JP2010017307A - 引出し装置 - Google Patents

引出し装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010017307A
JP2010017307A JP2008179373A JP2008179373A JP2010017307A JP 2010017307 A JP2010017307 A JP 2010017307A JP 2008179373 A JP2008179373 A JP 2008179373A JP 2008179373 A JP2008179373 A JP 2008179373A JP 2010017307 A JP2010017307 A JP 2010017307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation lever
lever
front plate
drawer
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008179373A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5237005B2 (ja
Inventor
Tetsuya Narita
哲也 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP2008179373A priority Critical patent/JP5237005B2/ja
Publication of JP2010017307A publication Critical patent/JP2010017307A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5237005B2 publication Critical patent/JP5237005B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Abstract

【課題】操作レバーの操作性をよくし、かつ前面板への操作レバーの組み付け作業を容易とし、しかも構造が簡単で、安価に製造しうるようにした引出し装置を提供する。
【解決手段】操作レバー8の一端に手掛け部8cを設けるとともに、他端に折り返し部8dを設け、この折り返し部8dの内側角部を、裏面板6の上縁に係合することにより、この角部を中心として、操作レバー8が前後方向に回動しうるようにし、かつ前面板5に、操作レバー8が前面板5から外方に外れるのを阻止する外れ止め手段12と、操作レバー8が前面板5の縁に沿う方向へ移動するのを阻止する規制手段8eとを設け、さらに、操作レバー8とラッチ機構9とを、操作レバー8の前方への回動により、ラッチ機構9を解除しうるように連係する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、机やキャビネット等における引出し装置に関する。
従来の机やキャビネット等の引出しには、筐体と係合することにより、その前方への移動を阻止して、引出しが振動等により、意図せずに開くのを防止するようにしたラッチ機構と、引出しの前面より操作することにより、ラッチ機構と筐体との係合を解除させるようにした左右方向を向く操作レバーとを設けたものが多い(例えば特許文献1〜3参照)。
また、操作レバーを、引出しの前面板の上端における上方に開放した部分に設けたものもある(例えば特許文献4または5参照)。
特開2003−239605号公報 特開平9−256712号公報 特開平10−14685号公報 特開2007−135835号公報 特開2004−89420号公報
特許文献1〜3のものにおいては、前面板を中空箱状とし、その内部に操作レバーを配設し、かつ前面板に開口を設け、この開口を経て、操作レバーを操作するようにしているので、操作レバーと開口との位置合わせが面倒であるとともに、前面板内への操作レバーの組み付け作業が煩雑である。
特許文献4のものにおいては、操作レバーの上方が開放されているので、操作性はよいが、操作レバーの構造が複雑であり、かつ操作レバーを前面板に装着した後、カバー体を前面板に装着して、操作レバーが前面板から脱落しないようにしなければならないので、組み付け作業が面倒である。
特許文献5のものにおいては、操作レバーの下端部を、左右方向を向く軸をもって前面板に枢着しているので、その組み付け作業が煩雑である。
因みに、操作レバーを軸をもって枢着するという点では、特許文献1〜3のものも同様であり、やはりその組み付け作業が面倒である。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、操作レバーの操作性をよくし、かつ前面板への操作レバーの組み付け作業を容易とし、しかも構造が簡単で、安価に製造しうるようにした引出し装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 物品収容部の前面に前面板を設けた引出しに、前記物品収容部が前方に引出し可能として収容されている筐体と係合することにより、引出しの前方への移動を阻止するようにしたラッチ機構と、引出しの前方からの操作により、前記ラッチ機構と筐体との係合を解除させる操作レバーとを設けた引出し装置において、
前記操作レバーの一端に手掛け部を設けるとともに、同じく他端に折り返し部を設け、この折り返し部の内側角部を、前記前面板の上下または左右の縁に係合することにより、この角部を中心として、操作レバーが前後方向に回動しうるようにし、かつ前記前面板または操作レバーに、操作レバーが前面板から外方に外れるのを阻止する外れ止め手段と、操作レバーが前面板の縁に沿う方向へ移動するのを阻止する規制手段とを設け、さらに、前記操作レバーとラッチ機構とを、前記操作レバーの前方への回動により、ラッチ機構を解除しうるように連係する。
このような構成とすると、操作レバーの折り返し部の内側角部を、前面板の上下または左右の縁に係合させるだけで、操作レバーを前面板に簡単に装着することができ、その後、外れ止め手段と規制手段とを、前面板に設けるだけで、組み付け作業を簡単に行うことができる。
また、操作レバーの外方が開放しているので、操作レバーの操作性、および体裁がよい。
(2) 上記(1)項において、前面板を、物品収容部の前面に設けた裏面板と、この裏面板の前面を覆う表面板とをもって構成し、前記裏面板の上下または左右の縁に、操作レバーの折り返し部の内側角部を係合し、かつ前記裏面板の前面における操作レバー以外の部分を、前記表面板により覆う。
このような構成とすると、裏面板の前面が、操作レバーと表面板とにより覆われ、体裁がよい。
(3) 上記(1)または(2)項において、操作レバーの長さを、その折り返し部の内側角部が係止される引出しの前面板の上下の長さ、または左右の長さとほぼ等しくする。
このような構成とすると、操作レバーのどの部分を操作しても、ラッチ機構を解除できるので、使い勝手がよい。
(4) 上記(2)項に従属する(3)項において、操作レバーにより、表面板における操作レバー寄りの端面の全体を覆う。
このような構成とすると、表面板における操作レバー寄りの端面の全体が、操作レバーにより覆われるので、体裁がよい。
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、外れ止め手段を、操作レバーの後面に突設され、かつ前面板における操作レバーの折り返し部の内側角部が係合する縁より内方に向かって延出する内向き片の内端に係合することにより、操作レバーが前面板から外方に外れるのを阻止するようにした突片により構成する。
このような構成とすると、外れ止め手段の構造を簡素化し、安価に製造することができる。
(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、規制手段を、操作レバーの後面に突設され、かつ前面板における操作レバーの折り返し部の内側角部が係合する縁をその両端より挟むことにより、操作レバーが前面板の縁に沿う方向へ移動するのを阻止するようにした1対の挾持片により構成する。
このような構成とすると、規制手段の構造を簡素化し、安価に製造することができる。
(7) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、操作レバーの手掛け部側の端部に、前面板の中央に向かって突出する突軸を設け、この突軸が操作レバーとともに、その折り返し部の角部を中心として前方に回動することにより、ラッチ機構を解除しうるように、操作レバーとラッチ機構とを連係する。
このような構成とすると、操作レバーとラッチ機構との連係構造を簡素化することができるとともに、突軸と操作レバーとを一体として、前面板に容易に組み付けることができる。
(8) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、ラッチ機構を、操作レバーの裏面に突設され、かつ前面板を貫通して後方に突出し、後端部が筐体に係脱するようにしたラッチレバーを備えるものとする。
このような構成とすると、ラッチ機構と操作レバーとを、著しく簡素化することができ、特に、それらを一体として形成することさえできる。
本発明によると、操作レバーの操作性をよくすることができ、かつ前面板への操作レバーの組み付け作業が容易であり、しかも構造が簡単で、安価に製造しうるようにした引出し装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を備えるキャビネットの正面図、図2は、引出しの分解斜視図、図3は、図2における裏面板の右側上部の拡大分解斜視図、図4は、引出しの一部切欠き正面図、図5は、引出しの前部の側面図、図6は、図4におけるVI−VI線拡大縦断側面図、図7は、図4におけるVII−VII線拡大縦断側面図、図8は、図4におけるVIII−VIII線拡大横断平面図である。なお、左右は、図1および図4に関して言うものとする。
このキャビネットは、前面が開口する筐体1内に、上下に並ぶ3個の引出し2を、互いに独立して、前方に引出し可能として装着したものである。
なお、3個の引出し2は、最上段のものだけに施錠装置3を設けてあることを除いては、互いに同一構造であるので、以下の説明においては、最上段の引出し2のみについて説明する。
また、施錠装置3および各引出し2の支持構造は、本発明に直接関係しないので、詳細な説明は省略する。
引出し2は、上面が開口する箱状の物品収容部4の前面に、中空扁平箱状の前面板5を設けてなり、物品収容部4を、筐体1内に挿入しうるようになっている。
前面板5は、物品収容部4の前面に設けた裏面板6と、この裏面板6の前面における上端部以外の部分を覆う表面板7とをもって構成されており、この裏面板6の前面における、表面板7により覆われていない上端部に、操作レバー8が装着されている。
裏面板6は、物品収容部4の前面を閉塞する垂直の基片6aと、物品収容部4の両側方に突出するようにして、基片6aの両側部に連設された側枠部6bと、基片6aの下端より前方を向く下片6cと、基片6aの上端より前方を向く上片6dと、この上片6dの前端に連設された上向き突片6eと、上向き突片6eの上端より前方に倒立U字状に折り返され、かつ上向き突片6eの前面に沿ってそれより下方に垂下する垂下片6fとを備えている。
裏面板6における右方の側枠部6bには、引出し2の前方への移動を阻止するラッチ機構9が装着されている。
表面板7は、化粧板により、後面が開口する奥行きの浅い箱状に形成され、垂直の基片7aと、基片7aの両側端から後方を向く両側片7bと、基片7aの下端より後方を向く下片7cと、基片7aの上端より後方を向く上片7dと、この上片7dの後端より垂下する垂下片7eとを備えている。
表面板7は、操作レバー8を裏面板6の上端部に装着した後、裏面板6における操作レバー8より下方の部分を覆うとともに、それに装着されたラッチ機構9の前部を覆うようにして、裏面板6に装着され、垂下片7eを裏面板6における基片6aに、また下片7cを裏面板6における下片6cに、それぞれ固定ねじ10をもって固着されている。
操作レバー8は、左右方向の長さを表面板7の左右方向の幅とほぼ同一とした長尺のもので、垂直の基片8aと、基片8aの下端より前方を向く下片8bと、この下片8bの前端より起立する手掛け部8cと、基片8aの上端より後下方へ倒立V字またはU字状に折り返されたように連設された折り返し部8dとを備えており、この折り返し部8dと基片8aとの内側角部を、裏面板6における上向き突片6eの上縁に係合することにより、上記角部を中心として、下端が前後方向に回動可能として、裏面板6に装着されている。
折り返し部8dの左右方向の長さは、基片8aの左右方向の長さより短く、かつ裏面板6の上向き突片6eの左右方向の長さとほぼ同一としてあり、折り返し部8dの内側の空間の両側端は、基片8aの裏面に突設した左右1対の挾持片8eにより閉塞されている。
この左右の挾持片8eにより、裏面板6における上向き突片6eを両側方より挟むことによって、操作レバー8が、前面板5の上縁に沿う左右方向へ移動するのを阻止する規制手段が形成されている。
折り返し部8dの内面には、上方に向かって前後幅を大とした三角形状の複数のリブ11が、左右方向に適宜の間隔をもって設けられている。
基片8aの後面には、後方に突出し、かつ上端が裏面板6の垂下片6fの下縁に係合することにより、操作レバー8が裏面板6から上方に外れるのを阻止するようにした複数の突片12が、左右方向に適宜の間隔をもって設けられている。
この突片12の上端縁は、基片8aと折り返し部8dとの内側角部を中心とする円弧状とするのが好ましい。
この突片12により、操作レバー8が前面板5から外方(この例では上方)に外れるのを阻止する外れ止め手段が形成されている。
なお、裏面板6の垂下片6fを、図示のものより下方に長く形成し、その長くした部分に設けた係合孔(図示略)に、上記突片12を嵌合することにより、この突片12と係合孔とによって、外れ止め手段だけでなく、操作レバー8が前面板5の上縁に沿う左右方向へ移動するのを阻止する規制手段をも形成するようにしてもよい。
下片8bの下面には、3個の下向きの突起13が、左右方向に適宜の間隔をもって突設されており、各突起13を、表面板7の上片7dに設けた前後方向を向く長孔14に嵌合することにより、基片8aの角部を中心とする操作レバー8の回動範囲を所要範囲に規制する規制手段が形成されている。
下片8bの右側部の下面には、下方に向かって突出する突軸15が設けられており、この突軸15は、表面板7の上片7dに後端より前方に向かって切り欠かれた平面視U字状の切欠き16を通って、表面板7の内方に垂下している。
この突軸15は、操作レバー8が、その折り返し部8dの角部を中心として前方に回動することにより、ラッチ機構9を解除しうるように、ラッチ機構9と連係されている。
表面板7の上片7dは、操作レバー8の下片8bにより覆われているので、上片7dに設けた長孔14や切欠き16が外部に露呈することがなく、体裁がよい。
次に、ラッチ機構9の詳細について説明する。
裏面板6における右方の側枠部6bには、上下方向を向くラッチ軸17が、上下1対の軸受部材18、19をもって枢支されている。このラッチ軸17の上端部には、左方を向くアーム部17aが折曲形成されている。
下方の軸受部材19は、正面視方形枠状をなし、その内部には、ラッチ軸17に固嵌された後方を向くラッチレバー20の前端部が配設されている。
ラッチレバー20は、裏面板6における基片6aに設けられた窓孔21を通って後方に突出し、図8に示すように、後端部に設けた左右方向を向く係合孔22が、筐体1の側板23の内面に設けた平面視直角三角形の係合突起24と係合することにより、閉止位置に位置している引出し2の前方への移動を阻止するようになっている。
下方の軸受部材19の上方において、ラッチ軸17のまわりには、ラッチレバー20を、図8に示すように、窓孔21の外側縁に当接して停止する係止位置に向かって付勢するねじりコイルばね25が設けられている。
このねじりコイルばね25の付勢力に抗して、手掛け部8cを前方に回動させ、そのときの突軸15の下端部で、ラッチ軸17の上端部のアーム部17aとともに、ラッチレバー20を、図8に矢印で示す解除方向に回動させることにより、ラッチレバー20の係合孔22を、係合突起24から離脱させて、ラッチ解除させることにより、引出し2を、閉止位置から自由に前方に引き出すことができる。
上記構成のうち、ラッチ軸17とラッチレバー20と係合突起24とねじりコイルばね25とにより、ラッチ機構9が形成され、またラッチ軸17のアーム部17aと突軸15とにより、操作レバー8とラッチ機構9との連係手段が形成されている。
この第1の実施形態のような構成とすると、ラッチ機構9を予め装着しておいた裏面板6の垂下片6fの下縁に、突片12が係合するようにして、操作レバー8の折り返し部8dを、裏面板6の上向き突片6eの上縁に被せるだけで(そのとき、ラッチ軸17のアーム部17aを、前方に向けておき、操作レバー8の装着後に、突軸15の前面に当接する位置まで戻す)、操作レバー8を裏面板6に簡単に装着することができ、その後、裏面板6の前面における操作レバー8の下方に、表面板7を取付けるだけで、引出し2を簡単かつ迅速に組み立てることができる。
図9は、本発明の第2の実施形態を備えるキャビネットにおける図6と同様の部分の縦断側面図である。なお、第1の実施形態におけるのと同一または類似の部材には、同一の符号を付して図示するに止め、それらについての詳細な説明は省略する(後述する第3の実施形態においても同様とする)。
図9に示す引出し2は、最上段のもの(図1参照)で、その操作レバー8における基片8aの右端部(左右の両端部、またはその他の部位としてもよい)の後面に、後端に上向きのフック部26aを有する後方を向くラッチレバー26を突設し、このラッチレバー26を、裏面板6における基片6aの上部に設けた窓孔27を通って、裏面板6の後方に突出させ、上記フック部26aが、筐体1における天板1aの下面前部に設けた左右方向を向く凹溝28の前縁に係合することにより、引出し2を筐体1から前方に引き出し不能として拘束し、操作レバー8の手掛け部8cを前方に回動させることにより、ラッチレバー26がそれと一体となって回動して、そのフック部26aが凹溝28の前縁から下方に離脱し、引出し2を筐体1から前方に自由に引き出せるようにしてある。
なお、図示は省略してあるが、ラッチレバー26を凹溝28の前縁に係合する方向に付勢する付勢手段が設けられている。この付勢手段は、例えば前面板5と、ラッチレバー26または操作レバー8との間に設ければよい。
この第2の実施形態においては、ラッチレバー26がラッチ機構を構成し、第1の実施形態におけるラッチ機構9および突軸15は省略してある。
なお、天板1aの下面前部に、凹溝28に代えて、下向き突条(図示略)を設け、この下端後縁に、ラッチレバー26のフック部26aが係脱するようにしてもよい。
また、上から2段目以下の引出し2においては、ラッチレバー26のフック部26aは、筐体1内を上下に仕切る仕切板(図示略)の下面前部に設けた凹溝28と同様の凹溝の前縁、またはそれに代わる下向き突条の下端後縁に係脱しうるようにすればよい。
さらに、ラッチレバー26が窓孔27の上縁に当接することにより、操作レバー8の上方、すなわち外方への外れが阻止されるので、第1の実施形態における外れ止め手段としての突片12を省略し、ラッチレバー26を外れ止め手段とすることができる。
このような構成とすると、第1の実施形態におけるのと同様の効果を奏することができるだけでなく、ラッチ機構と操作レバー8との構造を、第1の実施形態のものより著しく簡素化することができ、特に、それらを一体として形成することができる。
図10は、本発明の第3の実施形態を備えるキャビネットにおける図6と同様の部分の縦断側面図である。
この操作レバー8は、基片8aの上端に、後方を向く水平片29aの後端に、若干前傾する起立片29bを連設し、この起立片29bの上端に、前下方を向く折り返し部29cを倒立V字またはU字状に折曲形成してなる複数のフック片29を、左右方向に適宜の間隔をもって設けたものとしてある。
各フック片29における水平片29aを、裏面板6の上向き突片6eに設けた窓孔30に挿通し、かつ折り返し部29cを、上向き突片6eの上縁に後方から係止することにより、操作レバー8は、折り返し部29cの内側角部を中心として前後方向に回動可能として裏面板6に装着されている。
この例においては、窓孔30を挿通するフック片29の水平片29aにより、操作レバー8が前面板5から外方(この例では上方)に外れるのを阻止する外れ止め手段が形成されている。
このような構成とすると、第1の実施形態におけるのと同様の効果を奏することができるだけでなく、操作レバー8における折り返し部29cを、前向きに設けることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるもではなく、例えば、次のような変形した態様での実施が可能である。
(1) 物品収容部4の向きをそのままとして、前面板5、操作レバー8およびラッチ機構9等の向きを上下反転させたり、右方または左方に90度回転させて、物品収容部4に取付ける。
すなわち、操作レバー8の折り返し部8d、29cの内側角部を、裏面板6の上下または左右の縁に係合し、それに合わせて、その他の関連構成の向きを変更する。
(2) 操作レバー8を、裏面板6または表面板7に設けた左右1対の側片(図示略)により、回動自在に挟むことにより、操作レバー8が裏面板6(前面板5)の縁に沿う方向へ移動するのを阻止する規制手段とする。
(3) ラッチ機構9を裏面板6の左右両側部に設け、操作レバー8の左右両側部に設けた下向きの突軸15をそれらに連係させて、引出し2の左右両側で筐体1に係脱させる。
本発明の第1の実施形態を備えるキャビネットの正面図である。 引出しの分解斜視図である。 図2のIII部の拡大分解斜視図である。 引出しの正面図である。 引出しの前部の側面図である。 図4のVI−VI線拡大縦断側面図である。 図4のVII−VII線拡大縦断側面図である。 図4のVIII−VIII線拡大横断平面図である。 本発明の第2の実施形態を備えるキャビネットにおける図6と同様の部分の縦断側面図である。 本発明の第3の実施形態を備えるキャビネットにおける図6と同様の部分の縦断側面図である。
符号の説明
1 筐体
1a天板
2 引出し
3 施錠装置
4 物品収容部
5 前面板
6 裏面板
6a基片
6b側枠部
6c下片
6d上片
6e上向き突片
6f垂下片
7 表面板
7a基片
7b側片
7c下片
7d上片
7e垂下片
8 操作レバー
8a基片
8b下片
8c手掛け部
8d折り返し部
8e挾持片(規制手段)
9 ラッチ機構
10 固定ねじ
11 リブ
12 突片(外れ止め手段)
13 突起
14 長孔
15 突軸
16 切欠き
17 ラッチ軸
17aアーム部
18、19 軸受部材
20 ラッチレバー
21 窓孔
22 係合孔
23 側板
24 係合突起
25 ねじりコイルばね
26 ラッチレバー
26aフック部
27 窓孔
28 凹溝
29 フック片
29a水平片
29b起立片
29c折り返し部
30 窓孔

Claims (8)

  1. 物品収容部の前面に前面板を設けた引出しに、前記物品収容部が前方に引出し可能として収容されている筐体と係合することにより、引出しの前方への移動を阻止するようにしたラッチ機構と、引出しの前方からの操作により、前記ラッチ機構と筐体との係合を解除させる操作レバーとを設けた引出し装置において、
    前記操作レバーの一端に手掛け部を設けるとともに、同じく他端に折り返し部を設け、この折り返し部の内側角部を、前記前面板の上下または左右の縁に係合することにより、この角部を中心として、操作レバーが前後方向に回動しうるようにし、かつ前記前面板または操作レバーに、操作レバーが前面板から外方に外れるのを阻止する外れ止め手段と、操作レバーが前面板の縁に沿う方向へ移動するのを阻止する規制手段とを設け、さらに、前記操作レバーとラッチ機構とを、前記操作レバーの前方への回動により、ラッチ機構を解除しうるように連係したことを特徴とする引出し装置。
  2. 前面板を、物品収容部の前面に設けた裏面板と、この裏面板の前面を覆う表面板とをもって構成し、前記裏面板の上下または左右の縁に、操作レバーの折り返し部の内側角部を係合し、かつ前記裏面板の前面における操作レバー以外の部分を、前記表面板により覆った請求項1記載の引出し装置。
  3. 操作レバーの長さを、その折り返し部の内側角部が係止される引出しの前面板の上下の長さ、または左右の長さとほぼ等しくした請求項1または2記載の引出し装置。
  4. 操作レバーにより、表面板における操作レバー寄りの端面の全体を覆った請求項2に従属する請求項3記載の引出し装置。
  5. 外れ止め手段を、操作レバーの後面に突設され、かつ前面板における操作レバーの折り返し部の内側角部が係合する縁より内方に向かって延出する内向き片の内端に係合することにより、操作レバーが前面板から外方に外れるのを阻止するようにした突片により構成した請求項1〜4のいずれかに記載の引出し装置。
  6. 規制手段を、操作レバーの後面に突設され、かつ前面板における操作レバーの折り返し部の内側角部が係合する縁をその両端より挟むことにより、操作レバーが前面板の縁に沿う方向へ移動するのを阻止するようにした1対の挾持片により構成した請求項1〜5のいずれかに記載の引出し装置。
  7. 操作レバーの手掛け部側の端部に、前面板の中央に向かって突出する突軸を設け、この突軸が操作レバーとともに、その折り返し部の角部を中心として前方に回動することにより、ラッチ機構を解除しうるように、操作レバーとラッチ機構とを連係した請求項1〜6のいずれかに記載の引出し装置。
  8. ラッチ機構を、操作レバーの裏面に突設され、かつ前面板を貫通して後方に突出し、後端部が筐体に係脱するようにしたラッチレバーを備えるものとした請求項1〜6のいずれかに記載の引出し装置。
JP2008179373A 2008-07-09 2008-07-09 引出し装置 Active JP5237005B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008179373A JP5237005B2 (ja) 2008-07-09 2008-07-09 引出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008179373A JP5237005B2 (ja) 2008-07-09 2008-07-09 引出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010017307A true JP2010017307A (ja) 2010-01-28
JP5237005B2 JP5237005B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=41702786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008179373A Active JP5237005B2 (ja) 2008-07-09 2008-07-09 引出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5237005B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013128506A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Itoki Corp 引出し
JP2013128504A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Itoki Corp 引出し
JP2013146530A (ja) * 2011-12-20 2013-08-01 Itoki Corp 引出し

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745344U (ja) * 1980-08-29 1982-03-12
JPS6331845U (ja) * 1986-08-19 1988-03-01
JPH0684940U (ja) * 1993-05-21 1994-12-06 株式会社岡村製作所 引出しの正面板取付装置
JPH09215541A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Okamura Corp 引出しのラッチ装置
JP2003239605A (ja) * 2002-02-14 2003-08-27 Okamura Corp 引出しのラッチ装置
JP2007252868A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Takashi Hamaguchi 仮施錠用可動ピン
JP2008119403A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Kokuyo Co Ltd 引出し

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745344U (ja) * 1980-08-29 1982-03-12
JPS6331845U (ja) * 1986-08-19 1988-03-01
JPH0684940U (ja) * 1993-05-21 1994-12-06 株式会社岡村製作所 引出しの正面板取付装置
JPH09215541A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Okamura Corp 引出しのラッチ装置
JP2003239605A (ja) * 2002-02-14 2003-08-27 Okamura Corp 引出しのラッチ装置
JP2007252868A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Takashi Hamaguchi 仮施錠用可動ピン
JP2008119403A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Kokuyo Co Ltd 引出し

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013128506A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Itoki Corp 引出し
JP2013128504A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Itoki Corp 引出し
JP2013146530A (ja) * 2011-12-20 2013-08-01 Itoki Corp 引出し

Also Published As

Publication number Publication date
JP5237005B2 (ja) 2013-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6573292B2 (ja) 開閉体のロック装置
JP5237005B2 (ja) 引出し装置
JP5507009B2 (ja) ボタン保持構造
JP5280744B2 (ja) 引出し装置
JP5121260B2 (ja) 家具における扉のラッチ装置
JP2004196090A (ja) 引出し装置
JP2010136995A (ja) 折り畳みテーブル
JP4518824B2 (ja) 引出しのラッチ操作装置
JP2007261390A (ja) 収納ボックスのロック装置
JP4553369B2 (ja) 開口の開閉装置
JP5936122B2 (ja) 引出し
JP4639778B2 (ja) 机天板等における配線カバー装置
JP6598047B2 (ja) 分電盤のハウジング及び分電盤
JP2005126967A (ja) 引き戸式収納家具
JP6987438B2 (ja) 電気電子機器収納用箱
JP5030086B2 (ja) 引手取付構造
JP7492818B2 (ja) 天板付き家具
JP2013094234A (ja) 机及びこれに使用する配線空間用カバー
JP2007190936A (ja) デッキボードのヒンジ装置
JP2008125635A (ja) 収納ユニット
JP2017172128A (ja) ロック装置
JP3744506B2 (ja) 両開き扉の引き手機構
JP2005279063A (ja) 把手装置
JP2005314888A (ja) 扉の開扉操作装置
JP5228473B2 (ja) 回転トレイ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5237005

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250