JPH053943A - スロツトマシン - Google Patents

スロツトマシン

Info

Publication number
JPH053943A
JPH053943A JP3185591A JP18559191A JPH053943A JP H053943 A JPH053943 A JP H053943A JP 3185591 A JP3185591 A JP 3185591A JP 18559191 A JP18559191 A JP 18559191A JP H053943 A JPH053943 A JP H053943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
reels
lottery
slot machine
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3185591A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2827180B2 (ja
Inventor
Shunichi Kinoshita
俊一 木下
Kiyohiko Fukuda
清彦 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takasago Electric Industry Co Ltd filed Critical Takasago Electric Industry Co Ltd
Priority to JP3185591A priority Critical patent/JP2827180B2/ja
Publication of JPH053943A publication Critical patent/JPH053943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2827180B2 publication Critical patent/JP2827180B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ある条件が成立した時に、リールの回転速度を
低速に変更することを可能にして、入賞にかかる図柄を
停止ライン上に揃えやすくする。 【構成】CPU16のリール制御部26からのスタート
指令により、リール駆動部23はパルス発生器25から
駆動パルスpを受けてリールモータ30を回転させる。
始動レバー7の操作が行なわれると、CPU16内部の
抽選部29で抽選が行なわれ、抽選結果がリール制御部
26に伝えられる。この抽選が当たりの時、リール制御
部26はパルス発生器25にパルス変更指令を発して、
駆動パルスpの周波数を小さくして、リールモータ30
の回転を低速にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数個のリールを始
動させた後、各リールを個別に停止させて、停止ライン
上に並ぶ図柄の組み合わせに応じてゲームの勝敗を決す
るスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットマシンは、全てのリール
を一斉始動させた後、遊戯者が適当なタイミングで停止
ボタンを順次押操作することにより、対応するリールが
順次停止するように構成してあり、図柄表示窓の停止ラ
イン上に所定の図柄が並んだとき、これを入賞となし
て、所定配当率のメダルを放出させている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、この
種のスロットマシンではリールの回転速度は常に一定で
あり、特に遊戯者が初心者の場合、リールの回転速度が
速すぎるため、入賞にかかる図柄を停止ライン上に揃え
にくい、という欠点がある。
【0004】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、リールの回転速度を低速に変更することを可能
にして、入賞にかかる図柄を停止ライン上に揃えやすく
することにより、遊戯者へのサービス向上を実現するス
ロットマシンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
スロットマシンは、各リールを個別に駆動するリール駆
動部と、全リールの回転速度を決定するための抽選を実
行する抽選部と、前記抽選部の抽選結果に基づいてリー
ルの回転速度を決定して前記リール駆動部の動作を制御
するリール制御部とを設けたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明にかかるスロットマシン
は、回転速度の設定にかかわる特定図柄が設けられた複
数のリールと、各リールを個別に駆動するリール駆動部
と、全リール停止時に特定図柄の出現を判定する図柄判
定部と、前記図柄判定部による判定結果に基づいてリー
ルの回転速度を決定して前記リール駆動部の動作を制御
するリール制御部とを設けたことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明にかかるスロットマシン
は、n個(ただしnは2以上の整数)のリールと、各リ
ールを個別に駆動するリール駆動部と、n−1個のリー
ルが停止した時に入賞にかかわる図柄の組み合わせの出
現を判定する図柄判定部と、前記図柄判定部の判定結果
に基づいてn番目のリールの回転速度を決定して前記リ
ール駆動部の動作を制御するリール制御部とを設けたこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1にかかる発明では、抽選部での抽選が
当たりになると、リールには通常よりも低速の回転速度
が設定され、停止ライン上に入賞の対象となる図柄が揃
えやすくなる。請求項2にかかる発明では、全リール停
止時に、特定図柄が出現すると、次のゲームにおけるリ
ールの回転速度を通常よりも低速に設定することが可能
となる。請求項3にかかる発明では、稼働している1個
のリールを残して他のリールが停止したとき、停止ライ
ン上に入賞の可能性のある図柄の組み合わせが出現する
と、稼動中のリールの回転を低速にして、入賞に必要な
図柄を停止ライン上に止め易くなる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例であるメダル貯
蔵型のスロットマシン1の外観を示す。このスロットマ
シン1は、周面に複数の図柄がそれぞれ表示された3個
のリール3A,3B,3Cを備え、機体2の前面には、
図柄表示窓4,メダルの預け枚数表示器5,メダル投入
口6,始動レバー7,停止ボタンスイッチ8a,8b,
8c,ゲームスイッチ9,精算スイッチ10,切替スイ
ッチ11,当たりランプ12,メダル排出口13,メダ
ル受け皿14などが設けられている。
【0010】前記図柄表示窓4には3個の各リール3
A,3B,3Cが位置し、この図柄表示窓4より各リー
ル3A,3B,3Cの回転状態が透視可能であると共
に、リール3A,3B,3Cを停止させたとき、各リー
ルの3駒分の図柄が上、中、下、斜めの各停止ラインL
1 〜L5 上に整列して並ぶようになっている。
【0011】前記始動レバー7は3個のリール3A,3
B,3Cを一斉に始動させるためのもの、3個の停止ボ
タンスイッチ8a,8b,8cは対応するリール3A,
3B,3Cを個別に停止させるためのものである。
【0012】前記メダル投入口6はゲームの実行時に1
枚ないし複数枚のメダルを投入する箇所であり、メダル
受け皿14はメダルの精算などに際してメダル排出口1
3から放出されるメダルを収容する。
【0013】このスロットマシンは、遊戯者が多数枚の
メダルを機械に預けて貯蔵し、その貯蔵メダルを使って
ゲームを実行する方式を採用しており、預け枚数表示器
5には貯蔵メダルの残り枚数がディジタル表示される。
前記ゲームスイッチ9はゲームの実行に際して貯蔵メダ
ルを用いることを指示し、1回押操作すると1枚のメダ
ルが、2回押操作すると2枚のメダルが、3回押操作す
ると3枚のメダルが、それぞれ自動投入される。
【0014】精算スイッチ10は貯蔵メダルを精算して
返還すべき枚数のメダルをメダル受け皿13へ放出させ
る。切替スイッチ11はメダルをメダル投入口6から投
入してゲームを行うか、または貯蔵メダルを消費してゲ
ームを行うかを選択するスイッチである。
【0015】この発明のスロットマシンでは、後述する
ように始動レバー7の操作後に制御部で行われる抽選が
当たったとき、またはリール停止時に特定の図柄の組み
合わせが停止ライン上に出現したとき、または2個のリ
ール停止時に入賞の可能性のある図柄の組み合わせが停
止ライン上に出現したときに、現ゲームあるいは次ゲー
ムにおけるリールの回転速度を低速に設定するようにプ
ログラム化されている。
【0016】前記当たりランプ12は、上述した抽選の
当たりや特定図柄の出現などを遊戯者に知らせるための
もので、該当時、数秒間点滅する。なお、この報知手段
としては、ランプの他に音声やブザーなどを用いてもよ
い。
【0017】図2は、上記スロットマシンの主要な回路
構成例を示している。図中、マイクロプロセッサなどで
構成される制御部15は、CPU16にバス17を介し
てROM18やRAM19が接続された公知の構成を備
えている。前記CPU16は制御・演算の主体であっ
て、ROM18にはプログラムや固定データが格納され
ている。また、RAM19は、メダルの預け入れ枚数や
リールを低速回転にする条件などを記憶する作業エリア
として機能する。
【0018】前記バス17には、I/Oインターフェイ
ス20を介してリール駆動部23が、表示インターフェ
イス21を介して表示回路24が、それぞれ接続されて
いる。リール駆動部23はCPU16からの指令をうけ
て各リール駆動用のステッピングモータを駆動し停止さ
せる。表示回路24は前記預け枚数表示器5,当たりラ
ンプ12などを表示動作させる。
【0019】始動レバー7および停止ボタンスイッチ8
a,8b,8cは第2のI/Oインターフェイス22を
介してCPU16に接続され、その操作による電気信号
がCPU16に取り込まれる。
【0020】図3には、前記リール駆動部23の回路構
成例とCPU16の機能とがあわせて示してある。なお
同図は第1のリール3A(他のリール3B,3Cも同
様)についての回路構成のみが示してある。
【0021】図中、リール駆動部23はパルス発生器2
5より出力される駆動パルスpを受け、この駆動パルス
pをステッピングモータより成るリールモータ26へ供
給して、リール3Aを駆動する。このリール駆動部23
にはCPU16のリール制御部26よりスタート指令や
ストップ指令が与えられる。
【0022】前記始動レバー7の操作が実施されると、
前記リール制御部26はスタート指令を発してリール駆
動部23を作動させる。さらに前記停止ボタンスイッチ
8aの操作が実施されると、リール制御部26はリール
駆動部23へストップ指令を発して第1リール3Aのリ
ールモータ30の作動を停止させる。
【0023】前記パルス発生器25は、一定周期のクロ
ック信号をうけて前記駆動パルスpを生成する。この駆
動パルスpの周期は、通常時はクロック信号の周期に一
致させてあるが、図4に示すごとく、リールの回転速度
を落すときは、クロック信号の周期に対して2倍、3倍
と大きく設定される。このパルスの周期(周波数)の変
更は前記リール制御部26からの変更指令に基づいて行
われる。
【0024】前記CPU16は、ランダムな整数を発生
する乱数発生器27と、この乱数発生器27から出力さ
れる乱数を取り込んで当たり判定を行う判定部28とか
らなる抽選部29を有する。前記乱数発生器27の出力
した整数値が所定の整数値と一致すると、判定部28は
これを当たりと判定してリール制御部26に判定信号を
出力する。この信号をうけて、リール制御部26は前記
パルス発生器25に対し、パルス変更指令を発し、パル
ス発生器25の出力する駆動パルスpの周波数を小さな
値に変更する。
【0025】前記駆動パルスpは、CPU15の計数部
31に与えられて計数される。この計数部31の計数値
はリール3Aが一回転する毎に与えられる基準信号によ
りリセットされる。かくて図柄検出部32はこの計数部
31の計数値からリール3A上のどの図柄が有効ライン
上に位置するのかを検出してその検出結果を図柄判定部
33へと出力する。
【0026】前記図柄判定部33は、検出された図柄が
入賞などある特定の条件にかかるものであるかどうかを
判定して、その結果を出力する。なお後述する第3〜第
4実施例のスロットマシンでは、リールの回転速度の設
定にかかわる図柄の組み合わせが出現すると、この判定
出力が前記リール制御部26に与えられ、これを受け
て、リール制御部26は前述したと同じ手順でリールの
回転速度を変更する。
【0027】以下、リールの回転速度を変更する方式と
して、4例をあげて具体的に説明する。第1実施例は、
制御部15内で抽選を実行するタイプのもので、始動レ
バー7の操作後に抽選を行ない、その結果が当たりとな
ると、そのゲームに限ってリールの回転速度を通常より
低速にする、というものである。第2実施例は、始動レ
バー7の操作後の抽選が当たると、そのゲームを含め、
計n回のゲームにおいてリールの回転速度を低速にす
る、というものである。
【0028】第3実施例は、実施中のゲームにおいて、
停止ライン上に特定図柄の組み合わせが出現したとき、
次のゲームにおけるリールの回転速度を通常より低い2
段階の回転速度に決定する、というものである。この実
施例では、リールの回転に通常,中速,低速の3段階の
速度を設けており、各回転速度における駆動パルスpの
発生タイミングが図4に例示してある。図5は、この第
3実施例における図柄の出現状態を示すもので、全リー
ル停止時、図5(1)に示すように、有効ラインL1
に特定図柄Aが揃うと、次のゲームにおけるリールの回
転速度は低速となり、図5(2)に示すように、他の特
定図柄Bが揃うと次のゲームにおけるリールの回転速度
は中速となる。
【0029】第4実施例は、停止ボタンスイッチ8a,
8bの操作によって、2個のリール3A,3Bが停止し
た段階で、図6に示すように、入賞の可能性のある図柄
Cの組み合わせが有効ラインL1 上に出現すると、残り
のリール3Cの回転速度を低速にする、というものであ
る。
【0030】図7は、第1実施例についてのCPU16
による制御手順をステップ1(図中「ST1」で示す)
〜ステップ15で示している。以下、同図の手順に従っ
て上記スロットマシンの動作を説明する。
【0031】まず、CPU16はステップ1において、
カウンタiの値をリセットする。このカウンタiは停止
したリールの数をカウントするためのもので、i=3と
なった時、すべてのリールが停止した状態となる。
【0032】つぎにCPU16はメダルの投入に待機す
る。メダルが前記メダル投入口6から、あるいは貯蔵メ
ダルを消費して機体2内に投入されると、ステップ2の
判定が「YES」となって、CPU16はつぎに始動レ
バー7の操作が行われたかどうかをチェックする(ステ
ップ3)。
【0033】始動レバー7が押操作されると、ステップ
3の判定は「YES」となり、つぎにCPU16は前記
抽選部29内で抽選を行う(ステップ4,5)。ステッ
プ5の判定が「YES」すなわち抽選が当たりとなる
と、当たりランプ12を数秒間点滅させて遊戯者に抽選
が当たったことを知らせ、全リールを低速で一斉に始動
させる(ステップ6,7)。
【0034】ステップ5の判定が「NO」となった時
は、ステップ8へと進んで、全リールは通常の速度で一
斉に始動する。
【0035】リールの始動後、停止ボタンスイッチ8a
〜8cのいずれかが押操作されると、CPU16は対応
するリールを停止させ、カウンタiをインクリメントす
る(ステップ10,11)。つぎのステップ12ではC
PU16はカウンタiの値を判定しており、すべてのリ
ールが停止してステップ12の判定が「YES」となる
と、前記図柄判定部33で有効な停止ライン上の図柄の
組み合わせを判定する(ステップ13,14)。図柄の
組み合わせが有効であれば、ステップ14の判定が「Y
ES」となって、ステップ15で所定のメダルを払い出
し、ゲームを終了する。
【0036】図8は、第2実施例におけるCPU16の
制御手順をステップ1〜ステップ19で示している。ま
ず、第1実施例と同様に、カウンタiの初期化(ステッ
プ1)とメダル投入およびレバー操作のチェック(ステ
ップ2,3)とが行われた後、CPU16は別のカウン
タcの値をチェックする(ステップ4)。このカウンタ
cは、低速回転するリールによるゲーム(以下、「低速
ゲーム」という)の回数をカウントするもので、ステッ
プ4の判定が「YES」すなわち低速ゲームが設定され
ていない場合、抽選部29で抽選が行われる(ステップ
5,6)。ステップ6の判定が「YES」となると、C
PU16は低速ゲームの回数nをセットし(ステップ
7)、当たりランプ12を点滅させた後、全リールを低
速で一斉始動させる(ステップ8,9)。
【0037】ステップ6の判定が「NO」の場合は、ス
テップ10へと進んで全リールは通常速度で回転する。
リール始動後、ステップ11〜ステップ17までの手順
は、図5におけるステップ9〜ステップ15の手順と同
様であり、ここでは説明を省略する。
【0038】ゲームの終了後、CPU16はカウンタc
の値をチェックし、ステップ18の判定が「NO」であ
れば、ステップ19へ進み、カウンタcの値を1減算す
る。
【0039】以下のゲームにおいて、前記ステップ4の
判定が「YES」となるまで、低速ゲームが継続される
もので、この場合はステップ4からステップ8へと進ん
で前述した手順でリールを低速回転させる。
【0040】図9および図10は、第3実施例における
CPU16の制御手順をステップ1〜ステップ23で示
すものである。ステップ1〜ステップ3までの手順は先
の実施例と同様である。ステップ3で始動レバー7が操
作されると、ステップ4,7でCPU16はフラグF
1,F2がセット済みかどうかをチェックする。一方の
フラグF1は回転速度が低速に設定されたとき、また他
方のF2は回転速度が中速に設定されたとき、それぞれ
セットされる。もしフラグF1がセットされていれば、
ステップ4の判定が「YES」となって、全リールが低
速で回転し、その後フラグF1はリセットされる(ステ
ップ5,6)。
【0041】もし他方のフラグF2がセットされていれ
ば、ステップ7の判定が「YES」となって、全リール
が中速で回転し、その後、フラグF2はリセットされる
(ステップ8,9)。もしステップ4およびステップ7
の判定が共に「NO」であれば、全リールは通常の速度
で始動する(ステップ10)。
【0042】上記のようにして設定された回転速度でリ
ールが始動した後、先の実施例と同様、各停止ボタンス
イッチを順次操作することにより、対応するリールが停
止する(ステップ11〜ステップ14)。全リール停止
後、CPU16はステップ15で有効な停止ライン上の
図柄を判定し、入賞にかかる図柄の組み合わせが出現し
ていれば、ステップ16の判定が「YES」となって、
メダルの払い出しが行われる(ステップ17)。
【0043】前記図柄Aが停止ライン上に揃った時は、
ステップ18の判定が「YES」となり、CPUはフラ
グF1を立てた後、当たりランプを数秒点滅させて遊戯
者に次ゲームが低速ゲームであることを知らせる(ステ
ップ19,20)。また、前記図柄Bが停止ライン上に
揃った場合は、ステップ21の判定が「YES」となっ
て、CPUはフラグF2を立てた後、当たりランプを点
滅させて次ゲームが中速ゲームであることを知らせる
(ステップ22,23)。
【0044】図11は、第4実施例におけるCPU16
の制御手順をステップ1〜ステップ16で示したもので
ある。まず、ステップ1でCPU16はカウンタiの値
をリセットした後、メダル投入およびレバー操作がなさ
れたかどうかをチェックする(ステップ2,3)。この
判定がいずれも「YES」となると、CPU16は全リ
ールを通常速度で一斉始動させる(ステップ4)。
【0045】次にCPU16は停止ボタンスイッチ8a
〜8cのいずれかの操作がなされたかどうかをチェック
する(ステップ5)。その判定が「YES」となると、
CPU16は該当するリールを停止させて、カウンタi
をインクリメントする(ステップ6,7)。
【0046】前記カウンタiの値が1の時は、ステップ
8およびステップ13の判定が「NO」となって、ステ
ップ5へ戻り、2つ目の停止ボタンスイッチの操作に待
機する。カウンタiの値が2になった時、ステップ8の
判定が「YES」となり、CPU16は次のステップ9
で2つのリールについて停止ライン上の図柄の組合わせ
を判定する。入賞の可能性のある前記図柄C,Cの組み
合わせが成立した場合、ステップ10の判定が「YE
S」となリ、CPU16は当たりランプ12を数秒点滅
させて遊戯者に入賞の可能性を知らせた後、残りのリー
ルの回転速度を低速回転に切り換える(ステップ11,
12)。
【0047】この後、ステップ5に戻って最後の停止ボ
タンスイッチが操作されると、該当するリールが停止
し、カウンタiは1加算される(ステップ6,7)。こ
の時ステップ8の判定が「NO」、ステップ13の判定
が「YES」となり、ステップ14へ進んで、CPU1
6は停止ライン上の図柄を判定する(ステップ14)。
この結果、入賞にかかる図柄が揃うとステップ15の判
定が「YES」となって、ステップ16でメダルが払い
出されてゲームを終了する。
【0048】
【発明の効果】この発明は上記の如く、全リールの回転
速度を決定するための抽選を実行する抽選部を設けて、
その抽選結果に基づいてリールの回転速度を決定してリ
ールを回転させるようにしたから、抽選が当たると、各
リールには通常よりも低速の回転速度が設定されること
になり、初心者でも比較的容易に、入賞にかかる図柄を
停止ライン上に揃えることができ、ゲームを楽しむこと
ができる。
【0049】また、請求項2にかかる発明では、全リー
ルの停止時に特定図柄の出現を判定し、その判定結果に
基づいてリールの回転速度を決定してリールを回転させ
るようにしたから、特定図柄の出現により、次のゲーム
におけるリールの回転速度が低速に設定され、入賞図柄
の組み合わせを揃えることとは別のゲーム性が付加さ
れ、興趣を一層高めることができる。
【0050】さらに請求項3にかかる発明では、n個の
リールのうちn−1個のリールが停止した時に入賞にか
かわる図柄の組み合わせの出現を判定し、その判定結果
に基づいて残りのリールの回転速度を決定してリールを
回転させるようにしたから、有効ライン上に停止した図
柄の組み合わせが入賞の可能性がある時、残りのリール
の回転を低速に設定して入賞を容易化でき、遊戯者への
サービスを向上できるなど、幾多の顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかるスロットマシンの
正面図である。
【図2】スロットマシンの回路構成例を示すブロック図
である。
【図3】リール駆動部の回路構成およびCPUの機能を
示すブロック図である。
【図4】駆動パルスの周期の変更例を示す説明図であ
る。
【図5】第3実施例における図柄の停止状態を示す正面
図である。
【図6】第4実施例における図柄の停止状態を示す正面
図である。
【図7】第1実施例にかかるスロットマシンの動作手順
を示すフローチャートである。
【図8】第2実施例にかかるスロットマシンの動作手順
を示すフローチャートである。
【図9】第3実施例にかかるスロットマシンの動作手順
を示すフローチャートである。
【図10】第3実施例にかかるスロットマシンの動作手
順を示すフローチャートである。
【図11】第4実施例にかかるスロットマシンの動作手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 スロットマシン 16 CPU 23 リール駆動部 26 リール制御部 29 抽選部 33 図柄判定部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリールを始動させた後、各リール
    を順次停止させて停止ライン上に各リールに描かれた図
    柄を停止させるスロットマシンにおいて、各リールを個
    別に駆動するリール駆動部と、全リールの回転速度を決
    定するための抽選を実行する抽選部と、前記抽選部の抽
    選結果に基づいてリールの回転速度を決定して前記リー
    ル駆動部の動作を制御するリール制御部とを備えて成る
    スロットマシン。
  2. 【請求項2】 複数のリールを始動させた後、各リール
    を順次停止させて停止ライン上に各リールに描かれた図
    柄を停止させるスロットマシンにおいて、回転速度の設
    定にかかわる特定図柄が設けられた複数のリールと、各
    リールを個別に駆動するリール駆動部と、全リール停止
    時に特定図柄の出現を判定する図柄判定部と、前記図柄
    判定部の判定結果に基づいてリールの回転速度を決定し
    て前記リール駆動部の動作を制御するリール制御部とを
    備えて成るスロットマシン。
  3. 【請求項3】 n個(ただしnは2以上の整数)のリー
    ルを始動させた後、各リールを順次停止させて停止ライ
    ン上に各リールに描かれた図柄を停止させるスロットマ
    シンにおいて、各リールを個別に駆動するリール駆動部
    と、n−1個のリールが停止した時に入賞にかかわる図
    柄の組み合わせの出現を判定する図柄判定部と、前記図
    柄判定部の判定結果に基づいてn番目のリールの回転速
    度を決定して前記リール駆動部の動作を制御するリール
    制御部とを備えて成るスロットマシン。
JP3185591A 1991-06-28 1991-06-28 スロットマシン Expired - Lifetime JP2827180B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3185591A JP2827180B2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 スロットマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3185591A JP2827180B2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 スロットマシン

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7256715A Division JP2762060B2 (ja) 1995-09-07 1995-09-07 スロットマシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH053943A true JPH053943A (ja) 1993-01-14
JP2827180B2 JP2827180B2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=16173483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3185591A Expired - Lifetime JP2827180B2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 スロットマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2827180B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0663217A (ja) * 1992-08-17 1994-03-08 Oumi Denshi Kogyo Kk スロットルマシン
JP2001046589A (ja) * 1999-08-11 2001-02-20 Daito Giken:Kk 遊戯台
JP2005058517A (ja) * 2003-08-14 2005-03-10 Samii Kk スロットマシン
JP2009000570A (ja) * 2008-10-03 2009-01-08 Abilit Corp スロットマシン
US7491121B2 (en) 2002-07-10 2009-02-17 Atlantic City Coin & Slot Service Company, Inc. Gaming device and method

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58185184A (ja) * 1982-04-26 1983-10-28 株式会社ユニバ−サル スロットマシン
JPH0377569A (ja) * 1989-08-21 1991-04-03 Universal Kk スロットマシン
JP3029178U (ja) * 1995-10-23 1996-09-27 春吉 高田 着火剤付線香

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58185184A (ja) * 1982-04-26 1983-10-28 株式会社ユニバ−サル スロットマシン
JPH0377569A (ja) * 1989-08-21 1991-04-03 Universal Kk スロットマシン
JP3029178U (ja) * 1995-10-23 1996-09-27 春吉 高田 着火剤付線香

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0663217A (ja) * 1992-08-17 1994-03-08 Oumi Denshi Kogyo Kk スロットルマシン
JP2001046589A (ja) * 1999-08-11 2001-02-20 Daito Giken:Kk 遊戯台
US7491121B2 (en) 2002-07-10 2009-02-17 Atlantic City Coin & Slot Service Company, Inc. Gaming device and method
JP2005058517A (ja) * 2003-08-14 2005-03-10 Samii Kk スロットマシン
JP2009000570A (ja) * 2008-10-03 2009-01-08 Abilit Corp スロットマシン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2827180B2 (ja) 1998-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU759611B2 (en) Game machine
JP3965285B2 (ja) スロットマシン
JP2010284349A (ja) スロットマシン
WO2006046705A1 (ja) 遊技機
JP2004261400A (ja) 遊技機
JPH09313670A (ja) スロットマシンの停止制御方法
JP5330038B2 (ja) スロットマシン
JP2001062031A (ja) 遊技機
JP2010213835A5 (ja)
JPH053943A (ja) スロツトマシン
JPH0633963Y2 (ja) スロットマシン
JP3723050B2 (ja) スロットマシン
JP4742089B2 (ja) 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3841335B2 (ja) スロットマシン及び当選確率変更方法
JP2003250971A (ja) 遊技機
JP3649969B2 (ja) スロットマシン
JPH08206280A (ja) 回胴式遊技機
JP4122168B2 (ja) スロットマシン
JP3995847B2 (ja) スロットマシン
JPH0751093Y2 (ja) 回転ゲーム機
JPH0617442Y2 (ja) スロツトマシン
JP2000197727A (ja) 内部当り報知機能を備えたスロットマシン
JP2002346055A (ja) 遊技機及び遊技機用プログラム及び遊技機用プログラムを記録した記録媒体
JPH09164237A (ja) スロットマシン
JP4030090B2 (ja) 遊技機及びプログラム及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080918

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080918

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090918

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100918

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110918

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110918

Year of fee payment: 13

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110918

Year of fee payment: 13

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110918

Year of fee payment: 13