JP2009195420A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 各リールドラム(200)には各図柄(220)を照明可能な複数行及び複数列の発光素子(320)を備える。図柄(220)は図柄本体部(230)と、図柄本体部(230)の内側に位置し図柄本体部(230)より透光性の高い複数個の発光部(240〜247)を備える。遊技制御装置(1000)には遊技結果抽選手段(1100)により決定された遊技結果にもとづいて複数行及び複数列の発光素子(320)を個別に点灯制御可能な発光制御手段(1240)を備える。発光制御手段(1240)には複数個の発光部(240〜247)のうち予め設定された1個の特定の発光部(240〜247)の裏側に位置する少なくとも1個の発光素子(320)を点灯させ残る発光素子(320)を消灯させるための部分発光手段(1241)を備える。
【選択図】 図1
Description
また、リールドラムの内部に設けられた複数個の各区画室内に1個のバックランプを設け、各バックランプの点灯の組み合わせによって当選フラグを報知する遊技機が知られている(例えば特許文献2の段落番号「0046」〜「0050」、図10〜12参照)。
また、上記した特許文献2の遊技機では、リールドラムの内部のバックランプの全てを用いて報知するため、個々の図柄に合わせた報知ができないという問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、次の点を目的とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項3に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1、請求項3、請求項4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項1、請求項3、請求項4、請求項5のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、上記した請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
なお、遊技機(例えばスロットマシン10)は、スロットマシン(10)に限定されず、図示しないが、例えばパチンコ機でも良い。
(1)リールドラム(200)
リールドラム(200)は、複数列、例えば3列あり、同一の軸線上にそれぞれ回転可能に支持されるものである。
(2)リールテープ(210)
リールテープ(210)は、複数個、例えば3列のリールドラム(200)と同数の3個あり、各リールドラム(200)の外周にそれぞれ設けられたものである。
図柄(220)は、複数種類あり、複数個の各リールテープ(210)の表面に所定の間隔でそれぞれ表示されたものである。
(4)表示窓(20)
表示窓(20)は、複数個の各リールテープ(210)がそれぞれ臨むとともに、当該各リールテープ(210)にそれぞれ表示された複数種類の図柄(220)のうち、予め設定された複数コマ(例えば3コマ)が臨むことが可能なものである。
リールモータ(34〜36)は、複数個、例えば3個あり、複数列の各リールドラムを個別に回転可能なものである。
なお、リールモータ(34〜36)の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、複数個であれば足り、2個或いは4個以上でも良い。
遊技制御装置(1000)は、複数個のリールモータ(31〜33)にそれぞれ接続され、複数列のリールドラム(200)を使用した遊技の進行を制御するためのものである。
第2に、複数個の各リールテープ(210)には、透光性を有する素材が使用される。
第3に、複数列の各リールドラム(200)には、例えば図5〜6に示すように、次の構成を備える。
ハウジング(300)は、表示窓(20)の裏側に位置するものである。
(8)区画室(301〜303)
区画室(301〜303)は、複数個、例えば3個あり、図柄(220)の間隔に合わせてハウジング(300)内を仕切って形成したものである。
(9)発光素子(320)
発光素子(320)は、複数行(例えば縦4行)及び複数列(例えば横5列)から構成され、遊技制御装置(1000)に接続されるとともに、各区画室(301〜303)内にマトリックス状に配置され、表示窓(20)に臨む複数コマの各図柄(220)を個別に照明可能なものである。
(10)図柄本体部(230)
図柄本体部(230)は、透光性が無いか或いは透光性の低い部分である。
(11)発光部(240〜247)
発光部(240〜247)は、複数個あり、図柄本体部(230)の内側に位置し、当該図柄本体部(230)より透光性の高い部分である。
(12)遊技結果抽選手段(1110)
遊技結果抽選手段(1110)は、遊技結果を抽選により決定するためのものである。
(13)発光制御手段(1240)
発光制御手段(1240)は、遊技結果抽選手段(1110)により決定された遊技結果にもとづいて、複数行(例えば縦4行)及び複数列(例えば横5行)の発光素子(320)を個別に点灯制御可能なものである。
(14)部分発光手段(1241)
部分発光手段(1241)は、複数個の発光部(240〜247)のうち、予め設定された1個の特定の発光部(240〜247)の裏側に位置する少なくとも1個の発光素子(320)を点灯させ、残る発光素子(320)を消灯させるためのものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、次の点を特徴とする。
なお、遊技機(例えばスロットマシン10)は、スロットマシン(10)に限定されず、図示しないが、例えばパチンコ機でも良い。
(1)リールドラム(200)
リールドラム(200)は、複数列、例えば3列あり、同一の軸線上にそれぞれ回転可能に支持されるものである。
(2)リールテープ(210)
リールテープ(210)は、複数個、例えば3列のリールドラム(200)と同数の3個あり、各リールドラム(200)の外周にそれぞれ設けられたものである。
図柄(220)は、複数種類あり、複数個の各リールテープ(210)の表面に所定の間隔でそれぞれ表示されたものである。
(4)表示窓(20)
表示窓(20)は、複数個の各リールテープ(210)がそれぞれ臨むとともに、当該各リールテープ(210)にそれぞれ表示された複数種類の図柄(220)のうち、予め設定された複数コマ(例えば3コマ)が臨むことが可能なものである。
リールモータ(34〜36)は、複数個、例えば3個あり、複数列の各リールドラムを個別に回転可能なものである。
なお、リールモータ(34〜36)の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、複数個であれば足り、2個或いは4個以上でも良い。
遊技制御装置(1000)は、複数個のリールモータ(31〜33)にそれぞれ接続され、複数列のリールドラム(200)を使用した遊技の進行を制御するためのものである。
第2に、複数個の各リールテープ(210)には、透光性を有する素材が使用される。
第3に、複数列の各リールドラム(200)には、例えば図5〜6に示すように、次の構成を備える。
ハウジング(300)は、表示窓(20)の裏側に位置するものである。
(8)区画室(301〜303)
区画室(301〜303)は、複数個、例えば3個あり、図柄(220)の間隔に合わせてハウジング(300)内を仕切って形成したものである。
(9)発光素子(320)
発光素子(320)は、複数行(例えば縦4行)及び複数列(例えば横5列)から構成され、遊技制御装置(1000)に接続されるとともに、各区画室(301〜303)内にマトリックス状に配置され、表示窓(20)に臨む複数コマの各図柄(220)を個別に照明可能なものである。
(10)発光素子基板(310)
発光素子基板(310)は、ハウジング(300)に対して振動可能に支持され、複数行(例えば縦4行)及び複数列(例えば横5列)の発光素子(320)を取り付けるものである。
(11)振動発生装置(340)
振動発生装置(340)は、遊技制御装置(1000)に接続されるとともに、発光素子基板(310)を振動させるものである。
(12)遊技結果抽選手段(1110)
遊技結果抽選手段(1110)は、遊技結果を抽選により決定するためのものである。
(13)振動制御手段(1250)
振動制御手段(1250)は、遊技結果抽選手段(1110)により決定された遊技結果にもとづいて、振動発生装置(340)を駆動することで、発光素子基板(310)を振動させるためのものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(10)図柄本体部(230)
図柄本体部(230)は、透光性が無いか或いは透光性の低い部分である。
(11)発光部(240〜247)
発光部(240〜247)は、複数個あり、図柄本体部(230)の内側に位置し、当該図柄本体部(230)より透光性の高い部分である。
(12)遊技結果抽選手段(1110)
遊技結果抽選手段(1110)は、遊技結果を抽選により決定するためのものである。
(13)発光制御手段(1240)
発光制御手段(1240)は、遊技結果抽選手段(1110)により決定された遊技結果にもとづいて、複数行(例えば縦4行)及び複数列(例えば横5行)の発光素子(320)を個別に点灯制御可能なものである。
(14)部分発光手段(1241)
部分発光手段(1241)は、複数個の発光部(240〜247)のうち、予め設定された1個の特定の発光部(240〜247)の裏側に位置する少なくとも1個の発光素子(320)を点灯させ、残る発光素子(320)を消灯させるためのものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項3に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第2に、部分発光手段(1241)は、リング状に配置された複数個の各発光部(240〜247)の裏側にそれぞれ位置する、少なくとも1個の発光素子(320)を一方向に順番に点灯させるようにしている。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1、請求項3、請求項4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第2に、部分発光手段(1241)は、直線上に配置された複数個の各発光部(420〜425、520〜523)の裏側にそれぞれ位置する、少なくとも1個の発光素子(320)を一方向に順番に点灯させるようにしている。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項1、請求項3、請求項4、請求項5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、上記した請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、遊技結果にもとづいて、リールドラムの内部の発光素子を表示窓に停止表示された個々の図柄に合わせて点灯させることで、華やかな演出を行うことができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項3に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項5)
請求項5に記載の発明によれば、上記した請求項1、請求項3、請求項4に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項6)
請求項6に記載の発明によれば、上記した請求項1、請求項3、請求項4、請求項5に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項7)
請求項7に記載の発明によれば、上記した請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
図1は発光部の点灯状態を説明するための説明図、図2はスロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図、図3はスロットマシンの概略正面図、図4は表示窓に表示されるリールの状態を説明するための説明図、図5はリールの概略側面図、図6はハウジングの概略正面図をそれぞれ示すものである。
図8は、本発明の第3の実施の形態の一例を示すものであり、同図は発光部の点灯状態を説明するための説明図を示すものである。
図9は、本発明の第4の実施の形態の一例を示すものであり、同図は発光部の点灯状態を説明するための説明図を示すものである。
図11は、本発明の第6の実施の形態の一例を示すものであり、同図は発光部の点灯状態を説明するための説明図を示すものである。
図12は、本発明の第7の実施の形態の一例を示すものであり、同図(a)は左側のリールの発光部の点灯状態を説明するための説明図、(b)は中央のリールの発光部の点灯状態を説明するための説明図、(c)は右側のリールの発光部の点灯状態を説明するための説明図をそれぞれ示すものである。
(図3のスロットマシン10の正面図の説明)
図3中、10は、スロットマシンを示すものである。
なお、遊技機は、スロットマシン10に限定されず、図示しないが、パチンコ機等でも良い。
表示窓20には、図4に示すように、当該表示窓20に停止表示された複数の図柄の組み合わせを表示するための複数本のライン21〜25を設けている。
例えば、複数本のラインは、中央ライン21、上ライン22、下ライン23、斜め右下がりライン24、斜め右上がりライン25の5本からなる。
表示窓20の上方の中央には、画像表示装置40を設けている。
画像表示装置40は、画像を表示可能なものであり、例えば液晶ユニットから構成されている。
なお、画像表示装置40として、液晶ユニットを例示したが、これに限定されず、例えばドット・マトリックス等から構成しても良い。
メダル投入口50の図3の向かって左側には、複数個、例えば3個のベットスイッチ60〜62を設けている。
3個のベットスイッチ60〜62のうち、図2の向かって右側のMAXベットスイッチ60は、スロットマシン10の内部にクレジット(貯留)されているクレジット数(貯留数)を限度に、最大投入枚数、例えば3枚のメダルをベットする(賭ける)ためのものである。残る2個のベットスイッチ61〜62のうち、スロットマシン10の手前側に位置する2ベットスイッチ61は、最大2枚のメダルをベットする(賭ける)ためのものである。残るスロットマシン10の奥側に位置する1ベットスイッチ62は、1枚のメダルをベットする(賭ける)ためのものである。
3個のベットスイッチ60〜62の下側には、スタートスイッチ70を設けている。
スタートスイッチ70は、所定数の賭数設定を条件に、3個のリールモータ34〜36を駆動することで、3個のリール31〜33の回転を開始させるためのものである。
具体的には、スタートスイッチ70は、レバー状に形成され、レバーを傾けることで操作する。スタートスイッチ70を操作すると、リールユニット30の駆動が開始され、3個のリールモータ34〜36(図3参照)が回転する。
3個のストップスイッチ80〜82は、後述するリールユニット30の駆動を停止するためのものである。向かって左側のストップスイッチ80を操作すると、左側のリール31の回転が停止する。同様に、中央のストップスイッチ81を操作すると、中央のリール32の回転が停止する。右側のストップスイッチ82を操作すると、右側のリール33の回転が停止する。
3個のストップスイッチ80〜82の下側には、メダル貯留皿90を設けている。
メダル貯留皿90には、後述する図2のホッパーユニット110から払い出されたメダルが貯留される。
(リールユニット30)
リールユニット30は、表示窓20の内部に配置されている。
リールユニット30は、図3及び図4に示すように、複数列、例えば3列あり、具体的には左側のリール31、中央のリール32、右側のリール33からなり、各リール31〜33は、図3及び図5に示すように、次の構成を備える。
なお、次の(1)〜(3)の構成の説明については、後述する。
(1)リールドラム200
(2)リールテープ210
(3)リールモータ34〜36
なお、リール31〜33の構成は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(リールドラム200)
リールドラム200は、複数列、例えば3列あり、同一の軸線上にそれぞれ回転可能に支持されるものである。
リールドラム200には、図5及び図7に示すように、次の構成を備える。
なお、リールドラム200の構成は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)ハウジング300
ハウジング300は、図5に示すように、表示窓20の裏側に位置し、前面側に開口して形成されるものである。
区画室301〜303は、複数個(例えばハウジング300の上下方向に3個)設けられ、図柄220の間隔に合わせてハウジング300内を仕切って形成したものである。
区画室は、図5及び図7に示すように、ハウジングを上下方向に仕切ることで、各区画室内に配置された発光素子の間の光を遮るものである。
ハウジング300の後面を覆うようにしてハウジング300に発光素子基板310が取り付けられ、この基板310に取り付けられた後述する複数個の発光素子320は開口部304〜306を通ってハウジング300内に突出する。この状態で発光素子320を点灯させることにより、図柄220を照明する。
発光素子は、図6に示すように、各区画室301〜303内にマトリックス状に配置され、表示窓20に臨む複数コマの各図柄220を個別に照明可能な複数行(例えば縦4行)及び複数列(例えば横5列)から構成されたものである。
発光素子としては、例えばLEDを使用する。なお、発光素子として、LEDを例示したが、これに限定されず、電球や蛍光灯等でも良い。
(リールテープ210)
リールテープ210は、複数個、例えば3個あり、複数列の各リールドラム200の外周にそれぞれ設けられる。
複数個の各リールテープ210の表面には、所定の間隔で複数種類の図柄がそれぞれ表示されている。また、表示窓20には、各リールテープにそれぞれ表示された前記複数種類の図柄のうち、予め設定された複数コマ、例えば上・中・下段の計3コマの図柄が臨むようにしているが、これに限定されず、1個の図柄が停止表示されるようにしても良い。
(図柄220)
リールテープ210に表示される図柄220には、次の構成を備える。
(1)図柄本体部230
図柄本体部230は、透光性が無いか或いは透光性の低い部分である。
(2)発光部(第1発光部240〜247)
発光部240〜247は、複数個あり、図柄本体部230の内側に位置し、図柄本体部230より透光性の高い部分である。
(リールモータ34〜36)
リールモータ34〜36は、複数個、例えば3列のリール31〜33と同数の3個あり、各リール31〜33を個々に回転可能なものである。
(遊技制御装置1000)
つぎに、図2を用いて、遊技制御装置1000について説明する。
具体的には、遊技制御装置1000は、大別すると、次の2つの手段を備える。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)メイン制御手段1100
(2)サブ制御手段1200
なお、遊技制御装置1000の手段は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(メイン制御手段1100)
つぎに、図2を用いて、メイン制御手段1100について説明する。
具体的には、メイン制御手段1100は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
なお、次の(1)〜(6)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技結果抽選手段1110
(2)リール停止制御手段1120
(3)通常遊技制御手段1130
(4)特別遊技制御手段1140
(5)利益付与手段1150
(6)信号送信手段1160
なお、メイン制御手段1100の手段は、上記した(1)〜(6)に限定されない。
(メイン制御手段1100の入力段)
つぎに、図2を用いて、メイン制御手段1100の入力段について説明する。
なお、メイン制御手段1100の入力段に接続されるパーツは、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)メダルセンサー51
メダルセンサー51は、メダル投入口50の内部に設けられ、メダル投入口50に投入されたメダルを検出するためのものである。
(3)スタートスイッチ70
(4)ストップスイッチ80〜82
(メイン制御手段1100の出力段)
つぎに、図2を用いて、メイン制御手段1100の出力段について説明する。
なお、メイン制御手段1100の出力段に接続されるパーツは、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)リールモータ34〜36
(2)ホッパーユニット110
ホッパーユニット110は、スロットマシン10の内部に設けられている。
(3)サブ制御手段1200
(サブ制御手段1200)
サブ制御手段1200は、メイン制御手段1100に接続され、メイン制御手段1100から一方向に送信される信号、例えばコマンドやデータ等にもとづいて、各種の演出を制御するためのものである。
なお、サブ制御手段1200のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
なお、次の(1)〜(4)の手段の説明については、後述する。
(1)信号受信手段1210
(2)画像制御手段1220
(3)効果音発生手段1230
(4)発光制御手段1240
なお、サブ制御手段1200の手段は、上記した(1)〜(4)に限定されない。
(サブ制御手段1200の入力段)
つぎに、図2を用いて、サブ制御手段1200の入力段について説明する。
(1)メイン制御手段1100
なお、サブ制御手段1200の入力段に接続されるパーツは、上記した(1)に限定されない。
(サブ制御手段1200の出力段)
つぎに、図2を用いて、サブ制御手段1200の出力段について説明する。
(1)画像表示装置40
(2)スピーカ100
(3)発光素子320
なお、サブ制御手段1200の出力段に接続されるパーツは、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(遊技結果抽選手段1110)
遊技結果抽選手段1110は、遊技結果を抽選により決定するためのものである。
まず、役の当否には、次の種類がある。
(1)役の当選
(2)ハズレ
役には、次の種類がある。
また、役は、複数の役のうち1つだけ当選する場合のほか、複数の役が同時に2以上、当選する場合もあり、遊技結果抽選手段410はいわゆるグループ抽選が可能となっている。
(3)小役
(4)再遊技(リプレイ)
(5)ボーナス
なお、役の種類は、上記した(3)〜(5)に限定されない。
(小役)
小役は、予め設定された小役図柄がメダルをベットすることで有効となったライン上に揃って入賞することを条件に、所定枚数のメダルを払い出すための役である。
(再遊技)
再遊技は、いわゆるリプレイとも呼ばれ、予め設定されたリプレイ図柄が揃うことを条件に、メダルを投入すること無しに次回の遊技を行えるという役である。
(ボーナス)
ボーナスは、特別遊技への移行役であり、特定役や、前述したようにそれ自体を特別遊技とも呼ぶ。
なお、特別遊技として、ボーナスを例示したが、これに限定されない。また、特定役として、ボーナスを例示したが、これに限定されず、特定の小役等でも良い。
具体的には、ボーナスには、次の種類がある。
(1)BB移行役
BB移行役は、ビッグ・ボーナスへの移行役である。
すなわち、BB図柄を揃えることを条件に、後述する特別遊技制御手段1140により、通常遊技から特別遊技であるビッグ・ボーナスへ移行させるための役である。
ビッグ・ボーナスの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約288枚のメダルが獲得可能であり、例えば345枚を超える払い出しで終了する。
(2)MB移行役
MB移行役は、ミドル・ボーナスへの移行役である。
なお、MB図柄の入賞時に、メダルを払い出さなくとも良いし、或いはメダルを1枚以上払い出すようにしても良い。
ミドル・ボーナスの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約192枚のメダルが獲得可能であり、例えば253枚を超える払い出しで終了する。なお、ミドル・ボーナスは、ビッグ・ボーナスに比較して、遊技者が獲得できるメダルの枚数が低く設定されている。
RB移行役は、レギュラーボーナスへの移行役である。
レギュラーボーナスの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約96枚のメダルが獲得可能である。レギュラーボーナスは、最高12回のゲームか、8回の入賞か、いずれか先に達成された条件により終了する。なお、レギュラーボーナスは、ミドル・ボーナスに比較して、遊技者が獲得できるメダルの枚数が低く設定されている。
(リール停止制御手段1120)
リール停止制御手段1120は、複数個のリール31〜33を個別に回転可能なものである。
(通常遊技制御手段1130)
通常遊技制御手段1130は、通常遊技を行うためのものである。
(特別遊技制御手段1140)
特別遊技制御手段1140は、特別遊技を実行可能なものである。
なお、特別遊技として、ビッグ・ボーナスを例示したが、これに限定されず、レギュラーボーナス等でも良い。
(利益付与手段1150)
利益付与手段1150は、表示窓20に停止表示された3個のリール31〜33の図柄の組み合わせが、予め設定された所定の図柄の組み合わせに一致している場合に、予め設定された所定の枚数のメダルを払い出すためのものである。
(信号送信手段1160)
信号送信手段1160は、遊技情報をコマンドやデータを含む信号に変換し、サブ制御手段1200に送信するためのものである。
なお、信号送信手段1160は、信号をサブ制御手段1200に一方向で送信しているが、これに限定されず、信号をメイン制御手段1100とサブ制御手段1200との間で相互に通信するようにしても良い。
(信号受信手段1210)
信号受信手段1210は、メイン制御手段1100の信号送信手段1160からサブ制御手段1200に送信される遊技情報である信号を受信するためのものである。
(画像制御手段1220)
画像制御手段1220は、信号受信手段1210が受信した信号にもとづいて、図示しないが、各種の演出画像を画像表示装置40に表示させるためのものである。
(効果音発生手段1230)
効果音発生手段1230は、信号受信手段1210が受信した信号にもとづいて、各種の効果音をスピーカ100から出力させるためのものである。
(発光制御手段1240)
発光制御手段1240は、遊技結果抽選手段1110により決定された遊技結果にもとづいて、複数行及び複数列の発光素子を個別に点灯制御可能なものである。
なお、次の(1)の手段の説明については、後述する。
(1)部分発光手段1241
なお、発光制御手段1240の手段は、上記した(1)の手段に限定されない。
(部分発光手段1241)
部分発光手段1241は、複数個の発光部のうち、予め設定された1個の特定の発光部240〜247の裏側に位置する少なくとも1個の発光素子320を点灯させ、残る発光素子320を消灯させるためのものである。
(遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備えるスロットマシン10による遊技について説明する。
このとき、図2のメイン制御手段1100の遊技結果抽選手段1110により遊技結果が抽選される。
遊技結果は、信号送信手段1160により、サブ制御手段1200の信号受信手段1210に送信される。
当該左側のリール31の停止後に、遊技結果が所定の場合、例えばBB移行役の当選であり、BB図柄が表示窓20に停止表示された場合には、全ての発光素子320を消灯した後、部分発光手段1241が、停止表示されたBB図柄の発光部240〜247のうち1個の発光部240〜247の裏側に位置する発光素子320を点灯して、残る発光素子320を消灯させる。
なお、左側のリール31の停止表示後に、部分発光手段1241による発光素子320の点灯を開始させたが、これに限定されず、全てのリール31〜33の停止表示後に表示窓20にBB図柄が全て表示され入賞した場合に、発光素子320を点灯させるようにしてボーナス入賞の報知を行うようにしても良い。
また、星が円を描く方向を時計回り方向として説明したが、反時計回りでも良い。
つぎに、中央のストップスイッチ81が操作されると、リール停止制御手段1120により中央のリール32が停止される。
つぎに、右側のストップスイッチ82が操作されると、リール停止制御手段1120により右側のリール33が停止される。
なお、遊技結果抽選手段1110の抽選結果が何らかの役の当選であるが、リール停止制御手段1120により当選した役に対応する図柄が表示窓20に停止表示されず入賞とならない場合であって、3個のリール31〜33のうち何れかのリール31〜33で当選した役に対応する図柄が表示窓20に停止表示されている場合は、当該表示窓20に表示されている当選した役に対応した図柄の発光部240〜247の裏側に位置する発光素子320を部分発光手段1241により点灯させることで、今回の遊技で何の役が当選したかを遊技者に報知する構成としても良い。
(第2の実施の形態)
つぎに、本発明の第2の実施の形態の一例について説明する。
本実施の形態の特徴は、図7に示すように、発光素子基板310を振動させることで、発光素子が点灯させる発光部240〜247を変動させる点である。
(ハウジング300)
ハウジング300には、図7に示すように、次の構成を備える。
なお、ハウジング300の構成は、次の(1)〜(3)に限定されない。
発光素子基板310は、ハウジング300に対して振動可能に支持され、複数行及び複数列の発光素子320を取り付けるものである。
(2)バネ330
バネ330は、発光素子基板310をハウジング300に対して振動可能に支持するためのものである。
振動発生装置340は、遊技制御装置に接続されるとともに、発光素子基板310を振動させるものである。
振動発生装置340は、略三角形状をしており、モータ(図示せず)により回転されることで1つの角が発光素子基板310を押すことを連続させることにより発光素子基板310を振動させる。
(振動制御手段1250)
振動制御手段1250は、図2に示すように、サブ制御手段1200に備えられ、遊技結果抽選手段1110により決定された遊技結果にもとづいて、振動発生装置340を駆動することで、発光素子基板310を振動させるためのものである。
(動作の説明)
つぎに、振動発生装置340を用いた発光素子基板310の振動について説明する。
このとき、図2のメイン制御手段1100の遊技結果抽選手段1110により遊技結果が抽選される。
遊技結果は、信号送信手段1160により、サブ制御手段1200の信号受信手段1210に送信される。
当該左側のリール31の停止後に、遊技結果が所定の場合、例えばBB移行役の当選の場合であり、BB図柄が表示窓20に停止表示された場合には、部分発光手段1241が、停止表示されたBB図柄の発光部240〜247のうち1個の発光部240〜247の裏側に位置する発光素子320を点灯させて、残る発光素子320を消灯させる。その後、振動制御手段1250が振動発生装置340を駆動させて、発光素子基板310を振動させることで、点灯している発光素子320が光を照らす発光部240〜247に光が当たったり、外れたりする制御を行うことで、発光部240〜247が点灯・消灯するように見せることができる。
なお、左側のリール31の停止表示後に、部分発光手段1241による発光素子320の点灯を開始させたが、これに限定されず、全てのリール31〜33の停止表示後に、表示窓20にBB図柄が全て表示され入賞した場合に、発光素子320を点灯させるようにしてボーナス入賞の報知を行うようにしても良い。
つぎに、中央のストップスイッチ81が操作されると、リール停止制御手段1120により中央のリール32が停止される。
当該中央のリール32の停止後に、先に説明した左側のリール31の場合と同様に、BB図柄が表示窓20に停止表示された場合は、部分発光手段1241による発光素子320の点灯制御、振動制御手段1250による振動発生装置340の駆動を行う。
当該右側のリール33の停止後に、先に説明した左側のリール31の場合と同様に、BB図柄が表示窓20に停止表示された場合は、部分発光手段1241による発光素子320の点灯制御、振動制御手段1250による振動発生装置340の駆動を行う。
(第3の実施の形態)
つぎに、本発明の第3の実施の形態の一例について説明する。
本実施の形態の特徴は、図8に示すように、発光部420〜425を直線上に配置し、各発光部420〜425の裏側に位置する発光素子320を一方向に順番に点灯させるようにした点である。
(図柄400)
リールテープ210に表示される図柄400には、次の構成を備える。
(1)図柄本体部410
図柄本体部410は、透光性が無いか或いは透光性の低い部分である。
(2)発光部420〜425
発光部420〜425は、複数個あり、図柄本体部410の内側に位置し、図柄本体部410より透光性の高い部分である。
(遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備えるスロットマシン10による遊技について説明する。
まず、メダルが投入されると、発光素子320の全てが点灯する。その後、スタートスイッチ70を操作すると、3個のリール31〜33の回転が開始する。
遊技結果は、信号送信手段1160により、サブ制御手段1200の信号受信手段1210に送信される。
例えば、左側のストップスイッチ80が操作されると、リール停止制御手段1120により左側のリール31が停止される。
具体的には、図8に示すように、「7」図柄が停止表示された場合は、一旦全ての発光素子320を消灯した後、「7」図柄の星形の発光部420〜425の裏側に位置する発光素子320のうち、まず、例えば発光部420の裏側に位置する発光素子320を点灯し、次に発光部420の裏側に位置する発光素子320の消灯と同時に発光部421の裏側に位置する発光素子320を点灯し、次に発光部421の裏側に位置する発光素子320の消灯と同時に発光部423の裏側に位置する発光素子320を点灯させて、発光部420〜425の裏側に位置する発光素子320の点灯・消灯を一方向に順番に行う制御により、星が流れ星のように左側から右側へ一方向に移動しているように見せる。
なお、左側のリール31の停止表示後に、部分発光手段1241による発光素子320の点灯を開始させたが、これに限定されず、全てのリール31〜33の停止表示後に、表示窓20にBB図柄が全て表示され入賞した場合に、発光素子320を点灯させるようにしてボーナス入賞の報知を行うようにしても良い。
つぎに、中央のストップスイッチ81が操作されると、リール停止制御手段1120により中央のリール32が停止される。
当該中央のリール32の停止後に、先に説明した左側のリール31の場合と同様に、BB図柄が表示窓20に停止表示された場合は、部分発光手段1241により発光素子320の点灯制御を行う。
当該右側のリール33の停止後に、先に説明した左側のリール31の場合と同様に、BB図柄が表示窓20に停止表示された場合は、部分発光手段1241により発光素子320の点灯制御を行う。
(第4の実施の形態)
つぎに、本発明の第4の実施の形態の一例について説明する。
本実施の形態の特徴は、図9に示すように、発光部520〜523を直線上に配置し、各発光部520〜523の裏側に位置する発光素子320を一方向に順番に点灯させるようにした点である。
(図柄500)
リールテープ210に表示される図柄500には、次の構成を備える。
(1)図柄本体部510
図柄本体部410は、透光性が無いか或いは透光性の低い部分である。
(2)発光部520〜523
発光部520〜523は、複数個あり、図柄本体部510の内側に位置し、図柄本体部510より透光性の高い部分である。
(遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備えるスロットマシン10による遊技について説明する。
このとき、図2のメイン制御手段1100の遊技結果抽選手段1110により遊技結果が抽選される。
遊技結果は、信号送信手段1160により、サブ制御手段1200の信号受信手段1210に送信される。
当該左側のリール31の停止後に、遊技結果が所定の場合、例えばBB移行役の当選の場合であり、BB図柄が表示窓20に停止表示された場合には、全ての発光素子320を消灯した後、部分発光手段1241が、停止表示されたBB図柄の発光部520〜523のうち1個の発光部520〜523の裏側に位置する発光素子320を点灯して、残る発光素子320を消灯させる。
なお、左側のリール31の停止表示後に、部分発光手段1241による発光素子320の点灯を開始させたが、これに限定されず、全てのリール31〜33の停止表示後に、表示窓20にBB図柄が全て表示され入賞した場合に、発光素子320を点灯させるようにしてボーナス入賞の報知を行うようにしても良い。
また、発光部520〜523のうち1個の発光部520〜523の裏側に位置する発光素子320のみ点灯させたが、全ての発光部520〜523の裏側に位置する発光素子320を同時に点灯しても良い。
当該中央のリール32の停止後に、先に説明した左側のリール31の場合と同様に、BB図柄が表示窓20に停止表示された場合は、部分発光手段1241により発光素子320の点灯制御を行う。
当該右側のリール33の停止後に、先に説明した左側のリール31の場合と同様に、BB図柄が表示窓20に停止表示された場合は、部分発光手段1241により発光素子320の点灯制御を行う。
(第5の実施の形態)
つぎに、本発明の第5の実施の形態の一例について説明する。
本実施の形態の特徴は、図10に示すように、複数個の発光部620〜621のうち、予め設定された1個の特定の発光部620〜621の裏側に位置する少なくとも1個の発光素子320を点灯させ、残る発光素子320を消灯させることで、複数個の発光部620〜621を択一的に点灯させるようにした点である。
(図柄600)
リールテープ210に表示される図柄600には、次の構成を備える。
(1)図柄本体部610
図柄本体部610は、透光性が無いか或いは透光性の低い部分である。
(2)発光部620〜621
発光部620〜621は、複数個あり、図柄本体部610の内側に位置し、図柄本体部610より透光性の高い部分である。
(遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備えるスロットマシン10による遊技について説明する。
まず、メダルが投入されると、発光素子320の全てが点灯する。その後、スタートスイッチ70を操作すると、3個のリール31〜33の回転が開始する。
遊技結果は、信号送信手段1160により、サブ制御手段1200の信号受信手段1210に送信される。
例えば、左側のストップスイッチ80が操作されると、リール停止制御手段1120により左側のリール31が停止される。
なお、左側のリール31の停止表示後に、部分発光手段1241による発光素子320の点灯を開始させたが、これに限定されず、全てのリール31〜33の停止表示後に、表示窓20にBB図柄が全て表示され入賞した場合に、発光素子320を点灯させるようにしてボーナス入賞の報知を行うようにしても良い。
つぎに、中央のストップスイッチ81が操作されると、リール停止制御手段1120により中央のリール32が停止される。
つぎに、右側のストップスイッチ82が操作されると、リール停止制御手段1120により右側のリール33が停止される。
なお、遊技結果抽選手段1110の抽選結果が何らかの役の当選であるが、リール停止制御手段1120により当選した役に対応する図柄が表示窓20に停止表示されず入賞とならない場合であって、3個のリール31〜33のうち何れかのリール31〜33で当選した役に対応する図柄が表示窓20に停止表示されている場合は、当該表示窓20に表示されている当選した役に対応した図柄の発光部620〜621の裏側に位置する発光素子320を部分発光手段1241により点灯させることで、今回の遊技で何の役が当選したかを遊技者に報知する構成としても良い。
(第6の実施の形態)
つぎに、本発明の第6の実施の形態の一例について説明する。
本実施の形態の特徴は、図11に示すように、複数個の発光部720〜721のうち、予め設定された1個の特定の発光部720〜721の裏側に位置する少なくとも1個の発光素子320を点灯させ、残る発光素子320を消灯させることで、複数個の発光部720〜721を択一的に点灯させるようにした点である。
(図柄700)
リールテープ210に表示される図柄700には、次の構成を備える。
(1)図柄本体部710
図柄本体部710は、透光性が無いか或いは透光性の低い部分である。
(2)発光部720〜721
発光部720〜721は、複数個あり、図柄本体部710の内側に位置し、図柄本体部710より透光性の高い部分である。
(遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備えるスロットマシン10による遊技について説明する。
まず、メダルが投入されると、発光素子320の全てが点灯する。その後、スタートスイッチ70を操作すると、3個のリール31〜33の回転が開始する。
遊技結果は、信号送信手段1160により、サブ制御手段1200の信号受信手段1210に送信される。
例えば、左側のストップスイッチ80が操作されると、リール停止制御手段1120により左側のリール31が停止される。
具体的には、図11に示すように、「7」図柄が停止表示された場合は、一旦全ての発光素子320を消灯した後、まず、例えば「7」図柄の「大」の文字の発光部720の裏側に位置する発光素子320を点灯し(「大」のみ点灯)、次に「吉」の文字の発光部721の裏側に位置する発光素子320を点灯し(「大」「吉」の両方が点灯)、次に「大」の文字の発光部720の裏側に位置する発光素子320を消灯し(「吉」のみ点灯)、次に「吉」の文字の発光部721の裏側に位置する発光素子320を消灯し(「大」「吉」の両方が消灯)、所定の条件を満たすまで(例えば時間の経過)点灯・消灯を繰り返す。
なお、左側のリール31の停止表示後に、部分発光手段1241による発光素子320の点灯を開始させたが、これに限定されず、全てのリール31〜33の停止表示後に、表示窓20にBB図柄が全て表示され入賞した場合に、発光素子320を点灯させるようにしてボーナス入賞の報知を行うようにしても良い。
つぎに、中央のストップスイッチ81が操作されると、リール停止制御手段1120により中央のリール32が停止される。
つぎに、右側のストップスイッチ82が操作されると、リール停止制御手段1120により右側のリール33が停止される。
なお、例えばボーナスに当選しているが、リール停止制御手段1120により当該当選したボーナスに対応する図柄が表示窓20に停止表示されなく、入賞しなかった場合であっても、例えば、「大」「吉」の両方が点灯している状態で点灯・消灯が終了した場合は「BB移行役」、「大」のみ点灯している状態で点灯・消灯した場合は「MB移行役」、「吉」のみ点灯している状態で点灯・消灯が終了した場合は「RB移行役」が当選していることを報知することができるようにしても良い。
また、パチンコ機の場合は、いわゆるリーチ状態となった時に発光素子320の点灯を開始して、当該発光素子320の点灯数でリーチの信頼度を表示するようにしても良い。
(第7の実施の形態)
つぎに、本発明の第7の実施の形態の一例について説明する。
なお、本実施の形態の説明においては、先に図1〜7を用いて説明した第1の実施の形態及び図2、図7を用いて説明した第2の実施の形態及び図8を用いて説明した第3の実施の形態及び図9を用いて説明した第4の実施の形態及び図10を用いて説明した第5の実施の形態及び図11を用いて説明した第6の実施の形態と同一の構成部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
(図柄800)
リールテープ210に表示される図柄700には、次の構成を備える。
(1)図柄本体部810
図柄本体部810は、透光性が無いか或いは透光性の低い部分である。
(2)発光部820〜821
発光部820〜821は、複数個あり、図柄本体部810の内側に位置し、図柄本体部810より透光性の高い部分である。
(遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備えるスロットマシン10による遊技について説明する。
このとき、図2のメイン制御手段1100の遊技結果抽選手段1110により遊技結果が抽選される。
遊技結果は、信号送信手段1160により、サブ制御手段1200の信号受信手段1210に送信される。
なお、ストップスイッチ80〜82の操作順は、ストップスイッチ80〜82の数が3個である場合は、3×2×1の6通りの組み合わせからなる。
まず、遊技者に、3個のリール31〜32のうちどのリールを1番目に停止させるかを選択させる。
当該左側のリール31の停止後に、当選した小役の図柄とともに発光部820〜821を備える例えばBB図柄が表示窓20に停止表示された場合には、全ての発光素子320を消灯した後、部分発光手段1241が、停止表示されたBB図柄の発光部820〜821のうち1個の発光部820〜821の裏側に位置する発光素子320を点灯して、残る発光素子320を消灯させて、次に操作されるストップスイッチ80〜82を報知する。
なお、1つ右側のリールを操作することを報知するために右側の矢印の発光部821の裏側に位置する発光素子320を用いたが、左側の矢印の発光部820の裏側に位置する発光素子320を用いても良い。
当該中央のリール32の停止後に、当選した小役の図柄とともに発光部820〜821を備える例えばBB図柄が表示窓20に停止表示された場合には、全ての発光素子320を消灯した後、部分発光手段1241が、停止表示されたBB図柄の発光部820〜821のうち1個の発光部820〜821の裏側に位置する発光素子320を点灯して、残る発光素子320を消灯させて、次に操作されるストップスイッチ80〜82を報知する。
また、遊技者が右側のリール33を最初に停止させることを選択し、右側のストップスイッチ82を操作した場合には、リール停止制御手段1120により右側のリール33が停止される。
なお、1つ左側のリールを操作することを報知するために左側の矢印の発光部820の裏側に位置する発光素子320を用いたが、右側の矢印の発光部821の裏側に位置する発光素子320を用いても良い。
最初に停止されたリール31〜33(例えば左側のリール31)で、当選した役に対応する図柄が表示窓20に停止表示されなかった場合に、図12(a)に示すように、発光部820〜821を備える例えば「7」図柄が表示窓20に停止表示されている場合は、2番目に停止されたリール31〜33(例えば中央のリール32)のリール停止制御手段1120によるリール31〜33の停止制御において、当選した役に対応する図柄を「7」図柄の右側に停止するように引き込み、「7」図柄の矢印の発光部820,821を点灯することにより、「7」図柄の右側に停止表示された図柄に対応する役が当選していたことを遊技者に報知するようにしても良い。
(第8の実施の形態)
つぎに、本発明の第8の実施の形態の一例について説明する。
なお、本実施の形態の説明においては、先に図1〜7を用いて説明した第1の実施の形態及び図2、図7を用いて説明した第2の実施の形態及び図8を用いて説明した第3の実施の形態及び図9を用いて説明した第4の実施の形態及び図10を用いて説明した第5の実施の形態及び図11を用いて説明した第6の実施の形態及び図12を用いて説明した第7の実施の形態と同一の構成部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
(図柄900)
リールテープ210に表示される図柄900には、次の構成を備える。
(1)図柄本体部910
図柄本体部910は、透光性が無いか或いは透光性の低い部分である。
(2)発光部920
発光部920は、複数個あり、図柄本体部910の内側に位置し、図柄本体部910より透光性の高い部分である。
(遊技の説明)
つぎに、上記した構成を備えるスロットマシン10による遊技について説明する。
まず、メダルが投入されると、発光素子320の全てが点灯する。その後、スタートスイッチ70を操作すると、3個のリール31〜33の回転が開始する。
遊技結果は、信号送信手段1160により、サブ制御手段1200の信号受信手段1210に送信される。
例えば、左側のストップスイッチ80が操作されると、リール停止制御手段1120により左側のリール31が停止される。
具体的には、図13に示すように、「7」図柄が停止表示された場合は、一旦全ての発光素子320を消灯した後、1個の発光素子320をランダムな順番で点灯させ、所定の条件を満たすまで(例えば次の遊技のベットスイッチ60〜62操作まで)を繰り返す。
なお、左側のリール31の停止表示後に、部分発光手段1241による発光素子320の点灯を開始させたが、これに限定されず、全てのリール31〜33の停止表示後に、表示窓20にBB図柄が全て表示され入賞した場合に、発光素子320を点灯させるようにしてボーナス入賞の報知を行うようにしても良い。
なお、遊技結果抽選手段1110の抽選結果が何らかの役の当選であるが、リール停止制御手段1120により当選した役に対応する図柄が表示窓20に停止表示されず入賞とならない場合であって、3個のリール31〜33のうち何れかのリール31〜33で当選した役に対応する図柄が表示窓20に停止表示されている場合は、当該表示窓20に表示されている当選した役に対応した図柄の発光部420〜425の裏側に位置する発光素子320を部分発光手段1241により点灯させることで、今回の遊技で何の役が当選したかを遊技者に報知する構成としても良い。
また、パチンコ機の場合は、いわゆるリーチ状態時に発光素子320の点灯を制御し、リーチの信頼度を表示するようにしても良い。
10 スロットマシン 20 表示窓
21〜25 有効ライン
30 リールユニット 31〜33 リール
34〜36 リールモータ 40 画像表示装置
50 メダル投入口 51 メダルセンサー
60〜62 ベットスイッチ 70 スタートスイッチ
80〜82 ストップスイッチ 90 メダル貯留皿
100 スピーカ 110 ホッパーユニット
200 リールドラム 210 リールテープ
220 図柄 230 図柄本体部
240〜247 発光部
300 ハウジング 301〜303 区画室
304〜306 開口部 310 発光素子基板
320 発光素子
1000 遊技制御装置 1100 メイン制御手段
1110 遊技結果抽選手段 1120 リール停止制御手段
1130 通常遊技制御手段 1140 特別遊技制御手段
1150 利益付与手段 1160 信号送信手段
1200 サブ制御手段 1210 信号受信手段
1220 画像制御手段 1230 効果音発生手段
1240 発光制御手段 1241 部分発光手段
1250 振動制御手段
(第2の実施の形態)
330 バネ 340 振動発生装置
(第3の実施の形態)
400 図柄 410 図柄本体部
420〜425 発光部
(第4の実施の形態)
500 図柄 510 図柄本体部
520〜523 発光部
(第5の実施の形態)
600 図柄 610 図柄本体部
620〜621 発光部
(第6の実施の形態)
700 図柄 710 図柄本体部
720〜721 発光部
(第7の実施の形態)
800 図柄 810 図柄本体部
820〜821 発光部
(第8の実施の形態)
900 図柄 910 図柄本体部
920 発光部
Claims (7)
- 同一の軸線上にそれぞれ回転可能に支持され、複数列のリールドラムと、
前記複数列の各リールドラムの外周にそれぞれ設けられた複数個のリールテープと、
前記複数個の各リールテープの表面に所定の間隔でそれぞれ表示された複数種類の図柄と、
前記複数個の各リールテープがそれぞれ臨むとともに、当該各リールテープにそれぞれ表示された前記複数種類の図柄のうち、予め設定された複数コマが臨むことが可能な表示窓と、
前記複数列の各リールドラムを個別に回転可能な複数個のリールモータと、
前記複数個のリールモータにそれぞれ接続され、前記複数列のリールドラムを使用した遊技の進行を制御するための遊技制御装置とを備え、
前記複数個の各リールテープには、
透光性を有する素材が使用され、
前記複数列の各リールドラムには、
前記表示窓の裏側に位置するハウジングと、
前記図柄の間隔に合わせて前記ハウジング内を仕切って形成した複数個の区画室と、
前記遊技制御装置に接続されるとともに、前記各区画室内にマトリックス状に配置され、前記表示窓に臨む前記複数コマの各図柄を個別に照明可能な複数行及び複数列から構成された発光素子とを備えている遊技機において、
前記図柄は、
透光性が無いか或いは透光性の低い図柄本体部と、
前記図柄本体部の内側に位置し、当該図柄本体部より透光性の高い複数個の発光部とを備え、
前記遊技制御装置には、
遊技結果を抽選により決定するための遊技結果抽選手段と、
前記遊技結果抽選手段により決定された遊技結果にもとづいて、前記複数行及び複数列の発光素子を個別に点灯制御可能な発光制御手段とを備え、
前記発光制御手段には、
前記複数個の発光部のうち、予め設定された1個の特定の発光部の裏側に位置する少なくとも1個の発光素子を点灯させ、残る発光素子を消灯させるための部分発光手段を備えていることを特徴とする遊技機。 - 同一の軸線上にそれぞれ回転可能に支持され、複数列のリールドラムと、
前記複数列の各リールドラムの外周にそれぞれ設けられた複数個のリールテープと、
前記複数個の各リールテープの表面に所定の間隔でそれぞれ表示された複数種類の図柄と、
前記複数個の各リールテープがそれぞれ臨むとともに、当該各リールテープにそれぞれ表示された前記複数種類の図柄のうち、予め設定された複数コマが臨むことが可能な表示窓と、
前記複数列の各リールドラムを個別に回転可能な複数個のリールモータと、
前記複数個のリールモータにそれぞれ接続され、前記複数列のリールドラムを使用した遊技の進行を制御するための遊技制御装置とを備え、
前記複数個の各リールテープには、
透光性を有する素材が使用され、
前記複数列の各リールドラムには、
前記表示窓の裏側に位置するハウジングと、
前記図柄の間隔に合わせて前記ハウジング内を仕切って形成した複数個の区画室と、
前記遊技制御装置に接続されるとともに、前記各区画室内にマトリックス状に配置され、前記表示窓に臨む前記複数コマの各図柄を個別に照明可能な複数行及び複数列から構成された発光素子とを備えている遊技機において、
前記ハウジングには、
当該ハウジングに対して振動可能に支持され、前記複数行及び複数列の発光素子を取り付ける発光素子基板と、
前記遊技制御装置に接続されるとともに、前記発光素子基板を振動させる振動発生装置とを備え、
前記遊技制御装置には、
遊技結果を抽選により決定するための遊技結果抽選手段と、
前記遊技結果抽選手段により決定された遊技結果にもとづいて、前記振動発生装置を駆動することで、前記発光素子基板を振動させるための振動制御手段を備えていることを特徴とする遊技機。 - 請求項2に記載の遊技機であって、
前記図柄は、
透光性が無いか或いは透光性の低い図柄本体部と、
前記図柄本体部の内側に位置し、当該図柄本体部より透光性の高い複数個の発光部とを備え、
前記遊技制御装置には、
遊技結果を抽選により決定するための遊技結果抽選手段と、
前記遊技結果抽選手段により決定された遊技結果にもとづいて、前記複数行及び複数列の発光素子を個別に点灯制御可能な発光制御手段とを備え、
前記発光制御手段には、
前記複数個の発光部のうち、予め設定された1個の特定の発光部の裏側に位置する少なくとも1個の発光素子を点灯させ、残る発光素子を消灯させるための部分発光手段を備えていることを特徴とする遊技機。 - 請求項1又は請求項3に記載の遊技機であって、
前記複数個の発光部は、
リング状に配置され、
前記部分発光手段は、
前記リング状に配置された前記複数個の各発光部の裏側にそれぞれ位置する、前記少なくとも1個の発光素子を一方向に順番に点灯させるようにしていることを特徴とする遊技機。 - 請求項1、請求項3、請求項4のいずれか1項に記載の遊技機であって、
前記複数個の発光部は、
直線上に配置され、
前記部分発光手段は、
前記直線上に配置された前記複数個の各発光部の裏側にそれぞれ位置する、前記少なくとも1個の発光素子を一方向に順番に点灯させるようにしていることを特徴とする遊技機。 - 請求項1、請求項3、請求項4、請求項5のいずれか1項に記載の遊技機であって、
前記部分発光手段は、
前記複数個の発光部のうち、予め設定された1個の特定の発光部の裏側に位置する少なくとも1個の発光素子を点灯させ、残る発光素子を消灯させることで、前記複数個の発光部を択一的に点灯させるようにしていることを特徴とする遊技機。 - 請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6のいずれか1項に記載の遊技機であって、
前記部分発光手段は、
前記複数個の発光部の裏側にそれぞれ位置する、前記少なくとも1個の発光素子をランダムな順番で点灯させるようにしていることを特徴とする遊技機。
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