JPH0377569A

JPH0377569A - スロットマシン

Info

Publication number: JPH0377569A
Application number: JP1214595A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Okada; 和生岡田
Original assignee: Universal KK
Current assignee: Universal KK
Priority date: 1989-08-21
Filing date: 1989-08-21
Publication date: 1991-04-03
Anticipated expiration: 2012-07-23
Also published as: US5024439A; EP0414427A2; AU6094290A; EP0414427B1; DE69022928T2; JP2634465B2; DE69022928D1; AU634805B2; EP0414427A3; ATE129085T1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、シンボル列によって入賞が得られたか否かを
表示するだけでなく、そのシンボル列の移動表示中に入
賞が得やすい状態になっていることも表示できるように
したスロットマシンに関するものである。

〔従来の技術〕

スロットマシンは外周にシンボルマークを配列した複数
のリールを備えており、ゲームを開始させたときにはこ
れらのリールを一斉に回転させる。

そして、ストップボタンの操作あるいはオートストップ
装置の作用によりリールの全てが停止したときに、投入
したコインやメダル（以下、コインと総称する）の枚数
に応じて有効化された入賞ライン上に停止しているシン
ボルマークの組み合わせによって入賞の有無が表示され
る。

このようなスロットマシンゲームでは、遊技者は、多量
の配当コインが払い出される入賞や、高率で入賞が得ら
れる状態になる特典ゲーム（ボーナスゲーム）の権利が
生じる入賞を期待してゲームを行う、これらの大入賞が
出ると多くの配当コインが払い出されることになるが、
ペイアウト率を安定に維持するために、最近のスロット
マシンではマイクロコンピュータによって大入賞の発生
は確率的に管理され、集中して大入賞が出ないようにな
っている。

〔発明が解決しようとする諜Ｈ〕

遊技者にとって最も期待されている大入賞の発生は、上
記のように確率的に低く抑えられているため、遊技者に
対しては数多くゲームを繰り返してゆくうちに突然大入
賞が発生するという印象を与えがちになる。したがって
ほとんどの場合、ゲームの興趣はリールが停止した後だ
けに限られてしまい、リールが回転してから停止するま
での間は無為に時間経過を待つだけとなって、スロット
マシンゲームの単調さを助長する大きな原因となってい
た。

また、スロットマシンの中には、リールを用いずにＣＲ
Ｔにシンボルマークを移動表示するビデオタイプのもの
もあるが、このスロットマシンでも全く同様の欠点があ
った。

〔発明の目的〕

本発明は、以上のような従来技術の欠点を解決するため
になされたもので、大入賞等の入賞が得やすい状態にな
ったときにはシンボル列の移動表示を変化させ、シンボ
ル列の移動表示中にも遊技者に興趣を与えることができ
るようにしたスロットマシンを提供することを目的とす
る。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するにあたり、シンボル列の移
動表示が停止する前に、そのゲームを入賞させるか否か
を入賞決定手段で決め、その結果に応じてシンボル列の
移動表示速度を切り換えるようにしたものである。

〔作用〕

シンボル列の移動表示速度は、入賞決定手段によって入
賞を出すように決められたときとハズレを出すように決
められたときとで切り換えられる。

この移動表示速度の変化に遊技者が気づけば、シンボル
列の移動表示の過程で遊技者はゲーム結果を予測するこ
とができるようになるため、シンボル列の移動表示につ
いても遊技者は興味を向けるようになる。

以下、図面にしたがって本発明の実施例について説明す
る。

（実施例）本発明のスロットマシンの外観を示す第３図において、
スロットマシン２の正面中央部には左側から順にストッ
プボタン３〜５が設けられており、ストップボタン３の
周辺部にはスタートレバー６゜コイン投入ロアがそれぞ
れ設けられている。ストップボタン３〜５の上方には前
面パネル８が嵌め込まれており、この前面パネル８の裏
側には径を同じくする第１．第２．第３リール９〜１１
が図中左側から順に配置されている。

これら各リール９〜１１の外周面には例えば「レモンＪ
、ｒ７．．ｒスイカ」等の種々のシンボルが描かれてお
り、前面パネル８に形成された３個の窓１２〜１４を通
して観察される。窓１２〜１４には投入したコインの枚
数に対応して有効化される入賞ライン１６が複数記され
ている。前記コイン投入ロアよりコインを投入した後、
スタートレバー６を操作すると、各リール９〜１１が回
転を開始し、定常回転速度に達すると、ストップボタン
３〜５の操作が可能となる。

ストップボタン３〜５が任意のタイミングで操作される
と、ストップ信号が出力され、回転中の各リール９〜１
１は停止される。そして、有効化された入賞ライン１６
上に表示される３個のシンボルの組み合わせが入賞役に
該当すると、入賞役に対応する枚数のコインが受は皿１
７に払い出される。なお、ストップボタン３〜５の操作
が行われないときには、各リール９〜１１は周知のオー
トストップ機構により停止される。

第２図はスロットマシン２の電気的構成を示すものであ
る。前記各リール９〜１１を駆動するパルスモータ２０
〜２２はドライバ２３〜２５を介して、システムコント
ローラ２６に接続されている。また、このシステムコン
トローラ２６にはホトセンサ２７〜２９が接続されてお
り、このホトセンサ２７〜２９は各リール９〜１１に設
けられた遮光片３０〜３２の検出を行い、各リール９〜
１１が一回転するごとに基準位置の通過を検出する。

この他、システムコントローラ２６には前記ストップボ
タン３〜５に連動してストップ信号を出力するストップ
スイッチ３ａ〜５ａ、　スタートレバー６に連動するス
タートスイッチ６ａ、コイン投入ロアに取り付けられコ
インの検出を行うコイン投入センサ３５．ドライバ３６
を介してコイン払出し器３７がそれぞれ接続されている
。前記スタートスイッチ６ａはスタートレバー６の操作
タイごングでスタート信号を、またコイン投入センサ３
５はコインの検出タイミングで、乱数発生信号をそれぞ
れ出力する。

第１図はシステムコントローラ２６を示すものである。

コイン投入センサ３５に接続された乱数発生回路４０は
、乱数発生信号により１〜３０００の乱数を発生する。

この乱数発生回路４０にはスタート信号によりサンプリ
ングを行うサンプリング回路４１が接続されている。こ
のサンプリング回路４１ではｌサイクルを３０００回と
して、ｌサイクル間には同じ乱数をサンプリングしない
ようになっている。

サンプリング回路４１には絵柄決定回路４２が接続され
ている。絵柄決定口１４２ではサンプリングされた乱数
値を絵柄テーブル４３に照らし合わせ、乱数値に該当す
るシンボルの組み合わせの判定を行い、このシンボルの
組み合わせに対応する３個のシンボル信号を決定する。

各シンボル信号は絵柄決定回路４２に接続された停止位
置決定回路４４に出力される。この停止位置決定回路４
４にはストップスイッチ３ａ〜５ａとパルスモータ２０
〜２２の制御を行うモータ制御回路４５が接続されてい
る。

前記停止位置決定回路４４はストップスイッチ３ａ〜５
ａからのストップ信号を受けて各パルスモータ２０〜２
２の停止制御を行う。この停止制御に際しては、後述す
るサーチ回路４７から供給されてくる各リール９〜１１
の回転位置信号を参照しながら、絵柄決定回路４２で決
定されたシンボルが有効化された入賞ライン１６上で停
止するような停止位置信号が停止位置決定回路４４から
モータ制御回路４５に出力される。

ただし、ストップボタン３〜５の操作タイミングと各リ
ール９〜１１が実際に停止するタイミングとが極端にず
れていると不自然になるから、これが不自然にならない
範囲、例えばストップ信号が入力された時点から各リー
ル９〜１１のシンボルが数個分移動されるまでに各パル
スモータ２０〜２２の駆動は停止されるようになってい
る。この場合、必ずしも絵柄決定回路４２で決定された
シンボルの組み合わせが得られないことも生じるが、特
にシンボルの組み合わせがｒ７」−ｒ７」−「７Ｊとな
る大当たりのときには、このシンボル信号は次回のゲー
ムに持ち越される。

前記モータ制御回路４５には、スタートスイッチ６ａ、
駆動パルスタイミングテーブル４６．サーチ回路４７及
び払出し制御回路４８が接続されている。駆動パルスタ
イミングテーブル４６には、モータ制御回路４５からパ
ルスモータ２０〜２２に出力される駆動パルスの出力タ
イミングのデータが格納されており、停止位置決定回路
４４からモータ制御回路４５にシンボル信号ｒ１」、ｒ
７Ｊ、ｒ７」が出力されたときには、モータ制御回路４
５は定常回転速度に達したパルスモータ２０〜２２を一
定時間後に減速して、等速回転に移行させる例えば第４
図に示すようにＴ３の時点でＮ、ｒｐｍの定常回転速度
を減速し、Ｔ、の時点でＮ、ｒｐｍの等速回転をさせる
ような駆動パルスを各パルスモータ２０〜２２に出力す
る。またモータ制御回路４５にシンボル信号ｒ７Ｊ、ｒ
７Ｊ、ｒ７Ｊが持ち越された場合には、第５図に示すよ
うにＮ、ｒｐｍの定常回転速度まで加速させずに、Ｎ、
ｒｐｍの等速回転を行わせるような駆動パルスを各パル
スモータ２０〜２２に出カスる。更に停止位置決定回路
４４からモータ制御回路４５に上記以外のシンボル信号
が出力されたときには、第６図に示すようにＮ、ｒｐｍ
の定常速度まで加速して、等速回転を行わせるような駆
動パルスを各パルスモータ２０〜２２に出カスる。

なお、駆動パルスとパルスモータの回転速度とは図示か
られかるように、パルス間隔が短くなると回転速度が速
くなるという関係がある。

前記サーチ回路４７は前記ホトセンサ２７〜２９が検出
する基準位置とモータ制御回路４５からの駆動パルスの
カウントから、回転中の各リール９〜１１のシンボルの
位置を調べ、停止位置決定回路４４に回転位置信号を出
力する。また、払出し制御回路４８はパルスモータ２０
〜２２が全て停止されたタイピングで、シンボルの組み
合わせが入賞役の場合には、ドライバ３６を介して前記
コイン払出し器３７に入賞役に対応する枚数のコインを
払い出させる。

このように構成された本発明のスロットマシン２の作用
について、第４図〜第６図を参照して説明する。第４図
のＴ０時にコイン投入ロアにコインが投入されると、コ
イン投入センサ３５は乱数発生信号を出力し、乱数発生
回路４０に乱数を発生させる。そして、Ｔ＋時にスター
トレバー６が操作されると、サンプリング回路４１とモ
ータ制御回路４５にスタート信号が入力される。

サンプリング回路４１では乱数のサンプリングを行い、
乱数値を絵柄決定回路４２に出力する。

サンプリングされた乱数値が１〜１０までのときには、
絵柄決定回路４２は絵柄テーブル４３を参照して、シン
ボルの組み合わせｒ７」−ｒｌ」−「７」に対応する３
個のシンボル信号「７」。

ｒｌ」、　　ｒｌ」を決定し、これをモータ制御回路４
５に出力する。モータ制御回路４５では駆動パルスタイ
電ングテーブル４６のデータに従い、各パルスモータ２
０〜２２の始動を行い、定常回転速度であるＮｌ　ｒｐ
ｍまで加速を行う。

各パルスモータ２０〜２２が定常回転速度に達したＴ１
時に前記ストップボタン３〜５の操作が可能となる。こ
の後、最初のストップボタン３が操作され、停止位置決
定回路４４からモータ制御回路４５に停止位置信号が出
力されると、このモータ制御回路４５は前記サーチ回路
４７からの回転位置信号を参照して、第１リールのシン
ボル「７」が有効化された入賞ライン１６上に止まるよ
うにパルスモータ２０を停止する。

ところで、７４時にモータ制御回路４５は図示のように
パルスモータ２１．２２の減速を行い、Ｔ３時にＮ、ｒ
ｐｍ　（Ｎｌ　＞Ｎｔ　）の等速回転に移行させる。そ
して、Ｔ３時の前後に２番目のストップボタン４が操作
されると、停止位置決定回路４４．モータ制御回路４５
が上述した制御を行い、有効化された入賞ライン１６上
に第２リールのシンボル「７」を止める。そして、Ｔ６
時に最後のストップボタン５が操作されると、モータ制
御回路４５がＮ、ｒｐｍの等速回転中のパルスモータ２
２の減速を行い、１７時に停止する。このパルスモータ
２２の停止により、各リール９〜１１が全て停止される
。有効化された入賞ライン１６上に表示される各リール
９〜１１の各シンボルは全て「７」となり、全体として
のシンボルの組み合わせｒｌ」−ｒ７」−’７Ｊが完成
され、大当たりとなる。

なお、ストップボタン３〜５が操作されない場合には、
モータ制御回路４５は７４時に減速を行い、Ｔｓ時にＮ
ｚｒｐｍの等速回転に移行させた後、Ｔｗ時まで各パル
スモータ２０〜２２を継続回転させ、７９時にシンボル
信号に基づいてこれらを停止させる。このタイミングで
払出し制御回路４５はコイン払出し器３７に払出し信号
を出力して、規定枚数のコインを払い出す。なお、この
実施例では７４時に行われる減速操作を、Ｔ１時から一
定時間経過した後に行ったが、最初に行われるストップ
ボタンの操作に連動してもよい。

モータ制御回路４５にシンボル信号「７」。

ｒ７」、ｒｌ」が出力されたときに、ストップボタン３
〜５の操作するタイピングがずれて、シンボルの組み合
わせｒｌ」−ｒ７」−’７Ｊが完成できない場合には、
モータ制御回路４５は前記シンボル信号ｒ１」、ｒ７ｊ
、’７Ｊを保持し、次回のゲームに持ち越す。

このため、７１時にスタートレバー６が操作されると、
モータ制御回路４５は第５図に示すような駆動パルスを
各パルスモータ２０〜２２に出力し、これらを回転させ
る。そして、Ｔ２時にパルスモータ２０〜２２がＮ、ｒ
ｐｍの等速回転に移行すると、前記ストップボタンが操
作可能になる。

この状態でストップボタンを操作すると、モータ制御回
路４５は停止位置信号を出力して、有効化された入賞ラ
イン１６上に各リール９〜１１のシンボル「７」を止め
るようにパルスモータ２０〜２２をそれぞれ停止する。

このときにも、シンボルの組み合わせｒ７」−ｒ７」−
ｒ７」が完成されない場合には、シンボルの組み合わせ
「７」−ｒ　７　Ｊ　−ｒ　７　Ｊが完成するまで、同
じ処理が繰り返される。

ところで、Ｔ１時に前記サンプリング回路４１がサンプ
リングした乱数値が１１〜３０００までの場合には、絵
柄決定回路４２は絵柄テーブル４３を参照して、シンボ
ルの組み合わせの判定を行い、このシンボルの組み合わ
せに対応するシンボル信号を停止位置決定回路４４に出
力する。停止位置決定回路４４からシンボル信号が出力
されたモータ制御［）４５は、パルスモータ２０〜２２
に第６図に示すような駆動パルスを出力してこれらを回
転する。そして、７２時以降、定常回転速度で回転中の
パルスモータ２０〜２２は、ストップボタン３〜５の操
作により、図中Ｔ６時からＴ、時に示すように、それぞ
れ減速されて停止される。なお、Ｔ６時にストップボタ
ン３〜５が操作されない場合には、モータ制御回路４５
はパルスモータ２０〜２２は図中破線で示すようにＴ’
ｐ時までＮ、ｒｐｍの等速回転を行い、この後減速して
、１９時にこれを停止する。

有効化された入賞ライン１６上に完成されるシンボルの
組み合わせが入賞役に該当しない場合には、これで１ゲ
ームが終了する。また、完成されたシンボルの組み合わ
せが入賞役に該当する場合には、払出し制御回路４５が
コイン払出し器３７に所定の枚数のコインを払い出して
１ゲームが終了する。

なお、この実施例では各リール９〜１１を減速して定常
回転速度より低い回転速度で等速回転させたが、加速し
て定常回転速度より高い回転速度で回転してもよい。ま
た、シンボル信号が「７Ｊ。

ｒ７Ｊ、ｒ７．の時に各リール９〜１１の回転速度を可
変させたが、この回転速度の可変は他のシ４゜ンボル信号が出力されたときに行ってもよい。

上記実施例ではストップボタン付きのリールタイプのス
ロットマシンに付いて説明したが、本発明はストップボ
タンのないオートストップタイプのスロットマシンやビ
デオタイプのスロットマシンにも適用することができる
。

〔発明の効果〕

以上、詳細に説明したように、本発明ではシンボル列の
移動表示が停止されるまでに入賞を発生させるか否かを
予め決定する入賞決定手段と、この入賞決定手段によっ
て決定された入賞の有無に対応し、シンボル列の移動表
示を前記定常速度とは異なる表示速度に切り換える表示
速度切り換え手段とを設けたから、大入賞等の入賞が得
やすい状態になったときにはシンボル列の移動表示を変
化させ、シンボル列の移動表示中にも遊技者に興趣を与
えることができるスロットマシンを提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はスロットマシンのシステムコントローラのブロ
ック図である。第２図は本発明のスロットマシンの電気的構成を示す概
略図である。第３図は本発明のスロットマシンの斜視図である。第４図〜第６図は駆動パルスタイミングテーブルが出力
する駆動パルスのタイミングとパルスモータの回転状態
を示す図である。６　・　・９　　・１０　・１１　・１２゜１６　・４２　・４３　・４４　・４５　・４６　・スタートレバー第１リール・第２リール・第３リール３．１４・・・窓・入賞ライン・絵柄決定回路・絵柄テーブル・停止位置決定回路・モータ制御回路・駆動パルスタイミングテーブル。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数のシンボル列を観察窓に定常速度で移動表示
した後、これらのシンボル列の移動表示を停止させ、入
賞ライン上に停止しているシンボルの組み合わせにより
入賞の有無を表示するようにしたスロットマシンにおい
て、前記シンボル列の移動表示が停止されるまでに入賞を発
生させるか否かを予め決定する入賞決定手段と、この入
賞決定手段によって決定された入賞の有無に対応し、シ
ンボル列の移動表示を前記定常速度とは異なる表示速度
に切り換える表示速度切り換え手段とを備えたことを特
徴とするスロットマシン。