JP5153743B2 - コンロ - Google Patents

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Description

本発明は、コンロ本体に設けられたバーナの操作を行うための操作ユニットを備えたコンロに関する。
従来、バーナを操作するための操作パネルを備えたガスコンロが一般的に利用されている。例えば、コンロ本体に組み込まれた収納箱(操作カバー)から操作盤(操作パネル)が出退可能に保持されたグリル付きドロップイン式コンロが知られている(例えば、特許文献1参照)。このコンロでは、収納箱に収納された状態の操作盤の前面を軽く押すと、係止機構による係止が解除されて、操作盤が前方に移動するようになっている。
特開2006−349194号公報
しかしながら、特許文献1に記載のグリル付きドロップイン式コンロでは、収納箱がコンロ本体と一体化して形成されているため、コンロ本体に板金特有の撓みが生じていると、それに伴って収納箱が変形してしまい、操作盤の出し入れに不具合を生じるという問題点があった。また、収納箱をコンロ本体の底面に載置して取り付けたものもあるが、この場合も、コンロ本体の撓み等による影響を受けるため、同様の不具合を生じていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、コンロ本体の変形による影響を受けにくい操作ユニットを備えたコンロを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係るコンロは、コンロ本体と、当該コンロ本体の内側に設置され、前記コンロ本体に設けられたバーナの操作を行うための操作ユニットとを備えたコンロであって、前記操作ユニットは、前面が開口する箱状の操作カバーと、当該操作カバーの前面から出退可能に保持された略直方体状の操作パネルとを備え、前記操作カバーは、前面及び底面が開口する箱状の上カバーと、当該上カバーの底面側に取り付けられる板状の下カバーとから構成され、前記上カバーの左右の両側壁の下部には、下方に突出する爪部が設けられ、前記下カバーの前記爪部に対応する位置には、前記爪部が上方から下方に向けて挿入される孔部が設けられ、前記操作ユニットが前記コンロ本体の内側に設置された状態では、前記孔部から下方に突出する前記爪部が、前記コンロ本体の内側の底面に接触していることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明のコンロは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記爪部には、前記孔部の内縁部に係止する係止部が設けられている。
また、請求項3に係る発明のコンロは、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記下カバーには、前記操作パネルが出退する方向に延設されたガイド部が設けられ、前記操作パネルの底面には、前記ガイド部にガイドされる被ガイド部が設けられている。
また、請求項4に係る発明のコンロは、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の構成に加え、前記下カバーには、前記操作パネルを前方に押し出すための弾性部材を収納するための溝部が設けられている。
請求項1に係るコンロでは、操作パネルを出退可能に保持する操作カバーを、前面及び底面が開口する箱状の上カバーと、板状の下カバーとで構成している。上カバーの左右の両側壁の下部に設けた爪部は、下カバーに設けた孔部に挿入されている。従って、操作ユニットがコンロ本体の内側に設置された状態では、孔部から下方に突出する爪部が、コンロ本体の内側の底面に接触する。これにより、コンロ本体の底面が撓んで変形していても、上カバーの爪部が底面に接触しているのみで、下カバーは底面に接触していないので、操作カバーへの影響を防止できる。つまり、操作カバーが変形し難いので、操作パネルの出退動作に不具合が生じるのを防止できる。
また、請求項2に係るコンロでは、請求項1に記載の発明の効果に加え、爪部に設けた係止部を、孔部の内縁部に係止させることができるので、上カバーと下カバーとを簡単に組み付けることができ、操作カバーを簡単に組み立てることができる。
また、請求項3に係るコンロでは、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、下カバーに設けたガイド部に沿って、操作パネルの底面に設けた被ガイド部がガイドされる。ガイド部は、操作パネルの出退方向に設けられているので、操作パネルを良好に出退させることができる。そして、コンロ本体の変形による影響を受けにくい下カバーにガイド部を設けているので、操作パネルの出退動作に不具合が生じるのを防止できる。
また、請求項4に係るコンロでは、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、下カバーに設けた溝部に収納された弾性部材によって、操作パネルを前方に押し出すことができる。そして、コンロ本体の変形による影響を受けにくい下カバーに溝部を設けているので、弾性部材による操作パネルの押出動作に不具合が生じるのを防止できる。
ビルトインコンロ1の正面を示す斜視図である。 意匠パネル8を取り外したビルトインコンロ1の左側部分を拡大した斜視図である。 取付開口3から装置ユニット20を取り外した状態を示す斜視図である。 操作ユニット25の斜視図である。 操作ユニット25の分解斜視図である。 操作ユニット25の底面図である。
以下、本発明の一実施形態であるビルトインコンロ1について、図面を参照して説明する。図1に示すビルトインコンロ1は、図示外のシステムキッチンのカウンタトップに形成された開口に落とし込まれ、枠状の収納フレーム(図示外)にコンロ本体2が組み込まれることによって、システムキッチンに取り付けられるものである。
図1に示すように、ビルトインコンロ1は略直方体状のコンロ本体2を備えている。コンロ本体2の前面の略中央には、グリル庫から焼き網及び受け皿(図示外)を引き出すためのグリル扉5が設けられている。グリル扉5には取っ手5Aが設けられている。グリル扉5の右側の中段位置には、各種バーナ(図示外)を点火するための点火スイッチ71,72が設けられている。グリル扉5の左側の中段位置にも、各種バーナ(図示外)を点火するための点火スイッチ81,82が設けられている。
コンロ本体2の前面の右側には、コンロ本体2の前面の右側を装飾・保護するための意匠パネル7が取り付けられている。意匠パネル7は、点火スイッチ71,72の上側に取り付けられる第1パネル11と、点火スイッチ71,72の下側に取り付けられる第2パネル12とから構成されている。第1パネル11の上部に設けられたレバー用開口17からは、各種バーナの火力を調節するために左右に回動する火力調節レバー91,92が突出している。第2パネル12の裏側には、電源としての乾電池を収納するための電池ボックス(図示外)が設けられている。
一方、コンロ本体2の前面の左側にも、コンロ本体2の前面の左側を装飾・保護するための意匠パネル8が取り付けられている。意匠パネル8は、点火スイッチ81,82の上側に取り付けられる第1パネル14と、点火スイッチ81,82の下側に取り付けられる第2パネル15とから構成されている。第1パネル14の上部に設けられたレバー用開口18からは、各種バーナの火力を調節するために左右に回動する火力調節レバー94,95が突出している。
図2に示すように、コンロ本体2の前面の左側ににおいて、意匠パネル8を取り外すと、取付開口3(図3参照)の内側に組み込まれた装置ユニット20が露出する。装置ユニット20は、図3に示すように、点火スイッチ81,82等を支持するスイッチ取付部材30と、その下側に取り付けられ、略直方体状の操作ユニット25とから構成されている。操作ユニット25は、各種バーナを操作するための操作パネル45を前後方向に出退させる装置である。このような構成からなる装置ユニット20の前面側に、意匠パネル8が取り付けられている。具体的には、スイッチ取付部材30の前面側に第1パネル14が取り付けられ、操作ユニット25の操作パネル45の前面に第2パネル15が取り付けられている。
次に、操作ユニット25の構造について詳細に説明する。図4,図5に示すように、操作ユニット25は、略直方体状の操作パネル45と、該操作パネル45を前後方向に出退可能に保持する箱状の操作カバー40とを備えている。操作ユニット25には、操作パネル45を一定速度で前方に押し出すための定荷重バネ装置100(図4乃至図6参照)が設けられている。操作カバー40は、図4,図5に示すように、前面、底面、背面が開口する箱状の上カバー50と、該上カバー50の底面側に取り付けられる板状の下カバー60との2部品で構成されている。
まず、操作パネル45の形状について、図5を参照して説明する。操作パネル45は、所定厚を有する略直方体状に形成されている。その上面には、使用者がバーナを操作するための操作部46が設けられている。操作パネル45の右側面の略中段位置には、側方に向かって突出するガイドリブ45Aが前後方向に延出して設けられている。なお、操作パネル45の左側面の略中段位置にも、側方に向かって突出する同様のガイドリブ(図示外)が設けられている。
また、図6に示すように、操作パネル45の底面の後端側には、左右一対のガイドリブ44,44が互いに所定間隔を空けて前後方向に延出されて各々設けられている。これらガイドリブ44,44は、下カバー60の後述する凹部66の底面に設けられた一対のガイド孔69,69に差し込まれる。これにより、ガイドリブ44,44は、ガイド孔69,69に沿って移動する。
さらに、操作パネル45の後部には、図5に示すように、操作パネル45を一定速度で前方に押し出すための定荷重バネ装置100が設けられている。定荷重バネ装置100のドラム101からバネ102が引き出され、その先端に設けられた孔部103が、下カバー60の先端に設けられた突出片68に引っ掛けられている。これにより、操作パネル45は、定荷重バネ装置100のバネ102の弾性復帰力によって、一定速度で前方に押し出されるようになっている。
ところで、図6に示すように、操作パネル45の後部において、定荷重バネ装置100の左隣には、下カバー60の後端部に設けられた後述するラッチ機構120に係止されるための被係止部材107が設けられている。操作パネル45が、定荷重バネ装置100の付勢力に抗し、操作カバー40の奥側に押し込まれた状態で、被係止部材107にラッチ機構120が係止することで、ロック状態となる。この状態で、操作パネル45が操作カバー40の奥側に再度押し込まれると、ラッチ機構120による被係止部材107に対する係止が外れ、ロック状態が解除される。すると、定荷重バネ装置100による付勢によって、操作パネル45が一定速度で前方に押し出され、操作パネル45の上面の操作部46が露出する。
次に、上カバー50の構造について、図5を参照して説明する。上カバー50は、天壁51と、その右端部から下方に向かって延設された右側壁52と、左端部から下方に向かって延設された左側壁53とから構成され、断面コの字型に形成されている。
右側壁52の下端部には、下方に向けて突出する一対の爪部55,55が前後2カ所に各々設けられている。その爪部55は、角部がテーパ状に加工された略長方形状に形成されている。各爪部55には、後方に向かって略水平に切り欠いて形成され、後述する下カバー60の係止孔64の内縁部に係止するための係止溝55Aが設けられている。
左側壁53の下端部にも、下方に向けて突出する一対の爪部56,56が前後2カ所に各々設けられている。その爪部56には、角部がテーパ状に加工された略長方形状に形成されている。各爪部56には、後方に向かって略水平に切り欠いて形成され、後述する下カバー60の係止孔65の内縁部に係止するための係止溝56Aが設けられている。
また、上カバー50の右側壁52の略中段位置には、上カバー50の右側壁の内面に、後述する右ガイド部材41を上カバー50に固定するための一対の固定孔57,57が各々設けられている。左側壁53の略中段位置にも、上カバー50の左側壁の内面に、後述する左ガイド部材42を上カバー50に固定するための一対の固定孔58,58が各々設けられている。
そして、操作パネル45の左右両側には、操作パネル45を前後方向にガイドずるための板状の右ガイド部材41及び左ガイド部材42が起立して各々配置されている。右ガイド部材41の操作パネル45に向けられる内面の略下段位置には、操作パネル45の右側面に設けられたガイドリブ45Aを前後方向にガイドするためのガイド溝41Aが設けられている。一方、左ガイド部材42の操作パネル45に向けられる内面の略下段位置にも、操作パネル45の左側面に設けられたガイドリブ(図示外)を前後方向にガイドするためのガイド溝42Aが設けられている。
次に、下カバー60の形状について、図5,図6を参照して説明する。下カバー60は、平面視略長方形状に形成されている。下カバー60の右端部には、略直角に上方に折り曲げて形成された折曲片61が設けられ、左端部には、略直角に上方に折り曲げて形成された折曲片62が設けられている。折曲片61の折り曲げた角部には、上カバー50の右側壁52の下端部に設けられた爪部55,55を下方に突出させるための係止孔64,64が前後に各々設けられている。折曲片62の折り曲げた角部にも、上カバー50の左側壁53の下端部に設けられた爪部56,56を下方に突出させるための係止孔65,65が各々設けられている。下カバー60の前端部には、略直角に下方に折り曲げて形成された折曲片67が設けられている。
また、下カバー60の幅方向中央には、下方に向かって断面長方形状に窪んだ凹部66が前後方向に延出して設けられている。凹部66の前端側には、前方に向かって斜め上方に突出する突出片68が設けられている。突出片68には、上述した定荷重バネ装置100のバネ102の先端に設けた孔部103が引っ掛けられている。
さらに、凹部66の底面には、左右一対のガイド孔69,69が互いに所定間隔を空けて前後方向に各々延設されている。それらガイド孔69,69の各前端部には、略直角上方に起立する位置決め片69A,69Aが各々設けられている。このようなガイド孔69,69に対して、操作パネル45の底面に設けられたガイドリブ44,44が差し込まれ、ガイドリブ44,44がガイド孔69,69に沿って移動する。そして、位置決め片69A,69Aに対して、操作パネル45の底面に設けたガイドリブ44,44の前端部が当接することによって、操作パネル45が「引き出し位置」に位置決めされる。なお、凹部66の内側には、定荷重バネ装置48のバネ102が収納されるので、操作パネル45と下カバー60との間を隙間無く設置でき、操作ユニット25をコンパクトにできる。
次に、操作ユニット25の組み立て方法について、図5を参照して説明する。まず、図6に示す下カバー60の上面に操作パネル45を載置する。このとき、下カバー60に設けた一対のガイド孔69,69に、操作パネル45の底面に設けたガイドリブ44,44を差し込む。次いで、右ガイド部材41を操作パネル45の右側面に当てる。このとき、操作パネル45の右側面に設けたガイドリブ45Aに、右ガイド部材41のガイド溝41Aを当てる。一方、左ガイド部材42を操作パネル45の左側面に当てる。このとき、操作パネル45の左側面に設けたガイドリブ(図示外)に、左ガイド部材42のガイド溝42Aを当てる。
次いで、下カバー60に取り付けられた操作パネル45と、右ガイド部材41、左ガイド部材42に対して、上カバー50を被せる。このとき、上カバー50の右側壁52及び左側壁53の各下部に設けられた爪部55,56を、下カバー60に設けられた係止孔64,65に各々差し込む。さらに、爪部55,56を係止孔64,65に差し込んだ状態で、下カバー60に対して上カバー50を前方にスライドさせる。すると、爪部55,56に設けた係止溝55A,56Aに、係止孔64,65の内縁部が差し込まれる。こうして、上カバー50が下カバー60に取り付けられ、操作カバー40が完成する。
さらに、上カバー50が下カバー60に取り付けられた状態で、上カバー50の右側壁に設けた固定孔57,57からビス85を差し込んで、右ガイド部材41を上カバー50の右側壁の内面に固定する。一方、上カバー50の左側壁に設けた固定孔58,58からビス85を差し込み、左ガイド部材42を上カバー50の左側壁の内面に固定する。これにより、操作パネル45は、下カバー60に設けたガイド孔69,69と、右ガイド部材41に設けたガイド溝41A、左ガイド部材42に設けたガイド溝42Aに沿って、前後方向に移動できる。
そして、操作パネル45を、定荷重バネ装置48のバネ102の付勢力に抗して、操作カバー40の奥側に押し込む。すると、操作パネル45の後部に設けた被係止部に、ラッチ機構120が係止する。これにより、操作パネル45は、操作カバー40に収納された状態で保持される。こうして、操作ユニット25の組み立てが完了する。完成した操作ユニット25の上部に、スイッチ取付部材30を取り付けて装置ユニット20を完成させる。完成した装置ユニット20は、コンロ本体2の取付開口3の内側に組み込んで取り付ける。
次に、コンロ本体2の底面4に生じる撓みが、操作ユニット25に与える影響について説明する。図2に示すように、コンロ本体2の取付開口3の内側に、装置ユニット20を取り付けた状態では、操作ユニット25の下カバー60から下方に突出した爪部55,56(図3参照)が、コンロ本体2の底面4の上面(図3参照)に接触する。つまり、操作ユニット25の下カバー60が面接触するのではなく、爪部55,56が点接触することで、操作ユニット25が支持されている。
これにより、コンロ本体2の底面4が、板金の絞りや曲げ等によって多少撓んでいる場合でも、4つの爪部55,56において、底面4の撓みに応じて、爪部55,56と底面4との間に隙間を各々生じさせることによって、底面4の撓みを吸収できるので、操作カバー40が変形するのを防止できる。さらに、爪部55,56は、下カバー60の一部ではなく、上カバー50の一部であるので、下カバー60は、底面4の撓みの影響をさらに受けにくい。つまり、操作ユニット25においては、下カバー60が最も変形し難い構造になっている。そのような下カバー60に、操作パネル45をガイドするためのガイド孔69,69を設けているので、操作パネル45の出退動作に不具合を生じるのを防止できる。
また、爪部55,56に、下カバー60に取り付けるための係止溝55A,56Aを各々設けているので、上カバー50と下カバー60の取り付けを容易にできる。
以上説明したように、本実施形態のビルトインコンロ1では、コンロ本体2の左側に、操作ユニット25が組み込まれている。操作ユニット25は、操作パネル45と、該操作パネル45を前後方向に出退可能に保持する箱状の操作カバー40と、該操作カバー40に設けられ、操作パネル45を一定速度で前方に押し出すための定荷重バネ装置100とを備えている。
操作カバー40は、前面、底面、背面が開口する箱状の上カバー50と、該上カバー50の底面側に取り付けられる板状の下カバー60との2部品で構成されている。上カバー50を、下カバー60に取り付けられた操作パネル45に被せ、上カバー50の右側壁52及び左側壁53の下部に設けられた各爪部55,56を、下カバー60に設けられた係止孔64,65に各々差し込み、下カバー60に対して上カバー50を前方にスライドさせる。すると、爪部55,56に設けた係止溝55A,56Aに、係止孔64,65の内縁部が差し込まれる。
こうして、上カバー50が下カバー60に取り付けられる。そして、コンロ本体2の取付開口3の内側に、操作ユニット25が取り付けられた状態では、操作ユニット25の下カバー60から下方に突出した爪部55,56が、コンロ本体2の底面4の上面に接触する。つまり、操作ユニット25の下カバー60が面接触するのではなく、爪部55,56が点接触することで、操作ユニット25が支持されている。これにより、コンロ本体2の底面4が、板金の絞りや曲げ等によって多少撓んでいる場合でも、その撓みが、操作ユニット25の操作カバー40に与える影響を小さくできるので、操作カバー40が変形するのを防止できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施形態では、操作ユニット25の底面側から4本の爪部を下方に突出させたが、爪部の本数はこれに限定されない。
さらに、上記実施形態では、爪部55,56に係止溝55A,56Aを設けたが、例えば、爪部に係止部を設けずに、上カバー50と下カバー60とを互いにビス等で固定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、操作ユニット25がコンロ本体2の前面の左側、電池ボックス(図示外)が右側に設けられているが、操作ユニット25を右側、電池ボックスが左側であってもよい。
また、上記実施形態では、本発明をビルトインコンロに適用した場合について説明したが、その他にも、テーブルコンロ、給湯器、フライヤー等の各種加熱調理器にも適用可能である。
1 ビルトインコンロ
2 コンロ本体
4 底面
25 操作ユニット
40 操作カバー
44 ガイドリブ
45 操作パネル
46 操作部
48 定荷重バネ装置
50 上カバー
51 天壁
52 右側壁
53 左側壁
55 爪部
55A 係止溝
56 爪部
56A 係止溝
57 固定孔
58 固定孔
60 下カバー
64 係止孔
65 係止孔
66 凹部
68 突出片
69 ガイド孔
100 定荷重バネ装置
101 ドラム
102 バネ
103 孔部

Claims (4)

  1. コンロ本体と、当該コンロ本体の内側に設置され、前記コンロ本体に設けられたバーナの操作を行うための操作ユニットとを備えたコンロであって、
    前記操作ユニットは、
    前面が開口する箱状の操作カバーと、
    当該操作カバーの前面から出退可能に保持された略直方体状の操作パネルと
    を備え、
    前記操作カバーは、
    前面及び底面が開口する箱状の上カバーと、
    当該上カバーの底面側に取り付けられる板状の下カバーと
    から構成され、
    前記上カバーの左右の両側壁の下部には、下方に突出する爪部が設けられ、
    前記下カバーの前記爪部に対応する位置には、前記爪部が上方から下方に向けて挿入される孔部が設けられ、
    前記操作ユニットが前記コンロ本体の内側に設置された状態では、前記孔部から下方に突出する前記爪部が、前記コンロ本体の内側の底面に接触していることを特徴とするコンロ。
  2. 前記爪部には、前記孔部の内縁部に係止する係止部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のコンロ。
  3. 前記下カバーには、前記操作パネルが出退する方向に延設されたガイド部が設けられ、
    前記操作パネルの底面には、前記ガイド部にガイドされる被ガイド部が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンロ。
  4. 前記下カバーには、前記操作パネルを前方に押し出すための弾性部材を収納するための溝部が設けられたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のコンロ。
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