽選により変動させる待ち時間抽選手段(120)
とを備えている。そして、前記待ち時間抽選手段(120)
は、その抽選結果により、「再遊技」の入賞確定からリ
ール自動回転開始制御手段(132)の作動開始までの待ち
時間の長さを変動させて、当該待ち時間に揺らぎを与え
るようにしていることを特徴とする。
【0016】なお、ここで、「待ち時間に揺らぎを与え
る」とは、待ち時間の長さを周期性を持たせずにランダ
ムに変化させることを意味するものである。 (作用)本発明は、待ち時間抽選手段(120)が、その抽
選結果により、「再遊技」の入賞確定からリール自動回
転開始制御手段(132)の作動開始までの待ち時間の長さ
を変動させている。
【0017】このため、入賞抽選手段(110)の乱数発生
手段としてハードウェア乱数発生カウンタを使用し、さ
らに、「再遊技」の入賞から入賞確定までの時間が一定
となるような場合であっても、「再遊技」の入賞確定か
らリール自動回転開始制御手段132の作動開始までの待
ち時間、いわゆる次の抽選時までの時間の長さを変動さ
せることにより、「再遊技」の入賞から次の抽選までの
時間が一定となることを回避することができる。これに
より、「再遊技」の入賞の次の抽選において、特定の入
賞若しくは、何らかの周期性を有するような抽選結果と
なることを回避することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1乃至図6は、
本発明の実施の形態を示すものである。図1はスロット
マシンの入力、制御及び出力のブロック図、図2はスロ
ットマシンの外観正面図及び図3乃至図6はスロットマ
シンの動作の概略のフローをそれぞれ示すものである。 (スロットマシン10)図2中、10は、スロットマシン10
を示すものである。
【0019】スロットマシン10は、図2に示すように、
四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上
部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が
形成されている。そして、この中央部の表示窓12の中央
には、三個の回転リール40の図柄61を見ることができる
図柄表示窓13が形成されている。スロットマシン10の内
部には、図示していないが、スロットマシン10の全体の
動作を制御するための制御装置20(図1参照)が内蔵さ
れている。 (制御装置20)上記制御装置20は、図示しないが、CP
Uを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備え
ている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラ
ムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を有
するものである。
【0020】(1)遊技制御装置21 (2)演出制御装置22 図1に示すように、スタートスイッチ30及びストップス
イッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を
制御するための遊技制御装置21と、ランプやスピーカ等
の表示装置66を制御するための演出制御装置22とが内蔵
されている。また、CPUは、一個に限定されず、二個
以上のCPUで制御するようにしても良い。
【0021】また、CPU、ROM、RAM及びI/O
等は一体化されてワンチップを構成しても良いものであ
る。 (遊技制御装置21)上記遊技制御装置21は、スタートス
イッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リ
ール40の回転及び停止を制御するためのものである。そ
して、この遊技制御装置21は、次の(1)乃至(5)の
手段として機能する。
【0022】(1)通常遊技制御手段70 (2)特別遊技制御手段80 (3)入賞抽選手段110 (4)待ち時間抽選手段120 (5)回転リール制御手段130 なお、前記通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせる
ために通常遊技に関する制御を行うものであり、前記特
別遊技制御手段80は、特別遊技を行わせるために特別遊
技に関する制御を行うものである。
【0023】また、遊技制御装置22としては、上記した
(1)〜(5)の手段に限定されるものではなく、他の
手段を含んでいても良い。 (演出制御装置22)上記演出制御装置22は、ランプやス
ピーカ等の表示装置66を制御するためのものである。 (入力段)上記制御装置20の入力段には、図1に示すよ
うに、次のパーツが接続されている。
【0024】(1)投入スイッチ15 (2)ベットスイッチ16 (3)精算スイッチ17 (4)スタートスイッチ30 (5)ストップスイッチ50 なお、入力段としては、上記した(1)乃至(5)のパ
ーツに限定されるものではない。 (出力段)上記制御装置20の出力段には、図1に示すよ
うに、次のパーツが接続されている。
【0025】(1)リールユニット60 (2)ホッパーユニット65 (3)表示装置66(ランプ及びスピーカ)なお、出力段
としては、上記した(1)乃至(3)のパーツに限定さ
れるものではない。 (投入スイッチ15)上記投入スイッチ15は、図2に示す
ように、回転リール40の斜め下方に位置するスイッチで
あって、投入された遊技メダルを検知するためのもので
ある。 (ベットスイッチ16)上記ベットスイッチ16は、図2に
示すように、回転リール40の下方に位置するスイッチで
あって、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるため
のものである。 (精算スイッチ17)上記精算スイッチ17は、図2に示す
ように、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであ
って、貯留した投入メダルを払い出すためのものであ
る。 (スタートスイッチ30)上記スタートスイッチ30は、図
2に示すように、回転リール40の斜め下方に位置するレ
バーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッ
チ16の投入を条件に、リールユニット60の駆動を開始さ
せるためのものである。
【0026】なお、「再遊技」の入賞確定時には、この
スタートスイッチ30を操作することなく、入賞確定から
所定時間経過後に回転リール40の回転が自動的に開始さ
れるものである。また、ここで、「再遊技(Replay)」
とは、入賞抽選手段110の抽選により、「再遊技(Repla
y)」のフラグが成立し、「再遊技(Replay)」の図柄
が有効入賞ライン上に揃うことにより、次の遊技におい
て、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技
を行うことができるものである。 (ストップスイッチ50)上記ストップスイッチ50は、リ
ールユニット60の駆動を停止させるためのものである。
具体的には、ストップスイッチ50は、図2に示すよう
に、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成
され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されている
ものである。そして、回転リール40に対応したストップ
スイッチ50の操作により、当該対応した回転リール40が
回転を停止するように設定されているものである。 (リールユニット60)上記リールユニット60は、特に図
示しないが枠体に固定或いは支持された三個のモータ
と、各々のモータの出力軸に固定された三個の回転リー
ル40とから構成されている。そして、各回転リール40
は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの
周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えて
いる。このリールテープ42の外周面には、複数個(例え
ば21個)の図柄61が表示されている。 (ホッパーユニット65)上記ホッパーユニット65は、図
示しないが、遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを
払い出すためのものである。 (表示装置66)上記表示装置66は、スピーカや表示ラン
プ等であって、遊技者に入賞等を報知させるためのもの
である。具体的には、演出制御装置22の制御により、入
賞時にスピーカから入賞音を発生させ、表示ランプを点
灯又は点滅させることにより、遊技者に入賞等を報知さ
せるためのものである。
【0027】なお、「再遊技」に入賞確定時には、この
表示装置66のスピーカから「再遊技」に入賞が確定した
ことを遊技者に音で知らせる再遊技確定音が発生され、
表示装置66のランプから「再遊技に」に入賞が確定した
ことを遊技者に視覚的に知らせる再遊技確定のランプが
点灯または点滅させるようにしても良いものである。 (通常遊技制御手段70)上記通常遊技制御手段70は、通
常遊技を行わせるためのものである。
【0028】すなわち、メダルの投入若しくはベットス
イッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(Repla
y)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スター
トスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動さ
れ、三個の回転リール40が回転を開始する。その後、ス
トップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回
転リール40の回転が停止する。
【0029】そして、ストップスイッチ50を三個全て操
作し終わると、三個の回転リール40の回転が全て停止す
る。このとき、表示窓12の有効入賞ライン上に、予め設
定された図柄61が停止すると、ホッパーユニット65を介
して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを
払い出す代わりに、クレジットしても良い。入賞には、
遊技メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する
小役入賞と、この小役入賞よりもさらに大きな利益を遊
技者に付与する特別入賞と、遊技メダルの払い出しは無
いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技
を行うことができる「再遊技(Replay)」とを備えてい
る。そして、その抽選結果がいずれかの入賞となった場
合、その入賞に対応した入賞フラグが成立する。そし
て、抽選結果が特別入賞である場合に、特別入賞フラグ
が成立し、この特別入賞フラグ成立中に、リールユニッ
ト60の回転リール40の停止図柄61の組み合わせが、予め
定められた所定の特別入賞図柄61(例えば、有効入賞ラ
イン上に「7」が三個揃うもの)と一致したことを条件
に入賞が確定し、遊技者に有利な特別遊技を行わせるよ
うに形成されている。そして、抽選により特別入賞フラ
グが成立したが、回転リール40の停止図柄61の組み合わ
せが特別入賞図柄61と一致していない場合、それ以後の
遊技に特別入賞フラグ成立の権利が持ち越されるように
設定されている。なお、小役の入賞フラグは、入賞フラ
グが成立した遊技で入賞を確定させられない場合、入賞
フラグ成立の権利の次の遊技への持ち越しはない。
【0030】また、いずれかの入賞フラグが成立中に、
対応する入賞図柄61を有効入賞ライン上に揃えることが
できるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場
合、ストップスイッチ50のタイミングによるものであ
る。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、1
90ms以内に回転リール40が停止するように設定され
ているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのま
ま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回
転リール40の円周上の引き込み可能図柄61、例えば停止
図柄から連続する4個の引き込み可能図柄61の中に、対
応する入賞図柄61が含まれているような場合には、停止
するまでの時間を遅らせて、回転リール40は有効入賞ラ
イン上にその入賞図柄61を引き込んで停止する。一方、
かかる4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する入賞
図柄61が含まれていないような場合には、有効入賞ライ
ン上にその入賞図柄61を引き込んで停止することができ
ない。 (特別遊技制御手段80)上記特別遊技制御手段80は、抽
選手段の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技
を行わせるためのものである。
【0031】上記特別遊技としては、大別すると、次の
ゲームがある。 (1)特定導入遊技(BBゲーム) (2)特定遊技(RBゲーム) (3)特定入賞遊技(JACゲーム) なお、特定遊技、例えばRBゲームは、特定導入遊技、
例えばBBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中で
無い場合にも単独で行われるものである。また、上記特
定入賞遊技、いわゆるJACゲームは、RBゲーム中に
行われるものである。また、特別遊技としては、上記し
た(1)乃至(3)の遊技に限定されるものではない。
【0032】通常遊技において、図示しないが、例えば
「7」等の図柄61が有効入賞ライン上に三個揃うと、ホ
ッパーユニット65を介して、例えば15枚のメダルが払
い出される。このとき、BBゲームが開始される。具体
的には、特別遊技制御手段80は、図1に示すように、大
別すると、次の手段を備える。
【0033】(1)特定導入遊技制御手段91(BBゲー
ム制御手段90) (2)特定遊技制御手段101(RBゲーム制御手段100) (特定導入遊技制御手段91)上記特定導入遊技制御手段
91は、BBゲームを制御するためのものである。具体的
には、BBゲームに移行すると、通常遊技と同様に最大
3枚のメダルの投入によって開始され、3つの回転リー
ルの回転を各々停止させた際に、有効入賞ライン上に入
賞図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い出し
が行われるものである。
【0034】したがって、BBゲーム中では、通常遊技
と同様に小役を含めた抽選が毎回行われるものである。
ただ、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための
特定入賞図柄が有効入賞ライン上に揃った場合には、そ
の後RBゲームに移行するものである。なお、通常、B
Bゲーム中はRBゲームへの移行が、例えば最大3回行
われることになっているために、1回目のRBゲームが
終了した後は、また前述したような通常遊技と同様な抽
選及び制御が行われるものである。
【0035】そして、BBゲームでは、BBゲーム中の
RBゲームが所定の最大回数、例えば3回か、或いはB
Bゲーム中の通常遊技が所定の最大回数、例えば最大3
0回の終了により、BBゲームは終了するものである。 (特定遊技制御手段101)上記特定遊技制御手段101は、
RBゲームを制御するためのものである。
【0036】具体的には、RBゲームに移行すると、メ
ダルが1枚投入となり、回転リール40の所定の図柄61が
表示窓12のセンターライン上に揃った場合に入賞確定と
なる特定入賞遊技が行われるものである。そして、RB
ゲームでは、入賞するか否かの特定入賞遊技が最大12
回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞確定が
可能である。すなわち、最大8回の入賞が確定するか、
或いは最大12回の特定入賞遊技の終了により、RBゲ
ームは終了するものである。(入賞抽選手段110)上記
入賞抽選手段110は、予め定めた抽選確率に基づいて入
賞か否かの入賞判定の抽選を行うものである。そして、
入賞抽選手段110による抽選結果が入賞である場合に入
賞フラグが成立し、この入賞フラグ成立中に、回転リー
ル40の停止図柄の組み合わせが予め定められた入賞図柄
と一致したことを条件に入賞が確定し、遊技者にメダル
の払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設
定されている。
【0037】上記入賞抽選手段110は、図1に示すよう
に、大別すると、次の手段を備える。 (1)乱数発生手段111 (2)乱数抽出手段112 (3)入賞判定テーブル113 (4)判定手段114 なお、入賞抽選手段110としては、上記した(1)乃至
(4)に限定されるものではない。 (乱数発生手段111)上記乱数発生手段111は、入賞抽選
用の乱数を所定の領域内(例えば十進数で0〜6553
5)で発生させるものである。 (乱数抽出手段112)上記乱数抽出手段112は、乱数発生
手段111が発生する乱数を、回転リール制御手段130の作
動開始時に抽出するものである。なお、この抽出した乱
数を抽出乱数データとする。 (入賞判定テーブル113)上記入賞判定テーブル113は、
乱数発生手段111がとる乱数の全領域中、各入賞項目の
入賞領域の作成の基となる抽選確率データを有するもの
である。 (判定手段114)上記判定手段114は、乱数抽出手段112
が抽出した抽出乱数データと、入賞判定テーブル113の
抽選確率データを基に、乱数発生手段111がとる乱数の
全領域中の各入賞項目の入賞領域からなる入賞判定領域
データとを照合し、当該抽出乱数データが属する入賞領
域に対応する入賞を決定するものである。 (待ち時間抽選手段120)上記待ち時間抽選手段120は、
その抽選結果により、「再遊技」の入賞確定からリール
自動回転開始制御手段132の作動開始までの待ち時間の
長さを変動させて、当該待ち時間に揺らぎを与えるよう
にしているものである。
【0038】上記待ち時間抽選手段120は、図1に示す
ように、大別すると、次の手段を備える。 (1)待ち時間乱数発生手段121 (2)待ち時間乱数抽出手段122 (3)待ち時間判定テーブル123 (4)待ち時間判定手段124 なお、待ち時間抽選手段120としては、上記た(1)乃
至(4)に限定されるものではない。 (待ち時間乱数発生手段121)上記待ち時間乱数発生手
段121は、待ち時間抽選用の乱数を所定の領域内(例え
ば十進数で0〜65535)で発生させるものである。 (待ち時間乱数抽出手段122)上記待ち時間乱数抽出手
段122は、待ち時間乱数発生手段121が発生する乱数を、
所定の条件(例えば、回転リール制御手段130の作動開
始時)において、抽出するものである。なお、この抽出
した乱数を待ち時間抽出乱数データとする。 (待ち時間判定テーブル123)上記待ち時間判定テーブ
ル123は、待ち時間乱数発生手段121がとる乱数の全領域
中、予め設定された各待ち時間の入賞領域の作成の基と
なる待ち時間抽選確率データを有するものである。 (待ち時間判定手段124)上記待ち時間判定手段124は、
待ち時間乱数抽出手段122が抽出した待ち時間抽出乱数
データと、待ち時間判定テーブル123の待ち時間抽選確
率データを基に、待ち時間乱数発生手段121がとる乱数
の全領域中の各待ち時間の入賞領域からなる待ち時間入
賞判定領域データとを照合し、当該待ち時間抽出乱数デ
ータが属する入賞領域に対応する待ち時間を決定するも
のである。
【0039】ここで、待ち時間判定テーブル123の待ち
時間抽選確率データを基に、待ち時間乱数発生手段121
がとる乱数の全領域中の各待ち時間の入賞領域からなる
待ち時間入賞判定領域データとは、具体的には、例え
ば、待ち時間乱数発生手段121がとる乱数の全領域(0
〜65535)中、待ち時間4.1秒の入賞領域は、1
000〜2999に設定され、また、待ち時間4.5秒
の入賞領域は、9000〜10999に設定されている
ようなものを意味するものである。すなわち、かかる1
000〜2999や、9000〜10999を待ち時間
入賞判定領域データとすることを意味するものである。
【0040】待ち時間抽選手段120は、その抽選結果に
より、「再遊技」の入賞確定からリール自動回転開始制
御手段132の作動開始までの待ち時間の長さを変動させ
ている。このため、入賞抽選手段110の乱数発生手段と
してハードウェア乱数発生カウンタを使用し、さらに、
「再遊技」の入賞から入賞確定までの時間が一定となる
ような場合であっても、「再遊技」の入賞確定からリー
ル自動回転開始制御手段132の作動開始までの待ち時
間、いわゆる次の抽選時までの時間の長さを変動させる
ことにより、「再遊技」の入賞から次の抽選までの時間
が一定となることを回避することができるものである。
これにより、「再遊技」の入賞の次の抽選において、特
定の入賞若しくは、何らかの周期性を有するような抽選
結果となることを回避することができるものである。 (回転リール制御手段130)上記回転リール制御手段130
は、回転リール40の回転を制御するためのものである。
具体的には、大別すると、図1に示すように、以下の手
段を備える。
【0041】(1)リール通常回転制御手段131 (2)リール自動回転開始制御手段132 (リール通常回転制御手段131)上記リール通常回転制
御手段131は、「再遊技」後の回転リール40の自動回転
以外の通常の回転リール40の回転開始及び回転停止を制
御するためのものである。具体的には、スタートスイッ
チ30の操作によって、3個の回転リール40の回転を開始
させ、各回転リール40に対応するストップスイッチ50の
操作によって、対応する回転リール40の回転を停止させ
るものである。 (リール自動回転開始制御手段132)上記リール自動回
転開始制御手段132は、「再遊技」の入賞確定から待ち
時間経過後に、スタートスイッチ30を操作することな
く、自動的に回転リール40の回転を開始させるためのも
のである。このため、遊技者は、「再遊技」の入賞確定
により、メダルの投入を行うことなく次の遊技を開始可
能な上に、スタートスイッチ30の操作を行うことなく、
回転リール40の回転を自動的に開始させることができ
る。すなわち、「再遊技」に入賞確定すると、メダル投
入及びスタートスイッチ30の操作を行わずに、ストップ
スイッチ50の操作から行えば良いことになり、「再遊
技」において、遊技者のスタートスイッチ30の操作の手
間を減らすことができ、遊技者の操作軽減を図ることが
できるものである。
【0042】なお、待ち時間は、上述した待ち時間抽選
手段120により、待ち時間の長さを抽選により変動させ
ているが、特にこれに限定されるものではなく、予め定
めた所定の待ち時間に設定しても良いものである。 (スロットマシン10の動作)次に、上記構成を備えたス
ロットマシンの動作の概略について、図3乃至図5に示
したフローを用いて説明する。
【0043】先ず、図3に示すステップ100におい
て、スタートスイッチ30が操作されることにより、スタ
ートスイッチ30がONとなる。そして、次のステップ1
01に進む。ステップ101において、回転リール制御
手段130により、回転リール40の回転が開始する。それ
と同時に入賞抽選手段110により抽選処理が行われる。
そして、次のステップ102に進む。
【0044】ステップ102において、回転リール40の
回転開始時から一定時間が経過したか否かが判定され
る。そして、回転リール40の回転開始時から一定時間が
経過していないと判定された場合、次のステップ103
に進む。ステップ103において、ストップスイッチ50
が操作されることにより、ストップスイッチ50がONと
なる。そして、次のステップ104に進む。
【0045】ステップ104において、回転リール40の
回転停止処理が行われる。そして、次のステップ105
に進む。ステップ105において、三個の回転リール40
に対応するストップスイッチ50の操作が行われたか否か
が判定される。そして、三個の回転リール40に対応する
ストップスイッチ50の操作が行われたと判定された場
合、次のステップ106に進む。
【0046】ステップ106において、「再遊技」の入
賞フラグ成立中に「再遊技」の入賞図柄が有効入賞ライ
ン上に揃ったか否か、すなわち、「再遊技」の入賞が確
定したか否かが判定される。そして、入賞が確定したと
判定された場合、次のステップ107に進む。ステップ
107において、演出制御装置22により、表示装置66の
スピーカから「再遊技」の確定音の出力が開始される。
そして、次のステップ108に進む。
【0047】ステップ108において、待ち時間抽選手
段120により、待ち時間を決める抽選処理が行われる。
具体的には、待ち時間乱数発生手段121により発生する
乱数を待ち時間乱数抽出手段122が抽出して待ち時間抽
出乱数データとし、待ち時間判定手段124が、待ち時間
判定テーブル123を基に得られる待ち時間入賞判定領域
データと、待ち時間抽出乱数データとを比較照合し、待
ち時間を決定するものである。そして、次のステップ1
09に進む。
【0048】ステップ109において、「再遊技」の入
賞確定から、ステップ108の待ち時間抽選手段120の
抽選により決定された待ち時間が経過したか否かが判定
される。そして、「再遊技」の入賞確定から、ステップ
108の待ち時間抽選手段120の抽選により決定された
待ち時間が経過していると判定された場合、次のステッ
プ110に進む。
【0049】ステップ110において、演出制御装置22
により、表示装置66のスピーカから発生される「再遊
技」の確定音の出力が停止される。そして、ステップ1
01に戻る。前記ステップ102において、回転リール
40の回転開始時から一定時間が経過していると判定され
た場合、次のステップ113に進む。
【0050】ステップ113において、回転リール40の
回転停止処理が行われる。そして、次のステップ106
に進む。前記ステップ105において、三個の回転リー
ル40に対応するストップスイッチ50の操作が行われてい
ないと判定された場合、ステップ102に戻る。前記ス
テップ106において、「再遊技」の入賞フラグ成立中
に「再遊技」の入賞図柄が有効入賞ライン上に揃ってい
ない、すなわち「再遊技」の入賞が確定していないと判
定された場合、次のステップ111に進む。
【0051】ステップ111において、「再遊技」以外
の他の入賞が確定したか否か、すなわち、「再遊技」以
外の他の入賞の入賞フラグが成立し、当該入賞フラグ成
立中に当該入賞図柄が有効入賞ライン上に揃ったか否か
が判定される。そして、「再遊技」以外の他の入賞が確
定していると判定された場合、次のステップ112に進
む。
【0052】ステップ112において、入賞図柄に相当
するメダルが払い出される。そして、遊技が終了する。
前記ステップ111において、「再遊技」以外の他の入
賞が確定していないと判定された場合、ステップ112
を飛び越して、当該遊技は終了する。上述したステップ
101の抽選処理について、図4のフローを用いて説明
する。
【0053】ステップ200において、入賞抽選手段11
0の乱数発生手段111により発生された乱数の中から乱数
抽出手段112により乱数が抽出される。そして、次のス
テップ201に進む。ステップ201において、抽出さ
れた乱数が乱数抽出手段112の内部に記憶される。そし
て、次のステップ202に進む。
【0054】ステップ202において、判定手段114に
より、抽出された乱数と、入賞判定テーブル113の入賞
判定領域データとの比較が行われる。そして、次のステ
ップ203に進む。ステップ203において、判定手段
114により、抽出された乱数が、入賞判定テーブル113の
どの入賞領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が
決定される。そして、次のステップ204に進む。
【0055】ステップ204において、所定の図柄の蹴
飛ばしと、所定図柄の引き込みとが設定される。そし
て、抽選処理が終了する。上述したステップ104の回
転リール40の回転停止処理について、図5を用いて説明
する。ステップ300において、所定の図柄に対して、
蹴飛ばしの設定が達成されたか否かが判定される。そし
て、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていないと
判定された場合、次のステップ301に進む。
【0056】ステップ301において、1個の図柄分だ
け、回転リール40を回転させる。すなわち、1個の図柄
分だけ蹴飛ばしを行う。そして、次のステップ302に
進む。ステップ302において、上述した1個の図柄分
だけ回転リール40を回転させた当該図柄の数がストップ
スイッチ50の操作後の4個目に該当するか否かが判定さ
れる。そして、ストップスイッチ50を操作した後、1図
柄ずつ回転リール40を回転させてずらした図柄の数が4
個目の場合には、次のステップ303に進む。
【0057】ステップ303において、回転リール40の
回転を停止させる。これにより、メダル投入から回転リ
ール40の回転停止までのスロットマシン10の動作が終了
する。前記ステップ300において、所定の図柄の蹴飛
ばしの設定が達成されていると判定された場合、次のス
テップ304に進む。
【0058】ステップ304において、いずれかの図柄
に対して引き込みが設定されているか否かが判定され
る。そして、いずれかの図柄に対して引き込みが設定さ
れていると判定された場合、次のステップ305に進
む。ステップ305において、引き込み設定が達成され
たか否かが判定される。そして、引き込み設定が達成さ
れたと判定された場合、次のステップ303に進む。
【0059】前記ステップ304において、いずれの図
柄に対しても引き込みが設定されていないと判定された
場合、ステップ303に進む。前記ステップ305にお
いて、引き込み設定が達成されていないと判定された場
合、ステップ301に進む。前記ステップ302におい
て、ストップスイッチ50を操作した後、1図柄ずつ回転
リール40を回転させてずらした図柄の数が4個目でない
場合には、ステップ300に戻る。
【0060】上述したステップ108の待ち時間の抽選
処理について、図6のフローを用いて説明する。ステッ
プ400において、待ち時間抽選手段120の待ち時間乱
数発生手段121により発生された乱数の中から待ち時間
乱数抽出手段122により乱数が抽出される。そして、次
のステップ401に進む。
【0061】ステップ401において、抽出された乱数
が待ち時間乱数抽出手段122の内部に記憶され、待ち時
間抽出乱数データとなる。そして、次のステップ402
に進む。ステップ402において、待ち時間判定手段12
4により、記憶された待ち時間抽出乱数データと、待ち
時間判定テーブル123の待ち時間抽選確率データを基に
得られる待ち時間入賞判定領域データとの比較が行われ
る。そして、次のステップ403に進む。
【0062】ステップ403において、待ち時間判定手
段124により、記憶された待ち時間抽出乱数データが、
待ち時間判定テーブル123のいずれの待ち時間入賞判定
領域データに含まれるか決定され、それに対応するいず
れの待ち時間に含まれるか決定される。そして、待ち時
間が決定される。そして、待ち時間を決める抽選処理が
終了する。
【0063】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
【0064】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
「再遊技」において、遊技者のスタートレバーの操作の
手間を減らすことができて、遊技者の操作軽減を図るこ
とができるスロットマシンを提供することができる。 (請求項2)請求項2記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
【0065】すなわち、請求項2記載の発明によれば、
「再遊技」の待ち時間に揺らぎを与えて、抽選処理に用
いる乱数発生に偏りが生じるのを抑えることができるス
ロットマシンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であって、スロットマシン
の入力、制御及び出力を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態であって、スロットマシン
を示す外観正面図である。
【図3】本発明の実施の形態であって、スロットマシン
の動作の概略を示すフローである。
【図4】本発明の実施の形態であって、スロットマシン
の動作のうち、抽選処理の概略を示すフローである。
【図5】本発明の実施の形態であって、スロットマシン
の動作のうち、回転リールの回転停止処理の概略を示す
フローである。
【図6】本発明の実施の形態であって、スロットマシン
の動作のうち、待ち時間の抽選処理の概略を示すフロー
である。
【符号の説明】
10 スロットマシン 11 筐体 12 表示窓 13 図柄表示窓 15 投入スイッチ 16 ベットスイ
ッチ 17 精算スイッチ 20 制御装置 21 遊技制御装置 22 演出制御装
置 22 演出表示装置 30 スタートス
イッチ 40 回転リール 42 リールテー
プ 50 ストップスイッチ 60 リールユニ
ット 61 図柄 65 ホッパーユ
ニット 66 表示装置 70 通常遊技制
御手段 80 特別遊技制御手段 90 BBゲーム
制御手段 91 特定導入遊技制御手段 100 RBゲーム
制御手段 101 特定遊技制御手段 110 入賞抽選手段 111 乱数発生手段 112 乱数抽出手段 113 入賞判定テーブル 114 判定手段 120 待ち時間抽選手段 121 待ち時間乱数
発生手段 122 待ち時間乱数抽出手段 123 待ち時間判定
テーブル 124 待ち時間判定手段 130 回転リール制
御手段 131 リール通常回転制御手段 132 リール自動回
転開始制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲に複数の図柄を表示した回転リール
    を有するリールユニットと、 メダル投入を条件として前記リールユニットの駆動を開
    始させるためのスタートスイッチと、 前記リールユニットの駆動を停止させるためのストップ
    スイッチと、 前記スタートスイッチ及び前記ストップスイッチの操作
    により、前記回転リールの回転及び停止を制御するため
    の制御装置とを備えるようにしたスロットマシンにおい
    て、 前記入賞の項目のうちには、再度、遊技者がメダルの投
    入を行うことなく次の遊技を開始可能な「再遊技」を備
    え、 前記制御装置は、 前記「再遊技」の入賞確定から所定の待ち時間経過後
    に、前記スタートスイッチを操作することなく、自動的
    に回転リールの回転を開始させるためのリール自動回転
    開始制御手段を備えたことを特徴とするスロットマシ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記制御装置は、 前記リール自動回転開始制御手段の作動開始時に、入賞
    か否かの抽選を行う入賞抽選手段と、 前記待ち時間の長さを抽選により変動させる待ち時間抽
    選手段とを備え、 前記待ち時間抽選手段は、その抽選結果により、「再遊
    技」の入賞確定からリール自動回転開始制御手段の作動
    開始までの待ち時間の長さを変動させて、当該待ち時間
    に揺らぎを与えるようにしていることを特徴とする請求
    項1記載のスロットマシン。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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