JP5173466B2 - 回転伝達装置 - Google Patents

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Description

この発明は、動力の伝達と遮断の切換えに用いられる回転伝達装置に関するものである。
FRベースの4輪駆動車において、補助駆動輪としての前輪に駆動力の伝達と遮断とを行う回転伝達装置として、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。
上記特許文献1に記載された回転伝達装置においては、入力側部材に形成された大径部とその外側に設けられた外輪間に2方向クラッチを組込み、その2方向クラッチに併設した電磁クラッチによって2方向クラッチの係合および係合解除を制御し、上記2方向クラッチの係合により入力側部材と外輪を結合して、入力側部材と外輪の相互間で回転トルクの伝達を行うようにしている。
ここで、2方向クラッチは、外輪の内周に円筒面を形成し、入力側部材の大径部の外周には上記円筒面との間で周方向の両端が狭小のくさび形空間を形成するカム面を設け、そのカム面と円筒面との間にローラからなる係合子を組込み、その係合子を保持する保持器と入力側部材の相対回転により係合子を円筒面およびカム面に係合させるようにしている。また、入力側部材と保持器との間にスイッチばねを組込み、そのスイッチばねにより、係合子が円筒面およびカム面に対して係合解除される中立位置に保持器を弾性保持している。
一方、電磁クラッチは、保持器に回り止めされ、かつ軸方向に移動自在に支持されたアーマチュアと、外輪に接続されてアーマチュアと軸方向で対向するロータと、そのロータと軸方向で対向する電磁石と、上記アーマチュアをロータから離反する方向に付勢する離反ばねとからなり、上記電磁石に対する通電により、ロータにアーマチュアを吸着し、外輪に結合されたアーマチュアと入力側部材の相対回転により係合子を円筒面およびカム面に係合させるようにしている。
ところで、上記2方向クラッチにおいては、くさび空間の広幅部に配置された中立位置のローラを入力側部材と保持器の相対回転によりくさび空間の狭小部に噛み込ませる構成であるため、回転方向のガタが大きいという不都合がある。
また、外輪と入力側部材の相互間で一方向の回転トルクを伝達する状態から回転トルクの伝達方向を切換える場合、ローラがくさび空間の他端側の狭小部に噛み込むまで保持器を回転させる必要があるため、回転方向の切換え時における応答性が低いという不都合もある。
そのような不都合を解消するため、特許文献2では、隣接するローラの一方がくさび空間の一端側に位置し、他方のローラがくさび空間の他端側に位置するよう複数のローラを周方向に不等配に配置した2方向ローラクラッチを提案している。
特開2005−249003号公報 特開2003−262238号公報
ところで、上記特許文献2に記載された2方向ローラクラッチにおいては、回転方向ガタを小さくすることができるものの、回転方向ガタを完全に無くすことはできず、また、ローラと外輪円筒面および内輪カム面間の隙間が小さいため、2方向ローラクラッチの空転時にローラがミス係合する可能性があり、空転時の信頼性が低いという問題がある。
さらに、外輪と内輪の相互間における回転トルクの伝達状態では、複数のローラの半数のローラが係合状態であって、残りの半数のローラは係合解除状態にあるため、トルク容量が小さいという問題がある。
この発明の課題は、回転方向ガタが小さく、空転時の信頼性の高い、トルク容量の大きな回転伝達装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、第1の発明においては、外輪の内周と、その外輪の内側に組込まれた内輪の外周の一方に円筒面を形成し、他方にその円筒面との間で周方向の両端に至るに従って狭小のくさび空間を形成する複数のカム面を周方向に間隔をおいて設け、前記外輪と内輪の対向面間に、制御保持器と回転保持器を、各保持器に形成されたフランジが軸方向で対向し、かつ、各フランジの外周に形成された複数の柱部が周方向に交互に配置されるよう組込んで、隣接する柱部間に形成されたポケットをカム面に対向し、前記制御保持器を摺動自在に、かつ、回転自在に支持し、回転保持器を軸方向に非可動に、かつ、回転自在に支持し、その制御保持器と回転保持器のフランジ間に、その対向するフランジ間の間隔が狭くなる方向への制御保持器の移動によってポケットの周方向幅が小さくなる方向に一対の保持器を相対回転させるトルクカムを設け、前記複数のポケットのそれぞれ内部に対向一対のローラと、その一対のローラを離反する方向に向けて付勢するコイルばねとを組込み、前記内輪の側面に固定された円板状のばねホルダの外周に、制御保持器と回転保持器とがポケットの周方向幅を縮小する方向に相対回転した際に、各保持器の柱部を受け止めて対向一対のローラを中立位置に保持する複数の回り止め片を設け、前記内輪に接続されたトルク伝達軸の外周に制御保持器の柱部と軸方向で対向するアーマチュアをスライド自在に嵌合し、そのアーマチュアと軸方向で対向するロータをトルク伝達軸で支持し、通電によってロータにアーマチュアを吸着させる電磁石をロータに対向し、前記アーマチュアをロータから離反する方向に付勢する離反ばねを設け、前記アーマチュアと制御保持器の柱部とを加締めにより連結一体化した構成を採用したのである。
上記の構成からなる回転伝達装置において、電磁石に通電すると、アーマチュアに吸引力が付加されて、そのアーマチュアがロータに向けて移動する。このとき、アーマチュアは制御保持器の柱部に連結一体化されているため、制御保持器は、そのフランジが回転保持器のフランジに接近する方向に移動する。その移動によりトルクカムが作動し、制御保持器と回転保持器はポケットの周方向幅が小さくなる方向に相対回転し、対向一対のローラは制御保持器の柱部と回転保持器の柱部により互いに接近する方向に押圧されて係合解除状態とされる。
このため、内輪が回転しても、その回転は外輪に伝達されず、内輪がフリー回転する。
内輪のフリー回転状態において、電磁石に対する通電を解除すると、離反ばねの押圧により制御保持器のフランジが回転保持器のフランジから離反する方向に制御保持器が軸方向に移動する。また、コイルばねの押圧により制御保持器と回転保持器がポケットの周方向幅が大きくなる方向に相対回転し、対向一対のローラのそれぞれはくさび空間の狭小部に直ちに噛み込み、その対向一対のローラの一方を介して内輪と外輪の相互間で一方向の回転トルクが伝達され、他方のローラを介して他方向の回転トルクが伝達される。
ここで、制御保持器の軸方向への移動によって、その制御保持器と回転保持器を相対回転させるトルクカムは、制御保持器のフランジと回転保持器のフランジの対向面それぞれに周方向で対向する一対の突出部を設け、その一対の突出部の対向面それぞれに互いに接触する傾斜カム面を設けた構成からなるものを採用することができる。
上記トルクカムとして、制御保持器のフランジと回転保持器のフランジの対向面それぞれに周方向の中央部で深く両端に至るに従って次第に浅くなる対向一対のカム溝を設け、一方のカム溝の一端部と他方のカム溝の他端部間にボールを組み込んだ構成からなるものを採用することにより、ボールの転がり移動によって制御保持器と回転保持器を相対回転させることができるため、傾斜カム面の接触によって制御保持器と回転保持器とを相対回転させる場合に比較して制御保持器の移動抵抗が小さく、制御保持器と回転保持器をスムーズに相対回転させることができる。
第1の発明に係る回転伝達装置において、加締めを複数とし、その複数の加締めを周方向に等間隔の配置とすることによって、制御保持器とアーマチュアの連結の信頼性を高めることができる。
上記加締めとして、柱部の先端面に突起を形成し、その突起をアーマチュアに形成された段付き孔の小径孔部に挿入し、前記突起の先端部に段付き孔の大径孔部内に収容される大きさの折曲げ片を設け、その折曲げ片を段付き孔の段に係合させた構成からなるものを採用することができる。この場合、突起をアーマチュアより軟質の材料により形成すると、アーマチュアを変形させることなく突起を容易に加締めることができる。
上記の課題を解決するために、第2の発明においては、外輪の内周と、その外輪の内側に組込まれた内輪の外周の一方に円筒面を形成し、他方にその円筒面との間で周方向の両端に至るに従って狭小のくさび空間を形成する複数のカム面を周方向に間隔をおいて設け、前記外輪と内輪の対向面間に、制御保持器と回転保持器を、各保持器に形成されたフランジが軸方向で対向し、かつ、各フランジの外周に形成された複数の柱部が周方向に交互に配置されるよう組込んで、隣接する柱部間に形成されたポケットをカム面に対向し、前記制御保持器を摺動自在に、かつ、回転自在に支持し、回転保持器を軸方向に非可動に、かつ、回転自在に支持し、その制御保持器と回転保持器のフランジ間に、その対向するフランジの間隔が狭くなる方向への制御保持器の移動によってポケットの周方向幅が小さくなる方向に一対の保持器を相対回転させるトルクカムを設け、前記複数のポケットのそれぞれ内部に対向一対のローラと、その一対のローラを離反する方向に向けて付勢するコイルばねとを組込み、前記内輪の側面に固定された円板状のばねホルダの外周に、制御保持器と回転保持器とがポケットの周方向幅を縮小する方向に相対回転した際に、各保持器の柱部を受け止めて対向一対のローラを中立位置に保持する複数の回り止め片を設け、前記内輪に接続されたトルク伝達軸の外周に制御保持器の柱部と軸方向で対向するアーマチュアをスライド自在に嵌合し、そのアーマチュアと軸方向で対向するロータをトルク伝達軸で支持し、そのロータによりアーマチュアをロータから離反する方向に付勢する離反ばねと、その離反ばねの弾性に抗してロータにアーマチュアを吸着させる永久磁石とを支持し、通電によりその永久磁石の磁力を離反ばねの弾性力以下に低下させる電磁石をロータに対向し、前記アーマチュアと制御保持器の柱部とを加締めにより連結一体化した構成を採用したのである。
上記第2の発明において、電磁石に対する通電の解除時、永久磁石からアーマチュアに負荷される磁力によってアーマチュアがロータに接近する方向に移動する。また、電磁石に通電すると、永久磁石の磁力が弱められ、離反ばねの押圧によりアーマチュアはロータから離反する方向に移動する。
上記のように、電磁石に対する通電と通電の解除によってアーマチュアを移動させると、そのアーマチュアに連結一体化された制御保持器が軸方向に移動し、上記制御保持器を、そのフランジが回転保持器のフランジに接近する方向に移動させると、トルクカムの作用により制御保持器と回転保持器がポケットの周方向幅が小さくなる方向に相対回転し、対向一対のローラは制御保持器と回転保持器の柱部で押されて係合解除状態とされる。
また、制御保持器のフランジが回転保持器のフランジから離反する方向に制御保持器を移動させると、コイルばねの押圧により制御保持器と回転保持器がポケットの周方向幅が大きくなる方向に相対回転して対向一対のローラのそれぞれがくさび空間の両端の狭小部に直ちに噛み込み、内輪と外輪の相互間で回転トルクが伝達される。
上記のように、第1の発明および第2の発明のいずれの発明も、電磁石に対する通電と遮断とによってアーマチュアと連結一体化された制御保持器を軸方向に移動させることができ、その制御保持器のフランジが回転保持器のフランジから離反する方向に向けて制御保持器を移動させると、コイルばねの押圧により制御保持器と回転保持器がポケットの周方向幅が大きくなる方向に相対回転して対向一対のローラのそれぞれがくさび空間の両端の狭小部に直ちに噛み込むため、回転方向ガタの小さい回転伝達装置を得ることができる。
また、制御保持器のフランジが回転保持器のフランジに接近する方向に制御保持器を移動させると、トルクカムの作用により制御保持器と回転保持器がポケットの周方向幅が小さくなる方向に相対回転し、対向一対のローラは制御保持器と回転保持器の柱部で押されて係合解除状態とされ、その係合解除状態で対向一対のローラは制御保持器と回転保持器の柱部によってくさび空間の狭小部に向けて移動するのが防止されるため、2方向ローラクラッチの空転時にローラがミス係合するようなことはなく、空転時の信頼性の高い回転伝達装置を得ることができる。
さらに、カム面と同数のローラを介して外輪と内輪の相互間で回転トルクが伝達されるため、トルク容量の大きな回転伝達装置を得ることができる。
また、制御保持器の柱部とアーマチュアを加締めにより連結一体化したことにより、制御保持器とアーマチュアを別々に精度よく加工することができ、しかも、低コストの加工で一体することができるため、回転伝達装置の低コスト化に寄与することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基いて説明する。図1は、この発明に係る回転伝達装置の第1の実施の形態を示す。図示のように、回転伝達装置は、2方向ローラクラッチ10と、その2方向ローラクラッチ10の係合および係合解除を制御する電磁クラッチ40とからなっている。
2方向ローラクラッチ10は、外輪11と、その外輪11の内側に組込まれた内輪12とを有し、上記内輪12の一端部には小径筒部12aが形成され、その小径筒部12aに嵌合された軸受13を介して外輪11と内輪12は相対的に回転自在とされている。
外輪11の閉塞端には出力軸14が設けられている。一方、内輪12には入力軸15の端部が挿入され、その挿入部間に形成されたセレーション16によって内輪12と入力軸15は相対的に回り止めされている。
図2に示すように、外輪11の内周には円筒面17が形成され、一方、内輪12の外周には、その円筒面17との間で周方向の両端に向けて狭小となるくさび空間を形成する複数の平坦なカム面18が周方向に等間隔に設けられている。
外輪11と内輪12との間には、制御保持器19Aと回転保持器19Bが組込まれている。図1および図3に示すように、制御保持器19Aは、フランジ20の外周にカム面18と同数の柱部21を周方向に等間隔に設けた構成とされている。一方、回転保持器19Bは、フランジ22の外周にカム面18と同数の柱部23を周方向に等間隔に設け、かつ、フランジ22の内周に柱部23と反対方向に向く筒部24を設けた構成とされている。
回転保持器19Bは、内輪12の小径筒部12aに筒部24が嵌合され、かつ、柱部23が円筒面17とカム面18間に位置する組込みとされ、一方、制御保持器19Aは、回転保持器19Bの筒部24にフランジ20が嵌合されて、そのフランジ20が回転保持器19Bのフランジ22と軸方向で対向する組込みとされ、かつ、柱部21が回転保持器19Bの柱部23間に位置する組込みとされている。
上記のような保持器19A、19Bの組込みにより、図2(I)および図3に示すように、制御保持器19Aの柱部21と回転保持器19Bの柱部23間にポケット25が形成され、そのポケット25は内輪12のカム面18と径方向で対向し、各ポケット25内に対向一対のローラ26と、その一対のローラ26を相反する方向に向けて付勢するコイルばね27が組込まれている。
ここで、回転保持器19Bは、図1に示すように、内輪12の一側面とフランジ22間に組込まれたスラスト軸受28によって回転自在に支持され、上記小径筒部12aの外周に取付けた止め輪27によって軸方向に非可動とされている。
一方、制御保持器19Aは、回転保持器19Bの筒部24外径面に沿って移動自在とされ、かつ、筒部24を中心にして回転自在とされている。
図3に示すように、制御保持器19Aのフランジ20と回転保持器19Bのフランジ22間には、トルクカム30が設けられている。トルクカム30は、制御保持器19Aのフランジ20と回転保持器19Bのフランジ22の対向面それぞれに周方向で対向する一対の突出部31、32を設け、その一対の突出部31、32のそれぞれに互いに接触する傾斜カム面33、34を設けた構成からなっている。
上記トルクカム30は、制御保持器19Aのフランジ20が回転保持器19Bのフランジ22に接近する方向に制御保持器19Aが軸方向に移動した際に傾斜カム面33、34のカム作用によって制御保持器19Aと回転保持器19Bをポケット25の周方向幅が小さくなる方向に相対回転させるようになっている。
図1、図3および図4に示すように、内輪12の他側面にはばねホルダ35が固定されている。ばねホルダ35は環状板からなり、その外周面には制御保持器19Aと回転保持器19Bの柱部21、23間の各ポケット25内に配置される複数の回り止め片36が形成されている。
複数の回り止め片36は、制御保持器19Aと回転保持器19Bとがポケット25の周方向幅を縮小する方向に相対回転した際に、制御保持器19Aの柱部21および回転保持器19Bの柱部23を両側縁で受け止めて対向一対のローラ26を中立位置に保持するようになっている。
回り止め片36のそれぞれには、軸方向に延びる支持片37が形成され、各支持片37によってコイルばね27が支持されている。
図1に示すように、電磁クラッチ40は、制御保持器19Aにおける柱部21の端面と軸方向で対向するアーマチュア41と、そのアーマチュア41と軸方向で対向するロータ42と、そのロータ42と軸方向で対向する電磁石43と、上記ロータ42から離反する方向に向けてアーマチュア41を付勢する離反ばね44とを有している。
アーマチュア41は、入力軸15に嵌合されて回転自在に支持され、そのアーマチュア41と制御保持器19Aの柱部21は加締めにより連結一体化されている。
アーマチュア41と制御保持器19Aの柱部21の加締めに際し、図5(I)では、複数の柱部21のそれぞれ先端面に突起45を形成し、その突起45をアーマチュア41に形成された段付き孔46の小径孔部46aに挿入し、上記突起45の先端部に段付き孔46の大径孔部46b内に収容される大きさの一対の折曲げ片45aを設け、各折曲げ片45aを段付き孔46の段46cに係合させるようにしている。また、図5(II)では、折曲げ片45aを単一とし、その単一の折曲げ片45aを段付き孔46の段46cに係合させるようにしている。
ここで、突起45をアーマチュア41より軟質の材料により形成すると、アーマチュア41を変形させることなく突起45を容易に加締めることができる。
図1に示すように、ロータ42は、入力軸15に嵌合され、その入力軸15の外周に設けられた肩15aと入力軸15の外周に取付けられた止め輪47によって軸方向に位置決めされ、かつ、入力軸15に対して回り止めされている。
電磁石43は、電磁コイル43aと、その電磁コイル43aを支持するコア43bとからなり、上記コア43bは図示省略した静止部材に支持されている。
第1の実施の形態で示す回転伝達装置は上記の構造からなり、図1は、電磁石43の電磁コイル43aに対する通電の遮断状態を示し、アーマチュア41は離反ばね44の押圧によりロータ42から離反する状態にある。また、2方向ローラクラッチ10の対向一対のローラ26は、図2(I)に示すように、外輪11の円筒面17および内輪12のカム面18に対して係合し、2方向ローラクラッチ10は係合状態とされている。
2方向ローラクラッチ10の係合状態において、電磁コイル43aに通電すると、アーマチュア41に吸引力が作用し、アーマチュア41が軸方向に移動してロータ42に吸着される。
ここで、アーマチュア41は制御保持器19Aの柱部21に連結一体化されているため、アーマチュア41の軸方向への移動に伴って制御保持器19Aは、そのフランジ20が回転保持器19Bのフランジ22に接近する方向に移動する。
このとき、制御保持器19Aに設けられた突出部31の傾斜カム面33が回転保持器19Bに設けられた突出部32の傾斜カム面34を押圧するため、制御保持器19Aと回転保持器19Bはポケット25の周方向幅が小さくなる方に相対回転し、対向一対のローラ26は制御保持器19Aの柱部21と回転保持器19Bの柱部23により押圧されて、図2(II)に示すように、係合解除し、2方向ローラクラッチ10は係合解除状態とされる。
2方向ローラクラッチ10の係合解除状態において、入力軸15に回転トルクを入力して内輪12を一方向に回転すると、ばねホルダ35に形成された回り止め片36が制御保持器19Aの柱部21と回転保持器19Bの柱部23の一方を押圧するため、内輪12と共に制御保持器19Aおよび回転保持器19Bが回転する。このとき、対向一対のローラ26は係合解除された中立位置に保持されているため、内輪12の回転は外輪11に伝達されず、内輪12はフリー回転する。
このように、ロータ42に接近する方向にアーマチュア41が移動し、そのアーマチュア41と同方向に制御保持器19Aが移動すると、対向一対のローラ26が制御保持器19Aと回転保持器19Bの柱部21、23で押されて係合解除状態とされ、その係合解除状態で対向一対のローラ26は制御保持器19Aと回転保持器19Bの柱部21、23によってくさび空間の狭小部に向けて移動するのが防止されるため、2方向ローラクラッチ10の空転時にローラ26がミス係合するようなことはない。
ここで、制御保持器19Aと回転保持器19Bがポケット25の周方向幅を小さくなる方向に相対回転すると、制御保持器19Aの柱部21と回転保持器19Bの柱部23がばねホルダ35の回り止め片36の両側縁に当接して相対回転量が規制される。
このため、コイルばね27は必要以上に収縮することはなくなり、伸長と収縮が繰り返し行われても疲労によって破損するようなことはない。
内輪12のフリー回転状態において、電磁コイル43aに対する通電を解除すると、離反ばね44の押圧により制御保持器19Aのフランジ20が回転保持器19Bのフランジ22から離反する方向に制御保持器19Aが軸方向に移動する。また、コイルばね27の押圧により制御保持器19Aと回転保持器19Bがポケット25の周方向幅が大きくなる方向に相対回転し、対向一対のローラ26のそれぞれがくさび空間の狭小部に直ちに噛み込み、その対向一対のローラ26の一方を介して内輪12と外輪11の相互間で一方向の回転トルクが伝達される。
ここで、入力軸15を停止して、その入力軸15の回転方向を切換えると、他方のローラ26を介して内輪12の回転が外輪11に伝達される。
このように、電磁コイル43aに対する通電の遮断により、制御保持器19Aと回転保持器19Bがポケット25の周方向幅が大きくなる方向に相対回転して、対向一対のローラ26のそれぞれがくさび空間の両端の狭小部に直ちに噛み込むため、回転方向ガタは小さく、内輪12の回転を外輪11に直ちに伝達することができる。
また、内輪12から外輪11への回転トルクの伝達は、カム面18と同数のローラ26を介して行われるため、内輪12から外輪11に大きな回転トルクを伝達することができる。
図3に示すトルクカム30においては、制御保持器19Aのフランジ20と回転保持器19Bのフランジ22の対向面それぞれに周方向で対向する一対の突出部31、32を設け、その一対の突出部31、32の対向面それぞれに傾斜カム面33、34を設けたが、トルクカム30はこれに限定されるものではない。
図6(I)は、トルクカム30の他の例を示す。この例においては、制御保持器19Aのフランジ20と回転保持器19Bのフランジ22の対向面それぞれに周方向の中央部で深く両端に至るに従って次第に浅くなる対向一対のカム溝52、53を設け、一方のカム溝52の一端部と他方のカム溝53の他端部間にボール54を組み込んだ構成としている。
カム溝52、53として、ここではV溝を示したが、円弧状の溝であってもよい。
上記の構成からなるトルクカム30において、電磁コイル43aに対する通電によってアーマチュア41がロータ42に向けて移動し、そのアーマチュア41と同方向に制御保持器19Aが移動すると、図6(II)に示すように、ボール54がカム溝52、53の溝深さの最も深い位置に向けて転がり移動し、制御保持器19Aと回転保持器19Bはポケット25の周方向幅が小さくなる方向に相対回転し、図3に示す対向一対のローラ26が制御保持器19Aの柱部21と回転保持器19Bの柱部23で押されて係合解除する。
また、電磁コイル43aに対する通電を解除すると、図1に示す離反ばね44の押圧により、制御保持器19Aのフランジ20が回転保持器19Bのフランジ22から離反する方向に制御保持器19Aが移動すると共に、図3に示すコイルばね27の押圧により、制御保持器19Aと回転保持器19Bがポケット25の周方向幅が広くなる方向に相対回転し、図2(I)に示すように、一対のローラ26が円筒面17およびカム面18に係合する。
上記のトルクカム30においては、カム溝52、53に沿うボール54の転がり移動によって制御保持器19Aと回転保持器19Bを相対回転させる構成であるため、図3に示すように、傾斜カム面33、34の接触によって制御保持器19Aと回転保持器19Bとを相対回転させる場合に比較して制御保持器19Aの移動抵抗が小さく、制御保持器19Aと回転保持器19Bをスムーズに相対回転させることができる。
図7は、この発明に係る回転伝達装置の第2の実施の形態を示す。この実施の形態では、ロータ42のアーマチュア41と対向する面に環状溝60を形成し、その環状溝60内に離反ばね44を組込み、上記環状溝60の閉塞端面に形成された複数の円弧状のスリット61内に永久磁石62を組込んでいる点でのみ第1の実施の形態で示す回転伝達装置と相違している。
上記の構成からなる回転伝達装置においては、電磁石43の電磁コイル43aに対する通電の遮断時、永久磁石62の磁力によりアーマチュア41をロータ42に向けて移動させるようにしている。また、上記電磁コイル43aに対する通電により永久磁石62の磁力を弱め、離反ばね44の弾性力でアーマチュア41をロータ42から離反する方向に移動させるようにしている。
上記のように、電磁石43に対する通電と通電の解除によってアーマチュア41を移動させると、第1の実施の形態で示す回転伝達装置と同様に、そのアーマチュア41に連結一体化された制御保持器19Aが軸方向に移動し、上記制御保持器19Aを、そのフランジ20が回転保持器19Bのフランジ22に接近する方向に移動させると、トルクカム30の作用により制御保持器19Aと回転保持器19Bがポケット25の周方向幅が小さくなる方向に相対回転し、対向一対のローラ26は制御保持器19Aと回転保持器19Bの柱部21、23で押されて係合解除状態とされる。
また、制御保持器19Aのフランジ20が回転保持器19Bのフランジ22から離反する方向に制御保持器19Aを移動させると、コイルばね27の押圧により制御保持器19Aと回転保持器19Bがポケットの周方向幅が大きくなる方向に相対回転して対向一対のローラ26のそれぞれがくさび空間の両端の狭小部に直ちに噛み込むことになる。
この発明に係る回転伝達装置の第1の実施の形態を示す縦断正面図 (I)は、図1のII−II線に沿った断面図、(II)は、ローラの係合状態を示す断面図 2方向ローラクラッチの保持器の一部分を示す平面図 図1のIV−IV線に沿った断面図 (I)は、制御保持器とアーマチュアの加締め連結部を拡大して示す断面図、(II)は、制御保持器とアーマチュアの加締めの他の例を示す断面図 トルクカムの他の例を示し、(I)は、作動前の状態を示す断面図、(II)は、作動状態を示す断面図 この発明に係る回転伝達装置の第2の実施の形態を示す縦断正面図
符号の説明
11 外輪
12 内輪
15 入力軸
17 円筒面
18 カム面
19A 制御保持器
20 フランジ
21 柱部
19B 回転保持器
22 フランジ
23 柱部
25 ポケット
26 ローラ
27 コイルばね
30 トルクカム
31 突出部
32 突出部
33 傾斜カム面
34 傾斜カム面
35 ばねホルダ
36 回り止め片
41 アーマチュア
42 ロータ
43 電磁石
44 離反ばね
45 突起
45a 折曲げ片
46 段付き孔
46a 小径孔部
46b 大径孔部
46c 段
52 カム溝
53 カム溝
54 ボール
62 永久磁石

Claims (7)

  1. 外輪の内周と、その外輪の内側に組込まれた内輪の外周の一方に円筒面を形成し、他方にその円筒面との間で周方向の両端に至るに従って狭小のくさび空間を形成する複数のカム面を周方向に間隔をおいて設け、前記外輪と内輪の対向面間に、制御保持器と回転保持器を、各保持器に形成されたフランジが軸方向で対向し、かつ、各フランジの外周に形成された複数の柱部が周方向に交互に配置されるよう組込んで、隣接する柱部間に形成されたポケットをカム面に対向し、前記制御保持器を摺動自在に、かつ、回転自在に支持し、回転保持器を軸方向に非可動に、かつ、回転自在に支持し、その制御保持器と回転保持器のフランジ間に、その対向するフランジ間の間隔が狭くなる方向への制御保持器の移動によってポケットの周方向幅が小さくなる方向に一対の保持器を相対回転させるトルクカムを設け、前記複数のポケットのそれぞれ内部に対向一対のローラと、その一対のローラを離反する方向に向けて付勢するコイルばねとを組込み、前記内輪の側面に固定された円板状のばねホルダの外周に、制御保持器と回転保持器とがポケットの周方向幅を縮小する方向に相対回転した際に、各保持器の柱部を受け止めて対向一対のローラを中立位置に保持する複数の回り止め片を設け、前記内輪に接続されたトルク伝達軸の外周に制御保持器の柱部と軸方向で対向するアーマチュアをスライド自在に嵌合し、そのアーマチュアと軸方向で対向するロータをトルク伝達軸で支持し、通電によってロータにアーマチュアを吸着させる電磁石をロータに対向し、前記アーマチュアをロータから離反する方向に付勢する離反ばねを設け、前記アーマチュアと制御保持器の柱部とを加締めにより連結一体化した回転伝達装置。
  2. 前記トルクカムが、制御保持器のフランジと回転保持器のフランジの対向面それぞれに周方向で対向する一対の突出部を設け、その一対の突出部の対向面それぞれに互いに接触する傾斜カム面を設けた構成からなる請求項1に記載の回転伝達装置。
  3. 前記トルクカムが、制御保持器のフランジと回転保持器のフランジの対向面それぞれに周方向の中央部で深く両端に至るに従って次第に浅くなる対向一対のカム溝を設け、一方のカム溝の一端部と他方のカム溝の他端部間にボールを組み込んだ構成からなる請求項1に記載の回転伝達装置。
  4. 前記加締めを複数とし、その複数の加締めを周方向に等間隔の配置とした請求項1乃至3のいずれかの項に記載の回転伝達装置。
  5. 前記加締めが、前記柱部の先端面に突起を形成し、その突起をアーマチュアに形成された段付き孔の小径孔部に挿入し、前記突起の先端部に段付き孔の大径孔部内に収容される大きさの折曲げ片を設け、その折曲げ片を段付き孔の段に係合させた構成からなる請求項1乃至4のいずれかの項に記載の回転伝達装置。
  6. 前記突起がアーマチュアより軟質の材料からなる請求項5に記載の回転伝達装置。
  7. 外輪の内周と、その外輪の内側に組込まれた内輪の外周の一方に円筒面を形成し、他方にその円筒面との間で周方向の両端に至るに従って狭小のくさび空間を形成する複数のカム面を周方向に間隔をおいて設け、前記外輪と内輪の対向面間に、制御保持器と回転保持器を、各保持器に形成されたフランジが軸方向で対向し、かつ、各フランジの外周に形成された複数の柱部が周方向に交互に配置されるよう組込んで、隣接する柱部間に形成されたポケットをカム面に対向し、前記制御保持器を摺動自在に、かつ、回転自在に支持し、回転保持器を軸方向に非可動に、かつ、回転自在に支持し、その制御保持器と回転保持器のフランジ間に、その対向するフランジの間隔が狭くなる方向への制御保持器の移動によってポケットの周方向幅が小さくなる方向に一対の保持器を相対回転させるトルクカムを設け、前記複数のポケットのそれぞれ内部に対向一対のローラと、その一対のローラを離反する方向に向けて付勢するコイルばねとを組込み、前記内輪の側面に固定された円板状のばねホルダの外周に、制御保持器と回転保持器とがポケットの周方向幅を縮小する方向に相対回転した際に、各保持器の柱部を受け止めて対向一対のローラを中立位置に保持する複数の回り止め片を設け、前記内輪に接続されたトルク伝達軸の外周に制御保持器の柱部と軸方向で対向するアーマチュアをスライド自在に嵌合し、そのアーマチュアと軸方向で対向するロータをトルク伝達軸で支持し、そのロータによりアーマチュアをロータから離反する方向に付勢する離反ばねと、その離反ばねの弾性に抗してロータにアーマチュアを吸着させる永久磁石とを支持し、通電によりその永久磁石の磁力を離反ばねの弾性力以下に低下させる電磁石をロータに対向し、前記アーマチュアと制御保持器の柱部とを加締めにより連結一体化した回転伝達装置。
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