JP2005323772A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カウンタ周期を不定期に切替えることで特定の乱数の狙い撃ちを困難とし、不正行為を未然に回避する。
【解決手段】 主CPU11は、発振源からの周波数入力を、外部から不定期に与えられる数値データによって分周(分周器19)して乱数を生成することで乱数更新周期の推定を困難にし、また、乱数カウンタ15のキャリーオーバを検出し、更に、所定回数乱数更新がなされたときに周波数入力を切替えることにより、乱数カウンタ15で出現する乱数値を均等にする。
【選択図】 図10

Description

本発明は、例えば、スタートレバーが操作されたタイミングで乱数を取得して内部抽選を行う、スロットマシンに用いて好適な遊技機に関する。
遊技機として、例えば、特許文献1に開示されたスロットマシンが知られている。スロットマシンには、同文献1の図1に示されているように、本体部前面に3列のリール19a,19b,19cを有するリール機構が組み込まれ、これらリール19a,19b,19cの側方(右側壁面)に、いわゆる演出表示を行うための表示装置としての表示パネル(ELランプ)3が設けられている。
かかる構成において、遊技者により回転開始ノブが押下されると、ゲーム開始となり、リール19a,19b,19cを所定速度で回転させ、次に停止釦が押下されると、リール19a,19b,19cを順次停止させる。そして、停止した3個のリール19a,19b,19cに描かれている特定の絵柄(例えば、数字の7)が入賞ライン上に揃うと「大当り」となり、表示パネル3に同文献1の図4に示されている表示を行うことによって大当たりが出たことを知らせ、遊技者に対し快感を与えるようにしている。
特開2001−170250号公報
ところで上記したスロットマシンでは、回転開始ノブが押下されたタイミングで、リール19a,19b,19cが回転を開始し、同時に、乱数取得による内部抽選処理が行われる。
通常、乱数は、水晶発振器により生成される一定周期のクロックをカウントするインクリメントカウンタにより生成される。インリメントカウンタは、定速周期を有しており、この周期は短く非常に高速で回転するため、人間の運動能力では特定の数値を狙い撃ちすることは困難である。しかしながら、最近、特殊な機器を使用して特定の乱数を狙い撃ちする不正行為が横行し問題になっている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、上記した周期を不定期に切替えることで特定の乱数の狙い撃ちを困難とし、不正行為を未然に回避できる遊技機を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明は、乱数カウンタにクロックを供給し、前記乱数カウンタから乱数を取得して内部抽選を行う遊技機であって、発振源からの周波数入力を、外部から不定期に与えられる数値データによって分周して前記乱数を生成する第1の乱数生成手段と、前記乱数カウンタによるキャリーオーバを検出して前記周波数入力を切替え、前記乱数を生成する第2の乱数生成手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明において、前記第1の乱数生成手段は、発振源により供給されるクロックを分周する分周器と、外部から不定期に与えられる任意の数値から算出した結果で分周比が選択され、前記分周器出力をカウントする前記乱数カウンタとを有することを特徴とする。
また、本発明において、前記第2の乱数生成手段は、前記キャリーオーバが検出された後、更に、所定回数乱数が更新されたタイミングで前記周波数を切替えることを特徴とする。
また、本発明において、前記任意の数値、または前記乱数更新回数は、主制御基板に実装されるCPUによってプログラマブルに設定されることを特徴とする。
本発明によれば、発振源からの周波数入力を、外部から不定期に与えられる数値データによって分周して乱数を生成することで乱数更新周期の推定を困難にし、また、乱数カウンタのキャリーオーバを検出し、更に、所定回数乱数更新がなされたときに周波数入力を切替えることにより、乱数カウンタで出現する乱数値を均等にすることができる。
また、本発明によれば、例えば、ゲーム毎、周波数を変更することが可能であり、このため、特定の乱数を狙い撃ちすることが困難になり不正行為を回避することができる。更に、本発明によれば、制御装置は主制御基板に実装されているCPUを用いて数値データと乱数更新回数を決定し、分周器と乱数用カウンタのみで乱数生成手段を構成できるため、部品点数が少なくて済み廉価に実現できるといった利点も持つ。なお、変更のタイミングはできるだけ不定期にするのが好ましい。
以下、本発明の好適な実施形態として、遊戯場等に設置される回胴式遊技機(以下「スロットマシン」という)について図面を参照して説明する。
図1は、本スロットマシン100の外観構造を示した正面図、図2は、本スロットマシン100の内部構造を示した断面図、図3は、本スロットマシン100に設けられている制御システムの内部構成を示したブロック図である。
図1において、本スロットマシン100は、遊技者に面するフロントドア101と、フロントドア101が開閉可能に取り付けられた箱形形状の筐体102とを備えて構成されている。
フロントドア101は、基本的に、金属製のフレーム(図示略)に硬質プラスチック等で成形された前面パネルが取り付けられた機械的に強固な構造を有し、当該前面パネルによって、上部パネル部103と中部パネル部104と下部パネル部105が構成されている。
上部パネル部103には、演出用ランプ103aと、スピーカが取り付けられた放音部103b,103cと、クレジット枚数等を表示するLEDや大当たり等を表示するランプ類が実装される中央表示基板103dが取り付けられている。
また、中部パネル部104には、複数個(本実施形態では3個)の回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200が略中央の位置に設けられている。また、回胴リール装置200の前面に、略長方形のリール表示窓を持つ、(ここでは透明液晶)が実装されている。液晶表示パネル106は、リール表示窓によって回胴リール装置200を外部から保護すると共に、遊技者がリール表示窓を介して回胴リールR1,R2,R3を見ることが可能となっている。
液晶表示パネル(透明液晶)106は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明基板と、これに対向する透明な基板間に液晶が封入されて形成される。液晶表示パネル106は、表示面側に光が透過し、透過した光が外部から視認される構造を持つ。この構造を採用することで、液晶を駆動していなくてもリール表示窓を介して回胴リールR1,R2,R3を視認することができるようになっている。
中部パネル部104の下端には、遊技者が操作するための操作部104aが備えられ、遊技用メダルを投入するためのメダル投入部MDが備え付けられている。また、操作部104aの操作面上に、1ゲーム当たりのメダル数を提示するためのベットボタンBET(B1,B2,B3)が設けられ、更にその前面には、1ゲームの開始を指示するためのスタートレバーSTと、回転中の回胴リールR1,R2,R3を個別に停止させるための3個のストップボタンSP1,SP2,SP3が設けられている、操作部104に設けられたこれらボタン類は、図3中、符号300で示されている。
更に、下部パネル部105には、本スロットマシン100のゲーム内容に関連した画像等(図示略)が描かれており、遊技者の獲得したメダルを払い出すための排出口105a及び受皿105bと、スピーカが設けられた放音部105cが設けられている。
次に、図2を参照して、フロントドア101の裏面構造と、筐体102の内部構造を説明する。図2はフロントドア101を開錠して筐体102から開いた状態を表している。
同図において、フロントドア101の裏面上部に、放音部103b,103cを構成するスピーカSR,SLが設けられている。
更に、回胴リール装置200下部には、メダル投入部MDより投入される投入物を正規の遊技用メダルか異物か判別して振り分ける振り分け機構G0と、振り分け機構G0で振り分けられた遊技用メダルを筐体102側に設けられているホッパ装置HPへ案内するガイド部材G1と、振り分け機構G0で振り分けられた異物を排出口105aへ案内して排出するガイド部材G2と、ホッパ装置HPから出力される払い出し用のメダルを排出口105aへ案内して出力するガイド部材G3が設けられ、更に排出口105aの近傍に、スピーカSWが放音部105cに対応させて取り付けられている。
筐体102内には、主電源装置PWUと、ホッパ装置HPから溢れた遊技用メダルを収容するための補助貯留部SHPと、フロントドア101側の透過窓WDに対向する回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200と、本スロットマシン100の動作全体を集中制御する電気回路基板等を備えた主制御ユニット400が設けられている。
ここで、主制御ユニット400は、図3のブロック図に示すように、スロットマシン100の動作全体を管理するシステムプログラム及びスロットマシンゲーム用の実行プログラムが予め記憶されている半導体メモリ等で形成された記憶部と、これらのプログラムを実行する図示せぬマイクロプロセッサとを有する主制御基板400aを備える。
また、主制御基板400aが搭載されている電気回路基板とは夫々別個の電気回路基板で形成され、主制御基板400aからの指令に従って分散制御を行うサブ制御基板400b、そして、画像再生基板400k、中央制御基板400i、外部集中端子基板600を備えて構成されている。また、回胴リール制御部400c、入力ポート400d、入出力ポート400g、400hも備えて構成されている。
上記した構成において、遊技者が操作部104aに配置されたベットボタンBET(B1,B2,B3)およびスタートレバーST(300)を操作することにより遊技が開始され、適当なタイミングでストップボタンSP1,SP2,SP3(300)を順次操作することにより、大当たり抽選が開始される。これら操作内容は入力ポート400dを介して取り込まれ、また、主制御基板400aによって抽選を含む大当たり抽選処理が実行され、その結果は、中央表示基板103dに供給され、表示される。中央表示基板103dは、主制御基板400aによる制御の下、接続される7セグLED500、あるいはランプ等の表示デバイスの駆動、あるいは点灯制御を行う。
また、振り分け機構GOとホッパ装置HPは、入出力ポート400g,400hを介して主制御基板400aに接続され、制御される。更に、サブ制御基板400bは、音響制御部400iと、照明制御部400jおよび表示装置制御部400kを備え、音響制御部400iにはスピーカSL,SR,SWが、照明制御部400jには演出用ランプ103a,104a,104bが、そして、画像再生装置400kには演出用の液晶表示パネル106が接続されている。
そして、ゲームの進行等に応じて主制御基板400aから指令される演出制御の内容に従って、音響制御部400iはスピーカSL,SR,SWによる音響演出の制御、照明制御部400jは演出用ランプ103a,104a,104bによる照明演出の制御、画像再生基板400kは液晶表示パネル106による演出表示の制御を行う。演出表示の制御については後述する。
また、回胴リール制御部400cは、回胴リール装置200に設けられている電動モータ(図示略)を制御し、回胴リールR1,R2,R3の回転と制動及び停止の制御を行う。
図4は、図3に示す主制御基板、サブ制御基板、画像再生基板の接続構成を説明するために引用したブロック図である。
主制御基板400aは、大当り抽選を行う主CPU11を含み、図3に示す回胴リール装置200、7セグLED500、BT、ST、STPから成る各種ボタン類300から成る周辺装置を制御する主制御部10として機能する。
また、サブ制御基板400bは、演出管理CPU21を核に、制御用EPROM22、バックアップRAM23、制御&キャラクタROM34、サウンドROM35、そして、サウンドプレーヤ36を周辺LSIとして備えている。
演出管理CPU21は、演出管理について主CPU11から負荷分散して処理を行うところであり、制御用EPROM22に記録されたプログラムに従い、バックアップRAM23を作業用メモリとして用い後述する画像再生CPU31に遊技演出情報を引き渡し、かつ、演出用ランプ103a、104a、104bの点灯、消灯を直接制御する。
なお、上記した構成のうち、演出管理CPU21と、制御用EPROM22と、バックアップRAM23のみが演出管理部20として機能する。また、サウンドプレーヤ36は、サウンドROM35に記録された音声素片に基づき音声合成を行い、スピーカSL、SR、SWを介して出力する。サウンドプレーヤ36は、演出管理CPU21による管理の下、後述する画像再生CPU31によって制御される。
一方、画像再生基板400kは、画像再生CPU31を核に、VDP(Video Display Processor)32、VRAM(Video Random Access Memory)33で構成される。
画像再生CPU31は、演出管理CPU21によって供給される演出情報に基づき、画像情報を生成してVRAM33に書き込む。また、VDP32は、制御&キャラクタROM34から得られるキャラクタをVRAM33に合成して書き込むと共に、表示タイミングに従いVRAM33に書き込まれたデータを読み出し、液晶表示パネル106に表示のために供給する。なお、サブ制御基板400bの制御&キャラクタROM34、サウンドROM35、サウンドプレーヤ36、そして、画像再生基板400kで画像ならびに音響制御部30として機能する。
なお、主CPU11と、演出管理CPU21間は、単方向の8ビットのサブ制御データラインおよび1ビットのサブ制御データストローブ信号線を介して接続され、演出管理CPU21と、画像再生CPU31は、36ビットの送受信データライン(TxD、RxD)、1ビットのWDT(Watch Dog Timer)アウト信号ライン、リセットアウト信号ラインを介して接続されている。
図5は、主制御基板400a(主CPU11)による内部抽選処理の手順をフローチャートで示した図である。
図5において、主CPU11は、まず、遊技者からのスタートレバーの操作を待って乱数カウンタ(後述する)によるカウント値である乱数を取得し(S51、S52)、抽選テーブルを参照して内部抽選を行う(S53)。このとき、同時に、サブ制御基板400bで実行される演出の抽選処理も行われる。そして、イニシャル検出後、遊技者による停止ボタンの受付けが許可され(S54、S55)、引き込み制御、蹴飛ばし制御の後、入賞の可否判断が実行される(S56)。ここで、入賞と判断されたときにはじめて所定枚数のメダルが払い戻される(S57)。
図6は、本発明の構成要件である、乱数生成を行うための乱数生成手段の一実施形態を示すブロック図である。
ここに示される乱数生成手段は、主CPU11と、出力ポート12と、DAC(Digital/Analog Converter)13と、VCXO(Voltage Controlled Crystal Oscillators)14と、乱数カウンタ15で構成される。
主CPU11は、内蔵のプログラムにより任意のデータ(数値)を乱数更新のタイミングで不定期に生成し、出力ポート12経由でDAC13に供給する。DAC13は、主CPU11によって与えられる数値(デジタル信号)に従う電圧(アナログ信号)を生成し、VCXO14の入力端子(VCNT)に供給する。
VCXO14は、入力端子(VCNT)に印加される電圧変化により周波数が変化する水晶発振器であり、ここで使用されるVCXO14は、入力電圧の変化により周波数を±150ppm(周波数×150×10−6)程度の範囲内で変化させることができきる仕様を持つこととする。
VCXO14で生成されたクロックは乱数カウンタ15に供給され、ここで、更新タイミングに応じた乱数が生成される。
なお、主CPU11は、例えば、電圧値テーブル等、数値と対応する電圧があらかじめ定義され記録されたデータを索引することにより出力ポート12を経由してVCXO14に供給する電圧を決定するものとする。そして、毎ゲームその電圧を変更することで、結果、周波数がゲーム毎に変化するため、特定の乱数取得が非常に困難になり、従って不正行為を未然に防ぐことができる。
図7は、乱数生成を行う本発明の構成要件である乱数生成手段の他の実施形態を示すブロック図である。
ここでは、乱数生成手段は、電圧コンバータ16と、VCXO14と、乱数カウンタ15で構成される。なお、発振源として、不定期に発せられる音声出力、あるいはノイズを利用することとする。音声出力は、サブ制御基板400bのサウンドプレーヤ36により生成出力され、また、ノイズは、主制御基板400aにより生成されるものを使用することとする。
これら入力ソースから得られた信号は、電圧コンバータ16により電圧に変換され、VCXO14の入力端子(VCNT)に印加される。すなわち、音声出力、ノイズ等、電圧が頻繁に変化するソースを発振源としてVCXO14をコントロールし、乱数カウンタ15に供給するクロックを可変としている。
なお、ここでは、ノイズは、主制御基板400aにより生成されるものを使用するとしたが、サブ制御基板400bあるいは他の電気基板でも構わない。
図8は、本発明の構成要件である乱数生成を行う乱数生成手段の更に他の実施形態を示すブロック図である。
ここでは、乱数生成手段は、PLL(Phase Locked Loop)等のクロック生成回路17と、セレクタ18と、乱数カウンタ15で構成される。クロック生成回路17は、1個の発振源から複数のクロックを生成してセレクタ18の入力端子へ供給する。PLLは、図9にそのタイミング図が示されるように、入力信号に対して自身で持つ基準クロックが同期するように、基準クロックの位相(周波数)を変化させる回路である。つまり、入力信号の位相変化に対して基準クロック以降のロジックが追従し、同期外れを起こさないようにするロジックである。このため、基準クロックには、電圧制御で周波数を変更できるVCXOが使われる。
上記のようにセレクタ18に入力され非同期の複数のクロックは、主CPU11によって生成される数値データ、ここでは、例えば、図示せぬ数値テーブルを索引した結果で選択して乱数カウンタ15に供給する。更新のタイミングは不定期とし、その結果、乱数更新のタイミンをゲーム毎に変化させることができ、特定の欄数値取得が非常に困難となり、結果、不正行為を未然に回避できる。
また、乱数に使用する乱数カウンタ15で出現する各値が均等でなくてはならないために、N周期終了と同時に周波数を切替える仕組みも付加されている。
具体的に、図11にフローチャートで示されるように、複数の周波数入力を、外部から不定期に与えられる数値によって切替え(S111)、更に、乱数カウンタ15のキャリーオーバ検出を契機に(S112)、また、所定回数乱数が更新された時点で周波数を切替えている(S113)。これらは、いずれも主制御基板400aに実装された主CPU11によって制御される。この結果、乱数更新のタイミングをゲーム毎ランダムに変化させることができ、特定の乱数値を取得することが非常に困難になり、乱数を狙い撃ちする不正行為を防止することができる。また、本実施形態によれば、乱数が切替わる基準が明確になっているため、周波数切替え時と乱数取得タイミングが重なったときに発生しうる可能性のあるバグ等を未然に防止できる。
本発明実施形態によれば、図6、図7に示す実施形態と比較して周波数の可変範囲を大きくとれるといった利点も併せ持つ。
図10は、本発明の構成要件である乱数生成を行う乱数生成手段の更に他の実施形態を示すブロック図である。
ここでは、乱数生成手段は、分周器19と、乱数カウンタ15で構成される。分周器19の分周比は、ある発振源による周波数入力を主CPU11によって生成される任意の数値データから算出した結果で決定する。
また、乱数に使用する乱数カウンタ15で出現する各値が均等でなくてはならないために、N周期終了と同時に周波数を切替える仕組みも付加されている。
具体的に、図12にフローチャートで示されるように、上記のようにして分周比が選択され(S121)、その結果生成されたある周波数入力を、乱数カウンタ15のキャリーオーバ検出を契機に(S122)、また、所定回数乱数が更新された時点で周波数を切替えている(S123)。これらは、いずれも主制御基板400aに実装された主CPU11によって制御される。
この結果、乱数更新のタイミングをゲーム毎ランダムに変化させることができ、特定の乱数値を取得することが非常に困難になり、乱数を狙い撃ちする不正行為を防止することができる。また、本実施形態によれば、乱数が切替わる基準が明確になっているため、周波数切替え時と乱数取得タイミングが重なったときに発生しうる可能性のあるバグ等を未然に防止できる。
本実施形態によれば、更新のタイミングは、できるだけ不定期にする必要があるが、部品点数が少なくて済む利点がある。
以上説明のように本発明は、発振源からの周波数入力を、外部から不定期に与えられる数値データによって分周して乱数を生成することで乱数更新周期の推定を困難にし、また、乱数カウンタのキャリーオーバを検出し、更に、所定回数乱数更新がなされたときに周波数入力を切替えることにより、乱数カウンタで出現する乱数値を均等にするものである。
本発明によれば、例えば、ゲーム毎、周波数を変更することが可能であり、このため、特定の乱数を狙い撃ちすることが困難になり不正行為を回避することができる。更に、本発明によれば、制御装置は主制御基板に実装されているCPUを用いて数値データと乱数更新回数を決定し、分周器と乱数用カウンタのみで乱数生成手段を構成できるため、部品点数が少なくて済み廉価に実現できるといった利点も持つ。
なお、上記した本発明実施形態によれば、遊技機としてスロットマシンのみ例示して説明したが、他にパチンコ機等に適用することも可能であり、この場合もスロットマシンと同様の効果が得られる。
スロットマシンの外観構造を示した正面図である。 スロットマシンの内部構造を示した断面図である。 スロットマシンが内蔵する制御システムの構成ブロック図である。 図3に示す制御システムの基板実装構成を示すブロック図である。 内部抽選処理をフローチャートで示した図である。 本発明を構成する乱数生成手段の一実施形態を示すブロック図である。 本発明を構成する乱数生成手段の他の実施形態を示すブロック図である。 本発明を構成する乱数生成手段の更に他の実施形態を示すブロック図である。 図8に示すPLLの動作を説明するために引用したタイミングチャートである。 本発明を構成する乱数生成手段の更に他の実施形態を示すブロック図である。 本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。 本発明実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。
符号の説明
11 主CPU
15 乱数カウンタ
19 分周器
400a 主制御基板

Claims (4)

  1. 乱数カウンタにクロックを供給し、前記乱数カウンタから乱数を取得して内部抽選を行う遊技機であって、
    発振源からの周波数入力を、外部から不定期に与えられる数値データによって分周して前記乱数を生成する第1の乱数生成手段と、
    前記乱数カウンタによるキャリーオーバを検出して前記周波数入力を切替え、前記乱数を生成する第2の乱数生成手段と、
    を具備することを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1の乱数生成手段は、
    発振源により供給されるクロックを分周する分周器と、外部から不定期に与えられる任意の数値から算出した結果で分周比が選択され、前記分周器出力をカウントする前記乱数カウンタとを有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第2の乱数生成手段は、
    前記キャリーオーバが検出された後、更に、所定回数乱数が更新されたタイミングで前記周波数を切替えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記任意の数値、または前記乱数更新回数は、主制御基板に実装されるCPUによってプログラマブルに設定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機。
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