JP6477759B2 - フラップ天板付家具 - Google Patents
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Description
させる連結ビーム4と、前記天板2の使用端x側の下方に配設された棚5と、前記天板2の反使用端y側の下方に配設された幕板6を具備してなる。そして、前記左右の天板支持機構3A、3Bと、これら天板支持機構3A、3B同士を結合させる連結ビーム4とを主体としてプラットフォーム化の中核となるメカユニット7が構成されている。以下、前記各構成要素について詳述する。
前記左の脚体1Aは、図1〜図9に示すように、支柱11と、この支柱11の下端部11aから使用端x側に延設された後脚12と、この後脚12よりも内側に位置させて前記支柱11の下端部11aから反使用端y側に延設された前脚13と、これら後脚12及び前脚13の先端に設けたキャスタ14とを備えてなる。
前記天板2は、図1〜図6及び図8〜図13に示すように、左右方向に細長い長方形状をなすものであり、例えば通常の木製天板と同様な構成をなしている。この天板2の下面
21における左右両端部に天板受け取付用の埋設ナット22が設けられている。そして、左右方向中央に天板たわみ防止部材8が取り付けられているとともに、前記天板2の下面21における反使用端y側に前記幕板6の支持部材である固定タイプのリンクステー91が取り付けられている。
前記左の天板支持機構3Aは、図1〜図11に示すように、前記天板2の下面21に略直交する2枚の平行な仮想隣接平面P1、P2間に、前記脚体1Aに取り付けられる軸プレート31と、この軸プレート31に軸支持され上面で前記天板2を受ける天板受け32と、この天板受け32を前記使用姿勢(U)及び前記跳ね上げ姿勢(F)に選択的にロックするためのロック爪33とを配してなるものである。すなわち、この天板支持機構3A、3Bは、前記脚体1A、1Bに取り付けられ上半にヘッド部36を有した軸プレート31と、この軸プレート31のヘッド部36に軸支持された天板受け32と、この天板受け32内に配設された天板ロック用のロック爪33とを備えたものである。
う第1、第2の係止部301、302を有した爪受け30とを備えている。すなわち、前記軸プレート31のヘッド部36は、前記使用姿勢(U)に達した天板2を上端面391により受け止めるヘッド部本体39と、このヘッド部本体39の一側に設けられ前記ロック爪33と係わり合って前記天板2を使用姿勢(U)にロックする第1の係止部301及び前記ロック爪33と係わり合って前記天板2を跳ね上げ姿勢(F)にロックする第2の係止部302を有する爪受け30とを備えたものであり、前記爪受け30の前記ロック爪33に対面する側の端縁303を、前記ヘッド部本体39の端縁392よりも奥に控えた位置に配している。
フラップ動作時にいずれの部材とも干渉することのないカバー本体343と、このカバー本体343にヒンジ342を介して蝶着された可動部341とを備えたものである。
連結ビーム4は、図1、図4〜図9、図12及び図13に示すように、横断面円形をなすパイプ素材を所定長さに切断してなるビーム本体42と、このビーム本体42内の両端近傍部に剛結された固定ナット板43とを備えたもので、前記固定ナット板43の中心に前記ボルト356が螺着されるネジ孔44が形成されている。そして、この連結ビーム4により前記左右の天板支持機構3A、3B同士を結合させることにより、前記メカユニット7が構成されている。
メカユニット7は、図1〜図13に示すように、左右に対をなす天板支持機構3A、3Bと、これら天板支持機構3A、3Bの軸プレート31、31同士を連結する前記連結ビーム4と、前記天板支持機構3A、3Bの駆動軸333、333同士を連結する操作連動ビーム71とを備えたものである。
7の外側に前記脚体1A、1Bがそれぞれ配されることになる。
前記棚5は、図1〜図4、図6及び図8〜図13に示すように、左右対をなす側フレーム51、52と、これら側フレーム51、52間に架設される横架材53とを備えたものである。前記側フレーム51、52はそれぞれ、基端部511、521を前記連結ビーム4に回動可能に支持させるとともに、先端部512、522を自由端タイプのリンクステー93を介して前記天板2の使用端x側、具体的には、天板受け32の内側の側板323に支持させたもので、その内側面に前記横架材53の端部を保持する保持孔513、523を備えている。側フレーム51、52の基端部511、521はそれぞれ、使用姿勢(U)において下方に開放された形態をなし、上側から前記連結ビーム4に対して着脱し得る形態をなしている。具体的には、前記棚5の側フレーム51、52の基端部511、521はそれぞれ、前記連結ビーム4に対して径方向から部材の一時的な弾性変形を利用して着脱し得る側面視C字形をなすものである。
前記幕板6は、図1〜図6及び図8〜図13に示すように、中空板状をなす幕板本体61と、この幕板本体61の開口端に蓋着されたエンドカバー62と、前記幕板本体61にボルト69、60を介して取着されリンクステー91、92が取り付けられる取付台座63、64とを備えたものである。具体的には、前記幕板6は、左右両端部における上縁近傍部分65に第1の取付台座63を有するとともに、左右両端部における下縁近傍部分66に第2の取付台座64を有したものであり、前記天板2に固定された第1のリンクステー91の先端部913が前記第1の取付台座63に枢着されているとともに、前記脚体1A、1Bに枢着された第2のリンクステー92の先端部923が前記第2の取付台座64に枢着されている。
られ前記ロック爪33が選択的に係わり合う第1、第2の係止部301、302を有した爪受け30とを備えているので、天板2を跳ね上げ姿勢(F)から使用姿勢(U)に向けて移動させる際における、軸プレート31のヘッド部39とロック爪33との間で指が挟まれる不具合の発生を抑制又は防止することができる。
1A、1B…脚体
114…ボルト
114a…ボルトの頭部
119…脚体の起立面(内側面)
2…天板
3A、3B…天板支持機構
31…軸プレート
32…天板受け
33…ロック爪
351…軸プレートの取付面
P1、P2…仮想隣接平面
(U)…使用姿勢
(F)…跳ね上げ姿勢
Claims (5)
- 脚体と、前記脚体上に配される天板と、この天板を前記脚体に使用姿勢から跳ね上げ姿勢までの間でフラップ動作し得るように支持させる天板支持機構とを具備してなり、
前記天板支持機構が、前記天板の下面に略直交する2枚の平行な仮想隣接平面間に、前記脚体に取り付けられる軸プレートと、この軸プレートに軸支持され上面で前記天板を受ける天板受けと、この天板受けを前記使用姿勢及び前記跳ね上げ姿勢に選択的にロックするためのロック爪とを配してなるものであり、
前記一方の仮想隣接平面に略合致させた前記軸プレートの取付面を、前記脚体の起立面に側方から当接させ、
前記取付面における上下二箇所に突設した位置決めピンを前記起立面における上下二箇所に開口させた位置決め孔にそれぞれ嵌合させ、
頭部が前記一方の仮想隣接平面と前記天板受けよりも前記天板の左右方向中央部側に位置する前記他方の仮想隣接平面との間に収まるボルトを用いて前記軸プレートを前記脚体に取り付けているものであり、
左右に対をなす前記天板支持機構を備え、これら天板支持機構と、これら天板支持機構の前記軸プレート同士を連結する連結ビームとを用いてメカユニットを構成したものであり、
前記ロック爪が係わり合う爪受けを前記軸プレートの外側に設けたものであるフラップ天板付家具。 - 前記軸プレートが、前記取付面を有した取付部と、この取付部から上方に延出し前記天板受けを軸支持するヘッド部とを備えたものであり、
前記天板受けが、前記天板の下面に取り付けられる上板と、この上板の両側縁から延出され前記ヘッド部の両側に位置する対をなす側板とを備えたものである請求項1記載のフラップ天板付家具。 - 前記ヘッド部が、前記使用姿勢に達した天板を上端面により受け止めるヘッド部本体と、このヘッド部本体の外側に設けられ前記ロック爪が選択的に係わり合う第1、第2の係止部を有した前記爪受けとを備えたものである請求項2記載のフラップ天板付家具。
- 前記天板受けの両側板間の内法寸法が、前記ヘッド部の厚み寸法にフラップ動作を許容するためのクリアランス寸法を加算した値に設定されている請求項2又は3記載のフラップ天板付家具。
- 前記メカユニットにおける両天板支持機構の天板受けにより天板の左右両端部を支持するとともに、これら両天板支持機構における軸プレートの外側に形成された取付面を左右に対をなす脚体の内側に形成された起立面にそれぞれ取り付けている請求項1、2、3又は4記載のフラップ天板付家具。
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