JP5936122B2 - 引出し - Google Patents

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Description

本願発明は、ラッチ装置を備えた引出しに関するものである。
引出しのラッチ装置は、基本構成として、人が操作する引手と、家具本体の内側部に設けた係合部に蹴り込み係合するラッチ爪と、引手の動きによってラッチ爪をフリー状態にする連動部材とを有しており、各部材に関して様々な提案がなされている。
引手は回動式になっていることが普通であり、引出し本体の前板(鏡板)に空けた引手穴に設けていることが多いが、特許文献1には、前板の左右側部の裏側に上下長手の引手を配置することが開示されている。
スチール製の引出しの場合、引出し本体の前端部は前板と裏板とで中空構造に構成されていることが殆どであり、連動部材は前板と裏板との間の中空部に内蔵している。引手等の部材を引出し本体のどの部位に取り付けるかは様々であり、特許文献1では各部材を前板(正面板)に取り付けている。裏板はカバーの役割を果たすことが多いので、一般に、ラッチ装置を構成する部材は前板の裏面に溶接等で固定してブラケット類を介して取り付けていることが多いと言える。
特開2006−291573号公報
さて、前板や裏板は引出しの構成要素として必須であり、従って、これら前板や裏板を利用してラッチ装置の部材を取り付けるのは合理的に見えるが、加工や組み付けにかなりの手間がかかるのみならず、高さや横幅が異なる複数種類の引出しで部材を共用することができないため、引出し群全体として見るとコストが嵩むおそれがあった。
本願発明はこのような現状に鑑みなされたものであり、加工性・組み立て作業性の向上を図ると共に、横幅等の仕様の違いに対する適応性に向上させることを目的とするものである。
本願発明に係る引出しは、家具本体に前後動自在に装架された引出し本体と、前記引出し本体を前記家具本体に収納した状態に保持するラッチ装置とを有しており、前記引出し本体の前端部は前板と裏板とで中空に形成されている一方、前記ラッチ装置は、前記引出し本体の押し込み動にて前記家具本体の係合部に係合するラッチ爪と、人が操作する引手と、前記引手の動きに連動して前記ラッチ爪を前記係合部から離脱可能なフリー状態に変える連動部材とを有しており、これらラッチ爪と引手と連動部材とを、前記前板と裏板との間の中空部に配置されたベースに取り付けている、という基本構成になっている。
そして、請求項1の発明では、上記基本構成にいて、前記ベースは左右に分離した単位ベースから成っており、隣り合った単位ベースに、それら単位ベースを左右ずれ不能に連結する連結手段と、前記前板と裏板との間において前後動不能に保持するための前後位置保持手段とを設けている。
本願発明は様々に展開できる。そ綺麗として請求項2の発明は、請求項1において、前記ベースは左右2つの単位ベースから成っており、これら左右の単位ベースに、それら左右単位ベースの手前又は後ろにおいて左右方向に延びる連動部材が回転自在に嵌まる軸受部を設けている。
また、請求項3の発明は、請求項1において、前記各単位ベースはその背面が前記裏板に重なっており、各単位ベースに、前記前後位置保持手段として、前記前板に向けて突出する足部を設けている。更に請求項4の発明は、請求項1〜3のうちのいずれかにおいて、前記ベースは左右2つの単位ベースから成っており、これら左右の単位ベースに、接続後の長さを複数段階に変更できるようにするための調整手段を設けている。
本願発明によると、ラッチ装置はベースに組み込まれているため、前板や裏板の加工の手間を軽減できる。また、ラッチ装置はユニット化されているため、引出しの組み立てを簡単に行えると共に、部材の取り付けのバラ付きを抑制して高い精度を確保できる。更に、例えば高さや横幅が相違する複数種類の引出しに1種類のラッチ装置を共用できるため、複数種類の引出し群を品揃えするにおいて、商品群全体としてのコストダウンに貢献できる。
さて、本願発明のベースは樹脂の成形品を採用できるが、樹脂製品は成形後の収縮やヒケによって高い寸法精度を得難いことがある。この点、本願発明では、ベースは複数の単位ベースで構成されているため、全体としての寸法が大きいベースであっても、部材の相対位置をずらすことで連動部材を正確に位置決めできる利点がある。また、連動部材に加工誤差や組み立て誤差があっても、ベースを構成する部材の相対位置をずらすことで連動部材の加工誤差や組み立て誤差を吸収することができる。なお、部材同士を部分的に重ね合わせると、全体として一体性が高まるため堅牢性を向上できる利点がある。
請求項2の構成を採用すると、連動部材が左右単位ベースの連結部材の役割も果たすため、左右単位ベースの一体性を向上させることができる。前後位置保持手段としては、例えば単位ベースの周囲にリブ(壁)を設けて、この壁を前板又は裏板に当てるといったことも可能であるが、請求項3のように前後位置保持手段として足部を採用すると、連動部材の動きの邪魔になることなく、前後ずれを的確に防止できる利点がある。
請求項4の構成を採用すると、一組の単位ベースを左右幅が異なる引出しに共用できるため、左右幅が異なる複数種類の引出しを用意するにおいて、コストを抑制することができる。
実施形態に係る引出しを備えたワゴンの斜視図である。 (A)は引出しの分離斜視図、(B)は引出しの前部の部分斜視図である。 引出しの全体の分離斜視図である。 (A)(B)とも要部を後ろから見た斜視図である。 要部を後ろから見た一部分離斜視図である。 要部を後ろから見た分離斜視図である。 (A)はベースと第1連動部材との関係を示す分離斜視図、(B)は裏板を分離した状態での部分斜視図である。 (A)は前板を省略した状態での斜視図、(B)は裏板を分離した状態での部分斜視図である。 引手と連動部材とラッチ爪との関係を示す斜視図である。 (A)は錠を分離した状態での斜視図、(B)は図2の XXVII-XXVII視断面図である。 ラッチ爪の箇所の平断面図である。 図25のXXIX-XXIX 視断面図である。 サイド引手とラッチ爪と第1連動部材との関係を示す斜視図である。 サイド引手とラッチ爪と第1連動部材との関係を示す図で、(A)は斜視図、(B)は分離平面図である。 ラッチ爪の取り付け構造を示す斜視図である。 スリムタイプ引出しを後ろから見た斜視図である。 スリムタイプ引出しを説明するための分離平面図である。 スリムタイプ対応のベースを後から見た斜視図である。 スリムタイプ対応のベースを前から見た一部分離斜視図である。 スリムタイプ対応のベースを前から見た斜視図である。 図20の XXI-XXI視断面図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、家具の一例としてのワゴンの引出しに適用している。以下の説明で方向を特定するため「前後」「左右」の文言を使用するが、これは、ワゴンを正面から見た状態を基準にしている。
(1).引出しの概略
本実施形態のワゴンは例えば机の内部に配置できるものであり、前向きに開口したワゴン本体1とその内部に前後動自在に装架した3段の引出し2,2′,2″とを有する。3段の引出し2,2′,2″のうち上段の引出し2は最も高さ寸法が小さく、下段の引出し2″は高さ寸法が最も大きく、中段の引出し2′は両者の中間の高さ寸法になっている。上段の引出し2の右側部にシリンダ錠17を設けており、鍵穴が手前に露出している。中段の引出し2′にはダイヤル錠17′を設けている。
各引出し2はサスペンションレール装置(図示せず)により、ワゴン本体2を構成する内側板に前後動自在に支持されている。敢えて述べるまでもないが、ワゴン及び引出しは正面視で四角形になっている。まず、引出しの概略を説明する。
例えば図2に示すように、引出しは、底板3aと左右側板3bと背面板(図示せず)とを有する収納箱3と、その前端に設けた前板(鏡板)4及び裏板5とを主要部材として有しており、これら三者で引出し本体が構成されている。収納箱本体3における側板3bの外面にはレール部材7を取り付けている。収納箱3と前板4はスチール製であるが、裏板5は樹脂の成形品を採用している。勿論、裏板4をスチール製としたり前板4を樹脂製とすることも可能である。
例えば図2,3,8(B)から理解できるように、前板4は四周に壁板4a,4b,4cを有していて後ろ向きに開口した浅い箱状に形成されている一方、裏板5も四周に壁板5a,5b,5cを有する前向き開口の浅い箱状に形成されており、両者は離脱不能に嵌合している。そして、前板4と裏板5との間は中空部になっており、この中空部に正面視四角形のベース8を配置している。
例えば図2に示すように、ベース8は四周に壁8a,8b,8cを有する浅いトレー状に形成されており、前向きに開口した状態で裏板5の内部に配置されている。そして、ベース8に、前板4の左右側部箇所から指を当てて引き操作できる左右のサイド引手9と、前板4の上部箇所から指を当てて引き操作できるアッパー引手10と、ワゴン本体1に係合するラッチ爪11と、いずれかの引手9,10の引き操作によってラッチ爪11をフリー状態にする第1連動部材12及び第2連動部材13を取り付けている。
これら、引手9,10、ラッチ爪11,連動部材12,13を構成要素としてラッチ装置が構成されている。ラッチ爪11はベース8の左側部に取り付けている。アッパー引手10は上段の引出し2のみに設けており、中段及び下段の引出し2′,2″にはサイド引手9のみを設けている。
なお、第2連動部材13はラッチ爪11をワゴン本体1に係合した状態に保持するストッパーとして機能しており、第1連動部材12の動きで第2連動部材13のストッパー機能が解除される。従って、第2連動部材13をストッパーと呼び、第1連動部材12を中継部材と呼ぶことも可能である。
(2).引出し本体
次に、各部位を詳述する。まず、引出し本体を説明する。例えば図3から容易に理解できるように、裏板5の左右側壁5bは内側にずれた段落ち部5b′を有しており、この段落ち部5b′の箇所に収納箱3の前部が後ろから嵌まっている。収納箱3は裏板5に対して離脱不能に保持されている。従って、裏板5は、収納箱3の左右外側に露出した張り出し部5dを有している。
また、図12に明示するように、裏板5の上壁5aの前端には上向きの起立片5eを設けている一方、前板4の上部は上壁4aに垂下片4dを設けることで中空状に構成されており、その内部に裏板5の起立片5eをきっちり嵌め込んでいる。裏板5の下壁5cは前板4の裏面に当接している。裏板5の上壁5aには、アッパー引手10の取り付けを許容するための逃がし穴14が開口している。逃がし穴14は中心線を挟んだ左右両側に配置されており、左右横長の角穴になっている。
例えば図3に示すように、裏板5のうち収納箱3の左右外側の部位は既述した段落ち部5b′になっており、段落ち部5b′の外端の側壁5bに、サイド引手9の取り付けと動きを許容するため、前向き開口の切り開き穴15を形成している。切り開き穴15は、上下に長い形態になっている。
また、図4に示すように、裏板5のうちその後面と右側の段落ち部5b′とを繋ぐ右側の段差壁に、錠17の閂杆が通る窓穴16aを形成している。他方、図7(B)に示すように、裏板5の左側部には、段落ち部5dと段差壁5b′とに連通した逃がし穴18が形成されており、この逃がし穴18からラッチ爪11を露出させている。
(3).ベース
次に、各部位の詳細を説明する。まず、ベース8の詳細を説明する。図5や図7に示すように、ベース8は、左右の単位ベース8′,8″で構成されており、左単位ベース8′にラッチ爪11を取り付けている。左単位ベース8′の右側部51と右単位ベース8″の左側部52とは互いに重なり合う重合部になっている。すなわち、右単位ベース8″の左側部52に左単位ベース8′の右側部51が覆う状態で嵌まっている。左右単位ベース8′,8″はいずれも樹脂の成形品である。
右単位ベース8″における左側部52の上面には左右一対の位置決めピン53を設けている一方、左単位ベース8′の右側部51には位置決めピン53が嵌まる位置決め穴54を設けている。位置決めピン53及び位置決め穴54は、請求項に記載した連結手段を構成している。
図3から理解できるように、左単位ベース8′の右側部51と右単位ベース8″の左側部52とは底壁51c,52cも重なり合っており、相対姿勢保持手段の一例として、右単位ベース8″の底壁52cに前後長手の突条(図示せず)を下向き突設して、右側部51の底壁51cには突条が嵌まる溝条55を形成している。従って、突条と溝条55も連結手段を構成している。
例えば図5に示すように、ベース8を構成する左単位ベース8′と右単位ベース8″との上面には、内側突起56と外側突起57とを突設している。これら突起56,57は裏板5の上壁5aに設けた穴58,59に嵌まっている。これら突起56,57と穴58,59との嵌まりによってベース8は裏板5にきっちり保持されているが、外側突起57は裏板5から大きく突出しており、図12に示すように、ワゴン本体1における上カマチ60の下面に設けたストッパー板61に当接又は密接するように設定している。これにより、上段の引出し2はワゴン本体1の内部に押し込んだ状態で上下にガタ付かない状態に保持される。
なお、図12に一点鎖線で示すように、ワゴン本体1には、昇降式の天板1aを取り付けることができる。敢えて述べるまでもないが、昇降式の天板1aを取り付けた状態でも、アッパー引手10の上方には人が指をアッパー引手10に掛けるための空間が空いている。
例えば図7に示すように、ベース8を構成する左右単位ベース8′,8″の外端部には、前板4に当接又は近接する足部8dを設けている。この足部8dが前板4に突っ張ることにより、ベース8は前後にガタツキのない状態に保持されている。
デスク用(テーブル用)のワゴンは一般に横幅が400mm程度に設定されているが、それよりも小さい横幅のスリムタイプも有り得る。図1〜図15は横幅が400mm程度のスタンダードタイプワゴンの引出しに適用している。そして、一組の単位ベース8′,8″をそれぞれ部分的に切断することで、スリムワゴンの引出しに使用することができる。
そこで、請求項に記載した調整手段として、まず、例えば図4に示すように、左右単位ベース8′,8″の背面及び上部面に、切断位置を明示するVノッチ8eを形成している。また、図7に示すように、左右単位ベース8′,8″の底板8cに、連結用当て板(図示せず)の左右位置を規制する位置決めリブ19と、連結用当て板を前向き移動不能に保持する下係合爪20aとを形成し、また、左右単位ベース8′,8″の上下中途高さ位置には、連結用当て板が嵌まる位置決め突起21を形成している。更に、図10に示すように、単位ベース8′,8″の上部には、連結用当て板の上端を規制する上ストッパー22と、連結用当て板を上端において前向き移動不能に保持する上係合爪20bとを形成している。
(4).ラッチ爪
次に、ラッチ装置を説明する。まず、図9,11,14,15等に基づいてラッチ爪11を説明する。図9(C)に明示するように、ラッチ爪11は、ベース8の左側壁8bを横切るような姿勢で左右方向に延びる基部23と、基部23のうち左外端部から後ろ向きに突出した平面視L形の爪部24と、基部23のうち右内端部から後ろ向きに突出したストッパー部25とを有しており、従って、ラッチ爪11は平面視後ろ向き開口のコの字形の形態を呈しており、図11のとおり、ベース8の左側壁8bを跨ぐような状態で配置されている。
ラッチ爪11の爪部24の係合面(前面)24aは、左右方向に延びる姿勢になっている。他方、係合面24aの後ろの面は、基部23の側に近づくに従って後ろにずれる傾斜面24bになっている。また、ストッパー部25はくの字形になっている。
図15(B)に示すように、ラッチ爪11は、ベース8の左側部に一体に設けたホルダー部26に取り付けられている。ホルダー部26はラッチ爪11の上下と内側から囲うように背面視で横向きU字形になっており、ラッチ爪11は、ホルダー部26のうちベース8の外側に突出した部位に、上下長手のピン27で連結されている。ホルダー部26のピン穴は左右長手の長穴28(図14(B)参照)になっており、従って、ラッチ爪11は姿勢を変えずに左右スライドし得ると共に、ピン27を中心にして水平回動し得る。
例えば図15に示すように、ラッチ爪11の爪部24には、正面視コの字形の抱持部材29が内側から嵌まっており、抱持部材29とベース8の左側壁8bとの間にばね(圧縮コイルばね)30を配置している(図11参照)。従って、ラッチ爪11はばね30によって左外側に付勢されている。抱持部材29は摩擦係数が小さくて耐久性が高い樹脂(例えばPOM樹脂やナイロン樹脂)からなっており、従って、スライダーと呼ぶことも可能である。また、抱持部材29とベース8の左側壁8bとには、ばね30をずれ不能に保持するばね受け突起を設けている。
図15(A)のとおり、ラッチ爪11の基端部に上向きのガイドピン70を突設している一方、図15(A)や図14(B)に示すように、ベース8に設けたホルダー部26の上面板に、ガイドピン70が嵌まるガイド溝71を形成して、ラッチ爪11の動きを的確にガイドしている。
ガイド溝71は、ホルダー部26に設けた長穴29と平行なスライドガイド部71aと、ラッチ爪11が前進し切った係合姿勢から水平回動することをガイドする円弧状の回動ガイド部71bとから成っており、両者は互いに連通している。ガイド溝71によるガイドピン70のガイド作用により、引出し2の前進に際してラッチ爪11が回動のみして、押し込みに際してはスライドして蹴り込むことがスムースに行われる。
例えば図11に示すように、ラッチ爪11を構成する基部23の端部に設けた鉤部23aと第2連動部材13のストッパー部13bの先端に設けた鉤部13eとが互いに噛み合うように設定している。従って、ラッチ爪11は係合維持姿勢での前進位置が規制されている。
(5).第1連動部材・第2連動部材
例えば図9から理解できるように、第1連動部材12は板金加工品であって左右方向に長く延びており、図12に明示するように、略垂直姿勢の基部12aと、基部12aの上端に設けた後ろ向き開口コの字型の受動部12bと、基部12aの下端から前向きに突出した駆動部12cとを有する。駆動部12cの左端部に、第2連動部材13の受動部13cが上から重なっている。
図7に明示するように、第1連動部材12における基部12bの左右両端部に切欠き66を形成しており、かつ、ベース8には、支軸64が嵌まる第3軸受け67を形成している。第3軸受け67には切り開き方式でない円形の穴が空いており、2つの第3軸受け67の相対向する面には、支軸64を誘い込むための傾斜面が形成されている。
例えば図15に示すように、ベース8の底面のうちホルダー部26の右側にボス状の支軸36を一体に設け、この支軸36に第2連動部材13が回動自在に取り付けられている。すなわち、第2連動部材13は、支軸36に嵌まる筒部13aと、ラッチ爪11における基部23の後ろに延びる略水平姿勢のストッパー部13bと、ストッパー部13bと反対側に延びる受動部13cとを有しており、支軸36により、前後方向に延びる軸心回りに回動し得るように保持されている。
そして、第2連動部材13のストッパー部13bがラッチ爪11の基部の後ろに位置した姿勢のときには、ラッチ爪11は水平回動不能な係合維持状態に保持されている一方、第2連動部材13がストッパー部13bが下向き動させたフリー姿勢になると、ラッチ爪11も係合解除方向に回動可能なフリー状態になる。
第1軸受け37は、円形の軸受け穴を有すると共に第1連動部材12の板厚より僅かに大きい幅寸法の前向き開口溝37aを有しており、図11(C)に示すように、駆動部12cをベース8の底面に向けた姿勢で支軸部12dを第1軸受け37に嵌め込み、次いで、基部12aが鉛直姿勢になるように回動させると、支軸部12dは第1軸受け37で回動可能及び抜け不能に保持される。支軸部12dは細幅になっているので、第1連動部材12は左右の第1軸受け37によって左右動ずれ不能に保持されている。
(6).引手
例えば図6に示すように、アッパー引手10は、指掛け部10aと、指掛け部10aから下向きに突出した左右一対の足部10bとを有しており、左右の足部10bの上下中途高さ部位が、ベース8に設けた左右一対ずつの第2軸受け38,39に回動自在に連結している。そして、足部10bの下端は第1連動部材12の受動部12bに手前から当接又は近接している。
アッパー引手10における足部10bの側面部に設けた切欠き62に支軸41を嵌め込み、この支軸41を第2軸受け38,39に嵌め込んでいる。支軸41は二股状に形成されており、切欠き62に嵌まると共に、足部10bを挟んでいる。ベース8を構成する引出しと右単位ベース8″とは多少は相対動し得るため、アッパー引手10に加工誤差や組み立て誤差があっても、それらの誤差を吸収して、アッパー引手10を軽快に回動する状態に取り付けることができる。
アッパー引手10の左右足部に設けた支軸41は、上からの押し込みによって第2軸受け38,39に嵌め込み装着され、これにより、アッパー引手10は左右方向に長い支軸41の軸心回りに前後回動自在である。この場合、内側の第2軸受け38を上向きに開口させることにより、位置決め(誘い込み)を容易ならしめている。支軸41は摩擦係数が小さくて耐久性に優れた樹脂で製造されている。
アッパー引手10の取り付けは、引出し2の組み立ての最後の工程で行われる。すなわち、裏板5へのベース8の取り付け、収納箱3と裏板5及び前板4との連結という工程を経たのち、足部10bを逃がし穴14に挿入して第2軸受け38,39に嵌め込むという手順で行われるが、本実施形態のように、内外の第2軸受け38,39のうち一方を上向き開口した形態にして、他方は円形の穴でかつ傾斜面39aを有する形態にすると、下向きに押し込むだけで、支軸41を内外の第2軸受け38,39に簡単に嵌め込むことができる。そして、外側に位置した第2軸受け39の軸受け穴は単純な円形であるため、アッパー引手10は上向きに引っ張っても外れることはない。
図12に明瞭に示すように、アッパー引手10の指掛け部10aは、前板4における上壁4aに設けた垂下片4dの裏側に位置している(すなわち、アッパー引手10は前板4の上部の裏側に位置している。)。また、アッパー引手10の指掛け部10aの下端部には、前向きリブ10cを設けており、この前向きリブ10cを裏板5の上壁5aに当てることにより、アッパー引手10の前向き回動角度を規制することができる。すなわち、前向きリブ10cを回動規制用のストッパーとして機能させることができる。
例えば図13に示すように、サイド引手9は、上下長手の指掛け部9aと、この指掛け部9aから左右内向きに延びる基板9bとを有しており、基板9bの左右中途部がベース8に設けた上下一対の第3軸受け43に回動自在に取り付けられていると共に、図13(B)に示すように、基板9bのうち端部は第1連動部材12の受動部12bに手前から当接又は近接している。
従って、サイド引手9の指掛け部9aに指先を掛けて引くと、基板9bの内端部で第1連動部材12の受動部12bが後ろに押され、これによって第1連動部材12が支持部12dの軸心回りに回動(回転)し、すると、既述のとおり、第2連動部材13はストッパー部13bを下向き動させたフリー姿勢に移行する。
図9に示すように、サイド引手9における基板9bの左右中途部には、アッパー引手10と同様の手段で上下一対の支軸45を取り付けており、支軸45をベース8に設けた上下一対の第3軸受け43に嵌め込んでいる。
図10に明示するように、サイド引手9の指掛け部9aには、裏板5の側壁5bに当たる後ろ向き突出部9cを設けている。このため、人は柔らかい感触を得ることができる。また、サイド引手9の基板9bの付け根には、裏板5の内側に位置した前向きリブ9dを設けている。この前向きリブ9dを裏板5の側壁5bの内面に当たるストッパーとして機能させることにより、サイド引手9を逆転不能に保持することができる。例えば図12(B)や図13に示すように、サイド引手9の基板9bには、ラッチ爪11の回動を許容する逃がし穴9fが空いている。
図12から理解できるように、第1連動部材12のうち重量が大きい駆動部12cは回動軸心Oから手前にずれるように配置されており、かつ、受動部12bも回動軸心O手前側にずれている。このため、第1連動部材12は、自重により、駆動部12cを下向き回動させるように付勢されており、かつ、自重による回動は引手9,10によって規制されている。従って、引手9,10による第1連動部材12の回動操作は、当該第1連動部材12の自重に抗して行われ、人が引手9,10から指を離すと、第1連動部材12及び各引手9,10は原姿勢(係合状態保持姿勢)に戻る。
従って、引手9,10や連動部材12,13を元の姿勢に戻すためのばねは不要である。なお、上記構成によれば、非操作状態において、第1連動部材12は常にアッパー引手10と当接している為、引手操作時の初動ロスを無くす事ができる。更に、上記構成によれば、図8に示すとおり、第1連動部材12は常に時計回りに回転しようとする為、引出しを急に閉めた場合でも、第1連動部材12は反時計回りに回転し難い為、第2連動部材13のストッパー部13bが下向き動させたフリー姿勢になり難く、ラッチのロック状態の確実性を高めることができる。
もとより、戻し用のばねを設けることは可能であり、例えば図14に一点鎖線で示すように、第2連動部材13の筒部13aにトーションコイルばね47を嵌め込むといったことが可能である。
例えば図13に示すように、サイド引手9の内端は第2連動部材13の筒部13aよりも左右内側に位置している。そこで、サイド引手9の逃がし穴9fを第2連動部材13の筒部13aが嵌まる大きさに設定していると共に、第2連動部材13の受動部13cを筒部13aの付け根部に繋がった平面視L形に形成することにより、サイド引手9と第2連動部材13との衝突を防止している。なお、左右のサイド引手9は同一種類であり、上下・左右の姿勢を変えて使用している。
例えば図15に示すように、第2連動部材13における筒部13aの基端部には、ストッパー部13b及び受動部13cと直交した方向に突出する一対の突起13dを設けている一方、ベース8の底部には、第2連動部材13の突起13dを囲う一対の抱持片36aを設けており、このため、第2連動部材13は支軸36から抜け不能に保持されている。第2連動部材13は、突起13dが抱持片36aに当たらないように回動させた状態で支軸36に嵌め込み,次いで、所定の姿勢に戻し回動するという手順で取り付けられる。例えば図8に示すように、ラッチ爪11を保持するホルダー部26にも、第2連動部材13の抜けを阻止するための下向き片26aを設けている。
(7).動作・まとめ
引出し2をワゴン本体1に押し込んで各引手9,10を引いていない状態では、既述のように、第2連動部材13のストッパー部13bがラッチ爪11の基部23の後ろに位置しているため、ラッチ爪11は回動不能に保持されている。他方、図11のように、人がいずれかの引手9,10の指掛け部9a,10aに指を掛けて手前に引くと、引手9,10の動きによって第1連動部材12と第2連動部材13とがフリー姿勢に回動し、すると、ラッチ爪11はその爪部24がワゴン本体1の係合穴33から離脱可能なフリー状態になり、従って、ラッチ爪11は逃げ回動して引出し2の前進動が許容される。
本実施形態では、第2連動部材13でラッチ爪11をフリー姿勢に回動させるのではなく、第1連動部材13による規制を解除してラッチ爪11を逃げ回動可能なフリー状態に移行させる。従って、ラッチ爪11は、その爪部24の先端をワゴン本体1の内側面に当てた状態で前進動し、ワゴン本体1から外れるのと同時にばね30によって元の姿勢に戻る。
引出しを押し込むと、ラッチ爪11のうち爪部24の傾斜面24bがワゴン本体1の前端面に当たる。すると、ラッチ爪11は長穴28に沿って後退動する。すなわち、平面視の姿勢は変えずに内向きスライドする。そして、引出し2を押し込み切ると、ラッチ爪11はばね30によって外向きに前進動して爪部24の先端部が係合穴33に嵌まる。
ベース8を裏板5又は前板4に固定する手段としては、例えば、裏板5又は前板4に溶接したり曲げ形成したりしたブラケット部にビスで締結するといったことも可能であるが、本実施形態のように内側突起56と外側突起57を使用した係合手段を採用すると、取り付けを簡単に行える利点がある。ベース8の底板(背板)に抜き穴を設けることも可能であり、これにより、軽量化とコストダウンとを図ることが可能である。ベース8は前後に開口した枠構造に構成することも可能である。
なお、アッパー引手10及びサイド引手9の素材には限定はないが、樹脂の成形品を使用したり、アルミ等の軽金属のダイキャスト又は押し出し加工品を使用することができる。押し出し加工品を使用すると、引出しの大きさに応じて切断したらよいためコストを削減できる利点がある。但し、押し出し加工品は同一断面形状に製造されるので、部分的に切除する加工を加える必要がある。
(8).スリムワゴンへの対応
既述のように、通常の商品に比べて横幅が小さいスリムタイプ引出しがある。図16ではその外観の一部を示している。このスリムタイプ引出しに関しては、左右の単位ベース8′,8″を切除することで対応できる。すなわち、1種類のベース8をスタンダードタイプとスリムタイプとの両方に使用できる。
図17では、スリムタイプ引出しSに対応させるに際しての各部材の関係を示しており、左右単位ベース8′,8″は既述のVノッチ8eの箇所で切断して突き合わせるようになっている。スタンダードタイプでは、左右の単位ベース8′,8″は位置決めピン53と位置決め穴54とが嵌まっているので、片方の位置決めピン53を基準にすると、右単位ベース8″はL1の寸法だけ切除されて左単位ベース8′はL2の寸法だけ切除される。従って、ベース8、前板4,裏板5,アッパー引手10,第1連動部材12はL1+L2の寸法Lだけ左右幅が短くなる。
なお、前板4や裏板5,アッパー引手10,第1連動部材12はその性質上、スリムタイプ引出しSに対応したものを製造せねばならないが、第2連動部材13やラッチ爪11はスタンダードタイプと同じものが共用される。切除後の単位ベース8′,8″を突き合わせて連結した状態を図18で示している。
スリムタイプ引出しに対応した状態では、左右の単位ベース8′,8″を互いに端面が突き合わさった状態で裏板5にセットしてから、左右下ストッパーで囲われた部位に連結用当て板68を手前から押し込む。連結用当て板68には、位置決め突起21に嵌まる左右一対の位置決め穴68が空いているので、左右単位ベース8′,8″は左右離反不能に保持されており、その状態で、連結用当て板68の上下両端が上下係合爪20b,20aの後ろに移行する。
これにより、連結用当て板68は、左右位置決めリブ19及び位置決め突起で左右動不能に保持されつつ、上下動不能及び前向き離反不能に保持される。連結用当て板68は、単位ベース8′,8″の上下壁8a,8cによっても上下ずれ不能に保持されている。敢えて述べるまでもないが、係合爪20a,20bは、連結用当て板68の押し込みによっていったん逃げ方向に弾性変形してから戻ることで、連結用当て板68を前向き移動不能に保持する。図21に明示するように、単位ベース8′,8″の前面はその上部と下部とが連結用当て板68に当たるように、上部と下部とに前向きの段部8fを設けている。
左右の単位ベース8′,8″は前板4と裏板5とで挟まれて前後ずれ不能に保持されているので、このように端面を突き合わせて連結用当て板68を介して連結しただけであっても、単位ベース8′,8″は一体性を保持することができる。
(5).その他
本実施形態は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、単位ベースの連結手段としては、左右単位ベースを左右方向に嵌合する伸縮方式として、ピン等で連結することも可能である。この場合、伸ばした状態と縮めた状態との2つの状態においてピン等で連結可能とすることとで、切除することなくスタンダードタイプとスリムタイプとに適応させることも可能である。
ベースを左右単位ベースとその間に位置した中間単位ベースとの3つの単位ベースで構成して、スリムタイプに適応させる場合は中間単位ベースを使用せずに右単位ベースのみを使用するといったことも可能である。前後位置保持手段としては、単位ベースの上縁と下縁とにリブを設けすることも可能である。或いは、基板にボスを突設し、このボスを前板又は裏板に当接させるといったことも可能である。ベースは裏板に向けて開口させることも可能であり、この場合は、足部等の前後位置保持手段は後ろ向きに突出させたらよい。
単位ベースを切除することでスリムタイプに対応させる場合、左右の単位ベースに、切除すると互いに重なり合うリブ板を設けて、これら重なり合ったリブ板をビスやクリップ等のファスナーで固定するといったことも可能である。
適用対象はワゴンには限らず、キャビネットや机など各種の家具の引出しに適用できる。引手や連動部材、ラッチ爪の形状は様々に具体化できる。例えば、前板に引手穴に空けて、この引手穴の部位に引手を配置したものにも適用できる。
引手は回動式とすることに限らず、前後スライド式に構成することも可能である。また、実施形態のように引手を前板の外周部に近接して設ける場合、前板の外側に真横や真上に配置することも可能である。更に、引手を前板の上端部近傍のみに設けたり、前板の下端近傍に設けたり、下端部と左右両側部近傍とに設けたりすることも可能である。
本願発明は実際に引出し具体化できる。従って、産業上、利用できる。
1 ワゴン本体(家具本体)
2 引出し
4 引出し本体を構成する前板
5 引出し本体を構成する裏板
8 ベース
8′,8″ 単位ベース
9 サイド引手
10 アッパー引手
11 ラッチ爪
12 第1連動部材
13 第2連動部材
8d 前後位置保持手段の一例としての足部(突出部)
8e 調整手段としてのVノッチ
19 調整手段としての位置決めリブ
20a,20b 調整手段としての係合爪
21 調整手段としての位置決め突起
68 調整手段としての連結用当て板

Claims (4)

  1. 家具本体に前後動自在に装架された引出し本体と、前記引出し本体を前記家具本体に収納した状態に保持するラッチ装置とを有しており、
    前記引出し本体の前端部は前板と裏板とで中空に形成されている一方、
    前記ラッチ装置は、前記引出し本体の押し込み動にて前記家具本体の係合部に係合するラッチ爪と、人が操作する引手と、前記引手の動きに連動して前記ラッチ爪を前記係合部から離脱可能なフリー状態に変える連動部材とを有しており、これらラッチ爪と引手と連動部材とを、前記前板と裏板との間の中空部に配置されたベースに取り付けている構成であって、
    前記ベースは左右に分離した単位ベースから成っており、隣り合った単位ベースに、それら単位ベースを左右ずれ不能に連結する連結手段と、前記前板と裏板との間において前後動不能に保持するための前後位置保持手段とを設けている、
    引出し。
  2. 前記ベースは左右2つの単位ベースから成っており、これら左右の単位ベースに、それら左右単位ベースの手前又は後ろにおいて左右方向に延びる連動部材が回転自在に嵌まる軸受部を設けている、
    請求項1に記載した引出し。
  3. 前記各単位ベースはその背面が前記裏板に重なっており、各単位ベースに、前記前後位置保持手段として、前記前板に向けて突出する足部を設けている、
    請求項1又は2に記載した引出し。
  4. 前記ベースは左右2つの単位ベースから成っており、これら左右の単位ベースに、接続後の長さを複数段階に変更できるようにするための調整手段を設けている、
    請求項1〜3のうちのいずれかに記載した引出し。
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