JP2003117051A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003117051A
JP2003117051A JP2001313813A JP2001313813A JP2003117051A JP 2003117051 A JP2003117051 A JP 2003117051A JP 2001313813 A JP2001313813 A JP 2001313813A JP 2001313813 A JP2001313813 A JP 2001313813A JP 2003117051 A JP2003117051 A JP 2003117051A
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JP
Japan
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reel
predetermined
game
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Prior art date
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Pending
Application number
JP2001313813A
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English (en)
Inventor
Shiro Okuyama
史朗 奥山
Yasuo Suzuki
康夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
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  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変化と意外性に富んだ演出により遊技者の興
味を長く維持できる遊技機を提供する。 【解決手段】 複数種類の図柄を変動表示可能な複数の
変動表示部22a〜22c,62と、複数の変動表示部
22a〜22c,62のうちの所定の変動表示部22a
〜22cにおける変動後の停止図柄が予め定められた所
定態様となることを条件に遊技者に有利な利益状態を発
生させる利益状態発生手段109とを備えた遊技機で、
変動表示部22a〜22c,62に所定の移動動作を行
わせる移動手段28a〜28d,29a〜29dを設
け、遊技状態に応じて移動手段28a〜28d,29a
〜29dを作動させるように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシン、
パチンコ機、アレンジボール機等、図柄を変動表示する
変動表示部を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばスロットマシンでは、複数種類の
図柄を変動表示可能な複数、例えば3個の遊技図柄表示
リールと、それら遊技図柄表示リールの変動表示を開始
させるためのスタートレバーと、各遊技図柄表示リール
の変動表示を停止させる複数、例えば3個のストップボ
タンと、遊技図柄表示リールが予め定められた所定態様
となる図柄の組み合わせで停止することを許可する停止
許可手段と、この停止許可手段を作動させるか否かを抽
選する抽選手段とを備え、遊技者のスタートレバー操作
に基づいて遊技図柄表示リールの回転を開始させると共
に抽選手段による抽選を行い、その抽選結果に基づいて
停止許可手段が作動し且つ遊技者によるストップボタン
操作により停止した遊技図柄表示リールの停止図柄が所
定態様となることを条件に、遊技者に有利な利益状態を
発生させるようになっている。
【0003】この種のスロットマシンの中には、演出手
段として、ランプ装置、音声出力装置等の他、例えば演
出図柄表示リールや液晶表示手段等の表示装置を備えた
ものもあり、抽選手段の抽選により停止許可手段が作動
したとき、それらランプ装置の点滅、所定の音声の出
力、演出図柄表示手段による所定図柄の表示等によって
停止許可手段の作動を遊技者に報知する他、利益状態発
生時等に種々の演出を行うようにようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスロットマシン
では、上述のようなランプ装置、音声出力装置、表示装
置等の種々の演出手段を用いて演出を行うようになって
いるが、その演出内容は複雑であるにもかかわらず単調
で意外性に乏しく、必ずしも遊技者の興味を長く維持で
きるものではなかった。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑み、変化
と意外性に富んだ演出により遊技者の興味を長く維持で
きる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数種類の図
柄を変動表示可能な複数の変動表示部22a〜22c,
62と、前記複数の変動表示部22a〜22c,62の
うちの所定の変動表示部22a〜22cにおける変動後
の停止図柄が予め定められた所定態様となることを条件
に遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手
段109とを備えた遊技機において、前記変動表示部2
2a〜22c,62に所定の移動動作を行わせる移動手
段28a〜28d,29a〜29dと、遊技状態に応じ
て前記移動手段28a〜28d,29a〜29dを作動
させる移動制御手段113とを備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図9は、本発明をスロットマ
シンとして具現化した一実施形態を例示している。図1
及び図2において、1は遊技機本体で、前側が開放した
矩形箱状の本体ケース2と、この本体ケース2の前側に
配置された矩形状の前面パネル3とを備えている。前面
パネル3は、左右一端側に配置された上下一対のヒンジ
4を介して本体ケース2に対して開閉自在に装着されて
いる。
【0008】本体ケース2は、左右一対の上下方向の側
枠部2a,2bと、この側枠部2a,2bの上下両端及
び中間部分を夫々左右方向に連結する上枠部2c、下枠
部2d、及び中間支持板2eとを備え、その後側は裏板
2fにより略閉鎖されている。本体ケース2内には、下
枠部2d上にメダル払い出し装置5、電源ユニット7等
が、中間支持板2e上に第1変動表示装置8が、上枠部
2cの下面側に第2変動表示装置9が、夫々装着されて
いる。
【0009】メダル払い出し装置5は、図3に示すよう
に、遊技媒体としてのメダルを貯留するメダルホッパー
10と、メダルを払い出す払い出し手段13等を備えて
いる。
【0010】払い出し手段13は、メダルホッパー10
内のメダルを払い出すためのもので、メダルホッパー1
0の下部側に設けられ、モータ等の駆動手段14により
メダルホッパー10内の回転体11を駆動して、メダル
払い出し口15から前側へとメダルを払い出すようにな
っている。
【0011】第1変動表示装置8は、組み合わせ遊技用
の遊技図柄を変動表示するためのもので、図3〜図6に
示すように、3つの遊技図柄変動表示手段21a〜21
cを左右方向に備えている。各遊技図柄変動表示手段2
1a〜21cは、中間支持板2e上に個別に着脱自在に
装着されており、夫々遊技図柄表示リール22、リール
回転駆動手段23、照明手段24、内側支持体25、中
間支持体26、外側支持体27、第1リール移動手段2
8、第2リール移動手段29等を備えている。
【0012】遊技図柄表示リール(変動表示部)22
(遊技図柄変動表示手段21a〜21cに対応して22
a〜22cの符号を用いて区別する)は、リール回転駆
動手段23の駆動軸30に固定されるハブ部31と、円
筒部32と、ハブ部31と円筒部32とを左右方向一端
側、例えば左端側で半径方向に接続するホーク部33と
を一体に備えている。
【0013】円筒部32は、透光性を有する合成樹脂材
料等によりその全体が構成されており、その外周面に、
例えば透光性のある不透明な図柄表示シートが貼着され
ている。この図柄表示シートには、「7」、「3」、
「BAR」、「チェリー」、「リプレイ図柄」等の複数
種類の遊技図柄が円周方向に所定間隔で複数個(例えば
21個)プリントされている。
【0014】リール回転駆動手段23(遊技図柄変動表
示手段21a〜21cに対応して23a〜23cの符号
を用いて区別する)は、例えばステッピングモータ等に
より構成されており、その駆動軸30を左右方向に向け
た状態で遊技図柄表示リール22内に配置され、内側支
持体25の内面側に着脱自在に固定されている。
【0015】照明手段24は、遊技図柄表示リール22
をその内側から照明するもので、後述する表示窓68a
〜68cに表示される複数(例えば3個)の遊技図柄に
対応して配置された複数(例えば3個)のランプ34
と、これらランプ34を支持するランプ支持体35とを
備え、例えばランプ支持体35が内側支持体25の内面
側に着脱自在に固定されている。
【0016】内側支持体25は、リール回転駆動手段2
3を介して遊技図柄表示リール22とを支持するもの
で、上面板36と下面板37と側面板38とで正面視コ
の字型に一体形成されており、側面板38の内面側にリ
ール回転駆動手段23が固定されている。側面板38の
外面側には、突起部39が例えば上下2カ所に設けられ
ている。
【0017】中間支持体26は、内側支持体25を上下
方向移動可能に支持するもので、上面板41と下面板4
2と側面板43とで正面視コの字型に一体形成されてお
り、その内側に内側支持体25が同じ向きに配置されて
いる。なお、中間支持体26と内側支持体25とは前後
方向の幅は略同じに形成されている。
【0018】上面板41の上面側には、その前後方向略
中央部分に、ソレノイド等よりなる第1リール移動手段
28(遊技図柄変動表示手段21a〜21cに対応して
28a〜28cの符号を用いて区別する)がその鉄心4
0を上面板41の下側に突出させた状態で固定されてい
る。鉄心40の先端側は、内側支持体25の上面板36
に固定されている。
【0019】下面板42の上面側には、内側支持体25
側の下面板37を上向きに弾性付勢するバネ部材44が
例えば前後2カ所に設けられている。また、側面板43
には、内側支持体25側の突起部39を上下方向に案内
する案内孔45が、突起部39に対応して例えば上下2
カ所に設けられている。
【0020】第1リール移動手段28をONすると、鉄
心40が降下して内側支持体25がバネ部材44の付勢
力に抗して下向きに押し下げられ、これによって遊技図
柄表示リール22も下向きに移動するようになってい
る。即ち、第1リール移動手段28のON/OFFを繰
り返すことにより、遊技図柄表示リール22を上下方向
(以下、Z方向とする)に往復移動させることができ
る。
【0021】なお、中間支持体26の側面板43の後縁
側には、例えばその上下2カ所に、後ろ向きに突出する
連結支持部46が一体に設けられている。連結支持部4
6には、突起状の連結軸46aが横向きに一体形成され
ている。
【0022】外側支持体27は、中間支持体26を前後
方向移動可能に支持するもので、上面板51と下面板5
2と側面板53とで正面視コの字型に一体形成されてお
り、その内面側に沿って中間支持体26が同じ向きに配
置されている。下面板52の前縁側には、下向きに延設
された前固定板52aが一体に形成されており、外側支
持体27は、この前固定板52aを中間支持板2eの前
縁側に当接させた状態で中間支持板2eに対してネジ止
め等により着脱自在に装着されている。
【0023】外側支持体27は、その前後方向幅が中間
支持体26よりも大きく形成され、中間支持体26は、
バネ部材54により前向きに弾性付勢された状態で、外
側支持体27の前側、例えば前縁側が略一致する位置に
前後方向摺動自在に配置されている。
【0024】上面板51には、その前側に第1リール移
動手段28が嵌合する切り欠き部55が形成されてお
り、後端側上面には、ソレノイド等よりなる第2リール
移動手段29(遊技図柄変動表示手段21a〜21cに
対応して29a〜29cの符号を用いて区別する)が、
その鉄心50を上面板51の下側に突出させた状態で固
定されている。鉄心50の先端には、突起状の連結軸5
6aを横向きに備えた連結部材56が装着されている。
【0025】側面板53の内面側には、第2リール移動
手段29と中間支持体26とを連結する連結アーム57
a,57bが上下に設けられている。連結アーム57
a,57bは、への字型の屈曲状に形成されており、そ
の屈曲部分において左右方向の軸58により揺動自在に
側面板53に取り付けられている。
【0026】上側の連結アーム57aの両端部側には、
夫々長手方向に長い連結案内孔59a,59bが設けら
れ、前側の連結案内孔59aには中間支持体26側の上
側の連結軸46aが、後側の連結案内孔59bには第1
リール移動手段28側の連結軸56aが夫々摺動自在に
係合している。
【0027】また、下側の連結アーム57bの前側端部
には、長手方向に長い連結案内孔59aが設けられ、中
間支持体26側の下側の連結軸46aが摺動自在に係合
している。連結アーム57bの後端側は、上側の連結ア
ーム57aの後端側と例えばワイヤ等の連結部材59c
により互いに連結されている。
【0028】第2リール移動手段29をONすると、鉄
心50が上昇して上下の連結アーム57a,57bの後
側が持ち上げられる方向に揺動し、これによって中間支
持体26がバネ部材54の付勢力に抗して後ろ向きに摺
動し、遊技図柄表示リール22も後ろ向きに移動するよ
うになっている。即ち、第2リール移動手段29のON
/OFFを繰り返すことにより、遊技図柄表示リール2
2を前後方向(以下、Y方向とする)に往復移動させる
ことができる。
【0029】なお、各遊技図柄変動表示手段21a〜2
1cには、夫々遊技図柄表示リール22a〜22cの回
転位置を検出するリール回転位置検出手段60a〜60
c(図8)が装着されている。
【0030】第2変動表示装置9は、演出図柄を変動表
示するためのもので、遊技図柄変動表示手段21a〜2
1cと略同様の構造を有する1つの演出図柄変動表示手
段61を備えている。演出図柄変動表示手段61は、横
向きに寝かせた状態で上枠部2cの下面側に着脱自在に
装着されており、演出図柄表示リール62、リール回転
駆動手段23d、照明手段24、内側支持体25、中間
支持体26、外側支持体27′、第1リール移動手段2
8d、第2リール移動手段29d等を備えている。な
お、遊技図柄変動表示手段21a〜21cと同一の部分
には同符号を付してその説明は省略し、遊技図柄変動表
示手段21a〜21cとの相違部分についてのみ簡単に
説明する。
【0031】演出図柄表示リール(変動表示部)62
は、リール回転駆動手段23dの駆動軸30に固定され
るハブ部31と、円筒部32と、ハブ部31と円筒部3
2とを左右方向一端側、例えば左端側で半径方向に接続
するホーク部33とを一体に備えている。
【0032】円筒部32は、透光性を有する合成樹脂材
料等によりその全体が構成されており、その外周面に、
例えば透光性のある不透明な図柄表示シートが貼着され
ている。この図柄表示シートには、図7に示すように、
「ビッグボーナス!!」、「レギュラーボーナス!」、
「ボーナスゲーム」、「メダルゲット」、「リプレ
イ」、「残念」、「当たり?」等の複数種類の演出図柄
が円周方向に所定間隔で複数個(例えば7個)プリント
されている。
【0033】外側支持体27′は、その側面板53にお
いて上枠部2cの下面側にネジ止め等により着脱自在に
固定されている。また、遊技図柄変動表示手段21a〜
21c側の前固定板52aは省略されている。
【0034】演出図柄変動表示手段61は、第1リール
移動手段28d、第2リール移動手段29dの鉄心4
0,50が左右方向となるように横向きに寝かせた状態
で配置されているため、演出図柄表示リール62は第1
リール移動手段28dのON/OFFによって左右方向
(以下、X方向とする)に往復移動し、第2リール移動
手段29dのON/OFFによって前後方向(Y方向)
に往復移動するようになっている。
【0035】なお、演出図柄変動表示手段61には、演
出図柄表示リール62の回転位置を検出するリール回転
位置検出手段60d(図8)が装着されている。
【0036】前面パネル3の前面側には、図1及び図2
に示すように、その上下方向略中央部分よりも上部側
に、第2表示パネル部65と第1表示パネル部66とが
上下に配置されている。第2表示パネル部65は、その
前面側が略垂直な平面状に形成されており、その略中央
部分に第2変動表示装置9側の演出図柄表示リール62
に描かれた演出図柄を前側から観察するための横長矩形
状の演出表示窓67が形成されている。演出表示窓67
は、例えば演出図柄表示リール62の各演出図柄を1つ
表示できる大きさに形成されている。なお、この演出表
示窓67は、第2表示パネル部65に形成した矩形孔に
例えば無色透明のカバー部材を装着して形成されてい
る。
【0037】第1表示パネル部66は、第2表示パネル
部65の下縁側から前下がりの傾斜状に形成されてお
り、その前側には、遊技図柄表示リール22a〜22c
に対応する3つの表示窓68a〜68cが左右方向に配
置されている。各表示窓68a〜68cは、夫々遊技図
柄表示リール22a〜22cの連続する3つの遊技図柄
を同時に表示できるように縦長矩形状に形成されてい
る。なお、この表示窓68a〜68cは、例えば第1表
示パネル部66の合成樹脂製のパネル板66aに形成さ
れた無色透明部分により構成されている。
【0038】本実施形態では、横方向に3本の入賞ライ
ンL1〜L3が、斜め方向に2本の入賞ラインL4,L
5が夫々設定されている。なお、パネル板66aには、
各入賞ラインL1〜L5を示す入賞ライン表示線を表示
してもよい。
【0039】第1表示パネルの下側には、前側に張り出
す操作パネル部70が設けられている。この操作パネル
部70の上面側には、例えばその左右方向中央部分にク
レジット表示手段71a及び獲得メダル表示手段71b
が、左端側に1BETボタン73及びマックスBETボ
タン74が、右端側にメダル投入口75、及び返却ボタ
ン75aが設けられている。
【0040】メダル投入口75は、メダルを1枚ずつ投
入可能に構成されており、投入されたメダルは前面パネ
ル3の裏側に配置されたメダル選別手段76で正否の判
別を受けた後、正規のメダルのみがメダル検出スイッチ
77で検出されてメダル払い出し装置5のメダルホッパ
ー10に案内され、不正メダル等は返却通路78を介し
てメダル受け皿79側に返却されるようになっている。
なお、このメダル投入口75は、複数枚のメダルを一括
投入可能な構成としてもよい。返却ボタン75aは、メ
ダル投入口75内に詰まったメダルを返却通路78を介
してメダル受け皿79に返却させるためのものである。
【0041】1BETボタン73及びマックスBETボ
タン74は、メダルがクレジットされている場合に、メ
ダル投入口75へのメダル投入に代えてクレジットから
メダルをベットするためのもので、1回の操作につき夫
々1枚及び3枚(後述するボーナスゲーム時は1枚)の
メダルをベットできるようになっている。
【0042】クレジット表示手段71aは、クレジット
されているメダル枚数(以下、クレジット枚数という)
を表示するためのもので、例えば7セグメント式の表示
手段により構成されている。また、獲得メダル表示手段
71bは、そのゲームで獲得したメダル枚数(以下、獲
得メダル枚数という)を表示するためのもので、例えば
7セグメント式の表示手段により構成されている。
【0043】操作パネル部70の前面側には、例えばそ
の左端側にクレジット/払い出し切換ボタン(C/Pボ
タン)80及びスタートレバー(開始手段)81が、略
中央部分にストップボタン(停止手段)82a〜82c
が設けられている。
【0044】C/Pボタン80は、獲得したメダルをク
レジットするか、或いは払い出すかの設定を切り換える
ためのものである。スタートレバー81は、遊技図柄表
示リール22a〜22cの変動(回転)を開始させるた
めのもので、例えば上下方向に揺動可能に構成されてい
る。ストップボタン82a〜82cは、各遊技図柄表示
リール22a〜22cの変動(回転)を個別に停止させ
るためのもので、各遊技図柄表示リール22a〜22c
に対応してその下側に夫々配置されている。
【0045】前面パネル3の下端部には、払い出された
メダルを貯留するメダル受け皿79が横長状に配置さ
れ、その左右方向略中央部分にメダル払い出し口83が
設けられている。メダル払い出し口83は、メダル案内
樋84を介してメダル払い出し口15と返却通路78と
に夫々連通しており、払い出し手段13から払い出され
たメダル、及び返却通路78を介して返却されたメダル
をメダル受け皿79側に排出するようになっている。ま
た、メダル受け皿79の近傍には、1又は複数個のスピ
ーカ85が、前面パネル3の裏面側から装着されてい
る。
【0046】図8は上記スロットマシンの制御系のブロ
ック図である。この制御系は、図8に示すように、主と
して遊技状態に関する制御を行う主制御基板101と、
演出に関する制御を行う演出制御基板102とを個別の
基板として備えており、主制御基板101側から演出制
御基板102側に対して制御コマンドを一方向通信によ
り送信可能な構成となっている。なお、主制御基板10
1及び演出制御基板102は、基板ケースに格納された
状態で夫々本体ケース2内の裏板2f、左側枠部2a等
の適宜箇所に着脱自在に装着されている。
【0047】主制御基板101は、ベット処理手段10
3、抽選手段104、停止許可手段105、第1リール
変動制御手段106、停止図柄判定手段107、クレジ
ット処理手段108、利益状態発生手段109、制御コ
マンド送信手段110等を備え、CPU、ROM、RA
M等により構成されている。これら各手段は、予めRO
M上に記憶された制御プログラムをCPU上で実行させ
ることにより実現される。
【0048】ベット処理手段103は、メダル検出スイ
ッチ77からの信号、若しくはBETボタン73,74
からの信号に基づいてメダルのベット処理を行うための
もので、メダル検出スイッチ77からの信号があった場
合にはその信号に基づいて投入メダル数を計数し、ベッ
トされたメダル枚数(以下、ベット枚数という)がその
上限値(ここでは3枚)となるまで投入メダル数からベ
ット枚数に加算すると共に、残りの投入メダル数をクレ
ジット処理手段109に記憶されているクレジット枚数
に加算させるようになっている。
【0049】また、ベット処理手段103は、BETボ
タン73,74からの信号があった場合には、ベット枚
数がその上限値(ここでは3枚)となるまで各BETボ
タン73,74に応じたメダル数をベット枚数に加算す
ると共に、その加算分のメダル数をクレジット処理手段
108に記憶されているクレジット枚数から減算させる
ようになっている。
【0050】メダルが1枚以上ベットされると、そのベ
ット枚数に応じて所定の入賞ラインが有効化される。例
えば、ベット枚数1枚に対しては横向き中央の入賞ライ
ンL2が、ベット枚数2枚に対しては横向き3本の入賞
ラインL1〜L3が、ベット枚数3枚に対しては全ての
入賞ラインL1〜L5が、夫々有効となる。
【0051】抽選手段104は、ベット処理手段103
で計数されたベット枚数が1以上であることを条件に、
スタートレバー81の操作タイミングに基づいて、有効
化された入賞ライン上に遊技図柄が予め設定された大当
たり態様となる組み合わせで停止することを許可するか
否か、小当たり態様となる組み合わせで停止することを
許可するか否か、小役態様となる組み合わせで停止する
ことを許可するか否か、リプレイ態様となる組み合わせ
で停止することを許可するか否かについて乱数抽選を行
うようになっている。
【0052】上記各態様で停止許可される確率は、夫々
メダルのベット枚数に応じて異なるように、また所定段
階(例えば6段階)に切り換え可能な「設定」によって
も異なるように予め定められている。なお、「設定」は
遊技ホール側で自由に設定可能となっている。
【0053】停止許可手段105は、抽選手段104の
抽選結果に基づいて、大当たり態様、小当たり態様、小
役態様、若しくはリプレイ態様に関する停止許可信号を
第1リール変動制御手段106に出力して、各遊技図柄
表示リールがそれら各態様となる遊技図柄の組み合わせ
で停止することを許可するようになっている。なお、大
当たり態様及び小当たり態様に関する停止許可信号は、
夫々大当たり態様、小当たり態様が成立するまで持ち越
され、小役態様及びリプレイ態様に関する停止許可信号
はそのゲームについてのみ有効で次のゲームには持ち越
されないようになっている。
【0054】第1リール変動制御手段106は、各遊技
図柄表示リール22a〜22cの変動制御を行うもの
で、スタートレバー81の操作タイミングに基づく回転
指令信号を例えば抽選手段104等を介して受信したと
きに、各リール回転駆動手段23a〜23cを制御して
各遊技図柄表示リール22a〜22cの回転を同時に開
始させる機能と、ストップボタン82a〜82cの操作
タイミングに基づく停止指令信号を受信したときに、リ
ール回転位置検出手段60a〜60cからのリール回転
位置信号に基づいて各リール回転駆動手段23a〜23
cを制御して、各ストップボタン82a〜82cに対応
する各遊技図柄表示リール22a〜22cの回転を個別
に所定位置で停止させる機能とを備えている。
【0055】遊技図柄表示リール22a〜22cの回転
中に例えばストップボタン82aが押されて遊技図柄表
示リール22aに関する停止指令信号が出力されると、
第1リール変動制御手段106は、リール回転位置検出
手段60aからのリール回転位置信号に基づいてその時
点で表示窓68aに表示されている3つの遊技図柄を認
識する。そして、停止許可手段105から受信した停止
許可信号により例えば大当たり態様で停止することが許
可されている場合には、有効化された入賞ライン上に大
当たり態様を構成する遊技図柄が存在するか否かがチェ
ックされる。小当たり態様、小役態様、及びリプレイ態
様で停止することが許可されている場合も同様である。
停止許可された態様に対応する遊技図柄が有効化された
入賞ライン上にある場合には、第1リール変動制御手段
106はその時点で遊技図柄表示リール22aの回転を
停止させる。
【0056】一方、上記チェック処理の結果、停止許可
された態様に対応する遊技図柄が有効化された入賞ライ
ン上にない場合には、第1リール変動制御手段106は
遊技図柄表示リール22aを更に4コマ分回転させる間
にどのような遊技図柄が現れるかをチェックする。そし
て、その中に停止許可された態様に対応する遊技図柄が
存在した場合には、第1リール変動制御手段106はそ
のコマ位置まで遊技図柄表示リール22aを回転させて
停止させる。
【0057】遊技図柄表示リール22aを4コマ分回転
させる間に現れる遊技図柄の中にも停止許可された態様
に対応する遊技図柄が存在しない場合には、遊技図柄表
示リール22aはその4コマ分の何れかの遊技図柄で停
止され、外れ態様となる。このように、停止許可手段1
05によって大当たり態様等の所定の態様で停止するこ
とが許可されている場合でもその態様で停止することが
保証されているわけではなく、遊技者のストップボタン
82a〜82cの操作タイミングによっては外れ態様で
停止する場合もある。
【0058】以上の第1リール変動制御手段106によ
る引き込み制御処理は、残りの2つのストップボタン8
2b,82cが押された場合にもそれらに対応する遊技
図柄表示リール22b,22cに対して行われる。もち
ろん、ストップボタン82a〜82cの操作順序は任意
である。なお、以上説明した引き込み制御処理は、当然
ながら制御の遅れを考慮に入れて行う必要がある。
【0059】停止図柄判定手段107は、全ての遊技図
柄表示リール22a〜22cが停止したときに、リール
回転位置検出手段60a〜60cからのリール回転位置
信号に基づいて、有効化された各入賞ライン上に停止表
示される遊技図柄の組み合わせが、大当たり態様、小当
たり態様、小役態様、リプレイ態様、外れ態様の何れで
あるかを判定する。
【0060】クレジット処理手段108は、各ゲームで
獲得したメダルのクレジット/払い出しの制御を行うた
めのもので、停止図柄判定手段107の判定結果が大当
たり態様判定、小当たり態様判定、小役態様判定の場合
に、その停止図柄の組み合わせに対応して予め定められ
た枚数のメダルを、記憶しているクレジット枚数に加算
するか、若しくはメダル払い出し装置5の払い出し手段
13を駆動してメダル受け皿79に払い出すようになっ
ている。獲得したメダルをクレジットするか、或いは払
い出すかの設定は、C/Pボタン80によって切り換え
られる。
【0061】クレジット枚数が加算されると、クレジッ
ト表示手段71aに表示されているクレジット枚数の値
が更新される。なお、クレジット枚数には上限(例えば
50枚)が定められており、上限を超えるクレジット枚
数分のメダルはメダル払い出し装置5によってメダル受
け皿79に払い出されるようになっている。
【0062】利益状態発生手段109は、有効化された
各入賞ライン上に停止表示された遊技図柄の組み合わせ
が大当たり態様又は小当たり態様となることを条件に遊
技者に有利な利益状態を発生させるもので、停止図柄判
定手段107が大当たり態様と判定した場合にビッグボ
ーナスを発生させ、また、停止図柄判定手段107が小
当たり態様と判定した場合にレギュラーボーナスを発生
させるようになっている。
【0063】ビッグボーナスが発生すると、特別ゲーム
を所定ゲーム数(例えば30ゲーム)を上限として実行
可能となり、その間に所定条件(例えば遊技図柄の組み
合わせがリプレイ態様となる)が充足されることによ
り、特別ゲーム以外に別途ボーナス状態が所定回数(例
えば3回)を上限として発生する。
【0064】ボーナス状態が発生すると、ボーナスゲー
ムを所定ゲーム数(例えば12ゲーム)を上限として実
行可能となる。各ボーナスゲームでは、通常のゲームで
は入賞態様とならない所定の態様(例えばリプレイ態
様)が特別小役態様となり、遊技図柄の組み合わせがこ
の特別小役態様となることを条件に所定数のメダルが獲
得できる。ボーナスゲームが上限ゲーム数(例えば12
ゲーム)消化されるか、或いは特別小役態様が成立した
ボーナスゲームが所定ゲーム数(例えば8ゲーム)消化
された時点で、1回のボーナス状態が終了する。
【0065】特別ゲームが上限ゲーム数(例えば30ゲ
ーム)消化されるか、或いはボーナス状態が所定上限回
数(例えば3回)消化された時点でビッグボーナスは終
了する。
【0066】一方、レギュラーボーナスでは、ビッグボ
ーナスにおける1回のボーナス状態と同様のボーナスゲ
ームが実行可能となる。
【0067】制御コマンド送信手段110は、演出制御
基板102に対して制御コマンドを一方向通信により送
信するためのもので、停止許可手段105の停止許可状
態に基づく停止許可コマンド、第1リール変動制御手段
106の制御に基づく各遊技図柄表示リール22a〜2
2cの変動開始/停止コマンド、停止図柄判定手段10
7の判定結果に基づく停止図柄コマンド、利益状態発生
手段109の制御に基づく利益状態開始/停止コマンド
等を所定のタイミングで演出制御基板102側に送信す
るようになっている。
【0068】演出制御基板102は、制御コマンド解析
手段111、第2リール変動制御手段112、移動制御
手段113、照明制御手段114、音声制御手段115
等を備え、CPU、ROM、RAM等により構成されて
いる。これら各手段は、予めROM上に記憶された制御
プログラムをCPU上で実行させることにより実現され
る。
【0069】制御コマンド解析手段111は、主制御基
板101側からの制御コマンドを受信すると共にその内
容を解析するためのものである。
【0070】第2リール変動制御手段112は、演出図
柄表示リール62の変動制御を行うもので、例えば遊技
図柄表示リール22a〜22cの変動開始コマンドに基
づいてリール回転駆動手段23dを駆動することにより
演出図柄表示リール62の回転を開始させた後、一時的
に「当たり?」で停止させた後、停止図柄判定手段10
7の判定結果に基づく停止図柄コマンドに基づいて、例
えば遊技図柄が大当たり態様で停止した場合には「ビッ
グボーナス!!」で、小当たり態様で停止した場合には
「レギュラーボーナス!」で、小役態様で停止した場合
には「メダルゲット」で、リプレイ態様で停止した場合
には「リプレイ」で、外れ態様で停止した場合には「残
念」で、ボーナスゲーム中にリプレイ態様で停止した場
合には「ボーナスゲーム」で、夫々停止させるようにな
っている。
【0071】なお、第2リール変動制御手段112は、
リール回転位置検出手段60dからのリール回転位置信
号に基づいてリール回転駆動手段23dを制御して、演
出図柄表示リール62の回転を所定位置で停止させるよ
うになっている。
【0072】移動制御手段113は、遊技状態に基づい
て第1リール移動手段28a〜28d、及び第2リール
移動手段29a〜29dの駆動制御を行うことにより遊
技図柄表示リール22a〜22c、及び演出図柄表示リ
ール62を夫々移動させるためのもので、移動パターン
記憶手段121、第1抽選手段122、第2抽選手段1
23、移動パターン選択手段124等を備えている。
【0073】移動パターン記憶手段121には、各遊技
図柄表示リール22a〜22c、演出図柄表示リール6
2の移動パターンデータが予め記憶されている。本実施
形態では、停止許可手段105で停止許可される各態様
に応じて図9に示す7種類の移動パターンA〜Gが設定
されているものとする。例えば、移動パターンAは停止
許可手段105により大当たり態様で停止することが許
可された場合に対応するもので、遊技図柄表示リール2
2a〜22c、及び演出図柄表示リール62を全てX方
向に往復振動させる設定となっている。また、移動パタ
ーンGは停止許可手段105によりリプレイ態様で停止
することが許可された場合に対応するもので、遊技図柄
表示リール22bをZ方向に、演出図柄表示リール62
をY方向に夫々往復振動させる設定となっている。
【0074】第1抽選手段122は、停止許可手段10
5で大当たり態様、小当たり態様、小役態様、リプレイ
態様の何れかの態様で停止することが許可された場合
に、遊技図柄表示リール等の移動を行うか否かを乱数抽
選により選択するようになっている。この第1抽選手段
122では、例えば遊技図柄表示リール22a等の移動
を行う確率(例えば70%)の方が行わない確率(例え
ば30%)よりも大きくなるように設定されている。
【0075】第2抽選手段123は、停止許可手段10
5で大当たり態様、小当たり態様、小役態様、リプレイ
態様の何れの態様で停止することも許可されていない場
合(即ち必ず外れ態様となる場合)に、遊技図柄表示リ
ール22a等の移動を行うか否かを乱数抽選により選択
するようになっている。この第2抽選手段123では、
例えば遊技図柄表示リール22a等の移動を行わない確
率(例えば90%)の方が行う確率(例えば10%)よ
りも大きくなるように設定されている。
【0076】移動パターン選択手段124は、停止許可
手段105による停止許可状態と、第1抽選手段122
若しくは第2抽選手段123の抽選結果とに基づいて、
移動パターン記憶手段121に記憶されている移動パタ
ーンを選択するもので、停止許可手段105で大当たり
態様、小当たり態様、小役態様、リプレイ態様の何れか
の態様で停止することが許可され、且つ第1抽選手段1
22で遊技図柄表示リール22a等の移動を行う選択が
された場合には、その停止許可された態様に対応する移
動パターンA〜Gを選択し、停止許可手段105で大当
たり態様、小当たり態様、小役態様、リプレイ態様の何
れの態様で停止することも許可されず、且つ第2抽選手
段123で遊技図柄表示リール22a等の移動を行う選
択がされた場合には、移動パターン記憶手段121に記
憶されている移動パターンA〜Gの何れかを例えば乱数
抽選により選択し、それ以外の場合には移動パターンA
〜Gの何れも選択しないようになっている。
【0077】移動制御手段113は、移動パターン選択
手段124で移動パターンA〜Gのうちの何れかが選択
された場合に、その移動パターンA〜Gに従って第1リ
ール移動手段28a〜28d、第2リール移動手段29
a〜29dを駆動制御して、例えば遊技図柄表示リール
22a〜22cの変動開始時に所定時間(例えば1秒
間)、各遊技図柄表示リール22a〜22c、演出図柄
表示リール62を所定方向に往復振動させるようになっ
ている。
【0078】照明制御手段114は、遊技図柄表示リー
ル22a〜22c、演出図柄表示リール62内の各照明
手段24の制御を行うためのもので、大当たり態様等の
成立、各遊技図柄表示リール22a〜22cの回転開始
/停止、メダルの投入、BETボタン73,74の操作
等に基づいて各照明手段24を点灯、消灯、或いは点滅
させると共に、移動制御手段113による遊技図柄表示
リール22a〜22c、演出図柄表示リール62の移動
制御に同期して、例えば移動パターンA〜Gに夫々対応
する所定の点滅パターンに従って各照明手段24を点滅
させるようになっている。
【0079】音声制御手段115は、スピーカ85から
出力される音声の制御を行うためのもので、大当たり態
様等の成立、各遊技図柄表示リール22a〜22cの回
転開始/停止、メダルの投入、BETボタン73,74
の操作等に基づいてスピーカ85から効果音や音楽を出
力すると共に、移動制御手段113による遊技図柄表示
リール22a〜22c、演出図柄表示リール62の移動
制御に同期して、例えば移動パターンA〜Gに夫々対応
する所定の効果音をスピーカ85から出力するようにな
っている。
【0080】上記構成のスロットマシンの動作を説明す
る。ゲーム開始にあたっては、遊技者は、メダル投入口
75にメダルを投入するか、或いはBETボタン73,
74の何れかを操作することによってまず1〜3枚のメ
ダルをベットする。
【0081】メダル投入口75からメダルが投入される
か、或いはBETボタン73,74の何れかが操作され
ると、ベット処理手段103が、メダル検出スイッチ7
7からの信号、或いはBETボタン73,74からの信
号に基づいてメダルのベット処理を行う。
【0082】即ち、メダル検出スイッチ77からの信号
があった場合にはその信号に基づいて投入メダル数を計
数し、ベット枚数がその上限値(ここでは3枚)となる
まで投入メダル数からベット枚数に加算すると共に、残
りの投入メダル数をクレジット処理手段108に記憶さ
れているクレジット枚数に加算させる。
【0083】一方、BETボタン73,74からの信号
があった場合には、ベット枚数がその上限値(ここでは
3枚)となるまで各BETボタン73,74に応じたメ
ダル数をベット枚数に加算すると共に、その加算分のメ
ダル数をクレジット処理手段108に記憶されているク
レジット枚数から減算させる。
【0084】クレジット処理手段108に記憶されてい
るクレジット枚数はクレジット表示手段71aに表示さ
れ、クレジット枚数の加算/減算があった場合には、そ
の都度その表示内容が更新される。
【0085】メダルがベットされると、そのベット枚数
に応じて所定の入賞ラインL1〜L5が有効化される。
【0086】遊技者がメダルをベットした後にスタート
レバー81を操作すると、ベット処理手段103で計数
されたベット枚数が1以上であることを条件に、抽選手
段104が、有効化された入賞ライン上に遊技図柄が予
め設定された大当たり態様となる組み合わせで停止する
ことを許可するか否か、小当たり態様となる組み合わせ
で停止することを許可するか否か、小役態様となる組み
合わせで停止することを許可するか否か、リプレイ態様
となる組み合わせで停止することを許可するか否かにつ
いて乱数抽選を行う。
【0087】その抽選結果が上記の何れかの態様を許可
するものとなった場合には、停止許可手段105が、大
当たり態様、小当たり態様、小役態様、若しくはリプレ
イ態様に関する停止許可信号を第1リール変動制御手段
106に出力すると共に、制御コマンド送信手段110
を介して演出制御基板102側に対して停止許可コマン
ドを送信する。
【0088】その後、第1リール変動制御手段106の
制御により、リール回転駆動手段23a〜23cが一斉
に作動して、3つの遊技図柄表示リール22a〜22c
が同時に回転を開始すると共に、制御コマンド送信手段
110を介して演出制御基板102側に変動開始コマン
ドが送信される。
【0089】演出制御基板102側では、主制御基板1
01側から停止許可コマンドを受信すると、第2リール
変動制御手段112の制御によりリール回転駆動手段2
3dが作動して演出図柄表示リール62が回転を開始す
ると共に、照明制御手段114、音声制御手段115が
遊技図柄の変動動作に応じた演出を行う。
【0090】また、受信した停止許可コマンドが大当た
り態様、小当たり態様、小役態様、リプレイ態様の何れ
かの態様で停止することを許可するものである場合に
は、第1抽選手段122が遊技図柄表示リール22a等
の移動を行うか否かを例えば70%:30%の確率とな
るように抽選する。そして、その抽選結果が遊技図柄表
示リール22a等の移動を行わせるものである場合に
は、移動パターン選択手段124が、停止許可された態
様に対応する移動パターンA〜Gを移動パターン記憶手
段121から選択する。
【0091】例えば、停止許可コマンドが大当たり態様
の停止許可コマンドであり、第1抽選手段122の抽選
結果が遊技図柄表示リール22a等の移動を行わせるも
のである場合には、大当たり態様に対応する移動パター
ンAが選択される。
【0092】一方、停止許可コマンドが大当たり態様等
での停止を許可するものでない場合には、第2抽選手段
123が遊技図柄表示リール22a等の移動を行うか否
かを例えば10%:90%の確率となるように抽選す
る。その抽選結果が遊技図柄表示リール22a等の移動
を行わせるものである場合には、移動パターン選択手段
124が、乱数抽選等により移動パターンA〜Gの何れ
かを選択する。
【0093】そして、主制御基板101側から変動開始
コマンドを受信すると、移動制御手段113が、選択さ
れた移動パターンA〜Gの何れかに従って第1リール移
動手段28a〜28d、第2リール移動手段29a〜2
9dを駆動制御して、遊技図柄表示リール22a〜22
cの変動開始と同時、若しくはその前後の所定のタイミ
ングで、所定時間(例えば1秒間)各遊技図柄表示リー
ル22a〜22c、演出図柄表示リール62を所定方向
に往復振動させる。
【0094】また、移動制御手段113による各遊技図
柄表示リール22a〜22c、演出図柄表示リール62
の移動制御と同期して、照明制御手段114が、例えば
移動パターンA〜Gに夫々対応する所定の点滅パターン
に従って各照明手段24を点滅させ、音声制御手段11
5が、例えば移動パターンA〜Gに夫々対応する所定の
効果音をスピーカ85から出力する。
【0095】以上のように、停止許可手段105によっ
て大当たり態様等の所定の態様で停止することが許可さ
れた場合には、所定の確率で、その停止許可された態様
に応じた移動パターンで各遊技図柄表示リール22a〜
22c、演出図柄表示リール62の何れかが往復振動す
るため、遊技者は利益状態発生に対する大きな期待感を
抱きつつゲームを行うことができる。
【0096】また、停止許可手段105によって大当た
り態様等の所定の態様で停止することが許可されていな
い場合であっても、所定の確率で各遊技図柄表示リー
ル、演出図柄表示リールが往復振動するため、遊技者は
リール移動による予告があっても気を抜くことなく常に
緊張感を持って遊技を行うことができる。
【0097】遊技図柄表示リールの回転が安定した後、
遊技者がストップボタン82a〜82cを任意の順序で
操作すると、第1リール変動制御手段106は、各遊技
図柄表示リールに対して夫々上述した引き込み制御処理
を行う。これにより、停止許可手段105が大当たり態
様等の所定の態様で停止することを許可している場合に
は、遊技者のストップボタン82a〜82cの操作タイ
ミングに応じて大当たり態様等、若しくは外れ態様で停
止し、停止許可手段105が大当たり態様等の所定の態
様で停止することを許可していない場合には、遊技者の
ストップボタン82a〜82cの操作タイミングと関係
なく必ず外れ態様で停止する。
【0098】全ての遊技図柄表示リール22a〜22c
が停止すると、停止図柄判定手段107が、リール回転
位置検出手段60a〜60cからのリール回転位置信号
に基づいて、有効化された各入賞ライン上に停止表示さ
れる遊技図柄の組み合わせが、大当たり態様、小当たり
態様、小役態様、リプレイ態様、外れ態様の何れである
かを判定する。そして、停止図柄判定手段107の判定
結果が大当たり態様判定、小当たり態様判定、小役態様
判定の何れかであった場合には、第2リール変動制御手
段112の制御によって演出図柄表示リール62が「ビ
ッグボーナス!!」、「レギュラーボーナス!」、「メ
ダルゲット」等で停止し、照明制御手段114,音声制
御手段115の制御によって遊技図柄の停止態様に応じ
た照明、音声による演出が行われると共に、クレジット
処理手段108が、予め定められた枚数のメダルを、記
憶しているクレジット枚数に加算するか、若しくはメダ
ル払い出し装置5の払い出し手段13を駆動してメダル
受け皿79に払い出す。
【0099】この獲得メダル枚数は獲得メダル表示手段
71bに表示され、クレジット枚数が加算されると、ク
レジット表示手段71aに表示されているクレジット枚
数の値が更新される。
【0100】また、停止図柄判定手段107が大当たり
態様と判定した場合には、利益状態発生手段109によ
ってビッグボーナスが発生し、特別ゲームを所定ゲーム
数(例えば30ゲーム)を上限として実行可能となり、
その間に所定条件(例えば遊技図柄の組み合わせがリプ
レイ態様となる)が充足されることにより、特別ゲーム
以外に別途ボーナス状態が所定回数(例えば3回)を上
限として発生する。これにより、遊技者に多大な利益が
還元される。
【0101】停止図柄判定手段107が小当たり態様と
判定した場合には、ビッグボーナスにおける1回のボー
ナス状態と同様のボーナスゲームが実行可能となり、遊
技者に多大な利益が還元される。
【0102】停止図柄判定手段107がリプレイ態様と
判定した場合には、メダルをベットすることなく次のゲ
ームを行うことができる。
【0103】以上説明したように、本実施形態のスロッ
トマシンでは、遊技図柄変動表示リール22a〜22
c、演出図柄変動表示リール62に所定の移動動作を行
わせる第1リール移動手段28a〜28d,第2リール
移動手段29a〜29dと、遊技状態に応じて第1リー
ル移動手段28a〜28d、第2リール移動手段29a
〜29dを作動させる移動制御手段113とを備えてい
るため、変化と意外性に富んだ演出を行うことができ、
遊技者の興味を長く維持できる。
【0104】演出図柄変動表示リール62が移動動作を
行うようになっているため、その演出の幅が広がって変
化に富んだ演出を行うことが可能となる。
【0105】第1リール移動手段28a〜28d、第2
リール移動手段29a〜29dは遊技図柄変動表示リー
ル22a〜22c、演出図柄変動表示リール62を所定
方向に振動動作させるものであるため、図柄を視認でき
る状態を維持することができる。
【0106】遊技図柄変動表示リール22a〜22c、
演出図柄変動表示リール62の内部に照明手段24を備
え、移動制御手段113は、照明手段24の発光動作に
関連して第1リール移動手段28a〜28d、第2リー
ル移動手段29a〜29dを作動させるようになってい
るため、その演出内容を遊技者に対してより強力にアピ
ールすることができる。
【0107】移動制御手段113は、停止許可手段10
5の作動と関連して第1リール移動手段28a〜28
d、第2リール移動手段29a〜29dを作動させるよ
うになっているため、遊技者はその移動状態によって停
止許可手段105の作動状況を知ることができ、利益状
態発生の期待感を高揚させつつ楽しく遊技を行うことが
できる。
【0108】移動制御手段113は、停止許可手段10
5が作動した場合に第1リール移動手段28a〜28
d、第2リール移動手段29a〜29dを作動させると
共に、停止許可手段105が作動しない場合であって
も、所定の確率で第1リール移動手段28a〜28d、
第2リール移動手段29a〜29dを作動させるように
なっているため、遊技者はリール移動による予告があっ
ても気を抜くことなく常に緊張感を持って遊技を行うこ
とができる。
【0109】抽選手段104を備えた主制御基板101
と、移動制御手段113を備えた演出制御基板102と
を別個に備え、移動制御手段113は、主制御基板10
1からの信号に基づいて第1リール移動手段28a〜2
8d、第2リール移動手段29a〜29dを作動させる
か否かを判定するようになっているため、制御基板の負
荷を分散することができると共に、異なる機種間での制
御基板の共通化、基板交換時のコスト削減等の種々の効
果が期待できる。
【0110】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、各実施形態に限定されるものではなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例
えば、遊技図柄変動表示リール22a〜22c、演出図
柄変動表示リール62が、夫々2以上の方向に同時に移
動するようにしてもよい。各リール22a〜22c,6
2の移動可能方向は、夫々1つであってもよいし、3以
上であってもよい。
【0111】各リール22a〜22c,62の移動方向
は、上下、左右、前後に限られるものではなく、斜め方
向への移動、所定の中心軸周りの回転、揺動、振動等で
あってもよい。例えば、前後方向の軸廻りに回転、揺
動、振動させてもよい。また、各リール22a〜22
c,62は、例えばその回転軸の一端側のみを移動でき
るようにしてもよい。
【0112】各リール22a〜22c,62は、それら
全てが移動可能である必要はなく、それらのうちの所定
のリールのみが移動可能であってもよい。例えば、演出
図柄変動表示リール62のみが移動可能であってもよい
し、遊技図柄変動表示リール22a〜22cのみが移動
可能であってもよい。
【0113】各リール22a〜22c,62の移動は、
振動動作ではなく所定方向にゆっくりと往復移動するも
のであってもよいし、例えば回転移動する場合であれば
一方向に連続移動するものであってもよい。
【0114】各リール22a〜22c,62の移動は、
遊技図柄表示リール22a〜22cの変動開始と同時に
行うものに限られるものではなく、遊技図柄表示リール
22a〜22cの変動開始前、変動開始後、変動停止
前、変動停止時、BETボタン73,74の操作時若し
くは操作後、スタートレバー81の操作時若しくは操作
後、ストップボタン82a〜82cの操作時若しくは操
作後等でもよい。また、その移動時間も任意であり、例
えば各移動パターン毎に異ならせてもよい。
【0115】利益状態(ビッグボーナス・レギュラーボ
ーナス)の抽選手段104の抽選結果に応じて各リール
22a〜22c,62の移動開始のタイミングを異なら
せてもよい。また、成立役に応じて各リール22a〜2
2c,62の移動開始のタイミングを異ならせてもよ
い。
【0116】遊技者に有利な状態の成立、例えばビッグ
ボーナス、レギュラーボーナス、狙うべき遊技図柄と成
立役とリールの停止順との少なくとも1つを報知してく
れるAT(アシストタイム)の状態、リプレイ確率が向
上するRT(リプレイタイム)の状態、所定態様でのリ
ール停止制御を無制御化する状態、成立役が所定回保持
されるST(ストックタイム)の状態、ビッグボーナス
とレギュラーボーナスとの少なくとも一方の抽選確率の
高確率状態、狙うべき遊技図柄と成立役とリールの停止
順との少なくとも1つを報知するか否かの抽選確率の高
確率状態等の成立を条件に各リール22a〜22c,6
2が移動するようにしてもよい。
【0117】複数、例えば演出図柄変動表示リール62
の数よりも多数の演出表示窓67を設け、演出図柄変動
表示リール62を表示する演出表示窓67が変化するよ
うに演出図柄変動表示リール62を移動させてもよい。
同様に、遊技図柄変動表示リール22a〜22cの数よ
りも多数の表示窓68を設け、遊技図柄変動表示リール
22a〜22cを表示する表示窓68が変化するように
遊技図柄変動表示リール22a〜22cを移動させても
よい。
【0118】狙うべき遊技図柄が表示されるタイミング
に関連して遊技図柄変動表示リール22a〜22c、演
出図柄変動表示リール62を移動させるようにしてもよ
い。
【0119】遊技図柄表示リール22a〜22cの停止
順の報知に関連して遊技図柄変動表示リール22a〜2
2cを移動させ、移動した遊技図柄変動表示リール22
a〜22cの順番にストップボタン82a〜82cを操
作することで高い確率で入賞又はリプレイが得られるよ
うにしてもよい。
【0120】遊技状態に応じて、第1抽選手段122と
第2抽選手段123との少なくとも一方を作動させるか
否かを択一的に選択するようにしてもよい。また、遊技
状態に応じて、第1抽選手段122と第2抽選手段12
3との少なくとも一方の抽選確率が変化するようにして
もよい。これらの場合の遊技状態とは、ベット枚数、ク
レジット枚数、ビッグボーナス/レギュラーボーナス開
始からの回転数、所定小役又はリプレイの連続成立数、
連続外れ回数、ビッグボーナス中、レギュラーボーナス
中、ビッグボーナスの小役ゲーム中、ビッグボーナスの
ボーナスゲーム中、所定の利益状態中等とすることがで
きる。
【0121】また、各リール22a〜22c,62は、
遊技中以外のときにデモンストレーション表示として任
意の移動を行うようにしてもよい。
【0122】照明手段24は、各リール22a〜22
c,62の外側から照明するものであってもよい。
【0123】演出図柄変動表示リール62は、第1表示
パネル66上に例えば遊技図柄表示リール22の一側、
上側、或いは下側に隣接して配置してもよい。また、演
出図柄変動表示リール62は複数設けてもよい。
【0124】演出図柄変動表示リール62に代えて例え
ば液晶表示手段等の表示手段を設け、その表示手段を移
動可能としてもよい。
【0125】演出図柄表示リール62による演出表示内
容は、停止許可手段105の作動状態、利益状態(例え
ばビッグボーナス)時のメダル獲得数等を報知するもの
であってもよい。
【0126】第1変動表示装置8は、3つの遊技図柄変
動表示手段21a〜21cを1つのケース体に装着し、
該ケース体ごと中間支持板2e上に装着するように構成
してもよい。また、第1変動表示装置8は、例えば側枠
部2a,2b、裏板2f、上枠部2c等に装着してもよ
いし、前面パネル3の裏面側に装着してもよい。
【0127】主制御基板101と演出制御基板102
は、前面パネル3側に装着してもよい。
【0128】更に、実施形態ではスロットマシンを例に
挙げて説明したが、図柄を変動表示する変動表示部を備
えた遊技機であれば、パチンコ機、アレンジボール機等
であっても同様に実施可能であることは言うまでもな
い。
【0129】
【発明の効果】本発明では、複数種類の図柄を変動表示
可能な複数の変動表示部22a〜22c,62と、複数
の変動表示部22a〜22c,62のうちの所定の変動
表示部22a〜22cにおける変動後の停止図柄が予め
定められた所定態様となることを条件に遊技者に有利な
利益状態を発生させる利益状態発生手段109とを備え
た遊技機において、変動表示部22a〜22c,62に
所定の移動動作を行わせる移動手段28a〜28d,2
9a〜29dと、遊技状態に応じて移動手段28a〜2
8d,29a〜29dを作動させる移動制御手段113
とを備えているため、変化と意外性に富んだ演出を行う
ことができ、遊技者の興味を長く維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すスロットマシンの正
面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すスロットマシンの側
面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す本体ケースの正面図
である。
【図4】本発明の一実施形態を示す遊技図柄変動表示部
の側面断面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す遊技図柄変動表示部
の側面断面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す遊技図柄変動表示部
の正面及び背面断面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示す演出図柄の一例であ
る。
【図8】本発明の一実施形態を示す制御系のブロック図
である。
【図9】本発明の一実施形態を示す移動パターンの一例
である。
【符号の説明】
22a〜22c 遊技図柄表示リール(変動表示部) 28a〜28d 第1リール移動手段 29a〜29d 第2リール移動手段 62 演出図柄表示リール 81 スタートレバー(開始手段) 82a〜82c ストップボタン(停止手段) 101 主制御基板 102 演出制御基板 104 抽選手段 105 停止許可手段 109 利益状態発生手段 113 移動制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63F 7/02 326 A63F 7/02 326Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の図柄を変動表示可能な複数の
    変動表示部(22a)〜(22c)(62)と、前記複
    数の変動表示部(22a)〜(22c)(62)のうち
    の所定の変動表示部(22a)〜(22c)における変
    動後の停止図柄が予め定められた所定態様となることを
    条件に遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発
    生手段(109)とを備えた遊技機において、前記変動
    表示部(22a)〜(22c)(62)に所定の移動動
    作を行わせる移動手段(28a)〜(28d)(29
    a)〜(29d)と、遊技状態に応じて前記移動手段
    (28a)〜(28d)(29a)〜(29d)を作動
    させる移動制御手段(113)とを備えたことを特徴と
    する遊技機。
  2. 【請求項2】 前記複数の変動表示部(22a)〜(2
    2c)(62)の少なくとも1つは演出用の変動表示部
    (62)であることを特徴とする請求項1に記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】 前記移動手段(28a)〜(28d)
    (29a)〜(29d)は前記変動表示部(22a)〜
    (22c)(62)を所定方向に振動動作させるもので
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記所定の変動表示部(22a)〜(2
    2c)の変動表示を開始させる開始手段(81)と、前
    記所定の変動表示部(22a)〜(22c)の変動表示
    を停止させる停止手段(82a)〜(82c)と、前記
    所定の変動表示部(22a)〜(22c)が予め定めら
    れた所定態様となる図柄の組み合わせで停止することを
    許可する停止許可手段(105)と、該停止許可手段
    (105)を作動させるか否かを抽選する抽選手段(1
    04)とを備え、前記停止許可手段(105)が作動し
    且つ前記停止手段(82a)〜(82c)により停止し
    た前記所定の変動表示部(22a)〜(22c)の停止
    図柄が前記所定態様となることを条件に前記利益状態発
    生手段(109)が作動するように構成したことを特徴
    とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記移動制御手段(113)は、前記停
    止許可手段(105)の作動と関連して前記移動手段
    (28a)〜(28d)(29a)〜(29d)を作動
    させるものであることを特徴とする請求項4に記載の遊
    技機。
  6. 【請求項6】 前記移動制御手段(113)は、前記停
    止許可手段(105)が作動した場合に前記移動手段
    (28a)〜(28d)(29a)〜(29d)を作動
    させると共に、前記停止許可手段(105)が作動しな
    い場合であっても、所定の条件の成立に基づいて前記移
    動手段(28a)〜(28d)(29a)〜(29d)
    を作動させるものであることを特徴とする請求項5に記
    載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記抽選手段(104)を備えた主制御
    基板(101)と、前記移動制御手段(113)を備え
    た演出制御基板(102)とを別個に備え、前記移動制
    御手段(113)は、前記主制御基板(101)からの
    信号に基づいて前記移動手段(28a)〜(28d)
    (29a)〜(29d)を作動させるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項4〜6の何れかに記載の遊技
    機。
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