JP2005211452A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 主制御基板400aに実装される主CPU11は、回胴の回転開始から定速状態に至る加速期間の適当なタイミングで第1の乱数値(ディレイ乱数)を取得し、当該第1の乱数値に応じた時間経過後に図柄抽選用の第2の乱数(抽選乱数)を取得することで、加速期間にランダムなタイミングで抽選を行う。このとき、第1の乱数と第2の乱数は、同期を防ぐために互いに素であるか、更新タイミングが互いに異なることが必須である。また、第1の乱数を出玉率に影響の無い演出用の乱数として再利用することも可能である。
【選択図】 図4
Description
上記した抽選用乱数値は、STレバーを操作する毎にランダムにシフトされるため、周期性を利用した不正行為を防止することができる。しかしながら上記した不正行為は年々高度化し、上記した抽選用乱数の作り方によっては体感器等の使用によってその乱数値が狙い撃ちされることがある。
また、第1の乱数を出玉率に影響の無い演出用の乱数として再利用することも可能である。
図1は、本スロットマシン100の外観構造を示した正面図、図2は、本スロットマシン100の内部構造を示した断面図、図3は、本スロットマシン100に設けられている制御システムの内部構成を示したブロック図である。
フロントドア101は、基本的に、金属製のフレーム(図示略)に硬質プラスチック等で成形された前面パネルが取り付けられた機械的に強固な構造を有し、当該前面パネルによって、上部パネル部103と中部パネル部104と下部パネル部105が構成されている。
液晶表示パネル(透明液晶)106は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明基板と、これに対向する透明な基板間に液晶が封入されて形成される。液晶表示パネル106は、表示面側に光が透過し、透過した光が外部から視認される構造を持つ。この構造を採用することで、液晶を駆動していなくてもリール表示窓を介して回胴リールR1,R2,R3を視認することができるようになっている。
更に、下部パネル部105には、本スロットマシン100のゲーム内容に関連した画像等(図示略)が描かれており、遊技者の獲得したメダルを払い出すための排出口105a及び受皿105bと、スピーカが設けられた放音部105cが設けられている。
同図において、フロントドア101の裏面上部に、放音部103b,103cを構成するスピーカSR,SLが設けられている。
更に、回胴リール装置200下部には、メダル投入部MDより投入される投入物を正規の遊技用メダルか異物か判別して振り分ける振り分け機構G0と、振り分け機構G0で振り分けられた遊技用メダルを筐体102側に設けられているホッパ装置HPへ案内するガイド部材G1と、振り分け機構G0で振り分けられた異物を排出口105aへ案内して排出するガイド部材G2と、ホッパ装置HPから出力される払い出し用のメダルを排出口105aへ案内して出力するガイド部材G3が設けられ、更に排出口105aの近傍に、スピーカSWが放音部105cに対応させて取り付けられている。
また、主制御基板400aが搭載されている電気回路基板とは夫々別個の電気回路基板で形成され、主制御基板400aからの指令に従って分散制御を行うサブ制御基板400b、そして、画像再生基板400k、中央制御基板400i、外部集中端子基板600を備えて構成されている。また、回胴リール制御部400c、入力ポート400d、入出力ポート400g、400hも備えて構成されている。
中央表示基板103dは、主制御基板400aによる制御の下、接続される7セグLED500、あるいはランプ等の表示デバイスの駆動、あるいは点灯制御を行う。
また、回胴リール制御部400cは、回胴リール装置200に設けられている電動モータ(図示略)を制御し、回胴リールR1,R2,R3の回転と制動及び停止の制御を行う。
主制御基板400aは、大当り抽選を行う主CPU11を含み、図3に示す回胴リール装置200、7セグLED500、BT、ST、STPから成る各種ボタン類300から成る周辺装置を制御する主制御部10として機能する。
演出管理CPU21は、演出管理について主CPU11から負荷分散して処理を行うところであり、制御用E2PROM22に記録されたプログラムに従い、バックアップRAM23を作業用メモリとして用い後述する画像再生CPU31に遊技演出情報を引き渡し、かつ、演出用ランプ103a、104a、104bの点灯、消灯を直接制御する。
なお、上記した構成のうち、演出管理CPU21と、制御用E2PROM22と、バックアップRAM23のみが演出管理部20として機能する。また、サウンドプレーヤ36は、サウンドROM35に記録された音声素片に基づき音声合成を行い、スピーカSL、SR、SWを介して出力する。サウンドプレーヤ36は、演出管理CPU21による管理の下、後述する画像再生CPU31によって制御される。
画像再生CPU31は、演出管理CPU21によって供給される演出情報に基づき、画像情報を生成してVRAM33に書き込む。また、VDP32は、制御&キャラクタROM34から得られるキャラクタをVRAM33に合成して書き込むと共に、表示タイミングに従いVRAM33に書き込まれたデータを読み出し、液晶表示パネル106に表示のために供給する。なお、サブ制御基板400bの制御&キャラクタROM34、サウンドROM35、サウンドプレーヤ36、そして、画像再生基板400kで画像ならびに音響制御部30として機能する。
図5において、STレバー検知部51は、遊技者によってSTレバーが操作されたことを検知してディレイ乱数取得部52を起動する。ディレイ乱数取得部52は、乱数生成カウンタA(58)からディレイ乱数を取得すると共に、タイマ&タイマ監視部53を駆動する。図柄抽選乱数取得部54は、先に取得したディレイ乱数に応じた時間経過後、タイマ&タイマ監視部53により起動され、に図柄抽選用の乱数を乱数生成カウンタB(59)から取得し、図柄抽選処理部57へ供給する。
例えば、取得したディレイ乱数値が121なら121ms経過後に図柄抽選に入ることになる。但し、ディレイ乱数と図柄抽選乱数は、同期を防ぐため、互いに素であるか、更新タイミングが互いに異なることが条件である。このように、STレバー操作時に全てのリールが加速回転を開始し、ある一定時間後に加速状態から定速状態になるが、その一定時間の範疇においては抽選が可能になる。
なお、ディレイ乱数を出玉率に影響のない演出用乱数として再利用することも可能である。
図7(a)において、スロットマシンには、シングルボーナス(SB)と呼ばれる特別役と、リプレイと呼ばれる再遊技役と、2つの小役、すなわち小役〈1〉と小役〈2〉とが備えられている。
リプレイは、遊技者がBETボタンとSTレバーとSTPボタンを操作して1ゲームを行った結果、図1に示した各リールR1,R2,R3の外周面に描かれている各図柄が、「RP」-「RP」-「RP」の組み合わせで透明窓の有効ライン上に揃って停止すると、遊技メダルの支払いを行わないが、遊技者にとって賭け枚数の提示を行うことなく、もう1度ゲームを行う特典を与える役である。
小役〈2〉は、遊技者がBETボタンとSTレバーとSTPボタンを操作して1ゲームを行った結果、図1に示したリールR1の外周面に描かれている「チェリー」の図柄が透明窓の有効ライン上に停止すると、3枚(つまり、賭け枚数の3倍)の遊技メダルの支払いを行う役である。つまり、小役〈2〉は、リールR1の「チェリー」の図柄が透明窓の有効ライン上に停止するだけで入賞となり、残余のリールR2,R3の図柄は何であっても、3枚(賭け枚数の3倍)の遊技メダルの支払いを行う役である。
そして、図7(b)に示すように、シングルボーナス(SB)とリプレイと小役〈1〉と小役〈2〉が最小の乱数値0から最大の乱数値ηmax内の所定の乱数値の範囲に対応付けて予め割り当てられており、主CPU11は、上述の内部発生した乱数値ηiと予め割り当てられている夫々の乱数値の範囲とを対比して一致性を判定することにより、シングルボーナス(SB)とリプレイと小役〈1〉と小役〈2〉の何れか1つの役を抽選する。また、上述の内部発生した乱数値ηiが、シングルボーナス(SB)とリプレイと小役〈1〉と小役〈2〉の何れの乱数値にも該当しない場合には、マイクロプロセッサMPUは、ハズレを抽選する。
そして、ハズレに該当する乱数値の範囲が最も大きく、次に小役〈2〉、小役〈1〉、リプレイ(再遊技役)、シングルボーナス(SB)の順で次第に乱数値の範囲が小さくなっていくように予め決められることにより、ハズレの抽選確率が最も高く、シングルボーナス(SB)の抽選確率が最も小さくなる。
なお、実際はSTレバー操作から回胴リール装置200が加速を開始するまでの間にウエイトが設定されることがあるが、ここでは無視することとした。このことにより、出玉率に影響を及ぼす内部抽選に対して、体感器等による不正行為を防止することができる。
また、図5に示した、STレバー検知部51、ディレイ乱数取得部52、タイマ&タイマ監視部53、図柄抽選乱数取得部54、リール回転停止制御部55、STPボタン検知部56、図柄抽選処理部57、乱数生成カウンタA(58)、乱数生成カウンタB(59)のそれぞれで実行される手順をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによっても本発明の遊技機を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含む。
32 画像再生CPU
51 STレバー検知部
52 ディレイ乱数取得部
53 タイマ&タイマ監視部
54 図柄抽選乱数取得部
55 リール回転停止制御部
56 STPボタン検知部
57 図柄抽選処理部
58 乱数生成カウンタA
59 乱数生成カウンタB
400a 主制御基板(主制御装置)
400b サブ制御基板(演出管理装置)
400k 画像再生基板(画像再生装置)
Claims (4)
- 回胴回転装置を作動させたときからすべての回胴の回転の速さが一定となるまでの間に内部抽選を行う遊技機であって、
前記回胴の回転開始から定速状態に至る加速期間の適当なタイミングで第1の乱数値を取得するディレイ乱数取得手段と、
前記第1の乱数値に応じた時間経過後に図柄抽選用の第2の乱数を取得する図柄抽選乱数取得手段と、
を備えたことを特徴とする遊技機。 - 前記第1の乱数値と第2の乱数値は、その更新タイミングを異にすることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記第1の乱数値と第2の乱数値は、互いに素であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記第1の乱数を演出用の乱数として共用することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機。
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