JP2011255062A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スロットマシン1は、1枚役A・Bの両方を1回の内部抽選で同時に内部当選役として決定する場合がある内部抽選手段41と、1枚役Aに対応する図柄の組合せと、1枚役Bに対応する図柄の組合せと、が同時に図柄表示窓に停止表示されることが無いように、図柄が配列された図柄変動表示手段2と、1枚役A・Bの両方が内部当選役として決定されたゲームにおいて何れかが入賞したと判定されたとき、当該ゲームが実行されたときの遊技状態が第1遊技状態であるか、第2遊技状態であるか、に応じて決定した大きさの利益を遊技者に付与する利益付与手段44と、を備えている。
【選択図】図5
Description
遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、第1小役及び第2小役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する内部抽選手段と、
前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
前記停止操作手段が操作されたときに、前記内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
前記入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、
前記第2小役の入賞による利益よりも前記第1小役の入賞による利益の方が大きい第1遊技状態を発生可能な第1遊技状態発生手段と、
前記第1小役の入賞による利益よりも前記第2小役の入賞による利益の方が大きい第2遊技状態を発生可能な第2遊技状態発生手段と、
前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態のうち何れの遊技状態を発生するのかを決定する遊技状態決定手段と、を備え、
前記内部抽選手段は、前記第1小役及び前記第2小役の両方を1回の内部抽選で同時に前記内部当選役として決定することが可能に構成され、
前記図柄変動表示手段では、前記第1小役に対応する図柄の組合せと、前記第2小役に対応する図柄の組合せと、が同時に前記図柄表示領域に停止表示されることが無いように、図柄が配列され、
前記利益付与手段は、前記第1小役及び前記第2小役の両方が内部当選役として決定されたゲームにおいて当該第1小役及び第2小役のうち何れかが入賞したと判定されたとき、当該ゲームが実行されたときの遊技状態が前記第1遊技状態であるか、前記第2遊技状態であるか、に応じて決定した大きさの前記利益を遊技者に付与することを特徴とするスロットマシンにある(請求項1)。
予め定められた報知条件の成立を条件として、前記遊技状態報知手段を作動させて報知を実行させる遊技状態報知制御手段と、を備えていることが好ましい(請求項2)。
(実施例1)
本例は、2種類以上の小役が1回のゲームで同時当選する場合が設定されたスロットマシン1に関する例である。この内容について、図1〜図15を用いて説明する。
操作パネル13には、リール21の図柄変動を開始させるためのスタートレバー62(ゲーム開始操作手段)と、図柄変動を停止させるためのストップボタン61(停止操作手段)と、遊技データを表示させるためのデータ表示ボタン67が配置されている。
液晶表示部53は、液晶ディスプレイよりなる。液晶表示部53は、遊技を演出するための各種の演出画面や、遊技データを表示する表示画面などを表示可能である。特に、本例の液晶表示部53は、通常状態及び高確RT状態においてATを発動する当選役報知手段7としての機能を実現する。さらに、低確RT状態においては、1枚役A・Bのうち何れが有利な遊技状態かを報知する遊技状態報知手段8としての機能を実現する。なお、当選役報知手段7による通常状態画面71、RT中画面72の内容、遊技状態報知手段8による遊技状態報知画面81の内容については、図11、図12及び図13を参照して後で詳しく説明する。
本例のスロットマシン1では、図3に示すごとく、15枚役A〜C、10枚役A・B、1枚役A・Bよりなる複数種類の小役のほか、ボーナス役(BB役、RB役)、リプレイ役A〜Eが設定されている。図3では、左列に各役の名称を、中列に各役に対応する図柄20の組合せである入賞図柄を、右列に入賞に応じて遊技者に付与される利益を示してある。利益としては、同図中「利益」欄の左側に示す非ボーナス状態下の利益と、同右側に示すボーナス状態下の利益とを示してある。
図3のごとく、リプレイ役Aの入賞図柄は、図柄「RP」のゾロ目である。リプレイ役Aの入賞図柄を元にして右リール21Rを図柄「黒オレンジ」に置換すればリプレイ役Bの入賞図柄となり、右リール21Rを図柄「スイカ」に置換すればリプレイ役Cの入賞図柄となる。
また、同時当選可能な1枚役A・Bの入賞図柄は、左リール21Lの「黒7」及び右リール21Rの「白7」が共通し、中リール21Cの図柄のみ相違している。1枚役Aが「黒7」であるのに対して、1枚役Bが「白7」となっている。
左リール21L及び中リール21Cでは、リプレイ役A〜Cに共通する図柄「RP」の最大間隔が4図柄となっている。ここで、本例のスロットマシン1では、後述するごとくリール21が停止する際の引込範囲として4図柄分に相当する範囲が設定されている。また、前述するごとく図柄表示領域110L、110Cでは、上段中段下段の3図柄分に渡って入賞ラインが設定されている。したがって、左リール21L及び中リール21Cにおける「RP」は、停止操作のタイミングに関わらず必ず引込範囲内に存在し、入賞ライン上に停止表示される図柄となっている。
基準位置検知部66は、各リール21L、C、Rについて基準位置片の通過を検知し、検知信号を出力する検知部である。
設定値操作部68は、設定キー680を利用して、ボーナス役等の内部当選確率が異なる6段階の設定値を変更するための操作部である。
内部当選役抽選テーブルは、図6に示すごとく、0〜65535の内部当選役抽選用の乱数のうち、各役の当選乱数の範囲が規定されたデータテーブルである。内部当選役抽選テーブルとしては、通常状態に適用されるテーブル、低確RT状態に適用されるテーブル、高確RT状態に適用されるテーブルのほか、図示しないボーナス状態に適用されるテーブルがある。ボーナス状態を除く各遊技状態の内部当選役抽選テーブルは、設定値毎に用意されている。なお、同図中、各遊技状態に対応する欄のうち、縦方向の左列は当選乱数の個数を示し、同右列は内部当選確率を分母(1/xのx。)により示している。
(1)ARTゲーム数:ART状態下で実行された累計ゲーム数。
(2)自力RTゲーム数:自力RT状態下で実行された累計ゲーム数。
なお、上記の各遊技データは、ゲーム数カウンタ341により記憶される。
(通常状態)
通常状態は、ボーナス状態を含む他の遊技状態の終了に応じて発生する初期状態である。通常状態は、高確RT図柄(リプレイ役Cの入賞図柄)あるいは低確RT図柄(リプレイ役Aの入賞図柄)の停止表示に応じて終了し、高確RT状態、低確RT状態への移行が発生する。また、BB役あるいはRB役の入賞によっても終了し、ボーナス状態であるBB状態かRB状態へ移行する。
例えば、リプレイ役A・B・Cの同時当選パターンにおいて第1停止リールが左リール21L又は中リール21Cであった場合には、リプレイ役Aが入賞する。一方、第1停止リールが右リール21Rであった場合には、リプレイ役Cが入賞する。このとき、右リール21Rを第1停止リールとすべき旨は、高確RT図柄であるリプレイ役Cの入賞図柄を停止表示させるための補助情報であると共に、低確RT図柄であるリプレイ役Aの入賞図柄を回避するための回避情報となる。
低確RT状態は、リプレイ役の当選確率が1/7.3と低く、不利な遊技状態である。低確RT状態へ移行すると、1枚役A・Bの同時当選に応じて、前記状態報知抽選が実行される。この状態報知抽選に当選すると、発生中の低確RT状態の種類の報知が前記遊技状態報知手段8により実行される。具体的には、図12の遊技状態報知画面81の表示により、1枚役Aの入賞が有利な第1低確RT状態か、1枚役Bの入賞が有利な第2低確RT状態か、の報知が実行される。同図の遊技状態報知画面81は、1枚役Aの入賞を狙うべき旨を表す表示欄811により、第1AT抽選テーブルが適用される第1低確RT状態である旨を例示している。
高確RT状態は、高確RT終了図柄(10枚役こぼし図柄)が停止表示されると終了し、通常状態へ復帰する。非ATモードが選択されたAT無しの通常状態から高確RT状態へ移行したときには、AT無しの高確RT状態である自力RT状態となる。一方、ATモードが選択されたAT有りの通常状態から高確RT状態へ移行したときには、そのまま継続的にATが発動して前記ART状態となる。
また、本例では、通常状態下で何れかの10枚役が単独当選したときに遊技状態抽選を実行している。本例とは異なるタイミングで、遊技状態抽選を実行しても良い。さらに、本例の遊技状態抽選では、第1〜3AT抽選テーブルにそれぞれ対応する第1〜3低確RT状態のうちの何れかを選択しているが、遊技状態抽選における抽選対象の遊技状態としては、第1、2低確RT状態のみであっても良い。
また、本例では、第1遊技状態下で第2小役が入賞した場合、第2遊技状態下で第1小役が入賞した場合、及び入賞を取りこぼした場合についても、AT発動抽選に当選する場合が設定されている。これらの場合については、AT発動抽選に当選する確率をゼロに設定することも良い。
また、本例は、低確RT状態下でAT発動抽選に当選しなかった場合には、通常状態への復帰後にATを一切発動しない例である。これに代えて、低確RT状態下でAT発動抽選に当選しなかった場合にも、ATが発動する場合を設定しても良い。例えば、通常状態下でリプレイ役Aが内部当選したときに別途、AT発動抽選を行い、当選した場合にはATが発動するようにしても良い。
また、本例では、AT無しの通常状態から高確RT状態へ移行した場合には、内部当選した10枚役の種類を報知しないようにしたが、報知する場合を設定しても良い。
また、低確RT状態の継続期間は、適宜、設定可能である。本例の64ゲームには限定されない。
2 図柄変動表示手段
3 制御部
35 乱数抽出部
41 内部抽選手段
410 フラグ制御手段
42 表示制御手段
43 入賞判定手段
44 利益付与手段
451 低確RT状態発生手段
452 高確RT状態発生手段
453 第1遊技状態発生手段
454 第2遊技状態発生手段
46 遊技状態決定手段
47 報知抽選手段
481 遊技状態報知制御手段
482 AT発動手段
49 遊技データ計数手段
53 液晶表示部
61 ストップボタン(停止操作手段)
62 スタートレバー(ゲーム開始操作手段)
7 当選役報知手段
71 通常状態画面
72、73、74 RT中画面
8 遊技状態報知手段
81 遊技状態報知画面
Claims (2)
- 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、第1小役及び第2小役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する内部抽選手段と、
前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
前記停止操作手段が操作されたときに、前記内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
前記入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する利益を遊技者に付与する利益付与手段と、
前記第2小役の入賞による利益よりも前記第1小役の入賞による利益の方が大きい第1遊技状態を発生可能な第1遊技状態発生手段と、
前記第1小役の入賞による利益よりも前記第2小役の入賞による利益の方が大きい第2遊技状態を発生可能な第2遊技状態発生手段と、
前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態のうち何れの遊技状態を発生するのかを決定する遊技状態決定手段と、を備え、
前記内部抽選手段は、前記第1小役及び前記第2小役の両方を1回の内部抽選で同時に前記内部当選役として決定することが可能に構成され、
前記図柄変動表示手段では、前記第1小役に対応する図柄の組合せと、前記第2小役に対応する図柄の組合せと、が同時に前記図柄表示領域に停止表示されることが無いように、図柄が配列され、
前記利益付与手段は、前記第1小役及び前記第2小役の両方が内部当選役として決定されたゲームにおいて当該第1小役及び第2小役のうち何れかが入賞したと判定されたとき、当該ゲームが実行されたときの遊技状態が前記第1遊技状態であるか、前記第2遊技状態であるか、に応じて決定した大きさの前記利益を遊技者に付与することを特徴とするスロットマシン。 - 前記第1遊技状態及び前記第2遊技状態のうち前記遊技状態決定手段により決定された遊技状態の種類を遊技者に報知可能な遊技状態報知手段と、
予め定められた報知条件の成立を条件として、前記遊技状態報知手段を作動させて報知を実行させる遊技状態報知制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
Priority Applications (1)
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JP2010133581A JP2011255062A (ja) | 2010-06-11 | 2010-06-11 | スロットマシン |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2020022895A (ja) * | 2018-11-07 | 2020-02-13 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
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JP2007105250A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Sankyo Kk | スロットマシン |
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-
2010
- 2010-06-11 JP JP2010133581A patent/JP2011255062A/ja active Pending
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