JPH067498A - 回胴式遊戯機 - Google Patents

回胴式遊戯機

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Publication number
JPH067498A
JPH067498A JP5071983A JP7198393A JPH067498A JP H067498 A JPH067498 A JP H067498A JP 5071983 A JP5071983 A JP 5071983A JP 7198393 A JP7198393 A JP 7198393A JP H067498 A JPH067498 A JP H067498A
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JP
Japan
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game
stop
winning
signal
reels
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JP5071983A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Shimizu
国廣 清水
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L I C KK
LIC KK
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L I C KK
LIC KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 絵柄リールとは別の手段によってボーナスゲ
ームができるチャンスを与えることができる回胴式遊戯
機の提供。 【構成】 3本の絵柄リール1、2、3を有する通常ゲ
ーム手段と、1個の円盤81を有する副ゲーム手段と、絵
柄リールの回転を止めるための第1停止手段11、12、13
と、停止した各絵柄リールの停止位置を検出する第1検
出装置15、16、17と、通常ゲームの入賞判定および副ゲ
ームを開始させる通常ゲーム判定手段31と、円盤81の回
転を自動的に停止させる第2停止手段14と、円盤81の停
止位置を検出する第2検出装置87と、副ゲームの入賞を
判定する副ゲーム判定手段32と、メダルを払い出すホッ
パ駆動手段33とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスロットマシンに代表さ
れる回胴式遊戯機に関する。さらに詳しくは、より面白
く遊べる回胴式遊戯機に関する。
【0002】
【従来の技術】スロットマシンなどの回胴式遊戯機は、
通常多数の絵柄が円周面に設けられている絵柄リールを
3本用い、それらを回転させ、各絵柄リールに1個ずつ
設けられている停止ボタンを遊戯者が押すことにより、
各絵柄リールをランダムに停止させ、あらかじめ定めら
れている入賞ラインにおける絵柄の組合せに応じて入賞
を判定し、入賞したばあいには所定枚数のメダルを払出
す遊戯機である。
【0003】図11〜12には、そのような従来の回胴式遊
戯機Zの概略正面図および正面パネル21上における入賞
ラインとリール窓からみた絵柄リールなどが示されてい
る。
【0004】前記回胴式遊戯機Zは、いわゆるスロット
マシンとも呼ばれるもので、ボックス状のハウジングを
有しており、その内部には3本の絵柄リール1、2、3
やそれらを回転させるためのモータその他の制御機器な
どが内蔵されている。なお前記各絵柄リール1、2、3
の外周面のそれぞれには、たとえば7種類21個の絵柄が
ランダムな配列順序で表示されている。また前面上部の
正面パネル21には、絵柄リール1、2、3の絵柄を遊戯
者が見通すためのリール窓22、各絵柄リール1、2、3
を回転させるためのスタートスイッチ10、前記各絵柄リ
ール1、2、3の回転を個別に停止させるための停止ボ
タン11、12、13、メダル投入口9および入賞ラインの位
置と本数を表示するためのライン表示器23などが設けら
れている。
【0005】かかる遊戯機Zでは、入賞ラインはリール
窓22に現われる各絵柄リール1、2、3の3列の絵柄に
対応して5本用意されており、それらの中から所定の位
置と本数の入賞ラインがメダル投入枚数によって機械的
に選択されるようになっている。すなわち遊戯者がメダ
ル投入口9に入れたメダルの枚数が1枚のばあいは中央
ラインIのみが、2枚のばあいは中央ラインIに上下の
ラインIIa、IIbが加えられた3本のラインが、3枚の
ばあいはさらに斜めのライン IIIa、 IIIbが加えられ
た5本のラインが、それぞれ入賞ラインとなるようにあ
らかじめ設定されている。
【0006】そのような従来の遊戯機Zにおけるゲーム
は、遊戯者がメダル投入口9に投入したメダルの枚数に
応じて1本、3本または5本の入賞ラインが選択され、
さらにそれを指示するライン表示器23が点灯し、遊戯者
に入賞ラインの位置と本数が知らされる。そして遊戯者
がスタートスイッチ10を押して、各絵柄リール1、2、
3を回転させるとゲームがスタートする。そののちは図
13に示されるように、停止ボタン11、12、13をそれぞれ
任意の順序で押すと(ステップ201 )、各絵柄リール
1、2、3が回転を停止し、全ての絵柄リール1、2、
3が停止したとき(ステップ202 )、前記入賞ラインに
おける停止絵柄の組合せで入賞が判定される(ステップ
203 )。そして入賞のばあいは所定枚数のメダルが払い
出される(ステップ204 )(以下、このゲームを通常ゲ
ームという)。
【0007】ところで前記の各絵柄リール1、2、3の
回転速度は、外周面の絵柄が明瞭には判読しにくい程度
の速さであり、たいていのばあい遊戯者は停止ボタン1
1、12、13をランダムに押すしかないが、ある程度は狙
いをつけて思い通りの停止位置に絵柄リール1、2、3
を停止させることができる。そのためこのような回胴式
遊戯機Zは、適度に遊戯者の射倖心を刺激し、面白いゲ
ームができる遊戯機となっている。
【0008】なおかかる従来の遊戯機Zにおいて、ゲー
ムの面白さを一層倍加するために、前記通常ゲームのほ
か、1本の絵柄リールで行なう連続役物ゲームができる
ようになっている。連続役物ゲームとは一般に小ボーナ
スゲームとも称されるものであり、絵柄リールを回転さ
せたのち絵柄リールを1本ずつ停止させ、1本の絵柄リ
ールが連続役物を指定する絵柄で停止すれば所定枚数の
メダルが払い出されるというゲームである。
【0009】かかる連続役物ゲームは、通常ゲームの入
賞組合せのうち特定の入賞組合せになると内蔵する連続
役物装置が作動して行なうことができるようになってい
る。さらに連続役物ゲーム自体のゲーム回数を増加する
いわゆる大ボーナスゲームをできるようにした連続役物
増加装置を設けたものもあり、一層ゲームに対する興味
がわくように構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】さてかかる従来の遊戯
機Zは、絵柄リールの停止位置について、偶然性の要素
と停止ボタンを狙って押すという遊戯者のテクニックが
入る要素とが入りまじり、非常に楽しみなゲームができ
る遊戯機として広く用いられている。
【0011】しかるに本発明者は、さらに面白いゲーム
ができる遊戯機について鋭意研究を重ねていたところ、
通常ゲームにおいて、特定の入賞組合せが当ったとき、
絵柄リールとは別の手段により小ボーナスゲームや大ボ
ーナスゲームができるチャンス(以下、このゲームを副
ゲームという)を与えるようにすればさらに面白いゲー
ムができるであろうことを見出した。
【0012】本発明はかかる知見に基づき完成された新
たな回胴式遊戯機を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の回胴式遊戯機を
図1に基づき説明する。
【0014】本発明は、(a) 円周面に異種の絵柄が適数
個表示された、少なくとも3本の絵柄リール1、2、3
と、その絵柄リール1、2、3を回転させるため、各絵
柄リール1、2、3のそれぞれに設けられた第1駆動装
置5、6、7からなる通常ゲーム手段と、(b) 表面に異
なる記号が適数個表示された1個の回転体81とその回転
体81を回転させるための第2駆動装置84とからなる副ゲ
ーム手段と、(c) 第1駆動装置5、6、7、のそれぞれ
に人為的操作により個別に停止信号を与える第1停止手
段11、12、13と、(d) 回転を停止したときの各絵柄リー
ル1、2、3の停止位置を検出する第1検出装置15、1
6、17と、(e) 第1検出装置15、16、17の検知信号に基
づき、入賞か否かを判定するとともに、特定の入賞組合
せのとき副ゲームの開始信号を発する通常ゲーム判定手
段31と、(f) 第2駆動装置84に自動的に停止信号を与え
る第2停止手段14と、(g) 回転を停止したときの回転体
81の停止位置を検出する第2検出装置87と、(h) 第2検
出装置87の検知信号に基づき入賞か否かを判定する副ゲ
ーム判定手段32と、(i) 前記通常ゲーム判定手段31の信
号または前記副ゲーム判定手段32の信号が入力したとき
に、配当メダルを払い出すべくホッパを駆動するホッパ
駆動手段33とを備えたことを特徴としている。
【0015】前記回転体81はその表面に数字や図柄など
の記号を表示したものであればどのようなものでもよい
が、たとえば盤面上に円周状に数字や図柄を表示した円
盤や、外側面に数字や図柄を表示したリールなどが用い
られる。
【0016】
【作用】本発明では、第1駆動装置5、6、7により3
本の絵柄リール1、2、3が回転させられる。回転を開
始したのち第1停止手段11、12、13を人為操作すると、
操作した時点に対応する回転位置で3本の絵柄リール
1、2、3が停止する。絵柄リール1、2、3が停止し
たときの、それぞれの回転の停止位置は、第1検出装置
15、16、17によりいずれも検出せられる。
【0017】以上のようにして、1回の通常ゲームが終
了すると、通常ゲーム判定手段31により、第1検出装置
15、16、17からの停止信号に基づき、各絵柄リール1、
2、3の停止絵柄が、入賞にかかわる組合せかどうかが
判定され、特定の入賞のばあい副ゲームの開始信号が発
される。
【0018】副ゲームは前記開始信号により回転体81が
回転を始めることにより開始する。回転体81の回転は第
2停止手段14が作動することにより停止し、停止したと
きの表示記号が入賞にかかわる組合せかどうかは副ゲー
ム判定手段32により判定される。通常ゲームで普通の入
賞が当ったばあいは、その時点でホッパ駆動手段33が作
動し、配当メダルが払い出されて、副ゲームに移ること
なく1回のゲームが終了する。通常ゲームで特定の入賞
が当ったばあいは、通常ゲームの配当メダルが払い出さ
れるとともに副ゲームに移る。副ゲームでも入賞が当っ
たときは、その時点で連続役物装置や連続役物増加装置
が働き、小ボーナスゲームや大ボーナスゲームが楽しめ
る。なお通常ゲームで入賞しないばあいは、配当メダル
が払い出されることなく、1回のゲームが終了し、副ゲ
ームで入賞しないときも、そのままゲームが終了し、も
との状態にもどる。
【0019】
【実施例】つぎに本発明の実施例を説明する。
【0020】図1は本発明の回胴式遊戯機の一実施例の
機能説明図、図2は本発明の実施例1にかかわる回胴式
遊戯機の概略正面図、図3〜5は図2の回胴式遊戯機の
円盤の要部正面図、図6は本発明の実施例1の電気回路
図、図7は本発明の実施例1のゲーム内容を示すフロー
チャート、図8は本発明の実施例2のゲーム内容を示す
フローチャート、図9は本発明の実施例3のゲーム内容
を示すフローチャート、図10は本発明の実施例4の回転
体である副リールの説明図ある。
【0021】実施例1 図2において、21は本実施例にかかわるスロットマシン
の正面パネルである。該正面パネル21の中央には、3個
のリール窓22が設けられており、そこからは通常ゲーム
のための絵柄リール1、2、3の3行分の絵柄が見通せ
るようになっている。絵柄リール1、2、3は、外周面
にたとえば7種類の絵柄が21個、等しいピッチで設けら
れたコマの中に表示されている。かかる絵柄リール1、
2、3は、本体の内部で取付枠に支持されており、それ
ぞれの回転軸には第1駆動装置を構成するステッピング
モータ5、6、7が接続されている。なお前記第1駆動
装置としては、DCモータやACモータなどの制御用モ
ータを用いることもできる。I、IIa、IIb、 IIIa、
IIIbはそれぞれ入賞ラインであり、それらのライン指
示線が、リール窓22上に表示されている。
【0022】また正面パネル21の上部には、副ゲームの
ための回転体である1個の円盤81が設けられている。こ
の円盤81は、本体の内部で取付枠に支持されており、そ
の回転軸には第2駆動装置を構成するステッピングモー
タ84が接続されている。なお前記第2駆動装置として
は、DCモータやACモータなどの制御用モータを用い
ることもできる。
【0023】前記円盤81は、図3に示さるように、盤面
上で円周状に区画されたコマの中に1〜12までの数字を
表示したものであり、空白のコマも設けられている。ま
た図4に示されるように数字のかわりに一重丸あるいは
二重丸を表示したもの、さらにそのような丸印のかわり
に王冠や星などの図柄を表示したものなどが用いられ
る。
【0024】なお円盤81の上部には、1個の数字あるい
は図柄だけを指示する停止マーク71が設けられる。副ゲ
ームにおける入賞の確率は、全コマ数に対する入賞記号
の割合で決定されるので、設定する入賞確率に応じて、
入賞記号の数を決めるとよい。たとえば図3の円盤81の
ばあいは、奇数字(6コマ分)が連続役物の入賞、偶数
字(6コマ分)が連続役物増加の入賞、空白(8コマ
分)が外れに割り当てられている。また図4の円盤81の
ばあいは、一重丸または星印(6コマ分)が連続役物の
入賞、二重丸または王冠印(6コマ分)が連続役物増加
の入賞、空白(8コマ分)が外れに割り当てられてい
る。
【0025】なお以下の説明では図3の円盤81を用いた
ばあいについて説明するが、図4の円盤81についても同
様に理解されるべきである。
【0026】正面パネル21には以上のほか、入賞時のメ
ダル払出枚数を表示するための払出表示器24、1ゲーム
ごとに所定枚数のメダルを投入するメダル投入口9、各
絵柄リールを起動操作するためのスタートスイッチ10、
各絵柄リール1、2、3を停止操作するための、各絵柄
リール1、2、3に対応づけられけた停止ボタン11、1
2、13、前記円盤81を停止操作するための停止ボタン14
などが設けられている。なお、停止ボタン14を省略し
て、一定時間経過後に円盤81を停止させる停止信号が自
動的に発生するようにしてもよい。
【0027】つぎに図6に基づき電気回路を説明する。
30はスロットマシンの全体をコントロールするマイクロ
コンピュータである。かかるマイクロコンピュータ30
は、入力信号に基づきゲームの進行に必要な比較、判断
を行ない。その結果を制御信号として出力するCPU、
CPUにおける比較、判断などの手順、それらの実行順
序などを定めるプログラム、さらに通常ゲームおよび副
ゲームの入賞判定に必要な入賞停止絵柄や入賞停止数字
の組合せデータなどを記憶しておくROM、その他のデ
ータを記憶しておくRAM、外部信号と内部信号のタイ
ミング合せや入出力信号を選択するための入力ポート36
および制御信号を出力するための出力ポート35などから
構成されている。
【0028】出力ポート35には駆動回路38を介してステ
ッピングモータ5、6、7が接続されており、CPUか
らパルス状の制御信号が送られている間、駆動回路38か
ら駆動信号が送られステッピングモータ5、6、7が回
転するようになっている。
【0029】入力ポート36には、スタートスイッチ10、
各停止ボタン11、12、13、14、位置検出センサ15、16、
17、メダル検出器41がそれぞれ接続されている。なお前
記スタートスイッチ10の信号線および各停止ボタン11、
12、13、14の信号線には、それぞれ起動回路47および停
止回路48が介装されている。前記位置検出センサ15、1
6、17は、各絵柄リール1、2、3の円周上に1カ所設
けられたリセット信号部を検出するもので、たとえばフ
ォトセンサなどで構成され、各絵柄リール1、2、3の
1回転毎に1回のリセット信号を発するようになってい
る。
【0030】前記メダル検出器41は、メダル投入口9に
メダルが投入されたこと、および枚数を検知するもの
で、マイクロスイッチやフォトセンサなどが用いられ
る。
【0031】また出力ポート35と入力ポート36との間に
は、円盤81を回転させるためのステッピングモータ84が
接続されている。該ステッピングモータ84はCPUから
制御信号が送られている間、駆動回路39から駆動信号が
送られ回転する。停止ボタン14を押したときは、CPU
からの駆動信号が停止せられ、ステッピングモータ84の
回転は停止する。なお、前述のごとく停止ボタン14を省
略し、自動的に停止信号が発生してステッピングモータ
84が停止するようにしてもよい。位置検出センサ87は円
盤81の円周上に1カ所設けられたリセット信号を検出す
るもので、たとえばフォトセンサなどで構成され、円盤
81の1回転毎に1回のリセット信号を発するようになっ
ている。
【0032】さらに出力ポート35には、入賞時配当され
るメダルを払い出すホッパ42、絵柄リール1、2、3の
回転中、あるいは入賞時にそれぞれ異なる音色のメロデ
ィを流すスピーカ43、入賞配当メダルの枚数(たとえば
2、5、8、10、15枚など)を表示する払出表示器24
が、それぞれの駆動回路44、45、46を介して接続されて
いる。
【0033】本実施例では、電源ONの状態で遊戯者が
メダル投入口9にメダルを投入したばあいは、その検出
信号がメダル検出器41よりCPUに送られ、CPUはス
ロットマシンを稼働状態にするとともに、スピーカ43に
も駆動信号を発して、予め定められたメロディーを流す
ようにしている。
【0034】この状態で遊戯者がスタートスイッチ10を
押すと、起動信号がCPUに取りこまれ、CPUからは
ステッピングモータ5、6、7に同時に駆動信号が発せ
られて、絵柄リール1、2、3は一斉に回転を始める。
このあと遊戯者が各停止ボタン11、12、13を押すと停止
信号がCPUに取りこまれ、直ちにCPUからの駆動信
号が停止せられて、絵柄リール1、2、3の回転が停止
する。なおステッピングモータ5、6、7は駆動信号に
俊敏に反応して回転するので、遊戯者の押しボタン操作
があると、ほぼ瞬時に停止する。そのため、遊戯者は、
各停止ボタン11、12、13の押す順序、時間間隔を自由に
選択して、各絵柄リール1、2、3を思い通りの位置に
停止させようとすることができる。
【0035】通常ゲーム判定手段31および副ゲーム判定
手段32は、マイクロコンピュータ30でソフト処理する
ことにより実現せられる。
【0036】通常ゲームの入賞判定はつぎのようにして
行われる。CPUは位置検出センサ15、16、17から各
絵柄リール1、2、3の1回転毎に入力されるリセット
信号のうち、最終のリセット信号の入力された時点か
ら、停止信号が入力されて各ステッピングモータ5、
6、7への駆動信号の発信が停止されるまでの間の駆動
信号のパルス数をカウントする。各絵柄リール1、2、
3に現わされている絵柄の1コマ分を回転させるに必要
な駆動信号のパルス数はあらかじめ判っているので、カ
ウントパルス数により、各絵柄リール1、2、3の何コ
マ目がリール窓22に現われて停止しているかが判定され
る。入賞を判定するためにROMの所定エリアには入賞
にかかわる絵柄の何種類かの組合せが記憶されている。
CPUはカウントパルス数をインデックスとして、RO
M中の情報とを比較する。比較結果が一致すれば、入賞
であり、入賞の種類も判断される。
【0037】副ゲームの入賞判定は、CPUにおいて、
位置検出センサ87よりのリセット信号に基づき、前記絵
柄リール1、2、3のばあいと同様にして、円盤81の停
止数字を検知し、ROM内の入賞組合せと比較すること
により入賞か否かを判定する。
【0038】通常ゲームの判定および副ゲームの判定の
のち、CPUよりホッパへ向け駆動信号が発されると、
それによりホッパが駆動され、メダルが払い出される。
【0039】以上のごとき実施例におけるゲーム内容を
図7に基づき説明する。
【0040】電源ONの状態で遊戯者がメダルをメダル
投入口9に入れ、スタートスイッチ10を押すと、絵柄リ
ール1、2、3が回転を始め(ステップ101 )、ゲーム
がスタートする。そののち遊戯者が停止ボタン11、12、
13を任意に押していくと(ステップ102 )、絵柄リール
1、2、3がそれぞれのボタン操作時に対応した位置で
停止する(ステップ103 )。この時点で入賞判定が行わ
れ(ステップ104 )、入賞しないばあいはこれでゲーム
オーバとなる。
【0041】図7に示す実施例では、従来のゲーム機で
連続役物および連続役物増加とされていた入賞を通常ゲ
ームから除き、特定の入賞のときに副ゲームに移行し、
副ゲームにおいて連続役物および連続役物増加の入賞を
当てさせるようになっている。かかる特定の入賞が当る
と、円盤81が回転しはじめ(ステップ105 )、副ゲーム
が開始する。本実施例では副ゲーム開始後に前記特定の
入賞の配当メダルの払出し(ステップ106 )が行なわれ
るようになっているが、もちろん副ゲームの開始前に、
すなわち通常ゲームの終了直後に払出しを行なってもよ
い。遊戯者が停止ボタン14を押すと(ステップ107 )、
円盤81が回転を停止する。なお、ステップ107 において
は前述のごとく停止ボタン14を省略して、自動的に円盤
81の回転を停止するようにしてもよい。そしてこのとき
の停止数字が偶数であれば、連続役物増加(大ボーナ
ス)の入賞、奇数であれば連続役物(小ボーナス)の入
賞、空白であれば外れとマイクロコンピュータ30により
判定される(ステップ108 )。副ゲームでいずれの入賞
もしないばあいは、直ちにゲームオーバとなるが、入賞
したばあいは、連続役物装置あるいは連続役物増加装置
が働き、その後小ボーナスゲーム(ステップ109 )また
は大ボーナスゲーム(ステップ110 )が楽しめる。
【0042】以上のごとく本実施例では、図7における
ステップ101 〜ステップ104 までの通常ゲームに加え、
ステップ105 〜ステップ110 までの副ゲームを実行する
ことができるので、非常に楽しみの多いゲームができる
のである。
【0043】実施例2 本実施例を図8に基づき説明する。なお同図には、通常
ゲームの部分は実施例1のばあいと同様なので示されて
おらず、図7におけるステップ104 以降のみ示されてい
る。
【0044】本実施例においては、連続役物(小ボーナ
ス)の入賞が通常ゲーム中に残され、連続役物増加(大
ボーナス)の入賞のみ副ゲームで当てるようにされてい
る。すなわち絵柄リール1、2、3からは連続役物増加
の入賞絵柄が外されている。
【0045】この実施例においては、図5に示された円
盤81が好適である。この円盤81では、盤面上で円周状に
区画されたコマの中に特定の数字たとえば「7」が適数
個表示されており空白のコマも設けられている。停止マ
ーク71の位置で数字が表示されたコマが停止すれば入賞
であり、空白のコマが停止すれば外れとなる。なお前記
数字のかわりに王冠の図柄などを表示しておいてもよ
い。この円盤のばあい、副ゲームにおける入賞の確率は
50%となっている。
【0046】ステップ104 において通常ゲームの入賞判
定がなされ、あらかじめ定められた入賞が当ると、円盤
81が回転して(ステップ105 )、副ゲームが開始し、同
時に入賞配当のメダルが払い出される(ステップ106
)。つぎに遊戯者が停止ボタン14を押すと(ステップ1
07 )、円盤81の回転が停止し、マイクロコンピュータ3
0により停止数字の組合せから、副ゲームの入賞判定が
行われる(ステップ108 )。なお、ステップ107 におい
ては前述のごとく停止ボタン14を省略し、円盤81の回転
が自動的に停止するようにしてもよい。判定の結果、入
賞すれば、大ボーナスゲームが実行できる(ステップ10
9 )。外れであれば、ゲームオーバとなる。なお通常ゲ
ームにおけるステップ104 の判定で連続役物の入賞が当
っておれば、入賞配当メダルが払い出された(ステップ
106 )のち、小ボーナスゲームが実行できる(ステップ
109 )。
【0047】実施例3 本実施例を図9に基づき説明する。なお、同図には通常
ゲームの部分は実施例1のばあいと同様なので示されて
おらず、図7におけるステップ104 以降のみ示されてい
る。
【0048】本実施例においては、連続役物増加(大ボ
ーナス)の入賞が通常ゲーム中に残され、連続役物(小
ボーナス)の入賞のみ副ゲームで当てさせるようになっ
ている。すなわち絵柄リール1、2、3からは連続役物
の入賞絵柄が外されている。この実施例のばあい、図5
の円盤81が好適であるが、表示記号は、たとえば星印の
図柄などが好ましい。しかし特定の数字を表示したもの
であってもよい。
【0049】ステップ 104aにおいて入賞判定がなさ
れ、あらかじめ定められた入賞が当ると、円盤81が回転
して(ステップ105 )副ゲームが開始し、同時に入賞配
当のメダルが払い出される(ステップ106 )。つぎに遊
戯者が停止ボタン14を押すと、円盤81の回転が停止し
(前述のごとく自動停止するようにしてもよい)、マイ
クロコンピュータ30により停止数字の組合せから、副ゲ
ームの入賞判定が行われる(ステップ108 )。判定の結
果、入賞すれば、小ボーナスゲームが実行できる(ステ
ップ110 )。外れであれば、ゲームオーバとなる。なお
通常ゲームにおけるステップ104 の判定で連続役物増加
の入賞が当っておれば、入賞配当メダルが払い出された
(ステップ111 )のち、大ボーナスゲームが実行できる
(ステップ112 )。
【0050】実施例4 図10に基づき本実施例を説明する。本実施例は副ゲーム
手段の回転体としてリール(以下、副リール82という)
を用いている。副リール82は絵柄リール1、2、3とほ
ぼ同様の構成のものが用いられるが、それらより小形で
あってもよい。その円周面上には数字や図柄などの記号
が表示され、そのうちの一部がリール窓72中に現われる
ようになっている。
【0051】本実施例では、リール窓72の横に設けられ
た停止マーク73の位置で、予め定められた入賞記号が停
止したとき、入賞と判定されるようになっている。
【0052】実施例5 前記各実施例においてはいずれも円盤81や副リール82な
どへの制御信号の発信停止は、図1に示されている1個
の停止ボタン14で行っているが、各実施例の説明で述べ
たごとく、停止ボタンを一切設けることなく一定の時間
(たとえば2〜3秒)経過すると自動的に停止信号が発
生されるようにしてもよい。
【0053】以上に本発明の各実施例を説明したが、本
発明はかかる実施例に限られず、その要旨を逸脱しない
範囲で種々の変更例を採用することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によると、通常ゲームで入賞した
ときは、たんに入賞配当を手に入れるだけでなく、あわ
せて副ゲームも行うことができるので、興趣あるゲーム
を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回胴式遊戯機の一実施例の機能説明図
である。
【図2】本発明の実施例1にかかわる回胴式遊戯機の概
略正面図である。
【図3】図2の回胴式遊戯機における円盤の一例を示す
要部正面図である。
【図4】図2の回胴式遊戯機における円盤の他の例を示
す要部正面図である。
【図5】図2の回胴式遊戯機における円盤のさらに他の
例を示す要部正面図である。
【図6】本発明の実施例1の電気回路図である。
【図7】本発明の実施例1のゲーム内容を示すフローチ
ャートである。
【図8】本発明の実施例2のゲーム内容を示すフローチ
ャートである。
【図9】本発明の実施例3のゲーム内容を示すフローチ
ャートである。
【図10】本発明の実施例4の副リールの説明図であ
る。
【図11】従来の遊戯機の一例を示す説明図である。
【図12】図11の遊戯機の絵柄リールの説明図である。
【図13】従来の遊戯機のゲーム内容の一例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1、2、3 絵柄リール 5、6、7、84 ステッピングモータ 10 スタートスイッチ 11、12、13、14 停止ボタン 15、16、17、87 位置検出センサ 30 マイクロコンピュータ 31 通常ゲーム判定手段 32 副ゲーム判定手段 33 ホッパ駆動手段 41 メダル検出器 42 ホッパ 81 円盤 82 副リール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (a) 円周面に異種の絵柄が適数個表示された、少な
    くとも3本の絵柄リールと、その絵柄リールを回転させ
    るため、各絵柄リールのそれぞれに設けられた第1駆動
    装置からなる通常ゲーム手段と、(b) 表面に異なる記号
    が適数個表示された1個の回転体と、その回転体を回転
    させるための第2駆動装置とからなる副ゲーム手段と、
    (c) 第1駆動装置のそれぞれに人為的操作により個別に
    停止信号を与える第1停止手段と、(d) 回転を停止した
    ときの各絵柄リールの停止位置を検出する第1検出装置
    と、(e) 第1検出装置の検知信号に基づき、入賞か否か
    を判定するとともに、特定の入賞組合せのとき副ゲーム
    の開始信号を発する通常ゲーム判定手段と、(f) 第2駆
    動装置に自動的に停止信号を与える第2停止手段と、
    (g) 回転を停止したときの回転体の停止位置を検出する
    第2検出装置と、(h) 第2検出装置の検知信号に基づき
    入賞か否かを判定する副ゲーム判定手段と、(i) 前記通
    常ゲーム判定手段の信号または前記副ゲーム判定手段の
    信号が入力したときに、配当メダルを払い出すべくホッ
    パを駆動するホッパ駆動手段とを備える回胴式遊戯機。
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