JP2001238999A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001238999A
JP2001238999A JP2000055185A JP2000055185A JP2001238999A JP 2001238999 A JP2001238999 A JP 2001238999A JP 2000055185 A JP2000055185 A JP 2000055185A JP 2000055185 A JP2000055185 A JP 2000055185A JP 2001238999 A JP2001238999 A JP 2001238999A
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game
lottery
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probability
medals
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JP2000055185A
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Takumi Iinuma
卓巳 飯沼
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Olympia KK
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Olympia KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別遊技中に所定の基準枚数以上にメダルを
獲得することができなかった者と、獲得することができ
た者との、メダル獲得枚数の差を小さくすることができ
て、初級者も遊技を楽しむことができ、また、上級者で
あっても、新たな遊技性を有する遊技を楽しむことがで
きる遊技機を提供する。 【解決手段】 制御装置(20)は、通常遊技における入賞
確率よりも大きな入賞確率を有する高確率遊技を行うた
めの高確率遊技制御手段(102)を備え、高確率遊技制御
手段(102)は、特別遊技終了後、特別遊技中のメダル獲
得枚数が、所定の基準枚数よりも少ない場合に、高確率
遊技を行うようにしていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技機に関し、
さらに詳しくは、特別遊技中にメダル枚数を獲得するこ
とができない初級者でも上級者並みのメダル獲得のチャ
ンスを付与することができる遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機、例えばスロット
マシンにおいて、遊技は、入賞確率を常に一定に維持し
て、入賞が平均的に発生するのではなく、入賞が発生し
易い場合と、入賞が発生し難い場合とを設けて、遊技の
入賞頻度に波を作ることにより、遊技が単調となること
を抑え、遊技者が、遊技に飽きることなく、楽しむこと
ができるように設定されていた。具体的には、この入賞
頻度の波は、通常の入賞確率からなる通常遊技と、この
通常遊技よりも入賞確率が大きく設定された特別遊技と
を設けることにより行われていた。そして、この特別遊
技としては、具体的には、例えば、レギュラーボーナス
ゲーム(以下、「RBゲーム」という。)や、このRB
ゲームへの導入確率が大きいビッグボーナスゲーム(以
下、「BBゲーム」という。)があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の遊技機では、初級者と、上級者との間では、前記特別
遊技におけるメダル獲得枚数に差が生じる場合があり、
かかる場合、初級者が遊技を楽しむことができないとい
った問題点があった。そこで、各請求項にそれぞれ記載
された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
次の点にある。 (請求項1)すなわち、請求項1記載の発明は、上記し
た従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、特別遊技中に所定の基準
枚数以上にメダルを獲得することができなかった者と、
獲得することができた者との、メダル獲得枚数の差を小
さくすることができて、初級者も遊技を楽しむことがで
き、また、上級者であっても、新たな遊技性を有する遊
技を楽しむことができる遊技機を提供しようとするもの
である。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0004】すなわち、請求項2記載の発明は、特別遊
技中のメダル獲得枚数が所定の基準枚数に達していない
者も、メダル獲得枚数を確実に所定の基準枚数にまで達
成させることができ、また、上級者であっても、新たな
遊技性を有する遊技を楽しむことができる遊技機を提供
しようとするものである。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的と
する。
【0005】すなわち、請求項3記載の発明は、高確率
遊技への移行条件を決定するための基準枚数を、変化さ
せることができ、遊技に意外性を付与して、遊技内容を
変化させることができ、遊技を興味溢れるものにするこ
とができる遊技機を提供しようとするものである。 (請求項4)請求項4記載の発明は、上記した請求項3
のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目
的とする。
【0006】すなわち、請求項4記載の発明は、基準枚
数の抽選の有無を変化させることができ、遊技に意外性
を付与することができて、遊技内容を変化させることが
でき、遊技を興味溢れるものにすることができる遊技機
を提供しようとするものである。 (請求項5)請求項5記載の発明は、上記した請求項1
に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0007】すなわち、請求項5記載の発明は、高確率
遊技の遊技回数を変化させることができ、遊技に意外性
を付与して、遊技内容を変化させることができ、遊技を
興味溢れるものにすることができる遊技機を提供しよう
とするものである。 (請求項6)請求項6記載の発明は、上記した請求項3
に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0008】すなわち、請求項6記載の発明は、遊技者
が、特別遊技終了時、高確率遊技に移行するためには、
特別遊技中にどの程度、入賞を確定させてメダルを獲得
すれば良いかの判断材料を得ることができて、特別遊技
中、高確率遊技へ移行するために、それに対応した行動
をとることが可能な遊技機を提供しようとするものであ
る。 (請求項7)請求項7記載の発明は、上記した請求項5
に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0009】すなわち、請求項7記載の発明は、遊技者
が、高確率遊技の遊技回数を具体的に知ることができ、
それに対応した行動をとることが可能な遊技機を提供し
ようとするものである。 (請求項8)請求項8記載の発明は、上記した請求項1
〜7のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点
を目的とする。
【0010】すなわち、請求項8記載の発明は、遊技者
が、特別遊技中の現時点のメダル獲得枚数を知ることが
できて、基準枚数との関係を具体的に知ることができ、
それに対応した行動をとることができる遊技機を提供し
ようとするものである。 (請求項9)請求項9記載の発明は、上記した請求項1
〜8のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点
を目的とする。
【0011】すなわち、請求項9記載の発明は、特別遊
技中のメダル獲得枚数を、簡単な加算計算により、求め
ることができて、その後の基準枚数との比較判断の処理
も容易に行うことが可能な遊技機を提供しようとするも
のである。 (請求項10)請求項10記載の発明は、上記した請求
項1〜8のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次
の点を目的とする。
【0012】すなわち、請求項10記載の発明は、計算
により求まる特別遊技中のメダル獲得枚数を、特別遊技
中、遊技者の手元に実質的に残るメダル枚数と等しくす
ることができて、特別遊技中に実際に遊技者の手元に残
るメダル枚数と、所定の基準枚数とを比較することがで
き、実状に沿った比較判断をすることが可能な遊技機を
提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】(特徴点)各請求項にそ
れぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成する
ためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示
した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
【0014】なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形
態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。また、図面番号も、発明の実施の
形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を
限定するものでない。 (請求項1)請求項1記載の発明は、次の点を特徴とす
る。
【0015】すなわち、本発明に係る遊技機(10)は、周
囲に複数の図柄(61)を表示した回転リール(40)と、前記
回転リール(40)の回転駆動を制御すると共に、一定確率
で入賞の抽選を行うための制御装置(20)とを備えてい
る。そして、遊技として、通常遊技と、特定の入賞確定
或いは抽選結果に基づいて開始する特別遊技とを備えて
いる。
【0016】そして、前記制御装置(20)は、前記通常遊
技における入賞確率よりも大きな入賞確率を有する高確
率遊技を行うための高確率遊技制御手段(102)を備え、
前記高確率遊技制御手段(102)は、前記特別遊技終了
後、前記特別遊技中のメダル獲得枚数が、所定の基準枚
数よりも少ない場合に、前記高確率遊技を行うようにし
ていることを特徴とする。
【0017】なお、ここで、「遊技機(10)」は、周囲に
複数の図柄を表示した回転リール(40)と、前記回転リー
ル(40)の回転駆動を制御すると共に、一定確率で入賞の
抽選を行うための制御装置とを備えているものであっ
て、具体的には、スロットマシンを含むものである。さ
らに、本発明に係る遊技機(10)は、回転リール(40)を確
認できる図柄表示窓(13)が、液晶画面によって表現され
るような液晶装置を遊技盤面に配置したパチンコ機や、
同様の他の遊技機も含まれるものである。なお、パチン
コ機の場合には、スロットマシンで投入されるメダルの
代わりにパチンコ球が投入されるものである。
【0018】また、ここで、「特別遊技」とは、特定の
入賞確定或いは抽選結果に基づいて開始するものであれ
ば良いものであって、具体的には、特定導入遊技(例え
ば、BBゲーム)や、特定遊技(例えば、RBゲーム)
や、高確率遊技を含むものである。また、ここで、「前
記特別遊技中のメダル獲得枚数」とは、具体的には、例
えば、前記特別遊技中に遊技者に払い出されたメダル払
い出し枚数から、前記特別遊技中に遊技者が投入したメ
ダル投入枚数を引いた残りの差枚数と、前記特別遊技中
のメダル投入枚数を考慮せずに、遊技者に払い出された
メダル払い出し枚数とのいずれも含むものである。
【0019】また、ここで、「所定の基準枚数」とは、
具体的には、例えば、ある程度、当該遊技に熟練してい
る者が、特別遊技中に通常、獲得することができる程度
のメダルの枚数を含むものである。もちろん、これに限
定されるものではなく、遊技の熟練度に応じた中級者
や、かなりの上級者や、全く遊技経験の無い初級者が、
特別遊技中に、通常、獲得することができる程度のメダ
ル枚数に設定しても良いものである。さらに、この「所
定の基準枚数」は、予め定めた枚数に固定しても良い
が、遊技中に、適当に変動させるようにしても良いもの
である。 (作用)本発明によれば、高確率遊技制御手段(102)
は、特別遊技終了後、特別遊技中のメダル獲得枚数が、
所定の基準枚数よりも少ない場合に、高確率遊技を行う
ようにしている。このため、特別遊技中に所定の基準枚
数以上のメダルを獲得することが、できなかった初級者
も、特別遊技終了後、通常遊技における入賞確率よりも
大きな入賞確率を有する高確率遊技を行うことができ、
初級者にも、上級者並みのメダル獲得の機会を付与する
ことができる。これにより、特別遊技中に所定の基準枚
数以上にメダルを獲得することができなかった初級者
と、特別遊技中に所定の基準枚数以上にメダルを獲得す
ることができた上級者との、メダル獲得枚数の差を小さ
くすることができ、特別遊技中にメダルを獲得すること
ができない初級者も遊技を楽しむことができる。
【0020】さらに、上級者であっても、特別遊技中の
メダル獲得枚数が所定の基準枚数に達しないように、い
わゆる目押しによって、意図的に入賞確定を外すように
遊技を行うことにより、高確率遊技に移行することがで
き、新たなメダル獲得の機会を得ることができる。これ
により、上級者であっても、新たな遊技性を有する遊技
を楽しむことができる。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0021】すなわち、前記高確率遊技制御手段(102)
は、前記特別遊技終了後、前記特別遊技開始からのメダ
ル獲得枚数が、所定の基準枚数に達するまで前記高確率
遊技を行うようにしていることを特徴とする。 (作用)本発明によれば、高確率遊技制御手段(102)
は、特別遊技開始からのメダル獲得枚数が、所定の基準
枚数に達するまで高確率遊技を行う。このため、特別遊
技中のメダル獲得枚数が所定の基準枚数に達していない
初級者も、メダル獲得枚数を確実に所定の基準枚数にま
で達成させることができる。
【0022】さらに、上級者であっても、特別遊技中の
メダル獲得枚数を所定の基準枚数に達しないように目押
しによって、意図的に入賞確定を回避して遊技を行うこ
とにより、高確率遊技に移行することができる。そし
て、その後も、さらに、所定の基準枚数に達しないよう
に遊技を行って、遊技回数を消化し、最もメダル獲得枚
数の大きな入賞(例えば、BBゲーム)を、高確率の状
態である高確率遊技において、狙うという新たな遊技性
を有する遊技を楽しむことができる。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴
とする。
【0023】すなわち、前記制御手段は、前記基準枚数
を抽選により決定するための基準枚数抽選手段(130)を
備え、前記基準枚数は、前記基準枚数抽選手段(130)の
抽選結果に基づいて決定されていることを特徴とする。 (作用)本発明によれば、高確率遊技への移行条件とな
る基準枚数が、基準枚数抽選手段(130)の抽選結果に基
づいて決定されている。これにより、遊技中、予め定め
た特定の基準枚数に固定されているようなものと比較し
て、高確率遊技への移行条件を決定するための基準枚数
を、変化させることができ、遊技に意外性を付与して、
遊技内容を変化させることができ、遊技を興味溢れるも
のにすることができる。 (請求項4)請求項4記載の発明は、上記した請求項3
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0024】すなわち、前記制御手段は、前記基準枚数
抽選手段(130)による前記基準枚数の抽選を行うか否か
の抽選を行うための枚数抽選移行抽選手段(145)を備
え、前記枚数抽選移行抽選手段(145)の抽選に入賞した
場合、前記基準枚数抽選手段(130)による前記基準枚数
の抽選を行うようにしていることを特徴とする。 (作用)本発明によれば、基準枚数抽選手段(130)によ
る基準枚数の抽選を行うか否かを枚数抽選移行抽選手段
(145)の抽選結果に基づいて決定している。このため、
特別遊技中のメダル獲得枚数が、所定の基準枚数よりも
少ない場合、常に、基準枚数抽選手段(130)による基準
枚数の抽選を行うようにしているものと比較して、基準
枚数の抽選の有無を変化させることができ、遊技に意外
性を付与することができる。これにより、遊技内容を変
化させることができ、遊技を興味溢れるものにすること
ができる。 (請求項5)請求項5記載の発明は、上記した請求項1
に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0025】すなわち、前記高確率遊技制御手段(102)
は、前記特別遊技終了後、所定の遊技回数に達するまで
前記高確率遊技を連続して行うように設定されている。
そして、前記制御手段は、前記高確率遊技制御手段(10
2)により連続して行われる前記高確率遊技の遊技回数を
抽選により決定するための遊技回数抽選手段を備え、前
記高確率遊技の遊技回数は、前記遊技回数抽選手段の抽
選結果に基づいて決定されていることを特徴とする。 (作用)本発明によれば、高確率遊技の遊技回数は、遊
技回数抽選手段(140)の抽選結果に基づいて決定され
る。これにより、常に予め定めた特定の遊技回数だけ高
確率遊技を行うようなものと比較して、高確率遊技の遊
技回数を変化させることができ、遊技に意外性を付与し
て、遊技内容を変化させることができ、遊技を興味溢れ
るものにすることができる。 (請求項6)請求項6記載の発明は、上記した請求項3
に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0026】すなわち、前記遊技機(10)は、前記基準枚
数抽選手段(130)の抽選結果に基づいて決定される前記
基準枚数を遊技者に向かって報知するための基準枚数報
知装置(170)を備えていることを特徴とする。 (作用)本発明によれば、基準枚数抽選手段(130)の抽
選結果に基づいて決定される基準枚数を遊技者に向かっ
て報知するための基準枚数報知装置(170)を備えてい
る。このため、遊技者に、基準枚数報知装置(170)から
の報知によって、基準枚数抽選手段(130)の抽選結果に
基づいて決定される基準枚数を知らせることができる。
これにより、遊技者は、高確率遊技に移行するため、特
別遊技中、どの程度、入賞を確定させてメダルを獲得す
れば良いか、或いは、入賞を確定させずにメダル獲得枚
数を意図的に抑えれば良いかの判断基準を得ることがで
きる。したがって、特別遊技中、遊技者は、高確率遊技
へ移行するために、それに対応した行動をとることがで
きる。 (請求項7)請求項7記載の発明は、上記した請求項5
に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0027】すなわち、前記遊技機(10)は、前記遊技回
数抽選手段の抽選結果に基づいて決定される前記遊技回
数を遊技者に向かって報知するための遊技回数報知装置
(190)を備えていることを特徴とする。 (作用)本発明によれば、遊技機(10)は、遊技回数報知
装置(190)を備えている。このため、遊技者に、遊技回
数抽選手段(140)の抽選結果に基づいて決定される高確
率遊技の遊技回数を遊技者に向かって知らせることがで
きる。これにより、遊技者は、高確率遊技の遊技回数を
具体的に知ることができ、それに対応した行動をとるこ
とができる。 (請求項8)請求項8記載の発明は、上記した請求項1
〜7のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の
点を特徴とする。
【0028】すなわち、前記遊技機(10)は、前記特別遊
技中、前記特別遊技開始から現時点までのメダル獲得枚
数を遊技者に向かって報知するためのメダル獲得枚数報
知装置(180)を備えていることを特徴とする。 (作用)本発明によれば、特別遊技中のメダル獲得枚数
を遊技者に向かって報知するための獲得枚数報知装置(1
80)を備えている。このため、遊技者に、獲得枚数報知
装置(180)からの報知によって、特別遊技中のメダル獲
得枚数を遊技中に知らせることができる。これにより、
遊技者は、特別遊技中の現時点のメダル獲得枚数を知る
ことができ、高確率遊技への移行条件となる基準枚数に
未だ到達していないのか、また、既に越えているのか、
或いは、あと何枚のメダルを払い出せば入賞枚数範囲に
到達するのかを具体的に知ることができる。したがっ
て、特別遊技中、遊技者は、高確率遊技に移行するため
に、それに対応した行動をとることができる。 (請求項9)請求項9記載の発明は、上記した請求項1
〜8のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の
点を特徴とする。
【0029】すなわち、前記基準枚数及びメダルの獲得
枚数は、遊技者に向かって払い出されたメダルの払い出
し枚数に基づいていることを特徴とする。本発明は、メ
ダル獲得枚数が、入賞確定により遊技者に向かって払い
出されたメダルの払い出し枚数からなるものである。そ
して、基準枚数は、メダル払い出し枚数からなるメダル
獲得枚数の所定の枚数を意味するものである。 (作用)本発明によれば、基準枚数及びメダルの獲得枚
数が、メダル払い出し枚数に基づいている。このため、
特別遊技中のメダル獲得枚数は、特別遊技中に入賞確定
により遊技者に払い出されたメダル枚数の単純合計とな
る。これにより、特別遊技中のメダル獲得枚数を、簡単
な加算計算により、求めることができ、その後の基準枚
数との比較判断の処理も容易に行うことができる。 (請求項10)請求項10記載の発明は、上記した請求
項1〜8のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、
次の点を特徴とする。
【0030】すなわち、前記基準枚数及びメダルの獲得
枚数は、遊技者に向かって払い出されたメダルの払い出
し枚数から、遊技者が投入したメダルの投入枚数を引い
た残りの差枚数に基づいていることを特徴とする。本発
明は、メダル獲得枚数が、入賞確定により遊技者に向か
って払い出されたメダルの払い出し枚数から、遊技者が
遊技を開始するために投入したメダルの投入枚数を引い
た残りの差枚数からなるものである。そして、基準枚数
が、前記差枚数からなるメダル獲得枚数の所定の枚数を
意味するものである。 (作用)本発明によれば、基準枚数及びメダル獲得枚数
が、メダル払い出し枚数から、メダル投入枚数を引いた
残りの差枚数に基づいている。このため、特別遊技中の
メダル獲得枚数は、特別遊技中に入賞確定により遊技者
に払い出されたメダルの払い出し枚数の合計から、遊技
者が特別遊技中に遊技を行うために投入したメダルの投
入枚数の合計を引いた残りの差枚数となる。このよう
に、遊技者に払い出されたメダル枚数から、遊技者が投
入したメダル枚数の影響を除いているため、計算により
求まる特別遊技中のメダル獲得枚数を、特別遊技中、遊
技者の手元に実際に残るメダル枚数と等しくすることが
できる。これにより、特別遊技中に実際に遊技者の手元
に残るメダル枚数と、所定の基準枚数とを比較すること
ができ、実状に沿った比較判断をすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1乃至図9は、
本発明の実施の形態を示すものである。図1は遊技機の
入力、制御及び出力のブロック図、図2は入賞抽選手段
のブロック図、図3は遊技機の外観正面図、図4乃至図
9は遊技機の動作の概略のフローをそれぞれ示すもので
ある。 (遊技機10)図3中、10は、スロットマシンからなる遊
技機10を示すものである。
【0032】遊技機10は、図3に示すように、四角箱状
の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部には、
遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成され
ている。そして、この中央部の表示窓12の中央には、三
個の回転リール40の図柄61を見ることができる図柄表示
窓13が形成されている。前記筐体11の上部の表示窓12に
は、その向かって左側に位置して、基準枚数抽選手段13
0の抽選結果に基づいて決定される基準枚数を遊技者に
向かって報知するための基準枚数報知装置170と、表示
窓12の中央に位置して、BBゲーム中の現時点のメダル
の獲得枚数を遊技者に向かって報知するための獲得枚数
報知装置180とが配置されている。
【0033】上記回転リール40は、図3の向かって左端
側に位置する左側回転リール43と、図3の向かって右端
側に位置する右側回転リール45と、この左側回転リール
43及び右側回転リール45の間に位置する中央回転リール
44とからなるものである。そして、遊技機10の前面側に
は、特に図示しないが、横方向に三本、左右の対角線上
の斜め方向に二本の合計五本の有効入賞ラインが形成さ
れている。
【0034】遊技機10の内部には、図示していないが、
遊技機10の全体の動作を制御するための制御装置20(図
1参照)が内蔵されている。 (制御装置20)上記制御装置20は、図示しないが、CP
Uを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備え
ている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラ
ムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を有
するものである。
【0035】(1)遊技制御装置21 (2)演出制御装置22 図1に示すように、スタートスイッチ30及びストップス
イッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を
制御するための遊技制御装置21と、ランプやスピーカ等
の表示装置66を制御するための演出制御装置22とが内蔵
されている。また、CPUは、一個に限定されず、二個
以上のCPUで制御するようにしても良い。
【0036】また、CPU、ROM、RAM及びI/O
等は一体化されてワンチップを構成しても良いものであ
る。 (遊技制御装置21)上記遊技制御装置21は、スタートス
イッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リ
ール40の回転及び停止を制御するためのものである。そ
して、この遊技制御装置21は、次の(1)乃至(4)の
手段として機能する。
【0037】(1)通常遊技制御手段70 (2)特別遊技制御手段80 (3)入賞抽選手段110 (4)獲得枚数演算手段150 なお、前記通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせる
ために通常遊技に関する制御を行うものであり、前記特
別遊技制御手段80は、特別遊技を行わせるために特別遊
技に関する制御を行うものである。
【0038】また、遊技制御装置22としては、上記した
(1)〜(4)の手段に限定されるものではなく、他の
手段を含んでいても良い。 (演出制御装置22)上記演出制御装置22は、ランプやス
ピーカ等の表示装置66を制御するためのものである。 (入力段)上記制御装置20の入力段には、図1に示すよ
うに、次のパーツが接続されている。
【0039】(1)投入スイッチ15 (2)ベットスイッチ16 (3)精算スイッチ17 (4)スタートスイッチ30 (5)ストップスイッチ50 なお、入力段としては、上記した(1)乃至(5)のパ
ーツに限定されるものではない。 (出力段)上記制御装置20の出力段には、図1に示すよ
うに、次のパーツが接続されている。
【0040】(1)リールユニット60 (2)ホッパーユニット65 (3)表示装置66(ランプ及びスピーカ) (4)基準枚数報知装置170 (5)獲得枚数報知装置180 なお、出力段としては、上記した(1)乃至(5)のパ
ーツに限定されるものではない。 (投入スイッチ15)上記投入スイッチ15は、図3に示す
ように、回転リール40の斜め下方に位置するスイッチで
あって、投入された遊技メダルを検知するためのもので
ある。 (ベットスイッチ16)上記ベットスイッチ16は、図3に
示すように、回転リール40の下方に位置するスイッチで
あって、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるため
のものである。 (精算スイッチ17)上記精算スイッチ17は、図3に示す
ように、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであ
って、貯留した投入メダルを払い出すためのものであ
る。 (スタートスイッチ30)上記スタートスイッチ30は、図
3に示すように、回転リール40の斜め下方に位置するレ
バーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッ
チ16の投入を条件に、または、「再遊技(Replay)」時
には前遊技から所定時間経過を条件に、リールユニット
60の駆動を開始させるためのものである。
【0041】なお、ここで、「再遊技(Replay)」と
は、入賞抽選手段110の抽選により、「再遊技(Repla
y)」のフラグが成立し、「再遊技(Replay)」の図柄
が有効入賞ライン上に揃うことにより、次の遊技におい
て、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技
を1回に限り行うことができるものである。 (ストップスイッチ50)上記ストップスイッチ50は、リ
ールユニット60の駆動を停止させるためのものである。
具体的には、ストップスイッチ50は、図3に示すよう
に、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成
され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されている
ものである。回転リール40に対応したストップスイッチ
50の操作により、当該対応した回転リール40が回転を停
止するように設定されているものである。 (リールユニット60)上記リールユニット60は、特に図
示しないが枠体に固定或いは支持された三個のモータ
と、各々のモータの出力軸に固定された三個の回転リー
ル40とから構成されている。そして、各回転リール40
は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの
周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えて
いる。このリールテープ42の外周面には、複数個(例え
ば21個)の図柄61が表示されている。 (ホッパーユニット65)上記ホッパーユニット65は、図
示しないが、遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを
払い出すためのものである。 (表示装置66)上記表示装置66は、スピーカや表示ラン
プ等であって、遊技者に入賞等を報知させるためのもの
である。具体的には、演出制御装置22の制御により、入
賞時にスピーカから入賞音を発生させ、表示ランプを点
灯又は点滅させることにより、遊技者に入賞等を報知さ
せるためのものである。 (基準枚数報知装置170)上記基準枚数報知装置170は、
図3に示すように、上側の表示窓12の向かって左側に配
置されているものであって、方形状の液晶からなるもの
である。もちろん、この基準枚数報知装置170は、液晶
に限定されるものではなく、7セグメントや、ランプ
や、LED等によるものでも良いものである。
【0042】上記基準枚数報知装置170は、基準枚数抽
選手段130の抽選結果に基づいて決定される基準枚数を
遊技者に向かって報知するためのものである。なお、上
記基準枚数報知装置170の報知形態は、具体的には、例
えば、基準枚数抽選手段130の抽選結果、基準枚数が3
00枚に決定された場合、「基準枚数300枚!」の文
字が表示されたり、「基準枚数300枚!」のプラカー
ドを持ったキャラクターが登場する等、特に限定される
ものではなく、基準枚数が300枚であることを遊技者
が認識できるようなものであれば良いものである。 (獲得枚数報知装置180)上記獲得枚数報知装置180は、
図3に示すように、上側の表示窓12の中央に配置されて
いるものであって、方形状の液晶からなるものである。
もちろん、この基準枚数報知装置170は、液晶に限定さ
れるものではなく、7セグメントや、ランプや、LED
等によるものでも良いものである。
【0043】上記獲得枚数報知装置180は、BBゲーム
中、BBゲーム開始から現時点までのメダルの獲得枚数
を遊技者に向かって報知するためのものである。具体的
には、この獲得枚数報知装置180は、BBゲーム中にお
いて、当該BBゲームの開始から現時点までに入賞確定
により遊技者に払い出されたメダルの払い出し枚数の合
計から、当該期間中に、遊技者が遊技を行うために投入
したメダルの投入枚数を引いた残りの差枚数を報知する
ものである。この獲得枚数報知装置180による報知によ
り、遊技者は、当該BBゲーム中の現時点におけるメダ
ル獲得枚数を知ることができて、基準枚数報知装置170
と相まって高確率遊技への移行の条件に該当するか否
か、或いは、高確率遊技の移行条件に達成するのにメダ
ル獲得枚数が何枚、不足しているか、或いは過多なの
か、具体的に知ることができる。これにより、遊技者
は、高確率遊技へ移行するための具体的な行動を選択す
ることができるものである。
【0044】なお、ここで、獲得枚数報知装置180の報
知形態は、具体的には、例えば、BBゲーム中の開始か
ら現時点までのBBゲーム中のメダル獲得枚数が、25
1枚の場合、「メダル獲得枚数251枚!」の文字が表
示されたり、「メダル獲得枚数251枚!」のプラカー
ドを持ったキャラクターが登場する等、特に限定される
ものではなく、現時点までのメダル獲得枚数が何枚であ
るかということを遊技者が認識できるようなものであれ
ば良いものである。
【0045】また、ここで、獲得枚数報知装置180が報
知するメダル獲得枚数は、上述したようにメダル払い出
し枚数からメダル投入枚数を引いた残りの差枚数を意味
しているが、特にこれに限定されるものではない。具体
的には、例えば、メダル獲得枚数を、メダル投入枚数を
考慮せずに、メダル払い出し枚数としても良いものであ
る。すなわち、獲得枚数報知装置180は、BBゲーム
中、BBゲームの開始から現時点までに入賞確定により
遊技者に払い出されたメダルの払い出し枚数の合計を報
知するものである。 (通常遊技制御手段70)上記通常遊技制御手段70は、通
常遊技を行わせるためのものである。
【0046】すなわち、メダルの投入若しくはベットス
イッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(Repla
y)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スター
トスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動さ
れ、三個の回転リール40が回転を開始する。その後、ス
トップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回
転リール40の回転が停止する。そして、ストップスイッ
チ50を三個全て操作し終わると、三個の回転リール40の
回転が全て停止する。このとき、表示窓12の有効入賞ラ
イン上に、予め設定された図柄61が停止すると、ホッパ
ーユニット65を介して所定枚数のメダルが払い出され
る。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットして
も良い。
【0047】入賞には、遊技メダルの払い出しを伴い、
遊技者に利益を付与する小役入賞と、この小役入賞より
もさらに大きな利益を遊技者に付与する特別入賞と、遊
技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入
することなく再度の遊技を1回のみ行うことができる
「再遊技(Replay)」とを備えている。そして、その抽
選結果がいずれかの入賞となった場合、その入賞に対応
した入賞フラグが成立する。そして、抽選結果が特別入
賞である場合に、特別入賞フラグが成立し、この特別入
賞フラグ成立中に、リールユニット60の回転リール40の
停止図柄61の組み合わせが、予め定められた所定の特別
入賞図柄61(例えば、有効入賞ライン上に「7」が三個
揃うもの)と一致したことを条件に入賞が確定し、遊技
者に有利な特別遊技を行わせるように形成されている。
そして、抽選により特別入賞フラグが成立したが、回転
リール40の停止図柄61の組み合わせが特別入賞図柄61と
一致していない場合、それ以後の遊技に特別入賞フラグ
成立の権利が持ち越されるように設定されている。な
お、小役の入賞フラグは、入賞フラグが成立した遊技で
入賞を確定させられない場合、入賞フラグ成立の権利の
次の遊技への持ち越しはない。
【0048】また、いずれかの入賞フラグが成立中に、
対応する入賞図柄61を有効入賞ライン上に揃えることが
できるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場
合、ストップスイッチ50のタイミングによるものであ
る。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、1
90ms以内に回転リール40が停止するように設定され
ているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのま
ま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回
転リール40の円周上の引き込み可能図柄61、例えば停止
図柄から連続する4個の引き込み可能図柄61の中に、対
応する入賞図柄61が含まれているような場合には、停止
するまでの時間を遅らせて、回転リール40は有効入賞ラ
イン上にその入賞図柄61を引き込んで停止する。一方、
かかる4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する入賞
図柄61が含まれていないような場合には、有効入賞ライ
ン上にその入賞図柄61を引き込んで停止することができ
ない。 (特別遊技制御手段80)上記特別遊技制御手段80は、抽
選手段の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技
を行わせるためのものである。
【0049】上記特別遊技としては、大別すると、次の
ゲームがある。 (1)特定導入遊技(BBゲーム) (2)特定遊技(RBゲーム) (3)特定入賞遊技(JACゲーム) (4)高確率遊技 なお、特定遊技、例えばRBゲームは、特定導入遊技、
例えばBBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中で
無い場合にも単独で行われるものである。また、上記特
定入賞遊技、いわゆるJACゲームは、RBゲーム中に
行われるものである。また、高確率遊技は、通常遊技に
おける入賞確率よりも大きな入賞確率を有するものであ
る。なお、この高確率遊技は、BBゲーム終了後、BB
ゲーム開始からのメダル獲得枚数が、所定の基準枚数に
達するまで行われるように設定されている。また、特別
遊技としては、上記した(1)乃至(4)の遊技に限定
されるものではない。
【0050】通常遊技において、図示しないが、例えば
「7」等の図柄61が有効入賞ライン上に三個揃うと、ホ
ッパーユニット65を介して、例えば15枚のメダルが払
い出される。このとき、BBゲームが開始される。具体
的には、特別遊技制御手段80は、図1に示すように、大
別すると、次の手段を備える。
【0051】(1)特定導入遊技制御手段91(BBゲー
ム制御手段90) (2)特定遊技制御手段101(RBゲーム制御手段100) (3)高確率遊技制御手段102 (特定導入遊技制御手段91)上記特定導入遊技制御手段
91は、BBゲームを制御するためのものである。
【0052】具体的には、BBゲームに移行すると、通
常遊技と同様に最大3枚のメダルの投入によって開始さ
れ、3つの回転リールの回転を各々停止させた際に、有
効入賞ライン上に入賞図柄が揃っているか否かによっ
て、メダルの払い出しが行われるものである。したがっ
て、BBゲーム中では、通常遊技と同様に小役を含めた
抽選が毎回行われるものである。ただ、このBBゲーム
中にRBゲームに移行するための特定入賞図柄が有効入
賞ライン上に揃った場合には、その後RBゲームに移行
するものである。
【0053】なお、通常、BBゲーム中はRBゲームへ
の移行が、例えば最大3回行われることになっているた
めに、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述し
たような通常遊技と同様な抽選及び制御が行われるもの
である。そして、BBゲームでは、BBゲーム中のRB
ゲームが所定の最大回数、例えば3回か、或いはBBゲ
ーム中の通常遊技が所定の最大回数、例えば最大30回
の終了により、BBゲームは終了するものである。 (特定遊技制御手段101)上記特定遊技制御手段101は、
RBゲームを制御するためのものである。
【0054】具体的には、RBゲームに移行すると、メ
ダルが1枚投入となり、回転リール40の所定の図柄61が
表示窓12のセンターライン上に揃った場合に入賞確定と
なる特定入賞遊技が行われるものである。そして、RB
ゲームでは、入賞するか否かの特定入賞遊技が最大12
回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞確定が
可能である。すなわち、最大8回の入賞が確定するか、
或いは最大12回の特定入賞遊技の終了により、RBゲ
ームは終了するものである。 (高確率遊技制御手段102)上記高確率遊技制御手段102
は、通常遊技における入賞確率よりも大きな入賞確率を
有する高確率遊技を行うためのものである。
【0055】具体的には、上記高確率遊技制御手段102
は、BBゲーム終了後、BBゲーム中のメダル獲得枚数
が、所定の基準枚数よりも少ない場合に、高確率遊技を
行うようにしているものである。そして、上記高確率遊
技制御手段102は、BBゲーム終了後、BBゲーム開始
からのメダル獲得枚数が、所定の基準枚数に達するまで
高確率遊技を行うようにしているものである。 (入賞抽選手段110)上記入賞抽選手段110は、予め定め
た抽選確率に基づいて入賞か否かの入賞判定や、高確率
遊技に移行する条件となる基準枚数や、基準枚数の抽選
を行うか否かを抽選により決定するものである。
【0056】上記入賞抽選手段110は、図1及び図2に
示すように、大別すると、次の三つを備える。 (1)通常抽選手段120 (2)基準枚数抽選手段130 (3)枚数抽選移行抽選手段145 (通常抽選手段120)上記通常抽選手段120は、予め定め
た抽選確率に基づいて入賞か否かの入賞判定の抽選を行
うものである。そして、通常抽選手段120による抽選結
果が入賞である場合に入賞フラグが成立し、この入賞フ
ラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが
予め定められた入賞図柄と一致したことを条件に入賞が
確定し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利
益が付与されるように設定されている。
【0057】上記通常抽選手段120は、通常の入賞確率
を有する通常遊技用の抽選と、通常遊技における入賞確
率よりも大きな入賞確率を有する高確率遊技用の抽選と
を行うことができるように設定されている。上記通常抽
選手段120は、図2に示すように、大別すると、次の手
段を備える。
【0058】(1)通常乱数発生手段121 (2)通常乱数抽出手段122 (3)通常入賞判定テーブル123 (4)通常判定手段124 なお、通常抽選手段120としては、上記した(1)乃至
(4)に限定されるものではない。 (通常乱数発生手段121)上記通常乱数発生手段121は、
上述した所定の入賞項目に関する入賞抽選用の乱数を所
定の領域内(例えば十進数で0〜65535)で発生さ
せるものである。 (通常乱数抽出手段122)上記通常乱数抽出手段122は、
通常乱数発生手段121が発生する乱数を、所定の条件
(例えば、スタートスイッチ30の操作)で抽出するもの
である。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データとす
る。 (通常入賞判定テーブル123)上記通常入賞判定テーブ
ル123は、通常乱数発生手段121がとる乱数の全領域中、
各入賞項目の抽選確率データからなる入賞領域を有する
ものである。
【0059】そして、上記通常入賞判定テーブル123
は、図2に示すように、大別すると、次の手段を備え
る。 (1) 通常遊技用入賞判定テーブル125 (2) RB用入賞判定テーブル126 (3) BB用入賞判定テーブル127 (4) 高確率遊技用入賞判定テーブル128 なお、通常入賞判定テーブル123としては、上記した
(1)乃至(4)に限定されるものではない。 (通常遊技用入賞判定テーブル125)上記通常遊技用入
賞判定テーブル125は、BBゲームや、RBゲームや、
高確率遊技の特別遊技に移行していない場合の通常遊技
の各入賞項目の抽選確率データからなる入賞領域を有す
るものである。なお、この抽選確率データは、遊技回数
が例えば65536回中の出現回数を示すものであっ
て、抽選確率データを65536で除した値が抽選確率
となるものである。
【0060】具体的には、抽選確率データは、メダルの
投入枚数と、抽選確率を設定するための設定値と、各入
賞項目とにより決定されるものである。また、メダルの
投入枚数は、1乃至3枚の三段階に設定されてあり、抽
選確率を決定するための設定値は、1乃至6の六段階に
設定されてある。そして、入賞項目としては、具体的に
は、例えば、「ベル」、「スイカ」、「再遊技(リプレ
イ)」、「チェリー」、「BBゲーム」及び「RBゲー
ム」の合計六項目が設定されている。そして、これらの
三段階のメダル投入枚数と、六段階の設定値と、六項目
の入賞項目とにより、抽選確率データが決定されるもの
である。 (RB用入賞判定テーブル126)上記RB用入賞判定テ
ーブル126は、RBゲーム中の入賞項目の抽選確率デー
タからなる入賞領域を有するものである。なお、RB用
入賞判定テーブル126の抽選確率データは、メダルの投
入枚数が1枚のみの場合に限定され、抽選確率を決定す
るための設定値や、入賞項目の種類に関係なく、決定さ
れるものであって、入賞か、入賞しないかのいずれかと
なるものである。 (BB用入賞判定テーブル127)上記BB用入賞判定テ
ーブル127は、BBゲーム中の入賞項目の抽選確率デー
タからなる入賞領域を有するものである。なお、BB用
入賞判定テーブル127の抽選確率データは、三段階のメ
ダル投入枚数と、六段階の設定値と、通常遊技用入賞判
定テーブル125の入賞項目のうち「再遊技(リプレ
イ)」及び「BBゲーム」を除いた四項目(「ベル」、
「スイカ」、「チェリー」及び「RBゲーム」)の入賞
項目とにより、抽選確率データが決定されるものであ
る。 (高確率遊技用入賞判定テーブル128)上記高確率遊技
用入賞判定テーブル128は、高確率遊技中の入賞項目の
抽選確率データからなる入賞領域を有するものである。
この高確率遊技用入賞判定テーブル128の抽選確率デー
タは、通常遊技用入賞判定テーブル125の対応する抽選
確率データよりも大きな値に設定されている。すなわ
ち、通常遊技における入賞確率よりも高確率遊技におけ
る入賞確率の方が大きくなるように設定されているもの
である。なお、高確率遊技用入賞判定テーブル128の入
賞項目としては、「ベル」、「スイカ」及び「チェリ
ー」の小役入賞のみが設定されている。そして、高確率
遊技用入賞判定テーブル128の抽選確率データは、三段
階のメダル投入枚数と、六段階の設定値と、上記三項目
の入賞項目とにより、決定されるものである。もちろ
ん、入賞項目は、これらに三項目に限定されるものでは
なく、「再遊技(リプレイ)」、「BBゲーム」及び
「RBゲーム」の入賞項目を加えたものとしても良いも
のである。 (通常判定手段124)上記通常判定手段124は、通常乱数
抽出手段122が抽出した抽出乱数データと、通常入賞判
定テーブル123の抽選確率データを基に、通常乱数発生
手段121がとる乱数の全領域中の各入賞項目の入賞領域
からなる入賞判定領域データとを照合し、当該抽出乱数
データが属する入賞領域に対応する入賞を決定するもの
である。 (基準枚数抽選手段130)上記基準枚数抽選手段130は、
高確率遊技への移行条件となる基準枚数を決定するため
の基準となる基準枚数を抽選により決定するためのもの
である。
【0061】具体的には、基準枚数抽選手段130の抽選
結果により基準枚数が例えば200枚や、250枚や、
300枚等に決定されるものである。上記基準枚数抽選
手段130は、図2に示すように、大別すると、次の手段
を備える。 (1)基準枚数乱数発生手段131 (2)基準枚数乱数抽出手段132 (3)基準枚数入賞判定テーブル133 (4)基準枚数判定手段134 なお、基準枚数抽選手段130としては、上記した(1)
乃至(4)に限定されるものではない。 (基準枚数乱数発生手段131)上記基準枚数乱数発生手
段131は、基準枚数抽選用の乱数を所定の領域内(例え
ば十進数で0〜65535)で発生させるものである。 (基準枚数乱数抽出手段132)上記基準枚数乱数抽出手
段132は、基準枚数乱数発生手段131が発生する乱数を、
所定の条件(例えば、BBゲームの入賞確定時)で抽出
するものである。なお、この抽出した乱数を抽出乱数デ
ータとする。 (基準枚数入賞判定テーブル133)上記基準枚数入賞判
定テーブル133は、基準枚数乱数発生手段131がとる乱数
の全領域中、各基準枚数の入賞領域を有するものであ
る。 (基準枚数判定手段134)上記基準枚数判定手段134は、
基準枚数乱数抽出手段132が抽出した抽出乱数データ
と、基準枚数入賞判定テーブル133の抽選確率データを
基に、基準枚数乱数発生手段131がとる乱数の全領域中
の各基準枚数の入賞領域からなる入賞判定領域データと
を照合し、当該抽出乱数データが属する入賞領域に対応
する基準枚数を決定するものである。 (枚数抽選移行抽選手段145)上記枚数抽選移行抽選手
段145は、基準枚数抽選手段130による基準枚数の抽選を
行うか否かの抽選を行うためのものである。そして、枚
数抽選移行抽選手段145の抽選に入賞した場合、基準枚
数抽選手段130による基準枚数の抽選が行われるもので
ある。
【0062】上記枚数抽選移行抽選手段145は、図2に
示すように、大別すると、次の手段を備える。 (1)移行乱数発生手段146 (2)移行乱数抽出手段147 (3)移行入賞判定テーブル148 (4)移行判定手段149 なお、枚数抽選移行抽選手段145としては、上記した
(1)乃至(4)に限定されるものではない。 (移行乱数発生手段146)上記移行乱数発生手段146は、
基準枚数の抽選を行うか否かの抽選用の乱数を所定の領
域内(例えば十進数で0〜65535)で発生させるも
のである。 (移行乱数抽出手段147)上記移行乱数抽出手段147は、
移行乱数発生手段146が発生する乱数を、所定の条件を
満足した場合に抽出するものである。なお、ここで、所
定の条件を満足した場合とは、具体的には、例えば、B
Bゲームに入賞が確定した場合である。 (移行入賞判定テーブル148)上記移行入賞判定テーブ
ル148は、移行乱数発生手段146がとる乱数の全領域中、
基準枚数の抽選に移行するか否かの入賞領域を有するも
のである。 (移行判定手段149)上記移行判定手段149は、移行乱数
発生手段146が抽出した抽出乱数データと、移行入賞判
定テーブル148の抽選確率データを基に、移行乱数発生
手段146がとる乱数の全領域中の基準枚数の抽選に移行
するか否かの入賞領域からなる入賞判定領域データとを
照合し、当該抽出乱数データが属する入賞領域に対応し
て、基準枚数の抽選への移行の有無を決定するものであ
る。 (獲得枚数演算手段150)上記獲得枚数演算手段150は、
メダルの獲得枚数を演算により求めて、演算結果を獲得
枚数報知装置180に出力するためのものである。
【0063】具体的には、メダルの獲得枚数が、BBゲ
ーム中のメダル払い出し枚数からメダル投入枚数を引い
た残りの差枚数を意味するような場合、獲得枚数演算手
段150は、BBゲーム中において、BBゲームの開始か
ら現時点までのメダル払い出し枚数の合計からメダル投
入枚数の合計を引いた残りの差枚数を演算し、その演算
結果を、獲得枚数報知装置180に出力するものである。
【0064】また、メダルの獲得枚数が、BBゲーム中
に払い出されたメダルの払い出し枚数を意味するような
場合、獲得枚数演算手段150は、BBゲーム中におい
て、BBゲームの開始から現時点までの入賞確定により
遊技者に払い出されたメダルの枚数の合計を演算し、そ
の演算結果を、獲得枚数報知装置180に出力するもので
ある。 (遊技機10の動作)次に、上記構成を備えたスロットマ
シンの動作の概略について、図4乃至図9に示したフロ
ーを用いて説明する。
【0065】先ず、図4に示すステップ100におい
て、スタートスイッチ30が操作されることにより、スタ
ートスイッチ30がONとなる。そして、次のステップ1
01に進む。ステップ101において、入賞抽選手段11
0の通常抽選手段120により入賞か否かの抽選処理が行わ
れる。そして、次のステップ102に進む。
【0066】ステップ102において、回転リール40の
回転が開始する。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、ストップスイッチ50が操作さ
れることにより、ストップスイッチ50がONとなる。そ
して、次のステップ104に進む。ステップ104にお
いて、回転リール40の回転停止処理が行われる。そし
て、次のステップ105に進む。
【0067】ステップ105において、三個の回転リー
ル40に対応するストップスイッチ50の操作が行われたか
否かが判定される。そして、三個の回転リール40に対応
するストップスイッチ50の操作が行われたと判定された
場合、次のステップ106に進む。ステップ106にお
いて、BBゲームの入賞図柄(例えば「777」)を有
効入賞ライン上に揃えることができて、BBゲームの入
賞が確定したか否かが判定される。そして、BBゲーム
の入賞図柄を有効入賞ライン上に揃えることができて、
BBゲームの入賞が確定したと判定された場合、次のス
テップ107に進む。
【0068】ステップ107において、BBゲームの入
賞確定により、予め定められたBBゲームの入賞確定時
のメダル払い出しが行われる。具体的には、「777」
が揃うことにより、15枚のメダルが払い出されるもの
である。そして、次のステップ108に進む。ステップ
108において、入賞抽選手段110の枚数抽選移行抽選
手段145により、基準枚数の抽選を行うか否かの抽選が
行われる。そして、次のステップ109に進む。
【0069】ステップ109において、ステップ108
の枚数抽選移行抽選手段145の抽選結果、基準枚数の抽
選に移行するか否かが判定される。そして、基準枚数の
抽選に移行すると判定された場合、次のステップ110
に進む。ステップ110において、入賞抽選手段110の
基準枚数抽選手段130により、基準枚数を決定するため
の抽選が行われる。具体的には、例えば、抽選の結果、
基準枚数が300枚に決定される。そして、次のステッ
プ111に進む。
【0070】ステップ111において、基準枚数抽選手
段130の抽選により決定された基準枚数が、基準枚数報
知装置170により遊技者に向かって報知される。具体的
には、基準枚数報知装置170の液晶画面に「基準枚数3
00枚!」の文字が表示されるものである。そして、次
のステップ112に進む。ステップ112において、B
Bゲームが開始され、所定のBBゲームが実行された
後、当該BBゲームが終了する。なお、当該BBゲーム
中、基準枚数報知装置170により基準枚数(例えば30
0枚)が遊技者に報知され、獲得枚数報知装置180によ
り、BBゲーム開始から現時点までのメダル獲得枚数が
遊技者に報知される。そして、次のステップ113に進
む。
【0071】ステップ113において、BBゲーム中、
メダル獲得枚数が基準枚数以上か否かが判定される。具
体的には、基準枚数が300枚の場合、BBゲーム中の
メダル獲得枚数が300枚以上か否かが判定されるもの
である。そして、BBゲーム中、メダル獲得枚数が基準
枚数(300枚)以上でないと判定された場合、次のス
テップ114に進む。
【0072】ステップ114において、高確率遊技制御
手段102により、高確率遊技が開始される。なお、当該
高確率遊技中、基準枚数報知装置170により基準枚数
(例えば300枚)が報知され、獲得枚数報知装置180
によりBBゲームの開始からのメダル獲得枚数の合計が
遊技者に向かって報知される。そして、次のステップ1
15に進む。
【0073】ステップ115において、BBゲーム開始
からのメダル獲得枚数が、基準枚数(例えば300枚)
に達したか否かが判定される。そして、BBゲーム開始
からのメダル獲得枚数が、基準枚数(例えば300枚)
に達していると判定された場合、次のステップ116に
進む。ステップ116において、高確率遊技が終了し
て、当該遊技が終了する。
【0074】前記ステップ105において、三個の回転
リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われ
ていないと判定された場合、ステップ103に戻る。前
記ステップ106において、BBゲームの入賞図柄を有
効入賞ライン上に揃えることができずに、BBゲームの
入賞が確定していないと判定された場合、次のステップ
117に進む。
【0075】ステップ117において、BBゲーム以外
の入賞図柄が有効入賞ライン上に揃って、BBゲーム以
外の入賞が確定したか否かが判定される。そして、BB
ゲーム以外の入賞が確定していると判定された場合、次
のステップ118に進む。ステップ118において、当
該入賞が確定した入賞図柄のメダルの払い出しが行われ
る。そして、遊技が終了する。
【0076】前記ステップ117において、BBゲーム
以外の入賞にも確定していないと判定された場合、ステ
ップ118を飛び越して、遊技が終了する。前記ステッ
プ109において、ステップ108の枚数抽選移行抽選
手段145の抽選結果、基準枚数の抽選に移行しないと判
定された場合、次のステップ119に進む。
【0077】ステップ119において、BBゲームが開
始され、所定のBBゲームが実行された後、当該BBゲ
ームが終了する。そして、次のステップ120に進む。
ステップ120において、通常遊技に移行して、当該遊
技は終了する。前記ステップ113において、BBゲー
ム中のメダル獲得枚数が基準枚数(例えば300枚)以
上であると判定された場合、次のステップ120に進
む。
【0078】前記ステップ115において、BBゲーム
開始からのメダル獲得枚数が、基準枚数(例えば300
枚)に達していないと判定された場合、ステップ114
に戻る。なお、ここで、高確率遊技の遊技回数の上限に
制限を設けて、BBゲーム開始からのメダル獲得枚数
が、基準枚数に達していなくても、高確率遊技の遊技回
数の上限に達したときは、高確率遊技を終了させるよう
に設定しても良いものである。
【0079】上述したステップ101の通常抽選手段12
0による抽選処理について、図6のフローを用いて説明
する。ステップ200において、通常抽選手段120の通
常乱数発生手段121により発生された乱数の中から通常
乱数抽出手段122により乱数が抽出される。そして、次
のステップ201に進む。
【0080】ステップ201において、抽出された乱数
が通常乱数抽出手段122の内部に記憶される。そして、
次のステップ202に進む。ステップ202において、
通常判定手段124により、抽出された乱数と、通常入賞
判定テーブル123の入賞判定領域データとの比較が行わ
れる。そして、次のステップ203に進む。
【0081】ステップ203において、通常判定手段12
4により、抽出された乱数が、通常入賞判定テーブル123
のどの入賞領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価
が決定される。そして、次のステップ204に進む。ス
テップ204において、所定の図柄の蹴飛ばしと、所定
図柄の引き込みとが設定される。そして、抽選処理が終
了する。
【0082】上述したステップ104の回転リール40の
回転停止処理について、図7を用いて説明する。ステッ
プ300において、所定の図柄に対して、蹴飛ばしの設
定が達成されたか否かが判定される。そして、所定の図
柄の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された場
合、次のステップ301に進む。
【0083】ステップ301において、1個の図柄分だ
け、回転リール40を回転させる。すなわち、1個の図柄
分だけ蹴飛ばしを行う。そして、次のステップ302に
進む。ステップ302において、上述した1個の図柄分
だけ回転リール40を回転させた当該図柄の数がストップ
スイッチ50の操作後の4個目に該当するか否かが判定さ
れる。そして、ストップスイッチ50を操作した後、1図
柄ずつ回転リール40を回転させてずらした図柄の数が4
個目の場合には、次のステップ303に進む。
【0084】ステップ303において、回転リール40の
回転を停止させる。これにより、メダル投入から回転リ
ール40の回転停止までのスロットマシン10の動作が終了
する。前記ステップ300において、所定の図柄の蹴飛
ばしの設定が達成されていると判定された場合、次のス
テップ304に進む。
【0085】ステップ304において、いずれかの図柄
に対して引き込みが設定されているか否かが判定され
る。そして、いずれかの図柄に対して引き込みが設定さ
れていると判定された場合、次のステップ305に進
む。ステップ305において、引き込み設定が達成され
たか否かが判定される。そして、引き込み設定が達成さ
れたと判定された場合、次のステップ303に進む。
【0086】前記ステップ304において、いずれの図
柄に対しても引き込みが設定されていないと判定された
場合、ステップ303に進む。前記ステップ305にお
いて、引き込み設定が達成されていないと判定された場
合、ステップ301に進む。前記ステップ302におい
て、ストップスイッチ50を操作した後、1図柄ずつ回転
リール40を回転させてずらした図柄の数が4個目でない
場合には、ステップ300に戻る。
【0087】なお、上述した実施の形態において、回転
リール40の停止処理に関してステップ301〜ステップ
305で説明しているが、この例は、引き込み可能図柄
(例えば4個)のうち最も手前側の図柄(1個目の図
柄)から順に各設定を判断する、いわゆる最小引き込み
停止制御の例であり、逆に、引き込み可能図柄(例えば
4個)のうち最も離れた図柄(4個目の図柄)から順に
各設定を判断する、いわゆる最大引き込み停止制御とし
ても良い。更には、例えば、ストップスイッチ50を押す
タイミングで予め定めたテーブルに従って回転リール40
の停止位置を決定する、いわゆるテーブル停止制御の方
法によるものでも良いものである。このテーブル停止制
御は、入賞フラグ成立の有無や、入賞フラグ成立中の入
賞図柄に基づいた複数のテーブルを有し、この複数のテ
ーブルから適宜、遊技状況に応じたテーブルが選択され
るものである。
【0088】なお、テーブル停止制御においても、入賞
フラグが成立しているときには、その入賞フラグに対応
する図柄が有効入賞ライン上に揃うように、予めテーブ
ルの上で停止位置が決定されてあり、いわゆる引き込み
設定の一種を備えているものである。また、入賞フラグ
が成立していないときには、他の入賞図柄が有効入賞ラ
イン上に揃わないように、予めテーブルの上で停止位置
が決定されてあり、いわゆる蹴飛ばし設定の一種を備え
ているものである。
【0089】上述したステップ108の枚数抽選移行抽
選手段145による基準枚数の抽選を行うか否かの抽選に
ついて、図8のフローを用いて説明する。先ず、図8に
示すステップ400において、枚数抽選移行抽選手段14
5の移行乱数発生手段146により発生された乱数の中から
移行乱数抽出手段147により乱数が抽出される。そし
て、次のステップ401に進む。
【0090】ステップ401において、抽出された乱数
が移行乱数抽出手段147の内部に記憶される。そして、
次のステップ402に進む。ステップ402において、
移行乱数抽出手段147により、抽出された乱数と、移行
入賞判定テーブル148の入賞判定領域データとの比較が
行われる。そして、次のステップ403に進む。
【0091】ステップ403において、移行判定手段14
9により、抽出された乱数が、移行入賞判定テーブル148
のどの入賞領域に含まれるか決定されて、抽選処理の評
価が決定され、基準枚数の抽選を行うか否かが決定され
る。そして、抽選処理が終了する。上述したステップ1
10の基準枚数抽選手段130による基準枚数の抽選処理
について、図9のフローを用いて説明する。
【0092】先ず、図9に示すステップ500におい
て、基準枚数抽選手段130の基準枚数乱数発生手段131に
より発生された乱数の中から基準枚数乱数抽出手段132
により乱数が抽出される。そして、次のステップ501
に進む。ステップ501において、抽出された乱数が基
準枚数乱数抽出手段132の内部に記憶される。そして、
次のステップ502に進む。
【0093】ステップ502において、基準枚数乱数抽
出手段132により、抽出された乱数と、基準枚数入賞判
定テーブル133の入賞判定領域データとの比較が行われ
る。そして、次のステップ503に進む。ステップ50
3において、基準枚数判定手段134により、抽出された
乱数が、基準枚数入賞判定テーブル133のどの基準枚数
の入賞領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決
定される。そして、抽選処理が終了する。
【0094】上述した実施の形態において、ステップ1
14〜ステップ116に示すように、高確率遊技は、B
Bゲーム開始からのメダル獲得枚数が基準枚数に達する
まで行うように設定されているが、特にこれに限定され
るものではない。具体的には、例えば、予め定めた所定
の遊技回数だけ、高確率遊技を行うように設定しても良
いものである。
【0095】また、さらに、高確率遊技の遊技回数を、
抽選により決定し、その抽選結果により決定された遊技
回数だけ高確率遊技を行うようにしても良いものであ
る。具体的には、入賞抽選手段110が、高確率遊技の遊
技回数の抽選を行う遊技回数抽選手段を備えているもの
である。そして、図3の一点鎖線で示すように、筐体11
の上側の表示窓12の向かって右側には、遊技回数抽選手
段の抽選により決定された遊技回数や、高確率遊技に移
行した後、遊技者が行うことができる残りの高確率遊技
の遊技回数を遊技者に向かって報知するための遊技回数
報知装置190が配置されているものである。
【0096】図4及び図10に、上述したような高確率
遊技の遊技回数を抽選により決定する場合のスロットマ
シンの動作の概略のフローを示す。なお、図4に相当す
る部分のフローは既に説明したものと同一であるため説
明を省略する。図10は、図5に示すステップ114〜
ステップ116を、新たなステップ601〜ステップ6
05に変更しているものである。そして、図10に示す
ステップのうち、図5で説明したものと同一のステップ
は、同一のステップ番号を付与し、その説明を省略し、
以下に、新たに追加したステップ601〜ステップ60
5について説明する。
【0097】ステップ601において、入賞抽選手段11
0の遊技回数抽選手段により、高確率遊技の遊技回数の
抽選が行われる。そして、次のステップ602に進む。
ステップ602において、遊技回数抽選手段の抽選結
果、高確率遊技の遊技回数がk回に決定される。そし
て、次のステップ603に進む。ステップ603におい
て、遊技回数報知装置190により、遊技回数抽選手段の
抽選結果、高確率遊技の遊技回数がk回に決定されたこ
とが遊技者に向かって報知される。そして、次のステッ
プ604に進む。
【0098】ステップ604において、高確率遊技が連
続してk回行われる。なお、高確率遊技中、遊技回数報
知装置190により、遊技者が行うことができる残りの高
確率遊技の遊技回数が、遊技者に向かって報知される。
そして、次のステップ605に進む。ステップ605に
おいて、高確率遊技が終了して、当該遊技が終了する。
【0099】このように、高確率遊技の遊技回数を抽選
により決定しているため、高確率遊技の遊技回数を変化
させることができ、遊技に意外性を付与して、高確率遊
技の遊技内容を変化させることができるものである。
【0100】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
【0101】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
特別遊技中に所定の基準枚数以上にメダルを獲得するこ
とができなかった者と、獲得することができた者との、
メダル獲得枚数の差を小さくすることができて、初級者
も遊技を楽しむことができ、また、上級者であっても、
新たな遊技性を有する遊技を楽しむことができる遊技機
を提供することができる。 (請求項2)請求項2記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
【0102】すなわち、請求項2記載の発明によれば、
特別遊技中のメダル獲得枚数が所定の基準枚数に達して
いない者も、メダル獲得枚数を確実に所定の基準枚数に
まで達成させることができ、また、上級者であっても、
新たな遊技性を有する遊技を楽しむことができる遊技機
を提供することができる。 (請求項3)請求項3記載の発明によれば、上記した請
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え、次のよう
な効果を奏する。
【0103】すなわち、請求項3記載の発明によれば、
高確率遊技への移行条件を決定するための基準枚数を、
変化させることができ、遊技に意外性を付与して、遊技
内容を変化させることができ、遊技を興味溢れるものに
することができる遊技機を提供することができる。 (請求項4)請求項4記載の発明によれば、上記した請
求項3に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏
する。
【0104】すなわち、請求項4記載の発明によれば、
基準枚数の抽選の有無を変化させることができ、遊技に
意外性を付与することができて、遊技内容を変化させる
ことができ、遊技を興味溢れるものにすることができる
遊技機を提供することができる。 (請求項5)請求項5記載の発明によれば、上記した請
求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏
する。
【0105】すなわち、請求項5記載の発明によれば、
高確率遊技の遊技回数を変化させることができ、遊技に
意外性を付与して、遊技内容を変化させることができ、
遊技を興味溢れるものにすることができる遊技機を提供
することができる。 (請求項6)請求項6記載の発明によれば、上記した請
求項3に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏
する。
【0106】すなわち、請求項6記載の発明によれば、
遊技者が、特別遊技終了時、高確率遊技に移行するため
には、特別遊技中にどの程度、入賞を確定させてメダル
を獲得すれば良いかの判断材料を得ることができて、特
別遊技中、高確率遊技へ移行するために、それに対応し
た行動をとることが可能な遊技機を提供することができ
る。 (請求項7)請求項7記載の発明によれば、上記した請
求項5に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏
する。
【0107】すなわち、請求項7記載の発明によれば、
遊技者が、高確率遊技の遊技回数を具体的に知ることが
でき、それに対応した行動をとることが可能な遊技機を
提供することができる。 (請求項8)請求項8記載の発明によれば、上記した請
求項1〜7のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、
次のような効果を奏する。
【0108】すなわち、請求項8記載の発明によれば、
遊技者が、特別遊技中の現時点のメダル獲得枚数を知る
ことができて、基準枚数との関係を具体的に知ることが
でき、それに対応した行動をとることができる遊技機を
提供することができる。 (請求項9)請求項9記載の発明によれば、上記した請
求項1〜8のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、
次のような効果を奏する。
【0109】すなわち、請求項9記載の発明によれば、
特別遊技中のメダル獲得枚数を、簡単な加算計算によ
り、求めることができて、その後の基準枚数との比較判
断の処理も容易に行うことが可能な遊技機を提供するこ
とができる。 (請求項10)請求項10記載の発明によれば、上記し
た請求項1〜8のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0110】すなわち、請求項10記載の発明によれ
ば、計算により求まる特別遊技中のメダル獲得枚数を、
特別遊技中、遊技者の手元に実際に残るメダル枚数と等
しくすることができて、特別遊技中に実際に遊技者の手
元に残るメダル枚数と、所定の基準枚数とを比較するこ
とができ、実状に沿った比較判断をすることが可能な遊
技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であって、遊技機の入力、
制御及び出力を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態であって、入賞抽選手段を
示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態であって、遊技機を示す外
観正面図である。
【図4】本発明の実施の形態であって、遊技機の動作の
概略を示すフローである。
【図5】本発明の実施の形態であって、遊技機の動作の
概略を示すフローである。
【図6】本発明の実施の形態であって、遊技機の動作の
うち、通常抽選手段による抽選処理の概略を示すフロー
である。
【図7】本発明の実施の形態であって、遊技機の動作の
うち、回転リールの回転停止処理の概略を示すフローで
ある。
【図8】本発明の実施の形態であって、遊技機の動作の
うち、枚数抽選移行抽選手段による抽選処理の概略を示
すフローである。
【図9】本発明の実施の形態であって、遊技機の動作の
うち、基準枚数抽選手段による抽選処理の概略を示すフ
ローである。
【図10】本発明の実施の形態であって、高確率遊技の
遊技回数を抽選により決定する場合のスロットマシンの
動作の概略を示すフローである。
【符号の説明】
10 遊技機 11 筐体 12 表示窓 13 図柄表示窓 15 投入スイッチ 16 ベットスイ
ッチ 17 精算スイッチ 20 制御装置 21 遊技制御装置 22 演出制御装
置 30 スタートスイッチ 40 回転リール 42 リールテープ 43 左側回転リ
ール 44 中央回転リール 45 右側回転リ
ール 50 ストップスイッチ 60 リールユニ
ット 61 図柄 65 ホッパーユ
ニット 66 表示装置 70 通常遊技制
御手段 80 特別遊技制御手段 90 BBゲーム
制御手段 91 特定導入遊技制御手段 100 RBゲーム
制御手段 101 特定遊技制御手段 102 高確率遊技
制御手段 110 入賞抽選手段 120 通常抽選手
段 121 通常乱数発生手段 122 通常乱数抽
出手段 123 通常入賞判定テーブル 124 通常判定手
段 125 通常遊技用入賞判定テーブル 126 RB用入賞
判定テーブル 127 BB用入賞判定テーブル 128 高確率遊技
用入賞判定テーブル 130 基準枚数抽選手段 131 基準枚数乱
数発生手段 132 基準枚数乱数抽出手段 133 基準枚数入
賞判定テーブル 134 基準枚数判定手段 145 枚数抽選移
行抽選手段 146 移行乱数発生手段 147 移行乱数抽
出手段 148 移行入賞判定テーブル 149 移行判定手
段 150 獲得枚数演算手段 170 基準枚数報
知装置 180 獲得枚数報知装置 190 遊技回数報
知装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲に複数の図柄を表示した回転リール
    と、 前記回転リールの回転駆動を制御すると共に、一定確率
    で入賞の抽選を行うための制御装置とを備えるようにし
    た遊技機において、 遊技として、通常遊技と、特定の入賞確定或いは抽選結
    果に基づいて開始する特別遊技とを備え、 前記制御装置は、前記通常遊技における入賞確率よりも
    大きな入賞確率を有する高確率遊技を行うための高確率
    遊技制御手段を備え、 前記高確率遊技制御手段は、前記特別遊技終了後、前記
    特別遊技中のメダル獲得枚数が、所定の基準枚数よりも
    少ない場合に、前記高確率遊技を行うようにしているこ
    とを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記高確率遊技制御手段は、前記特別遊
    技終了後、前記特別遊技開始からのメダル獲得枚数が、
    所定の基準枚数に達するまで前記高確率遊技を行うよう
    にしていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記基準枚数を抽選に
    より決定するための基準枚数抽選手段を備え、 前記基準枚数は、前記基準枚数抽選手段の抽選結果に基
    づいて決定されていることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記基準枚数抽選手段
    による前記基準枚数の抽選を行うか否かの抽選を行うた
    めの枚数抽選移行抽選手段を備え、 前記枚数抽選移行抽選手段の抽選に入賞した場合、前記
    基準枚数抽選手段による前記基準枚数の抽選を行うよう
    にしていることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記高確率遊技制御手段は、前記特別遊
    技終了後、所定の遊技回数に達するまで前記高確率遊技
    を連続して行うように設定され、 前記制御手段は、前記高確率遊技制御手段により連続し
    て行われる前記高確率遊技の遊技回数を抽選により決定
    するための遊技回数抽選手段を備え、 前記高確率遊技の遊技回数は、前記遊技回数抽選手段の
    抽選結果に基づいて決定されていることを特徴とする請
    求項1に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記遊技機は、前記基準枚数抽選手段の
    抽選結果に基づいて決定される前記基準枚数を遊技者に
    向かって報知するための基準枚数報知装置を備えている
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記遊技機は、前記遊技回数抽選手段の
    抽選結果に基づいて決定される前記遊技回数を遊技者に
    向かって報知するための遊技回数報知装置を備えている
    ことを特徴とする請求項5記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記遊技機は、前記特別遊技中、前記特
    別遊技開始から現時点までのメダル獲得枚数を遊技者に
    向かって報知するためのメダル獲得枚数報知装置を備え
    ていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に
    記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 前記基準枚数及びメダルの獲得枚数は、
    遊技者に向かって払い出されたメダルの払い出し枚数に
    基づいていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    1項に記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 前記基準枚数及びメダルの獲得枚数
    は、遊技者に向かって払い出されたメダルの払い出し枚
    数から、遊技者が投入したメダルの投入枚数を引いた残
    りの差枚数に基づいていることを特徴とする請求項1〜
    8のいずれか1項に記載の遊技機。
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