JP6233239B2 - フラップ天板付家具 - Google Patents
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Description
うにするには、前記各天板支持機構に、前記各脚体の支柱の内側面に取り付けられた軸プレートと、この軸プレートに軸支持された天板受けとを備えさせるとよい。
前記左の脚体1Aは、図1〜図9に示すように、支柱11と、この支柱11の下端部11aから使用端x側に延設された後脚12と、この後脚12よりも内側に位置させて前記支柱11の下端部11aから反使用端y側に延設された前脚13と、これら後脚12及び前脚13の先端に設けたキャスタ14とを備えてなる。
前記天板2は、図1〜図6及び図8〜図13に示すように、左右方向に細長い長方形状をなすものであり、例えば通常の木製天板と同様な構成をなしている。この天板2の下面21における左右両端部に天板受け取付用の埋設ナット22が設けられている。そして、左右方向中央に天板たわみ防止部材8が取り付けられているとともに、前記天板2の下面21における反使用端y側に前記幕板6の支持部材である固定タイプのリンクステー91が取り付けられている。
前記左の天板支持機構3Aは、図1〜図11に示すように、前記天板2の下面21に略直交する2枚の平行な仮想隣接平面P1、P2間に、前記脚体1Aに取り付けられる軸プレート31と、この軸プレート31に軸支持され上面で前記天板2を受ける天板受け32と、この天板受け32を前記使用姿勢(U)及び前記跳ね上げ姿勢(F)に選択的にロックするためのロック爪33とを配してなるものである。すなわち、この天板支持機構3A、3Bは、前記脚体1A、1Bに取り付けられ上半にヘッド部36を有した軸プレート31と、この軸プレート31のヘッド部36に軸支持された天板受け32と、この天板受け32内に配設された天板ロック用のロック爪33とを備えたものである。
び前記ロック爪33と係わり合って前記天板2を跳ね上げ姿勢(F)にロックする第2の係止部302を有する爪受け30とを備えたものであり、前記爪受け30の前記ロック爪33に対面する側の端縁303を、前記ヘッド部本体39の端縁392よりも奥に控えた位置に配している。
22、323の先端縁間に蓋着される帯板状のもので、両側縁に前記両側板322、323の内側面に当接する取付片344を備えている。取付片344は、側板322、323に添接する側の面に突起345を備えており、その突起345を部材の一時的な弾性変形を利用して前記側板322、323に設けた取付孔327に係わり合わせることができるようになっている。
連結ビーム4は、図1、図4〜図9、図12及び図13に示すように、横断面円形をなすパイプ素材を所定長さに切断してなるビーム本体42と、このビーム本体42内の両端近傍部に剛結された固定ナット板43とを備えたもので、前記固定ナット板43の中心に前記ボルト356が螺着されるネジ孔44が形成されている。そして、この連結ビーム4により前記左右の天板支持機構3A、3B同士を結合させることにより、前記メカユニット7が構成されている。
メカユニット7は、図1〜図13に示すように、左右に対をなす天板支持機構3A、3Bと、これら天板支持機構3A、3Bの軸プレート31、31同士を連結する前記連結ビーム4と、前記天板支持機構3A、3Bの駆動軸333、333同士を連結する操作連動ビーム71とを備えたものである。
前記棚5は、図1〜図4、図6及び図8〜図13に示すように、左右対をなす側フレー
ム51、52と、これら側フレーム51、52間に架設される横架材53とを備えたものである。前記側フレーム51、52はそれぞれ、基端部511、521を前記連結ビーム4に回動可能に支持させるとともに、先端部512、522を自由端タイプのリンクステー93を介して前記天板2の使用端x側、具体的には、天板受け32の内側の側板323に支持させたもので、その内側面に前記横架材53の端部を保持する保持孔513、523を備えている。側フレーム51、52の基端部511、521はそれぞれ、使用姿勢(U)において下方に開放された形態をなし、上側から前記連結ビーム4に対して着脱し得る形態をなしている。具体的には、前記棚5の側フレーム51、52の基端部511、521はそれぞれ、前記連結ビーム4に対して径方向から部材の一時的な弾性変形を利用して着脱し得る側面視C字形をなすものである。
前記幕板6は、図1〜図6及び図8〜図13に示すように、中空板状をなす幕板本体61と、この幕板本体61の開口端に蓋着されたエンドカバー62と、前記幕板本体61にボルト69、60を介して取着されリンクステー91、92が取り付けられる取付台座63、64とを備えたものである。具体的には、前記幕板6は、左右両端部における上縁近傍部分65に第1の取付台座63を有するとともに、左右両端部における下縁近傍部分66に第2の取付台座64を有したものであり、前記天板2に固定された第1のリンクステー91の先端部913が前記第1の取付台座63に枢着されているとともに、前記脚体1A、1Bに枢着された第2のリンクステー92の先端部923が前記第2の取付台座64に枢着されている。
Q…他の家具
1A、1B…脚体
11…支柱
110…支柱の外側面
12…後脚
122…後脚の外側面
13…前脚
2…天板
3A、3B…天板支持機構
P1、P2…仮想隣接平面
x…使用端
y…反使用端
(U)…使用姿勢
(F)…跳ね上げ姿勢
Claims (5)
- 左右対をなす脚体と、これら脚体上に配される天板と、この天板を前記各脚体にフラップ動作可能に支持させる左右対をなす天板支持機構とを具備してなり、
前記各脚体が、支柱と、この支柱の下端部から使用端側に延設された後脚と、前記後脚と一体に作られ前記支柱の下端部から反使用端側に延設された前脚とを備え、前記天板を跳ね上げた状態で前記両脚体の後脚間に同一構造をなす他の家具の左右の前脚を侵入させてスタッキングさせ得るようにしたものであり、
前記各脚体において、前記支柱の外側面と前記後脚の外側面とを略面一に連続させたものであり、
前記前脚が、前記支柱及び前記後脚よりも内側に偏位させて設けてあり、前記後脚の基端側に前記支柱の下端に嵌合する嵌合部を有しており、
前記支柱の下端が下向きに開口したものであることを特徴とするフラップ天板付家具。 - 前記各天板支持機構が、前記各脚体の支柱の内側面に取り付けられた軸プレートと、この軸プレートに軸支持された天板受けとを備えたものである請求項1記載のフラップ天板付家具。
- 前記左右の天板支持機構同士を連結ビームにより結合してなるメカユニットを備えており、そのメカユニットの外側に前記脚体がそれぞれ配されている請求項1又は2記載のフラップ天板付家具。
- 前記軸プレートがその上半に前記天板受けを軸支持するヘッド部を有し、前記天板受けが前記ヘッド部の両側に位置して対をなす側板を有する請求項2記載のフラップ天板付家具。
- 前記左右の脚体の後脚が、使用端に近づくにつれ互いに離間しているものであり、
前記前脚が前記後脚の前記嵌合部を介して前記支柱の下端部に取り付けられているものであり、前記後脚が前記前脚よりも長い寸法に設定されたものである請求項1、2、3又は4記載のフラップ天板付家具。
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