JP3965285B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシンに関するものであり、尚詳しくはリールの停止制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、スタートレバー又はスタートボタンを操作することにより、複数のリールの回転を開始させ、ストップボタンを操作することにより、各ストップボタンに対応したリールの回転を停止させ、全てのリールが停止したとき、停止したリールの図柄の組み合わせにより所要枚数のメダルなどを適宜払い出すようにしたスロットマシンが提供されている。
【0003】
(外観)
このスロットマシンは、多くの場合、図10に示すように、正面の略中央に操作板110が設けられ、この操作板110には、クレジットメダルボタン117、スタートレバー115、第1ストップボタン121乃至第3ストップボタン123とされる3個のストップボタン、及び、メダル投入口111や払出しボタン127などが設けられたスロットマシン100とされている。
【0004】
そして、操作板110の上方には正面板130が設けられ、この正面板130には、リールの数に合わせて通常は3個のリール窓131が設けられている。尚、このリール窓131は、各々、各リールの図柄が3個づつ見える大きさとされている。
更に、スロットマシン100における操作板110の下方には下パネル141が設けられ、下パネル141の下方などにメダル払出口143やメダル受け145などが設けられている。
【0005】
又、前記正面板130には、入賞ラインが描かれると共に、入賞ライン中の有効ラインを表示する有効ランプ135や、クレジットメダルの枚数を表示するクレジット枚数表示器137、更にボーナスゲームの状態などを表示するゲーム状態表示ランプ139などが設けられている。
尚、正面板130の上方などには、ボーナスゲーム中などに点滅して演出を行う演出表示ランプ147が設けられる。この演出表示ランプ147は、正面板130の上方に限ることなく、正面板130の周囲に設けられることもある。
【0006】
更に、近年では、補助リール窓133を設け、対応するストップボタンを有しない補助リールを補助リール窓133の内部に設けているものもある。
(動作)
そして、これらのスロットマシン100は、メダルの投入枚数により有効ラインの本数が定められ、有効ライン上に停止した3個の図柄の組み合わせによって2枚や3枚、又は10枚や15枚などの所要枚数のメダルが払い出されるものである。
【0007】
更に、投入されたメダルの枚数に合わせた複数の有効ライン上に停止した図柄に応じて所要枚数のメダルを払い出す通常のゲームの他、特定の図柄が有効ラインに揃ったとき、ボーナスゲームと称される比較的メダルの払出し率が高い特別のゲームが開始されることになる。
このボーナスゲームにおいては、演出表示ランプ147の点滅と共に発音装置187により音楽や電子音などの演奏などが行われ、比較的メダルの払出し率が高い特別遊技としての動作制御が行われることになる。
【0008】
(制御機構)
そして、このスロットマシン100では、リールモータの駆動停止制御やメダルの払出しなど、ゲームの進行を制御するためのマイクロコンピュータを内蔵している。
このマイクロコンピュータを用いた制御機構は、図11に示すように、各種センサーやスイッチからの信号が入力されてリールモータなどを制御する主制御手段200を設け、又、ゲームの状態に合わせてスピーカなどの音響装置としての発音装置187や演出表示ランプ147などのランプ類による演出を行う補助制御手段180などを設けるように、マイクロコンピュータと他の機器とを接続して構成している。
【0009】
この主制御手段200は、入賞制御手段210としての入賞抽選手段211や抽選結果判定手段213及び入賞図柄組合せ記憶手段217や停止予定図柄格納手段219の機能を備え、リール停止制御手段220としてのリール位置判別手段221や停止位置格納手段229、主遊技制御手段230としての一般遊技制御手段231や特別遊技制御手段233及び入賞判定手段237の機能を備え、更に、動作制御手段240としてのリール駆動制御手段243やホッパー駆動制御手段245の機能を備え、ゲームの進行に必須の制御を主制御手段200で行うことが多い。
【0010】
又、この主制御手段200に信号を入力するセンサーなどとして、メダル投入口111へのメダルの投入枚数を検出するメダルセンサー151、クレジットメダルから所要枚数のメダルを投入して使用するクレジットメダルボタン117の操作を検出するメダルボタンセンサー153、スタートレバー115が操作されたことを検出するスタートスイッチ155、第1ストップボタン121や第2ストップボタン122及び第3ストップボタン123が操作されたことを各々検出する第1ストップスイッチ161、第2ストップスイッチ162、及び、第3ストップスイッチ163、更に、クレジットメダルを払い出す払出しボタン127の操作を検出する払出しスイッチ157、又、リールユニットに設けられ、3個の主リールである第1リール乃至第3リールの各原点位置を検出する第1原点センサー165、第2原点センサー166、及び、第3原点センサー167などがある。
【0011】
そして、主制御手段200により駆動制御される装置などとしては、3個の主リールを各々個別に回転させる第1リールモータ171、第2リールモータ172、及び、第3リールモータ173、クレジットメダルの枚数を表示するクレジット枚数表示器137、クレジットメダルなどを払い出すホッパー装置175、ゲームの進行状態を表示するゲーム状態表示ランプ139、更に、投入枚数に応じた有効ラインを表示する有効ランプ135や補助制御手段180がある。
【0012】
尚、補助制御手段180は、通常、音響制御手段183及び照明制御手段185としての機能を有し、ゲームの進行状態に合わせてスピーカなどの発音装置187を音響制御手段183により制御し、又、ゲーム状態に応じて演出を行う演出表示ランプ147を照明制御手段185により制御し、更に、補助リールを有するスロットマシン100では補助リール駆動手段などを介して補助リールの回転及び停止制御を行うことにより、遊技者に遊技の進行をより楽しませる制御を行うことが多い。
【0013】
(動作制御)
そして、この主制御手段200による遊技の動作制御は、メダル投入口111に設けられたメダルセンサー151又はクレジットメダルボタン117に組み込まれたメダルボタンセンサー153によってメダルの投入を検出すると、主遊技制御手段230における一般遊技制御手段231又は特別遊技制御手段233により所定の有効ランプ135を点灯させてゲームの開始準備が行われる。
【0014】
そして、スタートレバー115の操作をスタートスイッチ155が検知したとき、動作制御手段240におけるリール駆動制御手段243によって第1リールモータ171乃至第3リールモータ173とされた全てのリールモー171,172,173に駆動を開始させ、又、入賞制御手段210では入賞抽選手段211によって乱数を取り出し、抽選結果判定手段213で入賞判定テーブルと入賞抽選手段211によって取り出した数値とを比較して入賞抽選を行い、この抽選結果に合わせて入賞図柄組合せ記憶手段217から入賞図柄を組合せた停止予定図柄を抜き出して停止予定図柄格納手段219に記憶する。
【0015】
又、第1ストップボタン121乃至第3ストップボタン123の内の何れかのストップボタンが操作されたとき、各ストップボタンに組み込まれた第1ストップスイッチ161や第2ストップスイッチ162又は第3ストップスイッチ163の内の操作されたストップボタンに組み込まれたスイッチから主制御手段200に入力される信号により、検知信号を出力したストップスイッチに対応したリールモータをリール停止制御手段220によって停止させる。
【0016】
このリール停止制御手段220による各リールモータ171,172,173の停止制御は、各ストップスイッチ161,162,163からの信号入力時にリール位置判別手段221によって例えば対応するリールにおける中央の入賞ラインを通過しようとする図柄を先ず判別する。
そして、この図柄及びその前後の図柄が停止予定図柄格納手段219に記憶された停止予定図柄であって有効ラインに位置するのであれば直ちにリールモータを停止させ、又、この図柄及びその前後の図柄が停止予定図柄格納手段219に記憶された停止予定図柄と異なるときは停止予定図柄が数コマ以内に存在するか否かを判別し、数コマ以内に存在するとき、この停止予定図柄を有効ライン上に停止させる。
【0017】
又、数コマ以内に停止予定図柄が存在しないときは、他の入賞図柄組み合わせが発生しないように数コマ以内の図柄から停止図柄を定め、停止位置格納手段229にこの図柄を記憶し、この停止位置格納手段229に記憶した図柄を有効ライン上に停止させるように、リール駆動制御手段243によって対応するリールモータの回転停止位置を制御する。
【0018】
このようにして、第1ストップスイッチ161からの信号が主制御手段200に入力されると第1リールモータ171を停止させ、第2ストップスイッチ162からの信号が主制御手段200に入力されると第2リールモータ172を停止させ、第3ストップスイッチ163からの信号が主制御手段200に入力されると第3リールモータ173を停止させ、全てのリールモータ171,172,173が停止したとき、有効ライン上に停止した図柄の組み合わせが入賞図柄の組み合わせであるか否かの判定を入賞図柄組合せ記憶手段217を参照して入賞判定手段237で判定し、入賞図柄が揃っているときはホッパー駆動制御手段245によってホッパー装置175を駆動し、入賞に応じた所要枚数のメダルを払い出すか、主遊技制御手段230のクレジットメダルカウンタに払出し枚数の数値を加算し、図示していないクレジットメダルカウンタのカウント値をクレジット枚数表示器137に表示させるものである。
【0019】
尚、リール位置判別手段221は、第1原点センサー165からの信号により第1リールの原点位置を検出し、第1リールモータ171に出力するパルス数によって第1リールの回転量、即ちリール窓131に表示される図柄を常に検出し、同様に、第2原点センサー166や第3原点センサー167からの信号によって原点位置を1回転毎に確認しつつ第2リールモータ172や第3リールモータ173に出力するパルス数によって第2リール及び第3リールの回転位置も常に検出しているものである。
【0020】
又、クレジットメダルの枚数は、クレジット枚数表示器137に表示され、クレジットメダルボタン117を操作したときは投入枚数の数値を減算し、入賞によりメダルをクレジットする場合は払出し枚数を加算し、又、メダル投入口111から4枚以上のメダルが投入されたときは4枚目以降の枚数を加算するようにして、この数値をクレジット枚数表示器137に表示するものである。
【0021】
そして、一般遊技中にビッグボーナスの特定図柄配列やレギュラーボーナスの特定図柄配列が有効ライン上に揃ったときは、以後、特別遊技制御手段233によって所定ゲーム回数の特別遊技を行い、特別遊技の進行状態をゲーム状態表示ランプ139の点灯によって表示し、特別遊技が終了すると一般遊技制御手段231により一般遊技のゲームを進行させるものである。
【0022】
又、払出しボタン127が操作され、払出しボタン127に組み込まれた払出しスイッチ157からの信号が主制御手段200に入力されたときは、ホッパー駆動制御手段245がホッパー装置175を駆動し、クレジットメダルカウンタに記憶されている枚数のメダルを払い出すものである。
このように、今日のスロットマシン100では、スタートスイッチ155からの信号が主制御手段200に入力されたときに、入賞抽選手段211によって予め入賞の当選又は外れを抽選し、ストップスイッチが操作されたときから4コマ以内であればこの抽選結果の図柄を有効ライン上に停止させ、極力、入賞抽選手段211による抽選結果の入賞が得られるようにリールの停止制御を行い、投入メダルの枚数に対する払出しメダルの枚数を所定範囲の確率とするようにマイクロコンピュータで制御している。
【0023】
又、入賞制御手段210における停止予定図柄格納手段219に変えて停止図柄テーブル決定手段を備え、各ストップボタンが操作された時のリール位置に応じて対応する各リールの滑りコマ数を予め定めた停止位置指定テーブルの多数をこの停止図柄テーブル決定手段に記憶させておき、且つ、リール停止制御手段220における停止位置格納手段229を停止図柄テーブル格納手段とし、入賞制御手段210における入賞抽選手段211で抽選を行ったとき、抽選結果に合わせた入賞図柄が揃い得る停止位置指定テーブルを停止図柄テーブル決定手段で抽出し、この抽出した停止位置指定テーブルを停止図柄テーブル格納手段に記憶させ、リール停止制御手段220では、ストップボタンが操作されたとき、操作されたストップボタンに対応するリールの回転位置をリール位置判別手段221で検出し、回転位置に対応する停止位置指定テーブルのコマ番号に記録されている滑りコマ数だけリールを回転させた後にリールを停止させるものもある。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
前述の様に、リールの停止に際し、ストップボタンの操作時に有効ラインを通過しようとする図柄及びその図柄に続く数コマ以内の図柄から入賞図柄を順次検索し、入賞図柄が存在するときは、その入賞図柄を有効ラインに引き込むようにリールの滑りコマ数を決定してリールの停止位置を定めるプログラム停止制御では、滑りコマ数を少なくして停止させようとすると、上方の有効ラインに入賞図柄が揃うことが多くなり、入賞時の停止図柄の組合わせが画一的となって図柄停止位置が単調となる欠点があった。
【0025】
そして、特に、払出し枚数が少なく比較的入賞確率の高い小役入賞では、発生回数も多く発生するために、入賞時の図柄停止位置が単調であるとゲームの面白味に欠けることになることもあった。
又、リールの停止制御に際して停止位置指定テーブルを使用するテーブル停止制御では、多数の停止位置指定テーブルを予め作成して記憶しているため、メモリ容量に制限のあるスロットマシンでは、同じ入賞図柄の組合わせとなる図柄を有効ラインに合わせて各図柄の停止位置に変化を持たせることが困難であった。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明は、スロットマシン(100)に係るものであって、周囲に複数種の図柄が描かれた第1乃至第3の3個のリールと、全てのリールの回転を開始させるスタートレバー(115)と、第1乃至第3の各リールに対応して設けられ各々のリールを停止させる第1乃至第3の3個のストップボタン(121〜123)と、スタートレバー(115)の操作に基づいて抽選を行う入賞制御手段(210)と、第1乃至第3の各リールの回転位置をそれぞれ検出するリール位置判別手段(221)と、各ストップボタン(121〜123)が操作されたときの対応する各リールの回転位置に応じて対応する各リールの滑りコマ数を予め定めた停止位置指定テーブルを複数記憶する停止図柄テーブル記憶手段(223)と、当選となる図柄の組合わせを記憶する入賞図柄組合せ記憶手段(217)と、リールの回転により有効ライン上を通過しようとしている図柄と入賞図柄組合せ記憶手段(217)に記憶されている図柄とを比較する停止予定図柄確認手段(227)と、第1ストップボタン(121)が操作されたときには、入賞制御手段(210)の抽選結果が当たり又は外れであることを問わず、その抽選結果に従って停止図柄テーブル記憶手段(223)から第1リールの停止位置指定テーブルを選択して停止図柄テーブル格納手段(225)に記憶させる手段と、第1ストップボタン(121)が操作されたときの第1リールの回転位置をリール位置判別手段(221)で検出し、停止図柄テーブル格納手段(225)に記憶させた第1リールの停止位置指定テーブルに基づいて、リール位置判別手段(221)により検出された回転位置に対応する滑りコマ数を決定し、この決定した滑りコマ数だけ第1リールを回転させた後に第1リールを停止させる手段と、第1リールを停止させた後に、第1リールの停止図柄に基づいて、停止図柄テーブル記憶手段(223)から第2リール及び第3リールの停止位置指定テーブルを選択して停止図柄テーブル格納手段(225)に記憶させる手段と、入賞制御手段(210)の抽選結果が当たりであり、かつ、第1リールの停止図柄として有効ライン上に正しく入賞図柄が停止している場合には、第2リール及び第3リールの停止に際して入賞制御を行い、それ以外では入賞制御を行わないことの判断を行う手段と、入賞制御を行うと判断されたときには、第2ストップボタン(122)が操作されたときの第2リールの回転位置をリール位置判別手段(221)で検出し、停止図柄テーブル格納手段(225)に記憶させた第2リールの停止位置指定テーブルに基づいて、リール位置判別手段(221)により検出された回転位置に対応する滑りコマ数を決定し、この決定した滑りコマ数だけ第2リールを回転させた後に第2リールを停止させるとともに、第3ストップボタン(123)が操作されたときの第3リールの回転位置をリール位置判別手段(221)で検出し、停止図柄テーブル格納手段(225)に記憶させた第3リールの停止位置指定テーブルに基づいて、リール位置判別手段(221)により検出された回転位置に対応する滑りコマ数を決定し、この決定した滑りコマ数だけ第3リールを回転させた後に第3リールを停止させる手段と、入賞制御を行わないと判断されたときには、停止図柄テーブル格納手段(225)に記憶させた第2リール及び第3リールの停止位置指定テーブルに定められた滑りコマ数にかかわらず、2番目のストップボタン操作として第2ストップボタン(122)又は第3ストップボタン(123)が操作されたときは第2リール又は第3リールを直ちに停止させ、3番目のストップボタン(122,123)操作により最後のリールを停止させるに際しては、各有効ライン上に既に停止している図柄を検出し、入賞図柄組合せ記憶手段(217)に記憶させている図柄組み合わせと、最後にストップボタン(122,123)が操作されたときに有効ライン上を回転により通過しようとしているリールの図柄とを停止予定図柄確認手段(219)で比較し、入賞図柄が有効ライン上にあるときはリールを1コマ進ませ、入賞図柄が有効ラインから外れた位置でリールを停止させる手段と、を備えたことを特徴とする。
【0027】
【0028】
このように、入賞時には停止位置指定テーブルを用いた第一のリール停止制御手段によりテーブル停止制御を行い、外れ時には第二のリール停止制御手段によるプログラム停止制御を行うため、入賞しない場合の停止図柄の組み合わせを決定するのに停止位置指定テーブルを用いる必要がなくなる。
このため、外れ用の停止位置指定テーブルに変えて他の入賞用の停止位置指定テーブルを設けることができ、入賞用の停止位置指定テーブルを多くし、小役用の停止位置指定テーブルなどをより多く記憶させることができる。
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【発明の実施の形態】
(概要)
本発明に係るスロットマシンの実施の形態は、図1に示すように、主制御手段200において、入賞制御手段210やリール停止制御手段220、主遊技制御手段230、更に、動作制御手段240の機能を有するものであって、各種センサーやスイッチからの入力信号に応じてリールモータ171,172,173やホッパー装置175、ランプ類などの制御を行い、又、補助制御手段180を介して発音装置187などを制御することは従来と同様であるも、リール停止制御手段220に停止方法決定手段222や停止図柄テーブル記憶手段223と共に、停止予定図柄確認手段227などの機能も有するものある。
【0035】
(リールの回転及び停止制御の概要)
そして、このスロットマシン100のリールの回転及び停止制御は、図2に示すように、スタートレバー115が操作されてオンとなったか否かの判断(S100)を行い、スタートレバー115が操作されたときは入賞抽選手段211で抽選を行い(S110)、抽選結果判定手段213による抽選結果に合わせた停止位置指定テーブルを入賞制御手段210で選択決定し(S120)、リール駆動制御手段243により全てのリールの回転を開始させる制御(S130)を行うものである。
【0036】
更に、第1ストップボタン121が操作されたときは、第1リールの停止位置指定テーブルを選択し(S140)、この第1リールの停止位置指定テーブルに基づいて滑りコマ数を決定して(S150)第1リールを停止させた(S160)後、第2リールや第3リールの停止位置指定テーブルを選択決定し(S170)、抽選結果や第1リール停止図柄として有効ライン上に正しく入賞図柄が停止しているか等に基づいて、第2リールや第3リールの停止に際して入賞制御を行うか否かの判断を行い(S180)、入賞図柄を揃えるときは停止位置指定テーブルの滑りコマ数データに基づいて対応するリールを停止させ(S190)、入賞図柄を揃えないようにするときはプログラム停止制御によってリールを停止させる(S200)ものである。
【0037】
(入賞制御手段)
そして、本発明に係るスロットマシン100では、入賞制御手段210に入賞抽選手段211や抽選結果判定手段213を有するものとしている。
この入賞抽選手段211は、スタートスイッチ155からの入力信号により乱数用カウンタから乱数値を取り出すものであり、又、抽選結果判定手段213は、入賞抽選手段211で取り出した乱数値を抽選結果判定手段213が記憶している入賞判定テーブルの数値範囲と比較し、大当たりや小役当りとなる当選と当選でない外れとを定めるものである。
【0038】
(リール停止制御手段)
又、このスロットマシン100のリール停止制御手段220には、リール位置判別手段221の他に、停止方法決定手段222や停止図柄テーブル記憶手段223、停止図柄テーブル決定手段224、停止図柄テーブル格納手段225、更に、入賞図柄組合せ記憶手段226や停止予定図柄確認手段227を設けるものである。
【0039】
このリール位置判別手段221は、従来と同様に、第1原点センサーや第2原点センサー及び第3原点センサーからの信号と第1リールモータ171乃至第3リールモータ173である各リールモータに出力するパルス数に基づき、第1リールや第2リール及び第3リールの各回転位置を常に検出するものである。
そして、停止方法決定手段222は、抽選結果判定手段213の判定結果に基づき、特別遊技を開始させることのない小役又は特別遊技を開始させる大当りが当選した場合は停止位置指定テーブルによるテーブル停止制御をリール停止制御手段220に行わせ、判定結果が外れの場合は、停止予定図柄確認手段227を用いてプログラム停止制御をリール停止制御手段220に行わせるものである。
【0040】
又、停止図柄テーブル記憶手段223は、メダルを投入することなくもう一度ゲームを開始させることができるリプレイ図柄の組合わせや、メダルが2枚又は3枚や5枚乃至8枚程度払い出される小役の図柄組み合わせが発生する確率を高くした小役用の停止位置指定テーブルを複数記憶させるものである。
そして、停止図柄テーブル決定手段224は、後述するように、抽選結果が小役当選であるときに、停止図柄テーブル記憶手段223から所定の停止位置置指定テーブルを選択して停止図柄テーブル格納手段225に記憶させるものであある。
【0041】
従って、リール停止制御手段220は、抽選結果が小役当選の場合、停止方法決定手段222によりテーブル停止制御を選択され、停止図柄テーブル決定手段224が停止図柄テーブル格納手段225に記憶した停止位置指定テーブルに基づき、ストップボタンが操作されたときに操作されたストップボタンに対応するリールのコマ番号をリール位置判別手段221で検出し、停止位置指定テーブルの該当コマ番号に記録されている滑りコマ数だけリールを回転させて停止させる。
【0042】
更に、入賞図柄組合せ記憶手段226は、3個の図柄の組合わせにより小役当選や大当り当選となる3個の図柄の組合わせを全て記憶すると共に、第1リールのみ又は第1リールと第2リールの組合わせにより小役当選となる特定図柄を記憶するものであり、停止予定図柄確認手段227は、ストップボタンが操作されたとき、後述するように、入賞図柄組合せ記憶手段226に記憶されている図柄組み合わせが発生しないように回転しているリールの図柄と入賞図柄組合せ記憶手段226に記憶されている図柄とを比較するものである。
【0043】
(リール停止制御手段の動作)
そして、本発明のスロットマシン100におけるリール停止制御手段220では、停止方法決定手段222により抽選結果が当選の場合は停止位置指定テーブルを用いるテーブル停止制御によってリール停止制御を行い、又、外れとする場合はプログラム停止制御によってリールの停止制御を行うものである。
【0044】
そして、例えば図3に示すように、第1リール乃至第3リールの各リールに各々21個の図柄が配置されるとき、小役とするベルの図柄[BE]やリプレイの図柄[XX]又はチェリーの図柄[CH]などは、図4に示すように、最大4コマの滑りを定めることにより第1リールでは確実にリール窓131に表示させてリールを停止させることが可能であり、第2リールや第3リールでも、ベルの図柄[BE]やリプレイの図柄[XX]はリール窓131に表示させて停止させることが確実に可能とされるものである。
【0045】
尚、図4に示した停止位置指定テーブルは、第1リールのベルの図柄[BE]を上段や中段又は下段に停止させてリール窓131に確実にベルの図柄[BE]を表示させるものである。
従って、抽選結果の判定により小役当選とされており、第1ストップボタン121が最初に操作されたとき、停止図柄テーブル記憶手段223に記憶されている小役用の停止位置指定テーブルから所定の停止位置指定テーブルを抽選などによって停止図柄テーブル決定手段224で選択し、この第1リール用の停止位置指定テーブルを先ず停止図柄テーブル格納手段225に記憶させ、この停止図柄テーブル格納手段225に記憶させた小役用の停止位置指定テーブルによって第1リールの滑りコマ数を定めて有効ライン上に第1リールの小役入賞図柄を停止させる。
【0046】
そして、第1リールのベルの図柄[BE]を中央の入賞ラインである第1ラインに停止させたときは、図5に示すように、第2リールや第3リールのベルの図柄[BE]を中央の第1ラインに停止させるように各リールのコマ番号毎に滑りコマ数を定めた小役用の停止位置指定テーブルを停止図柄テーブル決定手段224で停止図柄テーブル記憶手段223から抜き出して停止図柄テーブル格納手段225に記憶させる。従って、第2ストップボタン122が操作されたとき、第2リールの中央を通過しようとするコマ番号が1番や5番であれば直ちに第2リールを停止させ、中央を通過しようとするコマ番号が3番や7番であれば2コマ回転させて第2リールを停止させることにより、中央の第1ラインにベルの図柄[BE]を停止させることになる。更に、第3ストップボタン123が操作されたときも、リール位置判別手段221で検出した第3リールのコマ番号により、停止図柄テーブル格納手段225に記憶している停止位置指定テーブルの該当コマ番号に定めている滑りコマ数だけ第3リールを回転させて停止させ、第3リールのベルの図柄[BE]を中央の第1ラインに停止させる。
【0047】
又、複数枚のメダルが投入されて有効ラインが複数とされているとき、第1リールの小役用停止位置指定テーブルによって上段の第2ラインに第1リールの例えばリプレイ図柄[XX]を停止させたときは、メダルが2枚投入であれば図6のAに示す第2リール及び第3リール用の小役用停止位置指定テーブルを停止図柄テーブル決定手段224で停止図柄テーブル記憶手段223から抜き出して停止図柄テーブル格納手段225に記憶させるも、メダルの3枚投入であれば、図6のA又はBに示す小役用の停止位置指定テーブルの一方を乱数抽選などによって停止図柄テーブル決定手段224で決定し、この決定した停止位置指定テーブルを停止図柄テーブル格納手段225に記憶させる。
【0048】
この図6のAに示す停止位置指定テーブルは、第2リールの第0コマ、第4コマ、第7コマなどを中央の入賞ラインに停止させることにより、第3コマ、第6コマ、第11コマ、第16コマ、第20コマに描かれたリプレイの図柄[XX]の何れかを上段の入賞ラインに停止させ、第3リールにおいても上段の入賞ラインに必ずリプレイの図柄[XX]を停止させるものであり、図6のBに示す停止位置指定テーブルでは、第2リールのリプレイ図柄[XX]を中央の入賞ラインに、第3リールのリプレイ図柄[XX]を下段の入賞ラインに停止させるものである。
【0049】
そして、図5及び図6に示した停止位置指定テーブルでは、第1リールの停止図柄に合わせた第2リールの停止位置と第3リールの停止位置とを定める停止位置指定テーブルであるも、第2ストップボタン122や第3ストップボタン123が最初に操作された場合に用いる小役用の停止位置指定テーブルとして、第2リール用の停止位置指定テーブルと第2リールの停止位置に合わせた第1リール及び第3リール予の停止位置を定める停止位置指定テーブルや、第3リール用の停止位置指定テーブルと第3リールの停止位置に合わせた第1リール及び第2リール予の停止位置を定める停止位置指定テーブルを停止図柄テーブル記憶手段223に記憶させておき、最初に操作されたストップボタン及びメダルの投入枚数により、抽選結果が小役の場合に停止図柄テーブル記憶手段223に記憶させた適宜の停止位置指定テーブルを選択してリールの停止制御を行うものである。
【0050】
尚、全てのリールが停止した後は、主制御手段200の入賞判定手段237によって有効ライン上に停止した図柄の組合わせを判定し、入賞態様に合わせてホッパー装置175を駆動して所定枚数のメダルの払出を行い、入賞の対応に応じて特別遊技への移行などを行うことは従来と同様である。
そして、抽選結果が外れの場合は、リール停止制御手段220は、基本的には第2リールや第3リールの停止に際して対応するストップボタンが操作された位置で各リールを直ちに停止させるものであり、入賞図柄組合せ記憶手段226と停止予定図柄確認手段227とにより入賞図柄の組合わせが生じないように停止図柄をずらすプログラム停止制御によってリールを停止させるものである。
【0051】
即ち、第1ストップボタン121が操作されると、第1リールのみで小役入賞となる図柄又は第1リールと第2リールのみで小役入賞となる図柄をリール窓131に表示させない停止位置指定テーブルを用いて第1リールを停止させる。
そして、2番目のボタン操作として第2ストップボタン122又は第3ストップボタン123が操作されたときは第2リール又は第3リールを直ちに停止させる。このようにして2個のリールが停止し、3番目のストップボタン操作により最後のリールを停止させるに際しては、各有効ライン上に既に停止している図柄を検出し、入賞図柄組合せ記憶手段226に記憶させている図柄組み合わせと、最後にストップボタンが操作されたときに有効ライン上を回転により通過しようとしているリールの図柄とを停止予定図柄確認手段227で比較し、入賞図柄が有効ライン上にあるときはリールを1コマ進ませ、入賞図柄が有効ラインから外れた位置でリールを停止させるものである。
【0052】
従って、例えば第1リールが第1リール停止位置指定テーブルにより4番コマの[XX]図柄を中央に停止している場合、第2リールの例えば4番コマが中央の第1ラインを通過しようとするときに第2ストップボタン122が操作されると第2リールを直ちに停止させて[Q]図柄を中央に停止させる。
この2個のリールが停止した状態では、スロットマシン100のリール窓131に表示される図柄は図7のAに示すように、メダルが2枚投入であれば下段の有効ラインである第2ラインに[BE]図柄が揃っており、メダルが3枚投入されていれば更に右下がりの有効ラインである第3ラインにも[Q]図柄が揃った状態となる。
【0053】
そして、この状態で第3ストップボタン123が操作されると、停止予定図柄確認手段227は有効ライン上に既に揃っている2個の図柄の組合わせに基づいて入賞図柄組合せ記憶手段226に記憶させている3個の図柄組み合わせとを比較し、例えば第3リールの4番コマが中央の第1ラインを通過しようとするときに第3ストップボタン123が操作されると、停止予定図柄確認手段227は第3リールの下段に位置する図柄を入賞図柄組合せ記憶手段226に記憶させている図柄と比較して入賞図柄でなければ直ちに第3リールを停止させる。この結果、図7のBに示すように、5本の入賞ラインの何れにも同一図柄が3個揃った状態とせずに全てのリールを停止させることができる。
【0054】
又、例えば第1リールが第1リール停止位置指定テーブルにより5番コマの[BE]図柄を中央に停止している場合、第2リールの例えば5番コマが中央の第1ラインを通過しようとするときに第2ストップボタン122が操作されると第2リールを直ちに停止させて[BE]図柄を中央に停止させる。この結果、図8のAに示すように、スロットマシン100のリール窓131に表示される図柄では、中央の第1ラインに[BE]図柄が2個揃った状態となる。
【0055】
そして、第3リールの4番コマが中央の第1ラインを通過しようとするときに第3ストップボタン123が操作されると、停止予定図柄確認手段227は第3リールの中央に位置する図柄を入賞図柄組合せ記憶手段226に記憶させている図柄と比較し、第3リールの4番コマが[BE]図柄であるため次の3番コマの図柄を入賞図柄組合せ記憶手段226に記憶させている図柄と比較し、この3番コマの図柄は入賞図柄組み合わせと一致しないため、リール停止制御手段220は第3リールを1コマずらせて停止させる。
【0056】
この結果、図8のBに示すように、5本の入賞ラインの何れにも同一図柄が3個揃った状態とせずに全てのリールを停止させることができる。
更に、例えば第1リールが第1リール停止位置指定テーブルにより8番コマの[#]図柄を中央に停止している場合、第2リールの例えば7番コマが中央の第1ラインを通過しようとするときに第2ストップボタン122が操作されると第2リールを直ちに停止させて[7]図柄を中央に停止させる。この結果、図9のAに示すように、スロットマシン100のリール窓131に表示される図柄では、右下がりの第3ラインに[7]図柄が2個揃った状態となる。
【0057】
そして、第3リールの7番コマが中央の第1ラインを通過しようとするときに第3ストップボタン123が操作されると、停止予定図柄確認手段227は第3リールの下段に位置する図柄を入賞図柄組合せ記憶手段226に記憶させている図柄と比較し、第3リールの8番コマが[7]図柄であるため1コマ滑らせた次の図柄を入賞図柄組合せ記憶手段226に記憶させている図柄と比較し、この図柄も[7]図柄であるため更に1コマ滑らせ、この次の図柄を比較して入賞図柄組み合わせと一致しないことを確認し、リール停止制御手段220としては第3リールを2コマずらせて停止させる制御を行う。
【0058】
この結果、図9のBに示すように、5本の入賞ラインの何れにも同一図柄が3個揃った状態とせずに全てのリールを停止させることができる。
尚、メダルの投入枚数が1枚で有効ラインが中央の第1ラインのみであるときは、図9のAに示される状態で既に有効ライン上に入賞図柄の組合わせが無いため、第3ストップボタン123が操作されると第3リールを直ちに停止させるものである。
【0059】
このように、このスロットマシン100では、停止図柄テーブル記憶手段223に異なる有効ラインに入賞図柄を揃える小役用の停止位置指定テーブルを記憶させる故、小役の入賞に際して小役図柄の揃うラインに変化を持たせることができ、小役入賞に際して図柄停止位置に変化を与えることができる。
又、抽選結果が当選の場合は停止位置指定テーブルによってリールを数コマ滑らせて停止することを極めて多くし、抽選結果が外れの場合や入賞図柄が揃えられない場合はプログラム停止制御によって滑りを生じさせずにリールを停止させることを基本としているため、リールの停止特性に変化を与え、又、外れの場合には停止位置指定テーブルを不要とし、メモリの使用量を増大させることなく小役用の停止位置指定テーブルの数を増加させて停止図柄の組合わせに変化を持たせることができる。
【0060】
そして、この主制御手段200にリールの停止制御方法を変更させる機能を持たせるプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことにより、スロットマシン用のマイクロコンピュータに書き込み、同様のスロットマシン100を量産することを容易に可能とする。
【0061】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明は、入賞制御を行うときはテーブル停止制御を行い、入賞制御を行わないときはプログラム停止制御を行うことにより、リールの停止特性や停止図柄の組合わせに変化を持たせると共に、入賞時における停止時の図柄組合せを停止位置指定テーブルの設定により定めておくことができ、入賞時の図柄組み合わせに変化を持たせることができ、ゲームに面白味を与えることができる。
【0062】
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスロットマシンにおける主制御手段の構成を示すブロック図。
【図2】 本発明に係るスロットマシンにおけるリールの回転及び停止制御の例を示すフローチャート図。
【図3】 本発明に係るスロットマシンにおけるリールの図柄配置の例を示す図。
【図4】 本発明に係るスロットマシンにおける小役用の第1リール停止位置指定テーブルの例を示す図。
【図5】 本発明に係るスロットマシンにおける小役用の第2及び第3リール停止位置指定テーブルの例を示す図。
【図6】 本発明に係るスロットマシンにおける小役用の第2及び第3リール停止位置指定テーブルの例を示す図。
【図7】 本発明に係るスロットマシンにおけるリールの停止図柄例を示す図。
【図8】 本発明に係るスロットマシンにおけるリールの停止図柄例を示す図。
【図9】 本発明に係るスロットマシンにおけるリールの停止図柄例を示す図。
【図10】 スロットマシンの外観の一例を示す正面図。
【図11】 従来のスロットマシンにおける制御機構の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
100 スロットマシン
110 操作板 111 メダル投入口
115 スタートレバー 117 クレジットメダルボタン
121〜123 ストップボタン
127 払出しボタン
130 正面板 131 リール窓
133 補助リール窓 135 有効ランプ
137 クレジット枚数表示器 139 ゲーム状態表示ランプ
141 下パネル 143 メダル払出口
145 メダル受け 147 演出表示ランプ
151 メダルセンサー 153 メダルボタンセンサー
155 スタートスイッチ 157 払出しスイッチ
161〜163 ストップスイッチ
165〜167 原点センサー
171〜173 リールモータ
175 ホッパー装置
180 補助制御手段
183 音響制御手段 185 照明制御手段
187 発音装置
200 主制御手段
210 入賞制御手段
211 入賞抽選手段 213 抽選結果判定手段
217 入賞図柄組合せ記憶手段
219 停止予定図柄格納手段
220 リール停止制御手段
221 リール位置判別手段 222 停止方法決定手段
223 停止図柄テーブル記憶手段
224 停止図柄テーブル決定手段
225 停止図柄テーブル格納手段 226 入賞図柄組合せ記憶手段
227 停止予定図柄確認手段 229 停止位置格納手段
230 主遊技制御手段
231 一般遊技制御手段 233 特別遊技制御手段
237 入賞判定手段
240 動作制御手段
243 リール駆動制御手段 245 ホッパー駆動制御手段

Claims (1)

  1. 周囲に複数種の図柄が描かれた第1乃至第3の3個のリールと、
    全てのリールの回転を開始させるスタートレバーと、
    第1乃至第3の各リールに対応して設けられ各々のリールを停止させる第1乃至第3の3個のストップボタンと、
    スタートレバーの操作に基づいて抽選を行う入賞制御手段と、
    第1乃至第3の各リールの回転位置をそれぞれ検出するリール位置判別手段と、
    各ストップボタンが操作されたときの対応する各リールの回転位置に応じて対応する各リールの滑りコマ数を予め定めた停止位置指定テーブルを複数記憶する停止図柄テーブル記憶手段と、
    当選となる図柄の組合わせを記憶する入賞図柄組合せ記憶手段と、
    リールの回転により有効ライン上を通過しようとしている図柄と入賞図柄組合せ記憶手段に記憶されている図柄とを比較する停止予定図柄確認手段と、
    第1ストップボタンが操作されたときには、入賞制御手段の抽選結果が当たり又は外れであることを問わず、その抽選結果に従って停止図柄テーブル記憶手段から第1リールの停止位置指定テーブルを選択して停止図柄テーブル格納手段に記憶させる手段と、
    第1ストップボタンが操作されたときの第1リールの回転位置をリール位置判別手段で検出し、停止図柄テーブル格納手段に記憶させた第1リールの停止位置指定テーブルに基づいて、リール位置判別手段により検出された回転位置に対応する滑りコマ数を決定し、この決定した滑りコマ数だけ第1リールを回転させた後に第1リールを停止させる手段と、
    第1リールを停止させた後に、第1リールの停止図柄に基づいて、停止図柄テーブル記憶手段から第2リール及び第3リールの停止位置指定テーブルを選択して停止図柄テーブル格納手段に記憶させる手段と、
    入賞制御手段の抽選結果が当たりであり、かつ、第1リールの停止図柄として有効ライン上に正しく入賞図柄が停止している場合には、第2リール及び第3リールの停止に際して入賞制御を行い、それ以外では入賞制御を行わないことの判断を行う手段と、
    入賞制御を行うと判断されたときには、第2ストップボタンが操作されたときの第2リールの回転位置をリール位置判別手段で検出し、停止図柄テーブル格納手段に記憶させた第2リールの停止位置指定テーブルに基づいて、リール位置判別手段により検出された回転位置に対応する滑りコマ数を決定し、この決定した滑りコマ数だけ第2リールを回転させた後に第2リールを停止させるとともに、第3ストップボタンが操作されたときの第3リールの回転位置をリール位置判別手段で検出し、停止図柄テーブル格納手段に記憶させた第3リールの停止位置指定テーブルに基づいて、リール位置判別手段により検出された回転位置に対応する滑りコマ数を決定し、この決定した滑りコマ数だけ第3リールを回転させた後に第3リールを停止させる手段と、
    入賞制御を行わないと判断されたときには、停止図柄テーブル格納手段に記憶させた第2リール及び第3リールの停止位置指定テーブルに定められた滑りコマ数にかかわらず、2番目のストップボタン操作として第2ストップボタン又は第3ストップボタンが操作されたときは第2リール又は第3リールを直ちに停止させ、3番目のストップボタン操作により最後のリールを停止させるに際しては、各有効ライン上に既に停止している図柄を検出し、入賞図柄組合せ記憶手段に記憶させている図柄組み合わせと、最後にストップボタンが操作されたときに有効ライン上を回転により通過しようとしているリールの図柄とを停止予定図柄確認手段で比較し、入賞図柄が有効ライン上にあるときはリールを1コマ進ませ、入賞図柄が有効ラインから外れた位置でリールを停止させる手段と、
    を備えたことを特徴とするスロットマシン。
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