JP2005081059A - モータ駆動制御装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 本発明は、回胴式遊技機の製造コストを低減させて、モータの駆動効率を向上させるとともに、遊技の興趣を高めることができる。
【解決手段】 本発明は、複数の図柄を表示したリール3の駆動源としてステッピングモータ49を備え、外部からの操作指示に応じてステッピングモータ49を駆動させる回胴式遊技機1のモータ駆動制御装置であって、ステッピングモータ49の駆動指令が外部からの指示により発生したときは、オン期間及びオフ期間を有するパルス信号を繰り返しステッピングモータ49に供給することにより、該ステッピングモータ49を駆動させるモータ駆動回路39を備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、複数の図柄を表示したリールの駆動源としてのモータを備え、外部からの操作指示に応じてモータを駆動させる回胴式遊技機のモータ駆動制御装置に関する。
従来より、回胴式遊技機(例えば、パチスロ遊技機)用の図柄変動装置では、所定の電圧値(例えば、24V)で駆動するモータに当該所定の電圧値を印加することにより、複数の図柄を表示したリールを回転させるという回路構成が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−71240号公報
しかしながら、上記所定の電圧値が回胴式遊技機において用いられている他の電圧値(例えば、12V)よりも高いため、回胴式遊技機における電源の統一化が図れず、製造コストが低減されないという問題があった。
一方、所定の電圧値(例えば、24V)で駆動するモータに変えて、当該所定の電圧値よりも低い他の電圧値(例えば、12V)で駆動するモータを採用すれば、回胴式遊技機における電源の統一化が図られるとともに、製造コストが低減される。
しかしながら、単純に電圧が下げられた場合には、当該モータに流れる電流の立ち上がり時間が遅くなり、当該モータが効率良く駆動されないという問題があった。
このため、回胴式遊技機の製造コストを低減させて、モータの駆動効率を向上させるとともに、遊技の興趣を高めることのできる装置の開発が望まれていた。
そこで、本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであり、回胴式遊技機の製造コストを低減させて、モータの駆動効率を向上させるとともに、遊技の興趣を高めることのできるモータ駆動制御装置を提供することを課題とする。
本願に係る発明は、上記課題を解決するために、複数の図柄を表示したリール(例えば、リール3L,3C,3R)の駆動源としてモータ(例えば、ステッピングモータ49L,49C,49R)を備え、外部からの操作指示に応じてモータを駆動させる回胴式遊技機のモータ駆動制御装置であって、モータの駆動指令が外部からの指示により発生したときは、オン期間及びオフ期間を有するパルス信号を繰り返しモータに供給することにより、モータを駆動させるモータ駆動制御手段(例えば、モータ駆動回路39)を備えることを特徴とする。
このような本発明によれば、モータの駆動指令が外部からの指示により発生したときは、モータ駆動制御手段がオン期間及びオフ期間を有するパルス信号を繰り返しモータに供給することにより、モータ駆動制御装置は、低い電圧値でも効率良くモータを駆動させることができ、回胴式遊技機における電源の統一化を図ることができるとともに、製造コストの低減を図ることができる。
上記発明においては、所定の役を当選役として決定する当選役決定手段(例えば、メインCPU31)と、当選役決定手段で決定された当選役の種類に応じて、オン期間を決定するオン期間決定手段(例えば、メインCPU31)とを備えることが好ましい。なお、モータ駆動制御手段は、モータの駆動指令が外部からの指示により発生したときから所定時間が経過するまでの間に、オン期間決定手段によって決定されたオン期間及び予め設定されたオフ期間を有するパルス信号を繰り返しモータに供給することにより、当該モータを駆動させてもよい。
この場合には、オン期間決定手段が、当選役決定手段で決定された当選役の種類に応じてオン期間を決定することにより、モータ駆動制御装置は、始動時にモータに流れる電流値を適宜変更することができ、リールの回転開始時における態様を変更することができ、遊技の興趣を高めることができる。
なお、モータ駆動制御手段は、モータの駆動指令が外部からの指示により発生した際には、前記パルス信号のパルス数が所定の基準数に達するまでに、オン期間決定手段によって決定されたオン期間及び予め設定されたオフ期間を有するパルス信号を繰り返しモータに供給することにより、当該モータを駆動させてもよい。
以上説明したように本発明によれば、回胴式遊技機の製造コストを低減させて、モータの駆動効率を向上させるとともに、遊技の興趣を高めることができる。
(モータ駆動制御装置の基本構成)
本実施形態に係るモータ駆動制御装置について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る回胴式遊技機1の外観図である。
図1に示すように、回胴式遊技機1の全体を形成しているキャビネットの正面には、3個のパネル表示窓5L,5C,5Rが形成されている。リールユニットを形成するリール3L,3C,3Rは、これらのパネル表示窓5L,5C,5Rを通じて視認される。また、パネル表示窓5L,5C,5Rには、横方向に3本及び斜め方向に2本の入賞ライン6が記されており、投入口4から投入されるコインの枚数に応じて有効化される入賞ライン6の本数が決定される。
遊技者が投入口4にコインを投入し、スタートレバー9を操作することにより、各リール3L,3C,3Rは回転を開始する。そして、各リール3L,3C,3Rに対応して設けられた停止ボタン7L,7C,7Rを遊技者が押下すことにより、各リール3L,3C,3Rの回転は停止する。この回転停止時に各パネル表示窓5L,5C,5Rを通じて視認される各リール3L,3C,3Rのシンボルの組合せにより、入賞態様が決定され、入賞時にはその入賞態様に応じた枚数のコイン数がトレイ8から払い出される。
図2は、各パネル表示窓5L,5C,5Rの内部に設けられたリールユニットの構成を示す斜視図である。図2に示すように、リールユニットは、3枚の取付板80L,80C,80Rと、この各取付板80L,80C,80Rの内側に配置された3個のリール3L,3C,3Rと、リール3L,3C,3Rを個々に回転駆動する3個のPM型のステッピングモータ49L,49C,49Rとを具備する。
なお、以下では、説明の都合上、3個のリール3L,3C,3Rと、3枚の取付板80L,80C,80Rと、3個のステッピングモータ49L,49C,49Rとのうち、右側にあるリール3L(単に「リール3」と略す)、取付板80L(単に「取付板80」と略す)、ステッピングモータ49L(単に「ステッピングモータ49」と略す)に限定して説明するが、特に断りのない限り他の各リール3C,3R、各取付板80C,80R、各ステッピングモータ49C,70Rについても同様の構成となっている。
図3は、リール3の右側面を示す図である。図3に示すように、取付板80(図示せず)には、リール3の回転半径r1内に、リール3の回転位置を検出するためのリール位置検出回路としての位置検出センサ10が設けられている。リール3は、リール3の中心が、取付板80の面から垂直に向かって延びたリールポスト76に回転可能に軸支されている(図4参照)。
このリール3は、図3に示すように、その中心から放射状に延びた6本のアーム321と、各アーム321の延長方向の先端がわたるように一体的に形成された筒状部材32とから構成されている。このアーム321の1つには、位置検出センサ10により検出可能な位置に、基準位置としての検出片11が設けられている。この検出片11は、リール3が1回転するごとに、位置検出センサ10を通過するように配置されている。そして、位置検出センサ10は、検出片11が通過して検出片11を検出する度に、検出信号を出力可能に形成されている。
ステッピングモータ49の駆動軸とリール3の回転軸との間には、図3に示すように、減速伝達機構700が配設されている。この減速伝達機構700は、ステッピングモータ49の回転を所定の減速比をもって、リール3を回転させる回転軸に伝達するものである。
この減速伝達機構700は、図3に示すように、ステッピングモータ49の駆動側に設けられた出力側ギヤ71と、この出力側ギヤ71に接触するとともに、リール3の支持軸と同一の軸心となるようにリール3に配設された入力側ギヤ72との二つのギヤを備えている。
上記出力側ギヤ71と入力側ギヤ72との歯車の比(減速比)は、ステッピングモータ49の1回転のステップ数と、リール3に表示した図柄の個数とステッピングモータ49の1回転のステップ数から算出した最小公倍数との比から求められる。
図4(a)は、リール3を回転可能に軸支する軸支部720の構造を示す図である。図4(b)は、取付板80に取り付けられた軸支部720でリール3を軸支する構造を示す断面図である。図5は、軸支部720でリール3を軸支する構造を示す全体の断面図である。
図4(a)に示すように、軸支部720は、止め具材73と、カラー74a,74bと、制振部材75と、リールポスト76とを備える。リールポスト76には、入力側ギヤ72を挿入して回転可能に軸支する回転軸支部76aと、リール3の位置を固定するための部材を挿入するための位置固定部76bと、リールポスト76の底面から取付板80に向かって突出され、リールポスト76を取付板80の穴81に挿嵌する突出部76cと、リールポスト76を取付板80にネジで固定するためのネジ穴76dと、カラー74a,74b,制振部材75を介して入力側ギヤ72を止め具材73(例えば、ネジ)で抜き止めするための止め穴76eとを備える。
制振部材75は、メインCPU31の停止制御により、リール3の回転時におけるブレーキ機能を果たすと共に、リール3の回転が停止する際に生ずるリール3の振動を減衰させるものである。この制振部材75はバネ等が挙げられる。本実施形態に係る制振部材75はバネ75を用いるものとする。図4(b)に示すように、入力側ギヤ72が回転軸支部76aに挿入された後に、このバネ75は、カラー74a,74bに挟み込まれた状態で位置固定部76bに挿入される。
上記止め具材73は、図4(b)に示すように、位置固定部76bに挿入されたカラー74a,74b,バネ75を、止め穴76eに挿入されて抜止める。この止め具材73で抜止められたバネ75は、バネ75が持つ反発力により、カラー74bを介して入力側ギヤ72を取付板80の方向に押下し付ける。このときに発生する摩擦力により、制振部材75は、リール3の回転停止時に発生するリール3の振動を減衰させることができる。
図5に示すように、入力側ギヤ72には、平板状のギヤがある両面から垂直に突出され、その垂直な軸に沿って回転軸支部76aが挿入可能な空洞を有する突出部72a,72bが一体に設けられている。入力側ギヤ72は、一方の突出部72bを取付板80に向けて回転軸支部76aに挿入される。他方の突出部72aは、リール3の中心部にある穴34に圧入される。したがって、出力側ギヤ71が回転することにより、リール3と入力側ギヤ72とは、回転軸支部76aを中心として一体となって回転する。
図6は、モータ駆動制御装置を含む回胴式遊技機1の電気的な構成を示すブロック図である。このモータ駆動制御装置は、複数の図柄を表示したリール3の駆動源としてステッピングモータ49を備え、外部からの操作指示に応じてステッピングモータ49を駆動させるものである。
図6に示すように、マイクロコンピュータには、制御、演算の主体であるメインCPU31(モータ停止処理手段)と、プログラムや固定データが格納されるメインROM32と、データの読み書きに用いられるメインRAM33と、所定の乱数値を発生させる乱数発生器(図示せず)とが備えられている。
上記メインCPU31には、バス38を介して、スタートレバー9の操作を検知するスタートスイッチ6S、停止ボタン7L,7C,7Rの操作を検知するリール停止信号回路46、押しボタン操作により、クレジットされているメダルを賭けるためのBETスイッチ11〜13等の各入力部や、モータ駆動回路39、ランプ駆動回路45、ホッパー駆動回路41、表示駆動回路48等の各出力部が接続されている。
メインCPU31は、所定の役を当選役として決定(抽選処理)する当選役決定手段である。具体的には、メインCPU31は、スタートスイッチ3によってスタートレバー9による操作が検出されたときは、所定の役を当選役として決定する。
前記モータ駆動回路39は、メインCPU31からのコマンドに基づいて、ステッピングモータ49を駆動又は停止させるものである。ここで、ステッピングモータ49は、4相モータであり、A相〜D相の駆動コイルを有する。また、各相は、本実施形態では、反時計回りにA相、B相、C相、D相の順になっている。更に、A相及びC相、又はB相及びD相は、1対となっており、その1対となっている2つの相の一方の相には、他方の相に流れる電流とは逆の位相で電流が流れる。
このモータ駆動回路39がメインCPU31からのコマンドに基づいて各相の駆動コイルを順次励磁することにより、ステッピングモータ49の内部にあるロータが回転駆動される。
本実施形態におけるモータ駆動回路39は、ステッピングモータ49の駆動指令が外部からの指示により発生したときは、オン期間及びオフ期間を有するパルス信号を繰り返しステッピングモータ49に供給することにより、当該ステッピングモータ49を駆動させるモータ駆動制御手段である。具体的には、モータ駆動回路39は、CPU31によってスタートスイッチ3によってスタートレバー9による操作が検出されたときは、ステッピングモータ49に対してパルス信号のオン及びオフを繰り返すチョッパ制御方式を実行して、当該ステッピングモータ49を駆動させる。
ここで、メインCPU31は、決定した当選役の種類に応じてパルス信号のオン期間を決定してもよい(図7に示すステップ12で詳述する)。
また、モータ駆動回路39は、ステッピングモータ49の駆動指令が外部からの指示により発生したときから所定時間が経過するまでの間に、メインCPU31によって決定されたオン期間及び予め設定されたオフ期間を有するパルス信号を繰り返しステッピングモータ49に供給することにより、ステッピングモータ49を駆動させてもよい(図7に示すステップ12で詳述する)。
(モータ駆動制御装置によるリール停止制御方法)
上記構成を有するモータ駆動制御装置によるリール停止制御方法は、以下の手順により実施することができる。図7及び図12及び図13は、モータ駆動制御装置の動作を示す図である。
図7に示すように、ステップ1において、メインCPU31は、所定のデータ(メインRAM33に記憶されているデータ、通信データなど)を初期化する。
ステップ2において、メインCPU31は、前回のゲーム終了時にメインRAM33に記憶されている所定のデータを消去する。具体的には、メインCPU31は、前回のゲームで使用されたパラメータをメインRAM33から消去し、次のゲームで使用するパラメータをメインRAM33に書き込む。
ステップ3において、メインCPU31は、前回のゲームが終了した時(全リール(3L、3C、3Rの停止時)から30秒経過したか否か判別する。また、メインCPU31は、30秒経過している場合にはステップ4の処理を行い、30秒経過していない場合にはステップ5の処理を行う。
ステップ4において、メインCPU31は、「デモ画像」を表示するように指示する「デモ表示コマンド」を副制御回路47に送信する。
ステップ5において、メインCPU31は、前回のゲームにおいて「再遊技」の入賞が成立したか否か判別する。また、メインCPU31は、「再遊技」が入賞している場合にはステップ6の処理を行い、「再遊技」が入賞していない場合にはステップ7の処理を行う。
ステップ6において、メインCPU31は、「再遊技」が入賞したことに基づいて、所定数のメダルを自動投入する。
ステップ7において、メインCPU31は、遊技者によってメダルが投入されているか否か判別する。具体的には、メインCPU31は、投入メダルセンサ22S、又は、BETスイッチ2a乃至2cからの入力があるか否か判別する。また、メインCPU31は、入力がある場合にはステップ8の処理を行い、入力がない場合にはステップ3の処理を行う。
ステップ8において、メインCPU31は、遊技者によってスタートレバー9が操作されたか否か判別する。具体的には、メインCPU31は、スタートスイッチ3からの入力があるか否か判別する。また、メインCPU31は、入力がある場合にはステップ9の処理を行う。
ステップ9において、メインCPU31は、前回のゲームを開始してから4.1秒経過しているか否か判別する。また、メインCPU31は、4.1秒経過している場合にはステップ11の処理を行い、4.1秒経過経過していない場合にはステップ10の処理を行う。
ステップ10において、メインCPU31は、前回のゲームを開始してから4.1秒経過するまで、スタートスイッチ3からの入力を無効にする。
ステップ11において、メインCPU31は、所定の抽選結果に基づいて所定の役を当選役として決定する。
ステップ12において、メインCPU31は、リールを回転するように指示するコマンドをモータ駆動回路39に送信する。本実施形態におけるメインCPU31は、パルス信号のオン又はオフを繰り返し行うチョッパ制御方式によりステッピングモータ49を駆動させる。従来において、メインCPU31がステッピングモータ49を駆動させるためには、メインCPU31は、ステッピングモータ49に一定の電圧値を供給する制御方式により当該ステッピングモータ49を駆動させていた。ところが、当該一定の電圧値よりも低い電圧値も回胴式遊技機1において用いられているため、当該回胴式遊技機において電源の統一化が図れず、製造コストを低減できないという問題があった。一方、当該低い電圧値がステッピングモータ49に印加されれば、回胴式遊技機1における電源の容量が少なくなることに伴ない、回胴式遊技機1における電源の統一化が図られ、製造コストが低減される。しかし、ステッピングモータ49に印加される電圧値が規定の電圧値よりも低い電圧値であり、且つステッピングモータ49に流れる電流の立ち上がり時間が遅いため、回胴式遊技機1は、ステッピングモータ49を効率良く駆動させることができない。そこで、本発明においてメインCPU31は、ステッピングモータ49を「定電流駆動方式」(チョッパ制御)により駆動させている。これにより、回胴式遊技機1における電源の統一化が図られ、製造コストが低減されるとともに、回胴式遊技機1は、ステッピングモータ49に流れる電流の立ち上がり時間を短くすることができ、ステッピングモータ49を効率的に駆動させることができる。
ここで、図8は、パルス信号のオン期間を決定する際に用いられるテーブルを示す図である。同図に示すテーブルには、パルス信号のオン期間が当選役の種類に応じて対応付けられている。
また、図9(a)及び図10(a)及び図11(a)は、パルス信号のオン及びオフが繰返し実行されたときの時間に対する電圧波形を示す図である。図9(a)及び図10(a)及び図11(a)に示すように、オン期間(ton)は、t0,t1,t2という順番で順次短くなっている。また、オフ期間(toff)は、本実施形態では一定の期間とする。なお、図9(a)及び図10(a)及び図11(a)に示すように、所定時間が経過するまでは、上記オン期間(ton)とオフ期間(toff)が繰返されるが、当該所定時間が経過した後は、本実施形態では、オン期間(t'on)とオフ期間(t'off)とが繰返されるものとする。
ここで、図8に示すように、当選役が“スイカ”である場合には、メインCPU31は、図8に示すテーブルを参照して、当該“スイカ”に対応付けられたオン期間として“t0”を設定する。同様にして、当選役が“RB”である場合には、メインCPU31は、当該“RB”に対応付けられたオン期間として“t1”を設定する。また、当選役が“BB”である場合には、メインCPU31は、当該“BB”に対応付けられたオン期間として“t2”を設定する。
図9(b)及び図10(b)及び図11(b)は、パルス信号のオン及びオフが繰返し実行されたときの時間に対する電流波形を示す図である。図9(b)に示すI(t0)は、上記オン期間が“t0”のときの電流波形を意味する。図10(b)及び図11(b)に示すI(t1),I(t2)の意味も同様である。
図9(b)に示すように、オン期間が最も長い“t0”である場合には、始動時においてステッピングモータ49に電圧が印加される時間が最も長くなる。このため、始動時にステッピングモータ49に流れる電流値(図9(b)に示す“m0”における電流値)は、オン期間“t1”のときの電流値(図10(b)に示す“m1”における電流値)及びオン期間“t2”のときの電流値(図11(b)に示す“m2”における電流値)よりも大きくなる。
言い換えると、オン期間が、“t0”から“t1”,“t2”の順に短くなるに従って、始動時にステッピングモータ49に供給される電流値の最大値が次第に小さくなる(例えば、図9(b)に示す“m0”における電流値→図10(b)に示す“m1”における電流値→図11(b)に示す“m2”における電流値の順に、電流値が小さくなる)。
したがって、始動時においてステッピングモータ49に流れる電流I(t0)は、始動時においてステッピングモータ49に流れる電流I(t1)及び電流I(t2)よりも大きいため、ステッピングモータ49は、始動時において素早く回転することになる。
また、始動時においてステッピングモータ49に流れる電流が電流I(t0)から電流I(t1),電流I(t2)の順に小さくなるに従って、ステッピングモータ49は、オン期間が“t0”の場合に比べて、始動時においてゆっくりと回転することになる。
よって、メインCPU31が始動時における電流値の大きさを変化させることにより、ステッピングモータ49の始動過程が変化するため、回胴式遊技機1は、リール3の回転開始時における態様を適宜変更することができ、遊技の興趣を高めることができる。
なお、モータ駆動回路39は、図9(a)に示すように、ステッピングモータ49の駆動指令が外部からの指示により発生したときから所定時間が経過するまでの間に、メインCPU31によって決定されたオン期間(例えば、ton)及び予め設定されたオフ期間(例えば、toff)を有するパルス信号を繰り返しステッピングモータ49に供給し、当該所定時間が経過した後は予め設定されたオン期間(例えば、t'on)及び予め設定されたオフ期間(例えば、t'off)を有するパルス信号を繰り返しステッピングモータ49に供給することにより、当該ステッピングモータ49を駆動させてもよい。
なお、モータ駆動回路39は、ステッピングモータ49の駆動指令が外部からの指示により発生した際には、パルス信号のパルス数が所定の基準数に達するまでに、メインCPU31によって決定されたオン期間(例えば、ton)及び予め設定されたオフ期間(例えば、toff)を有するパルス信号を繰り返しステッピングモータ49に供給することにより、当該ステッピングモータ49を駆動させてもよい。
ステップ13において、メインCPU31は、各種決定に用いる乱数を抽出する。
ステップ14において、メインCPU31は、1ゲーム監視用タイマに所定の時間をセットする。なお、1ゲーム監視用タイマには、遊技者による停止操作によらずにリール3を自動的に停止させるために、所定の時間がセットされる自動停止タイマなどが含まれている。
ステップ15において、メインCPU31は、遊技状態監視処理を行う。
ステップ16において、メインCPU31は、停止ボタン7L,7C,7Rが遊技者によって操作されたか否か判別する。具体的には、メインCPU31は、リール停止信号回路46からの入力がオンであるか否かを判別する。また、メインCPU31は、入力がオンの場合にはステップ18の処理に移り、入力がオフの場合にはステップ17の処理に移る。
ステップ17において、メインCPU31は、自動停止タイマの値が“0”であるか否か判別する。また、メインCPU31は、自動停止タイマの値が“0”である場合にはステップ18の処理を行い、自動停止タイマの値が“0”でない場合にはステップ16の処理に戻る。
ステップ18において、メインCPU31は、図柄の滑りコマ数を決定する。
ステップ20においてメインCPU31は、リール3を停止させる処理を実行する。
ステップ21において、メインCPU31は、全てのリール3が停止したか否か判別する。また、メインCPU31は、全てのリール3が停止した場合にはステップ21の処理を行い、全てのリール3が停止していない場合にはステップ16の処理を行う。
ステップ22において、メインCPU31は、全リールが停止したことを示すコマンドをセットする。
ステップ23において、メインCPU31は、入賞検索を行う。入賞検索とは、パネル表示窓5L,5C,5Rの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞した役)を識別するための入賞フラグをセットすることである。具体的には、メインCPU31は、センターラインに沿って並ぶ図柄のコードナンバー及び入賞判定テーブル(図示せず)に基づいて入賞役を識別する。
ステップ24において、メインCPU31は、入賞フラグが正常であるか否か判別する。また、メインCPU31は、入賞フラグが正常である場合にはステップ26の処理を行い、入賞フラグが正常でない場合にはステップ25の処理を行う。
ステップ25において、メインCPU31は、イリーガルエラーの表示を行わせる。
ステップ26において、メインCPU31は、入賞役に対応するメダルの貯留又は払い出しを行う。
ステップ27において、メインCPU31は、遊技状態が「BB一般遊技状態」又は「RB遊技状態」であるか否か判別する。また、メインCPU31は、遊技状態が「BB一般遊技状態」又は「RB遊技状態」である場合にはステップ28の処理を行い、遊技状態が「BB一般遊技状態」又は「RB遊技状態」でない場合には本処理を終了する。
ステップ28において、メインCPU31は、BBゲーム数チェック、RBゲーム数チェックのチェックを行う。この処理では、例えば、「BB一般遊技状態」のゲーム回数、「BB一般遊技状態」における「RB遊技状態」が発生した回数、「RB遊技状態」におけるゲーム数、「RB遊技状態」における入賞回数などがチェックされる。
ステップ29において、メインCPU31は、「BB一般遊技状態」又は「RB遊技状態」が終了したか否か判別する。また、メインCPU31は、「BB遊技状態」又は「RB遊技状態」のゲームが終了した場合にはステップ30の処理を行い、「BB遊技状態」又は「RB遊技状態」のゲームが終了していない場合にはステップ2の処理を行う。
ステップ30において、メインCPU31は、遊技状態が「BB一般遊技状態」又は「RB遊技状態」のときに使用したメインRAM33の作業領域をクリアする。
(モータ駆動制御装置による作用及び効果)
このような本願に係る発明によれば、ステッピングモータ49の駆動指令が外部からの指示により発生したときは、モータ駆動回路39がオン期間及びオフ期間を有するパルス信号を繰り返しステッピングモータ49に供給することにより、モータ駆動制御装置は、より低い電圧値で効率良くステッピングモータ49を駆動させることができ、回胴式遊技機1における電源の統一化を図ることができるとともに、製造コストの低減を図ることができる。
また、メインCPU31が、当選役の種類に応じてオン期間を決定することにより、モータ駆動制御装置は、始動時にステッピングモータ49に流れる電流値の大きさを適宜変更することができ、リール3の回転開始時における態様を変更することができるとともに、遊技の興趣を高めることができる。
本実施形態における回胴式遊技機の前面を示す正面図である。 本実施形態におけるリールを斜め方向から見た構成を示す斜視図である。 本実施形態におけるリールの側面を示す図である。 本実施形態における軸支部の構造を示す図である。 本実施形態における軸支部が取付板に取り付けられたときの構造を示す断面図である。 本実施形態における回胴式遊技機の内部構造を示す図である。 本実施形態における回胴式遊技機の動作を示す図である(その1)。 本実施形態における選択テーブルの一例を示す図である。 本実施形態における時間に対する電圧波形及び電流波形を示す図である(その1)。 本実施形態における時間に対する電圧波形及び電流波形を示す図である(その2)。 本実施形態における時間に対する電圧波形及び電流波形を示す図である(その3)。 本実施形態における回胴式遊技機の動作を示す図である(その2)。 本実施形態における回胴式遊技機の動作を示す図である(その3)。
符号の説明
1…回胴式遊技機、2…BETスイッチ、3…スタートスイッチ、3…リール、4…投入口、5…パネル表示窓、6…入賞ライン、7…停止ボタン、8…トレイ、9…スタートレバー、10…位置検出センサ、11…検出片、22S…投入メダルセンサ、31…メインCPU、32…筒状部材、33…メインRAM、34…穴、38…バス、39…モータ駆動回路、46…リール停止信号回路、47…副制御回路、70…ステッピングモータ、71…出力側ギヤ、72…入力側ギヤ、72a,72b…突出部、73…具材、74a,74b…カラー、75…バネ、75…制振部材、76…リールポスト、76a…回転軸支部、76b…位置固定部、76c…突出部、76d…ネジ穴、76e…穴、80…取付板、81…穴、321…アーム、700…減速伝達機構、720…軸支部

Claims (3)

  1. 複数の図柄を表示したリールの駆動源としてモータを備え、外部からの操作指示に応じて前記モータを駆動させる回胴式遊技機のモータ駆動制御装置であって、
    前記モータの駆動指令が外部からの指示により発生したときは、オン期間及びオフ期間を有するパルス信号を繰り返し前記モータに供給することにより、該モータを駆動させるモータ駆動制御手段を備えることを特徴とするモータ駆動制御装置。
  2. 所定の役を当選役として決定する当選役決定手段と、
    前記当選役決定手段で決定された前記当選役の種類に応じて、前記オン期間を決定するオン期間決定手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動制御装置。
  3. 前記モータ駆動制御手段は、前記モータの駆動指令が外部からの指示により発生したときから所定時間が経過するまでの間に、前記オン期間決定手段によって決定された前記オン期間及び予め設定されたオフ期間を有するパルス信号を繰り返し前記モータに供給することにより、前記モータを駆動させることを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動制御装置。
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