JP5334154B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

この発明は、スロットマシンに関し、例えばLED等の発光素子を表示窓の周囲に配置し、複数個の発光素子の点灯・消灯を個別に制御することで、表示窓に臨むリールの視認性を損なうこと無しに、当該リールの例えば照明、各種のライン表示、各種の演出表示を行うことができるようにしたものである。
従来、表示窓の前面に、透過性を有する液晶やそのバックライトを配置したものが知られている(例えば特許文献1の段落番号「0018」〜「0019」、図1、図3〜9参照、特許文献2の段落番号「0029」、図2、図14〜16参照)。
従来の液晶は、透過状態においてリールを見えるようにし、非透過状態を利用して、リールの各種のライン表示や、バックライト演出や図柄演出等の演出表示を行うことができるようにしていた。
特開平7−124290号公報(段落番号「0018」〜「0019」、図1、図3〜9) 特開2004−73655号公報(段落番号「0029」、図2、図14〜16)
しかし、上記した従来の透過性を有する液晶を使用したものは、液晶を透過させてリールを見るため、リールの視認性を損なうおそれがあるという問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、例えばLED等の発光素子を表示窓の周囲に配置し、複数個の発光素子の点灯・消灯を個別に制御することで、表示窓に臨むリールの視認性を損なうこと無しに、当該リールの例えば照明、各種のライン表示、各種の演出表示を行うことができるようにしたものである。
また、請求項に記載の発明は、発光素子の光の一部を利用して、リールを照明することができるようにしたものである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、スロットマシン(10)には、例えば図1〜3に示すように、次の構成を備える。
(1)リール(31〜33)
リール(31〜33)は、複数個、例えば3個有り、外周に所定間隔で複数種類の図柄がそれぞれ表示され、左右横方向に離れて位置し、同一の軸線上に個別に回転可能に支持されたものである。
なお、リール(31〜33)の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、複数個であれば足り、2個或いは4個以上でも良い。
(2)表示窓(21〜23)
表示窓(21〜23)は、複数個、例えば3個有り、各リール(31〜33)にそれぞれ表示された複数種類の図柄のうち、予め設定された複数コマ(例えば3コマ)が臨むことが可能で、各リール(31〜33)が個別に臨むものである。
なお、表示窓(21〜23)の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、複数個であれば足り、2個或いは4個以上でも良い。
(3)リールモータ(34〜36)
リールモータ(34〜36)は、複数個、例えば3個有り、各リール(31〜33)を個別に回転可能なものである。
なお、リールモータ(34〜36)の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、複数個であれば足り、2個或いは4個以上でも良い。
(4)スタートスイッチ(70)
スタートスイッチ(70)は、メダルの投入を条件に、複数個のリールモータ(34〜36)の駆動を開始させるためのものである。
(5)ストップスイッチ(80〜82)
ストップスイッチ(80〜82)は、複数個、例えば3個有り、各リールモータ(34〜36)の駆動を個別に停止可能で、各リール(31〜33)にそれぞれ対応するものである。
なお、ストップスイッチ(80〜82)の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、複数個であれば足り、2個或いは4個以上でも良い。
(6)遊技制御装置(200)
遊技制御装置(200)は、例えば図3に示すように、複数個のリールモータ(34〜36)、スタートスイッチ(70)及び複数個のストップスイッチ(80〜82)にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するためのものである。
第2に、複数個の表示窓(21〜23)の周囲には、例えば図3〜4に示すように、遊技制御装置(200)に接続され、独立して点灯・点滅可能であり、周囲に沿って所定の間隔で連続して配置された複数個の発光素子(L1〜L9・・・)を設ける。
に、遊技制御装置(200)には、例えば図3に示すように、次の構成を備える。
(7)遊技結果抽選手段(310)
遊技結果抽選手段(310)は、スタートスイッチ(70)の操作にもとづいて、入賞の発生が許容されているか否かを抽選により決定するためのものである。
(8)リール制御手段(320)
リール制御手段(320)は、スタートスイッチ(70)の操作にもとづいて、複数個のリールモータ(34〜36)の駆動を開始させることで、複数個のリール(31〜33)の回転を開始させ、複数個のストップスイッチ(80〜82)のうち、第1番目に操作したものに対応させて、当該対応するリールモータ(34〜36)の駆動を停止させることで、対応するリール(31〜33)の回転を第1停止させるためのものである。
また、リール制御手段(320)は、複数個のストップスイッチ(80〜82)のうち、第2番目に操作したものに対応させて、当該対応するリールモータ(34〜36)の駆動を停止させることで、対応するリール(31〜33)の回転を第2停止させるためのものである。
さらに、リール制御手段(320)は、複数個のストップスイッチ(80〜82)のうち、最後に操作したものに対応させて、当該対応するリールモータ(34〜36)の駆動を停止させることで、対応するリール(31〜33)の回転を最終停止させるためのものである。
(9)利益付与手段(350)
利益付与手段(350)は、リール制御手段(320)により複数個のリール(31〜33)の回転を全て停止したときに、複数個の各表示窓(21〜23)にそれぞれ臨む各リール(31〜33)にそれぞれ表示された複数種類の図柄の組み合わせが、予め設定された入賞の態様を構成したときに、遊技者に利益を付与するためのものである。
(10)発光制御手段(440)
発光制御手段(440)は、複数個の発光素子(L1〜L9・・・)の点灯・消灯を個別に制御可能なものである。
なお、発光素子(L1〜L9・・・)の点灯には、点灯を維持する場合に加えて、点滅を含むものである。
に、複数個の表示窓(21〜23)の周囲には、例えば図7〜9に示すように、次の構成を備える。
(11)駆動装置(例えば開閉制御手段(700))
駆動装置は、発光素子(L1〜L9・・・)から照射される光の進行方向を変更可能なものである。
第5に、遊技制御手段(200)は、常時は光をリール(31〜33)に向かって照射しないよう駆動装置を駆動し、所定の条件で発光する場合に発光素子(L1〜L9・・・)から光をリール(31〜33)に向かって照射するように駆動装置を制御する。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、例えばLED等の発光素子を表示窓の周囲に配置し、複数個の発光素子の点灯・消灯を個別に制御することで、表示窓に臨むリールの視認性を損なうこと無しに、当該リールの例えば照明、各種のライン表示、各種の演出表示を行うことができる。
また、請求項に記載の発明によれば、発光素子の光の一部を利用して、リールを照明することができる。
(図面の説明)
図1〜6は、本発明の第1の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、3個の表示窓を説明するための概略正面図、図2はスロットマシンの概略正面図、図3はスロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図、図4は1個の表示窓の発光素子を説明するための概略正面図、図5及び図6は図1にそれぞれ対応し、表示窓の発光素子の表示態様をそれぞれ説明するための概略正面図をそれぞれ示すものである。
図7〜10は、本発明の第2の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図7は、表示窓のハウジングを説明するための概略断面図、図8はハウジングの拡大斜視図、図9は図7に対応し、シャッターを閉じた状態を説明するためのハウジングの拡大斜視図、図10はスロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図をそれぞれ示すものである。
(スロットマシン10)
図2中、10は、スロットマシンを示すものである。
まず、図4を用いて、スロットマシン10の正面図について説明する。
スロットマシン10の高さの中央には、後述するリールユニット30が臨む表示部20を設けている。
表示部20は、複数個、例えば3個の第1〜第3表示窓21〜23が設けられている。
なお、表示窓21〜23の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、複数個であれば足り、2個或いは4個以上でも良い。
各表示窓21〜23は、図1に示すように、上下に長い長方形に形成されている。
各表示窓21〜23の周囲の四辺には、図1に示すように、後述するが、四辺に沿うようにハウジング110〜130がそれぞれ形成されている。ハウジング110〜130には、同様に後述するが、図4に示すように、例えばLED等の発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3が複数個収納され、各表示窓21〜23の周囲の四辺を発光させることができるようにしている。
表示部20の内部には、図1に示すように、リールユニット30を配置している。
リールユニット30は、第1〜第3表示窓21〜23に臨む複数個、例えば3個の第1〜第3リール31〜33と、各リール31〜33を個々に回転可能な、複数個、例えば3個の第1〜第3リール31〜33と同数の3個のリールモータ34〜36(図3参照)とを備える。
なお、第1〜第3リール31〜33及びリールモータ34〜36の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、複数個であれば足り、2個或いは4個以上でも良い。
各リール31〜33の外周には、図1に示すように、例えばフルーツの「スイカ」を模した絵、「ベル」を模した絵、「7」の数字等、複数種類の図柄が表示されている。また、第1〜第3表示窓21〜23には、複数段、例えば上・中・下段の計3個の図柄が停止表示されるようにしているが、これに限定されず、1個の図柄が停止表示されるようにしても良い。
なお、各リール31〜33に表示される図柄として、「スイカ」、「ベル」、「7」を例示したが、これらに限定されない。
第1〜第3表示窓21〜23の上方の中央には、図2に示すように、画像表示装置40を設けている。
画像表示装置40は、演出を表示可能なものであり、例えば液晶ユニットから構成されている。
なお、画像表示装置40は、液晶ユニットに限定されず、ドット・マトリックス等から構成しても良い。
一方、第1〜第3表示窓21〜23の下側には、図2の向かって右側に、メダル投入口50を設けている。メダル投入口50は、メダルを投入可能なものである。
メダル投入口50の図2の向かって左側には、ベットスイッチ60を設けている。
ベットスイッチ60は、メダル投入口50から規定枚数(例えば3枚)を超えて内部に投入され、クレジット(貯留)されたクレジットメダルをベットする(賭ける)ためのものである。
なお、ベットスイッチ60の個数は、単数でも複数個でも良い。
ベットスイッチ60の下側には、スタートスイッチ70を設けている。
スタートスイッチ70は、リールユニット30の駆動を開始するためのものである。そして、スタートスイッチ70は、レバー状に形成され、レバーを傾けることで操作する。スタートスイッチ70を操作すると、リールユニット30の駆動が開始され、3個のリールモータ34〜36(図3参照)が回転する。
スタートスイッチ70の図2の向かって右隣には、複数個、例えば3個の第1〜第3リール31〜33と同数の3個のストップスイッチ80〜82を設けている。
3個のストップスイッチ80〜82は、リールユニット30の駆動を停止するためのものである。図2の向かって左側のストップスイッチ80を操作すると、左側のリール31の回転が停止する。同様に、中央のストップスイッチ81を操作すると、中央のリール32の回転が停止する。右側のストップスイッチ82を操作すると、右側のリール33の回転が停止する。
なお、ストップスイッチ80〜82の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、複数個であれば足り、2個或いは4個以上でも良い。
3個のストップスイッチ80〜82の下側には、メダル貯留皿90を設けている。
メダル貯留皿90には、後述する図2のホッパーユニット130から払い出されたメダルが貯留される。
一方、画像表示装置40の左右両側には、左右一対のスピーカ100,101が配置されている。
上記スピーカ100,101は、遊技の進行に応じて音声を発生させるためのものである。
なお、スピーカ100,101の個数は、2個に限定されず、単数或いは3個以上としても良い。
(ハウジング110〜130)
ハウジング110〜130は、図1に示すように、各表示窓21〜23に対応して、複数個、例えば3個ある。
なお、ハウジング110〜130の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、複数個であれば足り、2個或いは4個以上でも良い。
各ハウジング110〜130は、図4に示すように、各表示窓21〜23の上下に長い長方形の四辺に沿って額縁状に形成されている。各ハウジング110〜130は、複数個の独立した部屋に分かれ、各部屋には例えばLED等の発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3が個別に収納されている。
なお、発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3として、LEDを例示したが、これに限定されず、電球等を使用しても良い。
発光素子L1〜L9は、図4に示すように、表示窓21の四辺のうち、左辺に沿って所定の間隔で、計9個配置されている。また、発光素子R1〜R9は、表示窓21の右辺に沿って所定の間隔で、左辺と対称に計9個配置されている。発光素子U1〜U3は、表示窓21の上辺に沿って所定の間隔で、計3個配置されている。発光素子D1〜D3は、表示窓21の下辺に沿って所定の間隔で、上辺と対称に計3個配置されている。
なお、発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3の個数として、左辺の9個、右辺の9個、上辺の3個、下辺の3個の計24個に限定されない。
(遊技制御装置200)
つぎに、図3を用いて、遊技制御装置200について説明する。
遊技制御装置200は、遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技制御装置200は、図3に示すように、大別すると、次の2つの手段を備える。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)メイン制御手段300
(2)サブ制御手段400
なお、遊技制御装置200の手段は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(メイン制御手段300)
つぎに、図3を用いて、メイン制御手段300について説明する。
メイン制御手段300は、遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、メイン制御手段300は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
メイン制御手段300のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図3に示すように、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(6)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技結果抽選手段310
(2)リール制御手段320
(3)通常遊技制御手段330
(4)特別遊技制御手段340
(5)利益付与手段350
(6)データ送信手段360
なお、メイン制御手段300の手段は、上記した(1)〜(6)に限定されない。
(メイン制御手段300の入力段)
つぎに、図3を用いて、メイン制御手段300の入力段について説明する。
メイン制御手段300の入力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
なお、メイン制御手段300の入力段に接続されるパーツは、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)メダルセンサー51
メダルセンサー51は、メダル投入口50の内部に設けられ、メダル投入口50に投入されたメダルを検出するためのものである。
(2)ベットスイッチ60
(3)スタートスイッチ70
(4)ストップスイッチ80〜82
(メイン制御手段300の出力段)
つぎに、図3を用いて、メイン制御手段300の出力段について説明する。
メイン制御手段300の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
なお、メイン制御手段300の出力段に接続されるパーツは、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)リールモータ34〜36
(2)ホッパーユニット110
(3)サブ制御手段400
(サブ制御手段400)
サブ制御手段400は、図3に示すように、メイン制御手段300に接続され、メイン制御手段300から一方向に送信される信号、例えばコマンドやデータ等にもとづいて、各種の演出を制御するためのものである。
具体的には、サブ制御手段400は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
なお、サブ制御手段400のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
上記サブ制御手段400のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図3に示すように、大別すると、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(4)の手段の説明については、後述する。
(1)データ受信手段410
(2)画像制御手段420
(3)効果音発生手段430
(4)発光制御手段440
なお、サブ制御手段400の手段は、上記した(1)〜(4)に限定されない。
(サブ制御手段400の入力段)
つぎに、図3を用いて、サブ制御手段400の入力段について説明する。
サブ制御手段400の入力段には、次のパーツが接続されている。
(1)メイン制御手段300
なお、サブ制御手段400の入力段に接続されるパーツは、上記した(1)に限定されない。
(サブ制御手段400の出力段)
つぎに、図3を用いて、サブ制御手段400の出力段について説明する。
サブ制御手段400の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)画像表示装置40
(2)スピーカ100,101
(3)発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3
なお、サブ制御手段400の出力段に接続されるパーツは、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(遊技結果抽選手段310)
遊技結果抽選手段310は、遊技結果を抽選により決定するためのものである。
具体的には、役の当否を抽選により決定する。
まず、役の当否には、次の種類がある。
(1)役の当選
(2)ハズレ
役には、次の種類がある。
なお、次の(3)〜(5)の役の説明については、後述する。
また、役は、複数の役のうち1つだけ当選する場合のほか、複数の役が同時に2以上、当選する場合もあり、遊技結果抽選手段310はいわゆるグループ抽選が可能となっている。
(3)小役
(4)再遊技(リプレイ)
(5)ボーナス
なお、役の種類は、上記した(3)〜(5)に限定されない。
(小役)
小役は、予め設定された小役図柄がメダルをベットすることで有効となったライン上に揃って入賞することを条件に、所定枚数のメダルを払い出すための役である。
(再遊技)
再遊技は、いわゆるリプレイとも呼ばれ、予め設定されたリプレイ図柄が揃うことを条件に、メダルを投入すること無しに次回の遊技を行えるという役である。
(ボーナス)
ボーナスは、特別遊技への移行役であり、特定役や、前述したようにそれ自体を特別遊技とも呼ぶ。
特別遊技は、抽選テーブルの小役等の当選確率が高確率に設定された抽選テーブルを用いて抽選が行われ、結果として、メダルの払い出しへの期待感の高い遊技である。
なお、特別遊技として、ボーナスを例示したが、これに限定されない。また、特定役として、ボーナスを例示したが、これに限定されず、特定の小役等でも良い。
具体的には、ボーナスには、次の種類がある。
なお、ボーナスの種類は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)BB移行役
BB移行役は、ビッグ・ボーナスへの移行役である。
すなわち、BB図柄を揃えることを条件に、後述する特別遊技制御手段340により、通常遊技から特別遊技であるビッグ・ボーナスへ移行させるための役である。
なお、BB図柄の入賞時に、メダルを払い出さなくとも良いし、或いはメダルを1枚以上払い出すようにしても良い。
ビッグ・ボーナスの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約288枚のメダルが獲得可能であり、例えば345枚を超える払い出しで終了する。
(2)MB移行役
MB移行役は、ミドル・ボーナスへの移行役である。
MB図柄を揃えることを条件に、後述する特別遊技制御手段340により、通常遊技から特別遊技であるミドル・ボーナスへ移行させるための役である。
なお、MB図柄の入賞時に、メダルを払い出さなくとも良いし、或いはメダルを1枚以上払い出すようにしても良い。
ミドル・ボーナスの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約192枚のメダルが獲得可能であり、例えば253枚を超える払い出しで終了する。なお、ミドル・ボーナスは、ビッグ・ボーナスに比較して、遊技者が獲得できるメダルの枚数が低く設定されている。
(3)RB移行役
RB移行役は、レギュラーボーナスへの移行役である。
レギュラーボーナスの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約96枚のメダルが獲得可能である。レギュラーボーナスは、最高12回のゲームか、8回の入賞か、いずれか先に達成された条件により終了する。なお、レギュラーボーナスは、ミドル・ボーナスに比較して、遊技者が獲得できるメダルの枚数が低く設定されている。
(リール制御手段320)
リール制御手段320は、遊技結果抽選手段310による遊技結果、及びストップスイッチ80〜82の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ80〜82に対応するリールモータ34〜36の停止制御を行うためのものである。
(通常遊技制御手段330)
通常遊技制御手段330は、通常遊技を行うためのものである。
通常遊技とは、いわゆる小役等の当選確率が設定された抽選テーブルを用いて抽選が行われ、当該抽選の結果、小役に当選し、当該小役が入賞した場合に、メダルが払い出される遊技である。
(特別遊技制御手段340)
特別遊技制御手段340は、特別遊技を実行可能なものである。
特別遊技とは、いわゆるビッグ・ボーナスが相当し、例えば、上記抽選テーブルの小役等の当選確率が高確率に設定された抽選テーブルを用いて抽選が行われ、結果として、メダルの払い出しへの期待感の高い遊技である。
なお、特別遊技として、ビッグ・ボーナスを例示したが、これに限定されず、レギュラーボーナス等でも良い。
(利益付与手段350)
利益付与手段350は、第1〜第3表示窓21〜23に停止表示された3個の第1〜第3リール31〜33の図柄の組み合わせが、予め設定された所定の図柄の組み合わせに一致している場合に、予め設定された所定の枚数のメダルを払い出すためのものである。
メダルの払い出しは、ホッパーユニット110を駆動させることにより、メダルを実際に払い出しても良いし、或いはクレジットメダル枚数を増加させるようにしても良い。
(データ送信手段360)
データ送信手段360は、遊技情報をコマンドやデータを含む信号に変換し、サブ制御手段400に送信するためのものである。
ここで、遊技情報には、メダルセンサー51によるメダル投入口50に投入されたメダルの検出信号や、ベットスイッチ60によるメダルのベット信号、スタートスイッチ70のスタート信号、ストップスイッチ80〜82の操作信号、遊技結果抽選手段310の抽選結果、遊技状態などが含まれる。
なお、データ送信手段360は、信号をサブ制御手段400に一方向で送信しているが、これに限定されず、信号をメイン制御手段300とサブ制御手段400との間で相互に通信するようにしても良い。
また、データ送信手段360により、テーブル抽選手段362により選択された1種類のメイン側テーブル(図5参照)に対応するテーブル番号をサブ制御手段400に送信するようにしている。
(データ受信手段410)
データ受信手段410は、メイン制御手段300のデータ送信手段360からサブ制御手段400に送信される遊技情報である信号を受信するためのものである。
データ送信手段360から送信される遊技情報には、テーブル番号を含んでいる。
(画像制御手段420)
画像表示制御手段420は、データ受信手段410が受信した信号にもとづいて、図示しないが、各種の演出画像を画像表示装置40に表示させるためのものである。
(効果音発生手段430)
効果音発生手段430は、データ受信手段410が受信した信号にもとづいて、各種の効果音をスピーカ100,101から出力させるためのものである。
(発光制御手段440)
発光制御手段440は、複数個の発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3の点灯・消灯を個別に制御可能なものである。
なお、発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3の点灯には、点灯を維持する場合に加えて、点滅を含むものである。
例えば、図5に示すように、第1〜第3リール31〜33の全てが回転中は、第1〜第3表示窓21〜23の発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3を全て点灯させるように制御している。
なお、第1〜第3リール31〜33の回転中に、発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3を全て点灯させたが、これに限定されず、第1〜第3リール31〜33の回転中に発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3を全て消灯させ、停止後に発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3を点灯させるようにしても良い。
具体的には、発光制御手段440には、図3に示すように、次の構成を備える。
なお、次の(1)〜(3)の手段の説明については、後述する。
(1)有効ライン表示手段441
(2)演出表示手段442
(3)入賞ライン表示手段443
なお、発光制御手段440の手段は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(有効ライン表示手段441)
有効ライン表示手段441は、メダルの投入枚数に応じて有効となるラインに沿う発光素
子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3のみを点灯させるためのものである。
すなわち、メダルを1枚投入すると、中央の1本のラインが有効となる。このときには、発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3のうち、図示しないが、中央の1本のラインに沿う発光素子L5,R5の計2個を点灯させる。第1〜第3表示窓21〜23の発光素子L5,R5を点灯すると、1本のライン状に見える。
メダルを2枚投入すると、上中下段の計3本のラインが有効となる。このときには、発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3のうち、図示しないが、中央のラインに沿う発光素子L5,R5の計2個に加えて、上段のラインに沿う発光素子L2,R2の計2個及び下段のラインに沿う発光素子L8,R8の計2個を点灯させる。第1〜第3表示窓21〜23の発光素子L5,R5,L2,R2,L8,R8を点灯すると、3本のライン状に見える。
メダルを3枚投入すると、上中下段と、右下がりと右上がりとの斜めの計5本のラインが有効となる。このときには、発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3のうち、図示しないが、中央のラインに沿う発光素子L5,R5の計2個、上段のラインに沿う発光素子L2,R2の計2個、下段のラインに沿う発光素子L8,R8の計2個を点灯させる。第1〜第3表示窓21〜23の発光素子L5,R5,L2,R2,L8,R8を点灯すると、3本のライン状に見える。これに加え、右下がり斜めラインに沿って、第1表示窓21の発光素子L1,R3の計2個、第2表示窓22の発光素子L4,R6の計2個、第3表示窓23の発光素子L7,R9の計2個を点灯させる。さらに、右上がり斜めラインに沿って、第1表示窓21の発光素子L9,R7の計2個、第2表示窓22の発光素子L6,R4の計2個、第3表示窓23の発光素子L3,R1の計2個を点灯させる。これにより、5本のライン状に見える。
(演出表示手段442)
演出表示手段442は、リール制御手段320による第2停止の段階で、既に停止した2個のリール31〜33が臨む2個の表示窓21〜23に停止表示された図柄による組み合わせが、入賞の態様を構成していると判断された場合に、入賞の態様を構成する図柄の周囲に位置する発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3のみを発光させるためのものである。
例えば、図1及び図4に示すように、第1表示窓21の上段に「スイカ」の図柄が停止表示され、第2表示窓22の中段に「スイカ」の図柄が停止表示され、第3表示窓23に臨む第3リール33が回転中の場合である。すなわち、右下がり斜めラインに沿って「スイカ」の図柄が2個、停止表示され、残る1個の第3リール33が回転中のいわゆる「リーチ状態」の場合には、第1表示窓21の発光素子L1〜L3,R1〜R3,U1〜U3の計9個、第2表示窓22の発光素子L4〜L6,R4〜R6の計6個を点灯させることで、リーチラインを表示させる。
具体的には、第1に、演出表示手段442は、入賞の態様を構成していると判断された場合であって、且つ遊技結果抽選手段310により入賞の発生が許容されている場合に限り、入賞の態様を構成する図柄の周囲に位置する発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3のみを発光させるようにする。
例えば、「スイカ」の図柄を例に挙げると、有効なライン(斜め右下がりライン)上に「スイカ」の図柄が3個停止表示されると、小役が入賞となる。このため、「スイカ」の小役が当選した場合にのみ、図1に示すように、発光素子L1〜L3,R1〜R3,U1〜U3を点灯させるようにする。これに対し、「スイカ」の小役が当選していない場合には、有効なライン上に「スイカ」の図柄が2個、停止表示されても、発光素子L1〜L3,R1〜R3,U1〜U3を点灯せず、消灯状態を維持させる。
その結果、リーチラインに表示された図柄を見ることで、遊技者は「スイカ」の図柄が小役に当選したことを判断することができ、「スイカ」の小役の告知を行うことができる。
第2に、演出表示手段442は、入賞の態様を構成していると判断された場合に、遊技結果抽選手段310により入賞の発生が許容されているか否かにかかわらず、入賞の態様を構成する図柄の周囲に位置する発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3のみを発光させるようにしても良い。
例えば、図1に示すように、有効なライン(斜め右下がりライン)上に「スイカ」の図柄が2個、停止表示された場合には、「スイカ」の小役の当選の有無にかかわらず、発光素子L1〜L3,R1〜R3,U1〜U3を点灯させるようにする。
その結果、リーチラインに表示された図柄を見るだけでは、遊技者は「スイカ」の図柄が小役に当選したか否かを判断できず、「スイカ」の図柄が小役に当選しているか否かを遊技者自身が推測できる面白みがある。
一方、ボーナスが当選した場合には、図6に示すように、リーチラインに小役の入賞の可能性の無い図柄が停止表示させるようにしても良い。
例えば、図6に示すように、リーチラインに沿って、第1表示窓21の上段に「スイカ」の図柄が停止表示され、第2表示窓22の中段に「ベル」の図柄が停止表示され、第3表示窓23に臨む第3リール33が回転中の場合である。
これに対し、ボーナスが当選していない場合には、図5に示すように、リーチラインに沿って、小役の入賞の可能性のある図柄を停止表示させる。
その結果、リーチラインに表示された図柄を見ることで、ボーナスの当選を判断することがことができ、ボーナス告知を行うことができる。
(入賞ライン表示手段443)
入賞ライン表示手段443は、複数個のリール31〜33の全ての回転の停止後、各リール31〜33が臨む全ての表示窓21〜23に停止表示された図柄による組み合わせが、入賞の態様を構成していると判断された場合に、当該入賞の態様を構成する図柄の周囲に位置する発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3のみを発光させるためのものである。
例えば、図示しないが、有効なライン(斜め右下がりライン)上に「スイカ」の図柄が3個、停止表示された場合には、第1表示窓21の発光素子L1〜L3,R1〜R3,U1〜U3の計9個、第2表示窓22の発光素子L4〜L6,R4〜R6の計6個、第3表示窓23の発光素子L7〜L9,R7〜R9,D1〜D3の計9個を点灯させるようにする。
その結果、遊技者は、「スイカ」の図柄が斜め右下がりライン上に揃ったことを知ることができる。
(図7〜10の第2の実施の形態)
つぎに、図7〜10を用いて、本発明の第2の実施の形態の一例について説明する。
本実施の形態の特徴は、発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3の光の一部を利用して、リール31〜33を照明することができるようにしたものである。
すなわち、表示窓21の周囲には、図7に示すように、ハウジング500を備える。
ハウジング500は、図7〜9に示すように、一側面がリール31に臨み、複数個の発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3を個別に収納可能な複数個の収納室501を有するものである。
具体的には、ハウジング500には、図8〜10に示すように、次の構成を備える。
(1)開口部502
開口部502は、図7及び図8に示すように、各収納室501の一側面にそれぞれ形成され、当該一側面に面するリール31に向かって開放するものである。
(2)シャッター510
シャッター510は、図8及び図9に示すように、各開口部502を個別に開閉するものである。
(3)開閉駆動装置600
開閉駆動装置600は、図10に示すように、遊技制御装置200に接続され、各シャッター510を個別に開閉可能なものである。
また、遊技制御装置200には、図10に示すように、開閉制御手段700を備える。
開閉制御手段700は、各シャッター510を常時は閉じて遮光する(図9参照)とともに、発光制御手段440により発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3が発光する際に、開閉駆動装置600を駆動し、当該発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3が収納された収納室501のシャッター510を開放する(図8参照)ことで、当該発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3から発光された光をリール31〜33に向かって照射するためのものである。
なお、本実施の形態の説明において、前述の図1〜6を用いて説明した第1の実施の形態と同一の構成部分については、同一の符号を用いて説明を省略する。
(第2の実施の形態の遊技の説明)
つぎに、上記構成を備えるスロットマシン10の遊技について説明する。
各シャッター510は、図9に示すように、常時は閉じて遮光する。
その後、メダルの投入を条件に3個のリール31〜33の回転を開始させ、リール31〜33の全てが停止した状態において、図10の入賞ライン表示手段443は、各リール31〜33が臨む全ての表示窓21〜23に停止表示された図柄による組み合わせが、入賞の態様を構成していると判断された場合に、当該入賞の態様を構成する図柄の周囲に位置する発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3のみを発光させる。
このとき、図10の開閉制御手段700は、発光する発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3に対応する各シャッター510を、開閉駆動装置600を駆動することで、図8に示すように、開放させる。
その結果、発光する発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3の光が、図7に示すように、各ハウジング500の開口部502を通って、リール31の入賞した図柄を照射されることで、当該図柄が照明される。
また、開閉制御手段700によるシャッター510の開閉を、ボーナスの当選の有無に関連付けても良い。
例えば、ボーナスに当選した場合に限り、図8に示すように、シャッター510を開放させさせる。これに対し、ボーナスに当選していない場合には、発光素子L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3は発光するが、図9に示すように、シャッター510の閉じた状態を維持させ、遮光状態とする。
その結果、シャッター510の開閉により、ボーナスの当否を遊技者に告知することができる。
なお、ボーナスの当選の有無により、シャッター510の開閉を選択する場合には、ボーナスに当選した場合にシャッター510が必ずしも開放することを意味するものでなく、ボーナスに当選したり、ボーナスフラグが立っている場合には、ハズレた場合やボーナスフラグが立っていない場合に比較して、開放する可能性が高いという意味である。また、同様に、ボーナスにハズレた場合やボーナスフラグが立っていない場合には、ボーナスに当選したり、ボーナスフラグが立っている場合に比較して、開放せず、閉じた状態を維持する可能性が高いという意味である。
本発明の第1の実施の形態の一例を示し、同図は3個の表示窓を説明するための概略正面図である。 スロットマシンの概略正面図である。 スロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図である。 1個の表示窓の発光素子を説明するための概略正面図である。 図1に対応し、表示窓の発光素子の一つの表示態様を説明するための概略正面図である。 図1に対応し、表示窓の発光素子の他の表示態様を説明するための概略正面図である。 本発明の第2の実施の形態の一例を示し、同図は表示窓のハウジングを説明するための概略断面図である。 ハウジングの拡大斜視図である。 図7に対応し、シャッターを閉じた状態を説明するためのハウジングの拡大斜視図である。 スロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図である。
(第1の実施の形態)
10 スロットマシン
20 表示部 21〜23 第1〜第3表示窓
30 リールユニット
31〜33 リール 34〜36 リールモータ
40 画像表示装置
50 メダル投入口 51 メダルセンサー
60 ベットスイッチ
70 スタートスイッチ 80〜82 ストップスイッチ
90 メダル貯留皿 100,101 スピーカ
110〜130 第1〜第3ハウジング
L1〜L9,R1〜R9,U1〜U3,D1〜D3 発光素子(LED)
140 ホッパーユニット
200 遊技制御装置
300 メイン制御手段
310 遊技結果抽選手段 320 リール制御手段
330 通常遊技制御手段 340 特別遊技制御手段
350 利益付与手段 360 データ送信手段
400 サブ制御手段
410 データ受信手段 420 画像制御手段
430 効果音発生手段
440 発光制御手段
441 有効ライン表示手段 442 演出表示手段
443 入賞ライン表示手段
(第2の実施の形態)
500 ハウジング
501 収納室 502 開口部
510 シャッター
600 開閉駆動装置 700 開閉制御手段

Claims (1)

  1. 外周に所定間隔で複数種類の図柄がそれぞれ表示され、左右横方向に離れて位置し、同一の軸線上に個別に回転可能に支持された複数個のリールと、
    前記各リールにそれぞれ表示された前記複数種類の図柄のうち、予め設定された複数コマが臨むことが可能で、各リールが個別に臨む複数個の表示窓と、
    前記各リールを個別に回転可能な複数個のリールモータと、
    メダルの投入を条件に、前記複数個のリールモータの駆動を開始させるためのスタートスイッチと、
    前記各リールモータの駆動を個別に停止可能で、前記各リールにそれぞれ対応する複数個のストップスイッチと、
    前記複数個のリールモータ、前記スタートスイッチ及び前記複数個のストップスイッチにそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御装置とを備えるスロットマシンにおいて、
    前記複数個の表示窓の周囲には、
    前記遊技制御装置に接続され、独立して点灯・点滅可能であり、前記周囲に沿って所定の間隔で連続して配置された複数個の発光素子を設け
    前記遊技制御装置には、
    前記スタートスイッチの操作にもとづいて、入賞の発生が許容されているか否かを抽選により決定するための遊技結果抽選手段と、
    前記スタートスイッチの操作にもとづいて、前記複数個のリールモータの駆動を開始させることで、前記複数個のリールの回転を開始させ、
    前記複数個のストップスイッチのうち、第1番目に操作したものに対応させて、当該対応する前記リールモータの駆動を停止させることで、対応する前記リールの回転を第1停止させ、
    前記複数個のストップスイッチのうち、第2番目に操作したものに対応させて、当該対応する前記リールモータの駆動を停止させることで、対応する前記リールの回転を第2停止させ、
    前記複数個のストップスイッチのうち、最後に操作したものに対応させて、当該対応する前記リールモータの駆動を停止させることで、対応する前記リールの回転を最終停止させるためのリール制御手段と、
    前記リール制御手段により前記複数個のリールの回転を全て停止したときに、前記複数個の各表示窓にそれぞれ臨む各リールにそれぞれ表示された前記複数種類の図柄の組み合わせが、予め設定された入賞の態様を構成したときに、遊技者に利益を付与するための利益付与手段と、
    前記複数個の発光素子の点灯・消灯を個別に制御可能な発光制御手段と、を備え
    前記複数個の表示窓の周囲には、
    前記発光素子から照射される光の進行方向を変更可能な駆動装置を備え、
    前記遊技制御手段は、
    常時は光を前記リールに向かって照射しないよう前記駆動装置を駆動し、
    所定の条件で発光する場合に前記発光素子から光を前記リールに向かって照射するように前記駆動装置を制御することを特徴とするスロットマシン。
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